JP4186884B2 - インクジェットプリンタヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンタヘッドに関する。
従来、インクジェットプリンタヘッドは、インク供給源からインク供給通路を介してヘッドユニットのインク供給口へインクを供給し、該ヘッドユニットに装着されるプレート型の圧電アクチュエータにより、多数のノズル孔と連通する圧力室に所定の圧力を選択的に付与して、前記ノズル孔からそれぞれのインクを吐出する構成とされている。
前記ヘッドユニットのインク供給口には、インク供給通路を形成する樹脂製の流路部材が接続されており、該流路部材を経由してインク供給源からのインクを前記ヘッドユニットへ供給している。また、前記ノズル孔等に異物やゴミ等が流れ込んで閉塞することや、インクの吐出不良を防止するために、前記インク供給口に、インクを濾過するフィルタを装着している。
つまり、前記インク供給口には、前記フィルタと樹脂製の流路部材が装着される。
前記フィルタや前記流路部材をインク供給口に装着するには、一般に接着または溶着により行われている。また、前記インク供給口は金属製(例えばニッケル合金)のベースプレートに設けられており、前記フィルタも一般的に金属製(例えばニッケル合金)である。そのために、それぞれを接着構成する際には、金属製のベースプレートに金属製のフィルタを接着し、該フィルタに樹脂製の流路部材を接着することになる。また、樹脂製の流路部材は接着ではなく、超音波溶着により前記フィルタや前記ベースプレートに溶着して固着することもできる。
このようなフィルタは、一般に、ノズル孔径よりも小さな多数の微細なフィルタ孔を有している。フィルタ孔径が大きいとフィルタとしての所望の機能を果たさないので、該孔径を小さくすると共に、これに伴う流路抵抗の増加を抑制するためにフィルタ孔部(フィルタ領域)を広くとっている。すなわち、インク供給口の領域に多数の微細な孔を形成するようにしている。
前記フィルタとしては、繊維や細い金属線を織った織目をフィルタ孔とするメッシュ状のフィルタや、エッチング法や電鋳法により製造され、丸孔等の所定形状のフィルタ孔を有する薄い板金製のフィルタが知られている。
上記エッチング法や電鋳法による製造されるフィルタは、比較的薄い板金製のフィルタが製造でき好適であるが、エッチング法によるフィルタ孔の形成に比較して、電鋳法によるフィルタ孔の形成では、さらに精密な孔形状を形成可能であり、より好ましい。
また、フィルタを装着する際に、フィルタをフィルタ用凹部に収容して接着物を充填するとしたフィルタユニット及び同ユニットを備えたインクジェットが既に公開されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−239677号公報(第1−6頁、第2図)
フィルタや流路部材を接着構成とすると、作業工程が複雑でなく、作業自体も容易であるが、周囲の温度変化等により、前記フィルタと前記流路部材との接着面に剥離が生じたりして接着強度が劣化する場合がある。また、前記流路部材は肉厚の薄い円環状部材であるので、その接着部の幅がせまく、その接着強度が不十分であり、それらの接着強度をさらに増加させることが望まれている。
また、フィルタ用凹部にフィルタを収容して接着物を充填する方法では、フィルタ厚みに応じたフィルタ用凹部を加工する工程や、前記凹部に接着物を充填する工程が必要であり、依然として製造工程が長くなっている。
本発明の目的は、ノズルプレートを備えるヘッドユニットに形成されるインク供給口に、フィルタ部材を介して流路部材を接続するインクジェットプリンタヘッドにおいて、前記フィルタ部材と前記流路部材との固着強度をさらに向上したヘッドユニットを備えるインクジェットプリンタヘッドを提供することである。
