JP5119653B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関するものであり、特に、ダイレクトタンデム方式の画像形成装置に適用して有効である。
電子写真方式の画像形成装置では、周知のごとく、感光ドラム等の現像器に形成された現像剤像(トナー像)が記録シートに転写された後、その転写された現像剤像が定着器にて加熱されて記録シートに定着(溶着)されることにより、記録シートに画像が形成されていく。
このように、電子写真方式の画像形成装置では、定着器や現像器等からなる画像形成手段から多量の熱が発生するので、特許文献1に記載の発明では、排気ファンにて装置本体内の熱気を装置本体外に排出して、画像形成手段の温度が過度に上昇してしまうことを防止している。
また、特許文献1に記載の発明では、装置本体内の熱気を排出する際に、装置本体内に浮遊するトナー粉等の塵埃が熱気と共に装置本体外に排出されてしまうことを防止するために透過型フィルタを熱気排出用のダクト内に配設している。
なお、透過型フィルタとは、空気がフィルタを透過(通過)する際に、塵埃等を濾過又は吸着するようにして空気中に浮遊する塵埃等を除去する除去手段である。
特開平9−292805号公報
ところで、透過型フィルタを用いて、装置本体外に排出される熱気から十分に塵埃を除去するには、透過型フィルタを構成する繊維の間隔を小さくして繊維を密にすることにより、透過型フィルタに形成された微細な空気通路を小さくする必要があるが、このようにして塵埃除去能力を高めると、透過型フィルタを空気が透過(通過)する際の通気抵抗が大きくなってしまう。
そして、通気抵抗が大きくなると、透過型フィルタを透過(通過)する空気量が低下してしまうので、十分な量の熱気を排出することができなくなってしまい、画像形成手段の温度が過度に上昇してしまうという問題が発生するおそれがある。
この問題に対しては、排気ファンの通風能力を大きくすれば解決することができるものの、排気ファンの通風能力を大きくするには、排気ファンを大型にする、又は排気ファンの回転数を大きくする等の手段を講じる必要がある。
しかし、排気ファンを大型にすると、画像形成装置の大型化を招き、また、排気ファンの回転数を大きくすると、排気ファンから発生する騒音が大きくなってしまうという新たな問題が発生する。
本発明は、上記点に鑑み、排気ファンの大型化及び騒音増大を抑制しつつ、装置本体外に排出される熱気から十分に塵埃を除去することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、現像剤像を記録シートに転写することにより記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、装置本体(3)内に収納され、記録シートに画像を形成する画像形成手段(10)と、装置本体(3)内にて開口する吸気口(101)を一端側に有し、他端側が装置本体(3)の内側と外側とを連通させる排気口(3A)と連通するダクト(100)と、吸気口(101)からダクト(100)内に流入し、排気口(3A)に向けて流れる気流を発生させる排気ファン(120)と、ダクト(100)に設けられ、気流が透過するとともに、気流が透過する際に気流中に浮遊する塵埃を除去する透過型フィルタ(101A)と、気流の流れに対して透過型フィルタ(101A)と直列に配設され、略板状に形成された衝突面(103A)に空気が衝突することにより気流中に浮遊する塵埃を除去する衝突型フィルタ(103)とを備え、衝突型フィルタ(103)は、衝突面(103A)の少なくとも一部が気流の流れに対して略平行となるように配設されていることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、透過型フィルタ(101A)及び衝突型フィルタ(103)のうちいずれか一方のフィルタで気流中の塵埃が除去された後、他方のフィルタで更に気流中の塵埃が除去されるので、装置本体(3)外に排出される熱気から十分に塵埃を除去することができる。
また、気流の流れに対して直列に配設された2種類のフィルタ(透過型フィルタ(101A)及び衝突型フィルタ(103))で気流中の塵埃を除去するので、透過型フィルタ(101A)に形成された微細な空気通路を小さくすることなく、2種類のフィルタ全体として十分な塵埃除去能力を確保することができ、透過型フィルタ(101A)で発生する通気抵抗が大きくなってしまうことを抑制できる。
また、衝突型フィルタ(103)の衝突面(103A)の少なくとも一部が気流の流れに対して略平行となるように配設されているので、衝突型フィルタ(103)で発生する通気抵抗が大きくなってしまうことを抑制できる。
なお、「衝突面(103A)が気流の流れに対して略平行である」とは、巨視的な気流の流れが衝突面(103A)に対して平行であることを意味しており、気流と衝突面(103A)とが接触しているので、微視的には多くの空気が衝突面(103A)に衝突する。そして、空気が衝突面(103A)に衝突すると、その衝突した空気中を浮遊していた塵埃は、衝突時の勢いにより衝突面(103A)に張り付くため、空気(気流)中から塵埃が除去される。
以上に説明したように、請求項1に記載の発明によれば、通気抵抗が大きくなってしまうことを抑制しながら十分な塵埃除去能力を確保することができるので、排気ファン(120)の大型化及び騒音増大を抑制しつつ、装置本体(3)外に排出される熱気から十分に塵埃を除去することができる。
