JP5195543B2 - 空気調和装置の制御方法 - Google Patents

空気調和装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、空気調和装置の制御方法に関するものである。
従来の空気調和装置の制御方法では、過負荷時や低負荷時に、圧力センサを用いることなく熱交換器から検出された温度から圧縮機回転数を変化させることにより、圧縮機などの冷凍サイクル機器を保護している(例えば、特許文献1参照)。
特許第3461027号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の空気調和装置の制御方法では、急な負荷変動時、たとえば雰囲気温度変化,室内負荷の増減などの急変において、対応しきれず凝縮圧力の急上昇や蒸発圧力の低下から凍結を発生させるなど、冷凍サイクル機器を保護できなかったり、圧縮機回転数が頻繁に変化するため音や振動が増加するなどの課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、圧縮機回転数を最適に制御することにより、確実に冷凍サイクル機器を保護し、空調負荷に応じた運転を行うことができる空気調和装置の制御方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、通常制御に復帰させるもので、空気調和機の能力を維持しつつ冷凍サイクルの高圧異常を防止して、冷凍サイクル機器を保護することができる。
また、本発明の空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を、通常運転回転数まで圧縮機回転数変化速度
を低下させて上昇させるもので、冷凍サイクルの安定性を向上させ、冷凍サイクルの異常を防ぐことができる。
また、本発明の空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を圧縮機回転数変化速度を通常よりも低下させて上昇させ、設定時間経過後は、圧縮機回転数変化速度を通常速度に戻すもので、通常制御までの復帰時間を短縮し、必要以上に快適性が失われること無く安定性を保持したまま通常運転に復帰できる。
また、本発明の空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、通常制御に復帰させるもので、空気調和装置の能力を維持しつつ室内熱交換器の凍結を防止し、冷凍サイクルの過度な低圧低下を防止する。
また、本発明の空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を通常運転回転数まで圧縮機回転数変化速度を低下させて上昇させるもので、冷凍サイクル安定性を向上させ、冷凍サイクルの異常を防ぐことができる。
また、本発明の空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突
入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を圧縮機回転数変化速度を通常よりも低下させて上昇させ、設定時間経過後は、圧縮機回転数変化速度を通常速度に戻すもので、必要以上に快適性が失われること無く安定性を保持したまま通常運転に復帰できる。
本発明の空気調和装置の制御方法は、過負荷時または低負荷時に圧縮機上限回転数を制限すると同時に制御域を4つ設定し圧縮機回転数を変化させることで負荷の急な変化時においても凝縮温度または蒸発温度を維持して、冷凍サイクル機器を保護し、空調負荷に応じた運転を行うことができる。
第1の発明は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、通常制御に復帰させるもので、空気調和機の能力を維持しつつ冷凍サイクルの高圧異常を防止して、冷凍サイクル機器を保護することができる。
第2の発明は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を、通常運転回転数まで圧縮機回転数変化速度を低下させて上昇させるもので、冷凍サイクルの安定性を向上させ、冷凍サイクルの異常を防ぐことができる。
第3の発明は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温
度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を圧縮機回転数変化速度を通常よりも低下させて上昇させ、設定時間経過後は、圧縮機回転数変化速度を通常速度に戻すもので、通常制御までの復帰時間を短縮し、必要以上に快適性が失われること無く安定性を保持したまま通常運転に復帰できる。
第4の発明は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、通常制御に復帰させるもので、空気調和装置の能力を維持しつつ室内熱交換器の凍結を防止し、冷凍サイクルの過度な低圧低下を防止する。
第5の発明は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を通常運転回転数まで圧縮機回転数変化速度を低下させて上昇させるもので、冷凍サイクル安定性を向上させ、冷凍サイクルの異常を防ぐことができる。
