JP5168433B2 - 電動送風機およびこれを備えた電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器等に用いられる電動送風機およびこれを備えた電気掃除機に関する。
まず、従来の電動送風機の構成について説明する。
従来の電動送風機は、固定子と、回転子と、ブラケットと、回転ファンと、エアガイドと、ファンケースとを備えている。
従来の電動送風機は、回転ファンの遠心力により得られた動圧を、エアガイドにより静圧に変換して空気出力を発生する。
従来の電動送風機は、低騒音化を図るため、例えば、回転ファンの後縁と、ディフューザの前縁の距離を大きくする構成をとっている。
また、回転ファンの羽根後縁が、ディフューザ前縁を横切るときの圧力変動を抑える構成や、回転ファンの回転数を低下させるなどの構成が提案されている。
さらに、流路内で共鳴する音を低減させるために、その波長の節が存在する位置に貫通穴を設けることにより、共鳴を抑制し羽根音を低下させる構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の電動送風機において、回転ファンの後縁と、ディフューザの前縁の距離を大きくすると、羽根後縁での気流のすべりや、還流が大きくなる。これにより、圧力損失が増加する。
また、このような従来の電動送風機において、回転数が低下することにより、回転ファンが発生する動圧が減少する。これにより、送風効率が低下する。
さらに、特許文献1は、共鳴音の波長の節が存在する位置に貫通穴を設ける方法であるが、これにより、流路内で共鳴音が低減する。このような従来の電動送風機において、流路長が短い場合、共鳴音の節すなわち流路出口が、半開放域に位置する。このため、送風効率が、大きく低下してしまう。加えて、共鳴音の波長の節が存在する位置に貫通穴を設けようとすると、組立が困難となる。上下型で製造することができず、横方向からの金型が別途必要になるためである。ディフューザと、仕切板とを、別体で構成すると組立てが困難になる。
特開2009−299636号公報
本発明の電動送風機は、このような課題に鑑みてなされたものであり、騒音の低減を図るものである。
本発明の電動送風機は、固定子と、固定子内側に回転軸を中心として回転自在に支持された回転子と、固定子を支持するブラケットと、回転軸に取り付けられた回転ファンと、ブラケットと回転ファンとの間に配設されたエアガイドと、中央部に空気吸入口を有し、エアガイドと回転ファンとを覆うファンケースとを備える。エアガイドは、ブラケットと回転ファンとの間を仕切る仕切板と、回転ファンの外周側に配設されて複数のディフューザ翼で構成されるディフューザと、ディフューザの底面に当接して傾斜する仕切板傾斜部と、仕切板を介してディフューザの裏面に形成された案内翼とを備える。そして、ディフューザ翼が閉流路を構成し、閉流路の流路長は、第1の流路長と、第1の流路長と長さの異なる第2の流路長とに設定される。さらに、流路出口の流速v、回転ファンの回転数n、回転ファンの羽枚数z、流路出口の音の波長λ=v/(n×z)とし、第1の流路長をL1、第2の流路長をL2とした場合、|L1−L2|=(λ/2)(2×m−1) (mは整数)である。また、|L1−L2|=(λ/2)(2×m−1)/k (m、kは整数)であってもよい。また、ディフューザは、第1のディフューザ翼と第1のディフューザ翼と長さの異なる第2のディフューザ翼とを含み、第2のディフューザ翼は、出口側において欠け部を有する。
また、本発明の電気掃除機は、この電動送風機を備える。
本発明の実施の形態における、電動送風機の断面構成図 本発明の実施の形態における、エアガイドの斜視図 回転ファンとエアガイドとの配置を示す図 本発明の実施の形態における、エアガイドを正面方向から見た図 比較例における、エアガイドの斜視図 本発明の実施の形態における、エアガイドの斜視図 本発明と比較例との騒音の周波数分析結果を示す図 図5Aにおける基本波のNz音、2倍高調波の2Nz音、3倍高調波の3Nz音の強度比較を示す図 本発明の実施の形態における電気掃除機の外観図
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1Aは、本発明の実施の形態における、電動送風機50の断面構成図である。
