JP3461027B2 - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JP3461027B2
JP3461027B2 JP09192294A JP9192294A JP3461027B2 JP 3461027 B2 JP3461027 B2 JP 3461027B2 JP 09192294 A JP09192294 A JP 09192294A JP 9192294 A JP9192294 A JP 9192294A JP 3461027 B2 JP3461027 B2 JP 3461027B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転数可変の圧縮機、
凝縮器、および蒸発器を有し、非共沸混合冷媒からなる
HFC冷媒を循環させる冷凍サイクルと、空調負荷に応
て圧縮機の回転数を制御する回転数制御手段とを備え
た空気調和機の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクル中の室外熱交換器等はもち
ろん室外に設置されるので、室外温度等の影響を受け、
大きな負荷変度の原因となる。例えば暖房運転されてい
る空気調和機において室内熱交換器は凝縮器として作用
するが、その場合、凝縮圧力の上昇に伴い凝縮温度も上
昇し、それが最高許容温度を超えることがある。外気温
度が低く室温も低い場合、圧縮機を高速運転しても空調
負荷が軽いため、あまり問題にならない。ところが、冷
房運転時に外気温度が上昇した場合は、凝縮圧力が上昇
し、それに伴って凝縮温度も上昇する。
【0003】このような不都合を回避するため、従来、
冷凍サイクルにおける凝縮圧力の異常上昇防止のために
圧力検知器を凝縮器に取り付け、凝縮圧力が異常上昇し
た時、その検知器の出力により圧縮機を停止したり、回
転数を低下させたりすることにより圧縮機などの冷凍サ
イクル機器を保護している。
【0004】さらに、冷凍サイクルにおける蒸発温度の
低下による蒸発器での凍結防止のために圧力検知器を蒸
発器に取り付け、蒸発圧力が異常低下した時、圧力検知
器の出力により圧縮機を停止したり、その回転数を低下
させたりすることによって、圧縮機などの冷凍サイクル
機器を保護している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに圧縮機の回転
数を低下させたり元の回転数に復帰させたりするために
は、複数の圧力値を検出する必要がある。ところが、複
数の圧力値を正確に検知するために用いられる圧力セン
サは非常に高価なものである。さらに圧力センサは冷凍
サイクルの中に組み込む必要があるが、そのためには冷
凍サイクルへの接続部が増加し、その接続部からの冷媒
漏れの防止作業など、余分な作業が必要を強いられてい
た。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、圧力センサを用いたり圧縮機を停止したりするこ
となく、凝縮器の異常圧力上昇を防止しうる空気調和機
の制御方法を提供することを目的とする。
【0007】さらに本発明は、圧力センサを用いたり圧
縮機を停止したりすることなく、蒸発器の凍結を防止し
うる空気調和機の制御方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、非共沸混合冷媒からなるHFC冷媒を用いた
空気調和機において、凝縮器の中間部の温度を検出し、
その検出温度が第1の設定値よりも高くなった場合、圧
縮機の回転数を低下させ、その後検出温度が第1の設定
値よりも低い第2の設定値よりも低くなった場合、圧縮
機の回転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰
させることを特徴とするものである。
【0009】さらに本発明は、凝縮温度の領域を少なく
とも高・中・低3つの温度制御ゾーンに分け、凝縮器の
中間部の温度を検出し、その検出温度が温度制御ゾーン
の高温度制御ゾーンに至った場合、圧縮機の回転数を低
