JP3551093B2 - ワイヤレス空調制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定小電力無線によるシステムエアコンの複数の室内ユニットの遠隔操作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の個別エアコンやシステムエアコンは、リモートコントロール対象物である個別エアコンの室内ユニット1台に対し、リモートコントローラである赤外線リモコンは1台であり、1:1の対応ができている。
【0003】
したがって、室内ユニットの運転に関する赤外線リモコンから室内ユニットへの送信制御情報を、キー操作に対し、瞬間的に室内ユニットへ赤外線通信を行うことができた。また、この種のエアコンの赤外線リモコンの赤外線通信に対して、法規性などによる送信時間制限や送信休止時間などは存在しない。
【0004】
一方、ネットワーク媒体として、特定小電力無線を用いた場合は、例えば、RCRSTD−16Aによる標準規格を遵守しなければならない。エアコンなどの機器の制御に関しては、当該規格において、テレコントロールが適用され、429.175MHzから429.2375MHzの周波数のいわゆる間欠帯の電波を使用するものについては、送信時間は3秒以内、送信休止時間は2秒以内と規定されている。これに対し、429.25MHzから429.7375MHz連続帯の電波を使用するものについては、この限りではないが、他のシステムが電波を使用することによって、自システムが電波を出せないという待ち合わせ率を考えると間欠帯の周波数の使用または、間欠帯及び連続帯の周波数の併用が望ましいということになる。
【0005】
したがって、特定小電力無線をネットワーク媒体とし、間欠帯の周波数を用いる個別エアコンの室内ユニットの運転制御を例えば赤外線リモコンのような装置により行った場合には、キー操作により室内ユニットの送信制御情報が生成されると、無線送信中及び送信休止時間中にキー操作された送信制御情報は最低2秒間は、無線送信待機状態となり、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに蓄積していくことになる。この場合は、無線リモコン1台に対し、室内ユニット1台を想定した構成であるが、図1のようなワイヤレス空調制御装置1台に対し、複数台の室内ユニットをワイヤレス空調制御装置のキー操作により運転制御する場合には、室内ユニットが多い分、一度に多くのキーが操作される確率は高く、無線リモコン1台に対し、室内ユニット1台の構成に比して、送信中及び送信休止時間中に送信制御情報がワイヤレス空調制御装置のリモコン制御部のアドレス空間のメモリを食いつぶしていくことになる。
【0006】
さらに、特定小電力無線を用いる場合、電波自体の指向性がなく、冷媒分岐ユニットに設けられた無線局とワイヤレス空調制御装置と双方向通信は容易であり、これにより複数台の室内ユニットの運転状況や室内ユニットが検出した室内温度の情報などをワイヤレス空調制御装置に反映できることになる。しかしながら、図1のように無線局1台に対し、複数台の室内ユニットの情報が集中するため、ワイヤレス空調制御装置のリモコン制御部で前述したことがまったく同じように無線局の無線送信制御部で発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、ワイヤレス空調制御装置のリモコン制御部のアドレス空間のメモリ数は物理的に制限があり、キー操作などによって生成された送信制御情報数が予めアドレス空間に設けていたメモリ数を超えるとメモリオーバーとなりキー操作を許可しない(室内ユニットの運転制御ができない)やメモリーオーバーのキー操作内容は無視するとか、メモリの先頭の方の送信制御情報を抹消するなどすることにより対応できるが、ワイヤレス空調制御装置からの各室内機に対する送信制御情報がきちんと伝達できない。つまり、ユーザーの意を反映しない室内ユニットの運転状態になるという課題を有していた。
【0008】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、ワイヤレス空調制御装置において、送信制御情報の整理を行うリモコン制御部を提供することを目的とする。
【0009】
また、従来の構成では、無線送信待機中以外にワイヤレス空調制御装置の室内ユニット6−1のキーが操作されるとすぐに送信制御情報が冷媒分岐ユニットの無線局に送られるが、その直後に室内ユニット6−2のキー操作による送信制御情報は、送信中及び送信休止時間を待って無線局に送られることになり、ユーザにとっては、ほぼ同時に室内ユニット6−1,6−2のキー操作を行ったにも関わらず、室内ユニット6−2に関しては、キー操作の反応に最低でも2秒間の遅延が生じるととともにRCR STD−16Aで規定される電文フォーマットを付加して送信しなければならないという課題を有していた。これは、時間的には非常に短いが、これが多数回繰返されると積算され、自システムの電波の占有率が高くなる。電波の公共性を考えると、電波の占有率はなるべく抑制しなければならない。
