JP5131163B2 - リダンダンシ演算方法及び装置並びにメモリ試験装置 - Google Patents

リダンダンシ演算方法及び装置並びにメモリ試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、メモリデバイスの不良救済を行う上で必要なデータを作成するリダンダンシ演算方法及び装置並びに当該装置を備えるメモリ試験装置に関する。
周知の通り、RAM(Random Access Memory)等のメモリデバイスの製造時には、製造歩留まりを高めるために、メモリ試験装置の試験によって不良(フェイル)と判定されたメモリセル(不良セル)を予備セルで代替することでメモリデバイスの不良を救済する不良救済処理が行われる。リダンダンシ演算は、メモリデバイスの不良を救済する上で必要なデータを作成するために、上記の不良救済処理に先立って行われる。
ここで、メモリデバイスに形成される予備セルの数は有限であり、不良セルの代替は二次元配列されたメモリセルの行(Yライン)又は列(Xライン)を単位として行われるため、常にメモリデバイスの不良を救済できる訳ではない。このため、リダンダンシ演算では、メモリデバイスの不良救済が可能であるか否かの判定結果を示すデータ、及び不良救済が可能である場合にはその救済方法を示すデータ(Yライン及びXラインをどのように代替するかを示すデータ)が作成される。
図4は、メモリデバイスに形成されるメモリセル及びその周囲に形成された予備セルを概念的に示す図である。図4において、符号100を付した矩形領域は複数のメモリセルが二次元配列されたメモリセル形成領域を表しており、このメモリセル形成領域100内の個々のメモリセルはXアドレスとYアドレスとによって特定される。メモリセル形成領域100の内部に示した記号「×」は不良セルを表している。尚、メモリセル形成領域100における個々のメモリセルと、これらメモリセルの試験結果であるフェイル情報とは1対1に対応しているため、メモリセル形成領域100の内部に示した記号「×」はフェイル情報に含まれる「フェイル」を表しているということもできる。
図4に示す例では、メモリセル形成領域100の図中左側に3本のXスペアライン101が形成されており、メモリセル形成領域100の図中上側に1本のYスペアライン102が形成されている。Xスペアライン101の各々にはメモリセル形成領域100内における1本のXラインに形成されているメモリセルの数と同数の予備セルが形成されており、Yスペアライン102にはメモリセル形成領域100内における1本のYラインに形成されているメモリセルの数と同数の予備セルが形成されている。尚、図4では説明を簡単にするために、3本のXスペアライン101と1本のYスペアライン102のみを図示しているが、これらは実際には数十〜数百本程度設けられる。
ここで、上述したリダンダンシ演算は、ラインフェイルを救済するための演算(ラインフェイル救済演算)と、ビットフェイルを救済するのための演算(ビットフェイル救済演算)とに大別され、リダンダンシ演算が開始されるとこれらの演算が順に実施される。ここで、ラインフェイルとは、1つのライン(Xライン又はYライン)上のフェイル群であって、異種のスペアライン(Yスペアライン102又はXスペアライン101)の数よりも多くのフェイルからなるフェイル群をいい、XラインフェイルとYラインフェイルとが存在する。また、ビットフェイルとは、ラインフェイル以外のフェイルをいう。
Xラインフェイルは、Yスペアライン102を全て用いても救済することはできず、Xスペアライン101のみによって救済できるという性質がある。逆に、Yラインフェイルは、Xスペアライン101を全て用いても救済することはできず、Yスペアライン102のみによって救済できるという性質がある。これに対し、ビットフェイルは、Xスペアライン101又はYスペアライン102の何れを用いても救済することができるという性質がある。
このため、ラインフェイル救済演算では、フェイル情報に含まれる全てのフェイルを把握していなくとも、以下の(1)式が成立した時点でXラインフェイルと判定し、以下の(2)式が成立した時点でYラインフェイルと判定する。但し、以下の(1),(2)式中における変数XLF,YLFはそれぞれ1つのXライン,Yライン上のフェイルの数であり、変数XSL,YSLはそれぞれXスペアライン101,Yスペアライン102の数である。
XLF≧YSL+1 …(1)
YLF≧XSL+1 …(2)