上記の目的を達成するために請求項1に係る発明は、インクを吐出する複数のノズル孔とインクが供給されるインク供給口を形成したインク供給口部とを有するヘッドユニットを備え、そのヘッドユニットの前記インク供給口部に、前記インク供給口に対応してそれぞれ前記ノズル孔よりも孔径の小さく互いに同一間隔で配列された複数のフィルタ孔を設けたフィルタを介して流路部材を接続し、インク供給源からのインクを、前記流路部材から前記フィルタのフィルタ孔を通して、前記ヘッドユニットに供給するインクジェットプリンタヘッドにおいて、前記フィルタは、前記インク供給口に対応した領域の外周に前記流路部材を固着する固着領域を有し、前記複数のフィルタ孔を前記インク供給口に対応した前記領域から前記固着領域にまで設け、前記フィルタと前記流路部材とを接着剤にて前記インク供給口部に接着した状態で、前記流路部材と前記インク供給口部とを連結するように前記固着領域のフィルタ孔内に前記接着剤を浸入させることで、前記固着領域において、前記フィルタと前記流路部材とを前記インク供給口部に固着することを特徴としている。
上記の構成を有する請求項1に係る発明によれば、固着領域に設けたフィルタ孔を介してフィルタと流路部材とを固着するので、前記フィルタ孔に接着剤が浸入して固着強度を向上させることができる。
また、フィルタの、前記インク供給口に対応した領域に設けるフィルタ孔と前記固着領域に設けるフィルタ孔を同一のタイミングで同一の手法で設けることができ、さらに固着領域のフィルタ孔を接着用のフィルタ孔として利用することができる。
請求項2に係る発明は、前記流路部材の、前記フィルタに固着する固着部の流路口径が前記インク供給口の開口径よりも大きく、且つ、前記フィルタの外径が前記流路部材の外径より大きいか略等しいことを特徴としている。
上記の構成を有する請求項2に係る発明によれば、流路抵抗を悪化しない口径の流路部材であり、該流路部材を固着するフィルタ外径が前記流路部材の外径より大きいので、該流路部材を確実に固着することができる。
請求項3に係る発明は、前記固着領域において、前記インク供給口の中心から半径方向に見たときに、前記流路部材の前記固着部に対する領域の内端から少なくともほぼ中間位置まで前記フィルタ孔を設けたことを特徴としている。
上記の構成を有する請求項3に係る発明によれば、流路部材をインク供給口部に接着する際に、前記フィルタ孔を接着用のフィルタ孔として利用することができ、接着強度が向上する。
請求項4に係る発明は、前記フィルタ孔を、前記フィルタの全域に設けたことを特徴としている。
上記の構成を有する請求項4に係る発明によれば、フィルタに設けるフィルタ孔を同一のタイミングで同一の手法で設けることができ、インク供給用のフィルタ孔と固着領域の接着用フィルタ孔の他に、接着剤等の逃がし孔部を同時に形成することができる。
請求項5に係る発明は、前記接着剤が熱硬化性の接着剤であって、該接着剤を塗布した前記流路部材を前記ヘッドユニットのインク供給口の周囲に接着するフィルタに押し当てて徐々に加熱硬化し、前記接着剤の一部が前記固着領域のフィルタ孔を貫通して浸入した状態で硬化させたことを特徴としている。
上記の構成を有する請求項5に係る発明によれば、接着剤を加熱硬化させる際に、該接着剤を固着領域の接着用フィルタ孔に浸入させて、固着することができ、接着強度が向上する。
請求項6に係る発明は、前記流路部材が樹脂製で、前記フィルタが金属製の板材からなることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項6に係る発明によれば、板状の金属製フィルタに樹脂製の流路部材を強固に接着した構成のインク供給口を形成することができる。
請求項7に係る発明は、前記フィルタの厚みが約5〜20μmで、前記フィルタ孔の口径が約10〜15μmであることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項7に係る発明によれば、インクジェットプリンタに好適なサイズのフィルタを、そのフィルタ孔をそのまま流路部材の接着用フィルタとして利用することができる。
本発明によるインクジェットプリンタヘッドであれば、固着領域のフィルタ孔を接着用のフィルタ孔として利用することができ、フィルタと流路部材との固着強度を向上させることができる。
