JP5176508B2 - 締結構造、ブレード構造体、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

締結構造、ブレード構造体、現像装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5176508B2
JP5176508B2 JP2007313684A JP2007313684A JP5176508B2 JP 5176508 B2 JP5176508 B2 JP 5176508B2 JP 2007313684 A JP2007313684 A JP 2007313684A JP 2007313684 A JP2007313684 A JP 2007313684A JP 5176508 B2 JP5176508 B2 JP 5176508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
fastening
cylindrical portion
peripheral surface
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007313684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009139485A (ja
Inventor
崇史 近藤
弘和 栗原
慎一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007313684A priority Critical patent/JP5176508B2/ja
Priority to EP08170083A priority patent/EP2068204A1/en
Priority to CN2008101788505A priority patent/CN101452244B/zh
Priority to US12/328,456 priority patent/US8204414B2/en
Publication of JP2009139485A publication Critical patent/JP2009139485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5176508B2 publication Critical patent/JP5176508B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D39/00Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
    • B21D39/03Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of sheet metal otherwise than by folding
    • B21D39/031Joining superposed plates by locally deforming without slitting or piercing
    • B21D39/032Joining superposed plates by locally deforming without slitting or piercing by fitting a projecting part integral with one plate in a hole of the other plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B5/00Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
    • F16B5/04Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of riveting
    • F16B5/045Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of riveting without the use of separate rivets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/04Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades
    • B05C11/044Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades characterised by means for holding the blades

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の現象装置の現像ローラの外周面に吸着された現像剤の厚さを一定に保つ現像剤規制ブレードなどの薄板状の被締結部材をホルダに固定するための締結構造、この締結構造を備えたブレード構造体、当該ブレード構造体を備えた現像装置に関する。また、本発明は、かかる現像装置を有する画像形成装置に関する。
従来から、プリンタなどの画像形成装置には、マグネットローラの磁力により磁性キャリア及びトナーからなる二成分又はトナーのみからなる一成分の現像剤を外周面に吸着して潜像担持体に向けて供給する現像ローラと、この現像ローラに臨まされて配置されて前記外周面上の現像剤の厚さを一定に保つ被締結部材としての現像剤規制ブレードと、を有するブレード構造体を備えた現像装置(例えば、図35に示す)が設けられているものが知られている。
図35に例示された現像装置100は、現像ローラ101にホルダ102を臨ませ、現像剤規制ブレード103の長手方向に間隔を開けて設けられるネジ部材104により現像剤規制ブレード103をホルダ102に締め付け固定することにより、図35中矢印で示す一定の加圧力Fで現像ローラ101の外周面に現像剤規制ブレード103を当接させる構成とされている。
現像剤規制ブレード103は、薄板状に形成されている。現像剤規制ブレード103は、現像ローラ101の外周面に保持されている現像剤の量を規制する役割を有する。例えば、図に示された現像装置100は、一成分式の現像剤を用いるのに好適なものであって、現像剤規制ブレード103を現像ローラ101の外周面に圧接させ、現像ローラ101の外周面に吸着・保持された現像剤の量を規制している。
この種の現像装置100では、現像ローラ101に吸着・保持される現像剤の量を現像ローラ101の軸方向(長手方向)に均一にするために、現像剤規制ブレード103の現像ローラ101の軸方向に対する圧接力を均一にする必要があることから、現像剤規制ブレード103には、均一な平面性又は平坦性が要求される。
しかしながら、図35に示された現像装置では、現像剤規制ブレード103の波打ちが大きく、設計上予定された真直度(現像剤規制ブレードの稜線の長手方向直線性をいう)が得られず、現像ローラ101と現像剤規制ブレード103との間の隙間が長手方向に不均一となり、良好な摩擦帯電が得られず、画像を形成した場合に異常画像となってしまうという問題がある。
そこで、図35に示された現像装置100において、現像ローラ101に対する現像剤規制ブレード103の加圧力Fを大きくすることが考えられるが、加圧力Fを大きくすると、現像剤規制ブレード103が現像ローラ101を傷つけるおそれが増大し、現像ローラ101の寿命が低下するという不都合がある。
そこで、現像剤規制ブレードをホルダに締め付け固定する際、現像剤規制ブレードの両端から中央に向かって徐々に締め付けトルクが小さくする構造のブレード構造体(例えば、特許文献1参照。)提案されている。
また、薄板状の現像剤規制ブレードを溶接によりホルダに固定する構造のブレード構造体(例えば、特許文献2参照。)も提案されている。
さらに、薄板状の現像剤規制ブレードなどを締結して固定する締結構造として、本発明の発明者らは、既に、ホルダに設けた突起を塑性変形させることで、現像剤規制ブレードを固定する締結構造(例えば、特許文献3参照)や、ホルダと挟持板との間に現像剤規制ブレードを挟み込んで固定する締結構造(例えば、特許文献4参照)を提案している。
また、ホルダなどに設けられた突起を塑性変形させて、現像剤規制ブレードなどを固定する構造として、特許文献5、特許文献6、特許文献7などに示されたブレード構造体も提案されている。
特許第3793370号公報 特開2003−280364号公報 特開2007−245233号公報 特願2006−242338号 特開2001−129623号公報 特開2006−126764号公報 特許第3187103号公報
しかしながら、特許文献1に開示のブレード構造体は、複数個のネジ部材の締め付けトルクをホルダの両端から順に中央に向かって徐々に小さくするという定められた工程管理のもとで現像剤規制ブレードをホルダに固定しなければならず、生産作業効率の向上を図りがたいという不都合がある。
また、特許文献2に開示されたブレード構造体では、溶接時の熱歪みにより現像剤規制ブレードの真直度が悪化するのを防止するため、溶接機の出力の微調整を行い、現像剤規制ブレードの平坦性を確保するようにしている。しなしながら、溶接機の出力管理は煩雑であり、生産準備に多大の時間を要し、量産工程では、溶接機の出力のばらつきにより、溶接不良が発生する。
また、溶接による方法は、製造コストが高騰し、ブレード構造体の単価が高くなる、ホルダと現像剤規制ブレードとの材料が異なる場合には、低温の環境や高温の環境において、線膨張係数の相違から溶接箇所で歪みが生じ、現像剤規制ブレードに波打ちが生じ、平坦性が損なわれるという不都合がある。現像剤規制ブレードを接着剤によりホルダに固定する場合にも同様の問題が生じる。
また、特許文献4に開示された締結構造を備えたブレード構造体では、現像剤規制ブレードの波打ちを防止する為に挟持板を用いている。この挟持板を設けることにより、部品点数が多くなり、組立工数の増加、それに伴う部品在庫管理が煩雑となり、ブレード構造体のコストアップを招いている。
また、特許文献3に開示された締結構造により、現像材規制ブレードをホルダに固定してブレード構造体を製造する場合には、パンチ(第1の加圧工具)で凸部に切り込みを作る際に、その加工力の影響でホルダの現像剤規制ブレードが重なる面の平坦性が悪くなり、そこに押し付けられた現像剤規制ブレードの平坦性を局部的に悪くすることがあった。現像剤規制ブレードの板厚が薄く、剛性が低くなった場合に、この局部的な平坦性の悪さが現像剤規制ブレードの縁に波打ちを発生させ、ブレード構造体としての機能を果たさないことがある。
さらに、パンチ(第1の加圧工具)で凸部に切り込みを作る際に、その加工力の影響で凸部の基端部が膨らんでしまうことがある。凸部が膨らんで現像剤規制ブレードの貫通孔の内周面に接すると、現像剤規制ブレードには大きな波打ちが発生し、ブレード構造体としての機能を果たさないことがある。その為に貫通孔を予め大きくしておくと、切り込みを押し広げた部分で押さえる面積が狭くなり、締結強度不足を招いていた。
