JP5148621B2 - 液体現像剤の製造方法 - Google Patents

液体現像剤の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5148621B2
JP5148621B2 JP2009534429A JP2009534429A JP5148621B2 JP 5148621 B2 JP5148621 B2 JP 5148621B2 JP 2009534429 A JP2009534429 A JP 2009534429A JP 2009534429 A JP2009534429 A JP 2009534429A JP 5148621 B2 JP5148621 B2 JP 5148621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid developer
acid
resin
producing
containing resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009534429A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009041634A1 (ja
Inventor
寛仁 前田
勝利 岡本
貴明 淀
直也 稲角
孝司 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakata Inx Corp
Original Assignee
Sakata Inx Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakata Inx Corp filed Critical Sakata Inx Corp
Priority to JP2009534429A priority Critical patent/JP5148621B2/ja
Publication of JPWO2009041634A1 publication Critical patent/JPWO2009041634A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5148621B2 publication Critical patent/JP5148621B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/12Developers with toner particles in liquid developer mixtures
    • G03G9/13Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components
    • G03G9/131Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/12Developers with toner particles in liquid developer mixtures
    • G03G9/122Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by the colouring agents
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/12Developers with toner particles in liquid developer mixtures
    • G03G9/125Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by the liquid
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/12Developers with toner particles in liquid developer mixtures
    • G03G9/135Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by stabiliser or charge-controlling agents
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/12Developers with toner particles in liquid developer mixtures
    • G03G9/135Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by stabiliser or charge-controlling agents
    • G03G9/1355Ionic, organic compounds

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Liquid Developers In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、印刷機、複写機、プリンター、ファクシミリ等に用いられる電子写真又は静電記録用の液体現像剤の製造方法及びそれにより得られる液体現像剤に関する。
液体現像剤では、一般的に、顔料等の着色剤を含有する着色樹脂粒子を電気絶縁性分散媒体中に分散させた形態のものが使用されている。そして、このような液体現像剤を製造する方法の一つとしてコアセルベーション法がある。コアセルベーション法とは、樹脂を溶解する溶剤と、樹脂を溶解しない電気絶縁性分散媒体との混合液から、溶剤を除去することにより、混合液中に溶解状態で含まれていた樹脂を、着色剤を内包する様に析出させ、着色樹脂粒子を電気絶縁性分散媒体中に分散させる方法である。
この様な方法から得られる液体現像剤は、湿式粉砕法により得られるものより着色樹脂粒子の形状が球形に近く、粒子径も均一となるため、電気泳動性も良好になると考えられている。
しかしながら、コアセルベーション法では、樹脂の析出の際に着色樹脂粒子の凝集が起こり易く、粒子の粗大化等が原因で、得られる現像剤の分散安定性や光学特性が不充分であるという問題を有している。
