JP2002227571A - シャッター用施錠装置 - Google Patents

シャッター用施錠装置

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JP2002227571A
JP2002227571A JP2001029004A JP2001029004A JP2002227571A JP 2002227571 A JP2002227571 A JP 2002227571A JP 2001029004 A JP2001029004 A JP 2001029004A JP 2001029004 A JP2001029004 A JP 2001029004A JP 2002227571 A JP2002227571 A JP 2002227571A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッター幅内のいずれの場所からでも解錠操
作を行うことができるようにするとともに、手を持ち替
えることなく解錠からシャッター開放までを一連操作に
より行えるようにする。 【解決手段】シャッター最下端の巾木2両端部にそれぞ
れ、シャッター側枠4に固定された錠掛り5に対する係
合または係合解除により施・解錠を成し、上方向への移
動操作により解錠を行い得る中継レバー12bを前記巾
木2の室内面側に延在させたシャッター施錠装置本体
3、3を配設するとともに、前記巾木2の室内面側に、
巾木2の長手方向に沿う長尺の部材であって、上縁部を
回転中心として揺動自在とされ、両端部にそれぞれ前記
中継レバー12bの下面側に係合する係合ピン22を備
えた解錠兼用開閉操作レバー6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風雨除けや防犯な
どのために住宅用サッシなど屋外面に取り付けられるシ
ャッターの施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅用サッシなどには、風雨除けや防犯
などのためにシャッターが取り付けられている。前記シ
ャッターは、窓の上部位置に窓枠と一体的に、または別
体でシャッターボックスを設けると共に、この内部に巻
き回転方向に付勢された収納用ドラムを配設し、スラッ
トと呼ばれる横方向に長尺のシャッター板を縦方向にヒ
ンジ連結したシャッターを巻上げ収納可能としたもので
ある。
【0003】前記シャッターの多くは、最下端部のエン
ドスラットの中央位置にシャッター施錠装置を備え、人
力または動力によってシャッターを閉めた際に自動的に
施錠が成され、室内側から操作される解除レバーによっ
て解錠が成されるようになっている。
【0004】前記シャッター施錠装置は、例えば図11
に示されるように、ケース50の内部に、図示上で反時
計回り方向に付勢されたロック片51と、このロック片
51の係合段部51aに係合する係合突片52aを備
え、時計回り方向に付勢された解除レバー兼用施錠揺動
片52とを設けたものであり、シャッターを閉めると、
前記ケース50の下端辺に形成されたロックピン嵌入溝
50aに対し、シャッター下枠に固定されたロックピン
53が侵入し、前記ロック片51がロックピン53の衝
合によって時計回り方向に回転され、所定の回転位置に
なると前記解除レバー52の係合突片52aとロック片
51の係合段部51aとが係合しロックピン53を抜脱
不能に保持される。一方、シャッターを開きたい場合に
は、前記解除レバー兼用施錠揺動片52を上方向に押し
上げると前記係合が解除され、ロック片51が付勢力に
よって反時計回り方向に回転することによりロックピン
53が開放されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ャッター施錠装置の場合には、シャッターを開ける際に
エンドスラットのほぼ中央に配置されているシャッター
装置を解錠操作するために、一方側の障子をほぼ全開と
しなければならず、解錠操作が煩わしいなどの問題があ
るとともに、施錠装置の解錠レバー兼用施錠揺動片52
を上方に押上げロック片51とロックピン53との係合
