JP2006342792A - 送風機およびこれを備えた掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造原価を増大させることなく、高速回転するインペラとその周囲に配置されるディフューザとの間で発生する騒音を低減できる送風機及びその送風機を備えた掃除機を提供する。
【解決手段】複数のインペラ羽根41を備えており、モータ33によって回転するインペラ40と、複数のディフューザ羽根61とを備えており、前記インペラ40の外側周りに配置されるディフューザ60とを含み、前記インペラ40の回転時、前記複数のインペラ羽根41と前記複数のディフューザ羽根61との相互作用によって発生する騒音を低減するように、前記複数のディフューザ羽根61が円周方向に沿って不等間隔に配置される送風機を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、送風機に関するもので、詳しくは、インペラの回転時、インペラ羽根とその周囲に位置するディフューザ羽根との間で発生する騒音を低減できる送風機及びこれを備えた掃除機に関するものである。
一般に、送風機は、気体の輸送や昇圧などを行う機器であり、その種類には、遠心式、斜流式および軸流式などがある。このうち、遠心式送風機においては、円周上に配列された複数の羽根を備えたインペラが、モータによって回転しながら気体を外部から送風機に吸入した後、それを半径方向に送風機から排出する。このとき、インペラの出口側に位置するディフューザは、気体の速度成分を圧力に変換する。
上記の遠心式送風機は、強力な吸入力によって埃や異物などを掃除する真空掃除機に用いられる。図1は、真空掃除機に用いられる一般的な遠心式送風機のインペラ及びディフューザを示した平面図である。図1に示すように、複数の羽根1を備えたインペラ2の外周縁にはファンガイド3が配置されており、このファンガイド3には複数の羽根4を備えたディフューザ5が設けられる。
一般に、上記の送風機においては、送風機の性能及び効率を考慮して、インペラとディフューザとの間隔Gが最小化されるように設計する。しかしながら、強い吸入力を形成するためにインペラ2が高速回転するとき、インペラ羽根1とディフューザ羽根4との周期的な接触によって強いBPF(Blade Passage Frequency)騒音が発生する。
真空掃除機の騒音には、上記のBPF騒音の他にも、モータの振動による騒音及び空気の吸入側から発生する空力騒音などが挙げられるが、BPF騒音は、特定周波数で強く発生して、真空掃除機の使用者及びその周辺の人たちに強い不快感を与えている。
このような騒音問題を解決するために、羽根のないディフューザ、およびそれによる性能低下を補償するための3次元インペラを備えた送風機が開発された。その例は、特許文献1に開示されている。しかしながら、真空掃除機に適用可能な程度に小型な3次元インペラは、容易に加工しにくい上に、その加工原価が非常に高いため、真空掃除機に適用することは困難であった。
大韓民国特許出願公開第1998-59321号明細書
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、製造原価を増大させることなく、高速回転するインペラとその周囲に配置されるディフューザとの間で発生する騒音を低減できる送風機及びその送風機を備えた掃除機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明による送風機は、複数のインペラ羽根を備えており、モータによって回転するインペラと複数のディフューザ羽根を備えており、前記インペラの外側周りに配置されるディフューザとを含む送風機において、前記インペラの回転時、前記複数のインペラ羽根と前記複数のディフューザ羽根との相互作用によって発生する騒音を低減するように、前記複数のディフューザ羽根が円周方向に沿って不等間隔に配置されることを特徴とする。
このとき、前記複数のディフューザ羽根は、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角と、隣接する他の一対のディフューザ羽根の間の中心角とが異なるように配置される。
前記複数のディフューザ羽根のうちいずれか一つを基準羽根と定めるとき、前記基準羽根からx番目に位置したディフューザ羽根と、x-1番目に位置したディフューザ羽根との間の中心角は、次の式によって決定される。
Figure 2006342792
