JP5114994B2 - 自動収集システム、通信端末、サーバー、自動収集方法、及びプログラム - Google Patents

自動収集システム、通信端末、サーバー、自動収集方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、自動収集システムに関し、特に携帯電話を使ったユーザー情報(操作履歴)の自動収集システムに関する。
情報収集によってユーザーのニーズを把握しビジネスに活かすことは重要だが、希望の情報を収集することは容易ではない。
例えば、現状の情報収集方法として、「街頭アンケート」、「インターネットを使ったアンケート」、「情報収集会の開催」がある。しかし、これらの情報収集方法には、以下のような問題がある。
街頭アンケートでは、不正利用の懸念もあり、アンケートに答える人は少ない。また、アンケート回答に一定時間拘束される。更に、収集結果は紙ベースなので集計に手間がかかる
インターネットを使ったアンケートでは、対象者が限定される。すなわち、アンケートの回答者は、PC所有者やアンケートサイトへアクセスした者に限られる。また、アンケート回答に一定時間拘束される
情報収集会の開催では、情報収集会の開催の告知や、情報収集会の会場の確保が必要となり、手間、費用、時間がかかる。
また、特開2004−062584号公報(特許文献1)にアンケートシステムが開示されている。
この従来技術では、返信メールに記載されているURLをクリックすると携帯電話機はアンケートサイトに接続され、携帯電話機によってアンケートの回答を入力すると、回答内容はアンケートサイトへ送信される。WWWサーバは、アンケート入力画面を携帯電話機へ供給するとともに、アンケート回答内容をアンケートデータベースに格納する。WWWサーバは、飲食代金無料や割引等の特典付与の抽選を行って抽選結果のメールを携帯電話機宛てに送信する。
また、特開2004−104731号公報(特許文献2)に携帯端末装置が開示されている。
この従来技術では、通信制御部を介してメールや通話の送信や受信等の通信が行われると、CPUは、その通信状況を確認して通信記録部に通信記録情報を記憶する。この通信記録情報は、通話記録と着信履歴、発信履歴、メール送信履歴、メール受信履歴及び相手先電話帳情報等である。
また、特開2005−311810号公報(特許文献3)にデジタル放送を用いた視聴履歴収集方法が開示されている。
この従来技術では、受信機動作判断部は、現在時刻が視聴履歴取得対象期間内の時刻であると判別したときには、視聴履歴情報受け渡しメモリに記憶されている視聴履歴の情報を、視聴履歴情報送信部を通じて、視聴履歴収集用コンテンツのBML(Broadcast Markup Language)ページに記述されているURIにより指定される通信サーバに宛てて送出させるようにする
特開2004−062584号公報 特開2004−104731号公報 特開2005−311810号公報
携帯電話の普及率・多機能化・利用頻度を考えると、携帯電話の操作履歴からユーザーの嗜好を読み取ることが可能だと考えられる。
本発明の目的は、携帯電話の操作履歴情報を自動的に収集し送信する自動収集システムを提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の自動収集システムは、事前に設定された内容に基づいて、ユーザーの操作に関する操作履歴情報を自動的に収集して一定時間毎に送出する通信端末(10)と、操作履歴情報を加工し、顧客毎に対応したデータを作成して各々の顧客に提供するサーバー(20)とを含む。
通信端末(10)は、操作履歴情報をサーバー(20)に送信する時刻になればユーザーに通知し、送信される情報を確認できるように表示する。
通信端末(10)は、ユーザーが操作を行った時間及び位置における周囲の環境を示す環境情報を収集し、操作履歴情報に関連付ける。
通信端末(10)は、サーバー(20)から各顧客の要求情報を受信し、要求情報に応じて事前設定を行う。
サーバー(20)は、操作履歴情報をユーザー毎に識別し、複数の操作履歴情報を互いに照合する。
サーバー(20)は、通信端末(10)を介してユーザーに、操作履歴情報に応じたサービスを提供する。
本発明の通信端末(10)は、ユーザーの操作を受け付ける操作部(11)と、操作履歴情報の収集対象となるユーザーの操作を設定するための事前設定部(121)と、設定内容に基づいて、操作履歴情報を自動的に収集する操作履歴収集部(122)と、操作履歴情報を送信する時刻になればユーザーに通知し、送信される情報を確認できるように表示する表示部(13)と、操作履歴情報をサーバー(20)に送信する通信部(14)とを具備する。
本発明の通信端末(10)は、操作履歴情報として、ユーザーの取り消し操作に関する操作ミス履歴情報を自動的に収集する操作ミス履歴収集部(123)を更に具備する。
本発明の通信端末(10)は、ユーザーが操作を行った時間を示す時間情報を収集する時間情報収集部(124)と、ユーザーが操作を行った位置を示す位置情報を収集する位置情報収集部(125)と、時間情報及び位置情報に基づいて、ユーザーが操作を行った時間及び場所における周囲の環境を示す環境情報を収集する環境情報収集部(126)とを更に具備する。