【0010】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ワイヤレス空調制御装置において、キー操作によって無線送信待機時間を設けるリモコン制御部を提供することを目的とする。
【0011】
さらに、従来の構成では、任意の室内ユニットに対して、永遠にキー操作が行われている場合には、いつまでたっても送信制御情報の無線送信が行えないという課題を有することになる。
【0012】
本発明は、このような課題を解決するものであり、ワイヤレス空調制御装置において、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに蓄積されていく送信制御情報が送信時間制限に対応した送信制御情報数に達した時にはキー操作による無線送信待機状態に関わらず無線送信を行うリモコン制御部を提供することを目的とする。
【0013】
加えて、従来の冷媒分岐ユニットに接続された無線局の構成では、前述のワイヤレス空調制御装置と同じように無線局の無線送信制御部のアドレス空間のメモリ数に物理的制限があり、各室内ユニットの運転状態の変更や室内温度などによって生成された送信運転情報数が予めアドレス空間に設けていたメモリ数を超えるとメモリオーバーとなり、メモリーオーバーの室内ユニットの送信運転情報は無視するとか、メモリの先頭の方の送信運転情報を抹消するなどすることにより対応できるが、室内ユニットの送信運転情報がワイヤレス空調制御装置へきちんと伝達できない。つまり、室内ユニットの運転状況などがワイヤレス空調制御装置に反映されないという課題を有していた。
【0014】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、冷媒分岐ユニットに接続された無線局において、送信運転情報の整理を行う無線送信制御部を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、請求項1記載のワイヤレス空調制御装置は、室内ユニットと、前記室内ユニットを制御・管理するワイヤレス空調制御装置と無線局間で特定小電力無線によるネットワークが形成され、かつ、前記ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信相手先(室内ユニット),送信元,制御コード,データからなる送信制御情報が生成され、前記送信制御情報が無線送信待機中には、ワイヤレス空調制御装置のリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されるワイヤレス空調制御装置において、無線送信待機中に任意の室内ユニットのキー操作により当該室内ユニットの送信制御情報がリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されている状態で、かつ、任意の室内ユニットに対するキー操作により新たに生成された送信制御情報と既にリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されている送信制御情報の送信相手先と制御コードの照合を行って、一致した場合には、既に前記アドレス空間のメモリに格納されている送信制御情報に対し、キー入力操作により新たに生成された送信制御情報に更新するものである。
【0016】
請求項2記載のワイヤレス空調制御装置は、ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信制御情報が生成され、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納される前記ワイヤレス空調制御装置において、キー入力部へのキー操作後、次のキー操作による無線送信待機状態に移行するものである。
【0017】
請求項3記載のワイヤレス空調制御装置は、ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信制御情報が生成され、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納される前記ワイヤレス空調制御装置において、キー操作後の無線送信待機状態でも規格にもとづく送信時間制限に相当するリモコン制御部のアドレス空間のメモリに蓄積された送信制御情報数に達したときにはキー操作による無線送信待機状態を解除するものである。
【0018】