ここで、xo=n/2,yo=360/n,n=ディフューザ羽根の数で、a,b,cは常数である。
一方、前記ディフューザ羽根の数は、前記インペラ羽根の数に対して1以外の公約数がないように決定される。
このとき、騒音低減効果を強化するために、前記インペラ羽根と前記ディフューザ羽根との間の間隔は不均一である。
このために、前記複数個のインペラ羽根のうち少なくとも一つは、他のインペラ羽根とそれに関連したディフューザ羽根との距離に比べると、前記ディフューザに隣接した末端部が前記ディフューザ羽根から所定距離だけ離隔される。
また、前記複数個のディフューザ羽根のうち少なくとも一つは、他のディフューザ羽根とそれに関連したインペラ羽根との距離に比べると、前記インペラに隣接した末端部が前記インペラ羽根から所定距離だけ離隔される。
また、本発明による掃除機は、複数個のインペラ羽根を備えたインペラと、複数個のディフューザ羽根とを備えており、前記インペラの外側周りに配置されるディフューザとを備えて異物を吸入するための吸入力を発生する送風機を含む掃除機において、前記インペラの回転時、前記インペラ羽根が前記ディフューザ羽根を通過する周期を変化させるように、前記インペラに隣接した前記ディフューザ羽根の第1端部は、円周方向に沿って不等間隔に配置されることを特徴とする。
このとき、前記複数のディフューザ羽根は、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角と、隣接する他の一対のディフューザ羽根の間の中心角とが異なるように配置され、その具体的な基準には上記に記載の式が適用され得る。
本発明によると、インペラ羽根及びディフューザ羽根は、それらの間に不均一な相互作用が起こるように配列されるため、送風機からのBPF騒音を低減できるという効果がある。
また、上記の効果を達成するにあたり、追加的な費用がほとんど発生しない構造であるため、真空掃除機などの製品に容易に適用して製品の品質を向上できるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は、本発明による掃除機の外観を示した図で、図3は、掃除機における本体の構成を示した断面図である。
図2及び図3に示すように、本発明による掃除機は、吸入力によって埃や異物などを吸入する吸入体10と、この吸入体10によって吸入された埃などを捕集するための集塵装置および吸入力を発生するための送風機30を内蔵した本体20とを備えている。
この掃除機において、本体20と吸入体10との間には、送風機30から発生した吸入力を吸入体10に伝達するための連結ホース11及び連結管12が備わり、それら連結ホース11と連結管12との間には、使用者の操作を容易にするために制御部(図示せず)が一体に設けられた取っ手13が備わる。ここで、連結ホース11は、伸縮性のある蛇腹管により形成されるが、その一端は本体20に連結され、他端は取っ手13に連結される。また、連結管12の一端は吸入体10に連結され、他端は取っ手13に連結される。このような構成により、使用者は、掃除機を自由に移動させながら底面の異物を掃除できるようになる。
本体20の内部は、集塵装置が設置される集塵室20aと、送風機30が設置される吸入室20bとに区画される。さらに、集塵室20aには、埃を収集する埃袋22と、この埃袋22でろ過されてない微細な埃をろ過するためのフィルタ23とが設置され、吸入室20bには、異物を吸入するための吸入力を生成する送風機30が設置される。
図4は、本発明の第1実施形態による送風機の構成を示した断面図で、図5は、送風機のインペラ及びファンガイドを示した斜視図である。図4及び図5に示すように、送風機30は、その上面に吸入口31aが形成されたインペラカバー31と、このインペラカバー31の下側に結合されるモータケース32とを備えて外観をなす。
インペラカバー31の内側にはインペラ40及びファンガイド50が配置されるが、インペラ40は、吸入口31aを通して空気を吸入するために複数個のインペラ羽根41を備えている。ここで、各インペラ羽根41がインペラ40の上面板42と下面板43との間で円周方向に湾曲形成されることにより、前記吸入口31aを通して吸入される空気は半径方向に吐出される。また、ファンガイド50の上側周りに複数個のディフューザ羽根61が備わることにより、インペラ40を通過した空気の圧力を上昇させるディフューザ60が形成される。したがって、インペラ40がファンガイド50の上側に取り付けられると、ディフューザ60がインペラ40の外側周りに所定間隔を有して位置することになる。一方、ファンガイド50の下面には、ディフューザ60を通過した空気をモータ33側に案内するリターンチャンネル51が形成される。