下させ、その後凝縮温度が低下し、検出温度が温度制御
ゾーンの中温度制御ゾーンに至った場合、圧縮機の回転
数を変化させず、さらに凝縮温度が低下し、検出温度が
温度制御ゾーンの低温度制御ゾーンに至った場合、圧縮
機の回転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰
させることを特徴とするものである。
【0010】さらに本発明は、蒸発器の入口温度を検出
し、その検出温度が第1の設定値よりも低くなった場
合、圧縮機の回転数を低下させ、その後検出温度が前記
第1の設定値よりも高い第2の設定値よりも高くなった
場合、圧縮機の回転数を上昇させて空調負荷に応じた回
転数に復帰させることを特徴とするものである。
【0011】さらに本発明は、蒸発温度の領域を少なく
とも高・中・低3つの温度制御ゾーンに分け、蒸発器の
入口温度を検出し、その検出温度が温度制御ゾーンの低
温度制御ゾーンに至った場合、圧縮機の回転数を低下さ
せ、その後蒸発温度が上昇し、検出温度が温度制御ゾー
ンの中温度制御ゾーンに至った場合、圧縮機の回転数を
変化させず、さらに蒸発温度が低下し、検出温度が温度
制御ゾーンの高温度制御ゾーンに至った場合、圧縮機の
回転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰させ
ることを特徴とするものである。
【0012】さらにまた本発明は、冷房運転時に蒸発器
として作用する室内熱交換器の入口温度を検出する第1
の温度検出手段と、暖房運転時に凝縮器として作用する
室内熱交換器の中間温度を検出する第2の温度検出手段
とを設け、冷房運転時に第1の温度検出手段の検出温度
が第1の設定値よりも低くなった時は、圧縮機の回転数
を一定時間ごとに所定値ずつ低下させ、その後、検出温
度が第2の設定値よりも高くなった時、圧縮機の回転数
を上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰させるとと
もに、暖房運転時に第2の温度検出手段の検出温度が第
3の設定値よりも高くなった時は、圧縮機の回転数を一
定時間ごとに所定値ずつ低下させ、その後、検出温度が
第2の設定値よりも低くなった時、圧縮機の回転数を上
昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰させることを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】凝縮器の中間部の温度を検出し、その検出温度
が第1の設定値よりも高くなった場合、圧縮機の回転数
を低下させ、その後検出温度が第1の設定値よりも低い
第2の設定値よりも低くなった場合、圧縮機の回転数を
上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰させることに
より、圧力センサを用いることなく、また、圧縮機を停
止させることなく、凝縮圧力の異常上昇を防止すること
ができる。
【0014】凝縮温度の領域を少なくとも高・中・低3
つの温度制御ゾーンに分け、凝縮器の中間部の温度を検
出し、その検出温度が温度制御ゾーンの高温度制御ゾー
ンに至った場合、圧縮機の回転数を低下させ、その後凝
縮温度が低下し、検出温度が温度制御ゾーンの中温度制
御ゾーンに至った場合、圧縮機の回転数を変化させず、
さらに凝縮温度が低下し、検出温度が温度制御ゾーンの
低温度制御ゾーンに至った場合、圧縮機の回転数を上昇
させて空調負荷に応じた回転数に復帰させることによっ
ても、上記と同様の作用・効果を奏することができる。
【0015】さらに蒸発器の入口温度を検出し、その検
出温度が第1の設定値よりも低くなった場合、圧縮機の
回転数を低下させ、その後検出温度が第1の設定値より
も高い第2の設定値よりも高くなった場合、圧縮機の回
転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰させる
ことによっても、圧力センサを用いることなく、また、
圧縮機を停止させることなく、凝縮圧力の異常上昇を防
