JP2009172232A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットマシンやパチンコ機等の遊技機に関し、役の当選への期待度を数値化したランク数値と関連付けられた演出画像が実際に選択された選択回数をカウントし、当該カウントされた選択回数に応じて演出画像の抽選確率を変化させる。
【解決手段】サブ制御手段(400)には、遊技情報受信手段(410)、役の当選への期待度を数値化したランク数値と、当該ランク数値と関連付けられた演出画像とを複数種類記憶するための演出記憶手段(440)、演出抽選手段(450)、画像制御手段(420)、ランク数値毎に演出抽選手段(450)により選択された選択回数をカウントするための選択回数カウント手段(461)、選択回数カウント手段(461)によりカウントされた選択回数に応じて、演出抽選手段(450)による抽選確率を変化させるための演出確率変更手段(470)を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばスロットマシンやパチンコ機等の遊技機に関し、役の当選への期待度を数値化したランク数値を用意し、当該ランク数値と関連付けられた演出画像が実際に選択された選択回数をカウントし、当該カウントされた選択回数に応じて演出画像の抽選確率を変化させることができるようにしたものである。
ものである。
従来、演出が実行された頻度を計算し、当該計算した頻度を標準値と比較し、標準値よりも低い場合には、演出を行う旨を100%の割合で定めた演出行否テーブルを選択させ、逆に標準値よりも高い場合には、演出を行う旨を80%の割合で定めた演出行否テーブルを選択させるようにしたスロットマシンが知られている(例えば特許文献1の段落番号「0139」〜「0141」、図4参照)。
特開2002-95787号公報(段落番号「0139」〜「0141」、図4)
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、演出が実行された頻度が低い演出の実行頻度を直接的に増加させるものであり、1種類の演出の実行頻度だけが増減してしまい、不自然になり易いという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、役の当選への期待度を数値化したランク数値を用意し、当該ランク数値と関連付けられた演出画像が実際に選択された選択回数をカウントし、当該カウントされた選択回数に応じて演出画像の抽選確率を変化させることができるようにしたものである。
このため、請求項1に記載の発明によれば、1個の演出に限らず、複数の演出の選択回数を総合的に管理して、当該複数の演出の抽選確率を総合的に変化させることが可能である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、所定ゲーム数の間、選択されていない演出画像がある場合に、当該演出画像の抽選確率を増加させることができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、所定ゲーム数の間、各ランク数値毎の各演出画像の選択回数を選択基準数として設定しておくことで、当該選択基準数を基準として演出画像の抽選確率を適切に変化させることができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、選択回数が選択基準数未満の場合に、当該選択基準数未満の演出画像の抽選確率を増加させることができるようにしたものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5に記載の発明は、選択回数が選択基準数未満の場合に、複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させることができるようにしたものである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6に記載の発明は、役の当選への期待度を数値化したランク数値を用意し、演出画像が実際に選択された演出に対応するランク数値を積算し、当該積算されたランク数値に応じて演出画像の抽選確率を変化させることができるようにしたものである。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項6に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項7に記載の発明は、基準ランク値を基準として演出画像の抽選確率を適切に変化させることができるようにしたものである。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、上記した請求項6又は請求項7に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項8に記載の発明は、積算されたランク数値と基準ランク値との差数を演算し、当該差数がしきい値を超えていることを条件として、演出画像の抽選確率を変化させることができるようにしたものである。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、上記した請求項8に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項9に記載の発明は、差数がしきい値を超えている合に、複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させることができるようにしたものである。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、上記した請求項8又は請求項9に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項10に記載の発明は、しきい値を複数段階に設定することで、演出画像の抽選確率を多様に変化させることができるようにしたものである。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、上記した請求項10に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項11に記載の発明は、複数段階のしきい値のうち、少なくとも1種類のしきい値に、差数以外の他の付加条件を付加することで、演出画像の抽選確率を一層、多様に変化させることができるようにしたものである。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、上記した請求項11に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項12に記載の発明は、付加条件として、予め設定された所定の小役に当選していることを条件することで、所定の小役の当選に応じて演出画像の抽選確率を多様に変化させることができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、遊技機(例えばスロットマシン10)には、例えば図1及び図2に示すように、次の構成を備える。
なお、遊技機として、スロットマシン(10)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機等の弾球遊技機でも良い。
(1)遊技部(例えばリールユニット30)
遊技部(例えばリールユニット30)は、遊技を行うためのものである。
なお、遊技部として、リールユニット(30)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技盤に配置した各種の球センサー等から構成しても良い。
(2)操作手段(例えばスタートスイッチ70等)
操作手段(例えばスタートスイッチ70等)は、遊技媒体(例えばメダル)の投入を条件に、遊技部(例えばリールユニット30)における遊技を操作するためのものである。
なお、操作手段の一つとして、スタートスイッチ(70)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技球の発射ハンドル等でも良い。
また、遊技媒体として、メダルを例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技球や、或いはカードの度数等を用いても良い。
(3)画像表示装置(40)
画像表示装置(40)は、遊技部(例えばリールユニット30)における遊技の進行に応じて各種の演出画像を表示可能なものである。
(4)遊技制御装置(200)
遊技制御装置(200)は、例えば図1に示すように、遊技部(例えばリールユニット30)、操作手段(例えばスタートスイッチ70等)及び画像表示装置(40)にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(5)メイン制御手段(300)
メイン制御手段(300)は、例えば図1に示すように、遊技部(例えばリールユニット30)及び操作手段(例えばスタートスイッチ70等)に接続され、遊技部(例えばリールユニット30)における遊技の進行を制御するためのものである。
(6)サブ制御手段(400)
サブ制御手段(400)は、例えば図1に示すように、メイン制御手段(300)及び画像表示装置(40)にそれぞれ接続され、メイン制御手段(300)から送信される遊技情報にもとづいて、画像表示装置(40)に各種の演出画像を表示させるためのものである。
第3に、メイン制御手段(300)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(7)役抽選手段(310)
役抽選手段(310)は、操作手段(例えばスタートスイッチ70等)の操作にもとづいて、役の当否を抽選により決定するためのものである。
(8)遊技結果反映手段(例えばリール制御手段320)
遊技結果反映手段(例えばリール制御手段320)は、役抽選手段(310)により決定された抽選結果に応じて、遊技部(例えばリールユニット30)における遊技を制御するためのものである。
なお、遊技結果反映手段として、リール制御手段(320)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機のいわゆる電動役物、電動入賞装置、液晶等の制御手段から構成しても良い。
(9)遊技情報送信手段(360)
遊技情報送信手段(360)は、役抽選手段(310)による抽選結果を、遊技情報に含めてサブ制御手段(400)に送信するためのものである。
