JP3902902B2 - 課金システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、製造業、運輸業等で広く用いられているコントローラや、これらのコントローラを統合したコントロールシステムの内部で使用されている制御プログラムについて、制御プログラムの使用者に対して課金を行う課金システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
従来におけるコントロールシステムの販売形態としては、例えば、次の形態があった。
(販売形態1)
ベンダーがコントロールシステムの構築用ツールと構築用部品のセットを売り切っていた。顧客はツールを用いて構築用部品を組み合わせてコントロールシステムを構築していた。
例えば、図5に示すように、顧客は購入した構築部品セットを組み合わせ、仕様を満たすエンジニアリング結果を得ていた。
【0004】
(販売形態2)
ベンダーが購入部品セットの販売だけでなく、システムのエンジニアリングまでも請け負っていた。すなわち、図5の作業をベンダーが請け負っていた。
【0005】
エンジニアリング作業においては、構築用部品を選択して組み合わせることによって、所定の制御を実行する制御プログラムが構築される。構築用部品はファンクションブロック等である。ファンクションブロックとしては、例えば、PID計器、演算器、AIブロック(アナログ信号入力ブロック)、AOブロック(アナログ信号出力ブロック)、シーケンスブロック等がある。ファンクションブロックは、例えばIEC61131の規格に準拠したものである。
【0006】
従来における販売形態では次の問題点があつた。
(a)ファンクションブロックの組み合わせかた、制御演算で用いる係数、変換式等には装置ベンダーやシステムベベンダーのノウハウが詰まっている。ところが、従来の販売形態では、制御プログラムに詰まったノウハウについてはベンダー側は明確な対価を受け取られなかった。
(b)制御プログラムに詰まったノウハウは異なるアプリケーションに対しても使い回しをできることがある。しかし、従来はこのようなノウハウを再利用するための基盤が確立されていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、階層化された制御プログラムであって、装置ベンダーやシステムベンダーのノウハウが詰まった制御プログラムを使用させ、各階層の制御プログラム毎に使用に応じてネットワーク上で課金を行うことによって、各階層の制御プログラムに含まれたノウハウについて正当な対価が得られるとともに、ノウハウの再利用と標準化を促進できる課金システムを実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は次のとおりの構成になった運転マニュアルの作成装置及び作成方法である。
【0009】
(1)階層化された制御プログラムであって、使用ライセンスを得た制御プログラムを実行する実行手段と、
各階層の制御プログラム毎に制御プログラムの実行状況を計測する計測手段と、
ネットワークを経由して前記計測手段から計測結果を取得し、この計測結果をもとに課金額を算出し、各階層の制御プログラム毎に課金情報をネットワーク経由でプログラム使用者のコンピュータに送る課金手段とを有し、
前記制御プログラムは、定周期に実行する制御プログラムで、
計測手段の計測結果をもとに、定周期で制御プログラムが実行されたかどうかを認識する認識手段を設け、
定周期で制御プログラムが実行されなかったことが認識されたときは、前記課金手段はライセンス付与者が払うペナルティ料金情報を使用者コンピュータに送ることを特徴とする課金システム。
【0010】
(2)階層化された制御プログラムであって、使用ライセンスを得た制御プログラムを実行する実行手段と、
各階層の制御プログラム毎に制御プログラムの実行状況を計測する計測手段と、
ネットワークを経由して前記計測手段から計測結果を取得し、この計測結果をもとに課金額を算出し、各階層の制御プログラム毎に課金情報をネットワーク経由でプログラム使用者のコンピュータに送る課金手段とを有し、
前記制御プログラムは、イベントをきっかけに実行する制御プログラムで、
計測手段の計測結果をもとに、イベントが発生したときに制御プログラムが起動されたかどうか、またはイベント発生から制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間よりも長いかどうかを認識する認識手段を設け、