第6の発明は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を圧縮機回転数変化速度を通常よりも低下させて上昇させ、設定時間経過後は、圧縮機回転数変化速度を通常速度に戻すもので、必要以上に快適性が失われること無く安定性を保持したまま通常運転に復帰できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和装置の制御方法を用いた空気調和装置の冷凍サイクル図であり、図2は、同空気調和装置の凝縮温度領域概念図である。
図1において、本実施の形態における空気調和装置の制御方法を用いた空気調和装置は、室外機1と、接続配管5b、6bを介して室外機1と接続される室内機12から構成され、室外機1には、回転数可変の圧縮機2と、室外熱交換器3と、室外送風機4と、冷媒液管5aと、冷媒ガス管6aと、冷暖房切換用の四方弁7と、絞り装置8が設けられている。
また、室外機1には、室外熱交換器3の温度を検出する室外熱交換器温度検出装置9と、室外気温を検出する室外気温度検出装置10が設けられている。
一方、室内機12には、室内送風機13と、室内熱交換器14と、室内熱交換器14の温度を検出する室内熱交換器温度検出装置15と、部屋の室温を検出する室内吸込み温度検出装置16と、居住者が希望する運転モード(冷房、除湿または暖房)、室温、運転あるいは停止、風量及び風向などを設定できる運転設定装置17が設けられている。そして、室外機1と室内機12とは接続配管5b,6bで接続されて、冷凍サイクルが構成されている。
凝縮温度は、冷房運転の場合、室外熱交換器3に取り付けられた室外熱交換器温度検出装置9で検出され、暖房運転の場合は、室内熱交換器14に取り付けられた室内熱交換器温度検出装置15で検出される。すなわち、本実施の形態では、冷房運転時に、室外熱交換器温度検出装置9が、また、暖房時に、室内熱交換器温度検出装置15が、それぞれ凝縮温度検出装置となる。
図2のように凝縮温度領域を、低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が、低下ゾーン(例えば、60℃以上)に突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmax(例えば、70rps)に制限する。圧縮機回転数が低下しても尚検出された凝縮温度が、低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させ、さらに凝縮温度を下げる。
凝縮温度が下がり、保持ゾーンに突入した場合(例えば、56℃から60℃)は圧縮機回転数を保持し、凝縮温度を保つ運転を行う。検出された凝縮温度がさらに下がり、上昇ゾーンに突入した場合(例えば、52℃から56℃)は、回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させる。この際の圧縮機回転数上昇速度は安定性を優先するため遅い速度(例えば、1Hz/30秒)で設定する。凝縮温度が上がり、上昇ゾーンから保持ゾーンに移動すれば、保持ゾーンの動作を行い、圧縮機回転数を保持することで冷凍サイクルを安定させる。
負荷変動などでさらに凝縮温度が下がり制御ゾーンが復帰ゾーン(例えば、52℃以下)に突入した場合は、上限回転数Nmaxをキャンセルし圧縮機2の回転数を通常回転数まで上昇させ、通常制御に復帰させる。
このように動作させることで、空気調和機の能力を維持しつつ冷凍サイクルの高圧異常を防止することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における空気調和装置の制御方法について説明する。なお、本実施の形態における空気調和装置の冷凍サイクル図、凝縮温度領域概念図は上記実施
の形態1で述べたものと同一なので、その説明は省略する。また、本実施の形態における空気調和装置の制御方法は、復帰ゾーンの動作のみ異なるもので、凝縮温度の検出、及び、低下ゾーン、保持ゾーン及び上昇ゾーンの各ゾーンにおける動作は、上記実施の形態1で述べたものと同一である。
復帰ゾーンの動作について説明する。凝縮温度が下がり制御ゾーンが、復帰ゾーン(例えば、52℃以下)に突入した場合は、上限回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機2の回転数を通常回転数まで上昇させて、通常制御に復帰させるのだが、通常制御での圧縮機回転数変更速度は、一般的に速く設定(例えば、1Hz/1秒)されており、圧縮機回転数が急上昇する。
負荷が軽くなっているとはいえ、圧縮機回転数を急上昇させることにより凝縮温度の急上昇を引き起こし、保護突入、もしくは保護停止に至る場合がある。これを防止するため、本実施の形態では、復帰ゾーンでも、圧縮機回転数上昇速度を緩やかに設定(例えば、1Hz/30秒)するもので、冷凍サイクル安定性を向上させ、冷凍サイクルの異常を防ぐことができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における空気調和装置の制御方法について説明する。なお、本実施の形態における空気調和装置の冷凍サイクル図、凝縮温度領域概念図は上記実施の形態1で述べたものと同一なので、その説明は省略する。また、本実施の形態における空気調和装置の制御方法は、復帰ゾーンの動作のみ異なるもので、凝縮温度の検出、及び、低下ゾーン、保持ゾーン及び上昇ゾーンの各ゾーンにおける動作は、上記実施の形態1で述べたものと同一である。
復帰ゾーンの動作について説明する。凝縮温度が下がり制御ゾーンが復帰ゾーン(例えば、52℃以下)に突入した場合は、上限回転数Nmaxをキャンセルし圧縮機2を通常回転数まで緩やかに(例えば、1Hz/30秒)上昇させ、通常制御に復帰させるのだが、通常の圧縮機回転数と、保護により低下した圧縮機回転数の差が小さい場合は、すぐに通常制御に復帰するため安定性に問題ない。