そこで、上記の問題を解決するために、コアセルベーション法において、酸性基を有する高分子化合物と塩基性基を有する高分子化合物を用いる方法が提案されている。この方法では、先ず、どちらか一方の高分子化合物を着色剤表面に吸着させる。次いで、その着色剤をもう一方の高分子化合物に内包させることにより、着色樹脂粒子を電気絶縁性分散媒体中に安定的に分散させる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記の方法そのものは、酸基又は塩基性基を有する化合物で顔料表面を処理し、もう一方の基を有する樹脂との親和力を高めて分散安定性を図るという、従来からよく知られた酸−塩基相互作用の概念に基づく技術である。そして、開示されている化合物も、ごく一般的に利用されるアクリル系樹脂やスチレン−アクリル系樹脂等である。これらの化合物は、粒子の分散性に重点を置いて設計された材料でないことから、微細な着色樹脂粒子の分散性を十分に向上させるといった効果は期待できない。更に液体現像剤の適性としてみた場合、着色樹脂粒子の帯電特性や泳動性の悪化をまねき、良好な画像品質が得られないという問題がある。
特開2001−31900号公報
そこで、本発明は、コアセルベーション法を利用して得られる電子写真又は静電記録用の液体現像剤において、液体現像剤の帯電特性を十分に維持し、着色樹脂粒子の分散安定性が良好な液体現像剤の製造方法、並びに、それにより得られる液体現像剤を提供する事を課題とする。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、着色樹脂粒子を分散させるために下記の特定の分散剤を使用し、更に酸基含有樹脂を使用する事により、着色樹脂粒子の分散安定性を顕著に改善し、液体現像剤の帯電特性が向上する事を見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、(1)コアセルベーション法を利用する液体現像剤の製造方法において、ポリアミン化合物とヒドロキシカルボン酸自己縮合物との反応物である粒子分散剤酸基含有樹脂、顔料分散剤及びバインダー樹脂の存在下で、着色樹脂粒子を絶縁性炭化水素系分散媒体中に分散させることを特徴とする液体現像剤の製造方法に関する。
また、本発明は、(2)上記粒子分散剤が、ポリアミン化合物と12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物である上記(1)項記載の液体現像剤の製造方法に関する。
また、本発明は、(3)上記粒子分散剤が、ポリアリルアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物である上記(1)項又は(2)項記載の液体現像剤の製造方法に関する。
また、本発明は、(4)上記粒子分散剤のアミン価が5〜300mgKOH/gである上記(1)項〜(3)項のいずれかに記載の液体現像剤の製造方法に関する。
また、本発明は、(5)上記酸基含有樹脂が、カルボキシル基含有樹脂である上記(1)項〜(4)項のいずれかに記載の液体現像剤の製造方法に関する。
また、本発明は、(6)上記酸基含有樹脂の酸価が1〜250mgKOH/gである上記(1)項〜(5)項のいずれかに記載の液体現像剤の製造方法に関する。
また、本発明は、(7)上記絶縁性炭化水素系分散媒体として、沸点が150℃以上のパラフィン系化合物を用いる上記(1)項〜(6)項のいずれかに記載の液体現像剤の製造方法に関する。
また、本発明は、(8)上記(1)項〜(7)項のいずれかに記載の製造方法により製造されたことを特徴とする液体現像剤に関する。
以下、本発明の液体現像剤の製造方法とその方法から得られる液体現像剤について詳細に説明する。
先ず、本発明の液体現像剤において使用する材料について説明する。
本発明の液体現像剤で使用する顔料としては、無機顔料、有機顔料が使用できる。
無機顔料としては、アセチレンブラック、黒鉛、ベンガラ、黄鉛、群青、カーボンブラック等が好適である。
有機顔料としては、アゾ顔料、レーキ顔料、フタロシアニン顔料、イソインドリン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料等が好適である。
本発明において、これら顔料の含有量は特に限定されるものではないが、画像濃度の点から、最終的な液体現像剤中に2〜20質量%となることが好ましい。
次に、本発明の液体現像剤で使用する上記顔料を分散させる顔料分散剤としては、公知の顔料分散剤が使用できる。具体的にはアニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤、シリコン系界面活性剤、フッソ系界面活性剤等の界面活性剤及びその誘導体;ポリウレタン系樹脂;(ポリ)アミン化合物のアミノ基及び/又はイミノ基にポリエステルが導入された(ポリ)アミン誘導体;ポリエステル側鎖、ポリエーテル側鎖又はポリアクリル側鎖を有するカルボジイミド化合物(国際公開WO03/076527号)、塩基性窒素含有基を有し、かつ側鎖にポリエステル側鎖、ポリエーテル側鎖又はポリアクリル側鎖を有するカルボジイミド化合物(国際公開WO04/000950号)、顔料吸着部を有する側鎖を有するカルボジイミド化合物(国際公開WO04/003085号)等の高分子型の顔料分散樹脂等を挙げることができる。市販されているものとしては、例えば、BYK−160、162、164、182(ビックケミー社製)、EFKA−47(EFKA社製)、アジスパーPB−821(味の素社製)、ソルスパーズ24000(日本ルブリゾール社製)、等が挙げられる。
次に、本発明の液体現像剤で使用するバインダー樹脂としては、紙、プラスチックフィルム等の被着体に対して定着性を有する公知のバインダー樹脂が使用できる。例えば、エポキシ樹脂、エステル樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、ロジン変性樹脂等の樹脂が使用できる。また、必要に応じ、これら樹脂を単独又は2種以上を併用することができる。
また、本発明の液体現像剤で使用する後述する酸基含有樹脂を溶解しない絶縁性炭化水素系分散媒体としては、後述する酸基含有樹脂を溶解せず、電気絶縁性を有し、更に有機溶剤留去時に揮発しないものが好ましい。このような条件を満たす分散媒体としては不揮発性ないし低揮発性の絶縁性炭化水素系化合物類が挙げられる。より好ましくは脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素類である。更に後述する酸基含有樹脂を溶解しないものであれば、芳香族炭化水素類やハロゲン化炭化水素類等も使用可能である。その中でも特に、臭気、無害性、コストの点から、ノルマルパラフィン系化合物、イソパラフィン系化合物、シクロパラフィン系化合物、及び、これらの2種又はそれ以上の混合物等の高沸点(沸点が150℃以上)パラフィン系溶剤が好ましい。具体的に、これらの市販品として、例えば、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーL、アイソパーM、エクソールD130、エクソールD140(以上いずれもエクソン化学(株)製)、シェルゾール71(シェル石油化学(株)製)、IPソルベント1620、IPソルベント2028、IPソルベント2835(以上いずれも出光石油化学(株)製)、モレスコホワイトP−40、モレスコホワイトP−55、モレスコホワイトP−80(以上いずれも(株)松村石油研究所製の流動パラフィン)、流動パラフィンNo.40−S、流動パラフィンNo.55−S(以上いずれも中央化成(株)製の流動パラフィン)等が挙げられる。
