JP5127536B2 - 固体撮像装置の駆動方法及び撮像システム - Google Patents

固体撮像装置の駆動方法及び撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、スキャナ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等に用いられる固体撮像装置、撮像システム、固体撮像装置の駆動方法に係る。
従来の撮像装置においては、入射光を光電変換する光電変換素子が、電荷を蓄積する蓄積部を兼ねる構成が一般に知られている。
これに対し、光電変換素子とは別に電荷蓄積部を設け、光電変換素子で発生した電荷を光電変換素子では蓄積せずに電荷蓄積領域に転送する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1の図6を引用したものを図12に示す。この構成では、光電変換素子と電荷蓄積部との間の転送部に埋め込みチャネル構造のMOSトランジスタを用いている。特許文献1によれば、光電変換素子は受光に必要な最低限の大きさに留めることが可能であるとしている。この構成により、面内すべての画素の蓄積の開始時刻と終了時刻を揃える面内同期型電子シャッタが実現できる。
特開2006−246450号公報
しかしながら、特許文献1によれば図12(e)以降のタイミングにおいて光電変換素子で発生した電荷はオーバーフロードレイン(以下、OFD)に排出されてしまい、信号として利用するための検討が十分ではなかった。一般に、動画のように複数の画像を連続して取得する用途においては、1つの画像(フレーム)に対応する信号を蓄積部から読み出している期間に光電変換素子で発生した電荷も画像を形成する信号として用いることが求められている。特許文献1の技術では、この期間の信号を電源に排出しているために感度が十分でなくなったり、滑らかな動画にならなくなったりしてしまう可能性が考えられる。
一方、静止画像を撮影する際には、画像を形成する信号を出力する画素が電荷の蓄積を開始及び終了するタイミングを全ての画素で一致させることが求められる。
本発明の第1の側面である固体撮像装置の駆動方法は、入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部と電荷を蓄積する蓄積部とを接続する第1の転送部と、前記蓄積部と浮遊拡散部とを接続する第2の転送部と、前記浮遊拡散部と第1の電源とを接続するリセット部と、前記光電変換部と第2の電源とを接続する第3の転送部と、を含む画素であって、少なくとも前記画素が電荷を蓄積する期間において、前記蓄積部に蓄積される電荷に対する前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さが前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さよりも低い画素を複数配した画素部を有する固体撮像装置の駆動方法であって、前記画素における電荷を蓄積する動作の開始と終了とを複数の前記画素の行で共通に設定する第1の駆動モードと、前記画素における電荷を蓄積する動作の開始と終了を前記画素の行毎に共通に設定する第2の駆動モードとを行い、前記第1の駆動モードにおいて、一行の前記画素から信号を読み出す期間に、前記複数の画素の行について、前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さを、前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁よりも高くし、前記第2の駆動モードにおいて、一行の前記画素から信号を読み出す期間に、前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁を、前記光電変換部よりも低くし、さらに、前記第2のポテンシャル障壁を前記蓄積部よりも低くすることを特徴とする。
本発明の第2の側面である撮像システムは、入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部と電荷を蓄積する蓄積部とを接続する第1の転送部と、前記蓄積部と浮遊拡散部とを接続する第2の転送部と、前記浮遊拡散部と第1の電源とを接続するリセット部と、前記光電変換部と第2の電源とを接続する第3の転送部と、を含む画素であって、少なくとも前記画素が電荷を蓄積する期間において、前記蓄積部に蓄積される電荷に対する前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さが前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さよりも低い画素を複数配した画素部を有する固体撮像装置と、前記固体撮像装置を駆動するための制御信号を出力する制御部と、を備え、前記制御部は、前記画素における電荷を蓄積する動作の開始と終了とを複数の前記画素で共通に設定する第1の駆動モードと、前記画素における電荷を蓄積する動作の開始と終了を前記画素の行毎に共通に設定する第2の駆動モードとを備え、前記第1の駆動モードにおいて、一行の前記画素から信号を読み出す期間に、前記複数の画素の行について、前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さを、前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁よりも高くし、前記第2の駆動モードにおいて、一行の前記画素から信号を読み出す期間に、前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁を、前記光電変換部よりも低くし、さらに、前記第2のポテンシャル障壁を前記蓄積部よりも低くすること特徴とする。