モータケース32の内側には、インペラ40を回転させるために回転軸34を介してインペラ40に連結されるモータ33が設置され、モータケース32には、モータ33を通過した空気をモータケース32の外部に排出するためのケース排出口35が形成される。
したがって、使用者が制御部(図示せず)によって掃除機の作動を開始すると、インペラ40が、モータ33によって回転しながら吸入口31aを通して空気を吸入した後、それを半径方向に吐出する。この吐出された空気は、ディフューザ60を通過しながら昇圧される。そして、ディフューザ60を通過した空気は、ファンガイド50の下側に案内され、リターンチャンネル51を通してモータ33側に流入される。この流入された空気は、モータ33を通過しながら冷却した後、モータケース32のケース排出口35を通して排出される。
しかし、強い吸入力を生成するためにインペラ40が高速回転すると、複数個のインペラ羽根41が狭い間隔を有してディフューザ羽根61と周期的に接触し、強いBPF騒音が発生するようになるが、この騒音は、耳に不快感を与えるという特性がある。したがって、本発明においては、インペラ羽根41とディフューザ羽根61との不規則な相互作用により上記の騒音を変調するように、複数のディフューザ羽根を円周方向に沿って不等間隔に配置している。
図6は、送風機のディフューザ羽根が円周方向に沿って不等間隔に配置された例を示した図である。円において二つの点の間の円周距離は、それら二つの点が形成する中心角によって大きく変わるので、図6に示すように、隣接する一対のディフューザ羽根(例えば、61a,61b)の間の中心角θと、隣接する他の一対のディフューザ羽根(例えば、61f,61g)の間の中心角θとを異にすることで、複数のディフューザ羽根61を不等間隔に配置できる。ここで、“隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角”とは、ディフューザ羽根においてインペラ40に隣接した一対の第1端部(AとBまたはFとG)によって形成される中心角をいう。
インペラ羽根及びディフューザ羽根の数が決まった場合、隣接する各対のディフューザ羽根の間の中心角を決定するための基準は実験によって得られる。しかし、送風機の設計によってインペラ羽根及びディフューザ羽根の数が変更されるとき、再び実験を行って新しい基準を設けるべきであるという不便さがある。
このとき、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角を決定する基準には、下記の式が用いられる。下記の式は、特定の物理的理論によって求められたものではなく、複数のディフューザ羽根61が円周方向に不等間隔をなして配置されるように採択された式である。
Figure 2006342792
上式中、いずれか一つのディフューザ羽根を基準羽根61aと定めた場合、yは、基準羽根61aからx番目に位置したディフューザ羽根と、x-1番目に位置したディフューザ羽根根との間の中心角を意味する。また、a,b,cは常数で、yo=360/n,n=ディフューザ羽根の数を意味する。
例えば、図6のように、ディフューザ羽根の数が11個(n=11)である場合、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角は式(1)によって決定され、下記の<表1>のように示される。このとき、常数値はa=1.4831,b=2.8581,c=4.8540であり、これら常数値は、試行錯誤によって決定されたものである。
Figure 2006342792
上記の表1で、xが1,yが33.7589であることは、基準羽根61aと基準羽根61aから一番目に位置したディフューザ羽根61bとの間の中心角θが33.7589゜であることを意味する。さらに、xが6で、yが31.6579であることは、基準羽根61aから六番目に位置したディフューザ羽根61gと五番目に位置したディフューザ羽根61fとの間の中心角θが31.6579゜であることを意味する。
このように、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角は、式(1)によって決定される。また、設計によってディフューザ羽根の数が変更される場合も、それに相当する中心角が式(1)によって容易に得られる。
