JP2006330239A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ギャップコロの回転表面にトナーが付着することを防止し、現像ローラ表面と像担持体表面との間隔を一定に保持し続けることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 現像装置50の現像ローラ51の支軸51a両端に、感光体ドラム21に当接するギャップコロ62を各々1個ずつ設け、現像ローラ51と感光体ドラム21とを、互いの表面が所定の間隔を保持するように対向させて配置する。現像容器53の感光体ドラム21近傍の端部であって、2個のギャップコロ62の軸線方向内側の箇所には、シール部材63を、各々1個ずつ、感光体ドラム21に当接するように設ける。これにより、現像時に、現像ローラ51表面から感光体ドラム21の感光層21bに向かって移動するトナーが、感光体ドラム21の両端部方向に意図せず飛翔したとしても、ギャップコロ62の箇所に到達するのを阻止することが可能である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機やプリンタに代表される電子写真方式の画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置においては、像担持体として感光体ドラムが広く用いられている。感光体ドラムを用いた一般的な画像形成動作は以下のようである。感光体ドラムの表面は帯電装置により所定電位で一様に帯電せしめられ、そこに露光装置のLED光等を照射することにより部分的に電位が光減衰して原稿画像の静電潜像が形成される。そして、この静電潜像を現像装置で現像することによってトナー像が形成される。用紙へのトナー像の転写後、感光体ドラムの表面においては、残留したトナーがクリーニング装置によりクリーニングされ、次回の画像形成動作に備えて除電装置により除電光が照射されて帯電電荷の除去が行われる。
上記のような画像形成動作の主要部である現像装置においては、一般的に、静電潜像の現像方法として、現像ローラ表面にトナーを付着させ、この現像ローラ表面から像担持体表面へと静電気力によりトナーを移動させるという手法がとられる。ここで、好適な画像品質を維持するためには、現像ローラの表面と像担持体の表面とが、所定の間隔を保持するように各々を対向させて配置する必要がある。そこで、現像ローラの両端部近傍にギャップコロを設け、このギャップコロを像担持体に当接させるようにして現像ローラを対向させることにより、各々の表面の間に所定の間隔を保持する手法が提案され、その例を特許文献1及び2に見ることができる。
特開平10−48904号公報(第2−4頁、図1−2) 特開2004−264519号公報(第3−5頁、図1−2)
現像ローラ表面から像担持体表面へと静電気力によりトナーを移動させて像担持体表面の静電潜像を現像する場合、幾らかのトナーが、像担持体表面の所定の箇所に移動せず、像担持体の両端部にまで飛翔してしまうことがある。また、用紙へのトナー像の転写後、像担持体表面に残留するトナーをクリーニングする際、幾らかのトナーが、クリーニングブレードにおける像担持体軸線方向端部、すなわち長手方向端部からこぼれて、像担持体の両端部にまで飛散してしまうこともあり得る。そして、これらの飛散トナーが、現像ローラの両端部近傍に設けられたギャップコロの回転表面に付着して堆積すると、コロの直径が変化し、現像ローラの表面と像担持体の表面との間隔を一定に保持できなくなる。これにより、静電潜像の現像に悪影響が及び、画像品質が低下してしまうという問題が生じる。しかしながら、特許文献1及び2に記載された画像形成装置では、このような飛散トナーへの対策が施されておらず、不具合の発生が予想される。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、現像ローラと像担持体との配置に対してギャップコロを用いた画像形成装置において、ギャップコロの回転表面に飛散トナーが付着、堆積することを防止し、現像ローラ表面と像担持体表面との間隔を一定に保持し続けることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、像担持体と、この像担持体表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像に現像する現像ローラとを備えるとともに、前記現像ローラにギャップコロを設けて、現像ローラ表面と前記像担持体表面とが所定の間隔を保持するように各々を対向させて配置した画像形成装置において、前記ギャップコロは、前記像担持体表面に設けられた感光層の軸線方向外側の箇所において像担持体に当接するとともに、前記現像ローラのギャップコロの箇所より軸線方向内側に、像担持体に当接するシール部材を設けることとした。
