JP5116739B2 - 空気調和機及び空気調和機のリモートコントローラ - Google Patents

空気調和機及び空気調和機のリモートコントローラ Download PDF

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Description

この発明は、例えば、使用冷媒による地球温暖化に与える影響度を示す地球温暖化影響度を表示する手段を備える空気調和機に関する。
空気調和機では、冷媒としてフロン冷媒が使用される場合がある。フロン冷媒は、温室効果ガスであり、地球温暖化の一因となる。そのため、フロン冷媒を徹底して回収し、大気中への放出を抑制することが求められている。
温室効果ガスを使用していることへの認知を促してフロン冷媒の回収の啓発を強化するため、使用するフロン冷媒の地球温暖化に与える影響度を示す地球温暖化影響度を空気調和機に表示するよう求められている。一般的な地球温暖化影響度の表示方法としては、冷媒の種類、量を空気調和機本体の外郭に貼り付けたラベルで表示する方法がある。
なお、地球温暖化影響度とは、フロン冷媒のCO換算量を示すものである。
特開2007−163103号公報
しかし、空気調和機本体の外郭にラベルを貼り付けて表示した場合、ラベルの剥がれや汚れ等により判読不能に陥る可能性がある。また、ユーザは、空気調和機本体に貼り付けられたラベルを確認しない可能性もある。したがって、空気調和機で使用している冷媒が、地球温暖化の一因となるフロン冷媒であり、空気調和機の廃棄時には回収する必要があることをユーザに認識されていない可能性がある。
この発明は、例えば、空気調和機の使用冷媒の地球温暖化影響度を簡便かつ確実にユーザに認識させることを目的とする。
この発明に係る空気調和機は、例えば、
冷媒としてフロン冷媒を使用する空気調和機本体と、前記空気調和機本体を遠隔制御するリモートコントローラとを備えた空気調和機であり、
前記リモートコントローラは、
前記空気調和機本体に封入された前記フロン冷媒の種類に応じて決定される地球温暖化係数と、封入された前記フロン冷媒の量とから計算される地球温暖化影響度を表示する表示部
を備えることを特徴とする。
この発明に係る空気調和機では、リモートコントローラに地球温暖化影響度を表示するため、使用冷媒の地球温暖化影響度を簡便かつ確実にユーザに認識させることができる。
実施の形態1に係る空気調和機100の構成図。 空気調和機本体10の冷媒回路図。 冷媒の種類と地球温暖化係数(GWP)との関係を示す図。 実施の形態1に係る空気調和機100の機能構成を示す図。 地球温暖化影響度の表示方法の説明図。 実施の形態2に係る空気調和機100の機能構成を示す図。 実施の形態3に係る空気調和機100の機能構成を示す図。 実施の形態4に係る空気調和機100の機能構成を示す図。
以下、図に基づき空気調和機100について説明する。
なお、以下の説明において、空気調和機100は冷媒として、R410等のフロン冷媒を使用するものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和機100の構成図である。
図2は、空気調和機本体10の冷媒回路図である。
図1に示すように、空気調和機100は、室外機1と室内機2とを有する空気調和機本体10とリモートコントローラ20とを備える。
図2に示すように、空気調和機本体10は、圧縮機3と、四方弁4と、第1熱交換器5と、膨張機構6と、第2熱交換器7とを備え、これらを冷媒配管により順次接続して冷凍サイクルを構成する。なお、室外機1は、圧縮機3と、四方弁4と、第1熱交換器5と、膨張機構6とを備え、室内機2は、第2熱交換器7を備える。
冷房運転時には、四方弁4が図2における実線のように接続され、冷媒が圧縮機3、四方弁4、第1熱交換器5、膨張機構6、第2熱交換器7の順に流れる。この場合、第1熱交換器5が放熱器(凝縮器)、第2熱交換器7が蒸発器として働く。
一方、暖房時には、四方弁4が図2における破線のように接続され、冷媒が圧縮機3、四方弁4、第2熱交換器7、膨張機構6、第1熱交換器5の順に流れる。この場合、第2熱交換器7が放熱器(凝縮器)、第1熱交換器5が蒸発器として働く。
