JP2001132286A - 開き扉の把手装置 - Google Patents

開き扉の把手装置

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JP2001132286A
JP2001132286A JP31564499A JP31564499A JP2001132286A JP 2001132286 A JP2001132286 A JP 2001132286A JP 31564499 A JP31564499 A JP 31564499A JP 31564499 A JP31564499 A JP 31564499A JP 2001132286 A JP2001132286 A JP 2001132286A
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casing
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Hiromu Kimura
煕 木村
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HINTO KINZOKU KK
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HINTO KINZOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左・右両勝手に共用可能とし、生産性の向上
とコスト低下及び保管管理の容易化を図る。 【解決手段】 開き扉の扉面に略平行な面で開口し、か
つ手の指を挿通できる大きさを有する操作口部34を備
えたケーシング22,23と、ケーシング22,23内
で上下動自在とされた操作片24と、該操作片24を下
方又は上方に押動させることにより、扉枠側に係合して
開き扉を開状態に保持する閉扉保持装置のラッチの扉枠
側ストライクへの係合を解除させる連動手段28とを備
え、該連動手段28を収納している扉面と前記ケーシン
グ前面壁22a,23aとの収納空間25に、前記操作
片24を配設してなる開き扉の把手装置21において、
前記閉扉保持装置の回動操作軸12が嵌合される角孔3
3を備えた前記連動手段28を構成する回動ボス部27
aを、前記ケーシング22,23中心から左右に振り分
けて2つ設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開き扉の把手装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物室内用の開き扉には、その
扉面から突出するL型のレバーハンドルや握り玉タイプ
のドアノブ等が設けられており、このハンドルやドアノ
ブを回動させることにより、開き扉に設けた閉扉保持装
置のラッチを、連動機構及び回動軸を介して扉枠に設け
たストライクの係合孔から脱出させ、その係合を解除さ
せるようになっている。ところで、前記レバーハンドル
やドアノブ等は、扉面からの突出長さが大であるため、
廊下や部屋を実質的に狭くし、かつ居住者の衣服や持ち
物を引っ掛ける恐れがある等の理由で、扉面からの突出
物は極力設けたくないというニーズがある。このニーズ
に応えるために、本発明者は、既に、開き扉の開閉操作
を阻害することなく、その扉面からの突出量を可及的に
小さく薄型にできる開き扉の把手装置を提供している
(特開平9−203248号公報参照)。
【0003】この把手装置1を、開き扉2に取り付けた
状態が、図15、図16に示されている。前記開き扉2
は、内開き(室内側に扉が開く)式で、扉枠3の一側に
蝶番4を介して取り付けられ、この蝶番4の竪軸心回り
に回動して開閉されるようになっており、前記蝶番4の
反対側端部に装着された閉扉保持装置5(本例では空
錠)により、前記扉2の閉止時に扉枠3との間で係合状
態を保持できるようになっている。従来の把手装置1
は、図16にも示しているように、上下方向に長い長方
形の箱蓋型をしたケーシング6と、該ケーシング6内で
上下動自在とされた操作片7と、該操作片7に形成せら
れた門型部分で囲まれる空間に収納され、かつ前記閉扉
保持装置5の扉枠3への係合を解除させる連動手段9
と、操作片7を上方へ付勢しかつ復帰させるコイルばね
(図示省略)等により構成されている。
【0004】前記閉扉保持装置5は、従来一般に採用さ
れているもので、図17に例示しているように、長方形
ケース10内に水平方向に出退自在に設けられたラッチ
11と、ケース10をラッチ11の移動方向と直交方向
