JP4227053B2 - シャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スライドする開閉体により空間を仕切るようにしたシャッター装置に関し、詳しくは開閉体の裏部のスライド部材に対する操作により開閉体とガイドレール等の不動部位との係合状態を解除可能なシャッター装置に関するものである。
従来、この種の発明には、特許文献1に記載されたもののように、空間を仕切ったり開放したりする開閉体(シャッターカーテン5)と、該開閉体をその動作方向へ案内するガイドレール(7)と、該開閉体をガイドレールに係脱させるために該開閉体の裏部に沿ってスライドするスライド部材(杆部材20)と、該スライド部材をスライドさせるために回転操作されるシリンダ錠(11)とを備え、シリンダ錠(11)の鍵穴(12)もしくはサムターン(13)を回転操作することで、前記スライド部材(杆部材20)端部の係合片(41)をガイドレール(7)に係脱させるようにしたものがある。
この従来技術によれば、鍵穴(12)に差し込まれる鍵部材の回転操作もしくはサムターン(13)の回転操作により、シリンダ錠(11)が所定方向へ回転されると、その回転力がラック・ピニオン機構により左右のスライド部材(杆部材20,20)の直線運動に変換されて、各スライド部材(杆部材20)がガイドレール(7)側へスライドし、そのスライド方向の端部の係合片(41)がガイドレール(7)に係合し、開閉体(シャッターカーテン5)が開閉不能にロックされる。
また、前記鍵部材のもしくはサムターン(13)によりシリンダ錠(11)が前記所定方向と逆方向へ回転されると、前記と逆の動作により前記係合片(41)とガイドレール(7)との係合状態が解除されて、開閉体(シャッターカーテン5)が開閉可能になる。
しかしながら、上記従来技術によれば、上記係合片(41)がガイドレール(7)に係合している状態であっても、例えば悪意を有する第三者がドリル等を備えた穿孔工具によって開閉体(シャッターカーテン5)をその表部側から貫通し、ドリル等の先端でスライド部材(杆部材20)を開閉体厚さ方向へ強引に押した場合、押されたスライド部材(杆部材20)は、開閉体(シャッターカーテン5)から離れる開閉体厚さ方向へ撓み、該スライド部材(杆部材20)端部の係合片(41)とガイドレール(7)との係合が外されてしまうおそれがある。
特許第3082676号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、スライド部材が強引に撓まされる等して、開閉体と不動部位との係合状態が不正に解除されてしまうのを防ぐことができるシャッター装置を提供することにある。
上記課題を解決するために第一の手段は、閉鎖方向側部位をスライドさせて空間を仕切る開閉体と、該開閉体の裏部に沿ってスライドするスライド部材と、該開閉体と一体的に具備されるとともに不動部位に係合して該開閉体の開放動作を抑制する係脱片とを備え、前記スライド部材に対する操作により、前記係脱片の係合状態を解除可能にした開閉装置において、前記スライド部材は、前記開閉体から離れる開閉体厚さ方向への移動が抑制されるように、少なくともスライド方向の中途部位が前記開閉体と係合し合っていることを特徴とする。
ここで、前記手段に係わる開閉装置は、スライド動作により空間を仕切る開閉体を備え、該開閉体により空間を仕切るように構成された装置であればよく、この開閉装置には、開閉体が閉鎖動作のみを行うように用いられる態様(例えば災害時に閉鎖されるシャッター装置等)、開閉体が開放動作のみを行うように用いられる態様(例えば非常脱出の際に開放されるシャッター装置等),開閉体が開放動作と閉鎖動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
なお、前記開閉体は、空間を仕切るように略直線的及び/又は略曲線的にスライドするものであり、この開閉体には戸先側が略円運動をする所謂開き戸を含まない。
また、前記開閉体を収納するための構成は、特に限定されず、この構成の具体例としては、前記開閉体を巻取り軸に巻き取るようにした態様や、前記開閉体をその閉鎖方向側へ巻き取ることなく収納するようにした態様等が挙げられる。
