JP5154999B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents

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本発明は、プリント基板上に電子部品を装着するようにした電子部品装着装置に関する。
この種の電子部品装着装置は、例えば特許文献1などに開示されている。この電子部品装着装置は昇降可能な装着ノズルを設け、真空バルブをオン、即ち、切り替えて前記装着ヘッドに設けられた装着ノズルより電子部品供給装置から電子部品(以下単に部品とも示す)を真空吸着して取り出し(以下単に吸着とも示す)、前記真空バルブをオフ、即ち、切り替えて前記電子部品を吸着保持している前記装着ノズルから空気を吹出してプリント基板上に装着する(以下単に装着とも示す)。前記電子部品装着装置において、前記装着ノズルの下降を検出する検出センサと、この検出センサが前記装着ノズルの下降を検出した旨の検出信号を受けてから所定時間経過後に前記真空バルブのオン/オフを切り替えるようにする制御装置を備えている(図16、図17参照)。図16は部品吸着を示した図である。図1Aは吸着を始める時の各装置の位置関係を示したものである。図16Bは位置検出センサが装着ノズルを検出し、バルブオン制御をする時の各装置の位置関係を示した図である。図16Cは図16Bから所定時間が経過し、バルブがオンされた時の各装置の位置関係を示した図である。図16Dは装着ノズルに備えられた吸着ノズル内の圧力が吸着に必要な圧力に達したときの各装置の位置関係を示した図である。図16Eは部品吸着が完了し、元の位置に戻り始めたときの各装置の位置関係を示した図である。図10は部品装着を示した図である。図17Aは装着を始める時の各装置の位置関係を示したものである。図17Bは位置検出センサが装着ノズルを検出し、バルブオフ制御をする時の各装置の位置関係を示した図である。図17Cは図17Bから所定時間が経過し、バルブがオフされた時の各装置の位置関係を示した図である。図17Dは吸着ノズル内の圧力が装着に必要な圧力に達したときの各装置の位置関係を示した図である。図17Eは部品装着が完了し、元の位置に戻り始めたときの各装置の位置関係を示した図である。
特開2007−123667号広報
しかし、前記装着ヘッドの下降を検出するセンサの位置は固定であり、図18に示した部品吸着時あるいは装着時のタイミングチャートの図おいてt2で示される前記真空バルブのオン/オフを切り替える制御を所定時間経過後に行っているため、制御部で真空バルブのオン/オフ制御を指示する信号のタイミングのバラツキや、前記装着ヘッドの下降動作時間のバラツキがあるので、前記装着ヘッド下降動作完了時に目的の圧力(P2)に到達しない(P1)、あるいは前記装着ヘッド下降動作完了前に目的の圧力に到達してしまい、電子部品供給装置からの電子部品の取り出しやプリント基板上への電子部品の装着が良好にいかないという問題があった。図10はバルブをオフ状態からオンしてから、即ち、切り換えてからの装着ノズル内の圧力変化を示した図である。図13はバルブをオン状態からオフしてから、即ち、切り換えてからの装着ノズル内の圧力変化を示した図である。
そこで本発明は、電子部品を精度よく吸着または装着できる電子部品装着装置を提供することを目的とする。また、本発明は、真空バルブのオン/オフの切り替え制御を遅れることなく、またバラツキなく行える電子部品装着装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、プリント基板上に電子部品を装着するようにした昇降可能な装着ヘッドと、前記装着ヘッドの高さ位置を検出するための検出手段と、前記装着ヘッドに設けられた吸着ノズルと真空源との間に設けられたバルブと、前記吸着ノズルにより電子部品供給装置から電子部品を真空吸着して取り出すように前記バルブを切り替える制御を行う制御装置とを備えた電子部品装着装置において、前記制御装置は記憶装置を有し、この記憶装置には前記電子部品を前記真空吸着する時の前記吸着ノズルの動作時間及び前記電子部品を前記真空吸着する時に必要な圧力が部品ごとに記載されているテーブルを有した前記電子部品の固有情報が格納され、前記記憶装置に格納された前記固有情報に基づいて前記検出手段が検出する高さ位置を変更する変更手段を設け、この変更手段は前記検出手段が検出する高さ位置を前記テーブルに基づいて変更し、前記制御装置は、前記検出手段の出力に基づいて前記バルブを切り替えることを特徴とする。