図1に示すように、リモートコントローラ20は、表示部21と、入力部22とを備え、空気調和機本体10を遠隔制御する。
表示部21は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、空気調和機本体10の運転状態を表示する。表示部21は、例えば、運転中であるか否か、冷房運転であるか暖房運転であるか、設定温度、設定風量、風向き等の運転状態についての情報を表示する。
入力部22は、例えば、複数のボタンから構成され、空気調和機本体10の制御情報を入力する。例えば、入力部22は、運転開始や運転停止の指示や、冷房運転や暖房運転の切り替えや、設定温度、設定風量、風向き等の制御情報を入力する。
ここで、上述したように、空気調和機100は冷媒としてフロン冷媒を使用する。つまり、空気調和機本体10が構成する冷凍サイクルを循環する冷媒はフロン冷媒である。そこで、リモートコントローラ20の表示部21は、さらに、空気調和機本体10が構成する冷凍サイクルを循環する冷媒、すなわち空気調和機本体10に封入された冷媒の地球温暖化影響度を表示する。これにより、空気調和機100で使用されている冷媒がフロン冷媒であり、空気調和機100を廃棄する際には、空気調和機100に封入された冷媒を回収する必要があることをユーザに認識させる。
図3は、冷媒の種類と地球温暖化係数(GWP)との関係を示す図である。なお、図3に示す冷媒の種類と地球温暖化係数との関係は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の評価報告書によるものである。また、図3における第2次は1995年、第3次は2001年、第4次は2007年にそれぞれ発行されたものである。
冷媒の種類に応じて地球温暖化係数が決まっている。地球温暖化係数とは、COを基準に、その気体の大気中における濃度あたりの温室効果の100年間の強さを比較して表したものである。そして、地球温暖化係数と冷媒量との積が、地球温暖化影響度となる。例えば、冷媒種類がR410A,封入量が1kgの場合のCO換算量、つまり地球温暖化影響度は、第4次の地球温暖化係数を用いると、「地球温暖化影響度(kg)=1(kg)×2090=2090(kg)」と算出される。すなわち、1kgの冷媒R410Aは,COに換算して約2トン分の温室効果を持つことになる。
空気調和機100の機能について詳しく説明する。
図4は、実施の形態1に係る空気調和機100の機能構成を示す図である。
空気調和機本体10は、記憶部11、影響度計算部12、通信部13を備える。なお、通信部13は送信部14、受信部15を備える。
リモートコントローラ20は、表示部21、入力部22、通信部23を備える。なお、通信部23は、受信部24、送信部25を備える。
空気調和機本体10について説明する。
記憶部11は、例えば、RAM(Random Access Memory)であり、予め封入された冷媒の種類に対応した地球温暖化係数と、封入された冷媒の量とを記憶する。つまり、空気調和機100の工場出荷時には、記憶部11は地球温暖化係数と冷媒の量とを記憶している。
影響度計算部12は、CPU等の処理装置により、記憶部11が記憶した地球温暖化係数と冷媒の量とから地球温暖化影響度を計算する。
通信部13は、リモートコントローラ20と通信を行う通信装置である。送信部14は影響度計算部12が計算した地球温暖化影響度を示す情報等をリモートコントローラ20へ送信し、受信部15は後述するリモートコントローラ20の送信部25が送信した制御情報等を受信する。
リモートコントローラ20について説明する。
通信部23は、空気調和機本体10と通信を行う通信装置である。受信部24は空気調和機本体10の送信部14が送信した地球温暖化影響度を示す情報等を受信し、送信部25は入力部22が入力した制御情報等を空気調和機本体10へ送信する。
表示部21は、上述したように、空気調和機本体10の運転状態を表示するとともに、空気調和機本体10に封入された冷媒の地球温暖化影響度を表示する。特に、表示部21は、受信部24が空気調和機本体10から受信した地球温暖化影響度を示す情報に基づき、地球温暖化影響度を表示する。
