JP2006188871A - シャッター装置の施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロック機構が作動状態となっていても、シャッターカーテンを開き側から閉じ側へ移動させることができるシャッター装置の施錠装置を提供すること。
【解決手段】 シャッターカーテン1は、カーテン1に配置された係止部材21が、カーテン1の開閉移動を案内するガイドレール4の内部に配置された被係止部材22に係脱することにより、施錠、開錠されるとともに、カーテン1の閉じ側から開き側への移動時に、係止部材21の回動中心軸23を中心とする下向き回動を阻止して被係止部材22からの係止部材21の離脱を阻止するローラ60を備えたロック機構70により、ロック状態の施錠状態となり、カーテンが1開き側から閉じ側へ移動したときに被係止部材22に当接する係止部材21は、ロック機構70から離れる上向き方向に回動して被係止部材22に対し離脱可能となっている。
【選択図】 図17

Description

本発明は、シャッター装置の開閉移動するシャッターカーテンを施錠するための施錠装置に係り、例えば、多数のスラットの連設で形成されたシャッターカーテンで出入口や窓等の開口部を開閉する開口部用シャッター装置や車庫用シャッター装置等の各種のシャッター装置に利用できるものである。
下記の特許文献1及び2には、シャッター装置のシャッターカーテンを施錠するための施錠装置が示されている。これらの施錠装置は、シャッターカーテンの幅方向端部又は端部付近に配置された係止部材と、シャッターカーテンの開閉移動を案内するガイド部材の内部に配置され、係止部材が係脱することによりシャッターカーテンを施錠、開錠するための被係止部材とを備えている。そして、特許文献2の施錠装置は、シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動時に被係止部材からの係止部材の離脱を阻止し、被係止部材に対する係止部材の係止による施錠を維持させてシャッターカーテンをロック状態とするためのロック機構をも備えている。
このロック機構は、シャッターカーテンの幅方向へ移動自在となっているロック部材を含んで構成され、このロック部材がシャッターカーテンの全閉時に係止部材から離れる方向へ後退移動していることにより、シャッターカーテンを全閉から開き移動させた際に、係止部材が被係止部材から離脱することが可能となり、これにより、シャッターカーテンを全閉から開き側へ移動させることができる。
特開平8−109780(段落番号0009〜0012、図2及び図3) 特開2004−257101(段落番号0063〜0065、図4、図11、図15及び図16)
以上のロック機構を備えた施錠装置においては、シャッターカーテンが開き側から閉じ側へ移動した際に、ロック機構を構成しているロック部材が係止部材の側へ前進移動していると、被係止部材に一旦当接した係止部材が被係止部材から離脱することによってこの被係止部材を通過し、この後に係止部材が再度被係止部材に係止するという動きを実現することができない。このため、この施錠装置では、シャッターカーテンを開き側から閉じ側へ移動させる際には、ロック部材を係止部材から後退移動させておくこと、言い換えると、ロック機構を非作動状態としておかなければならならず、作動状態にあったロック機構を非作動状態とした後に、シャッターカーテンを開き側から閉じ側へ移動させるという操作を行わなければならない。
本発明の目的は、ロック機構が作動状態となっていても、シャッターカーテンを開き側から閉じ側へ移動させることができるようになるシャッター装置の施錠装置を提供するところにある。
本発明に係るシャッター装置の施錠装置は、シャッターカーテンに配置された係止部材と、前記シャッターカーテンの開閉移動を案内するガイド部材の内部に配置され、前記係止部材が係脱することにより前記シャッターカーテンを施錠、開錠するための被係止部材と、前記シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動時に前記被係止部材からの前記係止部材の離脱を阻止し、前記被係止部材に対する前記係止部材の係止による施錠を維持させて前記シャッターカーテンをロック状態とするためのロック機構とを有するシャッター装置の施錠装置において、前記シャッターカーテンが開き側から閉じ側へ移動したときに前記被係止部材に当接する前記係止部材は、前記ロック機構から離れる方向に運動して前記被係止部材に対し離脱可能となっていることを特徴とするものである。
このシャッター装置の施錠装置では、シャッターカーテンが開き側から閉じ側へ移動したときに被係止部材に当接する係止部材は、ロック機構から離れる方向に運動して被係止部材に対し離脱可能となっているため、シャッターカーテンを開き側から閉じ側へ移動させる際に、ロック機構が作動状態となっていても、また非作動状態となっていても、被係止部材に一旦当接した係止部材が被係止部材から離れる方向に運動することによってこの被係止部材を通過するという係止部材の動きを実現できることになる。
このため、本発明によると、シャッターカーテンを開き側から閉じ側へ移動させる際に、ロック機構が作動状態となっていても、この作動状態を非作動状態にするという操作が不要になり、施錠装置全体についての操作性が良好となる。
なお、シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動時に被係止部材からの係止部材の離脱を阻止し、被係止部材に対する係止部材の係止による施錠を維持させてシャッターカーテンをロック状態とするためのロック機構は、例えば、手操作等による所定操作が行われていないとき(あるいは、行われたとき)に上記離脱の阻止が実行され、所定操作が行われたとき(あるいは、行われていないとき)には上記離脱の阻止が解除され、これにより、シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動が許容されるものであることが好ましい。
以上において、シャッターカーテンにおける係止部材の配置構造及びロック機構は、シャッターカーテンの開き側から閉じ側への移動時に、係止部材が上述したように被係止部材とロック機構に対して運動することが可能である限りにおいて、任意なものでよく、係止部材のシャッターカーテンにおける配置構造は、例えば、回動自在な構造でもよく、スライド自在な構造でもよく、これらが複合された構造等でもよい。
そして、その一例は、係止部材をシャッターカーテンに回動中心軸を中心に回動自在に配置し、ロック機構を、シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動時に被係止部材に当接する係止部材が、シャッターカーテンの開き移動に伴って前記回動中心軸を中心に被係止部材から逃げる方向へ回動するのを阻止するための逃げ回動阻止部材を備えたものとし、シャッターカーテンの開き側から閉じ側への移動時に被係止部材に当接した係止部材が前記回動中心軸を中心に回動する方向を、逃げ回動阻止部材から係止部材が離れる方向とすることである。
