JP6366416B2 - 通信システムおよび制御方法 - Google Patents

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本発明は、通信システム、通信システムを構成する電子機器および通信装置、電子機器および通信装置における制御方法、電子機器を制御するプログラム、ならびに通信装置を制御するプログラムに関する。
従来、家電機器の利用によって得られるログをサーバ装置にアップロードするシステムが知られている。たとえば、特許文献1には、このようなシステムとして、家電機器の状態変化管理システムが開示されている。当該家電機器の状態変化管理システムにおいては、家電機器は、自身の状態が変化したときは、当該状態変化内容を示す動作履歴データをホームゲートウェイに送信する。ホームゲートウェイは、家電機器から動作履歴データを受信すると、当該動作履歴データを一つの履歴保存ファイルに追加保存する。そして、ホームゲートウェイは、所定時刻になると、履歴保存ファイルをインターネットを通じて情報サーバに送信する。
昨今、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)が注目され始めている。IoTとは、あらゆるモノがインターネットを通じて接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。自動車、住宅機器、家電製品、医療機器、ロボット、各種センサー等あらゆるモノがインターネットに繋がり、IoTを使ったサービスが今後ますます増加するものと考えられている。
特開2005−244753号公報
ところで、家電機器のユーザが当該家電機器の利用開始時に利用規約に対して同意をすると、以後はユーザの許可を都度得ることなく、各種のログが予め定められたタイミングでサーバ装置にアップロードされる。特に、IoTのような仕組みが広がるにつれて、多種多様なログがサーバ装置にアップロードされることが想定される。
しかしながら、ユーザは、利用規約を確認して同意はしているものの、どのようなログがアップロードされることにより第三者に利用されるのかを正確に把握していないことも多々ある。また、ユーザは、同意時において、どのようなログがアップロードされるのかを把握していても、その後、どのようなログがアップロードの対象であったのかを忘れてしまうことも多々ある。
このような多種多様なログの中には、ユーザ個人にとって重要なものもある。しかしながら、現状では、ユーザは、どのような種別のログがアップロードの対象となっているのかを確認することはできない。それゆえ、ユーザは、アップロードしたくないログのアップロードを停止させることできない。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、ユーザがアップロードしたくないログのアップロードを停止させることが可能な通信システム、電子機器、通信装置、制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、通信システムは、所定の機器の利用によって得られるログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを知らせるための第1の報知を行なうとともに、サーバ装置に対するログのアップロードを停止させるための第1の入力を受け付ける。
好ましくは、通信システムは、第1の報知の後の所定の時間内に第1の入力を受け付けたことを条件に、サーバ装置に対するログのアップロードを停止する。
好ましくは、第1の報知はディスプレイによる表示である。
好ましくは、通信システムは、予め定められた第2の入力を受け付けたことに基づき、ログがアップロード予定であることを表示する。
好ましくは、通信システムは、ログがアップロード予定であることを表示する前に、予め定められた第2の報知を行なう。
好ましくは、通信システムは、宅内における機器のユーザの居場所を検知し、検知された居場所に設置されている出力装置に第2の報知を行なわせる。
好ましくは、通信システムは、機器と、ディスプレイを備えた端末装置と、機器および端末装置と通信可能に接続され、サーバ装置にログをアップロード可能な通信装置とを備える。通信装置は、ログを機器から収集する。端末装置は、ログが通信装置によってサーバ装置に送信される前に、ログがアップロード予定であることをディスプレイに表示する。端末装置は、ログがアップロード予定であることがディスプレイに表示された状態で、第1の入力を受け付ける。
好ましくは、通信システムは、機器として、第1の機器と第2の機器とを備える。通信装置は、所定のタイミングでログをサーバ装置にアップロードするように構成される。通信装置は、第1の機器から第1のログを収集し、第2の機器から第2のログを収集する。端末装置は、タイミングよりも前に第1のログと第2のログとが通信装置によって収集された場合、第1のログと第2のログとがアップロード予定であることを表示する。
好ましくは、第1の機器は、第1のログを通信装置に送信する機能と、ユーザ操作に基づいて特定の処理を実行する機能とを有する。第2の機器は、第2のログを通信装置に送信する機能と、ユーザ操作に基づいて特定の処理を実行する機能とを有する。第1の機器と第2の機器とは、同種の機器である。端末装置は、第1のログをアップロードすることを停止させるための第1の入力と、第2のログをアップロードすることを停止させるための第1の入力とを、一括して受け付けられるように構成されている。
好ましくは、第1のログと第2のログとは、特定の処理の実行に基づくログである。
好ましくは、端末装置は、第1の機器と第1のユーザとを関連付けるとともに、第2の機器と第2のユーザとを関連付けた関連付情報を記憶している。端末装置は、端末装置のユーザが第1のユーザであると判断された場合、タイミングの前に第1のログと第2のログとが通信装置によって収集されると、関連付情報に基づき、第1のログと第2のログとのうち、第1のユーザに関連付けられた第1の機器の第1のログのみがアップロード予定であることを表示する。
好ましくは、機器に含まれるソフトウェアがアップグレードされたことにより、新たなログの収集が可能となった場合、通信装置は、端末装置に対して、新たなログをアップロードすることの同意を得るための画面をディスプレイに表示させる指令を送信する。
好ましくは、画面には、同意がなされると特典が得られることを表した情報が含まれている。
好ましくは、機器に端末装置(端末装置の機能)が組み込まれており、機器が端末装置としても機能する。
好ましくは、端末装置に通信装置(通信装置の機能)が組み込まれており、端末装置が通信装置としても機能する。
本発明の他の局面に従うと、電子機器は、所定の機器の利用によって得られるログをサーバ装置にアップロードする通信装置と通信可能である。電子機器は、ログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを報知する。電子機器は、サーバ装置に対するログのアップロードを停止させるための入力を受け付ける。電子機器は、受け付けた入力に基づく指令を通信装置に送信する。
本発明のさらに他の局面に従うと、通信装置は、所定の機器の利用によって得られるログをサーバ装置にアップロードする。通信装置は、ログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを報知する電子機器から、サーバ装置に対するログのアップロードを停止させるための指令を受信する。通信装置は、指令を受信したことに基づき、ログのアップロードを停止する。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は、通信システムにおける制御方法であって、所定の機器の利用によって得られるログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを報知するステップと、サーバ装置に対するログのアップロードを停止させるための入力を受け付けるステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は、所定の機器の利用によって得られるログをサーバ装置にアップロードする通信装置と通信可能な電子機器において実行される。