以下、本発明に係るインクジェットプリンタヘッドの実施の形態を、図1から図7に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る流路部材とフィルタの第一の例を示し、(a)は流路部材とフィルタとの接着構成を示す概略説明図であり、(b)はフィルタの平面図である。図2はフィルタの一部拡大図である。図3は従来の方法による流路部材とフィルタとの接着構成を示す概略説明図である。図4はヘッドユニットの拡大図であり、(a)はヘッドユニットにフィルタを装着したところを示し、(b)にはさらに流路部材を装着したところを示している。図5はインクカートリッジを取り外したインクジェットプリンタヘッドの構成を示す斜視図であり、図6はインクカートリッジを装着したインクジェットプリンタヘッドの全体斜視図である。図7は本発明に係る流路部材とフィルタの第二の例を示し、(a)は流路部材とフィルタとの接着構成を示す概略説明図であり、(b)はフィルタの平面図である。
本発明に係る流路部材とフィルタとはインクジェットプリンタヘッドに装着され、インク供給源(例えばインクカートリッジ)からのインクを多数のノズル孔を有するノズルプレートに供給する経路に設けられている。
このうち、インクを濾過するフィルタは、前記ノズル孔等に異物やゴミ等が流れ込むことで、インクの不吐出や吐出不良が発生するのを防止するために、インクジェットプリンタヘッドを構成するヘッドユニットのインク供給口に装着される。さらに、流路部材がこのフィルタをヘッドユニットと共に挟むようにインク供給口に接続されている。
まず、インクジェットプリンタヘッドの概要について図4から図6により説明する。
図6は、インクジェットプリンタヘッドHの一例を示している。このインクジェットプリンタヘッドHは、これを搭載するキャリッジを搬送される被記録媒体に対して走査して印字するインクジェットプリンタの一構成部品である。図6に示すように、インクジェットプリンタヘッドHは、主には、色の異なるインクを貯留している複数のインクカートリッジ8(8A、8B、8C、8D)と、これを着脱可能に搭載するヘッドホルダ7と、この図6では見えない位置にあるので示されていないが、ヘッドホルダ7の底面部に装着されているヘッドユニット(後述)とから構成される。このインクジェットプリンタヘッドHは、印字をするために、キャリッジに搭載されるものである。
図5には、インクカートリッジ8を取り外したインクジェットプリンタヘッドHの構成を示している。インクジェットプリンタヘッドHは、インクカートリッジ8の他に、前記インクカートリッジ8のインク供給口に連なるジョイント部材6と、該ジョイント部材6に接続してインクを供給されるヘッドユニット3A、3Bとを備えている。なお、それぞれのヘッドユニット3A、3Bはインクを吐出するノズルプレートを備えているが、その構成は周知でありここでは詳述しない。また、これら二つのヘッドユニット3A、3Bはヘッドホルダ7の底面部裏面に装着される。そのため、それぞれのインクカートリッジ8からジョイント部材6を介して、前記ノズルプレートへインクを供給可能とするために、各ヘッドユニット3A、3Bはヘッドホルダ7の底面部を貫通しジョイント部材6に接続する流路部材1を装着している。
図4は、ヘッドユニット3の拡大斜視図であり、(a)はヘッドユニット3にフィルタ2を装着したところを示しており、(b)はさらに流路部材1を装着したところを示している。
本実施の形態では、図5に示すように、一つのヘッドユニット3が、二つの異なる色のインクを吐出するように構成されている。さらに、図4に示すように、ヘッドユニット3は、一つの色のインクに対して二つのインク供給口を備えており、これらのインク供給口に固着するフィルタの実効的面積を広く取れるように構成している。
即ち、一つの色のインクに対応するジョイント部6の一つの流路に対して、流路部材1の二つの流路が接続しており、図示はしていないが両者の接続部において、一つの色のインクに対応して形成される流路が二本の流路に分岐している。そして、この分岐した流路が二つのフィルタ2を介してヘッドユニット3の二つのインク供給口に連通している。
このように、本実施の形態では、ヘッドユニット3のインク供給口部には、一つの色のインクに対して二つのインク供給口が形成されている。