電動送風機50は、電動機7と、ブラケット3と、回転ファン5と、エアガイド6と、ファンケース8とを備えている。また、電動機7は、固定子1と、回転子2と、ブラシ部30とを備えている。
電動機7において、固定子1は、界磁コア11に、界磁巻線12が巻回されて形成されている。
回転子2は、電機子コア21、電機子巻線22、整流子23および回転軸4により構成されている。電機子巻線22は、部分的に整流子23に接続されている。電機子コア21には、電機子巻線22が巻回されている。この整流子23と、電機子コア21とは、回転軸4に結合されている。このような回転子2は、固定子1の内側に設けられ、回転軸4を中心に、回転自在に支持されている。
ブラケット3の内側には、固定子1が固定されている。また、ブラケット3には、ブラシ保持器31が固定されている。ブラシ保持器31の内部には、一対のカーボンブラシ32が保持されている。その一対のカーボンブラシ32は、整流子23に当接している。
ブラシ部30は、このようなカーボンブラシ32と、ブラシ保持器31とを備えている。
回転軸4の一端は、ブラケット3の上部から突出している。回転軸4は、回転自在となるように回転軸4の両端が、それぞれ軸受35によって支承されている。
また、ブラケット3から突出した回転軸4の端部に回転ファン5が、取り付けられている。エアガイド6は、回転ファン5の外周に、通風路を形成するように設けられている。
回転ファン5は、側板5aと主板5cとを有するとともに、側板5aと主板5cとの間に、羽根5dが配置固定されている。回転ファン5は、それぞれの羽根5dが等間隔で渦巻き状となるように、その主板5c上に複数の羽根5dを有している。さらに、回転ファン5は、空気を吸引するために、その中央部での側板5aに開口部5bが形成されている。
回転ファン5の外周には、通風路を形成するようにエアガイド6が設けられている。そして、ブラケット3の開口した側を覆うように、ファンケース8が取り付けられている。ファンケース8は、中央部に空気吸入口8aを有し、エアガイド6および回転ファン5を覆うように配置されている。
次に、このように構成された、本発明の実施の形態における、エアガイドについて、図面を用いて説明する。
図1Bは、本発明の実施の形態における、エアガイド6の斜視図である。
図1Bに示すように、エアガイド6は、仕切板6cと、ディフューザ16と、仕切板傾斜部6dと、案内翼6eとを有する。
仕切板6cは、ブラケット3と回転ファン5との間を仕切るように設けられる。
ディフューザ16は、回転ファン5の外周側に配設された複数のディフューザ翼により構成される。ディフューザ翼は、仕切板6cからファンケース8側へと突出するとともに、内周側から外周側へと曲線状に延伸している。
さらに、本実施の形態では、図1Bに示すように、複数のディフューザ翼として、第1のディフューザ翼6aと第2のディフューザ翼6bとを有している。そして、本実施の形態では、第2のディフューザ翼6bが、第1のディフューザ翼6aよりも翼延伸方向において短くなるように構成している。具体的には、第2のディフューザ翼6bの出口側において、図1Bに示すように斜め状に削った欠け部6fを設け、第2のディフューザ翼6bを短くしている。また、本実施の形態では、第1のディフューザ翼6aと第2のディフューザ翼6bとが交互に配置された一例を挙げている。
仕切板傾斜部6dは、ディフューザ16の底面に当接して、傾斜するように設けられる。すなわち、エアガイド6の吸入口側から外周方向の出口側に向けて、電動機7を配置した側へと傾斜している。
案内翼6eは、仕切板6cを介して、ディフューザ16の裏面に形成されている。
また、互いに隣接する2つのディフューザ翼6a、6bと仕切板傾斜部6dとで閉流路19が形成される。
以上のように構成された電動送風機50において、電動機7に、外部の電源から電力が供給されると、電機子電流が、カーボンブラシ32及び整流子23を介して電機子巻線22に流れる。また、固定子1の界磁巻線12には、界磁電流が流れる。そして、界磁電流によって界磁コア11で発生した磁束と、電機子巻線を流れる電機子電流との間で力が発生する。これにより、回転軸4が回転する。
回転軸4の回転に伴い、回転軸4にナットなどで固定された回転ファン5が回転する。
回転ファン5の回転により、回転ファン5の内部の空気の流速が増加し、側板5aに設けられた開口部5bには、吸引する空気の流れが生じる。