請求項2に記載の発明では、衝突型フィルタ(103)は、透過型フィルタ(101A)より気流の流れに対して下流側に配設されており、さらに、衝突型フィルタ(103)は、透過型フィルタ(101A)を透過した直後の気流の流れ方向に対して衝突面(103A)が交差するように配置されていることを特徴とする。
これにより、衝突型フィルタ(103)の衝突面(103A)に空気を大きな早さで、かつ、より確実に衝突させることができるので、衝突型フィルタ(103)にて確実に塵埃を除去することができ、熱気から塵埃を確実に除去することができる。
なお、請求項2に記載の発明では、透過型フィルタ(101A)を透過した直後の気流の流れ方向に対して衝突面(103A)が交差するように配置されているので、衝突面(103A)全体が気流の流れ方向に対して略平行に配設されたものに比べて通気抵抗が大きくなる。
しかし、仮に「発明が解決しようとする課題」の欄で述べたような透過型フィルタのみで、請求項2に記載に発明と同等の塵埃除去能力を確保した場合に比べると、請求項2に記載の発明の通気抵抗は十分に小さくなる。
したがって、請求項2に記載の発明においても、通気抵抗が大きくなってしまうことを抑制しながら十分な塵埃除去能力を確保することができる。
請求項3に記載の発明では、衝突型フィルタ(103)は、静電吸着力を有していることを特徴とする。
これにより、衝突型フィルタ(103)にてより確実に塵埃を除去することができる。
請求項4に記載の発明では、透過型フィルタ(101A)及び衝突型フィルタ(103)は、いずれも不織布にて構成されていることを特徴とする。
これにより、安価で塵埃除去能力の高いフィルタを得ることができる。
なお、請求項4に記載の発明においては、請求項5に記載の発明のごとく、透過型フィルタ(101A)及び衝突型フィルタ(103)は、いずれもポリプロピレン系の材料にて構成することが望ましい。
請求項6に記載の発明では、透過型フィルタ(101A)及び衝突型フィルタ(103)は、フィルタフレーム(104)を介して一体化されていることを特徴とする。
これにより、透過型フィルタ(101A)及び衝突型フィルタ(103)を一部品として取り扱うことができるので、透過型フィルタ(101A)及び衝突型フィルタ(103)を容易にダクト(100)に対して着脱することができる。
請求項7に記載の発明では、透過型フィルタ(101A)及び衝突型フィルタ(103)のうち少なくとも一方のフィルタは、オゾンを吸着する吸着力を有していることを特徴とする。
これにより、オゾンが装置本体(3)外に排出されてしまうことを未然に防止できる。
また、請求項8に記載の発明では、気流の通過も可能であることを特徴とする。
これにより、衝突型フィルタ(103)において、フィルタと塵埃との衝突だけを利用して塵埃を除去する場合に比べて、透過による塵埃除去効果が期待できるので、効率よく塵埃を除去することができる。
請求項9に記載の発明では、排気ファン(120)の排気側には、排気ファン(120)から吹き出される気流を所定方向に案内する帯板状に形成された複数枚のルーバ121が設けられており、さらに、複数枚のルーバ(121)は、排気ファン(120)から吹き出される気流を排気ファン(120)の回転方向側であって、少なくとも異なる2方向に案内するように設定されていることを特徴とする。
これにより、請求項9に記載の発明では、排気ファン(120)から吹き出される気流は、排気ファン(120)の回転方向(接線方向)側に案内されるとともに、異なる2方向のうち一方の方向に転向された気流と、他方の方向に転向された気流とが衝突することがないので、排気ファン(120)のファン効率を低下させることなく、スムーズに熱気を装置本体(3)外に排出することができる。
請求項10に記載の発明では、排気ファン(120)の排気側には、排気ファン(120)から吹き出される気流を所定方向に案内する帯板状に形成された複数枚のルーバ121が設けられており、さらに、複数枚のルーバ(121)は、排気ファン(120)から吹き出される気流の略全てが排気ファン(120)の回転方向側に案内されるように渦巻き状に形成されていることを特徴とする。
これにより、請求項10に記載の発明では、排気ファン(120)のファン効率を向上させて、スムーズに熱気を装置本体(3)外に排出することができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は、本発明に係る画像形成装置をコンピュータに接続されて使用されるレーザプリンタに適用したものであり、以下、本実施形態に係るレーザプリンタを図面と共に説明する。
図1は本実施形態に係るレーザプリンタ1の外観図であり、図2はレーザプリンタ1の要部を示す側断面図であり、このレーザプリンタ1は、紙面上側を重力方向上方側として設置され、通常、紙面右側を前側として使用される。
レーザプリンタ1の装置本体をなす筐体3の上面側には、印刷を終えて筐体3から排出される用紙やOHPシート等(以下、単に用紙という。)が載置される排紙トレイ5が設けられており、筐体3の内側には、金属又は樹脂等からなるフレーム部材(図示せず。)が設けられている。そして、後述するドロワーユニット70や定着器80等は、筐体3の内側に設けられたフレーム部材に着脱可能に組み付けられている。
1.レーザプリンタの内部構成の概略(図2参照)
