JP2000027507A - シャッター用施錠装置 - Google Patents
シャッター用施錠装置Info
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- JP2000027507A JP2000027507A JP10200605A JP20060598A JP2000027507A JP 2000027507 A JP2000027507 A JP 2000027507A JP 10200605 A JP10200605 A JP 10200605A JP 20060598 A JP20060598 A JP 20060598A JP 2000027507 A JP2000027507 A JP 2000027507A
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Abstract
且つ一連の操作で施錠解除、及びシャッターカーテンの
開放操作を行えるようにする。 【解決手段】 対向一対の各レール3に幅方向両側の縁
部を係合して移動するシャッターカーテン5に対し、そ
の構成部材である幅木7の長手方向(シャッターカーテ
ン5の幅方向)の端部からレール3に向けて突出するラ
ッチ部材35を進退自在に設ける。レール3には、ラッチ
部材35が係止する係止部37を設ける。幅木7側に枢支さ
れた揺動レバー43にラッチ部材35を連結し、揺動レバー
43の揺動でラッチ部材35を進退させるようにする。ラッ
チ部材35をレール3に向けて突出付勢するバネ部材51を
設ける。揺動レバー43をバネ部材51の付勢力に抗して揺
動させるスライド部材55を幅木7に沿って摺動自在に設
ける。ゆえに、スライド部材55の摺動操作で揺動レバー
43が従動し、ラッチ部材35における係止部37への係止が
解除される。
Description
部等、建物の開口部に設けられるシャッターの施錠装置
に関するものである。
ッターを備えるものがある。このシャッターは、開口部
を挟む対向一対のレールと、各レールに、幅方向両側の
縁部を係合して移動し、開口部を開閉するシャッターカ
ーテンとを有する。シャッターカーテンの移動方向の先
端部には、シャッターカーテンの幅方向に長尺の幅木が
連結されている。この幅木には、窓部を閉鎖した状態の
シャッターカーテンを施錠するシャッター用施錠装置が
設けられる。
ールに向けて突設するラッチ部材を有する。ラッチ部材
は、突出方向に摺動自在となっている。一方、レールの
開口部閉鎖側の端部には、ラッチ部材が係止する係止部
が設けられている。ラッチ部材は、バネ部材によって、
レール側に付勢されている。従って、シャッターカーテ
ンを、窓部の閉鎖位置まで移動させると、バネ部材によ
って付勢されたラッチ部材の先端がレールの係止部に係
合し、シャッターカーテンは閉鎖状態に施錠される。
木の長手方向に揺動し得る揺動レバーが枢支されてい
る。この揺動レバーにおける枢軸を間におく両端側に
は、上述のラッチ部材が連結されている。従って、ラッ
チ部材は、揺動レバーを揺動することにより、幅木の中
央側に引き寄せられることになる。これによって、シャ
ッターカーテンは、係止部に係合したラッチ部材の先端
が係止部から離反し、施錠が解除されるようになってい
る。
た従来のシャッター用施錠装置においては、揺動レバー
を幅木の長手方向の一部の所定位置に設けてある。この
ため、揺動レバーを操作するには、シャッターカーテン
の室内側に位置するサッシを揺動レバーが操作できる位
置まで開けなければならず、操作勝手が悪いという問題
があった。
その操作がシャッターカーテンを開放する方向とは異な
るため、係止解除操作の後に、そのまま揺動レバーを持
ってシャッターカーテンを開放することができず、揺動
レバーを操作した手を持ち替えてシャッターカーテンを
開放しなければならなかった。
に、シャッターカーテン幅方向の任意の位置で、しか
も、手を持ち替えることなく一連の操作で施錠解除、及
びシャッターカーテンの開放操作を行うことができるシ
ャッター用施錠装置を提供することを目的とする。
本発明による請求項1に記載のシャッター用施錠装置
は、開口部を挟む対向一対の各レールに、幅方向両側の
縁部を係合して移動自在とされ、前記開口部を開閉する
シャッターカーテンと、該シャッターカーテン側に設け
られ、その先端が前記シャッターカーテンの幅方向の端
部から前記レールに向けて突出するように進退自在とさ
れたラッチ部材と、前記レールに設けられ、前記ラッチ
部材の突出した先端が係止される係止部と、前記シャッ
ターカーテン側に設けられているとともに、前記ラッチ
部材に係り、突出状態とされた前記ラッチ部材の先端を
前記シャッターカーテンの幅方向の端部から後退させる
如く作動する係止解除手段と、前記シャッターカーテン
の幅方向に沿って形成され、前記シャッターカーテン側
に対して摺動自在に設けられて、その摺動によって前記
係止解除手段を作動させて前記ラッチ部材における係止
部への係止を解除するスライド部材と、を具備したこと
を特徴としている。
部材が摺動すると、係止解除手段が従動して、ラッチ部
材の係止が解除される。
