JP3182760B2 - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録ヘッド

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JP3182760B2 JP27029890A JP27029890A JP3182760B2 JP 3182760 B2 JP3182760 B2 JP 3182760B2 JP 27029890 A JP27029890 A JP 27029890A JP 27029890 A JP27029890 A JP 27029890A JP 3182760 B2 JP3182760 B2 JP 3182760B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インク滴を飛翔させて記録体に画像を形成
するインクジェット記録ヘッドに関するものである。
[従来の技術] 従来は、インクカートリッジもしくはインクパック等
のインク貯蔵システムから流路基板までのインク供給経
路における、ヘッド外部のインク経路との接続部から、
ヘッド内部の流路基板までを、複数の部品を接続するこ
とにより形成していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の方法では、流路空間へのインク
供給のために、複数の部品を必要とし、且つ、それらの
部品間の接続といった製造工程が必要であった。
又、複数の部品がインク経路中に介在し、インク経路
における接続箇所が増大することで、インクのリークと
いった信頼性低下を招く箇所を増大させていた。このリ
ークはヘッド内部の電気配線系をショートさせたり、流
路空間内部の圧力伝播効率を著しく低下させ、ヘッドト
ータルでの信頼性の低下を導いていた。
本発明は、このような課題を解決するものであって、
その目的は、部品点数、製造工数の削減によるコストメ
リットを追求し、且つ、インク供給経路における接続部
の削減による信頼性の向上を導き、信頼性の高い低コス
トインクジェット記録ヘッドを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、本発明のインクジェット
記録ヘッドは、インク滴を噴射するノズルと、前記ノズ
ルと連通する流路空間が形成された流路基板と、前記流
路基板に積層された振動板とからなる流路構成部材を有
したインクジェット記録ヘッドであって、前記振動板上
には該振動板を変位させる圧電素子が配置され、前記圧
電素子が配置された側から該圧電素子を覆う様に前記流
路構成部材を支持するヘッドケースを有しており、且つ
前記ヘッドケースにはインク貯蔵部からのインクを前記
流路構成部材に供給するインク経路を形成し、該インク
経路は前記流路基板及び振動板の積層面と垂直方向に前
記インク貯蔵部と接続され、前記圧電素子の駆動により
前記流路基板および振動板の積層面と垂直な方向にイン
ク吐出することを特徴とする。
更に、前記インク経路を前記ヘッドケースに一体に形
成したことを特徴とする。
また、前記ヘッドケースを印字方向に移動させるキャ
リッジを備え、前記ヘッドケースが前記キャリッジに固
定されていることを特徴とする。
更に、前記流路基板のノズル面側に共通インク室を有
し、かつ前記流路基板の厚み方向に形成した貫通口で前
記流路空間を構成したことを特徴とする。
[実施例] 本発明の実施例を図面にもとずき説明する。第1図は
本発明における流路基板1の正面図である。複数のイン
ク噴射ノズル2が厚み方向に貫通しており、そのインク
噴射ノズル2のそれぞれに連通する流路形状の彫り込ま
れた流路基板1と振動板6とを接着あるいは溶剤等で接
合して流路構成部材20を形成し、該流路構成部材20は、
流路空間3、共通インク室4、供給パイプ接続用インク
室5が形成されている。そして、振動板6の供給パイプ
用インク室5上に位置する部分はインク経路連通用のた
めに穴が開けられており、その穴を取り囲むように、そ
の内径がインク経路を形成する供給パイプ7が、接着も
しくは溶着で振動板6に固着してある。この構造におい
て、ヘッド内部の、供給パイプ7から始まり、供給パイ
プ接続用インク室5、共通インク室4、流路空間3、イ
