JP4913712B2 - 電子部品装着ヘッド及び電子部品装着ヘッドを備えた電子部品装着装置 - Google Patents

電子部品装着ヘッド及び電子部品装着ヘッドを備えた電子部品装着装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の吸着ノズルが設けられ、電子部品を吸着保持する電子部品装着ヘッド及び、この電子部品吸着ヘッド備えて、部品供給装置から前記吸着ノズルにより吸着して取出した電子部品をプリント基板上に装着する電子部品装着装置に関する。
この種の電子部品装着ヘッドは、特許文献1などで広く知られている。そして、装着ヘッドの回転中心である中心部に例えば配線の通路、真空経路及びエア供給経路をまとめて設ける。
特開2007−36163号公報
中心部に例えば配線の通路、真空経路及びエア供給経路をまとめて設けると、電子部品装着ヘッドの真空経路の断面積が狭くなり、真空経路の流量が制限され、吸着ノズルによる電子部品の吸着保持力を向上することができないという問題が発生する。
そこで本発明は、電子部品装着ヘッドの真空経路の断面積を極力広くし、真空経路での流量の増加を図り、吸着ノズルによる電子部品の吸着保持力を向上することを目的とする。
このため第1の発明は、部品供給装置から電子部品を取り出してプリント基板上に装着する複数の吸着ノズルが並設された電子部品装着ヘッドにおいて、前記複数の吸着ノズルをその中心から偏心した位置にて円周上に所定間隔を存して上下動可能に保持するノズル支持体と、このノズル支持体を前記中心を回転軸として回転駆動するモータと、前記複数の吸着ノズル毎に設けられた複数のエア切替弁を介して前記複数の吸着ノズルに連通するエア供給経路と真空経路とを備え、前記エア供給経路はノズル支持体の側面からエア供給源に連通し、前記真空経路はノズル支持体の中心部に設けられた流路を介して真空源に連通したことを特徴する。
第2の発明は、第1の発明において、前記ノズル支持体の中心部に前記真空経路と、当該装着ヘッドに係る配線の通路とを設けたことを特徴する.
第3の発明は、第2の発明において、前記吸着ノズルに保持された電子部品の状態を検出するセンサを備え、ノズル支持体の中心部に前記真空経路と、前記センサに接続された配線の通路とを設けたことを特徴する。
第4の発明は、第2の発明において、前記エア供給経路は前記ノズル支持体に形成され、前記エア供給経路と前記エア供給源からのエア供給路との接続部をノズル支持体の側面と極僅かな間隔を存して設けたことを特徴する
第5の発明は、XY方向に移動し複数の吸着ノズルが並設された電子部品装着ヘッドを備え、真空源に前記吸着ノズルを連通して部品供給装置から電子部品を前記吸着ノズルにより吸着取出し、電子部品をプリント基板上に装着するときにはエア供給源からエアを前記吸着ノズルに供給する電子部品装着装置において、 前記電子部品装着ヘッドは、前記複数の吸着ノズルをその中心から偏心した位置にて円周上に所定間隔を存して上下動可能に保持するノズル支持体と、このノズル支持体を前記中心を回転軸として回転駆動するモータと、前記複数の吸着ノズル毎に設けられた複数のエア切替弁を介して前記複数の吸着ノズルに連通するエア供給経路と真空経路とを備え、前記エア供給経路はノズル支持体の側面からエア供給源に連通し、前記真空経路はノズル支持体の中心部に設けられた流路を介して真空源に連通したことを特徴する。
第6の発明は、第5の発明において、前記ノズル支持体の中心部に前記真空経路と、当該装着ヘッドに係る配線の通路とを設けたことを特徴する。
第7の発明は、第6の発明において、前記吸着ノズルに保持された電子部品の状態を検出するセンサを備え、ノズル支持体の中心部に前記真空経路と、前記センサに接続された配線の通路とを設けたことを特徴する。
第8の発明は、第6の発明において、前記エア供給経路は前記ノズル支持体に形成され、前記エア供給経路と前記エア供給源からのエア供給路との接続部をノズル支持体の側面と極僅かな間隔を存して設けたことを特徴する
