JP2008299556A - データ処理装置、データ通信システム、コンピュータプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】携帯通信端末がＧＰＳ機能を有しない場合でも、ウェブログデータを現在位置データとともに記録して携帯ユーザサイトに公開することができる構造のデータ処理装置を提供する。
【解決手段】ウェブログデータＷＬを送信する携帯通信端末１００の現在位置データＰＰをデータ処理装置２００が既存の携帯電話サービスなどで取得し、その現在位置データＰＰもウェブログデータＷＬとともに携帯ユーザサイトＹＳに公開する。このため、ウェブログデータＷＬを現在位置データＰＰとともに公開することができる。それでいて、その現在位置データＰＰを一般ユーザが携帯通信端末１００に手動入力する必要がなく、携帯通信端末１００がＧＰＳ機能を必須とすることもない。
【選択図】図１

Description

本発明は、複数の一般ユーザの携帯通信端末と相互通信するデータ処理装置に関し、特に、一般ユーザがウェブログデータを公開できる携帯ユーザサイトを通信ネットワークに開設するデータ処理装置、このデータ処理装置と複数の携帯通信端末からなるデータ通信システム、データ処理装置のコンピュータプログラム、に関する。

現在、いわゆる携帯電話端末やＰＤＡ(Personal Digital Assistance)などの携帯通信端末が一般に普及している。このような携帯通信端末は年々高機能化しており、いわゆるインターネットなどの通信ネットワークに開設されているウェブサイトを閲覧できる製品もある。

このようなウェブサイトは、ネットワークプロバイダなどと呼称されるサービス業者のデータ処理装置により開設される。例えば、一般ユーザがウェブサイトとして携帯ユーザサイトを開設する場合、サービス業者と契約する。

このサービス業者はユーザデータをデータ処理装置に登録し、そのユーザデータごとに携帯ユーザサイトを通信ネットワークに開設する。そこで、一般ユーザは携帯ユーザサイトで公開される各種データを、自身の携帯通信端末などから記録する。

携帯通信端末である携帯電話端末は、現在ではテキストデータを入力する機能だけでなく、画像、音声、動画、なども入力することができる。このため、携帯電話端末でも携帯ユーザサイトに多彩なデータを登録することができる。

現在、一般ユーザの携帯ユーザサイトで公開されるデータとして、ブログと呼称されるウェブログデータが普及している。一般的にウェブログデータは、一般ユーザにより日常の出来事が記録されるため、携帯通信端末による入力に適合している。

現在、上述のように一般ユーザの携帯通信端末と相互通信して携帯ユーザサイトを通信ネットワークに開設するデータ処理装置として各種の提案がある(例えば、特許文献１参照)。
特開２００４−０８６６１８号公報

従来のデータ処理装置では、携帯通信端末から受信したウェブログデータを、そのまま記録して携帯ユーザサイトに公開している。

このため、一般ユーザが外出先で携帯通信端末にウェブログデータを作成したような場合でも、その外出先に関連する情報も携帯ユーザサイトに公開したいならば、一般ユーザがウェブログデータに手動操作で入力する必要がある。しかし、これでは作業が煩雑で一般ユーザの負担が大きいだけでなく、その外出先の情報が判明しない場合には、そもそもウェブログデータに入力することもできない。

例えば、特許文献１の技術では、ウェブログデータが入力される携帯通信端末が、ＧＰＳ(Global Positioning System)機能により現在位置データを生成し、その現在位置データとともにウェブログデータをデータ処理装置に送信する。

このため、データ処理装置は、ウェブログデータを現在位置データと関連させて公開することができる。しかし、特許文献１の技術では、上述のように携帯通信端末がＧＰＳ機能を有することが必須となっている。従って、ＧＰＳ機能を有しない携帯通信端末では、特許文献１の技術を利用することができない。

本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、携帯通信端末がＧＰＳ機能を有しない場合でも、ウェブログデータを現在位置データとともに記録して携帯ユーザサイトに公開することができるデータ処理装置、このデータ処理装置と複数の携帯通信端末からなるデータ通信システム、データ処理装置のためのコンピュータプログラム、を提供するものである。

