JP5139789B2 - ワークピースをチャック上に正確に位置決めするワークピースキャリア並びにチャック及びワークピースキャリアを有するクランプ装置 - Google Patents

ワークピースをチャック上に正確に位置決めするワークピースキャリア並びにチャック及びワークピースキャリアを有するクランプ装置 Download PDF

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Description

この発明は、ワークピースを受け入れる中央開口と、それぞれが位置決め要素を含む2つの基準系を有するワークピースキャリアに関し、これによって、ワークピースキャリアをチャック部材に対して2つの異なる明確な位置に取り外し可能に取り付ける。また、この発明は、チャック部材と、これに対して2つの異なる位置で取り付け可能なワークピースキャリアにも関する。
ワークピースキャリアを用いて、ワークピースを工作機械のチャック部材に高精度で取り付けるクランプ装置は、当業において公知である。したがって、ワークピースキャリアは、チャック部材に高い絶対精度で取り付けられるだけでなく、特に高い反復精度で取り付けられる。ワークピースキャリアを所定の位置で正確にチャック部材に取り付けることができるようにするために、ワークピースキャリアは通常、チャック部材に設けられた基準系と適合する基準系を備える。すなわち、チャック部材の基準系に対応して作られている。ワークピースキャリアがチャック部材に取り付けられると、ワークピースキャリアは、少なくともX方向及びY方向において、正確で、明確で、かつ既知の位置を取る。好ましくは、ワークピースキャリアは、それがチャック部材に取り付けられた後は、Z方向及びZ軸周りの角度方向においても整列されるべきである。
特許文献1には、チャック部材とツールホルダを備える、加工機械のツール用クランプ装置が開示されている。このチャック部材は、底面から突出するとともに、ツールホルダをX方向及びY方向に整列するための接触面を有する2対の芯出しリブを備える。さらに、チャック部材の表面から突出して4本のピンが設けられおり、ツールホルダをZ方向に整列させる。ツールホルダには平坦な面が設けられており、この面は前記のピンの前面と当接する。さらに、ツールホルダは、前記の芯出しリブに整列した2対の溝を備えており、この溝は、整列リブの当接面に係合される弾性縁部を有する。最後に、ツールホルダには、引き下げボルトを受ける中央開口が設けられており、これによってツールホルダを位置的に正確に芯出しするのに必要な引き下げ力をツールホルダに伝えることができる。したがって、チャック部材は、前記の引き下げボルトと共働する、中央に配置されたボールクランプを備える。
欧州特許出願公開第0255042号明細書
このような公知の装置の欠点は、とりわけ、ワークピースキャリアに固定されたワークピースを片側しか加工できないという点である。仮に、例えばワークピースの両側を加工する必要があると、一旦ワークピースをワークピースキャリアから外し、他方の側を加工できるような異なる向きでワークピースキャリアに再び固定する必要がある。このような手順は、一方では時間を浪費するし、他方ではワークピースの正しい位置に関する限り精度の低下を招く。
特許文献2は、第1の位置から第2の位置に回転可能な加工ツールの支軸に取り付けられるべきチャック部材を開示している。チャック部材は、クランプジョーの設けられたクランプフレームを備える。クランプフレームは、2本のボルトを用いて180°回転可能に取り付けられており、クランプフレームにクランプされたワークピースは180°回転することができる。クランプフレームを支軸ヘッドに対して位置決めするために、支軸ヘッドには、クランプフレームの両側に設けられた環状溝と係合する環状リブが設けられている。クランプフレームを支軸ヘッドに固定するために、クランプフレームにはねじボルトと係合する保持要素が設けられている。ねじボルトは、回転することで軸方向に移動するスリーブ部材により、回転位置と動作位置の間で移動可能なキャリア部材に接続される。また、保持要素はそれぞれ、支軸ヘッドに設けられた接合凹部に対応した形状とされた突出部を備え、動作位置なった後はクランプフレームが確実に回転しないようにしている。