本発明によれば、電子部品装着ヘッドの真空経路の断面積を極力広くし、真空経路での流量の増加を図り、吸着ノズルによる電子部品の吸着保持力を向上することできる。
以下、本発明による電子部品装着装置の一実施形態を添付の図面に基づいて説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図、図2は電子部品装着装置1の下部本体の正面図、図3は電子部品装着装置1の右側面図で、該装置1の基台2上のフィーダベース3A、3B、3C、3D上には種々の電子部品を夫々その部品取出し位置(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニット3が不動の状態で着脱可能に複数並設固定されている。対向する部品供給ユニット3群の間には、供給コンベア4、位置決め部5及び排出コンベア6が設けられている。供給コンベア4は上流より受けたプリント基板Pを前記位置決め部5に順次搬送し、位置決め部5で位置決め機構により位置決めされた該基板P上に電子部品が装着された後、排出コンベア6に搬送される。
8は装着装置1の左右部にそれぞれに設けられるX方向に長い前後一対のビームであり、各リニアモータ9の駆動により左右一対のガイド10に沿って前記各ビーム8に固定されたスライダ11が摺動して位置決め部5上のプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出し位置上方を個別にY方向に移動する。前記リニアモータ9は、基台2に固定された上下一対の固定子9Aと、前記ビーム8の両端部に設けられた取付板の下部に固定された可動子9Bとから構成される。
各ビーム8にはその長手方向(X方向)にリニアモータ14によりガイド13に沿って移動する装着ヘッド体7が夫々設けられている。図3に示すように、前記リニアモータ14はビーム8に固定された前後一対の固定子14Aと、各固定子14Aの間に位置して前記装着ヘッド体7に設けられた可動子14Bとから構成される。
以下、装着ヘッド体7は下方へ付勢されている例えば12本の吸着ノズル15を有する装着ヘッド16を備えている。そして、各装着ヘッド体7の各装着ヘッド16には図示しない基板認識カメラが設けられ、位置決めされているプリント基板Pに付された位置決めマークを撮像する。
以下、装着ヘッド16の機構について、図4に基づいて詳細に説明する。
20は装着ヘッド16に所定角度毎に所定間隔を存して吸着ノズル15を支持するノズル支持体であり、吸着ノズル15に設けられて内部に流路が形成されたノズル軸21はノズル支持体20に円周上に支持筒22を介して上下動可能に支持されている。そして、ノズル35がこのノズル支持体20の下端に着脱自在に接続される。
23は装着ヘッド16下部の外筒体(フレーム)、24は外筒体20の外側に設けられた吸着ノズル15(ノズル支持体20)のθ回転用のノズル回転モータである。このノズル回転モータ24のロータ25はノズル支持体20の外周面に接続され、外筒体23に設けられたステータ26の内側でノズル支持体20と共にθ方向に回転可能に設けられる。
27はヘッド支持体31の中心から下方に突出して設けられた部品有無検出及び吸着姿勢(吸着状態)検出の検出手段、電子部品Dの下端の高さの検出手段及び吸着ノズル15の存在の検出手段(有無検出手段、ノズル径の検出手段)としてのラインセンサユニットで、円筒状の発光ユニット取付体28内上部にLED等の発光素子30を配設すると共にその下方にレンズ31及びそのレンズ31の下方に円錐状の反射面を有する反射体32を配設して構成された発光ユニット33と、前記外筒体23の底面に固定されて前記反射体32を介する前記発光素子30からの光を受光する複数の受光素子であるCCD素子を備えた受光ユニット34とから構成される。
例えば、装着ヘッド16に設けられ部品の吸着を行うと選択された吸着ノズル15による電子部品Dの吸着動作が終了し、ノズル支持体20が回転する度に、電子部品Dの下端面の高さ位置を各CCD素子の受光状態より遮光から受光に変わる境界位置として検出することにより電子部品が正常に吸着されている場合と、吸着すべきでない面が吸着されて所謂立ち状態や斜め吸着状態の場合とが区別して検出される。