また、第2の発明は、プリント基板上に電子部品を装着するようにした昇降可能な装着ヘッドと、前記装着ヘッドの高さ位置を検出するための検出手段と、前記装着ヘッドに設けられた吸着ノズルと真空源及びエア供給源との間に設けられたバルブと、このバルブを切り替えて前記電子部品を吸着保持している前記吸着ノズルから空気を吹出してプリント基板上に装着するように前記バルブを制御する制御装置とを備えた電子部品装着装置において、前記制御装置は記憶装置を有し、この記憶装置には前記電子部品を前記装着する時の前記吸着ノズルの動作時間及び前記電子部品を前記装着する時に必要な圧力が部品ごとに記載されているテーブルを有した前記電子部品の固有情報が格納され、前記記憶装置に格納された前記固有情報に基づいて前記検出手段が検出する高さ位置を変更する変更手段を設け、この変更手段は前記検出手段が検出する高さ位置を前記テーブルに基づいて変更し、前記制御装置は、前記検出手段の出力に基づいて前記バルブを切り替えることを特徴とする。
また、第3の発明は、請求項1あるいは請求項2に記載の電子部品装着装置において、前記記憶装置は、前記真空源の個体特性情報を有し、前記変更手段は前記テーブルと前記個体特性情報に基づいて検出する位置を変更することを特徴とする。
本願発明によれば、電子部品を精度よく吸着または装着できる電子部品装着装置を提供することができる。
また、真空バルブのオン/オフの切り替え制御を遅れることなく、またバラツキなく行うこともできる。
以下、本発明による電子部品装着装置の一実施形態を添付の図面に基づいて説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図、図2は電子部品装着装置1の下部本体の正面図、図3は電子部品装着装置1の右側面図で、該装置1の基台2上のフィーダベース3A、3B、3C、3D上には種々の電子部品を夫々その部品取出し位置(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニット3が不動の状態で着脱可能に複数並設固定されている。対向する部品供給ユニット3群の間には、供給コンベア4、位置決め部5及び排出コンベア6が設けられている。供給コンベア4は上流より受けたプリント基板Pを前記位置決め部5に順次搬送し、位置決め部5で位置決め機構により位置決めされた該基板P上に電子部品が装着された後、排出コンベア6に搬送される。
8は装着装置1の左右部にそれぞれに設けられるX方向に長い前後一対のビームであり、各リニアモータ9の駆動により左右一対のガイド10に沿って前記各ビーム8に固定されたスライダ11が摺動して位置決め部5上のプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出し位置上方を個別にY方向に移動する。前記リニアモータ9は、基台2に固定された上下一対の固定子9Aと、前記ビーム8の両端部に設けられた取付板の下部に固定された可動子9Bとから構成される。
各ビーム8にはその長手方向(X方向)にリニアモータ14によりガイド13に沿って移動する装着ヘッド体7が夫々設けられている。図3に示すように、前記リニアモータ14はビーム8に固定された前後一対の固定子14Aと、各固定子14Aの間に位置して前記装着ヘッド体7に設けられた可動子14Bとから構成される。
各装着ヘッド体7は16本の各バネ12により下方へ付勢されている吸着ノズル15を有する装着ヘッド16を備えている。そして、各装着ヘッド体7の各装着ヘッド16には基板認識カメラ19が設けられ、位置決めされているプリント基板Pに付された位置決めマークを撮像する。
以下、装着ヘッド16の昇降装置及び装着ヘッド16について、図5及び図6に基づいて詳細に説明する。20はガイド13に沿って移動する装着ヘッド体7の基盤、21はこの基盤20に固定されたビーム側ベースである。また、22は装着ヘッド16の上部及び下部に固定された装着ヘッド側ベースであり、この装着ヘッド側ベース22とビーム側ベース21との間にヘッド昇降装置23が設けられている。
ヘッド昇降装置23は、装着ヘッド16の昇降時に装着ヘッド16を案内するガイド24、ビーム側ベース21に取り付けられたボールネジ25、該ボールネジ25を回転駆動し装着ヘッド16を昇降させるヘッド昇降モータ26、ボールネジ25と螺合した昇降ナット27、ヘッド昇降モータ26が取り付られると共にボールネジ25の上部を回転自在に支持する支持体28などから構成され、昇降ナット27はヘッド側ベースに22に固定されている。このため、ヘッド昇降モータ26の回転によるボールネジ25の回転により、昇降ナット27は昇降し、この結果、装着ヘッド16がガイド24に案内されて昇降する。
また、スリップリング30は装着装置本体と装着ヘッド16との間の通信及びノズル支持部の回転モータへの電力供給のために設けられている。また、31は装着ヘッド16下部に所定角度毎に所定間隔毎に周縁部に円周上に16本配設された各吸着ノズル15を上下動可能に支持するノズル支持体、32は装着ヘッド16下部の外筒体、33は外筒体32とノズル支持体31との間に設けられた吸着ノズル15のθ回転用のノズル回転モータである。このノズル回転モータ33のロータ34はノズル支持体31の外周面に設けられ、外筒体32に設けられたステータ35の内側でノズル支持体31と共にθ方向に回転可能に設けられる。
