JP5140600B2 - オーロラキナーゼのアザインドール阻害薬 - Google Patents

オーロラキナーゼのアザインドール阻害薬 Download PDF

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Description

本発明は、アザインドール化合物、組成物、およびその医薬、ならびにその治療方法に関する。これらのアザインドールは、オーロラキナーゼを阻害する。
プロテインキナーゼは、ATP−Mg2+のγ−リン酸の転移によってタンパク質のヒドロキシ酸側鎖のリン酸化を触媒し、セリン、トレオニンまたはチロシンのモノリン酸エステルを形成する。プロテインキナーゼが、シグナル伝達、転写制御、細胞運動および細胞分裂を含む、多数の細胞機能の主要なレギュレータであることを研究は示している。数種の癌遺伝子はまた、プロテインキナーゼをコードすることを示しており、キナーゼが、発ガンの役割を果たしうることを示唆している。
酵素のプロテインキナーゼファミリーは、典型的には、それらがリン酸化するアミノ酸残基に基づいて、2つの主要なサブファミリー:プロテインチロシンキナーゼおよびプロテインセリン/トレオニンキナーゼに分類される。異常なプロテインセリン/トレオニンキナーゼ活性は、関節リウマチ、乾癬、敗血性ショック、骨量減少、癌および他の増殖性疾患などの多数の病状に関与するかまたはその疑いがある。チロシンキナーゼは、細胞調節において同様に重要な役割を果たす。これらのキナーゼには、上皮成長因子受容体、インスリン受容体および血小板由来成長因子受容体を含む、成長因子およびホルモンなどの分子に対する数種の受容体が含まれる。多数のチロシンキナーゼが、細胞の外側に位置するその受容体ドメインおよび内側のそのキナーゼドメインを有する膜貫通タンパク質であることを研究は示した。したがって、両キナーゼサブファミリーおよびそのシグナル伝達経路は、薬剤設計の重要な標的である。
1997年のその発見以来、セリン/トレオニンキナーゼの哺乳類オーロラファミリーは、腫瘍形成に密接に関係している。3種の既知の哺乳類ファミリーメンバーである、オーロラA(「2」)、B(「1」)およびC(「3」)は、染色体分離、紡錘体機能および細胞質分裂に関与する高度な相同タンパク質である。周期細胞におけるG2期および分裂期中にピークに達する発現および活性のために、静止細胞においてオーロラ発現が低いかまたは検出できない。哺乳類細胞において、オーロラAおよびBキナーゼの提案された基質には、ヒストンH3、CENP−A、ミオシンII調節軽鎖、プロテインホスファターゼ1、TPX2、INCENP、p53およびスルビビンが含まれ、その多くは、細胞分裂に必要である。
オーロラキナーゼは、広範なヒト腫瘍において過剰発現することが報告されている。オーロラAの高度発現は、結腸直腸癌、卵巣癌および膵臓癌ならびに浸潤性乳管癌で検出されている。高濃度のオーロラAはまた、腎臓、頸部、神経芽細胞腫、黒色腫、リンパ腫、膵臓および前立腺腫瘍細胞株で報告されている。オーロラAの増殖/過剰発現は、ヒト膀胱癌で観察され、オーロラAの増殖は、異数性および攻撃的臨床的挙動に付随する。さらに、オーロラA遺伝子座(20q13)の増殖は、リンパ節転移陰性乳癌を有する患者の予後不良に関連する。加えて、対立遺伝子変種、アミノ酸31番目の位置のイソロイシンは、低浸透性腫瘍感受性遺伝子であると報告され、フェニルアラニン−31変種より優れた形質転換能を示し、進行性および転移性疾患の危険性の増加に付随する。オーロラAのように、オーロラBはまた、白血病細胞を含む、多発性ヒト腫瘍細胞株で高度に発現される。オーロラBの濃度は、原発性結腸直腸癌の進行段階の機能として増加する。生殖細胞においてのみ正常に見出される、オーロラCはまた、高い割合の原発性結腸直腸癌および子宮頸部腺癌および乳癌細胞を含む種々の腫瘍細胞株で過剰発現する。
インビトロにて、オーロラキナーゼ活性の阻害薬が、細胞周期欠損および最終的に細胞死を引き起こす有糸分裂を崩壊させることを示唆している。したがって、インビボにて、オーロラキナーゼ阻害薬は、腫瘍成長を遅らせ、退化を誘発するであろう。例えば、Haufらは、染色体分離の欠損および細胞質分裂の阻害を引き起こすことで、倍数性をもたらすオーロラB阻害薬、ヘスペラジンを記載する[Hauf,Sら.JCB 161(2),281−294(2003)]。Ditchfieldらは、染色体配列、染色体分離および細胞質分裂の欠損を引き起こすオーロラAおよびBの等効力阻害薬(ZM447439)を記載している[Ditchfield,C.ら,JCB 161(2),267−280(2003)]。さらに、細胞周期停止細胞ではない、増殖性細胞が、阻害薬に対し感受性であることを著者らは示す。マウスおよびラットの異種移植モデルにおける強力なオーロラAおよびB阻害薬の効果は、最近報告された[Harrington,E.A.ら,Nature Medicine 10(3),262−267,(2004)]。オーロラキナーゼの阻害が、癌などの増殖性疾患の治療のための治療域を提供しうることをこれらの結果は証明する(N.KeenおよびS Taylorによる総説のNature,Cancer Reviews,Vol.4,p927−936,Dec.2004を参照のこと)。
Hauf,Sら.JCB 161(2),281−294(2003) Ditchfield,C.ら,JCB 161(2),267−280(2003) Harrington,E.A.ら,Nature Medicine 10(3),262−267,(2004) N.KeenおよびS Taylor,Nature,Cancer Reviews,Vol.4,p927−936,Dec.2004
該技術の教示を考慮しても、キナーゼ活性阻害薬、特に、オーロラキナーゼの活性を阻害する化合物の発見が必要である。
最初の態様において、本発明は、式(I):
Figure 0005140600
[式中:
式:
Figure 0005140600
は、5員の芳香族複素環断片を表し;
Aは、>C=Yまたは>S(O)であり、ここで、YはO、S、またはN−Rであり;ここで、xは、1または2であり;
は、独立して、H、C−C−アルキル、またはシクロプロピルであり;
は、H、C−Cアルキル、ハロ−C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−Cアルコキシ、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−Cアルキル、C−Cアルコキシメチル、ヒドロキシ、−(CH−Ar−(R、またはNRであり、ただし、AがS(O)である場合、RはHではなく;ここで、yは、0、1、または2であり;および、zは、置換についてAr上で利用可能な部位数以下の自然数であり;
Arは、フェニルまたはヘテロアリールであり;
は、独立して、H、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、−(CH−R10であり;ここで、wは1または2であり;
は、独立して、C−C−アルキル、ハロ、ハロ−C−C−アルキル、またはAr−(Rであり;
は、独立して、C−C−アルキル、ハロ、ハロ−C−C−アルキル、Ar−(R、−(CHNR1314、−Ar−(CHNR1314、−A’−NR−(CH−A’’、−CHCHC(O)−A’’’、または−Ar’−(C(O)(CHNR1314であり;
ここで、A’は、C(O)またはCHであり;A’’は、H、NR1314、C−C−チオアルキル、C−C−アルコキシ、−SOCH、または−OHであり;A’’’は、−OH、C−C−アルコキシ、または−NR1314であり;および、Ar’は、5または6員のヘテロシクロアルキル環であり;
ここで、aは、独立して、0、1、または2であり;bは、1、2、または3であり、ただし、bが1である場合、A’’はHであり;および、cは0または1であり;
および各Rは、各々独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、C−C−アルキル、COOH、C−C−アルキルカルボニル、C−C−アルキル−カルボニル−C−C−アルキル、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ−C−C−アルキルアミノ、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、OH、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ヘテロアリール、またはフェニルであり;
は、HまたはC−C−アルキルであり;
は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−Cアルコキシ、−(CH−Ar−(Rであるか;あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはOHで置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成し;
10は、ヘテロシクロアルキル、Ar−(R、COOH、またはC(O)−NR1112であり;
11は、HまたはC−C−アルキルであり;
12は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであるか;あるいは、R11およびR12は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはヒドロキシで置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成し;
13は、H、C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであり;
14は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ、またはSOCHであるか;あるいは、R13およびR14は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、ヒドロキシ−C−C−アルキル、またはOHで置換されていてもよい5または6−員のヘテロシクロアルキル環を形成し;ならびに
15およびR16は、各々独立して、H、C−C−アルキル,またはハロであるか、あるいは、R15およびR16は、それらが結合する炭素原子を一緒になって、シクロプロピル、C=O、C=S、またはC=NRを形成し;
mは、0または1であり;
n、o、およびqは、各々独立して、0、1、または2であり;ならびに
pは、0、1、2、3、または4である]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
別の態様において、本発明は、1種または複数の医薬上許容される賦形剤と混合して、式(I)で表される化合物、またはその塩を含む組成物である。
別の態様において、本発明は、細胞増殖の疾患を治療する方法であって、式Iで表される化合物またはその塩をそれを必要とする患者に投与することを含む方法である。
別の態様において、本発明は、(a)式(I)で表される化合物、またはその塩、および(b)少なくとも1種の医薬上許容される賦形剤を含む有効量の組成物をそれを必要とする患者に投与する工程を含む方法である。
別の態様において、本発明は、化合物N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアまたはその医薬上許容される塩に関する。
別の態様において、本発明は、N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアまたはその医薬上許容される塩;および(b)少なくとも1種の医薬上許容される賦形剤を含む組成物に関する。
別の態様において、本発明は、癌の治療方法であって、N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアまたはその医薬上許容される塩をそれを必要とする患者に投与することを含む方法に関する。
別の態様において、本発明は、癌の治療方法であって、N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアまたはその医薬上許容される塩;および(b)少なくとも1種の医薬上許容される賦形剤を含む有効量の組成物をそれを必要とする患者に投与する工程を含む方法に関する。
別の態様において、mは0である。
別の態様において、nは0であって;pは0、1、または2であり、各Rは、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−アルキルカルボニル、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ−C−C−アルキルアミノ、アミノ−C−C−アルキル、OH、ハロ−C−C−アルキル、またはC−C−アルコキシである。
別の態様において、pは0であり、式:
Figure 0005140600
は、
Figure 0005140600
である。
別の態様において、qは0または1であり、Rは、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、−(CH−R10であり、ここで、wは、1または2であり、R10は、ヘテロシクロアルキル、Ar−(R、COOH、またはC(O)−NR1112であり、ここで、R11は、HまたはC−C−アルキルであって;R12は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであるか;あるいは、R11およびR12は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはヒドロキシで所望により置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成し;ならびに、式:
Figure 0005140600
は、
Figure 0005140600
である。
別の態様において、式:
Figure 0005140600
は、
Figure 0005140600
である。
別の態様において、RはHであり、Rは、C−C−アルキル、フルオロ−C−C−アルキル、フェニル、チエニルメチル、C−C−シクロアルキル、ハロフェニル、シアノフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ベンジル、メトキシ、エトキシ、メトキシメチル、N−メチルピロリル、またはNRであり、ここで、Rは、HまたはC−Cアルキルであり、Rは、C−Cアルキル、C−C−シクロアルキル、フェニル、ハロフェニル、シアノフェニル、トリル、メトキシフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ビフェニル、ベンジル、ピロリル、ピリジニル、チアゾリル、またはチエニルであるか、あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、モルホリノ、チオモルホリノ、チオモルホリニル−1,1−ジオキシド、ピロリジニル、ヒドロキシピロリジニル、またはピペリジニル基を形成し;
は、C−Cアルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、トリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル、メトキシベンジル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、酢酸、アセトアミド、モルホリニルオキソエチル、メトキシフェニルアセトアミド、ヒドロキシエチルアセトアミド、またはジヒドロキシプロピルであり;
は、C−C−アルキル、ハロ、またはジメチルアミノメチルフェニルであり;nは、0または1であり;ならびに
は、アセトアニリド(acetanilido)、ジメチルアミノメチルフェニル、メチルアミノメチルフェニル、モルホリノメチルフェニル、ピロリジニルメチルフェニル、エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノメチルフェニル、2−ヒドロキシエチル−1−ピペラジニルメチルフェニル、ヒドロキシルメチルフェニル、4−メチル−1−ピペラジニルピリミジニル、モルホリノエチルアミノメチル、ヒドロキシエチルアミノメチル、ジメチルアミノメチル、ジメチルアミノエチルアミノメチル、ジメチルアミノメチルカルボニルテトラヒドロピリジニル、テトラヒドロピリジニル、モルホリノピリジニル、モルホリノカルボニルテトラヒドロピリジニル、メチルスルホニルエチルアミノメチル、4−メチルピペラジニルプロピルアミノメチル、−CHCHC(O)−A’’’、ここで、A’’’は、C−C−アルコキシ、OH、または4−メチルピペラジニルであるか;あるいは−C(O)NH(CHNR1314であり、ここで、R13およびR14は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、N−モルホリノ、N−チオモルホリノ、ピペラジニル、4−メチルピペラジニル、または−SCHを形成し;rは2または3である。
別の態様において、本発明は、以下:
N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
N−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレア;
N−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−エチルウレア;
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア;
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
N−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−エチルウレア;
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア;
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
N’−[4−(4−{2−[3−(ジメチルアミノ)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア;
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
N,N−ジメチル−N’−[4−(1−メチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレア;
N’−(4−{4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレア;
N,N−ジエチル−N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレア;
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
N’−{4−[4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
N,N−ジエチル−N’−(4−{4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)ウレア;
N’−{4−[1−エチル−4−(2−{3−[(メチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレア;
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレア;
N’−(4−{4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
N’−(4−{4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
N’−{4−[1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;および
N,N−ジメチル−N’−[4−(1−メチル−4−{2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレア
からなる群より選択される化合物またはその医薬上許容される塩である。
本発明は、オーロラキナーゼ活性を抑制するアザインドール類を提供することによって当該分野における必要性に対応する。かかる化合物は、不適当なオーロラキナーゼファミリー活性に付随する障害、例えば、肺癌、乳癌、結腸癌、卵巣癌、黒色腫、および膵臓癌を含む固形腫瘍癌、ならびに白血病およびB細胞リンパ腫、AMLおよびCMLを含む血液癌の治療に有用である。したがって、別の態様において、本発明は、いずれかまたは全ての上記癌を含む、癌を治療する方法であって、本明細書で特に称されるいずれかの化合物を含む、式Iで示される化合物およびその医薬上許容される塩をそれを必要とする患者に投与することを含む方法である。
最初の態様において、本発明は、式(I):
Figure 0005140600
[式中:
式:
Figure 0005140600
は、5員の芳香族複素環断片を表し;
Aは、>C=Yまたは>S(O)であり、ここで、YはO、S、またはN−Rであり;ここで、xは、1または2であり;
は、独立して、H、C−C−アルキル、またはシクロプロピルであり;
は、H、C−Cアルキル、ハロ−C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−Cアルコキシ、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−Cアルキル、C−Cアルコキシメチル、ヒドロキシ、−(CH−Ar−(R、またはNRであり、ただし、AがS(O)である場合、RはHではなく;ここで、yは、0、1、または2であり;およびzは、置換についてAr上で利用可能な部位数以下の自然数であり;
Arは、フェニルまたはヘテロアリールであり;
は、独立して、H、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、−(CH−R10であり;ここで、wは1または2であり;
は、独立して、C−C−アルキル、ハロ、ハロ−C−C−アルキル、またはAr−(Rであり;
は、独立して、C−C−アルキル、ハロ、ハロ−C−C−アルキル、Ar−(R、−(CHNR1314、−Ar−(CHNR1314、−A’−NR−(CH−A’’、−CHCHC(O)−A’’’、または−Ar’−(C(O)(CHNR1314であり;
ここで、A’は、C(O)またはCHであり;A’’は、H、NR1314、C−C−チオアルキル、C−C−アルコキシ、−SOCH、または−OHであり;A’’’は、−OH、C−C−アルコキシ、または−NR1314であり;および、Ar’は、5または6員のヘテロシクロアルキル環であり;
ここで、aは、独立して、0、1、または2であり;bは、1、2、または3であり、ただし、bが1である場合、A’’はHであり;および、cは0または1であり;
および各Rは、各々独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、C−C−アルキル、COOH、C−C−アルキルカルボニル、C−C−アルキル−カルボニル−C−C−アルキル、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ−C−C−アルキルアミノ、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、OH、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ヘテロアリール、またはフェニルであり;
は、HまたはC−C−アルキルであり;
は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−Cアルコキシ、−(CH−Ar−(Rであるか;あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはOHで置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成し;
10は、ヘテロシクロアルキル、Ar−(R、COOH、またはC(O)−NR1112であり;
11は、HまたはC−C−アルキルであり;
12は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであるか;あるいは、R11およびR12は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはヒドロキシで置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成し;
13は、H、C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであり;
14は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ、またはSOCHであるか;あるいは、R13およびR14は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、ヒドロキシ−C−C−アルキル、またはOHで置換されていてもよい5または6−員のヘテロシクロアルキル環を形成し;および
15およびR16は、各々独立して、H、C−C−アルキル,またはハロであるか、あるいは、R15およびR16は、それらが結合する炭素原子を一緒になって、シクロプロピル、C=O、C=S、またはC=NRを形成し;
mは、0または1であり;
n、o、およびqは、各々独立して、0、1、または2であり;および
pは、0、1、2、3、または4である]
で表される化合物またはその医薬上許容される塩である。
定義
本明細書で用いられる、5員の芳香族複素環断片は、O、S、またはNから選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含む5員の芳香族複素環をいう。5員の芳香族複素環断片の例として、以下:
Figure 0005140600
が挙げられる。
Arは、フェニルまたはヘテロアリールであってもよい。「ヘテロアリール」なる語は、少なくとも1個のN、O、またはSから選択されるヘテロ原子を含有する芳香族基をいう。適当なヘテロアリール基の例として、ピリジニル、オキシドピリジニル、フリル、チエニル、イミダゾリル、ピロリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリミジニル、およびベンゾチアジアゾリル基が挙げられる。Ar基は、置換に利用可能な位置の最大数で置換されていてもよい。例えば、Arがフェニルならば、最大5個の置換が可能であり(z=0−5);Arがチエニルまたはフリルならば、最大3個の置換が可能であり(z=0−3);および、Arがオキサゾリルまたはチアゾリルならば、最大2個の置換が可能である(z=0−2)。
「C−C−アルキル」は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、nペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、およびn−ヘキシルおよびその異性体を含む、1〜6個の炭素原子の直鎖または分岐鎖の一価ラジカルをいう。「C−C−アルケニル」は、2〜6個の炭素原子および1個の不飽和度の直鎖または分岐鎖の一価ラジカルをいう。例として、ビニルおよびアリル基が挙げられる。
適当なC−C−アルキルカルボニル基の例として、CHC(O)−(アセチル)およびCHCHC(O)−(エチルカルボニル)が挙げられ;C−C−アルキル−カルボニル−C−C−アルキル基の例として、CHC(O)CH−、CHCHC(O)CH−、およびCHCHC(O)CHCH−が挙げられ;C−C−アルキルアミノ基として、CHNH−(メチルアミノ)およびCHCHNH−(エチルアミノ)が挙げられ;ジ−C−C−アルキルアミノ基の例として、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、およびメチルエチルアミノが挙げられ;アミノ−C−C−アルキル基の例として、−CHNH(アミノメチル)および−CHCHNH(アミノエチル)が挙げられ;C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル基の例として、メチルアミノメチル(CHNHCH−)、エチルアミノメチル(CHCHNHCH−)、およびエチルアミノエチル(CHCHNHCHCH−)が挙げられ;ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキルの例として、ジメチルアミノメチル((CHNCH−)およびジメチルアミノエチル((CHNCHCH−)が挙げられる。
代表的なハロ基には、フルオロ、クロロ、およびブロモ基が含まれる。ハロ−C−C−アルキル(ハロ−C−C−アルキルを含む)の例として、トリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、および1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルが挙げられ;C−C−アルコキシ基の例として、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、およびt−ブトキシが挙げられ;C−C−アルコキシ−C−C−アルキル基の例として、メチルオキシメチル(例えば、CHOCH−)およびメチルオキシエチル(例えば、CHOCHCH−)が挙げられる。
「ヘテロシクロアルキル基」なる語は、N、O、またはSから選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有する非芳香族5または6員環をいう。例として、ピペリジニル、ピロリジニル、ピペラジニル、4−メチルピペラジニル、モルホリノ、チオモルホリノ、テトラヒドロフラニル、1,3−ジオキソラン−2−イル、テトラヒドロピリジニル、およびテトラヒドロピラニル基が挙げられる。基RおよびR(ならびに基R11およびR12ならびにR13およびR14)は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、ピペリジニル、ピロリジニル、ピペラジニル、4−メチルピペラジニル、モルホリノ、チオモルホリニル−1,1−ジオキシド、およびチオモルホリノ基を含む5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成してもよい。
本明細書に用いられる、医薬上許容されるは、適当な医学的判断の範囲内であって、適当な便益/リスク比に比例した、過度の毒性、焦燥、または他の問題もしくは合併症なくヒトおよび動物の組織に接触させて用いるのに適当である、それらの化合物、物質、組成物および剤形をいう。式(I)で示される化合物の医薬上許容される塩が調製されうることは当業者には明らかであろう。これらの医薬上許容される塩は、化合物の最終的な単離および精製の間にインサイツで、あるいは、その遊離酸形態または遊離塩基形態における精製された化合物を適当な塩基または酸とそれぞれ独立して反応させることによって調製されうる。
ある実施態様において、式(I)で示される化合物は、酸性官能基を含有しうるため、適当な塩基での処理によって医薬上許容される塩基付加塩を形成しうる。かかる塩基の例として、a)ナトリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、および亜鉛の水酸化物、炭酸塩、および重炭酸塩;ならびに、b)脂肪族アミン、芳香族アミン、脂肪族ジアミン、およびヒドロキシアルキルアミン、例えば、メチルアミン、エチルアミン、2−ヒドロキシエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、およびシクロヘキシルアミンを含む第1級、第2級、および第3級アミンが挙げられる。
ある実施態様において、式(I)で示される化合物は、塩基性官能基を含有しうるため、適当な酸での処理によって医薬上許容される酸付加塩を形成しうる。適当な酸には、医薬上許容される無機酸および有機酸が含まれる。代表的な医薬上許容される酸には、塩化水素、臭化水素、硝酸、硫酸、スルホン酸、リン酸、酢酸、ヒドロキシ酢酸、フェニル酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、マレイン酸、アクリル酸、フマル酸、リンゴ酸、マロン酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、安息香酸、タンニン酸、ギ酸、ステアリン酸、乳酸、アスコルビン酸、p−トルエンスルホン酸、オレイン酸、およびラウリン酸が挙げられる。
本明細書に用いられる、「式(I)で示される化合物」または「式(I)で示される該化合物」なる語は、式(I)で示される1種または複数の化合物をいう。式(I)で示される化合物は、固体または液体形態で存在しうる。固体状態において、それは、結晶形または非結晶形で、またはその混合物として存在しうる。医薬上許容される溶媒和物、溶媒分子が結晶中、結晶格子の一部となる結晶化合物を形成されうることは当業者には明らかであろう。溶媒和物は、非水性溶媒、例えば、限定するものではないが、エタノール、イソプロパノール、DMSO、酢酸、エタノールアミン、および酢酸エチルに関与しうるか、または、結晶格子の一部となる溶媒として水に関与しうる。水が、結晶格子の一部となる溶媒である溶媒和物は、典型的には、「水和物」と称される。水和物には、化学量論的水和物ならびに不定量の水を含有する組成物が含まれる。本発明には、全てのかかる溶媒和物が含まれる。
スキーム