ラインフェイル救済演算において、Xラインフェイルと判定されたXラインは1本のXスペアライン101を用いて救済されることが確定され、Yラインフェイルと判定されたYラインは1本のYスペアライン102を用いて救済されることが確定される。以上のラインフェイル救済演算が終了するとビットフェイル救済演算が行われ、ラインフェイル救済演算で救済の確定がされなかったXライン又はYライン上のフェイルを残りのXスペアライン101又はYスペアライン102を用いて救済可能か否かが判定され、可能であればその救済方法が求められる。
尚、従来のリダンダンシ演算方法及び装置の詳細については、例えば以下の特許文献1を参照されたい。
特開2007−066349号公報
ところで、上述したリダンダンシ演算の判定結果は、以下の「PPASS」,「RPASS」,「RFAIL」の3種類に分類される。
・PPASS…フェイルなし(良品)
・RPASS…スペアラインを用いて救済可能(良品)
・RFAIL…スペアラインを用いて救済不可能(不良品)
また、リダンダンシ演算の判定結果が上記の「RFAIL」である場合において、救済できないフェイルの数が所定の規定値以内であれば、以下の「IPASS」と判定する判定方法もある。かかる判定方法は、不良救済処理にてメモリデバイスの不良の全てを救済することはできないものの、フェイルが規定値以内であれば一応の良品とみなす場合に用いられる判定方法である。
・IPASS…条件付き良品(不完全救済)
ここで、従来のリダンダンシ演算におけるラインフェイル救済演算では、前述した(1),(2)式を用いてXラインフェイル及びYラインフェイルをそれぞれ判定しているため、フェイル情報に含まれる全てのフェイルを把握していなくともXラインフェイル及びYラインフェイルの判定を高速に行うことができるというメリットがある。しかしながら、上記の「IPASS」であるか否かの判定を行う場合には、フェイル情報に含まれる全てのフェイルを把握していないため、ラインフェイルの判定順序によって判定結果が変わり判定精度が悪いという問題がある。
例えば、図4に示す例において、図示の通りのフェイルが生じているとすると、Yライン201,202の双方について前述した(2)式が成立するため、これらの何れか一方が1本のYスペアライン102で救済される可能性がある。尚、図4に示す例では前述した(1)式も成立するため、Xスペアライン101を用いたXラインフェイルの救済も行われるが、ここでは説明を簡単にするために、Xラインフェイルの救済は敢えて考慮しないものとする。
仮に、Yライン201を1本のYスペアライン102で救済する場合には、Yライン202上に存在する7個のフェイルのうちの3つのフェイルを3本のXスペアライン101で救済することになるため、救済できないフェイル数は「4」になる。これに対し、Yライン202を1本のYスペアライン102で救済する場合には、Yライン201上に存在する5個のフェイルのうちの3つのフェイルを3本のXスペアライン101で救済することになるため、救済できないフェイル数は「2」になる。
Yスペアライン102でYライン201を救済する場合及びYライン202を救済する場合の何れの場合であっても、フェイルの全てを救済することができる訳ではないため、リダンダンシ演算の判定結果が上述した「RFAIL」になることには変わらない。しかしながら、上述した「IPASS」であるか否かを判定するために用いられる規定値が例えば「2」に設定されている場合には、Yスペアライン102でYライン202を救済する場合には「IPASS」と判定されるものの、Yスペアライン102でYライン201を救済してしまうと「IPASS」とは判定されない。このように、Yスペアライン102でYライン201を救済した場合とYライン202を救済した場合とによって判定結果が変わってしまう。
ここで、図4に示す例の如く、1本のYスペアライン102で救済される可能性があるYラインフェイルが複数存在すると判明した場合に、ラインフェイル救済演算をやり直せば判定精度を向上させることができるとも考えられる。しかしながら、ラインフェイル救済演算をやり直すことによってラインフェイル救済演算に要する時間が長くなって効率が悪くなるという問題が生ずる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、救済できない不良セルが存在していてもメモリデバイスを良品とみなすための判定を高い精度で効率良く行うことができるリダンダンシ演算方法及び装置並びに当該装置を備えるメモリ試験装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のリダンダンシ演算方法は、行アドレス及び列アドレスからなる二次元アドレスにより個々のメモリセルが特定される複数のメモリセルと、予備セルが複数配列されてなる少なくとも1本の行スペアライン(SL2)及び列スペアライン(SL1)とを備えるメモリデバイス(30)の不良救済を行う上で必要なデータを