画像形成ユニット10は筐体3内に収納されて用紙に画像を形成する画像形成手段であり、フィーダ部20は、画像形成ユニット10に用紙を供給する搬送手段の一部を構成するものであり、搬送ユニット30は、画像形成ユニット10を構成する4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cに用紙を搬送する搬送手段である。
なお、画像形成ユニット10にて画像形成が終了した用紙は、中間搬送ローラ90及び排出シュート(図示せず。)にてその搬送方向が上方側に略180°転向された後、排出ローラ91により排出部7から排紙トレイ5に排出される。
1.1.フィーダ部
フィーダ部20は、筐体3の最下部に収納された給紙トレイ21、給紙トレイ21の前端部上方に設けられて給紙トレイ21に載置された用紙を画像形成ユニット10に給紙(搬送)する給紙ローラ22、及び用紙に所定の搬送抵抗を与えることにより給紙ローラ22により給紙される用紙を1枚毎に分離する分離パッド23等を有して構成されている。そして、給紙トレイ21に載置されている用紙は、筐体3内の前方側にてUターンするようにして、筐体3内の略中央部に配設された画像形成ユニット10に搬送される。
1.2.搬送ユニット
搬送ユニット30は、画像形成ユニット10の作動と連動して回転する駆動ローラ31、駆動ローラ31と離隔した位置に回転可能に配設された従動ローラ32、及び駆動ローラ31と従動ローラ32と間に巻き付けられた搬送ベルト33等から構成されている。
駆動ローラ31は、その回転軸の位置が固定された状態で搬送ユニット30のフレーム(図示せず。)に回転可能に支持され、一方、従動ローラ32は、その回転軸が変位可能にフレームに回転可能に支持されている。そして、従動ローラ32は、バネ等の弾性手段(図示せず。)により、直接的又は間接的に駆動ローラ31から離隔する向きに押圧され、搬送ベルト33に所定の張力を付与する。
1.2.画像形成ユニット
本実施形態に係る画像形成ユニット10はカラー印刷が可能な、いわゆるダイレクトタンデム方式のものであり、具体的には、スキャナユニット60、ドロワーユニット70及び定着器80等を有して構成されている。
1.2.1.スキャナユニット
スキャナユニット60は、筐体3内の上部に設けられて4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cそれぞれに設けられた感光ドラム71を露光し、その表面に静電潜像を形成する露光器であり、具体的には、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ及び反射鏡等から構成されている。
そして、画像データに基づいてレーザ光源から発光されるレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向されて、fθレンズを通過した後、反射鏡によって光路が折り返された後、反射鏡によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、感光ドラム71の表面上に照射され、静電潜像が形成される。
2.2.2.ドロワーユニット
ドロワーユニット70は、4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70C、及びこれらを収納するスライダケーシング75等により構成されており、スライダケーシング75は、筐体3(フレーム部材)に設けられたレール(図示せず。)により筐体3内に支持された状態で、水平方向(本実施形態では、前後方向)に移動可能に筐体3に組み付けられている。
なお、本実施形態では、用紙の搬送方向上流側からブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色の現像剤(トナー)に対応した4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cが、用紙の搬送方向に沿って直列に並んで配設され、各色毎の現像剤像を用紙に直接転写する。
ところで、4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cは現像剤の色が異なるのみで、その他は同一であるので、以下、現像カートリッジ70Cを例にその構造を説明する。
現像カートリッジ70Cは、スキャナユニット60の下方側において着脱可能に筐体3内に配設されており、この現像カートリッジ70Cは、感光ドラム71、帯電器72、及び現像剤収容部74等を有して構成されている。
そして、感光ドラム71は、用紙に転写される画像を担持する画像担持手段をなすもので、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成される円筒状のものである。
帯電器72は、感光ドラム71の表面を帯電させる帯電手段をなすもので、感光ドラム71の後側斜め上方において、感光ドラム71と接触しないように所定間隔を有して感光ドラム71と対向配設されている。
なお、本実施形態に係る帯電器72は、タングステン等からなる帯電用ワイヤからコロナ放電を行うことにより感光ドラム71の表面に略均一に正電荷を帯電させるスコロトロン型帯電器を採用している。
転写ローラ73は、搬送ベルト33を挟んで感光ドラム71と反対側にてフレーム部材に回転可能に支持されており、この転写ローラ73は、感光ドラム71と対向して配設されて搬送ベルト33の回転と連動して回転する。