独国特許第861,948号明細書
割り当てられた環状溝に係合する環状リブが支軸ヘッドに対してある種のクランプフレーム位置を取ることができる場合でも、X方向及びY方向の双方、さらにはZ方向において、クランプフレームを支軸ヘッドに関して厳密かつ正確に整列できるような手段は設けられていない。独立した芯出し要素、特に凹部に係合する突出部及び環状溝の一つと係合する環状リブを設けることで、システムは過剰に規定される。さらに、チャック部材は支軸から取り外しできず、必要に応じて他の加工ツールの支軸に取り付けることもできない。クランプフレームは2本のねじボルトのみで保持されているので、高い力を、特にクランプフレーム内に受け入れられたワークピースを加工する間に、伝達することができない。さらなる欠点を、クランプフレームに受け入れられるワークピースの大きさが限定されるという点に見ることができるであろう。これが大きすぎると、特には長すぎると、ワークピースを取り外さなければ、もはやクランプフレームを180°回転することができない。
特許文献3には、2つの平坦部を有するキャリアプレートが開示されている。後部は互いに対向して位置する2つのホルダを備え、これによりキャリアプレートを2つの異なる位置でチャック部材にクランプすることができる。ホルダは、前記の特許文献1に従って設計されており、中央に位置するクランプボルトによりチャック部材に取り付けられる。
欧州特許出願公開第0900618号明細書
特許文献4には、開口した前端部と後端部を有する管状ホルダを備えた、ドリル用のリバーシブルビットアタッチメントが開示されている。ドリルチャック係合手段がホルダの後端部に設けられている。二重ビット部材が、随意にホルダの開口端に係合可能な第1及び第2の端部を有する二重ソケットを備える。ソケットの両端に介在する環状の停止ショルダがホルダの前端に係合可能である。取り外し可能な戻り止め手段が設けられており、この手段は、ホルダの対向する両側面及び二重ソケットの対向する両側面上に共働部品を有する。スリーブがホルダを摺動可能に包囲しており、取り外し手段の部品に操作可能に係合している。
米国特許第3,023,015号明細書
最後に、特許文献5には、両端にドリルビットを受け入れるための受け入れ孔を構成した中央貫通孔を有する、ドリルツール用ホルダが開示されている。このホルダには、2つの受け入れ孔と交差し、ドリルビッドの回転を防ぐための停止部材を構成又は受容する、半径方向止まり穴が設けられている。
欧州特許出願公開第0970769号明細書
この発明の目的は、種々のチャック部材に迅速、単純かつ異なる位置で取り付けることのでき、したがって具体的な位置を正確に定義しかつ熟知することのできる、上述した種類の中央開口を有するワークピースキャリアを提供することにある。さらに、かかるワークピースホルダは単純かつ厳格な設計であるべきである。
この目的及び他の目的を達成するため、この発明は、チャック部材に取り外し可能に取り付けられるよう構成されたワークピースキャリアを提供する。このワークピースキャリアは、中央長手軸線の方向に延び、ワークピースを受けるよう構成された中央開口を備える。第1の基準系は、第1の芯出し要素を備えており、チャック部材に対してワークピースキャリアを第1の正確に定義された位置に整列するよう構成されている。第2の基準系は、第2の芯出し要素を備えており、チャック部材に対してワークピースキャリアを第2の正確に定義された位置に整列するよう構成されている。
第1の連結手段を第1基準系に割りつけて、ワークピースキャリアを前記第1の位置で取り外し可能にチャック部材に取り付ける。第1連結手段はワークピースキャリアの中央開口を包囲し、ワークピースキャリアの実質的に中央長手軸線の方向に延びる。第1連結手段とは独立した第2の連結手段を第2基準系に割りつけて、ワークピースキャリアを前記第2の位置で取り外し可能にチャック部材に取り付ける。第2連結手段はワークピースキャリアの中央開口を包囲し、ワークピースキャリアの実質的に中央長手軸線の方向に延びる。
