JP5181995B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ機又はこれらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置に用いられる現像装置に関し、特に、一成分現像装置におけるトナーのこぼれや飛散を抑制する技術に関する。また、本発明は現像装置を備えた画像形成装置にも関係している。
トナー像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ機又はこれらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置では、通常、露光プロセスにて感光体のような静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、現像プロセスにてこの静電潜像を現像して可視トナー像を形成し、転写プロセスにてこの可視トナー像を記録紙等の記録媒体に転写し、或いは一旦中間転写ベルト等の中間転写体に1次転写しこの中間転写体から記録媒体に2次転写し、定着プロセスにてこのように記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着させることができる。
現像プロセスにおいては、例えば静電潜像担持体であるドラム型感光体と現像剤担持体である現像ローラをある一定の間隔を維持して担持し、現像ローラとドラム型感光体との間に電界を形成して、現像ローラ上の現像剤であるトナーをドラム型感光体上の静電潜像に飛翔させ顕像化するという、いわゆる非接触方式の現像が行なわれることがある。このような非接触方式の現像では、ドラム型感光体と現像ローラの間隔を精度良く維持することが重要であった。
このため、所定の間隙分だけ現像ローラより半径を大きくしたコロ等のスペーサを現像ローラ両端部に担持させ、ドラム型感光体外周上に突き当てる方法や、ドラム型感光体を支持する筐体に当接部材を設け、現像ローラ外周面に当接させる方法等が実施されている。
このような画像形成装置においては、現像剤であるトナーを現像ローラに供給したり、トナーを現像ローラ上に均一に薄層塗布したりするため、トナー供給ローラや薄層形成ブレードを現像ローラに当接させている。このため、トナー供給ローラ及び薄層形成ブレードの当接圧により、現像ローラがドラム型感光体の方向へ押され、現像ローラに反りが発生し、所定の間隙が維持できなくなる。その結果、現像ローラの中央部と両端部で現像濃度の差異を生じるという問題が発生する。
この問題を解決する方法として、現像ローラを逆クラウン形状(回転軸方向における中央部分が凹んだ形状)にすることが挙げられる。例えば、特開平6−258933号公報(特許文献1)は、少なくとも現像ユニットと像担持体とを具備し、さらに現像ユニットには、少なくとも現像剤担持体と、現像剤担持体を回転可能に担持する現像容器と、上記現像剤担持体に当接する当接部材を具備する画像形成装置において、上記当接部材の当接圧により上記現像剤担持体に変形が生じた際に、像担持体周面と、これと対向する現像剤担持体周面との距離が全域に亘り所定の値となるように、像担持体あるいは現像剤担持体周面の中央部が凹あるいは凸形状に形成されていることを特徴とする画像形成装置を開示する。
特許文献1に開示された画像形成装置によると、現像剤担持体または像担持体の中央部は、凸または凹形状となっており、現像剤担持体に当接する当接部材の当接圧Pにより現像剤担持体に変形が発生したときに、像担持体周面と現像剤担持体周面との距離を全域に亘り所定の値とすることができる。
特開平6−258933号公報
ところで、逆クラウン形状の現像ローラにおいて、この逆クラウン形状の起点(始点)においては曲率の変化が大きく、薄層形成ブレードが弾性材で形成されていたとしても薄層形成ブレードとの当接状態が不安定になり隙間ができることがある。この問題は、現像ローラに弾性ゴムローラ(芯金に弾性ゴム層を周設したローラ)を使用した場合に発生するのみならず、例えば中空アルミブラストローラ(ショットブラスト法により表周面に凹凸を形成してトナー搬送性を向上させたアルミニウム主体の芯金のない中空金属ローラ)を採用した場合において特に顕著になることがある。逆クラウン形状の起点(始点)が画像形成領域内(トナー薄層領域内)に存在して、このような隙間ができると、薄層形成ブレードからトナーがこぼれたり、現像ローラに当接されていることがある除電部材からトナーが飛散したり、現像ローラ両端部に対して配置されているトナーシール部材によるトナー漏れ防止が不十分になったりする。
しかしながら、上述した特許文献1においては、このような逆クラウン形状に伴う薄層形成ブレードと現像ローラとの当接状態が不安定になることをなんら考慮していない。このため、特許文献1に開示された画像形成装置では、トナーが画像形成装置の内部にこぼれたり飛散したり漏れたりして、ひいては画像形成装置の内部を汚してしまう。
そこで本発明は、静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像してトナー像を形成できる画像形成装置において、静電潜像の現像に用いる一成分現像装置であって、回転駆動される現像剤担持ローラ及びこのローラに当接されるトナー薄層形成部材を含んでおり、このローラは回転軸方向における中央部分が凹んだ逆クラウン形状に形成されている現像装置であって、現像剤担持ローラとドラム型感光体の間隙を一定に維持し良好に画像形成しつつ、現像剤担持ローラが逆クラウン形状であってもトナーがこぼれたり飛散したり漏れたりすることを抑制して画像形成装置の内部が汚れてしまうことを抑制することができる、現像装置を提供することを第1の課題とする。
また本発明は、静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であって、現像剤担持ローラとドラム型感光体の間隙を一定に維持し良好に画像形成しつつ、現像剤担持ローラが逆クラウン形状であってもトナーがこぼれたり飛散したり漏れたりすることによる画像形成装置の内部汚れを抑制することができる、画像形成装置を提供することを第2の課題とする。
第1の課題を解決するため本発明は次の現像装置を提供する。
静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像してトナー像を形成できる画像形成装置において、静電潜像の現像に用いる一成分現像装置であって、回転駆動される現像剤担持ローラ及びローラに当接されるトナー薄層形成部材を含んでおり、ローラは回転軸方向における中央部分が凹んだ逆クラウン形状に形成されており、
トナー薄層形成部材により形成されるトナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点位置がある現像装置。