本発明のデータ処理装置は、複数の一般ユーザの携帯通信端末と相互通信するデータ処理装置であって、一般ユーザごとにユーザデータが登録されるユーザ登録部と、少なくとも一部の携帯通信端末で閲覧される携帯ユーザサイトを通信ネットワークにユーザデータごとに開設するサイト開設部と、登録されている一般ユーザの携帯通信端末からウェブログデータを受信するデータ受付部と、ウェブログデータを送信する携帯通信端末の現在位置データを取得する現状検出部と、受信されたウェブログデータを検出された現在位置データとともにユーザデータに関連させて記録するログ記録部と、記録されたウェブログデータを現在位置データとともに対応する携帯ユーザサイトに公開するログ公開部と、を有する。

従って、本発明のデータ処理装置では、例えば、契約した一般ユーザごとにユーザデータを登録しておくことにより、そのユーザデータごとに携帯ユーザサイトを通信ネットワークに開設することができる。さらに、登録されている一般ユーザの携帯通信端末からウェブログデータを受信すると、ユーザデータに関連させて記録し、携帯ユーザサイトに公開する。ただし、ウェブログデータを送信する携帯通信端末の現在位置データを取得し、この現在位置データもユーザデータに関連させて記録し、ウェブログデータとともに携帯ユーザサイトに公開する。このため、携帯ユーザサイトにはウェブログデータが現在位置データとともに関連されて公開される。しかし、その現在位置データはウェブログデータを携帯通信端末から受信するデータ処理装置により自動的に検出されるので、一般ユーザが携帯通信端末に手動操作で入力する必要がなく、携帯通信端末が検出する必要もない。

本発明のデータ通信システムは、複数の一般ユーザの携帯通信端末と、データ処理装置と、を有するデータ通信システムであって、本発明のデータ処理装置を有する。

本発明のコンピュータプログラムは、複数の一般ユーザの携帯通信端末と相互通信するデータ処理装置のためのコンピュータプログラムであって、一般ユーザごとにユーザデータが登録されるユーザ登録処理と、少なくとも一部の携帯通信端末で閲覧される携帯ユーザサイトを通信ネットワークにユーザデータごとに開設するサイト開設処理と、登録されている一般ユーザの携帯通信端末からウェブログデータを受信するデータ受付処理と、ウェブログデータを送信する携帯通信端末の現在位置データを取得する現状検出処理と、受信されたウェブログデータを検出された現在位置データとともにユーザデータに関連させて記録するログ記録処理と、記録されたウェブログデータを現在位置データとともに対応する携帯ユーザサイトに公開するログ公開処理と、をデータ処理装置に実行させる。

なお、本発明の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。

また、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要もなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でよい。

また、本発明で云う通信ネットワークとは、携帯通信端末とデータ処理装置とのデータ通信を仲介できるものであればよい。このため、有線、無線、これらの組み合わせ、の何れでもよい。

本発明のデータ処理装置では、ウェブログデータを送信する携帯通信端末の現在位置データを取得し、この現在位置データもユーザデータに関連させて記録し、ウェブログデータとともに携帯ユーザサイトに公開する。このため、携帯ユーザサイトにはウェブログデータが現在位置データとともに関連されて公開されるので、例えば、外出先でのウェブログデータを、その外出先の位置データとともに公開するようなことができる。それでいて、その現在位置データはウェブログデータを携帯通信端末から受信するデータ処理装置により自動的に検出される。このため、一般ユーザが携帯通信端末に手動操作で入力する必要がないので、一般ユーザの作業負担を軽減することができる。さらに、携帯通信端末が現在位置データを取得する必要もないので、ＧＰＳ機能などを有しない携帯通信端末でもウェブログデータを現在位置データとともに記録することができる。

本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。

「実施の形態の構成」
本実施の形態のデータ通信システム１０００は、図１および図２に示すように、複数の一般ユーザの携帯通信端末１００と、サービス業者の一台のデータ処理装置２００と、を有する。