ワークピースキャリアには互いに独立した2つの基準系が設けられており、ワークピースキャリアの中央長手軸線の方向に延びこの中央開口を包囲し、ワークピースキャリアをチャック部材に固定する手段が、それぞれの基準系に割りつけられていることにより、中央に配置されたクランプボルト部材を用いることなく、迅速、単純、安全に、正確で熟知された位置にて、ワークピースキャリアをチャック部材に取り付けることができるという基本的な必要条件を作り出す。
第2の態様によれば、この発明は、チャック部材と、このチャック部材に取り外し可能に取り付けられるよう構成されたワークピースキャリアを有するクランプ装置を提供する。チャック部材には、チャック部材に取り付けられたワークピースキャリアの位置を画定するための基準系と、チャック部材に取り付けられたワークピースキャリアをクランプ保持するためのクランプ要素とを設ける。ワークピースキャリアは、その中央長手軸線の方向に延びる中央開口を備え、ワークピースを受けるよう構成されている。ワークピースキャリアは、第1の芯出し要素を備えるとともに、チャック部材の基準系と協働してワークピースキャリアをチャック部材に対して第1の正確に画定された位置に整列させる第1の基準系を備える。
さらに、ワークピースキャリアは、第2の芯出し要素を備えるとともに、チャック部材の基準系と協働してワークピースキャリアをチャック部材に対して第2の正確に画定された位置に整列させる第2の基準系を備える。
第1基準系に割りつけられた第1の連結手段は、ワークピースキャリアを前記第1位置でチャック部材に取り外し可能に取り付けるために設けられる。第1連結手段は、ワークピースキャリア内の中央開口を包囲し、実質的にワークピースキャリアの長手軸線の方向に延び、チャック部材のクランプ要素により係合されるよう構成されたクランプ面を有する。第1連結手段から独立しており第2基準系に割りつけられた第2の連結手段は、ワークピースキャリアを前記第2位置でチャック部材に取り外し可能に取り付けるために設けられる。第2連結手段は、ワークピースキャリア内の中央開口を包囲し、実質的にワークピースキャリアの長手軸線の方向に延び、チャック部材のクランプ要素により係合されるよう構成されたクランプ面を有する。
以下、添付の図面を参照しつつ、この発明に従う装置の実施形態をさらに説明する。
図1は、ワークピースキャリア1を、ワークピース4をクランプした状態で示す、一方の側からの斜視図である。ワークピースキャリアは、中央開口3を備える円盤状のベース本体部材2を備える。開口3の直径は一定ではなく、第1の小さな直径の部分と、第2の大きな直径の部分とを有する。ワークピースキャリア1には、2つの基準系5、11が設けられており、これらは、ワークピースキャリア1の2つの側面上に、互いに対向して配置される。図1において、第1基準系5は完全に見えているが、第2基準系11は一部のみが見えている。第1基準系は、本質的に環状であり、ワークピースキャリア1の中央長手軸線Lに平行かつ同軸に延びる凸部6を備える。同時に、ワークピースキャリア1の中央長手軸線Lはワークピースキャリア1のZ軸を構成する。凸部6の前面7には、複数の芯出し要素が設けられている。この例では、芯出し要素は、4個の芯出し溝8で構成されており、これら芯出し溝8は、中央開口3の周りに均等に分配され、凸部6の前面7に設けられている。これら芯出し溝8は、ワークピースキャリア1を、チャック部材(図1には示していない)に対してX及びY方向に位置決めするとともに、Z軸周りの角度方向に関して位置決めする役目を果たす。同時に、環状凸部6の平坦な前面部7は、ワークピースキャリア1を(図示していない)チャック部材にクランプするに際して、Z方向の停止面として機能する。図1から分かるように、中央開口3の一方の端部領域は、第1基準系5により半径方向に包囲されている。凸部6の後側は前面7に対向しており、凸部6の周に沿って延び、クランプ面として機能する環状のショルダ部9を備える。このショルダ部は、図4を参照して以下に説明するように、チャック部材のクランプボールと係合可能である。