の幅方向に沿って形成されているため、開口部の幅方向
の任意の位置でスライド部材を持って施錠装置の解錠が
行えるようになる。また、解錠後、スライド部材を持っ
たまま、シャッターカーテンを開放方向へ移動できるよ
うになる。
用施錠装置は、請求項1の記載において、前記ラッチ部
材は、シャッターカーテンの幅方向に摺動することによ
り進退自在とされ、前記係止解除手段は、前記シャッタ
ーカーテンの幅方向に揺動するように前記シャッターカ
ーテン側に枢支されて、前記ラッチ部材の基端を枢着す
る揺動レバーを有し、該揺動レバーは、前記ラッチ部材
の突出状態を維持する如く付勢する付勢手段によって所
定方向に揺動付勢され、前記スライド部材は、前記付勢
手段の付勢力に抗して前記揺動レバーを揺動操作するよ
うに摺動自在とされていることを特徴としている。
とで、揺動レバーが揺動される。そして、揺動レバーが
揺動することによって、揺動レバーに連結されたラッチ
部材がシャッターカーテンの幅方向の中央部に引き寄せ
られる。
用施錠装置は、請求項1の記載において、前記ラッチ部
材は、シャッターカーテンの幅方向の端部からの突出状
態を維持する如く付勢手段によって付勢され、前記係止
解除手段は、前記シャッターカーテン側に設けられた固
定支持部と、前記スライド部材側に設けられた移動支持
部と、前記ラッチ部材に連結されるとともに前記固定支
持部を介して前記移動支持部にかかるように張架された
可撓線体と、を備え、前記スライド部材の摺動で移動支
持部が移動されることにより、前記固定支持部を介して
前記可撓線体が引張されて、前記ラッチ部材を前記付勢
力に抗して後退移動させることを特徴としている。
と、スライド部材に設けた移動支持部が同方向に移動す
る。これにより、移動支持部に張架された可撓線体が、
スライド部材の摺動方向に引っ張られ、ラッチ部材がシ
ャッターカーテンの幅方向の中央部に引き寄せられる。
用施錠装置は、請求項1の記載において、前記ラッチ部
材は、前記シャッターカーテン側に回動自在に枢支され
て、その回動先端を前記シャッターカーテンの幅方向の
端部から前記レールに向けて突出するように進退自在と
されるとともに、前記係止部に係止される回動位置とな
るように支持され、前記係止解除手段は、前記ラッチ部
材の回動先端の回動方向をシャッターカーテンの開放方
向のみに規制する如く摺動自在とされた規制杆を有し、
前記規制杆には、前記シャッターカーテンの幅方向に沿
って設けられて、前記スライド部材の摺動動作を前記規
制杆の摺動動作として伝達する伝達機構が連結されてお
り、前記スライド部材の摺動により、前記ラッチ部材に
係る規制を解除させる如く前記規制杆を作動させること
を特徴としている。
と、規制杆が摺動し、ラッチ部材の回動を自由にして開
錠が行われる。また、スライド部材の摺動動作は、シャ
ッターカーテンの幅方向に沿って設けられた伝達機構を
介して規制杆に伝達されるので、シャッターカーテンの
幅方向の何処の箇所でスライド部材を操作しても規制杆
は作動する。
杆は、前記ラッチ部材の回動を規制する位置となる如く
付勢手段によって付勢されていることが好ましく。規制
杆等の復帰を確実とする。
施錠装置の第一実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明によるシャッター用施錠装置の第一
実施の形態を示す正面図(シャッターの屋内側)、図2
は図1におけるA−A断面図、図3は第一実施の形態に
おける幅木の側面図、図4は同幅木の端部の正面図、図
5は図2におけるB−B矢視図、図6は同幅木の端部の
正面側透視図、図7は第一実施の形態における係止解除
手段の側面図、図8は図7におけるC−C矢視図であ
る。
1を挟む対向一対のレール3を有している。一対のレー
ル3には、幅方向両側の縁部を係合し、開口部1を移動
するシャッターカーテン5が設けられている。シャッタ
ーカーテン5の移動方向の先端部には、シャッターカー
テン5の構成部材をなす如く、シャッターカーテン5の
幅方向に長尺の幅木7が設けられている。
と水平下部11とを、垂直壁部13で連結した略コ字形
の基本断面形状に形成されている。水平下部11の屋外
側には、断面L字状の水切部15が形成されている。水
平上部9の下面には、垂下壁17が形成されている。水
平下部11の上面には、レール壁19が突設されてい
る。水平上部9の先端には、断面略C字状の支持レール
部21が形成されている。さらに、水平上部9の上面に
は、シャッターカーテン5との連結部23が突設されて
いる。そして、垂下壁17とレール壁19とを以て、屋
内側に開放する凹状の収容部24を形成している。
に示すように、少なくとも垂下壁17とレール壁19と
が除去されている。また、図5に示すように、幅木7の
屋外側の端部には、戸当たり部材25が、ビス27によ
り螺着されている。このビス27は、図6に示すよう
に、垂直壁部13の屋内側の面でナット29に螺合して
いる。
31がビス33により取り付けられている。樹脂カバー
31は、垂直壁部13の屋内側の面、及びナット29を
覆っている。
長手方向(シャッターカーテン5の幅方向)の両端から
レール3に向けて突出する左右一対のラッチ部材35が
