JP4999561B2 - 自動車のドア構造 - Google Patents
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Description
すなわち、ドアアウタパネルにドアキーシリンダを取付け、このドアキーシリンダの回転部にアーム(回転リンクと同意)を介してキーロッドを連結し、このキーロッドの下部をドアラッチに連結すると共に、ドアキーシリンダを備えるドアハンドルを、上下方向に延びる補強プレートを介して下方の補強パネルに取付けたものである。
この構成によれば、突出部材が、ドアハンドルより上方位置においてサッシュガイドに取付けられるとともに、ドアアウタパネルの裏面に近接するように立設され、且つ、一部がサッシュレインフォースメントの、閉断面を構成している部分に取付けられているので、ドアハンドルを持って、該ドアハンドルを不正に上方かつ内方に押圧しても、突出部材で内方へ押し込まれようとするドアアウタパネルを受け止めて、ドアハンドルの不正操作によるドアアウタパネルの変形およびドアラッチの不正アンロックを防止することができるうえ、上記突出部材はドアハンドル上方のドア内部のデッドスペースを有効利用して配置することができる。
また、突出部材がドアパネルに取付けられ、かつサッシュガイド側に延びて該サッシュガイドの延出部に接続されることで、突出部材を上下両側で固定しなくてもこれを安定的に支持することができる。このため、上下両端に固定部を備えることが不要となり、突出部材を上下方向においてコンパクト化することができる。
また、突出部材がドアパネルとともにサッシュガイドの延出部に接続されるので、サッシュガイドの下部を突出部材を介してドアパネルに取付ける構成とすることができ、これによってサッシュガイドを補強することができる。
この構成によれば、突出部材の上方スペースを確保しつつも、第1の脚部と第2の脚部との協働により、突出面の両端を支持する所謂両持ち支持の状態とすることができ、これにより突出部材の支持剛性を確保することもできる。
この構成によれば、突出部材がコンパクトに配設されることにより確保された上記上方スペースを利用して、そこにベルトラインレインフォースメントを取付けることが可能になる。
この構成によれば、上記不正操作によりドアアウタパネルが変形した時、これをベルトラインレインフォースメントでも受け止めさせることができる。このため、上記不正操作時に突出部材の上部に作用する荷重を分散させるべくベルトラインレインフォースメントを補助的に利用することができる。
この構成によれば、ベルトラインレインフォースメントでドアアウタパネルを受け止めることを可能にしつつも、ベルトラインレインフォースメントがドアアウタパネル側に配設されることによりその車室内側に形成されたスペースを利用して、サッシュガイドの延出部を配設することができる。
また、突出部材がドアパネルに取付けられ、かつサッシュガイド側に延びて該サッシュガイドの延出部に接続されることで、突出部材を上下両側で固定しなくてもこれを安定的に支持することができる。このため、上下両端に固定部を備えることが不要となり、突出部材を上下方向においてコンパクト化することができる。
また、突出部材がドアパネルとともにサッシュガイドの延出部に接続されるので、サッシュガイドの下部を突出部材を介してドアパネルに取付ける構成とすることができ、これによってサッシュガイドを補強することができる。
なお、以下の実施形態においては、説明の便宜上、車両右側のフロントドアを例示して、自動車のドア構造について詳述する。
図1は自動車のドア構造を示す外観側面図であって、ドア1はドア本体部2とドアサッシュ部3とを備えている。
上述のドアアウタパネル9の車外側には、図1、図5、図6に示すようにドアアウタハンドル15(詳しくはドアアウタハンドルノブ)が設けられ、このドアアウタハンドル15に対応してドアアウタパネル9には乗員のハンドル操作に必要な凹部9a(車内側へ窪む凹部9a)が一体形成されている。
つまり、上述のハンドルベース16はビス29,31を用いてドアアウタパネル9の内側に固定されたものである。
また、この突出部材37は、図14、図15に斜視図で示すように、第1脚部37a,第2脚部37bと、両脚部37a,37b間に連続して一体形成されたフラットな突出端部37cとを金属板プレス加工により一体形成したものである。
この構成によれば、突出部材37がドアアウタパネル9より剛性の高いドアパネル(ドアインナパネル4)からドアアウタパネル9の裏面に近接するように立設されているので、ドアアウタハンドル15を持って、該ドアアウタハンドル15を不正に上方かつ内方に押圧しても、突出部材37で内方へ押し込まれようとするドアアウタパネル9を受け止めて、ドアアウタハンドル15の不正操作によるドアアウタパネル9の変形およびドアラッチ18の不正アンロックを防止することができるうえ、突出部材37はドアアウタハンドル15上方のドア1内部のデッドスペースを有効利用して配置することができる。
また、突出部材37がドアパネル(ドアインナパネル4)に取付けられ、かつサッシュガイド6側に延びて該サッシュガイド6の延出部6aに接続されることで、突出部材37を上下両側で固定しなくてもこれを安定的に支持することができる。このため、上下両端に固定部(取付け座)を備えることが不要となり、突出部材37を上下方向においてコンパクト化することができる。