を解き、次いでエンドスラットに手を持ち替えてシャッ
ターを開放しなればならず、解錠からシャッター開放操
作までを一連操作により円滑に行うことができないなど
の問題があった。
【0006】そこで本発明の主たる課題は、シャッター
幅内のいずれの場所からでも解錠操作を行うことができ
るようにするとともに、手を持ち替えることなく解錠か
らシャッター開放までを一連操作により行えるようにし
たシャッター用施錠装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本第1発明は、シャッター最下端の巾木両端部にそれ
ぞれ、シャッター枠に固定された錠掛りに対する係合ま
たは係合解除により施・解錠を成し、上方向への移動操
作により解錠を行い得る中継レバーを前記巾木の室内面
側に延在させたシャッター施錠装置本体を配設するとと
もに、前記巾木の室内面側に、巾木の長手方向に沿う長
尺の部材であって、上縁部を回転中心として揺動自在と
され、両端部にそれぞれ前記中継レバーの下面側に係合
する係合部材を備えた解錠兼用開閉操作レバーを設けた
ことを特徴とするものである。
【0008】また、本第2発明は、シャッター最下端の
巾木が、巾木本体と、この巾木本体の上側に連設される
とともに、巾木本体を不動としたままで上下方向に所定
量だけ移動可能とされる上側巾木とからなる電動シャッ
ター用巾木とされ、前記巾木本体の両端部にそれぞれ、
シャッター枠に固定された錠掛りに対する係合または係
合解除により施・解錠を成し、上方向への移動操作によ
り解錠を行い得る中継レバーを前記巾木の室内面側に延
在させたシャッター施錠装置本体を配設するとともに、
上端が前記上側巾木に固定されるとともに、下端が前記
中継レバーに係合する解錠作動片を設けたことを特徴と
するものである。この場合、前記巾木の室内面側に、巾
木の長手方向に沿う長尺部材であって、上縁部を回転中
心として揺動自在とされ、両端部にそれぞれ前記中継レ
バーの下面側に係合する係合部材を有する解錠兼用開閉
操作レバーを設けることもできる。
【0009】本第3発明は、シャッター最下端の巾木両
端部にそれぞれ、シャッター枠に固定された錠掛りに対
する係合または係合解除により施・解錠を成し、上方向
への移動操作により解錠を行い得る中継レバーを前記巾
木の室内面側に延在させたシャッター施錠装置本体を配
設するとともに、前記巾木の室内面側に、巾木の長手方
向に沿う長尺の部材であって、上下方向にスライド可能
に支持され、両端部にそれぞれ前記中継レバーの下面側
に係合する係合部材を備えた解錠兼用開閉操作レバーを
設けたことを特徴とするものである。
【0010】さらに、本第4発明は、シャッター最下端
の巾木両端部にそれぞれ、シャッター枠に固定された錠
掛りに対する係合または係合解除により施・解錠を成
し、上方向への移動操作により解錠を行い得る中継レバ
ーを前記巾木の室内面側に延在させたシャッター施錠装
置本体を配設するとともに、前記巾木の室内面側に、巾
木の長手方向に沿う長尺の部材であって、水平方向にス
ライド可能に支持され、両端部にそれぞれ前記中継レバ
ーの下面側に係合する同勾配方向の傾斜辺を備えた解錠
兼用開閉操作レバーを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
【0012】〔第1形態例〕図1は本第1形態例に係る
シャッター用施錠装置1Aの正面図、図2は断面図、図
3は平面図である。なお、左右上下、時計回り方向およ
び反時計回り方向等の方向および位置表示はすべて図上
での表示である。
【0013】シャッターは、小幅で水平方向に長い金属
板材をヒンジ連結し、ロール状に巻き込み可能とした構
造のもので、その下端部にはエンドスラットと呼ばれる
巾木2(金属製)が設けられている。そして、前記巾木
2の両端部にそれぞれシャッター施錠装置本体3が配設
されるとともに、シャッター側枠4の下端部に錠掛り5
が配設され、シャッターを閉めた際に前記シャッター施
錠装置本体3のロック片11が前記錠掛り5のロックピ
ン5aに係合し施錠を成すようになっている。
【0014】一方、シャッターを開放したい場合には、