また、従来より、厚さ0.5mm以下の薄板を、当該薄板に波打ちを発生させないように、ホルダに締結する際には、例えば、安全かみそり刃をホルダにセットするように、薄板を挟み込む方向の力で締結する必要があることが知られている。
ここで、例えば、薄板105に締結用の貫通孔106を設け、貫通孔106を押し広げるような方向の力、すなわち薄板105を押し広げる方向の力を与えて締結をすると、僅かな力で、薄板105に波打ちが発生することが従来から知られているからである。すなわち、厚さ0.5mm以下の薄板は、図36中に矢印で示す方向の力に対しては波打ちしにくいが、図37中に矢印で示す方向の力に対しては波打ちしやすく、僅かな力でも波打ちが発生するということが知られている。
以上を踏まえると、特許文献5に開示された部品取付用突起付き金属板により、ブレード構造体を製造した場合、筒状部を押し広げ成形する際にかかる現像剤規制ブレードへの力により当該現像剤規制ブレードに波打ちが発生し、ブレード構造体としての機能を果たさないことがある。これは、被締結部材としての現像剤規制ブレードが、厚さ0.5mm以下の薄板である場合ほど顕著である。
また、バーリング加工により得られた筒状部に、被締結部材に設けた貫通孔を挿通し、次工程にて筒状部を押しつぶして、被締結部材を締結する方法が広く一般的に知られている。これも前述と同様に、締結の際に筒状部が押し広げられることにより、被締結部材の貫通孔の内周面に、押し広げられる向きの力がかかる為に、薄板を波打ちすることなく締結する方法としては適さない。
さらに、特許文献6及び特許文献7に開示された方法も前記と同様な理由により、薄板を波打ちすることなく締結する方法としては適さない。
また、特許文献5に示された筒状部が一体に形成された金属板を成形する際には、この金属板を型間に挟みこむ力を非常に強くしないと、成形時に筒状部として隆起すべき母材が当該筒状部の外周方向に流れてしまい成形不良が生じてしまう。このため、成形不良が生じることにより、現像剤規制ブレードを取り付けた際に、当該現像剤規制ブレードが波打つ傾向となっていた。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作業効率の向上を図ることができかつ波打つことなく被締結部材をホルダに取り付けることができる締結構造、ブレード構造体及びこれを備えた現像装置並びにこの現像装置を備えた画像形成装置を提供するところにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の締結構造は、締結部材の一方の表面に設けられた筒状部と、前記締結部材の一方の表面に重ねられる被締結部材を貫通しかつ内径が前記筒状部の外径よりも大きな貫通孔と、を備えていて、前記締結部材に前記被締結部材を固定する締結構造において、前記貫通孔内に前記筒状部が通された状態で、前記筒状部の外周面と前記貫通孔の内周面とが間隔をあけたまま、前記筒状部の先端部を外周方向に押し広げられた後に、前記筒状部の基部の内周面を押圧しない状態で、前記筒状部の前記外周方向に押し広げられた先端部の内周面を前記一方の表面に向かって垂直方向に押圧することにより当該先端部を前記被締結部材に向かって押し曲げて、前記筒状部の基部の外周面と前記貫通孔の内周面との間に隙間を形成させて、当該先端部と前記一方の表面との間に前記被締結部材が挟み込まれて固定されていることを特徴としている。
請求項2に記載の締結構造は、請求項1に記載の締結構造において、前記筒状部が、前記締結部材の一方の表面から立設した円筒状に形成されて、その基部が前記一方の表面により塞がれていることを特徴としている。
請求項3に記載の締結構造は、請求項1又は請求項2に記載の締結構造において、前記筒状部が、前記締結部材の一方の表面に連なりかつ前記貫通孔に内周面と間隔をあけて相対する大径部と、前記大径部に連なりかつ前記大径部よりも外径が小さな小径部とを備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の締結構造は、請求項1又は請求項2に記載の締結構造において、前記筒状部が、前記締結部材の一方の表面に連なりかつ前記貫通孔に内周面と間隔をあけて相対する円柱部と、前記円柱部に連なる筒部とを備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の締結構造は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の締結構造において、前記筒状部の平面形状と前記貫通孔の平面形状が、同形状に形成されていることを特徴としている。
請求項6に記載の締結構造は、請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の締結構造において、前記筒状部には、前記一方の表面に対し交差する方向に沿って延在したスリットが形成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の締結構造は、請求項1乃至請求項6のうちいずれか一項に記載の締結構造において、前記一方の表面から凹に形成されかつその内側に前記筒状部を位置付ける円環状の凹溝が、設けられていることを特徴としている。
請求項8に記載の締結構造は、請求項1乃至請求項7のうちいずれか一項に記載の締結構造において、前記筒状部の裏側には、外周側に向かうにしたがって前記締結部材の厚さを徐々に減少させるテーパ凹部が設けられていることを特徴としている。
請求項9に記載のブレード構造体は、長尺の締結部材の一方の表面に被締結部材としての長尺の薄板ブレードを重ねて、前記締結部材に前記薄板ブレードを固定した締結構造を備えたブレード構造体において、前記締結構造として請求項1乃至請求項8のうちいずれか一項に記載の締結構造を備えたことを特徴としている。
請求項10に記載のブレード構造体は、請求項9に記載のブレード構造体において、前記締結構造を、前記締結部材及び薄板ブレードの長手方向に沿って間隔をあけて複数設けたことを特徴としている。
請求項11に記載のブレード構造体は、請求項10に記載のブレード構造体において、前記締結構造を、前記締結部材及び薄板ブレードの長手方向に沿って等間隔に設けたことを特徴としている。
請求項12に記載の現像装置は、現像剤を外周面に吸着して像担持体と相対する現像領域まで搬送する現像ローラと、締結部材と該締結部材に取り付けられて前記現像ローラの外周面に吸着した現像剤の厚さを一定に保つ薄板ブレードとを有したブレード構造体と、を備えた現像装置において、前記ブレード構造体として、請求項9乃至請求項11のうちいずれか一項に記載のブレード構造体を備えたことを特徴としている。
請求項13に記載の画像形成装置は、像担持体と、帯電装置と、現像装置と、を少なくとも有する画像形成装置において、前記現像装置として、請求項12記載の現像装置を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、筒状部の外周面と貫通孔の内周面との間に隙間が存在している状態で締結されているので、被締結部材に設けられた貫通孔の内周面に当該貫通孔を押し広げるような向きの力が作用していないので、被締結部材に波打ちが生じ当該被締結部材の平坦性が損なわれるという不都合が無い。特に、被締結部材が厚さ0.5mm以下の薄板に形成されている場合顕著である。
ホルダと被締結部材がたとえ異なる材質で構成されて線膨張係数が相違する材質で構成されていても、筒状部の外周面と貫通孔の内周面との間に隙間が存在しているので、線膨張係数の相違から締結箇所で歪みが生じ、被締結部材に波打ちが生じ、平坦性が損なわれるという不都合が無い。
更に、筒状部の先端部とホルダの一方の表面とによって被締結部材の貫通孔付近を面接触する状態により挟持しているので、筒状部の先端部を被締結部材に向かって押し曲げる量がばらついても、狙い通りの締結が完了する範囲が(点接触の時に比べ)広く、安定して、ホルダに被締結部材を取り付けることが出来る。
また、筒状部の先端部をかしめることで、ホルダに被締結部材を固定するので、一度の工程で複数の締結構造をかしめることができるので、被締結部材の固定にかかる工数が増加することを防止でき、低コスト化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、前述した請求項1の効果に加え、筒状部の基部がホルダの一方の表面により閉塞されているので、例えば、現像剤の厚さを規制するブレード構造体に用いられた場合に、穴を封鎖する部品と工程を省くことが出来る。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1及び2の効果に加え、筒状部が大径部と小径部とを備えて、その基部に段差部が形成されているので、筒状部の先端部を外周方向に押し広げられる際に、前述した段差部を起点に突起部が外側へ押し広げられるので、当該先端部が被締結部材に向かって押し曲げられることにより膨径する箇所が、小径部に生じて、当該先端部を被締結部材に向かって押し曲げる前に設けた貫通孔の内周面と筒状部の外周面との間の隙間を、締結後も維持出来る。すなわち、前記隙間が締結加工の影響を受けない。よって、貫通孔の径を筒状部の径よりも若干量だけ大きくすれば良い。よって、筒状部の先端部と貫通孔の周辺の接触面積をより大きく取ることが出来る。
更に、締結加工時のばらつきにより、筒状部の基部の膨径量が大きくなったとしても、被締結部材の波打ちに影響を及ぼさない。以上より、より品質の安定した部品を供給することが可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3の効果に加え、筒状部の先端部の押さえ力をより均一に挟持できるので、より高精度となる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4の効果に加え、筒状部と貫通孔の平面形状を同形状に形成しているので、筒状部の外周面と貫通孔の内周面との間にこれらの周方向に一様な隙間をほぼ均一に設けることが出来るので、より品質の安定した部品を供給することが可能になる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4の効果に加え、筒状部の塑性変形に要する力を少なく出来るので、簡易な設備で加工することが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、ホルダの一方の表面に内側に筒状部を位置付ける円環状の凹溝が形成されているので、ホルダに筒状部を一体に形成する際に、ホルダを型間に挟みこむ力を非常に強くせずに、凹溝によって筒状部の外周方向に流れようとするホルダの母材を止めることができ、成形時に筒状部として確実に隆起させることができる。よって、成形不良が生じることを防止でき、現像剤規制ブレードとして用いられる薄板ブレードをホルダに取り付けた際に、当該薄板ブレードが波打つことを防止できる。
請求項8に記載の発明によれば、筒状部の裏側に外周方向に向かうにしたがってホルダの厚さを徐々に減少させるテーパ凹部が設けられているので、ホルダに筒状部を一体に形成する際に、ホルダを型間に挟みこむ力を非常に強くせずに、テーパ凹部の特に外縁部によって筒状部の外周方向に流れようとするホルダの母材を止めることができ、成形時に筒状部として確実に隆起させることができる。よって、成形不良が生じることを防止でき、現像剤規制ブレードとして用いられる薄板ブレードをホルダに取り付けた際に、当該薄板ブレードが波打つことを防止できる。