つまり、インクカートリッジ8に貯留されているインクをヘッドユニット3のノズルプレートに供給するために、インクカートリッジ8(8A、8B、8C、8D)の四つの出口に対して、それぞれに対応する四つの流路を有するジョイント部材6、各ヘッドユニット3A、3B毎に四つの流路を有する二つの流路部材1、これら二つの流路部材1の各流路に対して配置される合計八つのフィルタ2及び二つのヘッドユニット3順に接続することで、インクカートリッジ8からノズルプレートのノズル孔に連通する一連のインク流路が形成されている。なお、ヘッドユニット3の内部にも、インク供給口から複数のノズル孔に連なる複数の流路が形成されているが、ここでは詳述しない。
次に、本発明に係る流路部材1とフィルタ2との接続構成について図1から図3により詳細に説明する。これらの図においては、薄い板状製品である前記フィルタ2を、その幅を誇張して厚みを持たせた形状とし、さらに接着剤も誇張して判り易く図示している。
前記流路部材1は図1(a)に示すように、ヘッドユニット3のインク供給口部に固着されるフィルタ2に対して、接着剤4で固着されて一体構成されている。前記ヘッドユニット3はノズルプレートやアクチュエータプレート等の複数の基板を積層した構成であり、インクジェットプリンタのヘッドユニットとして周知のものである。また、インク供給口部を含むヘッドユニット3の表面は、金属部材であるステンレスで形成されている。
前記フィルタ2は薄い板状で且つインクを濾過し、インク内の異物を遮断するために細かい均一な形状のフィルタ孔が望ましい。そのため、本実施の形態では、フィルタ2が所定形状の微細な孔を成型可能な電鋳法により製造した金属製(例えばニッケル合金)の板材として形成されている。
また、前記流路部材1は、所定形状に成型容易であり、さらに軽量であることから、樹脂製の流路部材1が採用されている。そして、金属製のフィルタ2に樹脂製の流路部材1を固着している。
前記ヘッドユニット3は,図1(a)に示すように、その開口径がD3aのインク供給口30を備えており、該インク供給口部にフィルタ2と流路部材1が接続されている。また、図示していないインク供給源から図中の矢印方向にインクが流れ、前記流路部材1からフィルタ2を介してノズルプレートを備えるヘッドユニット3へ供給される構成である。
流路部材1の流路口径D1aは、前記インク供給口30の開口径D3aよりも大きくしている。また、フィルタ2の外径D2は流路部材1の外径D1より大きいかほぼ等しい大きさとしている。本実施の形態では、図示したように、フィルム2と流路部材1との間に存在する接着剤4がヘッドユニット3の表面に流れ出てしまうことを抑制するために、フィルタ2の外径D2は流路部材1の外径D1に比べて少し大きめに形成してある。それから、前記流路部材1の流路口径D1aと外径D1との間が、該流路部材1を固着する面となる固着部1aである。
さらに、フィルタ2に設けるフィルタ孔20を前記流路口径D1aよりも大きい口径D2aの範囲にまで拡張して設ける構成としている。
つまり、前記フィルタ2は、図1(b)に示すように、前記インク供給口30に対応した領域20aの外周に,前記流路部材1を固着する固着領域20bを有している。この固着領域20bは、流路部材1の固着部1aに対向する領域で、前記フィルタ孔20を前記固着領域20bまで設けると共に、前記固着領域20bにおいて、前記フィルタ孔20を含めて前記フィルタ2と前記流路部材1とを前記インク供給口部に固着する構成としている。
この実施の形態では、フィルタ孔20は、フィルタ領域20aの中心から半径方向に、流路部材1の固着部1a内端を越して固着領域20bのほぼ中間位置まで設けられている。これら二つの領域20a、20bに設けられた各フィルム孔20には区別がなく、いずれも同じ形状とサイズを有し、互いに同じ間隔で形成されている。なお、固着領域20bでも、さらに外周部にはフィルタ孔20が形成されておらず、フィルタ2の全体的な剛性を確保することに寄与している。