第4に、サブ制御手段(400)には、例えば図1に示すように、次の手段を備える。
(10)遊技情報受信手段(410)
遊技情報受信手段(410)は、遊技情報送信手段(360)から送信された遊技情報を受信するためのものである。
(11)演出記憶手段(440)
演出記憶手段(440)は、役の当選への期待度を数値化したランク数値と、当該ランク数値と関連付けられた演出画像とを複数種類記憶するためのものである(例えば図11参照)。
(12)演出抽選手段(450)
演出抽選手段(450)は、遊技情報受信手段(410)により受信した遊技情報に含まれる抽選結果にもとづいて、演出記憶手段(440)に記憶された複数種類の演出画像のうちから、1種類の演出画像を抽選により選択するためのものである。
(13)画像制御手段(420)
画像制御手段(420)は、演出抽選手段(450)により選択された演出画像を演出記憶手段(440)から読み出し、当該演出画像を画像表示装置(40)に表示させるためのものである。
(14)選択回数カウント手段(461)
選択回数カウント手段(461)は、演出抽選手段(450)により選択された演出画像に対応するランク数値を演出記憶手段(440)から読み出し、当該ランク数値毎に演出抽選手段(450)により選択された選択回数をカウントするためのものである(例えば図11参照)。
(15)演出確率変更手段(470)
演出確率変更手段(470)は、選択回数カウント手段(461)によりカウントされた選択回数に応じて、演出抽選手段(450)による抽選確率を変化させるためのものである(例えば図12参照)。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、演出確率変更手段(470)は、所定ゲーム数の間、選択されていない演出画像がある場合に、当該演出画像の抽選確率を増加させるようにしている(例えば図11〜12参照)。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、演出確率変更手段(470)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(1)選択基準数記憶手段(471)
選択基準数記憶手段(471)は、所定ゲーム数の間、各ランク数値毎の各演出画像の選択回数を選択基準数として記憶するためのものである(例えば図11参照)。
第2に、演出確率変更手段(470)は、選択回数カウント手段(461)によりカウントされた各ランク数値毎の各演出画像の選択回数と、選択基準数記憶手段(471)に記憶された選択基準数とを比較し、当該比較結果に応じて演出抽選手段(450)による抽選確率を変化させるようにしている(例えば図11〜12参照)。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、演出確率変更手段(470)は、選択回数が選択基準数未満の場合に、当該選択基準数未満の演出画像の抽選確率を増加させるようにしている(例えば図11〜12参照)。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、演出確率変更手段(470)は、選択回数が選択基準数未満の場合に、演出記憶手段(440)に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしている(例えば図11〜12参照)。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、遊技機(例えばスロットマシン10)には、例えば図2及び図13に示すように、次の構成を備える。
なお、遊技機として、スロットマシン(10)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機等の弾球遊技機でも良い。
(1)遊技部(例えばリールユニット30)
遊技部(例えばリールユニット30)は、遊技を行うためのものである。
なお、遊技部として、リールユニット(30)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技盤に配置した各種の球センサー等から構成しても良い。
(2)操作手段(例えばスタートスイッチ70等)
操作手段(例えばスタートスイッチ70等)は、遊技媒体(例えばメダル)の投入を条件に、遊技部(例えばリールユニット30)における遊技を操作するためのものである。
なお、操作手段の一つとして、スタートスイッチ(70)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技球の発射ハンドル等でも良い。
また、遊技媒体として、メダルを例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技球や、或いはカードの度数等を用いても良い。
(3)画像表示装置(40)
画像表示装置(40)は、遊技部(例えばリールユニット30)における遊技の進行に応じて各種の演出画像を表示可能なものである。
(4)遊技制御装置(200)
遊技制御装置(200)は、例えば図13に示すように、遊技部(例えばリールユニット30)、操作手段(例えばスタートスイッチ70等)及び画像表示装置(40)にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、遊技制御装置(200)には、例えば図13に示すように、次の構成を備える。
(5)メイン制御手段(300)
メイン制御手段(300)は、例えば図13に示すように、遊技部(例えばリールユニット30)及び操作手段(例えばスタートスイッチ70等)に接続され、遊技部(例えばリールユニット30)における遊技の進行を制御するためのものである。
(6)サブ制御手段(400)
サブ制御手段(400)は、例えば図13に示すように、メイン制御手段(300)及び画像表示装置(40)にそれぞれ接続され、メイン制御手段(300)から送信される遊技情報にもとづいて、画像表示装置(40)に各種の演出画像を表示させるためのものである。
第3に、メイン制御手段(300)には、例えば図13に示すように、次の構成を備える。
(7)役抽選手段(310)
役抽選手段(310)は、操作手段(例えばスタートスイッチ70等)の操作にもとづいて、役の当否を抽選により決定するためのものである。
(8)遊技結果反映手段(例えばリール制御手段320)
遊技結果反映手段(例えばリール制御手段320)は、役抽選手段(310)により決定された抽選結果に応じて、遊技部(例えばリールユニット30)における遊技を制御するためのものである。
なお、遊技結果反映手段として、リール制御手段(320)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、パチンコ機のいわゆる電動役物、電動入賞装置、液晶等の制御手段から構成しても良い。
(9)遊技情報送信手段(360)
遊技情報送信手段(360)は、役抽選手段(310)による抽選結果を、遊技情報に含めてサブ制御手段(400)に送信するためのものである。
第4に、サブ制御手段(400)には、例えば図13に示すように、次の構成を備える。
(10)遊技情報受信手段(410)
遊技情報受信手段(410)は、遊技情報送信手段(360)から送信された遊技情報を受信するためのものである。
(11)演出記憶手段(440)
演出記憶手段(440)は、役の当選への期待度を数値化したランク数値と、当該ランク数値と関連付けられた演出画像とを複数種類記憶するためのものである(例えば図14参照)。
(12)演出抽選手段(450)
演出抽選手段(450)は、遊技情報受信手段(410)により受信した遊技情報に含まれる抽選結果にもとづいて、演出記憶手段(440)に記憶された複数種類の演出画像のうちから、1種類の演出画像を抽選により選択するためのものである。
(13)画像制御手段(420)
画像制御手段(420)は、演出抽選手段(450)により選択された演出画像を演出記憶手段(440)から読み出し、当該演出画像を画像表示装置(40)に表示させるためのものである。
(14)ランク数カウント手段(500)
ランク数カウント手段(500)は、演出抽選手段(450)により選択された演出画像に対応するランク数値を積算するためのものである(例えば図14参照)。
(15)演出確率変更手段(470)
演出確率変更手段(470)は、ランク数カウント手段(500)により積算されたランク数値に応じて、演出抽選手段(450)による抽選確率を変化させるためのものである(例えば図15参照)。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項6に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、演出確率変更手段(470)は、ランク数カウント手段(500)により積算されたランク数値が、予め設定された基準ランク値未満の場合に、演出記憶手段(440)に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしている(例えば図13〜15参照)。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、上記した請求項6又は請求項7に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、演出確率変更手段(470)は、ランク数カウント手段(500)により積算されたランク数値と、予め設定された基準ランク値との差数を演算し、当該差数が予め設定されたしきい値を超えていることを条件として、演出抽選手段(450)による抽選確率を変化させるようにしている(例えば図16〜18参照)。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、上記した請求項8に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、演出確率変更手段(470)は、差数が予め設定されたしきい値を超えている合に、演出記憶手段(440)に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしている(例えば図16〜18参照)。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、上記した請求項8又は請求項9に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、しきい値は、複数段階に設定されている(例えば図17参照)。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、上記した請求項10に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、複数段階のしきい値のうち、少なくとも1種類のしきい値には、差数以外の他の付加条件が付加されている(例えば図17参照)。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、上記した請求項11に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、付加条件は、予め設定された所定の小役に当選していることを条件としている(例えば図17参照)。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、役の当選への期待度を数値化したランク数値を用意し、当該ランク数値と関連付けられた演出画像が実際に選択された選択回数をカウントし、当該カウントされた選択回数に応じて演出画像の抽選確率を変化させることができる。