前記巾木2の室内側面にほぼ巾木2の長さ寸法に亘って
配設されている長尺の解錠兼用開閉操作レバー6を任意
の位置にて上方側に引き上げると、前記シャッター施錠
装置本体3におけるロック片11とロックピン5aとの
施錠が解かれるとともに、そのまま手を持ち替えること
なく、連続してシャッターを引き上げできるようになっ
ている。
【0015】以下、具体的に詳述すると、前記シャッタ
ー施錠装置本体3は、詳細には図4に示されるように、
断面略逆U字状のケース10と、このケース内に支軸1
4によって揺動自在に支持されたロック片11と、この
ロック片11に対する係合によってロック片11を施錠
状態に保持するとともに、上方向への移動操作によって
解錠を行い得る施錠揺動片12と、前記ロック片11と
施錠揺動片12との間に介在され前記ロック片11を解
錠方向(反時計回り方向)に付勢するとともに、前記施
錠揺動片12を前記ロック片11への当接側に付勢する
バネ板13とから主に構成された施錠装置である。
【0016】前記ケース10は、金属板材の折曲げ加工
によって断面略逆U字状に成形された部材で、隅部に2
箇所、板面を貫通する通孔15、15が形成され、前記
巾木2の端部からシャッター施錠装置本体3を挿入した
後、前記通孔15と巾木2との間に跨って螺入される固
定ビス16によって固定されるようになっている。ま
た、ケース10の下端辺には切欠きU字状のロックピン
嵌入溝10aが形成されている。
【0017】前記ロック片11は、支軸14によって揺
動自在に支持された部材で、相対的に下側に位置する短
突片11aと、相対的に上側に位置する長突片11bと
によって後述のロックピン5aを嵌入させるU字状溝1
1cが形成されている。また、施錠揺動片12配設側の
周縁に解錠時係合段部11dが形成されているととも
に、施錠時係合段部11eが形成され、さらに上部側に
はバネ係止部11fが形成されている。
【0018】一方、前記施錠揺動片12は、支軸17に
よって揺動自在に支持された部材で、前記ロック片配設
側の周縁には、前記ロック片11を施錠状態に保持する
係合突片12aが形成されているとともに、ケース10
の外側に延在する中継レバー12bが形成されている。
この中継レバー12bは、後述のように、前記解錠兼用
開閉操作レバー6の端面から側方に突出する係合ピン2
2が係合可能なように、室内面側に屈曲されているとと
もに、該室内側への屈曲部分が斜め下方に向けて傾斜し
ている。また、上部側にはバネ係止部12cが形成され
ている。
【0019】前記ロック片11のバネ係止部11fを一
方端側係止部とし、かつ前記施錠揺動片12のバネ係止
部12cを他方端側係止部として、前記ロック片11と
施錠揺動片12との間には、円弧状に湾曲させたバネ板
13が介在されており、前記ロック片11を支軸14を
中心として反時計回り方向(解錠方向)に付勢するよう
になっているとともに、前記施錠揺動片12を支軸17
を中心として時計回り方向(ロック片11への当接方
向)に付勢するようになっている。
【0020】一方、シャッター側枠4の下端部に固定さ
れた錠掛り5は、図3に示されるように、平面視で横U
字状を成すピース部材で、背面板に形成された通孔を利
用して固定ビス20により前記シャッター側枠4に固定
され、対面する左右対の側板間に跨ってロックピン5a
が横架されている。
【0021】前記巾木2の室内面側には、巾木2の長手
方向に沿う長尺の解錠兼用開閉操作レバー6が配設され
ている。この解錠兼用開閉操作レバー6は、図2に示さ
れるように、上部に断面円形の上部係合ポケット孔6a
を有するとともに、下部に断面円形の下部係合ポケット
孔6bを有し、かつ下縁に把手部6cを有する、巾木2
のほぼ全長に亘る長さの中空形材で、巾木2の室内面側
上部に、巾木2の長手方向に沿って形成された断面円形
の突条21に前記上部係合ポケット6aを嵌合させるよ
うにして取り付け、前記突条21を回転中心として揺動
自在に支持されている。また、前記下部係合ポケット6
bの両端部にはそれぞれ、外方に突出する係合ピン22
が挿入支持され、前記シャッター施錠装置本体3の中継