この現像装置においては、現像剤担持ローラが逆クラウン形状を有しており、この逆クラウン形状の起点(始点)においては曲率の変化が大きく、トナー薄層形成部材と現像剤担持ローラとの当接状態が不安定になり隙間ができている。しかしながら、この逆クラウン形状の起点は、トナー薄層領域外に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側(端部側)に、逆クラウン形状の起点位置が存在する。トナー薄層領域においては、トナー薄層形成部材と現像剤担持ローラとの当接状態が安定しているので(当接ニップ状態が安定しているので)、トナー薄層形成部材からトナーがこぼれることを抑制できる。
上記の本発明に係る現像装置では、現像トナー薄層形成部材は、現像剤担持ローラの回転軸に沿って設けられた平板状の部材として、ローラの両端部には回転軸方向に幅があるトナーシール部材を当接させ、ローラ両端部のトナーシール部材よりも中央部分において、トナー薄層形成部材によりトナー薄層領域を形成させる。
現像剤担持ローラの回転軸に沿って、ローラの中央部分から各端部に向けて、トナーシール部材のローラ中央側端部、逆クラウン形状の起点位置をこの順序で配置する。
この現像装置によると、現像剤担持ローラの中央部分から各端部に向けて、トナーシール部材の中央側端部、逆クラウン形状の起点位置の順で配置されている。また、両端部のトナーシール部材よりも中央部分において、トナー薄層形成部材によりトナー薄層領域が形成される。これらのことから、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側(端部側)に、逆クラウン形状の起点位置が存在することになる。トナー薄層領域においては、トナー薄層形成部材と現像剤担持ローラとの当接状態が安定しているので、トナー薄層形成部材からトナーがこぼれることを抑制できる。
さらに、現像剤担持ローラの回転軸に沿って、ローラの中央部分から各端部に向けて、トナーシール部材のローラ中央側端部、逆クラウン形状の起点位置、トナー薄層形成部材の外側端部をこの順序で配置する。
この現像装置によると、現像剤担持ローラの中央部分から各端部に向けて、トナーシール部材の中央側端部、逆クラウン形状の起点位置、トナー薄層形成部材の外側端部の順で配置されている。また、両端部のトナーシール部材よりも中央部分において、トナー薄層形成部材によりトナー薄層領域が形成される。これらのことから、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側(端部側)に、逆クラウン形状の起点位置が存在することになる。トナー薄層領域においては、トナー薄層形成部材と現像剤担持ローラとの当接状態が安定しているので、トナー薄層形成部材からトナーがこぼれることを抑制できる。
現像剤担持ローラ表面にはローラ一端部から他端部まで微細凹凸加工を施すこともできる。
現像剤担持ローラの回転軸に沿って、ローラの中央部分から各端部に向けて、トナーシール部材の中央側端部、微細凹凸加工の起点位置、逆クラウン形状の起点位置、トナー薄層形成部材の外側端部をこの順序で配置することもできる。
この現像装置によると、微細凹凸加工が施された現像剤担持ローラの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材の中央側端部、微細凹凸加工の起点位置、逆クラウン形状の起点位置、トナー薄層形成部材の外側端部の順で配置されている。この順で配置されることと、両端部のトナーシール部材よりも中央部分においてトナー薄層形成部材によりトナー薄層領域が形成されることとから、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点位置が存在することになる。トナー薄層領域においては、トナー薄層形成部材と現像剤担持ローラとの当接状態が安定しているので、トナー薄層形成部材からトナーがこぼれることを抑制できる。
さらに、現像剤担持ローラの回転軸に沿って、ローラの中央部分から各端部に向けて、トナーシール部材の中央側端部、逆クラウン形状の起点位置、トナー薄層形成部材の外側端部、微細凹凸加工の起点位置をこの順序で配置することもできる。
この現像装置によると、微細凹凸加工が施された現像剤担持ローラの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材の中央側端部、逆クラウン形状の起点位置、トナー薄層形成部材の外側端部、微細凹凸加工の起点位置の順で配置されている。この順で配置されることと、両端部のトナーシール部材よりも中央部分においてトナー薄層形成部材によりトナー薄層領域が形成されることとから、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点位置が存在することになる。トナー薄層領域においては、トナー薄層形成部材と現像剤担持ローラとの当接状態が安定しているので、トナー薄層形成部材からトナーがこぼれることを抑制できる。
参考までに言えば、現像剤担持ローラの回転軸に沿って、ローラの中央部分から各端部に向けて、トナーシール部材の中央側端部、微細凹凸加工の起点位置、トナー薄層形成部材の外側端部、逆クラウン形状の起点位置をこの順序で配置することもできる。
この現像装置によると、微細凹凸加工が施された現像剤担持ローラの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材の中央側端部、微細凹凸加工の起点位置、トナー薄層形成部材の外側端部、逆クラウン形状の起点位置の順で配置されている。この順で配置されることと、両端部のトナーシール部材よりも中央部分においてトナー薄層形成部材によりトナー薄層領域が形成されることとから、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点位置が存在することになる。トナー薄層領域においては、トナー薄層形成部材と現像剤担持ローラとの当接状態が安定しているので、トナー薄層形成部材からトナーがこぼれることを抑制できる。
現像装置は、現像剤担持ローラに対向して設けられた、トナー供給部材と除電部材とをさらに備えることもできる。このように構成すると、現像剤担持ローラにトナーを供給できるとともに、現像剤担持ローラに担持されたまま戻ってくるトナーから除電することができる。
なお、現像装置は、画像形成装置にセットされると、現像剤担持ローラと静電潜像担持体との隙間が、回転軸方向において均一化されるように構成できる。このようにすると、現像剤担持ローラと静電潜像担持体との隙間を回転軸に沿う全域に亘り均一化された所定の値とすることができる。
本発明はまた、第2の課題を解決するため、次の画像形成装置を提供する。
静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であって、少なくとも1つの現像装置は、上述したいずれかの現像装置である。
本発明に係る画像形成装置は、現像装置として本発明に係る現像装置を備えており、この現像装置は、現像剤担持ローラと静電潜像担持体の間隙を一定に維持し良好に画像形成しつつ、現像剤担持ローラが逆クラウン形状であってもトナーがこぼれたり飛散したり漏れたりすることを抑制でき、ひいては画像形成装置の内部が汚れてしまうことを防止することができる。