本発明の通信端末(10)は、操作履歴情報の送信前に、ユーザー及び自装置を示す識別情報を操作履歴情報に関連付けるユーザー識別情報管理部(127)を更に具備する。
本発明のサーバー(20)は、個々の端末(10)から、各々の端末(10)におけるユーザーの操作に関する操作履歴情報を一定時間毎に収集するデータ収集部(21)と、操作履歴情報を加工して顧客が所望するデータを作成するデータ加工部(22)と、顧客に作成されたデータを提供するデータ提供部(26)とを具備する。
本発明のサーバー(20)は、収集された操作履歴情報同士を互いに照合して、複数のユーザー間の関係性、及び複数の操作履歴情報間の類似性を判定する履歴情報照合部(23)を更に具備する。
本発明のサーバー(20)は、操作履歴情報を収集又は加工する際の基準となる顧客からの要求情報を設定するためのデータ選択設定部(24)を更に具備する。
本発明のサーバー(20)は、同一ユーザーによる複数の端末(10)の操作履歴情報を識別し統合するユーザー情報識別部(25)を更に具備する。
本発明の自動収集方法は、操作履歴情報の収集対象となるユーザーの操作を設定するステップと、設定内容に基づいて、操作履歴情報を自動的に収集するステップと、操作履歴情報を送信する時刻になればユーザーに通知し、送信される情報を確認できるように表示するステップと、操作履歴情報をサーバー(20)に送信するステップとを具備する。
本発明の自動収集方法は、操作履歴情報として、ユーザーの取り消し操作に関する操作ミス履歴情報を自動的に収集するステップを更に具備する。
本発明の自動収集方法は、ユーザーが操作を行った時間を示す時間情報を収集するステップと、ユーザーが操作を行った位置を示す位置情報を収集するステップと、時間情報及び位置情報に基づいて、ユーザーが操作を行った時間及び場所における周囲の環境を示す環境情報を収集するステップとを更に具備する。
本発明の自動収集方法は、操作履歴情報の送信前に、ユーザー及び自装置を示す識別情報を操作履歴情報に関連付けるステップを更に具備する。
本発明の他の自動収集方法は、個々の端末(10)から、各々の端末(10)におけるユーザーの操作に関する操作履歴情報を一定時間毎に収集するステップと、操作履歴情報を加工して顧客が所望するデータを作成するステップと、顧客に作成されたデータを提供するステップとを具備する。
本発明の他の自動収集方法は、収集された操作履歴情報同士を互いに照合して、複数のユーザー間の関係性、及び複数の操作履歴情報間の類似性を判定するステップを更に具備する。
本発明の他の自動収集方法は、操作履歴情報を収集又は加工する際の基準となる顧客からの要求情報を設定するステップを更に具備する。
本発明の他の自動収集方法は、同一ユーザーによる複数の端末(10)の操作履歴情報を識別し統合するステップを更に具備する。
本発明のプログラムは、上記のいずれかの自動収集方法をコンピュータに実行させる。
携帯電話の所有者は非常に多いため、片寄った情報ではなく幅広い世代の情報を収集できる。また、情報収集及び送信は自動的に送られるため、アンケートに答えるという手間がかからない。更に、アンケートに能動的に回答するよりもより自然で正確な情報が得られる可能性がある。また、情報収集側のデータ収集が容易であるため、効率よく簡単にデータを収集することができる。また、電子データなので集計しやすい。
本発明では、携帯電話に操作履歴の自動収集及び情報送信機能を設ける。これにより、手間や時間的拘束なく、効率よく情報の授受ができるようになる上、情報提供の対象者が広がることにより情報の精度が高くなると考えられる。
以下に、本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の自動収集システムは、携帯端末10と、サーバー20を備える。
携帯端末10(10−i、i=1〜n:nは端末数)は、ユーザーによる自装置の操作履歴情報を自動的に収集し、サーバー20に送信する。ここでは、収集された操作履歴情報を、一定時間毎にサーバー20に送信する。ここでは、例として、収集情報の送信タイミングは1日1回程度とする。ある程度まとまったデータを収集する必要があり、また、1日単位ならばデータの区切りとして適当であると考えられるためである。但し、実際には、上記の例に限定されない。なお、携帯端末10の例として、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、小型ノートパソコン、デジタルカメラ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽プレーヤー等が考えられる。ここでは、携帯電話を例に説明する。携帯電話は最も利用者が多く、代表的な例と考えられるためである。
サーバー20は、携帯端末10が収集した操作履歴情報を受信する。サーバー20は、収集した操作履歴情報を加工し、有用な情報を作成又は抽出して、この有用な情報を所望する顧客に提供する。ここでは、サーバー20は、携帯端末10の操作履歴情報を所望する事業者により運営されるものとする。