制御方法は、ログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを報知するステップと、サーバ装置に対するログのアップロードを停止させるための入力を受け付けるステップと、受け付けた入力に基づく指令を通信装置に送信するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は、所定の機器の利用によって得られるログをサーバ装置にアップロードする通信装置において実行される。制御方法は、ログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを報知する電子機器から、サーバ装置に対するログのアップロードを停止させるための指令を受信するステップと、指令を受信したことに基づき、ログのアップロードを停止するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、所定の機器の利用によって得られるログをサーバ装置にアップロードする通信装置と通信可能な電子機器を制御する。プログラムは、ログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを報知するステップと、サーバ装置に対するログのアップロードを停止させるための入力を受け付けるステップと、受け付けた入力に基づく指令を通信装置に送信するステップとを、電子機器のプロセッサに実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、所定の機器の利用によって得られるログをサーバ装置にアップロードする通信装置を制御する。プログラムは、ログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを報知する電子機器から、サーバ装置に対するログのアップロードを停止させるための指令を受信するステップと、指令を受信したことに基づき、ログのアップロードを停止するステップとを、通信装置のプロセッサに実行させる。
本発明によれば、ユーザがアップロードしたくないログのアップロードを停止させることが可能となる。
本実施の形態に係る通信システム1の概略構成を説明するための図である。 通信システム1で実行される処理の概要を説明するためのシーケンスチャートである。 端末装置200で表示される画面例を説明するための図である。 ゲートウェイ100と端末装置200との機能的構成を説明するための機能ブロック図である。 ゲートウェイ100において実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。 端末装置200において実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。 ゲートウェイ100のハードウェア構成の典型例を表した図である。 端末装置200のハードウェア構成の典型例を表した図である。 端末装置200Aで表示される画面例を説明するための図である。 端末装置200Bで表示される画面例を説明するための図である。 端末装置200Cで表示される画面例を説明するための図である。 端末装置200Dで表示される画面例を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る通信システムについて説明する。また、以下の説明では、同一の部材には同一の参照符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<A.システム構成>
図1は、本実施の形態に係る通信システム1の概略構成を説明するための図である。図1を参照して、通信システム1は、ゲートウェイ100と、端末装置200と、複数の家電と、サーバ装置900とを備える。
図1においては、宅内に備え付けられる典型的な家電の例として、照明装置301と、エアーコンディショナ302と、テレビ303と、ロボット型の掃除機304と、掃除機304と、洗濯機305と、電子レンジ306と、冷蔵庫307とを記載している。なお、以下では、照明装置301と、エアーコンディショナ302と、テレビ303と、掃除機304と、掃除機304と、洗濯機305と、電子レンジ306と、冷蔵庫307とのうちのいずれか1つを区別せずに指す場合には、「家電300」と称する。また、任意の家電300の各々を区別した表す場合には、「家電300_1」,「家電300_2」,「家電300_3」,…「家電300_7」と記載する。
端末装置200および各家電300は、ゲートウェイ100に通信可能に接続されている。ゲートウェイ100は、ネットワーク9を介してサーバ装置900に通信可能に接続されている。詳細については後述するが、通信装置であるゲートウェイ100は、各家電の利用によって得られる各種のログを、サーバ装置900にアップロード(送信)するように構成されている。端末装置200は、タッチスクリーンを備え、情報の表示およびユーザ入力を受け付ける。端末装置200は、一例として、スマートフォン、タブレット端末、あるいはHEMSコントローラである。
上記ログは、いわゆるライフログの一種である。当該ログは、典型的には、ユーザの家電300に対する操作に基づくログ(操作ログ)、および家電300が自動的に制御を行なったときのログ(動作ログ)を含む。なお、1つの家電300に関し、1または複数の種別のログがサーバ装置にアップロードされる。なお、当該アップロードのタイミングは、特に限定されるものではない。たとえば、予め定められた時刻T1(所定のタイミング)が到来すると、ゲートウェイ100は、各種のログをサーバ装置にアップロードする。
<B.処理の概要>
図2は、通信システム1で実行される処理の概要を説明するためのシーケンスチャートである。なお、図2においては、説明を簡略化する観点から、家電300_1〜300_7のうち、家電300_3〜300_7の記載を省略し、家電300_1,300_2のみを記載している。
図2を参照して、シーケンスSQ2,SQ8,SQ12において、家電300_1は、当該家電のログをゲートウェイ100に送信する。シーケンスSQ4,SQ6,SQ10において、家電300_2は、当該家電のログをゲートウェイ100に送信する。なお、シーケンスSQ2,SQ8,SQ12において送信されるログの種別は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。シーケンスSQ2,SQ8,SQ12において送信されるログの種別についても、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、上記ログは、リアルタイムで家電300_1,300_2から送信される構成であってもよい。あるいは、上記ログは、予め定めれたタイミングで家電300_1,300_2から送信される構成であってもよい。さらには、上記ログは、ゲートウェイ100からの指示(要求)に応じて家電300_1,300_2から送信される構成であってもよい。家電300_1,300_2からゲートウェイ100へのログの送信タイミングおよび送信方法は、特に限定されるものではない。
シーケンスSQ14において、ゲートウェイ100は、家電300_1,300_2からログを取得したことに基づき、これらのログの情報(すなわち、サーバ装置900へのアップロード予定のログの情報)を、端末装置200に送信する。シーケンスSQ16において、ゲートウェイ100は、家電300_2に予め定められた報知を実行させるための報知指令を、家電300_2に対して送信する。シーケンスSQ18において、家電300_2は、報知指令に基づき報知を実行する。家電300_2がテレビ303である場合には、一例として、テレビ303は、所定のLEDを赤色で点滅させる。
シーケンスSQ20において、端末装置200は、アップロード予定のログ(詳しくは、ログの種別)を表示するとともに、アップロードを停止するログの指定をユーザから受け付ける。シーケンスSQ22において、端末装置200は、受け付けた指定をゲートウェイ100に通知する。シーケンスSQ24において、ゲートウェイ100は、予め定められた時刻T1になると、停止命令を受け付けていないログ(シーケンスSQ20において停止の指定を受け付けていないログ)を、サーバ装置900に送信する。
具体例を挙げて説明すれば、以下のとおりである。シーケンスSQ2,SQ8,SQ12のログの種別が異なっているとする。この場合、端末装置200が、シーケンスSQ2で送信されたログのアップロードの停止をユーザから受け付けたとする。この場合、ゲートウェイ100は、当該3つのログのうち、シーケンスSQ8で送信されたログおよびシーケンスSQ8で送信されたログのみをサーバ装置900にアップロードし、シーケンスSQ2で送信されたログについてはアップロードしない。