このため、請求項1に記載の発明によれば、1個の演出に限らず、複数の演出の選択回数を総合的に管理して、当該複数の演出の抽選確率を総合的に変化させることが可能である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、所定ゲーム数の間、選択されていない演出画像がある場合に、当該演出画像の抽選確率を増加させることができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、所定ゲーム数の間、各ランク数値毎の各演出画像の選択回数を選択基準数として設定しておくことで、当該選択基準数を基準として演出画像の抽選確率を適切に変化させることができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、選択回数が選択基準数未満の場合に、当該選択基準数未満の演出画像の抽選確率を増加させることができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、選択回数が選択基準数未満の場合に、複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させることができる。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、役の当選への期待度を数値化したランク数値を用意し、演出画像が実際に選択された演出に対応するランク数値を積算し、当該積算されたランク数値に応じて演出画像の抽選確率を変化させることができる。
(請求項7)
請求項7に記載の発明によれば、上記した請求項6に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項7に記載の発明によれば、基準ランク値を基準として演出画像の抽選確率を適切に変化させることができる。
(請求項8)
請求項8に記載の発明によれば、上記した請求項6又は請求項7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項8に記載の発明によれば、積算されたランク数値と基準ランク値との差数を演算し、当該差数がしきい値を超えていることを条件として、演出画像の抽選確率を変化させることができる。
(請求項9)
請求項9に記載の発明によれば、上記した請求項8に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項9に記載の発明によれば、差数がしきい値を超えている合に、複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させることができる。
(請求項10)
請求項10に記載の発明によれば、上記した請求項8又は請求項9に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項10に記載の発明によれば、しきい値を複数段階に設定することで、演出画像の抽選確率を多様に変化させることができる。
(請求項11)
請求項11に記載の発明によれば、上記した請求項10に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項11に記載の発明によれば、複数段階のしきい値のうち、少なくとも1種類のしきい値に、差数以外の他の付加条件を付加することで、演出画像の抽選確率を一層、多様に変化させることができる。
(請求項12)
請求項12に記載の発明によれば、上記した請求項11に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項12に記載の発明によれば、付加条件として、予め設定された所定の小役に当選していることを条件することで、所定の小役の当選に応じて演出画像の抽選確率を多様に変化させることができる。
(図面の説明)
図1〜12は、本発明の第1の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図2はスロットマシンの概略正面図、図3〜10は画像表示装置に表示する演出画像の一例を説明するための説明図、図11は演出画像毎のランク数値等の一例を説明するための図表、図12は演出テーブルの一例を説明するための図表をそれぞれ示すものである。
図13〜15は、本発明の第2の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図13は、スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図14は演出画像毎のランク数値等の一例を説明するための図表、図15は演出テーブルの一例を説明するための図表をそれぞれ示すものである。
図16〜18は、本発明の第3の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図16は、演出画像毎のランク数値等の一例を説明するための図表、図17はしきい値の一例を説明するための図表、図18は演出テーブルの一例を説明するための図表をそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
まず、図2を用いて、スロットマシン10の正面図について説明する。
なお、スロットマシン10は、遊技機の例示であり、遊技機はスロットマシン10に限定されず、図示しないが、パチンコ機等の弾球遊技機でも良い。
スロットマシン10の高さの中央には、透明な方形の表示窓20を設けている。
表示窓20の内部には、リールユニット30を配置している。
リールユニット30は、表示窓20に臨む複数個、例えば3個のリール31〜33と、各リール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個のリールモータ34〜36(図1参照)とを備える。
なお、リール31〜33及びリールモータ34〜36の個数は、3個に限定されず、2個、或いは4個以上でも良い。
各リール31〜33には、図示しないが、外周に複数種類の図柄が表示されている。また、表示窓20には、複数段、例えば上・中・下段の計3個の図柄が停止表示されるようにしているが、これに限定されず、1個の図柄が停止表示されるようにしても良い。
なお、リールユニット30は、遊技部の例示であり、遊技部は遊技を行うためのものである。遊技部は、リールユニット30に限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技盤に配置した各種の球センサー等から構成しても良い。
表示窓20の上方には、画像表示装置40を設けている。
画像表示装置40は、演出を表示可能なものであり、例えば液晶ユニットから構成されている。
なお、画像表示装置40は、液晶ユニットに限定されず、ドット・マトリックス等から構成しても良い。
一方、表示窓20の下側には、図2の向かって右側に、メダル投入口50を設けている。メダル投入口50は、メダルを投入可能なものである。
なお、メダルは、遊技媒体の例示であり、遊技媒体はメダルに限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技球や、或いはカードの度数等を用いても良い。
また、メダル投入口50の図2の向かって左側には、ベットスイッチ60を設けている。
ベットスイッチ60は、メダル投入口50から規定枚数(例えば3枚)を超えて内部に投入され、クレジット(貯留)されたクレジットメダルをベットする(賭ける)ためのものである。
なお、ベットスイッチ60の個数は、単数でも複数個でも良い。
ベットスイッチ60の下側には、スタートスイッチ70を設けている。
スタートスイッチ70は、リールユニット30の駆動を開始するためのものである。そして、スタートスイッチ70は、レバー状に形成され、レバーを傾けることで操作する。スタートスイッチ70を操作すると、リールユニット30の駆動が開始され、3個のリールモータ34〜36(図1参照)が回転する。
スタートスイッチ70の図2の向かって右隣には、複数個、例えば3個の第1〜第3リール31〜33と同数の3個のストップスイッチ80〜82を設けている。
3個のストップスイッチ80〜82は、リールユニット30の駆動を停止するためのものである。図2の向かって左側のストップスイッチ80を操作すると、左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ81を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ82を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
なお、ストップスイッチ80〜82の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
3個のストップスイッチ80〜82の下側には、メダル貯留皿90を設けている。
メダル貯留皿90には、後述する図2のホッパーユニット110から払い出されたメダルが貯留される。