37はヘッド支持体31の中心から下方に突出して設けられた部品有無検出及び吸着姿勢(吸着状態)検出の検出手段、電子部品Dの下端の高さの検出手段及び吸着ノズル15の存在の検出手段(有無検出手段、ノズル径の検出手段)としてのラインセンサユニットで、各装着ヘッド16の略中央部に設けられた支持体38下端に設けられ円筒状の発光ユニット取付体41内上部にLED等の発光素子42を配設すると共にその下方にレンズ43及びそのレンズ43の下方に円錐状の反射面44aを有する反射体44を配設して構成された発光ユニット45と、前記外筒体32底面に固定されて前記反射体44を介する前記発光素子42からの光を受光する複数の受光素子であるCCD素子を備えた受光ユニット46とから構成される。
例えば、装着ヘッド16に設けられ部品の吸着を行うと選択された吸着ノズル15による電子部品Dの吸着動作が終了し、ノズル支持体31が回転する度に、電子部品Dの下端面の高さ位置を各CCD素子の受光状態より遮光から受光に変わる境界位置として検出することにより電子部品が図5に示すように正常に吸着されている場合と、吸着すべきでない面が吸着されて所謂立ち状態や斜め吸着状態の場合とが区別して検出される。即ち、吸着ノズル15が下降して部品供給ユニット3から電子部品Dを吸着取出し、上昇した後にノズル回転モータ33の駆動によりノズル支持体31を回転させ、電子部品Dを吸着保持している吸着ノズル15を旋回させ、その旋回中に吸着ノズル15が吸着している電子部品Dが前記反射体44と受光ユニット46との間に位置するので、複数位置で電子部品Dの下端面の高さ位置を検出することにより、部品の有無検出、吸着姿勢の検出、吸着ノズル15に吸着保持された電子部品の厚さの検出等が可能となる。
また、吸着ノズル15を旋回させて旋回中に吸着ノズル15の有無検出もできる。尚、ノズル支持体31が回転しながら移動するときに検出する構成にしたが、電子部品Dが前記反射体44と受光ユニット46との間に位置したときに前記回転を停止させて検出するようにしてもよい。
そして、吸着ノズル15が電子部品Dを吸着していない場合には、発光素子42からの光のうち遮光されるべき光(吸着されている電子部品により)が受光ユニット46に受光されることとなるので電子部品Dの「無し」を検出し、各ノズル軸64の側方設けられた後述する真空バルブ入切用作動体であるソレノイドバルブ82の動作により吸着ノズル15に真空源47に連通する流路を遮断し、真空源47からの真空通路を断って真空吸着動作を停止してリークを防止し、また吸着すべきでない面が吸着され所謂立ち状態となっているとか斜めに吸着されていると検出した場合には、当該吸着ノズル15を回収箱79上方に移動させて電子部品Dを落下させる。
次に、装着ヘッド16に設けられたノズル昇降装置50について説明する。51はヘッド側ベース22に取り付けられたノズル昇降用のノズル昇降モータ、52はノズル昇降モータ51の回転軸511が連結部材59により連結されノズル昇降モータ51により回転駆動されるボールネジ、53はこのボールネジ52に螺合してボールネジ52の回転により昇降する昇降体、55はヘッド側ベース22に取り付けられ昇降体53の昇降を案内するガイド、56は昇降体53の下端に回転自在に取り付けられたローラである。
更に、57は装着ヘッド16の中心軸60が中心を貫通した第1筒体であり、この第1筒体57に形成された環状の鍔部58はローラ56の上に位置し、第1筒体57はローラ56に支持されている。ここで、第1筒体57は例えばボールスプラインから構成され、鍔部58の上面にその下端が当接したバネ61により下方に付勢される共に後述するプーリのθ回転と共にθ回転し、且つ昇降体53の昇降に伴うローラ56の昇降に伴い昇降する。62は第1筒体57の下部に固定され第1筒体57と共にθ回転するノズル支持部材であり、このノズル支持部材62の下端には円周方向に水平に伸びた昇降支持片63が形成されている。そして、この昇降支持片63は第1筒体57の昇降に伴い昇降し、昇降支持片63の下降により複数の吸着ノズル15のうち所定の吸着ノズル15が下降する。
即ち、それぞれの吸着ノズル15から上方に延びた各ノズル軸64の上端にはローラ65が回転自在に取り付けられ、後述するノズル選択装置により選択された1本の吸着ノズル15のノズル軸64上端のローラ65が昇降支持片63の上面に乗っている状態で、第1筒体57の下降に伴うノズル支持部材62及び昇降支持片63の下降により昇降する。即ち、昇降支持片63及びローラ65が、例えば昇降支持片63A及びローラ65Aにて示した位置まで下降した場合には、この下降に伴い、所定の吸着ノズル15も下降する。更に、ノズル昇降モータ51の回転量を制御して、昇降体53下降時の停止高さを調整することにより、前記吸着ノズル15を所定ストローク降下させることとなる。
