JP5118373B2 - プラント制御システム - Google Patents

プラント制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP5118373B2
JP5118373B2 JP2007085973A JP2007085973A JP5118373B2 JP 5118373 B2 JP5118373 B2 JP 5118373B2 JP 2007085973 A JP2007085973 A JP 2007085973A JP 2007085973 A JP2007085973 A JP 2007085973A JP 5118373 B2 JP5118373 B2 JP 5118373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
program
plant
data
billing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007085973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008243073A (ja
Inventor
彰久 福村
哲 服部
裕 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2007085973A priority Critical patent/JP5118373B2/ja
Publication of JP2008243073A publication Critical patent/JP2008243073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5118373B2 publication Critical patent/JP5118373B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Description

本発明は、生産設備の自動制御に用いられるプラント制御システムに関し、特に生産設備で製造する製品の精度仕様などに応じて制御プログラムを使い分けるようになっている場合に好適なプラント制御システムに関する。
今日、生産設備の多くで、コンピュータ制御により自動制御を行うプラント制御システムが用いられている。そうしたプラント制御システムには、例えば制御精度や制御方式などがそれぞれ異なる複数の制御機能のための制御プログラムを有しており、それらを生産設備で製造の製品仕様などに応じて使い分けるようにされている制御システムがある。以下ではこうしたプラント制御システムを仮に制御機能使分け式プラント制御システムと呼ぶ。制御機能使分け式プラント制御システムの代表的な例として、圧延設備の制御システムがある。
圧延設備は、例えば板厚精度について、標準仕様の製品を量産品として製造する他に、標準仕様よりも高い板厚精度を要求する特別仕様の製品も非量産品として製造できるようになっているのが一般的である。このような圧延設備の制御システムは、板厚精度に応じた制御を可能とする複数の制御プログラムを自動制御機能のために有しており、それらの制御プログラムを使い分けることで、標準仕様品と特別仕様品それぞれの製造に対応できるようにされている。つまり標準仕様品は、標準仕様品用の制御プログラムによる常用の制御条件で制御して製造し、特別仕様品は、特別仕様品用の制御プログラムによる特別な制御条件で制御して製造するようにされている。この場合、当該圧延設備では、量産品である標準仕様品の製造量が非量産品である特別仕様品の製造量に比べて大きくなるのが一般的であり、したがってその制御システムにおいては、標準仕様品用制御プログラムの使用頻度が特別仕様品用の制御プログラムのそれに比べて大きくなるのが一般的である。以下では、上の例での標準仕様品用制御プログラムのように常用の制御条件による制御のためのプログラムを仮に基本機能用プログラム(基本制御機能用プログラム)と呼び、また上の例での特別仕様品用制御プログラムのように常用でない特別な制御条件による制御のためのプログラムを仮に付加機能用プログラム(付加制御機能用プログラム)と呼ぶものとする。
なお、圧延設備の制御に関しては、例えば特許文献1〜3などに開示の例が知られている。
特開2004−174543号公報 特開2003−126905号公報 特開平10−118706号公報
上述のような制御機能使分け式プラント制御システムでは、基本機能用・付加機能用にかかわらず、使う可能性のある制御プログラム(制御機能)が全て実装される。そして従来にあっては、実装する制御プログラムの全てのコストを含めたコスト計算でプラント制御システムの価格が設定されていた。そのためユーザ(プラント制御システムを導入して使用する業者)は、どの程度使用するか不明な付加機能用プログラムについても設備投資することになる。つまりユーザは、その経済的価値が明確でないままにプラント制御システムへ設備投資することになるが、このことは、結果的に非効率な設備投資となる可能性を残し、ユーザ側に設備投資上のリスクをもたらすことになる。