止することができる。
【0016】蒸発温度の領域を少なくとも高・中・低3
つの温度制御ゾーンに分け、蒸発器の入口温度を検出
し、その検出温度が温度制御ゾーンの低温度制御ゾーン
に至った場合、圧縮機の回転数を低下させ、その後蒸発
温度が上昇し、検出温度が温度制御ゾーンの中温度制御
ゾーンに至った場合、圧縮機の回転数を変化させず、さ
らに蒸発温度が低下し、検出温度が温度制御ゾーンの高
温度制御ゾーンに至った場合、圧縮機の回転数を上昇さ
せて空調負荷に応じた回転数に復帰させることによって
も、上記と同様の作用・効果を奏することができる。
【0017】冷房運転時に蒸発器として作用する室内熱
交換器の入口温度を検出する第1の温度検出手段と、暖
房運転時に凝縮器として作用する室内熱交換器の中間温
度を検出する第2の温度検出手段とを設け、冷房運転時
に第1の温度検出手段の検出温度が第1の設定値よりも
低くなった時は、圧縮機の回転数を一定時間ごとに所定
値ずつ低下させ、その後、検出温度が第2の設定値より
も高くなった時、圧縮機の回転数を上昇させて空調負荷
に応じた回転数に復帰させるとともに、暖房運転時に第
2の温度検出手段の検出温度が第3の設定値よりも高く
なった時は、圧縮機の回転数を一定時間ごとに所定値ず
つ低下させ、その後、検出温度が第2の設定値よりも低
くなった時、圧縮機の回転数を上昇させて空調負荷に応
じた回転数に復帰させることにより、やはり上記と同様
の作用・効果を奏することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明をさらに詳
述する。
【0019】図2は本発明の制御対象とする空気調和機
とその制御装置の概要を示す図である。空気調和機の主
機器として冷凍サイクルが備えられ、それは圧縮機(C
P)1、四方弁2、室内熱交換器3、減圧装置4、およ
び室外熱交換器5からなっている。この冷凍サイクルは
四方弁2の切換により、冷房運転または暖房運転に選択
的に切換えて運転することができる。室内熱交換器3
は、冷房運転時は蒸発器として作用し、暖房運転時は凝
縮器として作用する。それに対応して、室外熱交換器5
は、冷房運転時は凝縮器として作用し、暖房運転時は蒸
発器として作用する。
【0020】冷凍サイクル中に充填されその中を循環す
る冷媒として、例えばR134aのHFC冷媒が用いら
れる。
【0021】圧縮機1は電動機(M)7によって駆動さ
れる。電動機7は、交流電源8(例えば商用交流電源)
に接続された周波数変換器9により、通常は空気負荷に
応じて可変速運転される。
【0022】室内熱交換器3にはその中間部分に凝縮温
度Tcを検出すべく温度センサ11が設けられ、また室
温Taを検出すべく温度センサ12が設けられている。
温度センサ11および温度センサ12の出力(Tc,T
a)はそれぞれ凝縮温度検出手段13および室温検出手
段14を介して変換器制御装置15に導入される。変換
器制御装置15は後述のごとく各入力量に応じ圧縮機1
の回転数を制御すべく周波数変換器9の出力周波数を制
御する。周波数変換器9、変換器制御装置15および電
動機7によって本発明にいう回転数制御手段を構成して
いる。
【0023】ここでは、図1に示す空気調和機を暖房運
転するものとして説明を進める。その場合、室内熱交換
器3は凝縮器として作用し、室外熱交換器5は蒸発器と
して作用する。
【0024】図3を参照して本発明の第1の実施例によ
る制御方法を説明する。
【0025】空気調和機は、基本的には、温度センサ1
2および室温検出手段14によって検出された室温Ta
が予め設定された設定温度Tsに一致し、あるいは近付
くように運転される。
【0026】いま、空調負荷の変動に伴い、凝縮温度T
cが時間に対して図3に示すように仮に上に凸の放物線
状に変化した場合を考慮し、凝縮温度Tcに応じ、複数
の温度制御ゾーンA,B,Cに区分する。例えば、最高
温度を55℃とした場合、その55℃を超える高い温度
ゾーンをAゾーン、55℃以下、53℃を超える中間の
温度ゾーンをBゾーン、53℃以下の低い温度ゾーンを
Cゾーンとして、3つの温度制御ゾーンに区分する。