類似した方法として、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角は、式(2)によって決定される。ここで、xo=n/2で、a,b,cは常数で、yo=360/n,n=ディフューザ羽根の数を意味する。
Figure 2006342792
例えば、ディフューザ羽根の数が11個(n=11)である場合、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角は式(2)によって決定され、下記の<表2>のように示される。
Figure 2006342792
上記の<表2>から分かるように、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角は、式(2)によって適切に決定できる。
一方、ディフューザ羽根61の数は、インペラ羽根41の数に対して1以外の公約数がないように決定することが好ましい。このようにすると、インペラ40の回転時、インペラ羽根41とディフューザ羽根61との相互作用が最小化されることで、BPF騒音を低減できる。その例として、図6には、ディフューザ羽根61の数が11個で、インペラ羽根41の数が9個の場合を示した。
また、本発明による送風機及び真空掃除機は、上記のようにディフューザ羽根を円周方向に沿って不等間隔に配置し、かつ、インペラ羽根とディフューザ羽根との間の間隔が不均一になるようにインペラ及びディフューザを配置することで騒音を低減できる。
図7は、本発明の第2実施形態による送風機のインペラ及びディフューザを示した平面図で、図8は、本発明の第3実施形態による送風機のインペラ及びディフューザを示した平面図である。ここで、図7及び図8の実施形態は、図6の実施形態を変形したものである。
図7に示すように、前記複数個のインペラ羽根のうち少なくとも一つ41aは、他のインペラ羽根41とそれに関連したディフューザ羽根61との距離に比べると、前記ディフューザ60に隣接した末端部がディフューザ羽根61から所定距離d1だけ離隔される。また、図8に示すように、複数個のディフューザ羽根のうち少なくとも一つ61c,61f,61jは、他のディフューザ羽根61とそれに関連したインペラ羽根41との距離に比べると、前記インペラ40に隣接した末端部がインペラ羽根41から所定距離d2だけ離隔される。このような距離d1,d2は、ディフューザ羽根61に対するインペラ羽根41のパッシング周期を変える役割をし、インペラ羽根41とディフューザ羽根61との相互作用によって発生する騒音を減少する。しかし、インペラ40とディフューザ60との間の間隔が過度に大きくなると、送風機の性能が低下する憂いがあるので、インペラ40とディフューザ60との間の間隔が前記インペラ40の外径の2%以内になるように前記距離d1,d2を調整することが好ましい。
真空掃除機に用いられる一般的な遠心式送風機のインペラ及びディフューザを示した平面図である。 本発明による掃除機を示した図である。 掃除機における本体の構成を示した断面図である。 本発明の第1実施形態による送風機の構成を示した断面図である。 送風機のインペラ及びファンガイドを示した斜視図である。 送風機のディフューザ羽根が円周方向に沿って不等間隔に配置された例を示した図である。 本発明の第2実施形態による送風機のインペラ及びディフューザを示した平面図である。 本発明の第3実施形態による送風機のインペラ及びディフューザを示した平面図である。
符号の説明
1 インペラ羽根
2 インペラ
3 ファンガイド
4 ディフューザ羽根
5 ディフューザ
10 吸入体
11 連結ホース
12 連結管
13 取っ手
20 本体
20a 集塵室
20b 吸入室
22 埃室
23 フィルタ
30 送風機
31インペラカバー
31a 吸入口
32 モータケース
33 モータ
34 回転軸
35 ケース排出口
40 インペラ
41 インペラ羽根
42 上面板
43 下面板
50 ファンガイド
51 リターンチャンネル
60 ディフューザ
61 ディフューザ羽根

Claims (16)

  1. 複数のインペラ羽根を備えており、モータによって回転するインペラと;
    複数のディフューザ羽根を備えており、前記インペラの外側周りに配置されるディフューザと;を含む送風機において、
    前記インペラの回転時、前記複数のインペラ羽根と前記複数のディフューザ羽根との相互作用によって発生する騒音を低減するように、前記複数のディフューザ羽根が円周方向に沿って不等間隔に配置されることを特徴とする送風機。