また、66はノズル支持部材62の下に設けられたθ回転可能な第3筒体であり、この第3筒体66の上部には下降前のノズル支持部材62の昇降支持片63と同じ高さ位置にほぼ円盤状の固定支持片67が形成されている。固定支持片67には、図7に示したように昇降支持片63に対応して切欠き68が形成され、上記下降するノズル15を除いたノズル15のノズル軸64上端の各ローラ65が固定支持片67により支持されている。即ち、固定支持片67には、円周方向にノズル15の数分の16等分した角度であるほぼ180°の位置に切欠き68が形成され、この切欠き68の箇所にノズル支持部材62の昇降支持片63が位置している。
70は装着ヘッド16に設けられたノズル選択装置であり、71は下降ノズル選択用のノズル選択モータ、72はノズル選択モータ71の回転軸73に固定された第1のプーリ、74は中心軸60に回動可能に支持された第2のプーリ、75は第1のプーリ72と第2のプーリ74とに渡されたベルト、76は中心軸60の外側に位置し第2のプーリ74の中心から下方に延びた筒状の回転体であり、バネ61は第2のプーリ74と第1筒体57の鍔部58との間に設けられている。
また、回転体76下部の外周面外側には第1筒体57が位置し、第1筒体57のボールスプラインとしての作用により、第1筒体57は第2のプーリ74の回転に伴う回転体76の回転と共に回転し、且つ昇降体53が昇降したときにはその昇降に伴い回転体76に沿い下降する。
即ち、電子部品Dの吸着及び装着に伴うノズル選択時には、ノズル選択モータ71が回転すると、第1のプーリ72ベルト75及び第2のプーリ74及び回転体76を介して第1筒体57が回転し、更に第1筒体57と連結されたノズル支持部材62が第3筒体66と共に回転し、ノズル支持部材62の昇降支持片63が選択されたノズル15から伸びたノズル軸64の下に位置する。このような状態で、ノズル昇降モータ51が回転し、吸着及び装着する電子部品の下端の高さに応じて昇降体53が下降すると、それに伴い第1筒体57及びノズル支持部材62が下降し、昇降支持片63の下降により選択されたノズル15のみが電子部品の下端の高さに応じて所定ストローク下降する。
80はエアー切替バルブ(以下、バルブという。)で、各ノズル15より周方向外側の位置に各ノズル15に対応して等角度間隔に設けられ、個別にエアーの吸引と吹き出しとの切替が可能である。このバルブ80は上部に設けられたケース81と、このケース81内に上部が位置し、通電がCPU90からの信号により制御されるソレノイドバルブ82とから構成されている。ソレノイドバルブ82はケース81の内面に設けられた環状の電磁石83と、この電磁石83への通電、非通電によりケース81内を昇降し、上部には電磁石83に対応して円柱状の永久磁石84が設けられた通路切替体85などから構成されている。この通路切替体85とケース81下部の筒部81Aとの間には、上から下に順番にエアーブロー用通路86、ノズル連通通路87、真空引き用通路88とが形成されている。また、ノズル軸64にはノズル15の内部通路及びノズル連通通路87と連通するノズル軸通路100が形成され、通路切替体85の昇降によりノズル連通通路87を介してノズル通路100と真空引き用通路88或いはエアーブロー用通路86との間の連通が切り替る。
即ち、ソレノイドバルブ82の電磁石83への通電により通路切替体85が上昇しているときには、真空引き用通路88とノズル連通通路87とが連通し、ノズル連通通路87とエアーブロー用通路86とが遮断され、吸着ノズル15の内部通路はノズル軸通路100、ノズル連通通路87及び真空引き用通路88を介して真空源47と連通し、吸着ノズル15は電子部品の真空吸着を維持する。また、電磁石83が非通電になり、通路切替体85が下降しているときには、真空源47に連通した真空引き用通路88とノズル連通通路87とが遮断され、ノズル連通通路87とエアーブロー用通路86とが連通し、吸着ノズル15による電子部品Dの真空吸着を止めると共に吸着ノズル15の内部通路にエアー供給源48からの空気がエアーブロー用通路86、ノズル連通通路87及びノズル軸通路100を介して吹き込まれる。
49Aは一端がバルブ80に連通する切替バルブで、他端が前記真空源47に連通して吸着ノズル15が吸引するかエアー供給源48に連通して吸着ノズル15が吹き出しするかを切り替えるバルブである。49Bは一端がバルブ80に連通すると共に他端がエアー供給源48に連通する開閉バルブで、吸着ノズル15により電子部品を装着する際に、バルブ80がエアー吸引からエアー吹き出しに切り替る前に開いてエアー供給源48からのエアーを吹き出し状態として、吸着ノズル15が電子部品を吸着して下降し始めたときにバルブ80がエアー吹き出しに切り替ったときにこの真空を破壊するためのバルブである。
