JP5127630B2 - 抵抗変化型メモリ - Google Patents

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Description

本発明は、抵抗変化型メモリに係り、例えば記憶データに基づいて抵抗値が変化する抵抗変化素子を備えた抵抗変化型メモリに関する。
抵抗変化型メモリの一種として、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:magnetic random access memory)が知られている。MRAMは、磁気抵抗(magnetoresistive)効果を利用してメモリセルに“1”または“0”情報を蓄積させることでメモリ動作を行うデバイスであり、不揮発性、高集積性、高信頼性、低消費電力性、及び高速動作を兼ね備えたユニバーサルなメモリデバイスの候補の1つとして位置付けられている。
磁気抵抗効果のうち、トンネル磁気抵抗(TMR: tunneling magnetoresistive)効果を示す素子を用いたMRAMが数多く報告されている。TMR効果素子としては、2枚の強磁性層とこれらに挟まれた絶縁層とからなる積層構造を有し、スピン偏極トンネル効果による磁気抵抗の変化を利用したMTJ(magnetic tunnel junction)素子を使用するのが一般的である。
MTJ素子を用いたMRAMのデータ読み出しは、選択されたビットに相当するMTJ素子の2枚の強磁性層間に所定の電圧を印加し、このMTJ素子を流れる電流から抵抗値を読み取る事や、選択されたMTJ素子に所定の電流を流し、これにより発生する2枚の強磁性層間の電圧を読み出す事などで可能となる。
このように、読み出し方式に関しては、選択されたMTJ素子の電流或いは電圧をセンスアンプにて増幅検知する電流/電圧検知型センス方式が採用されている。すなわち、読み出しにおいてはMTJ素子の抵抗値を検出することとなり、大容量メモリにおいてはMTJ素子の抵抗バラツキが読み出しマージンを決定する主因となっている。
また、この種の関連技術として、データ読み出しに使用される参照セルのチップ上に占める面積を低減させる技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−103060号公報
本発明は、参照セル総数を削減しつつ、抵抗バラツキで決定される読み出しマージンを確保することが可能な抵抗変化型メモリを提供する。
本発明の一態様に係る抵抗変化型メモリは、記憶データに基づいて2つの抵抗状態を有する抵抗変化素子を含む複数のメモリセルがマトリクス状に配置された第1及び第2のメモリセルアレイと、前記第1及び第2のメモリセルアレイにそれぞれ対応して設けられ、かつ、前記メモリセルの抵抗状態を判別する参照値を有する複数の参照セルが行方向に配置された第1及び第2の参照セルアレイと、各参照セルアレイに接続された参照ワード線と、各メモリセルアレイの行を選択する複数のワード線と、前記メモリセルアレイ及び前記参照セルアレイの列を選択する複数のビット線と、前記第1及び第2のメモリセルアレイに共有され、かつ、アクセスされるメモリセルが含まれるメモリセルアレイと異なるメモリセルアレイに対応する参照セルアレイを用いてデータを検知増幅するセンスアンプと、 アドレスに基づいて前記複数のビット線のうち1つを選択し、かつ、前記アクセスされるメモリセルが含まれるメモリセルアレイと異なるメモリセルアレイに対して、特定の参照セルが接続されるビット線を選択するカラムデコーダとを具備し、データ読み出し時、1つのメモリセルアレイを単位とするアドレス空間に対して、参照セルアレイのうち前記特定の参照セルが常時活性化される。
本発明の一態様に係る抵抗変化型メモリは、記憶データに基づいて2つの抵抗状態を有する抵抗変化素子を含む複数のメモリセルがマトリクス状に配置された第1及び第2のメモリセルアレイと、前記第1及び第2のメモリセルアレイにそれぞれ対応して設けられ、かつ、前記メモリセルの抵抗状態を判別する参照値を有する複数の参照セルが列方向に配置された第1及び第2の参照セルアレイと、各参照セルアレイに接続された参照ビット線と、各メモリセルアレイの列を選択する複数のビット線と、前記メモリセルアレイ及び前記参照セルアレイの行を選択する複数のワード線と、前記第1及び第2のメモリセルアレイに共有され、かつ、アクセスされるメモリセルが含まれるメモリセルアレイと異なるメモリセルアレイに対応する参照セルアレイを用いてデータを検知増幅するセンスアンプと、 アドレスに基づいて前記複数のワード線のうち1つを選択し、かつ、前記アクセスされるメモリセルが含まれるメモリセルアレイと異なるメモリセルアレイに対して、特定の参照セルが接続されるワード線を選択するロウデコーダとを具備し、データ読み出し時、1つのメモリセルアレイを単位とするアドレス空間に対して、参照セルアレイのうち前記特定の参照セルが常時活性化される。
本発明によれば、参照セル総数を削減しつつ、抵抗バラツキで決定される読み出しマージンを確保することが可能な抵抗変化型メモリを提供することができる。
[本発明に至る考察]
マトリクス状に配置された(m×n)個のメモリセルからなるメモリセルアレイと、1個のメモリセルアレイに対応して設けられた1行分のm個の参照セルとで1個のブロックが構成される。そして、2個のブロックに共有されるセンスアンプが、第1のブロックに含まれるアクセスされるメモリセルから読み出される電圧或いは電流と、第2のブロックに含まれる参照セルから読み出される参照電圧或いは参照電流とを用いて、アクセスされるメモリセルのデータを検知増幅する。この場合、2×(m×n)個のメモリセル群に対し、(2×m)個の参照セルが同一センスアンプに接続されている。
一般的にメモリセルの抵抗値は製造バラツキなどにより特定の分布を持っており、これらの分布は正規分布に従う事が一般的に知られている。このため、センスアンプに接続された全てのメモリセルの読み出し動作がマージンを持って可能となるためには、“0”と“1”との抵抗変化量と、メモリセルの抵抗バラツキの標準偏差(σR)とが極めて重要なパラメータとなる。