また、前記シール部材は、前記像担持体の前記感光層の軸線方向外側に隣接して、または感光層の軸線方向端部を跨ぐようにして配置されていることとした。
また、前記像担持体表面に残留するトナーをクリーニングする、像担持体軸線方向に延びるクリーニングブレードを備え、前記シール部材は、像担持体との当接箇所の少なくとも一部が、前記クリーニングブレードにおける、像担持体軸線方向端部より外側に位置することとした。
本発明の構成によれば、現像ローラにギャップコロを設けて、現像ローラ表面と像担持体表面とが所定の間隔を保持するように各々を対向させて配置した画像形成装置において、ギャップコロは、像担持体表面に設けられた感光層の軸線方向外側の箇所において像担持体に当接するとともに、現像ローラのギャップコロの箇所より軸線方向内側に、像担持体に当接するシール部材を設けることとしたので、現像ローラ表面から像担持体表面の感光層に向かって移動するトナーが、像担持体の両端部方向に意図せず飛翔したとしても、ギャップコロの箇所に到達するのを阻止することが可能である。これにより、ギャップコロの回転表面にトナーが付着、堆積することを防止でき、現像ローラ表面と像担持体表面との間隔を一定に保持し続けることが可能となる。したがって、好適な画像品質を維持できる画像形成装置が得られる。
また、上記構成の画像形成装置において、シール部材は、像担持体の感光層の軸線方向外側に隣接して、または感光層の軸線方向端部を跨ぐようにして配置されていることとしたので、感光層の軸線方向端部において、像担持体の感光層表面と基体表面との間に生じる段差の箇所にシール部材を配置することができる。この段差の箇所にはトナーが堆積し易いので、シール部材の配置により、ギャップコロの箇所へ飛散トナーが到達するのを阻止できるのとともに、段差の箇所におけるトナーの堆積も防止できる。したがって、像担持体表面におけるトナーの移動が不必要な箇所へのトナーの付着、堆積を防止する作用が高められる。その結果、さらにギャップコロの回転表面にトナーが付着し難くなる。
また、上記構成の画像形成装置において、像担持体表面に残留するトナーをクリーニングする、像担持体軸線方向に延びるクリーニングブレードを備え、シール部材は、像担持体との当接箇所の少なくとも一部が、クリーニングブレードにおける、像担持体軸線方向端部より外側に位置することとしたので、クリーニング時にクリーニングブレードの長手方向端部からトナーがこぼれて、ギャップコロの箇所へ到達するのを阻止できる。これにより、現像時とクリーニング時との二つのプロセスにおけるトナーの飛散を阻止することが可能となる。したがって、ギャップコロの回転表面にトナーが付着するのを防止する作用がさらに高められ、現像ローラ表面と像担持体表面との間隔を一定に保持し続けることに対する安全性が増す。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は、画像形成装置の一例であるプリンタの概略構造を示す模型的垂直断面左側面図である。図1において右方がプリンタの前面側、左方が背面側である。
図1に示すように、プリンタ1の本体2の内部下方には、用紙収容部である用紙カセット3が配置されている。用紙カセット3の内部には、用紙Pが積まれて収容されている。用紙カセット3の用紙搬送方向下流部上方には、給紙装置4が配置されている。この給紙装置4により、用紙Pは図1において用紙カセット3の右上方に向けて送り出される。
給紙カセット3の用紙搬送方向下流には、用紙搬送路5、レジストローラ6、画像形成部20、及び転写部30が配置されている。用紙カセット3から送り出された用紙Pは、用紙搬送路5を通ってレジストローラ6に到達する。レジストローラ6は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、画像形成部20で形成されるトナー画像とのタイミングを計り、用紙Pを転写部30へと送り出す。
外部コンピュータ(図示せず)からの文字や図形、模様等の画像データ信号がプリンタ1に送信され、この画像データに基づき、画像形成部20上方に備えられた光学部7にて制御されるレーザ光L(図中一点鎖線)が照射される。これにより、画像形成部20においては、像担持体である感光体ドラム21上に原稿画像の静電潜像が形成され、この静電潜像からトナー像が現像される。トナー像は、前記レジストローラ6によって同期をとって送られてきた用紙Pに、感光体ドラム21と転写部30の転写ローラ31とが圧接して形成される転写ニップ部にて転写される。