図3に示すように、89は部品認識カメラで、前記各装着ヘッド16に対応してそれぞれ1個ずつ計4個基体2の取付板99に設けられ、電子部品が吸着ノズル15に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために複数の前記吸着ノズル15に吸着保持された全ての電子部品Dを一括して撮像し、吸着ノズル15に電子部品Dが吸着保持しているか否かも確認することができる。
図4は装置本体を制御する本体側制御部90、前記装着ヘッドのバルブ80および前記ノズルを昇降させる例えばサーボモータであるノズル昇降モータ51を制御するヘッド側制御部91のブロック図である。
電源供給部92はドライバ93に接続され、さらにノズル昇降モータ51やバルブ80に接続される。本体側制御部90に設けられた本体制御装置94はCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)95を備え、そのCPU95にはROM(リ−ド・オンリー・メモリ)96とRAM(ランダム・アクセス・メモリ)97が接続される。また、本体制御装置94はドライバ93と接続され、さらにノズル昇降モータ51と接続される。エンコーダ98はノズル昇降モータ51に接続される。更に、ドライバ93はバルブ制御装置110と接続される。
本体制御装置94はROM96に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置の部品吸着動作及び部品装着動作に係わる動作を統括制御する。また、ROM96には図9に表で示す部品情報テーブル及び真空源の固体特性を格納している。真空源の固体特性、即ち、バルブ80の切替わり時の特性は、図10(真空源側からエア供給源側への切替時の特性)と図11(エア供給側から真空源側への切替時の特性)に示されたグラフに表され、例えばバルブ80が変わるとグラフも変わる。バルブ制御装置110はCPU101を備え、CPU101にはROM102とRAM103が接続される。また、バルブ制御装置110はスリップリング104に接続され、バルブI/O105と接続され、さらに各バルブ80、切替バルブ49A及び開閉バルブ49Bに接続される。バルブ制御装置110はROM102に格納されたプログラムに従い、バルブI/O105の制御を行い、バルブ80、切替バルブ49A及び開閉バルブ49Bのオン/オフ或いは切替えを行う。
図9の部品情報テーブルは部品の種類、即ち、部品IDごとに予め設定された「吸着時の吸着バルブ動作時間」、「装着時の装着バルブ動作時間」、「吸着に必要な圧力」及び「装着に必要な圧力」のデータを表したものであり、ROM102に格納されている。ここで、吸着時の吸着バルブ動作時間はその部品を吸着するためにバルブ80が下降して目的位置に達するまでに必要な時間、装着時の装着バルブ動作時間はその部品を装着するために装着ヘッドが下降して目的位置に達するまでに必要な時間、吸着に必要な圧力はその部品を装着バルブで吸着するために必要な圧力及び装着に必要な圧力はその部品を装着バルブが装着するのに必要な圧力である。本体制御装置はRAM103に格納された使用部品情報からROM102に格納されている図9の部品情報テーブルと真空源の固体特性(例えば、バルブの特性)とを利用し、部品吸着時は部品吸着時の装着ノズル動作時間、吸着に必要な圧力及び真空源の固体特性より、部品装着時は装着時の装着ノズル動作時間、装着に必要な圧力及び真空源の固体特性よりノズル昇降モータ51が指定位置に到達した事を知らせる信号を出すための指定位置を決定し、ドライバ93に指定位置を通知する。指定位置の算出方法は、図10または図11に示されるグラフにおけるp2に示される圧力(表1に示される吸着もしくは装着に必要な圧力)に達するまでの時間を真空源の固体特性に基づいて算出する。
指定位置への到達が通知されたドライバ93はノズル昇降モータ51の指定位置への到達を知らせる信号をバルブ制御装置110に通知する。通知を受けたバルブ制御装置110はバルブI/O105を制御し、対象のバルブ80の切替えを行う。
次に、以上のような構成により、以下電子部品装着装置1による電子部品Dの吸着及び装着の動作について詳細に説明する。先ず、作業管理者が電子部品装着装置1に設けられた図示しないモニタに表示されたタッチパネルスイッチの運転開始スイッチ部を押圧操作すると、CPU95は初めにノズル回転モータ33を原点位置に復帰させ、プリント基板Pを上流装置より供給コンベア4を介して位置決め部5に搬入し、位置決め機構により位置決め動作を開始する。