以上説明したように本発明によると、静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像してトナー像を形成できる画像形成装置において、静電潜像の現像に用いる一成分現像装置であって、回転駆動される現像剤担持ローラ及びローラに当接されるトナー薄層形成部材を含んでおり、このローラは回転軸方向における中央部分が凹んだ逆クラウン形状に形成されている現像装置であって、現像剤担持ローラとドラム型感光体の間隙を一定に維持し良好に画像形成しつつ、現像剤担持ローラが逆クラウン形状であってもトナーがこぼれたり飛散したり漏れたりすることを抑制して画像形成装置の内部が汚れてしまうことを抑制することができる、現像装置を提供することができる。
また本発明によると、静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であって、現像剤担持ローラとドラム型感光体の間隙を一定に維持し良好に画像形成しつつ、現像剤担持ローラが逆クラウン形状であってもトナーがこぼれたり飛散したり漏れたりすることによる画像形成装置の内部汚れを抑制することができる、画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る現像装置を備えた画像形成装置について、添付図面に基づき詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る現像装置は、一部を画像形成装置の種類の応じて変更するなどして、複数の種類の画像形成装置に採用することができる。このため、代表的な画像形成装置についてまず説明する。なお、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[画像形成装置の全体構成(4サイクル型)]
図1は、本実施の形態に係る現像装置を備えた画像形成装置10を示している。図1の画像形成装置10は、所謂4サイクル型のカラー画像形成装置である。なお、以下においては、記録媒体は記録紙として、トナーはキャリアを有しない一成分トナーとして、説明する。
画像形成装置10は、ドラム型感光体1(以下感光体1)を備えており、その周囲に帯電器2、現像ユニット4、中間転写ベルト6及びクリーニング装置5がこの順序で配置されている。帯電器2と現像ユニット4の間から感光体1へ画像露光を行なう画像露光装置3が設けられており、その下方に記録紙供給部9が設けられている。
感光体1は感光体駆動モータ(図示省略)により図中時計方向に回転駆動される。帯電器2には出力可変の帯電用電源(図示省略)から所定のタイミングで感光体帯電電圧が印加される。
現像ユニット4は現像装置ラック40にブラック現像装置4K、シアン現像装置4C、マゼンタ現像装置4M及びイエロー現像装置4Yを搭載したものである。現像装置ラック40はステッピングモータを含む図示省略の駆動部により図中反時計方向まわりに回転駆動可能である。現像装置は90度の等中心角度間隔で、ラック回転方向に現像装置4K、4C、4M、4Yの順序で現像装置ラック40に搭載されている。
ブラック現像装置4KにはブラックトナーカートリッジKCが、シアン現像装置4CにはシアントナーカートリッジCCが、マゼンタ現像装置4MにはマゼンタトナーカートリッジMCが、イエロー現像装置4YにはイエロートナーカートリッジYCがそれぞれ交換可能に搭載されている。各現像装置には感光体1上の静電潜像を現像するための現像ローラ(現像剤担持ローラ、トナー担持体ローラ)41が搭載されている。
各現像装置は、詳しくは後述するが、現像ローラ41のほか、現像ローラ41ヘトナーを供給するトナー供給ローラ、トナー供給ローラから供給されるトナーの現像ローラ41上での層厚を規制するトナー規制ブレード等も含んでいる。各現像装置は負帯電性トナーを用いて感光体1上の静電潜像を反転現像できる。
各現像装置は現像装置ラック40を回動させることで感光体1上の静電潜像を現像ローラ41で現像する現像位置に配置することができる。現像位置に配置された現像ローラ41は感光体1表面に臨み、出力可変の現像バイアス電源(図示省略)から現像バイアス印加が可能となる。また、現像位置に配置された現像ローラ41は現像ローラ駆動モータ(図示省略)により図上反時計方向に回転駆動可能となる。さらに、図示省略の電源から、トナー供給ローラヘトナー供給バイアスを印加できるようになり、トナー規制ブレードに規制バイアスを印加できるようになる。
中間転写ベルト6は駆動ローラ61、これに対向する従動対向ローラ62、感光体1に対向配置された1次転写ローラ63、1次転写ローラ63と共同して中間転写ベルト6を感光体1に当接させるローラ64及びテンションローラ66からなるローラ群に巻き掛けられている。
1次転写ローラ63には図示省略の1次転写電源から1次転写電圧を印加できる。駆動ローラ61を図示省略の転写ベルト駆動モータにより図中反時計方向まわりに回転駆動することで中間転写ベルト6を反時計方向回りに回転させることができる。
中間転写ベルト6の駆動ローラ61に巻き掛けられた部分に対して2次転写ローラ7が配置されている。2次転写ローラ7は所定のタイミングで中間転写ベルト6に対し接離される。2次転写ローラ7には図示省略の2次転写電源から2次転写電圧を印加できる。
中間転写ベルト6の対向ローラ62に巻き掛けられた部分に対して紙粉等(2次転写残トナーを含む)を除去清掃するクリーニング装置65が配置されている。このクリーニング装置65には、中間転写ベルト6の紙粉等を除去するクリーニングブレードBLが設けられている。
2次転写ローラ7の上方には定着装置8が、さらにその下流側には記録紙排出ローラR3及び記録紙排出トレイTが順次設けられている。
2次転写ローラ7の下方にはタイミングローラ対R2及び記録紙収容部9からの記録紙Sをタイミングローラ対R2へ案内する案内ローラ対Rlが配置されている。
以上説明した画像形成装置10によると、図1では図示省略の制御部の指示のもとに4K、4C、4M及び4Yの現像装置のうち1又は2以上を用いて記録紙S上にトナー画像を形成することができる。4つの現像装置を用いてフルカラー画像を形成する例を以下に説明する。
先ず、図示省略のラック駆動部により現像装置ラック40を回動させてイエロー現像装置4Yをその現像ローラ41が感光体1に当接する現像位置に配置するとともに、感光体1を図中時計方向に回転させ、中間転写ベルト5も回転させる。この段階では2次転写ローラ7は中間転写ベルト6から離隔させておく。
回転する感光体1の表面を帯電用電源から帯電用電圧が印加された帯電器2で一様に所定電位に帯電させ、その帯電域に画像露光装置3からイエロー画像のための画像露光を施してイエロー静電潜像を形成し、このイエロー静電潜像を現像装置4Yで現像してイエロートナー像を形成する。このイエロートナー像を1次転写電圧が印加された1次転写ローラ63により中間転写ベルト6上に1次転写する。