図1は、メモリセル及び参照セルの抵抗変化量と抵抗バラツキの標準偏差(σR)との関係を正規確率紙にプロットしたグラフである。メモリセルの低抵抗状態を“0”情報に対応させ、この抵抗値の平均値(mean値)をμRp、その標準偏差をσRpで表す。この時、“1”情報に対応する高抵抗状態の抵抗値の平均値であるμRapは、「μRap=μRp×(1+MR)」、その標準偏差σRapは、「σRap=σRp×(1+MR)」となる。なお、“MR”はメモリセルの抵抗変化率であり、「MR=Rap/Rp」で表される。
図1において、“0”情報を記憶したメモリセル(“0”メモリセル)の抵抗バラツキであるσRpで決まる直線をセンスアンプに接続されるメモリセル総数である(2×m×n)個の逆数に相当する確率まで延長した点をA点とし、“1”情報を記憶したメモリセル(“1”メモリセル)の抵抗バラツキであるσRapで決まる直線をメモリセル総数である(2×m×n)個の逆数に相当する確率まで延長した点をD点とする。図1に示したように、全てのメモリセルのデータを正常に読み出すには、A点とD点との間に、(2×m)個の全参照セルの抵抗バラツキの累積確率分布が存在する事が必要条件となる。
換言すれば、A点とB点との間、さらに、C点とD点との間に有限な抵抗幅が存在する必要がある。なお、このA−B点間とC−D点間との大きさはそれぞれ、一般的に回路マージンと言われ、センスアンプを構成するペアトランジスタの閾値バラツキや電源電圧変動、動作温度変動などで決定される。
以上述べたように、充分な回路マージンを確保した状態で安定的に読み出すには、抵抗バラツキ(σRp)と抵抗変化率(MR)とが重要なファクターであり、σRpを小さくするかMRを大きくする必要がある。一方、参照セルの総数も読み出しマージンの確保の観点からは重要であり、読み出し動作に必要な参照セル数を減らす事で確率的に読み出しマージンの拡大が期待できる。しかしながら、単純に参照セル数を低減すると、参照セル自身にバリア膜破壊などにより超低抵抗状態になるなどの不良が発生した場合、この参照セルと対となる全てのメモリセルの読み出しが出来なくなり、相当数の不良ビットが発生する事になる。
一般に、半導体メモリにおいては冗長ビットを準備し、不良ビットの置き換えにより歩留まり向上を図っているが、搭載している冗長ビット数以上に不良ビットが発生すると救済不可能となり、良品チップの取得ができなくなり、メモリチップの価格低減が不可能となる。
以下に、前述した考察に基づいて発明された実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[第1の実施形態]
図2は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗変化型メモリの読み出し系回路のブロック図である。
抵抗変化型メモリは、2個のメモリセルアレイ11−1及び11−2を備えている。各メモリセルアレイ11は、マトリクス状に配置された(m×n)個のメモリセルMCから構成されている。
メモリセルアレイ11−1には、それぞれがカラム方向に延在するように、n本のビット線BL1_1〜BL1_nが配設されている。また、メモリセルアレイ11−1には、それぞれがロウ方向に延在するように、m本のワード線WL1_1〜WL1_mが配設されている。ビット線BL1とワード線WL1との交差領域には、メモリセルMCが配置され、各メモリセルMCは、対応するビット線BL1及びワード線WL1に接続される。
メモリセルアレイ11−1に対応して設けられたn個の参照セルRCは、メモリセルアレイ11−1のカラム方向に隣接して配置されている。n個の参照セルRCは、ロウ方向に延在する1本の参照ワード線RWL1に接続され、ロウ方向に並んで配置される。また、n個の参照セルRCはそれぞれ、n本のビット線BL1_1〜BL1_nに接続されている。なお、参照セルRCの数は、カラム数nと同じである必要はなく、カラム数nより少なくても構わない。
同様に、メモリセルアレイ11−2には、それぞれがカラム方向に延在するように、n本のビット線BL2_1〜BL2_nが配設されている。また、メモリセルアレイ11−2には、それぞれがロウ方向に延在するように、m本のワード線WL2_1〜WL2_mが配設されている。ビット線BL2とワード線WL2との交差領域には、メモリセルMCが配置され、各メモリセルMCは、対応するビット線BL2及びワード線WL2に接続される。
メモリセルアレイ11−2に対応して設けられたn個の参照セルRCは、メモリセルアレイ11−2のカラム方向に隣接して配置されている。n個の参照セルRCは、ロウ方向に延在する1本の参照ワード線RWL2に接続され、ロウ方向に並んで配置される。また、n個の参照セルRCはそれぞれ、n本のビット線BL2_1〜BL2_nに接続されている。なお、メモリセルアレイ11−2側の参照セルRCの数も、カラム数nと同じである必要はなく、カラム数nより少なくても構わない。
抵抗変化型メモリとしては、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:magnetic random access memory)、ReRAM(resistance random access memory)、PRAM(phase-change random access memory)など様々なメモリを使用することが可能である。本実施形態では、MRAMを一例に挙げて説明する。
図3は、メモリセルMCの構成を示す回路図である。メモリセルMCは、抵抗変化素子(MTJ素子)21、及び選択トランジスタ22を備えている。選択トランジスタ22は、例えばNチャネルMOSトランジスタから構成される。MTJ素子21の一端は、ビット線BLに接続され、その他端は、選択トランジスタ22のドレインに接続されている。選択トランジスタ22のゲートは、ワード線WLに接続されている。選択トランジスタ22のソースは、例えばソース線を介して接地されている(接地電圧Vssが印加される)。