前記の環状凸部6は、中央開口3を同軸に包囲しており、ワークピースキャリア1をチャック部材に対してX及びY方向に正確に位置決めするよう構成された芯出し要素のみならず、ワークピースキャリア1をZ方向に位置決めするための停止面7と、チャック部材に組み入れられたクランプ要素に係合するクランプ面として機能するショルダ部9を備える。したがって、凸部6は異なる機能を発揮する複数の要素を組み合わせてなり、溝8及びZ軸停止面として機能する停止面7の形態の芯出し要素は、第1基準系5を構成する。したがって、クランプ面を構成するショルダ部9は、第1基準系5と直接関連付けられる。かかるワークピースキャリア1は特に単純な構成である。
この例において、ワークピースキャリア1を軸線方向に対称な本体部材により構成する。したがって、旋盤に用いることも特に好適である。
芯出し要素として機能する他の要素を設けることもできることに留意されたい。例えば、芯出し溝に代えて、芯出しピンを用いることができる。
図2は、図1に示す視点と比べて他の側からのワークピースキャリア1の斜視図であり、その中にクランプされたワークピースと共に示す。図2に、第2基準系11をより詳細に示す。ここでも、第2基準系は、本質的に環状であり、ワークピースキャリア1の中央長手軸線Lに平行かつ同軸に延びる凸部12を備える。凸部12の前面13には複数の芯出し要素が設けられている。この例では、芯出し要素は、4個の芯出し溝14で構成されており、これら芯出し溝14は、中央開口3の周りに均等に分配され、凸部12の前面13に設けられている。上述した第1基準系5と同様に、第2基準系11の芯出し溝14もまた、ワークピースキャリア1を、チャック部材(図1には示していない)に対してX及びY方向に位置決めするとともに、Z軸周りの角度方向に関して位置決めする役目を果たす。同時に、環状凸部12の平坦な前面部13は、ワークピースキャリア1を(図示していない)チャック部材にクランプするに際して、Z方向の停止面として機能する。図2から分かるように、中央開口3の、図1に示したものとは他方の端部領域は、第2基準系11により半径方向に包囲されている。凸部12の後側は前面13に対向しており、凸部12の周に沿って延び、クランプ面として機能する環状のショルダ部15を備える。このショルダ部は、図4を参照して以下に説明するように、チャック部材のクランプボールと係合可能である。
図3は、ワークピースキャリア1の長手方向断面図であり、ワークピース4をクランプした状態で示す。ワークピースキャリア1及びベース本体部材2の内側には、ワークピース4をクランプし位置決めする手段が設けられている。この例では、これらの手段は、溝付きクランプリング部材17、スラスト板部材18及び複数のクランプねじ19を備える。図3には1個のクランプねじ19のみが示されていることに留意されたい。クランプリング部材17の動作原理は、コレットの一つと同様である。クランプねじ19を締め付ける際には、スラスト板部材18を用いて、クランプリング部材を左に、すなわち第1基準系に向かう方向に動かす。クランプリング部材17は、第1基準系5に向かって円錐状に直径を減ずるスラスト面21により半径方向に包囲されているので、クランプリング部材17は、スラスト板部材18により半径方向内側に押圧されている。このため、ワークピース4は、周面に沿ってクランプされ、同時に位置決めされる。Z方向の位置決めに関する限り、ワークピース4の環状前面22はベース本体部材2の凸部23に当接する。クランプねじ19を締め付ける際に、ワークピース4を、クランプリング部材17の影響下で、この凸部23に対して押しつける。したがって、ワークピース4とその環状前面23とがそれぞれベース本体部材2の凸部23に積極的に当接しており、それによってZ方向に位置決めされる。図3から明らかなように、環状凸部6の後端部に位置するショルダ部9は、チャック部材に設けられたクランプボールのためのクランプ面を構成する。