入力部22は、上述したように、空気調和機本体10の制御情報を入力する。
図5は、地球温暖化影響度の表示方法の説明図である。
図5では、空気調和機100が運転を開始した場合に、地球温暖化影響度を所定の時間表示する例を示す。
運転開始前、すなわち停止中は、表示部21は無表示である。あるいは、停止中であることを表示してもよい。
ユーザがリモートコントローラ20の入力部22を操作して、運転開始の指示を入力する。すると、入力部22から入力された運転開始の制御情報を送信部25が空気調和機本体10へ送信する。空気調和機本体10の受信部15が運転開始の制御情報を受信すると、空気調和機本体10が運転を開始する。すると、影響度計算部12は地球温暖化影響度を計算し、送信部14は影響度計算部12が計算した地球温暖化影響度を示す情報をリモートコントローラ20へ送信し、リモートコントローラ20の受信部24は地球温暖化影響度を示す情報を受信する。そして、表示部21は、受信部24が受信した地球温暖化影響度を所定の時間表示する。ここでは、表示部21は、地球温暖化影響度を「△tonのCOに相当する冷媒を使用」とのメッセージとして表示している。
そして、地球温暖化影響度を所定の時間表示した後、表示部21は、表示内容を空気調和機本体10の運転状態を示す情報に変更する。
なお、図5では、運転開始時に、所定の時間、地球温暖化影響度を表示する例を説明した。しかし、例えば、運転停止時、すなわち入力部22が運転停止の制御情報を入力した場合に、表示部21は、所定の時間、地球温暖化影響度を表示し、地球温暖化影響度を所定の時間表示した後、表示内容を運転が停止中であることを示す情報に変更してもよい。
また、運転の開始や停止に限らず、入力部22が何らかの制御情報を入力した場合に、所定の時間、地球温暖化影響度を表示し、地球温暖化影響度を所定の時間表示した後、表示内容を変更してもよい。
また、図5では、表示部21の全面に地球温暖化影響度を表示したが、例えば、表示部21の表示面積の2/3、半分、1/3程度の範囲に地球温暖化影響度を表示してもよい。いずれにせよ、表示部21に大きく地球温暖化影響度を表示することで、地球温暖化影響度を強くユーザに認識させることができる。
また、表示部21は、運転中常に、運転状態を示す情報とともに地球温暖化影響度を表示してもよい。同様に、表示部21は、運転停止中常に、地球温暖化影響度を表示してもよい。
また、表示部21は、地球温暖化影響度を分かりやすく表示するためメータ表示や絵文字やアニメーションを用いてもよい。
また、リモートコントローラ20あるいは空気調和機本体10は、表示部21の表示と合わせて音声等を出力する音声出力部を備えてもよい。
以上のように、実施の形態1に係る空気調和機100では、リモートコントローラ20が備える表示部21が地球温暖化影響度を表示する。リモートコントローラ20は、ユーザが直接手で触れて操作するものであり、ユーザは運転状態の確認をする際にリモートコントローラ20の表示部21を必ず見る。そのため、リモートコントローラ20が備える表示部21が地球温暖化影響度を表示した場合には、空気調和機本体10にラベルを貼り付けて地球温暖化影響度を表示した場合に比べ、確実に地球温暖化影響度についてユーザに認識させることができる。
特に、運転開始の制御情報を入力した場合には、運転状態が所望の運転状態であるか否かを確認するため、概ねの場合ユーザはリモートコントローラ20の表示部21を確認する。したがって、運転開始の制御情報を入力した場合に、所定の時間、地球温暖化影響度を表示することで、確実に地球温暖化影響度についてユーザに認識させることができる。
したがって、実施の形態1に係る空気調和機100によれば、空気調和機100が使用する冷媒がフロン冷媒であり、空気調和機100を廃棄する場合には冷媒を回収する必要があることをユーザに簡便かつ確実に認識させることができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る空気調和機100の機能構成を示す図である。
