JP5160497B2 - ペットサークル用扉のロック装置、該装置を備えたペットサークル - Google Patents

ペットサークル用扉のロック装置、該装置を備えたペットサークル Download PDF

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Description

本発明は、例えば、小型犬、猫等のペットを飼育する際に使用するペットサークルに関し、特にペットサークル用扉のロック装置及び該装置を備えたペットサークルに関する。
小型犬、猫等のペットを室内で飼育するためのペットサークルやケージとして、金属製の線材によって形成した金網パネルを用いたものが広く知られている。
このようなペットサークル等においては、金網パネルの一つの面にペットの出入り口となる開口部を設け、この開口部に開閉可能な扉が設けられるのが一般的である。そして、このような扉には扉を閉じた状態をロックするためのロック装置が設けられている。
ロック装置付きの扉に要求される機能としては、扉の開閉に伴うロック操作やロック解除が簡単にできることがある。また、扉を閉じた状態で、中に入れたペットが暴れたり、扉に体当たりしたとしても、扉が撓んだりしないことが必要である。撓むとペットが体の一部を挟んだりして怪我をすることがあるからである。
このようなペットサークルの例として、例えば特許文献1に開示されたペット用サークルの扉のロック構造の発明がある。図11は特許文献1に開示されたペット用サークルの扉のロック構造の説明図であり、以下、図11に基づいてこれを概説する。
ロック構造を構成するロック部材106は、扉103に左右方向にスライド可能に設けられている。そして、ロック部材106は、扉103の自由端部103bから出没自在な突き出し部162が上下2個所に設けられた係合体161と、扉103の自由端部103bから突出する方向に係合体161を付勢するバネ163が内蔵され、係合体161と連動してスライドすることで、係合体161と受け部104との係合・解除を操作する操作部164と、操作部164をガイドするレール部167とから構成されている。
係合体161は、図11に示すように、線材の上下端部が同方向に屈曲されて突き出し部162が形成されたものである。
操作部164は、合成樹脂製のケース65の内部にバネ163がケース65の一方の端部から出入可能に取り付けられたものである。このバネ163は、基端部がケース65の内部に取り付けられ、先端部が扉103の自由端部103bに取り付けられている。そして、バネ163によって、突き出し部162が自由端部103bから突出する方向に付勢され(図11(a)参照)、この付勢方向と逆方向に力を加えることにより、突き出し部162が扉103側に引き込まれ、受け部104から突き出し部162を外すことができるようになされている(図11(b)参照)。
上記のように構成された特許文献1に記載のペット用サークルの扉のロック構造の操作を説明する。
図11(a)のロック状態からロックを解除して扉103を開けるためには、以下の動作を行う。図11(b)に示した矢印Aの方向に操作部164を押して移動させ、係合体161が受け部104から抜け出した状態で、操作部164を矢印Bの方向に引っ張るようにして扉103を回転させる。
他方、扉103が開いている状態から扉103を閉めてロック状態にするには以下のような動作を行う。操作部164を持って扉103を回動させて係合体161を受け部104に当接させるあるいは近傍までもってきて、その状態で操作部164を図11(b)の矢印Aの方向に押し込み、扉103を閉止状態にした後操作部164から手を離すことで係合体161が受け部104に挿入されてロック状態になる。
特開2007-151505号公報
特許文献1に記載のロック構造は、上述したこの種の製品に要求される機能、すなわち(A)扉の開閉に伴うロック操作やロック解除動作が円滑にできること(操作性)、(B)サークル内のペットが体当たりしたときの扉の撓みに起因するペットの怪我の危険防止に関し、必ずしも満足できるものではない。以下、この点を詳細に説明する。
(A)操作性について
(A−1)扉開放時の動作
扉開放時の操作は、図11(b)に示すように、矢印A方向と矢印B方向への2方向への操作が必要となる。このような操作を行うには、扉103を正面にして右方向に腕を動かして、その後、腕を後方に引くような動作が必要となるが、このような動作は必ずしも操作性に優れるとは言えない。
(A−2)扉閉止時の動作
扉閉止時の操作は、まず扉103を回動させて閉めた状態にし、その状態で操作部64を移動させる操作をしなければならず、この場合も操作性がよいとは言えない。
(B)扉の撓みに起因するペットの怪我防止について
特許文献1のものでは、扉103の上下に設けた突き出し部162を受け部104に挿入して係止する構造であり、ロック状態では扉103の上下が係止するものであるため、例えば中央の一箇所のみを係止するものより、扉の撓みは少ないとも言える。