回転式チャックアセンブリとは対照的に、この発明に従うワークピースキャリア1は、割り当てられたチャック部材に、完全に取り外しに取り付けられる。すなわち、必要があればいつでもこれをチャック部材から取り外し、適当であるならば、この部材を他の適合するチャック部材に取り付けることができる。このことは、ワークピースを種々の加工ツールを用いて加工する必要のある場合に、特に重要な特徴となる。このような場合、この発明に従う設計を用いると、ワークピース4をワークピースキャリア1から取り外し、他のワークピースキャリアに再度挿入する必要がなく、したがって加工ツール軸に対するワークピースの不正確な位置決めを回避できる。
この例では、2つの基準系5及び11は、互いに平行に延びる2つの平面E1及びE2内に配置される。しかし、適当であるならば、基準系5及び11の平面が傾きをなしていてもよい。
クランプピンリング部材17尾及びスラスト板部材18を備える前記のクランプアセンブリに代えて、当業で公知の種類の適当なコレット部材を設けてもよく、又は、他の異なるクランプアセンブリ、例えばねじを用いてワークピース4をワークピースキャリア1に単純にクランプすることさえも可能である。
図4は、チャック部材25及びワークピースキャリア1の長手方向断面図である。このワークピースキャリア1は、チャック部材25に取り付けられ、ワークピースキャリア1に設けられた第1基準系5を用いてチャック部材25に対して正確に位置決めされる。このため、チャック部材25にも基準系26が設けられる。この基準系26は、ワークピースキャリア1の第1基準系5及び第2基準系11の双方と協働するよう構成される。
チャック部材25の基準系26は、4個の芯出しピン部材27と、複数の当接面部28を備えており、この当接面部28は、Z基準として機能し、ワークピースキャリア1の環状凸部6の前面部7と係合して、チャック部材25に対するワークピースキャリア1のZ軸位置を正確に決めるよう構成されている。特に、合計で4個の湾曲した当接面28を設け、これらのそれぞれが2つの隣接した芯出しピン27の間に延びる。しかし、図4の断面図において、1つの当接面28と2つの芯出しピン27のみが見えている。さらに、チャック部材25には、中央開口29とボールクランプ機構30とが設けられており、ボールクランプ機構30は、少なくとも1つの動作ピストン31と複数のクランプボール32を備える。この例では、動作ピストン31は環状に構成されており、油圧又は空気圧で駆動するよう構成される。芯出しピン27は、その数及び位置に関する限り、ワークピースキャリア1の芯出し溝(図1)に対応している。
ワークピースキャリア1をチャック部材25にクランプする際に、クランプボール32を、動作ピストン31の影響下で、半径方向内側に押しつける。その結果、クランプボール32はワークピースキャリア1のショルダ9(図3)に当接し、これをチャック部材25に対してZ方向に引く。クランプボール機構30の動作のより詳細な説明は、米国特許第6,367,814号明細書及び米国特許第6,378,877号明細書を参照されたい。ワークピースキャリア1がチャック部材25に緩く取り付けられている場合には、チャック部材25の芯出しピン27はワークピースキャリア1の芯出し溝を貫く。したがって、ワークピースキャリア1はチャック部材に対してX及びY方向に位置決めされ、Z軸周りの角位置に関して位置決めされる。
