JP5153162B2 - 集積回路用のヒューズ及びその製造方法(異なる高さで存在する端子部分を有する電気的にプログラム可能なヒューズ構造及びその製造方法) - Google Patents

集積回路用のヒューズ及びその製造方法(異なる高さで存在する端子部分を有する電気的にプログラム可能なヒューズ構造及びその製造方法) Download PDF

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Description

本発明は、概して、半導体構造及びその製造方法に関し、特に、今日の集積回路動作電圧を用いる電気的にプログラム可能なヒューズ・エレメントを用いるヒューズ及びその製造方法に関する。
歴史的に、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)アレイの修復は、導電性材料から成るヒューズを開路させるレーザを用いて、欠陥のあるワード線またはビット線を冗長ワード線またはビット線と置き換えることによって達成される。装置は縮小し続けるが、レーザ・ヒューズの相対寸法は、用いられるレーザの波長によって限定される。従って、レーザ・ヒューズの寸法を無制限に縮小させることができない。それ故、除去可能なレーザ溶断型ヒューズは、ヒューズを実装し隣接回路への損傷を回避するために必要とされるシリコン空間のため、更に実装し難くなる。更に、何千ものレーザ・プログラム可能なヒューズを開路させることによって集積回路チップを修復することは、処理に多大な時間を必要とする。
代替のヒューズ・アプローチは、電気的にプログラム可能なヒューズを実装することである。e−fuseと称するかつての電気的にプログラム可能なヒューズは、それらが備える回路及びシステム設計柔軟性のために近年人気が高くなってきた。例えば、集積回路チップがシステム内にパッケージされ、取り付けられた後でも、(レーザ・ヒューズ・アプローチとは違って)e−fuseをプログラムすることができる。例えば、回路が特定の領域内に取り付けられた後、顧客は回路設計を用途の特定の必要性に合わせることができる。e−fuseは、回路設計を変更する自由、または、製品の寿命期間中に生じるおそれのある問題を解決する自由をも備える。電気的にプログラム可能なヒューズは、除去可能なタイプのヒューズよりもずっと小さく、その結果、回路密度に対する利点を得る。電気的にプログラム可能なe−fuseは、これらの顕著な利点を備えるが、標準のCMOS処理との統合に問題を含んでいる。更に、今日の通常の動作電圧を用いて派生された開路電圧の密な分布を得ることが課題となり続けている。今日、既存のe−fuseは、通常の電源電圧を超える電圧をプログラミングのために典型的に必要とする。動作電圧が集積回路技術の一世代ごとに積極的に縮小し続けるので、e−fuseをプログラムするために充分に高い電圧を獲得することは当該技術の電気的な動作の限界に重い負担をかけ、例えばチャージ・ポンプを必要とするため、回路の複雑さを増大させるおそれがある。
この点から見て、当該技術分野において、今日のオンチップ動作電圧で容易にプログラムすることができ、標準の半導体回路製造処理と容易に統合することができるように電気的にプログラム可能なヒューズ及びその製造方法を改良する必要性が残っている。
簡潔に要約すると、本発明は、一側面において集積回路用のヒューズを含む。このヒューズは、ヒューズ・エレメントによって相互接続された第1端子部分及び第2端子部分を含む。第1端子部分及び第2端子部分は支持面に対して異なる高さで存在し、相互接続するヒューズ・エレメントは第1端子部分及び第2端子部分の異なる高さの間で移行する。
更なる側面では、第1端子部分及び第2端子部分は各々、支持面に並行するように方向付けられ、ヒューズ・エレメントは、支持面に対して直角になるように方向付けられた部分を含む。ヒューズ・エレメントは、第1端子部分及び第2端子部分の少なくとも1つから、ヒューズ・エレメントの直角になるように方向付けられた部分へ延在する少なくとも1つの直角屈曲部を更に含む。一側面では、ヒューズの厚さは変化することができ、ヒューズ・エレメントの厚さは第1端子部分の厚さ及び第2端子部分の厚さよりも小さい。別の側面では、支持面は支持半導体基板の表面であり、第1端子部分は少なくとも部分的に支持半導体基板の拡散領域内に配置され、第2端子部分は、支持半導体基板上に延在するポリシリコン積層体内に少なくとも部分的に配置され、第1端子部分、第2端子部分及びヒューズ・エレメントはケイ素化合物である。
その他の実施形態では、側壁スペーサがポリシリコン積層体の側壁上に設けられ、側壁スペーサ上に配置されたヒューズ・エレメントの部分は、第1端子部分の厚さ及び第2端子部分の厚さよりも小さい厚さを有する。更に、一実施形態では、第1端子部分は支持面に存在し、第2端子部分は支持面よりも上の高さHに存在し、第2端子部分は誘電体材料上に存在する。更に、支持面は支持半導体基板の表面を含むことができ、第1端子部分は半導体基板の拡散領域内に少なくとも部分的に配置され、ヒューズ・エレメントは第1端子部分上で終端し、ヒューズ・エレメントの残りの幅に比べて減少した幅のブリッジ領域を含む。減少した幅のこのブリッジを、平面図内の長方形形状または三角形形状、及びおおよその点のいずれかとすることができ、これによって、第1端子部分から、支持面に対して直角になるように方向付けられたヒューズ・エレメントの部分へ移行するヒューズ・エレメントの直角屈曲部に隣接する第1端子部分上のヒューズのプログラム可能性を改良する。