本発明は以上のような知見に基づいてなされたものであり、その課題は、複数の制御プログラムを使い分けるようになっているプラント制御システムについて、ユーザ側の設備投資上の危険性を低減できるようにすることにある。
上記課題を解決するため本発明では以下のような基本的な考え方をとる。すなわち、プラント制御システムの価格設定に際して、制御プログラムについてのコスト計算を特定の制御プログラム、具体的には上の例での基本機能用プログラムについてだけ行い、他の制御プログラム、具体的には上の例での付加機能用プログラムはプラント制御システムのコスト計算から外すようにする。その一方で、コスト計算から外した付加機能用プログラムについては、プラント制御システムの設定価格外として実装し、ユーザ側で当該制御プログラムを実際に使用した場合に、その使用実績に応じて課金することでサプライヤ(プラント制御システムを設計作製して供給する業者)側のコスト回収を行えるようにする。このように付加機能用プログラムを使用実績課金方式とすることにより、その付加機能用プログラム分ついてユーザ側の初期投資を不要にすることができ、したがって制御機能使分け式プラント制御システムについて、ユーザの設備投資上のリスクを低減することが可能となる。
また、付加機能用プログラムの使用実績課金方式化は、サプライヤにとって制御機能使分け式プラント制御システムの標準化を可能とする。制御機能使分け式プラント制御システムでは、使用する可能性のある付加機能用プログラムがユーザごとに異なるのが通常である。そのため、使用する可能性のある付加機能用プログラムの全てをプラント制御システムに実装する従来の方式であると、実装する付加機能用プログラムの組合せがユーザごとに異なることになり、システム仕様の確定までに多大な労力を必要とする。これに対して、使用実績課金方式化であると、サプライヤが開発済みの付加機能用プログラムをユーザ側での使用の可能性に関係なくプラント制御システムに実装することができ、これにより、制御機能使分け式プラント制御システムの標準化が可能となる。
以上のような基本的な考え方に基づく本発明に係るプラント制御システムは、コンピュータ制御により制御対象プラントの制御対象機器を制御機能が異なる複数の制御プログラムを使い分けつつ制御し、制御機能に応じて使い分けられる異なる複数の前記制御プログラムとして、課金対象プログラム及び非課金対象プログラム使用の可能性に関係なく格納されたプログラム格納装置と、プログラム選択操作画面を表示する機能を有し表示された前記プログラム選択操作画面で指定される前記制御プログラムを選択するプログラム選択装置と、該プログラム選択装置で選択された前記制御プログラムと前記制御対象機器に設けられた計測装置により取得された制御用データとに基づいて前記制御対象機器を制御する制御装置とを備え、前記課金対象プログラムが選択されたか否かについて判定を行う課金対象プログラム選択判定部と、前記制御装置で実行される前記課金対象プログラムの実際の使用時間を計測して前記課金対象プログラムごとの使用時間データを作成する使用時間データ作成部と、前記課金対象プログラムによる制御について、その制御に期待される制御精度が実現した程度を該制御精度に係る前記制御用データに基づいて評価する制御精度評価部とを有する使用実績管理装置を設け、前記制御精度評価部により評価された前記課金対象プログラムによる制御に期待される制御精度が実現した程度を、課金料金に反映させるようにされていることを特徴とする。
すなわち、本発明は、制御機能に応じて使い分けられる異なる複数の制御プログラムのそれぞれの使用時間データは、各制御プログラムの制御機能の使いやすさに関係している。つまり、一般に、プラント作業員は、制御精度に優れた制御プログラムを選択することに代えて、操業効率を向上するのに適した制御機能を有する制御プログラムを選択することがある。そこで、各制御プログラムの使用時間データを収集しておくことで、設備投資の際にどのような制御機能の制御プログラムを実装するかを合理的に決定する指針となる。これに基づいて、実装する制御プログラムを決めれば、ユーザ側の設備投資上のリスクを低減できることになる。さらに、使用時間データに加えて、制御プログラムごとの制御精度の評価を含む使用実績データがあれば、制御機能と制御性能との両面からプラント作業員の使いやすい制御プログラムを実装する指針となる。勿論、各制御プログラムの使用実績データに応じて課金するようにすれば、ユーザ側の設備投資上のリスクを一層低減できることになる。
以上のような本発明によれば、複数の制御プログラムを使い分けるようになっているプラント制御システムについて、ユーザ側の設備投資上の危険性を低減することが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1に、第1の実施形態によるプラント制御システムの構成を模式化して示す。本実施形態のプラント制御システム1は、制御対象プラント2が圧延設備の場合、つまり圧延設備制御システムの場合であり、プラント現場側システム3と課金側システム4を含み、これら両システム3、4を通信ネットワーク5で接続した構成とされている。