ワークピースキャリア1をチャック部材25に取り付けた後、チャック部材25のZ軸基準面28とワークピースキャリア1のZ軸基準面7の間には小さな空隙が存在する。この空隙は、数百ミリメートルの領域の大きさである。最終クランプ段階の間、この隙間は、チャック部材25の芯出しピン27をワークピースキャリア1の芯出し溝8内にさらに押し込むことにより0(零)にまで減少する。したがって、芯出しピンを芯出し溝内に押し入れ、ピン及び/又は溝壁の材料の本来の弾性を利用する。その結果、例えば米国特許第4,855,558号明細書に開示されているような弾力性のある芯出し要素の提供を回避することができる。最終的にクランプされると、ワークピースキャリア1は、チャック部材に対してX及びY方向並びにZ軸周りの回転角度のみならず、Z軸位置に関しても整列される。これにより、チャック部材25の中央開口29は、ワークピースキャリア1の中央開口3と同心である。チャック部材25に中央開口29が設けられていることにより、ワークピースキャリア1に取り付けられたワークピース4がその開口29に延びることができる。
上述したようにしてチャック部材内にワークピースをクランプし、ワークピースの片側を加工することができる。例えば、ワークピース4の前面4aを平らに研磨することができる。
図5は、チャック部材25と、ワークピースキャリア1の他の長手方向断面図であり、ワークピースキャリア1はチャック部材25に取り付けられると共に、ワークピースキャリア1に設けられた第2基準系11を用いてチャック部材25に対して正確に位置決めされる。したがって、ワークピースキャリア1は、図3に示す状態と比較して180°回転している。ワークピースキャリア1のチャック部材25へのクランプ及びそれに対する位置決めは、チャック部材の芯出しピン27が、前記の第2基準系11に割り付けられた芯出し溝14と、チャック部材25のZ軸基準面28に当接する第2基準系11に割り付けられた前面部13とに係合する点を除いて、上述したのと全く同じようにして達成される。この第2のやり方でワークピース4をクランプして、ワークピース4の他方の側を加工することができる。例えば、ワークピース4の前面を平らに研磨する。その結果、前面4a及び4bの双方が互いに正確に平行に延びる。
チャック部材25のクランプボール32が、第1基準系5に割り付けられその一部となっている環状凸部6又は第2基準系11に割り付けられその一部となっている環状凸部12に直接係合していることから、ワークピースキャリア1に設けられた別個のクランプ要素、例えばクランプボルト等を避けることができる。したがって、ワークピースキャリアの、特に費用効率の高い製造が可能である。環状凸部6、12はそれぞれ、中央開口3を包囲し、一体の周縁ショルダ9、15を備えるので、チャック部材25のクランプ要素32は、比較的大きなクランプ面と係合し、ワークピースキャリア1を安全に、かつそれが適当である場合には高いクランプ力でチャック部材25に取り付けることができる。中央開口によって、従来のワークピースキャリアに用いられているような中央クランプボルト又は引き込みボルトは、必要がなく、可能性がない。さらに、この発明に従うワークピースキャリアの構成は、割り付けられたクランプチャック部材に対してワークピースキャリアの高度に正確な位置決めを保証する。
この発明の範囲内で、単一の環状凸部を設ける代わりに、複数の凸部、例えば3又は4個の凸部であって、それぞれが本質的に環形の一部の形状を有する凸部をワークピースキャリアに設けることも可能であることが分かる。
一方の側から見た、ワークピースキャリアの斜視図である。 他方の側から見た、ワークピースキャリアの斜視図である。 ワークピースキャリアの長手方向断面を、ワークピースをクランプした状態で示す図である。 チャック部材と、第1位置でこれに取り付けられたワークピースキャリアとの長手方向断面図である。 チャック部材と、第2位置でこれに取り付けられたワークピースキャリアとの長手方向断面図である。
符号の説明
1 ワークピースキャリア
2 ベース本体部材
3 中央開口
4 ワークピース
5、11 基準系
6、12 凸部
7、13 凸部の前面
8 芯出し溝
9 ショルダ部

Claims (25)

  1. チャック部材に取り外し可能に取り付けられるよう構成されており、中央長手軸線を有するワークピースキャリアにおいて、
    中央長手軸線の方向に延び、ワークピースを受けるよう構成された中央開口と、
    第1の芯出し要素を備えており、チャック部材に対してワークピースキャリアを第1の正確に定義された位置に整列するよう構成されている第1の基準系と、