図4に示す空気調和機100では、空気調和機本体10が影響度計算部12を備え、空気調和機本体10で地球温暖化影響度が計算された。しかし、図6に示す空気調和機100では、リモートコントローラ20が影響度計算部26を備え、リモートコントローラ20で地球温暖化影響度が計算される点が図4に示す空気調和機100とは異なる。
具体的には、図6に示す空気調和機100において、空気調和機本体10の送信部14は、記憶部11が記憶した地球温暖化係数と冷媒の量とをリモートコントローラ20へ送信する。
リモートコントローラ20の受信部24は、空気調和機本体10の送信部14が送信した地球温暖化係数と冷媒の量とを受信する。リモートコントローラ20の影響度計算部26は、CPU等の処理装置により、受信部24が受信した地球温暖化係数と冷媒の量とから地球温暖化影響度を計算する。そして、表示部21は、影響度計算部26が計算した地球温暖化影響度を表示する。
実施の形態2に係る空気調和機100でも、実施の形態1に係る空気調和機100と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係る空気調和機100の機能構成を示す図である。
図7に示す空気調和機100では、空気調和機本体10がさらに冷媒量計算部16を備える点が図4に示す空気調和機100とは異なる。
冷媒量計算部16は、CPU等の処理装置により、空気調和機本体10に封入された冷媒の量を計算する。空気調和機本体10に封入された冷媒の量を計算する方法については、どのような方法であってもよく、例えば、特許文献1等に記載された方法でよい。記憶部11は、冷媒量計算部16が計算した冷媒の量により、記憶している冷媒の量を更新する。そして、影響度計算部12は、記憶部11が記憶した地球温暖化係数と、更新された冷媒の量とから地球温暖化影響度を計算する。
そして、送信部14は、影響度計算部12が計算した地球温暖化影響度をリモートコントローラ20へ送信して、リモートコントローラ20の表示部21に表示させる。
空気調和機100を設置する場合に、室外機1と室内機2とを接続する配管の長さが長い場合等には、冷媒を追加封入する場合がある。このような場合には、工場出荷時に記憶部11が記憶した冷媒の量と、実際に封入されている冷媒の量とに不一致が生じる。その結果、上記実施の形態に係る空気調和機100では、表示する地球温暖化影響度と、実際に封入されている冷媒の地球温暖化影響度とにずれが生じる。
しかし、実施の形態3に係る空気調和機100では、冷媒量計算部16が封入された冷媒の量を計算し、計算した冷媒の量に基づき地球温暖化影響度を計算するため、表示する地球温暖化影響度にずれは生じない。
なお、図7では、図4と同様に、空気調和機本体10で地球温暖化影響度を計算する構成とした。しかし、図6と同様に、リモートコントローラ20で地球温暖化影響度を計算する構成としてもよい。つまり、送信部14は、記憶部11が記憶した地球温暖化係数と、冷媒量計算部16が計算した冷媒の量とをリモートコントローラ20へ送信して、リモートコントローラ20では、送信された地球温暖化係数と冷媒の量とから地球温暖化影響度を計算するとしてもよい。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4に係る空気調和機100の機能構成を示す図である。
図8に示す空気調和機100では、リモートコントローラ20の入力部22が制御情報入力部27、係数入力部28を備える点が図4に示す空気調和機100とは異なる。
制御情報入力部27は、実施の形態1で入力部22が入力すると説明した制御情報を入力する。係数入力部28は、冷媒の種類に応じて決まっている地球温暖化係数を入力する。
送信部25は、係数入力部28が入力した地球温暖化係数を空気調和機本体10へ送信し、受信部15は送信された地球温暖化係数を受信する。記憶部11は、受信した地球温暖化係数より、記憶している冷媒の量を更新する。そして、影響度計算部12は、記憶部11が記憶した地球温暖化係数と、更新された冷媒の量とから地球温暖化影響度を計算する。
そして、送信部14は、影響度計算部12が計算した地球温暖化影響度をリモートコントローラ20へ送信して、リモートコントローラ20の表示部21に表示させる。