請求項4記載のワイヤレス空調制御装置の無線局は、室外ユニットと冷媒分岐ユニット各1台と冷媒分岐ユニットに対して複数台の室内ユニットが接続・構成されるシステムエアコンと前記システムエアコンの室内ユニットを制御・管理するワイヤレス空調制御装置と前記冷媒分岐ユニットに設けられた無線局間で特定小電力無線によるネットワークが形成され、システムエアコンの室内ユニットの運転状況の変更時と前記ワイヤレス空調制御装置からの室内ユニットの運転状況の問い合わせに対して前記システムエアコンの冷媒分岐ユニットで生成される送信相手先,送信元(室内ユニット),制御コードからなる送信運転情報を受けてワイヤレス空調制御装置に無線送信する前記冷媒分岐ユニットに設けられ、かつ、無線送信待機中には送信運転情報が前記無線局の無線送信制御部のアドレス空間のメモリに格納される無線局において、無線送信待機中に既に任意の室内ユニットの送信運転情報を前記無線局の無線送信制御部のアドレス空間のメモリに格納されている状態で、さらに任意の室内ユニットの送信運転情報を冷媒分岐ユニットから受けた場合には、無線送信制御部により新たに受けた送信運転情報と既に無線送信制御部のアドレス空間メモリに格納されている送信運転情報の送信元と制御コードの照合を行って、一致した場合には、既にアドレス空間のメモリに格納されている送信運転情報に対し、新たに生成された送信運転情報に更新するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態は、無線送信中及び待機中に任意の室内ユニットのキー操作により当該室内ユニットの送信制御情報がリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されている状態で、かつ、任意の室内ユニットに対するキー操作が行われた場合に、キー入力部により新たに生成された送信制御情報と既にリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されている送信制御情報の送信相手先と制御コードの照合を行って、一致した場合には、既に前記アドレス空間のメモリに格納されている送信制御情報に対し、キー入力により新たに生成された送信制御情報に更新するものである。そしてこの構成によれば、キー操作などによって生成された送信制御情報数が予めアドレス空間に設けていたメモリ数を超えるとメモリオーバーとなりキー操作を許可しない(室内ユニットの運転制御ができない)やメモリーオーバーのキー操作内容は無視するとか、メモリの先頭の方の送信制御情報を抹消するなどを避けられることによりワイヤレス空調制御装置からの各室内機に対する送信制御情報をきちんと伝達することができる。
【0020】
第2の実施の形態は、ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信制御情報が生成され、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納される前記ワイヤレス空調制御装置において、キー入力部へのキー操作後、次のキー操作による無線送信待機状態に移行するもので、ほぼ同時にキー操作を行った室内ユニット対しては、ほぼ同時に室内機の運転制御が行えるとともに、RCR STD−16Aで規定される電文フォーマットを付加する必要をなくすことができる。
【0021】
第3の実施の形態は、ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信制御情報が生成され、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納される前記ワイヤレス空調制御装置において、キー操作後の無線送信待機状態でも規格にもとづく送信時間制限に相当するリモコン制御部のアドレス空間のメモリに蓄積された送信制御情報数に達したときにはキー操作による無線送信待機状態を解除するもので、リモコン制御部のアドレス空間のメモリがオーバーすることがなくなり、ワイヤレス空調制御装置のキー操作に対応した室内ユニットの運転状態が得られる。
【0022】
第4の実施の形態は、無線送信中及び待機中に既に任意の室内ユニットの送信運転情報を前記無線局の無線送信制御部のアドレス空間のメモリに格納されている状態で、さらに任意の室内ユニットの送信運転情報を冷媒分岐ユニットから受けた場合には、無線送信制御部により新たに受けた送信運転情報と既に無線送信制御部のアドレス空間メモリに格納されている送信運転情報の送信元と制御コードの照合を行って、一致した場合には、既にアドレス空間のメモリに格納されている送信運転情報に対し、新たに生成された送信運転情報を更新するものであり、室内ユニットの運転状況などを正確にワイヤレス空調制御装置に反映することができる。
【0023】
【実施例】
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0024】
