JPH0530448Y2 - - Google Patents

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JPH0530448Y2
JPH0530448Y2 JP1986173691U JP17369186U JPH0530448Y2 JP H0530448 Y2 JPH0530448 Y2 JP H0530448Y2 JP 1986173691 U JP1986173691 U JP 1986173691U JP 17369186 U JP17369186 U JP 17369186U JP H0530448 Y2 JPH0530448 Y2 JP H0530448Y2
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    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B31/00Swimming aids
    • A63B31/08Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs
    • A63B31/10Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs held by, or attachable to, the hands or feet
    • A63B31/11Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs held by, or attachable to, the hands or feet attachable only to the feet
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水中フインのバンド取付部材に係り、
更に詳しくは、水中フイン本体に足を固定する為
のバンド取付部材であつて、上記バンドの端部を
締まり方向には、自由に引つ張ることができるよ
うにしながら、緩み方向にはしつかりとロツクす
ることが出来る様な機構を備えながら部品交換時
には容易に分解、組立てが行なえるようにした水
中フインのバンド取付部材に関する。
〔従来の技術〕
周知の通り、水中フインに於いては水中フイン
の足通し部の一方の側部と他方の側部に夫々バン
ド取付部材を取着し、これらのバンド取付部材で
バンドの一方と他方の端部近傍をロツクしたり、
アンロツクしたりしている。
近時、この種のバンド取付部材に関しては、水
中フインを足にしつかりと固定する場合には、バ
ンドの端部を締まり方向には自由に引つ張ること
が出来る様にしながら、バンドの緩み方向にはし
つかりとロツク出来る様にし、陸上とは環境の異
なる水中での作業中に於いてもバンドが緩んで水
中フインが足からはずれることのないようにし、
又水中フインを脱ぐ場合は簡単にバンドを緩める
ことが出来るようにした、以下のバンド取付部材
が提案されてる。
即ち、このバンド取付部材は、本体枠の左右両
壁に2本の平行軸を横架し、夫々の軸を本体枠の
左右壁の外側で夫々の軸を別々にEクリツプにて
上記本体枠に固定し、更に上記2本の軸のうち一
方の軸に軸支されるバンドロツク板を設け、該板
には等間隔に段部を配設したベルトを他方の軸に
巻回した時に、このベルトの段部に係合する爪部
を形成し、他方ベルトの段部をテーパ状に形成す
ることにより、上記爪部とベルト段部がベルト締
まり方向にベルト引つ張ると係合が解け、自由に
締めつけることができるが逆に引つ張つても係合
が解けないでベルトが緩まない様にし、特にフイ
ンを足からはずす場合には上記爪部とベルト段部
の係合を自由に解きベルトの緩み方向に引つ張る
ことができる様にしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のとおり、従来の水中フインのバンド取付