この流れは、回転軸方向から半径方向に、90度程度曲げられ、羽根5dによって動圧を与えられながら、半径方向外側に向かって流れる。
回転ファン5から流出した空気は、回転ファン5の外周側に配置されたエアガイド6へと導かれる。そして、この流れは、エアガイド6の閉流路19を通過することによって減速される。これにより、吸入された空気は、エアガイド6によって動圧から静圧に変換される。
閉流路19を通過した気流は、エアガイド6と、ファンケース8とにより構成される戻り流路9を通って180度方向転換される。そして、気流は、案内翼6eにより、電動機7の内部に誘導される。さらに、気流は、電動機7を冷却しながら外に放出される。
図2は、回転ファン5とエアガイド6との配置を示す図である。
次に、図2を参照しながら、本電動送風機50から発生する騒音の原因について説明する。
回転ファン5は、図2に示す矢印の方向に回転する。
回転ファン5の回転に伴い、羽根5dの圧力面15fは流体に対して大きな仕事をするため、圧力面15fに高い圧力がかかる。反対に、羽根5dの負圧面15gは流体に対して行う仕事が小さいため、負圧面15gには、圧力面15fよりも低い圧力がかかる。したがって、ディフューザ16の流路入口6hに対して、圧力面15f側が対面しているときは、閉流路19内の圧力が高くなり、負圧面15g側が対面しているときは、閉流路19内の圧力が低くなる。その結果、回転ファン5の回転に伴う閉流路19の圧力の変化率は、回転ファン5の後縁15eが通過する際に最も大きくなる。したがって、静止座標系に存在するエアガイド6には、回転ファン5の一回転につき、羽根5dの枚数倍の圧力変動が生じる。
回転ファンの後縁15eでのこのような圧力変動が、電動送風機50から発生する騒音のもっとも大きな原因となっている。
上述のようにして生じた圧力変動は、音波となって伝播する。次に、エアガイド6内に伝播するこのような音波について説明する。
図3は、本発明の実施の形態における、エアガイド6を正面方向から見た図である。
上述のように、本実施の形態では、図1Bに示すように、互いに長さが異なる第1のディフューザ翼6aと、第2のディフューザ翼6bとの2種類のディフューザ翼を設けている。このため、長さの異なる閉流路19が形成される。
閉流路19は、第1のディフューザ翼6aと、第2のディフューザ翼6bと、仕切板傾斜部6d(図1B)とで囲まれる部分である。
閉流路19の流路長は、図3に示す斜線部分で図示される。閉流路19は、第1のディフューザ翼6aと、第2のディフューザ翼6bとが、回転ファン5の回転方向に対して双方が重なりあう空間であって、仕切板傾斜部6d(図1B)を含みこれらで囲まれる空間である。
流路長は、上記2つのディフューザ翼と仕切板傾斜部6d(図1B)によって囲まれる空間の長さであって、第1のディフューザ翼6aと、第2のディフューザ翼6bとが、回転ファン5の回転方向に対して互いに重なる長さを示す。図3では、長いほうの第1のディフューザ翼6aが、空気の流れを受け止めて形成される第1の閉流路109aを示している。さらに、短いほうの第2のディフューザ翼6bが、空気の流れを受け止めて形成される第2の閉流路109bが示されている。図3に示すように、流路長L1の閉流路109aは、流路長L2の閉流路109bよりも長くなるように形成される。
このような構成において、回転ファン5が、回転すると、圧力変動が原因で、回転ファン5の後縁15eにおいて音波が発生する。発生した音波は、図3に示す矢印の方向に、閉流路19を伝播し、戻り流路9において、他の閉流路19から放出された音波と合成される。例えば、図3に示すように、第1の閉流路109aから放出された音波が、第1の閉流路109aと隣接する第2の閉流路109bから放出された音波と、合成される。また、流路入口6hにおける音波は、ディフューザ16の閉流路19を通過することにより減衰したり、ディフューザ16壁面やファンケース8壁面などによる反射、共鳴したりするなどの影響を受ける。このような影響により、閉流路19から放出された音波は、流路入口6hにおける音波とは振幅、周波数成分ともに違った波形となる。
ここで、騒音の発生の一因となる、ディフューザ16によって形成される閉流路19の流路長について、本発明と比較例との構成を比較しながら説明する。
図4Aは、比較例における、エアガイド106の斜視図である。また、図4Bは、本発明の実施の形態における、エアガイド6の斜視図である。