請求項9に記載の発明によれば、前述した締結構造により、現像剤規制ブレードとして用いられる薄板ブレードをホルダに固定するので、薄板ブレードの平坦性が良好で、薄板ブレードの波打ちを防止できるブレード構造体を提供できる。
請求項10に記載の発明によれば、締結構造をホルダ及び薄板ブレードの長手方向に間隔をあけて複数設けているので、前述した請求項9の効果に加え、均一な加圧力を現像ローラに与えることができる。
請求項11に記載の発明によれば、締結構造をホルダ及び薄板ブレードの長手方向に等間隔に設けているので、前述した請求項10の効果に加え、より均一な加圧力を現像ローラに与えることができる。
請求項12に記載の発明によれば、前述したブレード構造体を備えているので、高精度で低コストな現像装置を得ることができる。
請求項13に記載の発明によれば、前述した現像装置を備えているので、高精度で低コストな画像形成装置を得ることができる。
以下、本発明の第1の実施形態を、図1ないし図15に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。図2は、図1に示された画像形成装置のプロセスカートリッジの断面図である。図3は、図2に示されたプロセスカートリッジの現像装置のブレード構造体の斜視図である。
画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像則ちカラー画像を、一枚の転写材としての記録紙7(図1に示す)に形成する。なお、イエロー、マゼンダ、シアン、黒の各色に対応するユニットなどを、以下、符号の末尾に各々Y,M,C,Kを付けて示す。
画像形成装置1は、図1に示すように、装置本体2と、給紙ユニット3と、レジストローラ対10と、転写ユニット4と、定着ユニット5と、複数のレーザ書き込みユニット22Y,22M,22C,22Kと、複数のプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kとを少なくとも備えている。
装置本体2は、例えば、箱状に形成され、フロア上などに設置される。装置本体2は、給紙ユニット3と、レジストローラ対10と、転写ユニット4と、定着ユニット5と、複数のレーザ書き込みユニット22Y,22M,22C,22Kと、複数のプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kを収容している。
給紙ユニット3は、装置本体2の下部に複数設けられている。給紙ユニット3は、前述した記録紙7を重ねて収容するとともに装置本体2に出し入れ自在な給紙カセット23と、給紙ローラ24とを備えている。給紙ローラ24は、給紙カセット23内の一番上の記録紙7に押し当てられている。給紙ローラ24は、前述した一番上の記録紙7を、転写ユニット4の後述する搬送ベルト29と、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの後述する現像装置13の感光体ドラム8との間に送り出す。
レジストローラ対10は、給紙ユニット3から転写ユニット4に搬送される記録紙7の搬送経路に設けられており、一対のローラ10a,10bを備えている。レジストローラ対10は、一対のローラ10a,10b間に記録紙7を挟み込み、該挟み込んだ記録紙7をトナー像に重ね合わせ得るタイミングで、転写ユニット4とプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kとの間に送り出す。
転写ユニット4は、給紙ユニット3の上方に設けられている。転写ユニット4は、駆動ローラ27と、従動ローラ28と、搬送ベルト29と、転写ローラ30Y,30M,30C,30Kとを備えている。駆動ローラ27は、記録紙7の搬送方向の下流側に配置されており、駆動源としてのモータなどによって回転駆動される。従動ローラ28は、装置本体2に回転自在に支持されており、記録紙7の搬送方向の上流側に配置されている。搬送ベルト29は、無端環状に形成されており、前述した駆動ローラ27と従動ローラ28との双方に掛け渡されている。搬送ベルト29は、駆動ローラ27が回転駆動されることで、前述した駆動ローラ27と従動ローラ28との回りを図中半時計回りに循環(無端走行)する。
転写ローラ30Y,30M,30C,30Kは、それぞれ、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの感光体ドラム8との間に搬送ベルト29と該搬送ベルト29上の記録紙7とを挟む。転写ユニット4は、転写ローラ30Y,30M,30C,30Kが、給紙ユニット3から送り出された記録紙7を各プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの感光体ドラム8の外表面に押し付けて、感光体ドラム8上のトナー像を記録紙7に転写する。転写ユニット4は、トナー像を転写した記録紙7を定着ユニット5に向けて送り出す。
定着ユニット5は、転写ユニット4の記録紙7の搬送方向の下流に設けられ、互いの間に記録紙7を挟む一対のローラ5a,5bを備えている。定着ユニット5は、一対のローラ5a,5b間に転写ユニット4から送り出されてきた記録紙7を押圧加熱することで、感光体ドラム8から記録紙7上に転写されたトナー像を、該記録紙7に定着させる。
レーザ書き込みユニット22Y,22M,22C,22Kは、それぞれ、装置本体2の上部に取り付けられている。レーザ書き込みユニット22Y,22M,22C,22Kは、それぞれ、一つのプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kに対応している。レーザ書き込みユニット22Y,22M,22C,22Kは、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの後述の帯電ローラ9により一様に帯電された感光体ドラム8の外表面にレーザ光を照射して、静電潜像を形成する。
プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは、それぞれ、転写ユニット4と、レーザ書き込みユニット22Y,22M,22C,22Kとの間に設けられている。プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは、装置本体2に着脱自在である。プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは、記録紙7の搬送方向に沿って、互いに並設されている。
プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは、図2に示すように、カートリッジケース11と、帯電装置としての帯電ローラ9と、像担持体(感光体ともいう)としての感光体ドラム8と、クリーニング装置としてのクリーニングブレード12と、現像装置13と、を備えている。このため、画像形成装置1は、帯電ローラ9と、感光体ドラム8と、クリーニングブレード12と、現像装置13と、を少なくとも備えている。
カートリッジケース11は、装置本体2に着脱自在で、かつ帯電ローラ9と、感光体ドラム8と、クリーニングブレード12と、現像装置13と、を収容している。帯電ローラ9は、感光体ドラム8の外表面を一様に帯電する。
感光体ドラム8は、現像装置13の後述する現像ローラ15と間隔をあけて配されている。感光体ドラム8は、軸芯を中心として回転自在な円柱状又は円筒状に形成されている。感光体ドラム8は、対応するレーザ書き込みユニット22Y,22M,22C,22Kにより、外表面上に静電潜像が形成される。感光体ドラム8は、外表面上に形成されかつ担持する静電潜像にトナーが吸着して現像し、こうして得られたトナー像を搬送ベルト29との間に位置付けられた記録紙7に転写する。クリーニングブレード12は、記録紙7にトナー像を転写した後に、感光体ドラム8の外表面に残留した転写残トナーを除去する。
現像装置13は、図2に示すように、現像剤供給部14と、ケース25と、現像剤担持体としての現像ローラ15と、ブレード構造体16と、を少なくとも備えている。
現像剤供給部14は、収容槽17と、攪拌部材としての一対の攪拌スクリュー18と、を備えている。収容槽17は、感光体ドラム8と長さが略等しい箱状に形成されている。また、収容槽17内には、該収容槽17の長手方向に沿って延びた仕切壁19が設けられている。仕切壁19は、収容槽17内を第1隙間20と、第2隙間21とに区画している。また、第1隙間20と第2隙間21とは、両端部が互いに連通している。
収容槽17は、第1隙間20と第2隙間21との双方に現像剤26を収容する。現像剤26は、トナーのみを含んでいる。トナーは、第1隙間20と、第2隙間21とのうち現像ローラ15から離れた側の第1隙間20の一端部に、適宜供給される。トナーは、乳化重合法又は懸濁重合法により製造された球状の微粒子である。なお、トナーは、種々の染料又は顔料を混入・分散した合成樹脂で構成される塊を粉砕して得られても良い。トナーの平均粒径は、3μm以上でかつ7μm以下である。また、トナーは、粉砕加工などにより形成されても良い。
攪拌スクリュー18は、第1隙間20と第2隙間21それぞれに収容されている。攪拌スクリュー18の長手方向は、収容槽17、現像ローラ15及び感光体ドラム8の長手方向と平行である。攪拌スクリュー18は、軸芯周りに回転自在に設けられており、軸芯周りに回転することで、トナーを攪拌するとともに、該軸芯に沿って現像剤26を搬送する。
図示例では、第1隙間20内の攪拌スクリュー18は、現像剤26を前述した一端部から他端部に向けて搬送する。第2隙間21内の攪拌スクリュー18は、現像剤26を他端部から一端部に向けて搬送する。
前述した構成によれば、現像剤供給部14は、第1隙間20の一端部に供給されたトナーを攪拌しながら、他端部に搬送し、この他端部から第2隙間21の他端部に搬送する。そして、現像剤供給部14は、第2隙間21内でトナーを攪拌し、軸芯方向に搬送しながら、現像ローラ15の外周面に供給する。
ケース25は、箱状に形成され、前述した現像剤供給部14の収容槽17に取り付けられて、該収容槽17とともに、現像ローラ15などを覆う。また、ケース25の感光体ドラム8と相対する部分には、開口部25aが設けられている。
現像ローラ15は、円柱状に形成され、第2隙間21と、感光体ドラム8との間でかつ前述した開口部25aの近傍に設けられている。現像ローラ15は、感光体ドラム8と収容槽17との双方と平行である。現像ローラ15は、感光体ドラム8と間隔をあけて配されている。現像ローラ15と感光体ドラム8との間の隙間は、現像剤26のトナーを感光体ドラム8に吸着させて、静電潜像を現像してトナー像を得る現像領域31をなしている。現像領域31では、現像ローラ15と感光体ドラム8とが相対する。
現像ローラ15は、図2に示すように、円柱状の芯金34と、円筒状のマグネットローラ(磁石体ともいう)33と、非磁性円筒体としての前述した現像スリーブ32とを備えている。芯金34は、長手方向が感光体ドラム8の長手方向と平行に配され、前述したケース25に回転することなく固定されている。