制御対象プラント2である圧延設備は、トップ側のバックアップロール11t、中間ロール12t、ワークロール13tとボトム側のバックアップロール11b、中間ロール12b、ワークロール13bが対にして設けられた圧延機14を備えており、入側テンションリール15から繰り出される被圧延材16を圧延機14におけるワークロール13t、13bで押圧することで圧延して出側テンションリール17で巻き取るようになっている。このような圧延設備では、例えば被圧延材16の板厚を制御する板厚制御や被圧延材16の形状を制御する形状制御などが行われ、そのような制御に必要とする制御用データ18を取得とするための計測装置19が設けられている。そしてこれらの板厚制御や制御形状制御などにあっては、被圧延材16の鋼種や製品鋼板の要求仕様などに応じて制御精度などが異なる制御機能が使い分けられる。なお、圧延設備では、例えば板厚計測や形状計測などの計測目的に応じて各種の計測装置を設けるのが実際であるが、図1では計測装置19をそれらの計測装置の代表として示してある。
プラント現場側システム3は、制御対象プラント2が圧延設備である本実施形態の場合、圧延設備設置工場のようなユーザ側のプラント現場に設けられるシステム要素であり、プログラム格納装置21、プログラム選択装置22、制御装置23、および使用実績管理装置24を備えている。
プログラム格納装置21は、制御対象プラント2で行われる様々な制御に必要な制御プログラムを格納するのに用いられ、図2に示すように、基本機能用プログラム格納部25と付加機能用プログラム格納部26が設けられている。そして、基本機能用プログラム格納部25には、制御プログラムとして複数の基本機能用プログラム27(27a、27b、27c…)が格納され、付加機能用プログラム格納部26には、制御プログラムとして複数の付加機能用プログラム28(28a、28b、28c…)が格納されている。ここで、基本機能用プログラム27とは、常用される基本的な制御条件による制御のために用いられる制御プログラムであり、一方、付加機能用プログラム28とは、常用でない付加的な制御条件による制御のために用いられる制御プログラムである。こうした基本機能用プログラム27と付加機能用プログラム28は、後者が使用実績課金方式とされる点で区別される。つまり付加機能用プログラム28は、課金対象プログラムとされ、それが制御対象プラント2で実際に使用された実績に応じた課金がなされ、その課金分をユーザがサプライヤに支払うというかたちで経済上の処理がなされる。
プログラム選択装置22は、制御対象プラント2で実際に使用しようとする制御プログラムをプログラム格納装置21に格納の基本機能用プログラム27a、27b、27c…や付加機能用プログラム28a、28b、28c…から選択するのに用いられる。このようなプログラム選択装置22は、例えば画像表示機能を有する端末装置にプログラム選択操作画面を表示し、そのプログラム選択操作画面で使用対象の制御プログラムを指定して選択できるように構成される。
制御装置23は、プログラム選択装置22で選択された制御プログラムと計測装置19からの制御用データ18などに基づいて制御対象プラント2の制御を実行する。本実施形態の場合、制御対象プラント2が圧延設備であることから、被圧延材16の板厚制御や形状制御などがなされる。
使用実績管理装置24は、課金対象プログラムである付加機能用プログラム28の使用実績を管理して使用実績データ31を作成するサーバ装置であり、図3にその構成を示すように、課金対象プログラム選択判定部32、使用時間データ作成部33、制御精度評価部34、および使用実績データ格納部35を備えている。
課金対象プログラム選択判定部32は、課金対象プログラムである付加機能用プログラム28が選択されたか否かについて判定を行う。
使用時間データ作成部33は、課金対象プログラム選択判定部32が付加機能用プログラム28の選択ありと判定するのを受けて、その付加機能用プログラム28について、制御対象プラント2で実際に使用された時間を制御装置23からの情報に基づいて計測し、その計測結果から使用時間データ36を作成して出力する。使用時間データ36には、例えば付加機能用プログラム28の識別情報、使用日時、使用時間などの各データが記録される。
