JP2003157274A - 情報照会・提供システム - Google Patents

情報照会・提供システム

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JP2003157274A
JP2003157274A JP2001353607A JP2001353607A JP2003157274A JP 2003157274 A JP2003157274 A JP 2003157274A JP 2001353607 A JP2001353607 A JP 2001353607A JP 2001353607 A JP2001353607 A JP 2001353607A JP 2003157274 A JP2003157274 A JP 2003157274A
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JP2001353607A
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Takeru Minemoto
長 峯元
Kazukuni Nakajima
一州 中島
Hiroshige Kubota
太栄 久保田
Yukiko Iwama
由紀子 岩間
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報を受ける側に応じた形態で情報を提供し
て、だれでもが情報を有効に利用することができるよう
にし、ユーザの要求に迅速に対処可能にする。 【解決手段】 各ユーザA〜C,……,Sの個人情報や
スキル,障害者情報がサーバ4に登録されている(図4
(a))。いま、ユーザSの協力依頼があると、サーバ
4は、ユーザSの各種情報に基づいて、ユーザSの依頼
内容に適合したユーザA,B,Cを候補として選択し、
順位が高いユーザAからユーザSの依頼を受けられるか
どうかを問い合わせる(図4(b))。受けられないと
いう返答があった場合には(図4(c))、次の順位の
ユーザBに同様の問い合わせをし、依頼を受けるという
返答の場合には、このユーザBを協力者としてユーザS
に紹介する(図4(d))。その後のユーザS,B間の
通信は、障害者情報などからユーザSに適合した情報形
態(例えば、手話アニメなど)で行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人の各種情報を
情報提供の際に利用するようにした情報照会・提供シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、年齢,性別などの個人の情報を利
用するシステムは実現されている。例えば、会員制の情
報提供システムでは、予め会員個人の情報がサーバに保
存され、会員からの情報提供の要求に対し、要求者が実
際に会員であることを、かかるサーバに格納されている
情報と照合することにより、確認するようにしている。
【0003】また、近年では、携帯電話システムにおい
ても、音声情報や静止画情報ばかりでなく、動画情報も
通信可能とするようになってきており、これにより、ま
すます正確な情報内容の伝達が可能となってきて便利に
なる。
【0004】さらに、携帯電話の普及により、どこに居
ても、他人との連絡などが可能となり、非常に便利なも
のとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
情報提供システムでは、提供される情報は、データベー
スに格納されているそれ自体のものであって、要求者が
どのような人であっても、提供される情報の形態は決ま
ったものである。従って、例えば、かかる提供情報が音
声情報を伴う画像情報である場合には、情報要求者が耳
の不自由な聴覚障害者である場合、提供された情報の一
部(画像情報)しか利用することができず、充分な情報
提供を受けることができない。
【0006】また、携帯電話システムで動画像が送れる
ようになると、携帯電話機がさらに便利なものとなる
が、これでも、相手方が話している画像が送られてきた
場合には、聴覚障害者にとっては、その話している内容
を知ることができず、充分な情報伝達がなされるもので
はない。
【0007】また、携帯電話は、上記のように、非常に
便利なものであるが、助けて貰いたいような緊急を要す
る事態となった場合には、連絡ができるだけであって、
緊急事態に迅速な対処ができない。
【0008】本発明の目的は、かかる問題を解消し、情
報を受ける側に応じた形態で情報を提供することがで
き、だれでもが情報を有効に利用することができるよう
にした情報照会・提供システムを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、要求者の要求に迅速
に対処できるようにした情報照会・提供システムを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、通信ネットワーク上にマッチングデータ
ベースサーバが設けられ、該マッチングデータベースサ
ーバを利用することにより、携帯端末を用いて情報を照
会し、情報の提供を受けることができるようにした情報
照会・提供システムであって、マッチングデータベース
サーバには、各ユーザに関する情報が格納されており、
ユーザに提供する情報を、該マッチングデータベースサ
ーバに格納されている該ユーザに関する情報に基づい
て、該ユーザに適合した情報形態で提供するものであ
る。
【0011】また、本発明は、通信ネットワーク上にマ
ッチングデータベースサーバが設けられ、該マッチング
データベースサーバを利用することにより、ユーザが携
帯端末を用いて情報を照会し、情報の提供を受けること
ができるようにした情報照会・提供システムであって、
マッチングデータベースサーバには、各ユーザに関する
情報が格納されており、第1のユーザの携帯端末から第
2のユーザの携帯端末に所定の情報を提供するに際し、
所定の情報を、マッチングデータベースサーバに格納さ
れている第2のユーザに関する情報に基づいて、第2の
ユーザに適合した情報形態に変換してから第2のユーザ
の携帯端末に提供するものである。
【0012】また、上記他の目的を達成するために、本
発明は、通信ネットワーク上にマッチングデータベース
サーバが設けられ、マッチングデータベースサーバを利
用することにより、ユーザが携帯端末を用いて情報を照
会し、情報の提供を受けることができるようにした情報
照会・提供システムであって、マッチングデータベース
サーバには、各ユーザに関する情報が格納されており、
マッチングデータベースサーバは、第1のユーザの携
帯端末から通信相手のなるユーザの紹介を要求を受信す
ることにより、マッチングデータベースサーバに格納さ
れている各ユーザに関する情報に基づいて、第1のユー
ザと通信可能なユーザを候補として選択して順位づけ、
順位が高い順に候補の携帯端末に該第1のユーザの携
帯端末との通信の可否を問い合わせ、通信を可とする
候補を紹介する情報を第1のユーザの携帯端末に送信す
るものである。
【0013】また、本発明は、通信ネットワーク上にマ
ッチングデータベースサーバが設けられ、マッチングデ
ータベースサーバを利用することにより、ユーザが携帯
端末を用いて情報を照会し、情報の提供を受けることが
できるようにした情報照会・提供システムであって、マ
ッチングデータベースサーバには、各ユーザに関する情
報が格納されており、マッチングデータベースサーバ
は、第1のユーザの携帯端末からその通信相手のなるユ
ーザの紹介を要求する情報を受信することにより、マッ
チングデータベースサーバに格納されている各ユーザに
関する情報に基づいて、第1のユーザと通信可能なユー
ザを候補として選択し、選択された候補全てが第1のユ