そして、転写ローラ73は、用紙が感光ドラム71近傍を通過する際に、感光ドラム71に帯電した電荷と逆極性の電圧(本実施形態では、負電圧)を印刷面と反対側から用紙に印加(作用)させることにより、感光ドラム71の表面に付着した現像剤を用紙の印刷面に転写させる転写手段をなすものである。
現像剤収容部74は、現像剤が収容された現像剤収容室74A、現像剤を感光ドラム71に供給する現像剤供給ローラ74B及び現像ローラ74C等を有して構成されている。
そして、現像剤収容室74Aに収容されている現像剤は、現像剤供給ローラ74Bの回転によって現像ローラ74C側に供給され、さらに、現像ローラ74C側に供給された現像剤は、現像ローラ74Cの表面に担持されるとともに、層厚規制ブレード74Dにより担持された現像剤の厚みが所定の厚みにて一定(均一)となるよう調整された後、スキャナユニット60にて露光された感光ドラム71の表面に供給される。
1.2.3.定着器
定着器80は、用紙の搬送方向において駆動ローラ31(搬送ユニット30)より後流側のうち、駆動ローラ31の近傍に配設され、用紙に転写された現像剤を加熱溶融させて定着させるものであり、この定着器80は、前記したフレーム部材に着脱可能に組み付けられている。
具体的には、定着器80は、用紙の印刷面側に配設されて現像剤を加熱しながら用紙に搬送力を付与する加熱ローラ81、及び用紙を挟んで加熱ローラ81と反対側に配設されて用紙を加熱ローラ81側に押圧する加圧ローラ82等を有して構成されている。
なお、加熱ローラ81は、現像ローラ74Cや搬送ベルト33等と同期して回転駆動され、一方、加圧ローラ82は、加熱ローラ81に接触する用紙を介して加熱ローラ81から回転力を受けて従動回転する。
1.3.排気ダクト
図3は排気ダクト100をドロワーユニット70側から見た正面図であり、図4は図3の上面図であり、図5は図3のA−A断面図であり、図6は排気ダクト100と排気ファン120との位置関係を示す斜視図であり、図7は排気ダクト100の斜視図である。
また、図8は排気ダクト100からフィルタユニット105を取り外した状態を示す斜視図であり、図9はフィルタユニット105の斜視図であり、図10は上方側から筐体3内を見たときの排気ダクト100及びドロワーユニット70等の配置関係を示す図である。
筐体3の上部側面には、図2に示すように、筐体3の内側と外側とを連通させて筐体3内の空気を筐体3外に排出する排気口3Aが設けられており、この排気口3Aには、筐体3内の空気を排気口3Aに導く排気ダクト100が接続されている。そして、排気ダクト100の一端側(下端側)に設けられた第1吸気口101は、定着器80とドロワーユニット70との間に位置して定着器80側に面して開口している。
また、第1吸気口101には、第1吸気口101から排気ダクト100内に流入する気流(空気)に対して略直交するように配設されて気流中の塵埃を除去する第1フィルタ101Aが設けられている。この第1フィルタ101Aは、気流が透過するとともに、主に気流が透過する際に気流中に浮遊する塵埃を除去する透過型フィルタであり、本実施形態では、ポリプロピレン系の材料からなる不織布にて第1フィルタ101Aを構成している。
また、本実施形態では、図2及び図10に示すように、排気ダクト100は、駆動ローラ31の軸方向(レーザプリンタ1の幅方向)と平行な方向に拡がって、筐体3内のうち用紙の搬送経路より上方側の空間を、定着器80側とドロワーユニット70とに区画している。
このため、定着器80側に面して略水平方向に吸気する向きに開口した第1吸気口101から排気ダクト100内に流入した空気は、図5に示すように、排気ダクト100の内壁のうちドロワーユニット70側の内壁102及び第2フィルタ103に衝突するようにしてその流通方向が上方側に転向させられて排気口3Aに向かって流通していく。
そこで、本実施形態では、排気口3A側、つまり上方側に向かうほど排気ダクト100の通路面積が拡大していくように、内壁102を鉛直方向に対して傾斜させて第1吸気口101から流入した気流が転向する際に発生する圧力損失を緩和している。
また、第2フィルタ103は、第1フィルタ101Aより気流の流れに対して下流側に配設されて排気ダクト100内に流入した気流中の塵埃を除去するフィルタであり、この第2フィルタ103は、略板状に形成された衝突面103Aに空気が衝突することにより気流中に浮遊する塵埃を除去する衝突型フィルタである。
そして、第2フィルタ103は、上方側に向かう気流の流れに対して衝突面103Aが略平行となるように排気ダクト100内に配設されているとともに、第1フィルタ101Aを透過した直後の気流の流れ方向(図5の左側から右側に向かう方向)に対して衝突面103Aが略直交するように配置されている。
具体的には、本実施形態では、第1吸気口101が略水平方向に吸気する向きに開口し、この第1吸気口101から排気ダクト100内に流入した気流は、排気ダクト100内に流入した直後にその流通方向が上方側に略90°転向する。そこで、この転向した気流の流れに対して第2フィルタ103は、衝突面103Aが鉛直方向及びレーザプリンタ1の幅方向に対して略平行となるように配設されている。
なお、「衝突面103Aが気流の流れに対して略平行である」とは、巨視的な気流の流れが衝突面103Aに対して平行であることを意味しており、気流と衝突面103Aとが接触しているので、微視的には多くの空気が衝突面103Aに衝突する。そして、空気が衝突面103Aに衝突すると、その衝突した空気中を浮遊していた塵埃は、衝突時の勢いにより衝突面103Aに張り付くため、空気(気流)中から塵埃が除去される。