以上のように、通信システム1では、端末装置200によってアップロード予定のログ(ログの種別)が可視化されるため、ユーザは、アップロード予定のログを当該ログがアップロードされる前に確認することができる。それゆえ、通信システム1によれば、ユーザは、アップロードしたくないログのアップロードを停止させることが可能となる。
特に、端末装置200にアップロード予定のログが表示されるよりも前に、家電300_2によって報知がなされる。ゲートウェイ100が、このような報知をさせる家電300をユーザの居場所に設置された家電300に逐次設定することにより、ユーザはアップロード予定のログが端末装置200で表示されることを高い確率で事前に知ることが可能となる。
また、このような報知により、ユーザの生活スタイルに合わせて違和感なく(さりげなく)、ログがアップロードされることをユーザに伝えることができる。たとえば、家電300_2がテレビの場合、ユーザがテレビの電源をオンにすると、必ず、「ログUPしますよ〜」と表示することより、ログのアップロードを違和感なくユーザに伝えることができる。
なお、通信システム1は、図示しない人感センサ等の検知結果に基づき、ユーザの居場所を特定すればよい。
上記報知指令の送信のタイミングは、ユーザの端末装置200の操作等に要する時間を考慮して、ログをサーバ装置900に送信する時刻T1(たとえば、午後11時)よりも、予め定められた時間(たとえば、30分前)だけ早い時刻T2(午後10時30分)とすればよい。なお、ログをサーバ装置900に送信するタイミングは、これに限定されない。たとえば、時刻を設定しなくて、ユーザ報知後にログを必ず送信するという制御でもよい。
なお、シーケンスSQ20においてユーザが指定を行なわない限り、ゲートウェイ100が収集した全てのログ(詳しくは、ユーザが利用規約に同意したことに基づきアップロードを許可したログの全て)がサーバ装置900にアップロードされる。
図3は、端末装置200で表示される画面例を説明するための図である。具体的には、図3は、図2のシーケンスSQ20により表示される画面271を表した図である。図3を参照して、端末装置200は、予め定められたユーザ入力を受け付けたことに基づき、タッチスクリーン259にアップロード予定のログの種別を表示する。より詳しくは、端末装置200は、アップロード予定のログの種別と、当該ログのアップロードの停止を受け付けるためのオブジェクト(オブジェクト2811,2812,2813)とを、ログの種別毎に対応付けて表示する。さらに、端末装置200は、決定を受け付けるオブジェクト2910を表示する。なお、オブジェクト2811と、オブジェクト2812と、オブジェクト2813とのうちのいずれか1つを区別せずに指す場合には、「オブジェクト2810」と称する。
たとえば、ユーザが、冷蔵庫の扉の開閉操作ログのアップロードを希望しない場合、ユーザは、当該ログに対応付けられたオブジェクト2813をタッチ操作で選択した後、オブジェクト2910をタッチ操作で選択すればよい。当該一連の操作により、端末装置200は、ゲートウェイ100に対して、冷蔵庫の扉の開閉操作ログのアップロードをしないよう通知を行なう(図2のシーケンスSQ22)。
なお、図3に示したポイントの値(たとえば、“50”)は、ログの価値を表している。具体的には、ポイントの値は、ログの取得を希望している特定の業者(たとえば、サーバ装置900の運営者会社)が、各ログの取得に対して支払う対価を表している。端末装置200は、やり取りの対象となっているログの価値をユーザに見せることにより、当該価値も踏まえ、ログをアップロードさせないという判断をユーザにさせることも可能となる。
以上のように、通信システム1は、所定の家電の利用によって得られるログがサーバ装置900にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを知らせるための報知(以下、「第1の報知」とも称する)を行なうとともに、サーバ装置900に対する上記ログのアップロードを停止させるための入力(以下、「第1の入力」とも称する)を受け付ける。典型的には、上記第1の報知は、図3に示したように、ディスプレイによる表示である。
詳しくは、通信システム1は、上記第1の報知の後の所定の時間内(たとえば、30分以内)に上記第1の入力を受け付けたことを条件に、サーバ装置900に対する上記ログのアップロードを停止する。
より詳しくは、通信システム1は、上述した予め定められたユーザ入力(以下、「第2の入力」とも称する)を受け付けたことに基づき、上記ログがアップロード予定であることを表示する。
さらに詳しくは、通信システム1は、上記ログがアップロード予定であることを表示する前に、予め定められた報知(以下、「第2の報知」と称する)を行なう。典型的には、通信システム1は、宅内における上記家電300のユーザの居場所を検知し、上記検知された居場所に設置されている出力装置(たとえば、家電300)に上記第2の報知を行なわせる。なお、第2の報知は、出力装置がテレビ303である場合には、たとえば、上述したように、所定のLEDを赤色で点滅させることである。
なお、テレビ303の代わりに、たとえば、図示しないテレビのリモコンに所定の報知動作を行なわせてもよい。あるいは、掃除機304に所定の報知動作を行なわせてもよい。掃除機304は、移動可能であるため、ゲートウェイ100からの指示に基づき、掃除機304をユーザの居場所まで移動させる後に所定の報知動作を行なわせる態様も可能である。
<C.機能的構成>
図4は、ゲートウェイ100と端末装置200との機能的構成を説明するための機能ブロック図である。図4を参照して、ゲートウェイ100は、制御部111と、記憶部112と、通信IF(Interface)部113とを備える。端末装置200は、制御部211と、記憶部212と、通信IF部213と、表示部214と、入力受付部215とを備える。
まず、ゲートウェイ100について説明する。制御部111は、ゲートウェイ100の全体の動作を制御する。記憶部112は、ゲートウェイ100用のOS(Operating System)および各種のアプリケーションプログラムが格納されている。また、記憶部112には、通信IF部113を介して各家電300から取得した各種のログが逐次格納される。通信IF部113は、各家電300と、端末装置200と、サーバ装置900との間で通信を行なうためのインターフェイスである。
制御部111は、予め定められた時刻T2(たとえば、午後10時30分)になると、記憶部112に記憶されているログがアップロード予定のログであることを端末装置200に通知するために、当該ログの種別を通信IF部113を介して端末装置200に送信する。また、制御部111は、アップロード予定のログを端末装置200に通知すると、たとえばテレビ303に対してLEDを赤色で点滅させるための報知指令を送信する。
次に、端末装置200について説明する。制御部211は、端末装置200の全体の動作を制御する。記憶部212は、端末装置200用のOS(Operating System)および各種のアプリケーションプログラムが格納されている。また、記憶部212には、通信IF部213を介してゲートウェイ100から受信したアップロード予定のログの種別が記憶される。なお、通信IF部213は、ゲートウェイ100との間で通信を行なうためのインターフェイスである。
表示部214は、各種の情報を表示する。表示部214は、図3に示したとおり、ゲートウェイ100から送られてきたアップロード予定のログの種別を表示するとともに、アップロードの停止をゲートウェイ100に指示するためのオブジェクト2811等を表示する。なお、表示部214は、後述するディスプレイ2591に対応する。
入力受付部215は、ユーザからの入力を受け付ける。典型的には、入力受付部215は、ユーザによるオブジェクト2811,2812,2813,2910を選択するためのタッチ操作を受け付ける。なお、入力受付部215は、後述するタッチパネル2592に対応する。なお、オブジェクトの選択は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
入力受付部215がオブジェクト2811,2812,2813を選択するための入力を受け付けると、制御部211は、通信IF部213を介して、選択されたオブジェクト2810に対応するログの種別をゲートウェイ100に通知する。すなわち、制御部211は、アップロードを停止させるログの種別をゲートウェイ100に通知する。