36はノズル支持体20の上に設けられた環状の基板37に取り付けられ、下部がノズル支持体20に挿入されたエア切替弁である。エア切替弁36は各ノズル15より周方向外側の位置に各ノズル15に対応して等角度間隔に設けられ、個別にエアの吸引(真空吸引)と吹き出しとの切替が可能である。このエア切替弁36は、例えばソレノイドバルブから構成され、上部に設けられたと駆動部38と、ノズル支持体20内に位置した流路切替部39とを備えている。流路切替部39には、破線矢印40で示したようにエアが流れるエア流路41と破線矢印42で示したようにエアが吸引される真空流路43とが形成されている。
80はエア切替弁36に上面に設けられた基板であり、この基板80の上面には、図6に示したように、駆動部38への給電用の端子81、82が接続され、各端子81、82には僅かに窪んだ接触部83、84が形成されている。また、85は各エア切替弁36に亘り環状に形成された基板であり、この基板85には、接触部83、84に対向し下方に突出した端子86が設けられ、端子86の下端が接触部83、84に接触している。
44は基板37に形成された孔45を介して上方からノズル支持体20に着脱自在に挿入されたフィルタユニットであり、このフィルタユニット44はエア切替弁36より内側に位置している。フィルタユニット44の下部には、途中にフィルタ46が設けられた共通流路47が形成され、この共通流路47の上方には、途中にフィルタ48が設けられたエア流路49が形成されている。更に、エア流路49の上方には、エア通過路50が形成されている。
フィルタ46はノズル15から吸引した異物の通過を阻止し、フィルタ48はエア供給源から接続具75を介し供給されるエアの中の異物を除去する。又、エア切替弁36及びフィルタユニット44は装着ヘッド16に対して上下方向に着脱できるように配設され、ノズル支持体20、即ち、吸着ヘッド16のスペースを効率用よく利用し、しかもメンテナンス性が良いように設けられている。
51は基板37の中央部に設けられたエア流路切替板であり、このエア流路切替板51には、各エア切替弁36に対応してエア流路52、53が対になり周方向に間隔を存して複数形成されている。54はエア流路切替板51の上面に沿い摺動自在に設けられた環状の流路選択部材であり、その下面の一部にはエア流路52、53に対応して上方に窪んだエア反転部55(図6参照)が形成されている。そして、流路選択部材54が図示しない回転駆動部によって回転することによって、電子部品を吸着保持する吸着ノズル15に対応したエア流路が選択される。また、基板37には、エア流路52、53に対応して複数のエア流路56、57が形成されている。
ノズル支持体20には、各吸着ノズル15に対応したエア切替弁36、フィルタユニット44或いはエア流路56、57に連通する支持体エア流路58、59、60、61が略水平に形成され、又、エア切替弁36とノズル軸21との間にはフィルタユニット44の共通流路47と連通した支持体共通流路62、62が略水平に形成されている。支持体エア流路58は隣り合った流路切替部39の間に略水平に形成され、支持体エア流路59は隣り合った支持筒22の間に略水平に形成されている。更に、ノズル支持体20には、エア切替弁36からノズル支持体20の内壁に至り、隣り合った支持筒22の間を通過する真空流路63が形成されている。真空流路63はノズル支持体20の内壁から外側に向け放射状に略水平に形成され、各吸着ノズル15に対応して設けられたエア切替弁36に接続されている。