これによると、シャッターカーテンが閉じ側から開き側へ移動する際に、被係止部材に当接する係止部材が前記回動中心軸を中心に被係止部材から逃げる方向へ回動するのを逃げ回動阻止部材によって阻止することができ、これにより、シャッターカーテンの施錠状態を維持することができる。また、シャッターカーテンが開き側から閉じ側へ移動する際には、被係止部材に当接した係止部材が前記回動中心軸を中心に回動する方向が、係止部材が逃げ回動阻止部材から離れる方向であるため、シャッターカーテンを開き側から閉じ側へ移動させることができる。
前記ロック機構がこのような逃げ回動阻止部材を含んで構成されている場合において、この逃げ回動阻止部材を係止部材に対して進退自在とし、係止部材の側へ前進している逃げ回動阻止部材への係止部材の当接により、この係止部材が被係止部材から逃げる方向へ回動することを阻止するようにしてもよい。
このようにロック機構が係止部材に対して進退自在となった逃げ回動阻止部材を含んで構成されている場合においては、前述したようにロック機構が作動状態になっているとは、逃げ回動阻止部材が係止部材の側へ前進しているときのことであり、ロック機構が非作動状態になっているとは、逃げ回動阻止部材が係止部材から後退しているときのことである。
また、逃げ回動阻止部材と係止部材の両方は、回転等することがない不動の部材となっていてもよく、あるいは、逃げ回動阻止部材と係止部材のうち、少なくとも一方は回転自在となった回転部材を含んで構成されていてもよい。
逃げ回動阻止部材と係止部材のうち、少なくとも一方が回転自在となった回転部材を含んで構成されていると、被係止部材からの係止部材の逃げ回動を阻止していた逃げ回動阻止部材を係止部材から分離させるとき、この分離は回転部材が回転して行われるため、この分離を円滑に行わせることができる。
また、係止部材には戻しばねのばね力を付与し、この戻しばねを、シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動時に被係止部材に当接する係止部材の回動中心軸を中心とする回動と、この回動とは反対側への回動とにおいて、互いに反対側となった戻しばね力が蓄圧されるものとするとともに、これらの回動の境界位置では戻しばね力が蓄圧されていない自然状態となっているものとすることが好ましい。
これによると、シャッターカーテンが開き側から閉じ側へ移動する場合と、シャッターカーテンが閉じ側から開き側へ移動する場合の両方において、被係止部材に一旦当接した係止部材が前記回動中心軸を中心とする回動で被係止部材から離脱することによってこの被係止部材を通過し、この後、係止部材が再度被係止部材に係止する位置まで前記回動中心軸を中心に戻り回動するという運動を前記戻しばねの戻しばね力によって実現できることになる。
また、前記ロック機構を、前記逃げ回動阻止部材に対して進退するロック部材を備えたロック装置を含んで構成されたものとし、ロック部材の逃げ回動阻止部材の側への前進により、この逃げ回動阻止部材の係止部材からの後退が制限されるようにしてもよい。
これによると、ロック装置のロック部材を逃げ回動阻止部材の側へ前進させておくことにより、逃げ回動阻止部材が係止部材から後退することが制限されるため、シャッターカーテンが閉じ側から開き側へ移動する際に、被係止部材に当接する係止部材が前記回動中心軸を中心に被係止部材から逃げる方向へ回動するのを逃げ回動阻止部材によって阻止することができ、被係止部材に対する係止部材の係止が維持されるため、シャッターカーテンをロック状態の施錠状態とすることができる。
さらに、逃げ回動阻止部材を手操作される手操作部材に連結し、この手操作部材での手操作によって逃げ回動阻止部材を係止部材に対して進退自在とすることが好ましい。
これによると、手操作部材での手操作により逃げ回動阻止部材を係止部材に対して進退させることができ、シャッターカーテンを閉じ側から開き側へ移動させるときに必要な逃げ回動阻止部材の係止部材からの後退を、手操作部材での手操作で容易に行える。
さらに、逃げ回動阻止部材を係止部材に対して進退自在とするための上記手操作部材と、シャッターカーテンを手操作で開閉操作するための部材とを、それぞれ別部材としてもよいが、上記手操作部材を、シャッターカーテンを手操作で開閉操作するための部材ともすることが好ましい。
これによると、部材の兼用化を図ることができて、それだけ構造を簡単化できるとともに、シャッターカーテンを閉じ側から開き側へ移動させるときに必要な逃げ回動阻止部材の係止部材からの後退を、シャッターカーテンを開き移動させるために必要な操作力を手操作部材に作用させながら行えることになる。
また、逃げ回動阻止部材及び手操作部材は、一般に、シャッターカーテンの両面のうちの一方の面の側に配置されるが、このように逃げ回動阻止部材及び手操作部材がシャッターカーテンの両面のうちの一方の面の側に配置される場合には、シャッターカーテンには、手操作部材の配置位置と対応する箇所に貫通孔を形成し、これにより、手操作部材をシャッターカーテンの両面の側から手操作可能とすることが好ましい。
以上説明した本発明に係る施錠装置は、開き移動したシャッターカーテンが巻取軸に巻き取られて格納されるシャッター装置や、巻取軸に巻き取られないで格納されるシャッター装置、例えば、オーバーヘッドドアのように、シャッターカーテンがそのままの形状で又は湾曲形状等に少し変形して格納されるシャッター装置や、パネル等で形成されるそれぞれのシャッターカーテン形成部材が連結されながら折り畳まれて格納される又は互いに分離しながら重ねられて格納されるシャッター装置等に適用できる。
本発明に係る施錠装置が巻取軸でシャッターカーテンを巻き取って格納するシャッター装置に適用される場合には、その巻取軸の構造、形式は任意である。すなわち、巻取軸は、1本の軸により又は複数の軸を直列的に連結することにより形成されたものでもよく、中心に配置された固定軸の外周に、シャッターカーテンを巻き取り、繰り出すための回転部材が回転自在に配置されたものでもよい。また、後者における回転部材は、固定軸の外周に回転自在に嵌合された複数個のホイールと、固定軸の軸方向に離間して配置されたこれらのホイール同士を連結するバー状等の連結部材とを含んで形成されたものでもよく、あるいは、これらのホイールと、これらのホイールの外周に固定嵌合されてホイール同士を結合するパイプ状部材とを含んで形成されたものでもよい。