次に、本発明の液体現像剤で使用する絶縁性炭化水素系分散媒体中に着色樹脂粒子を分散させるために利用する粒子分散剤は、ポリアミン化合物とヒドロキシカルボン酸自己縮合物との反応物である。液体現像剤をコアセルベーション法を用いて製造する際に、この特定の粒子分散剤と後述する酸基含有樹脂とを併用した存在下において着色樹脂粒子を絶縁性炭化水素系分散媒体中に分散させることにより、媒体中での着色樹脂粒子の分散安定性を高めることが可能となる。また、着色樹脂粒子の帯電特性や泳動性を向上させることもできる。
上記ポリアミン化合物としては特に限定されず、例えば、ポリビニルアミン系重合物、ポリアリルアミン系重合物、ポリジアリルアミン系重合物、ジアリルアミン−マレイン酸共重合物等が挙げられる。更にポリアニリン単位、ポリピロール単位等を含む重合物も挙げられる。また、上記ポリアミン化合物としては、エチレンジアミン等の脂肪族ポリアミン、シクロペンタンジアミン等の脂環式ポリアミン、フェニレンジアミン等の芳香族ポリアミン、キシリレンジアミン等の芳香脂肪族ポリアミン、ヒドラジン及びその誘導体等も挙げられる。なかでも、ポリアリルアミン等のポリアリルアミン系重合物が好ましい。
上記ヒドロキシカルボン酸自己縮合物を構成するヒドロキシカルボン酸としては特に限定されず、例えば、グリコール酸、乳酸、オキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸、ヒドキシカプロン酸、ヒドロキシカプリル酸、ヒドロキシカプリン酸、ヒドロキシラウリン酸、ヒドロキシミリスチン酸、ヒドロキシパルミチン酸、ヒドロキシステアリン酸、リシノール酸やひまし油脂肪酸、それらの水添物等が挙げられる。好ましくは炭素数12〜20のヒドロキシカルボン酸、より好ましくは炭素数12〜20の12−ヒドロキシカルボン酸、特に好ましくは12−ヒドロキシステアリン酸である。
好適な粒子分散剤としては、ポリアミン化合物とヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物等を挙げることができる。具体的には、ポリアリルアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物、ポリエチレンポリアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物、ジアルキルアミノアルキルアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物、ポリビニルアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物等のポリアミン化合物と12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物が挙げられる。市販品としては、アジスパーPB817(味の素社製)、ソルスパーズ11200、13940、17000、18000(日本ルブリゾ−ル社製)等を挙げることができる。その中でも好ましいのは、ポリアリルアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物であり、初期及び長期保存の間での粒子分散性が良好であり、更に帯電特性にも優れるという点から好適である。
本発明において、これら粒子分散剤は1種又は2種以上使用することができる。また、粒子分散剤の含有量は液体現像剤中に0.5〜3.0質量%であることが好ましい。
上記粒子分散剤のアミン価は5〜300mgKOH/gであることが好ましい。上記範囲内である場合、着色樹脂粒子の分散安定性が良好で、優れた帯電特性を得ることもできる。
なお、本願明細書において、アミン価は固形分1gあたりのアミン価を意味し、0.1Nの塩酸水溶液を用い、電位差滴定法(例えば、COMTITE(AUTO TITRATOR COM−900、BURET B−900、TITSTATIONK−900)、平沼産業社製)によって測定した後、水酸化カリウムの当量に換算した値をいう。
次に、本発明の液体現像剤で使用する酸基含有樹脂としては、具体的には、ポリオレフィン樹脂を変性しカルボキシル基を導入したもの、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のオレフィン樹脂;熱可塑性飽和ポリエステル樹脂、スチレン−アクリル系共重合体樹脂、スチレン−アクリル変性ポリエステル樹脂等のスチレン系樹脂;アルキッド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン樹脂、ロジン変性フマル酸樹脂、(メタ)アクリル酸エステル樹脂等のアクリル系樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂等において、重合材料、付加材料としてカルボン酸化合物を用いる方法や過酸化物処理等によりカルボキシル基を導入したものが挙げられる。なかでも、本発明の効果が良好に得られる点から、カルボキシル基を有するスチレン−アクリル系共重合体樹脂、ポリエステル樹脂が好ましい。
上記カルボキシル基を有するスチレン−アクリル系共重合体樹脂は、スチレン系単量体とアクリル系単量体とを含むモノマー組成物を共重合して得られる樹脂であって、分子内にカルボキシル基を有する樹脂である。
上記スチレン系単量体としては、例えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレン等のスチレン誘導体を挙げることができる。上記カルボキシル基を有するスチレン−アクリル系共重合体樹脂は、上記スチレン系単量体としてスチレンを用いたものが好ましい。
上記アクリル系単量体として、カルボキシル基を有する単量体は、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ケイヒ酸等のα,β−不飽和酸;マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸、アルケニルコハク酸、フマル酸、メサコン酸等の不飽和二塩基酸;マレイン酸メチルハーフエステル、マレイン酸エチルハーフエステル、フマル酸メチルハーフエステル、メサコン酸メチルハーフエステル等の不飽和二塩基酸のハーフエステル;等が挙げられる。上記カルボキシル基を有するスチレン−アクリル系共重合体樹脂は、上記カルボキシル基を有するアクリル系単量体として、アクリル酸、メタクリル酸を用いたものが好ましい。
上記アクリル系単量体としては、他に、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル等の(メタ)アクリル酸エステル類等が挙げられる。
上記カルボキシル基を有するスチレン−アクリル系共重合体樹脂の合成は、公知の方法で行われる。例えば、上記各種単量体を溶剤に溶解させた混合液に、重合触媒を加え、所定温度で重合する方法等が挙げられる。
また、上記酸基含有樹脂としてのポリエステル樹脂の具体例としては、例えば、M403(酸価19、三洋化成社製)、ダイヤクロンFC1565(酸価4、三菱レイヨン社製)等が挙げられる。
本発明において、これら酸基含有樹脂は1種又は2種以上を用いることができる。また、酸基含有樹脂の含有量は1.0〜15.0質量%であることが好ましい。
上記酸基含有樹脂の酸価は1〜250mgKOH/gであることが好ましい。上記範囲内である場合、着色樹脂粒子の分散安定性が良好で、優れた帯電特性を得ることもできる。
なお、本明細書において、酸価は固形分1gあたりの酸価を意味し、JIS K 0070に準じ、電位差滴定法(例えば、COMTITE(AUTO TITRATOR COM−900、BURET B−900、TITSTATION K−900)、平沼産業社製)によって測定した値をいう。
上記酸基含有樹脂の重量平均分子量は、30000〜100000であることが好ましく、45000〜75000であることがより好ましい。
なお、本明細書において、重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(GPC法)<ポリスチレン換算>に基づいて得られるものであり、装置としてはWater 2690(ウォーターズ社製)、カラムとしてはPLgel 5μ MIXED−D(Polymer Laboratories社製)を用いる。
本発明の液体現像剤は、これらの材料の他に、必要に応じて更に荷電制御剤を含んでもよい。荷電制御剤としては、大別して以下に説明する(1)及び(2)の2つのタイプがある。
(1)トナー粒子の表面をイオン化あるいはイオンの吸着を行い得る物質で被覆するタイプである。このタイプとして、アマニ油、大豆油等の油脂;アルキッド樹脂、ハロゲン化重合体、芳香族ポリカルボン酸、酸性基含有水溶性染料、芳香族ポリアミンの酸化縮合物等が好適である。
(2)絶縁性炭化水素系分散媒体に溶解し、トナー粒子とイオンの授受を行い得るような物質を共存させるタイプである。このタイプとして、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸鉄、ナフテン酸亜鉛、オクチル酸コバルト、オクチル酸ニッケル、オクチル酸亜鉛、ドデシル酸コバルト、ドデシル酸ニッケル、ドデシル酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸コバルト等の金属石鹸類;石油系スルホン酸金属塩、スルホコハク酸エステルの金属塩等のスルホン酸金属塩類;レシチン等の燐脂質;t−ブチルサリチル酸金属錯体等のサリチル酸金属塩類;ポリビニルピロリドン樹脂、ポリアミド樹脂、スルホン酸含有樹脂、ヒドロキシ安息香酸誘導体等が好適である。また、その他にも、必要に応じて他の添加剤を配合することができる。
次に本発明の液体現像剤の製造方法について説明する。
本発明の液体現像剤は、コアセルベーション法を用いて製造する。
「コアセルベーション法」とは、樹脂に対して良溶媒になるものと貧溶媒になるものとの混合液において、溶媒の混合比率を変化させる事により、樹脂を溶解から析出の状態に移行させる際に、樹脂中に着色剤(顔料)を内包させることにより着色樹脂粒子を形成する方法である。
本発明においては、顔料を分散させ、粒子分散剤を添加後、上記酸基含有樹脂を溶解する有機溶剤と上記酸基含有樹脂を溶解しない絶縁性炭化水素系分散媒体の混合液から有機溶剤を除去して、顔料を内包する様に着色樹脂粒子を析出させ、絶縁性炭化水素系分散媒体中に分散させる方法を利用する。
この方法で利用するバインダー樹脂としては、紙、プラスチックフィルムなどの被着体に対して定着性を有する熱可塑性樹脂が好ましい。具体的には、ポリオレフィン樹脂を変性しカルボキシル基を導入したもの、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などのオレフィン樹脂、熱可塑性飽和ポリエステル樹脂、スチレン−アクリル系共重合体樹脂、スチレン−アクリル変性ポリエステル樹脂などのスチレン系樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン樹脂、ロジン変性フマル酸樹脂、(メタ)アクリル酸エステル樹脂などのアクリル系樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は、単独または2種以上を組み合わせて使用できる。
また、この方法で利用する有機溶剤としては、上記酸基含有樹脂を溶解する有機溶剤であり、また、蒸留により混合液から留去しやすい低沸点溶剤が好ましい。例えば、テトラヒドロフラン等のエーテル類、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類を挙げることができる。更に、樹脂の溶解能力がある場合には、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素類も使用できる。これら溶剤は単独又は2種以上を併用できる。
具体的な製造方法としては、先ず、顔料、顔料分散剤、及び有機溶剤の一部を混合し、アトライター、ボールミル、サンドミル、ビーズミル等のメディア型分散機、あるいは高速ミキサー、高速ホモジナイザー等の非メディア型分散機で顔料を分散させた顔料分散液を得る。次に、この顔料分散液に、バインダー樹脂、酸基含有樹脂、残りの有機溶剤を加える。その後、更に粒子分散剤を添加し、高速せん断攪拌装置で攪拌しながら絶縁性炭化水素系分散媒体を添加して、混合液を得ることができる。なお、上記顔料分散液を調製する際に、予め樹脂(バインダー樹脂、酸基含有樹脂)を添加した後に顔料を分散してもよい。