なお、制御情報入力部27と係数入力部28とは、別々のボタン等により構成されていてもよいし、共通のボタン等により構成されていてもよい。制御情報入力部27と係数入力部28とが共通のボタンにより構成されている場合には、操作の仕方により制御情報の入力と地球温暖化係数の入力とが切り替わるものとすればよい。
地球温暖化係数は理論的に定まるものではなく、所定の組織、機関等により決定された値である。そして、一旦決定された地球温暖化係数であっても、変更される場合もある。例えば、図3に示すように、IPCCでは、1995年、2001年、2007年に地球温暖化係数を変更している。地球温暖化係数が変更された場合には、工場出荷時に記憶部11が記憶した地球温暖化係数と、実際に用いられる地球温暖化係数とに不一致が生じる。その結果、上記実施の形態に係る空気調和機100では、表示する地球温暖化影響度と、実際の地球温暖化影響度とにずれが生じる。
しかし、実施の形態4に係る空気調和機100では、係数入力部28が変更された地球温暖化係数を入力可能であり、入力した地球温暖化係数に基づき地球温暖化影響度を計算するため、表示する地球温暖化影響度にずれは生じない。
なお、図8では、図4と同様に、空気調和機本体10で地球温暖化影響度を計算する構成とした。しかし、図6と同様に、リモートコントローラ20で地球温暖化影響度を計算する構成としてもよい。
また、以上の実施の形態では、空気調和機本体10が備える記憶部11が地球温暖化係数や冷媒の量を記憶するとしたが、リモートコントローラ20がRAM等の記憶部を備え、その記憶部が地球温暖化係数や冷媒の量を記憶する構成としてもよい。
以上をまとめると次のようになる。
空気調和機100は、圧縮機、四方弁、蒸発器、凝縮器、膨張機を順次配管接続して冷凍サイクルを構成し、冷凍サイクルを循環する冷媒にフロンを用いた空気調和機であり、空気調和機の運転を制御するリモートコントローラを備え、封入されている冷媒の種類、量、地球温暖化係数が工場出荷時に予め制御部のメモリに記憶させたり、サイクルの温度等を検知して冷媒量を自動判定する運転を実施する空気調和機において、運転中に冷媒データを通信して、リモートコントローラの表示部に使用冷媒の地球温暖化影響度(CO換算量)を表示することを特徴とする。
また、空気調和機100の運転または停止時に、リモートコントローラを操作することで、リモートコントローラの表示部に冷媒の地球温暖化影響度を常時または一定時間表示することを特徴とする。
また、冷媒の地球温暖化係数が更新されたとき、地球温暖化係数を設定変更できることを特徴とする。
また、冷媒封入量、地球温暖化係数は別々にリモートコントローラに通信してリモートコントローラ側で積算して地球温暖化影響度に換算することを特徴とする。
また、冷媒封入量を室外機側で地球温暖化影響度に換算してリモートコントローラに通信することを特徴とする。
空気調和機100は、ユーザがリモートコントローラを操作する際に、画面上に地球温暖化影響度(CO換算量)を表示させるように構成したので、ユーザがリモートコントローラで簡単に地球温暖化影響度を認識することができる。そのため、冷媒漏れの定期点検促進や、サービス/廃棄時の冷媒の確実な回収につなげ、冷媒の大気放出による地球温暖化の防止に寄与するという効果を有する。
また、この発明の空気調和機は、冷媒の地球温暖化影響度の表示手段をリモートコントローラの表示部としたため、空気調和機本体の意匠性を損なわないという効果を有する。さらに、ラベル貼り付けによるコスト増加を防ぐことができる。
1 室外機、2 室内機、3 圧縮機、4 四方弁、5 第1熱交換器、6 膨張機構、7 第2熱交換器、10 空気調和機本体、11 記憶部、12 影響度計算部、13 通信部、14 送信部、15 受信部、16 冷媒量計算部、20 リモートコントローラ、21 表示部、22 入力部、23 通信部、24 受信部、25 送信部、26 影響度計算部、27 制御情報入力部、28 係数入力部、100 空気調和機。

Claims (7)

  1. 冷媒としてフロン冷媒を使用する空気調和機本体と、前記空気調和機本体を遠隔制御するリモートコントローラとを備えた空気調和機であり、