イベントが発生しても制御プログラムが起動されなかったこと、またはイベント発生から制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間よりも長かったことが認識されたときは、前記課金手段はライセンス付与者が払うペナルティ料金情報を使用者コンピュータに送ることを特徴とする課金システム。
【0011】
(3)階層化された制御プログラムであって、プログラム使用のライセンス付与者のコンピュータとプログラム使用者のコンピュータをネットワーク上に接続し、
前記プログラム使用者のコンピュータは、
使用ライセンスを得た制御プログラムを格納する記憶手段と、
この記憶手段にある制御プログラムを実行する実行手段と、
各階層の制御プログラム毎に制御プログラムの実行状況を計測する計測手段とを有し、
前記ライセンス付与者のコンピュータは、
前記計測手段から計測結果を取得し、この計測結果をもとに課金額を算出し、各階層の制御プログラム毎に課金情報をプログラム使用者のコンピュータに送る課金手段と、
を有し、
前記制御プログラムは、定周期に実行する制御プログラムで、
計測手段の計測結果をもとに、定周期で制御プログラムが実行されたかどうかを認識する認識手段を設け、
定周期で制御プログラムが実行されなかったことが認識されたときは、前記課金手段はライセンス付与者が払うペナルティ料金情報を使用者コンピュータに送ることを特徴とする課金システム。
【0012】
(4)階層化された制御プログラムであって、プログラム使用のライセンス付与者のコンピュータとプログラム使用者のコンピュータをネットワーク上に接続し、
前記プログラム使用者のコンピュータは、
使用ライセンスを得た制御プログラムを格納する記憶手段と、
この記憶手段にある制御プログラムを実行する実行手段と、
各階層の制御プログラム毎に制御プログラムの実行状況を計測する計測手段とを有し、
前記ライセンス付与者のコンピュータは、
前記計測手段から計測結果を取得し、この計測結果をもとに課金額を算出し、各階層の制御プログラム毎に課金情報をプログラム使用者のコンピュータに送る課金手段と、
を有し、
前記制御プログラムは、イベントをきっかけに実行する制御プログラムで、
計測手段の計測結果をもとに、イベントが発生したときに制御プログラムが起動されたかどうか、またはイベント発生から制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間よりも長いかどうかを認識する認識手段を設け、
イベントが発生しても制御プログラムが起動されなかったこと、またはイベント発生から制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間よりも長かったことが認識されたときは、前記課金手段はライセンス付与者が払うペナルティ料金情報を使用者コンピュータに送ることを特徴とする課金システム。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。
図1で、ネットワーク10上には、制御プログラムの知的財産権を保有するもの(権利保有者とする)のコンピュータ20と、プログラム使用のライセンス付与者のコンピュータ30と、プログラム使用者のコンピュータ40が接続されている。
【0020】
権利保有者の知的財産権としては、例えば、制御プログラムに含まれたアルゴリズムについての特許権、制御プログラムの著作権等がある。
権利保有者はライセンス付与者を経由してプログラム使用者にプログラムの使用権を与える。
図1のシステムでは、ネットワークを経由して、ライセンス付与者は、制御プログラムの実行状況に応じてプログラム使用者に対して課金を行う。ライセンス付与者は権利保有者に対して課金により集まった金を配布する。図1で破線の矢印は金の流れで、実線の矢印は情報の流れである。
【0021】
プログラム使用者のコンピュータ40は、コントロール装置41を有する。
コントロール装置41で、記憶手段401は使用許可を得た制御プログラムを格納する。実行手段402は記憶手段401にある制御プログラムを実行する。
計測手段403は制御プログラムの実行状況を計測する。
計測結果保持手段404は計測手段403の計測結果を保持する。
入出力手段405はコントロール装置41への入出力を経由する。
使用者経理手段42は、ライセンス付与者のコンピュータ30から来た課金情報に応じて経理手続を電子的に行う。
【0022】