まず、比較例におけるエアガイド106について説明する。
このエアガイド106における、ディフューザ116は、図4Aに示すように、同形状のディフューザ翼で構成されている。
このため、比較例の場合は、ディフューザ116によって形成される閉流路19の流路長は、全て実質的に同じであり、各閉流路出口から放出される音波の波形も実質的に同等となる。すなわち、各閉流路出口から放出される音波は、回転ファン5出口の圧力変動の周波数を、主な成分とする波形となる。また、音波の位相として考えた場合、隣接する流路出口から放出される音波の位相は、ほぼ同相である。そして、各流路出口から放出される音波が同相で合成されることで振幅が増大し、騒音となる。
次に、本発明の実施の形態における、エアガイド6を、図4Bを用いて説明する。上述のように、各ディフューザ翼6a、6bの長さは交互に異なっており、ディフューザ16に構成される閉流路19においても、隣合う閉流路の長さが異なる。
このように、閉流路の長さである流路長が異なると、流路長に加えて、出口面積も異なる。このため、図3に示す、閉流路109aと閉流路109bとでは、流路を通過する際の減衰・反射・共鳴などの状態が異なり、閉流路出口から放出される音波も互いに異なった波形となる。
また、閉流路出口から放出される音波の位相に注目すると、隣接する閉流路出口間には、(360°/ディフューザ翼枚数)で求められる角度の周方向の位相差が生じる。さらに、本実施の形態では、隣接する流路長が異なるため、隣接する流路間での流れ方向にも位相差が生じることになる。これにより、これらの合成波の振幅は、音波が同相の場合よりも小さくなる。つまり、音波同士の位相差により、音波の振幅が打ち消しあい、その結果、騒音が低減することになる。
図5Aは、本発明と比較例との騒音の周波数分析結果を示す図である。また、図5Bは、図5Aにおける基本波のNz音、2倍高調波の2Nz音、3倍高調波の3Nz音の強度比較を示す図である。
図5Aは、本発明と比較例との電動送風機の騒音について、フーリエ変換に基づくFFT分析を行い、騒音の周波数成分の強度分布を示している。図5Aおよび図5Bに示すように、本発明では従来例と比較して、騒音の基本波であるNz音が大きく低減していることがわかる。Nz音は、回転ファンから発生する支配的な周波数成分であり、回転数×回転ファン羽根枚数で求められる。Nz音の倍音である2Nz音、3Nz音の周波数においても低減効果がある。
さらに、実験によれば、電動機への入力を同等にした場合の電動送風機の効率を比較すると、最大効率で約1ポイント向上した。これは、ディフューザ翼を部分的に短くすることにより、気流に生じる乱流や衝突損失を低減させるような効果もあり、このような乱流緩和作用によるものと思われる。この結果より、ディフューザ翼に欠け部6fを設けても、かならずしも効率が低下するものではない。
以上の理由により、異なる流路長を形成するようなディフューザで構成したエアガイドを用いた電動送風機では、出力を低下させることなく騒音を低減することができる。
ここで、ディフューザの流路出口の流速v、回転ファンの回転数n、回転ファンの翼枚数z、流路出口の音の波長λ=v/(n×z)とし、第1の流路長をL1、第2の流路長をL2とする。このとき、
|L1−L2|=(λ/2)(2×m−1) (mは整数)
を満たすように流路長を設定する。すなわち、流路長L1、L2の差の絶対値を、波長λの半分の奇数倍に設定する。これにより、この位相差の音波どうしが振幅を打ち消しあうため、電動送風機において、支配的なNz音を大幅に低減することができる。
また、流路出口の流速v、回転ファンの回転数n、回転ファンの翼枚数z、流路出口の音の波長λ=v/(n×z)とし、第1の流路長をL1、第2の流路長をL2とする。このとき、Nz音のk倍の周波数(kは整数)を低減したい場合には
|L1−L2|=(λ/2)(2×m−1)/k (m、kは整数)
とする。
音波の位相差が、Nzのk倍の周波数の1/2波長の奇数倍と等しくなる。これにより、音波どうしが打ち消しあうため、電動送風機において、支配的なNz音を大幅に低減することができる。
なお、mを大きくすると流路長の差が大きくなり、実用的ではなくなるため、mを1とすることが好ましい。例えば、Nz音に対応させる場合、流路長L1、L2の差の絶対値を、波長λの半分に設定することが好ましい。