しかし起動時など過渡的に大きく保護がはたらいてしまい、通常の圧縮機回転数と保護により低下した圧縮機回転数の差が大きい場合、例えば、通常回転数を80Hz保護により低下した回転数を30Hzとすると、目標とする通常回転数まで復帰するために非常に長い時間(この場合は、25分)がかかり快適性が損なわれる。そこで復帰ゾーンに突入し復帰動作開始と共にタイマー(図示せず)を動作させ、タイマー設定時間中(例えば、5分)のみ緩やかな速度で復帰、タイマー設定時間が経過した後は、通常速度に変更し速やかに通常制御に復帰させるものである。
この制御により必要以上に快適性が失われること無く安定性を保持したまま通常運転に復帰できる。
(実施の形態4)
図3は、本発明の実施の形態4における空気調和装置の蒸発温度領域概念図を示す。なお、上記実施の形態1における空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
蒸発温度は、冷房運転の場合、室内熱交換器14に取り付けられた室内熱交換器温度検出装置15で検出し、暖房運転の場合は、室外機熱交換器3に取り付けられた室外熱交換器温度検出装置9で検出する。すなわち、本実施の形態では、冷房運転時に、室内熱交換
器温度検出装置15が、また、暖房時は、室外熱交換器温度検出装置9が、それぞれ蒸発温度検出装置となる。
図3に示すように、蒸発温度領域を、低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が、回転数低下ゾーン(例えば、1℃以下)に突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmax(例えば、70rps)に制限する。圧縮機回転数が低下しても、尚検出された蒸発温度が、低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させ、さらに蒸発温度を上げる。
蒸発温度が上がり、保持ゾーンに突入した場合(例えば、1℃から5℃)は、圧縮機回転数を保持し、蒸発温度を保つ運転を行う。
検出された蒸発温度がさらに上がり、上昇ゾーンに突入した場合(例えば、5℃から10℃)は、回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させる。この際の圧縮機回転数上昇速度は安定性を優先するため遅い速度(例えば、1Hz/30秒)で設定する。蒸発温度が下がり、上昇ゾーンから保持ゾーンに移動すれば、保持ゾーンの動作を行い、圧縮機回転数を保持することで冷凍サイクルを安定させる。
負荷変動などでさらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが復帰ゾーン(例えば、10℃以上)に突入した場合は、上限回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機2を通常回転数まで上昇させ、通常制御に復帰させる。
このように空気調和装置を動作させることで、空気調和装置の能力を維持しつつ室内熱交換器14の凍結を防止し、冷凍サイクルの過度な低圧低下を防止することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5における空気調和装置の制御方法について説明する。なお、本実施の形態における空気調和装置の冷凍サイクル図は、上記実施の形態1と、また蒸発温度領域概念図は、上記実施の形態4とそれぞれ同一なので、その説明は省略する。また、本実施の形態における空気調和装置の制御方法は、復帰ゾーンの動作のみ異なるもので、蒸発温度の検出、及び、低下ゾーン、保持ゾーン及び上昇ゾーンの各ゾーンにおける動作は、上記実施の形態4で述べたものと同一なので、それについての説明を省略する。
本実施の形態における空気調和装置の制御方法における復帰ゾーンの動作について説明する。
蒸発温度が上がり、制御ゾーンが復帰ゾーン(例えば、10℃以上)に突入した場合は、上限回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機2を通常回転数まで上昇させ、通常制御に復帰させるのだが、通常制御での、圧縮機回転数変更速度は一般的に速く設定(例えば、1Hz/1秒)されており、圧縮機回転数が急上昇する。冷凍サイクルの低圧確保ができているとはいえ、圧縮機回転数を急上昇させることにより蒸発温度の急低下を引き起こし保護突入、もしくは室内熱交換器14の凍結や異常な低圧低下による保護停止に至る場合がある。これを防止するため、復帰ゾーンでも圧縮機回転数上昇速度を、緩やかに設定(例えば1Hz/30秒)し、冷凍サイクル安定性を向上させ、冷凍サイクルの異常を防ぐ。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6における空気調和装置の制御方法について説明する。なお、本実施の形態における空気調和装置の冷凍サイクル図は、上記実施の形態1と、また蒸発温度領域概念図は、上記実施の形態4とそれぞれ同一なので、その説明は省略する。ま
た、本実施の形態における空気調和装置の制御方法は、復帰ゾーンの動作のみ異なるもので、蒸発温度の検出、及び、低下ゾーン、保持ゾーン及び上昇ゾーンの各ゾーンにおける動作は、上記実施の形態4で述べたものと同一なので、それについての説明を省略する。
本実施の形態における空気調和装置の制御方法における復帰ゾーンの動作について説明する。