ンク噴射ノズル2までの一連のインク経路が形成されて
いる。
又、第2図は供給パイプ7を用いた本発明の実施例で
あり、第1図での流路基板1をヘッドとして組み立てた
ものの断面図である。供給パイプ7の内径内部にはその
インク経路に対し垂直にフィルター8が固着されてお
り、このフィルター8により上流のインク貯蔵システム
から流れてくるインク噴射ノズル2の目詰まりの要因と
なるゴミ、異物等を捕獲し、流路空間3等への侵入を遮
っている。又、供給パイプ7の先端は、インク貯蔵シス
テムからインクを搬送するインクチューブ9の接続用の
形状に成形もしくは加工してあり、その先端部に対し、
前記インクチューブ9は接続してある。そして、前記流
路空間3上に振動板6を介して振動板6上に圧電素子10
が固着されている。この圧電素子10の機械的変形により
インクの充填された前記流路空間3に圧力変化を与えイ
ンク噴射ノズル2よりインク滴を噴射する。又、インク
噴射ノズル2が配列される面を除いて、流路基板1、振
動板6、圧電素子10及び圧電素子10に対し電気的配線を
行うFPC11を密閉するようヘッドケース12が、流路基板
1に対し接続されている。尚、図中の矢印方向は、イン
ク滴吐出方向を示したものである。この構造に於て、ヘ
ッド外部のインク経路との接続部から、ヘッド内部の振
動板6までのインク経路を構成する部品は、供給パイプ
7のみであり、インク経路としての接続部は、インクチ
ューブ9と供給パイプ7間、供給パイプ7と振動板6間
の2箇所である。そのため、部品点数の削減はもとよ
り、リークに対する信頼性は非常に向上する。
又、インクカートリッジ等のインク貯蔵システムをイ
ンクジェット記録ヘッドに対し直接装着するタイプは、
第3図とごとく、供給パイプ7先端にインク供給針9aが
圧入固着してある。以後の実施例の説明においては、イ
ンクチューブ接続用のタイプ、インク供給針タイプの両
者を含め、内容としてはインクチューブ接続用タイプを
用い説明をする。
次に、ヘッド内部のインク経路として、ヘッドケース
12を用いる本発明の実施例について、図面にもとずき説
明する。まず、第4図において、ヘッドケース12は、図
に示すように内部にインク経路を形成する形状を有し、
その形状が振動板6側に延長され、振動板6に接着、も
しくは、溶着されている。そして、インク経路に該当す
る振動板6の部分は、当然のことながら穴が開いてお
り、インク経路としては、供給パイプ接続用インク室5
に連通している。尚、フィルター8は、図に示すよう
に、ヘッドケース12のインク経路内部に固着されてい
る。又、ヘッドケース12のインク経路を形成する形状の
振動板6の反対側の延長部分は、インクチューブ9を接
続できる形状、もしくは、インク供給針9aを圧入できる
形状となっている。
次の実施例として、第5図においては、ヘッドケース
12のインク経路を形成する部材と振動板6との間にパッ
キン13aを挟持し、インク経路のシールを確保してい
る。尚、その挟持力は、流路基板1とヘッドケース12の
外周部での接続により得られている。その他の構想は第
4図の実施例と同様である。この構造においては、流路
基板1とヘッドケース12の接続基準は図に示すように、
流路基板1とヘッドケース12の外周面のみであり、ヘッ
ドケース12のインク経路を形成する部材の振動板6側先
端面との面段差精度をパッキン13aの変形量でキャンセ
ルできる。
次に、ヘッドケース12のインク経路を形成する部材を
振動板6を介さず、流路基板1に直接接続する実施例
を、第6図(a)、第6図(b)を用い説明する。第6
図(a)は、この実施例における、ヘッドケース12のイ
ンク経路を形成する部材と流路基板1との接続部近傍
の、流路基板1の拡大図である。又、第6図(b)は、
この流路基板1をヘッドとして組み立てたときの縦断面
の拡大図である。これらに示すように、流路基板1にお
いて、ヘッドケース接続用インク室5aが、厚み方向の貫
通穴として設けられ、それと連通するように、ノズル面
側にインク経路を形成する溝が設けられ、ノズル面側プ
レート14を、前記溝を覆いかぶす様に張り付けることに
より、ノズル面側インク経路16を形成してある。そし
て、インク経路を流路空間3形成面にもどすため、ノズ