第1の流路長の流路と、第1の流路長の流路と長さの異なる流路である第2の流路長の流路とが回転方向に交互に配置される。これにより、隣接する流路による騒音低減効果が生じる。さらに、騒音低減効果が、周方向全体に渡り現れる。これにより、騒音や圧力が周方向に偏ることなく、全体に渡り、低騒音化が実現できる。
また、以上の説明では、流路長の異なる閉流路19として説明したが、この流路長は、ディフューザ16の翼の長さによって決まる。すなわち、2つのディフューザ16の翼の長さをL1、L2とし、上記式に基づきそれぞれのディフューザ翼16の長さを設定してもよい。
また、低騒音化を図るには、上述したように、例えば、隣接しあう閉流路出口から放出された音波どうしが同相とならないようにすればよい。すなわち、上記式に正確に当てはめなくても騒音低減の効果が得られる。このため、例えば、ディフューザ翼16間で部分的に長さの差がでるように構成してもよい。本実施の形態では、図1Bや図4Bに示すように、第2のディフューザ翼6bの出口側において、斜め状に削った欠け部6fを設けた例を挙げている。このような構成としても、合成される音波間には位相差が生じるため、低騒音化を図ることができる。本実施の形態では、欠け部6fを斜め状とすることで、急激な空気流の変化を抑制しながら、低騒音化を図っている。また、欠け部6fの形状を適宜変更してもよい。また、ディフューザ翼が長くなる方向に突出部などを設け、2つのディフューザ翼間に長さの差で出るようにしてもよい。要するに、曲線状に延伸する1つのディフューザ翼の出口側において欠け部や突出部を設け、2つのディフューザ翼間で、少なくとも部分的に長さが異なるようにすればよい。すなわち、流路長を変化させることができればよい。また、この長さの差によって、合成される音波間に波長λの半分の奇数倍の位相差がでるようにすることが好適である。
また、流路長を変化させる手段としてディフューザ翼の吸込み側、つまり、エアガイド6の上面方向の外径を小さくした例を示した。しかし、本発明の実施の形態に限られるものではなく、流路長を変化させることができればよい。
また、本発明の実施の形態において、流路長が2種類の長さのディフューザの例を示したが、これに限るものではない。つまり、第2の流路長は、第1の流路長より長い閉流路を例として説明を行った。しかし、第2の流路長は、第1の流路長より短い閉流路であってもよい。音波同士の位相差により、音波の振幅が打ち消しあう効果を奏すればよいためである。
さらに、本実施の形態の電動送風機50は、電気掃除機に搭載してもよい。本実施の形態の電動送風機50を電気掃除機に搭載した例について説明を行う。
図6は、本発明の本実施の形態における電気掃除機の外観図である。
図6に示すように、掃除機本体41の外部には、車輪42およびキャスター43が取り付けられている。これにより、掃除機本体41は、床面を自在に移動できる。
掃除機本体41は、掃除機本体41の下方に設けられた吸引口45に、吸引ホース46、およびハンドル47を形成した延長管48が順次接続されている。吸込具49は、延長管48の先端に取り付けられている。
掃除機本体41は、本実施の形態の電動送風機50を内蔵する。集塵ケース44は、掃除機本体41に対し、着脱自在に設けられている。集塵ケース44は、塵埃を含む空気を取り入れる。これにより、本体の大きさを大型化したり、重量化したりすることなく、騒音を低減させることができる。電気掃除機は、強い吸引力を確保することができる。これにより、電気掃除機の、掃除性能を向上させることができる。
本発明の電動送風機は、低騒音化に最適であり、家庭用掃除機用途などに有用である。
1 固定子
2 回転子
3 ブラケット
4 回転軸
5 回転ファン
5a 側板
5b 開口部
5c 主板
5d 羽根
6,106 エアガイド
6a 第1のディフューザ翼
6b 第2のディフューザ翼
6c 仕切板
6d 仕切板傾斜部
6e 案内翼
6f 欠け部
7 電動機
8 ファンケース
8a 空気吸入口
9 戻り流路
11 界磁コア
12 界磁巻線
15e 後縁
15f 圧力面
15g 負圧面
16,116 ディフューザ
19,109a,109b 閉流路
21 電機子コア
22 電機子巻線
23 整流子
30 ブラシ部
31 ブラシ保持器
32 カーボンブラシ
35 軸受
41 掃除機本体
42 車輪