本発明によれば面内同期型電子シャッタを実現できることに加え、例えば動画像を撮影する際に信号を蓄積部から読み出している期間に光電変換素子で発生する電荷を利用することに対応できる。
(第1の実施例)
本発明を適用できる第1の実施例を説明する。図1は固体撮像装置の概略ブロック図であり、複数の画素が行列状に配列された撮像領域101、垂直走査回路102及び水平走査回路103を含む。水平走査回路103は、撮像領域の画素の列に対応して設けられた信号線を順次走査することにより1行分の画素からの信号を出力回路104から出力させる。
図2は、撮像領域101に含まれる画素の等価回路図である。説明の簡略化のために撮像領域101に含まれる画素は3行×3列の計9画素での領域を例に取っているが、画素の数をこれに限定するものではない。光電変換素子であるフォトダイオード(PD)2のアノードは固定電位に接地され、カソードは第1の転送部である第1転送スイッチ8を介して蓄積部MEMの一方の端子に接続される。カソードはさらに第3の転送部である第3転送スイッチ13を介してオーバーフロードレイン(以下、OFD)として機能する第2の電源である電源線と接続される。蓄積部MEMの他方の端子は固定電位に接地されている。蓄積部MEMの一方の端子はさらに第2の転送部である第2転送スイッチ9を介して増幅トランジスタ12のゲート端子に接続される。増幅トランジスタ12のゲート端子はリセット部であるリセットトランジスタ10を介して画素電源線に接続される。ここでは第1から第3の転送部がトランジスタで構成されている例を示している。図2では、OFDとして機能する電源線と画素電源線とを分けているが、これらは共通の電源に接続されてもよいし、異なる電源に接続されてもよい。
選択トランジスタ11は一方の主電極であるドレイン端子が画素電源線に、他方の主電極であるソース端子が増幅トランジスタ12の一方の主電極であるドレインと接続されている。アクティブな信号SELが入力されると選択トランジスタの両主電極は導通状態となる。これにより増幅トランジスタ12は垂直信号線OUTに設けられた不図示の定電流源とでソースフォロワ回路を形成し、増幅トランジスタ12の制御電極であるゲート端子の電位に応じた信号が垂直信号線OUTに現われる。垂直信号線OUTに現われた信号に基づいて固体撮像装置から信号が出力され、後述する信号処理回路部などを経て画像として表示される。また、増幅トランジスタ12のゲート端子と、リセットトランジスタ10及び第2転送スイッチ9の主電極とが共通に接続される浮遊拡散部であるノード(以下、FDと称す)4は容量値を有しており、電荷を保持することができる。
次に、図2に示した画素を半導体基板上に形成する場合の断面図の一例を図13に示す。図2の各構成部に対応する構成に同様の符号を付している。ここでは半導体領域の導電型は信号電荷として電子を用いる場合を例にとって説明する。ホールを用いる場合には各半導体領域の導電型を逆導電型とすればよい。
201はP型の半導体領域である。N型の半導体基板にP型の不純物イオンを注入して形成することもできるし、P型の半導体基板を用いてもよい。
202は光電変換部の一部を構成するN型の半導体領域(第1導電型の第1の半導体領域)である。信号電荷である電子と同極性である。P型の半導体領域201(第2導電型の第2の半導体領域)の一部とPN接合を構成する。
203はN型半導体領域202の表面に設けられたP型の半導体領域である。光電変換部を埋め込み型フォトダイオードとするために設けられ、界面準位の影響を低減し光電変換部表面で生じる暗電流の発生を抑制する。光電変換部は少なくとも第1の半導体領域と、該第1の半導体領域とPN接合を形成する第2の半導体領域とを含んで構成される。
204は第2転送スイッチを構成する第2の転送電極である。第2の転送電極に供給する電圧によって、電荷保持部と電荷電圧変換部(後述の第4の半導体領域)の間のポテンシャル状態を制御可能である。第2の転送電極は、後述の第3の半導体領域と第4の半導体領域との間の第2の経路上に絶縁膜を介して配される。
205は蓄積部の一部を構成するN型の半導体領域(第1導電型の第3の半導体領域)である。光電変換部から転送された電荷を一定期間蓄積可能な構成となっている。206は制御電極である。第3の半導体領域上に絶縁膜を介して配され、第3の半導体領域の、絶縁膜界面近傍の領域のポテンシャル状態を制御可能である。蓄積部において電荷を保持する期間中に制御電極206に電圧を供給することにより、N型半導体領域205の表面酸化膜との界面近傍で生じる暗電流の影響を低減させることが可能である。後述するように、この時、供給される電圧は、第3の半導体領域と絶縁膜との界面にホールを集める必要があるため負電圧が好ましく、例えば−3V程度の電圧が供給される。この電圧は第3の半導体領域の不純物濃度により適宜変更される。
蓄積部MEMは、N型半導体領域205及び制御電極206を含んで構成される。