さらに、イエロートナー像の形成の場合と同様にして、マゼンタ現像装置4Mを現像位置に配置して感光体1上にマゼンタトナー像を形成し、これを中間転写ベルト6上に転写し、次いでシアン現像装置4Cを現像位置に配置して感光体1上にシアントナー像を形成し、これを中間転写ベルト6上に転写し、次いでブラック現像装置4Kを現像位置に配置して感光体1上にブラックトナー像を形成し、これを中間転写ベルト6上に転写する。各色トナー像の感光体1への形成及び中間転写ベルト6への1次転写はこれらトナー像が重ねて中間転写ベルト6上に転写されるタイミングで行なう。
なお、中間転写ベルト6への1次転写が行なわれているときには、クリーニング装置65のクリーニングブレードBLは、中間転写ベルト6から離隔されている。
一方、記録紙Sを記録紙供給部9から供給ローラ91により引き出してタイミングローラ対R2へ向け供給し、記録紙先端がタイミングローラ対R2の出口側にある図示省略のタイミングセンサに検出されると、タイミングローラ対R2を停止させ、記録紙Sをそこで待機させておく。
そして、中間転写ベルト6上の多重トナー像が中間転写ベルト6の回転により2次転写ローラ7へ到達するに先立って2次転写ローラ7を中間転写ベルト6へ接触させ、多重トナー像が2次転写領域に到達するタイミングで記録紙Sもタンミングローラ対R2で2次転写領域へ送り込む。
かくして記録紙Sに多重トナー像が2次転写される。多重トナー像が転写された記録紙Sは定着装置8でそのトナー像が定着され、記録紙排出ローラR3にて排出トレイTに排出される。かくしてフルカラー画像が形成された記録紙Sを得ることができる。
感光体1上の1次転写残トナー等はクリーニング装置5により除去清掃され、中間転写ベルト6上の紙粉等(2次転写残トナーを含む)はクリーニング装置65により除去清掃される。なお、このとき、クリーニング装置65のクリーニングブレードBLは、中間転写ベルト6に圧接されている。
本実施の形態に係る現像装置は、このような4サイクル型の画像形成装置だけではなく、以下に示すような画像形成装置にも適用できる。
[画像形成装置の全体構成(タンデム型)]
図2は、本実施の形態に係る現像装置を備えた画像形成装置100を示している。図2の画像形成装置100は、所謂タンデム型のカラー画像形成装置である。
画像形成装置100は、駆動ローラ181とこれに対向するローラ182に巻き掛けられた無端の中間転写ベルト108を有している。中間転写ベルト108は、ベルト駆動部により駆動される駆動ローラ181により図中反時計方向(図中矢印方向)αに回される。
駆動ローラ181には中間転写ベルト108を介して2次転写ローラ109が臨んでおり、駆動ローラ181に対向するローラ182には残トナー等を清掃するクリーニング装置183が臨んでいる。このクリーニング装置183には、中間転写ベルト108の紙粉等を除去するクリーニングブレードBLが設けられている。
2次転写ローラ109の表層部は弾性材料で形成されており、図示省略の押圧手段にて駆動ローラ181に支持された中間転写ベルト108の部分に押圧され、中間転写ベルト108との間にニップ部を形成し、中間転写ベルト108の回転に従動して、或いは、後述するようにこのニップ部に送り込まれる記録紙Sの移動に従動して回転することができる。2次転写ローラ109には、図示省略の電源から所定のタイミングで2次転写バイアスを印加することができる。
中間転写ベルト108及び2次転写ローラ109の上方には定着装置FXが配置されており、下方にはタイミングローラ対TRが配置されており、さらにその下方に、記録紙Sを収容した記録紙収容カセット110が配置されている。
定着装置FXはハロゲンランプヒータ等の熱源を内蔵した定着加熱ローラとこれに圧接される加圧ローラとを含むものである。記録紙収容カセット110に収容された記録紙Sは、記録紙供給ローラ111にて1枚ずつ引き出してタイミングローラ対TRへ供給することができる。
中間転写ベルト108を巻き掛けた駆動ローラ181とローラ182との間には、中間転写ベルト108に沿って、ローラ182から駆動ローラ181に向けて、イエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kがこの順序で配置されている。
Y、M、C、Kの各画像形成部は、静電潜像担持体としてドラム型の感光体101を備えており、感光体101の周囲に帯電器102、画像露光装置103、現像装置104、1次転写ローラ105及びクリーニング装置106がこの順序で配置されている。
各画像形成部においては、感光体101、帯電器102、現像装置104及びクリーニング装置106を含むプロセスカートリッジが形成されている。すなわち、イエロー画像形成部Yを形成するためのイエロープロセスカートリッジYC、マゼンタ画像形成部Mを形成するためのマゼンタプロセスカートリッジMC、シアン画像形成部Cを形成するためのシアンプロセスカートリッジCC、ブラック画像形成部Kを形成するためのブラックプロセスカートリッジKCである。各プロセスカートリッジは画像形成装置本体に対し着脱可能である。
1次転写ローラ105は中間転写ベルト108を間にして感光体101に対向しており、中間転写ベルト108の走行に従動回転する。1次転写ローラ105には、感光体101上に形成されるトナー像を中間転写ベルト108へ1次転写するための1次転写バイアスを図示省略の電源から所定のタイミングで印加できる。画像露光装置103は、画像情報に応じて、レーザービームの点滅により感光体101にドット(点)露光で画像露光を施せるものである。
各画像形成部における感光体101は、ここでは負帯電性の感光体であり、図示省略の感光体駆動モータにて図中時計方向回りに回転駆動できる。各画像形成部における帯電器102は、それには限定されないが、本例ではスコロトロン帯電器であり、所定のタイミングで電源から帯電用の電圧が印加される。
各画像形成部における現像装置104は、詳しくは後述するが、感光体1上に形成される静電潜像を、図示省略の電源から現像バイアスが印加される現像ローラ141で反転現像することができる。
以上説明した画像形成装置100によると、図2では図示省略の制御部の指示のもとにY、M、C、Kの画像形成部のうち1又は2以上を用いて記録紙S上にトナー画像を形成することができる。画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例を以下に説明する。
先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを中間転写ベルト108に1次転写する。すなわち、イエロー画像形成部Yにおいて、感光体101が図中時計方向に回転駆動され、帯電器102にて表面が一様に所定電位に帯電され、所定電位に帯電された領域(帯電域)に露光装置3からイエロー画像用の画像露光が施され、感光体101上にイエロー用静電潜像が形成される。この静電潜像はイエロートナーを有する現像装置104の現像バイアスが印加された現像ローラ141にて現像されて可視イエロートナー像となり、この可視イエロートナー像が1次転写ローラ105にて中間転写ベルト108上に1次転写される。このとき、1次転写ローラ105には図示省略の電源から1次転写バイアスが印加される。