操作履歴情報の収集対象となる操作の例としては、アプリケーション操作、キー操作、端末自体の操作が考えられる。アプリケーション操作は、携帯端末10のアプリケーション(機能、プログラム等)に対する操作を示す。すなわち、ソフトウェア上の操作を示す。キー操作は、携帯端末10の入力装置(キー、トラックボール等)に対する操作を示す。すなわち、ハードウェア上の操作を示す。端末自体の操作には、筐体の開閉、筐体の移動、筐体の傾き、非接触電力伝送による料金支払(決済)が含まれる。
次に、図2を参照して、本発明の自動収集システムの基本動作について説明する。
(1)ステップS101
携帯端末10のユーザーは情報を提供しても良いという項目を事前に選択し、設定しておく。事前の設定で収集を許可した項目に対して自動的に情報が収集されるようになる。例えば、図3に示すように、携帯端末10の表示画面に、収集項目を選択可能に表示する。ここでは、ウェブ(Web)に関する「アクセス時間」と「アクセス先」が表示され、「アクセス時間」が選択されている。この場合、操作履歴情報のうち「アクセス時間」に関する情報を自動的に収集し、「アクセス先」に関する情報は収集しない。このように、ユーザーにより収集する項目を設定可とするのは、個人情報保護対策である。
(2)ステップS102
携帯端末10のユーザーは普通に携帯端末10を使用する。携帯端末10は、事前の設定で収集を許可された項目に対して自動的に情報を収集する。例えば、図4に示すように、8:00にメール利用した場合、収集データにメール利用に関するデータが追加される。ここでは、アクセス時間である「8:00」が記録される。12:30にWeb利用した場合、収集データにWeb利用に関するデータが追加される。ここでは、アクセス時間である「12:30」が記録される。19:00に地デジ(地上デジタル放送)利用した場合、収集データに地デジ利用に関するデータが追加される。ここでは、アクセス時間である「19:00」が記録される。
(3)ステップS103
携帯端末10は、収集情報を送信する時刻になったらアラームや画面表示などでユーザーに知らせる。例えば、図5に示すように、自動送信時刻になったらユーザーにアラームとうで知らせる。このとき、表示画面に送信予定の情報を表示し、送信情報を事前に確認できるようにする。送信予定の情報は、事前に設定され、自動的に収集された操作履歴情報である。ユーザーが送信予定の情報を確認し、送信を承諾した場合に、送信予定の情報は送信される。このように、サーバー側に送信する前にユーザー側で送信情報の内容を確認できるようにするのは、個人情報保護対策である。
(4)ステップS104
ユーザーは収集された情報を確認し、問題がなければ事業者のサーバー20に送信する。なお、操作履歴情報のみ送信する独自の動作を行うのはユーザーの負担になる場合があるため、他のデータを送信する際に、操作履歴情報を同時に送信するようにしても良い。例えば、Webサイトの閲覧や電子メールの送信、その他のネットワーク接続の際に、同時に、又は連続して、操作履歴情報をサーバー20に送信する。これにより、ユーザーが特に意識することなく、操作履歴情報を送信することが可能になる。
(5)ステップS105
データを収集した事業者はデータを加工し、データを必要とする他の事業者に提供する。すなわち、サーバー20に集められた操作履歴情報を加工、編集し、有用な情報を抽出する。例えば、図6に示すように、サーバー20に集められた操作履歴情報から、様々なデータを作成し、各々のデータを所望する顧客に提供する。このとき、顧客に合わせてデータを作成するようにしても良い。ここでは、データAをA社に提供し、データBをB社に提供し、データCをC社に提供している。
次に、図7を参照して、送信情報の例について説明する。
送信情報は、携帯端末10からサーバー20に送信される情報である。すなわち、送信履歴情報を示す。この送信情報は、送信前に、送信予定の情報として携帯端末10に表示されるようにしても良い。この場合、この送信情報のうちから、実際に送信する項目を選択する。
送信情報は、「発信者情報」と「操作履歴情報」を含む。
「発信者情報」は、発信者(ユーザー)の属性情報である。ここでは、「発信者情報」の例として、「年齢」と「性別」を示す。但し、実際には、これらの例に限定されない。「年齢」は、発信者(ユーザー)の年齢を示す情報である。具体的な年齢に限らず、世代を示す情報でも良い。例えば、10代、20代でも良い。「性別」は、発信者(ユーザー)の性別を示す情報である。すなわち、男性、女性の別が示される。他にも、職業、居住地域、勤務地、趣味といった情報を追加することも可能である。また、携帯電話以外の携帯端末を使用する場合に対応して、発信者(ユーザー)が使用する携帯端末の情報を含むようにしても良い。
「操作履歴情報」は、発信者(ユーザー)による携帯端末10の操作履歴情報である。ここでは、「操作履歴情報」の例として、「通話」「メール」「ウェブ」「アプリ」「地デジ」を示す。但し、実際には、これらの例に限定されない。
「通話」は、電話の操作を示す情報である。但し、実際には、電話に限らず、通話が行える機能であれば良い。例えば、Push−to−Talk(PTT)や、トランシーバ機能でも良い。ここでは、「通話」は、「発信時間」「着信時間」等を含む。「発信時間」は、電話をかけた時間を示す情報である。「着信時間」は、電話を受けた時間を示す情報である。また、通話の相手に関する情報を記録するようにしても良い。相手の属性情報(家族、同僚、友人、恋人等)と組み合わせれば、どのような相手とどのくらいの頻度で通話しているかを把握することが可能になる。相手の属性情報は、発信者(ユーザー)の入力により取得する。或いは、電話帳機能を用いて通話を行った場合、通話相手の属するグループの情報を取得する。
