JPH0527639Y2 - - Google Patents

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JPH0527639Y2
JPH0527639Y2 JP13920688U JP13920688U JPH0527639Y2 JP H0527639 Y2 JPH0527639 Y2 JP H0527639Y2 JP 13920688 U JP13920688 U JP 13920688U JP 13920688 U JP13920688 U JP 13920688U JP H0527639 Y2 JPH0527639 Y2 JP H0527639Y2
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上下にスライドして開閉されるオー
バーヘツドドアの施錠装置に関する。
〔従来の技術〕
複数枚のパネルを上下に連設して成るオーバー
ヘツドドアをその閉鎖状態で開放不能に施錠する
従来装置は、実開昭57−93566号公報に示すよう
に、オーバーヘツドドアの一部を構成するパネル
の左右両端に一対のラツチが設けられ、オーバー
ヘツドドアを閉鎖した時に、当該各ラツチが左右
のガイドレール側に設けられた受座に自動的に掛
け止められて施錠するようになつている。
また、各ラツチは、夫々その片端側がバネの付
勢力によつて受座に掛け止められる位置に突出せ
られると共に、その他端側にはパネルの裏面側中
央部に取り付けられた解錠操作ハンドルとの間に
張設されるワイヤが連結されており、当該解錠操
作ハンドルを回して各ワイヤを同時に引つ張る
と、各ラツチがバネの付勢力に抗して受座から外
れる方向に後退して解錠されるようになつてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、車庫の開口部に設置されるオーバーヘ
ツドドアは、パネル幅が3m以上もあり、その左
右両端側に居てはパネルの中央部に設けられた解
錠操作ハンドルに手が届かないから、これを開放
する場合には必ずその中央部まで近寄らなければ
ならないという面倒があつた。
また、奥行きの狭い車庫内では、格納された自
動車が邪魔になつてオーバーヘツドドアの中央部
に近づけず、自動車の上から身を乗り出すように
して解錠操作ハンドルに手を伸ばさなければなら
ないという不便があつた。
また、解錠操作ハンドルを回してワイヤを引つ
張る操作は、非常に力がいるから、遠くから手を
伸ばした無理な姿勢で行うのは困難であつた。
また、各ラツチと解錠操作ハンドルとの間に連
結される2本のワイヤを互いに均等な一定の張力
に調節する作業が非常に面倒であり、一方のワイ
ヤが緩すぎると当該ワイヤに連結されたラツチが
解錠不能になるし、ワイヤの張りが強すぎると当
該ワイヤに無理な引張力が作用して、その切断事
故やこれに連結されたラツチの破損事故等を生ず
るおそれがあつた。
更に、パネルの裏面にワイヤを張ると見栄えも
悪いという問題もあつた。
そこで本考案は、オーバーヘツドドアの施錠装
置について、オーバーヘツドドアの裏面側なら何
処に居てもその場で簡単に解錠操作ができるよう
にすると共に、面倒な調節作業を要することなく
確実に解錠できるようにし、見栄えもよくするこ
とを技術的課題にしている。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するために、本考案は、オーバ
ーヘツドドアが閉鎖された時に、その一部を構成
するパネルの左右両端に設けられた一対のラツチ
が左右のガイドレール側に設けられた受座に自動
的に掛け止められて、オーバーヘツドドア全体が
その裏面側から施錠されるように成されたオーバ
ーヘツドドアの施錠装置において、前記各ラツチ
が、その片端側を押圧すると他端側がバネの付勢
力に抗して前記受座から外れる解錠方向に回動す
る梃形に成形され、前記パネルの裏面側に沿つて
その左右方向に延設される解錠操作レバーが、前
記パネルの裏面に上下回動可能に取り付けられる
と共に、当該裏面に対して直立した状態に支持さ
れ、当該解錠操作レバーの左右両端には、これを
上方に回動させた時に前記各ラツチの片端側を押
圧する突片が形成されていることを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、ラツチを受座から外す解錠操
作レバーが、パネルの裏面側に沿つて左右方向に
延設されているから、オーバーヘツドドアの裏面
側なら何処に居てもその場で解錠操作を行うこと
ができる。
また、解錠操作レバーは、解錠する際にこれを
上方に回動させるように持ち上げることとなるか
ら、解錠されたオーバーヘツドドアを上方に跳ね
上げるための把手としても機能し、オーバーヘツ
ドドアの解錠操作と開放操作を同時に行うことが
できる。
更に、解錠操作レバーは、その左右両端に形成
された突片で各ラツチの片端側を直接押圧して解
錠するようになつているから、従来のように各ラ
ツチに連結されたワイヤを引つ張つて解錠する場
合に比べて力も要らず、ワイヤの張りを調節する
などの面倒な作業を要せずして確実に解錠するこ
とができる。また、ワイヤを張る場合に比較して
見栄えもよくなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は本考案による施錠装置の一例を示す斜
視図、第2図はその要部を示す拡大図、第3図は
解錠操作レバーの他の例を示す斜視図である。
第1図及び第2図に示す施錠装置は、オーバー
ヘツドドアの一部を構成するパネル1の左右両端
に設けられた一対のラツチ2,2と、当該パネル
1の裏面側に沿つてその左右方向に延設される解
錠操作レバー3とによつて構成されている。
各ラツチ2は、その片端側2aを押圧すると、
その他端側2bがバネ4の付勢力に抗して左右の
各ガイドレール5側に設けられた受座6から外れ
る解錠方向に回動する梃形に成形されており、常
時は他端側2bがバネ4によつて受座6に掛け止
め可能な位置に突出するように付勢され、当該他
端側2bがオーバーヘツドドアを閉鎖した時にガ
イドレール5に沿つて下降し、当該ガイドレール
5側に設けられた受座6に対して自動的に掛け止
められるようになつている。
解錠操作レバー3は、例えばレバー本体3aと
なる水平板部と、当該レバー本体3aをパネル1
の裏面に対して直立した状態に支持するストツパ