図1は、ワイヤレス空調装置1により制御・管理されるシステムエアコンの室内ユニットの遠隔操作のシステム構成図を示している。図1において、システムエアコンは、室外ユニット3,3’と冷媒分岐ユニット4,4’各1台と冷媒分岐ユニット4,4’に対して複数台の室内ユニット6,6’が接続されて構成される。室外ユニット3から冷媒分岐ユニット4を介して、複数の室内ユニット6に分配され、再び室外ユニット3に回収されて、各室内を冷暖房する仕組みになっている。また、室内ユニット6と冷媒分岐ユニット4間及び、冷媒分岐ユニット4と室外ユニット3間は、電源ラインで結ばれており、この電源ラインを介してシステムエアコン全体を制御・管理するための情報のやりとりが行われている。このシステムエアコンに対して、1はワイヤレス空調装置であり、このワイヤレス空調装置にて、図1の構成では、室内ユニット6−1,6−2,…,6’−1,…,6’−3の7台までの制御・管理を行うことができる。7は、各室内ユニットに対する運転/停止や設定温度のup/downなどのキー入力部であり、8は各室内ユニットの運転状態や室内温度などの運転状態表示部である。ワイヤレス空調制御装置1は、特定小電力無線2を媒体とし、冷媒分岐ユニット4に接続された無線局5を介して、複数の室内ユニット6の制御・管理を行うための情報のやりとりを行うことができる。
【0025】
図8は、RCRSTD−16Aに規定される信号の構成を示す。室内ユニット6を制御・管理するための情報信号は、ビット同期信号,フレーム同期信号,呼出し信号のあとに付与され、この信号については使用者が任意にその信号構成を決定できる。送信時間制限は、信号全体の送出時間であり、この場合、全体で3秒以内ということになる。また、室内ユニット制御・管理情報は、パケットとして、相手先,送信元,制御コード,データから構成される。制御コードは、パケットの定義するものであり、例えば、制御コードが1なら室内ユニット制御情報とし、2なら運転情報とする。データは室内ユニット制御情報の場合、室内ユニットを運転制御するための情報であり、運転/停止,運転モード,設定温度,風量,風向…などから構成される。キー操作などによって定義されるパケットは送信時間制限以内いくらでも送信可能である。これらの室内ユニット制御情報は、ワイヤレス空調制御装置1のキー入力部のキー操作により生成される。また、例えば、室内ユニットの運転情報も同様の構成で、無線局5からワイヤレス空調制御装置1に送信され、運転状態表示部8に各室内ユニットの運転状態を示すことができる。
【0026】
図10は、無線局がワイヤレス空調制御装置から制御情報を受信すれば、無線局からACKを送信するという基本的な無線通信のやりとりを示したものである。これは、Ackdサービスといわれるものである。
【0027】
間欠帯を用いる特定小電力無線の場合、一旦送信した無線局は、2秒以上の送信休止時間を設ける必要があり、図10のようにキー操作1が行われた後のキー2操作2は、送信待機状態が解除されない限り送信されない。また、受信中に操作されたキー操作3,4,5についても送信待機状態(=送信・受信中,送信休止時間)が解除されるまで送信されない。したがって、送信待機状態では、図2におけるキー入力部への操作により生成された室内ユニットの制御信号は、無線送受信部10に引き渡されることなく送信待機状態が解除されるまでリモコン制御部9のアドレス空間のメモリに蓄積されていくことになる。したがって、図1に示すような複数台の室内ユニットを制御・管理するワイヤレス空調制御装置では、送信待機中のキー操作やその他の室内ユニットを管理する情報によりリモコン制御部のアドレス空間のメモリがどんどん食いつぶされていくことになり、図11のような流れにおいて、1104のメモリの処理においてメモリ数を超えるとメモリオーバーとなりキー操作を許可しない(室内ユニットの運転制御ができない)やメモリーオーバーのキー操作内容は無視するとか、メモリの先頭の方の送信制御情報を抹消するなどの処理が必要になる。
【0028】
(実施例1)
図3は本実施例の一実施例を示した図で、送信待機状態での(a)はワイヤレス空調制御装置のリモコン制御部のアドレス空間のメモリの状況であり、(b)キー操作から送信制御情報がメモリに格納されるまでの処理の流れを示している。(a)のようにリモコン制御アドレス空間のメモリは満杯状態で、例えば、0のアドレスメモリのように室内機6−1に対して、運転,冷房,25℃,風量…というように送信制御情報が格納されている。(図8(a)参照)このときに、新たにキー入力操作により室内機6−4に対して、運転,冷房,25℃,風量…の送信制御情報が生成されたとすると、(b)の流れによって、相手先の一致確認(301),制御コードの一致確認(302)を介して、すでに存在するメモリ0の送信情報と比較していく。この場合、相手先が異なるのでリモコン制御部のメモリに格納される。
【0029】
これに対して、図3(a)のキー入力操作があったとすると、同様に相手先,制御コードを比較していきます。この場合、相手先,制御コードが一致するので最終的に室内ユニット6−1に対して、停止,冷房,24℃,風量…という送信制御情報がメモリ0に更新される(303)。
