JP2006268886A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冗長救済後も冗長救済前に用いたテストパターンを用いてテストすることができる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 メモリ領域10内にメモリセル領域20と冗長メモリセル領域30を含め、データの書き込み回路100と、データの読み出し回路110と、メモリセル領域10中で不良が発生した場合に不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路120と、不良情報記憶回路120の不良情報に含まれるアドレス情報とメモリセル領域10のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路130と、アドレス比較回路130においてアドレスが一致したときにデータを変換するかどうかの判定を行うデータ判定回路140と、データ判定回路140からの信号を元に書き込み回路100へのデータ、及び読み出し回路110からのデータを変換するデータ変換回路150を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に冗長救済後のメモリセルのデータ配置に有効な技術に関するものである。
近年、半導体記憶装置に置いては、大規模化、高集積化が進められており、それを搭載する製品の歩留まりに大きく影響を与えている。そのため、冗長救済用のメモリセルを搭載し、不良メモリセルが発生した場合に、冗長救済用のメモリセルと置き換えることにより、歩留まりを向上させている。
このような半導体記憶装置では、例えば、特許文献1に開示されているように、冗長救済用の冗長メモリ領域を通常のメモリ領域に隣接して配置し、もし通常のメモリ領域のメモリセルに不良が発生した場合は、隣接して配置されている冗長メモリ領域のメモリセルと置換することで救済する冗長方式が用いられている。
特開平5−334896号公報(図1)
しかしながら、従来の冗長救済方式においては、冗長救済を行うことで、通常のメモリセル領域と異なる冗長メモリセル領域にデータを置換することで、データの物理配置が変わるため、冗長救済前に用いたテストパターンを冗長救済後も用いた場合に、所定のデータ配置にならないという課題があった。
例えば、隣接間のショートを検査するためにストライプパターンやチェッカーパターンがテストパターンとして用いられる場合、冗長救済後のデータの配置によっては(メモリセルが配置されたメモリセル領域と冗長メモリセルが配置された領域の境界において、冗長メモリセルに置き換えられるカラムラインによっては)、隣接するメモリセル間が異電位にならない場合が生じ、ストライプパターンやチェッカーパターンでは検査もれが発生する可能性があった。すなわち、メモリセルと同じテストパターンではストライプパターンやチェッカーパターンにならないという課題があった。
そこで、本発明は、冗長救済後も冗長救済前に用いたテストパターンを用いてテストすることができる半導体記憶装置を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の半導体記憶装置は、以下の構成を備える。
つまり、本発明は、メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、前記メモリ領域内で、前記メモリセル領域に隣接されて冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路と、前記アドレス比較回路において、アドレスが一致したときに、データを変換するかどうかの判定を行うデータ判定回路と、前記データ判定回路からの信号を元に、前記書き込み回路へのデータ、及び前記読み出し回路からのデータを変換するデータ変換回路とを備える。
上記構成によれば、冗長救済メモリにおいては、メモリセル領域に不良メモリセルが発生した場合、不良メモリセルのアドレス情報を不良情報記憶回路に記憶させ、そのアドレス情報を元に冗長メモリセルと置換するが、この不良メモリセルのアドレスによって、書き込み、及び読み出し時にデータを変換することによって、正常な検査ができる。すなわち、メモリセル領域と冗長メモリセル領域が隣接している場合においても、テストパターンを変更することなく、所定の検査を行うことができる。
また上記構成において、好ましくは、前記データ変換回路は、前記データ判定回路からの判定信号を元に、メモリセル領域と冗長メモリセル領域のいずれか一方、又は両方に配置されたメモリセルに対してデータを変換する。
また上記構成において、好ましくは、前記データ判定回路は、前記不良情報記憶回路に記憶されているカラム情報とロー情報のいずれか一方、又は両方の情報により判定を行う。
また上記構成において、好ましくは、前記メモリセル領域のメモリセルに不良が発生したときに、カラム単位で前記冗長メモリセル領域の冗長メモリセルに置き換える場合、前記データ判定回路は、カラムアドレスの最下位ビットの情報を元に判定を行う。
また上記構成において、好ましくは、前記メモリセル領域のメモリセルに不良が発生したときに、ロー単位で前記冗長メモリセル領域の冗長メモリセルに置き換える場合、前記データ判定回路は、ローアドレスの最下位ビットの情報を元に判定を行う。