また、上記開閉体の具体例としては、複数のスラットやパイプを開閉方向へ連設してなる態様や、パネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ単数もしくは複数設けてなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等とすることができる。
しかしながら、特に防犯性を向上する観点からは、前記シート状物やネット状物を用いない態様、すなわち、複数のスラットや、複数のパイプ、単数もしくは複数のパネルを用いた態様とするのが好ましく、更には、複数のスラットや、単数もしくは複数のパネルを用いた態様とするのが好ましい。
また、上記不動部位とは、スライドする上記開閉体と相対的に不動な部位であればよく、この不動部位は、好ましくは開閉体の幅方向の端部を囲み該開閉体をスライド方向へ案内するガイドレールとされるが、閉鎖状態の開閉体における幅方向や開閉方向の端部に近接する枠部材や、当該開閉装置が設置される構造物の躯体等とすることも可能である。
また、上記スライド部材とは、直接的または間接的に操作された際に、上記開閉体の裏部に沿ってスライドし、上記係脱片と上記不動部位との係合状態を解除する部材であればよい。
また、このスライド部材は、上記係脱片と上記不動部位との係合状態を少なくとも解除する部材であればよく、すなわち、上記係脱片と上記不動部位とを係合したり、その係合状態を解除したりする部材であってもよい。
なお、このスライド部材や上記係脱片、これらに対応して係合する部材等は、一つの上記開閉体や上記不動部位に対し、単数設けてもよいし、複数設けてもよい。特に、後者のように複数とした場合には、スライド部材に対する不正な操作を排除抑制し易く、防犯性を向上することができる。
また、上記係脱片とは、上記開閉体と一体的に具備されるとともに不動部位に係合して該開閉体の開放動作を抑制する部材であって、スライド部材に対する操作により係合状態が解除可能な部材であればよい。
この係脱片には、上記スライド部材と一体的に設けられ上記スライド部材と共にスライドするようにした態様や、上記スライド部材とは別体であって上記スライド部材のスライドに伴って解除方向へ動作するようにした態様、上記スライド部材とは別体であって上記スライド部材のスライド方向に応じて解除方向や係合方向へ動作するようにした態様等を含む。
また、この係脱片には、上記不動部材に対し噛み合うことで上記開閉体の開放動作を抑制するようにした態様と、上記開閉体を上記不動部材に対し摺接させることで上記開閉体の開放動作を抑制するようにした態様等を含むが、より抑制効果を向上するためには、前者の態様が好ましい。
また、「スライド部材は、前記開閉体から離れる開閉体厚さ方向への移動が抑制されるように、少なくともスライド方向の中途部位が前記開閉体と係合し合っている」という構成には、上記スライド部材を上記開閉体から離れる開閉体厚さ方向へ移動しようとした場合に、上記スライド部材が上記開閉体と噛み合うようにした態様や、上記スライド部材が上記開閉体に摺接して上記スライド部材の移動が抑制されるようにした態様を含み、特に、前者の態様の方が抑制効果を大きくすることができる。
そして、上記スライド部材と上記開閉体とが係合し合う箇所は、少なくともスライド方向の中途部位であれば、単数箇所であっても複数箇所であってもよいが、より抑制効果を向上するためには、上記スライド部材がそのスライド方向にわたって連続的に係合する態様とするのが好ましく、更には、上記スライド部材がそのスライド方向の略全長にわたって連続的に係合する態様とするのが好ましい。
また、第二の手段では、閉鎖方向側部位をスライドさせて空間を仕切る開閉体と、該開閉体の裏部に沿ってスライドするスライド部材と、該開閉体と一体的に具備されるとともに不動部位に係合して該開閉体の開放動作を抑制する係脱片とを備え、前記スライド部材に対する操作により、前記係脱片の係合状態を解除可能にした開閉装置において、前記開閉体の少なくとも一部は、複数のスラットを開閉方向へ連設してなり、前記スライド部材の開閉体開閉方向の幅は、前記スラットにおける開閉体開閉方向の長さから、スラット同士を接続する接続部を除いた長さと、略同等に設定されていることを特徴とする。
