JP4920275B2 - 板状部材締結方法及び締結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、2つの板状部材(特に金属板)を互いに締結する板状部材締結方法、及び板状部材締結構造に関する。
金属板に部材を取り付ける構造として、金属板表面に特殊形状の軸状突起部を設け、この突起部に部品を取り付けるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記特許文献1の構造では、軸状突起部の形状が複雑で、この軸状突起部の成形工程に工数がかかり、また、軸状突起部が圧縮加工で作られるため、金型の磨耗等も多く、メンテナンスを含めて金型費がコスト高となり、経済的でない。
そこで、2つの板状部材を互いに締結する場合の一例であるが、図8に示すように、一方の板状部材1の表面に凸部2を形成するとともに、他方の板状部材3に凸部2よりも大きな径を有する貫通孔4を形成しておき、貫通孔4に凸部2を挿通させた後、凸部2の頭部をポンチ5で加圧して左右に押し広げ、これにより、押し広げられた部分と板状部材1の表面とによって板状部材3の貫通孔4付近を挟持して、両板状部材1,3を互いに締結することが同一出願人より提案されている(特願2004−376741)。
特開2001−129623号公報
しかしながら、特願2004−376741の技術では、凸部2の頭部をポンチ5で加圧して左右に押し広げる際、加圧力が左右に均一に加わらず、貫通孔4が形成された板状部材3の板厚が薄い場合には、この板状部材3の貫通孔4付近が変形してしまい、両板状部材1,3を高精度に締結することができないという問題がある。
また、変形無く締結ができた場合でも、板状部材3の貫通孔4付近に応力が残留している状態で雰囲気温度が締結時の温度よりも低下し、さらに板状部材3が収縮して内部応力が材料の強度を上回ってしまったとき、変形が生じ(特に低温時に)、要求機能を達成できないことがある。
本発明の課題は、2つの板状部材を互いに高精度に締結することができ、さらには温度変化にも影響されない板状部材締結方法、及び板状部材締結構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、一方の板状部材の表面に凸部を形成するとともに、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔を形成しておき、前記貫通孔に前記凸部を挿通させた後、前記凸部の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部を有する第1の加圧工具を前記凸部の先端面に押し付けて、当該凸部の先端面に前記尖った先端部に合致した切り込みを入れ、さらに切り込み外側部分を第2の加圧工具で外側へ押し広げて、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近を挟持することにより、前記両板状部材を互いに締結する一方、前記凸部の先端面に前記尖った先端部に沿った切り込みを入れる際、その切り込み量を制御することで、前記両板状部材の互いの締結力を調節することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、一方の板状部材の表面に凸部を形成するとともに、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔を形成しておき、前記貫通孔に前記凸部を挿通させた後、前記凸部の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部を有する第1の加圧工具を前記凸部の先端面に押し付けて、当該凸部の先端面に前記尖った先端部に合致した切り込みを入れ、さらに切り込み外側部分を第2の加圧工具で外側へ押し広げて、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近を挟持することにより、前記両板状部材を互いに締結する一方、前記切り込み外側部分を外側へ押し広げる際、前記凸部の周辺に、前記尖った先端部による切り込みの圧痕を残すことを特徴としている。
請求項1の構成によれば、切り込み外側部分を第2の加圧工具で外側へ押し広げるようにしているので、切り込み外側部分に加圧力が均一に加わり、貫通孔が形成された他方の板状部材の板厚が薄い場合でも、他方の板状部材の貫通孔付近が変形することがなく、両板状部材を高精度に締結することができる。また、他方の板状部材の貫通孔付近が変形することがないので、この貫通孔付近に応力が残留していることがなく、温度変化にも影響されない。
また、締結時の条件で締結力を制御できるので、要求された締結力を容易に得ることができる。
請求項2の構成によれば、請求項1の場合と同様、切り込み外側部分を第2の加圧工具で外側へ押し広げるようにしているので、切り込み外側部分に加圧力が均一に加わり、貫通孔が形成された他方の板状部材の板厚が薄い場合でも、他方の板状部材の貫通孔付近が変形することがなく、両板状部材を高精度に締結することができる。また、他方の板状部材の貫通孔付近が変形することがないので、この貫通孔付近に応力が残留していることがなく、温度変化にも影響されない。
また、要求された締結状態を安定して得ることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2において、前記第1の工具として、該工具の中心軸側壁面が垂直面に、外側壁面が傾斜面にそれぞれ形成された尖った先端部を有する工具を用いることを特徴としている。
上記構成によれば、尖った先端部の間隔を狭くすることができ、一方の板状部材の凸部や他方の板状部材の貫通孔を小さくした場合でも対応できる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2において、前記第1の工具として、該工具の中心軸側壁面及び外側壁面が共に傾斜面に形成された尖った先端部を有する工具を用いることを特徴としている。
上記構成によれば、尖った先端部の強度が向上する。
請求項に記載の発明は、一方の板状部材の表面に凸部を形成するとともに、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔を形成しておき、前記貫通孔に前記凸部を挿通させた後、前記凸部の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部を有し、かつ前記先端部よりも外側に平坦部を有する加圧工具を、前記凸部の先端面に押し付けて、当該凸部の先端面に前記尖った先端部に合致した切り込みを入れるとともに、その切り込み外側部分を外側へ押し広げて、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近を挟持することにより、前記両板状部材を互いに締結する一方、前記凸部の先端面に前記尖った先端部に沿った切り込みを入れる際、その切り込み量を制御することで、前記両板状部材の互いの締結力を調節することを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、一方の板状部材の表面に凸部を形成するとともに、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔を形成しておき、前記貫通孔に前記凸部を挿通させた後、前記凸部の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部を有し、かつ前記先端部よりも外側に平坦部を有する加圧工具を、前記凸部の先端面に押し付けて、当該凸部の先端面に前記尖った先端部に合致した切り込みを入れるとともに、その切り込み外側部分を外側へ押し広げて、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近を挟持することにより、前記両板状部材を互いに締結する一方、前記切り込み外側部分を外側へ押し広げる際、前記凸部の周辺に、前記尖った先端部による切り込みの圧痕を残すことを特徴としている。
請求項5の構成によれば、請求項1及び請求項2の作用効果に加えて、1つの加圧工具で両板状部材の締結作業を行うことができるという作用効果がある。
また、締結時の条件で締結力を制御できるので、要求された締結力を容易に得ることができる。
請求項6の構成によれば、請求項1及び請求項2の作用効果に加えて、1つの加圧工具で両板状部材の締結作業を行うことができるという作用効果がある。
また、要求された締結状態を安定して得ることができる。
請求項に記載の発明は、請求項5又は6において、前記加圧工具として、該工具の中心軸側壁面及び外側壁面が共に傾斜面に形成された尖った先端部を有するとともに、前記外側壁面の外側に水平部を有する工具を用いることを特徴としている。
上記構成によれば、尖った先端部の強度が向上する。
請求項に記載の発明は、請求項1,2,5,6のいずれかにおいて、一方の板状部材の裏面側を押圧して半抜きすることにより、当該板状部材の表面に前記凸部を形成することを特徴としている。
上記構成によれば、一方の板状部材の表面に凸部を容易に形成することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1,2,5,6のいずれかにおいて、前記切り込み外側部分を外側へ押し広げる際、前記凸部の周辺に、前記尖った先端部による切り込みの圧痕を消すことを特徴としている。
上記構成によれば、要求された締結状態を安定して得ることができる。
請求項10〜11は板状部材締結構造の発明である。すなわち、請求項10に記載の発明は、一方の板状部材の表面に形成された凸部が、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔に挿通されており、前記凸部の周囲は外側へ押し広げられ、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近が挟持されて、前記両板状部材が互いに締結され、前記凸部の周辺に、断面楔形の圧痕が残されていることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項10において、一方の板状部材には、前記凸部が形成された部分の裏面に凹部が形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、2つの板状部材を互いに高精度に締結することができ、また、締結力が温度変化に影響されることがない。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
先ず、図6は画像形成装置の現像部を示しており、この現像部においては、薄板のバネ部材11が断面L字型の支持板12に支持されて、バネ部材11は感光体ドラム13を矢印A方向に押し付けている。
図7は、支持板12に締結されたバネ部材11を示しており、本発明の板状部材締結方法(又は板状部材締結構造)は、支持板12にバネ部材11を締結するような場合に用いられる。
バネ部材11には、先端部での均一な押し付け力が要求されるため、バネ部材11を強度のあるホルダ部材と締結した後に使用される。この締結では、均一な押し付け力を得るため、締結箇所も多く必要で、バネ部材の先端に高い真直性が要求され、先端の波打ちなどが発生してはならない。また、このバネ部材11の使用温度環境も特定できず、温度変化にも影響されない安定した押し付け力が要求されている。
図1は、実施例1による板状部材締結方法を示している。同図(a)に示すように、支持板(一方の板状部材)12には凸部14が形成されている。この凸部14は、支持板12の裏面を押圧して半抜きすることにより形成され、その結果、支持板12の裏面には凹部15が形成されている。
バネ板(他方の板状部材)11には、凸部14よりも大きな径を有する貫通孔16が形成されている。そして、貫通孔16に、バネ板11の裏面側から凸部14が挿通される。この状態で、同図(b)に示すように、上方より、第1の加工工具としての第1のポンチ(以下、単にポンチという)17で凸部14の上端面を加圧する。
ポンチ17の下端面には、凸部14の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部18が設けられ、この尖った先端部18が、凸部14の上端面に尖った先端部18に合致した切り込みを入れる。その結果、凸部14の外周近辺には切り込み外側部分14Aが形成される。なお、このときの切り込み量を制御することで、バネ板11と支持板12との互いの締結力を調節することができる。この点については後述する。
次に、下部先端部にリング状の突出部19Aを有する、第2の加工工具としての第2のポンチ19(以下、単にポンチという)に取り替えて、このポンチ19で切り込み外側部分14Aを加圧して、切り込み外側部分14Aを外側へ押し広げ、その押し広げた部分14A’と支持板12の上表面とによってバネ板11の貫通孔16付近を挟持する。これにより、バネ板11と支持板12とを互いに締結することができる。
図2は、実施例2による板状部材締結方法を示している。本実施例では、凸部14の上端面に切り込みを入れる工程と、切り込み外側部分14Bを押し広げる工程とを1つのポンチ20で行うようにした点に特徴がある。すなわち、ポンチ20は、その下部に、ポンチ20の中心軸側壁面21A及び外側壁面21Bが共に傾斜面に形成された尖った先端部21を有するとともに、外側壁面21Bの外側に水平部21Cを有している。
上記構成において、ポンチ20を凸部14の上端面に押し付けていくと、尖った下部先端部21で凸部14の上端面には切り込みが入れられ、切り込み外側部分14Bが外側に押し広げられ、さらにポンチ20の水平部21Cで切り込み外側部分14Bが上方から押し付けられる。これにより、切り込み外側部分14Bと支持板12の上表面とによってバネ板11の貫通孔16付近が挟持され、バネ板11と支持板12とを互いに締結することができる。
次に、図3は、実施例1において、凸部14にポンチ19で切り込みを入れる際に、その切り込み量を制御できる点を示している。すなわち、図3(a)においては、切り込み量を小さくしており、凸部14の周囲には切り込みの圧痕は残されていないが、図3(b)においては、切り込み量を多くしたため、凸部14の周囲に切り込みの圧痕(断面楔形)22が残されている。なお、図3(b)は図1(c)と同じである。
また、図4は、実施例1において、底面に凹部(つまり、図1(c)における符号15)が形成されていない支持板12にバネ板11を締結する場合で、さらに、そのときのポンチ19による切り込み量を制御する一例を示している。そして、図4(a)においては、切り込み量小さくしており、凸部14の周囲には切り込みの圧痕は残されていないが、図4(b)においては、切り込み量を多くしたため、凸部14の周囲に切り込みの圧痕(断面楔形)22が残されている。
さらに、図5は、実施例1において、ポンチ17下部の先端部18,18’の形状を変化させた場合の一例を示している。図5(a)においては、ポンチ17’の先端部18’は、ポンチ17の中心軸側壁面18A’が垂直面に、外側壁面18B’が傾斜面にそれぞれ形成されている。一方、図5(b)においては、ポンチ17の先端部18は、ポンチ17の中心軸側壁面18A及び外側壁面18Bが共に傾斜面に形成されている。
図5(a)の場合、先端部18’,18’間の間隔を狭くすることができ、凸部14や貫通孔16を小さくした場合でも対応できる。また、図5(b)の場合、先端部18の強度を向上させることができる。
実施例1による板状部材締結方法を示しており、(a)は支持板の凸部をバネ板の貫通孔に挿通させた状態を示す図、(b)は凸部に切り込みを入れる状態を示す図、(c)は切り込み外側部分を押し広げる状態を示す図である。 実施例2による板状部材締結方法を示す図である。 凸部に対する切り込み量を制御できることを示しており、(a)は切り込み痕を残さない場合の一例を示す図、(b)は切り込み痕を残す場合の一例を示す図である。 支持板裏面に凹部が形成されてない場合に、凸部に対する切り込み量を制御できることを示しており、(a)は切り込み痕を残さない場合の一例を示す図、(b)は切り込み痕を残す場合の一例を示す図である。 ポンチ下部の先端部の形状を示しており、(a)は中心軸側壁面に垂直面を外側壁面に傾斜面を有する場合の一例を示す図、(b)は中心軸側壁面及び外側壁面共に傾斜面を有する場合の一例を示す図である。 画像形成装置の現像部を示す図である。 支持板に締結されたバネ部材の斜視図である。 従来技術による板状部材締結方法を示す図である。
符号の説明
11 バネ板(他方の板状部材)
12 支持板(一方の板状部材)
14 凸部
14A 切り込み外側部分
14A’ 押し広げた部分
15 凹部
16 貫通孔
17 ポンチ(第1の加圧工具)
18 先端部
19 ポンチ(第2の加圧工具)
20 ポンチ(加圧工具)

Claims (11)

  1. 一方の板状部材の表面に凸部を形成するとともに、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔を形成しておき、
    前記貫通孔に前記凸部を挿通させた後、前記凸部の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部を有する第1の加圧工具を前記凸部の先端面に押し付けて、当該凸部の先端面に前記尖った先端部に合致した切り込みを入れ、
    さらに切り込み外側部分を第2の加圧工具で外側へ押し広げて、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近を挟持することにより、前記両板状部材を互いに締結する一方、
    前記凸部の先端面に前記尖った先端部に沿った切り込みを入れる際、その切り込み量を制御することで、前記両板状部材の互いの締結力を調節することを特徴とする板状部材締結方法。
  2. 一方の板状部材の表面に凸部を形成するとともに、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔を形成しておき、
    前記貫通孔に前記凸部を挿通させた後、前記凸部の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部を有する第1の加圧工具を前記凸部の先端面に押し付けて、当該凸部の先端面に前記尖った先端部に合致した切り込みを入れ、
    さらに切り込み外側部分を第2の加圧工具で外側へ押し広げて、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近を挟持することにより、前記両板状部材を互いに締結する一方、
    前記切り込み外側部分を外側へ押し広げる際、前記凸部の周辺に、前記尖った先端部による切り込みの圧痕を残すことを特徴とする板状部材締結方法。
  3. 前記第1の工具として、該工具の中心軸側壁面が垂直面に、外側壁面が傾斜面にそれぞれ形成された尖った先端部を有する工具を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の板状部材締結方法。
  4. 前記第1の工具として、該工具の中心軸側壁面及び外側壁面が共に傾斜面に形成された尖った先端部を有する工具を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の板状部材締結方法。
  5. 一方の板状部材の表面に凸部を形成するとともに、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔を形成しておき、
    前記貫通孔に前記凸部を挿通させた後、前記凸部の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部を有し、かつ前記先端部よりも外側に平坦部を有する加圧工具を、前記凸部の先端面に押し付けて、当該凸部の先端面に前記尖った先端部に合致した切り込みを入れるとともに、その切り込み外側部分を外側へ押し広げて、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近を挟持することにより、前記両板状部材を互いに締結する一方、
    前記凸部の先端面に前記尖った先端部に沿った切り込みを入れる際、その切り込み量を制御することで、前記両板状部材の互いの締結力を調節することを特徴とする板状部材締結方法。
  6. 一方の板状部材の表面に凸部を形成するとともに、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔を形成しておき、
    前記貫通孔に前記凸部を挿通させた後、前記凸部の輪郭よりも小さな輪郭の、尖った先端部を有し、かつ前記先端部よりも外側に平坦部を有する加圧工具を、前記凸部の先端面に押し付けて、当該凸部の先端面に前記尖った先端部に合致した切り込みを入れるとともに、その切り込み外側部分を外側へ押し広げて、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近を挟持することにより、前記両板状部材を互いに締結する一方、
    前記切り込み外側部分を外側へ押し広げる際、前記凸部の周辺に、前記尖った先端部による切り込みの圧痕を残すことを特徴とする板状部材締結方法。
  7. 前記加圧工具として、該工具の中心軸側壁面及び外側壁面が共に傾斜面に形成された尖った先端部を有するとともに、前記外側壁面の外側に水平部を有する工具を用いることを特徴とする請求項5又は6に記載の板状部材締結方法。
  8. 一方の板状部材の裏面側を押圧して半抜きすることにより、当該板状部材の表面に前記凸部を形成することを特徴とする請求項1,2,5,6のいずれか一項に記載の板状部材締結方法。
  9. 前記切り込み外側部分を外側へ押し広げる際、前記凸部の周辺に、前記尖った先端部による切り込みの圧痕を消すことを特徴とする請求項1,2,5,6のいずれか一項に記載の板状部材締結方法。
  10. 一方の板状部材の表面に形成された凸部が、他方の板状部材に前記凸部よりも大きな径を有する貫通孔に挿通されており、
    前記凸部の周囲は外側へ押し広げられ、その押し広げた部分と前記一方の板状部材の表面とによって前記他方の板状部材の前記貫通孔付近が挟持されて、前記両板状部材が互いに締結され
    前記凸部の周辺に、断面楔形の圧痕が残されていることを特徴とする板状部材締結構造。
  11. 一方の板状部材には、前記凸部が形成された部分の裏面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項10に記載の板状部材締結構造。
JP2006076453A 2006-03-20 2006-03-20 板状部材締結方法及び締結構造 Expired - Fee Related JP4920275B2 (ja)

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