次いで、上記混合液を高速せん断攪拌装置により攪拌を行いながら、有機溶剤の留去を行うことにより、本発明の液体現像剤を得ることができる。また、得られる液体現像剤中の固形分濃度が高い場合は、要求される固形分濃度となるように絶縁性炭化水素系分散媒体を加えてもよい。更に必要に応じて荷電制御剤等、その他添加剤を加えてもよい。なお、有機溶剤の留去と絶縁性炭化水素系分散媒体の添加を同時に行って、本発明の液体現像剤を得てもよい。
上記高速せん断攪拌装置としては、攪拌・せん断力をかけられるもので、ホモジナイザー、ホモミキサー等が利用できる。これらには、容量、回転数、型式等、種々のものがあるが、生産様式に応じて適当なものを用いればよい。なお、ホモジナイザーを使用した場合の回転数としては、500回転(rpm)以上が好ましい。
本発明のコアセルベーション法を利用する液体現像剤の製造方法では、特定の粒子分散剤及び酸基含有樹脂を使用することにより、着色樹脂粒子の分散安定性に非常に優れた液体現像剤を得ることができる。また、着色樹脂粒子の帯電特性や泳動性にも優れているため、良好な画像品質を得ることができる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、特に断りのない限り、「%」は「質量%」を意味し、「部」は「質量部」を意味するものとする。
下記の実施例及び比較例で使用した各材料について説明する。
<顔料>
MA285(三菱化学社製、カーボンブラック)
<顔料分散剤>
還流冷却管、窒素ガス導入管、攪拌棒、温度計を備えた四つ口フラスコに、イソシアネート基を有するカルボジイミド当量316のポリカルボジイミド化合物のトルエン溶液(固形分50%)132.6部、N−メチルジエタノールアミンを12.8部仕込み、約100℃で3時間保持して、イソシアネート基と水酸基とを反応させた。次いで、末端にカルボキシル基を有する数平均分子量2000のポリカプロラクトンの開環物169.3部を仕込み、約80℃で2時間保持して、カルボジイミド基とカルボキシル基とを反応させた後、減圧下でトルエンを留去して顔料分散剤(固形分100%)を得た。
<バインダー樹脂1>
YD−011(エポキシ樹脂/東都化成社製)
<バインダー樹脂2>
バイロン220(ポリエステル樹脂/東洋紡績社製)
<粒子分散剤1>
アジスパーPB817
(ポリアリルアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物/アミン価15/味の素社製)
<粒子分散剤2>
ソルスパーズ11200
(ポリエチレンポリアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物/アミン価74/日本ルブリゾ−ル社製)
<粒子分散剤3>
ソルスパーズ13940
(ポリエチレンポリアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物/アミン価250/日本ルブリゾ−ル社製)
<粒子分散剤4>
アジスパーPB821
(ポリアリルアミンとポリカプロラクトンとの反応物/アミン価8/味の素社製)
<酸基含有樹脂1〜7>
表1に示すような組成(モル比)のモノマーをそれぞれ重合反応させることにより、酸基含有樹脂1〜5を得た。また、酸基含有樹脂6として、ポリエステル樹脂(M403、酸価19、三洋化成社製)を使用し、酸基含有樹脂7として、ポリエステル樹脂(ダイヤクロンFC1565、酸価4、三菱レイヨン社製)を使用した。
Figure 0005148621
(実施例1)
MA285の20.0部、顔料分散剤8.0部、THF72.0部を混合し、直径5mmのスチールビーズを用いてペイントシェーカーで15分間混練後、直径0.05mmのジルコニアビーズを用いて、アイガーモーターミルM−250(アイガージャパン社製)により更に2時間混練した。この混練物の17.5部に、バインダー樹脂1を21部、酸基含有樹脂1を3.5部、THF58部を添加し、50℃で加熱攪拌した。その後、粒子分散剤1を1.0部を添加攪拌した後、モレスコホワイトP−40(松村石油化学研究所製)69.6部で希釈しながら攪拌し、混合液を得た。次いで、密閉式攪拌槽よりなるホモジナイザーに溶剤留去装置(減圧装置に接続)を接続した装置を用い、混合液をホモジナイザーで高速攪拌(回転数5000rpm)しながら減圧装置により混合液温が50℃になるように減圧し、THFを密閉式攪拌槽より完全に留去して実施例1の液体現像剤を得た。
(実施例2)
粒子分散剤1を粒子分散剤2に変更した以外は実施例1と同様な方法により実施例2の液体現像剤を得た。
(実施例3)
粒子分散剤1を粒子分散剤3に変更した以外は実施例1と同様な方法により実施例3の液体現像剤を得た。
(実施例4)
酸基含有樹脂1を酸基含有樹脂2に変更した以外は実施例1と同様な方法により実施例4の液体現像剤を得た。
(実施例5)
酸基含有樹脂1を酸基含有樹脂3に変更した以外は実施例1と同様な方法により実施例5の液体現像剤を得た。
(実施例6)
酸基含有樹脂1を酸基含有樹脂4に変更した以外は実施例1と同様な方法により実施例6の液体現像剤を得た。
(実施例7)
酸基含有樹脂1を酸基含有樹脂5に変更した以外は実施例1と同様な方法により実施例7の液体現像剤を得た。
(実施例8)
TFHをMEKに変更した以外は実施例1と同様な方法により実施例8の液体現像剤を得た。
(実施例9)
TFHをMEKに変更し、バインダー樹脂1をバインダー樹脂2に変更した以外は、実施例1と同様な方法により実施例9の液体現像剤を得た。
(実施例10)
酸基含有樹脂1を酸基含有樹脂6に変更した以外は実施例9と同様な方法により実施例10の液体現像剤を得た。
(実施例11)
酸基含有樹脂1を酸基含有樹脂7に変更した以外は実施例9と同様な方法により実施例11の液体現像剤を得た。
(比較例1)
粒子分散剤1を粒子分散剤4に変更した以外は実施例1と同様な方法により比較例1の液体現像剤を得た。
(比較例2)
酸基含有樹脂1及び粒子分散剤1を添加しなかった以外は実施例1と同様な方法により比較例2の液体現像剤を得た。
(比較例3)
粒子分散剤1を添加しなかった以外は実施例1と同様な方法により比較例3の液体現像剤を得た。
(比較例4)
酸基含有樹脂1を添加しなかった以外は実施例1と同様な方法により比較例4の液体現像剤を得た。
<性能評価>
以下のような評価方法により各液体現像剤を評価した。それらの結果を表2に示す。
(帯電性及び泳動性)
泳動セルを用いて粒子の観察を行った(条件:電極間距離:80μm、印加電圧:200V)。
(1)泳動性
○:粒子が凝集することなくスムーズに泳動する
△:粒子が凝集体を形成しながら泳動する
×:粒子が電極間で凝集し動かない
(2)帯電性
泳動セルに電圧をかけたときに、
