JP5146981B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
これに加えて、請求項1に記載の発明は、報知権利が付与されない場合であっても、RTの終了時において、例えばBB等の特別遊技への移行役の当否を遊技者に報知することができるようにしたものである。
また、付与された報知権利の保有個数に応じて、例えばBB等の特別遊技への移行役の当否を遊技者に報知することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
これに加えて、請求項4に記載の発明は、役の抽選結果にもとづいて、表示されるアイテムの種類を変化させることができるようにしたものである。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
(1)可変表示装置(例えばリールユニット30)
可変表示装置(例えばリールユニット30)は、図柄を可変表示可能なものである。
なお、可変表示装置は、リールユニット(30)に限定されず、液晶等から構成しても良い。
スタートスイッチ(70)は、遊技媒体(例えばメダル)の投入を条件に、可変表示装置(例えばリールユニット30)による図柄の可変表示を開始させるためのものである。
なお、遊技媒体は、メダルに限定されず、遊技球等でも良い。
(3)ストップスイッチ(80〜82)
ストップスイッチ(80〜82)は、複数個、例えば3個有り、可変表示装置(例えばリールユニット30)による図柄の可変表示を停止可能なものである。
(4)画像表示装置(40)
画像表示装置(40)は、遊技の進行に関連した画像を表示可能なものである。
(5)遊技制御装置(200)
遊技制御装置(200)は、例えば図1に示すように、可変表示装置(例えばリールユニット30)、スタートスイッチ(70)、複数個(例えば3個)のストップスイッチ(80〜82)、画像表示装置(40)にそれぞれ接続され、遊技を制御するためのものである。
(6)特別遊技制御手段(340)
特別遊技制御手段(340)は、一般遊技より遊技者に有利な特別遊技(例えばいわゆるビッグ・ボーナス(以下「BB」という。))を制御するためのものである。
なお、特別遊技は、BBに限定されず、いわゆるレギュラー・ボーナス(RB)で良い。
再遊技制御手段(350)は、遊技媒体(例えばメダル)の投入を無しに次回の遊技が可能な再遊技(例えばいわゆるリプレイ、以下「RP」ともいう。)を制御するためのものである。
(8)役抽選手段(310)
役抽選手段(310)は、役の当否を抽選により決定するためのものである。
第4に、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(9)再遊技高確率遊技制御手段(360)
再遊技高確率遊技制御手段(360)は、再遊技高確率遊技(例えばいわゆるリプレイ・タイム、以下「RT」ともいう。)への移行条件が達成されたことを条件に、役抽選手段(310)による再遊技役の当選確率を向上させる再遊技高確率遊技(RT)を、予め設定された設定ゲーム回数に達するまで実行させるためのものである。
報知演出手段(420)は、役抽選手段(310)により移行役に当選しているか否かを遊技者に報知するためのものである。
(11)報知権利抽選手段(430)
報知権利抽選手段(430)は、再遊技高確率遊技制御手段(360)による再遊技高確率遊技(RT)中、役抽選手段(310)による抽選結果にもとづいて、報知演出手段(420)による報知演出を実行する権利を付与するか否かを抽選により決定するためのものである。
報知権利判定手段(460)は、報知権利抽選手段(430)により報知権利が付与されているか否かを判定するためのものである。
第5に、報知演出手段(420)は、報知権利判定手段(460)により報知権利が付与されていると判定された場合に、設定ゲーム回数の終了の直前のゲームにおいて、報知演出手段(420)による報知演出を実行するようにしている。
(13)保有個数計数手段(440)
保有個数計数手段(440)は、報知権利抽選手段(430)により付与された報知権利の保有個数を計数するためのものである。
第7に、報知演出手段(420)は、保有個数計数手段(440)により計数された報知権利の保有個数を、1個当たり1ゲームと換算して、当該換算ゲーム回数を設定ゲーム回数から減算して残存ゲーム回数を算出するとともに、残存ゲーム回数に達したゲームでは報知演出の導入演出を開始させ、以降のゲームでは以降、設定ゲーム回数に達するまで報知演出を連続して実行するようにしている。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
なお、最大個数は、6個に限定されず、2〜5個、或いは7個以上でも良い。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第2に、役抽選手段(310)は、小役の種類に応じて、移行役との重複当選の確率を異ならせている。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)アイテム表示手段(450)
アイテム表示手段(450)は、報知権利抽選手段(430)により報知権利が付与されたことを遊技者に報知するためのアイテム(例えばコイン41)を、画像表示装置(40)に表示するためのものである。
第2に、アイテム表示手段(450)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(2)アイテム記憶手段(451)