設けられている。ラッチ部材35は、収容部24内で、
突出方向に摺動自在となっている。
側の端部には、幅木7から突出したラッチ部材35の先
端が係止する係止部(係止穴)37が設けられている。
また、幅木7の中央部には、係止解除手段39が固設さ
れている。なお、図1中、幅木7より垂下している部材
は、幅木紐38である。
基板部41と、揺動レバー43とを有している。
木7の長手方向に直交する方向の回動軸45によって回
動自在となるように、その中央部が基板部41に枢支さ
れている。この揺動レバー43の上端は、水平に折り曲
げられた折曲部49をなしている。また、基板部41の
中央部の上縁には、凹状の切欠部47が形成されてお
り、折曲部49は、この切欠部47に挿入されている。
バー43の両端側には、左右のラッチ部材35の基端側
が枢着されている。また、各ラッチ部材35の基端側
と、基板部41側との間には、付勢手段としてのバネ部
材51が張架されている。バネ部材51は、ラッチ部材
35の先端を、幅木7の端部から突出させる方向に付勢
している。
5の基端部を介してバネ部材51によって引っ張られ、
図8の時計回り方向に付勢される。時計回りに付勢され
た揺動レバー43は、折曲部49を切欠部47に当接し
て、それ以上の回動が規制されている。
は、垂下壁17を除去した切欠部53が形成されてい
る。揺動レバー43の折曲部49は、この切欠部53か
ら屋内側へ突出されている。
幅木7の長手方向に沿うスライド部材55が設けられて
いる。スライド部材55は、少なくとも両端が、幅木7
の両端にある樹脂カバー31に覆われる長さとされてい
る。スライド部材55の下端には、凹溝57が形成され
ている。凹溝57は、幅木7のレール壁19の先端に係
合されている。また、スライド部材55の上部屋内側に
は、断面円形状のレール片59が長手方向に沿って突設
されている。このレール片59は、幅木7の支持レール
部21に係合されている。即ち、スライド部材55は、
凹溝57とレール片59を介して、幅木7の長手方向に
摺動自在となっている。
の折曲部49を覆っている。スライド部材55の中央部
は屋内側に段部56をなし、この段部56に対してリベ
ット61等の固定部材を介して係合板63(図1参照)
が固定されている。係合板63は、揺動レバー43の折
曲部49に当接されている。つまり、スライド部材55
は、図1の右方向に摺動することにより、係合板63が
折曲部49を押圧するようになっている。
65において、スライド部材55を、図1の右方向に摺
動すると、スライド部材55に設けた係合板63が、揺
動レバー43の折曲部49を右方向へ押圧する。これに
より、揺動レバー43は、バネ部材51の付勢力に抗し
て、図1の時計回りに回動されることになる。
ると、左右の係合板63は、幅木7の中央部に引き寄せ
られるように移動し、先端を係止部37から離脱させ
て、係止部37との係止を解除する。これによって、シ
ャッター用施錠装置65は、解錠されることとなる。
ー用施錠装置65によれば、幅木7の長手方向に沿って
スライド部材55を設け、スライド部材55の摺動によ
って、揺動レバー43を揺動させ、ラッチ部材35の先
端と係止部37との係止を解除するようにしたので、開
口部1の幅方向の任意の位置でスライド部材55を持っ
て施錠装置の解錠が行えるようになる。
まま、シャッターカーテン5を開放方向へ移動させるこ
とができる。これにより、解錠操作の後、手を持ち替え
ることなく、片手による一連の操作で、解錠及びシャッ
ターカーテン5の開放を行うことができる。
のスライド部材55の摺動方向は、幅木7の長手方向で
ある図1における右方向としているが、係止解除手段3
9の構成を左右反転して構成すれば、係止解除手段39
を作動させるためのスライド部材55の摺動方向を、幅
木7の長手方向である図1における左方向とすることが
可能となる。
央部に限らず、各ラッチ部材35の間に置いていれば、
上述の動作をなすことができる。
なくてもよく、幅木7の長手方向の少なくとも一方の端
部において突出し、その先端がレール3にある係止部3
7に係止する構成であればよい。
の第二実施の形態を説明する。図9は本発明によるシャ
ッター用施錠装置の第二実施の形態を示す斜視図(シャ
ッターの屋内側)、図10は第二実施の形態における要
部の断面図、図11は同要部の斜視図である。なお、図
1乃至図6に示した部材と同一の部材には同一の符号を
付し、重複する説明を省略する。
の構成部材をなす幅木67の屋内側には、幅木67の長
手方向(シャッターカーテン5の幅方向)に沿って、板
状のスライド部材69が設けられている。スライド部材
69の屋内側の面には、水平方向に突出した把手レール
71が形成されている。
73および水平下部75には、凹状レール77がそれぞ
れ形成されている。スライド部材69の上下縁には、断
面T字状の係止片79が形成されている。そして、スラ
イド部材69は、上下の係止片79を上下各凹状レール
77に係合して幅木67に取り付けられている。つま
り、スライド部材69は、幅木67の長手方向に摺動自
在となっている。
は、左右一対のラッチ部材83がそれぞれ設けられてい
る。ラッチ部材83は、幅木67の長手方向に摺動自在