64は、装着ヘッド16の中心、即ち、ノズル支持体20の中心に上下方向に設けられた流路形成パイプである。ノズル支持体20は流路形成パイプ64に対して回転自在であり、図7に示したように、パイプ64の内部には仕切り65が設けられ、配線部66と真空経路の一部である真空流路67とに2分割されている。そして、配線部66には、発光素子30に接続されたリード線が配線されている。又、真空流路67はパイプ64の外壁に形成された環状の凹部68を介して常に真空流路63に連通している。また、パイプ64の配線部66側の下端は開放されており、真空流路67側の下端は閉塞されている。
尚、配線部66には、発光素子30へのリード線のみならず、エア切替弁36の制御、駆動等、装着ヘッド16に係る電気配線もしくは、光ファイバー等を配設してもよい。
70はノズル支持体20の上部外周に位置し、支持体エア流路(エア供給経路)とエア供給源から至るエア供給路との接続部であるエア供給板であり、この供給板70は外側の外筒体23に支持されている。供給板70の内壁とノズル支持体20の外壁との間には極僅かな間隔が形成され、ノズル支持体20は供給板70に対して回転自在に構成されている。供給板70の内壁には環状の窪み71が形成され、供給板70内にはこの窪み71から外壁に至るエア供給路72が形成されている。又、外筒体23の上面板73にはエア供給路72に連通するエア供給路74が形成され、このエア供給路74は、上面板73に接続された接続具75及びこの接続具75に配管接続された図示しないエア供給パイプ、開閉弁などを介して高圧エアを供給するエア供給源に連通している。
以下、エア切替弁36の動作に基づくノズル15からの真空吸引動作及びエア供給動作について説明する。
即ち、エア切替弁36への通電により流路切替部39に真空流路43が形成されているときには、ノズル35からノズル軸21の流路、支持体共通流路62、フィルタユニット44、支持体共通流路62、流路切替部39、真空流路63、凹部68を介して中心部の真空流路67に至る真空経路が形成される。更に、真空流路67は図示しない切替弁を介して図4の吸着ヘッド16の上方で真空源に連通し、吸着ノズル15は電子部品の真空吸着を維持する。なお、図示しない切替弁は真空経路を真空源側と大気圧側とに切替える弁である。
このとき、エア切替弁36を介して吸着ノズル15に供給されるエアはノズル支持体20の側壁に位置したエア供給板70のエア供給路70を介して供給され、エア供給路は流路形成パイプ64に形成されていなく、流路形成パイプ64には、真空流路67の他には配線部66が形成されているのみであるので、従来のように流路形成パイプ64にエア供給流路も形成されていた場合と比較して、真空流路67の断面積を大幅に増加することができ、この結果、エアの吸引量、即ち、真空引きの流量を大幅に増加させることができる。
このように、真空引きの流量が大幅に増加するので、例えば、真空流路67が装着ヘッド16に設けられた多数の吸着ノズル15の全てに連通して、全ての吸着ノズル15が電子部品を吸着しているとき、ノズル35の下端と電子部品との間に隙間が発生しており、隙間からエアが吸い込まれていた場合にも、各電子部品の吸着力を確保することができる。また、例え電子部品がノズル35から落下してノズル35から急にエアが吸い込まれた場合にも他の吸着ノズル15の吸着力の低下を僅かに抑えることができ、他の吸着ノズル15による電子部品の吸着を維持することができる。
また、エア切替弁36が非通電であり、流路切替部39にエア流路41が形成されているときには、接続具75からエア供給路74、エア供給板70のエア供給路72、窪み71を介してノズル支持体20内に流入し、支持体エア流路58、フィルタユニット44、支持体エア流路59、支持体エア流路57、エア反転部55、エア流路52、支持体エア流路56、60、フィルタユニット44、エア切替弁36のエア流路41、支持体共通流路62、62、フィルタユニット44を介してノズル軸21に至るエア供給経路が形成される。
そして、上述した切替弁がエア供給源側に切替わったときには、真空が破壊され、そして、エア供給源と接続具75との間に設けられた開閉弁が開き、更に、エア切替弁36が非通電になり、流路切替部39にエア流路41が形成されたときには、エア供給源から吐出された高圧エアは開閉弁、上述したエア供給経路を介して吸着ノズル15から吹き出る。