マグネットローラ33は、磁性材料で構成され、かつ円筒状に形成されているとともに、複数の固定磁極が設けられている。マグネットローラ33は、芯金34の外周に軸芯回りに回転することなく固定されている。
固定磁極は、長尺で棒状の磁石であり、マグネットローラ33のローラ本体35に取り付けられている。固定磁極は、マグネットローラ33のローラ本体35則ち現像ローラ15の長手方向に沿って延びており、該マグネットローラ33のローラ本体35の全長に亘って設けられている。前述した構成のマグネットローラ33は、現像スリーブ32内に収容されている(内包されている)。
一つの固定磁極は、前述した攪拌スクリュー18と相対して、現像スリーブ32即ち現像ローラ15の外周面上に磁気力を生じて、収容槽17の第2隙間21内の現像剤26を現像スリーブ32の外周面に吸着する。
他の一つの固定磁極は、前述した感光体ドラム8と相対して、現像スリーブ32即ち現像ローラ15の外周面上に磁気力を生じて、現像スリーブ32と感光体ドラム8との間に磁界を形成する。この固定磁極は、該磁界によって磁気ブラシを形成することで、現像スリーブ32の外周面に吸着された現像剤26のトナーを感光体ドラム8に受け渡すようになっている。
さらに、マグネットローラ33には、前述した二つの固定磁極の他に現像前の現像剤26を現像剤供給部14の収容槽17から現像領域31まで搬送したり、現像済みの現像剤26を現像領域31から収容槽17まで搬送するための固定磁極が設けられている。
前述した固定磁極即ちマグネットローラ33は、現像スリーブ32の外周面に現像剤26を吸着すると、現像剤26のトナーを固定磁極が生じる磁力線に沿って複数重ねて、該現像スリーブ32の外周面上に立設(穂立ち)させる。このように、トナーが磁力線に沿って複数重なって現像スリーブ32の外周面上に立設する状態を、トナーが現像スリーブ32の外周面上に穂立ちするという。則ち、現像スリーブ32は、マグネットローラ33の磁力により外周面に現像剤26を吸着する。
現像スリーブ32は、図2に示すように、円筒状に形成されている。現像スリーブ32は、マグネットローラ33を内包し(収容し)て、軸芯回りに回転自在に設けられている。現像スリーブ32は、その内周面が固定磁極に順に相対するように回転される。現像スリーブ32は、アルミニウム合金、ステンレス鋼(SUS)などの非磁性材料で構成されている。
本実施形態では、現像スリーブ32は、その外周面にランダムな楕円形状の凹みを多数有している。かかるランダムな楕円形状の凹みは、勿論、現像スリーブ32の外周面から凹に形成され、長手方向が現像スリーブ32の軸方向に沿うものと、長手方向が現像スリーブ32の周方向に沿うものとが設けられている。長手方向が現像スリーブ32の軸方向に沿う凹みが、長手方向が現像スリーブ32の周方向に沿う凹みより多い。さらに、凹みの長手方向の長さ(長径)は、0.05mm以上でかつ0.3mm以下となっており、幅方向の幅(端径)は、0.02mm以上でかつ0.1mm以下となっている。
凹みは、現像スリーブ32を構成する素管を、比較的の大きいカットワイヤ(金属ワイヤを短尺に切断したもの)よりなるメディア(例えば、オーステナイト系のステンレス鋼又はマルチンサイト系のステンレス鋼などの磁性材料で構成され、外径が0.5mm以上でかつ1.2mm以下で、かつ全長をLとし外径をDとするとL/Dが4以上でかつ10以下の短線状の円柱状に形成されたもの)とともに回転磁場内に位置付け、当該回転磁場によりメディアを自転させながら素管の回りを公転させて、当該メディアを素管の外周面に衝突されて、形成される。
このように、凹みは、素管にメディアを従来のブラスト工法のように衝突させることによって形成される。このように、前記現像スリーブ32が、その外周面にランダムな楕円形状の凹みを多数有していると、その表面にピッチの粗い凹凸を有するものとなり、そのために、現像剤26の滑りにくい一つ一つの凹みを根とした太い穂立ちが形成されると共に、該凹みも磨耗しにくいものとなり、よって、長期にわたって画像ムラの生じることのない安定した良好な画像を得ることができる。
ブレード構造体16は、現像装置13のケース25の開口部25aと感光体ドラム8との間に配置され、図3乃至図8に示すように、締結部材としてのホルダ41と、薄板ブレードとしての現像剤規制ブレード(被締結部材に相当する)42と、複数の締結構造43とを備えている。
ホルダ41は、塑性変形可能な材料(金属など)から構成され、長尺の帯板状に形成されている。ホルダ41は、その長手方向が現像ローラ15の長手方向と平行に配置されている。ホルダ41には、図3及び図5に示すように、その両側端部に図示を略す現像装置13のケース25や、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kのカートリッジケース11に、ブレード構造体16を固定するためのねじ穴44が形成されている。
現像剤規制ブレード16は、たとえば、厚さが0.5mm程度の薄板の帯板状に形成されている。現像剤規制ブレード16は、その長手方向が現像ローラ15の長手方向と平行に配置され、ホルダ41の一方の表面41a上に重ねられ、さらにホルダ41よりもその縁部が現像ローラ15に向かって突出した状態で、締結構造43により当該ホルダ41に取り付けられている。
現像剤規制ブレード42は、その先端が現像ローラ15の現像スリーブ32の外周面に押し付けられた状態で、前述したホルダ41に取り付けられている。現像剤規制ブレード16は、現像ローラ32の外周面上のトナー即ち現像剤26の厚みを一定に規制して、現像領域31に搬送される現像スリーブ32の外周面上に吸着した現像剤26の厚さを一定に保つとともに、現像スリーブ32の外周面上に吸着した現像剤26を摩擦帯電させる。
締結構造43は、図3及び図5に示すように、ホルダ41及び現像剤規制ブレード42の長手方向に沿って、間隔をあけて複数並べられて設けられている。これら複数の締結構造43は、図示例では、等間隔に設けられている。なお、締結構造43は、図示例では、12個設けられている。
締結構造43は、図4、図6乃至図8に示すように、ホルダ41の一方の表面41aに設けられた筒状部45と、円柱状凹部46と、現像剤規制ブレード42に設けられた貫通孔47とを備えている。筒状部45は、後述の折り曲げ成形の前の状態では、図9及び図11に示すように、平面形状が円形の円筒状に形成されて一方の表面41aから立設している。筒状部45は、一方の表面41a寄りの基部がホルダ41の当該一方の表面41aにより塞がれている。筒状部45は、押し出し成形(プレス加工の一種)によりホルダ41を構成する母材の一部が当該ホルダ41の一方の表面41aから押し出されて成形されている。
また、筒状部45は、後述の折り曲げ成形の前の状態では、図9及び図11に示すように、互いに直列に連なった大径部48と、小径部49とを一体に備えている。大径部48及び小径部49は、それぞれ、円筒状に形成されているとともに、互いに内径が等しく形成されている。大径部48は、ホルダ41の一方の表面に連なっている(から立設している)。小径部49は、大径部48に連なりかつその外径が大径部48の外径よりも小さく形成されている。このため、大径部48と小径部49との間に段差部50が形成されている。なお、大径部48の厚さは、現像剤規制ブレード42の厚さと略等しく形成されている。
円柱状凹部46は、ホルダ41の他方の表面41bの筒状部45に対応する位置に設けられている。円柱状凹部46は、ホルダ41の他方の表面41bから凹に形成され、筒状部45の裏側に位置する部分に設けられている。円柱状凹部46は、勿論、その平面形状が円形に形成されている。また、円柱状凹部46の底面46aは、ホルダ41の他方の表面41bと平行に形成されている。さらに、円柱状凹部46の内径は、筒状部45の大径部48の外径と等しく形成されている。
貫通孔47は、筒状部45に対応する箇所に設けられ、筒状部45の段差部50の外径よりも内径が大きく形成されている。貫通孔47は、その平面形状が円形に形成されている。このため、筒状部45の平面形状と、貫通孔47の平面形状とが、同形状に形成されている。
また、前述した締結構造43は、図12及び図14などに示す金型セット51により、貫通孔47内に筒状部45を通し、ホルダ41の一方の表面41a上に現像剤規制ブレード42を重ねた状態で、筒状部45の大径部48の外周面と貫通孔47の内周面とが互いに間隔をあけたまま、当該筒状部45のホルダ41の一方の表面41aから離れた側の先端部45aを、この筒状部45の外周方向に押し広げた後に、当該先端部45aを現像剤規制ブレード42に向かって押し曲げて、この先端部45aとホルダ41の一方の表面41aとの間に現像剤規制ブレード42を挟みこんで固定している。こうして、現像剤規制ブレード42は、筒状部45の先端部45aとホルダ41とにより、互いに面による接触により挟持されている。また、この時、筒状部45の大径部48の外周面と貫通孔47の内周面との間には、隙間Gが形成されている。
前記金型セット51は、図12中下方に配置されて、その表面上にホルダ41が載置されるダイ52と、ダイ52と相対して設けられる第1パンチ53(図12に示し、第1の加圧具に相当する)と、ダイ52と相対して設けられる第2パンチ54(図14に示し、第2の加圧具に相当する)とを備えている。ダイ52は、その表面上に円柱状凹部46の内径と外径が等しい円柱状の成形突起55が設けられている。
第1パンチ53は、図12に示すように、円柱状のパンチ本体56と、当該パンチ本体56の先端に設けられた押し曲げ成形部57と、を備えている。パンチ本体56は、その長手方向がダイ52の表面に対して直交した状態に配置されている。また、パンチ本体56即ち第1パンチ53は、図示しないシリンダによりダイ52に接離自在となっている。
押し曲げ成形部57は、パンチ本体56の先端から凸に形成されており、当該パンチ本体56から突出するのにしたがって徐々に外径が小さくなるすり鉢状に形成されている。押し曲げ成形部57の先端面57aは、円形に形成されており、その外径が筒状部45の内径より小さく形成されている。
第2パンチ54は、厚手の平板状に形成されており、ダイ52の表面と平行となる位置に配置されて、図示しないシリンダによりダイ52に接離自在となっている。第2パンチ54のダイ52に相対する先端面54aは、凹部58が形成されている。凹部58は、その平面形状が円形に形成され、かつその内径が貫通孔47の内径よりも大きく形成されている。また、凹部58の底面58aは、平坦に形成されて第2パンチ54の先端面54aと平行となっている。前述した第1パンチ53と、第2パンチ54は、いずれかが選択されて、ダイ52の上方に配置されて、当該ダイ52に対して、接離される。
前述した構成の締結構造43を、以下に示すようにかしめて、ブレード構造体16を組み立てる。まず、図9に示すように、押し出し成形(プレス加工の一種)によりホルダ41を構成する母材の一部を当該ホルダ41の一方の表面41aから押し出して、筒状部45を成形する。次に、図10及び図11に示すように、貫通孔47内に筒状部45を通して、現像剤規制ブレード42をホルダ41の一方の表面41a上に重ねて配置する。すると、筒状部45の大径部48の外周面と貫通孔47の内周面との間には隙間Gが形成されている。