ここで、上記接続部とは、上記複数のスラットの内、隣接するスラット同士を接続する部位であり、この接続部の具体例としては、断面略カール状のカール部などが挙げられる。
また、「開閉体の少なくとも一部は、複数のスラットを開閉方向へ連設してなり」とは、開閉体の略全域をスラットとした態様や、開閉体の一部をスラットとするとともに他の一部を他の部材とした態様を含むことを意味する。
特に、上記開閉体をスラットとパイプとの組み合わせにより構成した場合、該開閉体の上部側を所定間隔置きに配置されるパイプとするとともに、下部側をスラットとするのが好ましい。この態様によれば、複数のパイプ間の隙間によって排煙、排気等の効果が期待できる。なお、この態様の場合、防犯性の観点より、上記スライド部材は、スラット側に設けるようにする。
また、第三の手段では、上記スライド部材は、前記開閉体から離れる開閉体厚さ方向への移動が抑制されるように、該スライド部材のスライド方向にわたって上記開閉体と係合し合っていることを特徴とする。
また、第四の手段では、上記スライド部材には、上記開閉体を開放方向へ操作可能にし且つ上記スライド部材をスライド操作可能にする手掛け部が一体的に設けられていることを特徴とする。
また、上記手掛け部とは、より具体的に説明すれば、上記開閉体を手動で開閉方向へ動作させることが可能であって、上記スライド部材をそのスライド方向へ手動で動作させることが可能な部材であればよい。
この手掛け部には、手先等が掛けられるように開閉体厚さ方向へ突出した態様と、手先等が掛けられるように開閉体厚さ方向へ没入した態様とを含むが、上記開閉体を巻き取るように構成した場合には、該開閉体の巻径が大きくなるのを防ぐために、後者の態様とするのが好ましい。
また、第五の手段では、上記スライド部材は、開閉体開放方向への移動が抑制されるように、上記開閉体に係合していることを特徴とする。
ここで、上記スライド部材は、少なくとも開閉体開放方向への移動を抑制するものであればよいが、好ましくは、開閉体開放方向と開閉体閉鎖方向との双方向への移動が抑制されるように、上記開閉体に係合している態様とする。
また、第六の手段では、上記スライド部材には、スライド方向へわたって開閉体厚さ方向へ突出するリブが設けられていることを特徴とする。
また、第七の手段では、上記開閉体を上記不動部位に係合させた状態で上記スライド部材をスライド不能にするロック機構を備え、前記ロック機構は、進退する当接片を前進位置でロック可能なように備え、上記スライド部材は、上記リブにおける前記ロック機構側の一端側を切欠するとともに、この切欠された端縁が前記当接片に当接されることでスライド不能となるように構成されていることを特徴とする。
また、第八の手段では、上記開閉体の表部には、上記開閉体を開放操作可能にし且つ上記スライド部材をスライド操作可能にする手掛け部が、上記スライド部材と一体的にスライドするように設けられていることを特徴とする。
なお、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する
上記手段は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の手段によれば、係脱片がガイドレール等の不動部位に係合すると、該開閉体の開閉動作が抑制される。
この状態で、例えば悪意を有する第三者がドリル等を備えた穿孔工具によって開閉体をその表部側から貫通し、ドリル等の先端でスライド部材を開閉体厚さ方向へ強引に押したとしても、押されたスライド部材は、開閉体と係合し合うため、開閉体から離れる開閉体厚さ方向への撓みが抑制される。
したがって、スライド部材が強引に撓まされる等して、係脱片が不動部位から離れる方向へ移動し、開閉体と不動部位との係合状態が不正に解除されてしまうのを防ぐことができる。
また、第二の手段によれば、スライド部材が開閉体開閉方向へ幅広な撓み難い構成であるため、スライド部材が強引に撓まされる等して、係脱片が不動部位から離れる方向へ移動し、開閉体と不動部位との係合状態が不正に解除されてしまうのを防ぐことができる。