次に、CPU95は、RAM97に格納された装着データに従い、電子部品Dの吸着動作を実行する。即ち、RAM97にプリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及び配置番号等が指定された装着データ等に従い、電子部品の部品種に対応した吸着ノズル15が装着すべき該電子部品を所定の部品供給ユニット3から吸着して取出す。
このとき、CPU95によりリニアモータ9及び14が制御されて、各装着ヘッド体7の各装着ヘッド16の吸着ノズル15が装着すべき電子部品を収納する各部品供給ユニット3の先頭の電子部品上方に位置するよう移動するが、Y方向は駆動回路95によりリニアモータ9が駆動して一対のガイド10に沿って各ビーム8が移動し、X方向は同じく駆動回路95によりリニアモータ14が駆動してガイド13に沿って各装着ヘッド体7が移動する。
そして、既に所定の各供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、CPU90からインターフェース94及び駆動回路95を介して出力される信号に基づいて、ヘッド昇降モータ26が回転し、装着ヘッド16がガイド24に沿い所定の高さまで下降する。次に、初めに電子部品を吸着する吸着ノズル(以下、「1番吸着ノズル」という)15が吸着位置、即ち、図8に示す6時の吸着位置からずれている場合には、CPU90はその吸着ノズル15を吸着位置まで移動させるための信号を出力してノズル回転モータ33を回転駆動させ、装着ヘッド16のノズル支持体31を中心軸60の回りをθ回転させる。
そして、ローラ65が昇降支持片63に乗った時点で、CPU101はドライバ93及びスリップリング104を介して信号をノズル昇降モータ51へ出力する。すると、この信号に基づいて、ノズル昇降モータ51は1番吸着ノズル15を下降させる方向へ回転し、ボールネジ52の回転により昇降体53及び昇降支持片63は下降し、1番吸着ノズル15は所定の高さ、即ち予め設定されていた供給ユニット3から電子部品を吸着するのに適した高さに向かい下降する。即ち、ノズル支持体31のθ回転及び昇降支持片63の下降により、1番吸着ノズル15は旋回すると共に下降し、ローラ65が昇降支持片63の中央に到達し、1番吸着ノズル15は吸着位置に到達すると共に、バルブ80は真空源電子部品を吸着するのに適した高さまで下降し、1番吸着ノズル15が電子部品を吸着して取出す。
以下、一番吸着ノズル15により電子部品が吸着されるときのこの吸着ノズルに対応して設けられたバルブ80の動作について、図12及び図13のフローチャートに基づいて説明する。
装着ヘッド16が電子部品の吸着動作のために部品供給装置への移動を開始すると、まず、図12に示したように目的位置設定動作がスタートする。そして、CPU101が本体制御装置94から吸着する部品情報(部品ID)を取得し、この部品IDを用いてROM102に格納されている図9の部品情報テーブルの装着時の装着ノズル動作時間、吸着時の吸着に必要な時間及び吸着に必要な圧力の情報を取得する。
CPU101は得た情報に基づいて、各バルブ80を切り替える目的位置を算出し、算出した目的位置をRAM103に書き込む。
そして、吸着ノズル15が吸着対象の部品を供給する部品供給ユニットの上方に到達し、下降を開始すると、CPU101は図13に示した吸着制御をスタートする。
まず、CPU101はエンコーダ98の情報からノズル昇降モータ51の位置を取得し、この位置が予め得られた目的位置に到達したか否か、即ち、吸着ノズル15の下端位置が目的の高さに到達したか否かを監視する。CPU101により監視しているノズル昇降モータ51の位置が目的位置に到達し、吸着ノズル15が目的の高さに到達すると、CPU101はバルブ80に切替信号を出力する。
この結果。バルブ80において、ソレノイドバルブ82の電磁石83への通電により通路切替体85が上昇し、吸着ノズル15の内部通路はノズル軸通路100、ノズル連通通路87及び真空引き用通路88を介して真空源47と連通し、吸着ノズル15は電子部品の真空吸着を維持する。バルブ80は1番吸着ノズル15が電子部品を吸着して取出す。
このように、エンコーダ98からの信号によってCPU101は吸着ノズル15の位置を監視し、位置が部品情報テーブルの装着時の装着ノズル動作時間、吸着時の吸着に必要な時間及び吸着に必要な圧力などの情報に基づいてCPU101が求めた目的位置に達すると、バルブ80を切り替えるので、図15のタイミングチャートに図に示しように、吸着ノズル15の下降動作の終了時には、ノズル圧力を最適な負圧に到達させることができ、吸着ノズル15によって精度よく電子部品を吸着することができる。また、部品を吸着するときのバルブ80の切り替え制御を遅れることなく、またバラツキなく行うこともできる。