に貫通すると共に前記扉2を内外方向に貫通した四角断
面の回動操作軸12と、該軸12が嵌合された連動機構
(図示せず)の回動ボス13と、該ボス13にこれを巻
回状に設けた復帰ばね14等からなっている。そして、
前記復帰ばね14は、図17に示しているように、ラッ
チ11を常時進出(ストライク15の係合孔16に嵌入
係合)する方向(図17中矢印イで示す方向)に付勢し
ている。従って、前記回動操作軸12を図17中矢印ハ
で示す方向に回動することにより、ラッチ11を連動機
構を介して退入(図中矢印ロで示す方向に移動)させ、
ストライク15の係合孔16から脱出させて、係合を解
除させるようになっている。
【0005】なお、前記回動操作軸12の両端部は、開
き扉2の扉面2A(室内側),2B(室外側)から突出
され、該両端部に前記連動手段9が嵌合される。また、
前記ケーシング6の前面壁6Aには、手の指を複数本挿
入できる大きさ(約70mm幅は必要)の操作口部8が
設けられるので、ケーシング6の幅が100mm程度と
されている。そして、前記扉枠3には、図18に示して
いるように、戸当たり部17が約15mm程度突出して
設けられており、他方前記ケース10に設けられる回動
操作軸12中心は、ラッチ11突出側端面から約50m
mであるから、前記把手装置1のケーシング6に設けら
れる回動ボス13の中心を、ケーシング6の端面から3
5mmの位置即ちケーシング6の左右方向中心から一方
に偏らせる必要がある。
【0006】また、前記ケーシング6は、開き扉2の室
内側と室外側とは、その連結手段が一方例えば室内側か
ら操作されるので、外観形状は同じであるが、若干構造
が異なっている。従って、開き扉2の開く方向即ち左勝
手と右勝手は、共用できないので、それぞれの勝手違い
のものが製造されている。
【0007】
【解決しようとする課題】上記従来の技術では、開き扉
2の開き勝手に対応した把手装置1を製造しなければな
らないので、生産性が悪くコスト高になる上、保管管理
が面倒であるという問題がある。本発明は、上述のよう
な実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、左・右両勝手に共用でき、生産性の向上とコスト低
下及び保管管理の容易化を図ることのできる開き扉の把
手装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じている。即ち、
本発明に係る把手装置は、開き扉の扉面に略平行な面で
開口し、かつ手の指を挿通できる大きさを有する操作口
部を備えたケーシングと、ケーシング内で上下動自在と
された操作片と、該操作片を上方又は下方に押動させる
ことにより、扉枠側に係合して開き扉を開状態に保持す
る閉扉保持装置のラッチの扉枠側ストライクへの係合を
解除させる連動手段とを備え、前記連動手段を収納して
いる扉面と前記ケーシング前面壁との収納空間に、前記
操作片を配設してなる開き扉の把手装置において、前記
閉扉保持装置の回動操作軸が嵌合される角孔を備えた前
記連動手段を構成する回動ボス部を、前記ケーシング中
心から左右に振り分けて2つ設けた点に特徴がある。
【0009】本発明に係る把手装置の上記構成であれ
ば、開き扉の開き方向即ち開き勝手に応じて、左右の回
動ボス部を使い分けることで、一つの把手装置で左右勝
手違いに対応し共用できる。従って、生産性を高め、コ
スト低下を図り、保管管理を容易にすることができる。
また、本発明に係る把手装置は、連動手段を構成する前
記回動ボス部は、左右共に外周面に歯部を設けてピニオ
ンとし、該両ピニオンを前記操作片に連結した上下方向
に延びるラックに歯合させた点に特徴がある。かかる構
成であれば、前記操作片を押し下げ或いは押し上げるこ
とにより、前記ラックが下降或いは上昇してピニオンを
回動させ、前記回動操作軸を回動させることができる。
そして、構造が簡単でかつ動作が確実である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図13は、本発明に係る
開き扉の把手装置21の一実施形態を示しており、図1
は該把手装置21を閉扉保持装置5に組付けた状態の正
面図である。なお、この実施形態において、開き扉2の
構成及び閉扉保持装置5の構成は、図15乃至図18で
説明した従来例と同じであるから、同じ符号及び名称を
使用し、重複説明は避けることにする。
【0011】この把手装置21は、正面視正方形の箱型
をした表(室外)側ケーシング22及び裏(室内)側ケ
ーシング23と、両ケーシング22,23内で上下動自