また、第2フィルタ103は、第1フィルタ101Aと同様に、ポリプロピレン系の材料からなる不織布にて構成されているので、本実施形態に係る第2フィルタ103は、衝突を利用した塵埃捕捉機能に加えて、第2フィルタ103(衝突面103A)を気流が通過することによる塵埃捕捉機能も兼ね備えている。
さらに、本実施形態に係る第2フィルタ103は、気流と第2フィルタ103とが接触する際に発生する静電気を利用して塵埃を吸着する静電吸着力、及び活性炭のオゾン吸着力を利用したオゾン吸着力も有している。
また、内壁102には、第2フィルタ103と同一の衝突型フィルタ(以下、第3フィルタ102Aという。)が内壁102に接触した状態で配設されている。そして、第1フィルタ101A及び第2フィルタ103は、図9に示すように、フィルタフレーム104を介して一体化されており、このフィルタフレーム104は、弾性変形を利用した係合手段にて排気ダクト100に着脱可能に組み付けられている。なお、以下、この一体化されたものをフィルタユニット105という。
すなわち、フィルタフレーム104には、弾性変形可能な係合突起104A、104Bが設けられ、一方、排気ダクト100側には、これら係合突起104A、104Bと係合する係合凹部(図示せず。)が設けられている。
そして、係合突起104A、104Bと係合凹部とが係合することよりフィルタユニット105が排気ダクト100に組み付けられた状態となり、一方、押圧部104Cが押圧されると、係合突起104A、104Bが弾性変位して係合凹部との係合が解除され、フィルタユニット105を排気ダクト100から取り外すことができる。
また、排気ダクト100上方側には、図2及び図3に示すように、ドロワーユニット70側の空間と排気ダクト100内とを連通させる第2吸気口106が設けられており、この第2吸気口106は、図3に示すように、多数個の開口部にて構成されている。なお、第2吸気口106にも第1吸気口101と同様な透過型フィルタからなる第4フィルタ106Aが設けられている。
ところで、筐体3の後側には、図1に示すように、筐体3の内外を連通させて冷却用の空気を筐体3内に取り込む吸気口3Bが設けられており、この吸気口3Bは、帯板状の鎧板(ルーバ)3Cが複数枚組み付けられて鎧窓状に構成されており、各鎧板3Cは、その板面と平行な方向であって、筐体3の内側から外側に向かう向きが水平方向から下向きに傾いている。
また、排気口3A(筐体3)と排気ダクト100との間には、第1吸気口101又は第2吸気口106から排気ダクト100内に流入して排気口3Aに向けて流れる気流を発生させる排気ファン120が配設されており、この排気ファン120は、空気が回転軸方向を通り抜ける軸流ファン(JIS B 0132番号1012等参照)にて構成されている。
そして、排気ファン120の排気側には、図6に示すように、排気ファン120から吹き出される気流を所定方向に案内する帯板状に形成された複数枚の鎧板(ルーバ)121が設けられており、これらのルーバ121は、排気ファン120から吹き出される気流が少なくとも異なる2方向に案内(転向)されるように構成されている。
具体的には、各ルーバ121は、排気ファン120から吹き出される気流を排気ファン120の回転方向(接線方向)側に案内するとともに、異なる2方向のうち一方の方向に案内された気流と、他方の方向に案内された気流とが衝突しないように設定されている。
つまり、図6に示す例では、排気ファン120の回転中心を挟んで上方側のルーバ121Aにて案内される方向に案内された気流と、排気ファン120の回転中心を挟んで下方側のルーバ121Bにて案内される方向に案内された気流とが衝突しないように設定されている。
このため、各ルーバ121は、その長手方向(図6では、上下方向)略中央部で、ルーバ121の傾きが逆転している。すなわち、排気ファン120の回転中心を挟んで上方側のルーバ121Aは紙面右側に気流を案内するように設定され、一方、排気ファン120の回転中心を挟んで下方側のルーバ121Bは紙面左側に気流を案内するように設定されている。
なお、本実施形態係るルーバ121は、排気ファン120の回転中心に対して回転可能に筐体3に組み付けられている。このため、図6では、回転中心を挟んで上方側のルーバ121Aは紙面右側に気流を案内し、回転中心を挟んで下方側のルーバ121Bは紙面左側に気流を案内するが、後述するように、案内方向はこれに限定されるものではない。
2.本実施形態に係るレーザプリンタ1の特徴
本実施形態では、第1フィルタ101Aと第2フィルタ103とが気流の流れに対して直列に配設されているので、第1フィルタ101Aで気流中の塵埃が除去された後、第2フィルタ103で更に気流中の塵埃が除去される。このため、筐体3外に排出される熱気から十分に塵埃を除去することができる。
また、気流の流れに対して直列に配設された2種類のフィルタ(透過型フィルタ及び衝突型フィルタ)で気流中の塵埃を除去するので、透過型フィルタである第1フィルタ101Aに形成された微細な空気通路を小さくすることなく、2種類のフィルタ全体として十分な塵埃除去能力を確保することができ、第1フィルタ101Aで発生する通気抵抗が大きくなってしまうことを抑制できる。
また、第2フィルタ103の衝突面103Aが、第1フィルタ101A通過(透過)後の巨視的な気流の流れに対して略平行となるように配設されているので、第2フィルタ103で発生する通気抵抗が大きくなってしまうことを抑制できる。
