JP5790738B2 - 空気調和システム - Google Patents
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Description
本発明は、空気調和システムに関し、特に複数の空気調和機の一部を順次休止させるローテーション運転を行う空気調和システムに係るものである。
室内等の空調を行う空気調和システムとして、ローテーション運転を行うものが知られている。
例えば特許文献1に開示されている空気調和システムは、3台の空気調和機と、これらの空気調和機を制御するための集中コントローラとを備えている。空気調和システムでは、複数の空気調和機の一部を順次休止させるローテーション運転が実行される。具体的には、空気調和システムでは、例えば第1の空気調和機を休止状態とし、残りの空気調和機を運転する動作と、第2の空気調和機を休止状態とし、残りの空気調和機を運転する動作と、第3の空気調和機を休止状態とし、残りの空気調和機を運転する動作とが順に繰り返し行われる。この結果、全ての空気調和機を連続して運転する場合と比較して、各空気調和機の積算運転時間が短くなり、各空気調和機の高寿命化が図られる。
上述のように、ローテーション運転では、一部の空気調和機が順次休止される。このため、室内に位置する各室内機では、間欠的に休止状態となることが繰り返される。従って、ローテーション運転が実行されていることをユーザ等が把握していない場合、空気調和機が何らかの異常等の理由により停止してしまったと誤認してしまい、ユーザ等に不要な心配をかけてしまうという問題が生じる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ローテーション運転に伴って空気調和機が休止状態になったときに、ユーザに不要な心配をかけてしまうことを防止することにある。
第1の発明は、室内機(12)及び室外機(11)をそれぞれ有する複数の空気調和機(10)を備え、上記複数の空気調和機(10)の一部が順次休止するローテーション運転を行う空気調和システムを対象とし、上記空気調和機(10)の運転状態をユーザに知らせるための表示部(21)を備え、上記表示部(21)は、上記ローテーション運転時に該ローテーション運転が実行されていることを示すローテーションサイン(S1)を表示し、通常運転時に空気調和機(10)の異常が発生すると、該空気調和機(10)の異常が発生したことを示す異常サイン(S2)を表示するように構成され、上記ローテーション運転時に上記空気調和機(10)が異常停止すると、休止状態の空気調和機(10)の一部又は全部を運転させるバックアップ運転を行うように構成され、上記表示部(21)は、上記ローテーション運転から上記バックアップ運転時に移行しても上記ローテーションサイン(S1)の表示を消さず、該ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)との双方を表示するように構成されることを特徴とする。
第1の発明では、ローテーション運転が実行されると、複数の空気調和機(10)のうち運転状態の空気調和機(10)が順次変更されるように、空気調和機(10)の一部が順次休止する。本発明では、ローテーション運転が実行されると、ローテーション運転が実行されていることを示すサイン(S1)が表示部(21)に表示される。このため、ユーザは、一部の空気調和機(10)が休止状態になったとしても、このことが、ローテーション運転に起因するものであることを速やかに把握できる。
第1の発明では、空気調和機(10)の異常が発生すると、表示部(21)に異常サイン(S2)が表示される。これにより、ユーザ等は、空気調和機(10)の異常を速やかに把握できる。
第1の発明では、ローテーション運転中において、一部の空気調和機(10)が異常停止すると、バックアップ運転が実行される。バックアップ運転では、ローテーション運転において休止状態であった空気調和機(10)の少なくとも一部が運転状態になる。これにより、空気調和機(10)の異常停止に起因して、空気調和システムの空調能力が低下してしまうことを未然に回避できる。
バックアップ運転時には、表示部(21)に異常サイン(S2)が表示される。バックアップ運転時に異常サイン(S2)が表示されない場合、ユーザは、ローテーション運転に起因して空気調和機(10)が停止しているのか、何らかの異常に起因して空気調和機(10)が停止しているか判別できない。これに対し、本発明では、バックアップ運転において表示部(21)に異常サイン(S2)が表示されるため、空気調和機(10)が何らかの異常で停止したことを速やかに把握できる。
また、バックアップ運転時の表示部(21)では、異常サイン(S2)とローテーションサイン(S1)との双方が表示される。これに対し、例えば通常運転(全ての空気調和機(10)が運転の指令を受ける運転)で一部の空気調和機(10)が異常停止する場合、ローテーションサイン(S1)は表示されず、異常サイン(S2)のみが表示される。このため、ユーザ等は、ローテーション運転で空気調和機(10)が異常停止したのか、通常運転で空気調和機(10)が異常停止したのかを速やかに判別できる。
通常運転は、ローテーション運転と比較して室内の空調負荷が高い条件下で実行される。このため、通常運転時に空気調和機(10)が異常停止すると、室内の空調負荷に対して空気調和システムの全体の空調能力が不足する傾向になる。従って、通常運転では、異常停止した空気調和機(10)を速やかに復旧させる必要がある。これに対し、本発明では、上述したように、通常運転時の空気調和機(10)の異常停止を速やかに判別できるため、通常運転においても空気調和機(10)を速やかに復旧できる。
第2の発明は、第1の発明において、上記表示部(21)は、上記ローテーション運転時に休止状態の空気調和機(10)の異常が発生すると、上記ローテーションサイン(S1)の表示を消さず、該ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)との双方を表示するように構成されることを特徴とする。
第2の発明では、ローテーション運転において、休止状態の空気調和機(10)で異常が発生すると、表示部(21)に異常サイン(S2)が表示される。このため、ユーザは、ローテーション運転において、空気調和機(10)で何らかの異常が発生したことを速やかに把握できる。この際、表示部(21)では、異常サイン(S2)とローテーションサイン(S1)との双方が表示される。これに対し、例えば通常運転(全ての空気調和機(10)が運転の指令を受ける運転)で一部の空気調和機(10)が異常停止する場合、ローテーションサイン(S1)は表示されず、異常サイン(S2)のみが表示される。このため、ユーザ等は、ローテーション運転で空気調和機(10)に異常が発生したのか、通常運転で空気調和機(10)が異常停止したのかを速やかに判別できる。
本発明によれば、ローテーション運転が実行中であることをローテーションサイン(S1)により速やかに把握できる。この結果、ローテーション運転で空気調和機(10)が順次休止したときに、空気調和機(10)が異常停止したとユーザが誤解してしまうことを防止でき、ユーザに不要な心配をかけてしまうことを防止できる。