図3に示すように、89は部品認識カメラで、前記各装着ヘッド16に対応してそれぞれ1個ずつ計4個基体2の取付板99に設けられ、電子部品が吸着ノズル15に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために複数の前記吸着ノズル15に吸着保持された全ての電子部品Dを一括して撮像し、吸着ノズル15に電子部品Dが吸着保持しているか否かも確認することができる。
次に、以上のような構成により、以下電子部品装着装置1による電子部品Dの吸着及び装着の動作について詳細に説明する。先ず、作業管理者が電子部品装着装置1の図示しないモニタに表示されたタッチパネルスイッチの運転開始スイッチ部を押圧操作すると、プリント基板Pを上流装置より供給コンベア4を介して位置決め部5に搬入し、位置決め機構により位置決め動作を開始する。
次に、電子部品装着装置1は、電子部品Dの吸着動作を実行する。即ち、プリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及び配置番号等が指定された装着データ等に従い、電子部品の部品種に対応した吸着ノズル15が装着すべき該電子部品を所定の部品供給ユニット3から吸着して取出す。
このとき、図示しない制御装置によりリニアモータ9及び14が制御されて、各装着ヘッド体7の各装着ヘッド16の吸着ノズル15が装着すべき電子部品を収納する各部品供給ユニット3の先頭の電子部品上方に位置するよう移動するが、Y方向は駆動回路95によりリニアモータ9が駆動して一対のガイド10に沿って各ビーム8が移動し、X方向は同じく駆動回路95によりリニアモータ14が駆動してガイド13に沿って各装着ヘッド体7が移動する。
そして、既に所定の各供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、装着ヘッド16が所定の高さまで下降する。次に、初めに電子部品を吸着する吸着ノズル(以下、「1番吸着ノズル」という)15を吸着位置まで移動させるためノズル回転モータ24を回転駆動させ、装着ヘッド16のノズル支持体20をθ回転させる。
そして、1番吸着ノズル15は所定の高さ、即ち予め設定されていた供給ユニット3から電子部品を吸着するのに適した高さに向かい下降する。即ち、1番吸着ノズル15は旋回すると共に下降し、1番吸着ノズル15は吸着位置に到達すると共に、電子部品を吸着するのに適した高さまで下降し、エア切替弁36が真空吸引側に切替わり、1番吸着ノズル15が電子部品を吸着して取出す。
そして、1番吸着ノズル15による電子部品の吸着動作が終了すると、1番吸着ノズル15は下降前の高さまで上昇する。
そして、装着ヘッド16により電子部品を連鎖吸着できる場合には、1番吸着ノズルと同様に、上記のようにノズル支持体31に設けられた12本の吸着ノズル15のうち、即ち2番吸着ノズルから12番吸着ノズルのうち残りの選択された吸着ノズルについてもマルチ連鎖吸着(可能な限り多くの電子部品Dを連続して吸着する)する。即ち、残りの各吸着ノズル15に部品供給ユニット3から電子部品が供給され、ノズル回転モータ33の回転によりノズル支持体31は間欠的に回動し、ノズル支持体31の停止時に各吸着ノズル15は昇降し、夫々の吸着ノズル15に対応するエア切替弁36が真空吸引側に切替わり、電子部品を吸着保持する。
そして、各吸着ノズル15による電子部品の吸着動作に伴うラインセンサユニット27による吸着ノズル15に吸着保持された電子部品の下端の高さの検出がなされる。
具体的には、発光ユニット33の発光素子30から発せられた光が反射体32で反射されて受光ユニット34により受光され、電子部品Dの下端レベルが検出され、部品の下端の高さの検出が行なわれる。以下同様に、各吸着ノズル15に吸着保持された電子部品の下端の高さをラインセンサユニット37により検出する。そして、Y方向はリニアモータ9が駆動して一対のガイド10に沿って各ビーム8が移動し、X方向はリニアモータ14が駆動してガイド13に沿って各装着ヘッド体7が移動し、ノズル回転用モータ24、ヘッド昇降用のモータの及びノズル昇降用のモータが制御され、プリント基板Pに電子部品を装着する。