同様にして、マゼンタ画像形成部Mにおいてマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト108に転写され、シアン画像形成部Cにおいてシアントナー像が形成されて中間転写ベルト108に転写され、ブラック画像形成部Kにおいてブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト108に転写される。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像はこれらが中間転写ベルト108上に重ねて転写されるタイミングで形成される。かくして中間転写ベルト108上に形成された多重トナー像は中間転写ベルト108の回動により2次転写ローラ109へ向け移動する。
一方、記録紙Sが記録紙収容カセット110から記録紙供給ローラ111にて引き出され、タイミングローラ対TRへ供給され、待機している。
このようにタイミングローラ対TRのところで待機する記録紙Sは、中間転写ベルト108にて送られてくる多重トナー像に合わせて、中間転写ベルト108と2次転写ローラ109とのニップ部に供給され、図示省略の電源から2次転写バイアスが印加された2次転写ローラ109にてこの多重トナー像が記録紙S上に2次転写される。その後記録紙Sは定着装置FXに通され、そこで多重トナー像が加熱加圧下に記録紙Sに定着される。記録紙Sはひき続き、排出ローラ対DRにて排出トレイTに排出される。かくしてフルカラー画像が形成された記録紙Sを得ることができる。
トナー像の中間転写ベルト108への1次転写において感光体101上に残留する転写残トナー等はクリーニング装置106で清掃され、2次転写により中間転写ベルト108上に残留する2次転写残トナー等はクリーニング装置183で清掃される。
[現像装置]
そのまま、或いはその一部を変更するなどして、このような4サイクル型の画像形成装置10及びタンデム型の画像形成装置100等のいずれにも適用できる、本実施の形態に係る現像装置について説明する。なお、本実施の形態に係る現像装置は、画像形成装置10の現像ユニット4のブラック現像装置4K、シアン現像装置4C、マゼンタ現像装置4M及びイエロー現像装置4Y、画像形成装置100の現像装置104のブラックプロセスカートリッジKC、シアンプロセスカートリッジCC、マゼンタプロセスカートリッジMC及びイエロープロセスカートリッジYCのいずれにも採用することができる。さらに言えば、本実施の形態に係る現像装置は、一部を適宜変更する等して上述した4サイクル型及びタンデム型以外のカラー画像形成装置にもモノクロ画像形成装置にも適用できる。以下においては、本実施の形態に係る現像装置を、画像形成装置10の現像ユニット4のブラック現像装置4Kに採用した場合について説明する。
図3(A)にブラック現像装置(以下、単に「現像装置」と記載する場合がある)4Kの端部(回転軸に沿った方向における現像装置4Kの中央部とは逆方向である端部)近傍の断面図を、図3(B)に現像装置4Kの中央部(回転軸に沿った方向における現像装置4Kの中央部)近傍の断面図を、それぞれ示す。現像装置4Kは、図3(A)及び図3(B)に示すように、トナー貯蔵部410と、現像ローラ421等を有するヘッド部420と、トナー貯蔵部410とヘッド部420との間の仕切り壁412及び仕切り壁412の上へ続く連通開口部411とを含んでいる。現像ローラ421は、図1における現像ローラ41であったり、図2における現像ローラ141であったりする。なお、現像ローラ421は、芯金を備えた弾性ゴムローラであったり中空のアルミブラストローラであったりする。また、この現像ローラ421の外径は、10mm〜20mm程度である。
ヘッド部420は、現像ローラ421のほか、現像ローラ421にトナーを供給するトナー供給ローラ422、現像ローラ421に担持されて静電潜像現像領域へ搬送されるトナーの層厚を規制するとともにトナーを摩擦帯電させるブレードタイプのトナー規制部材(トナー薄層形成部材)423及び現像領域で使用されずに現像ローラ421に担持されたまま現像装置4Kのケース内へ戻ってくるトナーを除電する除電部材425を有している。トナー規制部材423は、例えばステンレス製の板状体で形成される。なお、トナー規制部材(トナー薄層形成部材)423は、現像ローラ421により感光体1に臨む現像領域へ搬送されるトナーの薄層を規制するとともにトナーを摩擦帯電させることができるものであればよいが、代表例として上述のように現像ローラ421の回転軸に沿って設けられた平板状の部材であるものを挙げている。
各現像装置は、現像装置ラック40の反時計方向(以下「正方向」と記載する場合がある)まわりの回転により順次現像位置に配置することができる。図1及び図3はブラック現像装置4Kが現像位置に配置された状態を示している.これらの図に示すように、現像位置ではそこに配置された現像装置の現像ローラ421が感光体1上の静電潜像を現像できるように感光体1に臨む。現像位置に配置された現像装置は、現像装置ラック40の回転軸の中心軸線を含む水平面から現像装置ラック40の逆回転方向へ若干傾斜した姿勢をとる。
各現像装置は、現像位置に配置された状態から、現像装置ラック40の正方向の1回転によりラック回転軸を中心に1回転すると、トナー貯蔵部410内のトナーが連通開口部411側へ自重で移動し、さらに開口部411側へ移動したトナーが仕切り壁412を越え、連通開口部411を通じてヘッド部420へ自重で流れ込むことができる。ヘッド部420においてはトナー供給ローラ422の周囲等にトナーが蓄えられる。
現像位置に配置され、感光体1上の静電潜像の現像に供される現像装置4Kの現像ローラ421には現像バイアスが、トナー供給ローラ422には供給バイアスが、トナー規制部材423には規制バイアスが、除電部材425には除電バイアスが、それぞれ図示省略の電源から印加される。除電部材425は、本例ではスポンジ材の上に導電性フィルムを積層したものである。この導電性フィルムが現像ローラ421に対向している。
現像位置に配置され、感光体1上の静電潜像の現像に供される現像装置4Kの現像ローラ421及びトナー供給ローラ422は現像ローラ駆動モータにより回転駆動される。このとき、現像ローラ421及びトナー供給ローラ422は図中反時計方向に回される。トナー供給ローラ422は少なくとも表層部が発泡材料からなり、ヘッド部420に蓄えられたトナーを、これらのローラの周速差による物理的な力と図示省略の電源から供給される供給バイアスとにより現像ローラ421へ供給する。トナー供給ローラ422は、現像ローラ421に担持されて現像装置ケース内へ戻ってくるトナーを現像ローラ421から剥がし落とす機能も有している。
現像ローラ421の両端部には、トナーシール部材424が設けられている。後述するように、トナーシール部材424は、基材にパイルを植設した厚み0.5mm〜1.0mm程度の部材が弾性フォームを介して現像装置ケースにより支持されている。なお、現像ローラ421の両端部において、このトナーシール部材424とトナー規制部材423とは重なり合っている。