また、シャッターカーテンは、全体又は略全体がスラットで形成されたものでもよく、パネルで形成されたものでもよく、シートで形成されたものでもよく、リンクで連結されたパイプで形成されたものでもよく、ネットで形成されたものでもよく、さらには、種類が異なる複数の部材の複合、例えば、スラットとシートのように、これらのうちの複数の複合で形成されたもの等でもよい
また、本発明が適用されるシャッター装置は、出入口や窓等の開口部をシャッターカーテンで開閉するためのものでもよく、防災用シャッター装置のように、シャッターカーテンで建物や船舶等の構造物内に防災区画等の区域を区画形成するためのものでもよい。また、シャッター装置は、ガレージ用シャッター装置でもよく、トラック等の車両の荷台に設置されるシャッター装置等でもよい。防災用シャッター装置には、エレベータ用シャッター装置も含まれる。
さらに、本発明は、シャッターカーテンの開閉移動が電動モータ等の駆動力によって行われる自動式シャッター装置や、手操作で行われる手動式シャッター装置にも適用でき、さらに本発明は、シャッターカーテンの閉じ移動である下降移動がシャッターカーテンの自重でなされて、開き移動である上昇移動が電動モータ等の駆動手段でなされるシャッター装置や、閉じ移動が手動操作又は電動モータ等の自動駆動装置でなされるとともに、開き移動が、閉じ移動時に蓄圧されたリターンスプリングのばね力を補助力に利用して手動操作又は電動モータ等の自動駆動装置でなされるシャッター装置にも適用できる。
また、シャッターカーテンの開閉移動方向は、上下方向でもよく、横方向でもよく、上下方向や横方向に対して傾斜した方向でもよい。
本発明によると、ロック機構が作動状態となっていても、シャッターカーテンを開き側から閉じ側へ移動させることができるという効果を得られる。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る施錠装置を備えた開口部用シャッター装置の全体正面図であって、シャッターカーテン1が全閉となっているときを示している。
建物の出入口である開口部2を上下に移動して開閉するシャッターカーテン1は、開口部2の左右両側において建物の壁等の躯体3に取り付けられているガイド部材であるガイドレール4に、左右の幅方向両端部がスライド自在に挿入されている。開口部2の上部にはシャッターケース5が設けられ、このシャッターカーテン5の内部に巻取軸6が左右一対のブラケット7で支持されて回転自在に収納配置され、この巻取軸6にシャッターカーテン1の上端が結合されている。シャッターカーテン1の閉じ側の端部、言い換えると、シャッターカーテン1の下端部は座板8となっており、この座板8の上端には、多数のスラット9が上下に連結され、このため、シャッターカーテン1は、その主要部が多数のスラット9の連設で形成されているスラット式となっている。
シャッターカーテン1が一対のガイドレール4に案内されて上昇し、座板8が、シャッターケース5の下面を形成していて、シャッターカーテン1を上下に挿通させているスリットが設けられているまぐさに達するまで、シャッターカーテン1が巻取軸6に巻き取られることにより、シャッターカーテン1は開口部2を全開とする。また、座板8に係止棒等の操作棒の先端を係止等して手作業で引き下げ操作を行うと、シャッターカーテン1は巻取軸6を回転させながら巻取軸6から繰り出されて閉じ移動し、座板8が開口部2の床2Aに接地することにより、シャッターカーテン1は開口部2を全閉とする。
なお、このようにシャッターカーテン1を巻取軸6から繰り出して閉じ移動されるときには、回転する巻取軸6に組み込まれている図示しないリターンスプリングが蓄圧されるため、全閉位置又は全閉となる途中位置で停止しているシャッターカーテン1を手操作で開き移動させるために上昇させるときには、この蓄圧力により、シャッターカーテン1を軽く上昇させることができる。
シャッターカーテン1を形成している多数のスラット9のうち、所定のスラット9Aには、すなわち、シャッターカーテン1が全閉となっているときにほぼ腰の高さ位置にあるスラット9Aには、シャッターカーテン1を手操作で開き移動及び閉じ移動させるために手を掛ける手掛け部の一部を形成する部材となっている合成樹脂製又は金属製等の手掛け部材10がシャッターカーテン1の幅方向に2個設けられている。また、このスラット9Aには、2個の手掛け部材10の間においてロック装置11も設けられている。なお、手掛け部材10は、スラット9Aにおいて、例えば、ロック装置11に隣接させて1個だけ設けてもよい。
図2は、そのスラット9Aの一部拡大正面図であり、図3は、図2のS3−S3線断面図で、図4は、図2の裏面図である。図2と図4では、手操作される手操作部材となっている2個の手掛け部材10のうち、一方の手掛け部材10が示されているが、スラット9Aには、ロック装置11を中心とするシャッターカーテン1の幅方向の左右対称位置に上述のように2つの手掛け部材10が設けられているとともに、これらの手掛け部材10と関連する部材、機構、手段、装置等も、シャッターカーテン1の幅方向の左右対称位置関係となって配置されている。すなわち、ロック装置11を除き、同一の部材、機構、手段、装置等が、シャッターカーテン1の幅方向において左右対称に配置されている。
以下の説明は、一方の手掛け部材10と、この手掛け部材10と関連する部材、機構、手段、装置等について行う。
図3に示されているとおり、スラット9Aには、スラット9Aの表裏を貫通して形成された貫通孔である孔部12が設けられ、この孔部12と対応するスラット9Aの表面側の箇所には、孔部12と大きさ及び形状が同じ又は略同じになっている開口部18が設けられている手掛けベース部材13が配置されている。上記手掛け部材10と共に手掛け部を形成する部材となっているこの手掛けベース部材13は、スラット9Aの孔に差し込まれた脚部14のテーパー突起14Aの係止作用により、スラット9Aに固定されている。孔部12と対応するスラット9Aの裏面側の箇所に上記手掛け部材10が配置され、この手掛け部材10には、スラット9Aと対面するフランジ部15と、このフランジ部15と共に手掛けベース部材13に設けられた係合突起16をシャッターカーテン1の厚さ方向に挟持するガイド部17とが形成され、係合突起16に対してフランジ部15とガイド部17はシャッターカーテン1の幅方向にスライド自在であるため、手掛け部材10はスラット9A及び手掛けベース部材13に対してシャッターカーテン1の幅方向に移動自在となっている。
また、上述したように、手掛けベース部材13にはスラット9Aの孔部12と対応する大きさ及び形状となっている開口部18が形成されているとともに、手掛け部材10には、これらの開口部18と孔部12とを通してシャッターカーテン1の表面側から手を挿入できる凹部19が設けられている。図2で示されているように、シャッターカーテン1の厚さ方向へ窪んでいるこの凹部19におけるシャッターカーテン1の幅方向両側の壁部19Aの間隔は、開口部18の同方向両側の壁部18Aの間隔よりも小さく、このため、通常時には、凹部19の壁部19Aは開口部18の内側の位置にある。