なお、スタートスイッチ70や3個のストップスイッチ80〜82は、操作手段の例示であり、操作手段は遊技媒体の一例であるメダルの投入を条件に、遊技部の一例であるリールユニット30における遊技を操作するためのものである、操作手段は、スタートスイッチ70や3個のストップスイッチ80〜82に限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技球の発射ハンドル等でも良い。
一方、メダル貯留皿90の左右両側には、左右一対のスピーカ100,101が配置されている。
上記スピーカ100,101は、遊技の進行に応じて音声を発生させるためのものである。
なお、スピーカ100,101の個数は、2個に限定されず、単数或いは3個以上としても良い。
(遊技制御装置200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御装置200について説明する。
遊技制御装置200は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御装置200は、図1に示すように、大別すると、次の2つの手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)メイン制御手段300
(2)サブ制御手段400
なお、遊技制御装置200の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(メイン制御手段300)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300について説明する。
メイン制御手段300は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、メイン制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
メイン制御手段300のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(6)の手段の説明については、後述する。
(1)役抽選手段310
(2)リール制御手段320(遊技結果反映手段)
(3)通常遊技制御手段330
(4)特別遊技制御手段340
(5)利益付与手段350
(6)遊技情報送信手段360
なお、メイン制御手段300の手段は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(メイン制御手段300の入力段)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300の入力段について説明する。
メイン制御手段300の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、メイン制御手段300の入力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)メダルセンサー51
メダルセンサー51は、メダル投入口50の内部に設けられ、メダル投入口50に投入されたメダルを検出するためのものである。
(2)ベットスイッチ60
(3)スタートスイッチ70
(4)ストップスイッチ80〜82
(メイン制御手段300の出力段)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300の出力段について説明する。
メイン制御手段300の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、メイン制御手段300の出力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)リールモータ34〜36
(2)ホッパーユニット110
ホッパーユニット110は、スロットマシン10の内部に設けられている。
ホッパーユニット110は、第1〜第3リール31〜33の図柄が、予め設定された図柄の組み合わせに一致する場合に、遊技者に所定枚数のメダルを払い出すためのものである。
(3)サブ制御手段400
(サブ制御手段400)
サブ制御手段400は、図1に示すように、メイン制御手段300に接続され、メイン制御手段300から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
具体的には、サブ制御手段400は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、サブ制御手段400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
上記サブ制御手段400のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(7)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技情報受信手段410
(2)画像制御手段420
(3)効果音発生手段430
(4)演出記憶手段440
(5)演出抽選手段450
(6)演出カウント手段460
(7)演出確率変更手段470
なお、サブ制御手段400の手段は、上記した(1)〜(7)に限定されない。
(サブ制御手段400の入力段)
つぎに、図1を用いて、サブ制御手段400の入力段について説明する。
サブ制御手段400の入力段には、次のパーツが接続されている。
(1)メイン制御手段300
なお、サブ制御手段400の入力段に接続されるパーツは、上記した(1)に限定されない。
(サブ制御手段400の出力段)
つぎに、図1を用いて、サブ制御手段400の出力段について説明する。
サブ制御手段400の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)画像表示装置40
(2)スピーカ100,101
なお、サブ制御手段400の出力段に接続されるパーツは、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(役抽選手段310)
役抽選手段310は、操作手段の一例であるスタートスイッチ70等の操作にもとづいて、役の当否を抽選により決定するためのものである。
具体的には、役の当否を抽選により決定する。
まず、役の当否には、次の種類がある。
(1)役の当選
(2)ハズレ
役には、次の種類がある。
なお、次の(3)〜(5)の役の説明については、後述する。
また、役は、複数の役のうち1つだけ当選する場合のほか、複数の役が同時に2以上、当選する場合もあり、役抽選手段310はいわゆるグループ抽選が可能となっている。
(3)小役
(4)再遊技(リプレイ)
(5)ボーナス
なお、役の種類は、上記した(3)〜(5)に限定されない。
(小役)
小役は、予め設定された小役図柄がメダルをベットすることで有効となったライン上に揃って入賞することを条件に、所定枚数のメダルを払い出すための役である。
(再遊技)
再遊技は、いわゆるリプレイとも呼ばれ、予め設定されたリプレイ図柄が揃うことを条件に、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという役である。
(ボーナス)
ボーナスは、特別遊技への移行役であり、特定役や、前述したようにそれ自体を特別遊技とも呼ぶ。
特別遊技は、抽選テーブルの小役等の当選確率が高確率に設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、結果として、メダルの払い出しへの期待感の高い遊技である。
なお、特別遊技として、ボーナスを例示したが、これに限定されない。また、特定役として、ボーナスを例示したが、これに限定されず、特定の小役等でも良い。
具体的には、ボーナスには、次の種類がある。
なお、ボーナスの種類は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)BB移行役
BB移行役は、ビッグ・ボーナスへの移行役である。
すなわち、BB図柄を揃えることを条件に、後述する特別遊技制御手段340により、通常遊技から特別遊技であるビッグ・ボーナスへ移行させるための役である。
なお、BB図柄の入賞時に、メダルを払い出さなくとも良いし、或いはメダルを1枚以上払い出すようにしても良い。
ビッグ・ボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約288枚のメダルが獲得可能であり、例えば345枚を超える払い出しで終了する。
(2)MB移行役
MB移行役は、ミドル・ボーナスへの移行役である。
MB図柄を揃えることを条件に、後述する特別遊技制御手段340により、通常遊技から特別遊技であるミドル・ボーナスへ移行させるための役である。
なお、MB図柄の入賞時に、メダルを払い出さなくとも良いし、或いはメダルを1枚以上払い出すようにしても良い。
ミドル・ボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約192枚のメダルが獲得可能であり、例えば253枚を超える払い出しで終了する。なお、ミドル・ボーナスは、ビッグ・ボーナスに比較して、遊技者が獲得できるメダルの枚数が低く設定されている。
(3)RB移行役
RB移行役は、レギュラーボーナスへの移行役である。
レギュラーボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約96枚のメダルが獲得可能である。レギュラーボーナスは、最高12回のゲームか、8回の入賞か、いずれか先に達成された条件により終了する。なお、レギュラーボーナスは、ミドル・ボーナスに比較して、遊技者が獲得できるメダルの枚数が低く設定されている。
(リール制御手段320)
リール制御手段320は、役抽選手段310による遊技結果、及びストップスイッチ80〜82の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ80〜82に対応するリールモータ34〜36の停止制御を行うためのものである。
なお、リール制御手段320は、遊技結果反映手段の例示であり、遊技結果反映手段は役抽選手段(310)により決定された抽選結果に応じて、遊技部の例示であるリールユニット30における遊技を制御するためのものである。なお、遊技結果反映手段は、リール制御手段320に限定されず、図示しないが、パチンコ機のいわゆる電動役物、電動入賞装置、液晶等の制御手段から構成しても良い。
(通常遊技制御手段330)
通常遊技制御手段330は、通常遊技を行うためのものである。
通常遊技とは、いわゆる小役等の当選確率が設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、当該抽選の結果、小役に当選し、当該小役が入賞した場合に、メダルが払い出される遊技である。