しかしながら、特許文献1のものでは、上下2箇所を係止するとしても、上下に挟まれた部分は撓むことになる。上下に挟まれた部分が撓むと、ペットの体当たりによって撓んだ扉103と扉受け部102gとの隙間にペットの体の一部が挟まって、それが締め付けられることによりペットが怪我をする危険がある。
このように、特許文献1のような態様では扉の撓みに起因するペットの怪我防止としては必ずしも十分とは言えない。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、解決すべき第1の課題は扉の開閉操作に伴うロック操作が円滑にできるようにすることであり、解決すべき第2の課題は扉の撓みに起因するペットの怪我の危険がないようにすることである。
発明者は第1の課題を解決するために、ロック及びその解除の動作と扉の開閉の動作を一連の動作として捉え、ロック及びその解除動作を殆ど意識することなく、扉の開閉のみを意識することでロック及びその解除ができるようにするためロック機構の動きと扉の回転の動作との関係を鋭意研究し、その結果、ロック機構の付勢の方向を従来例とは逆の方向にすることでこれを実現できるとの知見を得た。
また、第2の課題に関し、従来例の考え方はペットがサークル内から扉に体当たりしたときに扉が撓み、扉とパネル本体側との間に隙間が生ずることに着目し、扉が撓まないようにするにはどうするかという考え方であった。この点につき、発明者は、第2の課題の本質的な問題は扉が撓むことによるものではなく、扉と本体側との間に隙間が生ずる点にあることに着目し、ペットが扉に体当たりしたときに仮に扉に撓みが生じたとしてもペットが体を挟む危険がある部位に隙間が生じないような構造にすればよいのではないかとの発想を得た。
本発明はかかる知見、発想に基づいてなされたものであり、具体的には以下のような構成を備ええてなるものである。
(1)本発明に係るペットサークル用扉のロック装置は、ペットが出入り可能な出入り口に設けられて、一辺側を回動軸として回動することにより開閉可能なペットサークル用扉のロック装置であって、前記回動辺と対向する辺の近くに設けられて扉面に沿う方向に移動可能な操作部と、該操作部に取り付けられた係合片と、サークル本体側に設けられて前記係合片が係止する係止部とを備え、前記操作部を前記回動辺側へ移動したときに前記係合片が前記係止部に係止可能な状態となり、前記操作部を前記回動辺側と反対方向に移動することにより前記係止が外れる状態になることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)記載のものにおいて、前記操作部を常時回動辺側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とするものである。
(3)また、上記(1)又は(2)に記載のものにおいて、前記操作部は、前記回動辺側と反対側へ突出するように湾曲した取っ手部を有していることを特徴とするものである。
(4)また、上記(1)乃至(3)の何れかに記載のものにおいて、前記係合片は、前記操作部の上下方向に延出するように取り付けられてなり、係止状態において前記係合片が前記係止部のサークル内面側に配置されることを特徴とするものである。
(5)また、上記(4)に記載のものにおいて、前記係合片における前記操作部から延出する長さが前記扉の上下方向1/2以上の範囲を占めていることを特徴とするものである。
(6)また、上記(4)又は(5)に記載のものにおいて、前記係合片は、その上下端部が前記扉に係合する係合部を有し、扉面に沿う方向にガイドされるように構成されていることを特徴とするものである。
(7)また、上記(6)に記載のものにおいて、前記係合部は、前記上下端部の扉中心方向への移動を規制するように構成されていることを特徴とするものである。
(8)また、上記(7)に記載のものにおいて、前記係合片が樹脂製の部材からなることを特徴とするものである。
(9)また、本発明に係るペットサークルは、上記(1)乃至(8)のいずれかに記載のペットサークル用扉のロック装置を備えてなることを特徴とするものである。
本発明に係るペットサークル用扉のロック装置においては、前記操作部を前記回動辺側へ移動したときに前記係合片が前記係止部に係止可能な状態となり、前記操作部を前記回動辺側と反対方向に移動することにより前記係止が外れる状態になるようにしたので、ロック解除を意識することなく扉の開放のみを意識した動作によりロック解除をあわせて行うことができ、円滑な操作が可能となる。