特に、スライド部材は開閉体開閉方向へ撓み難いため、例えば、悪意を有する第三者がドリル等を備えた穿孔工具によって表部側から開閉体を貫通し、ドリル等の先端でスライド部材を開閉体開閉方向へ強引に撓ませようとしたとしても、幅広なスライド部材は容易に撓むことがなく、前記開閉体開閉方向の撓みに起因して係脱片が不動部材から離れる方向へ移動してしまうのを防ぐことができる。
更に、第三の手段によれば、スライド部材の開閉体厚さ方向への撓みが、該スライド部材のスライド方向にわたって抑制されるため、スライド部材に対する強引な撓ませ行為等により、開閉体と不動部位との係合状態が不正に解除されてしまうのを一層効果的に防ぐことができる。
更に、第四の手段によれば、開閉体と不動部位との係合が解除されている状態で、手掛け部を手等で開放方向へ移動すれば、開閉体を開放または閉鎖することができる。
また、同手掛け部を、手等でスライド部材をスライドさせれば、開閉体と不動部位との係合状態を解除することができる。
したがって、開閉体を手動で開放操作したり不動部位に係脱させたりする際の操作性を向上することができる。
更に、第五の手段によれば、スライド部材が開閉体開放方向へ撓んだりガタ付いたり等し難いため、スライド部材の手掛け部に対する操作により、開閉体を手動で開放させる際の操作性を、より向上することができる。
更に、第六の手段によれば、リブによって開閉体厚さ方向への撓みが抑制されるため、スライド部材が強引に撓まされる等して、開閉体と不動部位との係合状態が不正に解除されてしまうのをより効果的に防ぐことができる。
その上、同リブによって開閉体開閉方向への撓みも抑制されるため、スライド部材が開閉体開閉方向へ撓んだりガタ付いたり等し難く、スライド部材の手掛け部に対する操作により、開閉体を手動で開放させる際の操作性を、いっそう向上することができる。
更に、第七の手段によれば、開閉体が不動部位に係合した状態で、ロック機構の当接片を前進位置でロックすれば、スライド部材がスライド不能になり、開閉体の開閉動作もロックされる。その際、ロック機構の当接片がスライド部材のリブの切欠された端縁に当接するようにしているため、例えば同当接片をスライド部材の最端部等に当接させる場合と比較して、その当接状態を安定させることができ、ひいてはロック状態の信頼性を向上することができる。
更に、第八の手段によれば、開閉体の表部の手掛け部によって、開閉体を手動で開放操作できるのは勿論のこと、同手掛け部によって、開閉体の表側からスライド部材をスライドさせることもでき、操作性が良好である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態による一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、前記構築・構造物の内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として説明する。
この開閉装置1は、閉鎖方向側部位をスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体10と、該開閉体10をそのスライド方向へ案内するガイドレール20と、該開閉体10の裏部に沿ってスライドするスライド部材30と、開閉体10をガイドレール20に対し係脱させる係脱機構40と、開閉体10をガイドレール20に係合させた状態でロック状態にするロック機構50と、開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取り装置60とを備えている(図1参照)。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなる所謂スラットを複数備え、これらスラットを隣接するスラット間で回動するように開閉方向へ複数連接することで、巻取り装置60によって巻き取り及び繰り出し可能な開閉体本体10aを構成し、該開閉体本体10aの下端には、該開閉体10の当接対象部位p(地面や床面、枠部材等)に当接させるための座板部材10bを開閉体幅方向にわたって接続している。
そして、前記複数のスラット内、おおよそ膝の高さから腰の高さ程の位置に配置された一つのスラット11は、後述するスライド部材30や、係脱機構40、ロック機構50等を配設するための部材として用いられている。