となっている。ラッチ部材83には、摺動方向に長い長
穴85が穿設されている。長穴85には、幅木67から
突設した摺動規制ピン87が挿入されている。また、ラ
ッチ部材83と、幅木67との間には、付勢手段として
のバネ部材89が配置されている。このバネ部材89
は、ラッチ部材83を、幅木67の端部から突出する方
向に付勢している。
してのワイヤ91が配設されて各ラッチ部材83を連結
している。また、幅木67の略中央部には、ワイヤ91
が張架される係止解除手段93が設けられている。
る基板部95に設けられた一対の固定支持部(以下、固
定支持車という)97と、スライド部材69に設けられ
た移動支持部(以下、移動支持車という)99と、一対
の補助支持部(以下、補助支持車という)100とから
なる。各固定支持車97は、基板部95を介して幅木6
7に固定され、幅木67の長手方向に沿って並設されて
いる。一方、スライド部材69に設けられた移動支持車
99は、各固定支持車97とは並設されず、各固定支持
車97の上方あるいは下方(この実施の形態では上方)
に配置されている。
支持車97にかかるとともに、続いて移動支持車99に
張架されている。また、それぞれの補助支持車100
は、固定支持車97から移動支持車99にかかるワイヤ
91を適宜導くように屈曲させている。このように、ワ
イヤ91は、固定支持車97、移動支持車99および補
助支持車100に亘って張架されている。
手方向である図11中右方向(矢印a方向)に摺動され
ると、移動支持車99も同方向に移動される。これによ
り、移動支持車99に張架されたワイヤ91の中途部分
は、スライド部材69の摺動方向に引っ張られる。
置101では、幅木67が連結されたシャッターカーテ
ン5(図11中不図示)が閉鎖され、ラッチ部材83が
係止部(図11中不図示)に一致すると、バネ部材89
の付勢力により、ラッチ部材83の先端が幅木67の端
部から突出する。これにより、ラッチ部材83が係止部
と係合し、シャッターカーテン5が施錠される。
手方向である図9の右方へ摺動すると、移動支持車99
が同方向へ移動する。従って、一対の固定支持車97の
間のワイヤ91の中途部分は、移動支持車99の移動方
向(図11中矢印a方向)へ引っ張られる。そして、ワ
イヤー91の両端部は、一対の固定支持車97を介して
中央へ引き寄せられる。これにより、ワイヤ91の両端
部にある左右のラッチ部材83は、ワイヤ91を介して
幅木67の中央に引き寄せられて、係止部との係止が解
除されることになる。
ー用施錠装置101によれば、上述した第一実施の形態
におけるシャッター用施錠装置65と同様に、シャッタ
ーカーテン5の間口方向の任意の位置で施錠を解除する
ことができる。
まま、シャッターカーテン5を開放方向へ移動させるこ
とができる。これにより、解錠操作の後、手を持ち替え
ることなく、片手による一連の操作で、解錠及びシャッ
ターカーテン5の開放を行うことができる。
材83を連結するので、長尺のラッチ部材を使用せずに
装置を構成することができ、施錠装置を軽量にすること
ができる。
中央部に限らず、各ラッチ部材83の間に配されていれ
ば、上述の動作をなすことができる。
のスライド部材69の摺動方向は、幅木67の長手方向
である図9あるいは図11における右方向としている
が、係止解除手段93の構成を左右反転して構成すれ
ば、係止解除手段93を作動させるためのスライド部材
69の摺動方向を、幅木67の長手方向である図9ある
いは図11における左方向とすることが可能となる。
なくてもよく、幅木67の長手方向の少なくとも一方の
端部において突出し、その先端がレール3にある係止部
37に係止する構成であればよい。この場合、ラッチ部
材83に連結しないワイヤ91の端部は、幅木67側に
固定されている。
91の中途部分が各固定支持車97を介して移動支持車
99に適宜かかり、そのワイヤ91がスライド部材69
の摺動による移動支持車99の移動を以て適宜引張され
る構成であれば、少なくとも一方、あるいは双方がなく
てもよい。
しているが、この限りでなく、単一で構成されていても
よい。この場合ワイヤ91は、単一の固定支持車97を
介して補助支持車100や移動支持車99にかかるよう
に構成されていればよい。
および補助支持車100は、図示の如く滑車として構成
されているが、その構成に限定はなく、ワイヤ91を支
持し、且つワイヤ91による引張を阻害しなければ、例
えばピン状に形成されていいてもよい。
の第三実施の形態を説明する。図12は本発明によるシ
ャッター用施錠装置の第三実施の形態の要部を示す断面
図、図13は同要部の斜視図である。なお、図1乃至図
11に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、
重複する説明は省略する。
5の構成部材をなす幅木111の水平上部113および
水平下部115には、凹状レール117がそれぞれ形成
されている。スライド部材119の上下縁には、断面T
字状の係止片79を形成されている。そして、スライド
部材119は、上下の係止片79を上下各凹状レール1
17に係合して幅木111に取り付けられている。ま