ーザに紹介されるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は本発明による情報照会・提供シス
テムの一実施形態を示すシステム構成図であって、Sは
ユーザ、1aは住民カード、1bはパソコン、1cは携
帯情報端末、1dは携帯電話機、1eはメモリチップ、
1fはユーザカード、2は自治体サーバ、3は通信ネッ
トワーク、4はマッチングデータベース、4aはアプリ
ケーション変換サーバ、5はプロバイダサーバ、6はキ
ャリアサーバ、7は位置情報管理サーバ、8は特定区
域、9は特定区域内情報サーバ、10はアプリケーショ
ン管理サーバ、11は送受信装置、12は店舗内情報端
末、13は送受信ゲート、14は特定区域内マッチング
サーバである。
【0015】同図において、このシステムのユーザS
は、個人情報カードとして、住民カード1aやユーザカ
ード1fなどを有しており、また、端末として、パソコ
ン1bや携帯情報端末(PDA),携帯電話機1dなど
のいずれかを有しており、自宅では、パソコン1bを使
用することができ、外出するときには、携帯情報端末1
cまたは携帯電話機1dが使用される。
【0016】住民カード1aには、自治体のサーバ(自
治体サーバ)2に登録されている氏名,住所,生年月
日,年齢などといった個人情報やその他の必要な情報
(例えば、ユーザが障害者である場合には、障害者手帳
の情報(以下、障害者登録情報という)など)が登録さ
れており、ユーザSが自治体で所定の手続きなどをする
場合には、かかる住民カード1aと自治体サーバ2の情
報が使用される。
【0017】また、携帯情報端末1cや携帯電話機1d
は、例えば、ICチップなどのメモリチップ1eが着脱
可能な携帯端末であって、このメモリチップ1eには、
このユーザSの個人情報やその他の情報(例えば、ユー
ザSが障害者である場合には、その障害者登録情報な
ど)が記憶されている。かかるメモリチップ1eを携帯
情報端末1cや携帯電話機1dに装着することにより、
このメモリチップ1eに記憶されている情報を利用する
ことができる。ユーザカード1fは、入会しているサー
ビスシステムで利用するものであって、これにも、上記
の住民カード1aやメモリチップ1eと同様の情報とと
もに、会員情報も記憶されている。
【0018】なお、ユーザSが、例えば、障害者である
場合には、メモリチップ1eやユーザカード1fに記憶
されるその他の情報は、住民カード1aと同様、障害者
情報であるが、ユーザSが、例えば、ボランティア団体
やサークルなど参加して困った人など(例えば、障害者
などであって、以下、協力依頼者という)の依頼に対し
て手助けをする人(以下、協力者という)である場合に
は、メモリチップ1eやユーザカード1fに記憶される
その他の情報は、そのスキル情報(ボランティア活動や
特技,習いものなどに関する情報やその経歴の情報)な
どである。
【0019】通信ネットワーク3は携帯電話システムな
どの通信キャリアやインターネットからなるものであっ
て、インターネットにマッチングデータベースサーバ4
が接続されている。このマッチングデータベースサーバ
4には、このシステムに協力するボランティア団体やサ
ークルなどの活動団体からの各協力者の個人情報やスキ
ル情報が記憶されている。また、個人的にも、登録する
ことによって協力者となることができ、かかる協力者の
個人情報やスキル情報もマッチングデータベースサーバ
4に記憶される。このマッチングデータベースサーバ4
には、後述するように、協力依頼者と協力者との間で通
信される情報を協力依頼者に適合した携帯の情報に変換
するためのアプリケーション変換サーバ4aも設けられ
ている。さらに、マッチングデータベースサーバ4は、
依頼があった協力依頼者が認定された障害者である場
合、自治体サーバ2から個人情報や障害者情報を取得す
ることもできる。
【0020】ユーザSのパソコン1bは、通信ネットワ
ーク3において、プロバイダサーバ5によりインターネ
ットに接続されることにより、マッチングデータベース
サーバ4にアクセスすることができ、また、携帯情報端
末1cや携帯電話機1dは、通信キャリアのキャリアサ
ーバ6によってインターネットに接続されることによ
り、マッチングデータベースサーバ4にアクセスするこ
とができる。このキャリアサーバ6には、位置情報管理
サーバ7が付随しており、この位置情報管理サーバ7
は、携帯情報端末1cや携帯電話機1dの現在位置の位
置情報を、これら携帯情報端末1cや携帯電話機1dば
かりでなく、マッチングデータベースサーバ4にも提供
する。
【0021】特定区域8は、例えば、市役所や図書館な
どといった公共施設やオフィス,学校,店舗などの特定
の場所をいうものであって、この特定区域8では、携帯
情報端末1cや携帯電話機1dなどの携帯端末やユーザ
カード1fを使用することができるが、この特定区域8
が公共施設やオフィスなどである場合には、ユーザカー
ド1fは住民カード1aや身分証明書としてのカードで
あるし、また、店舗などで会員サービスがある場合に
は、ユーザカード1fは会員カードということになる。
【0022】かかる特定区域8には、これ特有の通信ネ
ットワークが構築されている。この通信ネットワークに
は、いま、これを店舗内とすると、店舗情報や会員に関
する顧客情報,顧客位置管理情報などを格納した特定区
域内情報サーバ9や、携帯端末1c,1dに特定区域内
情報サーバ9の情報を提供するための送受信装置11、
ユーザカード(この場合、会員カード)1fの所有する
ユーザSに同様の情報を提供するための店舗内情報端末
12,送受信ゲート13、ユーザSに提供するかかる情
報をこのユーザSに適合する携帯端末の情報とするため
のアプリケーション管理サーバ10、特定区域情報サー
バ9が通信ネットワーク3でのマッチングデータベース
サーバ4の情報を取得可能とするための特定区域内マッ
チングサーバ14などを備えられている。
【0023】特定区域8には、図示しないが、その特定
区域内でのユーザの携帯端末の位置を管理するシステム
が設けられており、これによって得られるユーザの位置
情報が、顧客位置管理情報として、特定区域内情報サー
バ9に格納される。また、ユーザがこの特定区域8内に
居る場合も、位置情報管理サーバ7もこのユーザの位置
を管理しており、その位置情報がキャリアサーバ6を介
してマッチングデータベースサーバ4に提供される。
【0024】特定区域内情報サーバ9は、送受信装置1
1や店舗内情報端末12,送受信ゲート13によってユ
ーザが検知されると、上記のようにして、このユーザの
顧客位置管理情報を取り込む(このユーザが携帯端末
(携帯情報端末1cや携帯電話機1d)を使用している
ときには、常時取り込むことができるが、ユーザカード
1fを使用するときには、これを使用する店舗内情報端
末12や送受信ゲート13の位置を顧客位置管理情報と
する)とともに、特定区域内マッチングサーバ14を介
してマッチングデータベースサーバ4からこのユーザの
個人情報やスキル情報,障害者情報を取得し、顧客情報
として記憶する。ユーザが特定区域8から出ていくと、
特定区域内情報サーバ9は、そのユーザの顧客情報や顧
客位置管理情報を削除する。
【0025】いま、携帯端末、例えば、携帯電話機1d
を持つユーザ(会員)Aが特定区域8に入ると、この携
帯電話機1dは送受信装置11と通信可能となり、ユー
ザSがその携帯電話機1dで所定の操作をすることによ
り、特定区域内情報サーバ9が、その顧客情報とこの携
帯電話機1dからの個人情報や会員情報とを照会するこ
とにより、このユーザが会員と判定し、店舗情報などの
情報をこの携帯電話機1dに提供する。また、ユーザS
がそのユーザカード1fを店舗内情報端末12に装着し