これにより、開口部18と孔部12とを通してシャッターカーテン1の表面側から凹部19に挿入した手によって壁部19Aを押すことにより、手操作部材となっている手掛け部材10をシャッターカーテン1の表面側からの手操作によってシャッターカーテン1の幅方向に移動操作することができる。また、図3で示されているとおり、手掛け部材10はスラット9Aの裏面側に配置されているため、シャッターカーテン1の裏面側からも手掛け部材10を手操作によってシャッターカーテン1の幅方向に移動操作することができる。
なお、図3で示された手掛け部材10の背面の上下のフランジ部10’のうちの一方又は両方に、指を掛けることができる凹部状の指掛け部を形成し、この指掛け部を利用することにより、シャッターカーテン1の裏面側において手掛け部材10を移動操作できるようにしてもよい。
図4に示されているとおり、スラット9Aの長さ方向の端部側、言い換えると、スラット9Aにおけるシャッターカーテン1の幅方向の端部側には、シャッターカーテン1の開き移動を不能にするためにシャッターカーテン1を施錠するための施錠装置20が設けられている。この施錠装置20は、スラット9Aに配置された係止部材21と、この係止部材21が係脱するものであって、この係脱により、シャッターカーテン1を施錠、開錠するための被係止部材22(図17参照)とを含んで構成され、この被係止部材22は、前記ガイドレール4の内部に取り付けられている。
また、図4に示されているように、手掛け部材10の係止部材21側の端部には、スラット9Aの長さ方向に移動自在となった連結部材50が連結され、この連結部材50には、スライド部材51を介してローラ60が連結されている。また、手掛け部材10の他方の端部は、前述したロック装置11の側へ延びている。
このロック装置11には、シャッターカーテン1の幅方向外側に向かって進退するロック部材26が設けられ、このようにローラ60に対して進退する部材となっているロック部材26には、通常時のロック部材26と手掛け部材10との関係を示す図4の要部拡大図となっている図5で示されているとおり、本体部26Aから屈曲してシャッターカーテン1の幅方向外側へ延びる突出部26Bが形成されているとともに、この突出部26Bは、手掛け部材10におけるシャッターカーテン1の幅方向内側へ延びる第1延出部10Aとシャッターカーテン1の厚さ方向に重ねられている。また、通常時のこのロック部材26は、図4及び図5で示されているように、ロック装置11の本体11A側へ後退している。
図6は図5のS6−S6線断面図、図7は図5のS7−S7線断面図、図8は図5のS8−S8線断面である。これらの図で示されているように、ロック部材26の突出部26Bには上下のフランジ部26C,26Dが設けられ、下側のフランジ部26Dは、手掛け部材10の第1延出部10Aの下面部10Bと、この下面部10Bと共に手掛け部材10の長手方向であるシャッターカーテン1の幅方向に第1延出部10Aに長く形成されているガイド部27とに間にスライド自在に挿入されている。また、第1延出部10Aには、この延出部10Aの先端から所定距離だけ離れた位置において、ストッパ部28が形成され、ロック部材26が第1延出部10A側に前進したときに又は第1延出部10Aがロック部材26側へ移動したときに、上側のフランジ部26Cとストッパ部28とが当接するようになっている。
したがって、ストッパ部28が上側のフランジ部26Cに当接するまで、図4で説明したローラ60とスライド部材51と連結部材50と手掛け部材10は、シャッターカーテン1の幅方向内側へ移動できる。
なお、図5に示されているとおり、手掛け部材10におけるシャッターカーテン1の幅方向外側へ延びる第2延出部10Cは、連結部材50の端部と重ねられ、図5のS9−S9線断面図である図9に示すとおり、連結部材50の突片部50Aを折り曲げて第2延出部10Cの孔部10Dに挿入係合することにより、手掛け部材10と連結部材50とが連結されている。
図10は、ローラ60や連結部材50、係止部材21と同じく、前述したロック装置11に左右一対設けられる前記ロック部材26がロック装置11の本体部11A側へ後退しているときを示し、図11は、これらのロック部材26が本体11A側から手掛け部材10側へ前進したときを示している。また、図12には、シャッターカーテン1の表面側から見たロック装置11が示され、図13には、ロック装置11の断面図が示されている。
図12で示す板キーが挿入される鍵穴40Aを有している回転プラグ40の外周部には、図13で示すローター41が嵌合され、鍵穴40Aに板キーを挿入すると、回転プラグ40の回転を止めていた図示しない第1タンブラは引っ込み、回転プラグ40とローター41を連結する図示しない第2タンブラが突出する。このため、鍵穴40Aに挿入した板キーにより、回転プラグ40とローター41を回転させることができる。ローター41には、図12で示す一対のロック部材26のラック歯42と噛合する図13で示す歯43が形成されているため、板キーの回転操作でローター41を一方向へ180度回転させると、一対のロック部材26は図10から図11の状態となり、さらにローター41を他方向へ180度回転させると、一対のロック部材26は図11から図10の状態に戻る。
上記板キーの回転操作によってロック部材26を図10の状態から図11の状態にすると、ロック部材26の上下のフランジ部26C,26Dを備えている前記突出部26Bは、図5の2点鎖線26B’で示すように、シャッターカーテン1の幅方向外側へ移動して手掛け部材10の第1延出部10Aのストッパ部28の近くまで進出する。このため、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動させようとしても、この移動が制限され、移動操作を行えない。すなわち、手掛け部材10はロック装置11でロックされることになる。
また、上記板キーの回転操作によってロック部材26を図11の状態から図10の状態に戻すと、ロック部材26の前記突出部26Bは、図5で示された後退位置に復帰するため、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動させることができる。
以上の板キーはシャッターカーテン1の表面側から操作されるものであるが、図13で示されているように、シャッターカーテン1の裏面側に向いているロック装置11の背面には、手で回転操作される回転操作部材44が設けられている。この操作部材44は、ロック装置11のカバー部材45を貫通して前記ローター41と結合されているとともに、図10及び図11で示すように、カバー部材45から露出している回転操作部材44の部分には、指を掛けて回転操作できる2個の指掛け部44Aが180度の離間角度で設けられている。これらの指掛け部44Aのカバー部材45と対面する面には、カバー部材45に形成された小突起46が嵌合する窪み部47が形成されている。