更なる別の側面では、集積回路用のヒューズを製造する方法を提供する。この方法は、支持構造が載置された支持面を設けることと、支持面と支持構造の上面との間に延在するヒューズを形成し、ヒューズは、ヒューズ・エレメントによって相互接続された第1端子部分及び第2端子部分を含むこととを含み、第1端子部分は支持面に存在し、第2端子部分は支持構造の上面に存在し、相互接続するヒューズ・エレメントは、支持面に対して異なる高さで配置された第1端子部分及び第2端子部分間で移行する(間を繋ぐ)。
更に、追加の特徴及び利点が本発明の技術を通じて実現される。本発明のその他の実施形態及び側面は本明細書で詳細に説明され、特許請求の範囲に記載された発明の一部と見なされる。
発明とされる内容を特に指摘し、特許請求の範囲で明確に請求した。本発明の前述及びその他の目的、特徴及び利点は、添付図面と併せて理解される以下の詳細な説明から明らかである。
典型的に、プログラムされる従来のポリサイドe−fuseの抵抗は極めて変わりやすい。例えばしきい値電圧(Vt)の変動及び線幅の変動によるドライバ・トランジスタの電気特性の変動に一般的に遭遇する。このことは結果としてプログラミング電流の変動を生じ、次に、ヒューズ・エレメント内の開口ギャップの長さ(ケイ素化合物のエレクトロマイグレーションの長さ)を変化させる。溶断されたヒューズ・エレメントの下側にあるシリコンを読み取り電流が従来通りに無理に流れるので、プログラムされたヒューズの抵抗全体も変化する。ケイ素化合物のエレクトロマイグレーションの長さに及ぶプログラムされた抵抗のこの依存関係は、プログラムされたe−fuseの状態を正確に感知することを困難にさせるおそれがある。
これに加えて、近年開発されたe−fuse構造は、エレクトロマイグレーション(EM)効果を活用して、プログラミング電圧の拡大縮小を達成する特定の前述した問題に対処している。イオン束の正の発散によって生じるEM効果は、空孔の蓄積をもたらして金属内に空隙を形成する。空隙は、高い電流密度の電子束からの運動量移動により生じる金属イオンの移動によって金属導体の内部に形成される。空隙増加率は電流密度の関数であるので、相互接続部において最小の断面積を有する箇所は、最初に空隙を形成する傾向にある。ヒューズ・エレメントの所定の領域において局所電流密度をどうにかして増大させるか、ヒューズ・エレメントを囲む熱抵抗を増大させるか、あるいはその両方を行うのが有利であり、従って、プログラミング効率を改善する手段を提供する。
局所電流密度を増大させるアプローチの1つを図1に示す。図1に平面図のレイアウトで示された電気的にプログラム可能なヒューズ100は、2次元「ドックボーン」形状である。局所化された高い電子/電流の流れを介する開路箇所を位置付けるために面内で次元の差を用いる電気的にプログラム可能なヒューズ100は大きい陰極パッド110及び大きい陽極パッド120を含み、それらの間には、小さい断面の相互接続部130が配置されている。電気接点(図示せず)は、陰極パッド110及び陽極パッド120に別々に形成されている。この構成は、半導体産業において基本的なe−fuse設計として採用されている。このe−fuse設計は、前述した拡大縮小、寸法及びプログラミング・エネルギー要件に関する問題の幾つかを軽減するが、65nm技術レベルよりも下の要件を満たすため、これらの範囲において更なる向上が依然として必要とされる。一例として、現在の65nmバック・エンド・オブ・ライン(BEOL)技術の場合、図1に示す電気的にプログラム可能なヒューズ100は、90nmよりも広い幅Wを有する相互接続部130と、800nmよりも長い全体の長さLとを有することがある。従って、このヒューズ形態のプログラミング効率は、利用可能なリソグラフィ解像度に依存する幅Wによって制限され、技術的拡張可能性は、ヒューズの全体の長さLによって限定される。
概して、本明細書では、既存のトポロジーを有利に活用し、標準の処理と良好に統合し、技術レベルと共に拡大縮小可能であり、小型であり、既存の集積回路供給と共に絶対プログラミング電力を拡大縮小させることができる自由度を備える改善された電気的にプログラム可能なヒューズ構造を提供する。一実施形態では、提示されたヒューズは、第1端子部分、第2端子部分及びヒューズ・エレメントを有し、ヒューズ・エレメントは第1端子部分及び第2端子部分を相互接続する。第1端子部分及び第2端子部分は、支持基板のような支持面に対して異なる高さで存在し、相互接続するヒューズ・エレメントは第1端子部分及び第2端子部分の異なる高さの間を繋ぐ。特に、第1端子部分及び第2端子部分は各々、支持面に並行するように方向付けられ、ヒューズ・エレメントは、支持面に対して直角になるように方向付けられた部分を含む。様々な実施形態において、ヒューズ・エレメントは、第1端子部分または第2端子部分から、支持面に対して直角になるように方向付けられたヒューズ・エレメント部分へと繋ぐ少なくとも1つの直角屈曲を受ける。従って、ヒューズ・エレメントから取った正面断面図では、ヒューズ構造は、水平及び垂直の構成要素を有する2次元である。第1端子部分及び第2端子部分は置き換え可能に陰極パッド及び陽極パッドを含むことができるが、本明細書で説明される実施形態は、第1端子部分が陰極パッドであり、第2端子部分が陽極パッドであると仮定される。