ライセンス付与者のコンピュータ30で、課金手段31は計測結果保持手段404に対して計測結果を問い合わせ、問い合わせにより得た計測結果をもとにプログラムの使用に伴う課金額を算出し、課金情報を使用者経理手段12に送る。この処理によりプログラム使用料の請求が行われる。これに応じて使用者経理手段42は経理処理を行う。
【0023】
使用許可を付与する制御プログラムとしては、例えば、定周期に実行する制御プログラム、プログラム実行エンジンの最高動作速度で繰り返し実行する制御プログラム、イベントをきっかけに実行する制御プログラム等がある。いずれかのプログラムを組み合わせた制御プログラムであってもよい。
【0024】
図2は定周期に実行する制御プログラムの実行手順を示したタイムチャートである。
図2に示すように、入力処理、制御プログラム実行、出力処理を順次に行うことにより、1回の実行を完了する。所定の空き時間後に同様な処理を繰り返す。
【0025】
なお、基本アルゴリズムを組み合わせたマクロアルゴリズムを実行する制御プログラムがあり、このマクロアルゴリズム同士またはマクロアルゴリズムと基本アルゴリズムを組み合わせた上位マクロアルゴリズムを実行する制御プログラムがあるというように、制御プログラムを階層化してもよい。
【0026】
図3は階層化構造をとった制御プログラムの一例を示した図である。
図3で、基本アルゴリズム501〜513を組み合わせてマクロアルゴリズム60の制御プログラムを構築し、さらにマクロアルゴリズム60,61や基本アルゴリズムを組み合わせて上位マクロアルゴリズム70の制御プログラムを構築している。
アルゴリズム単位に識別情報が付けられている。例えば、マクロアルゴリズム60,上位マクロアルゴリズム70,基本アルゴリズム508に、「A11」,「A1」,「F11」の識別子を付けている。計測手段403は、識別情報をもとにアルゴリズム毎に実行回数と実行時間を計測し、計測結果をテーブルに記述する。テーブルはアルゴリズム単位に付けた識別情報IDと実行回数、実行時間を対応させている。図の例では、マクロアルゴリズム60,上位マクロアルゴリズム70,基本アルゴリズム508の実行回数と実行時間がテーブル80,81,82にそれぞれ記述される。
このようにして計測手段403はアルゴリズム毎に制御プログラムの実行回数と実行時間を計測し、課金手段21は階層毎に課金額を算出する。
【0027】
図4は制御プログラムの実行回数の計測のしかたを示した説明図である。
図4で、アルゴリズムAの制御プログラムが実行されると計測手段403はアルゴリズムAの実行回数をカウントアップする。カウントアップ後の実行回数がテーブル82に記述される。アルゴリズムBについても同様な処理が行われる。
【0028】
ここで、制御プログラムの実行状況の計測のしかたについて説明する。
(1)指定した制御プログラムの動作を計測する。
(a)制御プログラムが、定周期に実行する制御プログラムである場合、次の計測を行う。
(i)何回制御プログラムを実行したかを計測する。
(ii)どれだけの時間だけ制御プログラムを実行したかを計測する。
この制御プログラムは、例えばPID演算等を行う場合に実行する。
【0029】
(b)制御プログラムが、プログラム実行エンジンの最高動作速度で繰り返し実行する制御プログラムである場合、次の計測を行う。
(i)何回制御プログラムを実行したかを計測する。
(ii)条件が成立したときにのみ実行する部分を何回実行したかを計測する。
(iii)条件が成立したときにのみ実行する部分をどれだけの時間だけ実行したかを計測する。
【0030】
(c)制御プログラムが、コントローラの内部や外部のイベントをきっかけに実行する制御プログラムである場合、次の計測を行う。
(i)何回制御プログラムを実行したかを計測する。
(ii)どれだけの時間だけ制御プログラムを実行したかを計測する。
この制御プログラムは、例えば、特定の入力条件に起因した処理、入力異常、出力異常、通信異常等に起因したアラーム処理を行うときに実行する。
【0031】
(2)指定した制御プログラムが動作しなかったことを計測する。
(a)制御プログラムが、定周期に実行する制御プログラムである場合、次の計測を行う。
計測手段403の他に、ネットワーク10上に他の計測手段を接続しておく。他の計測手段はネットワーク10をモニタリングする。コントロール装置41は定周期で制御プログラムの実行が完了する度に終了通知をネットワーク10上に送出する。他の計測手段は終了通知が定周期を過ぎてもネットワーク上に送出されていないことをもとに定周期で制御プログラムが実行されなかったことを認識する。請求範囲でいう認識手段は他の計測手段に相当する。