また、突出部材37を接続すべく延出部6aを備えたために、延出部6aを固定する必要性が生じることとなるが、突出部材37がドアパネル(ドアインナパネル4)とともにサッシュガイド6の延出部6aに接続されるので、サッシュガイド6の下部を突出部材37を介してドアパネル(ドアインナパネル4)に取付ける構成とすることができ、これによってサッシュガイド6を補強することができる。
この構成によれば、突出部材37の上方スペースを確保しつつも、第1脚部37aと第2脚部37bとの協働により、突出端部37cの両端を支持する所謂両持ち支持の状態とすることができ、これにより突出部材37の支持剛性を確保することもできる。
この構成によれば、突出部材37がコンパクトに配設されることにより確保された上方スペースを利用して、そこにベルトラインレインフォースメント10を取付けることが可能になる。
この構成によれば、上記不正操作によりドアアウタパネル9が変形した時、これをベルトラインレインフォースメント10でも受け止めさせることができる。このため、上記不正操作時に突出部材37の上部に作用する荷重を分散させるべくベルトラインレインフォースメント10を補助的に利用することができる。
この構成によれば、ベルトラインレインフォースメント10でドアアウタパネル9を受け止めることを可能にしつつも、ベルトラインレインフォースメント10がドアアウタパネル9側に配設されることによりその車室内側に形成されたスペースを利用して、サッシュガイド6の延出部6aを配設することができる。
この構成によれば、他の部位に比べて剛性が高い重合部Xから閉断面7に渡って突出部材37を取付けることで、その支持剛性を向上させることができる。
この発明のドアハンドルは、ドアアウタハンドル15に対応し、
以下同様に、
ドアパネルは、ドアインナパネル4に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
3…ドアサッシュ部
4…ドアインナパネル
5…サッシュアウタパネル
6…サッシュガイド
6a…延出部
7…閉断面
8…サッシュレインフォースメント
9…ドアアウタパネル
10…ベルトラインレインフォースメント
15…ドアアウタハンドル
17…キーシリンダ(ドアキーシリンダ)
18…ドアラッチ
19…キーロッド
26…シリンダ部(回転部)
28…回転リンク
37…突出部材
37a…第1脚部
37a3…延長部
37b…第2脚部
37c…突出端部
Claims (5)
- ドアアウタパネルに取付けられドアキーシリンダを備えるドアハンドルと、
ドアをロック状態またはアンロック状態にするドアラッチと、
上記ドアキーシリンダの回転を上記ドアラッチに伝達するキーロッドとを備えた自動車のドア構造であって、
上記ドアアウタパネルより車室内側に、該ドアアウタパネルより剛性の高いドアパネルを備えるとともに、
上記ドアアウタパネルと上記ドアパネルとの間で上下方向に延びるように配設されたドアサッシュ部を構成して、ドアガラスの昇降を案内するサッシュガイドと、
上記ドアハンドルより上方位置において上記サッシュガイドに取付けられるとともに、上記ドアアウタパネルの裏面に近接するように立設される突出部材と、
上記ドアサッシュ部の断面内を補強するとともに、上記ドアパネルとの間で閉断面を構成するサッシュレインフォースメントとを備え、
上記サッシュガイドは、ベルトライン部より下方に延びる延出部を有しており、
上記突出部材は、上記ドアパネルに取付けられるとともに、該ドアパネルへの取付部から上記サッシュガイド側に延びて上記サッシュガイドの延出部に接続され、
且つ、上記突出部材の一部が、上記サッシュレインフォースメントの、上記閉断面を構成している部分に取付けられている
自動車のドア構造。 - 上記ドアアウタパネルより剛性の高いドアパネルがインナパネルにて構成されるとともに、
上記突出部材は、第1の脚部と第2の脚部とを備えており、
上記第1の脚部は、上記突出部材の突出面下部から内方側に延びて上記インナパネルに取付けられるとともに、上記サッシュガイドの延出部に接続され、
上記第2の脚部は、上記突出面と同じ高さ位置で該突出面側部から内方側に延びて上記サッシュガイドに取付けられる
請求項1記載の自動車のドア構造。 - 上記ベルトライン部を前後に延びるベルトラインレインフォースメントを備え、
該ベルトラインレインフォースメントの後端を、上記突出部材の上方にてこれに隣接する上記インナパネルの部分に取付けた
請求項2記載の自動車のドア構造。 - 上記ベルトラインレインフォースメントは、上記ドアアウタパネルの裏面に近接するように配設され、上記インナパネルへの取付部近傍で該インナパネル側に後退している
請求項3記載の自動車のドア構造。 - 上記ドアアウタパネルの裏面に近接する上記ベルトラインレインフォースメントの部分に対し、その車室内側に上記サッシュガイドの延出部を配設した
請求項4記載の自動車のドア構造。
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