画像形成部20、及び転写部30の用紙搬送方向下流には、定着部8、用紙搬送路9、及び用紙排出部10が配置されている。転写部30にて未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着部8へと送られ、熱ローラによりトナー像が定着される。定着部8から排出された用紙Pは、用紙搬送路9を通って上方へ送られ、本体2の上面に設けられた用紙排出部10から機外に排出される。
続いて、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ1の画像形成部20周辺の詳細な構成について、図1に加えて、図2、及び図3を用いて説明する。図2は画像形成部周辺を示す模型的垂直断面部分拡大左側面図、図3は図2の画像形成部の感光体ドラム周辺を示す模型的部分拡大上面図である。
図1、及び図2に示すように、画像形成部20には、その中心に像担持体である感光体ドラム21が備えられている。そして、感光体ドラム21の回転方向に沿って順に、帯電装置40、現像装置50、及びクリーニング装置70が配置されている。転写部30は、感光体ドラム21の回転方向に沿って、現像装置50とクリーニング装置70との間に設けられている。
感光体ドラム21は、プリンタ1内の用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向、すなわち図2の紙面奥行き方向に延び、その軸線方向を水平にして配置されている。感光体ドラム21は、アルミニウム等により構成される導電性ローラ状基体21aの外側に、真空蒸着等によって無機光導電性材料であるアモルファスシリコンの感光層21bを設けた無機感光体である(図3及び図5参照)。感光層21bの厚さは約20μmである。感光体ドラム21は、図示しない駆動装置によって、その周速度が用紙搬送速度と同じになるように回転せしめられている。
帯電装置40は、コロナ放電帯電器を用いたスコロトロン帯電装置である。同じくコロナ放電帯電器を用いたコロトロン帯電装置や、ローラまたはブラシ等を用いた接触帯電装置であっても構わない。この帯電装置40により、感光体ドラム21の表面が所定の極性及び電位で一様に帯電せしめられる。
現像装置50には、図2に示すように、感光体ドラム21に当接する現像ローラ51が設けられている。現像ローラ51には、感光体ドラム21の帯電極性と同極性のバイアスが印加される。この現像ローラ51により、現像材であるトナーが帯電せしめられるとともに感光体ドラム21の表面に供給され、静電潜像が現像される。図1に示すように、現像装置50の上方に、現像装置50にトナーを補うためのトナー供給容器52が設けられ、図示しない搬送手段によりトナーが補給される。
転写部30には、図2に示すように、転写部材である転写ローラ31が設けられている。この転写ローラ31が感光体ドラム21に圧接し、用紙Pを挿通させる転写ニップ部を形成する。転写ローラ31は、図示しない駆動装置によって、その周速度が感光体ドラム21の周速度と同じになるように回転せしめられている。また、転写ローラ31には、転写バイアスが必要に応じて印加される。なお、図2において、用紙Pの搬送経路を二点鎖線で示している。
クリーニング装置70は、図2に示すように、感光体ドラム21の回転方向に沿って、転写ニップ部のさらに下流側に配置されている。クリーニング装置70は、クリーニングローラ71、クリーニングブレード72、及びハウジング73を備えている。
クリーニングローラ71、及びクリーニングブレード72は、図示しないばね等の弾性部材により付勢され、感光体ドラム21に押し付けられている。クリーニングローラ71、及びクリーニングブレード72は感光体ドラム21の軸線方向に延び、感光体ドラム21の感光層21bとほぼ同じ軸線方向長さを有している(図3参照)。効率良くクリーニングを実施するために、クリーニングローラ71は、図示しない駆動装置により、その周速度が感光体ドラム21の周速度に対して15〜20%程度速くなるように、回転軸に関して感光体ドラム21の回転方向と逆方向に回転せしめられている。このようなクリーニングローラ71、及びクリーニングブレード72によって、用紙Pへのトナー像の転写後、感光体ドラム21表面に残留したトナーを除去してクリーニングする。感光体ドラム21表面から除去されたトナーは、ハウジング73内に回収される。
続いて、現像装置50周辺の詳細な構成について、図2、及び図3に加えて、図4、及び図5を用いて説明する。図4は感光体ドラム周辺を示す模型的垂直断面部分拡大左側面図、図5は図3の感光体ドラムのシール部材当接箇所を示す模型的部分拡大上面図である。
図2に示すように、現像装置50は、現像容器53を備えている。現像容器53は、感光体ドラム21の軸線方向、すなわち図2の紙面奥行き方向に細長い形状を有し、その長手方向を水平にして配置されている。現像容器53の内部は、現像容器53の長手方向に延びる隔壁54により、図2において左右2個の区画に仕切られている。右方の区画がトナー収容室55、左方の区画が現像室56となる。