図4は、MTJ素子21の構成を示す概略図である。MTJ素子21は、下部電極31、固定層32、中間層33、記録層(自由層)34、上部電極35が順に積層されて構成されている。なお、MTJ素子21を構成する層は、積層順序が逆転していても構わない。
固定層32は、強磁性材料からなり、その磁化方向が固定されている。例えば、固定層32に隣接して反強磁性層(図示せず)を設けることで、固定層32の磁化方向を固定することができる。自由層34は、強磁性材料からなり、その磁化方向が可変である。中間層33は、非磁性材料からなり、具体的には、非磁性金属、非磁性半導体、絶縁体などを用いることが可能である。
固定層32及び自由層34の容易磁化方向は膜面に垂直であってもよいし(垂直磁化)、膜面に平行であってもよい(面内磁化)。垂直磁化型の場合、面内磁化型のように磁化方向を決定するのに素子形状を制御する必要がなく、微細化に適しているという利点がある。
なお、固定層32及び自由層34の各々は、図示するような単層に限定されず、複数の強磁性層からなる積層構造であってもよい。また、固定層32及び自由層34の各々は、第1の強磁性層/非磁性層/第2の強磁性層の3層からなり、第1及び第2の強磁性層の磁化方向が反平行状態となるように磁気結合(層間交換結合)した反強磁性結合構造であってもよいし、第1及び第2の強磁性層の磁化方向が平行状態となるように磁気結合(層間交換結合)した強磁性結合構造であってもよい。
また、MTJ素子21は、ダブルジャンクション構造を有していてもよい。ダブルジャンクション構造のMTJ素子21は、第1の固定層、第1の中間層、自由層、第2の中間層、第2の固定層が順に積層された積層構造を有する。このようなダブルジャンクション構造は、スピン注入による自由層34の磁化反転を制御しやすいという利点がある。
図5(a)及び(b)はそれぞれ、MTJ素子21の低抵抗状態及び高抵抗状態を示す図である。以下に、スピン注入書き込み方式によるMTJ素子21の低抵抗状態及び高抵抗状態を説明する。なお、この説明において、電流とは、電子の流れをいうものとする。
まず、固定層32と自由層34との磁化方向が平行となる平行状態(低抵抗状態)について説明する。この場合、固定層32から自由層34へ向かう電流を供給する。固定層32を通過した電子のうちマジョリティーな電子は、固定層32の磁化方向と平行なスピンを有する。このマジョリティーな電子のスピン角運動量が自由層34に移動することにより、スピントルクが自由層34に印加され、自由層34の磁化方向は、固定層32の磁化方向と平行に揃えられる。この平行配列のときはMTJ素子21の抵抗値は最も小さくなり、この場合を “0”データと規定する。
次に、固定層32と自由層34との磁化方向が反平行となる反平行状態(高抵抗状態)について説明する。この場合、自由層34から固定層32へ向かう電流を供給する。固定層32によって反射された電子のうちマジョリティーな電子は、固定層32の磁化方向と反平行のスピンを有する。このマジョリティーな電子のスピン角運動量が自由層34に移動することにより、スピントルクが自由層34に印加され、自由層34の磁化方向は、固定層32の磁化方向と反平行に揃えられる。この反平行配列のときはMTJ素子21の抵抗値は最も大きくなり、この場合を “1”データと規定する。
図6は、参照セルRCの構成を示す回路図である。参照セルRCは、固定抵抗素子23、及び選択トランジスタ24を備えている。選択トランジスタ24は、例えばNチャネルMOSトランジスタから構成される。固定抵抗素子23の一端は、ビット線BLに接続され、その他端は、選択トランジスタ24のドレインに接続されている。選択トランジスタ24のゲートは、参照ワード線RWLに接続されている。選択トランジスタ24のソースは、例えばソース線を介して接地されている(接地電圧Vssが印加される)。
固定抵抗素子23は、メモリセルMCの低抵抗状態と高抵抗状態との中間の抵抗値(参照値)に固定される。固定抵抗素子23は、MTJ素子21と同様のプロセスで形成され、基本的にはMTJ素子21と同様の積層構造を有している。そして、固定抵抗素子23の抵抗を所定の参照値に固定する方法としては、例えば、2個の強磁性層の磁化方向を固定した状態で、これら強磁性層の面積を変えることで実現可能である。
図2に示すように、ワード線WL1及び参照ワード線RWL1には、ロウデコーダ12−1が接続されている。ワード線WL2及び参照ワード線RWL2には、ロウデコーダ12−2が接続されている。ロウデコーダ12−1は、アドレスに基づいて、ワード線WL1及び参照ワード線RWL1のうち1本を選択する。ロウデコーダ12−2は、アドレスに基づいて、ワード線WL2及び参照ワード線RWL2のうち1本を選択する。
具体的には、ロウデコーダ12−1は、アクセスされるメモリセルが自身に接続されるメモリセルアレイ11−1に含まれる場合は、ワード線WL1のうち1本を選択する。また、ロウデコーダ12−1は、アクセスされるメモリセルが自身に接続されるメモリセルアレイ11−1に含まれない場合は、参照ワード線RWL1を選択する。同様に、ロウデコーダ12−2は、アクセスされるメモリセルが自身に接続されるメモリセルアレイ11−2に含まれる場合は、ワード線WL2のうち1本を選択する。また、ロウデコーダ12−2は、アクセスされるメモリセルが自身に接続されるメモリセルアレイ11−2に含まれない場合は、参照ワード線RWL2を選択する。
n本のビット線BL1は、カラム選択回路14−1を介して読み出しデータ線RB1に接続されている。カラム選択回路14−1は、n本のビット線BL1に対応した数のカラム選択トランジスタを備えている。このカラム選択トランジスタは、例えばNチャネルMOSトランジスタから構成される。カラム選択回路14−1に含まれるn個のカラム選択トランジスタのゲートはそれぞれ、カラム選択線CSL1_1〜CSL1_nを介してカラムデコーダ13−1に接続されている。
