JP2005041483A - 自動車用ドア構造 - Google Patents

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Kazuhiko Tokutomi
和彦 徳富
Yoshiyuki Umeda
義之 梅田
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

【課題】 ドアパネル部の剛性を向上できる自動車用ドア構造を提供する。
【解決手段】 ドア本体6のベルトライン部のドアインナパネル2側に、車両の前後方向に沿って、リーンフォースメント10を配設し、上記ドアインナパネル2の内面に、窓枠用のドアサッシュ5の両端部が固定され、上記ドアサッシュ5の車幅方向にレール溝に隣接して閉断面部5dを形成した自動車用ドア構造であって、上記リーンフォースメント10の後端部10dに、上記閉断面部5dに対して、車両の前後方向に対向する対向部10fを設けたことにある。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車用ドア(サイドドア)のドアパネル部の剛性を向上し得る自動車用ドア構造に関する。
図6および図7は従来の自動車用ドア構造を示したもので、この自動車用ドア100は、ドアインナパネル101とドアアウタパネル102でドアパネル部103を形成し、このドアパネル部103の上部に窓枠用のドアサッシュ104を配設してドア本体105を構成している。このドア本体105には、ドアミラーを配設するためのミラーブラケット106がドアサッシュ104の前端角隅部に設けられており、このミラーブラケット106の後端側には、ドアサッシュ104とともに窓枠を構成するサッシュ107が配設されている。
上記ドアパネル部103の上縁部、いわゆるベルトライン部には、ドアインナパネル101の内面側に、車両の前後方向に沿ってインナリーンフォースメント108が配設されて、ドアパネル部103の剛性を確保している。
特開昭62−255221号公報
しかしながら、このインナリーンフォースメント108は、ドアインナパネル101の内面側に、その上縁に沿ってスポット溶接されており、かつ、ドアサッシュ104はドアインナパネル101にのみスポット溶接されている。
したがって、ベルトライン部からのドアサッシュ104の倒れ込み等、ドアサッシュ104取付部付近の剛性を確保することが困難であった。
本発明は上記課題を解決し、ドアパネル部の剛性を向上できる自動車用ドア構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、ドア本体のベルトライン部のドアインナパネル側に、車両の前後方向に沿って、リーンフォースメントを配設し、上記ドアインナパネルの内面に、窓枠用のドアサッシュの両端部が固定され、上記ドアサッシュの車幅方向にレール溝に隣接して閉断面部を形成した自動車用ドア構造であって、上記リーンフォースメントの後端部に、上記閉断面部に対して、車両の前後方向に対向する対向部を設けたことにある。
本発明の効果として、インナリーンフォースメント10の後端部10dには、ドアサッシュ5の後端部5bに形成した閉断面部5dに対して対向する対向部10fが車両の前後方向に対向するように設けられているので、ドアパネル部4の剛性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2において、自動車用ドア1は、室内側に配設されるドアインナパネル2と室外側に配設されるドアアウタパネル3で略閉じ断面構造のドアパネル部4を形成し、このドアパネル部4の上部に矩形状に形成された窓枠用のドアサッシュ5を配設してドア本体6、いわゆるサッシュタイプドアを構成している。
このドア本体6には、図示しないドアミラーを配設するためのミラーブラケット7がドアサッシュ5の前端角隅部に設けられており、このミラーブラケット7の後端側には、ドアサッシュ5とともに窓枠を構成するサッシュ8が配設されている。サッシュ8はドアパネル部4の内部下方位置まで配設されており、ドアパネル部4内に降下されるウインドガラス9のガイドとなる。
上記ドア本体6のベルトライン部、すなわちドアパネル部4の上縁部には、上縁に沿って車両の前後方向に、ドアインナパネル2側に、図4に示すようなインナリーンフォースメント10が、ドアアウタパネル3側にアウタリーンフォースメント11が、配設されている。このインナリーンフォースメント10は、上縁10aおよび下縁10bを介してドアインナパネル2の内面側上縁部2aに、アウタリーンフォースメント11は、上縁11aを介してドアアウタパネル3の内面側上縁部3aに、一定間隔でスポット溶接されて配設されている。アウタリーンフォースメント11の下縁11bは接着剤12を介してドアアウタパネル3の内面に接着されている。
このインナリーンフォースメント10が配設されるドアパネル部4の前後部の内部構造を図4および図5により説明する。