また上記構成において、好ましくは、前記不良情報記憶回路は、前記不良メモリセルの不良アドレス情報と、前記不良メモリセルの不良ビット情報と、冗長救済を実施するかどうかの冗長イネーブル情報と、データ変換を実施するかどうかのデータ変換イネーブル情報のいずれか、又は全ての情報を備える。
また上記構成において、好ましくは、前記不良情報記憶回路は、不揮発性メモリで構成され、前記不揮発性メモリのデータによって不良情報が記憶される。
また上記構成において、好ましくは、前記不良情報記憶回路は、ヒューズで構成され、前記ヒューズの切断によって、前記ヒューズの抵抗値が変化することによって不良情報が記憶される。
また上記構成において、好ましくは、前記冗長メモリセル領域は、前記メモリセル領域のビット線と平行な方向に配置される。
また上記構成において、好ましくは、前記冗長メモリセル領域は、前記メモリセル領域のワード線と平行な方向に配置される。
また本発明は、メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、前記メモリ領域内で、前記メモリセル領域に隣接されて冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路と、前記アドレス比較回路において、アドレスが一致したときに、データを変換するかどうかの判定を行うデータ判定回路と、前記データ判定回路からの信号を元に、前記書き込み回路からのデータ、及び前記読み出し回路へのデータを変換するデータ変換回路とを備える。
また上記構成において、好ましくは、前記データ変換回路は、前記データ判定回路からの判定信号を元に、メモリセル領域と冗長メモリセル領域のいずれか一方、又は両方に配置されたメモリセルのビット線対の接続を反転する。
また本発明は、メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、前記メモリ領域内で、前記メモリセル領域に隣接されてダミーセルが配列されたダミーセル領域と、前記メモリ領域内で、前記ダミーセル領域に隣接されて冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路とを備える。
また上記構成において、好ましくは、前記ダミーセルは、前記メモリセルと同じ形状が含まれている。
また上記構成において、好ましくは、前記ダミーセルは、基盤に電位を供給する。
また上記構成において、好ましくは、前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良情報記憶回路の不良情報を元にダミーセルへの書き込みを制御するダミーセル制御回路を備える。
また上記構成において、好ましくは、前記不良情報記憶回路は、前記不良メモリセルの不良アドレス情報と、前記不良メモリセルの不良ビット情報と、冗長救済を実施するかどうかの冗長イネーブル情報と、ダミーセルへの書き込みを実施するかどうかのダミーセルイネーブル情報のいずれか、又は全ての情報を備える。
また本発明は、メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、前記メモリ領域内で、前記メモリセル領域とは隣接されていない領域に冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路とを備える。
また上記構成において、好ましくは、前記メモリセル領域と前記冗長メモリセル領域は、ワードドライバーをはさんでそれぞれ隣接しない領域に配置されている。
また本発明は、メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、前記メモリ領域内で、偶数カラム単位と偶数ロー単位のいずれか一方、又は両方の冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路とを備え、前記メモリセル領域のメモリセルに不良が発生したときに、偶数カラム単位でと偶数ロー単位にいずれか一方、又は両方の冗長メモリセル単位で前記冗長メモリセル領域の冗長メモリセルに置き換わる。
また本発明は、メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、前記メモリ領域内で、2つのカラムと2つのローのいずれか一方、又は両方の冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路とを備え、前記メモリセル領域の奇数カラムと奇数ローのいずれか一方、又は両方のメモリセルに不良が発生したときに、前記冗長メモリセル領域の奇数カラムと奇数ローのいずれか一方、又は両方の冗長メモリセルに置き換わり、前記メモリセル領域の偶数カラムと偶数ローのいずれか一方、又は両方のメモリセルに不良が発生したときに、前記冗長メモリセル領域の偶数カラムと偶数ローのいずれか一方、又は両方の冗長メモリセルに置き換わる。
本発明の半導体記憶装置は、上記構成を有し、冗長救済処理前後において、メモリセルの物理配置が異なったとしても、隣接するメモリセル間の影響を考慮したテストパターンを変更することなく、冗長救済情報を元に、冗長救済処理前後で同じテストパターンを用いて、テストすることができ、テスト効率を改善することができる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1における半導体記憶装置のブロック図である。