在とされた開扉操作片24と、該操作片24の門型部分
により囲まれた収納空間25に収納され、かつ前記閉扉
保持装置5の扉枠3への係合を解除させるラック26及
びピニオン27からなる連動手段28と、前記操作片2
4を上方に付勢しかつ復帰させるコイルばね29と、前
記ケーシング23の取付基板30と、前記ピニオン27
の取付板31と、前記表裏ケーシング22,23の連結
ねじ32とにより主構成されている。
【0012】前記回動操作軸12は、その両端部が開き
扉2の扉面(室内側・室外側面)から突出され、該両端
部に前記連動手段28を構成するピニオン27のボス部
27a四角軸孔33に嵌合される。前記両ケーシング2
2,23は、両者の連結部の構造が異なっているが、そ
の外の構造は同じである。即ち、両ケーシング22,2
3は、図4、図7にも示しているように、正面視正方形
を呈する背面開放の薄い箱蓋型で、その前面壁22a,
23aが前記扉2の扉面2A,2Bと平行とされ、該前
面壁22a,23aには、上部に位置して横長でかつ手
の指を複数本挿入できる大きさを有する操作口部34が
設けられ、その下方の左右両端部に縦長の長孔35,3
5が設けられている。
【0013】そして、ケーシング22,23の前面壁2
2a,23aの内面には、図4に示すように、前記長孔
35のそれぞれ両側に位置して、操作片24の上下動案
内片36,37が互いに平行に突設され、該案内片3
6,37間に前記コイルばね29の収容部38が形成さ
れており、また、前記案内片37の対向内側でケーシン
グ22,23の中心から左右振り分け状にピニオンボス
部27aが嵌合支持される円形の支持部39が突設さ
れ、さらに、前記案内片36の外側面にビニオン取付板
31の固定ねじ孔40が左右それぞれ2カ所に設けられ
ている。
【0014】また、ケーシング22,23の前面壁22
a,23aには、その背面側に前記操作口部34の上端
縁及び左右両側端縁から後方に張出しかつ背面壁41a
を形成する下方開放の内ポケット41が設けられてい
る。なお、該内ポケット41の背面壁41aは、ケーシ
ング22,23の開放端縁22b,23bよりも後方に
張り出されると共に、前記操作口部34の下端縁近くま
で延びている。なお、表ケーシング22は、図2から図
6に示しているように、前面壁22aの背面上下部から
後方に突出する円筒状の取付部42を4ヵ所に備えてお
り、該取付部42の孔にはめねじ43が設けられ、前記
連結ねじ32が螺合されるようになっている。そして、
前記裏ケーシング23は、図7及び図8に示しているよ
うに、その側壁23c上部及び下部壁23dの中央に位
置して取付基板30への取付ねじ44を挿通するねじ挿
通孔45がそれぞれ1個ずつ設けられている。
【0015】このように、表裏ケーシング22,23
は、両者の連結構造が異なるだけで、その他の構造及び
寸法は全く同じである。前記操作片24は、図9乃至図
11に示すように、背面視門型の操作片案内体46と、
案内体46の上端で接続されかつこの前面を覆うように
下方へ垂れ下がる正面視横長の矩形状を呈する外側操作
部47と、前記案内体46の背面上部から後方に延びる
平面視横長矩形状の指先が当たる内側操作部48とによ
り構成されている。
【0016】そして、前記操作片案内体46の左右方向
両側は、上下動案内部46aとされ、前記両ケーシング
22,23の案内片36,37間に位置して、これらに
より摺動案内されるようになっている。また、この案内
体46には、前記ケーシング22,23の長孔35に対
応してねじ孔49がそれぞれ設けられ、該ねじ孔49に
操作片24の上下動の範囲を規制する止ねじ50が螺着
されている。さらに、操作片24の前記案内体46左右
方向中央に位置して下方に延びるように、前記連動手段
28を構成するラック26が取り付けられている。そし
て、前記外側操作部47は、ケーシング前面壁22a,
23aの前面外側に位置し、前記案内体46及び内側操
作部48がケーシング前面壁22a,23aの背面側に
位置するように組付けられ、前記止ねじ50がねじ孔4
9に螺合せられかつ長孔35に嵌入することにより、操
作片24がケーシング22,23から抜き出せなくな
る。
【0017】前記ラック26は、左右両側面に歯が設け
てあり、それぞれ前記ピニオン27の歯と噛み合うよう
になっている。前記取付基板30は、裏ケーシング23
の背面即ち表ケーシング22との対向面側に、前記ねじ
挿通孔45を利用して取付ねじ44により取り付けられ
るもので、図12に示すように、正面視略正方形状を呈
し、裏ケーシング23の背面開口部内に嵌めることがで
きる大きさとされ、前記内ポケット41が嵌まる大きさ