そして、1番吸着ノズル15による電子部品の吸着動作が終了すると、CPU90は信号をノズル昇降モータ51へ出力し、この信号に基づいて、ノズル昇降モータ51は1番吸着ノズル15を上昇させる方向へ回転し、ボールネジ52の回転により昇降体53は所定に高さ、即ち、下降前の高さまで上昇する。
そして、装着ヘッド16により電子部品を連鎖吸着できる場合には、1番吸着ノズルと同様に、上記のようにノズル支持体31に設けられた16本の吸着ノズル15のうち、即ち2番吸着ノズルから16番吸着ノズルのうち残りの選択された吸着ノズルについても同様に電子部品をマルチ連鎖吸着(可能な限り多くの電子部品Dを連続して吸着する)する。即ち、残りの各吸着ノズル15に部品供給ユニット3から電子部品が供給され、ノズル回転モータ33の回転によりノズル支持体31は間欠的に回動し、ノズル支持体31の停止時に各吸着ノズル15は昇降し、電子部品を吸着保持する。
そして、各吸着ノズル15による電子部品の吸着動作に伴うラインセンサユニット37による吸着ノズル15に吸着保持された電子部品の下端の高さの検出がなされる。即ち、ラインセンサユニット37の受光ユニット46は図8に示した吸着位置より例えば11.25ずれた位置に設けられ、ノズル支持体31の時計方向への間欠的な回動に伴い電子部品を吸着した吸着ノズル15が前記ラインセンサユニット37の反射体44と受光ユニット46との間を定速度で通過し、前記ノズル支持体31をノズル回転モータ33により回転させながら所定時間毎に前記吸着ノズル15に吸着保持された電子部品の下端の高さを検出する。
以下同様に、各吸着ノズル15に吸着保持された電子部品の下端の高さをラインセンサユニット37により検出し、RAM92に格納され、その後部品認識カメラ89による電子部品の撮像及び認識処理装置91の認識処理等の部品認識動作を行なうか、電子部品の姿勢異常が無かった場合に部品認識動作を行なって、プリント基板Pへの装着動作を行う。
即ち、CPU90は認識処理装置91からの認識処理結果を加味して、位置決め部5で位置決めされているプリント基板P上の装着座標位置に吸着ノズル15が移動するようにリニアモータ9及び14を制御し、Y方向は駆動回路95によりリニアモータ9が駆動して一対のガイド10に沿って各ビーム8が移動し、X方向は同じく駆動回路95によりリニアモータ14が駆動してガイド13に沿って各装着ヘッド体7が移動し、ノズル回転モータ33、ヘッド昇降モータ26及びノズル昇降モータ51を制御して、プリント基板Pに電子部品を装着する。
この場合、CPU90は前述の電子部品Dの下端の高さに応じて前記ノズル昇降モータ51を制御して吸着ノズル15を下降させる。従って、プリント基板Pへ電子部品Dを装着する際の下降量が前記電子部品Dの下端の高さに応じて定まるので、適切な押込み量で電子部品Dが装着されることとなるので、電子部品Dが破損したりすることもなく、電子部品Dが装着できないこともなく、確実に装着されることとなる。
また、上述した部品吸着時と同様に、装着ヘッド16が電子部品の装着動作のためにプリント基板の上方への移動を開始すると、図14に示したように目的位置設定動作がスタートする。そして、CPU101が本体制御装置94から装着する部品情報(部品ID)を取得し、この部品IDを用いてROM102に格納されている図9の部品情報テーブルの装着時の装着ノズル動作時間、吸着時の吸着に必要な時間及び吸着に必要な圧力の情報を取得する。なお、目的位置設定動作は、上述したような、吸着ノズルが装着動作のためにプリント基板の上方への移動を開始したときに限定されるものではなく、例えば、生産するプリント基板の機種が変更されたとき、プリント基板の生産がスタートしたときなどでもよい。
CPU101は得た情報に基づいて、各バルブ80を切り替える目的位置を算出し、算出した目的位置をRAM103に書き込む。
そして、吸着ノズル15が吸着対象の部品を装着するプリント基板の上方に到達し、下降を開始すると、CPU101は図14に示した装着制御をスタートする。
まず、CPU101はエンコーダ98の情報からノズル昇降モータ51の位置を取得し、この位置が予め得られた目的位置に到達したか否か、即ち、吸着ノズル15の下端位置が目的の高さに到達したか否かを監視する。CPU101により監視しているノズル昇降モータ51の位置が目的位置に到達し、吸着ノズル15が目的の高さに到達すると、CPU101はバルブ80に切替信号を出力する。
この結果。バルブ80において、電磁石83が非通電になり、通路切替体85が下降し、真空源47に連通した真空引き用通路88とノズル連通通路87とが遮断され、ノズル連通通路87とエアーブロー用通路86とが連通し、吸着ノズル15による電子部品Dの真空吸着を止めると共に吸着ノズル15の内部通路にエアー供給源48からの空気がエアーブロー用通路86、ノズル連通通路87及びノズル軸通路100を介して吹き込まれる。1番吸着ノズル15が電子部品をプリント基板上に装着する。