一対のロック部材26が図10の状態となっているときに、これらの小突起46を指掛け部44Aの弾性変形で乗り越えさせながら回転操作部材44を180度回転させた後、窪み部47に反対側の小突起46を再度嵌合させると、ローター41も回転プラグ40に対して180度回転するため、一対のロック部材26は図11の状態となる。また、回転操作部材44を反対側へ180度回転させると、一対のロック部材26は図10の状態に戻る。
すなわち、一対のロック部材26を進退させるためのロック装置11の操作は、板キーによってシャッターカーテン1の表面側からも、回転操作部材44によってシャッターカーテン1の裏面側からも行える。
なお、一対のロック部材26が図10及び図11の状態になっているときには、小突起46は窪み部47に嵌合されているため、ロック装置10に予期しない外力等が作用しても、回転操作部材44が回転してしまうことを防止できる。
図14は、図4で示されているスライド部材51や係止部材21、ローラ60の部分を示すシャッターカーテン1の一部拡大図である。図15は、図14のS15−S15線断面図である。スライド部材51は前記連結部材50にリベット等の結合具52で結合され、このスライド部材51が配置されている前記スラット9Aの幅方向端部の箇所には、板状のベース部材53が結合具54で結合され、このベース部材53は、シャッターカーテン1の幅方向端部に形成されている折曲片53Eによる挟着でもスラット9Aに固定されている。また、このベース部材53は、シャッターカーテン1の幅方向に長い第1面部53Aと、この幅方向と直交する上下方向に多少長くなっている第2面部53Bとからなり、第1面部53Aには、スラット9A側に向かって開口した断面ハット形状となっているカバー部材55が配置され、このカバー部材55は、両方のフランジ部55Aが第1面部53Aの一部切り起こしによる折曲片53Cで押えられることにより、ベース部材53に固定されている。
図15で示されているとおり、ベース部材53の第1面部53Aと、この第1面部53Aから離れているカバー部材55の隆起部55Bとの間の空間には、スライド部材51がスラット9Aの長さ方向(シャッターカーテン1の幅方向)にスライド自在に配置され、板材の折り曲げ加工品であって、シャッターカーテン1の幅方向に細長い部材となっているこのスライド部材51には、立ち上がった一対のフランジ部51Aがスライド部材51の幅方向両側に形成されている。また、スライド部材51には、スライド部材51の一部切り起こしによる突片部51Bが形成され、ベース部材53の第1面部53Aにも、第1面部53Aの一部切り起こしによる突片部53Dが形成され、この突片部53Dは、スライド部材51にシャッターカーテン1の幅方向に長く形成されている長孔51Cから、スライド部材51とカバー部材55の隆起部55Bとの間の空間に突出している。これらの突片部51Bと53Dには、ばね56の両方の端部56A,56Bが掛け止められている。
コイルばねであるこのばね56は引っ張りばねであるため、スライド部材51と前記連結部材50と前記手掛け部材10は、シャッターカーテン10の幅方向外側へ常時弾性付勢されている。そして、スライド部材51のシャッターカーテン10の幅方向外側の端部には、図4で説明したローラ60が取り付けられ、このローラ60は軸61を中心に回転自在な回転部材となっているとともに、このローラ60も、弾性部材であるばね56の弾性付勢力でシャッターカーテン10の幅方向外側へ常時付勢されている。
前記ロック装置11のロック部材26が図10の状態になっているときに、前記手掛け部材10を手操作によってシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動操作すると、この手掛け部材10に連結されている連結部材50、スライド部材51及びローラ60は、ばね56のばね力に抗してシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動する。この状態が図16で示されている。また、手掛け部材10に作用させていたシャッターカーテン1の幅方向内側への手操作力を解除すると、手掛け部材10、連結部材50、スライド部材51及びローラ60は、ばね56に蓄圧されたばね力によってシャッターカーテン1の幅方向外側へ復帰移動する。
一方、ロック装置11のロック部材26が図11の状態になっているときに、手掛け部材10を手操作によってシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動操作しても、手掛け部材10の前述したストッパ部28がロック部材26のフランジ部26Cに当接するため、手掛け部材10、連結部材50、スライド部材51及びローラ60をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動させることができない。
図4で説明したように、スラット9Aの端部には前記係止部材21が配置されており、この配置は、図14で示されているとおり、ベース部材53の第2面部53Bの上で行われている。係止部材21は、シャッターカーテン1の幅方向を軸方向とする回動中心軸23を中心に上下回動自在となっており、この回動中心軸23は、第2面部53Bの一部切り起こしで形成された2個のブラケット53Fと53Gの間に架設されている。
図14と図15で示されているように、係止部材21には、シャッターカーテン1の幅方向に第1舌片状部21Aと第2舌片状部21Bとが設けられ、第1舌片状部21Aは湾曲変形した形状となっているが、これらの舌片状部21Aと21Bは、係止部材21の回動方向に90度又はほぼ90度のずれ角度をもって形成されているため、第2舌片状部21Bが水平又はほぼ水平になっているときに、第1舌片状部21Aは下向き又はほぼ下向きとなっている。また、係止部材21には、図15で示されているとおり、係止部材21の内部を貫通している回動中心軸23の一部が露出する切欠部21Cが形成されている。
図14で示されているように、係止部材21の第2舌片状部21Bと、ベース部材53の第2面部53Bの一部切り起こしで形成された突片部53Hとには、戻しばね57の両方の端部57A,57Bが掛け止められている。図18はこの戻しばね57の正面図であり、図19は戻しばね57の側面図である。これらの図で示されているように、両方の端部57Aと57Bの間はコイル部57Cとなっており、このコイル部57Cは、図14及び図15で示されているように、係止部材21の上記切欠部21Cに挿入配置され、この挿入配置が行われた後、上記回動中心軸23が係止部材21及びコイル部57Cの内部に挿通され、弾性部材である戻しばね57の両方の端部57A,57Bが第2舌片状部21Bと突片部53Hに掛け止められている。