アイテム記憶手段(451)は、複数種類(例えば金色、銀色、銅色)のアイテム(例えばコイン41)を記憶するためのものである。
第3に、報知権利抽選手段(430)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(3)アイテム抽選手段(431)
アイテム抽選手段(431)は、役抽選手段(310)による抽選結果にもとづいて、アイテム記憶手段(451)に記憶された複数種類のアイテム(例えば金色、銀色、銅色のコイン41)から一つのアイテム(例えばコイン41)を選択するためのものである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、RT中に報知権利を付与可能とし、当該報知権利が付与された場合に、RTの終了時を含むゲームにおいて、例えばBB等の特別遊技への移行役の当否を遊技者に報知することができる。
また、付与された報知権利の保有個数に応じて、例えばBB等の特別遊技への移行役の当否を遊技者に報知することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
これに加えて、請求項4に記載の発明によれば、役の抽選結果にもとづいて、表示されるアイテムの種類を変化させることができる。
図1〜16は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図2は図1の特別遊技制御手段の詳細を説明するためのブロック図、図3はスロットマシンの概略正面図、図4〜11は画像表示装置の表示画面を説明するための説明図、図12〜16はスロットマシンの動作を説明するためのフローチャートをそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
図1、図3中、10は、スロットマシンを示すものである。
スロットマシン10の高さの中央には、透明な方形の表示窓20を設けている。
表示窓20の内部には、可変表示装置の一例であるリールユニット30を配置している。
なお、可変表示装置は、図柄を可変表示可能なものであり、リールユニット30に限定されず、液晶等から構成しても良い。
リールユニット30は、表示窓20に臨む複数個、例えば3個のリール31〜33と、各リール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個のリールモータ34〜36(図1参照)とを備える。
各リール31〜33には、図示しないが、外周に複数種類の図柄が表示されている。また、表示窓20には、複数段、例えば上・中・下段の計3個の図柄が停止表示されるようにしているが、これに限定されず、1個の図柄が停止表示されるようにして良い。
画像表示装置40は、画像を表示可能なものであり、例えば液晶ユニットから構成されている。
なお、画像表示装置40は、液晶ユニットに限定されず、ドット・マトリックス等から構成しても良い。
メダル投入口50の図3の向かって左側には、複数個、例えば3個のベットスイッチ60〜62を設けている。3個のベットスイッチ60〜62のうち、図3の向かって右側のMAXベットスイッチ60は、最大投入枚数、例えば3枚のクレジットメダルをスロットマシン10の内部に投入するためのものである。残る2個のベットスイッチ61〜62のうち、スロットマシン10の手前側に位置する2ベットスイッチ61は、2枚のクレジットメダルをスロットマシン10の内部に投入するためのものである。残るスロットマシン10の奥側に位置する1ベットスイッチ62は、1枚のクレジットメダルをスロットマシン10の内部に投入するためのものである。
3個のベットスイッチ60〜62の下側には、操作部の一例であるスタートスイッチ70を設けている。
スタートスイッチ70は、リールユニット30の駆動を開始するためのものである。具体的には、スタートスイッチ70は、レバー状に形成され、レバーを傾けることで操作する。スタートスイッチ70を操作すると、リールユニット30の駆動が開始され、3個のリールモータ34〜36(図1参照)が回転する。
3個のストップスイッチ80〜82は、リールユニット30の駆動を停止するためのものである。向かって左側のストップスイッチ80を操作すると、左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ81を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。
右側のストップスイッチ82を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
3個のストップスイッチ80〜82の下側には、メダル貯留皿90を設けている。
メダル貯留皿90には、後述する図1のホッパーユニット110から払い出されたメダルが貯留される。
(遊技制御装置200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御装置200について説明する。
遊技制御装置200は、スロットマシン10の内部に設けられ、遊技の進行を制御するためのものである。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)メイン制御手段300
(2)サブ制御手段400
(メイン制御手段300)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300について説明する。
具体的には、メイン制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