本発明の化合物は、種々の製法によって調製され得、そのいくつかは、以下のスキーム(1−11)で説明される。以下のスキームにおける個々の工程が、式(1)で示される化合物を提供するために変更されうることは当業者であれば分かるであろう。式(1)で示される化合物を製造するのに必要な特定順序の工程は、当業者であれば分かる、合成される特定化合物、出発化合物、置換部位の相対的不安定性ならびに反応の実現可能性に依存する。
アザインドリルヘテロアリール類は、種々の適当に官能基化された7−アザインドールとのヘテロアリールパートナーのプロト、ハロまたはボロン酸/エステルの炭素−炭素または炭素−ヘテロ原子クロスカップリング反応によって調製されうる。かかる中間体の例は、4−ブロモ−7−アザインドールであり、その調製は、文献(WO200382289、WO03/000690A1)に記載される。該ブロモアザインドールは、文献に記載されるように、適当なボロン酸またはボロン酸エステル(例えば、RB(OR’)など、ここで、Rは、置換ヘテロアリールであり、R’は、HまたはC−C−アルキルである)とのパラジウム触媒鈴木クロスカップリング反応によって4−ブロモ−2−ヨード−7−アザインドール(2;WO03/000690A1)を介してさらに機能的にされうる(スキーム1)。ブロモアザインドール類またはアザインドールボロン酸の官能性ヘテロアリールカップリングパートナーの例として、フラン類、オキサゾール類、チアゾール類、ピロール類、ピラゾール類、チオフェン類、フェニルおよびイミダゾール類のハロゲン化物、ボロン酸またはボロン酸エステル類が挙げられる。
スキーム1における化合物2およびその前駆体などのブロモアザインドール類は、例えば、高温(例えば、約100℃)で塩基(例えば、水性炭酸カリウム)を含有する適当な溶媒(例えば、1,4−ジオキサン)中パラジウム(0)触媒(典型的には、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0))を用いて、適当なハロゲン化アリール、アリールボロン酸またはアリールボロン酸エステル類に対する鈴木クロスカップリング反応を介して結合されうる。該反応はまた、アザインドリルボロン酸類およびハロゲン化アリールを用いて実施されうる。多数のハロゲン化アリールおよびアリールボロン酸/エステル類は、商業上入手可能である。数種の他のものは、文献にて報告されるかあるいは当業者によって従来の合成法または文献製法を用いて調製されうる。
以下のスキームにおいて、R基は全て、前述のとおりである。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)Pd(PPh、DMF、NaHCO(aq)、100℃;b)i)NIS、ii)RB(OR’)、Pd(PPh、NaHCO、DMF、100℃c)i)mCPBA、EtOAc;ii)(MeSOO、MeNI、DME、DMF;d)i)Pd(PPh、NaHCOまたはKCO、DMF、100℃ii)6N NaOH(aq)、MeOH、70℃;e)Pd(dppf)Cl、ビス(ピナコラート)ジボロン、KOAc、ジオキサン、90℃
式(1)で表されるようなアザインドリルピラゾール類は、例えば、臭化ピラゾール(10)またはピラゾールボロン酸エステル(13)から調製されうる。スキーム2に記載されるように、置換アセトフェノンは、ジメチルホルムアミドのジアルキルアセタールで処理し、式7の化合物に変換され、次いで、水性エタノール中ヒドラジンと反応させ、ピラゾール8を得ることができる。N−ブロモスクシンイミドを用いて臭素化し、化合物(9)を得、RX(ここで、Xは、制限するものではないが、ハロ、トリフルオロメタンスルホン酸塩、トシラートまたはメシラートによって例示される、脱離基である)などのアルキル化剤と反応させ、式10または11のアルキル化ピラゾールを得てもよい。該反応は、不活性雰囲気下、テトラヒドロフランまたはジメチルホルムアミドなどの、適当な溶媒の存在下で、カリウムtert−ブトキシド、炭酸カリウム、または水素化ナトリウムなどの、塩基の存在下にて実施されうる。
アルキル化剤の特性および反応条件によれば、式10の化合物は、純粋な位置異性体または2種の可能な位置異性体の混合物として単離されうる(ここで、R基は、ピラゾール環のN原子のいずれか上にある)。位置異性体(10および11)の混合物が得られる場合、これらの異性体は、合成スキームにおける該段階または後半段階で物理的方法(結晶化またはクロマトグラフィー法など)によって分離されうる。各ピラゾール(10および11)は、アザインドールボロン酸と反応し、15などのテトラサイクルを形成し、スキーム3に記載の製法にしたがって式(1)で示される化合物に変換されうるか、あるいはii)高温(典型的には、約90℃)でジオキサン中塩基(酢酸カリウムなど)の存在下において、パラジウム(0)触媒(ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)など)でホウ素化し、13のようなボロン酸エステルを形成しうる。次いで、式13の化合物は、6などのブロモアザインドールに対し鈴木カップリングを行い、式15のテトラサイクルを提供し、スキーム3にしたがって式(1)で示される化合物に変換されうる。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)DMF、80℃;b)ヒドラジン、EtOH、70℃;c)NBS、DMF、rt;d)RX、NaH、DMF、rt;e)KOAc、PdCl(PPh、1,4−ジオキサン、100℃;f)Pd(PPh、2M KCO:1,4−ジオキサン(1:1)、100℃。
あるいは、位置異性体10は、(商業上入手可能であるかまたは当該分野における従来の技法を用いて合成されうる)ヒドラジンRNHNHで官能性アセトフェノンを処理することによって選択的に調製され、式12のヒドラゾンを得てもよい。次いで、ヒドラゾン(12)は、ジメチルホルムアミドのジアルキルアセタールと反応させ、式10の化合物を製造してもよい、ここで、Rは、ピラゾール環のβ−N原子に結合する(スキーム2)。
スキーム3に示されるように、15などの4−ニトロフェニル誘導体は、その独特の化学的特性にしたがって、16などのアニリンに還元されうる。これには、制限するものではないが、(例えば、水性塩酸中元素スズによるまたは水素雰囲気下、メタノールなどの溶媒中炭素担体パラジウムによる)15の還元が含まれるであろう。得られたアニリン16は、求電子性RXおよびAX基(ここで、Xは、制限するものではないが、ハロ、トリフルオロメタンスルホン酸塩、メシラート、トシラートなどの脱離基である)の特性によってさらに官能基化され、式1で示される化合物を得ることができる。
得られた式Iで示される化合物には、例えば、アニリン、アミド、ウレア、グアニジン、スルホン、スルホンアミド、スルファミド、およびカルバメートが含まれうる。アミド形成は、HBTUなどのカップリング剤によって活性化される塩化アシル、酸無水物、およびカルボン酸を含むアシル化剤で式16または17の化合物を処理することによって達成されうる。ウレア形成は、例えば、i)不活性溶媒中にてイソシアネートで式16または17の化合物を処理すること、あるいはii)不活性溶媒中にてホスゲンまたは等価物で式16または17の化合物を処理し、次いで、目的アミンでインキュベートすること、あるいはiii)不活性溶媒中にてホスゲンまたは等価物で目的アミンを処理し、次いで、式16または17の化合物でインキュベートすることによって達成されうる。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)Zn、AcOH、rt;b)RX、EtN、THF、rt;c)AX、EtN、THF、rt。
スキーム4に示されるように、式Iで示される可変的5−置換アザインドールは、アルキル化剤Rの選択によるテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中にて4−クロロ−1−[トリス(1−メチルエチル)シリル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(18)(Tetrahedron Lett.2004,45,2317−2319に記載のように調製される)から調製されうる。18のオルト−アニオンを捕獲し、−78℃でテトラヒドロフラン中sec−ブチルリチウム、ヨードメタンで処理することより生じ、例えば、式19の化合物を得るであろう。式21の化合物は、同様に、文献(Tetrahedron Lett.2004,45,2317−2319)に記載のように調製されうる。塩素からヨウ素のハロゲン交換(例えば、19から20または21から22)は、例えば、ヨウ素源(ヨウ化ナトリウムなど)および塩化アセチルを含有する不活性溶媒(アセトニトリルなど)中にてクロロ−アザインドール(19または22など)を加熱することによって達成されうる。13などのアリールボロン酸塩への20および22の鈴木カップリングは、スキーム2に記載の条件を用いて達成され、式23の化合物を得ることができる。かかるテトラサイクル(23)は、スキーム3に記載の製法を用いて式(1)で示される化合物に変換されうる。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)sec−BuLi、THF、−78℃、次いで、MeI;b)NaI、AcCl、MeCN、マイクロ波、150℃、15分;c)Pd(PPh、水性NaHCO、DMF、100℃。
あるいは、アザインドリルピラゾール形成は、スキーム5に示されるようにより高度な官能性カップリングパートナーを用いて後半段階で生じうる。所望により置換されていてもよいアザインドリルピラゾールは、以下のスキーム5に説明するように、適当なヘテロアリール上のRおよびA部分を最初に導入することによって調製されうる。式10の化合物は、スキーム3に示されるような、種々の条件下で、ニトロフェニル誘導体からアニリンに還元されうる。Rの所望の選択によれば、得られたアニリンは、A部分(例えば、アシル、スルホニル、スルファミル、カルバモイル、またはグアニジン)の導入前にヨウ化メチルなどのアルキル化剤を用いてアルキル化し(またはアルキル化せず)、24などの中間体を提供しうる。RXで24をアルキル化し、高温(典型的には、100℃)で塩基(炭酸カリウム水溶液など)および適当な溶媒(1,4−ジオキサンまたはN,N−ジメチルホルムアミドなど)の存在下において、パラジウム触媒(典型的には、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0))を用いて、14などの官能性アザインドールボロン酸で得られた化合物25を鈴木クロスカップリングし、式1で示される化合物を提供する。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)i.Sn、6N HCl、EtOH、70℃;ii.RX、ピリジン、rt;iii.AX、CHCl、ピリジン;b)KOtBu、DMF、RX 0℃−rt;c)Pd(PPh、飽和水性NaHCO、DMF、100℃。d)6N NaOH(aq)、MeOH、70℃。
スキーム6に示される、異性体アザインドリルチオフェンは、商業上入手可能なジハロチオフェン26aおよび26bから調製されうる。高希釈での式26aの化合物のより活性な炭素−ハロゲン結合に対するアザインドールボロン酸塩14の選択的鈴木カップリングは、中間体27を得、さらに保護4−アミノフェニルボロン酸に結合し、28を得、脱保護し、アニリン29を形成しうる。脱保護は、酸性条件下、例えば、ジオキサンなどの溶媒中でトリフルオロ酢酸または水性塩酸で加熱することで達成されうる。必要に応じて、アニリン29は、アルキル化剤RX(ヨウ化メチルなど)でアルキル化され、次いで、AX(式中:Xは、ハロゲン化物、トリフルオロスルホン酸塩、メシラートまたはトシラートなどの脱離基を表す)で処理され、式1で示される化合物を得ることができる。
チエニル核の異性体は、いずれかの順序で、ジハロアリール26aまたは26bおよびアザインドールボロン酸塩(14)およびフェニルボロン酸塩(N−Boc−4−アミノフェニルボロン酸)の間の2回の連続的鈴木カップリングの順序によってアクセスされる。
該アプローチが、(DMFなどの不活性溶媒中にて水素化ナトリウムで連続的処理し、次いで、RXで処理することによってアルキル化されうる)31aおよび31bから生じるアザインドリルフランならびに32aおよび32bから生じるアザインドリルピロールにまで及びうることを当業者は分かるであろう。必要なアリールは全て、商業上入手可能であるかまたは文献における方法を用いて調製されうる(スキーム6)。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)Pd(PPh、2M KCO、1,4−ジオキサン、90℃;b)N−Boc−4−アミノフェニルボロン酸、Pd(PPh、Ba(OH)、1,4−ジオキサン、DME、HO、80℃;c)i.4M HCl、ジオキサン、ii.NaHCO、CHCl、rt;d)i.RX、TEA、THF;ii.AX、ここで、Xはハロなどの脱離基である。
アザインドリルチアゾールおよびアザインドリルオキサゾールは同様に、それぞれ、チオアセタミド(33 式中:X=S)またはアセタミド(33 式中:X=O)のいずれかを用いて調製されうる。スキーム7で説明されるように、エタノール中でα−ブロモケトン34をチオアセタミドまたはアセタミドで処理し、一例ではチアゾール35(式中:X=S)または別例ではオキサゾール35(式中:X=O)をそれぞれ提供する。チアゾールまたはオキサゾールは、クロロホルムなどの適当な溶媒中にて臭素で臭素化されうる。臭素化複素環36は、14などのアザインドリルボロン酸塩で鈴木カップリングを行いうる。該付加物は、スキーム3における中間体15に記載されるものと類似な化学反応を用いて、式1で示される化合物のチアゾールおよびオキサゾール類似体に進行しうる。記載されるチアゾールおよびオキサゾールの異性体が、Rの選択ならびに出発α−ブロモケトン34によって容易にアクセスされうると当業者には分かるであろう。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)EtOH;b)Br、CHCl;c)Pd(PPh、2M KCO(aq)、1,4−ジオキサン、100℃;d)Zn、AcOH、EtOH、70℃;e)RX、TEA、THF;f)AX、TEA、THF;g)MeOH、NaOH、70℃。
これらの類似体の中心フェニル部は、スキーム8に記載されるようにハロゲン化されうる。これは、m=1の式1で示される化合物を利用する方法を提供する。スキーム2に記載されるものに類似な化学反応を用い、官能性4−アセチルベンゾニトリルから出発して、式44の化合物のニトリル加水分解は、例えば、高温で水性塩酸を用いて、式(1)で表されるアミドを利用する方法を提供し、当該分野にて既知の従来の化学反応を用いて、チオアミド(文献既知のバージェス試薬で処理)およびベンジルアミン(水素化リチウムアルミニウムで還元)としてかかる部分にさらに合成されうる。同様に、化合物44のニトリルは、所望により置換されていてもよいアミンならびに式1で表されるヒドロキシルアミンを利用する方法を提供しうる。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)DMF、80℃;b)ヒドラジン、EtOH、70℃;c)NBS、DMF、rt;d)NaH、RX、DMF、rt;e)Pd(PPh、NaHCO(aq)、DMF、100℃;f)ニトリル加水分解(HCl,HO)またはニトリル還元(PtO.HO,EtOH,H)、次いで、必要に応じて、RX、EtN、THFおよび/またはAX、EtN、THF。
式(1)で示される化合物のアリール核がイミダゾールである例において、スキーム9は、ニトロ化によって商業上入手可能なイミダゾールを45に変換すること(Heterocycles,1988,27,371−376)、次いで、高温(典型的には、150℃)で(例えば、炭酸セシウムを用いて)式6の化合物上で塩基が媒介して転位し、文献(Chem,Comm.2004 7,778−779)に記載のテトラ環46を得ることを説明する。該中間体は、スキーム2および3に記載の方法によって式1で示される化合物に変換されうる。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)HNO、HSO;b)CsCO、DMSO、150℃;c)Zn、HOAc、EtOH、rt;d)6N NaOH、MeOH;e)RX、TEA、THF;f)AX、TEA、THF。
スキーム10に示される、別のアザインドリルイミダゾール異性体は、以下の順序にしたがって調製されうる:ジカルボニル化合物48は、文献(J.Med.Chem.2005,48(7)2509−2517)に記載の4−ニトロ−ベンズアルデヒドおよび4−ホルミル−7−アザインドール(US2005154014)の反応から調製されうる;化合物48のイミダゾイルテトラ環49への変換は、酸触媒(好ましくは、トリフルオロ酢酸アンモニウム)の存在下において、ジカルボニルをRCHOなどのアルデヒドで処理することにより達成されうる;得られたイミダゾール49をアルキル化剤(RX)でアルキル化し、位置異性体の混合物を生成し、物理的方法または結晶化技法によって分離されうる。該中間体は、スキーム3および4に記載の方法を用いて式1で示される化合物に変換されうる。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)i)NaCN、HO/EtOH;ii)HNO、HO;b)CFCOONH;c)NaH、RX、DMF;d)Zn、AcOH、EtOH;e)6N NaOH(aq)、MeOH、70℃;f)RX、EtN、THF;g)AX、EtN、THF。
文献に記載の方法にしたがう別のピラゾール異性体の調製は、スキーム11で説明される。官能性ケトンをジメチルホルムアミドのジアルキルアセタールまたは同等な化学物質で処理し、文献(J.Het.Chem.1996,331(6),1707−1710)に記載の、式51の化合物が生じる。高温(好ましくは、約70℃)でエタノール中にて商業上入手可能な置換ヒドラジンで51を処理し、置換ピラゾール52を得る(J.Het.Chem.1982,19(6),1355−1361)。文献(Acta Chemica Scandanavia 1992,46(10),972−980およびJ.Org.Chem.2001,66(25)8654−8656)に記載の方法にしたがって、N−オキシド53に酸化し、次いで、54に臭素化し、水素雰囲気下でパラジウム金属で還元し、ニトロ部分およびN−オキシドを還元し、アニリン55を得る。スキーム11で説明されるアニリンは、スキーム5に記載の化学反応にしたがって式1で示される化合物に変換されうる。
Figure 0005140600
試薬および条件:a)DMF、80℃;b)EtOH、70℃;c)m−CPBA、CHCl;d)Br、KCO、CHCl;e)Pd(OH)/C、MeOH、H;f)RX、TEA、THF;g)AX、TEA、THF;h)Pd(dppf)Cl、2M KCO、ジオキサン、100℃;i)6N NaOH、MeOH、70℃。
使用方法
本発明の化合物は、細胞増殖、自己免疫または炎症の疾患を治療するために用いられうる。本発明の化合物によって治療されうる病状には、限定するものではないが、癌、自己免疫疾患、真菌障害、関節炎、移植拒絶反応、炎症性腸疾患、限定するものではないが、手術および血管形成術を含む、医療処置後に誘発される増殖が含まれる。いくつかの場合において、細胞が、過剰または過少増殖状態(異常状態)で、さらに治療を必要としなくてもよいことが分かる。したがって、ある実施態様において、本発明は、これらの障害または病態のいずれか1つに苦しめられるかまたは苦痛が差し迫っている細胞または個体に対する適用が含まれる。
増殖性疾患/癌
本発明の化合物は、オーロラキナーゼを抑制する。本発明は、オーロラキナーゼが、有糸分裂の完了が必要な多数の必須機能を果たすという知見ならびにオーロラのキナーゼ活性の阻害が、細胞周期停止および/または異常な細胞分裂を高い頻度でもたらし、その両方が細胞死を誘発するという知見を活用する。したがって、オーロラキナーゼを抑制することによって、細胞増殖が阻害される。
本発明の化合物は、種々の用途における使用を見出す。当業者には明らかであるように、有糸分裂は、種々の方法で変化されうる;すなわち、有糸分裂は、有糸分裂経路における成分の活性を増加または減少させることによって作用されうる。つまり、有糸分裂は、特定の成分を抑制または活性化することによって、平衡を乱すことで分裂されうる。同様のアプローチが、減数分裂を変化させるために用いられる。
本明細書で得られる本発明の化合物は、固形癌、例えば、皮膚、胸部、脳、子宮頸癌、精巣癌などを含む、癌の治療に特に有用でありうる。より具体的には、本発明の化合物を用いて治療されうる癌には、限定するものではないが、心臓:肉腫(血管肉腫、線維肉腫、横紋筋肉腫、脂肪肉腫)、粘液腫、横紋筋腫、線維腫、脂肪腫および奇形腫;肺:気管支癌(扁平上皮細胞、未分化小細胞、未分化大細胞、腺癌)、肺胞(細気管支)癌、気管支腺腫、肉腫、リンパ腫、軟骨性過誤腫、中皮腫;胃腸:食道(扁平上皮細胞癌、腺癌、平滑筋肉腫、リンパ腫)、胃(癌腫、リンパ腫、平滑筋肉腫)、膵臓(導管腺癌、インスリノーマ、グルカゴノーマ、ガストリノーマ、カルチノイド腫瘍、ビポーマ)、小腸(腺癌、リンパ腫、カルチノイド腫瘍、カポジ肉腫(Karposi’s sarcoma)、平滑筋腫、血管腫、脂肪腫、神経線維腫、線維腫)、大腸(腺癌、管状腺腫、絨毛腺腫、過誤腫、平滑筋腫);尿生殖路:腎臓(腺癌、ウィルムス腫瘍(腎芽腫)、リンパ腫、白血病)、膀胱および尿道(扁平上皮細胞癌、移行細胞癌、腺癌)、前立腺(腺癌、肉腫)、精巣(セミノーマ、奇形腫、胎生期癌、奇形癌、絨毛腫、肉腫、間質細胞腫、線維腫、線維腺腫、類腺腫瘍、脂肪腫);肝臓:肝癌(肝細胞癌)、胆管癌、胚芽腫、血管肉腫、肝細胞腺腫、血管腫;骨:骨肉腫(骨肉腫)、線維肉腫、悪性線維性組織球腫、軟骨肉腫、ユーイング肉腫、悪性リンパ腫(細網肉腫)、多発性骨髄腫、悪性巨細胞腫、脊索腫、オステオクロンフロマー(osteochronfroma)(骨軟骨腫)、良性軟骨腫、軟骨芽細胞腫、軟骨粘液線維腫、類骨骨腫および巨細胞腫;神経組織:頭蓋骨(骨腫、血管腫、肉芽腫、黄色腫、変形性骨炎)、髄膜(髄膜腫、髄膜肉腫、膠種症(gliomatosis))、脳(星状細胞腫、髄芽腫、神経膠腫、上衣腫、胚細胞腫(松果体腫)、多形性膠芽腫、乏突起膠腫、神経鞘腫、網膜芽腫、先天性腫瘍)、脊髄(神経線維腫、髄膜腫、神経膠腫、肉腫);婦人系:子宮(子宮内膜癌)、頸部(子宮頸癌、腫瘍前子宮頸部形成異常)、卵巣(卵巣癌、漿液性嚢胞腺癌、ムチン性嚢胞腺癌、未分類癌)、顆粒膜−莢膜細胞腫瘍、セルトリ−ライディッヒ細胞腫瘍、未分化胚細胞腫、悪性奇形腫、外陰部(扁平上皮細胞癌、上皮内癌、腺癌、線維肉腫、黒色腫)、膣(明細胞癌、扁平上皮細胞癌、ブドウ状肉腫(胎児性横紋筋肉腫))、卵管(癌腫);血液系:血液(骨髄性白血病(急性および慢性)、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ球性白血病、骨髄増殖性疾患、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群)、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫(悪性リンパ腫);皮膚:悪性黒色腫、基底細胞癌、扁平上皮細胞癌、カポジ肉腫,モル異形成母斑、脂肪腫、血管腫、皮膚線維腫、ケロイド、乾癬;ならびに副腎:神経芽細胞腫が含まれる。したがって、本明細書で提供されるような「癌性細胞」なる語には、上記の病態のいずれか1つによって苦しめられる細胞が含まれる。
したがって、本発明の化合物は、細胞に投与される。本明細書の「投与される」によれば、細胞培養液または患者の細胞への治療上有効な量の本発明の化合物の投与を意味する。本明細書の「治療上有効な量」によれば、投与に対して効果をもたらす量を意味する。正確な投与量は、治療の目的に依存するであろうし、既知の技法を用いて当業者によって確かめられるであろう。当該分野にて既知であるように、局所的輸送、年齢、体重、一般的健康、性別、食生活、投与の時間、薬物相互作用および病態の重篤度に対する体内調節は、必要であろうし、当業者による日常の実験で確かめられるであろう。本明細書の「細胞」によれば、有糸分裂または減数分裂が変化しうる任意の細胞を意味する。本発明の目的の「患者」には、ヒトも他の動物も含まれる。したがって、該方法は、ヒト療法および獣医学的用途に適用できる。ある実施態様において、患者は哺乳類、特にヒトである。
本発明の化合物は、本明細書に記載されるように、患者に生理学上許容される担体で投与されうる。導入の手法に応じて、化合物は、種々の方法で処方されうる。
増殖性疾患を治療するために用いられる場合、本発明の化合物は、他の治療、すなわち、放射線療法、または微小管形成に作用するように思われるタキサン類の薬剤またはカンプトテシン類のトポイソメラーゼI阻害薬などの他の治療薬を単独でまたは併用して投与されうる。そのように投与される場合、他の治療薬は、本発明の化合物の投与前、(別々の剤形または合した剤形のいずれかで)同時に、または後に投与されうる。
組成物
本発明の化合物は、患者への投与前に医薬組成物中に処方されうる。したがって、別の態様において、本発明は、本発明の化合物および1種または複数の医薬上許容される賦形剤を含む医薬組成物に関する。
本発明の医薬組成物は、安全かつ有効な量の本発明の化合物が、抽出され、次いで、例えば、粉末またはシロップで患者に投与されるバルク形態で調製かつ包装されうる。あるいは、本発明の医薬組成物は、各物理的不連続単位が、安全かつ有効な量の本発明の化合物を含有する単位剤形で調製かつ包装されうる。
本明細書に用いられる、「医薬上許容される賦形剤」は、所定の剤形または医薬組成物の濃度に関する医薬上許容される物質、組成物またはビヒクルを意味する。各賦形剤は、混合される場合に、患者に投与される場合に本発明の化合物の効能を実質上減少させ、医薬上許容されない組成物をもたらすであろう相互作用を回避できるように医薬組成物の他の成分と有利に適合される。加えて、各賦形剤は、十分に高純度であり、それを医薬上許容させる。
本発明の化合物および医薬上許容される賦形剤または複数の賦形剤は、典型的には、所望の投与経路による患者への投与に適合した剤形中に処方されるであろう。例えば、剤形には、(1)錠剤、カプセル剤、カプレット、ピル、トローチ、粉末、シロップ、エリキシル剤、懸濁化剤、液剤、乳剤、小袋(sachet)、およびカプセルなどの経口投与;(2)無菌液剤、懸濁化剤、および再構成粉末などの非経口投与;(3)経皮パッチなどの、経皮投与;(4)坐剤などの、直腸投与;(5)エアロゾルおよび液剤などの、吸入;(6)クリーム、軟膏、ローション、液剤、ペースト、スプレー、泡沫、およびゲルなどの、局所投与に適合したものが含まれる。
適当な医薬上許容される賦形剤は、選択される特定の剤形によって変化するであろう。さらに、適当な医薬上許容される賦形剤は、組成物中で機能しうる特定の機能で選択されうる。例えば、ある医薬上許容される賦形剤は、均一剤形の製造を促進するその能力で選択されうる。ある医薬上許容される賦形剤は、安定な剤形の製造を促進するその能力で選択されうる。ある医薬上許容される賦形剤は、患者に投与するとすぐに本発明の化合物または複数の化合物をある臓器、または体の部分から、別の臓器、または体の部分に運搬または輸送することを促進するその能力で選択されうる。ある医薬上許容される賦形剤は、患者コンプライアンスを高めるその能力で選択されうる。
適当な医薬上許容される賦形剤には、以下の種類の賦形剤:希釈剤、充填剤、結合剤、崩壊剤、潤滑剤、流動促進剤、造粒剤、コーティング剤、湿潤剤、溶媒、共溶媒、懸濁化剤、乳化剤、甘味剤、香料添加剤、香料マスキング剤、着色剤、アンチケーキング剤、ヘメクタント(hemectant)、キレート剤、可塑剤、増粘剤、抗酸化剤、保存剤、安定剤、界面活性剤、および緩衝剤が含まれる。ある医薬上許容される賦形剤が1以上の機能を果たし、処方中にどのくらい賦形剤が含まれるかおよび他の成分が処方中に含まれることによって別の機能を果たしうることを当業者は分かるであろう。
当業者は、当該分野における知識および技能を有し、本発明に用いる適当な量の適当な医薬上許容される賦形剤を選択することが可能である。さらに、医薬上許容される賦形剤を記載する当業者が利用可能な思料が多数存在し、適当な医薬上許容される賦形剤を選択するのに有用であり得る。例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences(Mack Publishing Company)、Remington:The Science and Practice of Pharmacy(Lippincott Williams & Wilkins)、The Handbook of Pharmaceutical Additives(Gower Publishing Limited)、およびThe Handbook of Pharmaceutical Excipients(the American Pharmaceutical Associationおよびthe Pharmaceutical Press)が含まれる。
本発明の医薬組成物は、当業者に既知の技法および方法を用いて調製される。いくつかの当該分野に一般的な方法が、Remington’s Pharmaceutical Sciences(Mack Publishing Company)に記載される。
錠剤などの経口固体剤形は、典型的には、例えば、十分な方法および圧縮特性を与えるのを補助するか、または錠剤に対するさらなる所望の物理的特性を提供するしうる。1種または複数の医薬上許容される賦形剤を含むであろう。かかる医薬上許容される賦形剤は、希釈剤、結合剤、流動促進剤、潤滑剤、崩壊剤、着色剤、香料、甘味剤、ポリマー、ワックスまたは他の溶解度調節物質から選択されうる。
経口投与用剤形は、一般的には、流体、特に静脈内輸液、すなわち、糖、アミノ酸または電解質などの単純な化学物質の無菌溶液を含むであろうし、循環系で容易に運搬され、吸収されうる。かかる流体は、典型的には、USPの注射用水で調製される。静脈内(IV)用途に一般的に用いられる流体は、Remington,The Science and Practice of Pharmacy[前述の全引用部]に開示され、以下:
・アルコール、例えば、5%アルコール(例えば、5%デキストロースおよび水中(「D5/W」)、またはNSS中D5/Wを含む、デキストロースおよび水中(「D/W」)または通常のセイライン溶液中D/W(「NSS」));
・アミノシン(Aminosyn)、フレアミン(FreAmine)、トラバソール(Travasol)などの合成アミノ酸、例えば、各々、3.5または7;8.5;3.5、5.5または8.5%;
・塩化アンモニウム、例えば、2.14%;
・デキストラン40、NSS中、例えば、10%またはD5/W中、例えば、10%;
・デキストラン70、NSS中、例えば、6%またはD5/W中、例えば、6%;
・デキストロース(グルコース、D5/W)、例えば、2.5−50%;
・デキストロースおよび塩化ナトリウム、例えば、5−20%デキストロースおよび0.22−0.9%NaCl;
・乳酸加リンガー液(ハルトマン)、例えば、NaCl0.6%、KCl0.03%、CaCl0.02%;
・乳酸塩0.3%;
・マンニトール、例えば、5%、デキストロースと所望により組み合わせて、例えば、10%またはNaCl、例えば、15または20%;
・電解質、デキストロース、フルクトース、転化糖リンガー液のさまざまな組み合わせを有する多電解質輸液剤、例えば、NaCl0.86%、KCl0.03%、CaCl0.033%;
・重炭酸ナトリウム、例えば、5%;
・塩化ナトリウム、例えば、0.45、0.9、3、または5%;
・乳酸ナトリウム、例えば、1/6M;および
・注射用滅菌水
が含まれる。
かかる静脈内輸液のpHは変化してもよく、典型的には、当該分野に知られているように3.5〜8となるであろう。
本発明の化合物が他の治療剤と併用して投与される場合に、吸入、静脈内、経口または鼻腔内経路によって正常に投与されること、得られた医薬組成物は同一経路によって投与されうることが分かるであろう。
本発明の化合物は、都合良く、例えば、0.001〜500mg/体重kgの量で投与されうる。正確な用量は、もちろん、患者の年齢および状態ならびに選択される特定の投与経路によるであろう。
本発明の化合物を、以下のアッセイにしたがってインビトロ活性について試験した。
オーロラA酵素活性アッセイ
本発明の化合物は、基質リン酸化アッセイにおけるオーロラAプロテインキナーゼ抑制活性の試験をした。該アッセイは、ペプチド基質のセリンリン酸化を抑制する低分子有機化合物の能力を試験し、LEADseeker(Amersham Bioscience, Piscataway,NJ)シンチレーション近接アッセイ(SPA)フォーマットで実施した。
基質リン酸化アッセイは、バキュロウイルス/Sf9系で発現される組換えヒト全長オーロラAキナーゼを用いる。N−末端His−アフィニティータグを、オーロラAのアミノ酸2〜403のアミノ末端に結合した。5nMオカダ酸を、(オーロラAの酵素活性を高めると実験的に決定された)発現の最後の4時間の間に加えた。酵素は、金属−キレートアフィニティークロマトグラフィーによって純度約70%に精製された。
該方法は、ビオチン化合成ペプチド(ビオチン−アミノヘキシル−RARRRLSFFFFAKKK−アミド)のセリン残基上のATPからのγ−リン酸の転位を触媒する単離酵素の能力を測定する。基質リン酸化は、以下の製法によって検出された。384ウェル低量白色ポリスチレンプレート(Greiner Bio−One、Longwood、FL)でアッセイを行った。5nMオーロラB酵素を、0.1μlの100%DMSO中試験化合物を含有するウェルに加え、30分間インキュベートし、次いで、反応混合物を加え、6mM塩化マグネシウム、1.5μM ATP、1Mペプチド基質、40nM微小管関連タンパク質TPX2ペプチド(1−43)、0.03μCi[gamma−P33]ATP/ウェル、5mM DTT、25mM KCl、0.15mg/ml BSAおよび50mM HEPES,pH7.2中0.01%Tween−20を含有する10μlの最終アッセイ容量をもたらした。室温で120分間反応を続け、PBS(Mg2+およびCa2+を有しないダルベッコPBS)、50mM EDTA、0.03mgのストレプトアビジン結合ポリスチレンイメージングビーズ(Amersham Bioscience)を含有する10μlのLEADseeker SPAビーズ溶液の添加によって終了した。プレートを密封し、ビーズを一晩インキュベートした。プレートをViewlux(Wallac、Turku、Finland)プレートリーダーで読み取った。