次に、図12に示すように、ダイ52上にホルダ41及び現像剤規制ブレード42を配置して、第1パンチ53をダイ52に相対させた後に、当該第1パンチ53をダイ52に接離させる。このとき、現像剤規制ブレード42、筒状部45、ダイ52及び第1パンチ53を互いに同軸となる位置に配置するとともに、勿論、成形突起55を円柱状凹部46内に挿入する。
第1パンチ53がダイ52に近づくと、第1パンチ53の押し曲げ成形部57が筒状部45内に侵入するとともに、当該筒状部45の先端部45aが押し曲げ成形部57の外周面に接触する。そして、第1パンチ53がダイ52に近づくのにしたがって、筒状部45の先端部45aが押し曲げ成形部57の外周面によって当該筒状部45の外周方向に押し広げられて、筒状部45は、大径部48と小径部49との間に設けられた段差部50を起点として変形する。
さらに、押し曲げ成形部57の先端面57aが筒状部45の底面46aに接近しても、当該先端面57aの外径が筒状部45の内径と等しいので、筒状部45の大径部48の外周面と貫通孔47の内周面とが互いに間隔をあけた状態を保つ。さらに、押し広げられた筒状部45の先端部の外径が、少なくとも現像剤規制ブレード42に設けた貫通孔47の内径よりも大きくなるまで、第1パンチ53をダイ52に近づける。
こうして、図13に示すように、筒状部45の大径部48の外周面と貫通孔47の内周面とが互いに間隔をあけたまま当該筒状部45の先端部45aが外周方向に押し広げられる。さらに、前記段差部50は、筒状部45の変形に伴い膨径するとともに、前記隙間Gは成形前とほぼ同じ量を保っている。
次に、図14に示すように、第2パンチ54をダイ52に相対させた後に、当該第2パンチ54をダイ52に接離させる。すると、筒状部45の先端部45aに第2パンチ54の先端面の外縁部が接触して、第2パンチ54がダイ52に近づくのにしたがって、当該先端部45aが第2パンチ54の先端面の外縁部によってダイ52上の現像剤規制ブレード42に向かって押し付けられる。
すると、筒状部45は、段差部50を起点として変形して、図15に示すように、筒状部45の先端部45aが現像剤規制ブレード42に密に接触した後、第2パンチ54がダイ52から遠ざけられる。すると、筒状部45の先端部45aが塑性変形して、図8に示すように、当該先端部45aがホルダ41の一方の表面41aとの間に現像剤規制ブレード42を挟みこんで、ホルダ41に現像剤規制ブレード42が固定される。このとき、図15に示すように、段差部50は、筒状部45の変形に伴い、更に膨径する。なお、図15において、隙間Gは、成形前とほぼ同じ量を保っている。
前述した構成のブレード構造体16は、締結構造43によりホルダ41に現像剤規制ブレード42を取り付けて、当該ホルダ41がケース25などに固定される。
前述した構成の現像装置13は、現像剤供給部14でトナーを十分に攪拌し、この攪拌した現像剤26を固定磁極により現像スリーブ32の外周面に吸着する。そして、現像装置13は、現像スリーブ32が回転して、固定磁極により吸着した現像剤26を現像領域31に向かって搬送する。
そして、現像装置13は、現像剤規制ブレード16で一定の厚みに保って、所望の厚さになった現像剤26を感光体ドラム8に吸着させる。こうして、現像装置13は、現像剤26を現像ローラ15に担持し、現像領域31に搬送して、感光体ドラム8上の静電潜像を現像して、トナー像を形成する。
そして、現像装置13は、現像済みの現像剤26を、固定磁極により収容槽17まで搬送して、収容槽17に向かって離脱させる。さらに、そして、収容槽17内に収容された現像済みの現像剤26は、再度、第2隙間21内で他の現像剤26と十分に攪拌されて、感光体ドラム8の静電潜像の現像に用いられる。
前述した構成の画像形成装置1は、以下に示すように、記録紙7に画像を形成する。まず、画像形成装置1は、感光体ドラム8を回転して、この感光体ドラム8の外表面を一様に帯電ローラ9により帯電する。感光体ドラム8の外表面にレーザ光を照射して、該感光体ドラム8の外表面に静電潜像を形成する。そして、静電潜像が現像領域31に位置付けられると、現像装置13の現像スリーブ32の外周面に吸着した現像剤26が感光体ドラム8の外表面に吸着して、静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム8の外表面に形成する。
そして、画像形成装置1は、給紙ユニット3の給紙ローラ24などにより搬送されてきた記録紙7が、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの感光体ドラム8と転写ユニット4の搬送ベルト29との間に位置して、感光体ドラム8の外表面上に形成されたトナー像を記録紙7に転写する。画像形成装置1は、定着ユニット5で、記録紙7にトナー像を定着する。こうして、画像形成装置1は、記録紙7にカラー画像を形成する。
本実施形態によれば、筒状部45の外周面と貫通孔47の内周面との間に隙間Gが存在している状態で締結されているので、現像剤規制ブレード42に設けられた貫通孔47の内周面に当該貫通孔47を押し広げるような向きの力が作用していないので、現像剤規制ブレード42に波打ちが生じ当該現像剤規制ブレード42の平坦性が損なわれるという不都合が無い。特に、現像剤規制ブレード42が厚さ0.5mm以下の薄板に形成されている場合顕著である。
ホルダと現像剤規制ブレード42がたとえ異なる材質で構成されて線膨張係数が相違する材質で構成されていても、筒状部45の外周面と貫通孔47の内周面との間に隙間Gが存在しているので、線膨張係数の相違から締結箇所で歪みが生じ、現像剤規制ブレード42に波打ちが生じ、平坦性が損なわれるという不都合が無い。
更に、筒状部45の先端部45aとホルダ41の一方の表面41aとによって現像剤規制ブレード42の貫通孔47付近を面接触する状態により挟持しているので、筒状部45の先端部45aを現像剤規制ブレード42に向かって押し曲げる量がばらついても、狙い通りの締結が完了する範囲が(点接触の時に比べ)広く、安定して、ホルダ41に現像剤規制ブレード42を取り付けることが出来る。
また、筒状部45の先端部をかしめることで、ホルダ41に現像剤規制ブレード42を固定するので、一度の工程で複数の締結構造43をかしめることができるので、現像剤規制ブレード42の固定にかかる工数が増加することを防止でき、低コスト化を図ることができる。
筒状部45の基部がホルダ41の一方の表面41aにより閉塞されているので、例えば、現像剤26の厚さを規制するブレード構造体16に用いられると、穴を封鎖する部品と工程を省くことが出来る。
筒状部45が大径部48と小径部49とを備えて、その基部に段差部50が形成されているので、筒状部45の先端部45aを外周方向に押し広げられる際に、前述した段差部50を起点に筒状部45が外側へ押し広げられるので、当該先端部が現像剤規制ブレード42に向かって押し曲げられることにより膨径する箇所が、小径部49に生じて、当該先端部45aを現像剤規制ブレード42に向かって押し曲げる前に設けた貫通孔47の内周面と筒状部45の外周面との間の隙間Gを、締結後も維持出来る。すなわち、前記隙間Gが締結加工の影響を受けない。よって、貫通孔47の径を筒状部45の径よりも若干量だけ大きくすれば良い。よって、筒状部45の先端部45aと貫通孔47の周辺の接触面積をより大きく取ることが出来る。
更に、締結加工時のばらつきにより、筒状部45の基部の膨径量が大きくなったとしても、現像剤規制ブレード42の波打ちに影響を及ぼさない。以上より、より品質の安定した部品を供給することが可能になる。
筒状部45と貫通孔47の平面形状を同形状に形成しているので、筒状部45の外周面と貫通孔47の内周面との間にこれらの周方向に一様な隙間Gをほぼ均一に設けることが出来るので、より品質の安定した部品を供給することが可能になる。
前述した締結構造43により、現像剤規制ブレード42をホルダ41に固定するので、現像剤規制ブレード42の平坦性が良好で、現像剤規制ブレード42の波打ちを防止できるブレード構造体16を提供できる。
締結構造43をホルダ41及び現像剤規制ブレード42の長手方向に間隔をあけて複数設けているので、均一な加圧力を現像ローラ15に与えることができる。
締結構造43をホルダ41及び現像剤規制ブレード42の長手方向に等間隔に設けているので、より均一な加圧力を現像ローラに与えることができる。
前述したブレード構造体16を備えているので、高精度で低コストな現像装置13を得ることができる。前述した現像装置13を備えているので、高精度で低コストな画像形成装置1を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図16乃至図18を参照して説明する。なお、この実施形態において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、筒状部45は、図16乃至図18に示すように、ホルダ41を貫通した筒形状すなわち一般的なバーリング加工によって得られる形状となっている。他の構成などは第1の実施形態と同様であるので説明を略す。現像剤規制ブレード42を加締めた形態では、図18に示すように、筒状部45は、勿論、ホルダ41の一方の表面41aを貫通している。このため、本実施形態では、ブレード構造体16として使用する場合、規制したトナーが筒状部45の内側を通して漏れることがある為に、テープなどで筒状部45を埋める必要がある。
本実施形態によれば、前述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、第1の実施形態に比べ、筒状部45の成形が容易であるが、ブレード構造体16として使用する場合は、テープなどで筒状部45の内側を埋める必要があるので、作業工数の増加、部品点数の増加によりコストアップとなる。
次に、本発明の第3の実施形態を図19乃至図21を参照して説明する。なお、この実施形態において、前述した第1及び第2の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、筒状部45をプレス加工としての押し出し成形では無く、切削加工などにより成形した例である。第1の実施形態と比較し、円柱状凹部46を設けずに、他の構成などは第1の実施形態と同様であるので説明を略す。本実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様の効果を奏でる。
次に、本発明の第4の実施形態を図22乃び図23を参照して説明する。なお、この実施形態において、前述した第1乃至第3の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、筒状部45に一方の表面41aに対し交差する方向に沿って直線状に延在したスリット59が複数形成されている。これらのスリット59は、筒状部45の周方向に等間隔に設けられているのが望ましい。なお、図示例では、スリット59は、4つ設けられ、これら4つのスリット59は、筒状部45に周方向に等間隔に設けられている。その他の構成などは第1の実施形態と同様であるため、記載を略す。
本実施形態によれば、前述した第1の実施形態の効果にくわえ、筒状部45の成形が困難であるが、筒状部45の先端部45aを押し広げやすく、加工しやすいので、筒状部45の塑性変形に要する力を少なく出来るので、簡易な設備で加工することが可能となる。