「メール」は、電子メールの操作を示す情報である。但し、実際には、電子メールに限らず、データ転送が行える機能であれば良い。例えば、ショートメッセージサービス(SMS)や、赤外線通信によるデータの送受信でも良い。ここでは、「メール」は、「送信時間」「受信時間」「添付の有無及びサイズ」等を含む。「送信時間」は、電子メールを送信した時間を示す情報である。「受信時間」は、電子メールを受信した時間を示す情報である。「添付の有無及びサイズ」は、電子メールの添付ファイルの有無や、電子メール又は添付ファイルのサイズを示す情報である。また、「通話」の場合と同様に、電子メールをやり取りする相手に関する情報を記録するようにしても良い。
「ウェブ」は、インターネット接続機能の操作を示す情報である。例えば、Webサイトの閲覧や、ファイルのダウンロード等が考えられる。ここでは、「ウェブ」は、「アクセス時間」「アクセス先(URL)」等を含む。「アクセス時間」は、インターネット接続を開始した時間や、インターネット接続を終了するまでの接続時間を示す情報である。
「アクセス先(URL)」は、インターネット接続の対象(相手)を示す情報である。
「アプリ」は、携帯端末10で利用可能なアプリケーションに対する操作を示す情報である。アプリケーションは、携帯端末10自体に搭載されたものに限らず、アプリケーションサーバー上で動作しインターネットを介して操作するものを含む。ここでは、「アプリ」は、「利用時間」「利用アプリ情報」等を含む。「利用時間」は、アプリケーションの利用時間を示す情報である。「利用アプリ情報」は、利用されたアプリケーションの情報を示す情報である。例えば、アプリケーションの識別情報、提供元、種類(ゲーム、占い)、ジャンル/カテゴリー(パズル、星座占い)等を示す情報が考えられる。
「地デジ」は、地上デジタル放送を受信し視聴するための操作を示す情報である。但し、実際には、地上デジタル放送に限らず、デジタル放送の受信及び視聴が行える機能であれば良い。例えば、衛星放送やストリーミング等でも良い。ここでは、「地デジ」は、「利用時間」「利用番組」等を含む。「利用時間」は、地上デジタル放送の受信及び視聴を開始した時間や、地上デジタル放送の視聴を終了するまでの視聴時間を示す情報である。「利用番組」は、受信又は視聴した地上デジタル放送の番組に関する情報である。例えば、番組の識別情報、放送時間、放送局、提供元、ジャンル/カテゴリー等を示す情報が考えられる。
なお、操作履歴情報は、実際に操作した日時(操作日時)の他、操作回数や操作頻度と関連付けて記録するようにしても良い。例えば、携帯電話の場合、個々のユーザーの操作履歴情報を取得することで、電話や電子メール以外にどのような操作が頻繁に行われているか把握することが可能になる。更に、個々の操作が、どの時間帯に多く実行されるか把握することが可能になる。
また、操作回数や操作頻度に基づく操作の優先順位と関連付けて記録するようにしても良い。例えば、操作回数が多い操作ほど優先順位を高く設定し、優先順位の高い操作の操作履歴情報を優先して収集する。また、通信が行われた場合、通信相手の履歴を操作履歴情報に含めるようにしても良い。
また、位置情報システムと連携することで、個々の操作を行った際の携帯端末10の所在位置を特定することが考えられる。位置情報システムの主な例として、GPS(Global Positioning System)がある.但し、実際には、GPSに限定されない。この場合、操作履歴情報に位置情報を関連付けて記録する。これにより、どこで使用したかを把握することが可能になる。例えば、施設内(店舗、公共施設)での操作や、路上での操作のように、操作が行われた場所を把握できるのみならず、どの場所でどのような操作が頻繁に行われているかも把握できるようになる。操作日時の情報と組み合わせれば、更に詳細なデータを収集することが可能になる。
ここで、位置情報と時間情報を組み合わせれば、携帯端末10の移動を検出することが可能になる。更に、移動速度や地図上の路線情報を参照すると、携帯端末10が車や電車の中で操作されたことを把握できるようになる。
更に、携帯端末10の所在する位置と時間が判明すれば、環境と操作履歴の因果関係について調査することが可能になる。例えば、一般に提供されている気象情報を参照して、操作が行われた場所や時間帯の天候/気温/季節と、操作履歴との因果関係を調べることが可能になる。或いは、ニュース等の情報を参照して、その場所や時間帯に携帯端末10の近くで発生した事件/事故/イベント等と、操作履歴との因果関係を調べることが可能になる。
なお、上記のような環境に関する情報は、携帯端末10自体が収集するようにしても良い。例えば、操作時、又はその操作の前後に、携帯端末10が備える温度センサーや衝撃検知センサー等で観測したり、携帯端末10の録音/撮影機能を自動的に起動したりすることで、周囲の環境情報を自動的に収集することが考えられる。また、その操作の前後に行われた通話内容、送信された電子メールの内容、又はアクセスしたWebサイトの内容等を分析することで、周囲の状況を判断することも考えられる。この場合、個人情報保護の観点から、通話やメール等の内容そのものを記録するのではなく、通話やメール等の内容に基づいて、周囲の状況を事件/事故/イベント等に分類し、その分類内容を当該操作と関連付けて操作履歴情報に記録することが好適である。