用量反応曲線について、データを標準化し、式100*(1−(U−C2)/(C1−C2))(式中:Uは未知値であり、C1は高シグナル(0%阻害)の平均値であり、C2は低シグナル(100%阻害)コントロールウェルの平均値である)を用いて%阻害として表した。曲線適合を、以下の方程式:y=A+((B−A)/(1+(10^x/10^C)^D))(式中:Aは最小反応であり、Bは最大反応であり、Cはlog10(XC50)であり、Dは傾きである)で行った。各化合物の結果は、pIC50値(上記方程式における−C)として記録した。
オーロラB酵素活性アッセイ
本発明の化合物は、基質リン酸化アッセイにおけるオーロラBプロテインキナーゼ抑制活性の試験をした。該アッセイは、ペプチド基質のセリンリン酸化を抑制する低分子有機化合物の能力を試験し、LEADseeker(Amersham Bioscience)シンチレーション近接アッセイ(SPA)フォーマットで実施した。
基質リン酸化アッセイは、バキュロウイルス/Sf9系で発現される組換えヒト全長オーロラBキナーゼを用いる。発現した後、培養液を、精製前に1時間50nMオカダ酸でインキュベートした。N−末端His−アフィニティータグを、オーロラBのアミノ酸1〜344のアミノ末端に結合した。5μMオーロラBは、30℃で30分間、50mM Tris−HCl pH7.5、0.1mM EGTA、0.1% 2−メルカプトエタノール、0.1mMバナジウム酸ナトリウム、10mM酢酸マグネシウム、0.1mg/ml GST−INCENP[826−919]を有する0.1mM ATPで活性化させた。活性化した後、次いで、酵素を酵素保存緩衝液中に透析し−70℃で保存した。
該方法は、ビオチン化合成ペプチド(ビオチン−アミノヘキシル−RARRRLSFFFFAKKK−アミド)のセリン残基上のATPからのγ−リン酸の転位を触媒する単離酵素の能力を測定する。基質リン酸化は、以下の製法によって検出された。384ウェル低量白色ポリスチレンプレート(Greiner Bio−One、Longwood、FL)でアッセイを行った。5nMオーロラB酵素を、0.1μlの100%DMSO中試験化合物を含有するウェルに加え、30分間インキュベートし、次いで、反応混合物を加え、6mM塩化マグネシウム、3mM塩化マンガン、1.25μM ATP、1.25μMペプチド基質、0.025μCi[gamma−P33]ATP/ウェル、5mM DTT、0.15mg/ml BSA、50mM HEPES,pH7.5中0.01%Tween−20、および0.1μlの100%DMSO中試験化合物を含有する10μlの最終アッセイ容量をもたらした。室温で120分間反応を続け、PBS(Mg2+およびCa2+を有しないダルベッコPBS)、50mM EDTA、0.03mgのストレプトアビジン結合ポリスチレンイメージングビーズ(Amersham Bioscience)を含有する10μlのLEADseeker SPAビーズ溶液の添加によって終了した。プレートを密封し、ビーズを一晩インキュベートした。プレートをViewlux(Wallac、Turku、Finland)プレートリーダーで読み取った。
用量反応曲線について、データを標準化し、式100*(1−(U−C2)/(C1−C2))(式中:Uは未知値であり、C1は高シグナル(0%阻害)の平均値であり、C2は低シグナル(100%阻害)コントロールウェルの平均値である)を用いて%阻害として表した。曲線適合を、以下の方程式:y=A+((B−A)/(1+(10^x/10^C)^D))(式中:Aは最小反応であり、Bは最大反応であり、Cはlog10(XC50)であり、Dは傾きである)で行った。各化合物の結果は、pIC50値(上記方程式における−C)として記録した。
化合物のヒト腫瘍または正常細胞の増殖の抑制能は、細胞増殖アッセイを用いて研究された。つまり、細胞を、各細胞種について適当な密度で96ウェルプレートに播種し、アッセイを通して対数増殖を確保し、一晩接着させた。化合物を約10mMで100%DMSOにて溶解し、100%DMSOで20の濃度地点に及ぶ2倍連続希釈を行った。化合物を、細胞培地に500倍希釈し、3〜6日間細胞上でインキュベートした。細胞の生存を、メーカーの使用説明書のようにプロメガのCellTiter−Glo試薬を用いて測定した。生育増力率を、DMSO単独処置細胞に対して計算し、IC50値を、Xlfit(IDBS,Inc.)を用いて4パラメータフィットモデル(four−parameter fit model)によって測定する。
一般的精製法および分析的方法
分取HPLCを、0.1%トリフルオロ酢酸(溶媒A)およびアセトニトリル(溶媒B)を有する水を用いて、YMC ODS−A C18(75x30mm、5μm)または水(溶媒A)およびアセトニトリル(溶媒B)を用いて、YMC ODS−A C18(250x30mm、15μm)または0.1%水酸化アンモニウム(溶媒A)およびアセトニトリル(溶媒B)を有する水を用いて、XBridge Prep C18(19x150mm、5μm)で実施した。検出:214または254nm。Gilson製逆相HPLCによって精製される実施例または中間体は、これらのカラムの使用をいう。
LC−MS分析を、Perkin Elmer Sciex 100大気圧イオン化質量分析(APCI)質量分析計で実施した。LC−MSにおける保持時間は、t(分ごとの時間)として称される。
H NMRスペクトルを、テトラメチルシランを基準とするBruker DPX 400MHz分光計を用いて記録した。化学シフトは、100万分の1(ppm、δ単位)で表される。結合定数は、ヘルツの単位(Hz)である。分裂パターンは、見掛け上多重度を記載し、s(シングレット)、d(ダブレット)、t(トリプレット)、q(カルテット)、m(マルチプレット)、br(ブロード)として表される。
Analogix(登録商標)クロマトグラフィーは、PuriSilでプレパックされたAnalogix Corporation(IntelliFlash 280)およびcartridges PuriFlash(RSまたはSF)で販売される装置を用いて実施される精製法をいう。シリカゲル60 F254でコーティングされたTLC(薄層クロマトグラフィー)プレートを、Merckから得た。
以下の実施例は、例示のみを目的とするものであり、本発明の範囲を制限することを糸としない。本明細書に用いられる、これらの方法、スキームおよび実施例に用いられる記号および慣習は、現代の科学文献、例えば、the Journal of the American Chemical Societyまたはthe Journal of Biological Chemistryに用いられるものと一致する。全ての温度は、℃である。全ての化合物は、MDLISIS(登録商標)/Draw2.5 SP 1命名プログラムを用いて命名された。特に明記しない限り、全ての出発物質は、商業供給業者から得、さらに精製することなく用いられた。特に、以下の略語は、実施例および明細書を通して用いられうる:
g(グラム); mg(ミリグラム);
L(リットル); mL(ミリリットル);
μL(マイクロリットル); psi(ポンド/平方インチ);
M(モル濃度); mM(ミリモル濃度);
Hz(ヘルツ); MHz(メガヘルツ);
mmol(ミリモル); mol(モル);
min(分); h(時間);
mp(融点); TLC(薄層クロマトグラフィー);
HPLC(高圧液体クロマトグラフィー);
atm(気圧);
(保持時間); RP(逆相);
MeOH(メタノール); i−PrOH(イソプロパノール);
TEA(トリエチルアミン); TFA(トリフルオロ酢酸);
THF(テトラヒドロフラン); DMSO(ジメチルスルホキシド);
AcOEt(EtOAc)(酢酸エチル);
DCM(CHCl)(ジクロロメタン);
DMF(N,N−ジメチルホルムアミド);
CHCN(アセトニトリル)
HOAc(酢酸); mCPBA(メタ−クロロ過安息香酸);
BOC(tert−ブチルオキシカルボニル);
Ac(アセチル);
DMAP(4−ジメチルアミノピリジン);
ICl(一塩化ヨウ素)
ATP(アデノシン三リン酸); BSA(ウシ血清アルブミン)
HBTU(O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート);
HEPES(4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸);
DMF−DMA(N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール)。
以下の化合物は、記載される以下のアッセイによって測定されるようにオーロラAもしくはオーロラBまたは両方に対し10μM以下のIC50を有する。以下の表は、実施例の項で現れる各化合物の構造および名称を説明する。
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実施例1
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン(2.2mmol)のピリジン(4mL)中溶液を、フェニルイソシアネート(2.4mmol)で処理し、室温で1時間攪拌した。反応混合物を、真空中で濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(80−100%酢酸エチル/ヘキサン)に付して残渣を精製し、白色粉末として標記生成物を得た(50%)。ESMS[M+H]:423.2
実施例2
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−(1−メチルエチル)ウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン(0.19mmol)のジクロロメタン(1mL)中溶液を、ピリジン(0.39mmol)およびイソプロピルイソシアネート(0.39mmol)で処理した。反応混合物を室温で18時間攪拌し、水(1mL)に注ぎ、次いで、(3x3mL)酢酸エチルで抽出した。合した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、白色粉末として標記生成物を得た(45%)。ESMS[M+H]:389.2
実施例3
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−4−モルホリンカルボキシアミドの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン(0.19mmol)のジクロロメタン(1mL)中溶液を、トリエチルアミン(0.39mmol)および塩化4−モルホリンカルボニル(0.39mmol)で処理した。反応混合物を、50℃で18時間攪拌し、水(1mL)に注ぎ、次いで、(3x3mL)酢酸エチルで抽出した。合した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、黄色粉末として標記生成物を得た(50%)。ESMS[M+H]:417.4
実施例4a
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン(0.26mmol)のピリジン(1mL)中溶液を、塩化1−ピロリジンカルボニル(0.29mmol)で処理した。反応物を室温で18時間攪拌し、次いで、濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、白色粉末として標記生成物を得た(52%)。ESMS[M+H]:401.2
実施例4b
N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
塩化ジメチルカルバモイルで実施例4aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:375.0
実施例4c
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボキシアミドの調製:
塩化1−メチル−1H−ピロール−2−カルボニルで実施例4aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:411.2
実施例4d
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−2−(メチルオキシ)アセトアミドの調製:
塩化(メチルオキシ)アセチルで実施例4aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:376.2
実施例4e
N−シクロプロピル−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
塩化シクロプロパンカルボニルで実施例4aに記載のせいほうにしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:387.2
実施例5a
N−3−ビフェニルイル−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン(0.23mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)を、トリエチルアミン(0.23mmol)および4−ニトロフェニルクロロギ酸塩(0.23mmol)で処理した。反応物を室温で1時間攪拌し、次いで、3−ビフェニルアミン(5当量)で処理した。室温で18時間攪拌した後、反応物を水(1mL)に注ぎ、(3x1mL)酢酸エチルで抽出した。合した有機層を、1N水酸化ナトリウム(3x1mL)、ブライン(1x1mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、白色粉末として標記生成物を得た(45%)。ESMS [M+H]:499.2
実施例5b
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−2−ピリジニルウレアの調製:
2−ピリジンアミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:424.2
実施例5c
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−3−ピリジニルウレアの調製
3−ピリジンアミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:424.2
実施例5d
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−3−ヒドロキシ−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製
3−ピロリジノールで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:417.2
実施例5e
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−1,3−チアゾール−2−イルウレアの調製
1,3−チアゾール−2−アミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:430.2
実施例5f
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−2−チエニルウレアの調製
2−チエニルアミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:429.2
実施例5g
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−4−ピリジニルウレアの調製
4−ピリジンアミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:424.2
実施例5h
N−(2−シアノフェニル)−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
50℃で攪拌しながら2−アミノベンゾニトリルで実施例5aに記載の製法にしたがって標記生成物を得た。ESMS[M+H]:448.2
実施例5i
N−(3−シアノフェニル)−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
50℃で攪拌しながら3−アミノベンゾニトリルで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:448.2
実施例5j
N−(2−アミノフェニル)−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
50℃で攪拌しながら(2−アミノフェニル)アミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:438.2
実施例5k
N−(3−アミノフェニル)−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
50℃で攪拌しながら(3−アミノフェニル)アミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:438.2
実施例5l
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレアの調製
50℃で攪拌しながら(2−トリフルオロメチル)アニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:491.2
実施例5m
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレアの調製
50℃で攪拌しながら(3−トリフルオロメチル)アニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:491.2
実施例5n
N−{2−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
50℃で攪拌しながら2−[(ジメチルアミノ)メチル]アニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:480.2
実施例5o
N−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
50℃で攪拌しながら3−[(ジメチルアミノ)メチル]アニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:480.2
実施例5p
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−(3−フルオロフェニル)ウレアの調製
50℃で攪拌しながら3−フルオロアニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:441.2
実施例5q
N−(4−シアノフェニル)−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
50℃で攪拌しながら4−アミノベンゾニトリルで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:448.2
実施例5r
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3− b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレアの調製
50℃で攪拌しながら4−(トリフルオロメチル)アニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:491.2
実施例5s
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−(2−メチルフェニル)ウレアの調製
50℃で攪拌しながら2−メチルアニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:437.2
実施例5t
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)ウレアの調製
50℃で攪拌しながら3−メチルアニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:437.2
実施例5u
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−(4−フルオロフェニル)ウレアの調製
50℃で攪拌しながら4−フルオロアニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:441.2
実施例5v
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−(4−クロロフェニル)ウレアの調製
50℃で攪拌しながら4−クロロアニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:457.2
実施例5w
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロフェニル)ウレアの調製
50℃で攪拌しながら2−フルオロアニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:441.2
実施例5x
N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N−メチル−N−フェニルウレアの調製
50℃で攪拌しながらN−メチルアニリンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:437.2
実施例6
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N−メチル−N’−フェニルウレアの調製
{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}メチルアミン(0.16mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)中溶液を、トリエチルアミン(0.17mmol)、およびフェニルイソシアネート(0.17mmol)で処理した。室温で18時間攪拌した後、反応物を水(1mL)に注ぎ、(3x1mL)酢酸エチルで抽出した。合した有機層を水(2x1mL)、ブライン(1x1mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、白色粉末として標記生成物を得た(42%)。ESMS[M+H]:437.2
実施例7a
N−エチル−N’−{4−[1−エチル−4−(5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
4−[1−エチル−4−(5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびエチルイソシアネートを用いて、実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:393.4
実施例7b
N−{4−[1−エチル−4−(5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製
4−[1−エチル−4−(5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:480.2
実施例8
N’−{4−[1−エチル−4−(5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびテトラヒドロフラン中2Mジメチルアミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:393.4
実施例9a
N−エチル−N’−{4−[1−エチル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製
4−[1−エチル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびエチルイソシアネートで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:389.2
実施例9b
N−{4−[1−エチル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製
4−[1−エチル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:437.4
実施例10
N’−{4−[1−エチル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製
4−[1−エチル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびテトラヒドロフラン中2Mジメチルアミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:389.4
実施例11
N−(4−{1−エチル−4−[2−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアの調製:
4−{4−[1−エチル−3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.362mmol)を、1,4−ジオキサン(2mL)中4N塩化水素で処理した。懸濁液を2時間激しく攪拌し、次いで、減圧下で濃縮した。逆相HPLCに付して残渣を精製し、黄色固体として標記化合物を得た(42%)。ESMS[M+H]:504.4
実施例12a
メチル{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}カルバメートの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン(0.18mmol)のピリジン(1.5mL)中溶液に、メチルクロロギ酸塩(0.18mmol)を加えた。3.5時間後、反応混合物をメタノールでクエンチし、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、淡黄色粉末として標記生成物を得た(40%)。ESMS[M+H]:362.2
実施例12b
エチル{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}カルバメートの調製:
エチルクロロギ酸塩で実施例12aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:376.2
実施例12c
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−[4−(メチルオキシ)フェニル]ウレアの調製:
4−メトキシ−フェニルイソシアネートで実施例12aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:453.2
実施例12d
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−メチルウレアの調製:
メチルイソシアネートで実施例12aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS [M+H]:361.2
実施例12e
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−[3−(メチルオキシ)フェニル]ウレアの調製:
3−メトキシ−フェニルイソシアネートで実施例12aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:453.2
実施例13
N−{4−[1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
粗4−[1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびフェニルイソシアネートで実施例1に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:515.4
実施例14
N−フェニル−N’−{4−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
4−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン(0.13mmol)およびトリエチルアミン(0.20mmol)のテトラヒドロフラン(1.5mL)中溶液に、フェニル イソシアネート(0.13mmol)を加えた。14時間後、反応混合物を真空中で濃縮し、残渣をGilson逆相HPLCに付して精製し、標記化合物を得た。ESMS [M+H]:395.2
実施例15a
N−(2−ヒドロキシエチル)−2−[3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセトアミドの調製:
[3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(0.13mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(0.156mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間攪拌し、次いで、エタノールアミン(0.195mmol)を加えた。反応混合物をさらに3時間攪拌し、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、回収された出発物質および白色固体として標記化合物を得た(9%)。ESMS[M+H]:496.4
実施例15b
N−{4−[1−[2−(4−モルホリニル)−2−oxoエチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
モルホリンで実施例15aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:522.4
実施例16a
N−[3−(メチルオキシ)フェニル]−2−[3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセトアミドの調製:
[3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(0.166mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(0.249mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(0.249mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(3.2mL)の溶液に、室温でm−アニシジン(0.415mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩攪拌し、真空中で濃縮し、酢酸エチル(10mL)で処理し、飽和水性重炭酸ナトリウム(10mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(26%)。ESMS[M+H]:558.4
実施例16b
N−エチル−2−[3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセトアミドの調製:
エチルアミンで実施例15aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た(40%)。ESMS[M+H]:480.2
実施例17
2−[3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセトアミドの調製:
[3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(0.166mmol)の無水テトラヒドロフラン(3.3mL)中冷却(0℃)溶液に、トリエチルアミン(0.25mmol)およびエチルクロロギ酸塩(0.18mmol)を加えた。0℃で30分後、水酸化アンモニウム(50uL)を加え、反応物を室温で1時間攪拌した。真空中で濃縮し、次いで、Gilson逆相HPLCに付し、白色固体として標記化合物を得た(13%)。ESMS[M+H]:452.4
実施例18
N−フェニル−N’−{4−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(テトラヒドロ−2−フラニルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