    第2の芯出し要素を備えており、チャック部材に対してワークピースキャリアを第2の正確に定義された位置に整列するよう構成されている第2の基準系と、
    第1基準系に割りつけられ、ワークピースキャリアを前記第1の位置で取り外し可能にチャック部材に取り付ける第1の連結手段であって、前記第1連結手段はワークピースキャリアの中央開口を包囲し、ワークピースキャリアの実質的に中央長手軸線の方向に延びる第1連結手段と、
    第1連結手段とは独立しており、第2基準系に割りつけられ、ワークピースキャリアを前記第2の位置で取り外し可能にチャック部材に取り付ける第2の連結手段であって、前記第2連結手段はワークピースキャリアの中央開口を包囲し、ワークピースキャリアの実質的に中央長手軸線の方向に延びる第2連結手段とを備えることを特徴とするワークピースキャリア。
  2. 前記第1及び第2連結手段は、中央開口を包囲する1つ又は複数の凸部を備え、前記凸部のそれぞれが、クランプ面を構成し、チャック部材に設けられたクランプ要素と係合するよう構成されたショルダ部を有する、請求項1に記載のワークピース。
  3. ワークピースキャリアをチャック部材に対して整列するための前記第1及び第2の芯出し要素は、中央開口の周りに均等に分配される、請求項1又は2に記載のワークピースキャリア。
  4. ワークピースキャリアをチャック部材に対して整列するための前記第1及び第2芯出し要素は、前記1つ又は複数の凸部上に配置される、請求項2又は3に記載のワークピースキャリア。
  5. 前記第1及び第2連結手段はそれぞれ、中央開口を同心に包囲する環状凸部を備える、請求項1に記載のワークピースキャリア。
  6. 環状凸部の外面に、クランプ面を構成するとともにチャック部材に設けられたクランプ要素と係合するよう構成されたショルダ部が設けられてなる、請求項5に記載のワークピースキャリア。
  7. 前記1つ又は複数の凸部はそれぞれ、チャック部材に対するZ軸基準として機能する平らな前面を少なくとも部分的に備える、請求項2又は5に記載のワークピースキャリア。
  8. クランプ面として機能する前記ショルダ部は、後側に特定の平らな前面部を備える、請求項2又は7に記載のワークピースキャリア。
  9. 前記第1及び第2基準系はそれぞれ、芯出し溝又は芯出しピンの形態で少なくとも3個の芯出し要素を備え、これらによってワークピースキャリアをX及びY方向に整列することができる、請求項1に記載のワークピースキャリア。
  10. 前記中央開口は、ワークピースを固定及び/又は位置決めする手段を備える、請求項1に記載のワークピースキャリア。
  11. 前記第1基準系は、第1の平面内でワークピースキャリアの一方の側に配置されており、前記第2基準系は、第2の平面内でワークピースキャリアの他方の側に配置されており、前記第1及び第2平面は互いに平行に延びる、請求項1に記載のワークピースキャリア。
  12. 前記第1基準系は、第1の平面内でワークピースキャリアの一方の側に配置されており、前記第2基準系は、第2の平面内でワークピースキャリアの他方の側に配置されており、前記第1及び第2平面は互いの間に角度を有する、請求項1に記載のワークピースキャリア。
  13. 前記ワークピースキャリアは、軸線方向に対称な形状である、請求項1に記載のワークピースキャリア。
  14. 第1基準系に割りつけられ、ワークピースキャリアを第1の位置で取り外し可能にチャック部材に取り付ける前記第1連結手段と、第2基準系に割りつけられ、ワークピースキャリアを第2の位置で取り外し可能にチャック部材に取り付ける前記第2連結手段とはそれぞれ、中央開口を同心に包囲する環状凸部を備え、前記凸部は、ワークピースキャリアをチャック部材に対してX及びY方向に整列するよう構成された第1の芯出し要素と、ワークピースキャリアをZ方向に指示する当接面と、チャック部材内に設けられた要素をクランプするクランプ面として機能するショルダ部とを含む、請求項1に記載のワークピースキャリア。