制御精度評価部34は、制御対象プラント2で実際に使用された付加機能用プログラム28による制御について、その制御に期待される制御精度が実現した程度を評価する。制御精度の評価つまり期待制御精度の実現程度の評価は、例えば付加機能用プログラム28aが使用され、その付加機能用プログラム28aが高精度な板厚制御用である場合であれば、例えばオンゲージ率を求めることでなすことができる。オンゲージ率は、付加機能用プログラム28aが実際に発揮した制御機能について良否を判定し、付加機能用プログラム28aの使用時間に対する「良」判定制御機能(「良」と判定された実績制御機能)の発揮時間の割合として求める。この場合、制御機能の良否判定では、例えば付加機能用プログラム28aでの制御に期待される板厚偏差(目標板厚に対する実際の板厚の偏差)と付加機能用プログラム28aを用いての制御で実際に実現された板厚偏差を比較し、実板厚偏差の期待板厚偏差からのずれが一定範囲、例えば±5%であれば「良」とし、そうでなければ「否」と判定する。こうした制御精度評価部34による制御精度の判定は、使用時間データ作成部33で作成される使用時間データ36に対応してなされ、その結果を例えば使用時間データ36と組み合わせることで、使用実績データ31が作成される。
使用実績データ格納部35は、制御精度評価部34で作成された使用実績データ31を格納・蓄積し、そして例えば1ヵ月を単位とし、月末の締め日になれば、1ヵ月分の使用実績データ31を課金側システム4に送信する。
課金側システム4は、プラント制御システム1をユーザに供給したサプライヤ側に設けられるシステム要素であり、例えばサーバ装置として構成され、課金料金算出部41、課金料金算出用データ格納部42、および課金請求書作成部43を備えている。課金料金算出部41は、使用実績課金算出手段であり、プラント現場側システム3から上述のようにして送られてくる使用実績データ31と課金料金算出用データ格納部42から得られる課金料金算出用データ44(図4)を用いて課金料金を算出し、課金料金データ45を作成する。課金請求書作成部43は、課金料金データ45に基づいて課金請求書を作成する。課金請求書は、電子データまたはペーパデータのいずれかの形態で作成される。そして電子データで作成した場合には、その電子データ課金請求書がユーザに通信ネットワーク5を通じて送信される。
ここで、図4の例の課金料金算出用データ44は、例えば付加機能用プログラム28a、28b、28c…のそれぞれについて作成されるもので、例えば圧延設備における板厚制御用の場合であり、付加機能用プログラム28の単位使用時間当たりの基本料金に関する単位時間料金テーブル46、オンゲージ率と基本料金の適用率の対応関係に関するオンゲージ率/料金対応テーブル47、および被圧延材16の鋼種レベルと基本料金の適用率の対応関係に関する鋼種レベル/料金対応テーブル48を含んでいる。
以下では、以上のようなプラント制御システム1における課金処理について説明する。図5に示すように課金処理は、ステップ101〜ステップ110の各処理を含む。まずステップ101で、課金対象プログラムである付加機能用プログラム28の選択の有無について課金対象プログラム選択判定部32による判定がなされる(課金対象プログラム選択判定処理)。ステップ101で付加機能用プログラム28が選択されたと判定された場合には、ステップ102に進み、選択された付加機能用プログラム28の使用開始からその使用時間を使用時間データ作成部33が計測する(課金対象プログラム使用時間計測処理)。ステップ102の課金対象プログラム使用時間計測処理は、選択された付加機能用プログラム28の使用終了まで継続される。ステップ102の処理が終了したらステップ103で使用時間データ作成部33が使用時間データ36を上述のように作成する(使用時間データ作成処理)。使用時間データ36が作成されたらステップ104で制御精度評価部34が上述のような制御精度判定処理を行って使用実績データ31を作成し、その使用実績データ31を使用実績データ格納部35に格納する(使用実績データ作成処理)。以上のステップ104までの処理は、上述のように1ヵ月を周期単位として使用実績データ31を課金側システム4に送信する場合であれば、その1ヵ月間に使用される付加機能用プログラム28について繰り返される。
ステップ104に続くステップ105では、使用実績データ31の課金側システム4への送信が通信ネットワーク5を通じてなされる(使用実績データ送信処理)。使用実績データ31の送信を受けた課金側システム4では、ステップ106として課金料金算出部41が上述のような課金料金算出処理を行って課金料金データ45を作成する。これを受けて、課金請求書作成部43がステップ107として課金請求書を作成する(課金請求書作成処理)。作成された課金請求書は、ステップ108の課金料金請求処理でユーザに送信(課金請求書が電子データの場合)あるいは送付(課金請求書がペーパデータの場合)される。課金請求書を受け取ったユーザはステップ109の支払い処理で課金料金を支払う。そして最後に課金側が課金請求書についての支払いの有無をステップ110の支払い確認処理で確認し、支払いありとなれば、1つの単位料金支払い周期についての処理が終了となる。