密封管中のN−{4−[4−ブロモ−1−(テトラヒドロ−2−フラニルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレア(0.147mmol)、1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.162mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)、飽和水性重炭酸ナトリウム(0.44mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.007mmol)の混合物を、100℃で18時間攪拌した。溶液を室温に冷却し、セライトに通して濾過し、真空中で濃縮した。残渣をメタノール(5mL)および6.0N水性水酸化ナトリウム(1mL)で溶解し、70℃で6時間攪拌した。反応混合物を真空中で濃縮し、水(10mL)で溶解し、酢酸エチル(3x10mL)で抽出した。合した有機抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、白色固体として標記化合物を得た(11%)。ESMS[M+H]:479.4
実施例19
N−フェニル−N’−{4−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
N−{4−[4−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレア(0.059mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.059mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.003mmol)、飽和重炭酸ナトリウム(0.177mL)および無水N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)の混合物を、密封管中で100℃にて4時間攪拌し、室温に冷却した。セライトの一部に通して濾過し、真空中で濃縮し、Gilson逆相HPLCに付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(35%)。ESMS[M+H]:477.2
実施例20
N−{4−[1−(2−ヒドロキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
N−{4−[4−ブロモ−1−(2−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアで実施例19に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:439.4
実施例21
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
N−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェニル]−N’−フェニルウレアで実施例19に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:423.2
実施例22
N−{4−[1−(1,1−ジメチルエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
N−{4−[4−ブロモ−1−(1,1−ジメチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアで実施例19に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:451.4
実施例23
N−{4−[1−(1,1−ジメチルエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの代わりに4−[1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて、中間体31に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:451.2
実施例24
N−フェニル−N’−{4−[1−(2−プロペン−1−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体31に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:435.4
実施例25
N−{4−[1−(3−ヒドロキシプロピル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
3−[3−(4−ニトロフェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−プロパノールで実施例19に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:453.2
実施例26
N−{4−[1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
N−フェニル−N’−{4−[1−(2−プロペン−1−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレア(0.18mmol)の5:1 アセトン:水(1.2mL)中溶液に、N−メチルモルホリン N−オキシド(0.276mmol)、次いで、四酸化オスミウムのt−ブタノール中2.5%溶液(93.5mg)を加えた。反応混合物を室温で18時間攪拌した。反応物を飽和水性硫酸ナトリウム(1mL)でクエンチし、(酢酸エチルで洗浄しながら)セライトの一部に通して濾過し、真空中で濃縮した。残渣をGilson逆相HPLCに付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(14%)。ESMS[M+H]:469.2
実施例27a
N−フェニル−N’−{4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]フェニル}ウレアの調製:
4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]アニリンで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:411.2
実施例27b
N−エチル−N’−{4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]フェニル}ウレアの調製:
4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]アニリンおよびエチルイソシアネートで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:363.2
実施例28
N,N−ジメチル−N’−{4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]フェニル}ウレアの調製:
4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]アニリンおよびテトラヒドロフラン中2Mジメチルアミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:363.2
実施例29
N−{4−[2−メチル−5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
N−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:426.2
実施例30
N−エチル−N’−{4−[2−メチル−5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]フェニル}ウレアの調製:
N−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニルウレアで中間体21の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:378.2
実施例31
N,N−ジメチル−N’−{4−[2−メチル−5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]フェニル}ウレアの調製:
N,N−ジメチル−N’−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)フェニル]ウレアで中間体21の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:378.2
実施例32
N−{4−[2−メチル−5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1,3−オキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
N−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニルウレアで中間体21に記載の方法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:410.0
実施例33
N−エチル−N’−{4−[2−メチル−5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1,3−オキサゾール−4−イル]フェニル}ウレアの調製:
N−エチル−N’−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)フェニル]ウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:362.2
実施例34
N,N−ジメチル−N’−{4−[2−メチル−5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1,3−オキサゾール−4−イル]フェニル}ウレアの調製:
N,N−ジメチル−N’−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)フェニル]ウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:362.2
実施例35
N−{4−[4−(6−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
{4−[4−(6−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}アミンで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:457.2
実施例36
N−{4−[4−(6−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミンで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS [M+H]:556.4
実施例37
4−[1−エチル−3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドで実施例1に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:579.6
実施例38
4−[1−エチル−3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドの調製
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:592.4
実施例39
4−[1−エチル−3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(メチルチオ)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(メチルチオ)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:540.4
実施例40
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[2−(4−モルホリニル)エチル]アミノ}メチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアの調製:
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[2−(4−モルホリニル)エチル]アミノ}メチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:565.4
実施例41
N−(4−{4−[2−({[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}メチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアの調製:
N−(4−{4−[2−({[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}メチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:523.4
実施例42
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[2−(メチルスルホニル)エチル]アミノ}メチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアの調製:
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[2−(メチルスルホニル)エチル]アミノ}メチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:558.4
実施例43
N−[4−(4−{2−[(ジメチルアミノ)メチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N’−フェニルウレアの調製:
N−(4−{4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:480.4
実施例44
N−{4−[1−エチル−4−(2−{[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
N−(4−{1−エチル−4−[2−{[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:496.4
実施例45
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[3−(4−メチル−1−ピペラジニル)プロピル]アミノ}メチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアの調製:
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[3−(4−メチル−1−ピペラジニル)プロピル]アミノ}メチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:592.4
実施例46a
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−2−(2−チエニル)アセトアミドの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよび塩化チオフェン−2−アセチルで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:428.4
実施例46b
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}シクロヘキサンカルボキシアミドの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよび塩化シクロヘキサンカルボニル実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:414.4
実施例46c
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}シクロペンタンカルボキシアミドの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよび塩化シクロペンタンカルボニルで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:400.4
実施例46d
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−2−フェニルアセトアミドの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよび塩化フェニルアセチルで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:422.2
実施例46e
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ベンズアミドの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよび塩化ベンゾイルで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:408.2
実施例46f
N−(3−クロロフェニル)−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよび3−クロロフェニルイソシアネートで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:457.2
実施例46g
N−シクロヘキシル−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびシクロヘキシルイソシアネートで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:429.2
実施例46h
N−シクロペンチル−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびシクロペンチルイソシアネートで実施例47aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:415.2
実施例46i
N−エチル−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびエチルイソシアネート実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:375.2
実施例46j
N−(1,1−ジメチルエチル)−N’−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびtert−ブチルイソシアネートで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:403.2
実施例46k
N−{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−(フェニルメチル)ウレアの調製:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリンおよびベンジルイソシアネートで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:437.2
実施例47
N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.0mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中攪拌溶液に、p−ニトロフェニルクロロギ酸塩(1.1mmol)を加えた。室温で1時間攪拌した後、2.0Mジメチルアミンのテトラヒドロフラン中溶液(14mmol)を加えた。反応物を室温でさらに1時間攪拌し、次いで、真空下で濃縮した。残存残渣を水性水酸化ナトリウムで磨砕し、濾過し、冷水で洗浄し、真空下で乾燥した。逆相HPLCに付して精製し、灰白色固体として標記化合物を得た(46%)。ESMS(M+H):508.4
実施例48
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.34mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)中攪拌溶液に、フェニルイソシアネート(0.41mmol)および2滴のEtNを加えた。反応物を室温で1時間攪拌し、真空下で濃縮乾固した。残留固体を、(1:1)ジエチルエーテル:石油エーテルで磨砕し、濾過し、真空下で乾燥した。Gilson逆相HPLCに付して精製し、灰白色固体として標記化合物を得た(44%)。ESMS(M+H):556.4
実施例49
4−[3−(4−N−エチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
室温で2日間攪拌しながらエチルイソシアネートで実施例48に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:508.4
実施例50
4−[3−(4−N,N−ジメチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):550.4
実施例51
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):598.6
実施例52
4−[3−(4−N−エチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよびエチルイソシアネートを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):550.6
実施例53
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(4−アセトアミドフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(4−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.30mmol)のメタノール(5mL)中攪拌溶液に、水性6.0N水酸化ナトリウム(0.66mmol)を加えた。反応物を70℃で8時間攪拌し、室温に冷却した。濁った懸濁液を、冷水(25mL)で希釈し、濾過し、冷水で洗浄し、真空下で乾燥し、白色固体として標記生成物を得た(66%)。ESMS(M+H):556.4
実施例54
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):556.4
実施例55
4−[3−(4−N−エチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−N−エチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル −1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例53に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):508.4
実施例56
4−[3−(4−N,N−ジメチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):508.4
実施例57
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):556.4
実施例58
4−[3−(4−N−エチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよびエチルイソシアネートを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):508.4
実施例59
4−[3−(4−N,N−ジメチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):550.4
実施例60
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):598.4
実施例61
4−[3−(4−N−エチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよびエチルイソシアネートを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):550.4
実施例62
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−(エトキシカルボニル)−1−エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−(エトキシカルボニル)−1−エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):523.4
実施例63
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−カルボキシ−1−エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−(エトキシカルボニル)−1−エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.2mmol)の1,4−ジオキサン(4mL)中攪拌溶液に、水性1N水酸化ナトリウム(1mL)を加えた。反応物を室温で18時間攪拌し、水性1N塩酸(1mL)で中和し、真空下で濃縮した。残留残渣を、冷水で磨砕し、濾過し、水で洗浄し、真空下で乾燥し、白色固体として標記化合物を得た(85%)。ESMS(M+H):495.4
実施例64
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−{2−[N’(N−メチルピペラジニル)カルボニル]−1−エチル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−カルボキシ−1−エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.12mmol)に、N−メチルピペラジン(0.13mmol)および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(0.14mmol)を加えた。反応物を室温で18時間攪拌し、蒸発乾固した。逆相GilsonHPLCに付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(25%)。ESMS(M+H):577.4
実施例65
N−エチル−N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレアの調製:
4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンおよびエチルイソシアネートで実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:534.4
実施例66
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製:
4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:534.4
実施例67
N−[4−(1−エチル−4−{2−[1−(4−モルホリニルカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル]−1H−ピロロ [2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N’−フェニルウレアの調製:
4−(1−エチル−4−{2−[1−(4−モルホリニルカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンを用いて中間体124、次いで、実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:617.4
実施例68
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[1−(4−モルホリニルカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製:
4−(1−エチル−4−{2−[1−(4−モルホリニルカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:569.6
実施例69
N−[4−(4−{2−[1−(N,N−ジメチルグリシル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N’−フェニルウレアの調製:
N−(4−{1−エチル−4−[2−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア(0.23mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL)中溶液に、EDC(0.39mmol)、HOBt(0.39mmol)、トリエチルアミン(1.38mmol)、次いで、N,N−ジメチルグリシン(0.39mmol)を加えた。反応物を室温で16時間攪拌した。反応物を酢酸エチルに注ぎ、飽和重炭酸ナトリウム(2x10mL)で洗浄した。有機層を蒸発させ、Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:589.4
実施例70
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチルで実施例47および実施例11に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:456.4
実施例71a
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−2,2−ジメチルプロパンアミドの調製:
[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミン(0.104mmol)の塩化メチレン(5mL)中溶液を、トリエチルアミン(0.3mmol)、DMAP(0.01mmol)および塩化ピバリル(0.15mmol)で処理した。反応物を室温で3時間攪拌し、濃縮した。残渣を酢酸エチル(10mL)で溶解し、水(2x5mL)で洗浄した。有機層を濃縮し、残渣をGilson逆相HPLCに付して精製し、白色粉末として標記生成物を得た(82%)。ESMS[M+H]:563.2
実施例71b
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−2−メチルプロパンアミドの調製:
塩化ジメチルアセチルで実施例71aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:549.2
実施例72
−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N ,N −ジメチルグリシンアミドの調製:
[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミン(0.104mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中溶液を、ジイソプロピルエチルアミン(0.4mmol)、次いで、ペンタフルオロフェニル−N,N−ジメチルグリシン酸塩(0.104mmol)で処理した。反応物を18時間攪拌し、Gilson逆相HPLC上で直接精製し、黄色固体として標記生成物を得た(57%)。ESMS[M+H]:564.2
実施例73a
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミン(0.204mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)中溶液を、トリエチルアミン(0.8mmol)およびイソプロペニルクロロギ酸塩(0.3mmol)を加えた。反応物を3時間攪拌し、次いで、ピロリジン(2mmol)を加え、反応物を18時間50℃で加熱した。反応物を真空中で濃縮し、塩化メチレン(20mL)で再溶解し、水(2x10mL)で洗浄した。塩化メチレンを蒸発させ、粗生成物を得、Gilson逆相HPLCを用いて精製し、標記生成物を得た(37%)。ESMS [M+H]:576.2
実施例73b
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−1−ピペリジンカルボキシアミドの調製:
ピペリジンで実施例73aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た(33%)。ESMS[M+H]:590.2
実施例73c
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−4−モルホリンカルボキシアミドの調製:
モルホリンで実施例73aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た(33%)。ESMS[M+H]:592.2
実施例73d
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−4−メチル−1−ピペラジンカルボキシアミドの調製:
1−メチルピペラジンで実施例73aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た(34%)。ESMS[M+H]:605.2
実施例73e
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−4−チオモルホリンカルボキシアミドの調製:
チオモルホリンで実施例73aに記載の製法にしたがって、標記生成物を得た(32%)。ESMS [M+H]:608.2.