従来の繊維や細い金属線を織った織目をフィルタ孔とするメッシュ状のフィルタは、該フィルタの外周が湾曲しており、全体的な剛性が不足していると共に、インク供給口のフィルタ装着面および前記流路部材とにぴったり密着して貼付することは困難である。
もちろん、前記固着領域20bのフィルタ領域20a側では、多数のフィルタ孔20が設けられているので、固着部1aに塗布された接着剤4の余剰分は、これらのフィルタ孔20に浸入することになり、フィルタ領域20aを狭くしてしまうことはない。
このような形態のフィルタ2を形成するには、例えば、金属製の薄板にレジストでフィルタ孔20の対応するパターンを形成し、その後に溶剤で貫通孔を形成するエッチング法を用いてもよいし、後述の電鋳法で形成してもよい。
前記流路部材1は樹脂製としているので、金属製のフィルタ2に溶着して固着することも可能であるが、接着剤を用いて固着する構成とすれば、固着する相手の部材に拘らずに接着することができるので、作業が容易となる。
そのために、流路部材1をフィルタ2に接着する固着部1aに、前記フィルタ孔20の一部が位置した状態で、前記流路部材1を前記フィルタ2に接着することになる。これにより、前記固着部1aに貼付した接着剤4が、前記固着領域20bにある前記フィルタ孔20に浸入して固化し、流路部材1とフィルタ2との接着強度(固着強度)を向上させる。
本実施例においては、前記接着剤4として熱硬化性の接着剤を用いている。これは、加熱中にある程度の流動性を持つようになって、前記フィルタ孔20に浸入するが、所定の温度に達すると固化するためである。そのために、前記流路部材1の固着部1aに熱硬化性の接着剤4を塗布して、前記ヘッドユニット3のインク供給口30の周囲に接着するフィルタ2に押し当てて徐々に加熱硬化すると、前記接着剤4の一部が前記固着領域20bのフィルタ孔20に少なくとも浸入した状態で硬化することになる。
この時、接着剤4が、図1(a)に示すように、フィルタ孔20の上部付近に留まるように浸入するだけでも、接着剤4によるアンカー効果を期待することができ、流路部材1とフィルタ2とは強固に固定される。
なお、この流路部材1の接着工程において、固着部1aに塗布された接着剤4が、フィルタ孔20内のどの程度の深さにまで浸入することになるかは、接着剤4の塗布量、接着剤4の流動性、フィルタ2の厚さ、フィルタ孔20のアスペクト比等により決まるものである。
例えば、フィルタ2の厚さを薄くすると共に、この板厚に比べてフィルタ孔20の開口径を大きくすることで、接着剤4がフィルタ孔20を貫通して、ちょうどフィルタ2を介して流路部材1とインク供給口部とを連結するように浸入する。この時、接着剤4は、流路部材1をインク供給口部に直接的に固着する。このような形態とすることで、流路部材1とフィルタ2とインク供給口部との三者を互いに強固に固定することもできる。
また、前記固着領域20bのフィルタ孔20は、前記流路部材1に対するフィルタ固着領域における半径方向の内端1bから少なくとも中間位置まで拡張して設けた構成としているが、予め金型を準備しておき、この型を利用した電鋳法によりフィルタを製造してもよい。この場合、フィルタ孔の数によりコストが高くならないので、フィルタの全域にまで前記フィルタ孔を設けることも可能である。
この形態の一例を図7に示す。この図は、本発明に係る流路部材とフィルタの第二の例を示し、(a)は流路部材とフィルタとの接着構成を示す概略説明図であり、(b)はフィルタの平面図である。なお、先に説明した実施の形態と同じ構成については、共通の符号を用いている。
この形態では、先に説明した形態と同様に、フィルタ2の外径D2は流路部材1の外径D1より少し大きく形成してある。さらに、フィルタ孔20をフィルタ2の全面に設けてフィルタ領域20cを形成している。これにより、確実に余剰の接着剤4がヘッドユニット3の表面にまで流れ出ることを防ぐことができる。しかし、流路部材1の固着部1aに対向する領域全体にフィルタ孔20が設けられているので、余剰の接着剤4はその大部分がこれらフィルタ孔20の内部に浸入することになり、ヘッドユニット3側に流れ出す心配はほとんどない。そのため、この形態の変形例として、フィルタ2の外径D2と流路部材1の外径D1とをほぼ同じ大きさに形成してもよい。