第1の発明によれば、空気調和機(10)の異常の発生を速やかに把握することができ、空気調和機(10)を復旧させることができる。
第1の発明によれば、ローテーション運転からバックアップ運転に移行した際、空気調和機(10)が異常停止したことを速やかに把握できる。
また、ユーザは、ローテーション運転時に空気調和機(10)が異常停止したのか、通常運転時に空気調和機(10)が異常停止したのかを確実に判別できる。従って、通常運転で空気調和機(10)が異常停止した場合、異常停止した空気調和機(10)を速やかに復旧でき、ひいては空調負荷を確実に処理できる。また、空気調和機(10)の異常停止に対し、各運転に応じた対策を講じることができる。
第2の発明によれば、ローテーション運転において、休止状態の空気調和機(10)で異常が発生したことを速やかに把握できる。また、ユーザは、ローテーション運転時に空気調和機(10)で異常が発生したのか、通常運転時に空気調和機(10)で異常が発生したのかを確実に判別できる。従って、通常運転で空気調和機(10)が異常停止した場合、異常停止した空気調和機(10)を速やかに復旧でき、ひいては空調負荷を確実に処理できる。この結果、空気調和機(10)の異常に対し、各運転に応じた対策を講じることができる。
以下、実施の形態を図面を参照して説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
図1は、実施形態による空気調和システム(1)の構成例を示している。空気調和システム(1)は、室内の空気調和を行う複数の空気調和機(10)と、リモートコントローラ(20)とを備えている。この例では、複数の空気調和機(10)は、第1〜第3空気調和機(10a〜10c)によって構成され、同一の室内に配置されている。また、この空気調和システム(1)では、第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の一部が順次休止するローテーション運転が行われる。ローテーション運転については、後で詳しく説明する。
〈空気調和機〉
図2は、空気調和機(10)の構成例を示している。空気調和機(10)は、室外機(11)と室内機(12)とを有している。室外機(11)と室内機(12)は、液側連絡配管(13)およびガス側連絡配管(14)を介して互いに接続されている。空気調和機(10)では、室外機(11)と室内機(12)と液側連絡配管(13)とガス側連絡配管(14)とによって、冷媒回路(30)が形成されている。
図2は、空気調和機(10)の構成例を示している。空気調和機(10)は、室外機(11)と室内機(12)とを有している。室外機(11)と室内機(12)は、液側連絡配管(13)およびガス側連絡配管(14)を介して互いに接続されている。空気調和機(10)では、室外機(11)と室内機(12)と液側連絡配管(13)とガス側連絡配管(14)とによって、冷媒回路(30)が形成されている。
《冷媒回路》
冷媒回路(30)は、冷媒が充填された閉回路であり、圧縮機(31)と、四方切換弁(32)と、室外熱交換器(33)と、膨張弁(34)と、室内熱交換器(35)とを有している。室外機(11)は、圧縮機(31)と、四方切換弁(32)と、室外熱交換器(33)と、膨張弁(34)とを備え、室内機(12)は、室内熱交換器(35)を備えている。さらに、室外機(11)は、室外ファン(36)と、室外制御部(41)とを備え、室内機(12)は、室内ファン(37)と、室内制御部(42)と、室内温度センサ(50)とを備えている。
冷媒回路(30)は、冷媒が充填された閉回路であり、圧縮機(31)と、四方切換弁(32)と、室外熱交換器(33)と、膨張弁(34)と、室内熱交換器(35)とを有している。室外機(11)は、圧縮機(31)と、四方切換弁(32)と、室外熱交換器(33)と、膨張弁(34)とを備え、室内機(12)は、室内熱交換器(35)を備えている。さらに、室外機(11)は、室外ファン(36)と、室外制御部(41)とを備え、室内機(12)は、室内ファン(37)と、室内制御部(42)と、室内温度センサ(50)とを備えている。
また、冷媒回路(30)において、圧縮機(31)は、その吐出側が四方切換弁(32)の第1のポートに、その吸入側が四方切換弁(32)の第2のポートに、それぞれ接続されている。また、冷媒回路(30)では、四方切換弁(32)の第3のポートから第4のポートへ向かって順に、室外熱交換器(33)と、膨張弁(34)と、室内熱交換器(35)とが配置されている。さらに、室外ファン(36)は、室外熱交換器(33)の近傍に配置され、室内ファン(37)は、室内熱交換器(35)の近傍に配置されている。
圧縮機(31)は、冷媒を圧縮して吐出するものであり、その容量を変更可能に構成されている。例えば、圧縮機(31)は、スクロール型またはロータリ型の全密閉型圧縮機によって構成されている。
四方切換弁(32)は、第1のポートが第3のポートと連通し且つ第2のポートが第4のポートと連通する第1状態(図1に実線で示す状態)と、第1のポートが第4のポートと連通し且つ第2のポートが第3のポートと連通する第2状態(図1に破線で示す状態)とに切り換え可能に構成されている。
室外ファン(36)は、室外熱交換器(33)へ室外空気を供給する。室外熱交換器(33)は、室外ファン(36)によって搬送された室外空気を冷媒と熱交換させる。例えば、室外熱交換器(33)は、クロスフィン型のフィン・アンド・チューブ式の熱交換器によって構成されている。
膨張弁(34)は、冷媒の圧力を調節するものであり、その開度を調節可能に構成されている。例えば、膨張弁(34)は、電子膨張弁によって構成されている。
室内ファン(37)は、室内熱交換器(35)へ室内空気を供給する。室内熱交換器(35)は、室内ファン(37)によって搬送された室内空気を冷媒と熱交換させる。例えば、室内熱交換器(35)は、クロスフィン型のフィン・アンド・チューブ式の熱交換器によって構成されている。
《室内温度センサ》
室内温度センサ(50)は、室内機(12)において室内熱交換器(35)の上流側(空気の流れる方向の上流側)に配置され、室内機(12)に吸い込まれる空気の温度を検知するように構成されている。したがって、この室内温度センサ(50)によって検知された温度は、室内温度と実質的に等しくなっている。また、室内温度センサ(50)によって検知された室内温度は、室内制御部(42)に伝送される。
室内温度センサ(50)は、室内機(12)において室内熱交換器(35)の上流側(空気の流れる方向の上流側)に配置され、室内機(12)に吸い込まれる空気の温度を検知するように構成されている。したがって、この室内温度センサ(50)によって検知された温度は、室内温度と実質的に等しくなっている。また、室内温度センサ(50)によって検知された室内温度は、室内制御部(42)に伝送される。
《室外制御部と室内制御部》