現像容器53は、現像剤として、磁性トナーからなる一成分系磁性現像剤を収容している。現像剤であるトナーは、トナー収容室55から現像室56へと供給されるものであり、これを可能にするため、隔壁54の両端には開口部(図示せず)が設けられ、トナー収容室55と現像室56とがそこで連通する形になっている。トナー収容室55にはトナーの攪拌を行うための攪拌スクリュー57が、現像室56にはトナーの搬送を行うための搬送スクリュー58が、各々軸線を水平にして設けられている。
現像室56は、感光体ドラム21と隣接する箇所に開口部59を備えている。開口部59には現像剤担持体である現像ローラ51が配置されている。現像ローラ51の片側は現像室56の内部に位置し、他の片側は現像室56の外部に露出して像担持体である感光体ドラム21に向き合っている。現像ローラ51は、図示しない駆動手段により図2において反時計方向に回転せしめられるものである。現像ローラ51の現像室56内部側の箇所から回転方向下流側、すなわち図2において現像ローラ51の上方には、規制板60が設けられている。規制板60は、その下端と現像ローラ51表面との間に、所定の幅の隙間61を設けて配置されている。
図3に示すように、現像ローラ51の支軸51aの両端には、ギャップコロ62が各々1個ずつ回転可能に設けられている。各々のギャップコロ62は、現像容器53の外側に位置する。そして、ギャップコロ62は、感光体ドラム21の表面に設けられた感光層21bの軸線方向外側の箇所において、感光体ドラム21の基体21aに当接している。このギャップコロ62により、現像ローラ51と感光体ドラム21とは、互いの表面が所定の間隔を保持するように対向して配置されている。
図3、及び図4に示すように、現像容器53の感光体ドラム21近傍の端部には、シール部材63が2箇所に備えられている。シール部材63は、現像ローラ51の現像スリーブ51bの軸線方向両外側の箇所に1個ずつ設けられているので、2個のギャップコロ62の軸線方向内側に位置することになる。シール部材63は、フェルトやウレタン、スポンジ、不織布等で構成されて、現像容器53に両面テープ等で貼付され、感光体ドラム21に当接するように設けられている。
また、シール部材63は、図5に示すように、感光体ドラム21の感光層21bの軸線方向外側に隣接して配置されている。そして、シール部材63は、感光体ドラム21との当接箇所の一部が、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード72における、感光体ドラム21軸線方向端部、すなわち長手方向端部より外側(図5において下側)に位置している。したがって、感光体ドラム21の感光層21b表面と基体21a表面との間に生じる段差の箇所Aに堆積したり、クリーニング時にクリーニングブレード72の長手方向端部から外側にこぼれたりするトナーTを、シール部材63によって除去することができる。
このようにして、現像ローラ51にギャップコロ62を設けて、現像ローラ51表面と像担持体である感光体ドラム21表面とが所定の間隔を保持するように各々を対向させて配置したプリンタ1において、ギャップコロ62は、感光体ドラム21表面に設けられた感光層21bの軸線方向外側の箇所において感光体ドラム21に当接するとともに、現像ローラ51のギャップコロ62の箇所より軸線方向内側に、感光体ドラム21に当接するシール部材63を設けたので、現像ローラ51表面から感光体ドラム21表面の感光層21bに向かって移動するトナーTが、感光体ドラム21の両端部方向に意図せず飛翔したとしても、ギャップコロ62の箇所に到達するのを阻止することが可能である。これにより、ギャップコロ62の回転表面にトナーTが付着、堆積することを防止でき、現像ローラ51表面と感光体ドラム21表面との間隔を一定に保持し続けることが可能となる。したがって、好適な画像品質を維持できるプリンタ1が得られる。
また、上記構成のプリンタ1において、シール部材63は、感光体ドラム21の感光層21bの軸線方向外側に隣接して配置されているので、感光層21bの軸線方向端部において、感光体ドラム21の感光層21b表面と基体21a表面との間に生じる段差の箇所にシール部材を配置することができる。図5に示すように、この段差の箇所AにはトナーTが堆積し易いので、シール部材63の配置により、ギャップコロ62の箇所へ飛散トナーTが到達するのを阻止できるのとともに、段差の箇所AにおけるトナーTの堆積も防止できる。したがって、感光体ドラム21表面におけるトナーTの移動が不必要な箇所へのトナーTの付着、堆積を防止する作用が高められる。その結果、さらにギャップコロ62の回転表面にトナーTが付着し難くなる。