なお、次の(1)〜(8)の手段の説明については、後述する。
(1)役抽選手段310
(2)リール停止制御手段320
(3)一般遊技制御手段330
(4)特別遊技制御手段340
(5)再遊技制御手段350
(6)再遊技高確率遊技制御手段360
(7)信号送信手段370
(8)利益付与手段380
なお、メイン制御手段300の手段は、上記した(1)〜(8)に限定されない。
(メイン制御手段300の入力段)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300の入力段について説明する。
なお、メイン制御手段300の入力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)メダルセンサー51
メダルセンサー51は、メダル投入口50の内部に設けられ、メダル投入口50に投入されたメダルを検出するためのものである。
(3)スタートスイッチ70
(4)ストップスイッチ80〜82
(メイン制御手段300の出力段)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300の出力段について説明する。
なお、メイン制御手段300の出力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)リールモータ34〜36
(2)ホッパーユニット110
ホッパーユニット110は、スロットマシン10の内部に設けられている。
(3)サブ制御手段400
(サブ制御手段400)
サブ制御手段400は、メイン制御手段300に接続され、メイン制御手段300から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
なお、サブ制御手段400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
なお、次の(1)〜(7)の手段の説明については、後述する。
(1)信号受信手段410
(2)報知演出手段420
(3)報知権利抽選手段430(演出抽選手段)
(4)保有個数計数手段440
(5)アイテム表示手段450
(6)報知権利判定手段460
(7)効果音発生手段470
なお、サブ制御手段400の手段は、上記した(1)〜(7)に限定されない。
(サブ制御手段400の入力段)
つぎに、図1を用いて、サブ制御手段400の入力段について説明する。
(1)メイン制御手段300
なお、サブ制御手段400の入力段に接続されるパーツは、上記した(1)に限定されない。
(サブ制御手段400の出力段)
つぎに、図1を用いて、サブ制御手段400の出力段について説明する。
(1)画像表示装置40
(2)スピーカ100
なお、サブ制御手段400の出力段に接続されるパーツは、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(役抽選手段310)
役抽選手段310は、役の当否を抽選により決定するためのものである。
(役)
役には、次の種類がある。
なお、役の種類は、次の(1)〜(3)に限定されない。
小役は、予め設定された小役図柄が揃って入賞することを条件に、所定枚数のメダルを払い出すための役である。
小役には、例えば「ベル」、「スイカ」、「チェリー」等がある。
(2)移行役
移行役は、後述するが、特別遊技制御手段340による特別遊技に移行させるとともに、次回以降の遊技に持ち越し可能な役である。
なお、特別遊技の種類は、次の(2−1)〜(2−2)に限定されない。
(2−1)いわゆるレギュラー・ボーナス(以下、「RB」という。)
RBは、一般遊技より遊技者に有利な遊技である。RBは、予め設定された特定図柄(例えば「BAR」)が3個揃って入賞することを条件に、一般遊技から移行する。
(2−2)いわゆるビッグ・ボーナス(以下、「BB」という。)
BBは、一般遊技より遊技者に有利な複数回のRBが可能な遊技である。BBは、予め設定された特別図柄(例えば「7」)が3個揃って入賞することを条件に、一般遊技から移行する。
BBは、移行後、予め設定された終了条件、例えば遊技者が獲得可能な最大メダル獲得枚数、例えば「465枚」に達したことを条件に終了する。
なお、BBの終了条件は、最大メダル獲得枚数の到達に限定されず、他の条件を終了条件としても良く、又、大メダル獲得枚数も、「465枚」に限定されない。
再遊技役は、予め設定された再遊技図柄が揃うことを条件に、メダルを投入すること無しに次回のゲームを行えるという役である。
(重複当選)
役抽選手段310は、前記した移行役(例えばBB)、小役、再遊技役の3種類のうちから、1種類以上を当選により決定する。
また、2種類以上の役に同時に当選した場合、例えば小役と移行役とに同時に当選した場合を、「重複当選」という。
重複当選の確率を、次の表1に例示する通り、役の種類により異ならせている。
上記した表1から明らかな通り、小役の一例である「ベル」と「BB」との重複当選の確率は、「1/5」に設定されている。「1/5」は、5回に1回の割合で、「ベル」と「BB」とが重複当選することを意味する。すなわち、「ベル」の単独当選の確率は、「80%」となり、「ベル」と「BB」との重複当選の確率は「20%」となる。
同様に、小役の一例である「チェリー」と「BB」との重複当選の確率は、「1/10」に設定されている。「1/10」は、10回に1回の割合で、「チェリー」と「BB」とが重複当選することを意味する。すなわち、「チェリー」の単独当選の確率は、「90%」となり、「チェリー」と「BB」との重複当選の確率は「10%」となる。