蒸発温度が上がり、制御ゾーンが復帰ゾーン(例えば、10℃以上)に突入した場合は、上限回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機2を通常回転数まで緩やかに(例えば1Hz/30秒)上昇させ、通常制御に復帰させるのだが、通常の圧縮機回転数と保護により低下した圧縮機回転数の差が小さい場合は、すぐに通常制御に復帰するため安定に問題ない。しかし起動時など過渡的に大きく保護がはたらいてしまい、通常の圧縮機回転数と保護により低下した圧縮機回転数の差が大きい場合、例えば、通常回転数を80Hz、保護により低下した回転数を30Hzとすると、目標とする通常回転数まで復帰するために非常に長い時間(この場合は25分)がかかり快適性が損なわれる。
そこで復帰ゾーンに突入し、復帰動作開始とともにタイマーを動作させ、タイマー設定時間中(例えば、5分)のみ緩やかな速度で復帰、タイマー終了後は、通常速度に変更し速やかに通常制御に復帰させるようにしたものである。
この制御により、必要以上に快適性が失われること無く安定性を保持したまま通常運転に復帰できる。
以上のように本発明にかかる空気調和装置の制御方法は、より室内負荷変動の大きい多室型の空気調和装置に応用することで大きな効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1における空気調和装置の制御方法を用いた空気調和装置の冷凍サイクル図 同空気調和装置の凝縮温度領域概念図 本発明の実施の形態4における空気調和装置の蒸発温度領域概念図
1 室外機
2 圧縮機
3 室外熱交換器
4 室外送風機
7 四方弁
8 絞り装置
9 室外熱交換器温度検出装置(凝縮温度検出装置、蒸発温度検出装置)
12 室内機
13 室内送風機
14 室内熱交換器
15 室内熱交換器温度検出装置(凝縮温度検出装置、蒸発温度検出装置)

Claims (6)

  1. 圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、通常制御に復帰させることを特徴とする空気調和装置の制御方法。
  2. 圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を、通常運転回転数まで圧縮機回転数変化速度を低下させて上昇させることを特徴とする空気調和装置の制御方法。
  3. 圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、凝縮温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された凝縮温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて凝縮温度を下げ、検出された凝縮温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された凝縮温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに凝縮温度が下がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を圧縮機回転数変化速度を通常よりも低下させて上昇させ、設定時間経過後は、圧縮機回転数変化速度を通常速度に戻すことを特徴とする空気調和装置の制御方法。
  4. 圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、通常制
    御に復帰させることを特徴とする空気調和装置の制御方法。
  5. 圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を通常運転回転数まで圧縮機回転数変化速度を低下させて上昇させることを特徴とする空気調和装置の制御方法。
  6. 圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、絞り装置を有する室外機と、前記室外機に接続されると共に、室内熱交換器、室内送風機を有する室内機と、蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置とを備え、少なくとも冷房運転または除湿運転または暖房運転を行う空気調和装置の制御方法において、蒸発温度領域を低下、保持、上昇、復帰の4つの制御ゾーンに分け、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンに突入した場合、まず、最大圧縮機回転数をある回転数Nmaxに制限し、その後、検出された蒸発温度が前記低下ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を低下させて蒸発温度を上げ、検出された蒸発温度が前記保持ゾーンにある場合は、圧縮機回転数を保持し、検出された蒸発温度が前記上昇ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxを上限に圧縮機回転数を上昇させ、さらに蒸発温度が上がり、制御ゾーンが前記復帰ゾーンにある場合は、前記回転数Nmaxをキャンセルし、圧縮機回転数を圧縮機回転数変化速度を通常よりも低下させて上昇させ、設定時間経過後は、圧縮機回転数変化速度を通常速度に戻すことを特徴とする空気調和装置の制御方法。
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