室外制御部(41)および室内制御部(42)の各々は、CPUやメモリなどによって構成され、配線を介して互いに電気的に接続されて互いの間で通信する。また、室外制御部(41)および室内制御部(42)は、配線を介してリモートコントローラ(20)の制御部(23)にも電気的に接続されて制御部(23)との間で通信する。室外制御部(41)は、室外機(11)に設けられた圧縮機(31)、四方切換弁(32)、膨張弁(34)、および室外ファン(36)の動作を制御する。室内制御部(42)は、室内機(12)に設けられた室内ファン(37)の動作を制御する。このように、冷媒回路(30)の動作や室外ファン(36)および室内ファン(37)の動作を制御することにより、空気調和機(10)の運転が制御される。
室外制御部(41)および室内制御部(42)の各々は、CPUやメモリなどによって構成され、配線を介して互いに電気的に接続されて互いの間で通信する。また、室外制御部(41)および室内制御部(42)は、配線を介してリモートコントローラ(20)の制御部(23)にも電気的に接続されて制御部(23)との間で通信する。室外制御部(41)は、室外機(11)に設けられた圧縮機(31)、四方切換弁(32)、膨張弁(34)、および室外ファン(36)の動作を制御する。室内制御部(42)は、室内機(12)に設けられた室内ファン(37)の動作を制御する。このように、冷媒回路(30)の動作や室外ファン(36)および室内ファン(37)の動作を制御することにより、空気調和機(10)の運転が制御される。
また、室内制御部(42)のメモリ(図示を省略)には、室内温度に対して予め設定された目標温度が記憶されている。
〈リモートコントローラ〉
リモートコントローラ(20)の構成について、図1、図3、図6、及び図7を参照しながら説明する。リモートコントローラ(20)は、表示部(21)と、操作部(22)と、制御部(23)とを有している。
リモートコントローラ(20)の構成について、図1、図3、図6、及び図7を参照しながら説明する。リモートコントローラ(20)は、表示部(21)と、操作部(22)と、制御部(23)とを有している。
図3に示すように、表示部(21)は、リモートコントローラ(20)の前面の上半分に配置されている。表示部(21)は、液晶型の表示部によって構成されている。表示部(21)の前面の下半分には、操作部(22)である各種のボタン(22a〜22f)が配置されている。具体的に、リモートコントローラ(20)では、その幅方向の中央部にドーナツ状のカーソルボタン(22a)が配置され、カーソルボタン(22a)の内側にメニュー/確定ボタン(22b)が配置されている。また、カーソルボタン(22a)の周囲には、運転停止ボタン(22c)と、キャンセルボタン(22d)と、風量風向ボタン(22e)と、と、運転切換ボタン(22f)とが配置されている。
制御部(23)は、CPUやメモリなどによって構成され、電気配線を介して第1〜第3空気調和機(10a〜10c)に電気的に接続されている。そして、制御部(23)は、操作部(22)に与えられた操作に応答して第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の運転状態を制御する。制御部(23)のメモリ(図示を省略)には、ローテーション運転における空気調和機(10)の運転順序や運転時間などが記憶されている。
表示部(21)は、基本画面(P1)と、基本画面(P1)の状態でメニュー/確定ボタン(22b)を押すことで表示されるメニュー画面(図示省略)とを切り換えて表示する。基本画面(P1)は、上下方向の中央部に位置する中央領域(A1)と、中央領域(A1)の上側に位置する上部領域(A2)と、中央領域(A1)の下側に位置する下部領域(A3)とを有している。中央領域(A1)には、運転モード、風量、風向、設定温度等が表示される。上部領域(A2)には、空調の対象となるエリアが表示される。また、上部領域(A2)には、詳細は後述するローテーション運転を実行していることを示すローテーションサイン(S1)(図7を参照)が表示される。基本画面(P1)の上部領域(A2)では、ローテーションサイン(S1)が表示される領域に他の表示がなされない。つまり、表示部(21)では、ローテーションサイン(S1)を表示するための専用の領域が確保されている。下部領域(A3)には、空気調和機(10)で異常が発生していることを示す異常サイン(S2)が表示される(図6(A)、図7(B)を参照)。
表示部(21)は、基本画面(P1)の状態で異常サイン(S2)が表示されているときにメニュー/確定ボタン(22b)が押されることで、異常詳細画面(P2)を表示する(図6(B)を参照)。異常詳細画面(P2)では、空気調和機(10)の異常の原因を特定するための異常コード、販売店やメンテナンス業者の連絡先、異常が発生した室内機及び室外機を特定するための機種名等が表示される。
基本画面(P1)の状態でメニュー/確定ボタン(22b)が長押しされると、表示部(21)は、ローテーション運転の設定を変更するためのローテーション運転設定画面(図示省略)を表示する。すなわち、基本画面(P1)の状態でメニュー/確定ボタン(22b)を比較的短い時間Tsだけ押すと、基本画面(P1)からメニュー画面(図示省略)へと切り換わる。これに対し、基本画面(P1)の状態でメニュー/確定ボタン(22b)を上記Tsよりも長い時間Tlだけ押すと、基本画面(P1)からローテーション運転設定画面(図示省略)へ切り換わる。ローテーション運転設定画面では、ローテーション運転の実行の許可及び禁止を切り換えるための設定や、ローテーション運転時の各設定時間(詳細は後述するT0、T1、T2)を変更するための表示がなされる。つまり、ユーザやメンテナンス業者等が、メニュー/確定ボタン(22b)を時間Tl以上連続して押すことで、ローテーション運転の各種の設定を切り換える画面が表示される。
表示部(21)は、全ての空気調和機(10)を運転する通常運転において、一部の空気調和機(10)で異常が発生すると、基本画面(P1)に異常サイン(S2)を表示する一方、ローテーションサイン(S1)は表示しない。
表示部(21)は、ローテーション運転が実行されると、基本画面(P1)にローテーションサイン(S1)を表示する。表示部(21)は、ローテーション運転時に空気調和機(10)の異常が発生すると、ローテーションサイン(S1)の表示を消さず、ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)との双方を表示する。表示部(21)による各サイン(S1,S2)の表示の詳細は後述する。
〈空気調和機の運転動作〉
次に、空気調和機(10)の基本的な運転動作について説明する。空気調和機(10)は、室内温度センサ(50)によって検知された室内温度が予め設定された目標温度に近づくように、室内の空気調和を行う。具体的には、空気調和機(10)は、冷房運転と暖房運転とを行う。
次に、空気調和機(10)の基本的な運転動作について説明する。空気調和機(10)は、室内温度センサ(50)によって検知された室内温度が予め設定された目標温度に近づくように、室内の空気調和を行う。具体的には、空気調和機(10)は、冷房運転と暖房運転とを行う。