図1において、10はメモリ領域であり、このメモリ領域10に、メモリセルが配列されたメモリセル領域20と、このメモリセル領域20に隣接されて冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域30が含まれている。前記メモリセル領域20は、冗長救済判定をする前の領域であり、冗長メモリセル領域30は、メモリセル領域20に不良が発生した場合に、メモリセル領域20のメモリセルと置換する領域である。
また図1において、120は不良情報記憶回路であり、この不良情報記憶回路120は、メモリセル領域20のメモリセルに不良が発生したときに、不良メモリセルの不良アドレス情報と、不良メモリセルの不良ビット情報と、冗長救済を実施するかどうかの冗長イネーブル情報と、データ変換を実施するかどうかのデータ変換イネーブル情報のいずれかの情報を備えており、ヒューズで構成され、ヒューズの切断によってヒューズの抵抗値が変化することによって情報を記憶する。なお、この不良情報記憶回路120を、不揮発性メモリで構成してもよく、また不良メモリセルの不良アドレス情報と、不良メモリセルの不良ビット情報と、冗長救済を実施するかどうかの冗長イネーブル情報と、データ変換を実施するかどうかのデータ変換イネーブル情報の全ての情報を備えてもよい。
また図1において、70は制御ロジック領域であり、制御ロジック領域70に、書き込み回路100と、読み出し回路110と、アドレス比較回路130と、データ判定回路140と、データ変換回路150が含まれており、この制御ロジック領域70を介して、メモリセル領域20のメモリセルを選択するアドレス信号300がメモリ領域10へ入力される。また制御ロジック領域70へメモリ領域10の入力データ310が入力され、制御ロジック領域70よりメモリ領域10からの出力データ320が出力される。
前記書き込み回路100は、メモリセル領域20および冗長メモリセル領域30のメモリセルに対して、データを書き込む。
また前記読み出し回路110は、メモリセル領域20および冗長メモリセル領域30のメモリセルからデータを読み出す。
また前記アドレス比較回路130は、メモリセル領域20のメモリセルのアドレス情報300と不良情報記憶回路120の不良情報信号220を比較して、アドレスが一致した場合に、書き込み回路100と読み出し回路110へ不良アドレス一致信号230を出力し(アクティブ状態とし)、データ判定回路140へ不良アドレス信号231を出力する。
データ判定回路140は、アドレス比較回路130から入力された不良アドレス信号231を元にデータを反転するかどうかを、カラム単位で冗長メモリセル領域30の冗長メモリセルに置き換える場合、不良情報記憶回路120に記憶されているカラムアドレスの最下位ビットの情報(カラム情報)を元に判定を行い、ロー単位で冗長メモリセル領域30の冗長メモリセルに置き換える場合、不良情報記憶回路120に記憶されているローアドレスの最下位ビットの情報(ロー情報)を元に判定を行い、データを反転するとき、データ判定信号240をデータ変換回路150へ出力する(アクティブ状態とする)。
データ変換回路150は、データ判定回路140からのデータ判定信号240がアクティブ状態のときは、入力データ310のデータを反転して書き込み回路100へ出力し、読み出し回路110からの読み出しデータを反転して出力データ320として出力する。
図2に、メモリ領域10のメモリセルの回路図の一例、図3に制御ロジック領域70の要部ブロック図を示す。
メモリセル21は、メモリセル領域20内にアレイ状に配置されているメモリセルで、カラムを形成するメモリセル21群のビット線対40,41毎にそれぞれ、書き込み回路100aと読み出し回路110aが接続され、これら書き込み回路100aと読み出し回路110a毎にそれぞれ、書き込み回路100aと読み出し回路110aの実行を、不良アドレス一致信号230がアクティブのときに停止する書き込み選択回路160aと読み出し選択回路170aが設けられている。この構成により、不良アドレス一致信号230がアクティブではないとき、アドレス信号300のロー情報に応じてワード線50,51が活性化されることにより、アドレス信号300のカラム情報に相当するビット線対40,41を通して、メモリセル内部ノード60,61に対して、書き込み回路100aによりデータの書き込みが行われ、読み出し回路110aによりデータの読み出しが行われる。
冗長メモリセル領域30は、メモリセル領域20のビット線対40,41と平行な方向で、メモリセル領域20のワード線50,51と平行な方向に配置されている。その冗長メモリセル31は、冗長メモリセル領域30内にアレイ状に配置されているメモリセルで、カラムを形成するメモリセル31群のビット線対42,43に、書き込み回路100bと読み出し回路110bが接続され、この書き込み回路100bと読み出し回路110b毎にそれぞれ、書き込み回路100bと読み出し回路110bの実行を、不良アドレス一致信号230がアクティブのとき実行する書き込み選択回路160bと読み出し選択回路170bが設けられている。この構成により、不良アドレス一致信号230がアクティブのとき、メモリセル21と同様に、アドレス信号300のロー情報に応じてワード線50,51が活性化されることにより、ビット線対42,43を通して、冗長メモリセル31のメモリセル内部ノード62,63に対して、書き込み回路100bによりデータの書き込みが行われ、読み出し回路110bによりデータの読み出しが行われる。