上記したように、前記フィルタ2は電鋳法によって製作することで、例えばニッケル合金製の厚みが約5〜20μmの薄板で、フィルタ孔の口径が約10〜15μmの微細な均一な形状の孔を有するフィルタを一体的に製作することができる。
図2には、電鋳法により製造したフィルタ孔の一例を示しているが、フィルタ孔20の口径dは全て同じであり(例えば13μm)、孔の間隔L1も全て同一(例えば23μm)としている。また各孔は正三角形状に配列されていて、60°の角度で且つ前記L1と同じ間隔L2(例えば23μm)をおいて各フィルタ孔20が形成されている。なお、フィルタ孔20の開口形状は、円形ではなく、例えば六角形のような多角形であってもよい。
従来の方法による流路部材とフィルタとの接着構成を図3に示している。ここで、フィルタ2Aに設けられているフィルタ孔20Aは、インク供給口の開口径D3bに対応する部分のみに設けられていて、流路部材1Aの固着部1Aaに対向する領域には設けられていない。つまり、フィルタ孔20Aが設けられている口径D2bは、前記流路部材1Aの流路口径D1bよりも小さい。もちろん、前記口径D2bはインク供給口の開口径D3bより小さくはなく、インクの流れは阻害しない構成である。
しかし、流路部材1Aの平面状の固着部1Aaをフィルタ2Aのフィルタ孔が設けられていない平面部に単に接着すると、互いに線膨張係数が異なる、金属製の前記フィルタ2Aと樹脂製の前記流路部材1Aとを貼り合わせて接着する構成であるので、周囲の温度変化等によっては、両者の界面に強い内部応力が生じて接着剥がれが起こる場合がある。さらには、接着時に接着剤4がフィルタ孔部まで流れ込んで、図中に示す4a部のように、インク供給口の開口径D3bを一部閉塞することがあり、インクの適正な供給を阻害する場合があった。
そのために、本発明においては、フィルタ孔20をインク供給口30に対応した領域以上に拡張して設ける構成とし、該拡張して設けたフィルタ孔20に流路部材1を接着する構成とした。
つまり、本発明に係るフィルタ2は、インク供給口30に対応した領域20aの外周に前記流路部材1を固着する固着領域20bを有し、フィルタ孔20を前記固着領域20bまで設けると共に、前記固着領域20bにおいて、前記フィルタ孔20に接着剤4が流れ込むようにして、前記フィルタ2と前記流路部材1とを接着し、前記インク供給口部に固着する構成としている。
そのために、互いに線膨張係数が異なる、金属製の前記フィルタ2と樹脂製の前記流路部材1とを貼り合わせて接着する構成であっても、その接着強度を向上させることができる。さらには、前記接着剤4がインク供給口30に対応した領域20aに流れ込むことがないという効果も得られる。
また、接着剤を貼付し過ぎた場合でも、余分な接着剤が前記固着領域20b及びその近辺のフィルタ孔20を貫通して流れ込むだけであり、接着強度が増加することはあっても、インクの適正な供給を阻害することがない。
前記フィルタ2は電鋳法により製造することで、同一のフィルタ孔をインクが流れる領域20aだけでなく、流路部材1を接着する固着領域20bにまで拡張して設けることも容易であり、所定形状のフィルタ孔20を所定範囲に配列した薄い金属製のフィルタを一工程で製造することができる。
上記したように、本発明に係るインクジェットプリンタヘッドは、フィルタに設けるフィルタ孔を流路部材の固着部にまで拡張して設けて、該拡張したフィルタ孔に接着剤を浸入させて、前記流路部材を前記フィルタに接着する構成としたので、フィルタと流路部材との接着強度を向上することができる。さらには、線膨張係数の異なる、金属製のフィルタと樹脂製の流路部材とを接着しても、接着剥がれが生じ難い。また、接着の際に接着剤が、前記固着部付近に拡張して設けたフィルタ孔に流れ込む構成としているので、余分な接着剤がインク供給口に対応した領域のフィルタ孔に浸入することがなく、インクの流路抵抗とはならず、適正な供給の邪魔とはならない。