実施例74a
N−(4−{4−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタンスルホンアミドの調製:
N−{4−[4−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミドで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:544.4
実施例74b
N−(3−{4−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタンスルホンアミドの調製:
N−{3−[4−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミドで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:544.4
実施例74c
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(4−モルホリニル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製
N’−(4−{1−エチル−4−[2−[3−(4−モルホリニル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:536.4
実施例74d
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製:
N’−(4−{1−エチル−4−[2−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:536.4
実施例74e
N’−[4−(4−{2−[3−(ジメチルアミノ)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製:
N’−(4−{4−[2−[3−(ジメチルアミノ)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:494.4
実施例74f
N’−[4−(4−{2−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製
N’−(4−{4−[2−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:494.4
実施例74g
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製:
N’−(4−{1−エチル−4−[2−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアで中間体21に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:537.4
実施例75
4−[3−(4−N,N−ジメチルカルバミルアミノフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:566.4
実施例76
4−[3−(4−N,N−ジメチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの調製:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:534.4
実施例77
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
N,N−ジメチル−1−{4−[1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンアミンおよびN’−[4−(4−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100、次いで、中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:494.6
実施例78
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
N,N−ジメチル−1−{4−[1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンアミンおよびN’−{4−[4−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100、次いで、中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:522.6
実施例79
N−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
ピロリジンおよび[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミンを用いて実施例5aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:520.2
実施例80
N−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
ピロリジンおよび[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミンを用いて実施例5aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:547.4
実施例81
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−4−チオモルホリンカルボキシアミド1,1−ジオキシドの調製:
5℃に冷却した4−(1−エチル−4−{2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリン(0.25mmol)の無水THF(2mL)中溶液に、トリエチルアミン(4mmol)およびイソプロペニルクロロギ酸塩(0.5mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩攪拌した。チオモルホリン1,1−ジオキシド(2.5mmol)を加え、反応物を3日間50℃で加熱した。粗反応物を逆相クロマトグラフィーに付して精製し、標記生成物を得た(30%)。ESMS[M+H]:640.0。
実施例82
N−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
[4−(1−エチル−4−{2−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミンを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、灰白色固体として標記化合物を得た(166mg、66%)。ESMS[M+H]:582.7
実施例83
N−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−エチルウレアの調製:
[4−(1−エチル−4−{2−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミンおよびエチルイソシアネートを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:534.5
実施例84
N−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−2−メチルプロパンアミド:
4−(1−エチル−4−{2−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンを用いて実施例95に記載のように調製し、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:533.0.
実施例85
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−7−イソキノリニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
100℃でエタノール中N’−(4−{4−[2−(2−アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−イソキノリニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアを用いて実施例11に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:507.4
実施例86
N’−(4−{4−[2−(2−アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−イソキノリニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
N’−(4−{4−[2−(2−アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−イソキノリニル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:549.4
実施例87
N,N−ジメチル−N’−[4−(1−メチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレアの調製:
N’−(4−{4−[2−(4−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアおよびピロリジンを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:520.4。
実施例88
N’−(4−{4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
N’−(4−{4−[2−(4−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアおよび2−(エチルアミノ)エタノールを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:538.4
実施例89
N,N−ジエチル−N’−{4−[1−エチル−4−(2−{4−[(メチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミンを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:536.4
実施例90
N,N−ジメチル−N’−[4−(4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレアの調製:
N’−(4−{4−[2−(4−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアおよびピロリジンを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:506.4
実施例91
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−イソキノリニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−イソキノリニル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:520.6
実施例92
N’−{4−[1−エチル−4−(2−{4−[2−(1−ピロリジニル)エチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
N’−{4−[1−エチル−4−(1−(フェニルスルホニル)−2−{4−[2−(1−ピロリジニル)エチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:548.4。
実施例93
N−{4−[4−(2−{5−[(ジメチルアミノ)メチル]−2−メチルフェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレアの調製:
[(3−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−4−メチルフェニル)メチル]ジメチルアミンを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:570.4
実施例94
N’−(4−{4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
1,1−ジメチルエチル {2−[3−(4−アミノフェニル)−4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメートを用いて実施例47に記載の製法に従い、次いで、30分間CHCl中50%TFA(20mL)で処理することによりBoc脱保護した。濃縮し、GilsonHPLCに付して残渣を精製し、黄色固体として標記化合物を得た(49%)。ESMS[M+H]:537.4。
実施例95
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−2−メチルプロパンアミドの調製:
4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリン(280mg、0.61mmol)の乾CHCl(6mL)中の濁ったオレンジ色混合物に、TEA(253uL、1.82mmol)、DMAP(4mg、0.03mmol)および塩化2−メチルプロパノイル(77uL、0.73mmol)を加えた。反応物を室温で15分間攪拌し、水でクエンチし、CHClおよびブラインで希釈した。水層をCHClで、次いで、CHCl中1%MeOHで抽出し、合した抽出液を(NaSO)乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をGilson逆相HPLC(0.1%TFAを有するMeCN/HO)に付して精製した。透明画分を、水性NaHCOで中和し、3回分のCHCl、次いで、CHCl中1%MeOHで抽出し、(NaSO)乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色固体として139mg(43%)の標記生成物を得た。ESMS[M+H]:533.4。
実施例96
N,N−ジエチル−N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレア:
4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリン(350mg、0.76mmol)の乾THF(8mL)中の濁った混合物に、4−ニトロフェニルクロロギ酸塩(168mg、0.83mmol)を加えた。得られたスラリーを室温で45分間攪拌し、ジエチルアミン(0.32mL、3.03mmol)を加えた。1時間後、反応物を減圧下で濃縮し、1N NaOHおよびEtOAcで希釈した。水層を3回分のEtOAcで、次いで、EtOAc中5%MeOHで抽出し、合した抽出液を(NaSO)乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をGilson逆相HPLC(0.1%TFAを有するMeCN/HO)に付して精製し、ビス−TFA塩(黄色固体)として159mg(32%)の標記生成物を得た。ESMS[M+H]:562.4
実施例97
N,N−ジエチル−N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−フルオロ−4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレアの調製:
[4−(1−エチル−4−{2−[3−フルオロ−4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミンを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:580.6
実施例98
N,N−ジエチル−N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−フルオロ−3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレアの調製:
[4−(1−エチル−4−{2−[4−フルオロ−3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミンを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:580.6
実施例99
N−{4−[4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−2−メチルプロパンアミドの調製:
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールを用いて実施例95に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:606.6
実施例100
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製:
(3−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタノールを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:481.4
実施例101
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−2,2−ジメチルプロパンアミドの調製:
塩化トリメチルアセチルを用いて実施例95に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:547.4
実施例102
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア:
2−[({4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}メチル)(エチル)アミノ]エタノールおよびTHF中2Mジメチルアミンで実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):552.4
実施例103
N,N−ジエチル−N’−(4−{1−エチル−4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)ウレアの調製:
2−[({4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}メチル)(エチル)アミノ]エタノールおよびジエチルアミンで実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):580.4
実施例104
N−(4−{1−エチル−4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
2−[({4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}メチル)(エチル)アミノ]エタノールおよびピロリジンで実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):578.4
実施例105
N’−{4−[1−エチル−4−(2−{3−[2−(1−ピロリジニル)エチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア(210mg、0.42mMol)のCHCl(15mL)中攪拌溶液に、0℃でEtN(120uL、0.86mmol)および塩化メタンスルホニル(40uL、0.52mmol)を加えた。3時間攪拌した後、ピロリジン(2mL、24mmol)を加えた。反応物を室温に加温し、18時間攪拌し、真空下で濃縮乾固した。GilsonHPLCに付して精製し、淡黄色固体として標記化合物を得た(25%)。ESMS[M+H]:548.4。
実施例106
N−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミンおよびピロリジンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:560.4。
実施例107
N’−{4−[4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア:
2−[[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル](エチル)アミノ]エタノールを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:566.4
実施例108
N−(4−{4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールおよびピロリジンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:605.6
実施例109
N,N−ジエチル−N’−(4−{4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)ウレアの調製:
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:607.6
実施例110
N’−(4−{4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:579.6
実施例111
N,N−ジエチル−N’−{4−[4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレア:
2−[[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル](エチル)アミノ]エタノールおよびN,N−ジエチルアミンを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:594.6
実施例112
N,N−ジエチル−N’−{4−[4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ウレアの調製:
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:635.6。
実施例113
N’−{4−[4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
ジメチルアミンおよび2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS{M+H]:607.7
実施例114
N,N−ジエチル−N’−[4−(1−(1−メチルエチル)−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレアの調製:
4−(1−(1−メチルエチル)−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンを用いて実施例96の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]=576.4
実施例115
N−(4−{4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
30分間攪拌しながらN−(4−{4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1−ピロリジンカルボキシアミドを用いて中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:564.3
実施例116
N,N−ジエチル−N’−(4−{1−エチル−4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)ウレア:
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールおよびジエチルアミンで実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):551.4
実施例117
N,N−ジエチル−N’−(4−{4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)ウレアの調製:
2−[[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル](エチル)アミノ]エタノールを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:566.4。
実施例118
N,N−ジメチル−N’−[4−(1−(1−メチルエチル)−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレア:
4−(1−(1−メチルエチル)−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]=548.4
実施例119
2−メチル−N−[4−(1−(1−メチルエチル)−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]プロパンアミド:
4−(1−(1−メチルエチル)−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンを用いて実施例95に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。[M+H]=547.4
実施例120
N−{4−[4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−1−ピロリジンカルボキシアミドの調製:
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールおよびピロリジンを用いて、実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:633.7
実施例121
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアの調製:
2−(3−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)エタノールを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。[M+H]:495.4
実施例122
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(3−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒドを用いて中間体102、次いで、実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:479.0
実施例123
N’−{4−[1−エチル−4−(2−{3−[(メチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア:
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(3−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアおよび2Mジメチルアミンを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:494.0。
実施例124
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレアの調製:
[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミンを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:550.4
実施例125
N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレア:
[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミンを用いて実施例96に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。MS[M+H]:522.3
実施例126
N’−(4−{4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
1,1−ジメチルエチル {2−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメート(1.05g、1.65mmol)に、CHCl中25%TFA(25mL)を加えた。反応物を室温で1時間攪拌し、真空下で蒸発乾固した。(1:1)EtO/石油エーテルで磨砕し、濾過し、真空下で乾燥し、黄色固体として標記化合物を得た(1.39g、95%)。ESMS[M+H]:537.3
実施例127
N’−(4−{4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
1,1−ジメチルエチル [2−(3−(4−アミノフェニル)−4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)エチル]メチルカルバメートを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:510.3
実施例128
N−{2−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}−N−メチルアセトアミドの調製:
MeOH(10mL)中N’−(4−{4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア3TFA(300mg、0.34mMol)に、水性1N NaOHおよびAcO(40uL、0.42mMol)を室温で攪拌しながら加えた。30分間攪拌した後、反応物を水で希釈し、水性1N NaOH(0.4mL)で塩基性化し、(9:1)CHCl/iPrOHで抽出し、(NaSO)乾燥し、濾過し、真空下で蒸発乾固した。(1:1)EtOおよび石油エーテルで磨砕し、濾過し、真空下で乾燥し、灰白色固体として標記化合物を得た(177mg、90%)。ESMS[M+H]:579.7。
実施例129
N’−{4−[1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
MeOH(10mL)中N’−(4−{4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア.3TFA(300mg、0.34mMol)に、水性1N NaOH(1.1mL、1.1mMol)、水中37重量%CHO(50uL、0.67mMol)および20%Pd(OH)/C(パールマン触媒)(約10mg)を室温で攪拌しながら加えた。Hのバルーンを取り付け、反応物を室温で3日間攪拌した。反応物を真空下で蒸発乾固し、(9:1)CHCl/iPrOH(15mL)中で溶解し、過剰のメチルイサト酸無水物ポリスチレン樹脂(約500mg、>1.8mMol/g)で処理した。室温で4時間攪拌した後、反応物を濾過し、(9:1)CHCl/iPrOHで洗浄し、濾液を真空下で濃縮乾固した。Gilson HPLCに付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(56.6mg、30%)。ESMS[M+H]:551.6
実施例130
N’−(4−{4−[2−(4−ヒドロキシ−4−ピペリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアの調製:
4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−4−ヒドロキシ−1−ピペリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチルを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:460.2
実施例131
N,N−ジメチル−N’−(4−{1−(1−メチルエチル)−4−[2−(3−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)ウレアの調製:
4−{1−(1−メチルエチル)−4−[2−(3−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}アニリンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:466.2
実施例132
N,N−ジメチル−N’−[4−(1−メチル−4−{2−[2−(1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレアの調製:
4−(5−{4−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−2−ピリミジニル)−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.0883mmol)のジクロロメタン(20ml)中溶液に、トリフルオロ酢酸(1ml)を加え、得られた溶液を室温で4時間攪拌した。濃縮し、逆相HPLCに付して精製し、黄色固体として標記化合物を得た(43%)。ESMS[M+H]:523.2
実施例133
N,N−ジメチル−N’−[4−(1−メチル−4−{2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレアの調製:
[4−(1−メチル−4−{2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:537.2
実施例134
N’−{4−[1−[2−ジメチルアミノ)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの調製:
N,N−ジメチル−2−{3−(4−ニトロフェニル)−4−[1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}エタンアミンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、次いで、実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:418.2
実施例135
N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアの別法の調製
実施例47の化合物はまた、以下のように調製された:
a){3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノール
Figure 0005140600
耐高圧瓶(約1L)中に、4−ブロモ−2−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(10gのCiVentiから報告された純度90%ロット、19.4mMol)、3−(ヒドロキシメチル)ベンゼンボロン酸(3.3g、21.7mMol)、ジオキサン(200mL)、水性飽和NaHCO(50mL)およびPd(PPh(1.0g、0.86mMol)を加えた。反応物をNで浄化し、キャップし、110℃で18時間攪拌した。室温に冷却した後、反応物を真空下で濃縮し、EtOAcで溶解し、HO、ブラインで洗浄し、(MgSO)乾燥し、濾過し、真空下で蒸発乾固した。
上記反応を、4−ブロモ−2−ヨード−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(15gのCiVentiから報告された純度90%ロット、29.1mMol)および3−(ヒドロキシメチル)ベンゼンボロン酸(最初に4.0g、26.3mMol、次いで、2回目に3.7g、24.3mMol)で2回以上繰り返した。両反応において、ジオキサン(300mL)、水性飽和NaHCO(75mL)、および(1.0g、0.86mMol)のPd(PPhを用いた。ビス結合副生成物の量は、26%〜15%に減少し、各反応において(LCMSによって)それぞれ13%減少した。(総量40gの4−ブロモ−2−ヨード−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンから生じる、CiVentiからの純度90%ロット=36g、77.7mMol)全ての3種の反応生成物を合し、シリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィー(10〜15%EtOAc/CHCl)に付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(22.77g、66%):MS(ES) m/e 443.2(M+H)H NMR(400MHz,DMSO−d) δ 8.27(d,J=5.1Hz,1H)、7.85−7.91(m,2H)、7.70(t,J=7.5Hz,1H)、7.63(d,J=5.3Hz,1H)、7.59(app.t,J=7.8Hz,2H)、7.53(s,1H)、7.44−7.50(m,3H)、6.75(s,1H)、5.35(t,J=5.8Hz,1H)、4.62(d,J=5.8Hz,2H)。
b){3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノール
Figure 0005140600
耐高圧瓶(約1L)中に、{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノール(22.75g、51.3mMol)、1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(21.0gの純度約85ロット%、52.0mMol、中間体5)、ジオキサン(400mL)、水性飽和NaHCO(120mL)、およびPd(PPh(1.5g、1.3mMol)を加えた。反応物をNで浄化し、キャップし、110℃で16時間攪拌した。室温に冷却した後、反応物を真空下で濃縮し、EtOAcで溶解し、HO、ブラインで洗浄し、(MgSO)乾燥し、濾過し、真空下で蒸発乾固した。シリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィー(20〜30%EtOAc/CHCl)に付して精製し、黄色固体として標記化合物を得た(26.90g、90%):MS(ES) m/e 580.4(M+H)H NMR(400MHz,DMSO−d) δ 8.34(s,1H)、8.32(d,J=5.1Hz,1H)、8.15(app.d,2H)、7.89(d,J=7.3Hz,2H)、7.74(t,J=7.5Hz,1H)、7.61(app.t,J=7.8Hz,2H)、7.54(app.d,2H)、7.39−7.43(m,2H)、7.32−7.36(m,2H)、7.06(d,J=5.1Hz,1H)、6.52(s,1H)、5.31(t,J=5.6Hz,1H)、4.57(d,J=5.3Hz,2H)、4.26(q,J=7.2Hz,2H)、1.47(t,J=7.3Hz,3H)。
c)(3−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタノール
Figure 0005140600
MeOH(400mL)中{3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノール(26.90g、46.4mMol)に、20%Pd(OH)/C(パールマン触媒)(約3.0g)を加えた。Hの2つのバルーンを取り付け、反応物を室温で18時間攪拌した。(反応混合物のLCMSは、31%の所望のアニリン(M+H)=550.3、50%のヒドロキシルアミン中間体(M+H)=566.2ならびに20%の出発物質およびニトロソ中間体(M+H)=580.4および564.1を示した)。さらに3.0gのパールマン触媒を加え、反応物をさらに30時間H下で攪拌した。(<3%の部分的に還元された中間体残留物で反応が終了に進んだことをLCMSは示した。同一反応が、室温で一晩Parr反応器にて50psi H下で遅れて完了に進むことを示した)。反応物をセライト(登録商標)の一部に通して濾過し、MeOHで洗浄し、真空下で濃縮した。残留残渣をMeOH(300mL)で溶解し、水性6N NaOH(25mL、150mMol)で処理した。反応物を攪拌し、70℃で8時間加熱し、室温に冷却し、真空下でほとんど乾燥まで濃縮した。スラリーを冷水で磨砕し、濾過し、冷水で洗浄し、真空下で乾燥した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(5〜15%MeOH/CHCl)(生成物がカラム上で溶解するのを遅らせる)に付して精製し、黄色固体として標記化合物を得た(16.19g、85%):MS(ES) m/e 410.4(M+H)H NMR(400MHz,DMSO−d) δ 12.11(d,J=1.8Hz,1H)、8.21(s,1H)、8.05(d,J=5.1Hz,1H)、7.84(s,1H)、7.78(d,J=7.8Hz,1H)、7.41(t,J=7.7Hz,1H)、7.31(d,J=7.6Hz,1H)、7.08(d,J=8.6Hz,2H)、6.81(d,J=2.3Hz,1H)、6.80(d,J=5.1Hz,1H)、6.49(d,J=8.6Hz,2H)、5.27(t,J=5.8Hz,1H)、5.14(s,2H)、4.56(d,J=5.8Hz,2H)、4.24(q,J=7.2Hz,2H)、1.49(t,J=7.3Hz,3H)。
d)N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア
Figure 0005140600
激しく攪拌した(3−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタノール(16.13g、39.4mMol)のTHF(400mL)中溶液に、NMM(4.5mL、40.9mMol)、次いで、p−ニトロフェニルクロロギ酸塩(7.9g、39.2mMol)を加えた。(反応物は素早く澄んだ懸濁液になった)。室温で1時間攪拌した後、2.0MジメチルアミンのTHF中溶液(200mL、400mMol)を加えた。反応物を室温でさらに1時間攪拌し、次いで、真空下で濃縮乾固した。残留残渣を水性1N NaOH(100mL)の冷水(200mL)中冷却溶液で磨砕し、濾過し、冷水(100mL)で洗浄し、真空下で乾燥した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(2〜10%MeOH/CHCl)に付して精製し、黄色固体として標記生成物を得た(16.67g、LCMSによる約15%出発アニリンを含有する純度が85%、75%):MS(ES) m/e 481.4(M+H)H NMR(400MHz,DMSO−d) δ 12.14(d,J=1.8Hz,1H)、8.31(s,1H)、8.26(s,1H)、8.07(d,J=4.8Hz,1H)、7.83(s,1H)、7.77(d,J=7.8Hz,1H)、7.42(d,J=8.6Hz,2H)、7.41(m,1H)、7.29(m,1H)、7.28(d,J=8.6Hz,2H)、6.79(s,1H)、6.78(d,J=4.8Hz,1H)、5.26(t,J=5.7Hz,1H)、4.56(d,J=5.6Hz,2H)、4.27(q,J=7.3Hz,2H)、2.91(s,6H)、1.51(t,J=7.3Hz,3H)。