た、凹状レール117は、上下方向に余裕をなす間隙1
21を有している。つまり、スライド部材119は、図
12の上下方向に摺動自在になっている。
除手段123を設けられている。
は、基板部95に設けられた一対の固定支持部(固定支
持車)97と、スライド部材119に設けられた移動支
持部(移動支持車)99とからなる。固定支持車97
は、基板部95を介して幅木111に固定され、幅木1
11の長手方向に沿って並設されている。一方、スライ
ド部材119に固定された移動支持車99は、固定支持
車97の間となる位置に配置されている。
支持車97にかかるとともに、続いて移動支持車99に
張架されている。このように、ワイヤ91は、固定支持
車97および移動支持車99に亘って張架されている。
カーテン5の開閉方向である図13中上方向(矢印b方
向)に摺動されると、移動支持車99も同方向に移動さ
れる。これにより、ワイヤ91の中途部分は、スライド
部材119の摺動方向に引っ張られる。
置125では、幅木111が連結されたシャッターカー
テン5(図13中不図示)が閉鎖され、ラッチ部材83
が係止部(図13中不図示)に一致すると、バネ部材8
9の付勢力により、ラッチ部材83の先端が幅木111
の端部から突出する。これにより、ラッチ部材83が係
止部と係合し、シャッターカーテン5が施錠される。
カーテン5の開閉方向である上方へ摺動すると、移動支
持車99が固定支持車97の間を上方向へ移動する。従
って、一対の固定支持車97の間のワイヤ91の中途部
分は、一対の固定支持車97の支持側から反対側へ屈曲
して引っ張られる。そして、ワイヤー91の両端部は、
一対の固定支持車97を介して中央へ引き寄せられる。
これにより、ワイヤ91の両端部にある左右のラッチ部
材83は、ワイヤ91を介して幅木111の中央に引き
寄せられて、係止部との係止が解除されることになる。
は、係止解除手段123を、少なくとも幅木111の長
手方向両端の二箇所以上に設けることで、スライド部材
119の両端部、或いは中央部の任意の場所で上方向へ
の摺動が良好に行える。
ー用施錠装置125によれば、上述した第一および第二
実施の形態におけるシャッター用施錠装置65、101
と同様に、シャッターカーテン5の間口方向の任意の位
置で施錠を解除することができる。
ン5の開放操作方向とを同一方向(この例では上方向)
としたので、解錠操作の後、片手による一連の操作で、
解錠及びシャッターカーテン5の開放を更にスムーズに
行うことができる。
材83を連結するので、長尺のラッチ部材を使用せずに
装置を構成することができ、施錠装置を軽量にすること
ができる。
めのスライド部材119の摺動方向は、シャッターカー
テン5の開放操作方向である図13における上方向とし
ているが、係止解除手段123の構成を上下反転して構
成すれば、係止解除手段123を作動させるためのスラ
イド部材119の摺動方向を、シャッターカーテン5の
閉鎖操作方向である図13における下方向とすることが
可能となる。
なくてもよく、幅木111の長手方向の少なくとも一方
の端部において突出し、その先端がレール3にある係止
部37に係止する構成であればよい。この場合、ラッチ
部材83に連結しないワイヤ91の端部は、幅木111
側に固定されている。
しているが、この限りでなく、単一で構成されていても
よい。この場合、ワイヤ91は、単一の固定支持車97
を介して移動支持車99にかかるように構成されていれ
ばよい。
9は、図示の如く滑車として構成されているが、その構
成に限定はなく、ワイヤ91を支持し、且つワイヤ91
による引張を阻害しなければ、例えばピン状に形成され
ていてもよい。
の第四実施の形態を説明する。図14(a)は本発明に
よるシャッター用施錠装置の第四実施の形態を示す正面
外観図(シャッターの屋内側)、図14(b)は図14
(a)における内部機構(施錠装置)を臨む正面図、図
15(a)は図14(a)におけるD−D断面図、図1
5(b)は図15(a)における動作図、図16(a)
〜(c)は動作を示す要部拡大図である。なお、図1乃
至図13に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。
5の構成部材をなす幅木131は、の水平上部133と
水平下部135とを、垂直壁部137で連結した略コ字
形の基本断面形状に形成されている。水平上部133の
下面には、平行して垂下する一対の垂下壁139,13
9が形成され、これら各垂下壁139と水平上部133
とで、下向きに開放する収納レール部141をなしてい
る。
(シャッターカーテン5の幅方向)の両端部であって、
水平上部133と水平下部135と垂直壁部137とで
囲まれた収容部24には、図14(b)に示すように、
幅木131の長手方向の両端からレール3に向けて突出
する左右一対のラッチ部材143が設けられている。ラ
ッチ部材143は、収容部24内で回動自在に枢支さ
れ、その回動によって幅木131の端部からくちばし形
状の回動先端143aを進退するように構成されてい
る。
チ部材143と近接して係止解除手段145が設けられ
ている。係止解除手段145は、図14(b)に示すよ
うに、幅木131の収容部24に固設された基板部14