【0027】ここで、空調負荷の増大に伴い、温度セン
サ11および凝縮温度検出手段13によって検出された
凝縮温度TcがAゾーンに入った場合、変換器制御装置
15および周波数変換器9を介して所定時間ごとに、例
えば30秒ごとに、圧縮機1の回転数を所定値、例えば
5rps(=回転/秒)ずつ下げる。凝縮温度TcがB
ゾーンにある場合は、回転数を変化させない。また、凝
縮温度TcがCゾーンまで低下した場合は、制御装置1
5および周波数変換器9を介して所定時間ごとに、例え
ば30秒ごとに、圧縮機1の回転数を所定値、例えば5
rpsずつ上げ、例えば、検出室温Taと設定温度Ts
との差に応じて指令周波数に対応する回転数まで復帰さ
せる。このような制御を行うことにより、図1に示すよ
うに、凝縮温度Tcは時間に対して、53℃から55℃
の間で変化し、凝縮温度Tcは55℃以下となって、空
気調和機の能力を維持しつつ、凝縮圧力の異常上昇を防
止することができる。
【0028】図3において、凝縮温度Tcが空調負荷の
増大に伴い上昇過程にある場合、凝縮温度TcがAゾー
ンに入った時に所定回転数(例えば、10rps/30
秒)だけ下げ、また逆に凝縮温度Tcが空調負荷の減少
に伴い下降過程にある場合、凝縮温度TcがAゾーンか
らBゾーンへ移行する際には、下げた回転数のままと
し、Cゾーンまで下がった時に回転数を元の値に復帰
(上昇)させることにより、上記と同様の効果を期待す
ることができる。さらに、凝縮温度TcがBゾーンから
Aゾーンに入った時に、ヒステリシス特性を持たせて回
転数を所定値だけ下げ、凝縮温度TcがCゾーンまで下
がった時にも、同様にヒステリシス特性を持たせて回転
数を元の値に復帰(上昇)させれば、AゾーンとBゾー
ンの境界領域、あるいはBゾーンとCゾーンの境界領域
における制御上のチャタリングを防止し、円滑な圧力制
御を達成することができる。
【0029】図4は、本発明の制御方法を実施するため
の回路装置を示すものである。この装置は室内機IUお
よび室外機OUに分割されたスプリット型の空気調和機
を示すものであって、室内熱交換器3(図示せず)、室
内ファン3F、室内熱交換器温度検出手段13および室
温検出手段14が室内機IUに含まれ、一方、圧縮機1
(図示せず)、四方弁2、室外熱交換器5(図示せ
ず)、電動機7、周波数変換器9、室外ファン5Fおよ
び変換器制御装置15などが室外機OUに含まれてい
る。室内機IUには、さらに四方弁2を切換制御するた
めの冷暖房切換スイッチ17、周波数変換器9に直列の
運転スイッチ18、および室内ファン3F用スイッチ1
9も含まれており、また、電気系統全体の共通の電源プ
ラグ20も便宜的にここに示されている。
【0030】周波数変換器9は、電源プラグ20および
運転スイッチ17を介して入力された一定周波数(例え
ば商用周波数)の電力を検出室温Taなどに応じて指令
される周波数の交流電力に変換し、それを電動機7に供
給する。この周波数変換器9は、例えば、全波整流器お
よびインバータからなっており、商用周波数の電力をい
ったん直流に変換した後、指令周波数に応じた方形波の
交流電力を出力し電動機7を介して圧縮機1を所定回転
数で駆動する。変換器制御装置15には、室温検出手段
14によって検出された空調対象の室温Ta、熱交温検
出手段13によって検出された室内熱交換器3の温度す
なわち凝縮温度Tcが導入されており、空気調和機の軽
負荷時、すなわち通常運転時においては、圧縮機1の回
転数は室温Taに応じて制御される。また、空気調和機
の過負荷時に、凝縮温度Tcが所定値(例えば55℃)
を超えると、周波数変換器9の出力周波数を低下させ、
圧縮機1の回転数を低下させる。この回転数の低下によ
り凝縮温度Tcが低下し、所定値(55℃)よりも低下
すれば、その時の回転数を維持し、この状態で空調負荷
の減少などにより凝縮温度Tcがさらに低下し、より低
い値(例えば53℃)以下となれば、周波数変換器9の
出力周波数を、検出室温Taに応じた周波数指令に対応
する回転数へと復帰させる。
【0031】上記実施例においては冷凍サイクルに用い
るHFC冷媒としてR134a冷媒を例示したが、それ
に代えて他のHFC冷媒を用いてもよい。他のHFC冷
媒としては、単冷媒としてR22冷媒より吐出圧力の高
いジフルオロメタン(R32)、ペンタフルオロエタン
(R125)、1,1,2,2−テトラフルオロエタン
(R134)、1,1,2−トリフルオロエタン(R1
43)、1,1,1−トリフルオロエタン(R143
a)、1,1−ジフルオロエタン(R152a)、モノ
フルオロエタン(R161)が挙げられる。
【0032】これらの冷媒の中では、R134、R14
3、R143aが従来のCFC12(R12)冷媒に近
い沸点を有し、代替冷媒として好ましい。
【0033】また、HFC冷媒は単冷媒として用いられ
るだけでなく、HFC冷媒を2種以上混合させた混合物
であってもよい。HFC混合冷媒としては、R125/
R143a/R134aの混合冷媒、R32/R134
aの混合冷媒、R32/R125の混合冷媒、R32/
R125/R134aの混合冷媒、さらにはR125/
R143aの混合冷媒が考えられる。
【0034】なお、R32、R125、R134aのよ
うな非共沸混合冷媒を用いた場合、凝縮温度に温度勾配
が発生するが、凝縮器の中間で温度を検出することによ
り、温度と圧力の相対誤差を極力抑えることができる。
【0035】以上述べた実施例によれば、圧力センサを
用いることなく、かつ圧縮機1を停止させることなく、
凝縮圧力の異常上昇を防止することができる。
【0036】さらに、HFC冷媒に非共沸混合冷媒を用
いることにより、凝縮温度が凝縮圧力に一対一に対応せ
ず、凝縮器の入口と出口で温度が変化するため、凝縮温
度の検出位置によっては誤検出の幅が大きくなりうる
が、そのような問題に対しても凝縮器の中間部の温度に
基づいて凝縮圧力を検知することにより、誤検出の幅を
小さくすることができ、安定した凝縮温度の検出が可能
となる。
【0037】次に本発明の第2の実施例について図5以
下を参照して説明する。
【0038】図5において図2と同一ないし対応する部
分には同一符号が付されており、そのれらの個々の説明
は省略する。この空気調和機においては、室内熱交換器
3に対し、暖房運転時に凝縮器として作用する時の凝縮
温度Tcを検出するための温度センサ11がその中間部
に設けられているほかに、冷房運転時に蒸発器として作
用する時の蒸発温度Teを検出するための温度センサ2
1がその入口部に付加的に設けられ、それに対応し、温
度センサ21の出力に基づいて蒸発温度を検出し、その
検出出力を変換器制御装置15に送出する蒸発温度検出
手段22が設けられている。この実施例においても、冷
凍サイクル中に充填されその中を循環する冷媒として、
例えばR134aのHFC冷媒が用いられる。
【0039】図6は図5の空気調和機を用いて行われる
本発明の制御方法を説明するための説明図である。
【0040】いま、冷房運転中の空気調和機における空
調負荷の変動に伴い、蒸発器として作用している室内熱
交換器3において計測された蒸発温度Teが時間に対し
て図8に示すように仮に下に凸の放物線状に変化した場
合を考慮して、蒸発温度Teに応じ、複数の温度制御ゾ
ーンA,B,Cに区分する。例えば、最低蒸発温度を1
℃とした場合、その1℃以下の低い温度ゾーンをAゾー
ン、1℃を超え5℃までの中間の温度ゾーンをBゾー
ン、5℃を超える高い温度ゾーンをCゾーンとして、3
つの温度制御ゾーンに区分する。
【0041】ここで、空調負荷の増大に伴い、温度セン
サ21および蒸発温度検出手段22によって検出された
蒸発温度Teが低下してAゾーンに入った場合、変換器
制御装置15、周波数変換器9および電動機7を介して
所定時間ごとに、例えば1分ごとに、圧縮機1の回転数
を所定値、例えば5rps(=回転/秒)ずつ下げる。
蒸発温度TeがBゾーンにある場合は、回転数を変化さ
せない。また、蒸発温度TeがCゾーンまで上昇した場
合は、変換器制御装置15および周波数変換器9を介し
て所定時間ごとに、例えば1分ごとに、圧縮機1の回転
数を所定値、例えば5rpsずつ上げ、例えば、検出室
温Taと設定温度Tsとの差に応じて指令周波数に対応
する回転数まで復帰させる。なお、すでに述べた凝縮温
度検出の場合の回転数変化を30秒ごとに変化させたの
に対し、ここではそれを1分ごとに変化させるようにし
ているが、その理由は、蒸発温度Teの変化は凝縮温度
Tcのそれよりも一般に緩やかであるためである。この
ような制御を行うことにより、図7に示すように、蒸発
温度Teは時間に対して、5℃から1℃の間で変化し、
蒸発温度Teは5℃以下となり、空気調和機の能力を維
持しつつ、冷凍サイクル機器の凍結を防止することがで
きる。
【0042】図6において、蒸発温度Teが空調負荷の
増大に伴い下降過程にあって蒸発温度TeがAゾーンに
入った場合、所定回転数(例えば、10rps/分)だ
け下げ、また逆に、蒸発温度Teが空調負荷の減少に伴
い上昇過程にあって蒸発温度TeがAゾーンからBゾー
ンへ移行する際には、上げた回転数をそのままとし、C
ゾーンまで上がった時に回転数を元の値に復帰(上昇)
させることにより、上記と同様の効果を期待することが
できる。さらに、蒸発温度TeがBゾーンからAゾーン
に入った時に、ヒステリシス特性を持たせて回転数を所
定値だけ上げ、蒸発温度TeがCゾーンまで上がった時
にも、同様にヒステリシス特性を持たせて回転数を元の
値に復帰(上昇)させれば、AゾーンとBゾーンの境界
領域、あるいはBゾーンとCゾーンの境界領域における
制御上のチャタリングを防止し、円滑な圧力制御を達成
することができる。
【0043】図8は、本発明の制御方法を実施するため
の回路装置を示すものである。図8において、図4のも
のと同一ないし同等機能のものには同一符号を付して示
している。図8の室内機IUには、蒸発温度検出手段2
2も含まれており、その検出出力(蒸発温度Te)は室
外機OU内の変換器制御装置15に導入される。他の部
分は図4のものと変わりがない。
【0044】変換器制御装置15には、室温検出手段1
4によって検出された空調対象の室温Ta、蒸発温度検
出手段22によって検出された室内熱交換器3の入口温
度が蒸発温度Teとして導入されている。空気調和機の
軽負荷時に蒸発温度Teが所定値(例えば1℃)以下に
低下すると、周波数変換器9の出力周波数を低下させ、
圧縮機1の回転数を低下させる。この回転数の低下によ
り、蒸発温度Teが1℃を上回るように上昇すれば、そ
の時の回転数を維持し、この状態で蒸発温度Teがさら
に上昇し、より高い5℃以上となれば、周波数変換器9
の出力周波数を、検出室温Taに応じた周波数指令に対
応する回転数へと復帰させる。
【0045】上記実施例において説明したR134a冷
媒に代えて他のHFC冷媒を用いうることはすでに述べ
たところと同様である。
【0046】以上述べた実施例によれば、冷房運転時
に、圧力センサを用いることなく、かつ圧縮機1を停止
させることなく、蒸発器の凍結を防止することができ
る。また、蒸発器の最も温度の低い入口に設けた温度セ
ンサを介して検出した蒸発温度に基づき凍結状態を検出
するため、蒸発器の凍結を確実に防止することができ
る。
【0047】図5以下を参照して説明した実施例におい
ては、冷房運転において蒸発器として作用する室内熱交
換器3の入口温度を蒸発温度Teとして検知し、その蒸
発温度Teに基づいて圧縮機1の回転数を調節するもの
として説明したが、この蒸発温度Teに基づくものに加
えて、凝縮器の中間部で検出された凝縮温度に基づいて
圧縮機1の回転数を調節する方式を併用してもよい。以
下にその実施例について説明する。
【0048】冷房運転時に蒸発器として作用する室内熱
交換器3の入口温度を温度センサ21および蒸発温度検
出手段22により蒸発温度Teとして検出し、また暖房
運転時に凝縮器として作用する室内熱交換器3の中間温
度を温度センサ11および凝縮温度検出手段13により
凝縮温度Tcとして検出し、それぞれの検出出力を変換
器制御装置15へ送出する。そして冷房運転時に蒸発温
度検出手段22により検出された蒸発温度Teが所定
値、例えば1℃よりも低くなった時は、変換器制御装置
15、周波数変換器9および電動機7を介して圧縮機1
の回転数を一定時間、例えば1分ごとに、所定回転数、
例えば5rpsずつ低下させ、その後、蒸発温度Teが
第2の設定値、例えば5℃よりも高くなった時、圧縮機
1の回転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰
させる。さらに、暖房運転時に凝縮温度検出手段13を
介して検出された凝縮温度Tcが設定値、例えば最高許
容温度55℃よりも高くなった時は、変換器制御装置1
5、周波数変換器9および電動機7を介して圧縮機1の
回転数を一定時間、例えば30秒ごとに、所定回転数、
例えば5rpsずつ低下させ、その後、凝縮温度Tcが
その第2の設定値、例えば53℃よりも低くなった時、
圧縮機1の回転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数
に復帰させる。
【0049】このように制御することにより、冷暖房兼
用空気調和機において、冷房運転においても暖房運転に
おいてもすでに述べたと同様に、圧力センサを用いるこ
となく、かつ圧縮機1を停止させることなく、暖房運転
時の高圧圧力保護は室内熱交換器の中間温度で保護し、
凍結防止は室内熱交換器の入口温度で保護するため、非
共沸混合冷媒からなるHFC冷媒を用いた空気調和機に
おいても最適な熱交換器温度でそれぞれの保護をするこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
圧力センサを用いたり、圧縮機を停止したりすることな
く、凝縮器の中間温度の検出に基づいて凝縮圧力の異常
上昇を防止することができる。また、蒸発器の最も温度
の低下する入口に設けた温度センサの検出温度に基づい
て蒸発器の凍結を確実に防止することができる。
【0051】暖房運転時の高圧圧力の保護は室内熱交換
器の中間温度で保護し、凍結防止は室内熱交換器の入口
温度で保護することにより、最適な熱交換器温度でそれ
ぞれの保護を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における作用を説明する
ための特性線図。
【図2】第1の実施例を実施する装置の主回路の系統図
およびその制御回路のブロック図。
【図3】第1の実施例における温度制御ゾーンを説明す
るための線図。
【図4】第1の実施例を実施する装置の電気系統の結線
図。
【図5】本発明の第2の実施例を実施する装置の主回路
の系統図およびその制御回路のブロック図。
【図6】第2の実施例における温度制御ゾーンを説明す
るための線図。
【図7】第2の実施例における作用を説明するための特
性線図。
【図8】第2の実施例を実施する装置の電気系統の結線
図。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室内熱交換器 5 室外熱交換器 7 電動機 9 周波数変換器 11,12,21 温度センサ 13 凝縮温度検出手段 14 室温検出手段 22 蒸発温度検出手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転数可変の圧縮機、凝縮器、および蒸発
    器を有し、非共沸混合冷媒からなるHFC冷媒を循環さ
    せる冷凍サイクルと、空調負荷に応じて前記圧縮機の回
    転数を制御する回転数制御手段とを備えた空気調和機の
    制御方法において、 前記凝縮器の中間部の温度を検出し、その検出温度が第
    1の設定値よりも高くなった場合、前記圧縮機の回転数
    を低下させ、その後前記検出温度が前記第1の設定値よ
    りも低い第2の設定値よりも低くなった場合、前記圧縮
    機の回転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰
    させることを特徴とする空気調和機の制御方法。
  2. 【請求項2】回転数可変の圧縮機、凝縮器、および蒸発
    器を有し、非共沸混合冷媒からなるHFC冷媒を循環さ
    せる冷凍サイクルと、空調負荷に応じて前記圧縮機の回
    転数を制御する回転数制御手段とを備えた空気調和機の
    制御方法において、 凝縮温度の領域を少なくとも高・中・低3つの温度制御
    ゾーンに分け、前記凝縮器の中間部の温度を検出し、そ
    の検出温度が前記温度制御ゾーンの高温度制御ゾーンに
    至った場合、前記圧縮機の回転数を低下させ、その後前
    記凝縮温度が低下し、前記検出温度が前記温度制御ゾー
    ンの中温度制御ゾーンに至った場合、前記圧縮機の回転
    数を変化させず、さらに前記凝縮温度が低下し、前記検
    出温度が前記温度制御ゾーンの低温度制御ゾーンに至っ
    た場合、前記圧縮機の回転数を上昇させて空調負荷に応
    じた回転数に復帰させることを特徴とする空気調和機の
    制御方法。
  3. 【請求項3】回転数可変の圧縮機、凝縮器、および蒸発
    器を有し、非共沸混合冷媒からなるHFC冷媒を循環さ
    せる冷凍サイクルと、空調負荷に応じて前記圧縮機の回
    転数を制御する回転数制御手段とを備えた空気調和機の
    制御方法において、 前記蒸発器の入口温度を検出し、その検出温度が第1の
    設定値よりも低くなった場合、前記圧縮機の回転数を低
    下させ、その後前記検出温度が前記第1の設定値よりも
    高い第2の設定値よりも高くなった場合、前記圧縮機の
    回転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数に復帰させ
    ることを特徴とする空気調和機の制御方法。
  4. 【請求項4】回転数可変の圧縮機、凝縮器、および蒸発
    器を有し、非共沸混合冷媒からなるHFC冷媒を循環さ
    せる冷凍サイクルと、空調負荷に応じて前記圧縮機の回
    転数を制御する回転数制御手段とを備えた空気調和機の
    制御方法において、 蒸発温度の領域を少なくとも高・中・低3つの温度制御
    ゾーンに分け、前記蒸発器の入口温度を検出し、その検
    出温度が前記温度制御ゾーンの低温度制御ゾーンに至っ
    た場合、前記圧縮機の回転数を低下させ、その後前記蒸
    発温度が上昇し、前記検出温度が前記温度制御ゾーンの
    中温度制御ゾーンに至った場合、前記圧縮機の回転数を
    変化させず、さらに前記蒸発温度が低下し、前記検出温
    度が前記温度制御ゾーンの高温度制御ゾーンに至った場
    合、前記圧縮機の回転数を上昇させて空調負荷に応じた
    回転数に復帰させることを特徴とする空気調和機の制御
    方法。
  5. 【請求項5】回転数可変の圧縮機、四方弁、室内熱交換
    器、減圧装置、および室外熱交換器を有し、非共沸混合
    冷媒からなるHFC冷媒を循環させる冷凍サイクルと、
    空調負荷に応じて前記圧縮機の回転数を制御する回転数
    制御手段とを備えた空気調和機の制御方法において、 冷房運転時に蒸発器として作用する前記室内熱交換器の
    入口温度を検出する第1の温度検出手段と、暖房運転時
    に凝縮器として作用する前記室内熱交換器の中間温度を
    検出する第2の温度検出手段とを設け、冷房運転時に前
    記第1の温度検出手段の検出温度が第1の設定値よりも
    低くなった時は、前記圧縮機の回転数を一定時間ごとに
    所定値ずつ低下させ、その後、検出温度が前記第1の設
    定値よりも高い第2の設定値よりも高くなった時、前記
    圧縮機の回転数を上昇させて空調負荷に応じた回転数に
    復帰させるとともに、暖房運転時に前記第2の温度検出
    手段の検出温度が第3の設定値よりも高くなった時は、
    前記圧縮機の回転数を一定時間ごとに所定値ずつ低下さ
    せ、その後、検出温度が前記第3の設定値よりも低い第
    4の設定値よりも低くなった時、前記圧縮機の回転数を
    上昇させて空調空調負荷に応じた回転数に復帰させるこ
    とを特徴とする空気調和機の制御方法。
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