作成するリダンダンシ演算方法において、前記行スペアライン及び前記列スペアラインを全て用いても救済できない不良セルが存在する場合に、前記メモリデバイスを良とみなすために許容される不良セルの数を示す規定値を設定する第1ステップ(S11)と、行アドレスが同一である不良セルの数が前記列スペアラインの数に前記規定値を加えた値よりも大であるかの第1判断、及び、列アドレスが同一である不良セルの数が前記行スペアラインの数に前記規定値を加えた値よりも大であるかの第2判断の少なくとも一方の判断を行う第2ステップ(S16)と、前記第1判断の判断結果が真である場合に前記行アドレスで特定される1行分のメモリセルの前記行スペアラインによる代替を確定し、前記第2判断の判断結果が真である場合に前記列アドレスで特定される1列分のメモリセルの前記列スペアラインによる代替を確定する第3ステップ(S18)とを含むことを特徴としている。
この発明によると、まず行スペアライン及び列スペアラインを全て用いても救済できない不良セルが存在する場合にメモリデバイスを良とみなすために許容される不良セルの数を示す規定値が設定され、次いで行アドレスが同一である不良セルの数が列スペアラインの数に規定値を加えた値よりも大であるかの第1判断、及び、列アドレスが同一である不良セルの数が行スペアラインの数に規定値を加えた値よりも大であるかの第2判断の少なくとも一方の判断が行われ、第1判断の判断結果が真である場合に行アドレスで特定される1行分のメモリセルの行スペアラインによる代替が確定され、第2判断の判断結果が真である場合に列アドレスで特定される1列分のメモリセルの列スペアラインによる代替が確定される。
また、本発明のリダンダンシ演算方法は、前記メモリデバイスの試験結果に応じて前記第1ステップで設定された前記規定値を更新するステップを含むことを特徴としている。
上記課題を解決するために、本発明のリダンダンシ演算装置は、行アドレス及び列アドレスからなる二次元アドレスにより個々のメモリセルが特定される複数のメモリセルと、予備セルが複数配列されてなる少なくとも1本の行スペアライン(SL2)及び列スペアライン(SL1)とを備えるメモリデバイス(30)の不良救済を行う上で必要なデータを作成するリダンダンシ演算装置(17)において、前記行スペアライン及び前記列スペアラインを全て用いても救済できない不良セルが存在する場合に、前記メモリデバイスを良とみなすために許容される不良セルの数を示す規定値を設定する設定部(22)と、行アドレスが同一である不良セルの数が前記列スペアラインの数に前記規定値を加えた値よりも大であるかの第1判断、及び、列アドレスが同一である不良セルの数が前記行スペアラインの数に前記規定値を加えた値よりも大であるかの第2判断の少なくとも一方の判断を行い、前記第1判断の判断結果が真である場合に前記行アドレスで特定される1行分のメモリセルの前記行スペアラインによる代替を確定し、前記第2判断の判断結果が真である場合に前記列アドレスで特定される1列分のメモリセルの前記列スペアラインによる代替を確定する処理部(21)とを備えることを特徴としている。
また、本発明のリダンダンシ演算装置は、前記設定部が、前記メモリデバイスの試験結果に応じて前記規定値を更新することを特徴としている。
本発明のメモリ試験装置は、メモリデバイス(30)のパス/フェイルを示すフェイル情報を格納するフェイルメモリ(15)を有するメモリ試験装置(1)において、前記フェイルメモリに格納された前記フェイル情報を用いて前記メモリデバイスの不良救済を行う上で必要なデータを作成する上記のリダンダンシ演算装置(17)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、行スペアライン及び列スペアラインを全て用いても救済できない不良セルが存在する場合にメモリデバイスを良とみなすために許容される不良セルの数を示す規定値を設定し、行アドレスが同一である不良セルの数が列スペアラインの数に規定値を加えた値よりも大であるかの第1判断、及び、列アドレスが同一である不良セルの数が行スペアラインの数に規定値を加えた値よりも大であるかの第2判断の少なくとも一方の判断を行い、第1判断の判断結果が真である場合に行アドレスで特定される1行分のメモリセルの行スペアラインによる代替を確定し、第2判断の判断結果が真である場合に列アドレスで特定される1列分のメモリセルの列スペアラインによる代替を確定している。