ドアインナパネル2は、前後の両側面2b,2cをドアアウタパネル3側に折曲げてドアアウタパネル3の前後端に接続されており、図4および図5に示すように上記両側面2b,2cの内面にドアサッシュ5の閉断面部5c,5dを形成した両端部5a,5bがスポット溶接により固定されている。前側の側面2bとドアサッシュ5との間には、ヒンジガセット13が配設されており、ヒンジガセット13の前端部13aは、ドアインナパネル2の前側側面2bに設けられた段差部2b1 に延出されて固定されており、ヒンジガセット13の後端部13bは、途中13b1 をミラーブラケット7に接合され、かつ、その後端13b2 を後方に延出している。このヒンジガセット13の後端13b2 にインナリーンフォースメント10の先端部10cをスポット溶接w4 している。
インナリーンフォースメント10の後端部10dは、ドアインナパネル2の側面2cとドアサッシュ5との間まで延長された延長部10eを形成し、この延長部10eをドアインナパネル2の側面2cとドアサッシュ5とともにスポット溶接w2 されている。図5に示すように上記インナリーンフォースメント10の後端部10dには、ドアサッシュ5の後端部5bに形成した閉断面部5dに対して対向する対向部10fが車両の前後方向に対向するように設けられている。
一方、アウタリーンフォースメント11は、前部途中に設けられた凸部11aをドアパネル部4内に延出されているミラーブラケット7の下部側折曲げ部7aに車体後方側に延出して設けられた突片7bにスポット溶接w3 されている。
また、その先端部11bをドアインナパネル2の段差部2b1 とヒンジガセット13の前端部13aとの接合個所に同時にスポット溶接w1 されている。
上記アウタリーンフォースメント11の後端部11cは、ドアインナパネル2の側面2cに設けられた段差部2c1 にスポット溶接w5 されている。
上記構成によると、インナリーンフォースメント10の後端部10dには、ドアサッシュ5の後端部5bに形成した閉断面部5dに対して対向する対向部10fが車両の前後方向に対向するように設けられているので、ドアパネル部4の剛性を向上することができる。
インナリーンフォースメント10の後端部10dを、ドアインナパネル2の側面2cとドアサッシュ5との間のスポット面まで延長して、この延長部10eをドアインナパネル2の側面2cとドアサッシュ5とともにスポット溶接w2 する。
これにより、インナリーンフォースメント10の後端部10dは、延長部10eがドアインナパネル2の側面2cとドアサッシュ5と共にスポット溶接w2 されて3枚構造となり、ドアサッシュ5取付部の剛性を向上することができる。こうして、ドアサッシュ5取付部付近とベルトライン部とがインナリーンフォースメント10によりつながった構造となる。
よって、新たな、別部品やスポット打点数を追加することなく、ドアサッシュ5取付部(スポット面)付近の面剛性が向上する。
なお、上記実施の形態では、サッシュタイプドアのフロントドアについて説明したが、リヤドアに適用することもできる。また、ドアの後部側のサッシュについて説明したが、構造上可能であれば、ドアの前側のサッシュ部に適用することもできる。さらに、インナリーンフォースメントの接合にスポット溶接を用いたが、接着剤を用いることもできる。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々変更して適用できることは言うまでもない。
自動車用ドア構造を示す概念図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のインナリーンフォースメントを示す斜視図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。 従来の自動車用ドア構造を示す概念図である。 図6のD−D線断面図である。
符号の説明
1 自動車用ドア
2 ドアインナパネル
3 ドアアウタパネル
4 ドアパネル部
5 ドアサッシュ
6 ドア本体
7 ミラーブラケット
8 サッシュ
9 ウインドガラス
10 インナリーンフォースメント
11 アウタリーンフォースメント
12 接着剤
13 ヒンジガセット
5c,5d 閉断面部
10f 対向部
10e 延長部

Claims (1)

  1. ドア本体のベルトライン部のドアインナパネル側に、車両の前後方向に沿って、リーンフォースメントを配設し、上記ドアインナパネルの内面に、窓枠用のドアサッシュの両端部が固定され、上記ドアサッシュの車幅方向にレール溝に隣接して閉断面部を形成した自動車用ドア構造であって、上記リーンフォースメントの後端部に、上記閉断面部に対して、車両の前後方向に対向する対向部を設けたことを特徴とする自動車用ドア構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302876A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Mazda Motor Corp 自動車のドア構造
JP2017105338A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
CN113619708A (zh) * 2021-08-26 2021-11-09 重庆长安汽车股份有限公司 一种车门横灯与车门钣金总成的连接结构

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