なお、計測手段403の計測結果から定周期で制御プログラムが実行されているかどうかを認識してもよい。
課金手段31は、定周期で制御プログラムが実行されなかったときは、ペナルティ料金を使用者に支払うことを通知する。課金手段31はペナルティ料金情報をプログラム使用者のコンピュータ40へ送る。
【0032】
(b)制御プログラムが、イベントをきっかけに実行する制御プログラムである場合、次の計測を行う。
この場合も、ネットワーク上に他の計測手段を接続しておく。他の計測手段はネットワークをモニタリングする。ネットワーク上にイベント情報が発生すると、他の計測手段は当該イベントに対応した制御プログラムが実行されたかどうかを認識したり、イベントが発生してから制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間内であるかどうか等を認識する。請求範囲でいう認識手段は他の計測手段に相当する。
課金手段31は、イベントが発生しても制御プログラムが起動されなかったこと、または応答時間が規定時間よりも長かったときは、ペナルティ料金を使用者に支払うことを通知する。課金手段31はペナルティ料金情報をプログラム使用者のコンピュータ40へ送る。
【0033】
制御アルゴリズムは認定期間に提出され、その有用性と他の制御プログラムとの親和性が確認されて格付けされる。格付けは、実使用での障害の量や程度、実使用での使用量等によって変動する。プログラム使用者は格付け情報をもとに制御プログラムを選定する。
【0034】
本発明の他の実施例を説明する。
ライセンス付与者のコンピュータは、ライセンスを付与してもよい制御プログラムを格納する記憶手段と、使用者の要求に応じて制御プログラムをネットワーク経由でプログラム使用者のコンピュータにダウンロードするダウンロード手段とを設けてもよい。
【0035】
制御プログラムのうち、試用版等のように有効期間を特定するものは、制御プログラムの認識情報に有効期間が示される。実行時間や実行回数等が契約の規定に適合している場合は、制御プログラムを起動できる。また、有効期間を過ぎ、制御プログラムが動作しなくなると爆発する等の危険な状況になる場合がある。
時刻を計測する計時手段と、この計時手段の時刻を参照し有効期間を過ぎてからプログラムを実行した回数と時間の少なくとも一方を計測する計測手段とを設ける。
計測手段403は有効期間を過ぎてからプログラムを実行した回数と時間の少なくとも一方を計測し、課金手段31は有効期間を過ぎてからのプログラムの実行に対して超過料金の課金情報をプログラム使用者のコンピュータに送る。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば次の効果が得られる。
【0037】
請求項1乃至請求項4の発明では、階層化された制御プログラムであって、装置ベンダーのノウハウが詰まった制御プログラムを使用させ、各階層の制御プログラム毎に使用に応じてネットワーク上で課金を行っている。これによって、各階層の制御プログラムに含まれたノウハウについて対価を受けることができる。また、あるシステム向けに作成した制御プログラムを他のシステムにも使い回すことができ、制御プログラムに含まれたノウハウの再利用と標準化を促進できる。制御プログラムは階層毎に作成者が異なる場合でも、それぞれの作成者毎に対価を受けることができる。
さらに、制御プログラムがライセンスで取り決められたとおりに実行されない場合に、プログラム使用者が受けた損害を賠償できる。
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】 制御プログラムの実行手順を示したタイムチャートである。
【図3】 階層化構造をとった制御プログラムの一例を示した図である。
【図4】 制御プログラムの実行回数の計測のしかたを示した説明図である。
【図5】 従来におけるコントロールシステムの販売形態の説明図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク
30 ライセンス付与者のコンピュータ
31 課金手段
40 使用者のコンピュータ
41 コントロール装置
401 記憶手段
402 実行手段
403 計測手段
Claims (4)
- 階層化された制御プログラムであって、使用ライセンスを得た制御プログラムを実行する実行手段と、
各階層の制御プログラム毎に制御プログラムの実行状況を計測する計測手段と、
ネットワークを経由して前記計測手段から計測結果を取得し、この計測結果をもとに課金額を算出し、各階層の制御プログラム毎に課金情報をネットワーク経由でプログラム使用者のコンピュータに送る課金手段とを有し、