レバー12bの下面側に係合するようになっている。
【0022】かかるシャッター施錠装置本体3におい
て、シャッターを閉鎖する場合には、図4に示されるよ
うに、シャッターと共に巾木2を閉鎖位置まで下降させ
ると、ロックピン5aがケース10のロックピン嵌入溝
10aに侵入し、ロック片11の長突片11bに衝合す
る。さらにそのまま下降を続けると、図5に示されるよ
うに、ロック片11を時計回り方向に回転させながら、
ロックピン5aが前記ロックピン嵌入溝10aの深部ま
で侵入するとともに、ロック片11の回転に伴って施錠
揺動片12の係合突片12aがロック片11の施錠時係
合段部11eに係合し、ロック片11の戻りが阻止さ
れ、ロック片11の短突片11aによって前記ロックピ
ン嵌入溝10a内に抜け出ないように保持される。
【0023】シャッターを開く場合には、解錠兼用開閉
操作レバー6を上方側に押上げると、解錠兼用開閉操作
レバー6の係合ピン22の上昇に伴って、前記施錠揺動
片12の中継レバー部12bが上方に押し上げられ、前
記施錠揺動片12がバネ板13の付勢力に抗して反時計
回りに揺動されロック片11と離間することにより係合
が解かれ、バネ板13による付勢力によってロック片1
1が解錠方向(半時計方向回り)に揺動し、ロックピン
5aがロックピン嵌入溝10aから解放され、そのまま
シャッターを連続して引き上げできるようになってい
る。
【0024】〔第2形態例〕図6は前述したシャッター
施錠装置1Aを電動シャッターに対しても適用できるよ
うにした場合の側面図であり、図7はその断面図であ
る。なお、シャッター施錠装置本体3の構造は、前記第
1形態例と全く同様であるため詳細な説明は省略する。
【0025】図示される電動用シャッター施錠装置1B
の場合には、前記巾木2が巾木本体2Aと、この巾木本
体2Aの上側に連設された上側巾木2Bとから成り、前
記上側巾木2Bの下端部に設けられた断面T字状の突片
2bが巾木本体2Aの上端に設けられた溝2aに嵌合
し、巾木本体2Aを不動としたままで前記上側巾木2B
が所定幅で上下方向に移動可能となっている。そして、
前記上側巾木2Bとシャッター施錠装置本体3の中継レ
バー12bとの間に解錠作動片23が設けられている。
【0026】前記解錠作動片23は、下端側に中継レバ
ー12bに対する係合部、図示例では係合窓部23aが
形成された板状部材で、前記係合窓部23aに前記シャ
ッター施錠装置本体3の中継レバー12bを通した状態
で前記上側巾木2Bに対して固定ボルト24により固定
されている。
【0027】したがって、図示しない駆動装置によりシ
ャッターを閉めた場合には、図4に示されるように、ロ
ックピン5aがケース10のロックピン嵌入溝10aに
侵入し、ロック片11の長突片11bに衝合し、そのま
ま下降を続けると、図5に示されるように、ロック片1
1を時計回り方向に回転させながら、ロックピン5aが
前記ロックピン嵌入溝10aの深部まで侵入するととも
に、ロック片11の回転に伴って施錠揺動片12の係合
突片12aがロック片11の施錠時係合段部11eに係
合し、ロック片11の戻りが阻止され、ロック片11の
短突片11aによって前記ロックピン嵌入溝10a内に
抜け出ないように保持される。
【0028】また、シャッターを図示しない駆動装置に
より巻き上げた場合には、最初に巾木本体2Aを不動と
したまま、前記上側巾木2Bのみが所定量だけ上方に移
動される。上側巾木2Bの上昇に伴って、前記解錠作動
片23がシャッター施錠装置本体3の中継レバー12b
を上方に押し上げるため、前記施錠揺動片12がバネ板
13の付勢力に抗して反時計回りに揺動され、ロック片
11と離間することにより係合が解かれるとともに、バ
ネ板13による付勢力によってロック片11が解錠方向
(半時計方向回り)に揺動し、ロックピン5aがロック
ピン嵌入溝10aから解放され、そのままシャッターを
引き上げることができる。
【0029】本第2形態例では、第1形態例にて説明し
た解錠兼用開閉操作レバー6が設けられており(説明は
省略)、停電や駆動装置に故障が発生した場合には、駆
動装置の電気的ロックまたは機械的ロックを外した後、