したがって、本実施形態によれば、通気抵抗が大きくなってしまうことを抑制しながら十分な塵埃除去能力を確保することができるので、排気ファン120の大型化及び騒音増大を抑制しつつ、筐体3外に排出される熱気から十分に塵埃を除去することができる。
また、本実施形態では、第2フィルタ103は、第1フィルタ101Aより気流の流れに対して下流側に配設され、かつ、第1フィルタ101Aを透過した直後の気流の流れ方向に対して衝突面103Aが略直交するように交差配置されているので、第2フィルタ103の衝突面103Aに空気を大きな早さで、かつ、より確実に衝突させることができる。したがって、第2フィルタ103にて確実に塵埃を除去することができるので、熱気から塵埃を確実に除去することができる。
なお、本実施形態では、第1フィルタ101Aを透過した直後の気流の流れ方向に対して衝突面103Aが交差するように配置されているので、衝突面103A全体が気流の流れ方向に対して略平行に配設されたものに比べて通気抵抗が大きくなる。
しかし、仮に「発明が解決しようとする課題」の欄で述べたような透過型フィルタのみで、本実施形態と同等の塵埃除去能力を確保した場合に比べると、本実施形態の通気抵抗は十分に小さくなる。
さらに、本実施形態に係る第2フィルタ103は、衝突面103Aに衝突する気流の全てを衝突反射させるものではなく、一部の空気が衝突面103Aを通過(透過)するので、気流が衝突することによって発生する圧力損失が緩和される。したがって、本実施形態では、通気抵抗が大きくなってしまうことを抑制しながら十分な塵埃除去能力を確保することができる。
また、本実施形態では、第2フィルタ103が静電吸着力及びオゾン吸着力を有している不織布にて構成されているので、安価で、かつ、高い塵埃除去能力を確保することができる。
また、本実施形態では、第1フィルタ101A及び第2フィルタ103が一体化されてフィルタユニット105となっているので、第1フィルタ101A及び第2フィルタ103を一部品として取り扱うことができ、これらのフィルタを容易に排気ダクト100に対して着脱することができる。
また、本実施形態では、第2フィルタ103も気流が通過可能であるので、第2フィルタ103において、衝突面103Aと塵埃との衝突だけを利用して塵埃を除去する場合に比べて、透過による塵埃除去効果が期待できるので、効率よく塵埃を除去することができる。
また、各ルーバ121は、排気ファン120から吹き出される気流を排気ファン120の回転方向(接線方向)側に案内するとともに、異なる2方向のうち一方の方向に転向された気流と、他方の方向に転向された気流とが衝突しないように設定されているので、排気ファン120のファン効率を低下させることなく、スムーズに熱気を筐体3外に排出することができる。
なお、図6では、各ルーバ121の長手方向が上下方向に略一致しているが、これは、図1に示すように、筐体3の側面において上下方向に延びる突条3Dに一致させたためである。したがって、排気ファン120のファン効率を低下させることなく、スムーズに熱気を筐体3外に排出するという効果を得るためには、ルーバ121の長手方向を必ずしも上下方向に一致させる必要は無く、例えば、ルーバ121の長手方向を水平方向と一致させてもよい。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、筐体3が特許請求の範囲に記載された装置本体に相当し、第1フィルタ101Aが特許請求の範囲に記載された透過型フィルタに相当し、第2フィルタ103が特許請求の範囲に記載された衝突型フィルタに相当する。
(第2実施形態)
上述の実施形態に係るルーバ121は、排気ファン120から吹き出される気流を異なる2方向のみ案内していたので、軸流ファンを用いた排気ファン120では、排気ファン120から吹き出される気流の全てを排気ファン120の回転方向(接線方向)側に案内することができない。
そこで、本実施形態では、図11及び図12に示すように、全てのルーバ121を遠心式多翼ファン又は渦巻きポンプのブレードのように渦巻き状とすることにより、排気ファン120から吹き出される気流の全てを排気ファン120の回転方向(接線方向)側に案内することができるようにしたものである。
これにより、本実施形態では、排気ファン120のファン効率を向上させて、スムーズに熱気を筐体3外に排出することができるとともに、ルーバ121により排気ファン120が保護されるので、排気ファン120に異物が侵入してしまうことを防止できる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1フィルタ101A、第2フィルタ103及び第3フィルタ102Aはいずれもポリプロピレン系の材料にて構成された不織布であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、セルロース、ガラス繊維、金属等各種の材料にて構成された不織布又は織布であってもよい。また、第1フィルタ101A、第2フィルタ103及び第3フィルタ102Aが全て同一材料から構成されている必要はなく、例えばそれぞれ異なる材料で構成されているものであってもよい。