  2. 前記複数のディフューザ羽根は、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角と、隣接する他の一対のディフューザ羽根の間の中心角とが異なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  3. 前記複数のディフューザ羽根のうちいずれか一つを基準羽根と定めるとき、前記基準羽根からx番目に位置したディフューザ羽根と、x-1番目に位置したディフューザ羽根との間の中心角は、次の式によって決定されることを特徴とする請求項2に記載の送風機。
    Figure 2006342792
  4. 前記複数のディフューザ羽根のうちいずれか一つを基準羽根と定めるとき、前記基準羽根からx番目に位置したディフューザ羽根と、x-1番目に位置したディフューザ羽根との間の中心角は、次の式によって決定されることを特徴とする請求項2に記載の送風機。
    Figure 2006342792
  5. 前記ディフューザ羽根の数は、前記インペラ羽根の数に対して1以外の公約数がないように決定されることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  6. 前記インペラ羽根と前記ディフューザ羽根との間の間隔は、不均一であることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  7. 前記複数個のインペラ羽根のうち少なくとも一つは、他のインペラ羽根とそれに関連したディフューザ羽根との距離に比べると、前記ディフューザに隣接した末端部が前記ディフューザ羽根から所定距離だけ離隔されることを特徴とする請求項6に記載の送風機。
  8. 前記複数個のディフューザ羽根のうち少なくとも一つは、他のディフューザ羽根とそれに関連したインペラ羽根との距離に比べると、前記インペラに隣接した末端部が前記インペラ羽根から所定距離だけ離隔されることを特徴とする請求項6に記載の送風機。
  9. 複数個のインペラ羽根を備えたインペラと、
    複数個のディフューザ羽根を備えており、前記インペラの外側周りに配置されるディフューザと;を備えて異物を吸入するための吸入力を発生する送風機を含む掃除機において、
    前記インペラの回転時、前記インペラ羽根が前記ディフューザ羽根を通過する周期を変化させるように、前記インペラに隣接した前記ディフューザ羽根の第1端部は、円周方向に沿って不等間隔に配置されることを特徴とする掃除機。
  10. 前記複数のディフューザ羽根は、隣接する一対のディフューザ羽根の間の中心角と、隣接する他の一対のディフューザ羽根の間の中心角とが異なるように配置されることを特徴とする請求項9に記載の掃除機。
  11. 前記複数のディフューザ羽根のうちいずれか一つを基準羽根と定めるとき、前記基準羽根からx番目に位置したディフューザ羽根と、x-1番目に位置したディフューザ羽根との間の中心角は、次の式によって決定されることを特徴とする請求項10に記載の掃除機。
    Figure 2006342792
  12. 前記複数のディフューザ羽根のうちいずれか一つを基準羽根と定めるとき、前記基準羽根からx番目に位置したディフューザ羽根と、x-1番目に位置したディフューザ羽根との間の中心角は、次の式によって決定されることを特徴とする請求項10に記載の掃除機。
    Figure 2006342792
  13. 前記ディフューザ羽根の数は、前記インペラ羽根の数に対して1以外の公約数がないように決定されることを特徴とする請求項9に記載の掃除機。
  14. 前記インペラ羽根と前記ディフューザ羽根との間の間隔は、不均一であることを特徴とする請求項9に記載の掃除機。
  15. 前記複数個のインペラ羽根のうち少なくとも一つは、他のインペラ羽根とそれに関連したディフューザ羽根との距離に比べると、前記ディフューザに隣接した末端部が前記ディフューザ羽根から所定距離だけ離隔されることを特徴とする請求項14に記載の掃除機。
  16. 前記複数個のディフューザ羽根のうち少なくとも一つは、他のディフューザ羽根とそれに関連したインペラ羽根との距離に比べると、前記第1端部が前記インペラ羽根から所定距離だけ離隔されることを特徴とする請求項14に記載の掃除機。
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