解錠兼用開閉操作レバー6による手動操作によりシャッ
ターを開閉操作することができるようになっている。
【0030】〔第3形態例〕図8および図9に示される
シャッター用施錠装置1Cは、手動シャッターの例にお
いて、全く別態様の構造により本発明の課題を解決した
ものである。なお、シャッター施錠装置本体3の構造お
よび巾木2の構造は、前記第1形態例と全く同様である
ため詳細な説明は省略する。
【0031】巾木2の両端部にはそれぞれシャッター施
錠装置本体3が配設されるとともに、巾木2の室内面側
に、巾木2の長手方向に沿う長尺の部材であって、かつ
前記シャッター施錠装置本体3の中継レバー12bに係
合する係合ピン22を備えた縦スライド可能な解錠兼用
開閉操作レバー25が配設されている。
【0032】前記解錠兼用開閉操作レバー25は、図9
に示されるように、断面逆L字状の部材で、板面には縦
方向に長い長孔25a、25a…が複数形成され、これ
ら長孔25a、25a…を貫いて巾木2に植設された取
付けボルト28、28…により、縦方向にスライド可能
に支持されている。
【0033】前記解錠兼用開閉操作レバー25の両端部
にはそれぞれ、シャッター施錠装置本体3の中継レバー
12bの下面側に係合する係合ピン22が設けられ、前
記解錠兼用開閉操作レバー25の把手25bを摘んで上
方にスライドさせると、前記係合ピン22がシャッター
施錠装置本体3の中継レバー12bを上方に押上げ解錠
を成すことができるとともに、そのまま手を持ち替える
ことなく、解錠兼用開閉操作レバー25を上方に引き上
げシャッターを開くことができる。
【0034】〔第4形態例〕次いで、図10に示される
シャッター用施錠装置1Dは、手動シャッターの例にお
いて、さらに別態様の構造により本発明の課題を解決し
たものである。なお、シャッター施錠装置本体3の構造
および巾木2の構造は、前記第1形態例と全く同様であ
るため詳細な説明は省略する。
【0035】巾木2の両端部にはそれぞれシャッター施
錠装置本体3が配設されるとともに、巾木2の室内面側
に、巾木2の長手方向に沿う長尺の部材であって、かつ
前記シャッター施錠装置本体の中継レバー12bに対す
る係合部分を有する横スライド可能な解錠兼用開閉操作
レバー26が配設されている。
【0036】前記解錠兼用開閉操作レバー26は、断面
L字状の部材で、板面には水平方向に長い長孔26a、
26a…が複数形成され、これら長孔26a、26aを
貫いて巾木2に植設された取付けボルト27、27によ
り、水平方向にスライド可能に支持されている。
【0037】前記解錠兼用開閉操作レバー26の一方側
端部には、一方側シャッター施錠装置本体3の中継レバ
ー12bの下側に係合する右上がりの傾斜辺26bが形
成されているとともに、他方側端部にも同じく、他方側
シャッター施錠装置本体3の中継レバー12bの下側に
係合する右上がりの傾斜辺26cが形成されている。
【0038】したがって、前記解錠兼用開閉操作レバー
26の把手部26dを摘んで、横方向(図面左方側)に
スライドさせると、前記傾斜辺26bが一方側シャッタ
ー施錠装置本体3の中継レバー12bを上方に押し上げ
解錠を成すとともに、傾斜辺26cが他方側シャッター
施錠装置本体3の中継レバー12bを上方に押し上げ解
錠を成す。
【0039】次いで、手を持ち替えることなく、そのま
ま解錠兼用開閉操作レバー26を上方に引き上げ、シャ
ッターを開くことができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、シャ
ッター幅内のいずれの場所からでも解錠操作を行うこと
ができるようになるとともに、手を持ち替えることな
く、解錠からシャッター開放までを一連操作により行え
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1形態例に係るシャッター用施錠装置1A
の正面図である。
【図2】その断面図(図1のII−II線矢視図)である。
【図3】その平面図である。
【図4】シャッター施錠装置本体3の解錠時側面図であ
る。
【図5】シャッター施錠装置本体3の施錠時側面図であ
る。