7を介して幅木131側に配設される規制杆149を有
している。なお、上述のラッチ部材143は、規制杆1
49と共に基板部147に枢支されている。
部147に対して幅木131の長手方向に摺動自在に配
されている。この規制杆149の一端部149aは、ラ
ッチ部材143に係るように延出され、ラッチ部材14
3の回動を規制している。
143aと略回動対称位置に、当接片151が突設され
ていて、この当接片151と規制杆149の一端部14
9aが当接することにより、ラッチ部材143の回動先
端143aが上方への回動のみに規制される。この際、
ラッチ部材143のくちばし形状の回動先端143aの
上面が略水平とされる。また、規制杆149が幅木13
1の長手方向の中央寄りに摺動すると、規制杆149の
一端部149aとラッチ部材143の当接片151との
関わりがなくなり、ラッチ部材143の回動が自由とな
る。(図16(c)参照)
43bが延出形成されている。このフック部143b
は、基板部147側に対してバネ部材144を介して支
持された移動フック部146に係るように構成されてい
る。そして、上述の如く規制杆149が摺動してラッチ
部材143の回動が自由となり、回動先端143aが下
方へ回動した際、フック部143bと移動フック部14
6が係合する。これによりラッチ部材143は、バネ部
材144の弾性力によって、規制杆149に規制されて
いた位置に復帰される。(図16(c)参照)
ように、幅木131の屋内側には、幅木131の長手方
向に沿うスライド部材153が設けられている。スライ
ド部材153は、板状の折曲によって、断面略ロ字状の
手掛け部153aと、幅木131の垂直壁部137に平
行となる作動部153bとを有している。そして、手掛
け部153aを幅木131における収納レール部141
に収納し、作動部153bを以て幅木131の屋内側開
放部分を覆う如く配され、上下方向(シャッターカーテ
ン5の開閉方向)に移動自在とされている。
49と連結されている。図14(b)に示すように、ス
ライド部材153の作動部153bには、支持ピン15
5が取り付けられている。この支持ピン155は、基板
部147に設けられた上下方向(スライド部材153の
移動方向)に長手のスリット穴157に支持されてい
る。さらに、支持ピン155には、アーム部材159の
一端が枢支されている。一方、規制杆149には、アー
ム部材159の他端が枢支されている。
動させることにより、支持ピン155がスリット穴15
7に沿って上方に移動し、これに伴い、アーム部材15
9を介して規制杆149が幅木131の長手方向の中央
寄りに摺動する。このように、スライド部材153と規
制杆149とは、リンク機構を介して連結されている。
161において、シャッターカーテン5を閉鎖した場
合、幅木131はレール3に沿って下降する。そして、
図16(a)に示すように、レール3にある係止部37
にラッチ部材143の回動先端143aの下面が当接す
ることによって、ラッチ部材143が回動して幅木13
1側に後退し、係止部37を乗り越える。
(b)に示すように、自重によって規制杆149に規制
される位置に復帰する。このような状態では、ラッチ部
材143の回動先端143aが係止部37の下側に入
り、シャッターカーテン5が上方に移動できなくなっ
て、シャッターが施錠される。
イド部材153を、上方に摺動すると、上述したよう
に、規制杆149が幅木131の長手方向の中央寄りに
移動し、ラッチ部材143の回動が自由となる。そし
て、図16(c)に示すように、幅木131の上昇に伴
い、ラッチ部材143が係止部37を乗り越え、シャッ
ターカーテン5を開放が可能となる(施錠装置161の
開錠が完了する。) この際、ラッチ部材143は、バネ部材144の弾性力
によって規制杆149に規制される位置に復帰する。ま
た、スライド部材153は自重で降下し、規制杆149
を元の位置に摺動させる。
に構成された施錠装置161は、互いに伝達機構171
を介して連動するように構成されている。伝達機構17
1は、図14(b)に示すように、幅木131の長手方
向の略中央部分に配設されている。この伝達機構171
は、中央部が幅木131側に枢支された回動レバー17
3を有している。回動レバー173の両端部には、それ
ぞれ補助ロッド175,175が枢着されている。これ
ら補助ロッド175は、回動レバー173を介し、互い
に離れる方向に付勢手段としてのバネ部材177によっ
て付勢されている。そして、各補助ロッド175と、施
錠装置161の規制杆149とは、連結ロッド179を
介して連結されている。
向の各端部近傍にある一方の規制杆149がスライド部
材153の摺動によって作動すると、連動して他方の規
制杆149も作動されることとなる。また、スライド部
材153の作動を止めた際には、伝達機構171のバネ
部材177の付勢力を介して規制杆149を元の規制位
置に戻す。
ー用施錠装置161によれば、幅木131の長手方向に
沿ってシャッターカーテン5の開放方向に摺動するスラ
イド部材153を設け、このスライド部材153の摺動
によって、幅木131の長手方向の両端部にある回動自