207は第1転送スイッチ8を構成する第1の転送電極である。光電変換部と電蓄積部との間の第1の経路のポテンシャル状態を制御可能である。第1の転送電極の下部で、202と205との間に202よりも濃度の低い半導体領域213を持つ。このような埋め込みチャネルを有する構成にすることで、図3で説明するようなポテンシャル関係を持たせることができる。
208はフローティングディフュージョン領域(FD領域)である。電荷電圧変換部として機能する。増幅MOSトランジスタのゲートとプラグ209等を介して電気的に接続されている。
210は遮光膜である。入射光が電荷蓄積部へ侵入しないように配置されている。少なくとも蓄積部MEMを覆っていることが必要であるが、図示するように、第1の転送電極の全体及び第2の転送電極の一部の上部まで延在して配置されていると更に遮光機能が高まり好ましい。
211は第3転送スイッチを構成する電荷排出用の制御電極である。光電変換部とOFD領域との間の第3の経路のポテンシャル状態を制御可能である。電荷排出制御電極は第3の経路上に絶縁膜を介して配されている。入射光により光電変換部に生じた電荷をOFDに排出可能なようにポテンシャル状態を制御する。211に供給する電圧により、光電変換部での蓄積期間(露光期間)の長さを制御可能である。
212はOFDを構成する一部(第5の半導体領域)、215は212へ電源電圧を供給するためのプラグであり、不図示の電源と接続されている。つまり、212や215を含めて第2の電源としている。
第1転送スイッチ8は、光電変換部と蓄積部とともにトランジスタを構成する。また、第2転送スイッチ9は蓄積部と浮遊拡散部4とともにトランジスタを構成する。そして第3転送スイッチ13は、光電変換部と第2の電源とともにトランジスタを構成する。
図2および13に示した単位画素が、複数、好ましくは二次元状に配されて、固体撮像装置が構成されている。画素はリセット部、増幅部、選択部などを複数の光電変換部で共有することも可能である。
以下ではまず、面内同期型電子シャッタを実現するための駆動方法を説明し、その後にローリング電子シャッタを実現するための駆動方法を説明する。
まず、面内同期型シャッタに係る画素の各部位のポテンシャルと、入力される信号について図3及び4を用いて説明する。図3においてPDを除く領域の上方に示した黒塗りの帯は、遮光するための部材を模式的に表している。具体的には、半導体基板上に設けられた配線などによって実現され、フォトダイオードのみに光が入射するようになっている。第1から第3転送スイッチ8、9、13及びリセットトランジスタ10の制御電極にアクティブな信号が入力されていないときのポテンシャル図を図3(a)に示す。なお、フォトダイオード2、蓄積部MEM、及びFD4には電荷が蓄積されていないものとする。ここでは、フォトダイオード2で発生し、蓄積部MEMに蓄積される電荷は電子であるので、図の下に行くほどポテンシャルが高くなる。図3において、第1から第3転送スイッチのチャネルのポテンシャル状態をそれぞれTX1〜TX3で示している。これらには、図2で示した信号TX1(n)〜TX1(n+2)、信号TX2(n)〜TX2(n+2)、及び信号TX3(n)〜TX3(n+2)が供給されるものとする。
本実施例においては画素に電荷を蓄積する期間において、第2及び第3転送スイッチにそれぞれ対応するTX2及びTX3のポテンシャルは第1転送スイッチに対応するTX1のポテンシャルよりも低く、TX1のポテンシャルはPDのポテンシャルよりも低い。言い換えると、蓄積部MEMに蓄積される電荷である電子に対するTX2及びTX3に形成されるポテンシャル障壁の高さは、TX1のそれよりも高い。そして、電子に対するTX1に形成されるポテンシャル障壁は、PDで発生する電子の少なくとも一部はPDに蓄積されるようなポテンシャル状態にある。このようなポテンシャル関係になっているため、入射光によりフォトダイオードで電子が発生すると、ある程度以上の電子はTX1の障壁を越えて電荷蓄積部蓄積部へと流れていく。すなわち、フォトダイオードで発生したある程度以上の電子はフォトダイオードで蓄積されることなく蓄積部MEMに流れることになる。
図3(a)は図4における時刻t0の状態を示し、信号TX1(n)〜TX3(n)が非アクティブなレベルである。ここではPD及び蓄積部MEMに保持された電荷量は問わない。この時点でRES(n)〜RES(n+2)はアクティブなレベルであるのでFDはリセット状態にある。
時刻t1に信号TX1(n)〜TX1(n+2)、信号TX2(n)〜TX2(n+2)、及び信号TX3(n)〜TX3(n+2)が同時にアクティブとなり、図3(b)に示す状態になる。この状態では、フォトダイオードで発生した電荷及び蓄積部MEMに保持されていた電荷はOFDまたはFDを介して電源または画素電源線に排出される。
時刻t2に信号TX1(n)〜TX1(n+2)、信号TX2(n)〜TX2(n+2)、及び信号TX3(n)〜TX3(n+2)が同時に非アクティブなレベルに遷移することで、各画素の電荷蓄積動作が開始する。このときのポテンシャル状態を図3(c)に示す。
図3(d)は、時刻t2から時間が経過し、フォトダイオードで電荷を蓄積している状態を示す。網掛けされている部分が光電変換により生じた電荷を表している。この状態では、フォトダイオードのポテンシャルが第1転送トランジスタのチャネルのポテンシャルと等しくなっており、これ以上電荷を蓄積できない。そのため、この時刻以降にフォトダイオードで発生した電荷はフォトダイオードに蓄積されずに第1転送トランジスタを介して蓄積部MEMへと流れていく。
