JP5151450B2 - 自動車のドア構造 - Google Patents
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Description
すなわち、図18にその構造を概略平面図で示すように、ドアアウタハンドルのハンドルノブ91を揺動可能に支持するハンドルベース92が設けられ、このハンドルベース92を、ドアアウタパネル93のドア内部に配設させる構造であって、ドアアウタパネル93にはハンドルノブ91のリヤ側に設けられた突出部91aを挿入するための開口部94と、ハンドルノブ91のフロント側に設けられたアーム部91bを挿入するための開口部95とを形成するが、ハンドルベース92の組付け性を考慮して、該開口部95は図19に示すように、ハンドルノブ91のアーム部91bを挿通させるアーム挿通孔95aと、このアーム挿通孔95aに連続し、かつ該アーム挿通孔95aより小さいハンドルベース取付け孔95bとを形成し、ハンドルベース92をドアアウタパネル93に組付ける場合、まず、その組付け部92aをアーム挿通孔95aに挿入した後に、ハンドルベース92全体を後方に移動させて、上記取付け部92aをハンドルベース取付け孔95bに案内させるように構成したものである。
上述のドアアウタパネルより剛性の高いドア部材は、ドアサッシュに設定してもよい。
上記構成によれば、キーシリンダアウタケースが不正に取外されて、ハンマ等の工具にてハンドルノブを介して、または直接的にハンドルベースが叩かれても、規制部が剛性の高いドア部材に当接して、ハンドルベースの取付け部のアーム挿通孔側への移動を抑制することができ、また、ハンドルベース組付け時における組付け性をも維持することができる。
上記構成によれば、ドアアウタパネルより剛性が高いドア部材としてドアサッシュの上記延出部を用い、この延出部を上記規制部が当接する車体側当接部として利用するので、車体側の部品点数の増加を防止することができる。
上記構成によれば、ドアサッシュのガイド部を車体側当接部として用いるので、このガイド部をベルトラインよりも下方に延出させる簡単な構成により、部品点数増加を招くことなく、車体側の当接部を容易に形成することができる。
上記構成によれば、キーロッドの車室内側を被う側壁部を備えてなるカバー部材の一部を、車室内側(ドア内側)に向けて折曲形成するだけで、上述の規制部を容易に形成することができる。
上記構成によれば、カバー部材の折曲部の剛性を、上記補強ビードにより容易に増強することができる。
上記構成によれば、カバー部材の規制部を、ノーマル状態下においてドアサッシュのガイド部の延出部に当接させているので、ハンドルベースの取付け部が不正外力により、アーム挿通孔側へ移動するのを、より一層確実に抑止することができる。
上記構成によれば、ドアアウタパネルの変形を抑制する突出部材を利用して、規制部を係止することになるため、ドア部材の中でも比較的剛性の高い部材を利用して、規制部の係止力をより一層高めることができる。
上記構成によれば、カバー部材の上方の規制部と下方の移動規制部とを利用して、ハンドルベースの移動を抑制することになるため、より安定してハンドルベースの移動を抑制できる。
以下の実施例においては、説明の便宜上、車両右側のフロントドアを例示して、自動車のドア構造について詳述する。
図1は自動車のドア構造を示す外観側面図であって、ドア1はドア本体部2とドアサッシュ部3とを備えている。
上述のドアアウタパネル8の車外側には、図1、図5、図6に示すようにドアアウタハンドルのハンドルノブ15が設けられ、このハンドルノブ15に対応してドアアウタパネル8には乗員のハンドル操作に必要な凹部8a(車内側へ窪む凹部8a)が一体形成されている。
つまり、上述のハンドルベース16はビス29,31を用いてドアアウタパネル8の内側に固定されたものである。
この構成によれば、キーシリンダアウタケース40が不正に取外されて、ハンマ等の工具にてハンドルノブ15を介して、または直接的にハンドルベース16が叩かれても、規制部32dが剛性の高いドア部材(ドアサッシュ3のガイド部6参照)に当接して、ハンドルベース16の取付け部16dのアーム挿通孔20a側への移動を抑制することができ、また、ハンドルベース16の組付け時における組付け性をも維持することができる。
この構成によれば、上記規制部32dをカバー部材(プロテクタ32参照)に一体形成したので、該規制部32dをカバー部材(プロテクタ32)と兼用することができて、部品点数の増加防止を図ることができる。