またデータ変換回路150は、入力データ310の入力回路180と、出力データ320の出力回路185と、データ判定回路140からのデータ判定信号240がアクティブ状態のとき入力回路180から入力した入力データ310を反転して出力するデータ反転回路190と、データ判定信号240がアクティブ状態のときメモリ領域10から読み出したデータを反転し出力回路185へ出力するデータ反転回路195から構成されている。
上記メモリ領域10の構成により、メモリセル領域20のメモリセル21と冗長メモリセル領域30のメモリセル31は、隣接しているため、それぞれのメモリセル内部ノードの影響を受けやすく、チェッカーやストライプパターン等のテストパターンで故障を検出する必要がある。
図4は、メモリ領域10にチェッカーパターンのデータを配置した場合のデータ配列の一例である。メモリセル領域20にチェッカーパターンを配置したとき、カラムC5に不良が検出され、冗長メモリセル領域30のメモリセル列R0と置き換えた場合を示している。
以下、上記構成による動作を説明する。
メモリ領域10に含まれるメモリセル領域20で不良メモリセルが発生した場合、不良情報記憶回路120は、図5に示すように、メモリ検査の結果を検索して不良アドレスの有無を確認して、不良情報を記憶する。
続いて、メモリセル領域20のメモリセルを選択するアドレス信号300と不良情報記憶回路120からの不良情報信号220をアドレス比較回路130で比較し、アドレスが一致した場合に、書き込み回路100(100a,100b)と読み出し回路110(110a,110b)への不良アドレス一致信号230をアクティブ状態とする。すると、書き込み回路100bと読み出し回路110bは、書き込み選択回路160bと読み出し回路170bの機能により冗長メモリセル領域30へのアクセスが可能となる。
冗長救済処理をする前は、メモリセル領域20のメモリセル21のみに対してアクセスをするため、データの配置は所定の配置にするテストパターンを入力することができるが、メモリセル領域20内に不良メモリセルが発生し、冗長メモリセル領域30のメモリセル31と置換する場合、メモリ領域10内のデータの配置が所定の配置と異なる場合が発生する。
図2に示すように、メモリセル領域20と冗長メモリセル領域30が隣接して配置されている場合、メモリセル領域20のメモリセル21の内部ノード61と、冗長メモリセル領域30のメモリセル31の内部ノード62がショートしているような不良を検出するには、それぞれの内部ノードを異電位にするようなテストパターンを入力する必要がある。ところが、図4に示すようにメモリセル領域20のカラムC5が冗長救済されて、冗長メモリセル領域30のカラムR0と置き換えられた場合、メモリセル領域20のメモリセル21と冗長メモリセル領域30のメモリセル31はそれぞれ同じ電位に設定されてしまい、内部ショートの不良を検出することができない。
そこで、アドレス比較回路130では、冗長メモリセル領域30のメモリセル31をアクセスする場合に、不良アドレス一致信号230をアクティブにするとともに、データ判定回路140にて救済されるアドレスからデータを反転するかどうかを判定する。すなわち、データ判定回路140は、カラム単位で冗長メモリセル領域30の冗長メモリセルに置き換える場合、カラムアドレスの最下位ビットの情報を元に判定を行い、カラムアドレスの最下位ビットのメモリセル領域20のメモリセル21と、冗長メモリセル領域30のメモリセル31が同じ電位とはならないように判定する。なお、データ判定回路140は、ロー単位で冗長メモリセル領域30の冗長メモリセルに置き換える場合、ローアドレスの最下位ビットの情報を元に判定を行い、ローアドレスの最下位ビットのメモリセル領域20のメモリセル21と、冗長メモリセル領域30のメモリセル31が同じ電位とはならないように判定する。
たとえば、図4に示すように、メモリセル領域20のカラムC5を、冗長メモリセル領域30のカラムR0へ置き換え、冗長救済される場合、隣接するメモリセル領域20のメモリセル21と冗長メモリセル領域30のメモリセル31が同じ電位“H”となるため、データ変換回路150にて、冗長メモリセル領域30のカラムR0に反転データ“L”を書き込むように、データを反転する。データを反転するとき、データ判定信号240をアクティブ状態とする。
データ変換回路150は、データ判定回路140からのデータ判定信号240がアクティブ状態のときは、入力データ310のデータを反転して書き込み回路100bに入力し、読み出し回路110bからの読み出しデータを反転して出力データ320として出力する。
以上のように本実施の形態1によれば、冗長救済処理前後において、メモリセル21,31の物理配置が異なったとしても、所定のデータ配置にデータを変換することで、隣接するメモリセル21,31間の影響を考慮したテストパターンを変更することなく、冗長救済処理前後で同じテストパターンを用いてテストすることができ、テスト効率を改善することができる。
なお、本実施の形態1において、データ変換回路150は、冗長メモリセル領域30の冗長メモリセル31に対してデータ変換を行っているが、隣接するメモリセル領域20のメモリセル21に対してデータ変換を行うようにすることも可能であり、また両方に配置されたメモリセル21,31に対してデータを変換することも可能である。
また本実施の形態1において、データ判定回路140は、不良情報記憶回路120に記憶されているカラム情報またはロー情報のいずれかにより、データを反転するかどうかを判定しているが、不良情報記憶回路120に記憶されているカラム情報とロー情報の両方の情報より判定することも可能である。