このように、電子部品を装着するときにも、エンコーダ98からの信号によってCPU101は吸着ノズル15の位置を監視し、位置が部品情報テーブルの装着時の装着ノズル動作時間、吸着時の吸着に必要な時間及び吸着に必要な圧力などの情報に基づいてCPU101が求めた目的位置に達すると、バルブ80を切り替えるので、吸着ノズル15によって精度よく電子部品を装着することができる。また、部品を装着するときのバルブ80の切り替え制御を遅れることなく、またバラツキなく行うこともできる。
なお、上記実施形態においては、ノズル昇降モータ51の位置(ノズルの高さ位置)をエンコーダによって監視したが、その昇降によって吸着ノズルの高さが変化するヘッド昇降モータ26の位置を例えばエンコーダによって監視し、予め求めた目的位置に到達したときには、バルブを切り替えるようにしてもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 電子部品装着装置の正面図である。 電子部品装着装置の右側面図である。 電子部品装着装置の制御ブロック図である。 装着ヘッド体の縦断正面図である。 装着ヘッド体の縦断側面図である。 固定支持片及び昇降支持片を示す平面図である。 装着ヘッドの下部の拡大縦断正面図である。 部品ごとの吸着時のバルブ動作時間などを示す部品情報テーブルの図である。 バルブオン時の圧力特性図である。 バルブオフ時の圧力特性図である。 目的位置設定のフローチャート図である。 部品吸着時のフローチャート図である。 部品装着時のフローチャート図である。 バルブオン時のタイミングチャート図である。 部品吸着時の動作説明図である。 部品装着時の操作説明図である。 従来のバルブオン時のタイミングチャート図である。
符号の説明
1 部品装着装置
7 装着ヘッド体
15 吸着ノズル
16 装着ヘッド
31 ノズル支持体
33 ノズル回転モータ
37 ラインセンサユニット
42 発光素子
45 発光ユニット
46 受光ユニット
51 ノズル昇降モータ
80 バルブ
95 CPU
94 本体制御装置
97 RAM
98 エンコーダ
101 CPU
102 RAM
103 RAM
110 ヘッド制御装置

Claims (3)

  1. プリント基板上に電子部品を装着するようにした昇降可能な装着ヘッドと、前記装着ヘッドの高さ位置を検出するための検出手段と、前記装着ヘッドに設けられた吸着ノズルと真空源との間に設けられたバルブと、前記吸着ノズルにより電子部品供給装置から電子部品を真空吸着して取り出すように前記バルブを切り替える制御を行う制御装置とを備えた電子部品装着装置において、前記制御装置は記憶装置を有し、この記憶装置には前記電子部品を前記真空吸着する時の前記吸着ノズルの動作時間及び前記電子部品を前記真空吸着する時に必要な圧力が部品ごとに記載されているテーブルを有した前記電子部品の固有情報が格納され、前記記憶装置に格納された前記固有情報に基づいて前記検出手段が検出する高さ位置を変更する変更手段を設け、この変更手段は前記検出手段が検出する高さ位置を前記テーブルに基づいて変更し、前記制御装置は、前記検出手段の出力に基づいて前記バルブを切り替えることを特徴とする電子部品装着装置。
  2. プリント基板上に電子部品を装着するようにした昇降可能な装着ヘッドと、前記装着ヘッドの高さ位置を検出するための検出手段と、前記装着ヘッドに設けられた吸着ノズルと真空源及びエア供給源との間に設けられたバルブと、このバルブを切り替えて前記電子部品を吸着保持している前記吸着ノズルから空気を吹出してプリント基板上に装着するように前記バルブを制御する制御装置とを備えた電子部品装着装置において、前記制御装置は記憶装置を有し、この記憶装置には前記電子部品を前記装着する時の前記吸着ノズルの動作時間及び前記電子部品を前記装着する時に必要な圧力が部品ごとに記載されているテーブルを有した前記電子部品の固有情報が格納され、前記記憶装置に格納された前記固有情報に基づいて前記検出手段が検出する高さ位置を変更する変更手段を設け、この変更手段は前記検出手段が検出する高さ位置を前記テーブルに基づいて変更し、前記制御装置は、前記検出手段の出力に基づいて前記バルブを切り替えることを特徴とする電子部品装着装置。
  3. 前記記憶装置は、前記真空源の個体特性情報を有し、前記変更手段は前記テーブルと前記個体特性情報に基づいて検出する位置を変更することを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の電子部品装着装置。
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