このスラット11は、所定厚さの金属板を加工してなる断面略凹状を呈し(図2参照)、その上下端部には、他のスラットを回動可能に連結するカール状の接続部11a,11aが形成されている。
そして、同スラット11は、開閉体厚さ方向へ貫通された複数の貫通孔11cを備え、各貫通孔11cに、手掛け部12を遊嵌状に嵌合している。
更に、同スラット11は、その裏部に、上下の係合リブ11b,11bを突設しており、これら係合リブ11b,11bによって、スライド部材30が開閉体10から離れる開閉体厚さ方向(図2によれば左方向)へ移動しないようにする
なお、本実施の形態によれば、開閉体本体10aを構成する前記スラット11以外のスラットは、スチールやステンレス、アルミニウム等の金属製の板材の曲げ加工により形成されているが、前記スラット11及び後述するスライド部材30は、前記係合リブ11b,11bやリブ32,33等を引抜き成形等により効率よく生産できるように、アルミニウム合金によって形成されている。
スラット11の各貫通孔11cは、手掛け部12をスライド部材30と一体的に開閉体幅方向へスライドさせるように、手掛け部12の底部側外面の幅よりも開閉体幅方向へ大きく形成してある。
また、手掛け部12は、手先等を挿入可能な断面略凹状に形成され、その底部側が、スラット11の貫通孔11cを貫通して、スライド部材30に固定されている。
なお、これら貫通孔11c及び手掛け部12は、図示した好ましい一例によれば、開閉体10を手動で開閉操作したりスライド部材30を手動でスライド操作したりする際の操作性を良好にするために、左右のスラット11,11における開閉体幅方向の中央よりに、略肩幅程の間隔を置いて二つ設けられている。
また、上下の各係合リブ11bは、スラット11における一方の接続部11aの近傍に配設され、後述するスライド部材30を係合する。
そして、この係合リブ11bは、図示された好ましい態様によれば、スラット11の開閉体厚さ方向の撓みを抑制するように、開閉体幅方向にわたって設けられ、更に、スラット11の開閉体開閉方向の撓みをも抑制するように、その突端側を接続部11a側へ向ける断面略L字状に曲げ形成している。
したがって、図示例の係合リブ11bによれば、スラット11の開閉体厚さ方向及び開閉体閉鎖方向の撓みが抑制されて、スライド部材30のスライド動作をスムーズに維持することができる。
そして、上記構成のスラット11の裏部(図示例によれば凹状部位の内面)には、左右のスライド部材30,30及び係脱機構40,40、ロック機構50等が配設される。
各スライド部材30は、開閉体幅方向へわたる長尺状の部材であり、その開閉体開閉方向への撓みが抑制されるように、開閉体開閉方向の長さを、前記スラット11における開閉体開閉方向の長さから両接続部11a,11aを除いた長さと、略同等に設定している。
そして、このスライド部材30は、開閉体10から離れる開閉体厚さ方向への移動が抑制され、且つ開閉体開閉方向への移動も抑制されるように、少なくともスライド方向の中途部位を前記開閉体10に係合させている部材であり、本実施の形態の好ましい一例によれば、該スライド部材30の略全長にわたって開閉体10と係合している。
より詳細に説明すれば、このスライド部材30は、上記スラット11の上下の係合リブ11b,11bに係合させるための上下端側の係合部31,31を備える。
各係合部31は、図示した好ましい一例によれば、スラット11側へ突出するとともに該スライド部材30の略全長にわたって連続的に設けられることで、開閉体厚さ方向へ移動しないように係合リブ11bに係合するとともに、該スライド部材30の開閉体厚さ方向への撓みを抑制している。
なお、この係合部31は、開閉体幅方向に部分的に単数もしくは複数設けた態様とすることも可能である。
更に、各係合部31は、開閉体幅方向にわたる突端部をスラット11の係合リブ11bに係合させるように、開閉体開閉方向へ曲げ形成しており、この曲げ部分によって、開閉体開閉方向への撓みも抑制する。
そして、両係合部31,31は、これらの間に上記両係合リブ11b,11bを挟むようにして配置することで、スライド部材30の開閉体開閉方向への移動を抑制する。
また、スライド部材30における両係合部31,31には、開閉体厚さ方向へ突出するリブ32,33が形成されている。