係止部材21が回動中心軸23を中心にシャッターカーテン1の開き移動方向である上向きに回動したときには、戻しばね57には、係止部材21を下向きに戻し回動させようとする戻しばね力が蓄圧され、また、係止部材21が回動中心軸23を中心にシャッターカーテン1の閉じ移動方向である下向きに回動したときには、戻しばね57には、係止部材21を上向きに戻し回動させようとする戻しばね力が蓄圧される。そして、これらの回動の境界位置では、戻しばね57は、戻しばね力が蓄圧されていない自然状態となっており、この自然状態では、図14及び図15で示されているとおり、係止部材21の第2舌片状部21Bは水平又はほぼ水平となっているとともに、第1舌片状部21Aは下向き又はほぼ下向きとなっている。
そして、このように戻しばね57が自然状態となっていて、第1舌片状部21Aが下向き又はほぼ下向きになっているときには、この第1舌片状部21Aと第2面状部53Bとの間には、図15で示されているとおり、前述したばね56でシャッターカーテン1の幅方向外側へ常時弾性付勢されているローラ60が侵入可能となった空間ができている。また、このローラ60は、前述したように、ロック装置11の一対のロック部材26が図10の状態になっているときに、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向へ移動操作することにより、係止部材21に対して進退する部材となっている。
図17には、図4で説明した施錠装置20を係止部材21と共に構成している被係止部材22が示されている。この被係止部材22は、シャッターカーテン1の開閉移動を案内するためのガイド部材となっている前記ガイドレール4の内部に配置されており、上面22Aは、ガイドレール4の外側から内側へ向かって下り傾斜した傾斜面となっており、下面22Bは、水平面又はほぼ水平面となっている。
シャッターカーテン1が全閉となっていて、ロック装置11のロック部材26が図11の状態になっているときに、スラット9Aに左右2個設けられている手掛け部材10に手を掛けてシャッターカーテン1を開き移動させようとすると(シャッターカーテン1を持ち上げようとすると)、図17で示されている係止部材21の第2舌片状部21Bが下から被係止部材22の下面22Bに当接し、これにより係止部材21が回動中心軸23を中心に下向きに回動しようとするが、係止部材21の第1舌片状部21Aがローラ60に当接するため、回動中心軸23を中心とする係止部材21の下向きの回動は阻止され、被係止部材22に対する係止部材21の係止が解除されること、すなわち、係止部材21が被係止部材22から離脱することが阻止される。
これにより、係止部材21の第2舌片状部21Bが被係止部材22の下面に当接することが継続され、被係止部材22に対する係止部材21の係止による施錠が維持され、シャッターカーテン1は、係止部材21と被係止部材22とローラ60とを含んで構成されている前記施錠装置20により、ロック状態で施錠されていることになる。
このため、本実施形態では、ローラ60や、このローラ60を常時シャッターカーテン1の幅方向外側へ弾性付勢している前記ばね56等により、シャッターカーテン1をロック状態としているロック機構70が構成されている。
また、ローラ60は、シャッターカーテン1を開き移動させようとしたときに、係止部材21が、回動中心軸23を中心に被係止部材22から逃げる方向である下向きに回動しようとするのを阻止するための逃げ回動阻止部材となっている。
そして、本実施形態では、ロック装置11のロック部材26が図10の状態になっているときでも、すなわち、ロック部材26がローラ60や係止部材21に対して後退した位置に達しているときでも、左右2個の手掛け部材10に手を掛けてシャッターカーテン1を開き移動させようとすると、係止部材21の第2舌片状部21Bが下から被係止部材22の下面22Bに当接することにより、係止部材21が回動中心軸23を中心に下向きに回動しようとするが、係止部材21の第1舌片状部21Aがローラ60に当接することにより、回動中心軸23を中心とする係止部材21の下向きの回動は阻止されるため、係止部材21が回動中心軸23を中心に被係止部材22から逃げる方向に回動することはない。このため、このときでも、シャッターカーテン1は、上記ロック機構70によるロック状態で施錠されていることになる。
また、ロック装置11のロック部材26が図11の状態になっているときには、左右2個の手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側に移動操作しながらシャッターカーテン1を開き移動させようとしても、手掛け部材10はロック部材26でシャッターカーテン1の幅方向内側への移動が制限されるため、ローラ60は同幅方向内側へ移動せず、係止部材21の第1舌片状部21Aがローラ60に当接することにより、シャッターカーテン1は、前記ロック装置11を含んで構成されるロック機構70によってロック状態の施錠状態となり、シャッターカーテン1を開き移動させることはできない。
一方、ロック装置11のロック部材26を図10の状態にした後、左右2個の手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側に移動操作しながらシャッターカーテン1を開き移動させようとした場合には、手掛け部材10はシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動し、連結部材50とスライド部材51を介してローラ60もシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動し、これにより、ローラ60の位置は係止部材21の配置位置からずれる(図16を参照)ため、言い換えると、ローラ60は係止部材21から後退するため、シャッターカーテン1の開き移動に伴い、係止部材21の第2舌片状部21Bが下から被係止部材22の下面22Bに当接することによって係止部材21が回動中心軸23を中心に下向きに回動できることになり、すなわち、シャッターカーテン1の開き移動に伴って係止部材21は、図17の2点鎖線21’で示されているように、被係止部材22から逃げる方向に回動できることになる。
これにより、上記施錠装置20によるシャッターカーテン1の施錠は開錠され、係止部材21は被係止部材22を通過することができて、シャッターカーテン1を開き移動させることができ、係止部材21は、被係止部材22を通過する同時に、下向き回動時に戻しばね57に蓄圧された戻しばね力によって第2舌片状部21Bが水平又はほぼ水平となった元の姿勢状態に復帰する。また、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動操作したときには、この移動操作は前記ばね56のばね力に抗して行われ、このばね56に戻しばね力が蓄圧されているため、手操作によるシャッターカーテン1の開き移動を終了した後、手掛け部材10から手を離すと、手掛け部材10や連結部材50、スライド部材51、ローラ60は、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動操作する前の位置へ復帰移動する。