[実施の形態2]
図6は本発明の実施の形態2における半導体記憶装置のブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態2では、実施の形態1における、書き込み回路100および読み出し回路110と、データ変換回路150の配置を逆としている。
これにより、データ変換回路150は、データ判定回路140からのデータ判定信号240を元に、書き込み回路100からのデータを変換して冗長メモリ領域30へ出力し、冗長メモリ領域30より読み出したデータを変換して読み出し回路110へ出力する。このデータを変換するとき、冗長メモリセル領域30メモリセル31のビット線対42,43の接続を反転する。
このような構成により、本実施の形態2によれば、冗長救済処理前後において、メモリセル21,31の物理配置が異なったとしても、所定のデータ配置にデータを変換することで、隣接するメモリセル21,31間の影響を考慮したテストパターンを変更することなく、冗長救済処理前後で同じテストパターンを用いてテストすることができる。
なお、本実施の形態2において、データ変換回路150は、データ変換時、冗長メモリセル領域30メモリセル31のビット線対42,43の接続を反転しているが、隣接するメモリセル領域20のメモリセル21のビット線対40,41の接続を反転することも可能であり、また両方に配置されたメモリセル21,31のビット線対40,41とビット線対42,43の接続を反転することも可能である。
[実施の形態3]
図7は本発明の実施の形態3における半導体記憶装置のブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態3では、メモリ領域10内で、メモリセル領域20に隣接されて、メモリセル21と同じ形状でダミーセルが配列されたダミーセル領域80が設けられ、ダミーセル領域80に隣接されて前記冗長メモリセル領域30が設けられている。またダミーセルにより基盤に電位を供給している。
このように、冗長メモリセル領域20とメモリセル領域20間が離されて配置されていることにより、本発明の実施の形態3では、データ判定回路140とデータ変換回路150が不要となり、削除している。
このような構成により、本実施の形態3によれば、メモリセル領域20と冗長メモリセル領域30との間にダミーセル領域80が配置されることにより、冗長救済処理前後において、メモリセル21,31の物理配置が異なったとしても、隣接するメモリセル21,31間の影響を考慮したテストパターンを変更することなく、冗長救済処理前後で同じテストパターンを用いてテストすることができる。
なお、本実施の形態3では、書き込み回路100と読み出し回路110は、アドレス比較回路130の不良アドレス一致信号230がアクティブとなると、冗長メモリセル領域30へのアクセスしているが、図8に示すように、メモリセル領域20中で不良が発生した場合に、不良情報記憶回路120の不良情報を元にダミーセル領域80のダミーセルへの書き込みを制御するダミーセル制御回路90を設けて、冗長メモリセル領域30に代えて、ダミーセル領域80のダミーセルへアクセスするようにすることもできる。このとき、不良情報記憶回路120は、不良メモリセル21の不良アドレス情報と、不良メモリセル21の不良ビット情報と、冗長救済を実施するかどうかの冗長イネーブル情報と、ダミーセルへの書き込みを実施するかどうかのダミーセルイネーブル情報のいずれか、または全ての情報を備える。
また、本実施の形態3では、メモリセル領域20と冗長メモリセル領域30との間にダミーセル領域80が配置されているが、図9に示すように、メモリセル領域20とは隣接されていない領域に冗長メモリセル領域30を設けることも可能である。このときメモリセル領域20と冗長メモリセル領域30が物理的に離して設けられていることから、データ判定回路140とデータ変換回路150は不要である。なお、メモリセル領域20と冗長メモリセル領域30を、ワードドライバーをはさんでそれぞれ隣接しない領域に配置するようにすることも可能である。
[実施の形態4]
図10は本発明の実施の形態4における半導体記憶装置のブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態4では、メモリ領域10の構成を実施の形態1と換えている。すなわち、上記実施の形態1では、メモリ領域10において、冗長メモリセル領域30を、メモリセル領域20の1カラムに相当する、1カラムROのメモリセル31を設けて構成しているが、図11に示すように、実施の形態4では、冗長メモリセル領域30’を、メモリセル領域20の2カラム分のカラムR0,R1を設けている。また上記実施の形態1のデータ判定回路140とデータ変換回路150を不要としている。
アドレス比較回路130は、不良情報記憶回路120の不良情報信号220に基づいて不良が発生したカラムだけではなく、このカラムと対を形成しているカラム(偶数カラムと奇数カラム)にも不良が発生したものとして記憶し、これら対のカラムの不良情報と、メモリセル領域20のメモリセルのアドレス情報300を比較して、アドレスが一致した場合に、書き込み回路100と読み出し回路110に不良アドレス一致信号230をアクティブ状態にする。