一方(図1における左側のスライド部材30の上側)のリブ32は、スライド部材30のスライド方向の略全長にわたって連続的に設けられることで、スライド部材30の開閉体厚さ方向の撓みを抑制する。
そして、このリブ32におけるロック機構50側の一端側には、ロック機構50の当接片53(図5及び図6参照)に係合させるための切欠部32aが形成される。
また、他方(図1における左側のスライド部材30の下側)のリブ33は、スライド部材30のスライド方向の略全長にわたって連続的に設けられることで、スライド部材30の開閉体厚さ方向の撓みを抑制する。
このリブ33は、図示例によれば、前記リブ32のような切欠部32aを具備していないが、リブ32同様にして切欠部を設けることも可能である。
また、スライド部材30における前述したリブ32とリブ33との間には、開閉体10を開閉方向へ操作可能であって且つスライド部材30をスライド操作可能な手掛け部34が、スライド部材30と一体的に設けられている。
この手掛け部34は、上述した開閉体10表部側の手掛け部12と略同様に、手先等を挿入可能な断面略凹状に形成されて、スライド部材30に固定されている。
また、この手掛け部34は、開閉体10を手動で開閉操作したりスライド部材30を手動でスライド操作したりする際の操作性を良好にするために、左右のスラット11,11における開閉体幅方向の中央よりに、略肩幅程の間隔を置いて二つ設けられる。そして、各手掛け部34は、手掛け部12と干渉しないように、手掛け部12の位置に対しスライド方向へずれた位置に配設されている(図3参照)。
なお、上述した表部側の手掛け部12及びスライド部材30の各々は、挿入される手先等によって、スライド部材30に対し開閉体幅方向の力を加え易く、且つ開閉体10に対しは開閉体開閉方向への力を加え易い形状であれば上記態様に限定されるものでなく、例えば開閉体10から厚さ方向へ突出する形状とすることも可能であが、本実施の形態では、開閉体10が巻取り装置60により巻き取られた際の巻径を極力小さくするために、図示例のような断面略凹状に形成してある。
そして、上記各スライド部材30におけるガイドレール20側の端部には、係脱機構40が連結されている(図5及び図6参照)。
この係脱機構40は、スライド部材30がスライド操作された際に、開閉体10の幅方向の端部をガイドレール20に係脱するようにした構成であればよく、図7に示す好ましい一例によれば、回動する係脱片41をガイドレール20における開閉体厚さ方向の側面に係合させる態様としている。
より詳細に説明すれば、この係脱機構40は、回動することによりガイドレール20内の非係脱部42と係脱する係脱片41と、該係脱片41を回動自在に支持するとともにスライド部材30の端部に固定されたスライド片43と、スラット11の裏部に固定された基部材44と、スライド片43と基部材44とを引張り方向へ付勢する弾性部材45(例えばスプリングやゴム等)とを具備している。
そして、この係脱機構40は、弾性部材45の付勢力によりスライド片43をガイドレール20側へスライドさせ、そのスライドに伴って回動する係脱片41を非係脱部42に対し係合させる。
すなわち、上記構成の係脱機構40によれば、開閉体10が閉鎖されると、弾性部材45の付勢力により係合方向へ回動している係脱片41が、非係脱部42の上側の傾斜面42aを乗り越えて、非係脱部42の下側の凹部(図示せず)に噛み合うようにして係合し、開閉体10が、自動的に開放不能な状態となる(図5(a)及び図7(a)参照)。
そして、前記係合状態を解除するには、手掛け部34または手掛け部12に手先等を掛けて、各スライド部材30をガイドレール20から離れる開閉体幅方向へスライドさせれば、係脱片41が回動して非係脱部42から外れる。
更に、前記解除状態で、操作者が手掛け部34または手掛け部12に掛けた手先等を開閉体開放方向へ移動すれば、開閉体10が開放動作する。
なお、上記係脱機構40の構成は、係脱片41を、ガイドレール20の開口部縁20aよりも内側で、ガイドレール20内の開閉体厚さ方向の側面に係合させることで、開閉体10がガイドレール20から抜け出してしまうのを防ぐようにした好ましい態様となっている。