なお、図3に示す現像装置は、そのままでは図2に示したタンデム型の画像形成装置100には適用できない。これは、図2に示したタンデム型の画像形成装置100は、図1に示した4サイクル型の画像形成装置10と異なり現像装置が回転しないためである。このため、各現像装置に、トナー攪拌供給ローラ等を搭載してこれでトナー供給ローラや現像ローラのある空間へトナーを補給するか、又はトナーカートリッジからその空間へトナーを供給するように、構造を変更する必要がある。
図4に示すように、現像ローラ421が感光体1に臨んでいる状態を示す。現像ローラ421は、その両端をギャップコロ426によって回転自在に支持される。ギャップコロ426は、現像ローラ421よりその半径を大きくしたスペーサであって、感光体1の外周面に当接させて、感光体1と現像ローラ421との間隔を精度良く維持する。図3に示すように、トナー供給ローラ422及びトナー規制部材423を現像ローラ421に当接させている。このため、トナー供給ローラ422及びトナー規制部材423の当接圧により、現像ローラ421が感光体1の方向へ押し付けられている。
なお、現像ローラ421が現像装置4Kにセットされると、現像ローラ421と感光体1との隙間が、現像ローラ421の回転軸方向において均一化されるように構成される。このようにすると、トナー供給ローラ422及びトナー規制部材423が現像ローラ421に当接しても、現像ローラ421と感光体1との隙間を現像ローラ421の回転軸に沿う全域に亘り均一化された所定の値とすることができ、現像濃度の均一化を実現できる。
[現像ローラ]
このような現像ローラとして、例えば弾性ゴムローラや中空アルミローラが用いられる。図5は、このような中空アルミローラの断面図である。図5(A)は、その外径が逆クラウン形状の最大径を有するアルミ中空管(厚み3mm程度)を切削加工して、逆クラウン形状及びギャップコロ426の嵌合部を設けた現像ローラ421の断面図である。さらに、図5(B)は、厚み1mm程度のアルミ中空管を絞り加工して、逆クラウン形状及びギャップコロ426の嵌合部を設けた現像ローラ429の断面図である。なお、これらの図に示すように、現像ローラ421には、ピン428を用いてギヤ427を設けることもできる。
[現像ローラと周辺部材との位置関係]
以下、このような中空アルミローラや弾性ゴムローラを現像ローラとして用いた本実施の形態に係る現像装置における、現像ローラの回転軸に沿った各種の周辺部材の位置関係を、図6〜図12を参照して説明する。
図6に示す現像ローラ421Aは、弾性ゴムローラ(芯金に弾性ゴム層を周設したローラ)である。図6に示すように、この現像ローラ421Aの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材424の中央側端部、逆クラウン形状の加工起点421A1、トナー規制部材423の外側端部の順で配置されている。ここで、中央側及び外側とは、回転軸に沿った方向における現像装置の中央側及びその反対側である外側をそれぞれ意味するものである(以下同じ)。また、現像ローラ421Aにおけるトナー薄層領域は、現像ローラ421Aの両端部に設けられたトナーシール部材424の中央側であって、この部分に斜線を付してある。なお、図7〜図14において、このトナー薄層領域は斜線を同じように付してあるので、この説明は繰り返さない。さらに、図6〜図12の中には拡大図を付記したものがあるが、この拡大図においてはトナーシール部材424を記載していない。
図6の拡大図に示すように、逆クラウン形状の加工起点421A1においては曲率の変化が大きく、トナー規制部材423と現像ローラ421Aとの当接状態が不安定になり隙間ができている。しかしながら、この逆クラウン形状の加工起点421A1は、現像ローラ421Aにおけるトナー薄層領域外に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点421A1が存在する。トナー薄層領域においては、トナー規制部材423と現像ローラ421Aとの当接状態が安定しており隙間ができることを抑制できるので(当接ニップ状態が安定しているので)、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが抑制される。
図7に示す現像ローラ421Bは、中空アルミローラ(アルミニウム主体の芯金のないローラ)である。図7に示すように、この現像ローラ421Bの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材424の中央側端部、逆クラウン形状の加工起点421B1、トナー規制部材423の外側端部の順で配置されている。
図7の拡大図に示すように、逆クラウン形状の加工起点421B1においては曲率の変化が大きく、トナー規制部材423と現像ローラ421Bとの当接状態が不安定になり隙間ができている。しかしながら、この逆クラウン形状の加工起点421B1は、現像ローラ421Bにおけるトナー薄層領域外に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点421B1が存在する。トナー薄層領域においては、トナー規制部材423と現像ローラ421Bとの当接状態が安定しており隙間ができることを抑制できるので(当接ニップ状態が安定しているので)、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが抑制される。
図8に示す現像ローラ421Cは、中空アルミブラストローラ(ショットブラスト法により表周面に凹凸(微細凹凸加工)を形成してトナー搬送性を向上させたアルミニウム主体の芯金のないローラ)である。図8に示すように、この現像ローラ421Cの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材424の中央側端部、微細凹凸加工部分421C2の起点421C3、逆クラウン形状の加工起点421C1、トナー規制部材423の外側端部の順で配置されている。なお、微細凹凸加工部分421C2は外観を示すものではなく、模式的に微細凹凸加工を示しているに過ぎない。なお、この図8以降の図において、この模式的に示した微細凹凸加工は同じであるので、この説明は繰り返さない。
図8に示すように、逆クラウン形状の加工起点421C1においては曲率の変化が大きく、トナー規制部材423と現像ローラ421Cとの当接状態が不安定になり隙間ができている。しかしながら、この逆クラウン形状の加工起点421C1は、現像ローラ421Cにおけるトナー薄層領域外に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点421C1が存在する。トナー薄層領域においては、トナー規制部材423と現像ローラ421Cとの当接状態が安定しており隙間ができることを抑制できるので(当接ニップ状態が安定しているので)、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが抑制される。