図3(e)は、時刻t3の直前の時刻における画素のポテンシャル状態を表す図である。フォトダイオードで蓄積できなかった電荷が蓄積部にて保持されている様子を表している。
時刻t3において第1転送トランジスタにアクティブな信号TX1(n)〜TX1(n+2)が与えられると、図3(f)に示す状態になる。フォトダイオードと蓄積部との間にあった、電子に対するポテンシャル障壁がなくなるので、フォトダイオードに蓄積されていた電荷も蓄積部へと転送される。
時刻t4では信号TX1(n)〜TX1(n+2)が非アクティブになるとともに、第3転送トランジスタに与えられる信号TX3(n)〜TX3(n+2)がアクティブとなり、さらに、信号RES(n)が非アクティブになる。これにより、図3(g)に示す状態となる。このとき、フォトダイオードと蓄積部MEMとの間には電子に対するポテンシャル障壁があり、さらにフォトダイオードとOFDとの間の電子に対するポテンシャル障壁がなくなるので、フォトダイオードで発生する電荷は全てOFDに流れていく。言い換えると、光が入射しても画像を形成する信号として反映されないので、光を遮っているのと同義と見なせる状態になっている。これにより、撮像面内における蓄積時間の同時性を確保できる。
時刻t5に信号TX2(n)がパルス状にアクティブとなると、n行目の画素の蓄積部MEMに蓄積されていた電荷がFDへと転送される。図3(h)は時刻t5に信号TX2(n)がアクティブとなっている期間の様子を表し、図3(i)はその後に信号TX2(n)が非アクティブとなったときの様子を表す。信号SEL(n)がハイレベルとなるとFDの電位に応じた信号が垂直信号線に出力されるので、時刻t6で再び信号RES(n)がアクティブになる前に出力部から出力したり、垂直信号線に対応して設けられた不図示のメモリに保持させたりする必要がある。時刻t7までの間にn+1行目及びn+2行目についても同様の動作が行われ、全ての画素の信号が読み出される。そして、時刻t8に、信号TX3(n)〜TX3(n+2)が非アクティブとなり、一連の動作が終了する。
以上によって、面内同期型シャッタ動作を実現することができる。このため、撮像面内における蓄積時間の同時性を求められるスチルカメラなどの静止画を撮影する用途に適した駆動方法であると言える。
次に、図2の画素を有する本実施例に係る固体撮像装置において、ローリング電子シャッタを実現するための駆動方法を図5及び図6を用いて説明する。
図5(a)は、図6の時刻t0における画素のポテンシャル状態を表す図であり、図3(a)と同様の状態である。ここでも、PD及び蓄積部に保持された電荷量は問わない。この時点で信号RES(n)〜RES(n+2)はアクティブなレベルであるのでFDはリセット状態にある。
時刻t1において信号TX1(n)及び信号TX2(n)が同時にアクティブになるので、n行目の画素のフォトダイオード及び蓄積部MEMに蓄積された電荷がFDに転送される。時刻t1において信号TX1(n)及び信号TX2(n)がアクティブになった状態に対応するのが図5(b)である。信号RES(n)はハイレベルであるため、フォトダイオード及び蓄積部MEMに蓄積された電荷は画素電源線に排出される。n+1行目及びn+2行目の画素については、入力される信号のレベルに変化はないので図5(a)と同様の状態にある。ただし、入射光は各PDに照射されているのでそれぞれのPDや蓄積部には電荷が蓄積されていることが考えられる。
時刻t2において信号TX1(n)及び信号TX2(n)が非アクティブレベルに遷移するとn行目の画素は図5(c)に示す状態となり、蓄積時間が開始する。
時刻t3では信号TX1(n+1)及び信号TX2(n+1)が、時刻t4では信号TX1(n+2)及び信号TX2(n+2)がそれぞれパルス状にハイレベルとなり、n+1行目およびn+2行目の画素の蓄積時間が開始する。
蓄積時間中においては、フォトダイオードで変換された電荷が一定量を超えると、図5(d)の状態を経て図5(e)のようにフォトダイオードで発生した電荷が蓄積部MEMに転送されてそこで蓄積される。
時刻t5に先立って、信号RES(n)が非アクティブとなり、FDのリセット状態が解除される。そして時刻t5において信号RES(n)が非アクティブレベルの状態で信号TX1(n)及び信号TX2(n)がアクティブレベルに遷移すると、図5(f)に示すような状態となり、n行目の画素のフォトダイオード及び蓄積部MEMに蓄積された電荷がFDに転送される。
時刻t5に信号TX1(n)及び信号TX2(n)が非アクティブレベルになると、図5(g)に示す状態となる。ここで信号SEL(n)がアクティブレベルになるとFDの電位に応じた信号が垂直信号線に出力されるので、再び信号RES(n)がアクティブレベルに遷移する前に出力部から出力したり、垂直信号線に対応して設けられた不図示のメモリに保持させたりする必要がある。
n+1行目及びn+2行目の画素についても同様の動作が順次行われ、図2に示す3行×3列の画素全てからの信号が垂直信号線に出力される。
先に説明した面内同期型電子シャッタに係る動作と大きく異なるのは、フォトダイオード及び蓄積部からの電荷をFDに転送する動作が、行毎に順次行われている点である。面内同期型電子シャッタでは、撮像領域の画素で共通に蓄積時間が設定されていたのに対し、ローリング電子シャッタによる動作では、蓄積時間が行毎に設定される。この駆動方法では行毎に蓄積の開始及び終了のタイミングが異なる(行順次蓄積)。また、信号TX3(n)〜TX3(n+2)が常に非アクティブであることであるため、フォトダイオードで発生した電荷がOFDに排出されること、すなわち捨てられることがない。したがって、時刻t5からの期間にFDの電位に対応した信号が読み出される期間にフォトダイオードで発生した電荷は次のフレームの信号として用いることができるので、動画のようなアプリケーションに適していると言える。