一方、上記した表1から明らかな通り、小役の一例である「ベル」が選択された場合には、「再遊技役」が選択された場合に比較して、BBとの重複当選の確率を高く選定している。
(リール停止制御手段320)
リール停止制御手段320は、役抽選手段310による抽選により決定した遊技結果、及びストップスイッチ80〜82の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ80〜82に対応するリールモータ34〜36の停止制御を行うためのものである。
(一般遊技制御手段330)
一般遊技制御手段330は、一般遊技を行わせるためのものである。
(特別遊技制御手段340)
特別遊技制御手段340は、一般遊技より遊技者に有利な特別遊技、例えばBBやRBを制御するためのものである。
なお、特別遊技制御手段340の手段は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)RB制御手段341
RB制御手段341は、RBを制御するためのものである。
(2)BB制御手段342
BB制御手段342は、BBを制御するためのものである。
(再遊技制御手段350)
再遊技制御手段350は、遊技媒体(例えばメダル)の投入を無しに次回の遊技が可能な再遊技、いわゆるリプレイ(以下「RP」ともいう。)を制御するためのものである。
(再遊技高確率遊技制御手段360)
再遊技高確率遊技制御手段360は、再遊技高確率遊技(リプレイ・タイム(以下「RT」ともいう。))への移行条件が達成されたことを条件に、役抽選手段310による再遊技役の当選確率を向上させる再遊技高確率遊技(RT)を、予め設定された設定ゲーム回数(以下、「RT回数」ともいう。)に達するまで実行させるためのものである。
(信号送信手段370)
信号送信手段370は、役抽選手段310により決定された役の当否を意味する信号を、サブ制御手段400に送信するためのものである。
具体的には、信号送信手段370には、図1に示すように、次の手段を備える。
(1)信号変換手段371
信号変換手段371は、役抽選手段310により重複当選したゲーム、すなわち当該ゲームにおいて例えばBB等の移行役に入賞しないことを条件に、次回以降のゲームにおいて役抽選手段310により複数種類の小役の一つの小役に当選した場合に、サブ制御手段400に送信する単独当選信号を、重複当選信号に変換するためのものである。
(利益付与手段380)
利益付与手段380は、表示窓20に停止表示された3個のリール31〜33の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
(信号受信手段410)
信号受信手段410は、メイン制御手段300の信号送信手段370から送信された信号、すなわち単独当選信号と重複当選信号とを受信するためのものである。
(報知演出手段420)
報知演出手段420は、役抽選手段310により移行役に当選しているか否かを遊技者に報知するためのものである。
すなわち、報知演出手段420は、保有個数計数手段440により計数された報知権利の保有個数を、1個当たり1ゲームと換算して、当該換算ゲーム回数を設定ゲーム回数から減算して残存ゲーム回数を算出するとともに、残存ゲーム回数に達したことを条件に報知演出を開始させて、以降、設定ゲーム回数に達するまで報知演出を連続して実行するようにしている。
これに加えて、報知演出手段420は、報知権利判定手段460により報知権利が付与されていないと判定された場合に、設定ゲーム回数の終了時において、報知演出手段420による報知演出を実行するようにしている。
(報知権利抽選手段430)
報知権利抽選手段430は、再遊技高確率遊技制御手段360による再遊技高確率遊技(RT)中、役抽選手段310による抽選結果にもとづいて、報知演出手段420による報知演出を実行する権利を付与するか否かを抽選により決定するためのものである。
なお、最大個数は、6個に限定されず、2〜5個、或いは7個以上としても良い。
一方、報知権利抽選手段430は、演出抽選手段としても機能する。
すなわち、演出抽選手段は、信号送信手段370から送信される単独当選信号を受信した場合に、当該単独当選信号にもとづいて演出抽選を行うとともに、信号送信手段370から送信される重複当選信号を受信した場合に、当該重複当選信号にもとづいて演出抽選を行うものである。
なお、演出抽選手段は、報知権利抽選手段430に限定されない。
具体的には、報知権利抽選手段430には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、報知権利抽選手段430の手段は、上記した(1)に限定されない。
(アイテム抽選手段431)
アイテム抽選手段431は、役抽選手段310による抽選結果にもとづいて、後述するアイテム記憶手段451に記憶された複数種類のアイテムから一つのアイテム、すなわち金色、銀色、銅色の3種類のコイン41に、「コイン無し」の場合を加えて、4種類のうちから1種類を選択するためのものである。
上記した表2から明らかな通り、小役の一例である「ベル」に当選した場合を例に挙げると、「重複当選信号」を受信した場合には、「金色」のコイン41(アイテム)の獲得率が、「50%」、「銀色」が「30%」、「銅色」が「15%」にそれぞれ設定され、コイン41(アイテム)の獲得率の合計が「95%」である。これに対し、「単独当選信号」を受信した場合には、「金色」が「20%」、「銀色」が「20%」、「銅色」が「30%」にそれぞれ設定され、コイン41(アイテム)の獲得率の合計が「70%」である。すなわち、「重複当選信号」を受信した場合には、「単独当選信号」を受信した場合に比較して、コイン41(アイテム)の獲得率の合計が高く設定されている。