ル面側インク経路16と振動板6側の共通インク室4がイ
ンク経路貫通穴15により連通している。この構造におい
てインクチューブ9より流れてきたインクは、ヘッドケ
ース12のインク経路形成部材、ヘッドケース接続用イン
ク室5a、ノズル面側インク経路16、インク経路貫通穴1
5、共通インク室4、流路空間3、インク噴射ノズル2
の一連のインク経路を流れる。尚、フィルター8はヘッ
ドケース12のインク経路内部に固着されている。
又、ヘッドケース12のインク経路を形成する部材を振
動板6を介さず、流路基板1に直接接続するその他の実
施例として、第7図(a)、第7図(b)を用い説明す
る。第7図(a)は、この実施例における、ヘッドケー
ス12のインク経路を形成する部材と流路基板1との接続
部近傍の、流路基板1の拡大図である。又、第7図
(b)は、この流路基板1をヘッドとして組み立てたと
きの縦断面の拡大図である。この第7図(a)(b)に
示すように、流路基板1において、ヘッドケース接続用
インク室5aが、厚み方向の貫通穴として設けられ、それ
と連通するように、ノズル面側に共通インク室4を形成
する彫り込みがあり、ノズル面側プレート14を、前記彫
り込みを覆いかぶす様に張り着けることにより、ノズル
面側に共通インク室4を形成してある。そして、共通イ
ンク室4から、それぞれの流路空間3に対し、インク経
路貫通穴15が開けられている。この構造においてインク
チューブ9より流れてきたインクは、ヘッドケース12の
インク経路形成部材、ヘッドケース接続用インク室5a、
ノズル面側の共通インク室4、インク経路貫通穴15、流
路空間3、インク噴射ノズル2の一連のインク経路を流
れる。尚、フィルター8はヘッドケース12のインク経路
内部に固着されている。
次に、ヘッドケース12のインク経路を形成する部材を
振動板6を介さず、流路基板1に直接接続するもう一つ
の実施例として、第8図(a)、第8図(b)を用い説
明する。第8図(a)は、この実施例における、ヘッド
ケース12のインク経路を形成する部材と流路基板1との
接続部近傍の、流路基板1の拡大図である。又、第8図
(b)は、この流路基板1をヘッドとして組み立てたと
きの縦断面の拡大図である。この2図に示すように、流
路基板1において、流路基板1の端面から基板中心に向
け、インク経路横穴16aが開けられており、このインク
経路横穴16aに対しヘッドケース接続用インク室5aが、
振動板6側の面から連通している。又、共通インク室4
(振動板6側の面)からは、インク経路横穴16aの延長
部に対し、インク経路穴15a(厚み方向)が連通してい
る。尚、インク経路横穴16aの流路基板1端面での開口
部は、図に示すように、ヘッドケース12の接続により塞
いである。又、シール材、シール部材を用いて塞ぐこと
も有効である。この構造においてインクチューブ9より
流れてきたインクは、ヘッドケース12のインク経路形成
部材、ヘッドケース接続用インク室5a、インク経路横穴
16a、インク経路穴15a、流路共通インク室4、流路空間
3、インク噴射ノズル2の一連のインク経路を流れる。
尚、フィルター8はヘッドケース12のインク経路内部に
固着されている。この第8図(a)、第8図(b)の実
施例は、第6図(a)(b)、第7図(a)(b)の実
施例に比べ、ノズル面側プレート14が不要となるメリッ
トを有する。
前記の第6図(a)(b)、第7図(a)(b)、第
8図(a)(b)の実施例は、ヘッドケース12のインク
経路を形成する部材を振動板6を介さず、流路基板1に
直接接続できるため、その接続強度は飛躍的に高まる。
且つ、振動板6を介さないことにより、厚み方向におけ
る部品の積層点数が削減でき、接続面間の厚み方向精度
が非常に向上し、シールの信頼性を飛躍的に高められ
る。
又、第6図(a)(b)、第7図(a)(b)の実施
例におけるノズル面プレート14を金属材料とし、インク
噴射ノズル2部を除き、ノズル面全域に広げることによ
り、プリンタ完品状態において、偶発的に起きる、紙こ
すれ等による、ノズル面の損傷を防止できる。
尚、これらの実施例においては、第6図で示した、パ
ッキン13aを流路基板1とヘッドケース12のインク経路
形成部材の先端部との間に挟持する方式も有効である。