また、この駆動方法は、例えばOFDが垂直オーバーフロードレインのように信号TX3(n)〜TX3(n+2)を全て同時にしか駆動できないような構成の固体撮像装置でも利用できるので、駆動回路の構成を簡単にできるという利点がある。
さて、上では第1転送トランジスタに埋め込みチャネル型トランジスタを用いた画素を有する撮像装置に係る2つの駆動方法、言い換えると2つの駆動モードに係る動作を説明してきた。以降では、これらの2つの駆動モードをどのように切り替えるかを、図7及び8を用いて説明する。
図7は撮像システムの概略構成を示す図であり、は、例えば、光学部711、固体撮像装置700、信号処理回路部708、記録・通信部709、タイミング発生器706、CPU707、再生・表示部710、操作部712を含む。
レンズなどの光学系である光学部711は、被写体からの光を固体撮像装置700の、複数の画素が2次元状に配列された画素部701に結像させ、被写体の像を形成する。画素部には先述の有効画素領域が含まれる。固体撮像装置700は、タイミング発生器706からの信号に基づくタイミングで、画素部701に結像された光に応じた信号を出力する。
固体撮像装置700は、図1の撮像領域に対応する画素部701及び、画素部701の各画素から垂直信号線に出力された信号を一時的に保持する保持部を備える水平読み出し回路705を含む。水平読み出し回路705には、図1の出力回路104に対応する出力部が含まれても良い。固体撮像装置700はさらに画素部の画素の行を選択する垂直走査回路702及び、水平読み出し回路705からセンサ信号出力として信号を出力するように制御する水平走査回路703とを含む。
固体撮像装置700から出力された信号は、信号処理部である信号処理回路部708に入力され、信号処理回路部708が、プログラムなどによって定められた方法に従って、入力された電気信号に対してAD変換などの処理を行う。信号処理回路部708での処理によって得られた信号は画像データとして記録・通信部709に送られる。記録・通信部709は、画像を形成するための信号を再生・表示部710に送り、再生・表示部170に動画や静止画像が再生・表示させる。記録通信部709は、信号処理回路部708からの信号を受けて、制御部であるCPU707とも通信を行うほか、不図示の記録媒体に、画像を形成するための信号を記録する動作も行う。
CPU707は、撮像システムの動作を統括的に制御するものであり、光学部711、タイミング発生器706、記録・通信部709、及び再生・表示部710の駆動を制御するための制御信号を出力する。また、CPU707は、例えば記録媒体である不図示の記憶装置を備え、ここに撮像システムの動作を制御するのに必要なプログラムなどが記録される。CPU707は、駆動モード指示信号及び撮影指示信号をタイミング発生器706に対して出力する。なお、駆動モード指示信号及び撮影指示信号は互いに異なる信号ではなく、単一の信号であっても良い。
タイミング発生器706はCPUから駆動モード指示信号及び撮影指示信号を受けると、その信号に応じた駆動モードで固体撮像装置700を動作させるように、垂直走査回路702及び水平走査回路703に対して信号を供給する。
例えばCPU707が、面内同期型電子シャッタに係る駆動モードにより撮影を行うようにタイミング発生器706に駆動モード指示信号及び撮影指示信号を供給する。これによりタイミング発生器706は面内同期型電子シャッタに係る動作を行うための信号を固体撮像装置700に供給する。これを受けて固体撮像装置700は例えば図4に示したタイミングで駆動され、撮像面内で蓄積時刻が同時である信号を信号処理回路部708へと出力する。
また、例えばCPU707が、ローリング電子シャッタに係る駆動モードにより撮影を行うようにタイミング発生器706に駆動モード指示信号及び撮影指示信号を供給する。これによりタイミング発生器706はローリング電子シャッタに係る動作を行うための信号を固体撮像装置700に供給する。これを受けて固体撮像装置700は例えば図6に示したタイミングで駆動され、撮像面内での蓄積時刻が画素の行毎に異なる信号を信号処理回路部708へと出力する。
操作部712はユーザが操作するインターフェースであり、ユーザが操作することに応じた操作信号をCPU707へと出力する。より具体的には、動画を撮影するモードや静止画を撮影するモードなどを切り替えたり、シャッタのタイミングを決定したりすることができる。
再生・表示部710は入力された画像データを画像として表示するためのもので、例えば記録・通信部708を介して不図示の記録媒体に保持された画像データを画像として表示することができる。また、後述する電子ビューファインダ(EVF)として用いる場合には、記録・通信部708を介することなく信号処理回路部708から供給された画像データを画像として表示することができる。
図8は、撮像システムの概略動作を示すためのフローチャートである。
まず、ステップS0においては固体撮像装置700が待機状態にあるとする。