また、シャッターカーテン1を開き移動させるための持ち上げ力を先に手掛け部材10に作用させ、この後、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側に移動操作した場合には、先に係止部材21の第1舌片状部21Aがローラ60に当接し、次いで、このローラ60が係止部材21からずれる移動、すなわち、ローラ60が係止部材21から分離する移動を行うことになるが、ローラ60は回転自在な回転部材であるため、この分離移動は、大きな摩擦力が発生しない円滑な移動として行われることになる。
以上のようにして開き移動したシャッターカーテン1を、全開位置から、又は全開位置と全閉位置との中間位置から、手掛け部材10に掛けた手等によって閉じ移動させた場合には、係止部材21の第2舌片状部21Bが上から被係止部材22の傾斜面22Aに当接し、この当接によって係止部材21は、戻しばね57に戻しばね力を蓄圧さながら回動中心軸23を中心に上向きに回動する。
すなわち、このようにシャッターカーテン1を開き側から閉じ側へ移動させた場合には、本実施形態では、被係止部材22に当接した係止部材22が回動中心軸23を中心に回動する方向は、ローラ60等で構成されている前記ロック機構70から係止部材21が離れる方向となるため、係止部材21は、図17の2点鎖線21’’で示すように、被係止部材22から離脱する回動を行うことができる。これにより、シャッターカーテン1を閉じ移動させるときに、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動させてローラ60を係止部材21から後退させておくことなく、言い換えると、ローラ60等で構成されるロック機構70を作動状態としたまま、係止部材21を被係止部材22に通過させてシャッターカーテン1の閉じ移動を行わせることができる。
そして、係止部材21が被係止部材22を通過してシャッターカーテン1が全閉となったときには、係止部材21は、上向き回動時に戻しばね57に蓄圧された戻しばね力により、第2舌片状部21Bが水平又はほば水平となった元の姿勢状態に復帰している。
この状態でロック装置11のロック部材26を図10の状態から図11の状態にして、ロック部材26を係止部材21の側へ前進させると、ローラ60が係止部材21の配置位置からシャッターカーテン1の幅方向内側へずれる移動、すなわち、ローラ60が係止部材21から後退する移動が制限されるため、係止部材21が回動中心軸23を中心に下向きに回動することがローラ60で阻止されることになり、シャッターカーテン1はロック装置11によるロック状態で施錠されることになる。
以上の説明で明らかなように、本実施形態によると、施錠装置20が、被係止部材22に対する係止部材21の係止による施錠を維持させてシャッターカーテン1をロック状態とするためのローラ60等からなるロック機構70を有するものとなっていても、シャッターカーテン1が開き側から閉じ側へ移動したときに被係止部材22に当接する係止部材21は、ロック機構70から離れる方向に回動して被係止部材22に対し離脱可能となっているため、被係止部材22に一旦当接した係止部材21が被係止部材22から離れる方向に回動することによってこの被係止部材22を通過するという係止部材21の動きを実現できる。このため、シャッターカーテン1を開き側から閉じ側へ移動させるときに、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動させてローラ60を係止部材21から後退させる操作、言い換えると、ロック機構70を非作動状態とする操作を行う必要がないため、施錠装置20全体の操作を容易化することができる。
また、ロック機構70は、シャッターカーテン1を閉じ側から開き側へ移動させるときに、被係止部材22に当接する係止部材21が、シャッターカーテン1の開き移動に伴って回動中心軸23を中心に被係止部材22から逃げる方向へ回動するのを阻止するためのローラ60を備えているため、このロック機構70によってシャッターカーテン1をロック状態で施錠することができるとともに、シャッターカーテン1を閉じ側から開き側へ移動させるときに手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動操作することにより、係止部材21が当接していたローラ60の位置を係止部材21の配置位置からずらせることができるため、係止部材21を、シャッターカーテン1の開き移動に伴って回動中心軸23を中心に被係止部材22から逃げる方向へ回動させて、シャッターカーテン1を開き移動させることができる。
そして、このようにシャッターカーテン1を閉じ側から開き側へ移動させるときに、被係止部材22に当接する係止部材21が、シャッターカーテン1の開き移動に伴って回動中心軸23を中心に被係止部材22から逃げる方向へ回動するのを阻止するための逃げ回動阻止部材は、本実施形態では、回転自在なローラ60となっているため、手掛け部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側へ移動させる際に、係止部材21がローラ60に当接していても、係止部材21から分離させるローラ60の移動を、ローラ60の回転によって円滑に行わせることができる。
また、本実施形態によると、ロック機構70は、手掛け部材10及びローラ60に対して進退するロック部材26を備えたロック装置11を含んで構成されており、ロック部材26を手掛け部材10及びローラ60側へ前進させることにより、ローラ60の係止部材21からの後退が制限されるため、シャッターカーテン1をロック装置11でロックすることができる。
さらに、本実施形態では、ローラ60を係止部材21に対して進退自在とするための手操作部材となっている手操作部材10は、シャッターカーテン1を手操作で開閉操作するための部材を兼ねているため、部材の兼用化によって構造を簡単化できるとともに、シャッターカーテン1を閉じ側から開き側へ移動させるときに必要なローラ60の係止部材21からの後退を、シャッターカーテン1を開き移動させるために必要な操作力を手掛け部材10に作用させながら行えることになり、シャッターカーテン1の開き移動操作を容易に行える。