【図6】第2形態例に係るシャッター用施錠装置1Bの
正面図である。
【図7】その断面図である。
【図8】第3形態例に係るシャッター用施錠装置1Cの
正面図である。
【図9】その断面図である。
【図10】第4形態例に係るシャッター用施錠装置1D
の正面図である。
【図11】従来のシャッター用施錠装置の正面図であ
る。
【符号の説明】
1A〜1D…シャッター用施錠装置、2…巾木、2A…
巾木本体、2B…上側巾木、3…シャッター施錠装置本
体、4…シャッター側枠、5…錠掛り、5a…ロックピ
ン、6…解錠兼用開閉操作レバー、10…ケース、11
…ロック片、12…施錠揺動片、12b…中継レバー、
13…バネ板、22…係合ピン、23…解錠作動片、2
4…固定ボルト、25・26…解錠兼用開閉操作レバ
ー、26b・26c…傾斜辺、26d…把手

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッター最下端の巾木両端部にそれぞ
    れ、シャッター枠に固定された錠掛りに対する係合また
    は係合解除により施・解錠を成し、上方向への移動操作
    により解錠を行い得る中継レバーを前記巾木の室内面側
    に延在させたシャッター施錠装置本体を配設するととも
    に、前記巾木の室内面側に、巾木の長手方向に沿う長尺
    の部材であって、上縁部を回転中心として揺動自在とさ
    れ、両端部にそれぞれ前記中継レバーの下面側に係合す
    る係合部材を備えた解錠兼用開閉操作レバーを設けたこ
    とを特徴とするシャッター用施錠装置。
  2. 【請求項2】シャッター最下端の巾木が、巾木本体と、
    この巾木本体の上側に連設されるとともに、巾木本体を
    不動としたままで上下方向に所定量だけ移動可能とされ
    る上側巾木とからなる電動シャッター用巾木とされ、前
    記巾木本体の両端部にそれぞれ、シャッター枠に固定さ
    れた錠掛りに対する係合または係合解除により施・解錠
    を成し、上方向への移動操作により解錠を行い得る中継
    レバーを前記巾木の室内面側に延在させたシャッター施
    錠装置本体を配設するとともに、上端が前記上側巾木に
    固定されるとともに、下端が前記中継レバーに係合する
    解錠作動片を設けたことを特徴とするシャッター用施錠
    装置。
  3. 【請求項3】前記巾木の室内面側に、巾木の長手方向に
    沿う長尺部材であって、上縁部を回転中心として揺動自
    在とされ、両端部にそれぞれ前記中継レバーの下面側に
    係合する係合部材を有する解錠兼用開閉操作レバーを設
    けた請求項2記載のシャッター用施錠装置。
  4. 【請求項4】シャッター最下端の巾木両端部にそれぞ
    れ、シャッター枠に固定された錠掛りに対する係合また
    は係合解除により施・解錠を成し、上方向への移動操作
    により解錠を行い得る中継レバーを前記巾木の室内面側
    に延在させたシャッター施錠装置本体を配設するととも
    に、前記巾木の室内面側に、巾木の長手方向に沿う長尺
    の部材であって、上下方向にスライド可能に支持され、
    両端部にそれぞれ前記中継レバーの下面側に係合する係
    合部材を備えた解錠兼用開閉操作レバーを設けたことを
    特徴とするシャッター用施錠装置。
  5. 【請求項5】シャッター最下端の巾木両端部にそれぞ
    れ、シャッター枠に固定された錠掛りに対する係合また
    は係合解除により施・解錠を成し、上方向への移動操作
    により解錠を行い得る中継レバーを前記巾木の室内面側
    に延在させたシャッター施錠装置本体を配設するととも
    に、前記巾木の室内面側に、巾木の長手方向に沿う長尺
    の部材であって、水平方向にスライド可能に支持され、
    両端部にそれぞれ前記中継レバーの下面側に係合する同
    勾配方向の傾斜辺を備えた解錠兼用開閉操作レバーを設
    けたことを特徴とするシャッター用施錠装置。
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