本発明の一実施の形態に係るペットサークル用扉のロック装置を備えたペットサークルの斜視図である。 図1に示したペットサークルの扉の説明図である。 図1に示したペットサークルにおけるロック装置の部分を拡大して示す拡大図である。 図3に示したロック装置をサークル内側から見た状態を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るペットサークル用扉のロック装置を、背面蓋を外した状態をサークル内側から見た状態を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るペットサークル用扉のロック装置の分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るペットサークル用扉のロック装置の一部を破断して示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るペットサークルの扉を開放する動作の説明図である(その1)。 図8の一部を拡大して示す拡大図である。 本発明の一実施の形態に係るペットサークルの扉を開放する動作の説明図である(その2)。 従来例の説明図である。
図1〜図10を参照しながら、本実施の形態に係るペットサークル用扉のロック装置及び該ロック装置を備えたペットサークルを説明する。
本実施の形態に係るペットサークル1は、図1に示すように、上下に枠部材3を有し、上下の枠部材3間に縦線材5を設置してなる4枚のパネル(正面パネル7、背面パネル9、左側面パネル11、右側面パネル13)を矩形状に組み合わせてなるものである。そして、正面パネル7の図中左半分(図2参照)が扉15になっている。扉15は、そのパネル中央側の縦辺(以下、「回動辺17」という)が回動軸となって回動することによって開閉できるようになっている。
扉15の回動辺17とは反対側、即ち正面パネル7の図中左端近傍にはロック装置19が設置されている。
ロック装置19は、扉面に沿う方向に移動可能に取り付けられた操作部21と、操作部21を回動辺側に向かって付勢するばね23(図5、図6、図9参照)と、操作部21から上下方向に延出するように取り付けられた一対の係合片25と、正面パネル7の本体側に設けられて係合片25が係止する一対の係止部材27とを備えている。
以下、ロック装置19の構造をその構成部材ごとに詳細に説明する。
<操作部>
操作部21は、扉15における回動辺17と反対側の辺(以下、「開口側辺」という場合あり)近傍の高さ方向中央部に設けられた取付部材29に取り付けられている。取付部材29は、所定の間隔を離して横方向に平行に設置された横線材31からなり、横線材31の開口辺側端部はつながっており、サークル内方向に湾曲する内方向湾曲部33を形成している。このような取付部材29に取り付けられた操作部21は横線材31に沿って移動可能になっている。
操作部21は、図6に示すように、矩形状の有底枠体からなる正面蓋35と、同じく矩形状の有底枠体からなる背面蓋37とを備え、これら正面蓋35と背面蓋37を組み合わせることにより箱状に形成している。
正面蓋35と背面蓋37のそれぞれの長辺における対向部の3箇所にはそれぞれ凹部39a、39b、39cが設けられ、正面蓋35と背面蓋37を組み合わせた状態ではこれが貫通孔となる。貫通孔のうち両端に形成されたものが扉15に設けられた取付部材29の横線材31に挿入されることで、操作部21が扉面に沿って移動可能になっている。
また、貫通孔のうちの真中のものからは、ばね23の一端側が延出できるようになっている(図6、図7参照)。
正面蓋35の正面側には、図1、図2、図3に示されるように、縦方向に延びると共に回動辺17と反対側へ突出するように湾曲した取っ手部41が形成されている。そして、取っ手部41の湾曲の中央部が正面蓋35のほぼ中央部に配置されている。
このような湾曲した取っ手部41を設けることにより、扉開閉動作の際に、操作者が無意識に操作部21の中央部に指をもってくることができる。そして、操作部21の中心部に指を持ってくることで力の作用点が操作部21の中心になり、バランスの取れた円滑な動作が可能になっている。
<ばね>
ばね23は、図5に示すように、弦巻ばねからなり一端側が操作部21に連結され、他端側が扉15の縦線材5に連結され、操作部21を常時回動辺17側に付勢している。
<係合片>
係合片25は、図6に示すように、平板状をしており、軸方向の中心部にはリブ43が設けられている。係合片25の一端側には2つの取付孔45a、45bが設けられ、これらの取付孔45a、45bが正面蓋35の内面側に設けられた突起部47a、47bに挿入され、ねじ49a、49bによって固定されている。また、係合片25の他端側はU字状に湾曲するU字状部51を有しており、U字状部51が扉15の横線材53に引掛けられるようになっている(図5、図7参照)。
係合片25は、操作部21の移動にしたがって扉面に沿って移動するが、移動の際にはU字状部51が横線材53にガイドされるのでスムーズな移動ができる。