e)N’−(4−{1−エチル−4−[2−(3−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア
Figure 0005140600
N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア(16.67g、純度85%、29.5mMol)のCHCl(700mL)中攪拌溶液に、活性化MnO(33g、380mMol)を加えた。反応物を攪拌し、(70℃油浴で)6時間還流し、室温に冷却し、セライト(登録商標)の一部に通して濾過し、CHClで洗浄し、真空下で蒸発乾固した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー((1:1)EtOAc/CHCl中5〜15%MeOH)に付して精製し、黄色固体(HPLCによる純度が>95%)として標記生成物を得た(11.45g、81%):MS(ES) m/e 479.3(M+H)H NMR(400MHz,DMSO−d) δ 12.33(d,J=1.3Hz,1H)、10.07(s,1H)、8.44(s,1H)、8.31(s,1H)、8.29(s,1H)、8.22(d,J=8.1Hz,1H)、8.11(d,J=5.1Hz,1H)、7.86(d,J=7.8Hz,1H)、7.69(t,J=7.7Hz,1H)、7.43(d,J=8.6Hz,2H)、7.28(d,J=8.6Hz,2H)、6.95(d,J=2.0Hz,1H)、6.81(d,J=5.1Hz,1H)、4.28(q,J=7.2Hz,2H)、2.91(s,6H)、1.52(t,J=7.3Hz,3H)。
f)N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア
Figure 0005140600
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(3−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア(11.45g、23.9mMol)に、2MジメチルアミンのTHF中溶液(24mL、48mMol)を加えた。スラリーをTHF(150mL)で洗浄し、NaBH(OAc)(8.6g、40.6mMol)で処理した。(穏やかな気体の発生が見られ、反応物は接触してわずかに加温した)。反応物を室温で1時間攪拌し(最初は濃厚懸濁液であり、ゆっくりと均一で澄んだ懸濁液になった)、真空下で濃縮乾固した。残留残渣を水性1N NaCO(200mL)および水性1N NaOH(25mL)で塩基性化し、CHCl(300mL)で抽出し、ブラインで洗浄し、(NaSO)乾燥し、濾過し、真空下で蒸発乾燥した。(1:1)EtO/石油エーテルで磨砕し、濾過し、真空下で乾燥し、黄色固体(HPLCによる純度が>95%)として標記化合物を得た(11.20g、92%):MS(ES) m/e 508.2(M+H)H NMR(400MHz,DMSO−d) δ 12.14(d,J=1.8Hz,1H),8.31(s,1H)、8.27(s,1H)、8.07(d,J=4.8Hz,1H)、7.78(d,J=8.1Hz,1H)、7.77(s,1H)、7.43(d,J=8.6Hz,2H)、7.39(d,J=8.1Hz,1H)、7.27(d,J=8.6Hz,2H)、7.27(dd,1H)、6.79(d,J=5.1Hz,1H)、6.76(d,J=2.0Hz,1H)、4.27(q,J=7.3Hz,2H)、3.43(s,2H)、2.18(s,6H)、1.51(t,J=7.2Hz,3H)。
例示される化合物の調製に用いられる中間体は、以下の製法によって示されるかまたは実質的に示されるように調製されうる:
中間体1
5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
1−(4−ニトロフェニル)エタノン(605.5mmol)およびビス(メチルオキシ)メタンアミン(726mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1000mL)中溶液を80℃で1時間攪拌した。反応物を真空中で濃縮し、残渣をエタノール(1000mL)で溶解し、ヒドラジン一水和物(1816mmol)で処理した。反応物を70℃で2時間攪拌した後、室温に冷却し、氷水(2000mL)に注いだ。生成物を溶液から沈殿させ、濾過し、水(4x500mL)で洗浄し、乾燥し、黄色粉末として標記生成物を得た(98%)。ESMS[M+H]:190.2
中間体2
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール(595mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1000mL)中溶液を、N−ブロモスクシンイミド(654mmol)で処理した。反応物を室温で30分間攪拌し、氷水(100mL)に注いだ。生成物を溶液から沈殿させ、濾過し、水(4x500mL)で洗浄し、乾燥し、灰白色粉末として標記生成物を得た(90%)。ESMS[M+H]:269.2
中間体3
4−ブロモ−1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール(485mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1000mL)中0℃溶液を、水素化ナトリウム(485mmol)、次いで、ヨードエタン(582mmol)でゆっくりと処理した。反応混合物を室温で30分間攪拌し、次いで、氷水(1000mL)に注いだ。生成物を溶液から沈殿させ、濾過によって回収し、水(4x500mL)で洗浄し、乾燥し、淡褐色粉末として標記生成物を得た(94%)。ESMS[M+H]:297.2
中間体4
1−エチル−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
中間体3に記載の製法にしたがって、標記生成物を淡褐色粉末として得た(6%)。ESMS[M+H]:438.2
中間体5
1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール:
4−ブロモ−1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール(27mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ−1,3,2−ジオキサボロラン(30mmol)、酢酸カリウム(81mmol)、および二塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(1.08mmol)の1,4−ジオキサン(30mL)中溶液を、密封管中にて100℃で3時間攪拌した。反応物を室温に冷却した後、酢酸エチル(200mL)で希釈し、シリカゲルに通して濾過し、濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、灰白色粉末として標記生成物を得た(42%)。ESMS[M+H]:344.2
中間体6
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(7.5mmol)、4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(Ref.Org.Lett.5(26),5023−5024,2003)(6.3mmol)、およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.25mmol)の1,4−ジオキサン(12mL):2M炭酸カリウム(12mL)の1:1溶液中溶液を、密封管にて100℃で18時間攪拌した。室温に冷却して、生成物を溶液から沈殿させ、濾過し、乾燥し、淡黄色粉末として標記生成物を得た(80%)。ESMS[M+H]:334.2
中間体7
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(59mmol)の氷酢酸(25mL)中溶液を、亜鉛末(41mmol)で処理し、室温で1時間攪拌した。次いで、反応物を濾過し、真空中で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(10mL)および飽和重炭酸ナトリウム(10mL)の1:1溶液で懸濁し、30分間攪拌した。有機層を分離し、濾過し、ブライン(1x5mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(80−100%酢酸エチル/ヘキサン)に付して残渣を精製し、白色粉末として標記生成物を得た(85%)。ESMS[M+H]:304.2
中間体8
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ホルムアミド:
4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン(0.49mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)中溶液を、トリエチルアミン(1.20mmol)および4−ニトロフェニルギ酸塩(0.54mmol)で処理した。室温で18時間攪拌した後、反応物を水(1mL)に注ぎ、(3x1mL)酢酸エチルで抽出した。合した有機層を、1N水酸化ナトリウム(3x1mL)、ブライン(1x1mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(0−10%メタノール/ジクロロメタン)に付して精製し、白色粉末として標記生成物を得た(50%)。ESMS[M+H]:332.2
中間体9
{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}メチルアミン:
{4−[1−エチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}ホルムアミド(0.17mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)中溶液を、水素化リチウムアルミニウム、95%(0.51mmol)でゆっくりと処理した。50℃で18時間攪拌した後、反応物を水(1mL)に注ぎ、(3x1mL)酢酸エチルで抽出した。合した有機層を飽和硫酸ナトリウム溶液(2x1mL)、ブライン(1x1mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。得られた黄色固体を、さらに精製することなく次の反応に直接用いた。ESMS[M+H]:318.2
中間体10
1−アセチル−5−フルオロ−4−ヨード−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
マイクロ波バイアルを、4−クロロ−5−フルオロ−1−[トリス(1−メチルエチル)シリル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(3.06mmol、Terahedron Lett.2004,45,2317−2319に記載のとおり調製した)、ヨウ化ナトリウム(4.90mmol)、塩化アセチル(6.43mmol)および乾アセトニトリル(8mL)で充填した。反応管を密封し、150℃で15分間マイクロ波反応器にて加熱した。室温に冷却すると、得られた沈渣を濾過により回収し、必要最低限量の冷アセトニトリルで洗浄した。高真空下で乾燥し、黄色粉末として標記化合物を得、さらに精製することなく用いた。ESMS[M+H]:305.2
中間体11
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
1−アセチル−5−フルオロ−4−ヨード−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.822mmol)、1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1.15mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.041mmol)、重炭酸ナトリウム(2.47mmol)、水(2mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6mL)の混合物を、密封管にて16時間100℃に加熱した。反応混合物を水(5mL)でクエンチし、酢酸エチル(3x10mL)で抽出した。合した抽出液を、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサン)に付して精製し、黄色固体として標記化合物を得た(80%)。ESMS[M+H]:352.2
中間体12
4−[1−エチル−4−(5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−5−フルオロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.655mmol)のエタノール(3.5mL)中懸濁液に、スズ(0)粉末(3.28mmol)および6N水性塩酸(3.5mL)を加え、混合物を1時間70℃に加熱した。反応混合物を、室温に冷却し、セライトの一部に通して濾過した。濾液を酢酸エチル(10mL)で希釈し、1N水酸化ナトリウム(5mL)で洗浄した。水層を酢酸エチル(3x10mL)で抽出し、合した抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥し、セライトの一部に通して濾過し、減圧下で濃縮し、黄色固体として標記化合物を得、さらに精製することなく用いた。ESMS[M+H]:322
中間体13
4−クロロ−5−メチル−1−[トリス(1−メチルエチル)シリル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−クロロ−1−[トリス(1−メチルエチル)シリル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(3.24mmol、Tetrahedron Lett.2004,45,2317−2319に記載のとおり調製した)の乾テトラヒドロフラン(22mL)中冷却−78℃溶液に、1.4Mヘキサン中sec−BuLi(7.12mmol)を約5分かけて滴下した。30分後、ヨウ化メチル(10.5mmol)を加えた。45分後、反応混合物を飽和水性塩化アンモニウム(25mL)でクエンチし、酢酸エチル(25mL)で希釈した。抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100%ヘキサン)に付して精製し、白色固体として標記生成物を得た(86%)。ESMS[M+H]:323.2
中間体14
1−アセチル−4−ヨード−5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−クロロ−5−メチル−1−[トリス(1−メチルエチル)シリル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体10に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:301.2
中間体15
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
1−アセチル−4−ヨード−5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体11に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:348.2
中間体16
4−[1−エチル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.559mmol)で中間体12に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:318
中間体17
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル.
4−ブロモ−2−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチルで中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:518.2
中間体18
4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル:
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸塩および1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールで中間体11に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:655.4
中間体19
4−[4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル
4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.46mmol)の酢酸エチル(5mL)中溶液を、窒素で浄化し、水酸化パラジウム(II)/炭素(30mgの20重量%パラジウム)を加えた。反応物を水素ガスで浄化し、1気圧の水素下で激しく攪拌した。16時間後、反応物を窒素で浄化し、(酢酸エチルで洗浄しながら)セライトの一部に通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、黄色泡沫として標記化合物を得、さらに精製することなく用いた。ESMS[M+H]:625.6
中間体20
4−[4−[1−エチル−3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル.
4−[4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチルで実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:744.4
中間体21
4−{4−[1−エチル−3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル:
4−[4−[1−エチル−3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.38mmol)のメタノール(3.8mL)中溶液に、6N水酸化ナトリウム(1.14mmol)を加えた。反応混合物を5時間還流し、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。固体残渣を水で懸濁し、激しく攪拌し、濾過によって回収し、オレンジ色固体として標記化合物を得、さらに精製することなく用いた(95%)。あるいは、固体残渣をGilson逆相HPLCに付して精製し、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:604.4
中間体22
4−ブロモ−1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールおよび塩化p−メトキシベンジルで中間体3に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:388.2
中間体23
1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール:
4−ブロモ−1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールで中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:435.4
中間体24
4−[1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:426.2
中間体25
4−[1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン:
4−[1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体7に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:396.2
中間体26
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[1−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.22mmol)のトリフルオロ酢酸(0.75mL)中溶液を、74℃で1.5時間加熱した。反応混合物を水(4mL)で希釈し、(3x5mL)酢酸エチルで抽出した。合した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、黄色固体として標記生成物を得た(64%)。ESMS[M+H]:306.4
中間体27
4−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]アニリン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体12に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:276.2
中間体28
[4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸1,1−ジメチルエチル:
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールおよびブロモ酢酸ジメチルエチルで中間体3に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:382.0
中間体29
[3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸1,1−ジメチルエチル:
[4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸1,1−ジメチルエチルで中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:430.2
中間体30
[3−(4−ニトロフェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸:
[3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸1,1−ジメチルエチルで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:364。
中間体31
[3−(4−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸:
[3−(4−ニトロフェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸(31.0mmol)、元素スズ末(5.30mmol)、6.0N水性塩酸(5.3mL)および無水エタノール(5.3mL)の不均一混合物を、70℃で1時間攪拌した。溶液をセライトに通して濾過し、真空中で濃縮した。得られたアニリンを無水ピリジン(10mL)で溶解し、フェニルイソシアネート(11.17mmol)を滴下した。反応混合物を室温で4時間攪拌した。真空中で濃縮した後、Gilson逆相HPLCに付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(93%)。ESMS[M+H]:453.2
中間体32
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
密封管中にて、4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(11.48mmol;WO03/000690A1)、酢酸カリウム(34.43mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(13.77mmol)、二塩化1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)・ジクロロメタン複合体(0.46mmol)、次いで、無水1,4−ジオキサン(115mL)を合した。反応混合物を45分間100℃で攪拌し、次いで、室温に冷却した。酢酸エチル(50mL)で希釈し、セライトの一部に通して濾過した後、濾液を真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Analogix、20−50% 酢酸エチル/ヘキサン)に付して精製し、白色固体として標記生成物を得た(92%)。ESMS[M+H]:384.0
中間体33
N−[4−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N’−フェニルウレア:
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体31に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:357.0
中間体34
N−{4−[4−ブロモ−1−(テトラヒドロ−2−フラニルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレア
0℃に冷却した、N−[4−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N’−フェニルウレア(0.28mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(6mL)中溶液に、1.0Mテトラヒドロフラン中カリウムtert−ブトキシド(1.12mmol)を滴下した。臭化テトラヒドロフリル(0.28mmol)の滴下前に、反応混合物を冷却してさらに15分間攪拌した。反応混合物を室温で18時間攪拌し、次いで、飽和水性塩化アンモニウム(1mL)でクエンチした。反応混合物を水(3mL)で希釈し、酢酸エチル(3x5mL)で抽出した。合した有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮した。Gilson逆相HPLCに付して精製し、標記化合物を得た(53%)。ESMS[M+H]:441.4
中間体35
4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体32に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS:[M−(CHCC(CH+2H]+:302.2;H NMR(400MHz,d−DMSO) δ 11.63(s,1H)、8.2(d,1H)、7.5(d,1H)、7.27(d,1H)、6.66(d,1H)、1.32(s,12H)
中間体36
N−{4−[4−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレア:
トリフルオロメタンスルホン酸2,2,2−トリフルオロエチルエステルで中間体34に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:439.2
中間体37
N−{4−[4−ブロモ−1−(2−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレア:
(2−ブロモエトキシ)−t−ブチルジメチルシランで中間体34に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:515.4
中間体38
N−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェニル]−N’−フェニルウレア
4−ブロモ−1−エチル−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールで中間体31に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:385.3、387.2
中間体39
1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
t−ブチルヒドラジン塩酸塩で中間体1に記載の製法にしたがって、主異性体として標記化合物を得た(80%)。ESMS(M−C(CH+2H):190.0;H NMR(400MHz,d−DMSO) δ 8.32(d,2H)、7.7(d,2H)、7.48(d,1H)、6.25(d,1H)、1.42(s,9H)
中間体40
1−(1,1−ジメチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール
t−ブチルヒドラジン塩酸塩で中間体1に記載の製法にしたがって、副異性体として標記化合物を得た。ESMS(M−C(CH+2H):190.0;H NMR(400MHz,d−DMSO) δ 8.20(d,2H)、7.86(d,2H)、7.7(d,1H)、6.55(d,1H)、1.25(s,9H)
中間体41
4−ブロモ−1−(1,1−ジメチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールで中間体2に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M−C(CH+2H]:+:268.0、270.0;H NMR(400MHz,d−DMSO) δ 8.35(d,2H)、8.2(s,1H)、8.15(d,2H)、1.4(s,9H)
中間体42
N−{4−[4−ブロモ−1−(1,1−ジメチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレア:
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールで中間体31に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:415.4
中間体43
4−ブロモ−1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールで中間体2に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M−C(CH+2H]:+:268.0、270.0、H NMR(400MHz,d−DMSO) δ 8.38(d,2H)、7.7(m,3H)、1.4(s,9H)
中間体44
1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール:
4−ブロモ−1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールで中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M−C(CH3)3+H]+:315.2 HNMR(400MHz,d−DMSO) δ 8.28(d,2H)、7.65(m,3H)、1.42(s,9H)、1.05(s,12H)
中間体45
4−[1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールの代わりに1−(1,1−ジメチルエチル)−5−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:362.2
中間体46
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−1H−ピラゾール:
臭化アリルを用いて中間体3に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:308.2
中間体47
3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール:
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−1H−ピラゾールで中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:356.2
中間体48
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:346.2
中間体49
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−1H−ピラゾールおよび(1−フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:486.2
中間体50
3−{3−(4−ニトロフェニル)−4−[1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}−1−プロパノール:
0℃に冷却した、0.5M 9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンのテトラヒドロフラン(6.16mL)中溶液に、4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−プロペン−1−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(2.06mmol)のテトラヒドロフラン(14mL)中溶液を加えた。反応混合物を、4.5時間不活性雰囲気下で室温にて攪拌し、次いで、0℃に再度冷却し、次いで、水(1.7mL)でクエンチした。0℃で攪拌した15分後、6N水性水酸化ナトリウム(1.24mL)を、次いで、30%水性過酸化水素(0.865mL)を滴下した。反応混合物を0℃で1.5時間攪拌し、6N水性塩酸で中和し、真空中で濃縮した。水(10mL)を残渣に加え、溶液を酢酸エチル(3x15mL)で抽出した。合した有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮し、標記化合物を得た(84%)。ESMS[M+H]:504.2
中間体51
3−[3−(4−ニトロフェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−プロパノール:
3−{3−(4−ニトロフェニル)−4−[1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}−1−プロパノールで中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:364.2
中間体53
4−(3−ブロモ−2−チエニル)−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび2,5−ジブロモチオフェンで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:434.2
中間体54
1,1−ジメチルエチル {4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]フェニル}カルバメート:
4−(3−ブロモ−2−チエニル)−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(5.3mmol)の40mLの1,2−ジメトキシエタン中溶液に、4−(N−Boc−アミノ)フェニルボロン酸(13.8mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.17mmol)、水(16mL)および水酸化バリウム(21.2mmol)を加えた。反応物を80℃で36時間加熱した。1,2−ジメトキシエタンを蒸発させ、残渣を酢酸エチルで溶解し、水(50mL)で洗浄した。粗生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−50%酢酸エチル/ヘキサン)に付して精製し、標記化合物を得た(40%)。ESMS[M+H]:392.2
中間体55
4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]アニリン:
1,1−ジメチルエチル {4−[2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−3−チエニル]フェニル}で中間体21、次いで、実施例11に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:292.2。
中間体56
2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−チアゾール:
3−ブロモ−(4−ニトロフェニル)−エタノン(2.5mmol)およびチオアセトアミド(3mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中溶液を、65℃で6時間加熱した。酢酸エチル(40mL)を加え、溶液を水(3x20mL)で洗浄した。生成物を、エーテルから結晶化によって精製し、標記生成物を得た(80%)。ESMS[M+H]:221.2
中間体57
5−ブロモ−2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−チアゾール:
臭素(6mmol)を、2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−チアゾール(5mmol)のクロロホルム(20mL)中溶液に滴下し、溶液を4時間還流した。溶媒を蒸発させ、生成物をエーテルから結晶化によって精製し、標記化合物を得た(60%)。ESMS[M+H]:300.2
中間体58
4−[2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
5−ブロモ−2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−チアゾールおよび[(4−メチルフェニル)スルホニル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:491.2
中間体59
4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)アニリン:
4−[2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体7に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:461.2
中間体60
N−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニルウレア:
4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)アニリンで実施例1に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:581.2
中間体61
N−エチル−N’−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)フェニル]ウレア:
4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)アニリンおよびエチルイソシアネートで実施例1に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:532.2
中間体62
N,N−ジメチル−N’−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)フェニル]ウレア:
4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−チアゾール−4−イル)アニリンおよびテトラヒドロフラン中2Mジメチルアミンで実施例5aの製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:532.2
中間体63
5−ブロモ−2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−オキサゾール:
4−ニトロフェニルアセトフェノン(商業上入手可能)で文献:Synthetic Communications 2003,33(9),1611−14;J.Org.Chem.1977,42(8),1476;Synlett 2001,10,1563;Organic Letters 2003,5(16),2911−14に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:284
中間体64
4−[2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
5−ブロモ−2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−オキサゾールおよび[(4−メチルフェニル)スルホニル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:476.2
中間体65
4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)アニリン:
4−[2−メチル−4−(4−ニトロフェニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体7に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:445.2
中間体66
N−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニルウレア:
4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)アニリンで中間体31に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:564.0
中間体67
N−エチル−N’−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)フェニル]ウレア.