の開口部51が内ポケット41に対応して設けられ、そ
の上下に前記表ケーシング22のめねじ43に対応して
連結ねじ挿通孔52が設けられており、さらに、前記開
口部51の下側には、前記操作軸12の挿通孔53が2
つ左右に振り分け状に設けられている。
【0018】そして、前記取付基板30には、その上部
左右端縁から裏ケーシング23の前面壁23a側に突出
する上部取付片54が設けられ、該取付片54に裏ケー
シング23に設けたねじ挿通孔45に対応してねじ孔5
5が設けられている。また、該取付基板30の下端縁に
は、その左右方向中央部に位置して、前記取付片54と
同じ方向に下部取付片56が設けられ、該取付片56に
も裏ケーシング23の前記下部ねじ挿通孔45に対応し
てねじ孔57が設けられている。前記ピニオン取付板3
1は、図14に示すように、横長の矩形状でその中央部
左右には、ピニオンボス部27aが回転可能に嵌合する
支持軸孔58が設けられ、その左右両端部には前記両ケ
ーシング22,23の固定ねじ孔40に対応してねじ挿
通孔59が設けられている。また、前記支持軸孔58の
下側には、表ケーシング22の背面に設けた取付部42
を挿通しうる切欠部60が形成されている。なお、この
ピニオン取付板31は、両ケーシング22,23に共用
できるようにしてある。
【0019】上記実施形態の把手装置21を、開き扉2
の扉面2A,2Bに取付ける場合、まず、連動手段28
を各ケーシング22,23に組み込み、既に装着されて
いる閉扉保持装置5の回動操作軸12を基準にして形成
された室外側扉面2Bの取付凹部(図示せず)に、表ケ
ーシング22を嵌め込んでから、扉面2Aに前記取付板
30を当て、そのねじ挿通孔52から連結ねじ32を挿
通して前記ケーシング22の取付部42のねじ孔43に
ねじ込んで、表ケーシング22をこれと取付板30によ
り開き扉2を室内外から挟むようにして取り付ける。こ
の時、扉開き勝手に応じて回動操作軸12を、左右いず
れかのピニオンボス部27aの軸孔33に挿入する。
【0020】次に、室内側扉面2Aの取付凹部に裏ケー
シング23を嵌め込むと同時に、前記取付板30を裏ケ
ーシング23の背面内に嵌め合わせ、かつ回動操作軸1
2をピニオンボス部27aの軸孔33に嵌め合わせる。
次いで、裏ケーシング23の各ねじ挿通孔45から取付
ねじ44を挿通して取付板30のねじ孔55,57にね
じ込んで、裏ケーシング23を取付板30を介して開き
扉2に取り付けることができる。以上のようにして、開
き扉2の内外両扉面2A,2Bに、それぞれ把手装置2
1を容易にかつ確実・強固に取り付けることができる。
【0021】本発明の上記実施形態によれば、操作片2
4は、通常(操作しない状態)コイルばね29の付勢力
及び閉扉保持装置5の復帰ばね14の付勢力により、上
限に位置しており、ラッチ11が進出(閉扉保持)状態
にある。そこで、扉2を開ける時、手の指をケーシング
22,23の操作口部34から内ポケット41内に挿入
し、指先で内側操作部48を下方にコイルばね29及び
復帰ばね14の付勢力に抗して押動することにより、操
作片24が下降動してこれと一体化されたラック26が
ピニオン27,27を回動させ、閉扉保持装置5の回動
操作軸12を回動させる。
【0022】該操作軸12の回動により、連動機構を介
して前記ラッチ11が退入(図1に矢印ロで示す方向へ
移動)し、ラッチ11がストライク15に対して係合解
除状態となる。そこで、操作片24を押動したままの指
で、開き扉2を押し或いは引くことにより、開閉するこ
とができる。そして、手の指による操作片24の押動を
中止すると、前記復帰ばね14によりラッチ11が矢印
イ方向に進出して図1に示す状態となり、他方操作片2
4がコイルばね29により上昇復帰し、図3、図4に示
す状態となる。
【0023】なお、上記実施形態では、操作片24の外
側操作部47を掌、手の甲或いは肘や腕等で押し下げる
ことで、前述と同様に、ラッチ11を図1に矢印ロで示
す方向に退入させ、係合解除状態とすることができ、従
って、両手に物を持っている場合でも、ラッチ11の係
合解除を行うことができる。本発明の上記実施形態によ
れば、前記連動手段28の角孔33を有するピニオン2
7即ち回動ボス部が、前記ケーシング22,23の中心
から左右方向に振り分けて設けられているので、開き扉
2の開き勝手即ち左又は右勝手に対応して前記ピニオン
27を使い分けることができ、従って、1種類の把手装
置21を右又は左勝手に共用でき、生産性の向上とコス
ト低下及び保管管理の容易化を図ることができる。しか