図6に、第2の実施形態によるプラント制御システムの構成を模式化して示す。本実施形態のプラント制御システム51は、プラント現場側システム52と課金側システム53を含み、課金側システム53に図1の使用実績管理装置24が設けられている。すなわち課金側システム53は、図1の課金側システム4におけるのと同様な課金料金算出部41、課金料金算出用データ格納部42、および課金請求書作成部43を有するサーバ装置などとして構成される課金管理装置54を備えるとともに、使用実績管理装置24を備えた構成とされている。この他の構成については、図1のプラント制御システム1と同様である。
このようなプラント制御システム51における課金処理の流れは図7に示すようになり、ステップ201〜ステップ210の各処理を含む。ステップ201〜ステップ204の各処理は図5におけるステップ101〜ステップ104の各処理と同じであり、またステップ206〜ステップ210の各処理は図5におけるステップ106〜ステップ110の各処理と同じである。異なるのはステップ205であり、ステップ205では、使用実績管理装置24から課金料金算出部41へ使用実績データ31の提供がなされる(使用実績データ提供処理)。
図8に、第3の実施形態によるプラント制御システムの構成を模式化して示す。本実施形態のプラント制御システム61は、プラント現場側システム62と課金側システム63を含み、プラント現場側システム62に使用実績/課金管理装置64が設けられ、課金側システム63に課金請求管理装置65が設けられている。使用実績/課金管理装置64は、図9に示すように、図1における課金対象プログラム選択判定部32、使用時間データ作成部33、制御精度評価部34の各機能部を備えるとともに、図1における課金料金算出部41を備え、さらに課金料金算出部41で作成される課金料金データ45を格納・蓄積する課金料金データ格納部65を備えている。課金請求管理装置65は、図1における課金請求書作成部43とプラント現場側システム62の使用実績/課金管理装置64から送られてくる課金料金データ45を格納・蓄積する課金料金データ格納部66を備えている。この他の構成については、図1のプラント制御システム1と同様である。
このようなプラント制御システム61における課金処理の流れは図10に示すようになり、ステップ301〜ステップ310の各処理を含む。ステップ301〜ステップ303では、図5におけるステップ101〜103と同じ処理がなされる。ステップ304では、制御精度評価部34が上述のような制御精度判定処理を行って使用実績データ31を作成し、その使用実績データ31を課金料金算出部41に提供する(使用実績データ作成処理)。ステップ304に続くステップ305では、使用実績データ31を受け取った課金料金算出部41が上述のような課金料金算出処理を行って課金料金データ45を作成し、その課金料金データ45を課金料金データ格納部65に格納する(課金料金算出処理)。以上のステップ305までの処理は、例えば1ヵ月を周期単位とし、その1ヵ月間に使用される付加機能用プログラム28について繰り返される。
ステップ305に続くステップ306では、課金料金データ45の課金側システム63への送信が通信ネットワーク5を通じてなされる(課金料金データ送信処理)。この課金料金データ送信処理は、例えば1ヵ月を周期単位とし、月末の締め日に、1ヵ月分の課金料金データ45を課金側システム63に送信する。課金料金データ45の送信を受けた課金側システム63では、ステップ307として課金請求書作成部43が課金請求書を作成する。そしてステップ308〜ステップ310で、図5におけるステップ108〜110と同じ処理がなされ、1つの単位料金支払い周期についての処理が終了となる。
以上、本発明を実施するための形態のいくつかについて説明したが、これらは代表的な例に過ぎず、本発明は、その趣旨を逸脱することのない範囲で様々な形態で実施することができる。例えば、以上の実施形態では制御対象プラントが圧延設備であったが、これに限られるものでなく、様々なプラントに適用することができる。
第1の実施形態によるプラント制御システムの構成を示す図である。 プログラム格納装置の構成を示す図である。 使用実績管理装置の構成を示す図である。 課金料金算出用データの例を示す図である。 図1のプラント制御システムにおける課金処理の流れを示す図である。 第2の実施形態によるプラント制御システムの構成を示す図である。 図6のプラント制御システムにおける課金処理の流れを示す図である。 第3の実施形態によるプラント制御システムの構成を示す図である。 使用実績/課金管理装置の構成を示す図である。 図8のプラント制御システムにおける課金処理の流れを示す図である。
符号の説明
1 プラント制御システム
2 制御対象プラント
3 プラント現場側システム
4 課金側システム
21 プログラム格納装置
22 プログラム選択装置
23 制御装置
24 使用実績管理装置
27 基本機能用プログラム
28 付加機能用プログラム(課金対象プログラム)
34 制御精度評価部
41 課金料金算出部(使用実績課金算出手段)

Claims (1)

  1. コンピュータ制御により制御対象プラントの制御対象機器を制御機能が異なる複数の制御プログラムを使い分けつつ制御し