ゲートウェイ100の制御部111は、予め定められた時刻T1(たとえば、30分間のカウントダウンが終了した午後11時)が到来すると、通信IF部113を介して、各家電300から取得したログをサーバ装置900にアップロードする。その際、制御部111は、端末装置200からアップロードを停止させるログの種別の通知を受けていれば、当該ログ以外のログをサーバ装置900にアップロードする。
このように、通信システム1は、家電300と、表示部214を備えた端末装置200と、家電300および端末装置200と通信可能に接続され、サーバ装置900にログをアップロード可能なゲートウェイ100とを備える。ゲートウェイ100は、ログを家電300から収集する。端末装置200の制御部211は、ログがゲートウェイ100によってサーバ装置900に送信される前に、当該ログがアップロード予定であることを表示部214に表示する。端末装置200の入力受付部215は、上記ログがアップロード予定であることが表示部214に表示された状態で、サーバ装置900に対する上記ログのアップロードを停止させるための入力(つまり、上記第1の入力)を受け付ける。
ゲートウェイ100は、所定のタイミング(予め定められた時刻T1)でログをサーバ装置900にアップロードするように構成されている。端末装置200は、当該タイミングよりも前に家電300_1のログ、家電300_2のログ等がゲートウェイ100によって収集された場合、当該各ログがアップロード予定であることを表示部214に表示する。
上記の構成により、ユーザは、アップロード予定のログを当該ログがアップロードされる前に確認(視認)することができるとともに、アップロードしたくないログのアップロードを停止させることができる。
<D.制御構造>
図5は、ゲートウェイ100において実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。図5を参照して、ステップS2において、ゲートウェイ100は、家電300からログを収集する。ステップS4において、ゲートウェイ100は、現在の時刻が、予め定められた時刻T2(たとえば、午後10時30分)となったか否かを判断する。
ゲートウェイ100は、予め定められた時刻T2になったと判断された場合(ステップS4においてYES)、ステップS6において、タイマ動作を開始する。たとえば、ゲートウェイ100は、30分のタイマをセットし、カウントダウンを開始する。ゲートウェイ100は、予め定められた時刻T2に未だなっていないと判断した場合(ステップS4においてNO)、処理をステップS4に進める。
ステップS8において、ゲートウェイ100は、所定の家電300に報知処理を実行させる(図2のシーケンスSQ16参照)。ステップS10において、ゲートウェイ100は、収集されたログがアップロード予定であることを、端末装置200に通知する(図2のシーケンスSQ18)。
ステップS12において、ゲートウェイ100は、アップロード予定のログのうち、いずれかのログのアップロードを停止させる指令(通知)を端末装置200から受け付けたか否かを判断する。ゲートウェイ100は、指令を受け付けたと判断された場合(ステップS12においてYES)、ステップS14において、タイムアップした後(タイマの残り時間が0になった後)に、停止させる指令を受け付けていないログ(詳しくは、停止させる指令を受け付けていない種別のログ)のみをアップロードする。
ゲートウェイ100は、指令を受け付けていないと判断された場合(ステップS12においてNO)、ステップS16において、タイムアップしたかいなかを判断する。ゲートウェイ100は、タイムアップしたと判断された場合(ステップS16においてYES)、ステップS18において、収集した全てのログ(詳しくは、全ての種別のログ)をサーバ装置900にアップロードする。ゲートウェイ100は、タイムアップしていないと判断された場合(ステップS16においてNO)、処理をステップS12に進める。
図6は、端末装置200において実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。図6を参照して、ステップS102において、端末装置200は、アップロード予定のログ(詳しくは、ログの種別)を表した情報をゲートウェイ100から受信する。ステップS104において、端末装置200は、アップロード予定のログの種別と、アップロードの停止を受け付け得るためのオブジェクト2811,2812,2813(ソフトウェアボタン)とを、ログの種別毎に表示する(図3参照)。
ステップS106において、端末装置200は、いずれかのログのアップロードを停止させる指令を受け付けたか否かを判断する。具体的には、端末装置200は、タッチスクリーン259に表示された1以上のオブジェクト2811,2812,2813のうち、いずれのオブジェクトがユーザのタッチ操作によって選択されたかを判断する。
端末装置200は、指令を受け付けたと判断された場合(ステップS106においてYES)、ステップS108において、アップロードを停止させるログの種別を、ゲートウェイ100に通知する(図2のシーケンスSQ22)。端末装置200は、指令を受け付けていないと判断された場合(ステップS106においてNO)、一連の処理を終了する。
<E.ハードウェア構成>
図7は、ゲートウェイ100のハードウェア構成の典型例を表した図である。図7を参照して、ゲートウェイ100は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU151と、データを不揮発的に格納するROM152と、CPU151によるプログラムの実行により生成されたデータ、又は入力装置を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM153と、データを不揮発的に格納するフラッシュメモリ154と、LED155と、通信IF(Interface)156と、電源回路157と、操作キー158とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。
電源回路157は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、ゲートウェイ100の各部に電源供給を行なう回路である。
通信IF156は、サーバ装置900に対するデータの送信処理(アップロード処理)、端末装置200との間のデータの送受信処理、および家電300からから送信されたデータ(ログ)の受信処理を行なう。
LED155は、ゲートウェイ100の動作状態を表す各種の表示ランプである。たとえば、LED155は、ゲートウェイ100の主電源のオンまたはオフ状態等を表す。操作キー158は、電源のオンおよびオフの入力、およびリセットをユーザが行なうための入力ボタンである。
ゲートウェイ100における処理は、各ハードウェアおよびCPU151により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ154に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF156等を介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ154に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU151によってフラッシュメモリ154から読み出され、RAM153に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU151は、そのプログラムを実行する。
同図に示されるゲートウェイ100を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM153、フラッシュメモリ154、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、ゲートウェイ100の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−RAMに限られず、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図8は、端末装置200のハードウェア構成の典型例を表した図である。図8を参照して、端末装置200は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU251と、データを不揮発的に格納するROM252と、CPU251によるプログラムの実行により生成されたデータ、又は入力装置を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM253と、データを不揮発的に格納するフラッシュメモリ254と、LED255と、スイッチ256と、通信IF(Interface)257と、電源回路258と、タッチスクリーン259と、操作キー260とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。タッチスクリーンは、ディスプレイ2591と、タッチパネル2592により構成される。