【0030】
室外ユニットと冷媒分岐ユニット各1台と冷媒分岐ユニットに対して複数台の室内ユニットが接続・構成されるシステムエアコンと前記システムエアコンの室内ユニットを制御・管理するワイヤレス空調制御装置と前記冷媒分岐ユニットに設けられた無線局間で特定小電力無線によるネットワークが形成され、かつ、前記ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信相手先(室内ユニット),送信元,制御コード,データからなる送信制御情報が生成され、前記送信制御情報が無線送信中及び待機中には、ワイヤレス空調制御装置のリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されるワイヤレス空調制御装置において、無線送信中及び待機中に任意の室内ユニットのキー操作により当該室内ユニットの送信制御情報がリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されている状態で、かつ、任意の室内ユニットに対するキー操作により新たに生成された送信制御情報と既にリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されている送信制御情報の送信相手先と制御コードの照合を行って、一致した場合には、既に前記アドレス空間のメモリに格納されている送信制御情報に対し、キー入力操作により新たに生成された送信制御情報に更新することによりリモコン制御部におけるアドレス空間のメモリを比較的小さくとることができる。
【0031】
例えば、図8の送信制御情報の構成をとると、相手先数が7ならメモリの数を7で済ませることができる。これとともにメモリ数を超えるとメモリオーバーとなりキー操作を許可しない(室内ユニットの運転制御ができない)やメモリーオーバーのキー操作内容は無視するとか、メモリの先頭の方の送信制御情報を抹消するなどの処理を避けることができ、ユーザーの操作内容が完全に室内ユニットに伝えることができる。
【0032】
(実施例2)
図4は、キー操作による無線送信待機状態を生成する流れを示す。ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作(401)により送信待機を開始し(402)、キー入力部へのキー操作後、次のキー操作(400)による無線送信待機状態に移行するものである。この送信待機状態において、キー入力により生成された送信制御情報は実施例1と同じく相手先,制御コードの照合(403,404)が行われて、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されたり(406)、送信制御情報を更新する(405)。キー入力がない場合には、キー入力による送信待機時間の経過判断(407)を行い、無線送信を開始する(408)。
【0033】
そして、この実施例によれば、図5は、キー操作から送信制御情報の無線送信までのタイミングチャートを示したものである。図5(b)は、キー操作後、すぐに送信制御情報を無線送信するものであり、キー操作1ののちすぐに、キー操作2が行われても送信時間,送信休止時間の間隔をあけて、別途無線送信される。これに対し、本実施例2によるキー操作1より送信待機時間だけ、次のキーの操作2を待つ方式により、図8の(a)の情報信号の構成において連続してキー操作1及びキー操作2による送信制御情報を無線送信できる。
【0034】
これにより、トータルの無線送信時間を減らすことができるとともにほぼ同時のキー操作に対する送信制御情報は、対応する室内ユニットに送られ、ほぼ同時に制御することができる。
【0035】
また、キー操作による送信待機状態をつくることにより、実施例1と同じくリモコン制御部のアドレス空間のメモリに対して、後入力の送信制御情報を更新することができる。
【0036】
(実施例3)
図6は、キー操作による無線送信待機状態からリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納された送信制御情報数により無線送信に移行する流れを示す。基本的な流れは図4と同じであるが、送信制御情報が図8(a)の情報信号において、一度に無線送信できる数に達したかどうかにより(607)、引き続きキー操作による送信待機状態(608)を継続するか、あるいは、無線送信(609)が決定される。図3(a)において、送信時間制限3秒において一度に送信できる送信制御情報が4情報ならリモコン制御部のアドレス空間のメモリに4情報格納された時点で、キー操作による送信待機状態が解除され、送信制御情報が連続して4つ無線送信される。
【0037】
この実施例によれば、実施例2において、キー操作が連続して行われているときに送信待機状態から抜け出すことができ、最大効率でワイヤレス空調制御装置から室内ユニットに対して制御情報が送信できる。また、これにより、キー操作と機器の動作のリアルタイム性が損なわれることがなくなる。