つぎに、コイン41(アイテム)の種類について比較すると、小役の一例である「ベル」に当選した場合に、「重複当選信号」を受信した場合には、「金色」のコイン41(アイテム)の獲得率が「50%」と最も高く、「銀色」が「30%」、「銅色」が「15%」と順番に低くなっている。これに対し、「単独当選信号」を受信した場合には、「銅色」が「30%」と最も高く、「金色」と「銀色」とが共に「20%」に設定されている。すなわち、「重複当選信号」を受信した場合には、「単独当選信号」を受信した場合に比較して、「金色」のコイン41(アイテム)の獲得率が高く設定されている。
一方、報知権利抽選手段430(演出抽選手段)のアイテム抽選手段431は、上記した表2に例示されたテーブルを用いて、コイン41(アイテム)を抽選することができる。
上記した従来の演出抽選方式に比べ、本実施の形態の演出抽選手段(報知権利抽選手段430やそのアイテム抽選手段431)は、ボーナスフラグの状態を記憶する必要が無く、又、2種類のテーブルを切り換えが必要なく、メイン制御手段300から送信された信号を用いて、簡便に且つ迅速に演出抽選を行うことがができるという利点がある。
(保有個数計数手段440)
保有個数計数手段440は、報知権利抽選手段430により付与された報知権利の保有個数を計数するためのものである。
(アイテム表示手段450)
アイテム表示手段450は、報知権利抽選手段430により報知権利が付与されたことを遊技者に報知するためのアイテム、例えば図4に示すように、コイン41を画像表示装置40に表示するためのものである。
具体的には、アイテム表示手段450には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、アイテム表示手段450の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)アイテム記憶手段451
アイテム記憶手段451は、複数種類のアイテムを記憶するためのものである。
なお、コインの種類は、金色、銀色、銅色に限定されず、又、種類の数も3種類に限定されない。
(報知権利判定手段460)
報知権利判定手段460は、報知権利抽選手段430により報知権利が付与されているか否かを判定するためのものである。
(効果音発生手段470)
効果音発生手段470は、遊技の進行に従って各種の効果音を、スピーカ100から出力させるためのものである。
(図4〜11の説明)
つぎに、図4〜11を用いて、画像表示装置40の表示画面の一例について説明する。
(図4の説明)
まず、図4は、コイン41(アイテム)の獲得画面の一例を示すものである。
コイン41は、色により、金色、銀色、銅色の別が表示される。
(図5の説明)
図5は、コイン41(アイテム)の非獲得画面の一例を示すものである。
(図6の説明)
図6は、コイン41(アイテム)の保有個数の表示画面の一例を示すものである。
て左隅には、例えば6枚のコイン41(アイテム)のアイテム画像が縦一列に表示される。
また、画面の右上部には、RT回数を表示するためのRT回数表示画像43が表示される。
(図7の説明)
図7には、再遊技高確率遊技(RT)中の報知演出の一例を示すものである。
(図8の説明)
図8は、再遊技高確率遊技(RT)中の報知演出の他の一例を示すものである。
(図9の説明)
図9は、再遊技高確率遊技(RT)の終了後の報知演出の開始画面の一例を示すものである。
(図10の説明)
図10は、再遊技高確率遊技(RT)の終了後の報知演出の可変表示画面の一例を示すものである。
「MID」の文字から構成された第1可変画像47は、RBの内部中を暗示させている。
「はずれ」の文字から構成された第3可変画像49は、非内部中を暗示させている。
(図11の説明)
図11は、再遊技高確率遊技(RT)の終了後の報知演出の停止表示画面の一例を示すものである。
すなわち、前述した図10に示すように、3種類の可変画像47〜49を可変表示させた後、停止表示させる。このとき、中央に停止表示されている1個の可変画像47〜49のみを、図11に示すように拡大表示させている。
(図12〜16の説明)
つぎに、図12〜16に示すフローチャートを用いて、スロットマシンの動作について説明する。
(図12の説明)
まず、図12を用いて、メイン制御処理について説明する。
初期設定は、図1のメイン制御手段300により実行される。
具体的には、初期設定において、RT回数(M)が設定される。RT回数(M)は、直前の特別遊技に応じて、例えば50回、100回、150回のいずれかが設定される。
上記判定は、図1のメイン制御手段300により行われる。
上記判定の結果、スタートスイッチ70(スタートSW)がオン(ON)とならない場合、すなわちオフ(OFF)状態を維持する場合には、当該ステップS11を繰り返す。
役抽選は、図1のメイン制御手段300の役抽選手段310により実行される。
役抽選後、図12に示すように、ステップS12から次のステップS13に進み、ボーナス・フラグ(F)が「1」にセットされているか否かが判定される。
上記判定は、図1のメイン制御手段300により行われる。
上記判定の結果、ボーナス・フラグ(F)が設定されている場合、すなわち内部中の場合には、図12に示すように、ステップS13から次のステップS14に進み、単独当選信号の場合には重複当選信号への変換が実行される。