次に、本発明の第5の実施形態を図24乃至図26を参照して説明する。なお、この実施形態において、前述した第1乃至第4の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図24乃至図26に示すように、第2パンチ54に第1パンチ53を通すことが可能な孔60を設けて、恰も、第1パンチ53と第2パンチ54とを一体化し、図24乃至図26に示すように、第1パンチ53と第2パンチ54との双方をダイ52に接離させて、筒状部45の先端部45aを押し広げる加工と、現像剤規制ブレード42に向かって押し曲げる加工とを連続して行うようにしている。このように、本実施形態は、第1パンチ53と第2パンチ54とを一体化した金型セット51を用いて、加工するタイミングを制御する機構を当該金型セット51に設けている。なお、本実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様の効果を奏でる。
次に、本発明の第6の実施形態を図27乃び図29を参照して説明する。なお、この実施形態において、前述した第1乃至第5の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、筒状部45に互いに外径の異なる大径部48と小径部49とを設けずに、当該筒状部45の外径をその全長に亘って一定に形成して、段差部50を形成していない。
本実施形態では、図27に示すように、例えば、金型セット51に設置した第1パンチ13とダイ14を用いて筒状部45の先端部45aを外周方向に押し広げる際に、筒状部45はホルダとの交差部61を起点として変形を開始する。この時、図28に示すように、前記交差部61は、筒状部45の変形に伴い、膨径する。この膨径により、図28において、隙間Gは、成形前に比べて減少する。
更に、図29に示すように、例えば、金型セット51に設置した第2パンチ54とダイ52を用いて筒状部45の先端部45aを現像剤規制ブレード42に向かって押し曲げる際に、筒状部45は、ホルダ41との交差部61を起点として変形しつつ、筒状部45の先端部を変形させて、当該先端部45aとホルダ41との間に現像剤規制ブレード42を挟み込んで、完成形状となる。この時、図29に示すように、前記交差部61は、筒状部45の変形に伴い、更に膨径する。この膨径により、図29において、隙間Gは、成形前に比べて更に減少する。
本実施形態では、上述の理由により、完成状態においても、隙間Gを存在させる為に、現像剤規制ブレード42に設けた貫通孔47の内径を、前述した第1の実施形態の貫通孔47の内径よりも大きな径としている。それに伴い、筒状部45の先端部45aと現像剤規制ブレード42との接触面積が減少している。
次に、本発明の第7の実施形態を図30乃び図31を参照して説明する。なお、この実施形態において、前述した第1乃至第6の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、大径部48が円柱状(円盤状)に形成されており、当該大径部48が特許請求の範囲に記載された円柱部をなし、小径部49が特許請求の範囲に記載された筒部をなしている。本実施形態によれば、筒状部45の先端部45aの押さえ力をより均一に挟持できるので、より高精度となる。なお、この実施形態においても、スリット59を設けても良いことは勿論である。
次に、本発明の第8の実施形態を図32乃至図34を参照して説明する。なお、この実施形態において、前述した第1乃至第7の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図32に示すように、一方の表面41aから凹の凹溝62が設けられ、円柱状凹部46が当該円柱状凹部46の外周に向かうにしたがってホルダ41の厚さを徐々に減少させるようにこの円柱状凹部46の底面46aが傾斜している。
凹溝62は、円環状に形成されているとともに、その内側に筒状部45を位置付けている。凹溝62は、筒状部45と同軸に配置されている。円柱状凹部46は、特許請求の範囲に記載されたテーパ凹部をなしている。
本実施形態の筒状部45は、図33及び図34に示された第2金型セット63により押し出し成形される。第2金型セット63は、円柱状の第1の下型64と、平板状の第2の下型65と、上型66と、これらの型64,65,66を互いに接離させるための駆動機構を備えている。
第1の下型64の上面には、円柱状凹部46の底面46aの外径に沿ったテーパ面67が形成されている。第2の下型65には、第1の下型64を通して、当該第1の下型64をスライドさせるための貫通孔68が形成されている。上型66の下型64,65に相対する下面には、筒状部45の外形に沿った筒状成形部69と、くさび部70とが設けられている。筒状成形部69は、下面に開口しかつ上型66を貫通して形成されている。くさび部70は、円環状に形成され、その内側に筒状成形部69を位置付けている。
前述した第2の金型セット51は、図33に示すように、下型64,65上にホルダ41を構成する母材を載置し、さらに当該母材に上型66を重ねている。そして、図34に示すように、第1の下型64を上昇させて円柱状凹部46を形成し、上型66を降下させて、凹溝62を形成するとともに筒状部45を形成する。このとき、ホルダ41を構成する母材が筒状成形部69から逃げるように流動するのを、くさび部70及びテーパ面67の外縁により防止する。
本実施形態によれば、ホルダ41の一方の表面41aに内側に筒状部45を位置付ける円環状の凹溝62が形成されているので、ホルダ41に筒状部45を一体に形成する際に、ホルダ41を型64,65,66間に挟みこむ力を非常に強くせずに、凹溝62によって筒状部45の外周方向に流れようとするホルダ41の母材を止めることができ、成形時に筒状部45を確実に隆起させることができる。よって、成形不良が生じることを防止でき、現像剤規制ブレード42をホルダ41に取り付けた際に、当該現像剤規制ブレード42が波打つことを防止できる。
筒状部45の裏側に外周方向に向かうにしたがってホルダ41の厚さを徐々に減少させるテーパ凹部としての円柱状凹部46が設けられているので、ホルダ41に筒状部45を一体に形成する際に、ホルダ41を型64,65,66間に挟みこむ力を非常に強くせずに、円柱状凹部46の特にテーパ面67の外縁部によって筒状部45の外周方向に流れようとするホルダ41の母材を止めることができ、成形時に筒状部45を確実に隆起させることができる。よって、成形不良が生じることを防止でき、現像剤規制ブレード42をホルダ41に取り付けた際に、当該現像剤規制ブレード42が波打つことを防止できる。なお、この実施形態においても、スリット59を設けても良いことは勿論である。
また、本実施形態では、凹溝62と、テーパ凹部としての円柱状凹部46との双方を設けたが、本発明では、凹溝62と、テーパ凹部としての円柱状凹部46とのうちの少なくとも一方を設ければ良い。
さらに、前述した実施形態では、筒状部45が円筒であり、貫通孔47が平面形が円形の孔であるが、本発明では、これに限定されることは無い。しかし、筒状部45は、円筒状であるほうが、変形させる際に、特定の箇所に応力が集中することがなく、加工バランスが良いので、精度良く加工することが出来る点で望ましい。
前述した実施形態では、筒状部45の平面形状と貫通孔47の平面形状とを同一形状とし、相対的に該貫通孔を筒状部45に比べて大きくしているが、本発明では、これに限定されることは無い。しかし、前述した実施形態のほうが、筒状部45の先端部45aとホルダ41により、挟持されている現像剤規制ブレード42の貫通孔47付近の範囲が均一となり、安定した締結が可能となる点で望ましい。
前述した実施形態では、ブレード構造体16に締結構造43を等間隔に12個設置しているが、本発明では、締結構造43は最低2個以上あれば良く、12個に限定されることは無い。締結構造43の設置間隔についても前述した実施形態に限定されることは無いが、等間隔に設置したほうが、現像剤規制ブレード42の現像スリーブ32の軸方向に対する圧接力を均一に出来るという点で望ましい。
前述した実施形態では、大径部48の厚さを現像剤規制ブレード42の厚さと略同一としているが、大径部48の厚さはこれに限定されることなく、現像剤規制ブレード42の厚さ以上であれば良い。
前述した画像形成装置1では、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kはカートリッジケース11と帯電ローラ9と感光体ドラム8とクリーニングブレード12と現像装置13とを備えている。しかしながら、本発明ではプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは少なくとも現像装置13を備えていれば良く、カートリッジケース11と帯電ローラ9と感光体ドラム8とクリーニングブレード12を必ずしも備えていなくても良い。また、前述した実施形態では画像形成装置1は装置本体2に着脱自在なプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kを備えている。しかしながら本発明では画像形成装置1は現像装置13を備えていれば良く、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kを必ずしも備えていなくても良い。
また、前述した実施形態では、トナーのみを含んだ所謂一成分系の現像剤26の例を示しているが、本発明は、勿論、トナーと磁性キャリアとを含んだ所謂二成分系の現像剤26を用いる画像形成装置1にも適用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。 図1に示された画像形成装置のプロセスカートリッジの断面図である。 図2に示されたプロセスカートリッジの現像装置のブレード構造体の斜視図である。 図3に示されたブレード構造体の側面図である。 図3に示されたブレード構造体の正面図である。 図5中のVI部を拡大して示す正面図である。 図5に示されたブレード構造体の要部の斜視図である。 図7中のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図3に示されたブレード構造体の成形前の筒状部を示す斜視図である。 図3に示されたブレード構造体を分解して示す斜視図である。 図10に示されたブレード構造体のホルダに現像剤規制ブレードを重ねた状態を示す断面図である。 図11に示されたホルダと現像剤規制ブレードをダイと第1パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図12に示された第1パンチにより筒状部の先端部が外周方向に押し広げられた状態を示す断面図である。 