たり、あるいは送受信ゲート13に近づけたりすると、
特定区域内情報サーバ9は、上記のようにして会員の照
会を行ない、店舗情報などの情報を店舗内情報端末12
や送受信ゲート13に送ってその表示画面に表示させ、
ユーザSにかかる情報を提供する。
【0026】かかる構成の実施形態において、ユーザS
が外出中に困ったことが発生し、人の助けを必要とする
場合、例えば、携帯電話機1dを所定操作すると、これ
による情報がキャリアサーバ6からインターネットを介
してマッチングデータベースサーバ4に送られる。ま
た、このユーザSが特定区域8内にいる場合には、携帯
電話機1dから送信される情報は送受信装置11から特
定区域情報サーバ9に送られ、さらに、特定区域マッチ
ングサーバ14を介してインターネットからマッチング
データベースサーバ4に送られる。マッチングデータサ
ーバ4は、協力依頼者(ユーザ)Aからのかかる情報と
スキル情報とに基づいて、この協力依頼者に適合した協
力者を検索し、協力依頼者への協力を依頼する。
【0027】かかる協力依頼のためのこの実施形態の概
略的な動作を図2により説明する。なお、A〜Dはユー
ザ(ここでは、協力者)、15は通信キャリアの基地局
であり、図1に対応する部分には同一符号を付けてい
る。
【0028】図2(a)において、通信ネットワーク3
のサービスとしては、携帯情報端末1cや携帯電話機1
dからキャリアサーバ6までの通信を行なわせる通信キ
ャリアサービスと、キャリアサーバ6やプロバイダサー
バ5によって携帯電話機1dやパソコン1b,携帯情報
端末1cをインターネットに接続するプロバイダサービ
スと、インターネット上で通信させるインターネットサ
ービスと、インターネットを介してマッチングデータベ
ースサーバの情報を利用可能とするマッチングサービス
とがある。通信キャリアでは、さらに、これを用いて通
信を行なう携帯端末に、この携帯端末自身の現在位置を
知らせる位置情報サービスも行なわれている。
【0029】ユーザは、協力者としての登録をマッチン
グデータベースサーバ4(図1)に行なうことにより、
協力依頼者に対する協力者となる。いま、ユーザA〜D
を登録された協力者とし、ユーザSを協力依頼者とする
と、図2(a)で太い矢印で示すように、協力依頼者S
は、その携帯電話機1dを操作することにより、システ
ムに対して協力を依頼する。この依頼情報が通信キャリ
アの基地局15で受信されると、キャリアサーバ6はこ
の携帯電話機1dをインターネットに接続し、これによ
り、インターネットを介してマッチングデータベースサ
ーバ4に携帯電話機1dが接続される。これにより、マ
ッチングデータベースサーバ4に依頼情報が送られる。
【0030】マッチングデータベースサーバ4は、この
依頼情報をもとに、スキル情報からこの協力依頼者Sに
適合した協力者を探索する。ここで、協力者A,Bは自
宅にいてパソコン1bを使用する状態にあり、協力者C
は外出して携帯情報端末1cを携帯し、協力者Dは外出
して携帯電話機1dを携帯しているものとしているもの
とすると、マッチングデータベースサーバ4は、検索の
結果、これら協力者A〜Dの中から協力者A,Dを選ぶ
が、協力者Dの方が適していると判断すると、この協力
者Dにインターネット,通信キャリアを介して協力者D
の携帯電話機1dに協力依頼の問い合わせをする。
【0031】この問い合わせに対して協力者Dが了解す
ると、図2(b)で太い矢印で示すように、マッチング
データベースサーバ4は協力依頼者Sの携帯電話機1d
にこの旨を通知し、また、協力者Dも、マッチングデー
タベースサーバ4を介して協力依頼者Sの携帯電話機1
dと通信することができるようになる。かかる通信の場
合、マッチングデータベースサーバ4は、協力者Dから
協力依頼者Sへ通信される問い合わせや指示のための連
絡情報を協力依頼者Sが理解できる形態の情報(例え
ば、協力依頼者Sが聴覚障害によって手話の方が判り易
い場合には、手話の画像情報)に変換して送る。これ
は、協力依頼者Sからの協力依頼とともに送られて来る
障害者情報をもとに判断して行なわれるものである。こ
のように連絡することにより、位置情報サービスを利用
して、協力依頼者Sと協力者Dとは互いに相手の現在位
置を知ることができ、従って、破線矢印で示すように、
協力者Dは協力依頼者Sの所まで行って協力依頼者Sに
協力することができる。
【0032】図3は図1に示す実施形態で使用できる携
帯端末の他の具体例を示す図であって、16は本体、1
6aは表示操作部、16bはスピーカ、16cはマイク
ロホン、16dは操作ボタン、16eはチップ挿入口、
16fは通信用アンテナ、16gは無線用アンテナ、1
7はメモリチップ、18はヘッドホンユニット、18a
は無線用アンテナ、19はコントローラ、19aは操作
部、19bは操作ボタン、19cは無線用アンテナ、1
9dはクリップである。この具体例は、特に、視覚障害
を持つユーザが携帯し易くしたものである。
【0033】同図において、この携帯端末は、本体16
とヘッドホンユニット18とコントローラ19とからな
るものであって、本体16に、通信キャリアに用いる通
信用アンテナ16fのほかに、ヘッドホンユニット18
やコントローラ19との間で近距離無線通信ができるよ
うに、無線用アンテナ16gが設けられている。このた
め、ヘッドホンユニット18には、無線用アンテナ18
aが、コントローラ19にも、無線用アンテナ19cが
夫々設けられ、これらヘッドホンユニット18とコント
ローラ19とが本体16と別体として構成されている。
【0034】本体16には、視覚障害を持つユーザが操
作し易い形態をなした文字入力などのための表示操作部
16aと、文字入力の決定や取消しのための操作ボタン
16dと、スピーカ16b,マイクロホン16cが設け
られており、また、本体16の側面には、個人情報や障
害者情報などが記憶されたメモリチップ17を装着する
ためのチップ挿入口16eが設けられている。なお、表
示操作部16aには、定型化された複数の依頼文章を選
択できるような操作ボタンを設けるようにしてもよい。
【0035】また、コントローラ19には、定型化され
た依頼文章の使用頻度が高い代表的なものを選択できる
操作ボタンが設けられた操作部19aと、その操作を決
定したり、取り消したりするための操作ボタン19b
と、このコントローラ19を身に付けるためのクリップ
19dなどが設けられている。
【0036】かかる構成によると、本体16自体を使用
することができるが、ヘッドホンユニット18を耳に取
り付け、コントローラ19を用いて本体16を使用する
場合と同様な使用が可能となる。この場合、コントロー
ラ19の操作部19aを所定操作すると、このコントロ
ーラ19から本体16に信号が送られてコントローラ1
9とヘッドホンユニット18とが使用状態となり、ま
た、コントローラ19の使用を中止する操作をしたり、
本体16の表示操作部16aの操作をしたりすると、コ
ントローラ19やヘッドホンユニット18の使用状態が
OFFになるようにする。
【0037】次に、この実施形態の動作について説明す
る。
【0038】図4はこの実施形態の全体的な動作の流れ
の一具体例を示す図であって、各ユーザA〜D,Sとマ
ッチングデータベースサーバ4との情報のやり取りを概
略的に示すものである。
【0039】まず、図4(a)に示すように、各ユーザ
A〜C,Sが、携帯電話機1dや携帯情報端末1c,パ
ソコン1b(図1)などの端末を用いることにより、マ
ッチングデータベースサーバ4にその個人情報やスキル
情報,障害者情報などを登録する。
【0040】個人情報としては、電話番号やメールアド
レスなどの端末のアドレス情報、ユーザの氏名や性別、
誕生日や年齢、ユーザの職業などのユーザに関する情報
である。これら個人情報はセキュリティを保ちながら公