ステップS1において、操作部712からCPU707に操作信号が入力される。操作信号が面内同期型電子シャッタによる撮影を指示することに対応した信号であればステップS2−Aへと進み、面内同期型電子シャッタ動作を行う第1の駆動モードによる動作が開始する。一方、操作信号がローリング電子シャッタによる撮影を支持することに対応した信号であればステップS2−Bへと進み、ローリング電子シャッタ動作を行う第2の駆動モードによる動作が開始する。
最初に、操作信号が面内同期型電子シャッタによる撮影を指示することに対応した信号である場合を説明する。
ステップS2−Aにおいて、面内同時リセットが行われ撮像面内の画素が同時にリセットされる。これは、図4における時刻t1〜t2に対応する。そして画素のリセットが終了すると(図4における時刻t2)、画素の蓄積時間が開始する。
ここからある時間が経過すると、図4における時刻t3に対応したステップS3−Aにおいて、画素のPDに蓄積された電荷が蓄積部MEMへと同時に転送される。
続くステップS4−Aは、図4における時刻t5〜t7の動作に対応するもので、FDに保持された電荷に応じた信号が、画素の行毎に垂直信号線に出力される、すなわち読み出される期間である。
そして、全ての行の画素からの信号が出力され終わると(ステップS5−A)ステップS0へと戻り、固体撮像装置700は再び待機状態となる。
次に、操作信号がローリング電子シャッタ動作による撮影を指示することに対応した信号である場合を説明する。
ステップS2−Bにおいて、画素の行毎のリセットが行われる。これは、図6における時刻t1から、時刻t4におけるリセット動作の終了までに対応する。
続くステップS3−Bにおいて、図6の時刻t5から始まる動作が開始し、画素の行毎に信号が垂直信号線に出力される。
そして、全ての行の画素からの信号が出力され終わると(ステップS4−B)ステップS0へと戻り、固体撮像装置700は再び待機状態となる。ここで、ローリング電子シャッタによる動作は先述のとおり、動画のように連続して画像を取得する用途に好適に用いることができるので、ステップS4−Bの後にステップS2−Bに進めることで、連続して撮影を行うことが考えられる。そして、ステップS2−BからステップS4−Bまでの動作を繰り返し、例えば撮影を停止するような操作信号がCPU707に入力されるとステップS4−Bの後にステップS0へと戻る。
また、第2の駆動モードによる動作で動画を撮影している期間に、第1の駆動モードによる動作へ切り替えることが考えられる。図8では、ステップS3−Bに係る動作を行っている期間に、第1の駆動モードへの切り替えを指示する操作信号がCPU707に入力された場合を示している。ステップS3−Bの途中で駆動モードの切り替えを指示する操作信号がCPU707に入力されると、即座にステップS1−Aへと進み、撮像面内の画素が同時にリセットされる。
一方、図4の動作から明らかなように、時刻t4〜時刻t8の期間においてはTX3(n)〜TX3(n+2)はアクティブなレベルにあるのでこの期間にPDで発生する電荷が画素で蓄積されることはない。したがって、第1の駆動モードの途中から第2の駆動モードに切り替える動作は行わない。特に第1の駆動モードを静止画の撮影に用いる場合に、ステップS4−Bの途中から第2の駆動モードに切り替えると、1画面分の信号が出力されないので、ここで得られる信号は画像としては利用できないことになる。そのような事態を避けるためにも、第1の駆動モードにおけるステップS4−Aから第2の駆動モードへの切り替えは避ける必要がある。
なお、ここで示した各ステップは例示的なものであり、これに限定するものではない。
次に、面内同期型電子シャッタ動作を行う第1の駆動モードによる動作と、ローリング電子シャッタ動作を行う第2の駆動モードのそれぞれの好適な適用例を説明する。
第1の駆動モードは、撮像面内の画素における電荷蓄積動作が同時に行われることから、静止画の撮影や、ストロボ調光などの用途に適している。
一方、第2の駆動モードは、先述した動画像の撮影や、EVF表示に用いるための撮影に適しており、AE(Automatic Exposure;自動露出)に用いる動作としても利用できる。なお、AF(Automatic Focus;オートフォーカス)に用いる動作としては、第1の駆動モードでも第2の駆動モードでも良い。
以上説明した本発明の第1の実施例によれば、面内同期型電子シャッタを実現できるほか、ローリング電子シャッタも実現でき、用途に応じて切り替えることができる。
(第2の実施例)
第1の実施例におけるローリング電子シャッタを行う駆動方法では、信号TX3(n)〜TX3(n+2)は常に非アクティブなレベルにあった。本実施例においては、信号TX3(n)〜TX3(n+2)を、対応する行の信号TX1(n)〜TX1(n+2)及び信号TX2(n)〜TX2(n+2)と同じタイミングでパルス状にアクティブにする。
図9に本実施例に係る駆動タイミングを示す。図6に係る駆動タイミングと異なるのは、時刻t1〜t4において、信号TX1及び信号TX2がパルス状にアクティブなレベルになることと同時に信号TX3もパルス状にアクティブなレベルになる点である。
本実施例に係る動作を第1の実施例における図6に係る動作と置き換えることにより、フォトダイオードに残存する電荷が次の期間に影響を及ぼすことを抑制することができる。
本実施例における駆動方法では、フォトダイオードで発生した電荷をOFDを介して排出しており、面内同期型電子シャッタ動作における排出方法と同様の手順で電荷が排出される。このため、両モードにおける画質が揃うので、例えば図9に係る動作で動画を撮影している途中に図4に係る動作で静止画を取得しても、得られる画像の見え方に不自然さが生じにくくなると言う効果がある。