    前記リモートコントローラは、
    前記空気調和機本体の制御情報を入力する制御情報入力部と、
    前記制御情報入力部から運転開始の指示が入力された場合に、前記空気調和機本体に封入された前記フロン冷媒の種類に応じて決定される地球温暖化係数と、封入された前記フロン冷媒の量とから計算される地球温暖化影響度を表示し、前記地球温暖化影響度を所定の時間表示した後、前記空気調和機本体の運転状態を示す情報を表示する表示部
    を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記空気調和機本体は、
    封入された前記フロン冷媒についての前記地球温暖化係数と封入された前記フロン冷媒の量とを予め記憶した記憶部を備え、
    前記表示部は、前記記憶部が記憶した前記フロン冷媒についての地球温暖化係数と量とから計算された前記地球温暖化影響度を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記空気調和機本体は、
    封入された前記フロン冷媒についての前記地球温暖化係数を予め記憶した記憶部と、
    封入された前記フロン冷媒の量を所定の方法により計算する冷媒量計算部とを備え、
    前記表示部は、前記記憶部が記憶した前記地球温暖化係数と、前記冷媒量計算部が計算した前記フロン冷媒の量とから計算された前記地球温暖化影響度を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記リモートコントローラは、
    前記記憶部が記憶した前記地球温暖化係数を入力する係数入力部を備え、
    前記記憶部は、前記係数入力部が入力した前記地球温暖化係数により、記憶している前記地球温暖化係数を更新する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の空気調和機。
  5. 前記空気調和機本体は、
    封入された前記フロン冷媒についての前記地球温暖化係数と封入された前記フロン冷媒の量とを前記リモートコントローラへ送信する送信部を備え、
    前記リモートコントローラは、
    前記送信部が送信した前記地球温暖化係数と前記フロン冷媒の量とを受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記地球温暖化係数と前記フロン冷媒の量とから前記地球温暖化影響度を計算する影響度計算部とを備え、
    前記表示部は、前記影響度計算部が計算した前記地球温暖化影響度を表示する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の空気調和機。
  6. 前記空気調和機本体は、
    封入された前記フロン冷媒についての前記地球温暖化係数と封入された前記フロン冷媒の量とから前記地球温暖化影響度を計算する影響度計算部と、
    前記影響度計算部が計算した前記地球温暖化影響度を前記リモートコントローラへ送信する送信部とを備え、
    前記リモートコントローラは、
    前記送信部が送信した前記地球温暖化影響度を受信する受信部を備え、
    前記表示部は、前記受信部が受信した前記地球温暖化影響度を表示する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の空気調和機。
  7. フロン冷媒を使用する空気調和機のリモートコントローラであり、
    前記空気調和機の本体の制御情報を入力する制御情報入力部と、
    前記制御情報入力部から運転開始の指示が入力された場合に、前記空気調和機の本体に封入された前記フロン冷媒の種類に応じて決定される地球温暖化係数と、封入された前記フロン冷媒の量とから計算される地球温暖化影響度を表示し、前記地球温暖化影響度を所定の時間表示した後、前記空気調和機本体の運転状態を示す情報を表示する表示部
    を備えることを特徴とする空気調和機のリモートコントローラ。
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