開される。誕生日は、通信相手と共有されている場合に
は、相手のスケジューラに反映されるし、住所は、位置
ナビゲーションに反映される。スキル情報としては、社
会活動の有無や履歴、特技や習い事,資格などである。
障害者情報としては、各種障害の種類などである。
【0041】これらの情報は上記のような端末から登録
することができる。図5(a)は端末での個人情報を入
力するための個人情報入力画面20の一具体例を摸式的
に示すものであって、ここでは、電話番号やメールアド
レス,誕生日を入力する場合を示している。このような
個人情報を入力して所定の登録操作をすると、これら個
人情報がこのユーザ自身の端末に登録されるとともに、
マッチングデータベースサーバ4にも登録される。
【0042】また、かかる個人情報入力画面20では、
各入力情報毎に「共有」,「限定共有」の選択ができ、
これも、個人情報とともに、登録される。「共有」が選
択されたときには、当該ユーザが或る通信相手と通信し
たときに、この個人情報がこの通信相手にも登録され、
この通信相手と共有されてこの通信相手も使用できるよ
うにするものである。通信相手が所定のユーザの個人情
報の要求した場合には、この個人情報に「共有」が設定
されているとき、通信相手はこの個人情報を取得して共
有することもできる。「限定共有」が選択されたときに
は、その個人情報がマッチングデータベースサーバ4に
登録されるだけであって、通信相手には送られない。従
って、通信相手には共有されないことになる。
【0043】図5(b)は端末でのスキル情報を入力す
るためのスキル情報入力画面21の一具体例を摸式的に
示すものであって、ここでは、障害が無いことを、参加
している社会活動としてボランティアに参加しているこ
とを、資格として教員免許や英検2級を夫々入力された
場合を示している。これらスキル情報についても、「共
有」,「限定共有」を選択することができ、所定の登録
操作がなされることにより、このユーザ自身の端末とマ
ッチングデータベースサーバ4とに登録される。
【0044】図5(c)は障害をもつユーザ(ここで
は、例えば、聴覚障害をもっているものとする)の場合
のスキル情報入力画面22の一具体例を摸式的に示すも
のであって、この場合には、障害者情報として、聴覚障
害が入力される。なお、このユーザは、社会活動として
手話指導を行なっており、資格は持たないものとしてい
る。このようにして、スキル情報ばかりでなく、障害者
情報も登録することができる。
【0045】図4(a)において、以上のような手続き
処理により、マッチングデータベースサーバ4には、各
ユーザA〜C,Sの個人情報やスキル情報,障害者情報
も登録されることになる。特に、上記のようにして障害
者情報が入力されると、この情報をもとに、自治体サー
バ2(図1)からさらに必要な障害者情報を取得するこ
ともできる。
【0046】このように、マッチングデータベースサー
バ4の各ユーザの情報が格納された状態で、図4(b)
に示すように、ユーザSがマッチングデータベースサー
バ4と同じ個人情報が登録されている携帯電話機を用い
て、或る協力の依頼をすると、マッチングデータベース
サーバ4はこの協力依頼を受け、これに格納されている
個人情報やスキル情報をもとに適任者を選択し、この協
力依頼があったことをその適任者として選択したユーザ
Aの登録されている端末(この場合、携帯電話機とす
る)に通知する。
【0047】かかるマッチングデータベースサーバ4の
動作を図6により説明する。
【0048】同図において、ユーザSは、その携帯電話
機1dを操作して依頼内容を明らかにして協力依頼す
る。この場合、ユーザSは協力希望条件を、順序付け
て、入力することができる。ここでは、協力希望条件と
して、手話経験者、同世代などを入力したものとす
る。この携帯電話機1dでは、所定の操作ボタンを設け
るなどして、このような情報を簡単に入力操作できるよ
うな構成となっている。かかる協力希望条件の情報は、
この携帯電話機1dに記憶されているユーザSの個人情
報(例えば、年齢:20才、性別:女性など)及び依頼
内容の情報とともに、マッチングデータベースサーバ4
に送信される。
【0049】マッチングデータベースサーバ4では、か
かるかかる協力依頼情報を受信すると、これをもとに、
記憶しているスキル情報や個人情報からユーザSの協力
希望条件にかなうユーザを検索し、これをリストアップ
する。ここでは、ボランティア活動に参加して2年の手
話歴がある45才の男性のAさん(ユーザA)やボラン
ティア活動は経験ないが、手話歴がある22才の女性で
学生のBさん(ユーザB)などがリストアップされてい
る。また、このリストアップされたユーザに対しては、
位置情報管理サーバ7による各ユーザの位置情報も付加
されている。
【0050】マッチングデータベースサーバ4では、ス
キル,個人情報,位置などの点から見て、好適なユーザ
を選択する。例えば、スキルからみた場合には、ユーザ
Sの協力希望条件の手話経験者ということを参考にして
順位づけると、Aさん、Cさん、……の順となる
し、個人情報からみた場合には、ユーザSの協力希望条
件の同世代ということを参考にして順位づけると、2
2才の女性のBさん、Cさん、……の順となるし、ま
た、位置的な面からみると、ユーザSに近い順に徒歩
1分のAさん、Bさん、……の順となる。そして、こ
のような条件を総合的にみて、協力者の候補の順位を付
ける。ここでは、Aさん、Bさん、……の順となる
としている。
【0051】このようにして、協力者の候補の順位を決
めると、マッチングデータベースサーバ4は、図4
(b)において、順位1の候補のユーザAの携帯電話機
にユーザSからの協力依頼をその依頼内容とともに通知
し、協力の可不可を問い合わせる。ここで、図4(c)
に示すように、ユーザAの携帯電話機から協力できない
との返信があると、マッチングデータベースサーバ4
は、次の順位2のユーザB(図6)を選択し、同様の問
い合わせを行なう。そして、図4(d)に示すように、
ユーザBの携帯電話機から協力できるとの返信がある
と、その旨を協力依頼者のユーザSの携帯電話機に通知
する。
【0052】協力依頼者Sは、ユーザBが協力者となっ
てくれることの通知がその携帯電話機にあると、その所
定の操作により、この協力者Bの個人情報をマッチング
データベースサーバ4に要求することができる。この要
求に応じて、マッチングデータベースサーバ4はこの協
力者Bの個人情報を協力依頼者Sの携帯電話機に送信す
る。図7(a)はこの携帯電話機に表示される協力者B
の登録情報を確認するための情報確認画面23の一具体
例を摸式的に示すものであって、協力者Bの氏名や電話
番号,メールアドレスなどの個人情報が表示される。こ
こでは、電話番号は協力者Bが「共有」として設定され
ているが、メールアドレスは、「限定共有」が設定され
ていたのを、協力依頼者Sの要求によって共有できるよ
うにしたものである。また、内容を知るためには、パス
ワードの入力を必要とする個人情報もあり、誕生日がそ
の例としている。
【0053】また、ユーザBには、協力依頼者Sの協力
者になると、マッチングデータサーバ4は協力依頼者S
の携帯電話機の電話番号を送信する。これにより、協力
依頼者Sの個人情報としての電話番号が協力者Bでも共
有され、協力依頼者への通信が可能となる。協力者B
は、その携帯電話機により、通話によって協力依頼者S
の携帯電話機にに情報を通信するが、この場合、協力依
頼者Sは聴覚が不自由な人であるので、マッチングデー
タベースサーバ4はこの協力依頼者Sが登録している障
害者情報でこれを認識し、アプリケーション変換サーバ
4a(図1)を稼働させる。この場合、協力依頼者Sの
協力依頼情報により、この協力依頼者Sが手話ができる
ことが分かるから、マッチングデータベースサーバ4
は、アプリケーション変換サーバ4aを用いて、協力者
Bからの通話の音声情報を手話の画像情報に変換し、こ
れを協力依頼者Sの携帯電話機に送信する。これによ
り、この携帯電話機には、図7(b)に示すように、手
話画像による受信画面24が表示されることになり、協
力依頼者Sは協力者Bからの通話内容を理解することが
できる。
【0054】次に、この実施形態の図4に示す動作の流
れをなす利用形態の一具体例を図8により説明する。こ
の具体例は、協力依頼者Sが足の不自由な人であって、
トイレに行きたいが、自由に行けない場合を想定したも
のである。
【0055】協力依頼者Sがトレイに行きたいけれど、
1人で行けない場合、その携帯電話機1d(図1)で所
定の操作をすることにより、図8(a)に示すように、
その表示画面PSに協力して貰いたい内容の画面、即
ち、「お助け掲示板」という標題の情報選択画面25を
表示させる。この掲示板表示も、ユーザ情報から本人に
適したメニューを自動表示させるようにしている。この
情報選択画面25には、協力希望内容が、例えば、「聞
きたい」,「教えてほしい」,「手伝ってほしい」とな
ったような表現でリストアップされており、そのうちの
1つ、ここでは、協力希望内容「手伝ってほしい」を選
択すると、図8(b)に示すように、手伝ってほしいも
のの具体的な内容のリストを表わす画面、即ち、「お助
け掲示板」という標題の情報選択画面26の表示に移
る。この情報選択画面26では、リストの内容として
は、例えば、「エレベータに乗りたい」,「階段を上り
たい」,「トイレに行きたい」などと行ったようなもの
であり、そのうちの1つ、ここでは、「トイレに行きた
い」を選択して所定の送信操作をすると、以上の内容を
協力依頼情報がマッチングデータベースサーバ4に送信
される。勿論、図6で説明したように、協力希望条件も
付加するようにしてもよい。以上が図4(b)に示す動
作での協力依頼者Sの動作である。
【0056】この協力依頼者からの協力依頼により、マ
ッチングデータベースサーバ4は、この協力依頼情報を
もとに、図6で説明したようにして、この依頼内容に適
合したユーザを選択し、例えば、ユーザAに協力を要請
する。図8(c)はこのときのユーザAの携帯電話機1
dの表示画面PAに表示される画面、即ち、「お助け掲
示板」という標題の依頼内容確認画面27であって、こ
れには、協力依頼者Aの協力希望内容とともに、「手伝
う」,「手伝えない」の選択メニューが設けられて、手
伝うことができるか否かの問い合わせも行なわれる。手
伝うことができない状況にある場合には、図4(c)に
示すように、メニュー「手伝えない」を選択して返答操
作をすることにより、マッチングデータベースサーバ4
は、図4(d)に示すように、次のユーザBに同様の問
い合わせを行なうのであるが、ユーザAが図4(c)に
示す依頼内容確認画面27でメニュー「手伝う」を選択
して返答操作をすると、マッチングデータベースサーバ
4は、図4(d)で説明したように、この旨を示す情報
を協力依頼者Sの携帯電話機1dに送って協力者Aを協
力依頼者Sに連絡する。これにより、協力依頼者Sの携
帯電話機の表示画面PSには、図8(d)に示すよう
に、協力者Aを紹介する画面、即ち、協力者確認画面2
8が表示されるが、これとともに、ユーザAは女性で、
5分以内に来てくれることを示す「女性/5分以内」と
いうような情報や、ユーザAを容易に見分けることがで
きるようにするための、例えば、「赤い靴を履いていま
す」といったような情報が付加されて表示される。前者
は協力者Aの個人情報や協力依頼者,協力者Aの位置情
報管理サーバ7(図1)による位置情報に基づくもので
あり、後者は協力者Aがその携帯電話機1dで入力した
ものである。
【0057】このようにして、困ったときでも、マッチ
ングデータベースサーバ4は協力者を直ちに探し出して
紹介することができる。
【0058】図9はこの実施形態の全体的な動作の流れ
の他の具体例を示す図であって、各協力依頼者Sがユー
ザA〜Cとプロバイダサーバ5を介してのやり取りを概
略的に示すものである。また、図10はかかる具体例で
の各ユーザの携帯電話機に表示される画面を摸式的に示
す図である。
【0059】まず、図9(a)に示すように、各ユーザ
A〜C,S同士が、プロバイダサーバ5により、図示し
ないインターネットなどを介して通信可能となっている
ものとする。
【0060】かかる状態で、ユーザSがその携帯電話機
1d(図1)を操作して、図10(a)に示すように、
その表示画面PSに「お助け掲示板」の標題の協力依頼
画面29を表示させ、その画面29に、例えば、「今、
エスカレータの前で乗れなくて困っています。協力を頼
む」といったような依頼内容を入力し(なお、依頼内容
としては、定型化されたものもあり、これを利用するよ
うにしてもよい)、送信操作をすると、これを含む上記
のような協力依頼情報が作成され、図9(b)に示すよ
うに、この協力依頼情報がユーザSの携帯電話機1d
(図1)からプロバイダサーバ5に送信される。これに
より、ユーザSが協力依頼者となる。プロバイダサーバ
5は、これを受信すると、マッチングデータベースサー
バ4にこれを送ってこの協力依頼に適合したユーザの紹
介を求める。
【0061】マッチングデータベースサーバ4は、図6
で説明した方法でユーザA,B,Cなどを選択し、これ
を、個人情報やスキル情報とともに、プロバイダサーバ
5に送る。プロバイダサーバ5は、紹介されたユーザの
中から順位が1番の、例えば、ユーザAを紹介する情報
(個人・スキル情報も含む)を協力依頼者Sの携帯電話
機1dに送る。協力依頼者Sは、かかる情報を表示画面
でみて、協力をお願いしたい場合には、図9(c)に示
すように、協力依頼者Sがその携帯電話機1dで所定の
操作をすることにより、プロバイダサーバ5を介してユ
ーザAに協力依頼をすることができる。ユーザAの携帯
電話機1dの表示画面PAには、図10(b)に示すよ
うな協力依頼者Sの依頼内容を示す画面、即ち、「お助
け掲示板」という標題の情報公開画面30が表示され、
これに対し、ユーザAが「協力する」ことを指示して送
信操作をすると、協力依頼者Sの携帯電話機1dの表示
画面PSには、図10(e)に示すような内容の画面、
即ち、「お助け掲示板」という標題の協力了解画面33
が表示され、依頼を受けたことをこの協力依頼者Sに通
知することができる。なお、この協力了解画面33で
は、ユーザA(協力者)としては、連絡事項なども入力
して送信することができ、これが協力依頼者の携帯電話
機で表示される協力了解画面33では、例えば、「すぐ
に行きますので待っていて下さい。私は緑の服を着てい
ます」といったような連絡事項が表示される。また、図
1での位置情報管理サーバ7の位置情報や、特定区域8
内の場合には、特定区域内情報サーバ9の顧客位置管理
情報などを用いて、協力者Aの位置を画像で表示させる
ようにすることもできる。さらにまた、協力依頼者Sが
手話経験者である場合には、図10(e)に示すよう
に、アプリケーション変換サーバ4a(図1)を用いて
協力者Aの連絡事項を手話画面によっても表わすように
することもできる。
【0062】なお、ユーザAが協力できない状況にあっ
たり、協力依頼者Sが他の協力者を希望する場合には、
プロバイダサーバ5は、他のユーザ、例えば、ユーザB
に協力依頼者Sの依頼に対して協力できるか否かの上記
の問い合わせを行なう。
【0063】以上は、プロバイダサーバ5が協力依頼者
Sにユーザを1人ずつ紹介し、協力依頼者に問い合わせ
を行なうものであったが、それをプロバイダサーバ5で
行なわせるようにしてもよい。これを再び図9及び図1
0を用いて説明する。
【0064】図9(b)において、上記のように、協力
依頼者Sが図10(a)で説明した協力依頼画面29を
用いて協力を依頼し、この依頼に適合したユーザがマッ
チングデータベースサーバ4からプロバイダサーバ5に
紹介されると、プロバイダサーバ5は、紹介された全て
のユーザA,B,C,……に対し、図10(b)に示す
ような情報公開画面30でもって協力依頼者Sへの協力
が可能がどうか問い合わせる。いま、ユーザA,B,C
から協力できるとの返答があると、プロバイダサーバ5
は、協力できるこれらユーザA,B,Cを紹介する情報
を協力依頼者Sの携帯電話機1dに送信する。これによ
り、この携帯電話機1dの表示画面PSには、図10
(c)に示すように、これにユーザA,B,Cを紹介す
る内容の画面、即ち、「お助け掲示板」の標題の協力者
一括表画面31が表示される。この協力者一括表画面3
1では、夫々のユーザの個人情報やスキル情報なども表
示されるが、位置情報管理サーバ7の位置情報や特定区
域内情報サーバ9の顧客位置管理情報などにより、現在
居る場所なども表示される。なお、スキル情報により、
ここでは、その内容も、例えば、ユーザAは「英会話
可」、ユーザBは「手話可」というように表示され、こ
れとともに、これまでの協力の履歴等によってなされる
「評価」も付記される。
【0065】協力依頼者Sが、図10(c)に示す協力
者一括表画面31で希望するユーザ、ここでは、ユーザ
Bを選択して送信操作をすると、プロバイダサーバ5は
協力依頼者Sが選択したユーザBに返答情報を送る。こ
れにより、ユーザBの携帯電話機1dの表示画面PB
は、図10(d)に示すような協力依頼画面32が表示
され、これに協力依頼者Sの依頼や現状を示す情報、例
えば、「いま2Fのエスカレーター前に居ます。ご協力
お願い致します。赤い服を着ています。」といったよう
な内容の文章情報が表示される(なお、この文章情報
は、定型文章に所定の内容、例えば、「エスカレータ」
などを入力するようにして、入力するようにしてもよ
い)。また、位置情報管理サーバ7の位置情報や特定区
域内情報サーバ9の顧客位置管理情報などにより、現在
居る場所なども表示される。
【0066】ユーザBは、この協力依頼画面32をみ
て、返答を送信するようにし、協力依頼者Sの携帯電話
機1dの表示画面PSに、先に説明した図10(e)に
示すような協力了解画面33を表示させることになる。
【0067】以上のようにして、協力依頼者は、いずれ
の場所に居ても、適切な協力者を得ることができる。
【0068】図11は以上のような協力に対しての評価
やお礼(インセンティブ)をする場合の画面の流れを示
す図である。
【0069】協力依頼者Sがその携帯電話機1dを所定
操作すると、その表示画面PSに図11(a)に示すよ
うな「お助け掲示板」という標題の協力者評価順位画面
34が表示される。この協力者評価順位画面34は協力
依頼者Sが協力を受けた各ユーザと夫々毎の依頼回数な
どが表示される。例えば、ユーザAには、21回協力し
て貰ったことになる。また、夫々のユーザ毎に、その評
価をすることができ、例えば、ユーザAについて評価す
る場合には、この協力者評価順位画面34出のユーザA
の項(「Aさん21回」)に設けられている「詳細」
を選択することにより、図11(b)に示すような「お
助け掲示板」という標題の協力者評価詳細画面35を表
示させる。この協力者評価詳細画面35では、ユーザA
の21回の協力に対しての評価が、例えば、項目「大変
助かった(18)」,「助かった(3)」,「助からな
かった(0)」などというようにして表示されるが、今
回の協力の評価をするときには、該当する項目、例え
ば、項目「大変助かった(18)」を選択することによ
り、この評価が入力されることになり、項目「大変助か
った」が(19)となる。以上のような評価情報はマッ
チングデータベースサーバ4(図1)に格納され、上記
のように呼び出すことができる。
【0070】このような評価をした後、協力依頼者S
は、後日協力者Aに協力のお礼をすることができる。こ
れも、協力依頼者Sの携帯電話機を用いて行なうことが
できるが、マッチングデータベースサーバ4は、このよ
うなお礼の情報(インセンティブ情報)をこの携帯電話
機から受けると、これを協力者Aの携帯電話機に送り、
図11(c)に示すような「お助け掲示板」という標題
のインセンティブ画面36を表示させる。この場合、協
力依頼者Sが通信費などの費用を提示した場合には、例
えば、「通信費:1000円」などというようにして、
このインセンティブ画面36に表示させる。
【0071】図12はこの実施形態でのメール通信を行
なう場合の動作の流れを示す図である。
【0072】携帯電話機1d(図1)でメール通信のた
めの操作がなされると、図12(a)に示すようなメー
ル入力画面37が表示される。これにメール内容、例え
ば、「明日は渋谷で」などの文章を入力し、メール相手
に送信するのであるが、このメール相手には手話が必要
であることが予め分かっており、この携帯電話機1dが
手話変換のためのアプリケーションを有している場合に
は、このメール入力画面37で項目「手話変換」を選択
することにより、この入力されたメール内容「明日は渋
谷で」という文章が手話アニメーション画面に変換さ
れ、図12(b)に示すように、この画面38aを表示
した変換確認画面38が表示される。これを確認して送
信操作を行なうと、図12(c)に示すような手話アニ
メーション画面38aを含む送信画面39がメール相手
に送信される。これは、健常者の場合、変換された手話
が正しく変換されているかどうか確認できるという利点
もある。
【0073】この携帯電話機1dが上記の手話変換アプ
リケーションを装備していない場合には、あるいは、図
12(a)に示すメール入力画面37で項目「手話変
換」を選択することなく送信操作を行なった場合には、
このメール入力画面37の情報が送信されるのである
が、マッチングデータベースサーバ4(図1)は、かか
るメール情報を受信すると、メール相手の記憶情報(個
人情報やスキル情報,障害者情報)からメール相手が手
話を必要とすることを確認し、アプリケーション変換サ
ーバ4a(図1)に頼子のメール情報を手話アニメーシ
ョン情報に変換し、図12(c)に示すような送信画面
39にしてメール相手に送信する。
【0074】あるいはまた、ユーザが通信相手に通話す
る場合、マッチングデータベースサーバ4はこの通信相
手の位置情報を位置情報管理サーバ7から取得するので
あるが、この位置情報から電車やバスなどの乗り物に乗
っていることが判明したとき、または、通信相手からの
要求により、マッチングデータベースサーバ4は通話内
容を、文章に変換したり、あるいは、通話相手が手話を
必要とするときには、手話アニメーション画面に変換す
る。かかる変換動作が行なわれているときには、マッチ
ングデータベースサーバ4はこれを送信元に通知し、図
12(d)に示すような変換通知画面40をその携帯電
話機に表示させる。この変換が終わり、送信元で所定の
操作がなされると、変換画面の情報が相手に送られる。
【0075】このようにして、メール相手に適合した所
定の形態でこのメール相手に情報を送ることができ、し
かも、かかる形態には、携帯電話機やマッチングデータ
ベースサーバ4で自動的に変換して得られるものである
から、送り側としては、格別手間が掛かるものではな
い。
【0076】図13はこの実施形態での動画を伴ったメ
ール、即ち、動画メール通信を行なう場合の動作の流れ
を示す図である。
【0077】ビデオカメラを備えた携帯電話機で動画メ
ール通信の場合、ビデオカメラとマイクロホンを用いて
メール送信のための情報の入力が行なわれる。図13
(a)はこの場合の携帯電話機から送信される動画メー
ル情報を摸式的に示すものである。
【0078】これを受信した相手側でも、この図13
(a)で示す動画の画面41が表示され、スピーカから
通話の音声が出力されてメール通信が行なわれることに
なるが、相手側では、その携帯電話機で手話や文章,音
声のいずれかでの情報を要求することができる。そこ
で、相手側の携帯電話機から手話の要求をすると、マッ
チングデータベースサーバ4はこの要求に基づいて送信
元からの動画メール情報の音声情報を、上記のようにし
て、手話アニメーション情報に変換し、これも動画メー
ルと同じに相手側に送信することにより、図13(b)
に示すように、相手側の携帯電話機で、動画メール画面
42aとともに手話アニメーション画面42bも同時に
表示した情報表示画面42を表示させる。同様にして、
相手側が文章メール表示を要求すると、マッチングデー
タベースサーバ4は動画メール情報の音声情報を文章情
報に変換し、図13(c)に示すように、相手側の携帯
電話機で、動画メール画面43aとともに文章画面43
bも同時に表示した情報表示画面43を表示させる。
【0079】このようにして、相手側の要求に応じた情
報形態で送られてきた動画メール情報を表示させること
もできる。勿論、前述の通り、相手の状態を判別して自
動的に変換することも可能である。
【0080】この実施形態では、要求に応じて、ユーザ
にその希望する行動スケジュール情報を提供することが
できる。図14はかかる情報提供サービスでの画面の流
れを示す図である。
【0081】ユーザが行動スケジュール作成の要求のた
めの操作をすると、携帯電話機に行動スケジュール作成
画面44が表示され、ユーザはこれに、図14(a)に
示すように、行動スケジュールを入力することができ
る。ここでは、現在(9時)池袋に居て目的地は新宿コ
ミ劇場であり、そこで、12時に着きたいものとする。
かかる行動スケジュール情報を送信すると、マッチング
データベースサーバ4(図1)は、位置情報管理サーバ
7を用いてこのユーザの携帯電話機1dの位置を取得
し、取得した位置情報をもとに、所定のサーバからこの
ユーザの位置近辺の地図情報を取得し、これをもとに所
定の画像情報を作成してユーザに送信する。これを受信
したユーザの携帯電話機では、図14(b)に示すよう
に、地図でもってユーザの現在位置を示す情報表示画面
45が表示される。情報表示画面45では、また、現在
位置名と目的地名とともに、「サン通りから池袋駅へ移
動」といったような道順の指示なども表示される。この
場合、このユーザが手話を必要とする人であれば、手話
画面も表示される。
【0082】そして、ユーザが移動していくと、一定時
間毎に、あるいは一定距離移動する毎にマッチングデー
タベースサーバ4からこの移動に伴う新たな情報がダウ
ンロードされて図14(b)に示すように表示される。
【0083】かかる情報表示画面45で人の助けを求め
ることもできる。この場合には、図14(c),(d)
に示すように、助けて貰いたい内容を入力するか、定型
化されているときには、希望する文章を選択するかする
ことにより、情報表示画面46に質問事項46bが表示
されるが、これに対するマッチングデータベースサーバ
4からの返答は、手話を必要とするユーザに対しては、
手話アニメーション画面46aで表示される。ここで
は、返答情報を手話アニメーション情報としたが、かか
る返答は、マッチングデータベースサーバ4に格納され
ているスキル情報や障害者情報に応じて、音声情報や文
章情報としてもユーザに送られることになることはいう
までもない。
【0084】このようにして、設定した行動スケジュー
ルにそって行動するときも、この行動に必要な情報をユ
ーザに適した情報形態で提供することができる。
【0085】図15は、例えば、デパートなどの特定区
域8(図1)でのこの実施形態の利用した情報提供の一
具体例を示すものである。これを図1を参照して説明す
る。
【0086】特定区域8では、店舗内情報端末12や送
受信ゲート13,送受信器11が各所に配置されてお
り、これにより、携帯端末1c,1dやユーザカード1
fを持つ入場者(ユーザ)の位置を把握することができ
る。かかる入場者の位置情報は特定区域内情報サーバ9
に、ユーザの移動とともに常に更新されながら、記憶さ
れており、また、先に説明したように、入場者の情報
(個人情報やスキル,障害者情報)も記憶されている。
【0087】アプリケーション管理サーバ10は、特定
区域内情報サーバ9の顧客情報や顧客位置管理情報を加
工して店舗情報も作成し、これを特定区域内情報サーバ
9内に記憶させる。このようにして得られる店舗情報の
一具体例とその提供方法を図15に示すものである。
【0088】即ち、アプリケーション管理サーバ10
は、特定区域内情報サーバ9の顧客情報や顧客位置管理
情報を用いて、店舗内の各フロアでの顧客の状況を分析
する。この分析方法とは、例えば、各フロア毎に、年
齢,性別,障害情報などの項目毎に顧客の分布状況を把
握するものであり、図15(a)に示すように、フロア
マップ内にかかる分布を種分けして表わすことができる
ようにする。そして、フロア毎に、あるいは全館におい
て、上記の項目毎に人気のある売場などを順序付けて集
計し、これを店舗情報として特定区域内情報サーバ9に
格納する。かかる店舗情報も、例えば、一定時間毎に集
計し直し、順次更新していくようにし、あるいはまた、
ある期間での平均的な集計結果も店舗情報とすることが
できる。
【0089】そこで、ユーザDが、店舗内情報端末12
などにより、どこの売場が人気があるかなどの問い合わ
せをすると、特定区域内情報サーバ9はこのユーザDの
顧客情報をもとに店舗情報を検索し、これを店舗内情報
端末12などに送信することにより、図15(b)に示
すような個人画面48を提供することができる。この場
合も、勿論、かかる情報はユーザDに適合した情報形態
(音声,手話アニメーション,文章など)で提供される
ことになる。
【0090】また、地下鉄や店舗などといった特定区域
8内では、その中での案内情報も提供することができ
る。以下では、図16により、地下鉄に乗車する場合を
例にして説明するが、地下鉄構内では、電車も含めて図
1に示す特定区域8となるものであり、図示する特定区
域8と同様の情報提供システムが構築されており、これ
が通信キャリアやインターネットを介してマッチングデ
ータベースサーバ4と接続される。また、この情報提供
システムでは、店舗など特定区域8と異なり、位置情報
管理サーバなどの所定の各種サーバも有しており、特定
区域8内では、かかる情報提供システムにより、かかる
サーバから各種の情報の提供を受けることができる。
【0091】そこで、いま、図14で説明したようにし
て、図16(a)に示すような情報表示画面49で導か
れながら、地下鉄の池袋駅構内に入ると、地下鉄内での
情報提供システムのためのアプリケーションソフトがユ
ーザの携帯電話機にダウンロードされる。図16(b)
には、このダウンロードしている期間に携帯電話機に表
示されるアプリケーション追加画面50を示す。
【0092】このように、アプリケーションソフトがダ
ウンロードし、これが稼働すると、このユーザに各種の
情報が提供される。例えば、ユーザが駅構内で行きたい
場所を指定すると、このユーザの位置が検出され、これ
をもとに目的位置までの地図に道順が示される情報表示
画面51が表示される。また、電車に乗っているときに
は、駅毎に、図16(d)に示すような情報表示画面が
表示され、その駅近辺などに関する情報が紹介されるこ
とになる。
【0093】かかる地下鉄構内においても、ユーザの個
人情報やスキル,障害者情報が特定区域内情報サーバ9
で利用され、このユーザに適した情報形態(音声や文
章,手話アニメーション)でこのユーザに上記情報が提
供されることになる。
【0094】以上のように、この実施形態では、特定区
域においても、ユーザに所定の情報を、このユーザに適
した情報形態で提供することができる。
【0095】なお、以上では、携帯端末を携帯電話機と
して説明したが、無線通信機能を有する携帯端末であれ
ば、他の種類の携帯端末を使用することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザに提供する情報を、マッチングデータベースサー
バに格納されているこのユーザに関する情報に基づい
て、ユーザに適合した情報形態で提供するものであるか
ら、かかる情報を受けたユーザはこの情報を有効に利用
することが可能となる。
【0097】また、本発明によると、ユーザから通信相
手の紹介要求に対し、マッチングデータベースサーバが
そこに格納されている各ユーザに関する情報に基づい
て、このユーザと通信可能な相手を候補として選択し、
これをこのユーザに紹介するものであるから、要求者の
要求に迅速に対処できる通信相手を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報照会・提供システムの一実施
形態を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示す実施形態での通信形態の一具体例を
示す図である。
【図3】図1に示す実施形態に用いる携帯端末の他の具
体例を示す構成図である。
【図4】図1に示す実施形態での全体的な動作の流れの
一具体例を示す図である。
【図5】図1に示す実施形態での各種情報の登録方法の
一具体例を示す説明図である。
【図6】図1におけるマッチングデータベースサーバの
一動作例を示す図である。
【図7】図1におけるマッチングデータベースサーバに
記憶された情報の確認画面と協力依頼者の受信画面の例
を摸式的に示す図である。
【図8】図1に示した実施形態の図4に示す動作による
利用態様の一具体例を示す図である。
【図9】図1に示す実施形態での全体的な動作の流れの
他の具体例を示す図である。
【図10】図1に示した実施形態の図8に示す動作によ
る利用態様の一具体例を示す図である。
【図11】図10に示す協力に対しての評価やお礼(イ
ンセンティブ)をする場合の画面の流れを示す図であ
る。
【図12】図1に示す実施形態でのメール通信の説明図
である。
【図13】図1に示す実施形態での動画メール通信の説
明図である。
【図14】図1に示す実施形態を行動スケジュールに利
用した場合の説明図である。
【図15】図1に示す実施形態の特定区域での利用形態
の一具体例を示す図である。
【図16】図1に示す実施形態の特定区域での利用形態
の他の具体例を示す図である。
【符号の説明】
A〜D 協力者(ユーザ) S 協力依頼者(ユーザ) PS 協力依頼者の携帯端末の表示画面 PA,PB 協力者の携帯端末の表示画面 1a 住民カード 1b パソコン 1c 携帯情報端末 1d 携帯電話機 2 自治体サーバ 3 通信ネットワーク 4 マッチングデータベースサーバ 4a アプリケーション変換サーバ 5 プロバイダサーバ 6 キャリアサーバ 7 位置情報管理サーバ 8 特定区域 9 特定区域内情報サーバ 10 アプリケーション管理サーバ 11 送受信装置 12 店舗内情報端末 13 送受信ゲート 14 特定区域内マッチングサーバ 15 通信キャリアの基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/20 H04Q 7/04 Z (72)発明者 久保田 太栄 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 (72)発明者 岩間 由紀子 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND20 PQ02 PQ04 PQ12 PQ20 PR08 UU40 5K067 AA34 BB04 BB21 DD51 EE02 EE16 FF02 FF23 JJ64

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワーク上にマッチングデータ
    ベースサーバが設けられ、該マッチングデータベースサ
    ーバを利用することにより、携帯端末を用いて情報を照
    会し、情報の提供を受けることができるようにした情報
    照会・提供システムであって、 該マッチングデータベースサーバには、各ユーザに関す
    る情報が格納されており、 ユーザに提供する情報を、該マッチングデータベースサ
    ーバに格納されている該ユーザに関する情報に基づい
    て、該ユーザに適合した情報形態で提供することを特徴
    とする情報照会・提供システム。
  2. 【請求項2】 通信ネットワーク上にマッチングデータ
    ベースサーバが設けられ、該マッチングデータベースサ
    ーバを利用することにより、ユーザが携帯端末を用いて
    情報を照会し、情報の提供を受けることができるように
    した情報照会・提供システムであって、 該マッチングデータベースサーバには、各ユーザに関す
    る情報が格納されており、 第1のユーザの携帯端末から第2のユーザの携帯端末に
    所定の情報を提供するに際し、該所定の情報を、マッチ
    ングデータベースサーバに格納されている該第2のユー
    ザに関する情報に基づいて、該第2のユーザに適合した
    情報形態に変換してから該第2のユーザの携帯端末に提
    供することを特徴とする情報照会・提供システム。
  3. 【請求項3】 通信ネットワーク上にマッチングデータ
    ベースサーバが設けられ、該マッチングデータベースサ
    ーバを利用することにより、ユーザが携帯端末を用いて
    情報を照会し、情報の提供を受けることができるように
    した情報照会・提供システムであって、 該マッチングデータベースサーバには、各ユーザに関す
    る情報が格納されており、 該マッチングデータベースサーバは、 第1のユーザの携帯端末から通信相手となるユーザの
    紹介を要求を受信することにより、該マッチングデータ
    ベースサーバに格納されている各ユーザに関する情報に
    基づいて、該第1のユーザと通信可能なユーザを候補と
    して選択して順位づけ、 順位が高い順に該候補の携帯端末に該第1の携帯端末
    との通信の可否を問い合わせ、 通信を可とする該候補を紹介する情報を該第1のユー
    ザの携帯端末に送信することを特徴とする情報照会・提
    供システム。
  4. 【請求項4】 通信ネットワーク上にマッチングデータ
    ベースサーバが設けられ、該マッチングデータベースサ
    ーバを利用することにより、ユーザが携帯端末を用いて
    情報を照会し、情報の提供を受けることができるように
    した情報照会・提供システムであって、 該マッチングデータベースサーバには、各ユーザに関す
    る情報が格納されており、 該マッチングデータベースサーバは、第1のユーザの携
    帯端末からその通信相手となるユーザの紹介を要求する
    情報を受信することにより、該マッチングデータベース
    サーバに格納されている各ユーザに関する情報に基づい
    て、該第1のユーザと通信可能なユーザを候補として選
    択し、 選択された該候補全てが該第1のユーザに紹介されるよ
    うにしたことを特徴とする情報照会・提供システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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