本発明に係る流路部材とフィルタとの第一の例を示し、(a)は流路部材とフィルタとの接着構成を示す概略説明図であり、(b)はフィルタの平面図である。 フィルタの一部拡大図である。 従来の方法による流路部材とフィルタとの接着構成を示す概略説明図である。 ヘッドユニットの拡大図であり、(a)はヘッドユニットにフィルタを装着したところを示し、(b)にはさらに流路部材を装着したところを示している。 インクカートリッジを取り外したインクジェットプリンタヘッドの構成を示す斜視図である。 インクカートリッジを装着したインクジェットプリンタヘッドの全体斜視図である。 本発明に係る流路部材とフィルタとの第二の例を示し、(a)は流路部材とフィルタとの接着構成を示す概略説明図であり、(b)はフィルタの平面図である。
符号の説明
1 流路部材
1a 固着部
1b 内端
2 フィルタ
3 ヘッドユニット
4 接着剤
20 フィルタ孔
20a (インク供給口に対応した)領域
20b 固着領域
30 インク供給口
D1 流路部材の外径
D2 フィルタの外径
D1a (流路部材の)流路口径
D2a (フィルタ孔が設けられている)口径
D3a (インク供給口の)開口径
d フィルタ孔の口径
L1、L2 フィルタ孔間の間隔

Claims (7)

  1. インクを吐出する複数のノズル孔とインクが供給されるインク供給口を形成したインク供給口部とを有するヘッドユニットを備え、そのヘッドユニットの前記インク供給口部に、前記インク供給口に対応してそれぞれ前記ノズル孔よりも孔径の小さく互いに同一間隔で配列された複数のフィルタ孔を設けたフィルタを介して流路部材を接続し、インク供給源からのインクを、前記流路部材から前記フィルタのフィルタ孔を通して、前記ヘッドユニットに供給するインクジェットプリンタヘッドにおいて、
    前記フィルタは、前記インク供給口に対応した領域の外周に前記流路部材を固着する固着領域を有し、
    前記複数のフィルタ孔を前記インク供給口に対応した前記領域から前記固着領域にまで設け、
    前記フィルタと前記流路部材とを接着剤にて前記インク供給口部に接着した状態で、前記流路部材と前記インク供給口部とを連結するように前記固着領域のフィルタ孔内に前記接着剤を浸入させることで、前記固着領域において、前記フィルタと前記流路部材とを前記インク供給口部に固着することを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  2. 前記流路部材の、前記フィルタに固着する固着部の流路口径が前記インク供給口の開口径よりも大きく、且つ、前記フィルタの外径が前記流路部材の外径より大きいか略等しいことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタヘッド。
  3. 前記固着領域において、前記インク供給口の中心から半径方向に見たときに、前記流路部材の前記固着部に対する領域の内端から少なくともほぼ中間位置まで前記フィルタ孔を設けたことを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタヘッド。
  4. 前記フィルタ孔を、前記フィルタの全域に設けたことを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタヘッド。
  5. 前記接着剤が熱硬化性の接着剤であって、該接着剤を塗布した前記流路部材を前記ヘッドユニットのインク供給口の周囲に接着するフィルタに押し当てて徐々に加熱硬化し、前記接着剤の一部が前記固着領域のフィルタ孔を貫通して浸入した状態で硬化させたことを特徴とする請求項3からのいずれかに記載のインクジェットプリンタヘッド。
  6. 前記流路部材が樹脂製で、前記フィルタが金属製の板材からなることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のインクジェットプリンタヘッド。
  7. 前記フィルタの厚みが約5〜20μmで、前記フィルタ孔の口径が約10〜15μmであることを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタヘッド。
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