そして、前記の第6図(a)(b)、第7図(a)
(b)、第8図(a)(b)の実施例の、インク経路を
形成する部材を振動板6を介さず、流路基板1に直接接
続する方式は、そのインク経路を形成する部材が、第1
図、第2図で示した、供給パイプ7でも有効である。即
ち、流路基板1内部のインク経路は、第6図(a)
(b)、第7図(a)(b)、第8図(a)(b)の実
施例と同様であり、ヘッド内部の流路基板1外のインク
経路に関しては、第1図、第2図の実施例と同様の構造
も本発明の構造に含まれる。
次に、第9図、第10図において、フィルター8の固着
位置に関する実施例を示す。第9図は、流路基板1のヘ
ッドケース接続用インク室5aのノズル面側にフィルター
8を固着したものである。この実施例は、第6図(a)
(b)、第7図(a)(b)の実施例との組合せが可能
である。
第10図は、流路基板1のヘッドケース接続用インク室
5aの振動板6側面にフィルター8を固着したものであ
る。この実施例は、第6図(a)(b)、第7図(a)
(b)、第8図(a)(b)の実施例との組合せが可能
である。
又、その他の実施例として、第11図に示すように、流
路基板1のヘッドケース接続用インク室5aに該当するイ
ンク経路を反ノズル面側に延長した部材を設け、その先
端をヘッドケース12のインク経路の穴が開いた面に接続
してある。そして、前記のヘッドケース12のインク経路
の穴が開いた部分は、反ノズル面側に延長され、その先
端はインクチューブ9が接続できる形状、もしくはイン
ク供給針9aが圧入できる形状となっている。続いて、そ
の他の実施例として、第12図に示すように、ヘッドケー
ス12にインクチューブ9接続部が形成されている。そし
て、ヘッドケース12のインクチューブ接続部に連通した
空間と、流路基板1のヘッドケース接続用インク室5aに
該当するインク経路を反ノズル面側に延長した部材の外
径とが、パッキン13aによりシールされてている。尚、
フィルター8を流路基板1のヘッドケース接続用インク
室5aに該当するインク経路を反ノズル面側に延長した部
材の先端に固着しても良い。又、流路基板1のヘッドケ
ース接続用インク室5aに該当するインク経路を反ノズル
面側に延長した部材の先端と、ヘッドケース12のインク
経路の穴が開いた面とに、パッキン13aを流路基板1の
厚み方向に挟持することも有効である。
前記の第11図、第12図の実施例は、流路基板1内部の
インク経路として、第6図(a)(b)、第7図(a)
(b)、第8図(a)(b)の実施例で示した構造がそ
れぞれ適用可能である。
以上、全ての実施例の構造においては、流路基板1ま
での、ヘッド内部のインク経路を、供給パイプ7もしく
は、ヘッドケース12の部材のみで形成しているため、部
品点数の削減と、インク経路における接続の削減につな
がる。
尚、第13図に示すように、第2図〜第12図に示したイ
ンクジェット記録ヘッドは、ヘッドケース12によって、
ヘッドを印字方向に移動さすプリンタキャリッジ17に、
ネジ止め等により、強固に装着される。即ち、以上説明
した、全ての本実施例の構造は、インク貯蔵システムか
らインクを搬送するインクチューブ9の装着力や、プリ
ンタキャリッジ17の移動に伴い、インクチューブ9ヘッ
ド装着部にかかるテンションをヘッドケース12で受け止
めることが出来る。又、インクカートリッジ等のインク
貯蔵システムをインクジェット記録ヘッドのインク供給
針9aに対し直接装着するタイプは、その装着の際にかか
る大きな装着力をヘッドケース12で受け止めれる。それ
らのヘッドケース12にかかる力は、ヘッドケース12が、
プリンタキャリッジ17に、しっかり連結されているた
め、プリンタの構造上、非常に剛性の強いプリンタキャ
リッジ17で支えることとなる。即ち、本実施例の構造
は、微妙な圧力変化を制御する流路空間3への、外乱的
なインク系接続部にかかる力の影響を、ヘッドケース1
2、プリンタキャリッジ17で支えることにより、防止で
きる。且つ、インクカートリッジ装着時、もしくはイン
クチューブ9接続時にかかる非常に大きな力を、ヘッド
ケース12、プリンタキャリッジ17で支えることにより、
流路基板1、あるいは各部品間の接続部の損傷、破壊等