  15. チャック部材と、このチャック部材に取り外し可能に取り付けられるよう構成されたワークピースキャリアを有し、前記チャック部材は、チャック部材に取り付けられたワークピースキャリアの位置を画定するための基準系と、チャック部材に取り付けられたワークピースキャリアをクランプ保持するためのクランプ要素とを有し、前記ワークピースキャリアは、中央長手軸線を備えるクランプ装置において、
    中央長手軸線の方向に延び、ワークピースを受けるよう構成されている中央開口と、
    第1の芯出し要素を備えるとともに、チャック部材の基準系と協働してワークピースキャリアをチャック部材に対して第1の正確に画定された位置に整列させる第1の基準系と、
    第2の芯出し要素を備えるとともに、チャック部材の基準系と協働してワークピースキャリアをチャック部材に対して第2の正確に画定された位置に整列させる第2の基準系と、
    第1基準系に割りつけられワークピースキャリアを前記第1位置でチャック部材に取り外し可能に取り付ける第1の連結手段であって、ワークピースキャリア内の中央開口を包囲し、実質的にワークピースキャリアの中央長手軸線の方向に延び、チャック部材のクランプ要素により係合されるよう構成されたクランプ面を有する第1連結手段と、
    第1連結手段から独立しており、第2基準系に割りつけられワークピースキャリアを前記第2位置でチャック部材に取り外し可能に取り付ける第2の連結手段であって、ワークピースキャリア内の中央開口を包囲し、実質的にワークピースキャリアの中央長手軸線の方向に延び、チャック部材のクランプ要素により係合されるよう構成されたクランプ面を有する第2連結手段を備えることを特徴とするクランプ装置。
  16. 前記第1及び第2連結手段は、中央開口を包囲する1つ又は複数の凸部を備え、前記凸部のそれぞれが、クランプ面を構成するショルダ部を有する、請求項15に記載のクランプ装置。
  17. 環状凸部の外面に、クランプ面を構成するショルダ部を設けてなる、請求項15又は16に記載のクランプ装置。
  18. 前記第1及び第2芯出し要素は、中央開口を同心に包囲する環に沿って配置され、チャック部材の基準系に、ワークピースキャリアの第1及び第2芯出し要素と係合するよう構成された、対応する芯出し要素を設けてなる、請求項15に記載のクランプ装置。
  19. 前記1つ又は複数の凸部の前記前面は、芯出しピンの形態で少なくとも3個の芯出し要素を備える、請求項15又は16に記載のクランプ装置。
  20. 前記1つ又は複数の凸部の前記前面は、芯出し溝の形態で少なくとも3個の芯出し要素を備える、請求項15又は16に記載のクランプ装置。
  21. 前記1つ又は複数の凸部の前記前面は、ワークピースキャリアをチャック部材にクランプした際に、ワークピースキャリアをZ方向に支持するZ軸当接面として構成される、請求項15又は16に記載のクランプ装置。
  22. チャック部材は、ワークピースキャリアに取り付けられたワークピースの一部を受けるよう構成された中央開口を備える、請求項15に記載のクランプ装置。
  23. ワークピースキャリアの中央開口及びチャック部材の中央開口は、ワークピースキャリアをチャック部材にクランプした後は、互いに同心である、請求項22に記載のクランプ装置。
  24. 前記第1基準系は、第1の平面内でワークピースキャリアの一方の側に配置されており、前記第2基準系は、第2の平面内でワークピースキャリアの他方の側に配置されており、前記第1及び第2平面は互いに平行に延びる、請求項15に記載のワークピースキャリア。
  25. 前記第1基準系は、第1の平面内でワークピースキャリアの一方の側に配置されており、前記第2基準系は、第2の平面内でワークピースキャリアの他方の側に配置されており、前記第1及び第2平面は互いの間に角度を有する、請求項15に記載のワークピースキャリア。
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