(特別遊技制御手段340)
特別遊技制御手段340は、特別遊技を実行可能なものである。
特別遊技とは、いわゆるビッグ・ボーナスが相当し、例えば、上記抽選テーブルの小役等の当選確率が高確率に設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、結果として、メダルの払い出しへの期待感の高い遊技である。
なお、特別遊技として、ビッグ・ボーナスを例示したが、これに限定されず、レギュラーボーナス等でも良い。
(利益付与手段350)
利益付与手段350は、第1〜第3表示窓21〜23に停止表示された3個の第1〜第3リール31〜33の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
メダルの払い出しは、ホッパーユニット110を駆動させることにより、メダルを実際に払い出しても良いし、或いはクレジットメダル枚数を増加させるようにしても良い。
(遊技情報送信手段360)
遊技情報送信手段360は、役抽選手段310による抽選結果を、遊技情報に含めてサブ制御手段400に送信するためのものである。
遊技情報は、各種のコマンドやデータを信号に変換したもであり、メダルセンサー51によるメダル投入口50に投入されたメダルの検出信号や、ベットスイッチ60によるメダルのベット信号、スタートスイッチ70のスタート信号、ストップスイッチ80〜82の操作信号、役抽選手段310の抽選結果や遊技状態などが含まれる。
なお、遊技情報送信手段360は、信号をサブ制御手段400に一方向で送信しているが、これに限定されず、信号をメイン制御手段300とサブ制御手段400との間で相互に通信するようにしても良い。
(遊技情報受信手段410)
遊技情報受信手段410は、遊技情報送信手段360から送信された遊技情報を受信するためのものである。
(画像制御手段420)
画像制御手段420は、演出抽選手段450により選択された演出画像を演出記憶手段440から読み出し、当該演出画像を画像表示装置40に表示させるためのものである。
(効果音発生手段430)
効果音発生手段430は、遊技情報受信手段410が受信した信号にもとづいて、各種の効果音をスピーカ100,101から出力させるためのものである。
(演出記憶手段440)
演出記憶手段440は、役の当選への期待度を数値化したランク数値と、当該ランク数値と関連付けられた演出画像とを複数種類記憶するためのものである(図11参照)。
(演出抽選手段450)
演出抽選手段450は、遊技情報受信手段410により受信した遊技情報に含まれる抽選結果にもとづいて、演出記憶手段440に記憶された複数種類の演出画像のうちから、1種類の演出画像を抽選により選択するためのものである。
(演出カウント手段460)
演出カウント手段460は、演出抽選手段450により選択された演出画像の選択回数やランク数値をカウントするためのものである。
演出カウント手段460には、次の手段を備える。
なお、演出カウント手段460の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)選択回数カウント手段461
選択回数カウント手段461は、演出抽選手段450により選択された演出画像に対応するランク数値を演出記憶手段440から読み出し、当該ランク数値毎に演出抽選手段450により選択された選択回数をカウントするためのものである(図11参照)。
(演出確率変更手段470)
演出確率変更手段470は、選択回数カウント手段461によりカウントされた選択回数に応じて、演出抽選手段450による抽選確率を変化させるためのものである(図12参照)。
すなわち、第1に、演出確率変更手段470は、所定ゲーム数の間、選択されていない演出画像がある場合に、当該演出画像の抽選確率を増加させるようにしている(図11〜12参照)。
第2に、演出確率変更手段470は、選択回数カウント手段461によりカウントされた各ランク数値毎の各演出画像の選択回数と、後述するが、選択基準数記憶手段471に記憶された選択基準数とを比較し、当該比較結果に応じて演出抽選手段450による抽選確率を変化させるようにしている(図11〜12参照)。
第3に、演出確率変更手段470は、選択回数が選択基準数未満の場合に、当該選択基準数未満の演出画像の抽選確率を増加させるようにしている(図11〜12参照)。
第4に、演出確率変更手段470は、選択回数が選択基準数未満の場合に、演出記憶手段440に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしている(図11〜12参照)。
具体的には、演出確率変更手段470は、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、演出確率変更手段470の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)選択基準数記憶手段471
選択基準数記憶手段471は、所定ゲーム数の間、各ランク数値毎の各演出画像の選択回数を選択基準数として記憶するためのものである(図11参照)。
(図3〜10の演出画像の一例)
つぎに、図3〜10を用いて、画像表示装置40に表示する演出画像の一例について説明する。
演出には、図3〜10に示すように、大別すると、次に例示するように、単独の演出A〜Dと、単独の演出が連続して行われる連続演出A〜Dとがある。
なお、演出の種類は、単独の演出A〜Dと、連続演出A〜Dに限定されず、又、演出画像も次の(1)〜(8)に限定されない。
(1)演出A(図3)
演出Aに係る演出画像では、図3に示すように、「a」というキャラクターが登場し、当該キャラクターaが中心となった演出が実行される。
(2)演出B(図4)
演出Bに係る演出画像では、図4に示すように、「b」というキャラクターが登場し、当該キャラクターbが中心となった演出が実行される。
(3)演出C(図5)
演出Cに係る演出画像では、図5に示すように、「c」というキャラクターが登場し、当該キャラクターcが中心となった演出が実行される。
(4)演出D(図6)
演出Dに係る演出画像では、図6に示すように、演出Aに登場したキャラクターaと、演出Bに登場したキャラクターbとの二名が登場し、二名のキャラクターa,bによる演出が実行される。
(5)連続演出A(図7)
連続演出Aに係る演出画像では、図7に示すように、キャラクターaによる演出Aが実行され、続いてキャラクターbによる演出Bが実行される。
(6)連続演出B(図8)
連続演出Bに係る演出画像では、図8に示すように、キャラクターaによる演出Aが実行され、続いてキャラクターcによる演出Cが実行される。
(7)連続演出C(図9)
連続演出Cに係る演出画像では、図9に示すように、キャラクターbによる演出Bが実行され、続いてキャラクターcによる演出Cが実行される。
(8)連続演出D(図10)
連続演出Dに係る演出画像では、図10に示すように、キャラクターaによる演出Aが実行され、続いてキャラクターbによる演出Bが実行され、最後にキャラクターcによる演出Cが実行される。
(図11の演出画像毎のランク数値等の一例)
図11を用いて、演出画像毎のランク数値等の一例を説明する。
ランク数値は、役、例えばボーナスの当選への期待度を数値化したものであり、演出A〜D及び連続演出A〜Dに係る演出画像毎に設定されている。
具体的には、ランク数値には、数字が使用され、数値が高い程、ボーナスの当選への期待度が高くなるように設定されている。
すなわち、図11に示すように、演出Aに係る演出画像のランク数値は、「1」に、演出B、演出C及び連続演出Aに係る演出画像のランク数値は「2」に、連続演出Bに係る演出画像のランク数値は「3」に、連続演出Cに係る演出画像のランク数値は「4」に、演出Dに係る演出画像のランク数値は「5」に、連続演出Dに係る演出画像のランク数値は「7」にそれぞれ設定されている。
なお、ランク数値は、図11に例示した数値に限定されない。
選択基準数は、所定ゲーム数の間、例えば100ゲーム(以下、「ゲーム」を「G」ともいう。)当たりの各ランク数値毎の各演出画像の選択回数をいう。
具体的には、選択基準数は、ランク数値と関連付けられ、ランク数値の低いものは選択回数が多く設定され、逆にランク数値の高いものは選択回数が少なく設定されている。
すなわち、図11に示すように、演出Aに係る演出画像の選択基準数は、「8」回に、演出Bに係る演出画像の選択基準数は「5」回に、連続演出Aに係る演出画像の選択基準数は「4」回に、演出Cに係る演出画像の選択基準数は「3」回に、連続演出Bに係る演出画像の選択基準数は「2」回に、演出D、連続演出C及び連続演出Dに係る演出画像の選択基準数は「1」回にそれぞれ設定されている。
なお、選択基準数は、図11に例示した数値に限定されない。
選択回数は、各ランク数値毎の各演出画像の実際の選択数をいう。
図11には、100Gの間の実際に選択された選択回数を例示している。
すなわち、演出Aに係る演出画像の選択回数は、「10」回であり、選択基準数の「8」回を超えている。演出Bに係る演出画像の選択回数は、「3」回であり、選択基準数の「5」回未満である。
なお、選択基準数未満の場合には、図11に示すように、選択回数の数値の横に黒三角の記号を付記している。
つぎに、演出Cに係る演出画像の選択回数は、「1」回であり、選択基準数の「3」回未満である。演出Dに係る演出画像の選択回数は、「0」回であり、選択基準数の「1」回未満である。連続演出Aに係る演出画像の選択回数は、「2」回であり、選択基準数の「4」回未満である。連続演出Bに係る演出画像の選択回数は、「3」回であり、選択基準数の「2」回を超えている。連続演出C及び連続演出Dに係る演出画像の選択回数は、共に「1」回であり、選択基準数の「1」回に等しい。
(図12の演出テーブルの一例)
図12を用いて、演出テーブルの一例について説明する。
演出テーブルは、演出A〜D及び連続演出A〜Dに係る各演出画像の抽選確率を規定するもであり、複数、図12に示すように、通常テーブルと高確率テーブルとの少なくとも2種類が用意されている。
なお、演出テーブルの種類として、2種類を例示したが、3種類以上でも良いし、各演出テーブルの個数も1個に限定されず、2個以上としても良い。
通常テーブルは、図1の演出抽選手段450により演出画像を選択する際に通常に用いられるものである。通常テーブルの抽選確率を、分母を「100」する値数を用いて表示している。