部材は、水中作業中でもバンドの一端を締まり方
向に引つ張るのみでしつかりとフインが足に固定
され、バンドの緩みもなく、又陸上でフインを脱
ぐ時でも極めて簡単に行える秀れたものである。
ところで上記水中フインのバンドは主にゴム等
樹脂製のものが採用されており、この種のバンド
は締め、緩め等繰り返し使用されるにつれ疲労
し、水中に於ける使用が多いいのでなおさらであ
る。従つて疲労によるバンドの損傷を来たす以前
にバンドを交換する必要がある。又水中作業、特
に海底では岩等によつてバンドの損傷強いては破
断が生ずることも考えられ、このような事態に於
いては安全上、すぐにバンドを交換しなければな
らない。
而して、上記従来のバンド取付部材に於いてバ
ンドを交換する際には、本体枠に固定されている
軸をはずして分解し、即ち軸のEクリツプを工具
を用いて外し、次にピンをはずして分解し、バン
ドを交換した後は再び軸を本体枠に挿通して工具
を用いてEクリツプにて固定するようになつてい
る。
上述のとおり、2本の軸は夫々別々に小さなE
クリツプで固定されているものであり、この様な
Eクリツプをひとつずつはずす、又とりつける作
業は面倒なだけでなく困難であり、バンドの交換
を工具なしで思うように行うことが難しかつた。
従つて分解、組立ての際の軸の着脱が容易に行
え、もつてバンドの交換が迅速に容易に伝えるよ
うな改善が求められていた。又、上記Eクリツプ
は本体枠の外部に設けられているため、水中作業
中に損傷を受け易く、Eクリツプの損傷によつて
軸の固定が損なわれて、抜け落ち、その結果取付
部材の機能が働かなくなるといつた危険な事態も
起り得るので、上記軸の固定手段の改善も求めら
れていた。
従つて本考案の目的とするところは、従来の水
中フインのバンド取付部材の長所を損なうことな
く、問題点を解決してより秀れたバンド取付部材
を提供するにあり、具体的には、バンド交換の
際に容易に且つ迅速に軸の分解、組立てができ、
又分解、組立てが容易である一方、本体枠への
固定がしつかりした水中フインのバンド取付部材
を提供するにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は上記問題点を解決するため、以下の技
術的手段を講じたものである。即ち、水中フイン
足通部3の一方の側部4と他方の側部5に掛けて
足を固定する為のバンド6を取りつけるためのも
のであつて、本体枠9内に、バンド6を巻回する
為の一方の軸ピン10と、スプリング25により
常時閉方向に付勢されつつ上記バンド6の締め方
向Y、緩め方向Zによつてバンドをロツク又はア
ンロツクするロツク部材20を軸支する為の他方
の軸ピン11を有し、一方と他方の軸ピン10,
11を本体枠9に固定して成る水中フイン2のバ
ンド取付部材に於いて、上記一方と他方の軸ピン
10,11の支持固定手段として一方と他方の軸
ピン10,11を本体枠9に挿通した時に、本体
枠9と上記ロツク部材20との隙間30の位置す
る上記軸ピン10,11の夫々の位置に溝10
a,11aを形成し、この一方の軸ピンの溝10
aと他方の軸ピン11の溝11aの双方に嵌合す
ると共に、本体枠9とロツク部材20との隙間3
0から着脱可の単一ピン止め板31を設けたもの
である。そして更に、上記ピン止め板31の一方
側には、上記他方の軸ピン11の径より小径の穴
37が穿成され、この穴37は上記ピン止め板3
1の周縁36と切欠部38で連通しており、他方
側には、上記一方の軸ピン10の径より大きい径
の穴33と小さい径の穴32が穿成され、この大
小の穴33、32は切欠部34で連通しており、
更に上記小穴32は上記ピン止め板31の周縁3
6とも切欠部35で連通していて、上記一方側の
切欠部38と他方側の切欠部34,35は夫々、
上記ピン止め板31を引き抜く方向Xに対して上
記他方側の切欠部34,35は反対方向に形成さ
れ、一方側の切欠部38は真横方向に形成されて
いる。
〔作用〕