    制御機能に応じて使い分けられる異なる複数の前記制御プログラムとして、課金対象プログラム及び非課金対象プログラム使用の可能性に関係なく格納されたプログラム格納装置と、プログラム選択操作画面を表示する機能を有し表示された前記プログラム選択操作画面で指定される前記制御プログラムを選択するプログラム選択装置と、該プログラム選択装置で選択された前記制御プログラムと前記制御対象機器に設けられた計測装置により取得された制御用データとに基づいて前記制御対象機器を制御する制御装置とを備え、
    前記課金対象プログラムが選択されたか否かについて判定を行う課金対象プログラム選択判定部と、前記制御装置で実行される前記課金対象プログラムの実際の使用時間を計測して前記課金対象プログラムごとの使用時間データを作成する使用時間データ作成部と、前記課金対象プログラムによる制御について、その制御に期待される制御精度が実現した程度を該制御精度に係る前記制御用データに基づいて評価する制御精度評価部とを有する使用実績管理装置を設け
    前記制御精度評価部により評価された前記課金対象プログラムによる制御に期待される制御精度が実現した程度を、課金料金に反映させるようにされていることを特徴とするプラント制御システム。
JP2007085973A 2007-03-28 2007-03-28 プラント制御システム Expired - Fee Related JP5118373B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007085973A JP5118373B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 プラント制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007085973A JP5118373B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 プラント制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008243073A JP2008243073A (ja) 2008-10-09
JP5118373B2 true JP5118373B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=39914292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007085973A Expired - Fee Related JP5118373B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 プラント制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5118373B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10921786B2 (en) 2018-06-13 2021-02-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Information relay device, remote service system, information relay method, and non-transitory computer readable medium

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7037289B2 (ja) 2017-06-26 2022-03-16 三菱重工業株式会社 制御切替装置、プラント、制御切替方法およびプログラム
JP7206063B2 (ja) * 2018-07-09 2023-01-17 三菱重工業株式会社 プラント運転方法、制御装置及びプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01239613A (ja) * 1988-03-22 1989-09-25 Nec Corp 有償プログラム課金方式
JPH08211906A (ja) * 1995-01-31 1996-08-20 Toshiba Corp コントローラ装置
JP2000124940A (ja) * 1998-10-15 2000-04-28 Toshiba Corp 情報通信ネットワークシステムとその通信装置
JP3902902B2 (ja) * 2000-02-22 2007-04-11 横河電機株式会社 課金システム
JP2002073191A (ja) * 2000-08-24 2002-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 従量制プログラム使用許諾システム及びその方法