3bとなる垂直板部とを形成したL形鋼が使用さ
れ、パネル1の裏面に沿つて所定間隔で設けられ
る蝶番7,7……によつて上下方向に回動可能に
取り付けられている。
また、解錠操作レバー3の左右両端には、当該
レバー3を上方に回動させた時に各ラツチ2の片
端側2aを押圧する突片8,8が形成されてい
る。
しかして、オーバーヘツドドアを解錠する場合
には、解錠操作レバー3のレバー本体3aを上方
に持ち上げて、当該解錠操作レバー3を上方に回
動させる。
これにより、その左右両端に形成された突片
8,8が、パネル1の左右両端に設けられたラツ
チ2,2の片端側2aを押圧して、当該各ラツチ
2の他端側2bがガイドレール5側に設けられた
受座6から外され、オーバーヘツドドアが解錠さ
れる。
また、オーバーヘツドドアが解錠された後も、
そのまま解錠操作レバー3のレバー本体3aを持
つて更に上方に押し上げると、オーバーヘツドド
アが上方にスライドして開放される。
すなわち、オーバーヘツドドアの解錠操作と開
放操作を同時に行うことができる。
また、この際、操作者は、オーバーヘツドドア
の裏面側なら何処に居ても解錠操作レバー3を持
つことができるから、従来のようにオーバーヘツ
ドドアの中央部側に一々移動する面倒がない。
更に、解錠操作レバー3は、その両端に形成さ
れた突片8,8で左右の梃形ラツチ2,2の片端
側2aを均等な力で直接押圧するから、従来のよ
うに各ラツチに連結されたワイヤを引つ張つて解
錠する場合に比べて力も要らず、ワイヤの張りを
調節するなどの面倒な作業を要せずして確実に解
錠することができる。
また、解錠操作レバー3は、ワイヤを張つたも
のに比べてスツキリした外観を呈するから、見栄
えも非常によい。
なお、レバー本体3aは、第1図及び第2図に
示すような板体に限らず、第3図に示すように棒
状体であつてもよく、この場合にはレバー本体3
aが非常に持ちやすくなるから、オーバーヘツド
ドアを押し上げて開放する操作が極めて容易にな
るという利点がある。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案による施錠装置は、
オーバーヘツドドアの裏面側から何処に居てもそ
の場で簡単に解錠操作ができると共に、面倒な調
節作業を何ら行うことなく確実に解錠できるとい
う大変優れた効果がある。
また、無理な力が加わつて故障等を生ずるおそ
れがなく、見栄えも非常によいという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による施錠装置の一例を示す斜
視図、第2図はその要部を示す拡大図、第3図は
解錠操作レバーの他の例を示す斜視図である。 符号の説明、1……パネル、2……ラツチ、2
a……ラツチの片端側、2b……ラツチの他端
側、3……解錠操作レバー、4……バネ、5……
ガイドレール、6……受座、8……突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーバーヘツドドアが閉鎖された時に、その一
    部を構成するパネル1の左右両端に設けられた一
    対のラツチ2が左右のガイドレール5側に設けら
    れた受座6に自動的に掛け止められて、オーバー
    ヘツドドア全体がその裏面側から施錠されるよう
    に成されたオーバーヘツドドアの施錠装置におい
    て、前記各ラツチ2が、その片端側2aを押圧す
    ると他端側2bがバネ4の付勢力に抗して前記受
    座6から外れる解錠方向に回動する梃形に成形さ
    れ、前記パネル1の裏面側に沿つてその左右方向
    に延設される解錠操作レバー3が、前記パネル1
    の裏面に上下回動可能に取り付けられると共に、
    当該裏面に対して直立した状態に支持され、当該
    解錠操作レバー3の左右両端には、これを上方に
    回動させた時に前記各ラツチ2の片端側2aを押
    圧する突片8が形成されていることを特徴とする
    オーバーヘツドドアの施錠装置。
JP13920688U 1988-10-27 1988-10-27 Expired - Lifetime JPH0527639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13920688U JPH0527639Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13920688U JPH0527639Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0260173U JPH0260173U (ja) 1990-05-02
JPH0527639Y2 true JPH0527639Y2 (ja) 1993-07-14

Family

ID=31402250

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13920688U Expired - Lifetime JPH0527639Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

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JP (1) JPH0527639Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227571A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Meiko:Kk シャッター用施錠装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002227571A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Meiko:Kk シャッター用施錠装置

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Publication number Publication date
JPH0260173U (ja) 1990-05-02

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