図13に示されたホルダと現像剤規制ブレードをダイと第2パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図14に示された第2パンチにより筒状部の先端部が現像剤規制ブレードに向かって押し曲げられた状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態のホルダと現像剤規制ブレードをダイと第1パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図16に示されたホルダと現像剤規制ブレードをダイと第2パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図17に示された第2パンチにより筒状部の先端部が現像剤規制ブレードに向かって押し曲げられた状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかるホルダと現像剤規制ブレードをダイと第1パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図19に示されたホルダと現像剤規制ブレードをダイと第2パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図20に示された第2パンチにより筒状部の先端部が現像剤規制ブレードに向かって押し曲げられた状態を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態にかかるブレード構造体の成形前の筒状部を示す斜視図である。 図22に示されたブレード構造体の筒状部を示す正面図である。 本発明の第5の実施形態にかかるホルダと現像剤規制ブレードをダイと第1パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図24に示された第1パンチにより筒状部の先端部を押し広げた状態を示す断面図である。 図25に示された第2パンチにより筒状部の先端部が現像剤規制ブレードに向かって押し曲げられた状態を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態にかかるホルダと現像剤規制ブレードをダイと第1パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図27に示されたホルダと現像剤規制ブレードをダイと第2パンチとの間に位置付けた状態を示す断面図である。 図28に示された第2パンチにより筒状部の先端部が現像剤規制ブレードに向かって押し曲げられた状態を示す断面図である。 本発明の第7の実施形態にかかるホルダと現像剤規制ブレードを示す断面図である。 図30に示された筒状部の先端部が押し広げられた後に現像剤規制ブレードに向かって押し曲げられた状態を示す断面図である。 本発明の第8の実施形態にかかるホルダの断面図である。 図32に示されたホルダの母材を型間に位置付けた状態を示す断面図である。 図33に示された型を互いに近づけて筒状部を成形した状態を示す断面図である。 従来のブレード構造体を備えた現像装置の要部を示す側面図である。 図35に示されたブレード構造体の現像剤規制ブレードに応力が作用する状態を説明する説明図である。 図36に示されたブレード構造体の現像剤規制ブレードに応力が作用する他の状態を説明する説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
8 感光体ドラム(像担持体)
9 帯電ローラ(帯電装置)
13 現像装置
16 ブレード構造体
26 現像剤
31 現像領域
41 ホルダ
41a 一方の表面
41b 他方の表面
42 現像剤規制ブレード(被締結部材、薄板ブレード)
43 締結構造
45 筒状部
45a 先端部
46 円柱状凹部(テーパ凹部)
47 貫通孔
48 大径部(円柱部)
49 小径部(筒部)

Claims (13)

  1. 締結部材の一方の表面に設けられた筒状部と、
    前記締結部材の一方の表面に重ねられる被締結部材を貫通しかつ内径が前記筒状部の外径よりも大きな貫通孔と、を備えていて、
    前記締結部材に前記被締結部材を固定する締結構造において、
    前記貫通孔内に前記筒状部が通された状態で、前記筒状部の外周面と前記貫通孔の内周面とが間隔をあけたまま、前記筒状部の先端部を外周方向に押し広げられた後に、
    前記筒状部の基部の内周面を押圧しない状態で、前記筒状部の前記外周方向に押し広げられた先端部の内周面を前記一方の表面に向かって垂直方向に押圧することにより当該先端部を前記被締結部材に向かって押し曲げて、
    前記筒状部の基部の外周面と前記貫通孔の内周面との間に隙間を形成させて
    当該先端部と前記一方の表面との間に前記被締結部材が挟み込まれて固定されている
    ことを特徴とする締結構造。
  2. 前記筒状部が、前記締結部材の一方の表面から立設した円筒状に形成されて、その基部が前記一方の表面により塞がれていることを特徴とする請求項1記載の締結構造。
  3. 前記筒状部が、前記締結部材の一方の表面に連なりかつ前記貫通孔に内周面と間隔をあけて相対する大径部と、前記大径部に連なりかつ前記大径部よりも外径が小さな小径部とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の締結構造。
  4. 前記筒状部が、前記締結部材の一方の表面に連なりかつ前記貫通孔に内周面と間隔をあけて相対する円柱部と、前記円柱部に連なる筒部とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の締結構造。
  5. 前記筒状部の平面形状と前記貫通孔の平面形状が、同形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の締結構造。
  6. 前記筒状部には、前記一方の表面に対し交差する方向に沿って延在したスリットが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の締結構造。
  7. 前記一方の表面から凹に形成されかつその内側に前記筒状部を位置付ける円環状の凹溝が、設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか一項に記載の締結構造。
  8. 前記筒状部の裏側には、外周側に向かうにしたがって前記締結部材の厚さを徐々に減少させるテーパ凹部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか一項に記載の締結構造。
  9. 長尺の締結部材の一方の表面に被締結部材としての長尺の薄板ブレードを重ねて、前記締結部材に前記薄板ブレードを固定した締結構造を備えたブレード構造体において、
    前記締結構造として請求項1乃至請求項8のうちいずれか一項に記載の締結構造を備えたことを特徴とするブレード構造体。
  10. 前記締結構造を、前記締結部材及び薄板ブレードの長手方向に沿って間隔をあけて複数設けたことを特徴とする請求項9記載のブレード構造体。
  11. 前記締結構造を、前記締結部材及び薄板ブレードの長手方向に沿って等間隔に設けたことを特徴とする請求項10記載のブレード構造体。
  12. 現像剤を外周面に吸着して像担持体と相対する現像領域まで搬送する現像ローラと、
    締結部材と該締結部材に取り付けられて前記現像ローラの外周面に吸着した現像剤の厚さを一定に保つ薄板ブレードとを有したブレード構造体と、を備えた現像装置において、
    前記ブレード構造体として、請求項9乃至請求項11のうちいずれか一項に記載のブレード構造体を備えたことを特徴とする現像装置。
  13. 像担持体と、現像装置と、を少なくとも有する画像形成装置において、前記現像装置として、請求項12記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2007313684A 2007-12-04 2007-12-04 締結構造、ブレード構造体、現像装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5176508B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007313684A JP5176508B2 (ja) 2007-12-04 2007-12-04 締結構造、ブレード構造体、現像装置及び画像形成装置
EP08170083A EP2068204A1 (en) 2007-12-04 2008-11-27 Fastening structure, blade structure, develop unit, and image formation apparatus
CN2008101788505A CN101452244B (zh) 2007-12-04 2008-12-04 紧固结构、刮板结构、显影单元和成像设备
US12/328,456 US8204414B2 (en) 2007-12-04 2008-12-04 Fastening structure, blade structure, develop unit, and image formation apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007313684A JP5176508B2 (ja) 2007-12-04 2007-12-04 締結構造、ブレード構造体、現像装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009139485A JP2009139485A (ja) 2009-06-25
JP5176508B2 true JP5176508B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=40280691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007313684A Expired - Fee Related JP5176508B2 (ja) 2007-12-04 2007-12-04 締結構造、ブレード構造体、現像装置及び画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8204414B2 (ja)
EP (1) EP2068204A1 (ja)
JP (1) JP5176508B2 (ja)
CN (1) CN101452244B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5264693B2 (ja) * 2009-02-27 2013-08-14 キヤノン株式会社 クリーニング装置、現像装置、カートリッジ、クリーニングブレードの固定方法、現像ブレードの固定方法
JP5418314B2 (ja) * 2009-12-25 2014-02-19 ブラザー工業株式会社 現像装置および画像形成装置
DE102012206678A1 (de) * 2011-05-11 2012-11-15 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Steckverbindung zur drehschlüssigen Verbindung zweier Bauteile und Verfahren
US8918011B2 (en) * 2011-11-09 2014-12-23 Canon Kabushiki Kaisha Unit and image forming apparatus