重複当選信号への変換後、図12に示すように、ステップS14から次のステップS15に進み、重複当選信号がサブ制御手段400に送信される。
重複当選信号の送信は、図1の信号送信手段370により行われる。
重複当選信号の送信後、図12に示すように、ステップS15から次のステップS16に進み、図3の3個の全てのリール31〜33が停止したか否かが判定される。
上記判定の結果、3個の全てのリール31〜33が停止していない場合には、図12に示すように、当該ステップS16を繰り返す。
これに対し、3個の全てのリール31〜33が停止した場合には、図12に示すように、ステップS16から次のステップS17に進み、RT回数(M)から「1回」を減算する。
上記減算後、図12に示すように、ステップS17から次のステップS18に進み、RT回数(M)が「0回」となったか否かが判定される。
上記判定は、図1の再遊技高確率遊技制御手段360により行われる。
上記判定の結果、RT回数(M)が「0回」となっていない場合には、図12に示すように、ステップS18から前述のステップS11に戻り、スタートスイッチ70(スタートSW)がオン(ON)となったか否かが判定される。
一方、前述のステップS13において、ボーナス・フラグ(F)がセットされていない場合、すなわち非内部中の場合には、図12に示すように、次のステップS20に進み、重複当選か否かが判定される。
判定の結果、重複当選の場合には、図12に示すように、ステップS20から次のステッ
プS21に進み、ボーナス・フラグ(F)に「1」がセットされる。
ボーナス・フラグ(F)のセットは、図1のメイン制御手段300により実行される。
ボーナス・フラグ(F)のセット後、図12に示すように、ステップS21から前述のステップS15に進み、重複当選信号がサブ制御手段400に送信される。
単独当選の判定は、図1のメイン制御手段300により行われる。
判定の結果、単独当選の場合には、図12に示すように、ステップS30から次のステップS31に進み、単独当選信号がサブ制御手段400に送信される。
単独当選信号の送信後、図12に示すように、ステップS31から前述したステップS16に進み、図3の3個の全てのリール31〜33が停止したか否かが判定される。
これに対し、前述のステップS30において、単独当選でない場合、すなわち「はずれ」の場合には、図12に示すように、前述したステップS16に進み、図3の3個の全てのリール31〜33が停止したか否かが判定される。
(図13の説明)
つぎに、図13を用いて、サブ制御処理について説明する。
再遊技高確率遊技(RT)が開始されると、図13に示すように、ステップS40に進み、初期設定が行われる。
具体的には、初期設定において、RT回数(M)が設定される。また、ゲーム回数(G)、コイン獲得枚数(C)が「0」にリセットされる。
初期設定後、図13に示すように、ステップS40から次のステップS41に進み、ボーナスチェック強制抽選処理のサブルーチンが実行される。
なお、ボーナスチェック強制抽選処理は、図16を用いて後述するが、ボーナスチェック強制が選択された場合には、コイン41を獲得することなく、再遊技高確率遊技(RT)が最終回迄、進行し、終了後、後述するステップS51に進み、ボーナスチェックが強制的に実行される。
信号の受信は、図1のサブ制御手段400の信号受信手段410により実行される。
信号の受信後、図13に示すように、ステップS42から次のステップS43に進み、ゲーム回数(G)がRT回数(M)と等しいか否かが判定される。
上記判定の結果、ゲーム回数(G)がRT回数(M)と等しくないと判定された場合、すなわち最終回のゲームに進んでいない場合には、ステップS43から後述する図14に示すフローチャートに進む。
これに対し、ゲーム回数(G)がRT回数(M)と等しいと判定された場合、すなわち最終回のゲームに進んだ場合には、図13に示すように、ステップS43から次のステップS44に進み、コイン獲得枚数(C)が「1枚」以上か否かが判定される。
上記判定の結果、コイン獲得枚数(C)が「1枚」以上の場合には、図13に示すように、ステップS44から次のステップS45に進み、報知演出が実行される。
報知演出の実行は、図1の報知演出手段420により実行される。
報知演出の実行後、図13に示すように、ステップS45から次のステップS46に進み、図3の3個の全てのリール31〜33が停止したか否かが判定される。
上記判定の結果、3個の全てのリール31〜33が停止していない場合には、図13に示すように、当該ステップS46を繰り返す。
これに対し、3個の全てのリール31〜33が停止した場合には、図13に示すように、再遊技高確率遊技(RT)を終了し、一般遊技に復帰する。
上記判定は、図1のサブ制御手段400により行われる。
上記判定の結果、3個の全てのリール31〜33が停止していない場合には、図13に示すように、当該ステップS50を繰り返す。
ボーナスチェックは、図1の報知演出手段420により実行される。
例えば、前述した図9〜11に例示した画面が画像表示装置40に表示される。
ボーナスチェックの実行後、図13に示すように、ステップS51から次のステップS52に進み、図16を用いて後述するが、ボーナスチェックの強制フラグ(BC)を「0」にリセットする。
ボーナスチェックの強制フラグ(BC)のリセット後、図13に示すように、再遊技高確率遊技(RT)を終了し、一般遊技に復帰する。
一般遊技は、前述したように、メイン制御手段300から「重複当選信号」を受信している場合には、「内部中」の一般遊技に移行し、「単独当選信号」を受信している場合には、「非内部中」の一般遊技に移行する。
(図14の説明)
つぎに、図14を用いて、図13に続くサブ制御処理について説明する。
上記判定は、図1のサブ制御手段400により行われる。
上記判定は、図1の報知演出手段420により行われる。
上記判定の結果、コイン獲得枚数(C)が「1枚」以上の場合には、図14に示すように、ステップS61から次のステップS62に進み、ゲーム回数(G)が、RT回数(M)からコイン獲得枚数(C)を減算したゲーム数(M−C)と等しいか否かが判定される。
上記判定の結果、ゲーム回数(G)が、RT回数(M)からコイン獲得枚数(C)を減算したゲーム数(M−C)と等しい場合には、図14に示すように、ステップS62から次のステップS63に進み、報知演出の導入演出が実行される。
導入演出の実行は、図1の報知演出手段420により実行される。
上記判定は、図1のサブ制御手段400により行われる。
上記判定の結果、3個の全てのリール31〜33が停止していない場合には、図14に示すように、当該ステップS64を繰り返す。
ゲーム回数(G)の加算は、図1のサブ制御手段400により実行される。
ゲーム回数(G)の加算後、図14に示すように、ステップS65から前述した図13のステップS42に進み、メイン制御手段300から送信された信号を受信する。
上記判定の結果、ゲーム回数(G)が、RT回数(M)からコイン獲得枚数(C)を減算し、更に「1G」を加算したゲーム数(M−C+1)以上でない場合、すなわちゲーム数(M−C+1)未満の場合には、ステップS80から次のステップ90に進み、後述する図15に示すコイン(アイテム)抽選処理のサブルーチンが実行されている。
報知演出の実行は、図1の報知演出手段420により実行される。
報知演出の実行後、図14に示すように、ステップS81から前述したステップS64に進み、図3の3個の全てのリール31〜33が停止したか否かが判定される。
一方、前述のステップS60において、ボーナスチェックの強制フラグ(BC)が「0」にリセットされていない場合、すなわちボーナスチェックの強制フラグ(BC)が「1」にセットされている場合には、図14に示すように、次のステップS70に進み、他の演出が実行される。
例えば、前述した図5に例示した画面が画像表示装置40に表示される。
他の演出の実行後、図14に示すように、ステップS70から前述したステップS64に進み、図3の3個の全てのリール31〜33が停止したか否かが判定される。
一方、前述したステップS61において、コイン獲得枚数(C)が「1枚」以上でない場合、すなわちコイン獲得枚数(C)が「0枚」の場合には、図14に示すように、ステップS61から次のステップ90に進み、後述する図15に示すコイン(アイテム)抽選処理のサブルーチンが実行される。
(図15の説明)
つぎに、図15を用いて、コイン(アイテム)抽選処理のサブルーチン(図14参照)について説明する。
コイン41(アイテム)の抽選は、図1のアイテム抽選手段431により行われる。
コイン41(アイテム)抽選の後、図15に示すように、ステップS91から次のステップS92に進み、報知演出を実行する権利(報知権利)が付与されたか否か、すなわち本実施の形態では報知権利が付与された場合に、コイン41(アイテム)を獲得できるようにしていることから、コイン41(アイテム)を獲得したか否かが判定される。
上記判定の結果、コイン41(アイテム)を獲得している場合には、図15に示すように、ステップS92から次のステップS93に進み、報知権利の保有個数が、最大個数である6個に達したか否か、すなわちコイン獲得枚数(C)が最大枚数である6枚に達したか否かが判定される。
上記判定の結果、コイン獲得枚数(C)が最大枚数である6枚に達していない場合、すなわちコイン獲得枚数(C)が最大枚数である6枚未満の場合には、図15に示すように、ステップS93から次のステップS94に進み、コイン獲得枚数(C)に「1枚」が加算される。
コイン獲得枚数(C)の加算後、図15に示すように、ステップS94から次のステップS95に進み、獲得したコイン41(アイテム)が、図3の画像表示装置40に表示される。
コイン41(アイテム)の表示は、図1のアイテム表示手段450により実行される。
例えば、前述した図4や図6に例示した画面が画像表示装置40に表示される。
一方、前述したステップS93において、コイン獲得枚数(C)が最大枚数である6枚に達していると判定された場合には、図15に示すように、コイン獲得枚数(C)に「1枚」を加算することなしに、図15に示すフローチャートを終了し、前述した図14のステップS64に進み、図3の3個の全てのリール31〜33が停止したか否かが判定される。
他の演出は、図1のサブ制御手段400により実行される。
例えば、前述した図5に例示した画面が画像表示装置40に表示される。
他の演出の実行後、図15に示すフローチャートを終了し、ステップS100から前述した図14のステップS64に進み、図3の3個の全てのリール31〜33が停止したか否かが判定される。
(図16の説明)
つぎに、図16を用いて、ボーナスチェック強制抽選処理のサブルーチン(図13参照)について説明する。
ボーナスチェックの強制抽選は、図1のサブ制御手段400により実行される。
ボーナスチェックの強制抽選後、図16に示すように、ステップS110から次のステップS111に進み、ボーナスチェック強制が選択されたか否かが判定される。
上記判定の結果、ボーナスチェック強制が選択されている場合には、図16に示すように、ステップS111から次のステップS112に進み、ボーナスチェックの強制フラグ(BC)が「1」にセットされる。
上記セットは、図1のサブ制御手段400により行われる。