以下に、本発明の第2実施形態について説明する。
操作が行われた場合に限らず、操作に失敗した場合の履歴を収集することも有用である。本実施形態では、操作ミスの履歴情報を収集する。すなわち、取り消し操作の履歴情報を収集する。取り消し操作とは、その前に行った操作の取り消しや訂正を行うことである。例えば、どのアプリケーションにおいて取り消し操作が多発しているか、どの時間帯/場所/状況で多発しているか等の情報を収集し、その因果関係を分析する。ユーザーの年齢や性別、通信相手との因果関係を分析しても良い。また、この取り消し操作の履歴情報と、先に説明した環境に関する情報を組み合わせて、因果関係を分析することも考えられる。操作ミス発生要因の分析により、使いやすい装置やサービスの提供に繋げる。
以下に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、操作履歴情報に基づき、連続した操作における操作間隔や、操作に要する時間について注目する。また、どのようなアプリケーションが連続して操作されるかについても調べる。例えば、あるアプリケーションが操作された後、次にどのようなアプリケーションが最も良く操作されるのかを調査する。また、個々の操作にどれだけの時間を要しているか、前の操作終了から次の操作開始までどれだけの時間を要しているかについても調査する。これらの情報と他の情報を組み合わせて、短時間での操作を可能にする要因について調査する。
以下に、本発明の第4実施形態について説明する。
特定のアプリケーション中の操作に関する操作履歴に注目し、その操作履歴のみを収集することが考えられる。例えば、特定のWebサイトやゲーム等における操作のみ操作履歴を収集し、どのような操作が頻繁に行われているかを調べることで、Webデザインの改良、ユーザーが使いやすいインターフェース(interface)の開発、更なるサービスの提供等に役立てることができる。この場合、特定のアプリケーションの利用を開始した時点から操作履歴情報の収集を開始し、アプリケーション終了と同時に操作履歴情報の収集も終了する。すなわち、特定のWebサイトにアクセスしている間や、特定のゲームを起動している間のみ操作履歴情報を収集する。
以下に、本発明の第5実施形態について説明する。
本実施形態では、ユーザー同士の操作履歴を照合し、ユーザー同士の関係を判定する。例えば、通信の操作を行った際に互いに通信相手であったり、近隣で同一アプリケーションの操作を行っている場合は互いに関係のある者(友人同士等)であると推測できる。
以下に、本発明の第6実施形態について説明する。
本実施形態では、ユーザー同士の操作履歴情報を照合し、類似した操作履歴情報のユーザー達をグループ化し、集団としての操作履歴情報を分析する。類似した操作履歴情報を持つユーザー達の人数を把握したり、類似した操作を行った要因を分析したりすることが考えられる。また、ユーザー自身の操作履歴情報や、類似した操作履歴情報を持つユーザー達の操作履歴情報から、その集団に属するユーザーの次の操作の予測が容易になる。
以下に、本発明の第7実施形態について説明する。
操作履歴情報の提供を促進するため、見返りや対価としてサービスや商品を提供することが考えられる。例えば、操作履歴情報に基づいて行動分析や占いを行う。或いは、操作履歴情報を参照して特定の操作を行ったユーザーを対象にしたくじや抽選を行い、粗品、景品、記念品等を提供する。ここでは、連続して所定の操作を行ったユーザーや、所定の時間に所定の操作を行ったユーザーを当選とする。くじや抽選としたのは、全てのユーザーに商品を提供するのは費用的な負担が大きいと考えられるためであり、また、ユーザーに娯楽を提供するという目的もある。
以下に、本発明の第8実施形態について説明する。
本実施形態では、事業者又はサーバー20に対して操作履歴情報の加工データの需要者(顧客)から問い合わせがあったときに、必要な情報を抽出するようにする。すなわち、需要者が自分で所望する情報を操作履歴情報から抽出できるようにする。需要者の所望する操作履歴のみを収集し、不要な操作履歴は収集しない。例えば、サーバー20が、事前に需要者から収集を所望する操作履歴情報に関する要求情報を取得し、携帯端末10に、この要求情報に応じた操作履歴情報の提供を要求する。或いは、サーバー20が、無作為に収集された操作履歴情報の中から、この要求情報に応じた情報を抽出する。
以下に、本発明の第9実施形態について説明する。
実際には、同一ユーザーが複数の端末を操作する場合が考えられる。本実施形態では、複数の端末における操作履歴情報を、同一ユーザーの操作履歴情報として統合する。例えば、個々のユーザーを識別するためのユーザーID(識別情報)を設定し、操作履歴情報にユーザーIDを追加し、ユーザーIDで同一ユーザーを識別する。また、端末を識別するために、電話番号、メールアドレス、携帯端末の識別情報等の個別IDを操作履歴情報に追加することも考えられる。