在なラッチ部材143を共に自由にして、係止部37と
の係止を解除するようにしたので、開口部1の幅方向の
任意の位置でスライド部材55を持って施錠装置の解錠
が行えるようになる。
ン5の開放操作方向とを同一方向(この例では上方向)
としたので、解錠操作の後、片手による一連の操作で、
解錠及びシャッターカーテン5の開放を更にスムーズに
行うことができる。
めのスライド部材153の摺動方向は、シャッターカー
テン5の開放操作方向である図14(a)における上方
向としているが、係止解除手段161の構成を上下反転
して構成すれば、係止解除手段145を作動させるため
のスライド部材153の摺動方向を、シャッターカーテ
ン5の閉鎖操作方向である図14(a)における下方向
とすることが可能となる。
部材153の構成に関し、規制杆149の長さを長く構
成し、スライド部材153とのリンク結合を幅木131
の中央部寄りに寄せることにより、スライド部材153
の長さを幅木131の中央寄りに短尺に構成することが
できる。この場合、例えばシャッターの屋内側に左右引
き違いの窓障子がある構成で、左右何れかの障子を開け
ても、どちらからもスライド部材153の操作ができる
長さとなるように構成されていることが好ましい。この
ように、シャッターカーテン5の幅方向の何れからの操
作が可能であり、且つ手操作を行うスライド部材153
の長さをシャッターカーテン5の幅方向に対して短尺と
することで、コストを低減することが可能となる。
でなくてもよく、幅木131の長手方向の少なくとも一
方の端部において突出し、その先端がレール3にある係
止部37に係止する構成であればよい。この場合、幅木
131の長手方向の範囲において何れの箇所でも施錠操
作を行えるようにするために、他方の端部近傍では、規
制杆149、および規制杆149とスライド部材153
とを連結するリンク機構を配しておき、他方の端部側で
のスライド部材153の摺動動作を、伝達機構171を
介して一方の端部にある規制杆149の摺動動作として
伝えるように構成される。
ッター用施錠装置(65、101、125、161)
が、シャッターカーテン5の移動方向の先端部にある幅
木(7、67、111、131)に配した例を説明した
が、この限りでなく、例えば、上述した施錠装置(6
5、101、125、161)をシャッターカーテン5
の中途部分を構成する構成部材に配してもよい。この場
合、シャッターカーテン5の移動方向の先端方向寄りの
中途部分、例えば巻取式収納シャッターでは、シャッタ
ーカーテン5を巻き取った際の巻き取り径が大きくなら
ない部分(外周部分)等の収納上支障をきたさない位置
がより好ましい。
シャッターカーテン5は、例えば上記幅木(7、67、
111、131)を含み、短冊板状あるいはパネル状の
スラット材が複数連結されたもの、または、単一のパネ
ル材等で構成されていてもよく、本実施の形態における
施錠装置(65、101、125、161)は、前記シ
ャッターカーテン5の構成部材である幅木(7、67、
111、131)、スラット材あるいはパネル材等に設
けられていればよい。
て、スライド部材(55、69、119、153)は、
係止解除手段(39、93、123、145)およびラ
ッチ部材(35、83、、143)が配されたと同じ構
成部材(幅木)に配されていると説明したが、この限り
でなく、例えば、スライド部材(55、69、119、
153)による動作を係止解除手段(39、93、12
3、145)に対してワイヤや連結板等によって遠隔で
伝達するようにすれば、スライド部材(55、69、1
19、153)を別の構成部材に配することができる。
置(65、101、125、161)は、シャッターカ
ーテン5に対して複数の構成部材に設けてもよい。
ッター用施錠装置(65、101、125、161)を
備えたシャッターを上下方向に開閉する構成として説明
したが、左右方向、水平方向、傾斜方向に開閉する構成
であってもよい。
巻取式、スライド送込み式、折畳み式等、何れの収納様
式であってもよい。
ター用施錠装置は、シャッターカーテンの幅方向に沿っ
てスライド部材を設け、スライド部材の摺動によって、
係止解除手段を従動させてラッチ部材の係止を解除させ
るようにした。このため、開口部の幅方向の任意の位置
でスライド部材を持って施錠装置の解錠が行えるように
なる。また、解錠後、スライド部材を持ったまま、シャ
ッターカーテンを開放方向へ移動させることができる。
これにより、解錠操作の後、手を持ち替えることなく、
片手による一連の操作で、解錠及びシャッターカーテン
の開放を行うことができるようになる。
材をシャッターカーテンの幅方向の中央部に引き寄せる
ようにし、この揺動レバーを上記スライド部材による摺
動によって動作するように構成すれば、上記効果を適宜
得ることができる。また、従来のシャッター用施錠装置
での係止解除手段が揺動レバーの揺動によって施錠する
構成であった場合、この構成にスライド部材を追加する
だけで、容易に本発明のシャッター用施錠装置を得るこ
とができる。
体を連結し、この可撓線体を上記スライド部材の摺動に
よって引いて、ラッチ部材をシャッターカーテンの幅方
向の中央部に引き寄せるように構成しても、上記効果を