従つてバンドを交換する等取付部材を分解する
場合には、上記取付部材の本体枠9とロツク部材
20との隙間30で上記一方と他方の軸ピン1
0,11にはめられているピン止め板31をひき
抜く。すると他方の軸ピン11にはまつている方
の切欠部38は、引き抜く方向Xに対して真横方
向に形成されているのでピン止め板31の一方側
は他方の軸ピン11からはずれないが、一方の軸
ピン10のはまつている方の切欠部34,35
は、引き抜く方向Xに対して反対方向に形成され
ているので、ピン止め板31の他方側は一方の軸
ピン10からはずれる。他方側のみ自由となつた
ピン止め板31は他方の軸ピン11を支点として
回動する。この回動に伴い、一方側の切欠部37
が引き抜く方向Xと反対方向に位置するようにな
り、その結果ピン止め板31の上記一方側も他方
の軸ピン11からはずれる。ピン止め板31が完
全に引き抜かれると、上記一方と他方の軸ピン1
0,11は何ら支持固定されないので本体枠9か
ら抜け落ちる。従つてロツク部材20及びバンド
6の着脱が自由となる。このように単一のピン止
め板31を単に引き抜くのみで2本の軸ピン1
0,11の抜き取り本体の分解が容易に行なえ
る。
又、組立ての場合には、一方と他方の軸ピン1
0,11を夫々位置に挿通させる。この場合軸ピ
ン10,11は何ら固定支持されていないので手
で押さえておく。そして上記ピン止め板31の一
方側をまず本体枠9とロツク部材20の隙間30
に差し込み、一方側の切欠部38を他方の軸ピン
11にはめる。ピン止め板31はこの他方の軸ピ
ン1111を支点として回動自在となり、故にピ
ン止め板31の他方側は上記他方の軸ピン11に
案内されて一方の軸ピン10に確実に達する。そ
こでピン止め板31を圧入すると、ピン止め板3
1の他方側の切欠部34,35は連通する穴3
2,33の弾力性により、拡開されて、一方側の
軸ピン10にはまる。分解同様簡単である。ピン
止め板31は本体枠9とロツク部材20との隙間
30にはさまれているだけでなく、小径の穴3
2,37により、軸ピン10,11の溝10a,
11aに圧接しているため引き抜かない限り脱落
しないし、又、本体枠9の内部に位置する為に、
損傷を受けることもなく、しつかりと軸ピン1
0,11を支持固定する。
〔実施例〕
以下本考案の好適なる実施例を添付図面第1図
〜第6図に従い説明する。
第1図[A]及び[B]に於いて、1は取付部
材本体を示し、水中フイン2の後部7に形成され
ている足通部3の一方の側部4と他方の側部5に
夫々固着されており、足を水中フイン2に固定す
る為のバンド6を取付ける為のものである。
第2図に於いて9は上記取付部材本体1を構成
する本体枠を示し、該本体枠9は第5図に示す様
に横断面略凹字状に形成する。
該本体枠9の左右壁面9a,9aにバンド6を
巻回する為の一方の軸ピン10及びバンド6をロ
ツク/アンロツクする部材を軸支する為の他方の
軸ピン11を夫々挿通する為の軸ピン挿通穴1
2,12,13,13を穿成し、該挿通穴12,
12,13,13に上記一方と他方の軸ピン1
0,11を夫々挿通する。
バンド6を本体1に導入するため、該軸ピン1
0に回転部材15を装着し、上記本体枠9の一方
のバンド巻回用軸ピン10の存する側に一方のバ
ンド通し口16と他方のバンド通し口17を形成
し、一方のバンド通し口16からバンド6を本体
枠1内に導入し、上記一方のバンド巻回用軸ピン
10及び回転部材15に巻回して、上記他方のバ
ンド通し口17に導出する。
上記のとおり導入されたバンド6をロツク/ア
ンロツクするため、上記他方の軸ピン11に揺動
自在に軸支されるロツク部材20を設ける。該ロ
ツク部材20は水中フイン2の後部7方向に向け
られた端部に本体枠9の内部に向かつて凸字状し
たロツク爪21を有し、該ロツク爪21はロツク
部材20の後端側22と上記本体枠9の底面9b
との間に配設されたスプリング25によつて常時
本体枠9の底面9bに向かう下方に付勢されてい
