JP5168155B2 - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関し、特に、液体としてインクを吐出するインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
インクジェット式記録ヘッドに代表される液体噴射ヘッドは、インクの流路を有する流路部材を備えており、流路部材には、この流路内の気泡や異物などを取り除くための平板状のフィルターが接合樹脂等で接合されている。このフィルターとしては、例えば、薄板にポンチ加工によって複数の貫通孔を設けたものが提案されている(特許文献1参照)。
また、このような複数の貫通孔が設けられたフィルターには反りが発生してしまうという問題がある。このような問題を解決するために、表面に凹凸が設けられたフィルターも提案されている。
特開2006−272631号公報
しかしながら、例えば、図7に示すように、平板状のフィルター116の流路部材側の面と貫通孔152とを接合樹脂157でカートリッジケース(流路部材)111に接合する場合、衝撃などで流路部材から剥離してしまうことがあった。これは、カートリッジケースが樹脂製であり、フィルターが金属製である場合に、顕著に発生する。
また、凹凸が設けられたフィルターを流路部材に接合樹脂で接合であっても、単にフィルターの凹部に接合樹脂を設けても、フィルターが剥離してしまう虞があった。
このように、接合樹脂でフィルターを流路部材に接合する場合、接合不良によりフィルターが流路部材から剥離してしまい、その剥離した箇所から気泡や異物などが流路に進入してしまうという問題がある。
なお、このような問題はインクジェット式記録ヘッド等の液体噴射ヘッドに搭載されるフィルターに限定されず、他の装置に搭載されるフィルターにおいても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、流路部材からフィルターが剥離することを抑止し、異物等の流路への進入を防ぐことができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体流路を介して供給された液体をノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、樹脂からなり、前記液体流路が形成された流路部材と、凸部が形成された第1の領域と前記第1の領域の凸部の間隔よりも狭い間隔で凸部が形成された第2の領域とを有し、複数の貫通孔が設けられたフィルターと、を備え、前記フィルターは、前記第2の領域において前記流路部材と接合樹脂を介して接合され、前記接合樹脂は、前記流路部材から前記貫通孔を介して前記フィルターの前記流路部材とは反対側まで連続して設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、第2の領域には、第1の領域に設けられた凸部の間隔よりも狭い間隔で凸部が形成されているので、第1の領域よりも高密度で凸部が第2の領域に設けられている。このため、フィルターの第2の領域は、接合樹脂との接触面積が大きくなるので、接合樹脂のアンカー効果が増大し、フィルターと流路部材とをより確実に接着させることができる。これによりフィルターが流路部材から剥離することが抑止され、異物や気泡が流路に進入することが防止される。一方、第1の領域には第2の領域よりも広い間隔で凸部が形成されているので、フィルターの破断を抑止することができる。
ここで、前記接合樹脂は、前記第2の領域を覆うように設けられていることが好ましい。これによれば、フィルターの流路部材とは反対側の面の接合樹脂は、凸部で分断されることなく連続して設けられることになるので、接合樹脂の剛性が向上し、フィルターをより一層強固に流路部材に接合することができる。
また、前記接合樹脂は、前記フィルターを前記流路部材に溶着することにより形成されていることが好ましい。これによれば、接合樹脂は、流路部材と一体化しているため、接合樹脂が流路部材から剥離してしまうことが防止され、フィルターをさらに確実に流路部材に接合することができる。
また、前記フィルターの前記第2の領域の凸部は、基端側から先端側に向けて幅が狭くなるよう形成されていることが好ましい。これによれば、フィルターの剛性がさらに高まり、カール力によるフィルターの反りが抑制されて平坦状態が維持される。これにより、フィルターの取り扱いが容易になり、組み立て時の生産性が向上する。
また、前記フィルターの前記第1の領域又は第2の領域には、格子状に凸部が配設されていることが好ましい。これによれば、フィルターの全体の剛性がさらに向上するので、特定の方向に反ることなくフィルターの平坦状態を維持できる。
また、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体の流路に異物や気泡が入り込むことを防止して液体の吐出特性に優れた液体噴射装置を実現できる。