(本発明の側面による)ヒューズ構造及びその製造方法の様々な実施形態を、図2〜17を参照して以下に説明する。提示された実施形態では、ヒューズ構造は、平面図内に「ドックボーン」または「H」形状を有する電気的にプログラム可能なヒューズ構造であると見なされる。
第1ヒューズ構造及びその製造方法を、図2〜4の正面断面図を参照して説明する。図2の中間構造200に示すように、従来の処理を用いてシリコン基板のような半導体基板220内に絶縁領域210を規定する。絶縁領域210は、長方形形状のような任意の所望の構造を有することができ、壁のある浅いトレンチ分離(STI)領域を含むことができる。このSTI領域内には、1つ以上の電子装置(図示せず)が従来の処理を用いて製造される。標準のウェル注入に続いて、(ゲート酸化物のような)ゲート誘電体240を形成し、ゲート導体ポリシリコン250を堆積し、図2に示すようにパターン化して、絶縁領域210内の半導体基板(シリコン活性領域)220上に部分的に延在するゲートまたはポリシリコン積層体を規定する。
図3に示すように、フォトレジストまたはポリイミドのような誘電体の層を被着し、ケイ素化合物の遮断マスク300としてパターン化して、ゲート積層体のゲート導体ポリシリコン250及びその下側にある半導体基板220を含むヒューズ構造領域を露出状態310にしておく。次に、金属の層を、例えば化学気相蒸着(CVD)法によって装置領域上に共形的に堆積する。金属は、ニッケル、コバルト、タングステン、チタン、タンタル、または、シリコンと反応して低抵抗率の熱的に安定したケイ素化合物を形成することができるその他の金属の1つを含むことができる。基板をアニールして金属をシリコンと反応させて、ケイ素化合物化されたヒューズ構造320を形成する。絶縁領域210または遮断マスク300のような絶縁材料と接触する金属は反応せず、その後、ケイ素化合物化されたヒューズ構造320を残すように選択エッチングで除去される。図3に示すように、ケイ素化合物はゲート導体ポリシリコン250内に少なくとも一部形成し、半導体基板220内に一部形成する。実際には、ゲート誘電体240の厚さは、ケイ素化合物化されたヒューズ構造320の厚さよりもずっと小さいので、連続的なケイ素化合物はゲート導体ポリシリコン250、ゲート誘電体240及び半導体基板220の隅部上に形成する。
図4には、ケイ素化合物マスク300を除去した後の図3の構造を示す。図示のように、ケイ素化合物化されたヒューズ構造320は、ヒューズ・エレメント430によって相互接続された第1端子部分410及び第2端子部分420を含む。この実施形態では、第1端子部分410及び第2端子部分420は半導体基板220の支持面400と並行するように方向付けられている。しかし、第2端子部分420には、高さ「H」だけ支持面400よりも上側に間隔があけられている。高さ「H」は、ポリシリコンの露出した上面からポリシリコン内に形成されたケイ素化合物の深さを差し引いたゲート導体ポリシリコン250及びゲート誘電体に等しい。ケイ素化合物化されたヒューズ構造(電気的にプログラム可能なヒューズ)320は、2つの直角屈曲部を有するヒューズ・エレメントを含む。一方の屈曲部415が第1端子部分410に隣接するのに対して、他方の屈曲部425は第2端子部分420に隣接する。ヒューズ・エレメント内のこれら屈曲部415,425は、第1端子部分及び第2端子部分にまたがってプログラミング電圧が印加されると同時にヒューズ・エレメント内に改良された電流密度、熱生成及び温度上昇の領域を生じさせるのが有利である。
要約すると、図2〜4に示すヒューズ構造の製造は、パターン化されたポリシリコン積層体を活性基板領域上で終端し、活性シリコン領域及びポリシリコン・ゲート積層体上にケイ素化合物を形成して、2つの端子部分の間に形成するヒューズ・エレメントまたはリンクを生じさせることを含む。このヒューズ・エレメントはDC電流の流れの下、容易にプログラム可能である。パターン化されたポリシリコン層または活性シリコン領域あるいはその両方は、所定の技術レベルに対して最小寸法を有することができる。図に示されていないが、プログラミング供給システムは、第1端子部分及び第2端子部分との電気接点を別々に含むことができる。(一例として、以下に説明する図12のAを参照されたい。)
このヒューズ構造は標準の半導体処理と直接に統合し、小型であり、リソグラフィのレベルと共に寸法的に拡大縮小するのが有利である。プログラミングは双方向であり、陰極端子及び陽極端子(すなわち、第1端子部分及び第2端子部分)は置き換え可能である。