43 キャスター
44 集塵ケース
45 吸引口
46 吸引ホース
47 ハンドル
48 延長管
49 吸込具
50 電動送風機

Claims (5)

  1. 固定子と、前記固定子内側に回転軸を中心として回転自在に支持された回転子と、前記固定子を支持するブラケットと、前記回転軸に取り付けられた回転ファンと、前記ブラケットと前記回転ファンとの間に配設されたエアガイドと、中央部に空気吸入口を有し、前記エアガイドと前記回転ファンとを覆うファンケースとを備えた電動送風機であって、
    前記エアガイドは、
    前記ブラケットと前記回転ファンとの間を仕切る仕切板と、
    前記回転ファンの外周側に配設され、複数のディフューザ翼で構成されるディフューザと、
    前記ディフューザの底面に当接して傾斜する仕切板傾斜部と、
    前記仕切板を介して前記ディフューザの裏面に形成された案内翼とを備え、
    前記ディフューザ翼は、閉流路を構成し、
    前記閉流路の流路長は、第1の流路長と、前記第1の流路長と長さの異なる第2の流路長とに設定され、
    流路出口の流速v、前記回転ファンの回転数n、前記回転ファンの羽枚数z、前記流路出口の音の波長λ=v/(n×z)とし、前記第1の流路長をL1、前記第2の流路長をL2とした場合、|L1−L2|=(λ/2)(2×m−1) (mは整数)であることを特徴とする電動送風機。
  2. 固定子と、前記固定子内側に回転軸を中心として回転自在に支持された回転子と、前記固定子を支持するブラケットと、前記回転軸に取り付けられた回転ファンと、前記ブラケットと前記回転ファンとの間に配設されたエアガイドと、中央部に空気吸入口を有し、前記エアガイドと前記回転ファンとを覆うファンケースとを備えた電動送風機であって、
    前記エアガイドは、
    前記ブラケットと前記回転ファンとの間を仕切る仕切板と、
    前記回転ファンの外周側に配設され、複数のディフューザ翼で構成されるディフューザと、
    前記ディフューザの底面に当接して傾斜する仕切板傾斜部と、
    前記仕切板を介して前記ディフューザの裏面に形成された案内翼とを備え、
    前記ディフューザ翼は、閉流路を構成し、
    前記閉流路の流路長は、第1の流路長と、前記第1の流路長と長さの異なる第2の流路長とに設定され、
    流路出口の流速v、前記回転ファンの回転数n、前記回転ファンの翼枚数z、流路出口の音の波長λ=v/(n×z)とし、前記第1の流路長をL1、前記第2の流路長をL2とした場合、|L1−L2|=(λ/2)(2×m−1)/k (m、kは整数)であることを特徴とする電動送風機。
  3. 固定子と、前記固定子内側に回転軸を中心として回転自在に支持された回転子と、前記固定子を支持するブラケットと、前記回転軸に取り付けられた回転ファンと、前記ブラケットと前記回転ファンとの間に配設されたエアガイドと、中央部に空気吸入口を有し、前記エアガイドと前記回転ファンとを覆うファンケースとを備えた電動送風機であって、
    前記エアガイドは、
    前記ブラケットと前記回転ファンとの間を仕切る仕切板と、
    前記回転ファンの外周側に配設され、複数のディフューザ翼で構成されるディフューザと、
    前記ディフューザの底面に当接して傾斜する仕切板傾斜部と、
    前記仕切板を介して前記ディフューザの裏面に形成された案内翼とを備え、
    前記ディフューザ翼は、閉流路を構成し、
    前記ディフューザは、第1のディフューザ翼と、前記第1のディフューザ翼と長さの異なる第2のディフューザ翼とを含み、
    前記第2のディフューザ翼は、出口側において欠け部をし、
    前記閉流路の流路長は、第1の流路長と、前記第1の流路長と長さの異なる第2の流路長とに設定されることを特徴とする電動送風機。
  4. 前記閉流路は、前記第1の流路長の流路と、前記第2の流路長の流路とが、前記回転ファンの回転方向に対して隣接して配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動送風機。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電動送風機を搭載した電気掃除機。
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