《冷房運転》
冷房運転では、室外制御部(41)および室内制御部(42)は、四方切換弁(32)を第1状態(図1の実線で示す状態)に設定し、圧縮機(31)と室外ファン(36)と室内ファン(37)を駆動させる。これにより、冷媒回路(30)では、室外熱交換器(33)が凝縮器として機能し、室内熱交換器(35)が蒸発器として機能する。具体的には、圧縮機(31)によって圧縮された高圧の冷媒は、室外熱交換器(33)に流れ込み、室外熱交換器(33)において室外空気へ放熱して凝縮する。室外熱交換器(33)において凝縮した冷媒は、膨張弁(34)によって減圧された後に室内熱交換器(35)に流れ込み、室内熱交換器(35)において室内空気から吸熱して蒸発する。これにより、室内空気が冷却される。室内熱交換器(35)において蒸発した冷媒は、圧縮機(31)に吸入されて再び圧縮される。
冷房運転では、室外制御部(41)および室内制御部(42)は、四方切換弁(32)を第1状態(図1の実線で示す状態)に設定し、圧縮機(31)と室外ファン(36)と室内ファン(37)を駆動させる。これにより、冷媒回路(30)では、室外熱交換器(33)が凝縮器として機能し、室内熱交換器(35)が蒸発器として機能する。具体的には、圧縮機(31)によって圧縮された高圧の冷媒は、室外熱交換器(33)に流れ込み、室外熱交換器(33)において室外空気へ放熱して凝縮する。室外熱交換器(33)において凝縮した冷媒は、膨張弁(34)によって減圧された後に室内熱交換器(35)に流れ込み、室内熱交換器(35)において室内空気から吸熱して蒸発する。これにより、室内空気が冷却される。室内熱交換器(35)において蒸発した冷媒は、圧縮機(31)に吸入されて再び圧縮される。
《暖房運転》
暖房運転では、室外制御部(41)および室内制御部(42)は、四方切換弁(32)を第2状態(図1の破線で示す状態)に設定し、圧縮機(31)と室外ファン(36)と室内ファン(37)を駆動させる。これにより、冷媒回路(30)では、室内熱交換器(35)が凝縮器として機能し、室外熱交換器(33)が蒸発器として機能する。具体的には、圧縮機(31)によって圧縮された高圧の冷媒は、室内熱交換器(35)に流れ込み、室内熱交換器(35)において室内空気へ放熱して凝縮する。これにより、室内空気が加熱される。室内熱交換器(35)において凝縮した冷媒は、膨張弁(34)によって減圧された後に室外熱交換器(33)に流れ込み、室外熱交換器(33)において室内空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器(33)において蒸発した冷媒は、圧縮機(31)に吸入されて再び圧縮される。
暖房運転では、室外制御部(41)および室内制御部(42)は、四方切換弁(32)を第2状態(図1の破線で示す状態)に設定し、圧縮機(31)と室外ファン(36)と室内ファン(37)を駆動させる。これにより、冷媒回路(30)では、室内熱交換器(35)が凝縮器として機能し、室外熱交換器(33)が蒸発器として機能する。具体的には、圧縮機(31)によって圧縮された高圧の冷媒は、室内熱交換器(35)に流れ込み、室内熱交換器(35)において室内空気へ放熱して凝縮する。これにより、室内空気が加熱される。室内熱交換器(35)において凝縮した冷媒は、膨張弁(34)によって減圧された後に室外熱交換器(33)に流れ込み、室外熱交換器(33)において室内空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器(33)において蒸発した冷媒は、圧縮機(31)に吸入されて再び圧縮される。
〈休止機/運転機〉
この空気調和システム(1)では、空気調和機(10)は、休止機および運転機のいずれか一方となる。具体的には、空気調和機(10)の室内制御部(42)のメモリ(図示を省略)には、空気調和機(10)が休止機となっているか否かを示す休止ビット値が格納されている。空気調和機(10)が休止機となっている場合には、休止ビット値は「1」となっており、空気調和機(10)が休止機となっていない場合(すなわち、空気調和機(10)が運転機となっている場合)には、休止ビット値は「0」となっている。
この空気調和システム(1)では、空気調和機(10)は、休止機および運転機のいずれか一方となる。具体的には、空気調和機(10)の室内制御部(42)のメモリ(図示を省略)には、空気調和機(10)が休止機となっているか否かを示す休止ビット値が格納されている。空気調和機(10)が休止機となっている場合には、休止ビット値は「1」となっており、空気調和機(10)が休止機となっていない場合(すなわち、空気調和機(10)が運転機となっている場合)には、休止ビット値は「0」となっている。
休止機となっている空気調和機(10)では、室外制御部(41)および室内制御部(42)は、圧縮機(31)と室外ファン(36)と室内ファン(37)の動作を停止させる。一方、運転機となっている空気調和機(10)では、基本的には、室外制御部(41)および室内制御部(42)が、圧縮機(31)と室外ファン(36)と室内ファン(37)を運転させる。ただし、運転機となっている空気調和機(10)であっても、室内温度が所定の目標温度範囲に至ると、圧縮機(31)やファン(36,37)を停止させる(いわゆるサーモオフ動作を行う)ことがある。
また、この例では、空気調和機(10)は、リモートコントローラ(20)の制御部(23)によって休止機および運転機のいずれか一方に設定される。
具体的には、制御部(23)は、複数の空気調和機(10)のうち休止機として選択しようとする空気調和機(10)に対して、休止指令(例えば、「1」を示した休止ビット値を含む命令コード)を送信する。そして、休止指令の送信先である空気調和機(10)において、室内制御部(42)のCPU(図示を省略)は、制御部(23)からの休止命令を受信すると、室内制御部(42)のメモリ(図示を省略)に格納されている休止ビット値を「1」に設定する。このようにして、空気調和機(10)が休止機として選択される。
また、制御部(23)は、複数の空気調和機(10)のうち運転機として選択しようとする空気調和機(10)に対して、休止解除指令(例えば、「0」を示した休止ビット値を含む命令コード)を送信する。そして、休止解除命令の送信先である空気調和機(10)において、室内制御部(42)のCPUは、制御部(23)からの休止解除命令を受信すると、室内制御部(42)のメモリに格納されている休止ビット値を「0」に設定する。このようにして、空気調和機(10)が運転機として選択される。
〈ローテーション運転〉
次に、図4を参照して、ローテーション運転について説明する。リモートコントローラ(20)の操作部(22)に、ローテーション開始操作(ローテーション運転の開始を指示するための操作)が与えられると、空気調和システム(1)において以下の処理(初期運転、一部休止運転、過渡運転)が行われる。
次に、図4を参照して、ローテーション運転について説明する。リモートコントローラ(20)の操作部(22)に、ローテーション開始操作(ローテーション運転の開始を指示するための操作)が与えられると、空気調和システム(1)において以下の処理(初期運転、一部休止運転、過渡運転)が行われる。
なお、この例では、リモートコントローラ(20)の制御部(23)のメモリ(図示を省略)には、ローテーション運転における空気調和機(10)の運転順序に関する情報(具体的には、休止機の台数や、休止機の選択順序など)が記憶されている。また、制御部(23)のメモリには、ローテーション運転における運転時間に関する情報(具体的には、初期運転時間T0、一部休止時間T1、過渡運転時間T2など)が記憶されている。例えば、初期運転時間T0および過渡運転時間T2は、0.5時間に設定され、一部休止時間T1は、2.5時間から95.5時間までの間の任意の時間に設定されている。
まず、ステップST11において、初期運転が行われる。初期運転では、複数の空気調和機(10)のうち予め定められた台数の空気調和機(10)によって室内の空気調和が行われる。なお、初期運転において運転機となる空気調和機(10)の台数は、一部休止運転において運転機となる空気調和機(10)の台数よりも多くなっている。具体的には、制御部(23)は、予め定められた運転順序に基づいて、複数の空気調和機(10)の中から運転機となる空気調和機(10)を選択する。運転機として選択された空気調和機(10)は、冷房運転や暖房運転(以下、これらを総称して空気調和運転という)を行う。
次に、ステップST12において、制御部(23)は、初期運転の開始から予め設定された初期運転時間T0が経過したか否かを判定する。具体的には、制御部(23)は、ステップST11において運転機となる空気調和機(10)を選択すると経過時間の計測を開始し、その経過時間が初期運転時間T0に到達したか否かを判定する。初期運転時間T0が経過している場合には、ステップST13へ進む。
次に、ステップST13において、一部休止運転が行われる。一部休止運転では、複数の空気調和機(10)のうち予め定められた一部の空気調和機(10)が休止機となる一方で、残りの空気調和機(10)によって室内の空気調和が行われる。具体的には、制御部(23)は、予め定められた運転順序に基づいて、複数の空気調和機(10)のうち運転機となっている空気調和機(10)の中から休止機となる空気調和機(10)を選択する。休止機として選択された空気調和機(10)は、空気調和運転を休止する。
次に、ステップST14において、制御部(23)は、一部休止運転の開始から予め設定された一部休止時間T1が経過したか否かを判定する。具体的には、制御部(23)は、ステップST13において休止機となる空気調和機(10)を選択すると経過時間の計測を開始し、その経過時間が一部休止時間T1に到達したか否かを判定する。一部休止時間T1が経過している場合には、ステップST15へ進む。
ステップST15では、過渡運転が行われる。過渡運転では、複数の空気調和機(10)のうち次に休止機となる予定の空気調和機(10)が空気調和運転を継続するとともに、休止機となっている空気調和機(10)の一部または全部が空気調和運転を再開する。具体的には、制御部(23)は、予め定められた運転順序に基づいて、複数の空気調和機(10)のうち休止機となっている空気調和機(10)の中から運転機となる空気調和機(10)を選択する。運転機として選択された空気調和機(10)は、空気調和運転を再開する。
次に、ステップST16では、制御部(23)は、過渡運転の開始から予め設定された過渡運転時間T2が経過したか否かを判定する。具体的には、制御部(23)は、ステップ(ST15)において運転機となる空気調和機(10)を選択すると経過時間の計測を開始し、その経過時間が過渡運転時間T2に到達したか否かを判定する。過渡運転時間T2が経過している場合には、ステップST13へ進む。
以上のような処理が繰り返されることにより、複数の空気調和機(10)の一部が順次休止していく。また、リモートコントローラ(20)の操作部(22)にローテーション終了操作(ローテーション運転の終了を指示するための操作)が与えられると、リモートコントローラ(20)の制御部(23)は、複数の空気調和機(10)の全部を運転機として選択し、ローテーション運転のための処理を終了する。このようにして、ローテーション運転が終了する。
〈ローテーション運転の具体例〉
次に、図5を参照して、ローテーション運転について具体的に説明する。この例では、第1空気調和機(10a)から一つずつ順に休止機となるように、一部休止運転において第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の中から一つの空気調和機(10)が休止機として選択される。また、初期運転において、第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の全部が運転機として選択される。
次に、図5を参照して、ローテーション運転について具体的に説明する。この例では、第1空気調和機(10a)から一つずつ順に休止機となるように、一部休止運転において第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の中から一つの空気調和機(10)が休止機として選択される。また、初期運転において、第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の全部が運転機として選択される。
時刻t0になると、リモートコントローラ(20)の操作部(22)にローテーション開始操作が与えられ、第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の全部が運転機となる。例えば、リモートコントローラ(20)の制御部(23)は、第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の全部に対して休止解除指令を送信する。これにより、初期運転では、3台の空気調和機(10a〜10c)によって室内の空気調和が行われる。
次に、初期運転時間T0が経過して時刻t1になると、運転機となっている第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の中から第1空気調和機(10a)が休止機として選択される。例えば、制御部(23)は、第1空気調和機(10a)に対して休止指令を送信する。これにより、第1回目の一部休止運転では、第1空気調和機(10a)を除く2台の空気調和機(10b,10c)によって室内の空気調和が行われる。
次に、一部休止時間T1が経過して時刻t2になると、休止機となっている第1空気調和機(10a)が運転機として選択される。例えば、制御部(23)は、第1空気調和機(10a)に休止解除指令を送信する。これにより、第1回目の過渡運転では、次に休止機となる予定の第2空気調和機(10b)が空気調和運転を継続し、休止機となっている第1空気調和機(10a)が空気調和運転を再開する。また、第3空気調和機(10c)も空気調和運転を継続する。したがって、3台の空気調和機(10a〜10c)によって室内の空気調和が行われる。
次に、過渡運転時間T2が経過して時刻t3になると、運転機となっている第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の中から第2空気調和機(10b)が休止機として選択される。これにより、第2回目の一部休止運転では、第2空気調和機(10b)を除く2台の空気調和機(10a,10c)によって室内の空気調和が行われる。
次に、一部休止時間T1が経過して時刻t4になると、休止機となっている第2空気調和機(10b)が運転機として選択される。これにより、第2回目の過渡運転では、次に休止機となる予定の第3空気調和機(10c)が空気調和運転を継続し、休止機となっている第2空気調和機(10b)が空気調和運転を再開する。また、第1空気調和機(10a)も空気調和運転を継続する。したがって、3台の空気調和機(10a〜10c)によって室内の空気調和が行われる。
次に、過渡運転時間T2が経過して時刻(t5)になると、運転機となっている第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の中から第3空気調和機(10c)が休止機として選択される。これにより、第3回目の一部休止運転では、第3空気調和機(10c)を除く2台の空気調和機(10a,10b)によって室内の空気調和が行われる。
次に、一部休止時間T1が経過して時刻t6になると、休止機となっている第3空気調和機(10c)が運転機として選択される。これにより、第3回目の過渡運転では、次に休止機となる予定の第1空気調和機(10a)が空気調和運転を継続し、休止機となっている第3空気調和機(10c)が空気調和運転を再開する。また、第2空気調和機(10b)も空気調和運転を継続する。したがって、3台の空気調和機(10a〜10c)によって室内の空気調和が行われる。
次に、過渡運転時間T2が経過して時刻t7になると、運転機となっている第1〜第3空気調和機(10a〜10c)の中から第1空気調和機(10a)が再び休止機として選択される。これにより、第4回目の一部休止運転では、第1空気調和機(10a)を除く2台の空気調和機(10b,10c)によって室内の空気調和が行われる。
以上のように、複数の空気調和機(10)の一部を順次休止させることにより、複数の空気調和機(10)の運転時間を平準化することができる。また、ローテーション運転の開始期間において初期運転を行うことにより、ローテーション運転の開始期間における空気調和システム(1)の空気調和能力の低下を抑制することができる。さらに、ローテーション運転において一部休止運転の間に過渡運転を行うことにより、休止機となっている空気調和機(10)を休止機から運転機へ切り換えた後に、次に休止機となる予定の空気調和機(10)を運転機から休止機に切り換えることができる。これにより、空気調和機(10)の休止機から運転機への切り換えによる空気調和システム(1)の空気調和能力の低下を抑制することができる。
〈通常運転時に空気調和機の異常が発生したときの動作〉
空気調和システム(1)は、全ての空気調和機(10)を運転させる通常運転を実行可能に構成される。この通常運転は、例えば室内の空調負荷が極めて高い条件下に選択される。
空気調和システム(1)は、全ての空気調和機(10)を運転させる通常運転を実行可能に構成される。この通常運転は、例えば室内の空調負荷が極めて高い条件下に選択される。
通常運転では、全ての空気調和機(10)の休止ビット値が「0」となり、全ての空気調和機(10)が休止機として選択されない。このため、全ての空気調和機(10)が通常の冷房運転や暖房運転を行う。この通常運転において、一部の空気調和機(10)で異常が発生したときの動作について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
通常運転において、一部の空気調和機(10)で異常が発生すると(ステップST21)、ステップST22へ移行する。なお、空気調和機(10)の異常とは、例えば冷媒回路(30)の高圧圧力が所定値を越えた場合等があげられる。ステップST22では、室内制御部(42)及び室外制御部(41)によって、異常が発生した空気調和機(10)が停止される。そして、ステップST23では、表示部(21)が、基本画面(P1)の下部領域(A3)に異常サイン(S2)を表示させる(図6(A)を参照)。この際、表示部(21)は、基本画面(P1)の上部領域(A2)にローテーションサイン(S1)を表示させない。なお、ステップST22とステップST23とを同時に実行してもよいし、ステップST22とステップST23とを逆の順序にしてもよい。
次いで、ステップST24において、空気調和機(10)の異常が解消されると、ステップST25へ移行する。ステップST25では、図3に示すように、表示部(21)の異常サイン(S2)が消えて非表示となる。そして、ステップST26へ移行すると、異常が解消された空気調和機(10)が運転され、通常運転が再開される。
このように、通常運転において空気調和機(10)が異常停止すると、図6(A)に示すように、表示部(21)ではローテーションサイン(S1)が表示されず、異常サイン(S2)が表示される。これにより、ユーザ等は、通常運転時に空気調和機(10)が異常停止したことを速やかに判別できる。図6(A)に示す状態において、ユーザ等がメニュー/確定ボタン(22b)を押すと、図6(B)に示す異常詳細画面(P2)が表示される。ユーザが、この異常詳細画面(P2)を確認することで、空気調和機(10)の異常を速やかに解消できる。
〈ローテーション運転時に空気調和機の異常が発生したときの動作〉
上述したローテーション運転において、空気調和機(10)で異常が発生したときの動作について詳細に説明する。
上述したローテーション運転において、空気調和機(10)で異常が発生したときの動作について詳細に説明する。
《運転状態の空気調和機で異常が発生したときの動作》
まず、ローテーション運転において、運転状態(即ち、休止ビット値が「0」の状態)の空気調和機(10)で異常が発生したときの動作について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ローテーション運転において、運転状態(即ち、休止ビット値が「0」の状態)の空気調和機(10)で異常が発生したときの動作について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
ローテーション運転が実行されると、まず、ステップST31において、表示部(21)が、基本画面(P1)の上部領域(A2)にローテーションサイン(S1)を表示する。次いで、ステップST32において、運転状態の空気調和機(10)で異常が発生すると、ステップST33へ移行する。ステップST33では、室内制御部(42)及び室外制御部(41)によって、異常が発生した空気調和機(10)が停止される。
ステップST33の後には、バックアップ運転が実行される。具体的に、ステップST34では、室内制御部(42)及び室外制御部(41)によって、ローテーション運転中に休止状態(即ち、休止ビット値が「1」の状態)であった空気調和機(10)が運転される。具体的には、図5の例において、例えば期間t1〜t2の一部休止運転で第2空気調和機(10b)が異常停止すると、休止状態であった第1空気調和機(10a)の休止ビット値を「0」とすることで、第1空気調和機(10a)と第3空気調和機(10c)とが運転される。このように、バックアップ運転では、空気調和機(10)が異常停止したときに、休止状態であった他の空気調和機(10)を運転させるため、室内の空調負荷を確実に処理することができる。
バックアップ運転では、ステップST35において、表示部(21)が異常サイン(S2)を表示する。バックアップ運転の前のローテーション運転では、図7(A)に示すように、ローテーションサイン(S1)が表示されている。表示部(21)は、ローテーション運転からバックアップ運転に移行しても、ローテーションサイン(S1)の表示を消さず、ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)との双方を表示する(図7(B)を参照)。なお、ステップST34とステップST35とを同時に実行してもよいし、ステップST34とステップST35とを逆の順序にしてもよい。
次いで、ステップST36において、空気調和機(10)の異常が解消されると、ステップST37へ移行する。ステップST37では、図7(A)に示すように、表示部(21)の異常サイン(S2)が消えて非表示となる。そして、ステップST38へ移行すると、ローテーション運転が再開される。
《休止状態の空気調和機で異常が発生したときの動作》
次に、ローテーション運転において、休止状態(即ち、休止ビット値が「1」の状態)の空気調和機(10)で異常が発生したときの動作について、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
次に、ローテーション運転において、休止状態(即ち、休止ビット値が「1」の状態)の空気調和機(10)で異常が発生したときの動作について、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
ローテーション運転が実行されると、まず、ステップST41において、表示部(21)が、基本画面(P1)の上部領域(A2)にローテーションサイン(S1)を表示する。次いで、ステップST42において、休止状態の空気調和機(10)で異常が発生すると、ステップST43へ移行する。
ステップST43へ移行すると、残りの空気調和機(10)を継続して運転する継続運転が実行される。具体的に、ステップST43では、異常停止した空気調和機(10)以外の残りの空気調和機(10)の停止ビット値が「0」の状態で維持される。このため、これらの空気調和機(10)が休止状態となることはない。このように、継続運転では、異常停止した空気調和機(10)以外の空気調和機(10)が継続して運転状態となるため、室内の空調負荷を確実に処理できる。この継続運転は、空気調和機(10)の異常が解消するまで継続して行われる。
継続運転では、ステップST44において、表示部(21)が異常サイン(S2)を表示する。継続運転の前のローテーション運転では、図7(A)に示すように、ローテーションサイン(S1)が表示されている。表示部(21)は、ローテーション運転から継続運転に移行しても、ローテーションサイン(S1)の表示を消さず、ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)との双方を表示する(図7(B)を参照)。なお、ステップST43とステップST44とを同時に実行してもよいし、ステップST43とステップST44とを逆の順序にしてもよい。
次いで、ステップST45において、空気調和機(10)の異常が解消されると、ステップST46へ移行する。ステップST46では、図7(A)に示すように、表示部(21)の異常サイン(S2)が消えて非表示となる。そして、ステップST47へ移行すると、ローテーション運転が再開される。
このように、ローテーション運転において空気調和機(10)の異常が発生すると、図7(B)に示すように、表示部(21)では、ローテーションサイン(S1)の表示が消されず、ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)の双方が表示される。これにより、ユーザ等は、ローテーション運転時に空気調和機(10)の異常が発生したことを速やかに判別できる。図7(B)に示す状態において、ユーザ等がメニュー/確定ボタン(22b)を押すと、図6(B)に示す異常詳細画面(P2)が表示される。ユーザが、この異常詳細画面(P2)を確認することで、空気調和機(10)の異常を速やかに解消できる。
−実施形態の効果−
上述した実施形態では、ローテーション運転が実行されると、図7(A)に示すように、表示部(21)が、ローテーションサイン(S1)を表示する。仮に、このようなローテーションサイン(S1)が表示されず、ローテーション運転に起因して各空気調和機(10)が間欠的に休止状態になると、ユーザは、何らかの異常により空気調和機(10)が停止したと誤解してしまう虞がある。しかし、図7(A)に示すようにローテーションサイン(S1)を表示させることで、ユーザがこのような誤解を招くことを防止できる。この結果、ユーザに不要な心配をかけてしまうことを防止できる。
上述した実施形態では、ローテーション運転が実行されると、図7(A)に示すように、表示部(21)が、ローテーションサイン(S1)を表示する。仮に、このようなローテーションサイン(S1)が表示されず、ローテーション運転に起因して各空気調和機(10)が間欠的に休止状態になると、ユーザは、何らかの異常により空気調和機(10)が停止したと誤解してしまう虞がある。しかし、図7(A)に示すようにローテーションサイン(S1)を表示させることで、ユーザがこのような誤解を招くことを防止できる。この結果、ユーザに不要な心配をかけてしまうことを防止できる。
上述した実施形態では、ローテーション運転中に空気調和機(10)の異常が発生すると、表示部(21)は、ローテーションサイン(S1)とともに異常サイン(S2)を表示する。仮に、このような異常サイン(S2)が表示されない場合、ユーザは、ローテーション運転に起因して空気調和機(10)が停止しているのか、何らかの異常に起因して空気調和機(10)が停止しているのか判別できない。これに対し、図7(B)に示すように、表示部(21)に異常サイン(S2)を表示されるため、空気調和機(10)が何らかの異常で停止したことを速やかに把握できる。
上述した実施形態の表示部(21)は、通常運転中に空気調和機(10)の異常が発生すると、ローテーションサイン(S1)を表示せず異常サイン(S2)を表示する一方、ローテーション運転中に空気調和機(10)の異常が発生すると、ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)との双方を表示する。これにより、ユーザは、いずれの運転中に空気調和機(10)の異常が発生したのかを速やかに判別できる。
上述した通常運転において、全ての空気調和機(10)を運転していた状態から、一部の空気調和機(10)が異常停止すると、室内の空調負荷に対して空調能力が不足する傾向にある。このため、ユーザ等は、通常運転中に空気調和機(10)が異常停止したことを速やかに判別する必要がある。本実施形態では、このように対策の緊急度が高い通常運転における空気調和機(10)の異常の発生を速やかに判別できるので、空気調和機(10)を速やかに復旧でき、ひいては空気調和システム(1)の空調能力の不足を速やかに解消できる。
以上のように、本実施形態では、対策の緊急度の異なる2つの運転(通常運転とローテーション運転)の異常を確実に判別できる。従って、各運転の異常に対して、速やか且つ適切な対策を講じることができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態において、表示部(21)のローテーションサイン(S1)は、図形により構成されている。しかし、表示部(21)のローテーションサイン(S1)は、これに限らず、文字、数字、記号等、ローテーション運転が実行されていることを示すサインであれば如何なるものであってもよい。また、表示部(21)の異常サイン(S2)は、文字により構成されているが、数字、記号、図形等、空気調和機(10)の異常の発生がしていることを示すサインであれば、如何なるものであってもよい。
上記実施形態において、表示部(21)のローテーションサイン(S1)は、図形により構成されている。しかし、表示部(21)のローテーションサイン(S1)は、これに限らず、文字、数字、記号等、ローテーション運転が実行されていることを示すサインであれば如何なるものであってもよい。また、表示部(21)の異常サイン(S2)は、文字により構成されているが、数字、記号、図形等、空気調和機(10)の異常の発生がしていることを示すサインであれば、如何なるものであってもよい。
上記実施形態の表示部(21)は、リモートコントローラ(20)に設けられている。しかし、表示部(21)を例えば各空気調和機(10)の室内機(12)の化粧パネル等に設けてもよい。
上記実施形態のローテーション運転の休止機や運転機の台数は単なる例示である。例えば空気調和機(10)が5台である場合に、そのうちの3台を運転機とし2台を休止機とするようなローテーション運転も可能である。この場合にも、上記のバックアップ運転を行うことができる。つまり、3台の運転機のうち1台が異常停止したとする。この場合、2台の休止機のうちの一部(1台)を運転機とする、又は休止機の全部(2台)を運転機とするバックアップ運転を行うことができる。
上記実施形態では、リモートコントローラ(20)の制御部(23)から複数の空気調和機(10)の各々に休止指令および休止解除指令が送信される場合を例に挙げたが、複数の空気調和機(10)において休止指令が循環するように構成されていてもよい。すなわち、複数の空気調和機(10)の各々が他の空気調和機(10)を休止機および運転機のいずれか一方に設定するように構成されていてもよい。例えば、空気調和機(10)は、休止指令を受信すると休止機に設定され、休止機に設定された後に一部休止時間T1が経過すると自身を休止機から運転機に切り換え、その後、過渡運転時間T2が経過すると予め定められた送信先の空気調和機(10)に対して休止指令を送信するように構成されていてもよい。このように構成した場合も、リモートコントローラ(20)の制御部(23)から複数の空気調和機(10)のいずれか一つに休止指令を送信することにより、ローテーション運転を開始することができる。すなわち、リモートコントローラ(20)の制御部(23)によって複数の空気調和機(10)の一部を順次休止させることができる。
上記実施形態では、空気調和機(10)が一つの室外機(11)と一つの室内機(12)とを備えている場合を例に挙げたが、空気調和機(10)は、一つの室外機(11)と二つ以上の室内機(12)とを備えていてもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、複数の空気調和機の一部を順次休止させるローテーション運転を行う空気調和システムについて有用である。
1 空気調和システム
10 空気調和機
11 室外機
12 室内機
21 表示部
S1 ローテーションサイン
S2 異常サイン
10 空気調和機
11 室外機
12 室内機
21 表示部
S1 ローテーションサイン
S2 異常サイン
Claims (4)
- 室内機(12)及び室外機(11)をそれぞれ有する複数の空気調和機(10)を備え、
上記複数の空気調和機(10)の一部が順次休止するローテーション運転を行う空気調和システムであって、
上記空気調和機(10)の運転状態をユーザに知らせるための表示部(21)を備え、
上記表示部(21)は、上記ローテーション運転時に該ローテーション運転が実行されていることを示すローテーションサイン(S1)を表示し、通常運転時に空気調和機(10)の異常が発生すると、該空気調和機(10)の異常が発生したことを示す異常サイン(S2)を表示するように構成され、
上記ローテーション運転時に上記空気調和機(10)が異常停止すると、休止状態の空気調和機(10)の一部又は全部を運転させるバックアップ運転を行うように構成され、
上記表示部(21)は、上記ローテーション運転から上記バックアップ運転時に移行しても上記ローテーションサイン(S1)の表示を消さず、該ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)との双方を表示するように構成される
ことを特徴とする空気調和システム。 - 請求項1において、
上記表示部(21)は、上記ローテーション運転時に休止状態の空気調和機(10)の異常が発生すると、上記ローテーションサイン(S1)の表示を消さず、該ローテーションサイン(S1)と異常サイン(S2)との双方を表示するように構成される
ことを特徴とする空気調和システム。 - 請求項1において、
上記表示部(21)は、上記ローテーション運転から上記バックアップ運転時に移行しても上記ローテーションサイン(S1)の表示を消さず、該ローテーションサイン(S1)を表示し、且つ複数の空気調和機(10)のいずれかが異常状態であることのみを示す上記異常サイン(S2)を表示し、該複数の空気調和機(10)のうちいずれの空気調和機(10)が異常状態であるかを特定するサインは表示しない
ことを特徴とする空気調和システム。 - 請求項3において、
上記表示部(21)は、上記ローテーションサイン(S1)と上記異常サイン(S2)が表示されているときに操作部(22)が操作されると、異常状態の空気調和機(10)を特定するための表示を行う
ことを特徴とする空気調和システム。
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