を防ぐことができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、オフキャリッジ
型の場合は、インクチューブの装着持に流路構成部材に
かかる力をヘッドケース等で受けることができる。また
オンキャリッジ型のインクジェット記録ヘッドでは、イ
ンク供給針とインクカートリッジの装着時に流路構成部
材にかかる力をヘッドケースで受け止めることができ
る。更に、ヘッドケースによってインク滴を噴射させる
ための圧力を発生する圧電素子を保護することが可能と
なる。また、部品点数及び製造工程削減によりコスト削
減が実現でき、かつ、インク供給経路における接続部の
削減により信頼性を高めることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のインクジェット記録ヘッドの流路基
板の正面図である。第2図、第3図、第4図、第5図
は、本発明のインクジェット記録ヘッドの縦断面図であ
る。第6図(a)、第7図(a)、第8図(a)は、本
発明のインクジェット記録ヘッドの流路基板の部分的拡
大図である。又、第6図(b)、第7図(b)、第8図
(b)は、本発明のインクジェット記録ヘッドの第6図
(a)、第7図(a)、第8図(a)のそれぞれの実施
例に対応する部分的拡大縦断面図である。第9図、第10
図、第11図、第12図、本発明のインクジェット記録ヘッ
ドの部分的拡大縦断面図である。又、第13図は、本発明
のインクジェット記録ヘッドのプリンタキャリッジ装着
時の縦断面図である。 1……流路基板 2……インク噴射ノズル 3……流路空間 4……共通インク室 5……供給パイプ接続用インク室 5a……ヘッドケース接続用インク室 6……振動板 7……供給パイプ 8……フィルター 9……インクチューブ 9a……インク供給針 10……圧電素子 11……FPC 12……ヘッドケース 13、13a……パッキン 14……ノズル面プレート 15……インク経路貫通穴 15a……インク経路穴 16……ノズル面側インク経路 16a……インク経路横穴 17……プリンタキャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/045 B41J 2/055 B41J 2/175

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク滴を噴射するノズルと、前記ノズル
    と連通する流路空間が形成された流路基板と、前記流路
    基板に積層された振動板とからなる流路構成部材を有し
    たインクジェット記録ヘッドであって、 前記振動板上に該振動板を変位させる圧電素子が配置さ
    れ、前記圧電素子が配置された側から該圧電素子を覆う
    様に前記流路構成部材を支持するヘッドケースを有して
    おり、且つ前記ヘッドケースにはインク貯蔵部からのイ
    ンクを前記流路構成部材に供給するインク経路を形成
    し、 該インク経路は、前記流路基板及び振動板の積層面と垂
    直方向に前記インク貯蔵部と接続され、 前記圧電素子の駆動により前記流路基板および振動板の
    積層面と垂直な方向にインク吐出することを特徴とする
    インクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】前記インク経路を前記ヘッドケースに一体
    に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】前記ヘッドケースの印字方向に移動させる
    キャリッジを備え、前記ヘッドケースが前記キャリッジ
    に固定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】前記流路基板のノズル面側に共通インク室
    を有し、かつ前記流路基板の厚み方向に形成した貫通口
    で前記流路空間を構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載のインクジェッ
    ト記録ヘッド。
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