すなわち、通常テーブルにおける通常演出、すなわち特別な演出を行わない、「演出なし」の場合の抽選確率は、「75/100」に設定されている。演出Aに係る演出画像の抽選確率は、「8/100」に設定され、値数の数値を図11の選択基準数に一致させている。演出Bに係る演出画像の抽選確率は「5/100」に、連続演出Aに係る演出画像の抽選確率は「4/100」に、演出Cに係る演出画像の抽選確率は「3/100」に、連続演出Bに係る演出画像の抽選確率は「2/100」に、演出D、連続演出C及び連続演出Dに係る演出画像の抽選確率は「1/100」にそれぞれ設定されている。
高確率テーブルは、通常テーブルに比較して、通常演出が選択される抽選確率が低く設定され、他の演出が選択される抽選確率が高く設定されている。
特に、高確率テーブルにおいては、図11に示すように、選択回数が選択基準数未満の演出B、演出C、演出D及び連続演出Aに係る演出画像の抽選確率を増加させている。
すなわち、高確率テーブルにおける通常演出、すなわち「演出なし」の抽選確率を、通常テーブルの「75/100」から「38/100」に減少させている。高確率テーブルにおける演出Bに係る演出画像の抽選確率を、通常テーブルの「5/100」から「10/100」に増加させている。高確率テーブルにおける演出Cに係る演出画像の抽選確率を、通常テーブルの「3/100」から「10/100」に増加させている。高確率テーブルにおける演出Dに係る演出画像の抽選確率を、通常テーブルの「1/100」から「20/100」に増加させている。高確率テーブルにおける連続演出Aに係る演出画像の抽選確率を、通常テーブルの「4/100」から「10/100」に増加させている。
なお、変化(減少・増加)させた抽選確率の数値に、アンダーラインを付記している。
特に、演出Dに係る演出画像の抽選確率は、通常テーブルの「1/100」から「20/100」に増加させ、他の演出B、演出C及び連続演出Aに比較して、増加率を極端に高く設定している。
なお、選択回数が選択基準数未満の演出画像の抽選確率を増加させたが、これに限定されず、ランク数値が比較的高い、演出画像の抽選確率を増加させるようにしても良い。また、複数種類の演出画像の抽選確率を増加させたが、これに限定されず、1種類の演出画像の抽選確率だけを増加させても良い。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
まず、図1の演出抽選手段450により演出画像を選択する際に、図12の通常テーブルが用いられる。
演出抽選手段450により演出A〜D及び連続演出A〜Dに係る演出画像のうち、一つが選択される度に、図1の選択回数カウント手段461により選択回数がカウントされる。
その後、100G目になると、図1の演出確率変更手段470により、演出A〜D及び連続演出A〜Dに係る各演出画像毎に、図11に示すように、選択基準数と選択回数とが比較される。
なお、選択基準数と選択回数とを100G毎に比較したが、これに限定されず、毎ゲーム毎に比較しても良いし、或いは「2」G〜「99」G毎に、或いは「101」G以上毎に比較するようにしても良い。
その結果、選択回数が選択基準数未満の演出画像がある場合には、図1の演出確率変更手段470により、図12の「通常テーブル」から「高確率テーブル」に切り替えられる。
なお、選択回数が選択基準数未満の演出画像がない場合には、「通常テーブル」が継続的に使用される。
101G目からは、図1の演出抽選手段450は、図12の「高確率テーブル」を用いて演出画像の選択を実行する。
その結果、高確率に設定された演出B、演出C、演出D及び連続演出Aに係る演出画像の抽選確率が増加する。
その後、選択基準数と選択回数とを毎ゲーム毎に比較し、選択回数が選択基準数未満の演出画像が無くなった時点で、図1の演出確率変更手段470により、図12の「通常テーブル」に復帰させる。
なお、選択基準数と選択回数とを毎ゲーム毎に比較したが、これに限定されず、2G以上毎に比較するようにしても良い。
以降は、100G毎に、図1の演出確率変更手段470により、選択基準数と選択回数とを比較させる。
(図13〜15の第2の実施の形態)
つぎに、図13〜15を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、ランク数値を積算し、当該積算されたランク数値に応じて演出画像の抽選確率を変化させることができるようにした点である。
すなわち、第1に、演出カウント手段460には、図13に示すように、次の手段を備える。
なお、演出カウント手段460の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)ランク数カウント手段500
ランク数カウント手段500は、演出抽選手段450により選択された演出画像に対応するランク数値を積算するためのものである。
第2に、演出確率変更手段470により、ランク数カウント手段500により積算されたランク数値に応じて、演出抽選手段450による抽選確率を変化させるようにしている。
すなわち、演出確率変更手段470は、ランク数カウント手段500により積算されたランク数値が、予め設定された基準ランク値未満の場合に、演出記憶手段440に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしている。
なお、本実施の形態の説明において、先に図1〜12を用いて説明した構成と同一の構成については同一の符号を用いて説明を省略する。
(図14の演出画像毎のランク数値等の一例)
図14を用いて、演出画像毎のランク数値等の一例を説明する。
図14中、ランク数値(以下、「A」ともいう。)、選択基準数(以下、「B」ともいう。)、選択回数(以下、「C」ともいう。)については、先に図11を用いた説明した第1の実施の形態のものと同様である。
基準ランク値は、ランク数値(A)と選択基準数(B)との積算値(A×B)である。
すなわち、演出Aに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「1」に、選択基準数(B)の「8」を積算した「8」となる。演出Bに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「2」に、選択基準数(B)の「5」を積算した「10」となる。演出Cに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「2」に、選択基準数(B)の「3」を積算した「6」となる。演出Dに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「5」に、選択基準数(B)の「1」を積算した「5」となる。連続演出Aに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「2」に、選択基準数(B)の「4」を積算した「8」となる。連続演出Bに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「3」に、選択基準数(B)の「2」を積算した「6」となる。連続演出Cに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「4」に、選択基準数(B)の「1」を積算した「4」となる。連続演出Dに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「7」に、選択基準数(B)の「1」を積算した「7」となる。
基準ランク値の合計値は、「54」となる。
積算ランク値は、ランク数値(A)と選択回数(C)との積算値(A×C)である。
すなわち、演出Aに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「1」に、選択回数(C)の「10」を積算した「10」となる。演出Bに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「2」に、選択回数(C)の「3」を積算した「6」となり、基準ランク値の「10」未満である。
なお、基準ランク値未満の場合には、図14に示すように、選択基準数の横に黒三角の記号を付記している。
つぎに、演出Cに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「2」に、選択回数(C)の「1」を積算した「2」となり、基準ランク値の「6」未満である。演出Dに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「5」に、選択回数(C)の「1」を積算した「5」となる。連続演出Aに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「2」に、選択回数(C)の「2」を積算した「4」となり、基準ランク値の「8」未満である。連続演出Bに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「3」に、選択回数(C)の「3」を積算した「9」となる。連続演出Cに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「4」に、選択回数(C)の「1」を積算した「4」となる。連続演出Dに係る演出画像の基準ランク値は、ランク数値(A)の「7」に、選択回数(C)の「1」を積算した「7」となる。
積算ランク値の合計値は、「47」である。積算ランク値の合計値は、基準ランク値の合計値未満となっている。
(図15の演出テーブルの一例)
図15を用いて、演出テーブルの一例について説明する。
演出テーブルのうち、通常テーブルの抽選確率は、先に図12を用いて説明した第1の実施の形態のものと同様である。
また、高確率テーブルにおいては、図15に示すように、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させている。
すなわち、高確率テーブルにおける通常演出、すなわち「演出なし」の抽選確率を、通常テーブルの「75/100」から「48/100」に減少させている。高確率テーブルにおける演出D、連続演出C及び連続演出Dに係る演出画像の抽選確率を、通常テーブルの「1/100」から「10/100」にそれぞれ増加させている。
なお、変化(減少・増加)させた抽選確率の数値に、アンダーラインを付記している。
(第2の実施の形態に係る遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
まず、図13の演出抽選手段450により演出画像を選択する際に、図15の通常テーブルが用いられる。