+:−電極側に90%以上のトナー粒子が泳動する
−:+電極側に90%以上のトナー粒子が泳動する
±:上記以外
(粒子サイズ)
光学顕微鏡BH−2(オリンパス社製)を用い、目視にて粒子サイズ(着色樹脂粒子の平均粒子径)の測定を行った。
Figure 0005148621
表2から、コアセルベーション法においてポリアミン化合物とヒドロキシカルボン酸自己縮合物との反応物の粒子分散剤と酸基含有樹脂を用いて得られた実施例の液体現像剤は泳動性及び帯電特性に優れたものであった。また、着色樹脂粒子の分散安定性にも優れていた。一方、ポリアミン化合物とヒドロキシカルボン酸自己縮合物との反応物以外の粒子分散剤を用いた場合(比較例1)、酸基含有樹脂や粒子分散剤を用いなかった場合(比較例2〜4)に得られた液体現像剤は性能が劣っていた。
本発明の製造方法により得られる液体現像剤は、印刷機、複写機、プリンター、ファクシミリ等に用いられる電子写真あるいは静電記録用の液体現像剤として好適に用いられる。

Claims (8)

  1. コアセルベーション法を利用する液体現像剤の製造方法において、
    ポリアミン化合物とヒドロキシカルボン酸自己縮合物との反応物である粒子分散剤酸基含有樹脂、顔料分散剤及びバインダー樹脂の存在下で、着色樹脂粒子を絶縁性炭化水素系分散媒体中に分散させる
    ことを特徴とする液体現像剤の製造方法。
  2. 前記粒子分散剤が、ポリアミン化合物と12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物である請求項1記載の液体現像剤の製造方法。
  3. 前記粒子分散剤が、ポリアリルアミンと12−ヒドロキシステアリン酸自己縮合物との反応物である請求項1又は2記載の液体現像剤の製造方法。
  4. 前記粒子分散剤のアミン価が5〜300mgKOH/gである請求項1、2又は3記載の液体現像剤の製造方法。
  5. 前記酸基含有樹脂が、カルボキシル基含有樹脂である請求項1、2、3又は4記載の液体現像剤の製造方法。
  6. 前記酸基含有樹脂の酸価が1〜250mgKOH/gである請求項1、2、3、4又は5記載の液体現像剤の製造方法。
  7. 前記絶縁性炭化水素系分散媒体として、沸点が150℃以上のパラフィン系化合物を用いる請求項1、2、3、4、5又は6記載の液体現像剤の製造方法。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の製造方法により製造されたことを特徴とする液体現像剤。
JP2009534429A 2007-09-28 2008-09-26 液体現像剤の製造方法 Active JP5148621B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009534429A JP5148621B2 (ja) 2007-09-28 2008-09-26 液体現像剤の製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007254484 2007-09-28
JP2007254484 2007-09-28
PCT/JP2008/067520 WO2009041634A1 (ja) 2007-09-28 2008-09-26 液体現像剤の製造方法
JP2009534429A JP5148621B2 (ja) 2007-09-28 2008-09-26 液体現像剤の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009041634A1 JPWO2009041634A1 (ja) 2011-01-27
JP5148621B2 true JP5148621B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=40511514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009534429A Active JP5148621B2 (ja) 2007-09-28 2008-09-26 液体現像剤の製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8722302B2 (ja)
EP (1) EP2192450B1 (ja)
JP (1) JP5148621B2 (ja)
KR (1) KR101542269B1 (ja)
CN (1) CN101809508B (ja)
AU (1) AU2008304769B2 (ja)
CA (1) CA2700694C (ja)
ES (1) ES2607896T3 (ja)
WO (1) WO2009041634A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3098657A1 (en) 2015-05-27 2016-11-30 Canon Kabushiki Kaisha Ultraviolet-curable liquid developer and method of producing same
US9857716B2 (en) 2015-05-27 2018-01-02 Canon Kabushiki Kaisha Curable liquid developer and image-forming method using curable liquid developer
US9897936B2 (en) 2015-05-27 2018-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Method of producing curable liquid developer and curable liquid developer
US10545424B2 (en) 2017-09-28 2020-01-28 Canon Kabushiki Kaisha Liquid developer and method of producing liquid developer

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5238043B2 (ja) * 2009-02-03 2013-07-17 出光興産株式会社 レジスト剥離剤組成物及びそれを用いたレジスト剥離方法
JP5500152B2 (ja) 2011-11-04 2014-05-21 コニカミノルタ株式会社 液体現像剤