同様に、n本のビット線BL2は、カラム選択回路14−2を介して読み出しデータ線RB2に接続されている。カラム選択回路14−2は、n本のビット線BL2に対応した数のカラム選択トランジスタを備えている。カラム選択回路14−2に含まれるn個のカラム選択トランジスタのゲートはそれぞれ、カラム選択線CSL2_1〜CSL2_nを介してカラムデコーダ13−2に接続されている。
読み出しデータ線RB1及びRB2には、メモリセルアレイ11−1及び11−2に共有されるセンスアンプSAが接続されている。センスアンプSAは、読み出しデータ線RB1及びRB2の一方にアクセスされたメモリセルから読み出された電圧或いは電流と、読み出しデータ線RB1及びRB2の他方に参照セルから読み出された電圧或いは電流とを用いて、上記アクセスされたメモリセルのデータを検知増幅する。
カラムデコーダ13−1は、アドレスに基づいて、ビット線BL1のうち1本を選択する。このビット線BL1選択制御は、カラム選択線CSL1のいずれかを選択(活性化)することで行われる。同様に、カラムデコーダ13−2は、アドレスに基づいて、ビット線BL2のうち1本を選択する。このビット線BL2選択制御は、カラム選択線CSL2のいずれかを選択(活性化)することで行われる。カラムデコーダ13の具体的な動作については後述する。
次に、このように構成された抵抗変化型メモリの動作について説明する。例えば、左のメモリセルアレイ11−1内のワード線WL1_3とビット線BL1_2との交点に配置された丸で示されたメモリセルMC1_23が選択されたとする。
この場合、ロウデコーダ12−1によって、ワード線WL1_3が選択(活性化)され、メモリセルMC1_23とビット線BL1_2とが接続される。さらに、カラムデコーダ13−1によってカラム選択線CSL1_2が活性化され、メモリセルMC1_23は読み出しデータ線RB1を介してセンスアンプSAへ接続される。
一方、右のブロックからは、参照セルRCが選択される。すなわち、ロウデコーダ12−2によって、参照ワード線RWL2がワード線WL1_3の活性化に併せて活性化される。
ここで、カラムデコーダ13−2は、アクセスされるビットのアドレスに無関係に、カラム選択線CSL2_1が常に活性化されるように制御する。参照セルRC2_1は、読み出しデータ線RB2を介してセンスアンプSAへ接続される。センスアンプSAは、メモリセルMC1_23から読み出しデータ線RB2に読み出された電圧或いは電流と、参照セルRC2_1から読み出しデータ線RB2に読み出された電圧或いは電流とを用いて、メモリセルMC1_23のデータを検知増幅する。
このように、左側のブロック内に配置されたメモリセルは全て参照セルRC2_1を利用して読み出される事になり、参照セル数の低減が可能となる。同様に、右側のブロック内のメモリセルが選択された場合には、カラムデコーダ13−1は、アクセスされるビットのアドレスに無関係に、例えばカラム選択線CSL1_1が常に活性化されるように制御する。これにより、右側のブロック内に配置されたメモリセルは全て参照セルRC1_1を利用して読み出される事になり、参照セル数の低減が可能となる。
このような制御をすることにより、左右何れのメモリセルアレイが選択された場合でも矛盾なく読み出し動作を行うことが可能となる。本実施形態では、読み出しに必要な参照セルRCの総数は2個となり、従来に比べて参照セルRCの総数を大幅に低減できる。これにより、参照セルの抵抗バラツキの裕度(margin)の確保が小さくてすむため、読み出しマージンの確保が容易となる。
次に、参照セルRCを選択可能にする制御動作について説明する。本実施形態では、アクセスされるビットのアドレスに無関係に、常時選択される参照セルを変更することが可能である。これにより、例えば参照セルRC2_1が不良していた場合、カラム選択線CSL2_1の代わりにカラム選択線CSL2_2を常時活性化することで、ビット線BL2_2に接続された参照セルRC2_2の選択が可能となる。よって、参照セルRC2_2が正常セルであれば、不良発生を回避する事が可能となる。なお、本方式のように、所謂予備の参照セルの選択を可能としても、チップ内に搭載されている参照セル総数は従来と同じか、それ以下に設定可能であり、本実施形態を実施することによるチップサイズ増大は無い。
図7は、カラムデコーダ13−1の構成を示すブロック図である。マルチプレクサMUXには、2種類のアドレスが供給される。これら2種類のアドレスは、アクセスビットアドレスに相当する外部入力アドレスAINと、フューズラッチ回路15−1からのアドレスFLTCとからなる。フューズラッチ回路15−1には、特定の参照セルを選択するためのアドレスFLTCがプログラムされている。
これら2種類のアドレスの切り替えは、ブロック活性化信号BACT_1及びBACT_2によって制御される。メモリセルアレイ11−1に含まれるメモリセルがアクセスされる場合にはブロック活性化信号BACT_1が活性化され、メモリセルアレイ11−2に含まれるメモリセルがアクセスされる場合にはブロック活性化信号BACT_2が活性化される。
具体的には、ブロック活性化信号BACT_1が活性化されると、カラムデコーダ13−1に含まれるマルチプレクサMUXは、アドレスAINを選択し、このアドレスAINをアドレスADとして出力し、アドレスAINの反転信号をアドレスbADとして出力する。アドレスbAD/ADは、デコード部13Aに供給される。一方、ブロック活性化信号BACT_2が活性化されると、カラムデコーダ13−1に含まれるマルチプレクサMUXは、アドレスFLTCを選択し、このアドレスFLTCをアドレスADとして出力し、アドレスFLTCの反転信号をアドレスbADとして出力する。