図9に示す現像ローラ421Dも中空アルミブラストローラである。図9に示すように、この現像ローラ421Dは、上述した現像ローラ421Cと比較して、微細凹凸加工部分421D2を現像ローラ421Dの端部まで伸ばしたものである。図9に示すように、この現像ローラ421Dの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材424の中央側端部、逆クラウン形状の加工起点421D1、トナー規制部材423の外側端部、微細凹凸加工部分421D2の起点421D3の順で配置されている。なお、トナーシール部材424の外側端部と微細凹凸加工部分421D2の起点421D3との位置関係は特に限定されない。
図9に示すように、逆クラウン形状の加工起点421D1は、上述した現像ローラ421Cと同様に、現像ローラ421Dにおけるトナー薄層領域外に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点421D1が存在する。トナー薄層領域においては、トナー規制部材423と現像ローラ421Dとの当接状態が安定しており隙間ができることを抑制できるので(当接ニップ状態が安定しているので)、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが抑制される。
図10に示す現像ローラ421Eも中空アルミブラストローラである。図10に示すように、この現像ローラ421Eは、上述した現像ローラ421Cに比較して、逆クラウン形状の加工起点421E1から現像ローラ421Eの回転軸方向における外側に向けて外径が大きくなるテーパを設けたものである。図10に示すように、この現像ローラ421Eの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材424の中央側端部、微細凹凸加工部分421E2の起点421E3、逆クラウン形状の加工起点421E1、トナー規制部材423の外側端部の順で配置されている。
図10に示すように、逆クラウン形状の加工起点421E1は、上述した現像ローラ421Cと同様に、現像ローラ421Eにおけるトナー薄層領域外に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点421E1が存在する。トナー薄層領域においては、トナー規制部材423と現像ローラ421Eとの当接状態が安定しており隙間ができることを抑制できるので(当接ニップ状態が安定しているので)、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが抑制される。
図11に示す現像ローラ421Fも中空アルミブラストローラである。図11に示すように、この現像ローラ421Fは、上述した現像ローラ421C及び現像ローラ421Eに比較して、逆クラウン形状の加工起点421F1から現像ローラ421Fの回転軸方向における外側に向けて外径が小さくテーパを設けたものである。このようにテーパを設けると、逆クラウン形状の加工起点421F1において曲率が大きく変化する。図11に示すように、この現像ローラ421Fの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材424の中央側端部、微細凹凸加工部分421F2の起点421F3、逆クラウン形状の加工起点421F1、トナー規制部材423の外側端部の順で配置されている。
図11に示すように、逆クラウン形状の加工起点421F1は、上述した現像ローラ421C及び現像ローラ421Eと同様に、現像ローラ421Fにおけるトナー薄層領域外に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点421F1(曲率が大きく変化している点)が存在する。トナー薄層領域においては、トナー規制部材423と現像ローラ421Fとの当接状態が安定しており隙間ができることを抑制できるので(当接ニップ状態が安定しているので)、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが抑制される。
参考までに言えば、図12に示す現像ローラ421Gも、中空アルミブラストローラである。図12に示すように、この現像ローラ421Gの中央部分から端部に向けて、トナーシール部材424の中央側端部、微細凹凸加工部分421G2の起点421G3、トナー規制部材423の外側端部、逆クラウン形状の加工起点421G1の順で配置することもできる。なお、トナーシール部材424の外側端部と逆クラウン形状の加工起点421G1との位置関係は特に限定されない。
図12に示すように、逆クラウン形状の加工起点421G1においては曲率の変化が大きいが、この位置においてトナー規制部材423が当接していないため、トナー規制部材423と現像ローラ421Gとの間に隙間は存在しないので、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが抑制される。
次に、上述した図6〜図11に示した本実施の形態に係る現像装置や図12の現像装置ではない現像装置について説明する。
図13に示す現像ローラ521Aは、弾性ゴムローラ又は中空アルミブラストローラである。図13に示すように、この現像ローラ521Aの中央部分から端部に向けて、逆クラウン形状の加工起点521A1、トナーシール部材424の中央側端部、微細凹凸加工部分521A2の起点521A3、トナー規制部材423の外側端部の順で配置されている。
図13に示すように、逆クラウン形状の加工起点521A1においては曲率の変化が大きく、トナー規制部材423と現像ローラ521Aとの当接状態が不安定になり隙間ができている。しかも、この逆クラウン形状の加工起点521A1は、現像ローラ521Aにおけるトナー薄層領域内に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における中央側に、逆クラウン形状の起点521A1が存在する。トナー薄層領域において、トナー規制部材423と現像ローラ521Aとの当接状態が不安定で隙間が形成されているので(当接ニップ状態が安定しないので)、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが発生する。
図14に示す現像ローラ521Bも、現像ローラ521Aと同じく、弾性ゴムローラ又は中空アルミブラストローラである。図14に示すように、この現像ローラ521Bの中央部分から端部に向けて、逆クラウン形状の加工起点521B1、微細凹凸加工部分521B2の起点521B3(逆クラウン形状の加工起点521B1とほぼ同じ位置)、トナーシール部材424の中央側端部、トナー規制部材423の外側端部の順で配置されている。すなわち、上述した現像ローラ521Aにおける構成において、微細凹凸加工部分521B2の起点521B3が、トナー薄層領域内に存在する。