本発明の実施形態に係る記録装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る記録ヘッドの断面図である。 本発明の実施形態に係るフィルターの平面図及び断面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジケースとフィルターの断面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジケースとフィルターの断面図である。 従来の記録ヘッドに係るカートリッジケースとフィルターの断面図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の液体噴射装置であるインクジェット式記録装置1は、例えば、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)等の複数の異なる色のインクが貯留される貯留室を有するインクカートリッジ(液体貯留手段)2が装着されたインクジェット式記録ヘッド10(以下、記録ヘッド)を具備する。記録ヘッド10はキャリッジ3に搭載されており、記録ヘッド10が搭載されたキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。そして、駆動モータ6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、キャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙装置等により給紙された紙等の被記録媒体Sがプラテン8上を搬送されるようになっている。
次に、本実施形態に係る記録ヘッド10について説明する。なお、図2は、実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図であり、図3はその断面図である。
図2及び図3に示すように、インクジェット式記録ヘッド10を構成する流路部材の一例であるカートリッジケース11は、上述したインクカートリッジ(図示なし)が装着されるカートリッジ装着部12を有する。例えば、本実施形態では、このカートリッジ装着部12に、ブラックインク及び複数色のカラーインクが充填された各インクカートリッジがそれぞれ装着されるようになっている。また、カートリッジケース11の底面には、一端が各カートリッジ装着部12に開口し、他端が後述するヘッドケース側に開口する複数のインク連通路(液体流路)13がそれぞれ形成された管状の流路形成部14が突設されている(図3参照)。
カートリッジケース11の上面側、すなわち、カートリッジ装着部12のインク連通路13の開口部分には、インクカートリッジに挿入される複数のインク供給針15が、インク内の気泡や異物を除去するためのフィルター16を介して固定されている。
カートリッジケース11の下面側には、シール部材17及び回路基板18を挟んで、ヘッド部材19が固定されている。本実施形態に係るヘッド部材19は、複数の圧電素子を有する圧電素子ユニット20を収容するための中空箱体状の部材であるヘッドケース21と、このヘッドケース21のカートリッジケース11とは反対側の端面に固定されるヘッド本体22とで構成されている。ヘッド本体22は、複数のノズル23が穿設されたノズルプレート24と、ノズル23に連通する圧力発生室25を含む流路が形成された流路形成基板26と、流路形成基板26のノズルプレート24とは反対面側に配される振動板27とで構成されている。これらノズルプレート24及び振動板27と流路形成基板26とはそれぞれ接着剤によって接合されている。またヘッドケース21には、一端側が圧力発生室25に連通すると共に他端側がカートリッジケース11のインク連通路13に連通するインク供給路28が設けられている。インク連通路13とインク供給路28との接続部分は、シール部材17によって密封されている。
このようにカートリッジケース11の下面側に、シール部材17、回路基板18、ヘッド部材19を構成するヘッドケース21及びヘッド本体22の順で配し、これら各部材の外側にヘッド本体22のノズル23を露出する窓部29を有する枠体30をはめ込み、ネジ31によってカートリッジケース11に固定することで、インクジェット式記録ヘッド10が形成される。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッド10は、インクカートリッジ2からのインクをインク供給針15及びインク連通路13を介してノズル23に至るまで内部をインクで満たした後、回路基板18からの記録信号に従い、各圧力発生室25に対応するそれぞれの圧電素子に電圧を印加し、振動板27を変形させることにより、各圧力発生室25内の圧力が高まりノズル23からインク滴が吐出される。
ここで、フィルター16について詳細に説明する。なお、図4(a)は、フィルターの平面図、図4(b)は(a)の要部拡大平面図、図4(c)は、図4(a)のA−A’線断面図であり、図5は、カートリッジケース及びフィルターの要部断面図である。
図示するように、フィルター16は、ステンレス(SUS)等の金属材料からなる平坦な金属板51(例えば、厚さ15μm)に多数の微細な貫通孔52(例えば、内径が15μmの穴が1cmに数万穴)を穿設して円形に切断したものであり、フィルター16の直径は例えば、8〜9mm程度とされている。貫通孔52の内径は、ノズル23よりも小さく設定されている。なお、フィルター16の貫通孔52としては、正方形や六角形の穴とすることも可能であり、この場合、対角線の長さがノズル23よりも小さく設定されていればよい。また、本実施形態では、貫通孔52は、隣接する貫通孔52のピッチが、例えば、4μm程度に設定されている。
また、フィルター16は、インク連通路13に対向する第1の領域であるフィルター部53と、カートリッジケース11に接合される第2の領域である接合部54とを有している。すなわち、フィルター16の中央部がフィルター部53となっており、カートリッジケース11に接合されるフィルター16の周縁部が接合部54となっている。