また、第1フィルタ101A、第2フィルタ103及び第3フィルタ102Aは、複数の単層フィルタを重ね合わせた多層フィルタでもよく、特に、目が粗い丈夫な網目状フィルタに、目が細かいやわらかい不織布のフィルタを張り合わせた構成が好ましい。この構成のフィルタでは、丈夫な網目状フィルタで全体の強度を確保しつつ、目が細かい不織布のフィルタで効率よくトナーを捕集できる。
また、上述の実施形態では、排気ファン120が幅方向(駆動ローラ31の軸方向)一端側のみに設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、幅方向両端側に排気ファン120を設けてもよい。
また、上述の実施形態では、排気ファン120として軸流ファンを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ターボファンやシロッコファン等の遠心式多翼ファン(JIS B 0132番号1004等参照)又は横流ファン(JIS B 0132番号1017等参照)等を用いてもよい。
また、上述の実施形態では、内壁102に第3フィルタ102Aを設けたが、本発明は、透過型フィルタ(第1フィルタ101A)と直列に少なくとも1つの衝突型フィルタを設ければよいので、例えば第2フィルタ103若しくは第3フィルタ102Aを廃止する、第2フィルタ103若しくは第3フィルタ102Aを第1フィルタ101Aより上流側に配設する、又は複数枚の第2フィルタ103を気流に対して直列若しくは並列に配設してもよい。
なお、第2フィルタ103を廃止した場合には、第3フィルタ102Aが特許請求の範囲に記載された衝突型フィルタに相当し、第3フィルタ102Aを廃止した場合には、前述したように、第2フィルタ103が特許請求の範囲に記載された衝突型フィルタに相当する。
また、第1フィルタ101A、第2フィルタ103及び第3フィルタ102Aのうち少なくとも1つのフィルタを繊毛のように毛羽だったものとすれば、排気ダクト100にて送風騒音を吸収することができる。なお、繊毛部分の長さは、1mm〜3mm程度とすることが望ましい。
また、上述の実施形態では、第1フィルタ101Aを通過した直後に気流の向きが略90°転向したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1吸気口101を下方側に向けて開口させ、第1フィルタ101Aを通過した直後に気流を転向させることなく、第2フィルタ103(衝突面103A)全体が気流の流れに対して略平行となるようにしてもよい。
また、排気ダクト100の配設位置は、図2に示された位置に限定されるものではなく、その他の位置に配設してもよい。
また、上述の実施形態では、第2フィルタ103は、静電気を利用した静電吸着力及び活性炭を利用したオゾン吸着力を有するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電荷を第2フィルタ103に印加することにより静電吸着力を発揮するもの、静電吸着力を有していないもの、又はオゾン吸着力を有していないもの等であってもよい。
また、上述の実施形態では、第1フィルタ101A及び第2フィルタ103がフィルタフレーム104を介して一体化されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらフィルタをそれぞれ独立して排気ダクト100に着脱可能に組み付ける、又は第1フィルタ101A、第2フィルタ103及び第3フィルタ102Aを一体化する等してもよい。

また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の外観図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の要部を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る排気ダクト100をドロワーユニット70側から見た正面図である。 図3の上面図である。 図3のA−A断面図である。 排気ダクト100と排気ファン120との位置関係を示す斜視図である。 排気ダクト100の斜視図である。 排気ダクト100からフィルタユニット105を取り外した状態を示す斜視図である。 フィルタユニット105の斜視図である。 上方側から筐体3内を見たときの排気ダクト100及びドロワーユニット70等の配置関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るルーバ121の正面図である。 本発明の第2実施形態に係るルーバ121を含む筐体3の一部斜視図である。
符号の説明
1…レーザプリンタ、3…筐体、3A…排気口、3B…吸気口、3D…突条、
5…排紙トレイ、7…排出部、10…画像形成ユニット、20…フィーダ部、
21…給紙トレイ、22…給紙ローラ、30…搬送ユニット、31…駆動ローラ、
32…従動ローラ、33…搬送ベルト、60…スキャナユニット、
70…ドロワーユニット、71…感光ドラム、72…帯電器、73…転写ローラ、
74…現像剤収容部、74A…現像剤収容室、74B…現像剤供給ローラ、
74C…現像ローラ、74D…層厚規制ブレード、75…スライダケーシング、
80…定着器、81…加熱ローラ、82…加圧ローラ、91…排出ローラ、
100…排気ダクト、101…第1吸気口、101A…第1フィルタ、
102…内壁、102A…第3フィルタ、103…第2フィルタ、
103A…衝突面、104…フィルタフレーム、104A…係合突起、
104C…押圧部、105…フィルタユニット、106…第2吸気口、
106A…第4フィルタ、120…排気ファン、121…ルーバ。