次に、図8を参照して、携帯端末10の構成について説明する。
携帯端末10は、操作部11と、処理部12と、表示部13と、通信部14を備える。
操作部11は、ユーザーによる操作が行われる入力装置、操作を受け付けるアプリケーション等を示す。端末自体の操作を認識する場合は、携帯端末10の筐体(本体)も含む。処理部12は、実際に行われた操作に基づいて様々な処理を実行する。また、その操作履歴情報を収集し保持する。表示部13は、アプリケーションや受信データ、ユーザーによる操作、携帯端末10のシステム動作に基づく表示画面を表示する。通信部14は、操作履歴情報、操作ミス履歴情報、その他必要な情報をサーバー20に送信する。ここでは、一定期間毎にサーバー20に送信する。
なお、処理部12は、事前設定部121と、操作履歴収集部122と、操作ミス履歴収集部123と、時間情報収集部124と、位置情報収集部125と、環境情報収集部126と、ユーザー識別情報管理部127を備える。
事前設定部121は、操作履歴情報の収集に関する事前設定の入力を受け付け、事前設定情報として保持する。必要であれば、事前設定のための表示画面データを表示部13やサーバー20側の表示装置等に提供する。操作履歴収集部122は、操作部11に対して行われた操作の履歴情報を収集し、操作履歴情報として保持する。操作ミス履歴収集部123は、取り消し操作の履歴情報を収集し、操作ミス履歴情報として保持する。時間情報収集部124は、操作が行われた時間や、データの分析や調査に必要な時間を示す情報を収集し、操作履歴情報や操作ミス履歴情報に関連付けて保持する。また、サーバー20へ送信履歴情報を送信する時刻を監視し、その時刻になればユーザーに通知する。位置情報収集部125は、携帯端末10の位置情報を、操作履歴情報や操作ミス履歴情報に関連付けて保持する。環境情報収集部126は、操作時にユーザーや携帯端末10の置かれた環境に関する情報を、操作履歴情報や操作ミス履歴情報に関連付けて保持する。ユーザー識別情報管理部127は、ユーザーを識別するための個別ID(識別情報)を管理し、必要に応じて、操作履歴情報や操作ミス履歴情報に追加する。
次に、図9を参照して、サーバー20の構成について説明する。
サーバー20は、データ収集部21と、データ加工部22と、履歴情報照合部23と、データ選択設定部24と、ユーザー情報識別部25と、データ提供部26を備える。
データ収集部21は、個々のユーザーの端末から操作履歴情報を取得する。また、操作履歴情報に含まれる時間情報や位置情報に基づいて、操作時にユーザーや携帯端末10の置かれた環境に関する情報を収集するようにしても良い。データ加工部22は、操作履歴情報を加工、編集する。或いは、操作履歴情報から所望するデータを抽出する。履歴情報照合部23は、複数の操作履歴情報を照合して、ユーザー同士の関係や、操作履歴情報同士の類似性を判定する。データ選択設定部24は、需要者(顧客)が所望するデータ(要求情報)を設定し、データ収集部21、データ加工部22又は個々のユーザーの端末に通知する。ここで設定された内容に基づいて、操作履歴情報の収集や加工が行われる。ユーザー情報識別部25は、ユーザーを識別するための個別IDを参照し、同一ユーザーによる複数の端末の操作履歴情報を識別し統合する。データ提供部26は、操作履歴情報を加工、編集したデータを需要者(顧客)に提供する。また、必要に応じて、操作履歴情報を収集した個々のユーザーの端末に対して実施されるサービスのデータを提供する。
本発明は、ユーザー情報からユーザーのニーズを把握しビジネスに活かす事業者にとって有益である。携帯電話関連の事業者としては、携帯端末メーカー、通信事業者、コンテンツ事業者が考えられる。携帯電話以外の他の事業者としては、出版業界、ゲーム業界、コンサルティング業界、マーケティング業界、広告業界などが考えられる。
以上のように、本発明では、携帯電話からアンケートサイトへアクセスするための操作を自動化することで、来店者のアンケートの回答率を向上させる。具体的には、携帯電話に操作履歴の自動収集及び情報送信機能を設けることによって、アンケートで得られる情報と同等(もしくは以上)のユーザー情報を効率よく収集し、要求者(サーバー)へ送信する。
これにより、ユーザー側は、手間をかけることなく情報(提供可のもの)を安全に送信できる。ユーザーは情報を提供することによって利益を得ることも可能である。また、情報収集側は、簡単に多数のユーザー情報の収集ができる。
更に、個人情報保護対策として、ユーザーにより収集する項目を設定可能とする。また、サーバー側に送信する前にユーザー側で送信情報の内容を確認できるようにする。
なお、本発明の自動収集システムは、一旦システムを構築すれば終わりというものではなく、携帯電話等の多機能化に伴い、収集可能な情報も増え、情報のニーズは今後ますます増えることが予想されるため、システムの継続的な向上を図ることが好適である。
また、ここでは、携帯電話を始めとする携帯端末を例に説明しているが、実際には、携帯端末に限定されない。操作履歴の自動収集及び情報送信が可能な通信装置であれば、本発明の実施は可能である。例えば、パソコン、テレビ、録画装置、ゲーム機、FAX、コピー機、固定電話機、IP電話、インターホン、インターネット対応の家電(デジタル家電)等が考えられる。携帯端末に加えて、これらの装置からも情報を自動収集するようにしても良い。対象となる装置が多ければ多いほど、より多くの情報を収集できるため好適である。
上記のように、複数の装置を対象とする場合、これらの装置を操作する者が同一ユーザーであることがわかるように、ユーザー固有の個別IDを用いることがより好適である。但し、個別IDは、他ユーザーとの識別ができれば十分であり、実在の個人を特定する情報である必要はない。1人のユーザーが日常的に使用する装置、及び当該装置の使用時間、使用頻度等がわかれば、ユーザーの識別や分類を細分化することが可能になり、更なるサービスの提供に繋がると考えられる。
図1は、本発明の自動収集システムの構成を示す概念図である。 図2は、自動収集システムの基本動作を示すフローチャートである。 図3は、事前設定の例を説明するための図である。 図4は、操作履歴情報の自動収集の例を説明するための図である。 図5は、操作履歴情報の送信の例を説明するための図である。 図6は、操作履歴情報の加工の例を説明するための図である。 図7は、送信情報(操作履歴情報)の例を説明するための図である。 図8は、本発明に係る携帯端末(通信端末)の構成を示すブロック図である。 図9は、本発明に係るサーバーの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10… 携帯端末
11… 操作部
12… 処理部
121… 事前設定部
122… 操作履歴収集部
123… 操作ミス履歴収集部
124… 時間情報収集部
125… 位置情報収集部
126… 環境情報収集部
127… ユーザー識別情報管理部
13… 表示部
14… 通信部
20… サーバー
21… データ収集部
22… データ加工部
23… 履歴情報照合部
24… データ選択設定部
25… ユーザー情報識別部
26… データ提供部

Claims (18)

  1. アンケートで得られる情報に相当するユーザー情報を収集するための自動収集システムであって、
    ユーザーにより情報の提供を許諾する旨の設定がされている場合、前記ユーザーの操作が行われる毎に操作履歴情報を含む情報を自動的に収集し、前記収集された情報を送信する時刻になった場合、前記ユーザーに対して前記収集された情報を通知し、前記ユーザーから送信許可を受けた場合、前記ユーザーに関するユーザー情報と前記収集された情報とを送出する通信端末と、
    前記通信端末から前記ユーザー情報及び前記収集された情報を受信し、前記受信した情報を基に加工・編集し、有用な情報を抽出し、事業者毎の加工データを作成するデータ収集事業者サーバーと、
    前記データ収集事業者サーバーから前記加工データを受信して格納するデータ利用事業者サーバーと
    含み
    前記通信端末は、自身の操作が行われた際、観測/録音/撮影に関する機能を自動的に起動し、自身の周囲の状況に関する情報を自動的に収集し、当該操作又は前後の操作の内容を分析し、自身の周囲の状況に関する情報を事件/事故/イベントに分類し、分類内容を当該操作と関連付けて前記操作履歴情報に記録する
    自動収集システム。
  2. 請求項1に記載の自動収集システムであって、
    前記通信端末は、前記操作履歴情報に位置情報及び時間情報を組み合わせて前記データ収集事業者サーバーに送信する手段を含み
    前記データ収集事業者サーバーは、前記通信端末の位置情報及び時間情報を基に、移動速度及び地図上の路線情報を参照し、前記通信端末が移動体の中で操作されたことを把握する手段を含む
    自動収集システム。
  3. 請求項2に記載の自動収集システムであって、
    前記データ収集事業者サーバーは、前記通信端末の位置情報及び時間情報を基に、前記通信端末の操作が行われた場所及び時間帯の気象情報を参照して、前記通信端末の操作が行われた場所及び時間帯の天候/気温/季節と、前記通信端末の操作履歴との因果関係を分析する手段
    を更に含む
    自動収集システム。
  4. 請求項3に記載の自動収集システムであって、
    前記データ収集事業者サーバーは、前記通信端末の位置情報及び時間情報を基に、前記通信端末の操作が行われた場所及び時間帯に関するニュース情報を参照して、前記通信端末の操作が行われた場所及び時間帯に前記通信端末の近くで発生した事件/事故/イベントと、前記通信端末の操作履歴との因果関係を分析する手段
    を更に含む
    自動収集システム。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の自動収集システムであって、
    前記データ収集事業者サーバーは、前記操作履歴情報のうち、前記通信端末の取り消し操作の履歴情報を基に、アプリケーション/時間帯/場所/状況/年齢/性別/通信相手と、前記通信端末の取り消し操作の履歴との因果関係を分析する手段
    を更に含む
    自動収集システム。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の自動収集システムであって、
    前記データ収集事業者サーバーは、前記通信端末から、前記操作履歴情報として、特定のWebサイトにアクセスしている間の操作履歴情報、及び特定のアプリケーションを起動している間の操作履歴情報を収集し、頻繁に行われている操作を調査する手段
    を更に含む
    自動収集システム。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の自動収集システムであって、
    前記データ収集事業者サーバーは、複数の通信端末の操作履歴情報を照合し、アプリケーション/時間帯/場所/通信相手に関する情報を基に、前記複数の通信端末の各々のユーザー同士の関係を判定する手段
    を更に含む
    自動収集システム。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の自動収集システムで使用される通信端末。
  9. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の自動収集システムで、データ収集事業者サーバーとして使用されるサーバー。
  10. アンケートで得られる情報に相当するユーザー情報を収集するための自動収集方法であって、
    通信端末が、ユーザーにより情報の提供を許諾する旨の設定がされている場合、前記ユーザーの操作が行われる毎に操作履歴情報を含む情報を自動的に収集するステップと、
    前記通信端末が、自身の操作が行われた際、観測/録音/撮影に関する機能を自動的に起動し、自身の周囲の状況に関する情報を自動的に収集し、当該操作又は前後の操作の内容を分析し、自身の周囲の状況に関する情報を事件/事故/イベントに分類し、分類内容を当該操作と関連付けて前記操作履歴情報に記録するステップと、
    前記通信端末が、前記収集された情報を送信する時刻になった場合、前記ユーザーに対して前記収集された情報を通知し、前記ユーザーから送信許可を受けた場合、前記ユーザーに関するユーザー情報と前記収集された情報とを送出するステップと、
    データ収集事業者サーバーが、前記通信端末から前記ユーザー情報及び前記収集された情報を受信し、前記受信した情報を基に加工・編集し、有用な情報を抽出し、事業者毎の加工データを作成するステップと、
    データ利用事業者サーバーが、前記データ収集事業者サーバーから前記加工データを受信して格納するステップと
    を含む
    自動収集方法。
  11. 請求項10に記載の自動収集方法であって、
    前記通信端末が、前記操作履歴情報に位置情報及び時間情報を組み合わせて前記データ収集事業者サーバーに送信するステップと、
    前記データ収集事業者サーバーが、前記通信端末の位置情報及び時間情報を基に、移動速度及び地図上の路線情報を参照し、前記通信端末が移動体の中で操作されたことを把握するステップと
    を更に含む
    自動収集方法。
  12. 請求項11に記載の自動収集方法であって、
    前記データ収集事業者サーバーが、前記通信端末の位置情報及び時間情報を基に、前記通信端末の操作が行われた場所及び時間帯の気象情報を参照して、前記通信端末の操作が行われた場所及び時間帯の天候/気温/季節と、前記通信端末の操作履歴との因果関係を分析するステップ
    を更に含む
    自動収集方法。
  13. 請求項12に記載の自動収集方法であって、
    前記データ収集事業者サーバーが、前記通信端末の位置情報及び時間情報を基に、前記通信端末の操作が行われた場所及び時間帯に関するニュース情報を参照して、前記通信端末の操作が行われた場所及び時間帯に前記通信端末の近くで発生した事件/事故/イベントと、前記通信端末の操作履歴との因果関係を分析するステップ
    を更に含む
    自動収集方法。
  14. 請求項10乃至15のいずれか一項に記載の自動収集方法であって、
    前記データ収集事業者サーバーが、前記操作履歴情報のうち、前記通信端末の取り消し操作の履歴情報を基に、アプリケーション/時間帯/場所/状況/年齢/性別/通信相手と、前記通信端末の取り消し操作の履歴との因果関係を分析するステップ
    を更に含む
    自動収集方法。
  15. 請求項10乃至14のいずれか一項に記載の自動収集方法であって、
    前記データ収集事業者サーバーが、前記通信端末から、前記操作履歴情報として、特定のWebサイトにアクセスしている間の操作履歴情報、及び特定のアプリケーションを起動している間の操作履歴情報を収集し、頻繁に行われている操作を調査するステップ
    を更に含む
    自動収集方法。
  16. 請求項10乃至15のいずれか一項に記載の自動収集方法であって、
    前記データ収集事業者サーバーが、複数の通信端末の操作履歴情報を照合し、アプリケーション/時間帯/場所/通信相手に関する情報を基に、前記複数の通信端末の各々のユーザー同士の関係を判定するステップ
    を更に含む
    自動収集方法。
  17. 請求項10乃至16のいずれか一項に記載の自動収集方法における処理を、通信端末に実行させるためのプログラム。
  18. 請求項10乃至17のいずれか一項に記載の自動収集方法における処理を、データ収集事業者サーバーとして使用されるサーバーに実行させるためのプログラム。
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