すなわち、係脱片41と非係脱部42が係合している状態で、例えば、開閉体10が風圧や強引な押圧行為等により撓んだ場合、該開閉体10の幅方向の端部はガイドレール20から抜け出そうとするが、係脱片41の内面がガイドレール20の開口部縁20aに当接するため、開閉体10の抜け出しを防ぐことができる。
次に、ロック機構50の構成について説明する。
ロック機構50は、外部側から差し込まれる鍵部材(図示せず)によって回転操作可能な錠前部51と、該錠前部51と一体的に回動可能なサムターン52と、錠前部51の回転により開閉体幅方向へスライドする二つのラック状の当接片53,53とを具備している。
そして、このロック機構50の錠前部51には、前記鍵部材または前記サムターン52の回転操作によって一体的に回動する歯車状部位51aを備えており、該歯車状部位51aは、ラック状の前記両当接片53,53に噛み合っている。
したがって、このロック機構50によれば、錠前部51が回転操作されると、各当接片53がガイドレール20に対し接近したり離間したりするように進退動作する。
このロック機構50の作用について、より詳細に述べれば、図6(a)及び(b)に示すように、鍵部材(図示せず)またはサムターン52の回転操作により、錠前部51の歯車状部位51aが所定方向へ回転されると、当接片53がガイドレール20側へ前進し、その前進位置で、該当接片53先端のクランク状部位53aが、リブ32における切欠部32aの端縁に当接する。この当接状態では、錠前部51は、歯車状部位51a側からの外力により回動しないロック状態となる。
したがって、スライド部材30は、係脱機構40における係脱片41を非係脱部42に係合させた状態で、ロック機構50側へスライド不能な状態となる(図6(b)の状態)。そのため、開閉体10も、開放方向へ移動不能なロック状態となる。
また、前記ロック状態を解除するには、外部から差し込まれる鍵部材(図示せず)による回転操作、または内部のサムターン52による回転操作により、錠前部51の歯車状部位51aを逆方向へ回転させれば、当接片53のクランク状部位53aがリブ32から離れる。すると、スライド部材30は、ロック機構50側へ移動可能な状態となる(図5(a)又は図6(a)の状態)。
また、各ガイドレール20は、本実施の形態の一例によれば、開閉体10を係脱させるための不動部位であり、例えばアルミ合金材料の引抜き成形または押し出し成形、鋼板や他の金属板の曲げ加工等の加工によって、開閉体10の幅方向の端部を囲む断面略コの字状に形成された部材である。
そして、このガイドレール20は、上記したように、開閉体10を挿入するための開口部縁20aを、係脱片41により当接可能な形状としている。
そして、このガイドレール20において、スラット11に対応する部位には、上述した非係脱部42が固定されている。
この非係脱部42は、係脱片41と係合可能な凹部(図示せず)を開閉体開閉方向にわたって複数備えることで、現場状況や当該開閉装置1の製造誤差等により、係脱片41の位置が多少開閉体開閉方向へずれている場合でも、該係脱片41が複数の前記凹部の内の何れかに係合するようにしている。
また、巻取り装置60は、開閉体10を送出したり収納したりする収納ケース61や、該収納ケース61内に回動自在に支持された巻取り軸62、該巻取り軸62を巻き取り方向へ付勢するスプリング(図示せず)等を具備してなり、手動で開閉操作される開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする。
なお、前記構成によれば、巻取り装置60を手動で開閉する態様としたが、開閉体10を電動で巻き取り及び/又は繰り出すようにした態様や、開閉体10を電動で巻き取るとともに該開閉体10自体の自重により閉鎖するようにした態様等とし、補助的な手動の開閉手段として上記構成を備えてもよい。
また、上記実施の形態によれば、開閉体10が閉鎖された際に、係脱片41がガイドレール20に係合して仮ロックされる自動ロック機構を構成しているが、開閉体10が閉鎖された際には仮ロックされることなく、スライド部材30のスライド操作により係脱片41をガイドレール20に係合させたり該係合状態を解除したりする態様としてもよい。