当業者は、本明細書で説明された製造方法がほんの一例として提供されるということに更に留意すべきである。製造プロセスの1つ以上の側面の変形形態を本発明の意図から逸脱することなく用いることができる。例えば、電気的にプログラム可能なヒューズ構造及びその製造プロセスはシリコン・オン・インシュレータ(SOI)のようなその他の基板を用いることができ、以下に説明する特定の実施形態では、非半導体基板を用いる。
図5は、本発明の一側面によるヒューズ構造の代替実施形態を示す。この代替実施形態は、図4の構造から、ケイ素化合物化されたヒューズ構造320のヒューズ・エレメント430及び第2端子部分420を囲むように誘電体層500(例えば、層間誘電体)を形成することによって製造される。誘電体層500は、例えば、図4のゲート導体ポリシリコン250をエッチングし、エッチングされたポリシリコンによって生成された空隙を充填するように誘電体材料で埋め戻すことによって、あるいはまた、図3のケイ素化合物マスクを除去した後、露出表面からゲート導体ポリシリコン250を酸化することによって形成される。
この図5のヒューズ構造は、プログラミング中、基板に対する熱抵抗を有利に増大させるので、必要とされるプログラミング・エネルギーを減少させる。この実施形態では、誘電体内にカプセル化された第2端子部分に隣接するヒューズ・エレメントの直角屈曲部でプログラミングが生じる可能性が高い。この場合も、電気的にプログラム可能なヒューズ構造は小型であり、リソグラフィのレベルと共に寸法的に拡大縮小する。
図6及び図7は、本発明の一側面による別のヒューズ構造及び製造アプローチを示す。このアプローチでは、図2に示すようにゲート導体ポリシリコン250及びゲート誘電体240を含むゲート積層体の側壁に標準の絶縁側壁スペーサ600を追加する。次に、薄肉のポリシリコン導体スペーサ610を絶縁側壁スペーサ600上に形成する。この薄肉のポリシリコンスペーサは、ヒューズ・エレメントの厚さを独立して制御し、これによって、ヒューズ・エレメントを開路させるために必要とされるプログラミング電力を標準のケイ素化合物の成長範囲内で制御可能にする。従って、このアプローチは、電気的にプログラム可能なヒューズ構造をいかなるパッケージにおいても容易にプログラムすることができるように技術を拡大縮小し、電力供給を拡大縮小する。ここで留意すべきは、各々が異なる厚さを有する複数のポリシリコン側壁スペーサを形成することができ、これによって、集積回路チップ内に様々な程度のプログラム可能性を達成するということである。例えば、あるヒューズ・エレメントは、(電気ヒューズを決してプログラムしない意思をもって)焼き戻しを決定する唯一の目的のため、または、事象識別子(すなわち、システム過電力ビット)として用いるため、厚肉のスペーサ/ケイ素化合物側壁組合せ体を含むことができる。更に留意すべきは、ポリシリコン導体スペーサ610の厚さ及び絶縁側壁スペーサ600の厚さは独立しているということである。
図7に示すように、ケイ素化合物マスク700を形成し、ヒューズ開口部710を規定し、その後、ニッケル、コバルト、タングステン、チタン、タンタル、または、シリコンと反応して低抵抗率の熱的に安定したケイ素化合物を形成することができるその他の金属の1つを堆積することによってヒューズ構造を完了する。中間構造をアニールして金属をシリコンと反応させてヒューズ構造720を形成する。この実施形態では、ヒューズ構造720は、第1端子部分715と、第2端子部分725と、図6のポリシリコン導体スペーサ610から形成された相互接続ヒューズ・エレメント735とを含む。しかも、この実施形態では、留意すべきは第1端子部分及び第2端子部分の厚さTが相互接続ヒューズ・エレメントの厚さTよりも大きいことである。その理由は、ヒューズ構造720を規定するケイ素化合物層を形成するためのアニール中、半導体基板220及びゲート導体ポリシリコン250で利用できるシリコンをより多く供給するためである。
図7の構造によって、ヒューズ・エレメント領域で改良されたケイ素化合物の厚さの制御が可能であり、これによって、ヒューズ構造をプログラムするために必要とされるプログラミング・エネルギーの調整を可能にするのが有利である。その他の実施形態と同様に、電気的にプログラム可能なヒューズは小型であり、リソグラフィのレベルと共に寸法的に拡大縮小する。
図8に示すように、パターン化された絶縁体800が絶縁領域210内の半導体基板220上に部分的に堆積された中間構造を図7のヒューズ構造の変形形態として用いることができる。ヒューズ構造を規定するため、開口部810を有するマスク805を形成する。図8に示すように、パターン化された絶縁体800と、基板の支持面との上に別々に薄肉のポリシリコン導体820を堆積する。次に、前述のように適切な金属を被着し、基板をアニールしてポリシリコン導体820を金属と反応させることによって図9に示すように前述のポリシリコン導体820をケイ素化合物化された電気的にプログラム可能なヒューズ構造900に変化させる。結果として得られたヒューズ構造900を図9に示す。第1端子部分910は、半導体基板220の表面を含む支持面上に存在し、第2端子部分920は、パターン化された絶縁体800上に存在する。絶縁体上の側壁スペーサであるヒューズ・エレメント930は、第1端子部分及び第2端子部分を相互接続する。
この実施形態は、第2端子部分920の下で、且つ、ヒューズ・エレメント930に隣接するパターン化された絶縁体800を形成することによって熱抵抗を増大させるが有利である。これらの構造に隣接するこの増大された熱抵抗は、ヒューズ・エレメントを開路させるために必要とされるプログラミング・エネルギーを減少させる。更に、ケイ素化合物の厚さは、ポリシリコンの厚さを選択することによって制御され、これによって、ヒューズ・エレメントを開路させるために必要とされるプログラミング・エネルギーを制御することができ、または、(一実施形態では)最小限に抑えることができる。図9の電気的にプログラム可能なヒューズ構造は、この場合も小型であり、リソグラフィのレベルと共に寸法的に拡大縮小する。
図10及び図11には、図7の構造の更なる代替実施形態を示す。この場合も、ゲート誘電体240上にゲート導体ポリシリコン250を含むゲート積層体は、浅いトレンチの絶縁領域210内に規定された活性領域を有する半導体基板220の表面上に延在する。標準の絶縁側壁スペーサ600はゲート積層体の側壁上に存在する。図10では、薄肉のポリシリコン層1000を、図示のように半導体基板220、絶縁側壁スペーサ600及びゲート導体ポリシリコン250上に存在するように堆積し、パターン化した。このステップは図8のポリシリコン導体820の形成に類似する。次に、金属の層をポリシリコン層1000(及び露出した半導体基板220)上に共形的に堆積し、基板をアニールして金属をシリコンと反応させ、図11に示すようなケイ素化合物層1100を形成する。結果として得られた電気的にプログラム可能なヒューズ構造は半導体基板220上に第1端子部分1110を含み、ゲート導体ポリシリコン250上に第2端子部分1120を含み、第1端子部分1110及び第2端子部分1120はヒューズ・エレメント1130によって相互接続されている。露出された半導体基板220内のケイ素化合物1140はプロセス中の生成物であり、ヒューズ構造のプログラム可能性を生じさせない。実際には、ゲート導体ポリシリコン250及び半導体基板220上のケイ素化合物層1100は、ゲート導体ポリシリコン250及び半導体基板220内に多少延在することができる。従って、ヒューズ・エレメント1130のケイ素化合物厚さは、第1端子部分1110または第2端子部分1120のケイ素化合物厚さよりも薄い。
ヒューズ構造のこの実施形態は、この場合も、側壁スペーサ上に、制御されるケイ素化合物厚さを含み、これによって、ヒューズ構造をプログラムするために必要とされるプログラミング・エネルギーを制御する(例えば、最小限に抑える)ことができる。電気的にプログラム可能なヒューズは、この場合も小型であり、リソグラフィのレベルと共に寸法的に拡大縮小する。
図12のA及び図12のBには、図4のヒューズ構造をそれぞれ平面図及び正面断面図で示す。図12のAの平面図では、この場合も、ケイ素化合物化されたヒューズ構造320は、ヒューズ・エレメント430によって相互接続された第1端子部分410及び第2端子部分420を含むように示されている。前述のように、第1端子部分410及び第2端子部分420は構造内に異なる高さで存在し、ヒューズ・エレメント430は異なる高さの間で移行し、好ましくは、図12のBに示すように移行部内に1つ以上の直角屈曲部を含む。図12のAに示すように、電気接点1200は、端子部分に接触し、プログラミング電流を電気的にプログラム可能なヒューズに供給するように形成されている。ここで留意すべきは、図12のAに平面図で示したヒューズ・エレメント430の長さは、図面を明確にするため、図12のBと比べて多少拡大されている。
更なる改良として、ヒューズ・エレメントと、例えば、基板の拡散領域内に形成された端子部分との間の境界面は、ヒューズ・エレメントと端子部分との間の境界面に隣接するヒューズ・エレメント内の電流集中部を改良するように特別に構成されている。電流集中を促進することによってジュール加熱はヒューズ・エレメントのこの部分で増大し、従って、ヒューズ・エレメントのプログラム可能性が改良される。この改良は、プログラミング電力が減少する(例えば、必要とされる電圧及び電流が減少する)ことを意味し、しかも、開路されたヒューズ・エレメントにまたがる最終プログラム抵抗が増大することを意味する。
図13を参照すると、後で第1端子部分が規定される基板内の拡散領域1300が示されている。この実施形態では、図示された複数のポリシリコン線1310,1320,1330は拡散領域1300上で終端する。ポリシリコン線1310は従来の正方形形状のポリシリコン線終端を有するのに対し、ポリシリコン線1320,1330は三角形形状のブリッジ・パターンに拡散領域1300上で終端する。これらのポリシリコン線ブリッジは、結果として得られたヒューズ構造のプログラム可能性への支援をヒューズ・エレメント/第1端子部分境界面で行う(すなわち、第1端子部分は後で拡散領域内で規定され、ヒューズ・エレメントは、例えば、前述のようにシリコンのケイ素化合物化によってポリシリコン線内で規定される)。この境界面は、例えば、ヒューズ内においてヒューズ・エレメントが直角屈曲を受け、(支持面と並行するように方向付けられた)第1端子部分から垂直上方に延在する位置に配置されている。