も、連動手段28として、ラック26・ピニオン27機
構を採用しているので、構造が簡単でかつ動作が確実で
あり、故障のない良品質の把手装置とすることができ
る。
【0024】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、連動手段28を構成するラック26
を別個に設けずに、操作片24の前記案内体46の対向
内側面に、前記ピニオン27に噛み合うラックをそれぞ
れ設けることができ、さらに、連動手段28はリンク機
構により構成することができる。また、室内側の前記ケ
ーシング23には、回動操作片24の下降動を阻止する
手段即ち施錠手段として、特開平9−203248号公
報で開示されている構造等を採用することができる。
【0025】なお、上記実施形態では、操作片24を押
し下げる構造としているが、これを押し上げることで回
動操作軸12を回動させるように構成することもでき
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
閉扉保持装置の回動操作軸が嵌合される角孔を備えた前
記連動手段を構成する回動ボス部を、前記ケーシング中
心から左右に振り分けて2つ設けたので、左・右両勝手
に共用でき、生産性の向上とコスト低下及び保管管理の
容易化を図ることができる。また、本発明に係る把手装
置は、連動手段を構成する前記回動ボス部は、左右共に
外周面に歯部を設けてピニオンとし、該両ピニオンを前
記操作片に連結した上下方向に延びるラックに歯合させ
た構成であるから、構造が簡単でかつ動作が確実であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開き扉の把手装置の一実施形態を
示す正面図である。
【図2】図1の一部省略平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】同実施形態の表ケーシングの断面(図2のA−
A線断面相当)図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】同実施形態の裏ケーシングの背面図である。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】同実施形態の回動操作片の正面図である。
【図10】図9の背面図である。
【図11】図10の右側面図である。
【図12】同実施形態の取付基板を示す正面図である。
【図13】図12の上平面図である。
【図14】同実施形態のピニオン取付板を示す正面図で
ある。
【図15】従来の把手装置が装着された開き扉の斜視図
である。
【図16】従来例の拡大斜視図である。
【図17】開き扉に設けられた閉扉保持装置を示す一部
破断側面図である。
【図18】同閉扉保持装置の扉への取付寸法例の説明図
である。
【符号の説明】
2 開き扉 12 回動操作軸 21 把手装置 22 表ケーシング 22a 前面壁 23 裏ケーシング 23a 前面壁 24 回動操作片 25 収納空間 26 ラック 27 ピニオン 27a 回動ボス部 28 連動手段 33 角孔 34 操作口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開き扉の扉面に略平行な面で開口し、か
    つ手の指を挿通できる大きさを有する操作口部を備えた
    ケーシングと、ケーシング内で上下動自在とされた操作
    片と、該操作片を上方又は下方に押動させることによ
    り、扉枠側に係合して開き扉を開状態に保持する閉扉保
    持装置のラッチの扉枠側ストライクへの係合を解除させ
    る連動手段とを備え、前記連動手段を収納している扉面
    と前記ケーシング前面壁との収納空間に、前記操作片を
    配設してなる開き扉の把手装置において、 前記閉扉保
    持装置の回動操作軸が嵌合される角孔を備えた前記連動
    手段を構成する回動ボス部を、前記ケーシング中心から
    左右に振り分けて2つ設けたことを特徴とする開き扉の
    把手装置。
  2. 【請求項2】 前記連動手段を構成する回動ボス部を、
    左右共に外周面に歯部を設けてピニオンとし、該両ピニ
    オンを前記操作片に連結した上下方向に延びるラックに
    歯合させたことを特徴とする請求項1に記載の開き扉の
    把手装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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