フィルター部53及び接合部54には、凸部56が設けられている。これにより、フィルター16全体に凹凸が形成されている。ここで、凸部56は、カートリッジケース11に接合されたフィルター16のカートリッジケース11とは反対側に突出した部分をいい、凹部55は、フィルター16の凸部56以外の部分をいう。
このように、フィルター16に凹部55及び凸部56が形成されることで、フィルター16の剛性が高まり、カール力によるフィルター16の反りが抑制されて平坦状態が維持される。カール力とは、複数の貫通孔52が穿孔されたことに基づく曲がり方向の残留応力である。フィルター16の平坦状態が維持されることで、フィルター16の取り扱いが容易になり、組み立て時の生産性を向上させることが可能になる。なお、凸部56は、基端側から先端側に向けて幅が狭くなるように形成されているため、フィルター16はより剛性が向上し、カール力をより確実に抑制することができる。さらに、凸部56は、フィルター16の平面視において格子状に配置されるように形成されている。このため、フィルター16の全体の剛性が向上し、特定の方向に反ることなくフィルター16の平坦状態を維持できるようになっている。
また、接合部54に設けられた凸部56の間隔は、フィルター部53に設けられた凸部56の間隔よりも狭くなっている。ここで、凸部56の間隔とは、各凸部56同士の間隔をいう。本実施形態では、フィルター16は、フィルター部53の凸部56の間隔が約60μm、接合部54の凸部56の間隔が約30μmとなるように屈曲されて形成されている。
図5に示すように、フィルター16は、接合部54がインク連通路13の開口の周縁部に設けられた段部11aに熱溶着されることによりカートリッジケース11に接合されている。なお、インク供給針15は、カートリッジケース11の段部11aのさらに外側に設けられた段部11bに溶着されている。このようにフィルター16及びインク供給針15がカートリッジケース11に設けられることにより、インクカートリッジ2のインクは、インク供給針15の先端に設けられたインク導入口60及び貫通孔61に導入され、フィルター16により異物や気泡が除去されてインク連通路13に導入されるようになっている。
ここで、フィルター16とカートリッジケース11との接合について詳細に説明する。なお、図6は、カートリッジケース及びフィルターの拡大断面図である。
図示するように、接合樹脂57は、カートリッジケース11から貫通孔52を介して、フィルター16のカートリッジケース11とは反対側まで連続して設けられている。すなわち、接合樹脂57は、フィルター16の接合部54の両面のそれぞれに接着しており、各面の接合樹脂57は貫通孔52を介して連続している。
前述したように、接合部54には、フィルター部53に設けられた凸部56の間隔よりも狭い間隔で凸部56が形成されているので、フィルター部53よりも高密度で凸部56が第2の領域に設けられていることになる。このため、フィルター16の接合部54は、接合樹脂57との接触面積が大きくなっているので、接合樹脂57のアンカー効果が増大し、フィルター16とカートリッジケース11とをより確実に接着させることができる。
また、接合樹脂57は、フィルター16をヒートツールなどの熱によりカートリッジケース11に溶着することにより形成されたものである。すなわち、ヒートツール等の熱により、カートリッジケース11の段部11a近傍の樹脂が溶け、その溶けた樹脂が貫通孔52及びフィルター16のカートリッジケース11とは反対側の面(以下、この面をフィルター16の上面と称する。)まで達し、硬化したものである。すなわち、接合樹脂57は、カートリッジケース11と一体化しているため、接合樹脂57がカートリッジケース11から剥離してしまうことが防止され、フィルター16をさらに確実にカートリッジケース11に接着することができる。
さらに、接合樹脂57は、接合部54を覆うように設けられている。接合樹脂57が接合部54を覆うとは、カートリッジケース11の接合部54に対向する領域に亘って接合樹脂57が設けられ、かつ、接合部54の凹部55及び凸部56全体を覆っていることをいう。これにより、フィルター16の上面側の接合樹脂57は、凸部56で分断されることなく、当該上面側に連続して設けられることになるので、接合樹脂57の剛性が向上し、フィルター16をより一層強固にカートリッジケース11に接合することができる。
また、仮にフィルター部53に凸部56を狭い間隔で多数設けると、インクの圧力によりフィルター16が破断しやすくなってしまうが、本発明に係る記録ヘッド10では、フィルター部53の凸部56は、接合部54の凸部56の間隔ほど狭くする必要がないため、フィルター16の破断を防止することができる。すなわち、フィルター部53には適度な間隔で凸部56を設けることでフィルター16の破断を防止すると共に、接合部54にはフィルター部53の凸部56の間隔よりも狭い間隔で凸部56を設けることで接合部54をカートリッジケース11に確実に接合することができる。
なお、接合部54に形成した凸部56は、必ずしも基端側から先端側に向けて幅が狭くなっている必要はない。接合部54に形成した凸部56は、フィルター部53に形成した凸部56同士の間隔よりも狭く形成されていれば、接合樹脂57によりフィルター16をカートリッジケース11に接合できるからである。