演出抽選手段450により演出A〜D及び連続演出A〜Dに係る演出画像のうち、一つが選択される度に、図13のランク数カウント手段500により積算ランク値及びその合計値がカウントされる。
その後、100G目になると、図13の演出確率変更手段470により、図14に示すように、基準ランク値の合計値と積算ランク値の合計値とが比較される。
なお、基準ランク値の合計値と積算ランク値の合計値とを100G毎に比較したが、これに限定されず、毎ゲーム毎に比較しても良いし、或いは「2」G〜「99」G毎に、或いは「101」G以上毎に比較するようにしても良い。
その結果、積算ランク値の合計値が基準ランク値の合計値未満の場合には、図13の演出確率変更手段470により、図15の「通常テーブル」から「高確率テーブル」に切り替えられる。
なお、積算ランク値の合計値が基準ランク値の合計値以上の場合には、「通常テーブル」が継続的に使用される。
101G目からは、図13の演出抽選手段450は、図15の「高確率テーブル」を用いて演出画像の選択を実行する。
その結果、高確率に設定された演出D、連続演出C及び連続演出Dに係る演出画像の抽選確率が増加する。
その後、基準ランク値の合計値と積算ランク値の合計値とを毎ゲーム毎に比較し、基準ランク値の合計値と積算ランク値の合計値とが等しくなるか、或いは積算ランク値の合計値が基準ランク値の合計値を超えた時点で、図13の演出確率変更手段470により、図15の「通常テーブル」に復帰させる。
なお、基準ランク値の合計値と積算ランク値の合計値とを毎ゲーム毎に比較したが、これに限定されず、2G以上毎に比較するようにしても良い。
以降は、100G毎に、図13の演出確率変更手段470により、基準ランク値の合計値と積算ランク値の合計値とを比較させる。
(図16〜18の第3の実施の形態)
つぎに、図16〜18を用いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、ランク数カウント手段500(図13)により積算されたランク数値と、予め設定された基準ランク値との差数を演算し、当該差数が予め設定されたしきい値を超えていることを条件として、演出抽選手段450による抽選確率を変化させるようにした点である。
すなわち、第1に、本実施の形態では、先に図13を用いて説明した第2の実施の形態のランク数カウント手段500、演出確率変更手段470、演出記憶手段440等を用いる。
第2に、演出確率変更手段470は、ランク数カウント手段500により積算されたランク数値と、予め設定された基準ランク値との差数を演算し、当該差数が予め設定されたしきい値を超えていることを条件として、演出抽選手段450による抽選確率を変化させるようにしている。
すなわち、演出確率変更手段470は、差数が予め設定されたしきい値を超えている合に、演出記憶手段440に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしている。
第3に、しきい値は、図17に示すように、複数段階、例えば二段階に設定されている。
なお、しきい値の段数として、二段階を例示したが、これに限定されず、三段階以上としても良い。
第4に、複数段階、例えば二段階のしきい値のうち、少なくとも1種類のしきい値には、図17に示すように、差数以外の他の付加条件が付加されている。
すなわち、付加条件は、図17に示すように、予め設定された所定の小役、例えば「スイカ」の小役に当選していることを条件としている。
(図16の演出画像毎のランク数値等の一例)
図16を用いて、演出画像毎のランク数値等の一例を説明する。
図16中、ランク数値(A)、100Gの選択基準数(B)、100Gの基準ランク値(A×B)、100Gの基準ランク値の合計値については、先に図14を用いた説明した第2の実施の形態のものと同様である。
また、200Gの基準ランク値(A×B×2)は、ランク数値(A)と選択基準数(B)との積算値(A×B)の2倍である。
すなわち、演出Aに係る演出画像の100Gの基準ランク値は、「8」であるので、200Gの基準ランク値は「16」となる。演出Bに係る演出画像の100Gの基準ランク値は、「10」であるので、200Gの基準ランク値は「20」となる。演出Cに係る演出画像の100Gの基準ランク値は、「6」であるので、200Gの基準ランク値は「12」となる。演出Dに係る演出画像の100Gの基準ランク値は、「5」であるので、200Gの基準ランク値は「10」となる。連続演出Aに係る演出画像の100Gの基準ランク値は、「8」であるので、200Gの基準ランク値は「16」となる。連続演出Bに係る演出画像の100Gの基準ランク値は、「6」であるので、200Gの基準ランク値は「12」となる。連続演出Cに係る演出画像の100Gの基準ランク値は、「4」であるので、200Gの基準ランク値は「8」となる。連続演出Dに係る演出画像の100Gの基準ランク値は、「7」であるので、200Gの基準ランク値は「14」となる。
200Gの基準ランク値の合計値は、「108」となる。
(図17のしきい値の一例)
図17を用いて、しきい値の一例について説明する。
しきい値は、複数段階、例えば「第一段階のしきい値」と、「第二段階のしきい値」との二段階に設定されている。
なお、しきい値の段数として、二段階を例示したが、これに限定されず、三段階以上としても良い。
第一段階のしきい値には、複数の条件、例えば第1の条件と第2の条件との2個の条件が設定され、第1、第2の両条件が達成された場合に、第一段階のしきい値を超えたものと判断される。
第1の条件としては、「基準ランク値の合計値と、積算ランク値の合計値との差数が、『10』以上で『20』未満の場合」であることを要求している。
なお、差数として、「10」以上で「20」未満を例示したが、これに限定されない。
第2の条件は、付加条件であり、「特定の小役(『スイカ』)が当選したとき」であることを要求している。
なお、特定の小役として、「スイカ」を例示したが、これに限定されず、「ベル」、「プラム」、「チェリー」等の小役の当選でも良い。
第二段階のしきい値としては、「基準ランク値の合計値と、積算ランク値の合計値との差数が、『20』以上となった場合」であることを要求している。
(図18の演出テーブルの一例)
図18を用いて、演出テーブルの一例について説明する。
演出テーブルは、複数、図18に示すように、通常テーブル、第1高確率テーブル、第2高確率テーブルの3種類が用意されている。
なお、演出テーブルの種類として、3種類を例示したが、4種類以上でも良し、各演出テーブルの個数も1個に限定されず、2個以上としても良い。
通常テーブルの抽選確率は、先に図12を用いて説明した第1の実施の形態、或いは図15を用いて説明した第2の実施の形態のものと同様である。
第1高確率テーブルの抽選確率は、図15を用いて説明した第2の実施の形態の高確率テーブルのものと同様である。
第2高確率テーブルの抽選確率は、図18に示すように、通常テーブルに比較して、演出A〜D及び連続演出A〜Dに係る演出画像のうち、ランク数値が最も高い「連続演出D」の抽選確率だけを増加させている。
すなわち、高確率テーブルにおける通常演出、すなわち「演出なし」の抽選確率を、通常テーブルの「75/100」から「6/100」に減少させている。高確率テーブルにおける連続演出Dに係る演出画像の抽選確率を、通常テーブルの「1/100」から「70/100」に増加させている。
このため、連続演出Dに係る演出画像の抽選確率が、極めて高確率に設定されている。
なお、変化(減少・増加)させた抽選確率の数値に、アンダーラインを付記している。
(第3の実施の形態に係る遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
まず、図13の演出抽選手段450により演出画像を選択する際に、図18の「通常テーブル」が用いられる。
演出抽選手段450により演出A〜D及び連続演出A〜Dに係る演出画像のうち、一つが選択される度に、図13のランク数カウント手段500により積算ランク値及びその合計値がカウントされる。
その後、100G目になると、図13の演出確率変更手段470により、図17の「第一段階のしきい値」を超えているか否かが判定される。
その結果、「第一段階のしきい値」における第1、第2の両条件が達成された場合には、「第一段階のしきい値」を超えたものと判断される。
なお、「第一段階のしきい値」を100G目に判定したが、これに限定されず、毎ゲーム毎に比較しても良いし、或いは「2」G〜「99」G毎に、或いは「101」G以上毎に比較するようにしても良い。
その結果、「第一段階のしきい値」を超えたものと判断された場合には、図13の演出確率変更手段470により、図18の「通常テーブル」から「第1高確率テーブル」に切り替えられる。
なお、「第一段階のしきい値」の第1、第2の両条件のうち、一方の条件が達成され、他方が達成されていない場合や、両条件が共に達成させていない場合には、「通常テーブル」が継続的に使用される。
101G目からは、図13の演出抽選手段450は、図18の「第1高確率テーブル」を用いて演出画像の選択を実行する。
その後、200G目になると、図13の演出確率変更手段470により、図17の「第二段階のしきい値」を超えているか否かが判定される。
その結果、「第二段階のしきい値」を超えたものと判断された場合には、図13の演出確率変更手段470により、図18の「第1高確率テーブル」から「第2高確率テーブル」に切り替えられる。
その後、「第二段階のしきい値」を超えているか否かを毎ゲーム毎に判定し、「第二段階のしきい値」と等しくなるか、或いは下回った時点で、図13の演出確率変更手段470により、図18の「通常テーブル」に復帰させる。
なお、「第二段階のしきい値」を超えているか否かを毎ゲーム毎に判定したが、これに限定されず、2G以上毎に比較するようにしても良い。
以降は、100G毎に、図13の演出確率変更手段470により、「第一段階のしきい値」を超えているか否かが判定される。
一方、200G目において、「第二段階のしきい値」と等しくなるか、或いは下回っていると判断された場合には、図18の「第1高確率テーブル」から「通常テーブル」に復帰させている。
スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図である。 スロットマシンの概略正面図である。 画像表示装置に表示する演出画像の一例を示し、同図は演出Aに係る演出画像を説明するための説明図である。 図3に関連し、同図は演出Bに係る演出画像を説明するための説明図である。 図3に関連し、同図は演出Cに係る演出画像を説明するための説明図である。 図3に関連し、同図は演出Dに係る演出画像を説明するための説明図である。 図3に関連し、同図は連続演出Aに係る演出画像を説明するための説明図である。 図3に関連し、同図は連続演出Bに係る演出画像を説明するための説明図である。 図3に関連し、同図は連続演出Cに係る演出画像を説明するための説明図である。 図3に関連し、同図は連続演出Dに係る演出画像を説明するための説明図である。 演出画像毎のランク数値等の一例を説明するための図表である。 演出テーブルの一例を説明するための図表である。 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図はスロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図である。 演出画像毎のランク数値等の一例を説明するための図表である。 演出テーブルの一例を説明するための図表である。 本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図は演出画像毎のランク数値等の一例を説明するための図表である。 しきい値の一例を説明するための図表である。 演出テーブルの一例を説明するための図表である。
符号の説明
(第1の実施の形態)
10 スロットマシン(遊技機)
20 表示窓
30 リールユニット(遊技部)
31〜33 リール 34〜36 リールモータ
40 画像表示装置
50 メダル投入口 51 メダルセンサー
60 ベットスイッチ
70 スタートスイッチ(操作手段)
80〜82 ストップスイッチ
90 メダル貯留皿 100,101 スピーカ
110 ホッパーユニット
200 遊技制御装置
300 メイン制御手段
310 役抽選手段 320 リール制御手段(遊技結果反映手段)
330 通常遊技制御手段 340 特別遊技制御手段
350 利益付与手段 360 遊技情報送信手段
400 サブ制御手段
410 遊技情報受信手段 420 画像制御手段
430 効果音発生手段 440 演出記憶手段
450 演出抽選手段
460 演出カウント手段 461 選択回数カウント手段
470 演出確率変更手段 471 選択基準数記憶手段
(第2の実施の形態)
500 ランク数カウント手段

Claims (12)

  1. 遊技を行うための遊技部と、
    遊技媒体の投入を条件に、前記遊技部における遊技を操作するための操作手段と、
    前記遊技部における遊技の進行に応じて各種の演出画像を表示可能な画像表示装置と、
    前記遊技部、前記操作手段及び前記画像表示装置にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備え、
    前記遊技制御装置には、
    前記遊技部及び前記操作手段に接続され、前記遊技部における遊技の進行を制御するためのメイン制御手段と、
    前記メイン制御手段及び前記画像表示装置にそれぞれ接続され、前記メイン制御手段から送信される遊技情報にもとづいて、前記画像表示装置に各種の演出画像を表示させるためのサブ制御手段とを備える遊技機において、
    前記メイン制御手段には、
    前記操作手段の操作にもとづいて、役の当否を抽選により決定するための役抽選手段と、
    前記役抽選手段により決定された抽選結果に応じて、前記遊技部における遊技を制御するための遊技結果反映手段と、
    前記役抽選手段による抽選結果を、前記遊技情報に含めて前記サブ制御手段に送信するための遊技情報送信手段とを備え、
    前記サブ制御手段には、
    前記遊技情報送信手段から送信された前記遊技情報を受信するための遊技情報受信手段と、
    前記役の当選への期待度を数値化したランク数値と、当該ランク数値と関連付けられた前記演出画像とを複数種類記憶するための演出記憶手段と、
    前記遊技情報受信手段により受信した前記遊技情報に含まれる抽選結果にもとづいて、前記演出記憶手段に記憶された複数種類の演出画像のうちから、1種類の演出画像を抽選により選択するための演出抽選手段と、
    前記演出抽選手段により選択された演出画像を前記演出記憶手段から読み出し、当該演出画像を前記画像表示装置に表示させるための画像制御手段と、
    前記演出抽選手段により選択された演出画像に対応するランク数値を前記演出記憶手段から読み出し、当該ランク数値毎に前記演出抽選手段により選択された選択回数をカウントするための選択回数カウント手段と、
    前記選択回数カウント手段によりカウントされた選択回数に応じて、前記演出抽選手段による抽選確率を変化させるための演出確率変更手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記演出確率変更手段は、
    所定ゲーム数の間、選択されていない演出画像がある場合に、当該演出画像の抽選確率を増加させるようにしていることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記演出確率変更手段には、
    所定ゲーム数の間、各ランク数値毎の各演出画像の選択回数を選択基準数として記憶するための選択基準数記憶手段を備え、
    前記演出確率変更手段は、
    前記選択回数カウント手段によりカウントされた各ランク数値毎の各演出画像の選択回数と、前記選択基準数記憶手段に記憶された前記選択基準数とを比較し、当該比較結果に応じて前記演出抽選手段による抽選確率を変化させるようにしていることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項3に記載の遊技機であって、
    前記演出確率変更手段は、
    前記選択回数が前記選択基準数未満の場合に、当該選択基準数未満の演出画像の抽選確率を増加させるようにしていることを特徴とする遊技機。
  5. 請求項3に記載の遊技機であって、
    前記演出確率変更手段は、
    前記選択回数が前記選択基準数未満の場合に、前記演出記憶手段に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしていることを特徴とする遊技機。
  6. 遊技を行うための遊技部と、
    遊技媒体の投入を条件に、前記遊技部における遊技を操作するための操作手段と、
    前記遊技部における遊技の進行に応じて各種の演出画像を表示可能な画像表示装置と、
    前記遊技部、前記操作手段及び前記画像表示装置にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備え、
    前記遊技制御装置には、
    前記遊技部及び前記操作手段に接続され、前記遊技部における遊技の進行を制御するためのメイン制御手段と、
    前記メイン制御手段及び前記画像表示装置にそれぞれ接続され、前記メイン制御手段から送信される遊技情報にもとづいて、前記画像表示装置に各種の演出画像を表示させるためのサブ制御手段とを備える遊技機において、
    前記メイン制御手段には、
    前記操作手段の操作にもとづいて、役の当否を抽選により決定するための役抽選手段と、
    前記役抽選手段により決定された抽選結果に応じて、前記遊技部における遊技を制御するための遊技結果反映手段と、
    前記役抽選手段による抽選結果を、前記遊技情報に含めて前記サブ制御手段に送信するための遊技情報送信手段とを備え、
    前記サブ制御手段には、
    前記遊技情報送信手段から送信された前記遊技情報を受信するための遊技情報受信手段と、
    前記役の当選への期待度を数値化したランク数値と、当該ランク数値と関連付けられた前記演出画像とを複数種類記憶するための演出記憶手段と、
    前記遊技情報受信手段により受信した前記遊技情報に含まれる抽選結果にもとづいて、前記演出記憶手段に記憶された複数種類の演出画像のうちから、1種類の演出画像を抽選により選択するための演出抽選手段と、
    前記演出抽選手段により選択された演出画像を前記演出記憶手段から読み出し、当該演出画像を前記画像表示装置に表示させるための画像制御手段と、
    前記演出抽選手段により選択された演出画像に対応するランク数値を積算するためのランク数カウント手段と、
    前記ランク数カウント手段により積算されたランク数値に応じて、前記演出抽選手段による抽選確率を変化させるための演出確率変更手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
  7. 請求項6に記載の遊技機であって、
    前記演出確率変更手段は、
    前記ランク数カウント手段により積算されたランク数値が、予め設定された基準ランク値未満の場合に、前記演出記憶手段に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしていることを特徴とする遊技機。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の遊技機であって、
    前記演出確率変更手段は、
    前記ランク数カウント手段により積算されたランク数値と、予め設定された基準ランク値との差数を演算し、当該差数が予め設定されたしきい値を超えていることを条件として、前記演出抽選手段による抽選確率を変化させるようにしていることを特徴とする遊技機。
  9. 請求項8に記載の遊技機であって、
    前記演出確率変更手段は、
    前記差数が予め設定されたしきい値を超えている合に、前記演出記憶手段に記憶された複数種類の演出画像のうち、ランク数値が高い演出画像が選択される抽選確率を増加させるようにしていることを特徴とする遊技機。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の遊技機であって、
    前記しきい値は、
    複数段階に設定されていることを特徴とする遊技機。
  11. 請求項10に記載の遊技機であって、
    複数段階のしきい値のうち、少なくとも1種類のしきい値には、
    前記差数以外の他の付加条件が付加されていることを特徴とする遊技機。
  12. 請求項11に記載の遊技機であって、
    前記付加条件は、
    予め設定された所定の小役に当選していることを条件としていることを特徴とする遊技機。
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