(その他)
上述の各実施例においては、第1の転送部をトランジスタからなる第1の転送スイッチとして、そのゲートに入力される信号に応じて駆動されるものを説明した。そのため、蓄積期間において光電変換素子に蓄積された電荷はFDへと転送されるので、信号として用いることができる。しかしながら、第1の転送部のポテンシャルをアクティブに制御しないことも考えられる。その場合には、蓄積時間において光電変換素子に蓄積された電荷は信号として用いられなくなるので、例えば低照度の被写体を撮影する際には信号が得られない。したがって、十分な照度の被写体を撮影する場合のように、光電変換素子に蓄積された電荷量の影響が大きくない用途では第1の転送部のポテンシャル状態をアクティブに制御しなくても良い。
図10に、第1の駆動モードに係る動作と第2の駆動モードに係る動作とを連続して行う場合のタイミング図を示す。各駆動モードにおける動作はそれぞれ図4及び図6に示す動作と同様である。
また、図11には、第2の駆動モードに係る動作と第1の駆動モードに係る動作とを連続して行う場合のタイミング図を示す。各駆動モードにおける動作はそれぞれ図9及び図4に示す動作と同様である。
固体撮像装置の概略構成を示す図 画素の等価回路図 面内同期型電子シャッタ動作における画素のポテンシャル状態を示す図 面内同期型電子シャッタ動作に係るタイミング図 第1の実施例におけるローリング電子シャッタ動作における画素のポテンシャルを示す図 第1の実施例におけるローリング電子シャッタ動作に係るタイミング図 撮像システムの概略構成を示す図 撮像システムの動作を示すフローチャート 第2の実施例におけるローリング電子シャッタ動作に係るタイミング図 駆動モードの切り替わりを示すタイミング図 駆動モードの切り替わりを示すタイミング図 特許文献1の図6を引用した図 図2に係る画素の断面図
符号の説明
2 フォトダイオード(PD)
4 浮遊拡散領域(FD)
8 第1転送スイッチ
9 第2転送スイッチ
10 リセットトランジスタ
11 選択トランジスタ
12 増幅トランジスタ
13 第3転送スイッチ
21 画素
100 固体撮像装置
101 撮像領域
102 垂直走査回路
103 水平走査回路
104 出力回路
700 固体撮像装置
701 画素部
702 垂直走査回路
703 水平走査回路
705 水平読み出し回路
706 タイミング発生器
707 CPU
708 信号処理回路部
709 記録・通信部
710 再生・表示部
711 光学部
712 操作部

Claims (13)

  1. 入射光を光電変換する光電変換部と、
    該光電変換部と電荷を蓄積する蓄積部とを接続する第1の転送部と、
    前記蓄積部と浮遊拡散部とを接続する第2の転送部と、
    前記浮遊拡散部と第1の電源とを接続するリセット部と、
    前記光電変換部と第2の電源とを接続する第3の転送部と、を含む画素であって、少なくとも前記画素が電荷を蓄積する期間において、前記蓄積部に蓄積される電荷に対する前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さが前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さよりも低い画素を複数配した画素部を有する固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記画素における電荷を蓄積する動作の開始と終了とを複数の前記画素の行で共通に設定する第1の駆動モードと、
    前記画素における電荷を蓄積する動作の開始と終了を前記画素の行毎に共通に設定する第2の駆動モードとを行い、
    前記第1の駆動モードにおいて、一行の前記画素から信号を読み出す期間に、前記複数の画素の行について、前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さを、前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁よりも高くし、
    前記第2の駆動モードにおいて、一行の前記画素から信号を読み出す期間に、前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁を前記光電変換部よりも低くし、さらに、前記第2のポテンシャル障壁を前記蓄積部よりも低くすること特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  2. 前記第1転送部は、前記光電変換部と前記蓄積部とともに第1のトランジスタを構成し、
    前記第2の転送部は、前記蓄積部と前記浮遊拡散部とともに第2のトランジスタを構成し、
    前記第3の転送部は、前記光電変換部と前記第2の電源とともに第3のトランジスタを構成し、それぞれのチャネルのポテンシャル状態を制御することを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  3. 前記第2の駆動モードにおいて、前記光電変換素子で光電変換された電荷を前記第1の転送部、前記第2の転送部、及び前記リセット部を介して前記第1の電源に排出することを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  4. 前記第2の駆動モードにおいて、前記蓄積部に蓄積された電荷に対する前記第1及び第2の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さを低くすることに同期して、前記蓄積部に蓄積される電荷に対する前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さを低くし、前記複数の画素の行毎に駆動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の固体撮像装置の駆動方法。