る。又バンド6にはテーパー状の段部6′が等間
隔に配設されている。
ところで上記一方と他方の軸ピン10,11を
本体枠9に固定するため先ず上記一方と他方の軸
ピン10,11に夫々溝10a,11aを形成
し、該溝10a,11aは第4図に示す様に一方
と他方の軸ピン10,11を本体枠9に挿通した
時に、本体枠9とロツク部材20との隙間30に
位置する様に形成する。
次に第5図に示す様に上記本体枠9とロツク部
材20との隙間30に存して上記一方と他方の軸
ピン10,11の溝10a,11aの双方に嵌合
し、軸ピンを支持固定する単一のピン止め板31
を設ける。該ピン止め板31は上記一方と他方の
軸ピン10,11に着脱できる様に形成し、具体
的には以下のとおり形成する。
即ち、第6図に示す様に、ピン止め板31の他
方側に一方の軸ピン10の溝10aに嵌合する一
方の軸ピン10の径より小径の穴32と、大径の
穴33を穿成し、該小径穴32と大径穴33を切
欠部34で連通させると共に、更に上記小径穴3
2を切欠部35によりピン止め板31の周縁36
とも連通させ、ピン止め板31の一方側には上記
他方の軸ピン11の径より小径の穴37を穿成
し、該小径穴37を切欠部38により上記ピン止
め板31の周縁36と連通させる他、上記他方側
に設けた切欠部34,35及び一方側に設けた切
欠部38は夫々矢示Xで示すピン止め板31を引
き抜く方向に対して、上記他方側に設けた切欠部
34,35は反対方向に形成し、一方側に設けた
切欠部38は真横方向に形成する。
又、上記他方と一方の小径の穴32及び37と
ピン止め板31の周縁36とを連通する夫々の切
欠部35及び38は、周縁36に向つて序々に増
幅するように形成する。
又このピン止め板31は上述した様に本体枠9
とロツク部材20との隙間30に存する様に構成
したので、引き抜く際の便を考慮しつまみ片39
が設けられている。上記の構造を有する取付部材
本体1を水中フイン2に取着するには、予め水中
フイン2の一方と他方の側部4,5に穴を穿けて
おき、この穴に足通部3の内側からネジ受け部材
51を挿入し、他方本体枠9の底面9bに取付穴
50を穿け、ワツシヤー板52を介してネジ53
を上記ネジ受け部材51に螺子締めする。
上記実施例の動作を以下説明する。
バンドを交換する等取付部材を分解する場合に
は、上記取付部材の本体枠9とロツク部材20と
の隙間30で、上記一方と他方の軸ピン10,1
1にはめられているピン止め板31を引抜く。す
ると他方の軸ピン11にはまつている方の切欠部
38は、引き抜く方向Xに対して真横方向に形成
されているのでピン止め板31の一方側は他方の
軸ピン11からはずれないが、一方の軸ピン10
のはまつている方の切欠部34,35は、引き抜
く方向Xに対して反対方向に形成されているの
で、ピン止め板31の他方側は一方の軸ピン10
からはずれる。
第7図に示すように他方側のみ自由となつたピ
ン止め板31は他方の軸ピン11を支点として回
動する。この回動に伴い、一方側の切欠部38が
引き抜く方向Xと反対方向に位置するようにな
り、その結果ピン止め板31の上記一方側も他方
の軸ピン11からはずれる。ピン止め板31が完
全に引き抜かれると、上記一方と他方の軸ピン1
0,11は何ら支持固定されないので本体枠9か
ら抜け落ちる。従つてロツク部材20及びバンド
6の着脱が自由となる。このように単一のピン止
め板31を単に引き抜くのみで2本の軸ピン1
0,11の抜き取り、本体の分解が容易に行なえ
る。
又、組立ての場合には、一方と他方の軸ピン1
0,11を夫々の位置に挿通させる。この場合、
軸ピン10,11は何ら固定支持されていないの
で手で押さえておく。そして上記ピン止め板31
の一方側をまず本体枠9とロツク部材20の隙間
30に差し込み、一方側の切欠部38を他方の軸
ピン11にはめる。ところで軸ピン10,11に
夫々嵌合する一方側の小径穴32と他方側の小径
穴37がピン止め板31の周縁36と夫々連通す