前記制御プログラムは、定周期に実行する制御プログラムで、
計測手段の計測結果をもとに、定周期で制御プログラムが実行されたかどうかを認識する認識手段を設け、
定周期で制御プログラムが実行されなかったことが認識されたときは、前記課金手段はライセンス付与者が払うペナルティ料金情報を使用者コンピュータに送ることを特徴とする課金システム。 - 階層化された制御プログラムであって、使用ライセンスを得た制御プログラムを実行する実行手段と、
各階層の制御プログラム毎に制御プログラムの実行状況を計測する計測手段と、
ネットワークを経由して前記計測手段から計測結果を取得し、この計測結果をもとに課金額を算出し、各階層の制御プログラム毎に課金情報をネットワーク経由でプログラム使用者のコンピュータに送る課金手段とを有し、
前記制御プログラムは、イベントをきっかけに実行する制御プログラムで、
計測手段の計測結果をもとに、イベントが発生したときに制御プログラムが起動されたかどうか、またはイベント発生から制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間よりも長いかどうかを認識する認識手段を設け、
イベントが発生しても制御プログラムが起動されなかったこと、またはイベント発生から制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間よりも長かったことが認識されたときは、前記課金手段はライセンス付与者が払うペナルティ料金情報を使用者コンピュータに送ることを特徴とする課金システム。 - 階層化された制御プログラムであって、プログラム使用のライセンス付与者のコンピュータとプログラム使用者のコンピュータをネットワーク上に接続し、
前記プログラム使用者のコンピュータは、
使用ライセンスを得た制御プログラムを格納する記憶手段と、
この記憶手段にある制御プログラムを実行する実行手段と、
各階層の制御プログラム毎に制御プログラムの実行状況を計測する計測手段とを有し、
前記ライセンス付与者のコンピュータは、
前記計測手段から計測結果を取得し、この計測結果をもとに課金額を算出し、各階層の制御プログラム毎に課金情報をプログラム使用者のコンピュータに送る課金手段と、
を有し、
前記制御プログラムは、定周期に実行する制御プログラムで、
計測手段の計測結果をもとに、定周期で制御プログラムが実行されたかどうかを認識する認識手段を設け、
定周期で制御プログラムが実行されなかったことが認識されたときは、前記課金手段はライセンス付与者が払うペナルティ料金情報を使用者コンピュータに送ることを特徴とする課金システム。 - 階層化された制御プログラムであって、プログラム使用のライセンス付与者のコンピュ ータとプログラム使用者のコンピュータをネットワーク上に接続し、
前記プログラム使用者のコンピュータは、
使用ライセンスを得た制御プログラムを格納する記憶手段と、
この記憶手段にある制御プログラムを実行する実行手段と、
各階層の制御プログラム毎に制御プログラムの実行状況を計測する計測手段とを有し、
前記ライセンス付与者のコンピュータは、
前記計測手段から計測結果を取得し、この計測結果をもとに課金額を算出し、各階層の制御プログラム毎に課金情報をプログラム使用者のコンピュータに送る課金手段と、
を有し、
前記制御プログラムは、イベントをきっかけに実行する制御プログラムで、
計測手段の計測結果をもとに、イベントが発生したときに制御プログラムが起動されたかどうか、またはイベント発生から制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間よりも長いかどうかを認識する認識手段を設け、
イベントが発生しても制御プログラムが起動されなかったこと、またはイベント発生から制御プログラムが起動されるまでの応答時間が規定時間よりも長かったことが認識されたときは、前記課金手段はライセンス付与者が払うペナルティ料金情報を使用者コンピュータに送ることを特徴とする課金システム。
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JP2000044385A JP3902902B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 課金システム |
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