この構成によれば、ドアアウタパネル8より剛性が高いドア部材としてドアサッシュ3の上記延出部7を用い、この延出部7を上記規制部32dが当接する車体側当接部として利用するので、車体側の部品点数の増加を防止することができる。
この構成によれば、ドアサッシュ3のガイド部6を車体側当接部として用いるので、このガイド部6をベルトラインよりも下方に延出させる簡単な構成により、部品点数増加を招くことなく、車体側の当接部を容易に形成することができる。
この構成によれば、キーロッド19の車室内側を被う側壁部32aを備えてなるカバー部材(プロテクタ32参照)の一部を、車室内側(ドア内側)に向けて折曲形成するだけで、上述の規制部32dを容易に形成することができる。
この構成によれば、カバー部材(プロテクタ32)の折曲部の剛性を、上記補強ビード35により容易に増強することができる。
上記構成によれば、ドアアウタパネル8の変形を抑制する突出部材50を利用して、規制部132dを係止することになるため、ドア部材の中でも比較的剛性の高い部材を利用して、規制部132dの係止力をより一層高めることができる。
上記構成によれば、カバー部材(プロテクタ132)の上部の規制部132dと、下部の延長部132eとを利用して、ハンドルベース16の移動を抑制することになるため、より安定してハンドルベース16の移動を抑制することができる。
この発明のドアアウタパネル8より剛性が高いドア部材は、第一実施例のドアサッシュ3におけるガイド部6の延出部7、第三実施例の突出部材50に対応し、
以下同様に、
カバー部材は、プロテクタ32、プロテクタ132に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては車両右側のフロントドアを例示したが、本願発明の自動車のドア構造は、車両左側のフロントドアやリヤドア等に適用することができるのは勿論である。
3…ドアサッシュ
4…サッシュインナパネル
5…サッシュアウタパネル
6…ガイド部
7…延出部
8…ドアアウタパネル
15…ハンドルノブ
16…ハンドルベース
16d…取付け部
19…キーロッド
20a…アーム挿通孔
20b…ハンドルベース取付け孔
32…プロテクタ(カバー部材)
32a…側壁部
32d…規制部
35…補強ビード
50…突出部材
132…プロテクタ(カバー部材)
132d…規制部
Claims (8)
- ドアアウタパネル外方側にレイアウトされるハンドルノブと、ドア内方に設けられ上記ハンドルノブを揺動可能に軸支すると共に、ドアアウタパネルに取付けられるハンドルベースと、を備え、上記ドアアウタパネルにハンドルノブのアーム挿通孔と、該アーム挿通孔に連続し、かつアーム挿通孔より小さいハンドルベース取付け孔とが形成された自動車のドア構造であって、
上記ハンドルベースに、ドアアウタパネルより剛性の高いドア部材と当接して該ハンドルベースの取付け部のアーム挿通孔側への移動を規制する規制部が設けられると共に、
上記ハンドルベースにキーロッド内方を被うカバー部材が設けられ、上記規制部が該カバー部材に一体形成されたことを特徴とする
自動車のドア構造。 - ドアサッシュがベルトラインより下方に延びる延出部を有すると共に、該延出部を上記ドアアウタパネルより剛性の高いドア部材として、これを上記カバー部材の規制部と対向させたことを特徴とする
請求項1記載の自動車のドア構造。 - 上記ドアサッシュは、サッシュインナパネルと、サッシュアウタパネルと、ドアガラスのガイド部と、から構成され、
該ガイド部により上記延出部を形成したことを特徴とする
請求項2記載の自動車のドア構造。 - 上記カバー部材は、キーロッドの車室内側を被う側壁部を備え、
上記規制部が該側壁部の後端から上記ガイド部と対向するように車室内側に向けて一体に折曲形成されたことを特徴とする
請求項3記載の自動車のドア構造。 - 上記カバー部材にはその折曲部に沿う補強ビードが形成されたことを特徴とする
請求項4記載の自動車のドア構造。 - 上記カバー部材の規制部を、上記ドアサッシュのガイド部における延出部に当接させたことを特徴とする
請求項4記載の自動車のドア構造。 - 上記ハンドルベースの上方のドア内部に、ドアアウタパネルの裏面に近接するように立設した突出部材を設け、
該突出部材に、上記カバー部材の規制部が係合するように設定されたことを特徴とする
請求項1記載の自動車のドア構造。 - 上記カバー部材に、ハンドルベースより下方側に延びる延長部を設けると共に、
該延長部に、下方に配設されるラッチを利用して移動を規制する移動規制部を設けたことを特徴とする
請求項7記載の自動車のドア構造。
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