また、係合片25は上下に設けたU字状部51が扉15の横線材53に引掛けられているため、係合片25の扉15の中方向、つまり係合片25の上端部においては下方向へ、係合片25の下端部においては上方向への移動が規制され、仮にペットが扉15に体当たりして扉15が内部から押されるような力を受けて係合片25が係止部材27に押し付けられたとしても、係止部材27から外れることなく確実に係止することができる。
このように、U字状部51は係合片25が扉面に沿う方向に移動可能でかつ上下方向の移動が規制されるように扉15への係合を可能にしているのである。
なお、U字上部51は係合片25の扉面に沿う移動をガイドすると共に上下方向の移動を規制するという2つの作用を有しているが、係合片25の上下端部の形状として、係合片25の扉面に沿う移動をガイドするが上下方向の移動を規制する作用はないような、例えば上側係合片25では上側が開放され、下側の係合片25では下側が開放されると共に扉15の横線材53を両側から挟むような形状であってもよい。
係合片25は、ロック装置19を扉15に取り付けた状態では、係止部材27よりも内側に配置される。
また、係合片25における操作部21から延出した部分の長さは、正面パネル7の縦線材5の長さの約1/2以上になるように設定されている。
このように係合片25における操作部21から延出した部分の長さを所定の長さ以上に設定した理由は以下の通りである。
サークル内にいるペットが扉15に体当たりしたような場合、扉15が外方向に押されることになるが、係合片25が係止部材27の内側に配置されているので、係合片25は係止部材27に押し付けられることになり、係合片25のある範囲では扉15と正面パネル7との間に隙間が生じることはないので、この範囲を所定の長さ以上に設定することで、ペットが扉15と正面パネル7との間に体の一部を挟んで怪我をする危険を可及的に少なくすることができる。
なお、係合片25の材質は特に限定されず、金属製でも樹脂製でもよい。もっとも、樹脂製の場合には撓みやすいことから、本実施の形態のように、係合片25の端部を扉15の横線材53に係合させるのが望ましい。
<係止部>
係止部材27は、正面パネル7の本体側に、扉閉止状態において操作部21の上下に配置されるように設置されている。係止部材27は、所定の間隔を離して横方向に平行に延びる横線材55の一端側(回動辺17側)に、サークル外方に向けてU字状に湾曲する外方向湾曲部57を有しており、外方向湾曲部57が係合片25に係止するようになっている。
以上のように構成された本実施の形態の扉閉止状態の作用効果について説明する。
<扉閉止状態>
扉15を閉止している状態では、図2、図3に示すように、操作部21はばね23の作用により回動辺17側に移動している。この状態では、係止片25が係止部材27の外方向湾曲部57の内側に配置されて係止しており、扉15がロック状態になっている。
仮に、この状態でサークル内のペットが扉15に体当たりしたとすると、係止片25が係止部材27に押し付けられる。つまり、扉15と正面パネル本体側との間には隙間が生じない構造になっている。したがって、仮に扉15が撓んだとしても、ペットが隙間に体の一部を挟んで怪我をするようなことがない。
また、係止片25の上下にはU字状部51が形成され、この部分が扉15の横線材53に引掛けられているので、係止片25が係止部材27に押し付けられても係止部材27との係止が外れることなくしっかりとロックする。このように、U字状部51が横線材53に係合しているので、係止片25は樹脂製の部材で形成するこができる。
次に、上記のように構成されたペットサークル1の扉開閉動作について説明する。
<扉開放動作>
扉15を開放する際には、図8に示すように、操作部21の取っ手部41に指を掛けて外側に押すようにすることで、操作部21が外側に移動する。操作部21が移動した状態では、図9に示すように、係止片と係止部材27の係合が外れるので、この状態で図10に示すように扉15を回動することで、扉15を開放することができる。
このような扉開放動作は図8、図9の矢印で示した方向に力を作用させることで行われ、この場合、ロック解除を殆ど意識せず、ただ取っ手部41の内側から外側に向かって腕を手前に引くような動作をするだけで、ロック解除と扉開放を行うことができ、その動作は流れるような極めて円滑なる動作となる。
<扉閉止動作>
扉15を閉止する際には、扉開放の際と同様に取っ手部41の内側から外側に向かう力を作用させつつ扉15を押すようにすれば、扉15を回動させて閉止させることができ、閉止した状態で取っ手部41から手を放せばばね23の作用により操作部21が回動辺17側に移動してロック状態になる。
以上のように、本実施の形態によれば、扉15の開放動作、閉止動作のいずれの動作においても、ロックとロック解除をほとんど意識することなく流れるような動作によって扉開閉を行なうことができる。