4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)アニリンおよびエチルイソシアネートで中間体31に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:516.2
中間体68
N,N−ジメチル−N’−[4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)フェニル]ウレア:
4−(2−メチル−5−{1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1,3−オキサゾール−4−イル)アニリンおよび塩化ジメチルカルバモイルで中間体31に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:516.2
中間体69
4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン 7−オキシド
室温で窒素下にて、4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(25mmol)のジエチルエーテル(400mL)中溶液に、m−クロロ過安息香酸(40mmol)を加えた。反応物を2.5時間攪拌した。得られた沈渣を濾過し、冷エーテル(50mL)で洗浄し、灰白色固体として標記化合物を得た(87%)。ESMS[M+H]:213.2
中間体70
4−ブロモ−6−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
50℃で、4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン 7−オキシド(27mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(57mL)中懸濁液に、窒素下、塩化メタンスルホニル(67.5mmol)を加えた。添加が終了すると、反応物を75℃で1時間攪拌した。反応物を室温に冷却し、水(60mL)でクエンチした。次いで、それを5℃に冷却し、6N水酸化ナトリウム溶液を加え、pHを7に上げた。氷浴を取り除き、得られたスラリーを室温で3時間攪拌した。沈渣を濾過し、水(50mL)で洗浄し、高真空下で乾燥し、白色固体として標記生成物を得た(89%)。ESMS[M+H]:231.0
中間体71
6−クロロ−4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
4−ブロモ−6−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:368.2
中間体72
{4−[4−(6−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}アミン:
6−クロロ−4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体7に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:338.4
中間体73
[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミン
4−ブロモ−1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体7に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:266.0
中間体74
[(4−{4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミン:
6−クロロ−4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよびN,N−ジメチルアミノメチルフェニル−4−ボロン酸ピナコールエステルを用いて中間体6に記載の製法にしたがって、黄色固体として標記化合物を得た(37%)。ESMS[M+H]:467.2
中間体75
[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミン:
[(4−{4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミンで中間体13に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:437.4
中間体76
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸
4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸エチルおよび1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールで中間体6に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:378.2
中間体77
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミド
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸および4−(2−アミノエチル)−モルホリンを用いて実施例15aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:490.4
中間体78
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミド
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドで中間体12に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:460.4
中間体79
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミド
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸(0.331mmol)、2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エチルアミン(0.993mmol)、およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(0.397mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中溶液を、窒素下、室温で17時間攪拌した。反応物を真空中で濃縮し、Gilson逆相HPLCに付して精製し、固体として標記化合物を得た(20%)。ESMS[M+H]:503.4
中間体80
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミド:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドで中間体12に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:473.4
中間体81
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(メチルチオ)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミド
2−(メチルチオ)エチルアミンで中間体79に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:451.2
中間体82
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(メチルチオ)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミド:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(メチルチオ)エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシアミドで中間体12に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:421.2
中間体83
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルバルデヒド:
n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、3.56mmol)を、窒素下、−78℃でジイソプロピルアミン(3.56mmol)の無水テトラヒドロフラン(5mL)中溶液に滴下した。反応物を−78℃で30分間攪拌し、次いで、4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(2.97mmol)の無水テトラヒドロフラン(1mL)中溶液をシリンジで滴下した。得られた反応物を−78℃で2時間攪拌し、次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(11.88mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)中溶液をシリンジで滴下した。反応物を−78℃で2時間攪拌し、次いで、飽和水性塩化アンモニウム溶液(10mL)でクエンチした。混合物を酢酸エチル(2x20mL)で抽出し、合した有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(Analogix IF280、70−100%CHCl/ヘキサン)に付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(66%)。ESMS[M+H]:365.0
中間体84
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルバルデヒド:
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルバルデヒドで中間体32に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:330.2
中間体85
N−(4−{4−[2−ホルミル−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア:
N−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N’−フェニルウレアおよび1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルバルデヒドで中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:591.4
中間体86
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[2−(4−モルホリニル)エチル]アミノ}メチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア:
N−(4−{4−[2−ホルミル−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア(0.1mmol)、4−(2−アミノエチル)−モルホリン(0.2mmol)、およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.2mmol)のジクロロメタン(1mL)および酢酸(0.25mL)中溶液を、窒素下、室温で30分間攪拌した。反応物を、1N水酸化ナトリウム溶液(5mL)でクエンチし、酢酸エチル(3x5mL)で抽出した。合した有機層を、ブライン(5mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮し、粗生成物として標記化合物を得た。ESMS[M+H]:705.6
中間体87
N−(4−{4−[2−({[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}メチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア:
(2−アミノエチル)ジメチルアミンで中間体86に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:663.4
中間体88
N−{[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}−2−(メチルスルホニル)エタンアミン:
2−アミノエチルメチルスルホン塩酸塩を用いてシリカゲルクロマトグラフィー(Analogix IF280、25−80%酢酸エチル/ヘキサン)に付して精製し、中間体86に記載の製法にしたがって、固体として標記生成物を得た(34%)。ESMS[M+H]:472.2
中間体89
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[2−(メチルスルホニル)エチル]アミノ}メチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア:
N−{[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}−2−(メチルスルホニル)エタンアミンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:698.4
中間体90
{[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}ジメチルアミン:
ジメチルアミン(テトラヒドロフラン中2M溶液)を用いてシリカゲルクロマトグラフィー(Analogix IF280、10%水酸化アンモニウムを有する0−10%メタノール/ジクロロメタン)に付して精製し、中間体86に記載の製法にしたがって、固体として標記生成物を得た(46%)。ESMS[M+H]:394.0
中間体91
N−(4−{4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア:
{[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}ジメチルアミンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:620.6
中間体92
2−({[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}アミノ)エタノール:
エタノールアミンを用いて中間体86に記載の製法にしたがって。固体として標記生成物を得た。ESMS[M+H]:409.2
中間体93
N−(4−{1−エチル−4−[2−{[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア:
2−({[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}アミノ)エタノールで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:636.4
中間体94
N−{[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}−3−(4−メチル−1−ピペラジニル)−1−プロパンアミン:
1−(3−アミノプロピル)−4−メチルピペラジンを用いてシリカゲルクロマトグラフィー(Analogix IF280、10%水酸化アンモニウムを有する0−10%メタノール/ジクロロメタン)に付して精製し、中間体86に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:505.4
中間体95
N−(4−{1−エチル−4−[2−({[3−(4−メチル−1−ピペラジニル)プロピル]アミノ}メチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N’−フェニルウレア
N−{[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}−3−(4−メチル−1−ピペラジニル)−1−プロパンアミンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:732.4
中間体99
4−ブロモ−2−(3−ホルミルフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
密封耐圧管中にて、4−ブロモ−2−ヨード−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(2.1mmol;WO03/000690A1に開示される調製法)、3−ホルミルベンゼンボロン酸(2.1mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(15mL)、水性飽和重炭酸ナトリウム(5mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.1mmol)を加えた。反応物を窒素で浄化し、キャップし、100℃で16時間攪拌した。室温に冷却した後、反応物を真空下で濃縮し、酢酸エチルで溶解し、水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空下で蒸発乾固した。シリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン中0−4%酢酸エチル)に付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(77%)。ESMS[M+H]:441.2
中間体100
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−ホルミルフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
密封耐圧管中にて、4−ブロモ−2−(3−ホルミルフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.6mmol)、3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1.7mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(15mL)、水性飽和重炭酸ナトリウム(4mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.09mmol)を加えた。反応物を窒素で浄化し、キャップし、100℃で8時間攪拌した。室温に冷却した後、反応物を真空下で濃縮し、酢酸エチルで溶解し、水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空下で蒸発乾固した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(5−10%酢酸エチル/塩化メチレン)に付して精製し、黄色固体として標記化合物を得た(81%)。ESMS[M+H]:578.3
中間体101
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−ホルミルフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.3mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中攪拌溶液に、2Mジメチルアミンのテトラヒドロフラン中溶液(2.0mmol)、次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.9mmol)を加えた。反応物を室温で4時間攪拌し、真空下で蒸発乾固した。残渣を酢酸エチルで溶解し、ブラインで洗浄し、(硫酸ナトリウム)乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させた。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(0−5%(5%水酸化アンモニウム、メタノール)/塩化メチレン)に付して精製し、黄色固体として標記化合物を得た(87%)。ESMS[M+H]:607.4
中間体102
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.1mmol)のHOAc(20mL)中攪拌溶液に、5分かけて亜鉛末(8.0mmol)を滴下した。反応物を室温で1時間攪拌し、セライトの一部に通して濾過し、酢酸で洗浄し、真空下で蒸発乾固した。残渣をメタノール/トルエンから数回再蒸発させ、過剰の酢酸を除去し、メタノール(35mL)で溶解し、6N水酸化ナトリウム(1.5mL)で処理した。反応混合物を攪拌し、8時間70℃で加熱した。室温に冷却した後、反応物を真空下で濃縮し、冷水で磨砕し、濾過し、水で洗浄し、真空下で乾燥し、淡オレンジ色固体として粗生成物を得た:ESMS[M+H]:437.2
中間体103
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
週末にかけて攪拌しながらモルホリンを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:649.6
中間体104
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:479.4
中間体105
4−ブロモ−2−(4−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−アセトアミドフェニルボロン酸を用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:470.2
中間体106
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(4−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−2−(3−ホルミルフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンの代わりに4−ブロモ−2−(4−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:607.4
中間体107
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(4−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(4−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.8mmol)および炭素担体20%水酸化パラジウム(II)(0.1g)の攪拌溶液を、室温で3日間水素のバルーンで水素化した。反応物をセライトの一部に通して濾過し、酢酸エチルで洗浄し、真空下で濃縮し、灰白色固体として標記生成物を得た(52%)。ESMS[M+H]:577.4
中間体108
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(4−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(4−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例1に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:696.4
中間体109
4−ブロモ−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
3−アセトアミドフェニルボロン酸を用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:470.2
中間体110
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:607.4
中間体111
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体107に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:577.4
中間体112
4−[3−(4−N−フェニルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて実施例1に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:696.4
中間体113
4−[3−(4−N−エチルカルバミルアミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−(3−アセトアミドフェニル)−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよびエチルイソシアネートを用いて実施例48に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:648.6
中間体114
4−ブロモ−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[(N,N−ジメチルアミノ)メチル]フェニルボロン酸を用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:470.0
中間体115
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:607.6
中間体116
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(ジメチルアミノメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:437.4
中間体117
4−ブロモ−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]モルホリンを用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:512.2
中間体118
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:649.2。
中間体119
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:479.4
中間体120
4−ブロモ−2−[2−(エトキシカルボニル)−エチル−1−エン]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
密封耐圧管中にて、4−ブロモ−2−ヨード−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(5.4mmol)、アクリル酸エチル(7.6mmol)、プロピオニトリル(25mL)、ジイソプロピルアミン(8.0mmol)、およびパラジウム(II)二酸酸塩(0.11mmol)を加えた。反応物を窒素で浄化し、キャップし、100℃で16時間攪拌した。室温に冷却した後、反応物を真空下で濃縮し、酢酸エチルで溶解し、水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空下で蒸発乾固した。シリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィー(0−5%酢酸エチル/塩化メチレン)に付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(22%)。ESMS[M+H]:435.0
中間体121
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−(エトキシカルボニル)−エチル−1−エン]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−2−[2−(エトキシカルボニル)−エチル−1−エン]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:572.4
中間体122
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−(エトキシカルボニル)−1−エチル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−(エトキシカルボニル)−エチル−1−エン]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.77mmol)の酢酸(15mL)中攪拌溶液に、亜鉛末(6.1mmol)を加えた。18時間攪拌した後、追加量の亜鉛末(6.1mmol)を加え、反応物を40℃で24時間攪拌した。室温に冷却した後、反応物をセライトの一部に通して濾過し、酢酸で洗浄し、真空下で蒸発乾固した。残渣を塩化メチレン(50mL)で溶解し、水性1N炭酸ナトリウム、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空下で蒸発乾固した。中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:404.4
中間体123
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒド(0.52mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)中溶液に、ピロリジン(2.08mmol)、次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.08mmol)を加えた。1時間後、反応混合物を水(5mL)でクエンチし、酢酸エチル(5mL)で希釈した。水層を酢酸エチル(4x10mL)で抽出し、合した抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(5%濃水酸化アンモニウムを有する5%メタノール/塩化メチレン)に付して精製し、金色固体として所望の化合物を得た(93%)。ESMS[M+H]:633.4
中間体124
4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリン:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.487mmol)の氷酢酸(4mL)中溶液に、亜鉛粉末(3.41mmol)を加えた。1時間後、反応物を濾過し、亜鉛残渣を酢酸で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮し、1:1メタノール/トルエンで5回共沸し、残留酢酸を除去した。粗アニリンをメタノールで溶解し、6N NaOH(1.46mmol)で処理し、70℃に加熱した。5時間後、反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣を冷水で懸濁し、激しく攪拌した。沈渣を濾過によって回収し、高真空下で一定重量に乾燥し、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:463.4
中間体125
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[1−(4−モルホリニルカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.38mmol)の塩化メチレン(1mL)中溶液を、ジオキサン中4N塩酸(1mL)で処理し、室温で1時間攪拌した。反応物を真空中で濃縮し、塩化メチレンから1回蒸発させた。得られた残渣を、ピリジン(5mL)中で懸濁し、塩化4−モルホリンカルボニル(3.00mmol)で処理し、48時間攪拌した。反応物を濃縮し、Gilson逆相HPLCに付して残渣を精製し、標記化合物を得た(55%)。ESMS[M+H]:668.4
中間体126
N’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア:
4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)アニリンおよびテトラヒドロフラン中2Mジメチルアミンで実施例5aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:337.2
中間体127
N−{4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミド:
(4−メチルスルホニルアミノフェニル)ボロン酸で中間体99に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:506.2
中間体128
N−{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミド:
N−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]メタンスルホンアミドで中間体99に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:506.2
中間体129
4−ブロモ−2−[3−(4−モルホリニル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
3−(モルホリノ)フェニルボロン酸で中間体99に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:498.4
中間体130
4−ブロモ−2−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−(モルホリノ)フェニルボロン酸で中間体99に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:498.4
中間体131
{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}ジメチルアミン:
3−(ジメチルアミノ)フェニルボロン酸で中間体99に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:456.2
中間体132
{4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}ジメチルアミン:
4−(ジメチルアミノ)フェニルボロン酸で中間体99に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:456.2
中間体133
4−ブロモ−2−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−ピリジニル]モルホリンで中間体99に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:499.2
中間体134
N−{4−[4−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミド:
N−{4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミドで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、N’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアで中間体100に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:684.6
中間体135
N−{3−[4−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミド:
N−{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミドで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、N’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアで中間体100に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:684.4
中間体136
N’−(4−{1−エチル−4−[2−[3−(4−モルホリニル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア:
4−ブロモ−2−[3−(4−モルホリニル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、N’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:676.4
中間体137
N’−(4−{1−エチル−4−[2−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア:
4−ブロモ−2−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、N’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:676.4
中間体138
N’−(4−{4−[2−[3−(ジメチルアミノ)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア:
{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}ジメチルアミンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、N’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:634.6
中間体139
N’−(4−{4−[2−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア:
{4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}ジメチルアミンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、N’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアで中間体100に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:634.6
中間体140
N’−(4−{1−エチル−4−[2−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア:
4−ブロモ−2−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、N’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記生成物を得た。ESMS[M+H]:677.4
中間体141
3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール:
密封管中にて、3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ブロモ−1H−ピラゾール(11.1mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(13.8mmol)、酢酸カリウム(35.6mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.5mmol)、およびジオキサン(60mL)を加えた。反応物を窒素で浄化し、キャップし、攪拌し、8時間100℃に加熱した。室温に冷却した後、反応物を真空下で蒸発乾固し、酢酸エチルで溶解し、濾過し、不溶性物質を除去し、真空下で濃縮した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(75%酢酸エチル、n−ヘキサン)に付して精製し、灰白色固体として標記化合物を得た(45%)。ESMS[M+H]:359.2
中間体142
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−ブロモ−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを用いて中間体100の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:665.2
中間体143
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]− 1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(N−モルホリニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:495.4
中間体144
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−ピロリジニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
ピロリジンを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:633.6
中間体145
4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−ピロリジニルメチル)フェニル]− 1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[3−(4−ニトロフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−(N−ピロリジニルメチル)フェニル]−1−フェニルスルホニル−1H−ピロロ[2,3−b]を用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:463.4
中間体146
N,N−ジメチル−1−{4−[1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンアミン:
({4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メチル)ジメチルアミンを用いて中間体32に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:518.4;[M−(CHCC(CH+3H]:436.2
中間体147
4−ブロモ−1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
ヨウ化メチルを用いて中間体3に記載の製法にしたがって、淡黄色個体として標記化合物を得た。ESMS[M+H]:282.0
中間体148
[4−(4−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミン:
4−ブロモ−1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体7に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:252.0
中間体149
N’−[4−(4−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア:
[4−(4−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミンおよびテトラヒドロフラン中2Mジメチルアミンを用いて実施例5aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:323.2
中間体150
4−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール:
ヨウ化イソプロピルを用いて中間体3に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:310。
中間体151
{4−[4−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}アミン:
4−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体7に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:280.2
中間体152
N’−{4−[4−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア:
{4−[4−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}アミンおよびテトラヒドロフラン中2Mジメチルアミンを用いて実施例5aに記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:351.2
中間体153
N,N−ジメチル−1−(4−{4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタンアミン:
N,N−ジメチル−1−{4−[1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンアミンおよび4−ブロモ−1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体100および中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:453.2。
中間体154
[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミン:
N,N−ジメチル−1−(4−{4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタンアミンを用いて中間体7に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:423.4
中間体155
N,N−ジメチル−1−(4−{4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタンアミン:
N,N−ジメチル−1−{4−[1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタンアミンおよび4−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体100および中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:481.4
中間体156
[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]ジメチルアミン:
N,N−ジメチル−1−(4−{4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタンアミンを用いて中間体7に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:451.4。
中間体157
1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール
4−ブロモ−1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+]:329.4
中間体158
1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール
4−ブロモ−1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M]:357.2.
中間体159
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]ベンズアルデヒド
(4−ホルミルフェニル)ボロン酸を用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+]:441.2.
中間体160
4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]ベンズアルデヒド
1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールおよび4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]ベンズアルデヒドを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:
中間体 161
4−[4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]ベンズアルデヒド
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]ベンズアルデヒドおよび1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:564.2。
中間体162
4−[4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]ベンズアルデヒド
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]ベンズアルデヒドおよび1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを用いて中間体100の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:592.4。
中間体163
2−(エチル{[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}アミノ)エタノール:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルバルデヒドおよび2−(エチルアミノ)エタノールを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、黄色固体として標記化合物を得た。ESMS[M+H]:651.4。
中間体164
2−[({4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}メチル)(エチル)アミノ]エタノール:
2−(エチル{[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]メチル}アミノ)エタノールを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:481.2。
中間体165
2−[4−({4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メチル)−1−ピペラジニル]エタノール:
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−カルバルデヒドおよび2−(1−ピペラジニル)エタノールを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):692.4。
中間体166
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノール:
2−[4−({4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メチル)−1−ピペラジニル]エタノールで中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS(M+H):522.4。
中間体167
4−{1−エチル−4−[2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}アニリン;
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:479.0
中間体168
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−2−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒドおよびピロリジンを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:633.0。
中間体169
4−(1−エチル−4−{2−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリン
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−2−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:463.0
中間体170
4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
4−[4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒドおよびピロリジンを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]=647.6。
中間体171
4−(1−(1−メチルエチル)−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)アニリン
4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]=477.3。
中間体172
3−ブロモ−4−メチルベンズアルデヒド
3−ブロモ−4−メチルベンジルアルコール(4.43g、22mMol)のCHCl(100mL)中攪拌溶液に、MnO(15g、172mMol)を加えた。反応物を攪拌し、(70℃油浴で)18時間還流し、室温に冷却し、セライト(登録商標)に通して濾過し、CHClで洗浄し、真空下で蒸発乾固した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10%EtOAc、ヘキサン)に付して精製し、標記生成物を得た(3.0g、68%)。H NMR(400MHz,CDCl) δ 9.98(s,1H)、7.75(d,J=1.5Hz,1H)、7.73(d,J=8.1Hz,1H)、7.57(dd,J=8.1,1.5Hz,1H)、7.28(s,1H)、2.50(s,3H)。
中間体173
4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアルデヒド
3−ブロモ−4−メチルベンズアルデヒドを用いて中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:246.4。
中間体174
3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−4−メチルベンズアルデヒド
4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンズアルデヒド および3−ホルミル−6−メチル−フェニルボロン酸ピナコラートエステルを用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:455.0。
中間体175
3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−4−メチルベンズアルデヒド
3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−4−メチルベンズアルデヒドを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:592.4。
中間体176
({3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−4−メチルフェニル}メチル)ジメチルアミン
3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−4−メチルベンズアルデヒドを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:621.6。
中間体177
[(3−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−4−メチルフェニル)メチル]ジメチルアミン
({3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−4−メチルフェニル}メチル)ジメチルアミンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:451.4。
中間体178
1,1−ジメチルエチル (2−{4−ブロモ−3−[(1E,2Z)−1−エチリデン−4−ニトロ−2,4−ペンタジエン−1−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}エチル)メチルカルバメート
臭化2−(N−t−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)エチルを用いて中間体3に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:425.2。
中間体179
1,1−ジメチルエチル {2−[3−[(1E,2Z)−1−エチリデン−4−ニトロ−2,4−ペンタジエン−1−イル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメート
1,1−ジメチルエチル (2−{4−ブロモ−3−[(1E,2Z)−1−エチリデン−4−ニトロ−2,4−ペンタジエン−1−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}エチル)メチルカルバメートを用いて中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:472.2。
中間体180
1,1−ジメチルエチル {2−[4−[2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメート
1,1−ジメチルエチル {2−[3−[(1E,2Z)−1−エチリデン−4−ニトロ−2,4−ペンタジエン−1−イル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメートおよび({4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メチル)ジメチルアミンを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:736.4。
中間体181
1,1−ジメチルエチル (2−{3−(4−アミノフェニル)−4−[2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}エチル)メチルカルバメート
1,1−ジメチルエチル {2−[4−[2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメートを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:566.6。
中間体182
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンズアルデヒド
(3−フルオロ−4−ホルミルフェニル)ボロン酸を用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:459.2。
中間体183
4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンズアルデヒド
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンズアルデヒドを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:596.2。
中間体184
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−フルオロ−4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
4−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンズアルデヒドおよびピロリジンを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:651.4。
中間体185
4−(1−エチル−4−{2−[3−フルオロ−4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミン
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[3−フルオロ−4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:481.4。
中間体186
5−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンズアルデヒド
(4−フルオロ−3−ホルミルフェニル)ボロン酸を用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:459.2。
中間体187
5−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンズアルデヒド
5−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンズアルデヒドを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:596.2。
中間体188
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−フルオロ−3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
5−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンズアルデヒドを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:651.4。
中間体189
[4−(1−エチル−4−{2−[4−フルオロ−3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミン
4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[4−フルオロ−3−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS [M+H]+:481.4。
中間体190
{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノール
[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ボロン酸を用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:443.2。
中間体191
{3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノール
{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノールを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:580.4。
中間体192
(3−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メタノール
{3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノールを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:410.4。
中間体193
2−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]エタノール
2−(3−ブロモフェニル)エタノールを用いて中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:249.4。
中間体194
2−{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}エタノール
2−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]エタノール用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:457.2。
中間体195
2−{3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}エタノール
2−{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}エタノールを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:594.4。
中間体196
2−(3−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)エタノール
2−{3−[4−[1−エチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}エタノールを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:424.2。
中間体197
1,1−ジメチルエチル {2−[4−[2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメート
{3−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メタノールおよび1,1−ジメチルエチル {2−[3−[(1E,2Z)−1−エチリデン−4−ニトロ−2,4−ペンタジエン−1−イル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメートを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:709.2。
中間体198
1,1−ジメチルエチル [2−(3−(4−アミノフェニル)−4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)エチル]メチルカルバメート
1,1−ジメチルエチル {2−[4−[2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメートを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:539.5。
中間体199
1,1−ジメチルエチル (2−{3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−[2−(3−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}エチル)メチルカルバメート
1,1−ジメチルエチル [2−(3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)エチル]メチルカルバメート(1.24g、2.0mMol)のCHCl(100mL)中攪拌溶液に、活性化MnO(2.5g、28.7mMol)を加えた。反応物を攪拌し、(70℃油浴で)8時間還流し、室温に冷却し、セライト(登録商標)の一部に通して濾過し、CHClで洗浄し、真空下で蒸発乾固した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー((1:1)EtOAc/CHCl中5〜10%MeOHに付して精製し、淡黄色固体として標記化合物を得た(0.94g、77%)。ESMS[M+H]+:608.6。
中間体200
1,1−ジメチルエチル {2−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]エチル}メチルカルバメート
1,1−ジメチルエチル (2−{3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−4−[2−(3−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}エチル)メチルカルバメートを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:637.5。
中間体201
4−[1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒド
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒドおよびジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)を用いて中間体5に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:488.4。
中間体202
N’−(4−{4−[2−(4−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア
4−[1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒドおよびN’−[4−(4−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体6、次いで、中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:465.4。
中間体203
4−ブロモ−1−(メチルスルホニル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール
塩化メタンスルホニルを用いて中間体3に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:347.8/345.8。
中間体 204
N’−{4−[4−ブロモ−1−(メチルスルホニル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア
4−ブロモ−1−(メチルスルホニル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾールを用いて中間体7に記載の製法、次いで、ジメチルアミンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M]+:387.2。
中間体205
N’−(4−{4−[2−(4−ホルミルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア
4−[1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒドおよびN’−{4−[4−ブロモ−1−(メチルスルホニル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体6、ついで、中間体21に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:380.2。
中間体206
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノールの調製
4−{4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}ベンズアルデヒドおよび2−(1−ピペラジニル)エタノールを用いて中間体101、次いで、中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]+:536.4。
中間体207
2−アセチル−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン:
7−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン塩酸塩(Ennova MedChem Group,Inc)を用いて中間体32に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:301.4。
中間体208
2−アセチル−7−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン:
2−アセチル−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:510.2。
中間体209
N’−(4−{4−[2−(2−アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−イソキノリニル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア:
2−アセチル−7−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、4.5時間攪拌しながらN’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:688.6。
中間体210
7−ブロモ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン:
7−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン塩酸塩およびヨードメタンを用いて中間体3に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:226.0。
中間体211
2−メチル−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン:
7−ブロモ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを用いて中間体32に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:273.4。
中間体212
7−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン:
2−メチル−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:482.2。
中間体213
N’−(4−{1−エチル−4−[2−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−イソキノリニル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア:
7−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンで中間体32に記載の製法に従う。該粗生成物を用い、4.5時間攪拌しながらN’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:660.6。
中間体214
1−[2−(4−ブロモフェニル)エチル]ピロリジン:
4−ブロモフェネチルアルコール(2.54mmol)および塩化p−トルエンスルホニル(2.74mmol)の無水ジクロロメタン(5mL)中溶液に、窒素下、室温でシリンジにてトリエチルアミン(2.74mmol)を滴下した。反応物を室温で16時間攪拌した。白色沈殿を形成した。1N HCl溶液(5mL)を懸濁液に加え、反応液は透明になった。層を分離し、有機層を飽和水性重炭酸ナトリウム溶液(5mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮し、白色固体を得た。該粗生成物に、窒素下にてピロリジン(1mL)を加え、反応物を50℃で90分間攪拌した。反応物を室温に冷却し、真空中で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(20mL)で溶解し、引き続き水(20mL)および飽和水性重炭酸ナトリウム溶液(20mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(20−100%酢酸エチル/ヘキサン)に付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(80%)。ESMS[M+H]:254.2。
中間体215
1−{2−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]エチル}ピロリジン:
1−[2−(4−ブロモフェニル)エチル]ピロリジンを用いて中間体32に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:301.4。
中間体216
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−2−{4−[2−(1−ピロリジニル)エチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン:
1−{2−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]エチル}ピロリジンを用いて中間体99に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:510.2。
中間体217
N’−{4−[1−エチル−4−(1−(フェニルスルホニル)−2−{4−[2−(1−ピロリジニル)エチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア:
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−2−{4−[2−(1−ピロリジニル)エチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体32に記載の製法に従い、次いで、4.5時間攪拌しながらN’−[4−(4−ブロモ−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレアを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:688.6。
中間体218
2−[4−({4−[4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メチル)−1−ピペラジニル]エタノール:
4−[4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒドおよび2−(1−ピペラジニル)エタノールを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:678.4。
中間体219
2−{4−[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル]−1−ピペラジニル}エタノール:
2−[4−({4−[4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]フェニル}メチル)−1−ピペラジニル]エタノールを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:508.4。
中間体220
N−[4−(4−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−1−ピロリジンカルボキシアミド:
[4−(4−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミンおよびピロリジンを用いて実施例47に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:349.2。
中間体221
N−(4−{4−[2−(4−ホルミルフェニル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1−ピロリジンカルボキシアミド:
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]ベンズアルデヒドを用いて中間体32に記載の製法に従い、次いで、N−[4−(4−ブロモ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−1−ピロリジンカルボキシアミドで中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:631.4。
中間体222
N−(4−{4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1−ピロリジンカルボキシアミド:
N−(4−{4−[2−(4−ホルミルフェニル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1−ピロリジンカルボキシアミドおよび(ジクロロメタンの代わりに)ジクロロエタン中2−(エチルアミノ)エタノールを用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:704.6。
中間体223
2−[エチル({4−[4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]フェニル}メチル)アミノ]エタノール:
4−[4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]ベンズアルデヒドおよび2−(エチルアミノ)エタノール(18.8mmol)を用いて中間体101に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:665.4。
中間体224
2−[[(4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}フェニル)メチル](エチル)アミノ]エタノール:
2−[エチル({4−[4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−2−イル]フェニル}メチル)アミノ]エタノールを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:495.4。
中間体225
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−2−(3−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
4−ブロモ−2−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−2−(3−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.44mmol)、3−ピリジニルボロン酸(0.35mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.013mmol)の1,4−ジオキサン(4mL):飽和炭酸ナトリウム(1mL)の4:1溶液中溶液を、密封管中にて100℃で18時間攪拌した。真空中で濃縮した後。残渣を、酢酸エチル(5mL)および水(5mL)の間に分配した。有機層をブライン(1x5mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(0−20%酢酸エチル/ジクロロメタン)に付して精製し、黄色油として標記化合物を得た(50%)。ESMS[M+H]:414.8。
中間体226
4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)]−1−(フェニルスルホニル)−2−(3−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
1−イソプロピル3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールおよび4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−2−ピリジン−3−イル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:565.2。
中間体227
4−{1−(1−メチルエチル)−4−[2−(3−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}アニリン
4−[1−(1−メチルエチル)−3−(4−ニトロフェニル)]−1−(フェニルスルホニル)−2−(3−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:395.1。
中間体228
N,N−ジメチル−2−[3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタンアミン
3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール(2.4mmol)および2−クロロ−N,N−ジメチルエタンアミン塩酸塩を用いて中間体3に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:261.2。
中間体229
2−[4−ブロモ−(3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]− N,N−ジメチルエタンアミン
N,N−ジメチル−2−[3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタンアミン(1.9mmol)および臭素(2.9mmol)のクロロホルム(10mL)中溶液を、室温で2時間攪拌した。真空中で濃縮した後、残渣を、酢酸エチル(5mL)および重炭酸ナトリウム(5mL):チオ硫酸ナトリウム(5mL)の1:1溶液の間に分配した。有機層をブライン(1x5mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。ヘキサンで磨砕し、濾過し、標記化合物を得た(89%)。ESMS[M+H]:339.0/341.0。
中間体230
N,N−ジメチル−2−{3−(4−ニトロフェニル)−4−[1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−1−イル}エタンアミン
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび2−[4−ブロモ−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]−N,N−ジメチルエタンアミンを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:517.2。
中間体231
4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−4−ヒドロキシ−1−ピペリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル:
−75℃に冷却した、イソプロピルアミン(5.5mmol)のTHF(15mL)中溶液に、n−BuLi(ヘキサン中2.5M、5.5mmol)を滴下した。−78℃で20分間攪拌した後、4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(5.0mmol)のTHF(5.0mL)中溶液を滴下した。得られたオレンジ色溶液を−78℃で2時間攪拌し、次いで、1,1−ジメチルエチル−4−オキソ−1−ピペリジンカルボン酸塩(6.1mmol)のTHF(5.0mL)中溶液を滴下した。−78℃でさらに1.5時間攪拌した後、反応混合物を室温に加温し、飽和NHCl(aq)でクエンチした。EtOAc(3 )で抽出し、ブラインで洗浄し、(NaSO)乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、粗物質を得、フラッシュクロマトグラフィー(120gSiO、CHCl中05%EtOAc)に付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(85%)。ESMS[M+H]:536.0。
中間体232
4−ヒドロキシ−4−[4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−1−ピペリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル:
1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールおよび4−[4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−4−ヒドロキシ−1−ピペリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチルを用いて中間体100に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:659.2。
中間体233
4−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−4−ヒドロキシ−1−ピペリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル:
4−ヒドロキシ−4−[4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−1−ピペリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチルを用いて中間体102に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:489.2。
中間体234
4−(5−ブロモ−2−ピリミジニル)−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル
5−ブロモ−2−クロロピリミジン(5.17mmol)および1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(11.4mmol)の1,4−ジオキサン(10ml)中混合物を、2時間加熱還流した。室温に冷却した後、反応混合物を水(100ml)および酢酸エチル(100ml)で希釈した。有機層を分離し、(MgSO)乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、残渣を得、シリカゲルクロマトグラフィー(40gシリカゲル、CHCl/EtOAc)に付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(58%)。ESMS[M+H−Boc]:245.0/243.0。
中間体235
4−[5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−ピリミジニル]−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル
4−(5−ブロモ−2−ピリミジニル)−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(3.00mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(3.30mmol)および酢酸カリウム(9.00mmol)の混合物を1,4−ジオキサン(10ml)で希釈し、10分間アルゴンで脱気した。ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.15mmol)を加え、得られた混合物をアルゴン下にて一晩95℃で加熱した。冷却し、EtOAc(100ml)で希釈すると、混合物を10分間超音波で分解した。シリカの一部に通して濾過し、真空中で濃縮し、固体残渣を得、40gシリカゲル(CHCl/EtOAc w/0.1%MeOH)上で精製した。ジエチルエーテル/ヘキサンから再結晶し、白色針状晶として標記生成物を得た(44%)。ESMS[M+H]:391.2
中間体 236
5−ブロモ−2−(4−メチル−1−ピペラジニル)ピリミジン
5−ブロモ−2−クロロピリミジンおよびN−メチルピペラジンを用いて中間体234に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:257.0/259.0。
中間体237
2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリミジン
5−ブロモ−2−(4−メチル−1−ピペラジニル)ピリミジンを用いて中間体235に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:305.2。
中間体238
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−2−(triメチルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
N,N−ジイソプロピルアミン(3.6mmol)のTHF(9ml)中溶液を、窒素雰囲気下にて−78℃に冷却した。n−BuLi(ヘキサン中2.5M、3.3mmol)の溶液を3分かけて滴下した。攪拌の30分後、4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(3.1mmol)のTHF(9ml)中溶液を9分かけて滴下した。−78℃で攪拌したさらに2時間後、クロロトリメチルシラン(3.1mmol)を1分かけて滴下した。−78℃で攪拌した1時間後、反応物を飽和NHCl(aq)(10ml)でクエンチし、室温に加温し、水およびEtOAcの間に分配した。水層をEtOAcでさらに抽出し、有機層を合し、ブラインで洗浄し、(MgSO)乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(等張CHCl)に付して精製し、白色固体として標記生成物を得た(82%)。ESMS[M+H]:410.8。
中間体239
4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−2−(triメチルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−2−(トリメチルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(37mmol)および1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(37mmol)の1,4−ジオキサン(300ml)および飽和NaHCO(aq)(100ml)中混合物を、Nで10分間脱気し、その後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(1.85mmol)を加え、得られた混合物を105℃で一晩加熱した。次いで、反応物を濃縮し、CHCl(200ml)およびEtOAc(200ml)で希釈し、10分間超音波で分解し、セライト545に通して濾過し、濃縮し、赤色油を得、400gシリカゲル(CHCl/EtOAc w/0.1%MeOH)上で精製し、淡黄色泡沫として標記生成物を得た(36%)。ESMS[M+H]:532.0。
中間体240
2−ヨード−4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
10℃で、ICl(CHCl中1M、43.3mmol)のアセトニトリル(250ml)中溶液に、4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−2−(トリメチルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(8.67mmol)のアセトニトリル(46ml)中溶液を加え、次いで、−10℃で5分間攪拌した。反応物を全容量を約1/3に濃縮し、次いで、EtOAc(500ml)で希釈した。溶液を、飽和NaHCO(aq)(100ml)、飽和Na(aq) (100ml)、ブライン(100ml)で洗浄し、MgSOで乾燥した。濾過し、真空中で濃縮し、黄褐色固体を得、熱アセトニトリル/EtOで磨砕し、淡黄褐色固体として標記生成物を得た(53%)。ESMS[M+H]:586.0.
中間体241
4−{5−[4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−ピリミジニル}−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル
2−ヨード−4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.321mmol)および4−[5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−ピリミジニル]−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.353mmol)の1,4−ジオキサン(3ml)中溶液に、飽和NaHCO(aq)(0.85ml)を加えた。10分間アルゴンで脱気した後、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.0161mmol)を加え、得られた混合物を95℃で一晩加熱した。冷却すると、反応物を濃縮し、EtOAcおよびHOの間に分配した。有機層をブラインで洗浄し、(MgSO)乾燥し、濾過し、濃縮し、黄色油として標記化合物を得た(定量)。ESMS[M+H]:722.2。
中間体242
1,1−ジメチルエチル 4−{5−[4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−ピリミジニル}−1−ピペラジンカルボン酸塩
塩化アンモニウム(3.00mmol)のHO(5ml)中溶液に、鉄粉(1.66mmol)、次いで、4−{5−[4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−ピリミジニル}−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.333mmol)のメタノール(10ml)中溶液を加えた。得られた混合物を、2時間70℃で加熱し、熱溶液をセライト545の一部に通して濾過し、濃縮し、黄色固体として標記生成物を得(定量)、次の工程で粗製物を用いた。ESMS[M+H]:692.2。
中間体243
4−(5−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−2−ピリミジニル)−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル
4−{5−[4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル]−2−ピリミジニル}−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.333mmol)のメタノール(20ml)中溶液に、6M NaOH(aq)(1.5ml)を加えた。得られた溶液を、70℃で4時間加熱し、真空中で濃縮し、黄色残渣をクロロホルムで溶解した。飽和NHCl(aq)で洗浄した後、有機層を(MgSO)乾燥し、濾過し、濃縮し、黄色固体として標記生成物を得(99%)、次の工程に粗製物を用いた。ESMS[M+H]:552.2。
中間体244
4−(5−{4−[3−(4−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}フェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−2−ピリミジニル)−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル
4−(5−{4−[3−(4−アミノフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル}−2−ピリミジニル)−1−ピペラジンカルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.326 mmol)のピリジン(8ml)中溶液に、0℃でアルゴン下にて、反応温度を0℃に維持しながら3時間かけてイソプロペニルクロロギ酸塩(1.31mmol)を滴下した。得られた溶液を濃縮し、逆相に付して精製した。該中間体をTHF(10ml)およびジメチルアミン(THF中2M、20ml)で溶解し、加えた。50℃で2時間加熱した後、真空中で濃縮し、黄色固体として標記生成物を得(27%)、さらに精製することなく用いた。ESMS[M+H]:623.2.
中間体245
4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
2−ヨード−4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリミジンを用いて中間体241に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:636.0。
中間体246
(4−{1−メチル−4−[2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)アミン
4−[1−メチル−3−(4−ニトロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて中間体242に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:606.2。
中間体247
[4−(1−メチル−4−{2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]アミン
(4−{1−メチル−4−[2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)アミンを用いて中間体243に記載の製法にしたがって、標記化合物を得た。ESMS[M+H]:466.2。

Claims (15)

  1. 式(I):
    Figure 0005140600
    [式中:
    式:
    Figure 0005140600
    は、5員の芳香族複素環断片を表し;
    Aは、>C=Yまたは>S(O)であり、ここで、YはO、S、またはN−Rであり;ここで、xは、1または2であり;
    は、独立して、H、C−C−アルキル、またはシクロプロピルであり;
    は、H、C−Cアルキル、ハロ−C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−Cアルコキシ、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−Cアルキル、C−Cアルコキシメチル、ヒドロキシ、−(CH−Ar−(R、またはNRであり、ただし、AがS(O)である場合、RはHではなく;ここで、yは、0、1、または2であり;およびzは、置換についてAr上で利用可能な部位数以下の自然数であり;
    Arは、フェニルまたはヘテロアリールであり;
    は、独立して、H、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、−(CH−R10であり;ここで、wは1または2であり;
    は、独立して、C−C−アルキル、ハロ、ハロ−C−C−アルキル、またはAr−(Rであり;
    は、独立して、C−C−アルキル、ハロ、ハロ−C−C−アルキル、Ar−(R、−(CHNR1314、−Ar−(CHNR1314、−A’−NR−(CH−A’’、−CHCHC(O)−A’’’、または−Ar’−(C(O)(CHNR1314であり;
    ここで、A’は、C(O)またはCHであり;A’’は、H、NR1314、C−C−チオアルキル、C−C−アルコキシ、−SOCH、または−OHであり;A’’’は、−OH、C−C−アルコキシ、または−NR1314であり;および、Ar’は、5または6員のヘテロシクロアルキル環であり;
    ここで、aは、独立して、0、1、または2であり;bは、1、2、または3であり、ただし、bが1である場合、A’’はHであり;および、cは0または1であり;
    および各Rは、各々独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、C−C−アルキル、COOH、C−C−アルキルカルボニル、C−C−アルキル−カルボニル−C−C−アルキル、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ−C−C−アルキルアミノ、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、OH、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ヘテロアリール、またはフェニルであり;
    は、HまたはC−C−アルキルであり;
    は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−Cアルコキシ、−(CH−Ar−(Rであるか;あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはOHで置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成し;
    10は、ヘテロシクロアルキル、Ar−(R、COOH、またはC(O)−NR1112であり;
    11は、HまたはC−C−アルキルであり;
    12は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであるか;あるいは、R11およびR12は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはヒドロキシで置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成し;
    13は、H、C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであり;
    14は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ、またはSOCHであるか;あるいは、R13およびR14は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、ヒドロキシ−C−C−アルキル、またはOHで置換されていてもよい5または6−員のヘテロシクロアルキル環を形成し;ならびに
    15およびR16は、各々独立して、H、C−C−アルキル,またはハロであるか、あるいは、R15およびR16は、それらが結合する炭素原子を一緒になって、シクロプロピル、C=O、C=S、またはC=NRを形成し;
    mは、0または1であり;
    n、o、およびqは、各々独立して、0、1、または2であり;ならびに
    pは、0、1、2、3、または4である]
    で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  2. mが0である、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  3. nが0であって;pが0、1、または2であり、各Rが、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−アルキルカルボニル、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ−C−C−アルキルアミノ、アミノ−C−C−アルキル、OH、ハロ−C−C−アルキル、またはC−C−アルコキシである、請求項2記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  4. pが0であり、式:
    Figure 0005140600
    が、
    Figure 0005140600
    である、請求項3記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  5. qが0または1であって、Rが、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、−(CH−R10であり、ここで、wは1または2であって、R10は、ヘテロシクロアルキル、Ar−(R、COOH、またはC(O)−NR1112であり、R11は、HまたはC−C−アルキルであり;R12は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであるか;あるいは、R11およびR12は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはヒドロキシで置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成し;ならびに
    式:
    Figure 0005140600
    が、
    Figure 0005140600
    である、請求項4記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  6. 式:
    Figure 0005140600
    が、
    Figure 0005140600
    である、請求項5記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  7. が、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、ハロ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、アミノ−C−C−アルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル, −(CH−R10であり、ここで、wは1または2であって、R10は、ヘテロシクロアルキル、Ar−(R、COOH、またはC(O)-NR1112であり、ここで、R11は、HまたはC−C−アルキルであり;R12は、H、C−C−アルキル、ハロ−C−C−アルキル、またはヒドロキシ−C−C−アルキルであるか;あるいは、R11およびR12は、それらが結合する窒素と一緒になって、C−C−アルキル、ハロ、アミノ、シアノ、C−C−アルコキシ、またはヒドロキシで置換されていてもよい5または6員のヘテロシクロアルキル環を形成する、請求項6記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  8. がHであって、Rが、C−C−アルキル、フルオロ−C−C−アルキル、フェニル、チエニルメチル、C−C−シクロアルキル、ハロフェニル、シアノフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ベンジル、メトキシ、エトキシ、メトキシメチル、N−メチルピロリル、またはNRであり、ここで、Rは、HまたはC−Cアルキルであり、Rは、C−Cアルキル、C−C−シクロアルキル、フェニル、ハロフェニル、シアノフェニル、トリル、メトキシフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ビフェニル、ベンジル、ピロリル、ピリジニル、チアゾリル、またはチエニルであるか、あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、モルホリノ、チオモルホリノ、チオモルホリニル−1,1−ジオキシド、ピロリジニル、ヒドロキシピロリジニル、またはピペリジニル基を形成し;
    が、C−Cアルキル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、トリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル、メトキシベンジル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、酢酸、アセトアミド、モルホリニルオキソエチル、メトキシフェニルアセトアミド、ヒドロキシエチルアセトアミド、またはジヒドロキシプロピルであり;
    が、C−C−アルキル、ハロ、またはジメチルアミノメチルフェニルであり;nが、0または1であり;ならびに
    が、アセトアニリド、ジメチルアミノメチルフェニル、メチルアミノメチルフェニル、モルホリノメチルフェニル、ピロリジニルメチルフェニル、エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノメチルフェニル、2−ヒドロキシエチル−1−ピペラジニルメチルフェニル、ヒドロキシルメチルフェニル、4−メチル−1−ピペラジニルピリミジニル、モルホリノエチルアミノメチル、ヒドロキシエチルアミノメチル、ジメチルアミノメチル、ジメチルアミノエチルアミノメチル、ジメチルアミノメチルカルボニルテトラヒドロピリジニル、テトラヒドロピリジニル、モルホリノピリジニル、モルホリノカルボニルテトラヒドロピリジニル、メチルスルホニルエチルアミノメチル、4−メチルピペラジニルプロピルアミノメチル、−CHCHC(O)−A’’’、ここで、A’’’は、C−C−アルコキシ、OH、または4−メチルピペラジニルであり;または−C(O)NH(CHNR1314であり、ここで、R13およびR14は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、N−モルホリノ、N−チオモルホリノ、ピペラジニルまたは4-メチルピペラジニルを形成するか、または−C(O)NH(CH −SCH であり;rは、2または3である、請求項7記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  9. N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
    N−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−フェニルウレア;
    N−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−エチルウレア;
    N’−[4−(1−エチル−4−{2−[3−(4−モルホリニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア;
    N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
    N−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−エチルウレア;
    N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア;
    N’−(4−{1−エチル−4−[2−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
    N’−[4−(4−{2−[3−(ジメチルアミノ)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−N,N−ジメチルウレア;
    N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
    N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
    N,N−ジメチル−N’−[4−(1−メチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレア;
    N’−(4−{4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
    N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレア;
    N,N−ジエチル−N’−[4−(1−エチル−4−{2−[4−(1−ピロリジニルメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレア;
    N’−(4−{1−エチル−4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
    N’−{4−[4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
    N,N−ジエチル−N’−(4−{4−[2−(4−{[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)ウレア;
    N’−{4−[1−エチル−4−(2−{3−[(メチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;
    N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレア;
    N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレア;
    N’−(4−{4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
    N’−(4−{4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレア;
    N’−{4−[1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレア;および
    N,N−ジメチル−N’−[4−(1−メチル−4−{2−[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]ウレア;
    からなる群より選択される化合物またはその医薬上許容される塩。
  10. N’−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアである、請求項9記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  11. N’−(4−{4−[2−(4−{[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−N,N−ジメチルウレアである、請求項9記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  12. N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアである、請求項9記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  13. N’−{4−[1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジメチルウレアである、請求項9記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  14. N−{4−[4−(2−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N’−エチルウレアである、請求項9記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
  15. N’−{4−[4−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N,N−ジエチルウレアである、請求項9記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
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