すなわち、図11に示すように、メモリセル領域20内に不良メモリセルが発生し、冗長救済処理として冗長メモリセル領域30のメモリセル31と置換する場合、不良が発生したカラムだけではなく、このカラムと対を形成しているカラム(偶数カラムと奇数カラム)を、冗長メモリセル領域30のカラムR0,R1のメモリセル31と置き換える。たとえば、奇数カラムC1で不良が発生した場合、冗長メモリセル領域30の奇数カラムR1に置き換えだけでなく、対となる偶数カラムC0を冗長メモリセル領域30の偶数カラムR0に置き換える。書き込み回路100と読み出し回路110は、置き換えられた冗長メモリセル領域30のカラムR0,R1に対してデータの書き込みおよび読み出しを実行する。
上記構成により、本実施の形態4によれば、図11に示すように、メモリセル領域20のメモリセル21と冗長メモリセル領域30のメモリセル31は異なる電位に設定され、したがって隣接するメモリセル21,31間の影響を考慮したテストパターンを変更することなく、冗長救済処理前後で同じテストパターンを用いてテストすることができる。
なお、本実施の形態4では、メモリセル領域20の対を形成しているカラム(偶数カラムと奇数カラム)を冗長メモリセル領域30のカラムR0,R1に置き換えているが、図12に示すように、メモリセル領域20において不良が発生したカラムが偶数カラムのとき、冗長メモリセル領域30の偶数カラムR0に置き換え、メモリセル領域20において不良が発生したカラムが奇数カラムのとき、冗長メモリセル領域30の奇数カラムR1に置き換えるようにすることもできる。このような置き換えにおいても、メモリセル領域20のメモリセル21と冗長メモリセル領域30のメモリセル31は異なる電位に設定され、したがって隣接するメモリセル21,31間の影響を考慮したテストパターンを変更することなく、冗長救済処理前後で同じテストパターンを用いてテストすることができる。
また本実施の形態4では、メモリセル領域20のメモリセル21と冗長メモリセル領域30のメモリセル31をカラム単位で対応させているが、メモリセル領域20のロー単位で冗長メモリセル領域30を形成することも可能であり、またカラム単位およびロー単位で冗長メモリセル領域30を形成することも可能である。
[実施の形態5]
図13は本発明の実施の形態5における半導体記憶装置を説明するためのブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態1では、図3に示すように、メモリセル領域20の各カラムのビット線対40,41毎に、書き込み回路100aと読み出し回路100bを設け、冗長メモリセル領域30のビット線対42,43に、書き込み回路100aと読み出し回路100bを設けているが、本実施の形態5では、図13に示すように、ビット線対40,41に書き込み選択回路160aと読み出し選択回路170aを接続し、ビット線対42,43に書き込み選択回路160bと読み出し選択回路170bを接続し、書き込み選択回路160aと書き込み選択回路160bに書き込み回路100を接続し、読み出し選択回路170aと読み出し選択回路170bに読み出し回路110を接続している。
上記構成により、書き込み回路100と読み出し回路110の回路数を削減でき、コストを削減できる。
本発明にかかる半導体記憶装置は、冗長救済情報を元にメモリに配置されるデータを変換するという機能を有し、冗長救済機能を持つ多種の半導体記憶装置に適用できる。
本発明の実施の形態1による半導体記憶装置のブロック図である。 同半導体記録装置のメモリ領域のメモリセル回路図である。 同半導体記録装置の要部ブロック図である。 同半導体記録装置のメモリ領域のデータ配置図である。 同半導体記録装置の不良情報記憶回路の動作フローチャートである。 本発明の実施の形態2による半導体記憶装置のブロック図である。 本発明の実施の形態3による半導体記憶装置のブロック図である。 同半導体記憶装置のブロック図である。 同半導体記憶装置のブロック図である。 本発明の実施の形態4による半導体記憶装置のブロック図である。 同半導体記録装置のメモリ領域のデータ配置図である。 同半導体記録装置のメモリ領域のデータ配置図である。 本発明の実施の形態5による半導体記憶装置の要部ブロック図である。
符号の説明
10 メモリ領域
20 メモリセル領域
21 メモリセル
30,30’ 冗長メモリセル領域
31 冗長メモリセル
40〜43 ビット線
50,51 ワード線
60〜63 メモリセル内部ノード
70 制御ロジック領域
80 ダミーセル領域
100,100a,100b 書き込み回路
110,110a,110b 読み出し回路
120 不良情報記憶回路
130 アドレス比較回路
140 データ判定回路
150 データ変換回路
160a,160b 書き込み選択回路
170a,170b 読み出し選択回路
180 入力回路
185 出力回路
190,195 データ反転回路
200 メモリ領域への書き込みデータ
210 メモリ領域からの読み出しデータ
220 不良情報信号
230 不良アドレス一致信号
231 不良アドレス信号
240 データ判定信号
250 データ変換回路から書き込み回路への書き込みデータ
260 読み出し回路からデータ変換回路への読み出しデータ
300 アドレス信号
310 入力データ
320 出力データ

Claims (21)

  1. メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、
    前記メモリ領域内で、前記メモリセル領域に隣接されて冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、