なお、上記の実施の形態においては、操作部21を常時回動辺17側へ付勢するばね23を設置した例を示しているが、ばね23を設けていなくても扉15を開放動作する際には、上記実施の形態と同様にロック解除をほとんど意識することなく扉開閉を行なうことができるので、本発明においてはこのような場合も含むものである。この場合において、扉閉止動作の際には扉を閉止したあと操作部21を回動辺17側へ移動する操作をするようにすればよい。
なお、本実施の形態においては、扉15とパネル本体側との間に隙間が生じず、かつ扉開閉動作を円滑に行うことができるという2つの大きな作用効果を奏するものである。
しかし、これらの作用効果を生ぜしめる構成はそれぞれ別のものであることから、本発明はこれら2つの構成それぞれ別々に備えることも可能である。
例えば、扉閉止状態において扉15と正面パネル7との間に隙間が生じないという効果は、係止片25と係止部材27によるものであるから、係止片25と係止部材27を本実施形態と同様の構成にして、操作部21が従来例と同様に常時外側(開口側辺方向)に付勢されるような構成であっても得られる。
このように扉開閉動作が円滑であるかどうかを問わず、扉閉止状態において扉15とパネル本体側との間に隙間が生じない構成を示すと以下のようになる。
ペットが出入り可能な出入り口に設けられて、一辺側を回動軸として回動することにより開閉可能なペットサークル用扉のロック装置であって、
前記回動辺と対向する辺の近くに設けられて扉面に沿う方向に移動可能な操作部と、操作部に取り付けられた係合片と、サークル本体側に設けられて前記係合片が係止する係止部材と、前記操作部を係止方向に付勢する付勢手段とを備え、前記係合片は、操作部の上下方向に延出するように取り付けられた延出部材からなり、該延出部材が前記係止部材の内側に配置されていることを特徴とするペットサークル用扉のロック装置。
1 ペットサークル 3 枠部材 5 縦線材
7 正面パネル 9 背面パネル 11 左側面パネル
13 右側面パネル 15 扉 17 回動辺
19 ロック装置 21 操作部 23 ばね
25 係合片 27 係止部材 29 取付部材
31 横線材 33 内方向湾曲部 35 正面蓋
37 背面蓋 39a、39b、39c 凹部
41 取っ手部 43 リブ 45a、45b 取付孔
47a、47b 突起部 49a、49b ねじ 51 U字状部
53 横線材 55 横線材 57 外方向湾曲部
102g 扉受け部 103 扉 103b 自由端部
104 受け部 161 係合体 162 突き出し部
163 バネ 164 操作部 167 レール部

Claims (9)

  1. ペットが出入り可能な出入り口に設けられて、一辺側を回動軸として回動することにより開閉可能なペットサークル用扉のロック装置であって、
    前記回動辺と対向する辺の近くに設けられて扉面に沿う方向に移動可能な操作部と、該操作部に取り付けられた係合片と、サークル本体側に設けられて前記係合片が係止する係止部とを備え、前記操作部を前記回動辺側へ移動したときに前記係合片が前記係止部に係止可能な状態となり、前記操作部を前記回動辺側と反対方向に移動することにより前記係止が外れる状態になることを特徴とするペットサークル用扉のロック装置。
  2. 前記操作部を常時回動辺側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のペットサークル用扉のロック装置。
  3. 前記操作部は、前記回動辺側と反対側へ突出するように湾曲した取っ手部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のペットサークル用扉のロック装置。
  4. 前記係合片は、前記操作部の上下方向に延出するように取り付けられてなり、係止状態において前記係合片が前記係止部のサークル内面側に配置されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のペットサークル用扉のロック装置。
  5. 前記係合片における前記操作部から延出する長さが前記扉の上下方向1/2以上の範囲を占めていることを特徴とする請求項4記載のペットサークル用扉のロック装置。
  6. 前記係合片は、その上下端部が前記扉に係合する係合部を有し、扉面に沿う方向にガイドされるように構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のペットサークル用扉のロック装置。
  7. 前記係合部は、前記上下端部の扉中心方向への移動を規制するように構成されていることを特徴とする請求項6記載のペットサークル用扉のロック装置。
  8. 前記係合片が樹脂製の部材からなることを特徴とする請求項7に記載のペットサークル用扉のロック装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のペットサークル用扉のロック装置を備えてなることを特徴とするペットサークル。
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