デコード部13Aは、アドレスbAD/ADに基づいて、カラム選択信号CSL1_1〜CSL1_nのうち1本を活性化する。なお、メモリセルアレイ11−2に対応して設けられたカラムデコーダ13−2の構成も、前述したカラムデコーダ13−1と同様である。このようなカラムデコーダ13の動作により、アクセスされるメモリセルを含まないブロックでは、常に特定の参照セルが選択される。
次に、マルチプレクサMUXの構成の一例について説明する。図8は、マルチプレクサMUXの構成を示す回路図である。なお、図8には、カラムデコーダ13−1に含まれるマルチプレクサMUXについて示している。
アドレスAINi及びブロック活性化信号BACT_1はそれぞれ、ANDゲート41の第1及び第2の入力端子に入力される。“i”は、カラム選択信号CSL1の数に対応するnビットのうちの任意の1ビットを表している。ANDゲート41の出力は、NORゲート43の第1の入力端子に入力される。
アドレスFLTCi及びブロック活性化信号BACT_2はそれぞれ、ANDゲート42の第1及び第2の入力端子に入力される。ANDゲート42の出力は、NORゲート43の第2の入力端子に入力される。
NORゲート43は、アドレスbADiを出力する。また、NORゲート43の出力は、インバータ44の入力端子に入力される。インバータ44は、アドレスADiを出力する。なお、カラムデコーダ13−2に含まれるマルチプレクサMUXについては、図8のブロック活性化信号BACT_1とBACT_2とを入れ替えることで実現可能である。
次に、フューズラッチ回路15−1の構成の一例について説明する。図9は、フューズラッチ回路15−1の構成を示す回路図である。フューズラッチ回路15−2の構成も、図9のフューズラッチ回路15−1と同じである。
フューズラッチ回路15−1には、外部からパワーオン信号PWRONが供給される。パワーオン信号PWRONは、パワーオン時にハイレベル、パワーオフ時にローレベルに設定される。
PチャネルMOSトランジスタ51のソースには、電源電圧Vddが印加されている。PチャネルMOSトランジスタ51のゲートには、パワーオン信号PWRONが入力されている。PチャネルMOSトランジスタ51のドレインは、NチャネルMOSトランジスタ52のドレインに接続されている。
NチャネルMOSトランジスタ52のゲートには、パワーオン信号PWRONが入力されている。NチャネルMOSトランジスタ52のソースは、フューズ素子53の一端に接続されている。フューズ素子53の他端は、接地されている。フューズ素子53は、レーザーによって切断されたか否かによって、“0”及び“1”データのいずれかを記憶する。
PチャネルMOSトランジスタ51のドレインは、ラッチ回路54の入力端子に接続されている。ラッチ回路54は、2個のインバータから構成されており、一方のインバータの出力が他方の入力に接続され、一方のインバータの出力が他方の入力に接続されている。
ラッチ回路54の出力端子は、インバータ55の入力端子に接続されている。インバータ55は、アドレスFLTCiを出力する。
図10は、フューズラッチ回路15−1の動作を示すタイミングチャートである。電源(Vdd)投入が行われ、チップ内の電圧が論理回路動作可能電圧まで上昇すると、フューズラッチ回路15−1の出力であるアドレスFLTCは一度全てハイレベルとなる。電源投入後、チップ内の初期化が完了したことを示す内部信号であるパワーオン信号PWRONの立ち上がりに同期して、フューズ素子53が未切断なアドレスビットに対してはFLTCがローレベルに遷移する。一方、フューズ素子53が切断されていれば、FLTCはハイレベルを保持する。
最下位アドレスに相当するフューズ素子のみ切断する事で、アドレスFLTCを(100・・・0)にプログラムし、これをカラム選択線CSL1_1に割り付けることでカラム選択線CSL1_1の常時選択が行える。また、最下位の次のアドレスに相当するフューズ素子のみ切断する事で、アドレスFLTCを(010・・・0)にプログラムし、これをカラム選択線CSL1_2に割り付けることでカラム選択線CSL1_2の常時選択が行える。このような回路とカラム選択線の割り付けを導入する事で、フューズ素子のプログラムにより任意の参照セル選択が可能となる。
以上詳述したように本実施形態では、例えばセンスアンプSAに対し左側のブロック内に配置されたメモリセルが選択された場合、参照セルとしてはセンスアンプSAの右側のブロック内に配置された特定の参照セルが常時選択されるようにしている。加えて、常時選択される参照セルは、ロウデコーダ12によって複数の参照セルの中から任意に選択するようにしている。
従って本実施形態によれば、1つのメモリセルアレイ内に配置されたメモリセルは、全て特定の参照セルを利用して読み出されることになるため、参照セルの総数を削減することが可能となる。これにより、参照セルの抵抗バラツキの裕度(margin)の確保が小さくてすむため、読み出しマージンの確保が容易となる。
また、本実施形態では、アクセスされるビットのアドレスに無関係に、常時選択される参照セルを変更することが可能である。これにより、1つの参照セルが不良していた場合、他の参照セルが常時選択されるように変更することで、チップ不良の発生を回避する事が可能となる。この結果、歩留まり低下を起こす事なく、大容量な抵抗変化型メモリを低コストで実現できる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、複数の参照セルをカラム方向に配置し、これらの参照セルを参照ビット線に接続する。そして、カラム方向に配置された複数の参照セルのうち特定の参照セルを常時選択するようにしている。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る抵抗変化型メモリの読み出し系回路のブロック図である。
メモリセルアレイ11−1に対応して設けられたm個の参照セルRCは、メモリセルアレイ11−1のロウ方向に隣接して配置されている。m個の参照セルRCは、カラム方向に延在する1本の参照ビット線RBL1に接続され、カラム方向に並んで配置されている。また、m個の参照セルRCはそれぞれ、m本のワード線WL1_1〜WL1_mに接続されている。なお、参照セルRCの数は、ロウ数mと同じである必要はなく、ロウ数mより少なくても構わない。
同様に、メモリセルアレイ11−2に対応して設けられたm個の参照セルRCは、メモリセルアレイ11−2のロウ方向に隣接して配置されている。m個の参照セルRCは、カラム方向に延在する1本の参照ビット線RBL2に接続され、カラム方向に並んで配置されている。また、m個の参照セルRCはそれぞれ、m本のワード線WL2_1〜WL2_mに接続されている。なお、メモリセルアレイ11−2側の参照セルRCの数も、ロウ数mと同じである必要はなく、ロウ数mより少なくても構わない。
参照ビット線RBL1は、カラム選択回路14−1を介して読み出しデータ線RB1に接続されている。カラム選択回路14−1に含まれ、かつ、参照ビット線RBL1に接続されたカラム選択トランジスタのゲートは、参照カラム選択線RCSL1を介してカラムデコーダ13−1に接続されている。参照ビット線RBL2は、カラム選択回路14−2を介して読み出しデータ線RB2に接続されている。カラム選択回路14−2に含まれ、かつ、参照ビット線RBL2に接続されたカラム選択トランジスタのゲートは、参照カラム選択線RCSL2を介してカラムデコーダ13−2に接続されている。
カラムデコーダ13−1は、アドレスに基づいて、カラム選択線CSL1及び参照カラム選択線RCSL1のうち1本を選択する。カラムデコーダ13−2は、アドレスに基づいて、カラム選択線CSL2及び参照カラム選択線RCSL2のうち1本を選択する。
具体的には、カラムデコーダ13−1は、アクセスされるメモリセルが自身に接続されるメモリセルアレイ11−1に含まれる場合は、カラム選択線CSL1のうち1本を選択する。また、カラムデコーダ13−1は、アクセスされるメモリセルが自身に接続されるメモリセルアレイ11−1に含まれない場合は、参照カラム選択線RCSL1を選択する。同様に、カラムデコーダ13−2は、アクセスされるメモリセルが自身に接続されるメモリセルアレイ11−2に含まれる場合は、カラム選択線CSL2のうち1本を選択する。また、カラムデコーダ13−2は、アクセスされるメモリセルが自身に接続されるメモリセルアレイ11−2に含まれない場合は、参照カラム選択線RCSL2を選択する。
ロウデコーダ12−1には、m本のワード線WL1が接続されている。ロウデコーダ12−1は、アドレスに基づいて、ワード線WL1のうち1本を選択する。ロウデコーダ12−2には、m本のワード線WL2が接続されている。ロウデコーダ12−2は、アドレスに基づいて、ワード線WL2のうち1本を選択する。ロウデコーダ12の具体的な動作については後述する。
次に、このように構成された抵抗変化型メモリの動作について説明する。例えば、左のメモリセルアレイ11−1内のワード線WL1_3とビット線BL1_2との交点に配置された丸で示されたメモリセルMC1_23が選択されたとする。
この場合、ロウデコーダ12−1によって、ワード線WL1_3が選択(活性化)され、メモリセルMC1_23とビット線BL1_2とが接続される。さらに、カラムデコーダ13−1によってカラム選択線CSL1_2が活性化され、メモリセルMC1_23は読み出しデータ線RB1を介してセンスアンプSAへ接続される。
一方、右のブロックからは、参照セルRCが選択される。すなわち、カラムデコーダ13−2によって、参照カラム選択線RCSL2がカラム選択線CSL1_2の活性化に併せて活性化され、参照ビット線RBL2が読み出しデータ線RB2に接続される。
ここで、ロウデコーダ12−2は、アクセスされるビットのアドレスに無関係に、ワード線WL2_1が常に活性化されるように制御する。参照セルRC2_1は、読み出しデータ線RB2を介してセンスアンプSAへ接続される。センスアンプSAは、メモリセルMC1_23から読み出しデータ線RB2に読み出された電圧或いは電流と、参照セルRC2_1から読み出しデータ線RB2に読み出された電圧或いは電流とを用いて、メモリセルMC1_23のデータを検知増幅する。
このように、左側のブロック内に配置されたメモリセルは全て参照セルRC2_1を利用して読み出される事になり、参照セル数の抑制が可能となる。同様に、右側のブロック内のメモリセルが選択された場合には、ロウデコーダ12−1は、アクセスされるビットのアドレスに無関係に、例えばワード線WL1_1が常に活性化されるように制御する。これにより、右側のブロック内に配置されたメモリセルは全て参照セルRC1_1を利用して読み出される事になり、参照セル数の抑制が可能となる。
このような制御をすることにより、左右何れのメモリセルアレイが選択された場合でも矛盾なく読み出し動作を行うことが可能となる。本実施形態では、読み出しに必要な参照セルRCの総数は2個となり、従来に比べて参照セルRCの総数を大幅に低減できる。これにより、参照セルの抵抗バラツキの裕度(margin)の確保が小さくてすむため、読み出しマージンの確保が容易となる。
次に、参照セルRCを選択可能にする制御動作について説明する。本実施形態でも、アクセスされるビットのアドレスに無関係に、常時選択される参照セルを変更することが可能である。これにより、例えば参照セルRC2_1が不良していた場合、ワード線WL2_1の代わりにワード線WL2_2を常時活性化することで、ワード線WL2_2と参照ビットRBL2とに接続された参照セルRC2_2の選択が可能となる。よって、参照セルRC2_2が正常セルであれば、不良発生を回避する事が可能となる。
図12は、ロウデコーダ12−1の構成を示すブロック図である。マルチプレクサMUXには、2種類のアドレスが供給される。これら2種類のアドレスは、アクセスビットアドレスに相当する外部入力アドレスAINと、フューズラッチ回路15−1からのアドレスFLTCとからなる。フューズラッチ回路15−1には、特定の参照セルを選択するためのアドレスFLTCがプログラムされている。フューズラッチ回路15−1の構成は、第1の実施形態で示した図9と同じである。
これら2種類のアドレスの切り替えは、ブロック活性化信号BACT_1及びBACT_2によって制御される。メモリセルアレイ11−1に含まれるメモリセルがアクセスされる場合にはブロック活性化信号BACT_1が活性化され、メモリセルアレイ11−2に含まれるメモリセルがアクセスされる場合にはブロック活性化信号BACT_2が活性化される。マルチプレクサMUXの構成は、第1の実施形態で示した図8と同じである。
デコード部12Aは、マルチプレクサMUXからアドレスbAD/ADを受ける。デコード部12Aは、アドレスbAD/ADに基づいて、ワード線WL1_1〜WL1_mのうち1本を活性化する。なお、メモリセルアレイ11−2に対応して設けられたロウデコーダ12−2の構成も、前述したロウデコーダ12−1と同様である。このようなロウデコーダ12の動作により、アクセスされるメモリセルを含まないブロックでは、常に特定の参照セルが選択される。さらに、フューズラッチ回路15にプログラムするアドレスを変更することで、読み出しに使用される参照セルを変更することが可能である。
以上詳述したように本実施形態では、センスアンプSAの読み出し動作に必要な参照セルとして、参照ビット線RBLに接続され、かつ、カラム方向に配置された複数の参照セルを用いるようにしている。そして、これら参照セルのうち特定の参照セルを常時選択するように制御することで、参照セルの総数を削減することが可能となり、かつ読み出しマージンの確保が容易となる。
[実施例]
前述したように、本実施形態の抵変化型メモリとしては、MRAM以外の様々なメモリを使用することが可能である。以下に、抵変化型メモリの他の例として、ReRAM及びPRAMについて説明する。
(ReRAM)
図13は、ReRAMに用いられる抵抗変化素子21の構成を示す概略図である。抵抗変化素子21は、下部電極31、上部電極35、及びこれらに挟まれた記録層61を備えている。
記録層61は、プロブスカイト型金属酸化物、或いは二元系金属酸化物などの遷移金属酸化物から構成される。プロブスカイト型金属酸化物としては、PCMO(Pr0.7Ca0.3MnO)、Nb添加SrTi(Zr)O、Cr添加SrTi(Zr)Oなどが挙げられる。二元系金属酸化物としては、NiO、TiO、CuOなどが挙げられる。
抵抗変化素子21は、それに印加する電圧の極性を変えることで抵抗値が変化し(バイポーラ型)、或いはそれに印加する電圧の絶対値を変えることで抵抗値が変化する(ユニポーラ型)。よって、抵抗変化素子21は、印加電圧を制御することで低抵抗状態と高抵抗状態とに設定される。なお、バイポーラ型であるかユニポーラ型であるかは、選択する記録層61の材料によって異なってくる。
例えばバイポーラ型の抵抗変化素子21の場合、抵抗変化素子21を高抵抗状態(リセット状態)から低抵抗状態(セット状態)へ遷移させる電圧をセット電圧Vset、低抵抗状態(セット状態)から高抵抗状態(リセット状態)へ遷移させる電圧をリセット電圧Vresetとすると、セット電圧Vsetは下部電極31に対して上部電極35に正の電圧を印加する正バイアス、リセット電圧Vresetは下部電極31に対して上部電極35に負の電圧を印加する負バイアスに設定される。そして、低抵抗状態及び高抵抗状態を“0”データ及び“1”データに対応させることで、抵抗変化素子21が1ビットデータを記憶することができる。
データの読み出しは、リセット電圧Vresetよりも1/1000〜1/4程度の十分小さな読み出し電圧を抵抗変化素子21に印加する。そして、この時に抵抗変化素子21に流れる電流を検出することでデータを読み出すことができる。
(PRAM)
図14は、PRAMに用いられる抵抗変化素子21の構成を示す概略図である。抵抗変化素子21は、下部電極31、ヒーター層62、記録層63、上部電極35が順に積層されて構成されている。
記録層63は、相変化材料から構成され、書き込み時に発生する熱により結晶状態と非晶質状態とに設定される。記録層63の材料としては、Ge−Sb−Te、In−Sb−Te、Ag−In−Sb−Te、Ge−Sn−Teなどのカルコゲン化合物を挙げることができる。これらの材料は、高速スイッチング性、繰返し記録安定性、高信頼性を確保する上で望ましい。
ヒーター層62は、記録層63の底面に接している。ヒーター層62の記録層63に接する面積は、記録層63の底面の面積より小さいことが望ましい。これは、ヒーター層62と記録層63との接触部分を小さくすることで加熱部分を小さくし、書き込み電流又は電圧を低減するためである。ヒーター層62は、導電性材料からなり、例えば、TiN、TiAlN、TiBN、TiSiN、TaN、TaAlN、TaBN、TaSiN、WN、WAlN、WBN、WSiN、ZrN、ZrAlN、ZrBN、ZrSiN、MoN、Al、Al−Cu、Al−Cu−Si、WSi、Ti、Ti−W、及びCuから選択される1つからなることが望ましい。また、ヒーター層62は、後述する下部電極と同じ材料であってもよい。
下部電極31の面積は、ヒーター層62の面積より大きい。上部電極35は、例えば、記録層63の平面形状と同じである。下部電極31及び上部電極35の材料としては、Ta、Mo、Wなどの高融点金属が挙げられる。
記録層63は、それに印加する電流パルスの大きさ及び電流パルスの幅を制御することで加熱温度が変化し、結晶状態又は非晶質状態に変化する。具体的には、書き込み時、下部電極31と上部電極35との間に電圧又は電流を印加し、上部電極35から記録層63及びヒーター層62を介して下部電極31に電流を流す。記録層63を融点付近まで加熱すると、記録層63は非晶質相(高抵抗相)に変化し、電圧又は電流の印加を止めても非晶質状態を維持する。
一方、下部電極31と上部電極35との間に電圧又は電流を印加し、記録層63を結晶化に適した温度付近まで加熱すると、記録層63は結晶相(低抵抗相)に変化し、電圧又は電流の印加を止めても結晶状態を維持する。記録層63を結晶状態に変化させる場合は、非晶質状態に変化させる場合と比べて、記録層63に印加する電流パルスの大きさは小さく、かつ電流パルスの幅は大きくするとよい。このように、下部電極31と上部電極35との間に電圧又は電流を印加して記録層63を加熱することで、記録層63の抵抗値を変化させることができる。
記録層63が結晶相であるか、非晶質相であるかは、下部電極31と上部電極35との間に記録層63が結晶化も非晶質化も生じない程度の低電圧又は低電流を印加し、下部電極31と上部電極35との間の電圧又は電流を読み取ることによって判別することができる。このため、低抵抗状態及び高抵抗状態を“0”データ及び“1”データに対応させることで、抵抗変化素子21から1ビットデータを読み出すことができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化できる。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
メモリセル及び参照セルの抵抗変化量と抵抗バラツキの標準偏差(σR)との関係を示したグラフ。 本発明の第1の実施形態に係る抵抗変化型メモリの読み出し系回路のブロック図。 メモリセルMCの構成を示す回路図。 MTJ素子21の構成を示す概略図。 MTJ素子21の低抵抗状態及び高抵抗状態を示す図。 参照セルRCの構成を示す回路図。 カラムデコーダ13−1の構成を示すブロック図。 カラムデコーダ13−1に含まれるマルチプレクサMUXの構成を示す回路図。 フューズラッチ回路15−1の構成を示す回路図。 フューズラッチ回路15−1の動作を示すタイミングチャート。 本発明の第2の実施形態に係る抵抗変化型メモリの読み出し系回路のブロック図。 ロウデコーダ12−1の構成を示すブロック図。 ReRAMに用いられる抵抗変化素子21の構成を示す概略図。 PRAMに用いられる抵抗変化素子21の構成を示す概略図。
符号の説明
MC…メモリセル、RC…参照セル、BL…ビット線、WL…ワード線、RWL1,RWL2…参照ワード線、RBL…参照ビット線、RB…読み出しデータ線、CSL…カラム選択線、RCSL…参照カラム選択線、SA…センスアンプ、MUX…マルチプレクサ、11…メモリセルアレイ、12…ロウデコーダ、13…カラムデコーダ、14…カラム選択回路、15…フューズラッチ回路、21…抵抗変化素子、22,24…選択トランジスタ、23…固定抵抗素子、31…下部電極、32…固定層、33…中間層、34…記録層、35…上部電極、41,42…ANDゲート、43…NORゲート、44…インバータ、51…PチャネルMOSトランジスタ、52…NチャネルMOSトランジスタ、53…フューズ素子、54…ラッチ回路、55…インバータ、61…記録層、62…ヒーター層、63…記録層。

Claims (3)

  1. 記憶データに基づいて2つの抵抗状態を有する抵抗変化素子を含む複数のメモリセルがマトリクス状に配置された第1及び第2のメモリセルアレイと、
    前記第1及び第2のメモリセルアレイにそれぞれ対応して設けられ、かつ、前記メモリセルの抵抗状態を判別する参照値を有する複数の参照セルが行方向に配置された第1及び第2の参照セルアレイと、
    各参照セルアレイに接続された参照ワード線と、
    各メモリセルアレイの行を選択する複数のワード線と、
    前記メモリセルアレイ及び前記参照セルアレイの列を選択する複数のビット線と、
    前記第1及び第2のメモリセルアレイに共有され、かつ、アクセスされるメモリセルが含まれるメモリセルアレイと異なるメモリセルアレイに対応する参照セルアレイを用いてデータを検知増幅するセンスアンプと、
    アドレスに基づいて前記複数のビット線のうち1つを選択し、かつ、前記アクセスされるメモリセルが含まれるメモリセルアレイと異なるメモリセルアレイに対して、特定の参照セルが接続されるビット線を選択するカラムデコーダと、
    を具備し、
    データ読み出し時、1つのメモリセルアレイを単位とするアドレス空間に対して、参照セルアレイのうち前記特定の参照セルが常時活性化されることを特徴とする抵抗変化型メモリ。
  2. 記憶データに基づいて2つの抵抗状態を有する抵抗変化素子を含む複数のメモリセルがマトリクス状に配置された第1及び第2のメモリセルアレイと、
    前記第1及び第2のメモリセルアレイにそれぞれ対応して設けられ、かつ、前記メモリセルの抵抗状態を判別する参照値を有する複数の参照セルが列方向に配置された第1及び第2の参照セルアレイと、
    各参照セルアレイに接続された参照ビット線と、
    各メモリセルアレイの列を選択する複数のビット線と、
    前記メモリセルアレイ及び前記参照セルアレイの行を選択する複数のワード線と、
    前記第1及び第2のメモリセルアレイに共有され、かつ、アクセスされるメモリセルが含まれるメモリセルアレイと異なるメモリセルアレイに対応する参照セルアレイを用いてデータを検知増幅するセンスアンプと、
    アドレスに基づいて前記複数のワード線のうち1つを選択し、かつ、前記アクセスされるメモリセルが含まれるメモリセルアレイと異なるメモリセルアレイに対して、特定の参照セルが接続されるワード線を選択するロウデコーダと、
    を具備し、
    データ読み出し時、1つのメモリセルアレイを単位とするアドレス空間に対して、参照セルアレイのうち前記特定の参照セルが常時活性化されることを特徴とする抵抗変化型メモリ。
  3. 前記特定の参照セルのアドレスを格納し、かつこのアドレスを前記カラムデコーダ或いは前記ロウデコーダに送るラッチ回路をさらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の抵抗変化型メモリ。
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