    前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、
    前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、
    前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、
    前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路と、
    前記アドレス比較回路において、アドレスが一致したときに、データを変換するかどうかの判定を行うデータ判定回路と、
    前記データ判定回路からの信号を元に、前記書き込み回路へのデータ、及び前記読み出し回路からのデータを変換するデータ変換回路と
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記データ変換回路は、前記データ判定回路からの判定信号を元に、メモリセル領域と冗長メモリセル領域のいずれか一方、又は両方に配置されたメモリセルに対してデータを変換すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記データ判定回路は、前記不良情報記憶回路に記憶されているカラム情報とロー情報のいずれか一方、又は両方の情報により判定を行うこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセル領域のメモリセルに不良が発生したときに、カラム単位で前記冗長メモリセル領域の冗長メモリセルに置き換える場合、
    前記データ判定回路は、カラムアドレスの最下位ビットの情報を元に判定を行うこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセル領域のメモリセルに不良が発生したときに、ロー単位で前記冗長メモリセル領域の冗長メモリセルに置き換える場合、
    前記データ判定回路は、ローアドレスの最下位ビットの情報を元に判定を行うこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記不良情報記憶回路は、前記不良メモリセルの不良アドレス情報と、前記不良メモリセルの不良ビット情報と、冗長救済を実施するかどうかの冗長イネーブル情報と、データ変換を実施するかどうかのデータ変換イネーブル情報のいずれか、又は全ての情報を備えていること
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記不良情報記憶回路は、不揮発性メモリで構成され、前記不揮発性メモリのデータによって不良情報が記憶されること
    を特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記不良情報記憶回路は、ヒューズで構成され、前記ヒューズの切断によって、前記ヒューズの抵抗値が変化することによって不良情報が記憶されること
    を特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記冗長メモリセル領域は、前記メモリセル領域のビット線と平行な方向に配置されていること
    を特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記冗長メモリセル領域は、前記メモリセル領域のワード線と平行な方向に配置されていること
    を特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  11. メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、
    前記メモリ領域内で、前記メモリセル領域に隣接されて冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、
    前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、
    前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、
    前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、
    前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路と、
    前記アドレス比較回路において、アドレスが一致したときに、データを変換するかどうかの判定を行うデータ判定回路と
    前記データ判定回路からの信号を元に、前記書き込み回路からのデータ、及び前記読み出し回路へのデータを変換するデータ変換回路と
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 前記データ変換回路は、前記データ判定回路からの判定信号を元に、メモリセル領域と冗長メモリセル領域のいずれか一方、又は両方に配置されたメモリセルのビット線対の接続を反転すること
    を特徴とする請求項11に記載の半導体記憶装置。
  13. メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、
    前記メモリ領域内で、前記メモリセル領域に隣接されてダミーセルが配列されたダミーセル領域と、
    前記メモリ領域内で、前記ダミーセル領域に隣接されて冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、
    前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、
    前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、
    前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、
    前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 前記ダミーセルは、前記メモリセルと同じ形状が含まれていること
    を特徴とする請求項13に記載の半導体記憶装置。
  15. 前記ダミーセルは、基盤に電位を供給すること
    を特徴とする請求項13または請求項14に記載の半導体記憶装置。
  16. 前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良情報記憶回路の不良情報を元にダミーセルへの書き込みを制御するダミーセル制御回路を備えること
    を特徴とする請求項13〜請求項15のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  17. 前記不良情報記憶回路は、前記不良メモリセルの不良アドレス情報と、前記不良メモリセルの不良ビット情報と、冗長救済を実施するかどうかの冗長イネーブル情報と、ダミーセルへの書き込みを実施するかどうかのダミーセルイネーブル情報のいずれか、又は全ての情報を備えていること
    を特徴とする請求項16に記載の半導体記憶装置。
  18. メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、
    前記メモリ領域内で、前記メモリセル領域とは隣接されていない領域に冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、
    前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、
    前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、
    前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、
    前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  19. 前記メモリセル領域と前記冗長メモリセル領域は、ワードドライバーをはさんでそれぞれ隣接しない領域に配置されていること
    を特徴とする請求項18に記載の半導体記憶装置。
  20. メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、
    前記メモリ領域内で、偶数カラム単位と偶数ロー単位のいずれか一方、又は両方の冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、
    前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、
    前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、
    前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、
    前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路と、
    を備え、
    前記メモリセル領域のメモリセルに不良が発生したときに、偶数カラム単位でと偶数ロー単位にいずれか一方、又は両方の冗長メモリセル単位で前記冗長メモリセル領域の冗長メモリセルに置き換わること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  21. メモリ領域内で、メモリセルが配列されたメモリセル領域と、
    前記メモリ領域内で、2つのカラムと2つのローのいずれか一方、又は両方の冗長メモリセルが配列された冗長メモリセル領域と、
    前記メモリ領域にデータを書き込む書き込み回路と、
    前記メモリ領域からデータを読み出す読み出し回路と、
    前記メモリセル領域中で不良が発生した場合に、前記不良メモリセルの不良情報を記憶する不良情報記憶回路と、
    前記不良情報記憶回路の不良情報に含まれるアドレス情報と、前記メモリセル領域のメモリセルを選択するアドレスを比較するアドレス比較回路と、
    を備え、
    前記メモリセル領域の奇数カラムと奇数ローのいずれか一方、又は両方のメモリセルに不良が発生したときに、前記冗長メモリセル領域の奇数カラムと奇数ローのいずれか一方、又は両方の冗長メモリセルに置き換わり、
    前記メモリセル領域の偶数カラムと偶数ローのいずれか一方、又は両方のメモリセルに不良が発生したときに、前記冗長メモリセル領域の偶数カラムと偶数ローのいずれか一方、又は両方の冗長メモリセルに置き換わること
    を特徴とする半導体記憶装置。
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