Claims (11)

  1. 現像剤像を記録シートに転写することにより記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、
    装置本体内に収納され、記録シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記装置本体内にて開口する吸気口を一端側に有し、他端側が前記装置本体の内側と外側とを連通させる排気口と連通するダクトと、
    前記吸気口から前記ダクト内に流入し、前記排気口に向けて流れる気流を発生させる排気ファンと、
    前記ダクトに設けられ、前記気流が透過するとともに、前記気流が透過する際に前記気流中に浮遊する塵埃を除去する透過型フィルタと、
    前記気流の流れに対して前記透過型フィルタと直列に配設され、略板状に形成された衝突面に空気が衝突することにより前記気流中に浮遊する塵埃を除去する衝突型フィルタとを備え、
    前記衝突型フィルタは、前記衝突面の少なくとも一部が前記気流の巨視的な流れに対して略平行となるように配設され
    前記衝突型フィルタは、前記透過型フィルタより前記気流の流れに対して下流側に配設されており、
    前記衝突型フィルタは、前記透過型フィルタを透過した直後の前記気流の流れ方向に対して前記衝突面が交差するように配置され、
    前記衝突型フィルタは、気流の通過も可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記衝突型フィルタが備える第1衝突型フィルタ、及び第2衝突型フィルタは、前記透過型フィルタより前記気流の流れに対して下流側に配設されており、
    さらに、前記第1衝突型フィルタ、及び前記第2衝突型フィルタは、前記透過型フィルタを透過した直後の前記気流の流れ方向に対して前記衝突面が交差し、前記第2衝突型フィルタは、前記第1衝突型フィルタより前記気流の流れに対して下流側に配設されており、略板状に形成された衝突面に空気が衝突することにより前記第1衝突型フィルタを通過した前記気流中に浮遊する塵埃を除去するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記衝突型フィルタは、静電吸着力を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記透過型フィルタ及び前記衝突型フィルタは、いずれも不織布にて構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記透過型フィルタ及び前記衝突型フィルタは、いずれもポリプロピレン系の材料にて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記透過型フィルタ及び前記衝突型フィルタは、フィルタフレームを介して一体化されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記透過型フィルタ及び前記衝突型フィルタのうち少なくとも一方のフィルタは、オゾンを吸着する吸着力を有していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 前記衝突型フィルタが備える第1衝突型フィルタは、気流の通過も可能であり、前記衝突型フィルタが備える第2衝突型フィルタは、前記第1衝突型フィルタより前記気流の流れに対して下流側に配設されており、略板状に形成された衝突面に空気が衝突することにより前記第1衝突型フィルタを通過した前記気流中に浮遊する塵埃を除去し、前記第2衝突型フィルタは、前記排気口側に向かうほど前記ダクトの通路面積が拡大していくように、鉛直方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  9. 前記排気ファンの排気側には、前記排気ファンから吹き出される気流を所定方向に案内する帯板状に形成された複数枚のルーバ121が設けられており、
    さらに、前記複数枚のルーバは、前記排気ファンから吹き出される気流を前記排気ファンの回転方向側であって、少なくとも異なる2方向に案内するように設定されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  10. 前記排気ファンの排気側には、前記排気ファンから吹き出される気流を所定方向に案内する帯板状に形成された複数枚のルーバ121が設けられており、さらに、前記複数枚のルーバは、前記排気ファンから吹き出される気流の略全てが前記排気ファンの回転方向側に案内されるように渦巻き状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成手段は、現像カートリッジ及び定着器を有して構成され、
    前記ダクトは、前記装置本体内のうちシートの搬送経路より上方側の空間を、前記定着器側と前記現像カートリッジ側とに区画するように配設され、
    前記吸気口は、前記定着器側に面して開口し、
    前記排気口は、前記装置本体の側面に設けられており、
    さらに、前記排気ファンは、前記排気口と前記ダクトとの間に配設されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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