また、フィルター16は、凹部55がカートリッジケース11に接触するようにカートリッジケース11に接合されていたが、表裏反転させて凸部56の先端がカートリッジケース11に接触するようにフィルター16をカートリッジケース11に接合させてもよい。表裏反転させても接合部54の接合樹脂57との接触面積に変わりはないからである。
また、フィルター16とカートリッジケース11との接合は、溶着で形成した接合樹脂57によるものに限定されない。例えば、カートリッジケース11とは別の樹脂からなる接合樹脂でフィルター16とカートリッジケース11とを接合してもよい。この場合であっても、フィルター16がカートリッジケース11から剥離してしまうことを抑止できる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1では、カートリッジケース11とインク供給針15との間に設けられたフィルター16について説明したが、本発明のフィルターは、インクジェット式記録ヘッド10に代表される液体噴射ヘッドに用いられたフィルターであれば、その設置場所等については特に限定されるものではない。もちろん、フィルター16は、インクジェット式記録ヘッド10以外に、インクジェット式記録装置1に代表される液体噴射装置に搭載されるものであってもよい。液体噴射装置に搭載されるフィルターとしては、例えば、インク等の液体を貯留する貯留タンクなどの貯留手段が、キャリッジ3に搭載されず、装置本体4に固定されるものにおいて、貯留手段とインクジェット式記録ヘッド10との間に設けられたフィルターなどであってもよい。
もちろん、上述したインクジェット式記録装置1では、インクジェット式記録ヘッド10がキャリッジ3に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、インクジェット式記録ヘッド10が固定されて、紙等の被記録媒体Sを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
また、本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種のインクジェット式記録ヘッド等の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(電界放出ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等にも適用することができる。
1 インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 10 インクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、 11 カートリッジケース、 12 カートリッジ装着部、 13 インク連通路、 14 流路形成部、 15 インク供給針、 16 フィルター、 17 シール部材、 18 回路基板、 19 ヘッド部材、 20 圧電素子ユニット、 21 ヘッドケース、 22 ヘッド本体、 23 ノズル、 24 ノズルプレート、 25 圧力発生室、 26 流路形成基板、 27 振動板、 28 インク供給路、 29 窓部、 30 枠体、 31 ネジ、 51 金属板、 52 貫通孔、 53 フィルター部、 54 接合部、 55 凹部、 56 凸部、 57 接合樹脂

Claims (6)

  1. 液体流路を介して供給された液体をノズルから噴射する液体噴射ヘッドであって、
    樹脂からなり、前記液体流路が形成された流路部材と、
    凸部が形成された第1の領域と前記第1の領域の凸部の間隔よりも狭い間隔で凸部が形成された第2の領域とを有し、複数の貫通孔が設けられたフィルターと、を備え、
    前記フィルターは、前記第2の領域において前記流路部材と接合樹脂を介して接合され、
    前記接合樹脂は、前記流路部材から前記貫通孔を介して前記フィルターの前記流路部材とは反対側まで連続して設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 請求項1に記載する液体噴射ヘッドにおいて、
    前記接合樹脂は、前記第2の領域を覆うように設けられている
    ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する液体噴射ヘッドにおいて、
    前記接合樹脂は、前記フィルターを前記流路部材に溶着することにより形成されている
    ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載する液体噴射ヘッドにおいて、
    前記フィルターの前記第2の領域の凸部は、基端側から先端側に向けて幅が狭くなるよう形成されている
    ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載する液体噴射ヘッドにおいて、
    前記フィルターの前記第1の領域又は第2の領域には、格子状に凸部が配設されている
    ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載する液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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