電源回路258は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、端末装置200の各部に電源供給を行なう回路である。スイッチ256は、電源回路258に給電を行なうか否かを切替えるための主電源用のスイッチ、およびその他の各種の押しボタンスイッチである。タッチスクリーン259は、各種のデータを表示するためのデバイスである。
通信IF257は、ゲートウェイ100から送信されたデータの受信処理およびゲートウェイ100に対するデータの送信処理を行なう。LED255は、端末装置200の動作状態を表す各種の表示ランプである。たとえば、LED255は、端末装置200の電源のオンまたはオフ状態等を表す。操作キー260は、電源のオンおよびオフの入力、およびリセットをユーザが行なうための入力ボタンである。
端末装置200における処理は、各ハードウェアおよびCPU251により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ254に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF257等を介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ254に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU251によってフラッシュメモリ254から読み出され、RAM253に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU251は、そのプログラムを実行する。
同図に示される端末装置200を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM253、フラッシュメモリ254、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、端末装置200の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−RAMに限られず、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
[実施の形態2]
本実施の形態では、同種の家電(たとえば、別々の部屋に設置された複数のエアーコンディショナ302)に対して、一括してログのアップロードを停止させる通信システムについて説明する。
なお、本実施の形態では、通信システムが、複数のエアーコンディショナ302、複数のテレビ303を備えているものとする。また、本実施の形態の通信システムを、実施の形態1の通信システム1と区別するために、「通信システム1A」と称する。また、本実施の形態に係る端末装置を、実施の形態1の端末装置200と区別するために、「端末装置200A」と称する。なお、端末装置200Aのハードウェア構成は、端末装置200のハードウェア構成と同じであるため、ここでは端末装置200Aのハードウェア構成の説明を繰り返さない。
図9は、端末装置200Aで表示される画面例を説明するための図である。図9を参照して、端末装置200Aは、予め定められたユーザ入力を受け付けたことに基づき、タッチスクリーン259にアップロード予定のログを表した画面272を表示する。より詳しくは、端末装置200Aは、アップロード予定のログの種別と、当該ログのアップロードの停止を受け付けるためのオブジェクト2811,2812,2813とを、ログの種別毎に対応付けて表示する。また、端末装置200Aは、決定を受け付けるオブジェクト2910を表示する。
さらに、端末装置200Aは、複数のエアーコンディショナ302に関する操作ログのアップロードの停止を一括して受け付けるためのオブジェクト2821と、複数のテレビ303に関する操作ログのアップロードの停止を一括して受け付けるためのオブジェクト2822とをタッチスクリーン259(正確には、タッチスクリーン259のディスプレイ2591)に表示する。
ユーザが、たとえば、オブジェクト2821を選択した後に、オブジェクト2910を選択すると、端末装置200Aは、全てのエアーコンディショナ302についての操作ログのアップロードを停止するように、ゲートウェイ100に通知をする。ゲートウェイ100は、当該通知を受け付けると、全てのエアーコンディショナ302の操作ログのアップロードを停止する。つまり、ゲートウェイ100は、当日、ログをゲートウェイ100に送信していないエアーコンディショナ302に関しても、今後のログのアップロードを停止させる。
以上のように、通信システム1Aにおいては、端末装置200Aは、ある種別の家電300のログをアップロードすることを停止させるための入力(第1の入力)と、当該家電300と同じ種別の他の家電300のログ(典型的には、同種のログ)をアップロードすることを停止させるための入力(第1の入力)とを、一括して受け付けられるように構成されている。
当該構成によれば、ユーザは、複数の同種の家電300に対して複数回の停止操作を実行することなく、1回の操作で当該家電300のログのアップロードを停止させることが可能となる。
[実施の形態3]
本実施の形態では、個人毎にアップロードを停止できるログを異ならせる構成の通信システムについて説明する。なお、本実施の形態では、通信システムの端末装置が、個人認証機能を有するものとする。また、本実施の形態の通信システムを、実施の形態1の通信システム1等と区別するために、「通信システム1B」と称する。また、本実施の形態に係る端末装置を、実施の形態1の端末装置200等と区別するために、「端末装置200B」と称する。なお、端末装置200Bのハードウェア構成は、端末装置200のハードウェア構成と同じであるため、ここでは端末装置200Bのハードウェア構成の説明を繰り返さない。
図10は、端末装置200Bで表示される画面例を説明するための図である。図10を参照して、端末装置200Bへの個人認証がなされると、端末装置200Bは、表示画面を認証された個人に関するログイン状態の画面273に遷移する。なお、個人認証は、端末装置200B単体で行ってもよいし、サーバ装置900によってなされてもよい。
端末装置200Bは、認証された個人に関するログの種別を表すためのタブ2861と、当該個人の家族に共通のログの種別を表すタブ2862とを選択可能に表示する。典型的には、端末装置200Bは、デフォルトの設定では、認証された個人に関するログの種別を表すためのタブ2861の画面2731をタブ2862の画面(図示せず)よりも前面に表示する。
画面2731は、認証された個人に予め関連付けされている家電300のログがアップロード予定であることを表している。詳しくは、画面2731は、アップロード予定のログの種別と、当該ログのアップロードの停止を受け付けるためのオブジェクト2814とを対応付けて表している。
ユーザが、たとえば、オブジェクト2814を選択した後に、オブジェクト2910を選択すると、端末装置200Bは、宅内の複数のテレビ303のうちの書斎のテレビ303についての操作ログのアップロードを停止するように、ゲートウェイ100に通知をする。ゲートウェイ100は、当該通知を受け付けると、書斎のテレビ303の操作ログのアップロードを停止し、他のテレビ303の操作ログのアップロードは停止しない。
なお、ユーザが、タブ2862を選択すると、家族が共通に利用するものとして予め設定された家電300のログ(アップロード予定のログ)が表示される。
上記の処理の概要を、一例として家電300_1と家電300_2とに着目して説明すれば、以下のとおりである。端末装置200Bは、家電300_1と第1のユーザ(たとえば、お父さん)とを関連付けるとともに、家電300_2と第2のユーザ(たとえば、子供)とを関連付けた関連付情報を記憶している。端末装置200Bのユーザが第1のユーザであると判断された場合、予め定められた時刻T1の前に家電300_1のログと家電300_2のログとがゲートウェイ100によって収集されると、上記関連付情報に基づき、家電300_1のログと家電300_2のログとのうち、第1のユーザに関連付けられた家電300_1のログのみがアップロード予定であることを表示する。なお、関連付情報は、端末装置200Bはサーバ装置900またはゲートウェイ100から取得して、端末装置200Bが一時的に記憶する構成であってもよい。
当該構成によれば、各個人に対応付けられた家電300のログのアップロードを、対応する個人毎に停止させることができる。換言すれば、認証された個人以外の他人によって、当該個人に関するログのアップロードを停止されることはなくなる。
[実施の形態4]
本実施の形態では、家電300がソフトウェアのバージョンアップ等により機能が追加された場合の処理について説明する。なお、本実施の形態の通信システムを、実施の形態1の通信システム1等と区別するために、「通信システム1C」と称する。また、本実施の形態に係る端末装置を、実施の形態1の端末装置200等と区別するために、「端末装置200C」と称する。なお、端末装置200Cのハードウェア構成は、端末装置200のハードウェア構成と同じであるため、ここでは端末装置200Cのハードウェア構成の説明を繰り返さない。
家電300がソフトウェアのバージョンアップ等により機能が追加された場合、通常、当該機能に基づくログのアップロードが可能となる。つまり、アップロード可能なログの種別が増加する。この場合、当該ログをアップロードする場合には、通常、ユーザの許可が必要となる。
そこで、通信システム1Cでは、家電300において機能が追加された場合、ユーザに当該機能に基づいた新たな種別のログをアップロードしてもよいか否かを、端末装置200Cを用いてユーザに問い合わせる。その際、ユーザからアップロードに対する許可を得やすくするため、ログの取得を希望している特定の業者(たとえば、サーバ装置900の運営者会社)から特典付与がなされるように、通信システム1Cを構成する。以下、具体例を挙げて説明する。
図11は、端末装置200Cで表示される画面例を説明するための図である。図11を参照して、端末装置200Cは、一例として電子レンジ306の機能が追加された場合、当該機能に関する新たなログの種別と、当該ログのアップロードをユーザが許可した場合に付与されるポイントとを表した画面274を表示する。さらに、端末装置200Cは、当該新たな種別のログのアップロードに同意することを通知するためのオブジェクト2831,2832と、当該ログのアップロードに同意しないことを通知するためのオブジェクト2841,2842とを前記画面274に表示する。なお、端末装置200Cは、ゲートウェイ100から送られてきた指示に基づき、図11に示す画面274を表示する。
たとえば、ユーザが、オブジェクト2841とオブジェクト2832とを選択した後、オブジェクト2910を選択すると、以後、2番目の種別のログのアップロードのみが行われることになる。その場合、ユーザに対して、特定の業者から30ポイントが付与される。具体的には、個人の識別情報をサーバ装置900に通知し、当該識別情報に対してポイントが関連付けられる。
以上のように、家電300に含まれるソフトウェアがアップグレードされたことにより、新たなログの収集が可能となった場合、ゲートウェイ100は、端末装置200Cに対して、当該新たなログをアップロードすることの同意を得るための画面274をタッチスクリーン259のディスプレイ2591に表示させる指令を送信する。当該構成によれば、上述した特定の業者は、新たな機能が追加された場合において、ユーザから新たな種別のログのアップロードの許可を得ることが可能となる。
また、画面274には、アップロードへの同意がなされると特典が得られることを表した情報(ポイントの情報)が含まれている。当該構成によれば、上述した特定の業者は、新たな機能が追加された場合において、新たな種別のログのアップロードの許可をより得やすくなる。
[実施の形態5]
実施の形態1においては、通信システム1が、端末装置200を家電300とは別に有している構成を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、ある家電300に端末装置200が組み込まれており、当該家電300が端末装置200としても機能するように、通信システム1を構成してもよい。典型的には、テレビ303が端末装置200としても機能するように、通信システム1を構成してもよい。
また、実施の形態2,3,4においても、同様に、ある家電300に端末装置200が組み込まれており、当該家電300が端末装置200としても機能するように、通信システム1A,1B,1Cを構成してもよい。
[実施の形態6]
実施の形態1においては、通信システム1が、ゲートウェイ100を端末装置200とは別に有している構成を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、端末装置200にゲートウェイ100が組み込まれており、端末装置200がゲートウェイ100としても機能するように、通信システム1を構成してもよい。
また、実施の形態2,3,4においても、同様に、端末装置200A,200B,200Cにゲートウェイ100が組み込まれており、端末装置200A,200B,200Cがゲートウェイ100としても機能するように、通信システム1A,1B,1Cを構成してもよい。
[実施の形態7]
本実施の形態では、既にアップロードしたログの削除をサーバ装置900に指示する機能を備えた通信システムについて説明する。なお、本実施の形態の通信システムを、実施の形態1の通信システム1等と区別するために、「通信システム1D」と称する。また、本実施の形態に係る端末装置を、実施の形態1の端末装置200等と区別するために、「端末装置200D」と称する。なお、端末装置200Dのハードウェア構成は、端末装置200のハードウェア構成と同じであるため、ここでは端末装置200Dのハードウェア構成の説明を繰り返さない。
図12は、端末装置200Dで表示される画面例を説明するための図である。図12を参照して、端末装置200Dは、予め定められたユーザ入力を受け付けたことに基づき、タッチスクリーン259にアップロード予定のログを表した画面275を表示する。より詳しくは、端末装置200Dは、アップロード予定のログの種別と、当該ログのアップロードの停止を受け付けるためのオブジェクト2811,2812,2813とを、ログの種別毎に対応付けて表示する。また、端末装置200Dは、決定を受け付けるオブジェクト2910を表示する。
さらに、端末装置200Dは、エアーコンディショナ302に関する操作ログの削除指示を受け付けるためのオブジェクト2851と、テレビ303に関する操作ログの削除指示を受け付けるためのオブジェクト2852と、冷蔵庫307の扉の開閉操作ログの削除指示を受け付けるためのオブジェクト2853とをタッチスクリーン259(正確には、タッチスクリーン259のディスプレイ2591)に表示する。
ユーザが、たとえば、オブジェクト2851を選択した後に、オブジェクト2910を選択すると、端末装置200Dは、サーバ装置900に格納されているエアーコンディショナ302についての操作ログを削除するように、ゲートウェイ100に通知する。ゲートウェイ100は、当該通知を受け付けると、サーバ装置900に対して、ゲートウェイ100が過去に送信したエアーコンディショナ302の操作ログを削除するように指令を送る。
上記の構成によれば、アップロード予定となっているログと同種のログであって、既にサーバ装置900にアップロードされてしまったログを、サーバ装置900から削除することが可能となる。
<まとめ>
(1)通信システム1,1A,1B,1C,1Dは、所定の機器である家電300(たとえば、エアーコンディショナ302)の利用によって得られるログがサーバ装置900にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを知らせるための第1の報知を行なうとともに、サーバ装置900に対する上記ログのアップロードを停止させるための第1の入力を受け付ける。上記の構成によれば、通信システムのユーザがアップロードしたくないログのアップロードを停止させることが可能となる。
(2)通信システム1,1A,1B,1C,1Dは、上記第1の報知の後の所定の時間内(たとえば、30分以内)に上記第1の入力を受け付けたことを条件に、サーバ装置900に対する上記ログのアップロードを停止する。上記の構成によれば、第1の入力がなければ、通常通りに、ログをアップロードさせることができる。
(3)上記第1の報知はディスプレイによる表示である。上記の構成によれば、端末装置200,200A,200B,200C,200Dによってアップロード予定のログ(ログの種別)が可視化されるため、ユーザは、アップロード予定のログを当該ログがアップロードされる前に確認(視認)することができる。
(4)通信システム1,1A,1B,1C,1Dは、予め定められた第2の入力を受け付けたことに基づき、上記ログがアップロード予定であることを表示する。上記の構成によれば、ユーザが第2の入力を行なわない限り、アップロード予定となっているログ(詳しくは、ログの種別)は表示されない。それゆえ、ユーザの指示なく、都度、アップロード予定のログが表示されてしまうような状態を防げる。
(5)通信システム1,1A,1B,1C,1Dは、上記ログがアップロード予定であることを表示する前に、予め定められた第2の報知を行なう。上記の構成によれば、ユーザは、アップロードされるログ(アップロード予定のログ)があることを、当該ログがアップロードされてしまう前に知ることができる。
(6)通信システム1,1A,1B,1C,1Dは、宅内における家電300(たとえば、エアーコンディショナ302)のユーザの居場所を検知し、上記検知された居場所に設置されている出力装置(たとえば、テレビ303)に上記第2の報知を行なわせる。上記の構成によれば、ユーザはアップロード予定のログが端末装置200で表示されることを事前に高い確率で知ることが可能となる。
(7)通信システム1,1A,1B,1C,1Dは、家電300と、ディスプレイ2591を備えた端末装置200,200A,200B,200C,200Dと、家電300および当該端末装置と通信可能に接続され、サーバ装置900に上記ログをアップロード可能なゲートウェイ100とを備える。ゲートウェイ100は、上記ログを家電300から収集する。端末装置200,200A,200B,200C,200Dは、上記ログがゲートウェイ100によってサーバ装置900に送信される前に、上記ログがアップロード予定であることをディスプレイ2591に表示し、上記ログがアップロード予定であることがディスプレイ2591に表示された状態で、上記第1の入力を受け付ける。
上記の構成によれば、通信システム1,1A,1B,1C,1Dでは、端末装置200,200A,200B,200C,200Dによってアップロード予定のログ(ログの種別)が可視化されるため、ユーザは、アップロード予定のログを当該ログがアップロードされる前に確認することができる。
(8)通信システム1,1A,1B,1C,1Dは、家電300として、第1の家電300と第2の家電300とを備える。ゲートウェイ100は、所定のタイミング(予め定められた時刻T1)で上記ログをサーバ装置900にアップロードするように構成されており、第1の家電300からログ(第1のログ)を収集し、第2の家電300からログ(第2のログ)を収集する。端末装置200,200A,200B,200C,200Dは、上記タイミングよりも前に上記第1のログと上記第2のログとがゲートウェイ100によって収集された場合、上記第1のログと上記第2のログとがアップロード予定であることを表示する。
上記の構成によれば、端末装置200,200A,200B,200C,200Dは、複数のログがアップロード予定となっていることを同時に、ユーザに知らせることができる。
(9)第1の家電300は、上記第1のログをゲートウェイ100に送信する機能と、ユーザ操作に基づいて特定の処理を実行する機能とを有する。第2の家電300は、上記第2のログをゲートウェイ100に送信する機能と、ユーザ操作に基づいて前記特定の処理を実行する機能とを有する。つまり、第1の家電300と第2の家電300とは、同種の家電(たとえば、テレビ同士)である。端末装置200Aは、上記第1のログをアップロードすることを停止させるための上記第1の入力と、上記第2のログをアップロードすることを停止させるための上記第1の入力とを、一括して受け付けられるように構成されている。
上記の構成によれば、ユーザは、複数の同種の家電300に対して複数回の停止操作を実行することなく、1回の操作で当該家電300のログのアップロードを停止させることが可能となる。
(10)上記第1のログと上記第2のログとは、上記特定の処理(たとえば、テレビの電源オン)の実行に基づくログである。つまり、上記第1のログと上記第2のログとは、同種のログである。上記の構成によれば、同種の家電300のうちの同種のログに対してのみ、一括してアップロードを停止させることが可能となる。
(11)端末装置200Bは、第1の家電300と第1のユーザ(たとえば、お父さん)とを関連付けるとともに、第2の家電300と第2のユーザ(たとえば、子供)とを関連付けた関連付情報を記憶している。端末装置200Bのユーザが上記第1のユーザであると判断された場合、上記タイミング(時刻T1)の前に上記第1のログと上記第2のログとがゲートウェイ100によって収集されると、上記関連付情報に基づき、上記第1のログと上記第2のログとのうち、上記第1のユーザに関連付けられた第1の家電300の上記第1のログのみがアップロード予定であることを表示する。
上記の構成によれば、各ユーザに対応付けられた家電300のログのアップロードを、対応するユーザ毎に停止させることができる。
(12)家電300に含まれるソフトウェアがアップグレードされたことにより、新たなログの収集が可能となった場合、ゲートウェイ100は、端末装置200Cに対して、上記新たなログをアップロードすることの同意を得るための画面274をディスプレイ2591に表示させる指令を送信する。
上記の構成によれば、ログの取得を希望している特定の業者は、新たな機能が追加された場合において、ユーザから新たな種別のログのアップロードの許可を得ることが可能となる。
(13)画面274には、上記同意がなされると特典が得られることを表した情報が含まれている。上記の構成によれば、上述した特定の業者は、新たな機能が追加された場合において、新たな種別のログのアップロードの許可をより得やすくなる。
(14)家電に端末装置が組み込まれており、家電が端末装置としても機能するように、通信システム1,1A,1B,1C,1Dを構成してもよい。
(15)端末装置にゲートウェイが組み込まれており、端末装置がゲートウェイとしても機能するように、通信システム1,1A,1B,1C,1Dを構成してもよい。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B,1C,1D 通信システム、9 ネットワーク、100 ゲートウェイ、111,211 制御部、112,212 記憶部、113,213 通信IF部、152,252 ROM、153,253 RAM、154,254 フラッシュメモリ、200,200A,200B,200C,200D 端末装置、214 表示部、215 入力受付部、259 タッチスクリーン、271,272,273,274,275,2731 画面、2811,2812,2813,2814,2821,2822,2831,2832,2841,2842,2851,2852,2853,2910 オブジェクト、301 照明装置、302 エアーコンディショナ、303 テレビ、304 掃除機、305 洗濯機、306 電子レンジ、307 冷蔵庫、900 サーバ装置、2591 ディスプレイ、2592 タッチパネル、2861,2862 タブ。

Claims (13)

  1. 通信システムであって、
    所定の機器の利用によって得られるログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを知らせるための第1の報知を行なうとともに、前記サーバ装置に対する前記ログのアップロードを停止させるための第1の入力を受け付け、
    前記第1の報知はディスプレイによる表示であり、
    前記通信システムは、
    前記機器と、
    前記ディスプレイを備えた端末装置と、
    前記機器および前記端末装置と通信可能に接続され、前記サーバ装置に前記ログをアップロード可能な通信装置とを備え、
    前記通信装置は、前記ログを前記機器から収集し、
    前記端末装置は、
    前記ログが前記通信装置によって前記サーバ装置に送信される前に、前記ログがアップロード予定であることを前記ディスプレイに表示し、
    前記ログがアップロード予定であることが前記ディスプレイに表示された状態で、前記第1の入力を受け付け、
    前記通信システムは、前記機器として、第1の機器と第2の機器とを備え、
    前記通信装置は、
    所定のタイミングで前記ログを前記サーバ装置にアップロードするように構成され、
    前記第1の機器から第1のログを収集し、前記第2の機器から第2のログを収集し、
    前記端末装置は、前記タイミングよりも前に前記第1のログと前記第2のログとが前記通信装置によって収集された場合、前記第1のログと前記第2のログとがアップロード予定であることを表示し、
    前記端末装置は、
    前記第1の機器と第1のユーザとを関連付けるとともに、前記第2の機器と第2のユーザとを関連付けた関連付情報を記憶しており、
    前記端末装置のユーザが前記第1のユーザであると判断された場合、前記タイミングの前に前記第1のログと前記第2のログとが前記通信装置によって収集されると、前記関連付情報に基づき、前記第1のログと前記第2のログとのうち、前記第1のユーザに関連付けられた前記第1の機器の前記第1のログのみがアップロード予定であることを表示する、通信システム。
  2. 通信システムであって、
    所定の機器の利用によって得られるログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることを知らせるための第1の報知を行なうとともに、前記サーバ装置に対する前記ログのアップロードを停止させるための第1の入力を受け付け、
    前記第1の報知はディスプレイによる表示であり、
    前記通信システムは、
    前記機器と、
    前記ディスプレイを備えた端末装置と、
    前記機器および前記端末装置と通信可能に接続され、前記サーバ装置に前記ログをアップロード可能な通信装置とを備え、
    前記通信装置は、前記ログを前記機器から収集し、
    前記端末装置は、
    前記ログが前記通信装置によって前記サーバ装置に送信される前に、前記ログがアップロード予定であることを前記ディスプレイに表示し、
    前記ログがアップロード予定であることが前記ディスプレイに表示された状態で、前記第1の入力を受け付け、
    前記機器に含まれるソフトウェアがアップグレードされたことにより、新たなログの収集が可能となった場合、前記通信装置は、前記端末装置に対して、前記新たなログをアップロードすることの同意を得るための画面を前記ディスプレイに表示させる指令を送信する、通信システム。
  3. 前記画面には、前記同意がなされると特典が得られることを表した情報が含まれている、請求項に記載の通信システム。
  4. 前記第1の報知の後の所定の時間内に前記第1の入力を受け付けたことを条件に、前記サーバ装置に対する前記ログのアップロードを停止する、請求項1から3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 予め定められた第2の入力を受け付けたことに基づき、前記ログがアップロード予定であることを表示する、請求項1から4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記ログがアップロード予定であることを表示する前に、予め定められた第2の報知を行なう、請求項に記載の通信システム。
  7. 宅内における前記機器のユーザの居場所を検知し、前記検知された居場所に設置されている出力装置に前記第2の報知を行なわせる、請求項に記載の通信システム。
  8. 前記第1の機器は、前記第1のログを前記通信装置に送信する機能と、ユーザ操作に基づいて特定の処理を実行する機能とを有し、
    前記第2の機器は、前記第2のログを前記通信装置に送信する機能と、ユーザ操作に基づいて前記特定の処理を実行する機能とを有し、
    前記端末装置は、前記第1のログをアップロードすることを停止させるための前記第1の入力と、前記第2のログをアップロードすることを停止させるための前記第1の入力とを、一括して受け付けれるように構成されている、請求項1に記載の通信システム。
  9. 前記第1のログと前記第2のログとは、前記特定の処理の実行に基づくログである、請求項に記載の通信システム。
  10. 前記機器に前記端末装置が組み込まれており、前記機器が前記端末装置としても機能する、請求項からのいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 前記端末装置に前記通信装置が組み込まれており、前記端末装置が前記通信装置としても機能する、請求項からのいずれか1項に記載の通信システム。
  12. 通信システムにおける制御方法であって、
    所定の機器の利用によって得られるログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることをディスプレイで表示するステップと、
    前記サーバ装置に対する前記ログのアップロードを停止させるための入力を受け付けるステップとを備え
    前記通信システムは、前記機器と、前記ディスプレイを備えた端末装置と、前記機器および前記端末装置と通信可能に接続され、前記サーバ装置に前記ログをアップロード可能な通信装置とを有し、
    前記制御方法は、
    前記通信装置が、前記ログを前記機器から収集するステップと、
    前記端末装置が、前記ログが前記通信装置によって前記サーバ装置に送信される前に、前記ログがアップロード予定であることを前記ディスプレイに表示するステップと、
    前記端末装置が、前記ログがアップロード予定であることが前記ディスプレイに表示された状態で、前記入力を受け付けるステップとをさらに備え、
    前記通信システムは、前記機器として、第1の機器と第2の機器とを備え、
    前記通信装置は、所定のタイミングで前記ログを前記サーバ装置にアップロードするように構成され、
    前記制御方法は、
    前記通信装置が、前記第1の機器から第1のログを収集し、前記第2の機器から第2のログを収集するステップと、
    前記端末装置が、前記タイミングよりも前に前記第1のログと前記第2のログとが前記通信装置によって収集された場合、前記第1のログと前記第2のログとがアップロード予定であることを表示するステップとをさらに備え、
    前記端末装置は、前記第1の機器と第1のユーザとを関連付けるとともに、前記第2の機器と第2のユーザとを関連付けた関連付情報を記憶しており、
    前記制御方法は、前記端末装置のユーザが前記第1のユーザであると判断された場合、前記タイミングの前に前記第1のログと前記第2のログとが前記通信装置によって収集されると、前記端末装置が、前記関連付情報に基づき、前記第1のログと前記第2のログとのうち、前記第1のユーザに関連付けられた前記第1の機器の前記第1のログのみがアップロード予定であることを表示するステップをさらに備える、制御方法。
  13. 通信システムにおける制御方法であって、
    所定の機器の利用によって得られるログがサーバ装置にアップロードされる前に当該ログがアップロード予定であることをディスプレイで表示するステップと、
    前記サーバ装置に対する前記ログのアップロードを停止させるための入力を受け付けるステップとを備え、
    前記通信システムは、前記機器と、前記ディスプレイを備えた端末装置と、前記機器および前記端末装置と通信可能に接続され、前記サーバ装置に前記ログをアップロード可能な通信装置とを有し、
    前記制御方法は、
    前記通信装置が、前記ログを前記機器から収集するステップと、
    前記端末装置が、前記ログが前記通信装置によって前記サーバ装置に送信される前に、前記ログがアップロード予定であることを前記ディスプレイに表示するステップと、
    前記端末装置が、前記ログがアップロード予定であることが前記ディスプレイに表示された状態で、前記入力を受け付けるステップと、
    前記機器に含まれるソフトウェアがアップグレードされたことにより、新たなログの収集が可能となった場合、前記通信装置が、前記端末装置に対して、前記新たなログをアップロードすることの同意を得るための画面を前記ディスプレイに表示させる指令を送信するステップとをさらに備える、制御方法。
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