JP2013174687A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Fuji Xerox Co Ltd 液体現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置および画像形成方法
CN105009000B (zh) * 2013-02-08 2019-07-26 阪田油墨股份有限公司 液体显像剂
NL2010581C2 (en) * 2013-04-05 2014-10-08 Xeikon Ip B V Method and system for reduction of caking.
WO2015119146A1 (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 サカタインクス株式会社 液体現像剤
AU2015215601B2 (en) * 2014-02-04 2019-07-04 Sakata Inx Corporation Liquid developer
US20170139339A1 (en) * 2014-04-30 2017-05-18 Hewlett-Packard Indigo, B.V. Electrostatic ink compositions
JP6428021B2 (ja) * 2014-07-24 2018-11-28 富士ゼロックス株式会社 液体現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP6427590B2 (ja) * 2014-09-30 2018-11-21 富士フイルム株式会社 レジスト膜のパターニング用有機系処理液の製造方法、及び、レジスト膜のパターニング用有機系処理液が収容された収容容器、並びに、これらを使用したレジスト膜のパターニング用有機系処理液の保管方法、パターン形成方法、及び、電子デバイスの製造方法
JP6504918B2 (ja) * 2015-05-27 2019-04-24 キヤノン株式会社 液体現像剤及び液体現像剤の製造方法
JP6292179B2 (ja) * 2015-06-24 2018-03-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 液体現像剤
JP2018092129A (ja) * 2016-11-25 2018-06-14 キヤノン株式会社 液体現像剤及び液体現像剤の製造方法
EP3561599B1 (en) 2016-12-22 2021-03-03 Kao Corporation Method for producing liquid developer
JP7146406B2 (ja) * 2017-09-28 2022-10-04 キヤノン株式会社 液体現像剤及び該液体現像剤の製造方法
US10423084B2 (en) 2017-11-20 2019-09-24 Canon Kabushiki Kaisha Method for producing liquid developer
WO2019230481A1 (ja) * 2018-05-31 2019-12-05 花王株式会社 液体現像剤
US20210255561A1 (en) * 2018-08-29 2021-08-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Liquid electrophotographic ink composition
JP7237644B2 (ja) 2019-02-25 2023-03-13 キヤノン株式会社 液体現像剤及び液体現像剤の製造方法
US20220229378A1 (en) 2019-06-28 2022-07-21 Kao Corporation Method for producing liquid developer

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299632A (ja) * 1988-03-18 1989-12-04 Allied Colloids Ltd ポリマー安定剤、その製造方法及び該安定剤を含有する分散液
JPH09169821A (ja) * 1995-10-16 1997-06-30 Ajinomoto Co Inc 顔料分散剤
JP2001031900A (ja) * 1999-05-20 2001-02-06 Hitachi Maxell Ltd 分散液組成物及びその製造方法
JP2003241439A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Sakata Corp 液体現像剤の製造方法及び液体現像剤
JP2003277660A (ja) * 2002-03-27 2003-10-02 Sakata Corp 油性インクジェット記録用インク組成物
JP2006257243A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Sakata Corp カルボジイミド系化合物及びその用途
JP2007003974A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Sakata Corp 液体現像剤の製造方法およびその製造方法により得られた液体現像剤
JP2007041163A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Seiko Epson Corp 液体現像剤

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6395805B1 (en) * 1999-05-20 2002-05-28 Hitachi Maxell, Ltd. Dispersion composition and process for production thereof
EP1111017B1 (en) 1999-05-20 2004-04-07 Sakata Inx Corporation Oil-based ink for ink-jet recording
TW200303902A (en) 2002-03-08 2003-09-16 Sakata Inx Corp Treated pigment, use thereof, and compound for treating pigment
KR100972318B1 (ko) 2002-06-25 2010-07-26 사카타 인쿠스 가부시키가이샤 처리 안료, 그 용도 및 안료 처리용 화합물