【0038】
(実施例4)
図7は、冷媒分岐ユニットに接続される無線局5を示す。この無線局5は、冷媒分岐ユニットと情報のやりとりを行う冷媒分岐ユニット12と無線制御部11と無線送受信部から構成される。システムエアコンの室内ユニットの運転状況の変更時とワイヤレス空調制御装置からの室内ユニットの運転状況の問い合わせに対して冷媒分岐ユニットは、図9(a)の送信元(室内ユニット),制御コードからなる送信運転情報を生成する。無線送信中及び待機中に既に任意の室内ユニットの送信運転情報を前記無線局の無線送信制御部のアドレス空間のメモリに格納されている状態で、さらに任意の室内ユニットの送信運転情報を冷媒分岐ユニットから受けた場合には、無線送信制御部により新たに受けた送信運転情報と既に無線送信制御部のアドレス空間メモリに格納されている送信運転情報の送信元と制御コードの照合(901,902)を行って、一致した場合には、既にアドレス空間のメモリに格納されている送信運転情報に対し、新たに生成された送信運転情報に更新(904)する。(図9(b))
この実施例によれば、実施例1と同様に無線送信制御部におけるアドレス空間のメモリを比較的小さくとることができるとともにワイヤレス空調制御器に対して重複した内容の運転情報をさけることができる。
【0039】
【発明の効果】
上記実施例から明らかなように、請求項1に記載の発明は、リモコン制御部におけるアドレス空間のメモリを比較的小さくとることができるという効果を奏する。
【0040】
また、これにより、ワイヤレス空調制御装置から送信制御情報も整理されて、送信されることにより、不要情報無線送信が避けられる。これにより、自システムにおける電波の時間占有率を低減することができるという効果を奏する。
【0041】
さらに、これとともにメモリ数を超えるとメモリオーバーとなりキー操作を許可しない(室内ユニットの運転制御ができない)やメモリーオーバーのキー操作内容は無視するとか、メモリの先頭の方の送信制御情報を抹消するなどの処理を避けることができ、ユーザーの操作内容が完全に室内ユニットに伝えることができるという効果を奏する。
【0042】
請求項2に記載の発明は、無線送信時間を減らすことができるため、自システムの電波の占有時間を減らすことができるという効果を奏する。また、ほぼ同時のキー操作に対する送信制御情報は、対応する室内ユニットに送られ、ほぼ同時に制御されるため、操作のリアルタイム性が得られるという効果を奏する。
【0043】
さらに、キー操作による送信待機状態をつくることにより、請求項1記載の発明と同じ効果を奏する。
【0044】
請求項3記載の発明は、キー操作が連続して行われているときに送信待機状態から抜け出すことができ、最大効率でワイヤレス空調制御装置から室内ユニットに対して制御情報が送信できるという効果を奏する。また、これにより、キー操作と機器の動作のリアルタイム性も得られるという効果を奏する。
【0045】
請求項1から3記載の発明は、無線局が取り付けられた室内ユニットや無線局が室外ユニットに取り付けられたマルチエアコンに対するワイヤレス空調制御装置にもあてはまる。
【0046】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明と同様に無線送信制御部におけるアドレス空間のメモリを比較的小さくとることができるとともにワイヤレス空調制御器に対して重複した内容の運転情報をさけることができるという効果を奏する。
また、本発明の実施例であるシステムエアコンのワイヤレス空調制御装置と無線局によるネットワークにおいて、リモコン制御部及び無線制御器の各アドレス空間のメモリに格納された送信情報を適時、照合・整理することにより無駄な情報のやりとりが少ないため、さらに、効率的な通信のやりとりを行うことができ、キー操作と機器動作のリアルタイム性も得られるという効果を奏する。
【0047】
その上、本発明の実施例は、ワイヤレス空調制御装置とマルチエアコンの室外ユニットに接続された無線局でも同じ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤレス空調制御装置とシステムエアコン群による無線ネットワークの構成図
【図2】ワイヤレス空調制御装置のブロックダイアグラムを示す図
【図3】(a)本発明の1実施例を示すキー入力情報とリモコン制御部アドレス空間における送信制御情報の更新の説明図
(b)本発明の1実施例を示す送信制御情報更新の流れ図
【図4】本発明の1実施例を示すキー入力による送信待機状態実行による送信制御情報の流れ図
【図5】(a)本発明の一実施例によるキー操作による送信待機状態を設けた場合の無線送信開始タイミングの説明図
(b)従来の考え方による無線送信開始タイミングの説明図