る切欠部35及び38は周縁に向かつて次第に増
幅して形成されているので切欠部35,38に達
する夫々の軸ピン10,11は円滑に上記小径の
穴32,37に嵌合される。そしてピン止め板3
1はこの他方の軸ピン11を支点として回動自在
となり、故にピン止め板31の他方側は上記他方
の軸ピン11に案内されて一方の軸ピン10に確
実に達する。そこでピン止め板31を圧入する
と、ピン止め板31の他方側の切欠部34,35
は連通する穴32,33の弾力性により、拡開さ
れて、他方側の軸ピン10にはまる。ピン止め板
31は本体枠9とロツク部材20との間30には
さまれているだけでなく、小径の穴32,37に
より、軸ピン10,11の溝10a,11aに圧
接しているため引き抜かない限り脱落しないし、
又、本体枠9の内部に位置する為に、損傷を受け
ることもなく、しつかりと軸ピン10,11を支
持固定する。
ところでバンド6には等間隔に配されたテーパ
ー段部6′が形成されており、ロツク部材20の
ロツク爪21はバネ25により常に下方に付勢さ
れているのでロツク爪21は、上記バンド6のテ
ーパー段部6′に圧接しつつ係合する。従つて第
3図の矢示Yで示すバンド6の締まり方向にバン
ド6を引つ張るとロツク爪21とテーパー段部
6′の係合が解かれ、ロツク爪21は次のテーパ
ー段部6′と係合するが矢示Zで示す緩み方向へ
引つ張つてもロツク爪21とテーパー段部6′と
の係合は解かれないのでバンド6はロツクされ
る。従つてバンド6は締まり方向Yにのみ引つ張
ることができる。バンド6を緩めるときは、ロツ
ク部材20の後端部22を下方に押してバネ25
によつてロツク爪21が付勢されないようにしつ
つロツク爪21をバンド6より離してロツク爪2
1をテーパー段部6′の係合を解いてやればよい。
〔考案の効果〕
以上のことから判るとおり、本考案によれば、
従来の水中フインのバンド取付部材に於ける分
解、組立てのわずらわしさを解消した有益なる水
中フインのバンド取付部材を提供することができ
る。
より具体的には、バンド取付部材を構成するバ
ンド巻回用軸ピン、ロツク部材軸支用軸ピンを
夫々1本毎に小さなEクリツプで固定、支持する
のではなく、単一のピン止め板を用いて一度に双
方の軸ピンを支持、固定出来る様にし、而も何ら
工具を要することなく、ピン止め板の着脱が行え
る様にしたので、バンド交換等の際の取付部材の
分解、組立てに係る軸ピンの支持固定、或いは軸
ピンの抜きはずしの手間が軽減出来る。
その上、上記ピン止め板の形状を、該ピン止め
板の一方側には、上記一方の軸ピンの径より小径
の穴が穿成され、この穴は上記ピン止め板の端部
と切欠部で連通しており、他方側には、上記他方
の軸ピンの径より大きい径の穴と小さい径の穴が
穿成され、この大小の穴は切欠部で連通してお
り、更に上記小穴は上記ピン止め板の周縁とも切
欠部で連通していて、上記一方側の切欠部と他方
側の切欠部は夫々、上記ピン止め板を引き抜く方
向に対して上記他方側の切欠部は反対方向に形成
され、一方側の切欠部は真横方向に形成されてい
るものであると設定することにより、ピン止め板
の一方側を一方の軸ピンに嵌合すればピン止め板
は回動自在となり、ピン止め板の他方側は上記一
方の軸ピンに案内されて確実に他方の軸ピンに会
合するからピン止め板を確実に且つ容易に双方の
軸ピンに嵌合させることが出来、而もピン止め板
の他方側の大小の連通する穴により、小径の穴に
嵌合した他方側の軸ピンを大径の穴の拡開弾力性
にりしつかりと保持することが出来るから、この
ピン止め板は引き抜かない限り抜落ちることはな
く信頼性の向上を達成することが出来る。又、ピ
ン止め板の着脱位置を従来の様な取付部材の本体
枠の外部でなく、本体枠の内部、即ち本体枠とロ
ツク部材との間に設定することによりピン止め板
の外力による損傷を防止出来、故に軸ピンの支持
固定を適正に行なわしむることが出来る。
この様に本考案は多くの効果を有し、実用上有
益なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は実施例図であつて、第1図
[A]は水中フインにバンド取付部材を取着した
状態を示す水中フインの平面図、第1図[B]は
バンド取付部材を拡大した水中フインの側面図、
第2図はバンド取付部材の分解図、第3図は第1
図[B]のバンド取付部材のA−A線断面図、第
4図はピン止め板装着以前の状態を示す同B−B
線断面図、第5図はピン止め板装着後の状態を示
す同B−B線断面図、第6図は、ピン止め板の平
面図、第7図はピン止め板の片側を引き抜いた状
態を示す第1図[B]のバンド取付部材のC−C
線断面図である。又、図中の符号について、 1……バンド取付部材本体、2……水中フイ
ン、6……バンド、9……本体枠、10……一方
の軸ピン、10a……一方の軸ピンの溝、11…
…他方の軸ピン、11a……他方の軸ピンの溝、
20……ロツク部材、25……スプリング、30
……本体枠とロツク部材との隙間、31……ピン
止め板、32……ピン止め板の他方側の小径穴、
33……大径穴、34……小径穴と大径穴を連通
させる切欠部、35……ピン止め板の他方側の小
径穴とピン止め板の周縁を連通させる切欠部、3
6……ピン止め板の周縁、37……ピン止め板の
一方側の小径穴、38……一方側の小径穴と周縁
を連通させる切欠部、X……ピン止め板の引き抜
き方向、Y……バンド締め方向、Z……バンド締
め方向、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水中フイン足通部3の一方の側部4と他方の
    側部5に掛けて足を固定する為のバンド6を取
    りつけるためのものであつて、本体枠9内に、
    バンド6を巻回する為の一方の軸ピン10と、
    スプリング25により常時閉方向に付勢されつ
    つ上記バンド6の締め方向Y、緩め方向Zによ
    つてバンドをロツク又はアンロツクするロツク
    部材20を軸支する為の他方の軸ピン11を有
    し、一方と他方の軸ピン10,11を本体枠9
    に固定して成る水中フイン2のバンド取付部材
    に於いて、上記一方と他方の軸ピン10,11
    の支持固定手段として一方と他方の軸ピン1
    0,11を本体枠9に挿通した時に、本体枠9
    と上記ロツク部材20との隙間30に位置する
    上記軸ピン10,11の夫々の位置に溝10
    a,11aを形成し、この一方の軸ピン10の
    溝10aと他方の軸ピン11の溝11aの双方
    に嵌合すると共に、本体枠9とロツク部材20
    との隙間30から着脱可の単一のピン止め板3
    1を設けたことを特徴とする水中フインのバン
    ド取付部材。 該ピン止め板31の一方側には、上記他方の
    軸ピン11の径より小径の穴37が穿成され、
    この穴37は上記ピン止め板31の周縁36と
    切欠部38で連通しており、他方側には、上記
    一方の軸ピン10の径より大きい径の穴33と
    小さい径の穴32が穿成され、この大小の穴3
    3、32は切欠部34で連通しており、更に上
    記小穴32は上記ピン止め板31の周縁36と
    も切欠部35で連通していて、上記一方側の切
    欠部38と他方側の切欠部34,35は夫々、
    上記ピン止め板を引き抜く方向Xに対して上記
    他方側の切欠部34,35は反対方向に形成さ
    れ、一方側の切欠部38は真横方向に形成され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の水中フインのバンド取付部材。
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JPS6379954U (ja) 1988-05-26

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