WO2004003085A1 (ja) 2002-06-26 2004-01-08 Sakata Inx Corp. 顔料分散組成物、その用途及び顔料処理用化合物
WO2007000974A1 (ja) * 2005-06-27 2007-01-04 Sakata Inx Corp. 液体現像剤の製造方法およびその製造方法により得られた液体現像剤
JP2007121660A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Seiko Epson Corp 液体現像剤および液体現像剤の製造方法
WO2007061072A1 (ja) * 2005-11-28 2007-05-31 Sakata Inx Corp. 液体現像剤
JP2007187989A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Kyocera Mita Corp 液体現像剤
JP2007219229A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fuji Xerox Co Ltd 着色樹脂粒子分散液の製造方法、着色樹脂粒子分散液及び電子写真用液体現像剤

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299632A (ja) * 1988-03-18 1989-12-04 Allied Colloids Ltd ポリマー安定剤、その製造方法及び該安定剤を含有する分散液
JPH09169821A (ja) * 1995-10-16 1997-06-30 Ajinomoto Co Inc 顔料分散剤
JP2001031900A (ja) * 1999-05-20 2001-02-06 Hitachi Maxell Ltd 分散液組成物及びその製造方法
JP2003241439A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Sakata Corp 液体現像剤の製造方法及び液体現像剤
JP2003277660A (ja) * 2002-03-27 2003-10-02 Sakata Corp 油性インクジェット記録用インク組成物
JP2006257243A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Sakata Corp カルボジイミド系化合物及びその用途
JP2007003974A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Sakata Corp 液体現像剤の製造方法およびその製造方法により得られた液体現像剤
JP2007041163A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Seiko Epson Corp 液体現像剤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3098657A1 (en) 2015-05-27 2016-11-30 Canon Kabushiki Kaisha Ultraviolet-curable liquid developer and method of producing same
US9857716B2 (en) 2015-05-27 2018-01-02 Canon Kabushiki Kaisha Curable liquid developer and image-forming method using curable liquid developer
US9880482B2 (en) 2015-05-27 2018-01-30 Canon Kabushiki Kaisha Ultraviolet-curable liquid developer and method of producing same
US9897936B2 (en) 2015-05-27 2018-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Method of producing curable liquid developer and curable liquid developer
US10545424B2 (en) 2017-09-28 2020-01-28 Canon Kabushiki Kaisha Liquid developer and method of producing liquid developer

Also Published As

Publication number Publication date
EP2192450A4 (en) 2011-11-09
EP2192450B1 (en) 2016-11-30
CA2700694A1 (en) 2009-04-02
AU2008304769B2 (en) 2013-10-03
AU2008304769A1 (en) 2009-04-02
EP2192450A1 (en) 2010-06-02
US20100323291A1 (en) 2010-12-23
US8722302B2 (en) 2014-05-13
JPWO2009041634A1 (ja) 2011-01-27
KR20100072308A (ko) 2010-06-30
WO2009041634A1 (ja) 2009-04-02
ES2607896T3 (es) 2017-04-04
KR101542269B1 (ko) 2015-08-06
CA2700694C (en) 2016-05-24
CN101809508A (zh) 2010-08-18
CN101809508B (zh) 2014-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5148621B2 (ja) 液体現像剤の製造方法
JP6348849B2 (ja) 液体現像剤
JP5175548B2 (ja) 液体現像剤の製造方法およびその製造方法により得られた液体現像剤
JP4977034B2 (ja) 液体現像剤
JP5010436B2 (ja) 液体現像剤
WO2015119145A1 (ja) 液体現像剤
WO2015119147A1 (ja) 液体現像剤
WO2015119146A1 (ja) 液体現像剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5148621

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250