  5. 前記第1の駆動モードにより静止画を撮影し、前記第2の駆動モードにより動画を撮影することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の固体撮像装置の駆動方法。
  6. 前記第1の転送部は埋め込みチャネル型トランジスタからなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の固体撮像装置の駆動方法
  7. 前記第2の駆動モードにおいて、前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁を前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁よりも高くすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の固体撮像装置の駆動方法。
  8. 入射光を光電変換する光電変換部と、
    該光電変換部と電荷を蓄積する蓄積部とを接続する第1の転送部と、
    前記蓄積部と浮遊拡散部とを接続する第2の転送部と、
    前記浮遊拡散部と第1の電源とを接続するリセット部と、
    前記光電変換部と第2の電源とを接続する第3の転送部と、を含む画素であって、少なくとも前記画素が電荷を蓄積する期間において、前記蓄積部に蓄積される電荷に対する前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さが前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さよりも低い画素を複数配した画素部を有する固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置を駆動するための制御信号を出力する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画素における電荷を蓄積する動作の開始と終了とを複数の前記画素の行で共通に設定する第1の駆動モードと、前記画素における電荷を蓄積する動作の開始と終了を前記画素の行毎に共通に設定する第2の駆動モードとを備え
    前記第1の駆動モードにおいて、一行の前記画素から信号を読み出す期間に、前記複数の画素の行について、前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さを、前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁よりも高くし、
    前記第2の駆動モードにおいて、一行の前記画素から信号を読み出す期間に、前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁を前記光電変換部よりも低くし、さらに、前記第2のポテンシャル障壁を前記蓄積部よりも低くすること特徴とする撮像システム。
  9. 前記第1転送部は、前記光電変換部と前記蓄積部とともに第1のトランジスタを構成し、
    前記第2の転送部は、前記蓄積部と前記浮遊拡散部とともに第2のトランジスタを構成し、
    前記第3の転送部は、前記光電変換部と前記第2の電源とともに第3のトランジスタを構成し、前記制御信号に基づいてそれぞれのチャネルのポテンシャル状態が制御されることを特徴とする請求項に記載の撮像システム。
  10. 前記第2の駆動モードにおいて、前記光電変換素子で光電変換された電荷は前記第1の転送部、前記第2の転送部、及び前記リセット部を介して前記第1の電源に排出されることを特徴とする請求項又はに記載の撮像システム。
  11. 前記第2の駆動モードにおいて、前記制御部は、前記蓄積部に蓄積された電荷に対する前記第1及び第2の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さを低くすることに同期して、前記蓄積部に蓄積される電荷に対する前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁の高さを低くし、前記複数の画素の行毎に駆動されるように前記制御信号を出力することを特徴とする請求項乃至10のいずれかに記載の撮像システム。
  12. 前記第1の転送部は埋め込みチャネル型トランジスタの一部であることを特徴とする請求項乃至11のいずれかに記載の撮像システム。
  13. 前記第2の駆動モードにおいて、前記第3の転送部に形成されるポテンシャル障壁を前記第1の転送部に形成されるポテンシャル障壁よりも高くすることを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の撮像システム。
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