このため、救済できない不良セルが存在していてもメモリデバイスを良品とみなすための判定を高い精度で効率良く行うことができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態によるリダンダンシ演算方法及び装置並びにメモリ試験装置について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態によるリダンダンシ演算装置及びメモリ試験装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示す通り、メモリ試験装置1は、試験パターン発生部11、アドレス変換部12、コンパレータ13、フェイルメモリコントローラ14、フェイルメモリ15、バッファメモリ16、及びリダンダンシ演算装置17を備えており、複数(例えば、数百個)のメモリデバイス(以下、DUT(Device Under Test)という)30の試験を並列して行う。
ここで、DUT30は、Xアドレス(列アドレス)及びYアドレス(行アドレス)からなる二次元アドレスにより個々のメモリセルが特定される複数のメモリセルと、複数の予備セルからなる少なくとも1本のXスペアライン及びYスペアラインとを備える。図2は、DUT30に形成されるメモリセル並びにその周囲に形成されたXスペアライン及びYスペアラインを概念的に示す図である。図2において、符号Rを付した矩形領域は複数のメモリセルが二次元配列されたメモリセル形成領域を表しており、このメモリセル形成領域R内の個々のメモリセルはXアドレスとYアドレスとによって特定される。
メモリセル形成領域Rの内部に示した記号「×」は不良セルを表している。尚、メモリセル形成領域Rにおける個々のメモリセルと、これらメモリセルの試験結果であるフェイル情報とは1対1に対応しているため、メモリセル形成領域Rの内部に示した記号「×」はフェイル情報に含まれる「フェイル」を表しているということもできる。図2に示す例では、メモリセル形成領域Rの図中左側に3本のXスペアラインSL1(列スペアライン)が形成されており、メモリセル形成領域Rの図中上側に1本のYスペアラインSL2(行スペアライン)が形成されている。また、メモリセル形成領域Rの内部において、YラインL1上には5個のフェイルがあり、YラインL2上には7個のフェイルがある。
XスペアラインSL1の各々にはメモリセル形成領域R内における1つの列(Xライン)に形成されているメモリセルの数と同数の予備セルが形成されており、YスペアラインSL2にはメモリセル形成領域R内における1つの行(Yライン)に形成されているメモリセルの数と同数の予備セルが形成されている。尚、図2では説明を簡単にするために、3本のXスペアラインSL1と1本のYスペアラインSL2のみを図示しているが、これらは実際には数十〜数百本程度設けられる。
試験パターン発生部11は、DUT30に与える試験パターンD1及び二次元のアドレスA1並びにパス/フェイル判定時に用いる期待値D3を発生する。アドレス変換部12は、所定の変換規則に従って、試験パターン発生部11で発生した二次元のアドレスA1を一次元のアドレスA2に変換する。コンパレータ13は、DUT30から読み出されたデータD2と試験パターン発生部11から出力される期待値D3とを比較してパス/フェイルを示すフェイルデータFDを出力する。フェイルメモリコントローラ14は、フェイルメモリ15に対するフェイルデータFDの書き込み制御及び読み出し制御、並びにフェイルメモリ15から読み出したフェイルデータFDのバッファメモリ16に対する書き込み制御を行う。
フェイルメモリ15は、複数のDUT30の試験結果を示すフェイルデータFDを記憶するRAM等のメモリであり、その容量は例えば数百ギガビット程度である。バッファメモリ16は、フェイルメモリ15と同様の容量を有するメモリであって、リダンダンシ演算装置17でリダンダンシ演算を行うために、フェイルメモリ15に記憶されたフェイルデータFDを退避するためのものである。フェイルメモリ15のフェイルデータFDをバッファメモリ16に退避することで、DUT30に対する試験を行って新たに得られたフェイルデータFDのフェイルメモリ15に対する書き込みと、バッファメモリ16に退避されたフェイルデータFDを用いたリダンダンシ演算とを同時に行うことができ、試験に要する時間を短縮することができる。
リダンダンシ演算装置17は、処理部21及び設定部22を備えており、バッファメモリ16に記憶されたフェイルデータFDを用いてDUT30の不良救済を行う上で必要なデータを作成する。処理部21は、ラインフェイル救済演算部21a及びビットフェイル救済演算部21bを備えており、バッファメモリ16に記憶されたフェイルデータFDの読み出しを行うとともに、読み出したフェイルデータFDを用いてDUT30の不良救済を行う上で必要なデータを作成する処理を行う。