JP2003016167A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Nigatec:Kk 課金方法および課金システム
JP4350985B2 (ja) * 2003-07-04 2009-10-28 株式会社富士通エフサス 機器利用管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10921786B2 (en) 2018-06-13 2021-02-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Information relay device, remote service system, information relay method, and non-transitory computer readable medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008243073A (ja) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Blonigen et al. Dynamic pricing in the presence of antidumping policy: Theory and evidence
EP2506380B1 (en) Electrical charging/discharging control apparatus, electric-power management apparatus, electric-power management method and electric-power management system
CN107942886B (zh) 一种基于物联网的净水器用户端
JP2002269474A (ja) 電化製品賃貸システム
WO2005076177A1 (ja) 損益管理情報提示方法
JP4069272B2 (ja) メンテナンス費用管理装置、ユーザ装置、プログラム記録媒体、およびメンテナンス費用管理システム
WO2010061716A1 (ja) 標準作業時間計算装置、標準作業時間管理システム、標準作業時間計算方法、及び、そのプログラム
US20150032583A1 (en) Method and system for tracking project impacts, event impacts, and energy savings
JP5118373B2 (ja) プラント制御システム
KR100712050B1 (ko) 현금흐름의 분석에 의한 건설공사용 리스크 관리방법 및장치와 이를 이용하여 포트폴리오의 분석에 의한건설공사용 리스크 관리방법 및 장치
US6760686B2 (en) Device and method of calculating a residual value of an apparatus based on a history of use of the apparatus as well as an electrical apparatus including the device
CN111008724A (zh) 一种价格预测方法、装置、电子设备及可读存储介质
US20050228759A1 (en) Methods and systems for investment appraisal for manufacturing decisions
JP2005070959A (ja) 電力需要情報処理システム
KR100664515B1 (ko) 생산설비 및 기기의 대여정보처리방법, 필터링장치, 시뮬레이션 도구, 대여 대가의 청구방법
JP7161574B2 (ja) 太陽光発電システム
JP2016151991A (ja) 電力供給管理システムおよび電力供給管理方法
JP2006351003A (ja) 生産シミュレーション装置及び方法
JP6651173B1 (ja) 建築業向け与信判断材料提供システム
JP5855548B2 (ja) エネルギー管理システム
JP2002279147A (ja) 内製化判断支援装置、内製化判断支援方法および内製化判断支援プログラムを記録した機械読取可能な記録媒体および内製化判断支援プログラム
KR20190043213A (ko) 부동산 임대 가격 추정을 위한 임대 거래 사례 이상치 판정 시스템
CN116739530B (zh) 一种电网物资智能结算方法以及结算装置
JP3626691B2 (ja) 生産情報提供装置、生産情報提供方法、および、記録媒体
JP4137537B2 (ja) キャッシュフロー予測装置及びキャッシュフロー予測方法並びにキャッシュフロー予測プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5118373

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees