JP5157723B2 - グラブボックス - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のインストルメントパネルに開閉可能に設けられたグラブボックスのクッション部材の配置構造に関するものである。
自動車のインストルメントパネルにはグラブボックスが設けられているのが一般的であり、パネルにはグラブボックスを収納可能な大きさの開口部を有している。グラブボックスは、開口部の下端部に設けられたヒンジを中心に回動することにより開閉可能になっている。グラブボックスには、グラブボックスを閉じる際の衝撃を緩和するための開口部にクッション部材が取付けられている。(特許文献1参照)。
このクッション部材は、弾性を有する略三角錐形状のクッション部材とを有しており、グラブボックスの上端部のドア本体に取付けられている。ここで、グラブボックスが閉じられる際には、クッション部材の先端がインストルメントパネルの開口部に向かって移動し、グラブボックスが完全に閉じられる前にインストルメントパネルの開口部に接触する。従って、グラブボックスを閉じる際の衝撃が緩和されるとともに、グラブボックスのドアの振動を防止している。
実開平6−32204号公報
しかし、従来のグラブボックスにおいて、ヒンジ部を軸支する構成では、ヒンジ部の軸径、左右に設けられるヒンジ部の幅等に、組付性、成形誤差等を考慮して、クリアランスを形成している。そのため、上端側に設けられたクッション部材のみではグラブボックスのドアの振動を充分に防止することはできず、ヒンジ部の前記クリアランスにより悪路走行時にヒンジ部が振動し、異音を発生するという問題を有していた。
そのため、本発明の主な目的は、悪路走行時の異音発生の原因となっているヒンジ部の振動をなくすことにより、異音の発生を防止することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1に記載のグラブボックスでは、ボックス本体と、ボックス本体に下端側で軸支されるドア本体とを有するグラブボックスにおいて、ドア本体は、ボックス本体に取付けられ、ヒンジ軸により開閉可能に軸支され、ヒンジ軸の近傍でボックス本体取付けられる下端側クッション部材を有し、ドア本体が閉じられた状態で該ドア本体に該下端側クッション部材が当接し、ボックス本体は、ドア本体の上端側に当接する上端側クッション部材をさらに有し、下端側クッション部材及び上端側クッション部材は、ドア本体方向で下端側クッション部材及び上端側クッション部材の軸線がクロスするような方向で、ボックス本体に取付けられていることを特徴とする。
上記構成では、ドア本体はヒンジ軸の近傍でボックス本体の取付けられた下端側クッション部材及び上端側クッション部材によりドア本体が閉じられた状態でドア本体に下端側クッション部材及び上端側クッション部材が当接する。また、下端側クッション部材及び前記上端側クッション部材は、ドア本体方向で下端側クッション部材及び上端側クッション部材の軸線がクロスするような方向で、ボックス本体に取付けられているため、悪路走行時に車両が振動したとしても、ヒンジ軸の軸径、ヒンジ軸のグラブボックスの幅方向のクリアランスは、下端側クッション部材及び前記上端側クッション部材により一定方向に安定的に付勢、保持されるので確実に異音の発生を防止することができる。
本発明のグラブボックスでは、ヒンジ軸の軸径、ヒンジ軸のグラブボックの幅方向にクリアランスがあっても、下端側クッション部材及び上端側クッション部材がドア本体に当接して一定方向に付勢する構成となっているので、車両が振動しても異音を発生することはない。
インストルメントパネルに設けられるグラブボックスにおいて、車両が悪路走行時であっても、その異音発生の原因となるヒンジ軸の振動を、ドア本体に当接するように設けられた下端側クッション部材により、防止しする構成とすることにより具現化している。
以下、本系発明を具現化した実施態様のグラブボックスについて、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るグラブボックス有するインストルメントパネルの斜視図である。図2は、開かれた状態のグラブボックスのみの斜視図である。図3は、閉じられた状態のグラブボックスのヒンジを示す断面図である。
図1は、インストルメントパネルの斜視図を示し、インストルメントパネル10の助手席側(向かって左側)にグラブボックス20が設けられている。このグラブボックス20は、インストルメントパネル10に設けられた開口部に取付けられている。このグラブボックス20は、ドア本体30が、グラブボックス20の下端側に設けられたヒンジ部40(図2、図3参照)により、ボックス本体50にヒンジ軸42で軸支され、開閉可能に取付けられている。
ドア本体30には、左右一対のヒンジ部40がネジ止めされ、グラブボックス20の表面側の意匠面を形成するアウターパネル32と、インナーパネル34から構成されている。このアウターパネル32とインナーパネル34は、アウターパネルからグラブボックス20の内側方向に向けて形成された複数のリブを振動溶着により溶融させて結合させている。
ボックス本体50の上端側には、先端部分が略円錐状で、後部側が径の小さい円柱状を有する上端側クッション部材65が取付けられている。上端側クッション部材65は、その先端部がドア本体30が閉じられた時、ドア本体30のインナーパネル34に略垂直に当接するように前方斜め下方に傾斜して取付けられている。また、上端側クッション部材65は後部側の円柱状の部分が、ボックス本体50に形成された取付用の孔に、挿入されて取付けられている。
ボックス本体50の下端側には、上端側クッション部材65と同じ形状の下端側クッション部材60が取付けられている。この下端側クッション部材60も上端側クッション部材と同様に、円柱状の部分が、ボックス本体50に形成された取付用の孔に、挿入されて取付けられている。下端側クッション部材60は、その先端部がドア本体30が閉じられた時、ドア本体30のヒンジ部に略垂直に当接するように取付けられている。また、下端側クッション部材60は、ヒンジ軸42の近傍(ヒンジ軸より20mm程度の位置)でヒンジ部40に当接する位置になっている。
この上端側クッション部材65と下端側クッション部材60は、ドア本体30側方向(図3の右側方向)でそれらの軸線がクロスするような方向で、ボックス本体50に取付けられている。
ヒンジ部40は略扇状をなし、上部には、径の外方向に突出する凸部44が形成されている。この凸部44は、ドア本体が開状態の時、ボックス本体にクッション部材(図示せず)を介し当接し開状態を保持するようになっている。
次に、グラブボックス20の開閉動作およびその効果について説明する。
まず、ボックス本体側に設けられた開ボタン22を押圧することによりロック機構(図示せず)が解除され、ドア本体30が自重でヒンジ軸42を中心に回動し開状態となる。このときドア本体30のヒンジ部40に設けられた凸部44が、ボックス本体50に設けられたクッション部材に当接し、開状態を維持する。次に、ドア本体30を押圧することにより開状態から閉状態とすることができる。このとき、ボックス本体50の上端側および下端側に設けられた上端側クッション部材65および下端側クッション部材が、ドア本体30のインナーパネル34およびヒンジ部40に当接し、閉時の衝撃を緩和する。さらにドア本体30は、上端側クッション部材65および下端側クッション部材60の弾性力により、図3の右方向に付勢、押圧され、保持される。そのため、ドア本体30のヒンジ部のヒンジ軸および左右に設けられたヒンジ部間にクリアランスがあったとしても、安定して保持され、ドア本体30の振動を防止する。たとえ、悪路を走行したとしても振動が防止され、異音は発生しない。
上記の実施形態では、下端側クッション部材60と上端側クッション部材65の上下に設けたが、ヒンジ部のクリアランスのためには、下端側のみ設ける構成とすればよい。
また、下端側クッション部材60の形状として、略円錐状のものを用いたが、円柱状、角柱状としても良いが、変位量と押圧力の特性を考慮すると略円錐状とすることで、必要な特性を容易に得ることができる。
ヒンジ部40はドア本体30に別部材として取付けられ構成とし、このヒンジ部(ドア本体30の一部として)に下端側クッション部材60が当接する構成としたが、ドア本体30に一体的にヒンジ軸42を構成し、ドア本体30のヒンジ軸42近傍に下端側クッション部材60が当接する構成としても良い。
本発明のグラブボックス有するインストルメントパネルの斜視図 開かれた状態のグラブボックスのみの斜視図 閉じられた状態のグラブボックスのヒンジ部を示す断面図
符号の説明
10 インストルメントパネル
20 グラブボックス
22 開ボタン
30 ドア本体
32 アウターパネル
34 インナーパネル
40 ヒンジ部
42 ヒンジ軸
44 凹部
50 ボックス本体
60 下端側クッション部材
65 上端側クッション部材

Claims (1)

  1. ボックス本体と、該ボックス本体に下端側で軸支されるドア本体とを有するグラブボックスにおいて、前記ドア本体は、前記ボックス本体に取付けられ、ヒンジ軸により開閉可能に軸支され、該ヒンジ軸の近傍で前記ボックス本体取付けられる下端側クッション部材を有し、前記ドア本体が閉じられた状態で該ドア本体に該下端側クッション部材が当接し、前記ボックス本体は、前記ドア本体の上端側に当接する上端側クッション部材をさらに有し、前記下端側クッション部材及び前記上端側クッション部材は、前記ドア本体方向で前記下端側クッション部材及び前記上端側クッション部材の軸線がクロスするような方向で、前記ボックス本体に取付けられていることを特徴とするグラブボックス。
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