又、ノズル15が下降して電子部品を装着する際には、エア切替弁36がエア吹出側に切替わり、吸着ノズル15内の真空破壊がされ電子部品が装着される。
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 電子部品装着装置の正面図である。 電子部品装着装置の右側面図である。 装着ヘッドの縦断正面図である。 基板の平面図である。 流路選択部材の平面図である。 流路形成パイプの水平断面図である。
符号の説明
1 部品装着装置
7 装着ヘッド体
15 吸着ノズル
16 装着ヘッド
20 ノズル支持体
24 ノズル回転モータ
36 エア切替弁
64 流路形成パイプ
65 仕切り
66 配線部
67 真空流路
70 エア供給板(接続部)

Claims (8)

  1. 部品供給装置から電子部品を取り出してプリント基板上に装着する複数の吸着ノズルが並設された電子部品装着ヘッドにおいて、
    前記複数の吸着ノズルをその中心から偏心した位置にて円周上に所定間隔を存して上下動可能に保持するノズル支持体と、このノズル支持体を前記中心を回転軸として回転駆動するモータと、前記複数の吸着ノズル毎に設けられた複数のエア切替弁を介して前記複数の吸着ノズルに連通するエア供給経路と真空経路とを備え、前記エア供給経路はノズル支持体の側面からエア供給源に連通し、前記真空経路はノズル支持体の中心部に設けられた流路を介して真空源に連通したことを特徴する電子部品装着ヘッド。
  2. 前記ノズル支持体の中心部に前記真空経路と、当該装着ヘッドに係る配線の通路とを設けたことを特徴する請求項1に記載の電子部品装着ヘッド。
  3. 前記吸着ノズルに保持された電子部品の状態を検出するセンサを備え、ノズル支持体の中心部に前記真空経路と、前記センサに接続された配線の通路とを設けたことを特徴する請求項2に記載の電子部品装着ヘッド。
  4. 前記エア供給経路は前記ノズル支持体に形成され、前記エア供給経路と前記エア供給源からのエア供給路との接続部をノズル支持体の側面と極僅かな間隔を存して設けたことを特徴する請求項2に記載の電子部品装着ヘッド。
  5. XY方向に移動し複数の吸着ノズルが並設された電子部品装着ヘッドを備え、真空源に前記吸着ノズルを連通して部品供給装置から電子部品を前記吸着ノズルにより吸着取出し、電子部品をプリント基板上に装着するときにはエア供給源からエアを前記吸着ノズルに供給する電子部品装着装置において、
    前記電子部品装着ヘッドは、前記複数の吸着ノズルをその中心から偏心した位置にて円周上に所定間隔を存して上下動可能に保持するノズル支持体と、このノズル支持体を前記中心を回転軸として回転駆動するモータと、前記複数の吸着ノズル毎に設けられた複数のエア切替弁を介して前記複数の吸着ノズルに連通するエア供給経路と真空経路とを備え、前記エア供給経路はノズル支持体の側面からエア供給源に連通し、前記真空経路はノズル支持体の中心部に設けられた流路を介して真空源に連通したことを特徴する電子部品装着装置。
  6. 前記ノズル支持体の中心部に前記真空経路と、当該装着ヘッドに係る配線の通路とを設けたことを特徴する請求項5に記載の電子部品装着装置。
  7. 前記吸着ノズルに保持された電子部品の状態を検出するセンサを備え、ノズル支持体の中心部に前記真空経路と、前記センサに接続された配線の通路とを設けたことを特徴する請求項6に記載の電子部品装着装置。
  8. 前記エア供給経路は前記ノズル支持体に形成され、前記エア供給経路と前記エア供給源からのエア供給路との接続部をノズル支持体の側面と極僅かな間隔を存して設けたことを特徴する請求項6に記載の電子部品装着装置。
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