拡散領域上にあるポリシリコン線のほぼ三角形形状のブリッジ終端は、ケイ素化合物化されたヒューズ・エレメントを介して拡散端子部分ブリッジと接触する一点を有するケイ素化合物ヒューズを生じさせる。拡散領域上に延在する線の部分を除いたポリシリコン線の大部分を遮断するようにフォトレジスト・マスクを被着することによってポリシリコン線の三角形形状のブリッジ終端を実現することができる。次に、反応イオンエッチングまたはウェットエッチングを用いて拡散領域上の線をトリミングし、三角形形状のブリッジを獲得することができる。ポリシリコン線の端子でブリッジを形成する目的は、ポリシリコン線と拡散領域との間の境界面を可能な限り小さな寸法、例えば点にするように減少させるためである。この減少したブリッジ領域は、境界面におけるヒューズ・エレメントの加熱、従って、プログラミングを受けているときのヒューズの開路を改良する。
図14は、図13の指摘されたブリッジの考えを用いるヒューズ構造の一実施形態を示す平面図である。特に、ヒューズ・エレメント1430を介して第2端子部分1420に接続された第1端子部分1410を示す。第1端子部分1410は拡散領域内に形成され、平面図内に三角形形状を有するブリッジ境界面1435は、第1端子部分1410上でヒューズ・エレメント1430を終端する端部に形成されていると仮定する。第1端子部分1410及び第2端子部分1420それぞれに対する電気接点1415,1425も示す。三角形形状の終端ブリッジを第1端子部分1410上のヒューズ・エレメントの終端で形成することによって、前述したように、水平に配置された第1端子部分から、ヒューズ・エレメントの垂直に方向付けられた部分までのヒューズ・エレメントの直角屈曲部に隣接する領域において電流集中の改良が達成される。
図15には、処理しやすい長方形ブリッジ形状のみを用いて規定された端子部分上の様々なヒューズ・エレメント・ブリッジを示す。この図では、第1端子部分1500が拡散領域内に形成されていると仮定され、図示のヒューズ・エレメント部分1520,1530,1540,1550は、第1端子部分1500と第2端子部分(図示せず)との間に延在するケイ素化合物化されたポリシリコン線の一例を含む。図示のブリッジ形状は、ブリッジ終端を規定するためのパターン化及びエッチングを必要とせず、従って、図13及び図14に示す三角形ブリッジよりも製造しやすい。ここで留意すべきは、各例においてブリッジは、ヒューズ・エレメントの残りの幅と比べて減少された線幅を有するということである。
図16のA及び16のBには、一例として、拡散領域内に形成された第1端子部分(図示せず)上に延在するようになっている直角ブリッジ1610を有する1つのヒューズ・エレメント1600を示す。図16のBの大まかな物理イメージ・レイアウト1620に示すようにブリッジ・レイアウト・イメージは、前述のようにこの場合もヒューズ構造のプログラム可能性を促進する点を大まかに規定する。ここで留意すべきは、指摘されたブリッジ・レイアウト・イメージを第1端子部分または第2端子部分上に、あるいは端子部分上の両端部に形成することができるということである。
図17には、指摘されたケイ素化合物ブリッジをヒューズ・エレメントと、拡散領域内に形成された第1端子部分との間に用いるヒューズ・レイアウト構造の更なる実施形態の平面図を示す。この例では、拡散領域内に形成された第1端子部分1700は部分的にヒューズ・エレメント1710の下側にあり、ヒューズ・エレメント1710は第1端子部分1700及び第2端子部分1730を相互接続する。電気接点1740,1750はそれぞれ第1端子部分1700及び第2端子部分1730用に形成されている。長方形形状ブリッジ1720は、減少したケイ素化合物領域として、または、第1端子部分及びヒューズ・エレメントを相互接続する点として用いられる。
本明細書では、好適な実施形態を図示し、詳細に説明したが、本発明の意図から逸脱することなく様々な変形、追加、置き換えなどを行うことができ、従って、これらは特許請求の範囲に規定した本発明の範囲内にあると見なされることは当業者に明らかである。
従来技術の2次元「ドックボーン」形状の電気的にプログラム可能なヒューズの一実施形態を示す平面図である。 本発明の一側面に従ってヒューズ製造アプローチ中に得られた中間構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従ってケイ素化合物マスクを形成し、ケイ素化合物を形成してヒューズ構造を規定した後の図2の中間構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従ってケイ素化合物マスクを除去した後の図3の構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従ってゲート積層体を除去し、ヒューズ構造を誘電体材料で部分的に囲んだ後の図4のヒューズ構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従って更なるヒューズ製造アプローチ中に得られた中間構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従ってケイ素化合物マスクを形成し、ケイ素化合物を形成してヒューズ構造を規定した後の図6の中間構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従って、パターン化された絶縁体上に薄肉のポリシリコン層が部分的に存在する別のヒューズ製造アプローチ中に得られた中間構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従ってポリシリコン層をケイ素化合物化してヒューズ構造を規定した後の図8の構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従って、ゲート積層体の標準の絶縁側壁スペーサ上に薄肉のポリシリコン層を少なくとも部分的に配置する更なるヒューズ製造アプローチ中に得られた中間構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従ってポリシリコンをケイ素化合物化してヒューズ構造を規定した後の図10の構造を示す正面断面図である。 Aは、本発明の一側面に従ってヒューズ構造の第1端子部分及び第2端子部分に形成された電気接点を示す図4のヒューズ構造の一実施形態を示す平面図であり、Bは、本発明の一側面に従って第1端子部分と第2端子部分との間で移行するヒューズ・エレメントを示すAのヒューズ構造を示す正面断面図である。 本発明の一側面に従って(後でケイ素化合物化され、ヒューズ・エレメントを規定する)ポリシリコン線を(、ヒューズの第1端子部分が後で規定される)拡散領域上で終端する様々な実施形態の平面図である。 本発明の一側面に従って(支持半導体基板の拡散領域内に規定されると仮定される)第1端子部分上のヒューズ・エレメントの終端で三角形形状のブリッジ構造を用いるヒューズ構造の一実施形態を示す平面図である。 本発明の一側面に従って、拡散領域内に規定された端子部分上でヒューズ・エレメントを終端する様々なアプローチであって、マスキング及びエッチングを用いてヒューズ・エレメントと拡散領域との間で様々な形状のブリッジを規定することができるアプローチを示す図である。 Aは、本発明の一側面に従ってヒューズ・エレメント終端及びブリッジのゲート・レベルの一レイアウトを示し、Bは、本発明の一側面に従ってAのゲート・レベルのレイアウトから生じた対応の大まかな物理イメージを示す図である。 本発明の一側面に従ってヒューズ・エレメントと、第1端子部分が規定される拡散領域との間にブリッジを有するヒューズ・エレメントを用いるヒューズ構造の設計/レイアウトの一実施形態を示す図である。
符号の説明
100 電気的にプログラム可能なヒューズ
110 陰極パッド
120 陽極パッド
130 相互接続部
W 幅
L 全体の長さ
200 中間構造
210 絶縁領域
220 半導体基板
240 ゲート誘電体
250 ゲート導体ポリシリコン
300 遮断マスク
310 露出状態
320 ケイ素化合物化されたヒューズ構造
400 支持面
410、715、910、1110、1410、1500、1700 第1端子部分
415、425 屈曲部
420、725、920、1120、1420、1730 第2端子部分
430、930、1130、1430、1600、1710 ヒューズ・エレメント
H 高さ
500 誘電体層
600 絶縁側壁スペーサ
610 ポリシリコン導体スペーサ
700 ケイ素化合物マスク
720、900 ヒューズ構造
710 ヒューズ開口部
735 相互接続ヒューズ・エレメント
第1端子部分及び第2端子部分の厚さ
相互接続ヒューズ・エレメントの厚さ
800 パターン化された絶縁体
805 マスク
810 開口部
820 ポリシリコン導体
1000 ポリシリコン層
1100 ケイ素化合物層
1140 ケイ素化合物
1200、1415、1425、1740、1750 電気接点
1300 拡散領域
1310、1320、1330 ポリシリコン線
1435 ブリッジ境界面
1520、1530、1540、1550 ヒューズ・エレメント部分
1610 直角ブリッジ
1620 大まかな物理イメージ・レイアウト
1720 長方形形状ブリッジ

Claims (13)

  1. 集積回路用のヒューズであって、前記ヒューズが、
    ヒューズ・エレメントによって相互接続された第1端子部分及び第2端子部分を含み、
    前記第1端子部分及び前記第2端子部分が支持面に対して異なる高さで存在し、前記相互接続するヒューズ・エレメントが前記第1端子部分及び前記第2端子部分の前記異なる高さの間で繋がっており、
    前記支持面が支持基板の表面を含み、前記第1端子部分が前記支持基板の拡散領域内に少なくとも部分的に配置され、前記ヒューズ・エレメントが前記第1端子部分上の一端で終端し、前記ヒューズ・エレメントの前記少なくとも一端が、前記ヒューズ・エレメントの残りの幅に比べて減少した幅のブリッジを含む、前記ヒューズ。
  2. 前記第1端子部分及び前記第2端子部分が各々、前記支持面に並行するように方向付けられ、前記ヒューズ・エレメントが、前記支持面に対して直角になるように方向付けられた部分を含む、請求項1に記載のヒューズ。
  3. 前記ヒューズ・エレメントが、前記第1端子部分及び前記第2端子部分の少なくとも1つから、前記ヒューズ・エレメントの前記直角になるように方向付けられた部分までの少なくとも1つの直角屈曲部を更に含む、請求項2に記載のヒューズ。
  4. 前記ヒューズの厚さが変化し、前記ヒューズ・エレメントの厚さが前記第1端子部分の厚さ及び前記第2端子部分の厚さよりも小さい、請求項1に記載のヒューズ。
  5. 記第2端子部分が、前記支持基板上に延在するポリシリコン・ゲート積層体内に少なくとも部分的に配置され、前記第1端子部分、前記第2端子部分及び前記ヒューズ・エレメントがケイ素化合物を含む、請求項1に記載のヒューズ。
  6. 前記ヒューズが前記ポリシリコン・ゲート積層体の少なくとも1つの側壁上に側壁スペーサを更に含み、前記ヒューズ・エレメントの一部分が前記側壁スペーサ上に配置され、前記側壁スペーサ上に配置された前記ヒューズ・エレメントの厚さが前記第1端子部分の厚さ及び前記第2端子部分の厚さよりも小さい、請求項5に記載のヒューズ。
  7. 記第2端子部分が前記第1端子部分よりも上の高さ存在し、前記第2端子部分が誘電体材料上に存在する、請求項1に記載のヒューズ。
  8. パターン化された絶縁体が前記支持面上に存在し、記第2端子部分が、前記パターン化された絶縁体の少なくとも一部分上に存在し、前記ヒューズ・エレメントが、前記パターン化された絶縁体の側壁を延在することによって前記第1端子部分と前記第2端子部分との間を繋ぎ、前記パターン化された絶縁体の前記側壁が前記支持面に対して直角である、請求項1に記載のヒューズ。
  9. 前記第1端子部分、前記第2端子部分及び前記ヒューズ・エレメントがケイ素化合物を含み、記第2端子部分が、前記支持面から延在するポリシリコン積層体上に存在し、前記ポリシリコン積層体が絶縁側壁スペーサを含み、前記ヒューズ・エレメントが、前記第1端子部分と前記第2端子部分との間を繋ぐように前記絶縁側壁スペーサ上に延在する部分を含む、請求項1に記載のヒューズ。
  10. 前記ブリッジが、平面図内の長方形形状または三角形形状の一方であり、前記第1端子部分及び前記第2端子部分を相互接続する前記ヒューズ・エレメント内の直角屈曲部に配置されている、請求項に記載のヒューズ。
  11. 集積回路用のヒューズを製造する方法であって、前記方法が、
    支持構造が載置された支持面を設けることと、
    前記支持面と前記支持構造の上面との間に延在するヒューズを形成し、前記ヒューズが、ヒューズ・エレメントによって相互接続された第1端子部分及び第2端子部分を含むこととを含み、
    前記第1端子部分が前記支持面に存在し、前記第2端子部分が前記支持構造の前記上面に存在し、前記相互接続するヒューズ・エレメントが、前記支持面に対して異なる高さで配置された前記第1端子部分及び前記第2端子部分間を繋ぎ、
    前記支持面が支持半導体基板の表面を含み、前記支持構造が、前記支持半導体基板上に延在するポリシリコン積層体を含み、前記ヒューズを形成することが、前記第1端子部分を少なくとも部分的に前記支持半導体基板の拡散領域内で規定し、前記第2端子部分を少なくとも部分的に前記ポリシリコン積層体の露出上面内で規定することを含み、前記第1端子部分、前記第2端子部分及び前記ヒューズ・エレメントがケイ素化合物を含み、
    前記第2端子部分の下にあり、前記第1端子部分と前記第2端子部分との間に延在する前記ヒューズ・エレメントに隣接する誘電体材料と前記ポリシリコン積層体を、前記ヒューズを形成した後に置き換えることを更に含む、前記方法。
  12. 積回路用のヒューズを製造する方法であって、前記方法が、
    支持構造が載置された支持面を設けることと、
    前記支持面と前記支持構造の上面との間に延在するヒューズを形成し、前記ヒューズが、ヒューズ・エレメントによって相互接続された第1端子部分及び第2端子部分を含むこととを含み、
    前記第1端子部分が前記支持面に存在し、前記第2端子部分が前記支持構造の前記上面に存在し、前記相互接続するヒューズ・エレメントが、前記支持面に対して異なる高さで配置された前記第1端子部分及び前記第2端子部分間を繋ぎ、
    前記支持面が、拡散領域を有する支持半導体基板の表面を含み、前記ヒューズを形成することが、前記第1端子部分を少なくとも部分的に前記支持半導体基板の前記拡散領域内に形成し、前記第1端子部分上で終端する前記ヒューズ・エレメントの一端にブリッジを含む前記ヒューズ・エレメントを形成することを含み、前記ブリッジが、前記ヒューズ・エレメントの残りの幅に比べて減少された幅の領域を含む、前記方法。
  13. 前記ブリッジを有する前記ヒューズ・エレメントを形成することが、少なくとも部分的に前記支持半導体基板の前記拡散領域内に規定された前記第1端子部分上で終端する前記ヒューズ・エレメントの前記一端に隣接して平面図内に長方形形状または三角形形状の一方を有するように前記ブリッジを規定することを更に含む、請求項12に記載の方法。
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