ラインフェイル救済演算部21aは、バッファメモリ16から読み出したフェイルデータFDを用いて、ラインフェイルを救済するためのラインフェイル救済演算を行う。ここで、ラインフェイルとは、二次元配列されたメモリセルの行(Yライン)又は列(Xライン)のうちの1つのライン(Xライン又はYライン)上のフェイル群であって、異種のスペアライン(YスペアラインSL2又はXスペアラインSL1)の数よりも多くのフェイルからなるフェイル群をいい、XラインフェイルとYラインフェイルとが存在する。XラインフェイルはXスペアラインSL1のみによって救済でき、YラインフェイルはYスペアラインSL2のみによって救済できるという性質がある。
ラインフェイル救済演算部21aは、高い精度で効率良く「IPASS」判定を行うために、以下の(3)式が成立した時点でXラインフェイルと判定し、以下の(4)式が成立した時点でYラインフェイルと判定する。Xラインフェイルと判定されたXラインは1本のXスペアラインSL1を用いて救済されることが確定され、Yラインフェイルと判定されたYラインは1本のYスペアラインSL2を用いて救済されることが確定される。
XLF≧YSL+1+LT …(3)
YLF≧XSL+1+LT …(4)
但し、上記(3),(4)式中における変数XLFは1つのXライン上のフェイルの数(Xアドレスが同じ不良セルの数)であり、変数YLFは1つのYライン上のフェイルの数(Yアドレスが同じ不良セルの数)である。また、上記(3),(4)式中における変数XSL,YSLはそれぞれXスペアラインSL1,YスペアラインSL2の数である。更に、上記(3),(4)式中における変数LTは、XスペアラインSL1及びYスペアラインSL2を全て用いても救済できないフェイルが存在する場合(「RFAIL」の場合)に、DUT30を一応の良品とみなすために許容されるフェイルの数を示す規定値である。この規定値LTは、設定部22によって設定される。
ビットフェイル救済演算部21bは、ラインフェイル救済演算部21aの演算結果を用いて、ビットフェイルを救済するのためのビットフェイル救済演算を行う。具体的には、フェイルデータFDに含まれるフェイルのうち、ラインフェイル救済演算部21aのラインフェイル救済演算によってXスペアラインSL1又はYスペアラインSL2を用いて救済できると確定されたフェイルを除いた残りのフェイルを、残りのXスペアラインSL1又はYスペアラインSL2を用いて救済するための演算を行う。ここで、ビットフェイルとは、上述したラインフェイル以外のフェイルをいい、XスペアラインSL1又はYスペアラインSL2の何れを用いても救済することができるという性質がある。
設定部22は、上述したラインフェイル救済演算部21aで用いられる規定値LTの設定を行う。規定値LTは、具体的にはユーザによって作成されてメモリ試験装置1で行われる試験の各種条件を規定する試験プログラム中に設定される。設定部22は、メモリ試験装置1を統括的に制御する制御部(図示省略)が試験プログラムを実行することによって通知される規定値LTをラインフェイル救済演算部21aに対して設定する。
また、設定部22は、DUT30の過去に行われた試験結果に応じてラインフェイル救済演算部21aに設定する規定値LTを更新する。フェイルの発生状況は同一種類のDUTであっても製造条件に応じて様々に変化するため、規定値LTを上述したDUT30を一応の良品とみなすために許容されるフェイルの数に固定したのでは、必ずしも高い精度での「IPASS」判定を効率的に行うことができるとは言い難い。このため、フェイルの発生状況に応じた高い精度での「IPASS」判定を効率的に行うようにすべく、設定部22は必要に応じてラインフェイル救済演算部21aに設定する規定値を更新する。
ここで、ラインフェイル救済演算においては、規定値LTを大きくすればラインフェイルと判定されにくくなり、逆に規定値を小さくすればラインフェイルと判定されやすくなる。このため、規定値LTの値を大きくしすぎると、ラインフェイル救済演算に続いて行われるビットフェイル救済演算における演算量が大きくなってリダンダンシ演算の全体に要する時間が長くなってしまう。これに対し、規定値LTの値を小さくしすぎると、ビットフェイル救済演算における演算量を小さくすることはできるものの、「IPASS」の判定精度が低下してしまう。このため、設定部22は、必要とされる精度やビットフェイル救済演算に要する時間を考慮して規定値の変更を行う。
尚、本実施形態では、リダンダンシ演算装置17に設けられた設定部22が不図示の制御部の下でラインフェイル救済演算部21aに対する規定値LTの設定や変更を行うものとしている。しかしながら、リダンダンシ演算装置17の設定部22を省略した構成にして、不図示の制御部がラインフェイル救済演算部21aに対する規定値LTの設定や変更を直接行っても良い。