この態様は、例えば、上記開閉装置1において、当接片53とスライド部材30と係脱片41とを一体的に連結するとともに、係脱機構40の弾性部材45を省き、当接片53、スライド部材30、及び係脱片41が同時にスライドするように構成することで、実現可能である。
本発明に係わる開閉装置の一例を示す背面図。 同開閉装置の(II)-(II)線断面図。 同開閉装置の(III)-(III)線断面図。 同開閉装置の要部分解斜視図。 同開閉装置の要部背面図であって、(a)は開閉体をガイドレールに係合させた状態を示し、(b)は該係合状態を解除した状態を示す。 同開閉装置の要部背面図であって、(a)は開閉体をガイドレールに係合させた状態を示し、(b)は該係合状態をロックした状態を示す。 係脱機構を示す模式図であって、(a)は係脱片がガイドレールに係合した状態を示し、(b)は該係合状態を解除した状態を示す。
符号の説明
1:開閉装置
10:開閉体
20:ガイドレール(不動部位)
30:スライド部材
32,33:リブ
32a:切欠部
34:手掛け部
40:係脱機構
41:係脱片
50:ロック機構
53:当接片

Claims (6)

  1. 閉鎖方向側部位をスライドさせて空間を仕切る開閉体と、該開閉体の裏部に沿って開閉体幅方向へスライドするスライド部材と、該開閉体と一体的に具備されるとともに不動部位に係合して該開閉体の開放動作を抑制する係脱片とを備え、前記スライド部材に対するスライド操作により、前記係脱片の係合状態を解除可能にしたシャッター装置において、
    前記スライド部材は、前記開閉体から離れる開閉体厚さ方向への移動が抑制されるように、少なくともスライド方向の中途部位が前記開閉体と係合し合い、
    前記開閉体の裏部には、開閉体幅方向にわたって前記スライド部材と係合する係合リブが、開閉体開閉方向に間隔を置いて二つ突設され、
    開閉体開放方向側の前記係合リブは、その突端側を開閉体開放方向へ向けるように断面略L字状に形成され、開閉体閉鎖方向側の前記係合リブは、その突端側を開閉体閉鎖方向へ向けるように断面略L字状に形成され、
    前記スライド部材には、前記二つの係合リブを開閉体開閉方向の両側から挟むようにして、二つの係合部が開閉体幅方向にわたって設けられ、
    前記各係合部は、その突端部が、対応する前記係合リブに係合するように、開閉体開閉方向へ曲げ形成されていることを特徴とするシャッター装置。
  2. 前記開閉体の少なくとも一部は、複数のスラットを開閉方向へ連設してなり、
    前記スライド部材の開閉体開閉方向の幅は、前記スラットにおける開閉体開閉方向の長さから、スラット同士を接続する接続部を除いた長さと、略同等に設定されていることを特徴とする請求項1記載のシャッター装置。
  3. 上記スライド部材には、上記開閉体を開放方向へ操作可能にし且つ上記スライド部材をスライド操作可能にする手掛け部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のシャッター装置。
  4. 上記スライド部材には、スライド方向へわたって開閉体厚さ方向へ突出するリブが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載のシャッター装置。
  5. 上記開閉体を上記不動部位に係合させた状態で上記スライド部材をスライド不能にするロック機構を備え、
    前記ロック機構は、進退する当接片を前進位置でロック可能なように備え、
    上記スライド部材は、上記リブにおける前記ロック機構側の一端側を切欠するとともに、この切欠された端縁が前記当接片に当接されることでスライド不能となるように構成されていることを特徴とする請求項4記載のシャッター装置。
  6. 上記開閉体の表部には、上記開閉体を開放操作可能にし且つ上記スライド部材をスライド操作可能にする手掛け部が、上記スライド部材と一体的にスライドするように設けられていることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載のシャッター装置。
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