図14に示すように、逆クラウン形状の加工起点521B1においては曲率の変化が大きく、トナー規制部材423と現像ローラ521Bとの当接状態が不安定になり隙間ができている。しかも、この逆クラウン形状の加工起点521B1は、現像ローラ521Bにおけるトナー薄層領域内に存在する。すなわち、トナー薄層領域よりも回転軸方向における中央側に、逆クラウン形状の起点521B1が存在する。トナー薄層領域において、トナー規制部材423と現像ローラ521Bとの当接状態が不安定で隙間が形成されているので(当接ニップ状態が安定しないので)、トナー規制部材423からトナーがこぼれることが発生する。さらに、微細凹凸加工部分521B2がトナーシール部材424により押さえられていないので(現像ローラ521Bの微細凹凸加工されていない部分がトナー薄層領域内に存在するので)、現像ローラ521Bの微細凹凸加工されていない部分に付着したトナーが飛散する。
以上のようにして、本実施の形態に係る現像装置及び画像形成装置によると、一成分現像装置であって、現像ローラ及び現像ローラに当接されるトナー規制部材を含んでおり、現像ローラは回転軸方向における中央部分が凹んだ逆クラウン形状に形成されている場合において、トナー規制部材により形成されるトナー薄層領域よりも回転軸方向における外側に、逆クラウン形状の起点位置を設けた。このため、逆クラウン形状の加工起点においては曲率の変化が大きく、トナー規制部材と現像ローラとの当接状態が不安定になり隙間ができているが、この逆クラウン形状の加工起点は、現像ローラにおけるトナー薄層領域外に存在し、トナー薄層領域においては、トナー規制部材と現像ローラとの当接状態が安定しており隙間ができることを抑制できるので(当接ニップ状態が安定しているので)、トナー規制部材からトナーがこぼれることを抑制できる。
なお、図7〜図12に示した現像ローラを弾性ゴムローラで形成しても構わない。また、現像ローラ表面には微細凹凸加工が施されていても施されていなくても構わない。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上述した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成の概要を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の他の構成の概要を示す図である。 図1又は図2の画像形成装置で採用される現像装置を示す図である。 感光体と現像ローラとの関係を示す図である。 現像ローラの断面図である。 本発明の実施の形態に係る現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図(その3)である。 本発明の実施の形態に係る現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図(その4)である。 本発明の実施の形態に係る現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図(その5)である。 本発明の実施の形態に係る現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図(その6)である。 参考例現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図である。 他の現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図(その1)である。 他の現像装置における現像ローラと周辺部材との位置関係を示す図(その2)である。
符号の説明
1、101 感光体
2、102 帯電器
3、103 画像露光装置
4、104 現像ユニット
5、65、106、183 クリーニング装置
6、108 中間転写ベルト
8、FX 定着装置
10、100 画像形成装置
41、141、421、421A、421B、421C、421D、421E、421F、421G 現像ローラ
410 トナー貯蔵部
411連通開口部
412 壁
420 ヘッド部
422 トナー供給ローラ
423 トナー規制部材
424 トナーシール部材
425 除電部材
426 ギャップコロ

Claims (6)

  1. 静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、前記静電潜像を現像してトナー像を形成できる画像形成装置において、静電潜像の現像に用いる一成分現像装置であって、回転駆動される現像剤担持ローラ及び前記ローラに当接されるトナー薄層形成部材を含んでおり、前記ローラは回転軸方向における中央部分が凹んだ逆クラウン形状に形成されており、
    前記トナー薄層形成部材は、前記ローラの回転軸に沿って設けられた平板状の部材であり、
    前記ローラの両端部には、前記ローラ回転軸方向に幅があるトナーシール部材が当接しており、
    前記ローラ両端部のトナーシール部材よりも中央部分において、前記トナー薄層形成部材によりトナー薄層領域が形成され、
    前記トナー薄層形成部材は、その両端部が、前記トナーシール部材に乗り上げるように設けられ、
    前記ローラの回転軸に沿って、前記ローラの中央部分から各端部に向けて、前記トナーシール部材のローラ中央側端部、前記逆クラウン形状の起点位置、前記トナー薄層形成部材の外側端部がこの順序で配置されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記ローラ表面には前記ローラ一端部から他端部まで微細凹凸加工が施され、
    前記ローラの回転軸に沿って、前記ローラの中央部分から各端部に向けて、前記トナーシール部材の中央側端部、前記微細凹凸加工の起点位置、前記逆クラウン形状の起点位置、前記トナー薄層形成部材の外側端部がこの順序で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記ローラ表面には前記ローラ一端部から他端部まで微細凹凸加工が施され、
    前記ローラの回転軸に沿って、前記ローラの中央部分から各端部に向けて、前記トナーシール部材の中央側端部、前記逆クラウン形状の起点位置、前記トナー薄層形成部材の外側端部、前記微細凹凸加工の起点位置がこの順序で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤担持ローラに対向して設けられた、トナー供給部材と除電部材とをさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記画像形成装置にセットされると、前記現像剤担持ローラと前記静電潜像担持体との隙間が、回転軸方向において均一化されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、前記静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であって、少なくとも1つの現像装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
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