一方、ステップS111において、ボーナスチェック強制が選択されていない場合には、図16に示すように、次のステップS120に進み、ボーナスチェックの強制フラグ(BC)が「0」にリセットされる。
上記リセット後、図16に示すフローチャートを終了し、ステップS120から図13のステップS42に進み、メイン制御手段300から送信された信号を受信する。
30 リールユニット(可変表示装置)
31〜33 リール 34〜36 リールモータ
40 画像表示装置
41 コイン(アイテム) 42 入賞図柄画像
43 RT回数表示画像 44〜46 図柄画像
47〜49 可変画像
50 メダル投入口 51 メダルセンサー
60〜62 ベットスイッチ 70 スタートスイッチ
80〜82 ストップスイッチ 90 メダル貯留皿
100 スピーカ 110 ホッパーユニット
200 遊技制御装置 300 メイン制御手段
310 役抽選手段 320 リール停止制御手段
330 一般遊技制御手段
340 特別遊技制御手段
341 RB制御手段 342 BB制御手段
350 再遊技制御手段 360 再遊技高確率遊技制御手段
370 信号送信手段 371 信号変換手段
380 利益付与手段
400 サブ制御手段
410 信号受信手段 420 報知演出手段
430 報知権利抽選手段(演出抽選手段) 431 アイテム抽選手段
440 保有個数計数手段
450 アイテム表示手段 451 アイテム記憶手段
460 報知権利判定手段 470 効果音発生手段
Claims (4)
- 図柄を可変表示可能な可変表示装置と、
遊技媒体の投入を条件に、前記可変表示装置による図柄の可変表示を開始させるためのスタートスイッチと、
前記可変表示装置による図柄の可変表示を停止可能な複数個のストップスイッチと、
遊技の進行に関連した画像を表示可能な画像表示装置と、
前記可変表示装置、前記スタートスイッチ、前記複数個のストップスイッチ、前記画像表示装置にそれぞれ接続され、遊技を制御するための遊技制御装置とを備えるスロットマシンにおいて、
前記遊技制御装置には、
一般遊技より遊技者に有利な特別遊技を制御するための特別遊技制御手段と、
前記遊技媒体の投入を無しに次回の遊技が可能な再遊技を制御するための再遊技制御手段と、
役の当否を抽選により決定する役抽選手段とを備え、
前記役抽選手段により抽選される役には、
前記特別遊技制御手段による特別遊技に移行させるとともに、次回以降の遊技に持ち越し可能な移行役と、
前記再遊技制御手段による再遊技を可能とするための再遊技役とを含み、
前記遊技制御装置には、
再遊技高確率遊技への移行条件が達成されたことを条件に、前記役抽選手段による再遊技役の当選確率を向上させる再遊技高確率遊技を、予め設定された設定ゲーム回数に達するまで実行させるための再遊技高確率遊技制御手段と、
前記役抽選手段により移行役に当選しているか否かを遊技者に報知するための報知演出手段と、
前記再遊技高確率遊技制御手段による再遊技高確率遊技中、前記役抽選手段による抽選結果にもとづいて、前記報知演出手段による報知演出を実行する権利を付与するか否かを抽選により決定するための報知権利抽選手段と、
前記報知権利抽選手段により報知権利が付与されているか否かを判定するための報知権利判定手段とを備え、
前記報知演出手段は、
前記報知権利判定手段により報知権利が付与されていると判定された場合に、前記設定ゲーム回数の終了の直前のゲームにおいて、前記報知演出手段による報知演出を実行するとともに、
前記報知権利判定手段により報知権利が付与されていないと判定された場合に、前記設定ゲーム回数の終了時において、前記報知演出手段による報知演出を実行するようにしており、
前記遊技制御装置には、
前記報知権利抽選手段により付与された報知権利の保有個数を計数するための保有個数計数手段を備え、
前記報知演出手段は、
前記保有個数計数手段により計数された報知権利の保有個数を、1個当たり1ゲームと換算して、当該換算ゲーム回数を前記設定ゲーム回数から減算して残存ゲーム回数を算出するとともに、
前記残存ゲーム回数に達したゲームでは報知演出の導入演出を開始させ、以降のゲームでは前記設定ゲーム回数に達するまで報知演出を連続して実行するようにしていることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記報知権利抽選手段は、
付与可能な報知権利の保有個数の最大個数を制限していることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段により抽選される役には、
前記小役と前記移行役との重複当選を含み、
前記役抽選手段は、
前記小役の種類に応じて、前記移行役との前記重複当選の確率を異ならせていることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記遊技制御装置には、
前記報知権利抽選手段により報知権利が付与されたことを遊技者に報知するためのアイテムを、前記画像表示装置に表示するためのアイテム表示手段を備え、
前記アイテム表示手段には、
複数種類のアイテムを記憶するアイテム記憶手段を備え、
前記報知権利抽選手段には、
前記役抽選手段による抽選結果にもとづいて、前記アイテム記憶手段に記憶された複数種類のアイテムから一つのアイテムを選択するためのアイテム抽選手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。
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