そして、上記構成のプリンタ1において、感光体ドラム21表面に残留するトナーをクリーニングする、感光体ドラム21の軸線方向に延びるクリーニングブレード72を備え、シール部材63は、感光体ドラム21との当接箇所の少なくとも一部が、クリーニングブレード72における、感光体ドラム21軸線方向端部より外側に位置するので、クリーニング時にクリーニングブレード72の長手方向端部より外側(図5において下側)にトナーTがこぼれて、ギャップコロ62の箇所へ到達するのを阻止できる。これにより、現像時とクリーニング時との二つのプロセスにおけるトナーTの飛散を阻止することが可能となる。したがって、ギャップコロ62の回転表面にトナーTが付着するのを防止する作用がさらに高められ、現像ローラ51表面と感光体ドラム21表面との間隔を一定に保持し続けることに対する安全性が増す。
次に、本発明の第2の実施形態に係るプリンタ1の現像装置50周辺の詳細な構成について、図6を用いて説明する。図6は感光体ドラムのシール部材当接箇所を示す模型的部分拡大上面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は、図1〜図5を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成については図面の記載、及びその説明を省略するものとする。
図6に示す第2の実施形態に係る現像装置50において、シール部材63は、感光体ドラム21の感光層21bの軸線方向端部を跨ぐようにして配置されている。このような場合であっても、前記第1の実施形態と同様に、段差の箇所Aに発生し易いトナーTの堆積を防止することができる。したがって、感光体ドラム21表面におけるトナーTの移動が不必要な箇所へのトナーTの付着、堆積を防止する作用が高められ、さらにギャップコロ62の回転表面にトナーTが付着し難くなる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、現像ローラと像担持体とを、各々の表面が所定の間隔を保持するようにして対向させて配置させることが可能なギャップコロを備えた画像形成装置において利用可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの概略構造を示す模型的垂直断面左側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るプリンタの画像形成部周辺を示す模型的垂直断面部分拡大左側面図である。 図2の感光体ドラム周辺を示す模型的部分拡大上面図である。 図2の感光体ドラム周辺を示す模型的垂直断面部分拡大左側面図である。 図3の感光体ドラムのシール部材当接箇所を示す模型的部分拡大上面図である。 本発明の第2の実施形態に係るプリンタの感光体ドラムのシール部材当接箇所を示す模型的部分拡大上面図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
20 画像形成部
21 感光体ドラム(像担持体)
21a 基体
21b 感光層
50 現像装置
51 現像ローラ
51a 支軸
51b 現像スリーブ
53 現像容器
62 ギャップコロ
63 シール部材
70 クリーニング装置
72 クリーニングブレード

Claims (3)

  1. 像担持体と、この像担持体表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像に現像する現像ローラとを備えるとともに、前記現像ローラにギャップコロを設けて、現像ローラ表面と前記像担持体表面とが所定の間隔を保持するように各々を対向させて配置した画像形成装置において、
    前記ギャップコロは、前記像担持体表面に設けられた感光層の軸線方向外側の箇所において像担持体に当接するとともに、前記現像ローラのギャップコロの箇所より軸線方向内側に、像担持体に当接するシール部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シール部材は、前記像担持体の前記感光層の軸線方向外側に隣接して、または感光層の軸線方向端部を跨ぐようにして配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体表面に残留するトナーをクリーニングする、像担持体軸線方向に延びるクリーニングブレードを備え、前記シール部材は、像担持体との当接箇所の少なくとも一部が、前記クリーニングブレードにおける、像担持体軸線方向端部より外側に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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