【図6】本発明の一実施例によるキー操作による送信待機状態から無線送信送信を説明する流れ図
【図7】冷媒分岐ユニットに接続される無線局のブロックダイアグラムを示す図
【図8】(a)RCRSTD−16に示される信号の構成例と本発明における送信情報のフォーマットの説明図
(b)送信制御情報を構成するコード例を示す図
【図9】(a)送信運転情報を構成するコード例を示す図
(b)本発明の一実施例による無線局における送信運転情報照合の流れ図
【図10】Ackdサービスにおける通信のやりとりの説明図
【図11】従来の考え方によるワイヤレス空調制御装置の送信制御情報処理の説明図
【符号の説明】
1 ワイヤレス空調制御装置
2 無線
3 システムエアコンの室外ユニット
4 システムエアコンの冷媒分岐ユニット
5 無線局
6 システムエアコンの室内ユニット
7 キー入力部
8 運転表示部
9 リモコン制御部
10 無線送受信部
11 無線制御部
12 冷媒分岐ユニット通信部

Claims (4)

  1. 室内ユニットと、前記室内ユニットを制御・管理するワイヤレス空調制御装置と無線局間で特定小電力無線によるネットワークが形成され、かつ、前記ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信相手先(室内ユニット),送信元,制御コード,データからなる送信制御情報が生成され、前記送信制御情報が無線送信待機中には、ワイヤレス空調制御装置のリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されるワイヤレス空調制御装置において、無線送信待機中に任意の室内ユニットのキー操作により当該室内ユニットの送信制御情報がリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されている状態で、かつ、任意の室内ユニットに対するキー操作により新たに生成された送信制御情報と既にリモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納されている送信制御情報の送信相手先と制御コードの照合を行って、一致した場合には、既に前記アドレス空間のメモリに格納されている送信制御情報に対し、キー入力操作により新たに生成された送信制御情報に更新することを特徴とするワイヤレス空調制御装置。
  2. ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信制御情報が生成され、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納される前記ワイヤレス空調制御装置において、キー入力部へのキー操作後、次のキー操作による無線送信待機状態に移行することを特徴とする請求項1記載のワイヤレス空調制御装置。
  3. ワイヤレス空調制御装置のキー入力部へのキー操作により室内ユニットに対して、送信制御情報が生成され、リモコン制御部のアドレス空間のメモリに格納される前記ワイヤレス空調制御装置において、キー操作後の無線送信待機状態でも規格にもとづく送信時間制限に相当するリモコン制御部のアドレス空間のメモリに蓄積された送信制御情報数に達したときにはキー操作による無線送信待機状態を解除することを特徴とする請求項2記載のワイヤレス空調制御装置。
  4. 室外ユニットと冷媒分岐ユニット各1台と冷媒分岐ユニットに対して複数台の室内ユニットが接続・構成されるシステムエアコンと前記システムエアコンの室内ユニットを制御・管理するワイヤレス空調制御装置と前記冷媒分岐ユニットに設けられた無線局間で特定小電力無線によるネットワークが形成され、システムエアコンの室内ユニットの運転状況の変更時と前記ワイヤレス空調制御装置からの室内ユニットの運転状況の問い合わせに対して前記システムエアコンの冷媒分岐ユニットで生成される送信相手先,送信元(室内ユニット),制御コードからなる送信運転情報を受けてワイヤレス空調制御装置に無線送信する前記冷媒分岐ユニットに設けられ、かつ、無線送信待機中には送信運転情報が前記無線局の無線送信制御部のアドレス空間のメモリに格納される無線局において、無線送信待機中に既に任意の室内ユニットの送信運転情報を前記無線局の無線送信制御部のアドレス空間のメモリに格納されている状態で、さらに任意の室内ユニットの送信運転情報を冷媒分岐ユニットから受けた場合には、無線送信制御部により新たに受けた送信運転情報と既に無線送信制御部のアドレス空間メモリに格納されている送信運転情報の送信元と制御コードの照合を行って、一致した場合には、既にアドレス空間のメモリに格納されている送信運転情報に対し、新たに生成された送信運転情報に更新することを特徴とする冷媒分岐ユニットに接続されるワイヤレス空調制御装置の無線局。
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