次に、上記構成におけるメモリ試験装置1の動作について説明する。メモリ試験装置1は、ユーザによって作成された試験プログラムに従って、DUT30の試験を行ってからメモリデバイスの不良救済を行う上で必要なデータを作成する処理(リダンダンシ演算)を行う。DUT30の試験が開始されると、まず試験パターン発生部11から試験パターンD1とアドレスA1とが出力されて、試験パターンD1がDUT30に書き込まれる。試験パターンD1の書き込みが終了すると、試験パターン発生部11からアドレスA1と期待値D3とが出力される。
試験パターン発生部11から出力されたアドレスA1がDUT30に与えられると、DUT30に予め書き込まれた試験パターンがデータD2として読み出されてコンパレータ13に入力され、試験パターン発生部11から出力された期待値D3と比較されてパス/フェイルが判定され、パス/フェイルを示すフェイルデータFDがフェイルメモリコントローラ14に入力される。また、試験パターン発生部11から出力されたアドレスA1は、アドレス変換部12に出力されて一次元のアドレスA2に変換されフェイルメモリコントローラ14に入力される。フェイルメモリコントローラ14は、アドレスA2で示されるフェイルメモリ15の記憶領域に、コンパレータ13から出力されたフェイルデータFDを書き込む。試験パターン発生部11からアドレスA1及び期待値D3が出力される度に上記の動作が繰り返し行われ、これによりフェイルデータFDがフェイルメモリ15に順次記憶される。
DUT30の試験が終了すると、フェイルメモリ15に記憶されたフェイルデータFDがフェイルメモリコントローラ14によって読み出されてバッファメモリ16に書き込まれる。これにより、フェイルメモリ15に対して新たなフェイルデータFDを書き込むことが可能な状態になり、新たなDUT30に対する試験が開始される。また、これと並行して、リダンダンシ演算装置17の処理部21は、バッファメモリ16に記憶されたフェイルデータFDを読み出してリダンダンシ演算を行う。
図3は、リダンダンシ演算装置17で行われるラインフェイル救済演算に係る処理を示すフローチャートである。リダンダンシ演算処理では、まずラインフェイル救済演算が行われ、次いでラインフェイル救済演算の演算結果を用いてビットフェイル救済演算が行われる。尚、以下で説明するラインフェイル救済演算では、説明を簡単にするために、Yラインフェイルの救済を行う場合について説明し、Xラインフェイルの救済は敢えて考慮しないものとする。
ラインフェイル救済演算が開始されると、リダンダンシ演算装置17に設けられた設定部22によってラインフェイル救済演算部21aに対する規定値LTの設定が行われる(ステップS11:第1ステップ)。ここでは、値が「2」である規定値LTの設定が行われるとする。次に、リダンダンシ演算装置17の処理部21によってバッファメモリ16がサーチされ、これによりバッファメモリ16に記憶されたフェイルデータFDの読み出しが開始される(ステップS12)。
具体的には、DUT30に対するXアドレス「0」、Yアドレス「0」に相当するバッファメモリ16のアドレスがアクセスされ、そのアドレスで特定される記憶領域に記憶されているフェイルデータFDが読み出される。次いで、処理部21のラインフェイル救済演算部21aによって読み出されたフェイルデータFDが「フェイル」であるか否かの判断がなされる(ステップS13)。
この判断結果が「NO」の場合(読み出したフェイルデータFDが「パス」である場合)には、処理部21によってサーチアドレスがインクリメントされる(ステップS14)。つまり、処理部21によって、バッファメモリ16をサーチするためのアドレスが、DUT30に対するXアドレス「1」、Yアドレス「0」に相当するアドレスに設定される。尚、本実施形態では、DUT30の1つの行に配列されたメモリセルに関するフェイルデータが順に読み出された後で、次の行に配列されたメモリセルに関するフェイルデータが順に読み出されるように、処理部21がバッファメモリ16をサーチする場合を例に挙げて説明する。
次に、処理部21によってバッファメモリ16のサーチが終了したか否かが判断される(ステップS15)。ここでは、サーチが終了していないため判断結果が「NO」となって、処理はステップS12に戻る。そして、ステップS14で設定されたバッファメモリ16のアドレスがアクセスされ、そのアドレスで特定される記憶領域に記憶されているフェイルデータFDが読み出され(ステップS11)、読み出されたフェイルデータFDが「フェイル」であるか否かが判断される(ステップS12)。ステップS13の判断結果が「YES」になるまで、ステップS14,S15,S12の処理が繰り返される。