また、本実施形態では、ローラ60及び手操作部材10は、シャッターカーテン1の表面と裏面のうちの裏面の側に配置されているが、シャッターカーテン1には、手操作部材10の配置位置と対応する箇所に図3で示された貫通孔12,18が形成されているため、手操作部材10をシャッターカーテン1の幅方向内側に移動操作することと、手掛け部材10でシャッターカーテン1を開閉移動操作することとを、シャッターカーテン1の表面の側からでも、裏面の側からでも行える。
本発明は、シャッターカーテンに設けられた係止部材が、シャッターカーテンの開閉移動を案内するガイド部材に設けられた被係止部材に係脱することにより、シャッターカーテンの施錠、開錠がなされる施錠装置を備えたシャッター装置に利用することができる。
本発明の一実施形態に係る施錠装置を備えたシャッター装置の正面図であって、シャッターカーテンが全閉となっているときの図である。 図1で示されているシャッターカーテンを形成している多数のスラットのうち、手操作部材である手掛け部材が設けられているスラットの一部拡大正面図である。 図2のS3−S3線断面図である。 図2の裏面図である。 図4で示されたロック装置のロック部材と手掛け部材との関係を示す図4の要部拡大図である。 図5のS6−S6線断面図である。 図5のS7−S7線断面図である。 図5のS8−S8線断面図である。 図5のS9−S9線断面図である。 ロック装置に一対設けられているロック部材がロック装置の本体側へ後退しているときを示す図である。 ロック装置のロック部材がロック装置の本体側から手掛け部材側へ前進したときを示す図である。 ロック装置をシャッターカーテンの表面側から見た図である。 ロック装置の断面図である。 図4で示されているスライド部材や係止部材の部分を示すシャッターカーテンの一部拡大図である。 図14のS15−S15線断面図である。 図14で示されている連結部材やスライド部材、ローラがシャッターカーテンの幅方向内側へ移動したときを示す図14と同様の図である。 施錠装置を構成する係止部材と被係止部材との関係を示すシャッターカーテンの側面図である。 図14及び図15で示されている係止部材の戻しばねを示す正面図である。 戻しばねの側面図である。
符号の説明
1 シャッターカーテン
4 ガイド部材であるガイドレール
9,9A シャッターカーテンを形成するスラット
10 手操作部材である手掛け部材
11 ロック装置
12 貫通孔である孔部
20 施錠装置
21 係止部材
22 被係止部材
23 回動中心軸
26 ロック部材
57 戻しばね
60 逃げ回動阻止部材であるローラ
70 ロック機構

Claims (9)

  1. シャッターカーテンに配置された係止部材と、前記シャッターカーテンの開閉移動を案内するガイド部材の内部に配置され、前記係止部材が係脱することにより前記シャッターカーテンを施錠、開錠するための被係止部材と、前記シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動時に前記被係止部材からの前記係止部材の離脱を阻止し、前記被係止部材に対する前記係止部材の係止による施錠を維持させて前記シャッターカーテンをロック状態とするためのロック機構とを有するシャッター装置の施錠装置において、前記シャッターカーテンが開き側から閉じ側へ移動したときに前記被係止部材に当接する前記係止部材は、前記ロック機構から離れる方向に運動して前記被係止部材に対し離脱可能となっていることを特徴とするシャッター装置の施錠装置。
  2. 請求項1に記載のシャッター装置の施錠装置において、前記係止部材は前記シャッターカーテンに回動中心軸を中心に回動自在に配置され、前記ロック機構は、前記シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動時に前記被係止部材に当接する前記係止部材が、前記シャッターカーテンの開き移動に伴って前記回動中心軸を中心に前記被係止部材から逃げる方向へ回動するのを阻止するための逃げ回動阻止部材を備えており、前記シャッターカーテンの開き側から閉じ側への移動時に前記被係止部材に当接した前記係止部材が前記回動中心軸を中心に回動する方向は、前記逃げ回動阻止部材から前記係止部材が離れる方向になっていることを特徴とするシャッター装置の施錠装置。
  3. 請求項2に記載のシャッター装置の施錠装置において、前記逃げ回動阻止部材は前記係止部材に対して進退自在となっており、前記係止部材の側へ前進している前記逃げ回動阻止部材への前記係止部材の当接により、この係止部材が前記被係止部材から逃げる方向へ回動することが阻止されることを特徴とするシャッター装置の施錠装置。
  4. 請求項3に記載のシャッター装置の施錠装置において、前記逃げ回動阻止部材と前記係止部材のうち、少なくとも一方は回転自在となった回転部材を含んで構成されていることを特徴とするシャッター装置の施錠装置。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載のシャッター装置の施錠装置において、前記係止部材には戻しばねのばね力が付与されており、この戻しばねは、前記シャッターカーテンの閉じ側から開き側への移動時に前記被係止部材に当接する前記係止部材の前記回動中心軸を中心とする回動と、この回動とは反対側への回動とにおいて、互いに反対側となった戻しばね力が蓄圧されるものになっているとともに、これらの回動の境界位置では戻しばね力が蓄圧されていない自然状態となっていることを特徴とするシャッター装置の施錠装置。
  6. 請求項3〜5のいずれかに記載のシャッター装置の施錠装置において、前記ロック機構は、前記逃げ回動阻止部材に対して進退するロック部材を備えたロック装置を含んで構成され、前記ロック部材の前記逃げ回動阻止部材の側への前進により、この逃げ回動阻止部材の前記係止部材からの後退が制限されることを特徴とするシャッター装置の施錠装置。
  7. 請求項3〜6のいずれかに記載のシャッター装置の施錠装置において、前記逃げ回動阻止部材は手操作される手操作部材に連結され、この手操作部材での手操作によって前記逃げ回動阻止部材は前記係止部材に対して進退自在となっていることを特徴するシャッター装置の施錠装置。
  8. 請求項7に記載のシャッター装置の施錠装置において、前記手操作部材は、前記シャッターカーテンを手操作で開閉操作するための部材にもなっていることを特徴とするシャッター装置の施錠装置。
  9. 請求項7又は8に記載のシャッター装置の施錠装置において、前記逃げ回動阻止部材及び前記手操作部材は前記シャッターカーテンの両面のうちの一方の面の側に配置されているとともに、前記シャッターカーテンには前記手操作部材の配置位置と対応する箇所に貫通孔が形成され、前記手操作部材は前記シャッターカーテンの両面の側から手操作可能となっていることを特徴とするシャッター装置の施錠装置。
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