適宜得ることができる。また、可撓線体の採用により、
長尺のラッチ部材を使用せずに、施錠装置を軽量化する
ことができる。
シャッターカーテンの開閉方向の摺動によって引くよう
にすれば、上記効果を適宜得ることに加え、特に解錠操
作方向と、シャッターカーテンの開放操作方向とを同一
方向にできるので、解錠、開放をスムーズに行うことが
できる。
に枢支して、その回動先端をシャッターカーテンの幅方
向の端部から突出するようにし、このラッチ部材の回動
を規制するように摺動自在な規制杆を有し、該規制杆
を、シャッターカーテンの幅方向に沿う伝達機構を介し
たスライド部材の摺動動作によって作動するように構成
すれば、シャッターカーテンの幅方向の何処の箇所でス
ライド部材を操作しても規制杆を作動させ、適宜開錠操
作を行うことができる。
規制する位置となるように付勢する付勢手段を設けれ
ば、規制杆等の復帰を確実とすることができる。
の形態を示す正面図(シャッターの屋内側)。
図。
の形態を示す斜視図(シャッターの屋内側)。
施の形態の要部を示す断面図。
第四実施の形態を示す正面外観図(シャッターの屋内
側)。 (b)図14(a)における内部機構(施錠装置)を臨
む正面図。
7,67,111,131…幅木(シャッターカーテン
の構成部材)、35,83,143…ラッチ部材、37
…係止部、39,93,123,145…係止解除手
段、43…揺動レバー、51,89,177…バネ部材
(付勢手段)、55,69,119,153…スライド
部材、65,101,125,161…シャッター用施
錠装置、91…ワイヤ(可撓線体)、97…固定支持車
(固定支持部)、99…移動支持車(移動支持部)、1
49…規制杆、171…伝達機構。
Claims (5)
- 【請求項1】 開口部を挟む対向一対の各レールに、幅
方向両側の縁部を係合して移動自在とされ、前記開口部
を開閉するシャッターカーテンと、 該シャッターカーテン側に設けられ、その先端が前記シ
ャッターカーテンの幅方向の端部から前記レールに向け
て突出するように進退自在とされたラッチ部材と、 前記レールに設けられ、前記ラッチ部材の突出した先端
が係止される係止部と、 前記シャッターカーテン側に設けられているとともに、
前記ラッチ部材に係り、突出状態とされた前記ラッチ部
材の先端を前記シャッターカーテンの幅方向の端部から
後退させる如く作動する係止解除手段と、 前記シャッターカーテンの幅方向に沿って形成され、前
記シャッターカーテン側に対して摺動自在に設けられ
て、その摺動によって前記係止解除手段を作動させて前
記ラッチ部材における係止部への係止を解除するスライ
ド部材と、 を具備したことを特徴とするシャッター用施錠装置。 - 【請求項2】 前記ラッチ部材は、シャッターカーテン
の幅方向に摺動することにより進退自在とされ、 前記係止解除手段は、前記シャッターカーテンの幅方向
に揺動するように前記シャッターカーテン側に枢支され
て、前記ラッチ部材の基端を枢着する揺動レバーを有
し、 該揺動レバーは、前記ラッチ部材の突出状態を維持する
如く付勢する付勢手段によって所定方向に揺動付勢さ
れ、 前記スライド部材は、前記付勢手段の付勢力に抗して前
記揺動レバーを揺動操作するように摺動自在とされてい
ることを特徴とする請求項1に記載のシャッター用施錠
装置。 - 【請求項3】 前記ラッチ部材は、シャッターカーテン
の幅方向の端部からの突出状態を維持する如く付勢手段
によって付勢され、 前記係止解除手段は、前記シャッターカーテン側に設け
られた固定支持部と、前記スライド部材側に設けられた
移動支持部と、前記ラッチ部材に連結されるとともに前
記固定支持部を介して前記移動支持部にかかるように張
架された可撓線体と、 を備え、前記スライド部材の摺動で移動支持部が移動さ
れることにより、前記固定支持部を介して前記可撓線体
が引張されて、前記ラッチ部材を前記付勢力に抗して後
退移動させることを特徴とする請求項1に記載のシャッ
ター用施錠装置。 - 【請求項4】 前記ラッチ部材は、前記シャッターカー
テン側に回動自在に枢支されて、その回動先端を前記シ
ャッターカーテンの幅方向の端部から前記レールに向け
て突出するように進退自在とされるとともに、前記係止
部に係止される回動位置となるように支持され、 前記係止解除手段は、前記ラッチ部材の回動先端の回動
方向をシャッターカーテンの開放方向のみに規制する如
く摺動自在とされた規制杆を有し、 前記規制杆には、前記シャッターカーテンの幅方向に沿
って設けられて、前記スライド部材の摺動動作を前記規
制杆の摺動動作として伝達する伝達機構が連結されてお
り、 前記スライド部材の摺動により、前記ラッチ部材に係る
規制を解除させる如く前記規制杆を作動させることを特
徴とする請求項1に記載のシャッター用施錠装置。 - 【請求項5】 前記規制杆は、前記ラッチ部材の回動を
規制する位置となる如く付勢手段によって付勢されてい
ることを特徴とする請求項4に記載のシャッター用施錠
装置。
Priority Applications (1)
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