いま、バッファメモリ16をサーチするためのアドレスが、図2中のYラインL1上のフェイルF1を特定するアドレスに設定されたとすると、読み出されたフェイルデータFDがフェイルであるため、ステップS13の判断結果は「YES」になる。すると、ラインフェイル救済演算部21aにおいて、前述した(4)式(YLF≧XSL+1+LTなる式)が成立するか否かが判定される(ステップS16:第2ステップ)。この判断結果が「NO」の場合には、ステップS12〜S15の処理が繰り返される。
ここで、上述したステップS12〜S15の処理が繰り返されて、バッファメモリ16をサーチするためのアドレスが、図2に示すYラインL1上のフェイルF2を特定するアドレスに設定された場合について考える。フェイルF2が特定された時点で、YラインL1上に存在するフェイルの数は「5」であるため(4)式の左辺YLFは「5」になる。これに対し、図2に示す例ではXスペアラインSL1の数は「3」であり、ステップS11で設定された規定値LTは「2」であるため(4)式の右辺は「6」になり、(4)式は成立しない。これにより、ステップS16の判断結果は「NO」になり、YスペアラインSL2を用いたYラインL1の救済は行われないことになる。
また、上述したステップS12〜S15の処理が繰り返されて、バッファメモリ16をサーチするためのアドレスが、図2に示すYラインL2上のフェイルF3を特定するアドレスに設定された場合について考える。フェイルF3が特定された時点で、YラインL2上に存在するフェイルの数は「7」であるため(4)式の左辺YLFは「7」になる一方で(4)式の右辺は「6」であるため、(4)式が成立する。すると、ステップS16の判断結果は「YES」になり、ラインフェイル救済演算部21aによって、未使用のYスペアラインSL2の有無が判断される(ステップS17)。この判断結果が「YES」の場合には、ラインフェイル救済演算部21aによって、そのスペアラインSL2をYスペアラインSL2で救済すべき旨が確定される(ステップS18:第3ステップ)。
ステップS18の処理が終了すると、処理部21によってサーチアドレスがインクリメントされ(ステップS14)、再びステップS12〜S15の処理が行われる。一方、ステップS17においてYスペアラインSL2が無いと判断された場合(判断結果が「NO」の場合)には、これ以上のラインフェイル救済演算を行うことができないため、図3に示す一連の処理が終了する。尚、ステップS15において、サーチ終了と判断された場合(判断結果が「YES」の場合)にも図3に示す一連の処理が終了する。
以上説明したラインフェイル救済演算が終了すると、ビットフェイル救済演算部21bにおいてビットフェイル救済演算が開始され、ビットフェイル救済演算の演算結果に基づいて「IPASS」の判定が行われる。尚、ビットフェイル救済演算部21bで行われるフィットフェイル救済演算は、従来のビットフェイル救済演算と同様の演算であるため、ここでの詳細な説明は省略する。また、上記(3),(4)式で用いられる規定値LTを、DUT30の試験結果に応じて更新しても良い。
以上の通り、本実施形態では、Yラインに係るラインフェイル救済演算において、DUT30を一応の良品とみなすために許容されるフェイルの数を規定値LTに設定して前述した(4)式を用いてYラインフェイルの判定を行っている。このため、図2示す例においては、YラインL2がYラインフェイルであって、YラインL1がYラインフェイルではないと明確に判定することができる。
これにより、図4を用いて説明した従来のように、Yラインフェイルの候補が複数存在し、何れを救済するかによって「IPASS」であるか否かの判断結果が変わるといった事態を防止することができ、高い精度で「IPASS」の判定を行うことができる。しかも本実施形態では、図3に示す通り、バッファメモリ16の1回のサーチでラインフェイル救済演算が完了しており、そのやり直しが行われないため、効率良く「IPASS」の判定を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態によるリダンダンシ演算方法及び装置並びにメモリ試験装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、説明を簡単にするためにYラインに係るラインフェイル救済演算のみを説明したが、当然ながらXラインに係るラインフェイル救済演算もYラインに係るラインフェイル救済演算と同様に行うことができる。Xラインに係るラインフェイル救済演算では、例えば図3中のステップS16の前後又はステップS16と同時に前述した(3)式が成立するか否かを判断する処理が行われ、その判断結果が「YES」である場合には、図2中のステップS17,S18と同様に、Xスペアラインの有無を判断した上で、(3)式が成立するXラインをXスペアラインで救済すべき旨を確定する処理が行われる。
また、上記実施形態では、DUT30の1つの行に配列されたメモリセルに関するフェイルデータが順に読み出された後で、次の行に配列されたメモリセルに関するフェイルデータが順に読み出されるように、バッファメモリ16がサーチされる場合を例に挙げて説明した。しかしながら、バッファメモリ16のサーチ方法はこの方法に制限されることはなく、例えばDUT30の1つの列に配列されたメモリセルに関するフェイルデータが順に読み出された後で、次の列に配列されたメモリセルに関するフェイルデータが順に読み出されるように、バッファメモリ16をサーチしても良い。
本発明の一実施形態によるリダンダンシ演算装置及びメモリ試験装置の要部構成を示すブロック図である。 DUT30に形成されるメモリセル並びにその周囲に形成されたXスペアライン及びYスペアラインを概念的に示す図である。 リダンダンシ演算装置17で行われるラインフェイル救済演算に係る処理を示すフローチャートである。 メモリデバイスに形成されるメモリセル及びその周囲に形成された予備セルを概念的に示す図である。
符号の説明
1 メモリ試験装置
15 フェイルメモリ
17 リダンダンシ演算装置
21 処理部
22 設定部
30 DUT
SL1 Xスペアライン
SL2 Yスペアライン

Claims (5)

  1. 行アドレス及び列アドレスからなる二次元アドレスにより個々のメモリセルが特定される複数のメモリセルと、予備セルが複数配列されてなる少なくとも1本の行スペアライン及び列スペアラインとを備えるメモリデバイスの不良救済を行う上で必要なデータを作成するリダンダンシ演算方法において、
    前記行スペアライン及び前記列スペアラインを全て用いても救済できない不良セルが存在する場合に、前記メモリデバイスを良とみなすために許容される不良セルの数を示す規定値を設定する第1ステップと、
    行アドレスが同一である不良セルの数が前記列スペアラインの数に前記規定値を加えた値よりも大であるかの第1判断、及び、列アドレスが同一である不良セルの数が前記行スペアラインの数に前記規定値を加えた値よりも大であるかの第2判断の少なくとも一方の判断を行う第2ステップと、
    前記第1判断の判断結果が真である場合に前記行アドレスで特定される1行分のメモリセルの前記行スペアラインによる代替を確定し、前記第2判断の判断結果が真である場合に前記列アドレスで特定される1列分のメモリセルの前記列スペアラインによる代替を確定する第3ステップと
    を含むことを特徴とするリダンダンシ演算方法。
  2. 前記メモリデバイスの試験結果に応じて前記第1ステップで設定された前記規定値を更新するステップを含むことを特徴とする請求項1記載のリダンダンシ演算方法。
  3. 行アドレス及び列アドレスからなる二次元アドレスにより個々のメモリセルが特定される複数のメモリセルと、予備セルが複数配列されてなる少なくとも1本の行スペアライン及び列スペアラインとを備えるメモリデバイスの不良救済を行う上で必要なデータを作成するリダンダンシ演算装置において、
    前記行スペアライン及び前記列スペアラインを全て用いても救済できない不良セルが存在する場合に、前記メモリデバイスを良とみなすために許容される不良セルの数を示す規定値を設定する設定部と、
    行アドレスが同一である不良セルの数が前記列スペアラインの数に前記規定値を加えた値よりも大であるかの第1判断、及び、列アドレスが同一である不良セルの数が前記行スペアラインの数に前記規定値を加えた値よりも大であるかの第2判断の少なくとも一方の判断を行い、前記第1判断の判断結果が真である場合に前記行アドレスで特定される1行分のメモリセルの前記行スペアラインによる代替を確定し、前記第2判断の判断結果が真である場合に前記列アドレスで特定される1列分のメモリセルの前記列スペアラインによる代替を確定する処理部と
    を備えることを特徴とするリダンダンシ演算装置。
  4. 前記設定部は、前記メモリデバイスの試験結果に応じて前記規定値を更新することを特徴とする請求項3記載のリダンダンシ演算装置。
  5. メモリデバイスのパス/フェイルを示すフェイル情報を格納するフェイルメモリを有するメモリ試験装置において、
    前記フェイルメモリに格納された前記フェイル情報を用いて前記メモリデバイスの不良救済を行う上で必要なデータを作成する請求項3又は請求項4記載のリダンダンシ演算装置を備えることを特徴とするメモリ試験装置。
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