JP6225421B2 (ja) * 2012-01-27 2017-11-08 株式会社Gsユアサ 蓄電素子、及び、蓄電素子の製造方法
JP2014010242A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Ricoh Co Ltd ブレード構造体、現像剤規制部材、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
US9411301B2 (en) * 2014-01-31 2016-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Frame for image forming apparatus and manufacturing method thereof
US10288313B2 (en) * 2015-12-25 2019-05-14 Noritz Corporation Gas supply manifold and production method of gas supply manifold
JP6641989B2 (ja) * 2015-12-25 2020-02-05 株式会社ノーリツ ガス供給用マニホールド
JP7081228B2 (ja) 2018-03-13 2022-06-07 株式会社リコー エンボス部付き部材、それを備えた筐体及び画像形成装置
CN108363283A (zh) * 2018-04-04 2018-08-03 中山市威龙精工科技有限公司 平面金属出粉刀刀架和平面金属出粉刀
JP7073205B2 (ja) 2018-06-19 2022-05-23 キヤノン株式会社 現像装置の製造方法
WO2020255204A1 (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 株式会社ヨロズ T字継手構造物およびその製造方法

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2321755A (en) 1939-08-05 1943-06-15 Detroit Harvester Co Device for connecting sheet metal panels
JPS5934579A (ja) * 1982-08-23 1984-02-24 Canon Inc クリ−ニング装置
JPH0314570Y2 (ja) * 1986-02-28 1991-04-02
JP2551399Y2 (ja) * 1991-08-12 1997-10-22 株式会社コパル カメラ用シャッタのカシメ用ダボ
JP3187103B2 (ja) 1991-12-13 2001-07-11 株式会社リコー 締結方法及び締結構造
EP0822466B1 (en) * 1992-09-28 2006-03-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Developing device for an image forming apparatus
JPH07279658A (ja) 1994-04-06 1995-10-27 Toyota Motor Corp 部材締結方法
JPH09267140A (ja) 1996-04-01 1997-10-14 Nissan Motor Co Ltd 板材の締結方法およびその締結方法に用いるポンチ
JP3793370B2 (ja) 1999-06-14 2006-07-05 株式会社リコー ブレード支持構造、現像ブレード構造体及び現像装置
JP4542217B2 (ja) 1999-11-01 2010-09-08 株式会社 サンコー 部品取付用突起付き金属板及びその製造方法及びそれを用いた取付構造
JP2002098121A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Toshiba Corp スタッドボルト、スタッドボルトを部材に取付ける方法およびスタッドボルト取付け工具
JP2002251067A (ja) 2001-02-23 2002-09-06 Toyo Tire & Rubber Co Ltd トナー規制ブレード及びその製造方法並びにトナー規制ブレードの固定方法
JP2002333801A (ja) 2001-05-09 2002-11-22 Toyo Tire & Rubber Co Ltd クリーニングブレード及びその製造方法並びにクリーニングブレードの固定方法
JP2003280364A (ja) 2002-03-22 2003-10-02 Seiko Epson Corp 現像装置、画像形成装置、コンピュータシステム及び、現像装置の製造方法
JP2003280475A (ja) 2002-03-25 2003-10-02 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 画像形成装置用ブレード構造、これを装着したブレード部材、及び画像形成装置用ブレード構造の製造方法
DE10314544A1 (de) 2003-03-31 2004-10-14 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Formschüssige Fügeverbindung
JP4306507B2 (ja) 2004-03-26 2009-08-05 日産自動車株式会社 板材のかしめ接合方法、および板材のかしめ接合装置
JP4381970B2 (ja) * 2004-09-30 2009-12-09 株式会社リコー 現像剤規制部材、この現像剤規制部材の製造方法及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いた画像形成装置又はプリンタ
JP4746904B2 (ja) 2005-04-07 2011-08-10 株式会社リコー 加工方法、ダイ及び金型構造
JP4920275B2 (ja) 2006-03-20 2012-04-18 株式会社リコー 板状部材締結方法及び締結構造
JP4908120B2 (ja) 2006-09-07 2012-04-04 株式会社リコー 現像剤規制ブレード構造体及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いたプリンタ及びこの現像機を用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009139485A (ja) 2009-06-25
CN101452244B (zh) 2011-10-12
CN101452244A (zh) 2009-06-10
US20090142106A1 (en) 2009-06-04
US8204414B2 (en) 2012-06-19
EP2068204A1 (en) 2009-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5176508B2 (ja) 締結構造、ブレード構造体、現像装置及び画像形成装置
US7945195B2 (en) Developing device having developer regulating member, and image forming apparatus using developing device
KR101887252B1 (ko) 현상 장치 및 층 두께 규제 부재
US7907877B2 (en) Developing device, image forming apparatus, and image forming system
KR930008608B1 (ko) 현상방법 및 현상장치
KR100897952B1 (ko) 현상 장치
US8909110B2 (en) Developing device, process cartridge, and image forming apparatus
EP1812827B1 (en) Developer-controlling member, manufacturing method thereof, developing machine using the developer-controlling member, image forming apparatus or printer using the developing machine, and jointed plate
US10571857B2 (en) Rotatable member, process cartridge and image forming apparatus
US7899376B2 (en) Developing device, image forming apparatus, and image forming system
CN101587316A (zh) 显影装置、图像形成装置及显影装置的制造方法
US7813681B2 (en) Contact pressure setting apparatus for an image forming apparatus
US20090136265A1 (en) Wire Bar, Method of Manufacturing Wire Bar, and Image Forming Apparatus
JP6659102B2 (ja) クリーニング装置
US10705478B2 (en) Cleaning device and image forming apparatus
JP6624499B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH02259786A (ja) 現像装置
JP5585866B2 (ja) 現像装置並びにこれを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP5375382B2 (ja) 現像ローラ、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2008003411A (ja) 現像装置
JP4810124B2 (ja) 画像形成装置
JP2007286283A (ja) 現像剤規制部材、現像剤規制部材の製造方法、現像装置、及び画像形成装置
JP2008046235A (ja) 現像剤担持体及びそれを用いた画像形成装置
JP2012132994A (ja) 現像剤規制部材、現像装置、画像形成装置
JP2012108367A (ja) 現像ローラ、現像装置、プロセスカートッリジ、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121224

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5176508

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160118

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees