JP2006194552A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006194552A
JP2006194552A JP2005008799A JP2005008799A JP2006194552A JP 2006194552 A JP2006194552 A JP 2006194552A JP 2005008799 A JP2005008799 A JP 2005008799A JP 2005008799 A JP2005008799 A JP 2005008799A JP 2006194552 A JP2006194552 A JP 2006194552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
indoor
air conditioner
rotational speed
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005008799A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Yano
謙一郎 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005008799A priority Critical patent/JP2006194552A/ja
Publication of JP2006194552A publication Critical patent/JP2006194552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】冷媒不足の度合いを正確に判定することができる空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】圧縮機15と、四方弁16、室外側熱交換器17、減圧膨張弁18、室内側熱交換器19を環状に接続して冷媒回路を構成し、室内送風機20を所定の回転数で運転し、圧縮機15を、室内温度と吹出空気温度との温度差が所定値となる回転数に制御するので、圧縮機の回転数を検出することにより冷媒不足の度合いを確実に判定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は冷媒の不足を判定する空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機は、圧縮機への入力電流を検出する入力電流検出手段を有し、冷房運転中の入力電流が許容値を超えないように圧縮機の運転周波数を制御することにより、圧縮機を過負荷状態から保護するようにしてなり、前記室内熱交換器の中間部に温度検出手段を設け、同温度検出手段により検出される冷房運転時の中間温度が所定値以上で、所定時間継続したとき、冷媒不足と判定し圧縮機の運転を停止させるようにしている(例えば、特許文献1参照)
図4は、特許文献1に記載された従来の空気調和機を示すものである。図4に示すように、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り手段4、室内熱交換器5からなる冷凍サイクルと、圧縮機1への入力電流を検出する入力電流検出手段11から構成されている。
特開平8−261543号公報
しかしながら、前記従来の構成では、通常の冷房運転において冷媒不足を判定するため、冷媒が圧縮機の保護が必要な量まで不足していないと冷媒不足と判定することができない。
一方、空気調和機の使用者に対しては、圧縮機の保護が必要な量まで冷媒が不足していなくても、設計上の性能が確保できる量より冷媒が不足すると、冷えが鈍くなり本来の性能を提供できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、設計上の性能が確保できる量より冷媒が不足したことを判定できる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、室内送風機の回転数を一定とし、室内温度と吹出空気温度との温度差が所定値となるように圧縮機の回転数を制御する。これによって、圧縮機の回転数が所定値より高いとき、冷媒不足と判定することができる。
また、本発明の空気調和機は、室内送風機の回転数を一定とし、室内温度と室内熱交との温度差が所定値となるように圧縮機の回転数を制御する。これによって、圧縮機の回転数が所定値より高いとき、冷媒不足と判定することができる。
本発明の空気調和機は、冷媒不足の度合いを正確に判定することができる。
第1の発明は、圧縮機と、四方弁、室外側熱交換器、減圧膨張弁、室内側熱交換器を環状に接続し冷媒回路を構成し、室内送風機を備え、前記室内送風機を所定の回転数で運転し、前記圧縮機を、室内温度と吹出空気温度との温度差が所定値となる回転数に制御することにより、冷媒が不足するほど圧縮機の回転数が高くなるので、圧縮機の回転数で冷媒不足の度合いを判定することをができる。
第2の発明は、圧縮機と、四方弁、室外側熱交換器、減圧膨張弁、室内側熱交換器を環状に接続し冷媒回路を構成し、室内送風機を備え、前記室内送風機を所定の回転数で運転し、前記圧縮機を、室内温度と室内熱交換器との温度差が所定値となる回転数に制御することにより、冷媒が不足するほど圧縮機の回転数が高くなるので、圧縮機の回転数で冷媒不足の度合いを判定することをができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の運転を所定時間毎に行なうようにしたので、定期的に正確な冷媒の不足度合いを確認することができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明の運転を空気調和機のコントローラーからの入力で開始することを特徴としたもので、空気調和機の使用者やメンテナンス者が冷媒不足の度合いを必要なときに確認することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4の発明の空気調和機において、冷媒不足の判定結果を表示器に表示するようにしたので、空気調和機の使用者やメンテナンス者に対し、冷媒不足度合いの判定結果を知らせることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の構成を示すものである。
圧縮機15は周波数可変圧縮機で、その電源周波数を変化させることにより圧縮機の回転数を変化させ、容量を制御するものである。
この圧縮機15から吐出された冷媒は、四方弁16をとおり、冷房時は室外側熱交換器17で液化凝縮され、減圧膨張弁18で減圧膨張し、室内側熱交換器19で吸熱し、暖房時は室内側熱交換器19で液化凝縮され、減圧膨張弁18で減圧膨張し、室外側熱交換器17で吸熱し、四方弁16を経て圧縮機15へ吸入される。
20は室内送風機、21は室内機の吸込み空気温度を検知する室内温度センサ、22は室内機の吹出し空気温度を検知する吹出温度センサ、23は圧縮機15回転数を制御する制御装置で圧縮機15の運転時間をカウントする回路も備えている。
24は室内熱交換器の中央の温度を検知する室内熱交センサ、25は空気調和機のコントローラで冷媒不足度合い判定結果を表示する表示器の機能も備えている。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
室内送風機の回転数を一定にし、室内温度と吹出温度との差が一定になるように圧縮機の回転数を制御すると、室内側の空調能力は一定の値となる。
従って、冷媒が不足すると循環量が低下し、同じ空調能力にするために圧縮機の回転数が高くなる。
本発明はこの特性を用いて冷媒の不足度合いを判定することを特徴としている。
図2は本発明の実施の形態1におけるフローチャートである。
コントローラー25での冷媒不足判定運転開始の入力、または制御装置23で冷媒不足判定運転開始の所定時間になると、制御装置23で入力を受信し(STEP1)、室内送風機20を一定の所定回転数で運転し(STEP2)、圧縮機15を吹出温度センサ22の検出値が室内温度センサ21の検出値と所定の差となる回転数に制御する(STEP3)。
所定時間が経過するまでSTEP3の運転を継続させる(STEP4)。
所定時間経過後の圧縮機15の回転数を所定値と比較し冷媒量の判定を行なう(STEP5)。
圧縮機15の回転数が所定値以下の場合は冷媒不足なしと判定し結果をコントローラー25の表示器に表示し(STEP6)、所定値よりが高い場合に冷媒不足と判定して結果をコントローラー25の表示器に表示させる(STEP7)。
以上のように、本実施の形態においては、一定の空調能力で運転するときの圧縮機15の回転数において冷媒不足を判定することにより、冷媒不足の度合いを正確に判定することができる。
また、本実施の形態では、圧縮機15の回転数に対する判定をより細かくすることにより、冷媒不足なし、運転できる範囲で冷媒不足、冷媒不足により機器が損傷する可能性あり、の判定ができ、冷媒不足に対する的確な処置を行なうための情報を提供することもできる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態の空気調和機の構成は第1の実施例と同一であり、その説明を省略する。
室内熱交温度は冷房時は蒸発温度、暖房時は凝縮温度になる。
従って、室内送風機の回転数を一定にし、室内熱交温度と室内温度との差が一定になるように圧縮機の回転数を制御すると、室内側の空調能力は一定の値となる。
本発明はこの特性を用いて冷媒の不足度合いを判定することを特徴としている。
図3は、本発明の第2の実施の形態の空気調和機のフローチャートである。
コントローラー25で冷媒不足判定運転開始の入力、または制御装置23で冷媒不足判定運転開始の所定時間になると、制御装置23で信号を受信し(STEP1)、室内送風機20を一定の所定回転数で運転し(STEP2)、圧縮機15を室内熱交センサ24の検出値が室内温度センサ21の検出値と所定の差となる回転数に制御する(STEP3)。
所定時間が経過するまでSTEP3の運転を継続させる(STEP4)。
所定時間経過後の圧縮機15の回転数を所定値と比較し冷媒量の判定を行なう(STEP5)。
圧縮機15の回転数が所定値以下の場合は冷媒不足なしと判定し結果をコントローラー25の表示器に表示し(STEP6)、所定値よりが高い場合に冷媒不足と判定して結果
をコントローラー25の表示器に表示させる(STEP7)。
以上のように、本実施の形態においては、一定の空調能力で運転するときの圧縮機15の回転数において冷媒不足を判定することにより、冷媒不足の度合いを正確に判定することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は冷媒不足の度合いを正確に判定することができるので、回転数制御が可能な圧縮機を使用している冷蔵庫等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態1における制御フローチャート 本発明の実施の形態2における制御フローチャート 従来の空気調和機サイクルと制御装置の概略図
符号の説明
15 圧縮機
16 四方弁
17 室外側熱交換器
18 減圧膨張弁
19 室内側熱交換器
20 室内送風機
21 室内温度センサ
22 吹出温度センサ
24 室内熱交センサ
25 コントローラー

Claims (5)

  1. 圧縮機と、四方弁、室外側熱交換器、減圧膨張弁、室内側熱交換器を環状に接続し冷媒回路を構成し、室内送風機を備え、前記室内送風機を所定の回転数で運転し、前記圧縮機を、室内温度と吹出空気温度との温度差が所定値となる回転数に制御し、圧縮機の回転数により、冷媒不足の度合いを判定することを特徴とした空気調和機。
  2. 圧縮機と、四方弁、室外側熱交換器、減圧膨張弁、室内側熱交換器を環状に接続し冷媒回路を構成し、室内送風機を備え、前記室内送風機を所定の回転数で運転し、前記圧縮機を、室内温度と室内熱交換器との温度差が所定値となる回転数に制御し、圧縮機の回転数により、冷媒不足の度合いを判定することを特徴とした空気調和機。
  3. 所定時間毎に請求項1または2に記載した運転を行なうことを特徴とした空気調和機。
  4. コントローラーからの入力により請求項1または2に記載した運転を行なうことを特徴とした空気調和機。
  5. 冷媒不足の判定結果を表示器に表示することを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
JP2005008799A 2005-01-17 2005-01-17 空気調和機 Pending JP2006194552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008799A JP2006194552A (ja) 2005-01-17 2005-01-17 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008799A JP2006194552A (ja) 2005-01-17 2005-01-17 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006194552A true JP2006194552A (ja) 2006-07-27

Family

ID=36800775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005008799A Pending JP2006194552A (ja) 2005-01-17 2005-01-17 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006194552A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267761A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷凍サイクル装置
WO2019006798A1 (zh) * 2017-07-05 2019-01-10 瑞斯康微电子(深圳)有限公司 一种空调制冷剂检测装置
JP2021038885A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267761A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷凍サイクル装置
WO2019006798A1 (zh) * 2017-07-05 2019-01-10 瑞斯康微电子(深圳)有限公司 一种空调制冷剂检测装置
JP2021038885A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4711020B2 (ja) 空気調和装置
JP2004233046A (ja) 空気調和機のパワー除湿運転方法
KR20100010237A (ko) 공기 조화기의 제어 방법
JP2006207932A (ja) 空気調和機
JP2008175490A (ja) 空気調和装置
JP2016008742A (ja) 空気調和装置
JP6595288B2 (ja) 空気調和機
JP2006214617A (ja) 空気調和機
JP5407342B2 (ja) 空気調和装置
JP2006170528A (ja) 空気調和装置
JP5071063B2 (ja) 空気調和機
JP2011007346A (ja) 空気調和機
JP5900463B2 (ja) 空気調和システム
JP5195543B2 (ja) 空気調和装置の制御方法
JP2007212023A (ja) 空気調和装置
JP2006194552A (ja) 空気調和機
JP2002106913A (ja) 空気調和機の自動運転制御方法
JP5790738B2 (ja) 空気調和システム
JP2006189183A (ja) 空気調和機
KR101153421B1 (ko) 에어컨의 응축용량 제어 방법
JP2006118731A (ja) 空気調和機
JP2010210222A (ja) 空気調和機およびその制御方法
JP6628972B2 (ja) 空調システムの制御装置、空調システム、空調システムの制御プログラム、及び空調システムの制御方法
JP3462551B2 (ja) 凝縮器用送風機の速調装置
JP2003065587A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070307

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091104