本実施の形態のデータ処理装置２００は、図１に示すように、一般ユーザごとにユーザデータＹＤが登録されるユーザ登録部２１０と、少なくとも一部の携帯通信端末１００で閲覧される携帯ユーザサイトＹＳを通信ネットワーク３００にユーザデータＹＤごとに開設するサイト開設部２２０と、登録されている一般ユーザの携帯通信端末１００からウェブログデータＷＬを受信するデータ受付部２３０と、ウェブログデータＷＬを送信する携帯通信端末１００の現在位置データＰＰを取得する現状検出部２４０と、受信されたウェブログデータＷＬを検出された現在位置データＰＰとともにユーザデータＹＤに関連させて記録するログ記録部２５０と、記録されたウェブログデータＷＬを現在位置データＰＰとともに対応する携帯ユーザサイトＹＳに公開するログ公開部２６０と、を有する。

より詳細には、携帯通信端末１００は、一般ユーザに携帯される携帯電話端末やＰＤＡなどからなる。データ処理装置２００は、複数の一般ユーザの携帯通信端末１００と通信ネットワーク３００で相互通信するサーバシステムなどからなる。

通信ネットワーク３００は、携帯通信端末１００でもアクセスできるインターネットなどからなる。この通信ネットワーク３００は、いわゆる無線基地局やネットワークサーバや電話網などにより、無線回線と有線回線との組み合わせで実現されている。

携帯通信端末１００は、無線基地局と各種データを無線通信する通信デバイス、マイクロコンピュータ等のプロセッサデバイス、テキストデータの入力操作を受け付けるキーボード、各種データを表示出力する表示デバイス、等を必須のハードウェアとして有する(図示せず)。

さらに、携帯通信端末１００は、音声データの入力を受け付けるマイクデバイス、音声データを出力するスピーカデバイス、外部を撮像して写真データＰＤや動画データを生成する撮像デバイス、等を有してもよい(図示せず)。

サーバシステムなどのコンピュータ装置からなるデータ処理装置２００は、マイクロコンピュータ等のプロセッサデバイス、ＨＤＤ(Hard Disc Drive)等のデータ記憶デバイス、無線基地局などと各種データを有線通信する通信デバイス、等のハードウェアを有する(図示せず)。

データ処理装置２００は、所定のコンピュータプログラムが実装されており、このコンピュータプログラムに対応してプロセッサデバイスが各種のデータ処理を実行することなどにより、前述のような各部２１０〜２６０が実現されている。

例えば、ユーザ登録部２１０やログ記録部２５０は、プロセッサデバイスがコンピュータプログラムに対応してデータ記憶デバイスに各種データを記憶させる機能などに相当する。

データ受付部２３０は、プロセッサデバイスがコンピュータプログラムに対応してデータ通信デバイスにデータ通信を実行させる機能などに相当する。その他の各部は、プロセッサデバイスがコンピュータプログラムに対応して所定のデータ処理を実行する機能などに相当する。

ユーザ登録部２１０は、例えば、契約した一般ユーザからサービス業者に提供される各種データによりユーザデータＹＤが登録される。そのユーザデータＹＤは、例えば、ユーザアイディＹＩＤ、ログインのパスワード、携帯ユーザサイトＹＳに公開されるユーザプロフィール、契約関連の個人データ、等からなる。

サイト開設部２２０は、いわゆる携帯サイトとして携帯ユーザサイトＹＳをユーザデータＹＤごとに開設する。その携帯ユーザサイトＹＳは、携帯通信端末１００での閲覧に適合させた所定のフォーマットで、ユーザデータＹＤのユーザプロフィールやウェブログデータＷＬなどを掲載した構造に構築される。さらに、この携帯ユーザサイトＹＳは、携帯通信端末１００からユーザアイディＹＩＤとパスワードとが入力されることで一般ユーザをログインさせる。

データ受付部２３０は、上述のようにログインされた一般ユーザの携帯通信端末１００によるウェブログデータＷＬの入力を受け付ける。このように入力されるウェブログデータＷＬには、例えば、ユーザアイディＹＩＤ、投稿日時ＷＣＤ、シリアルナンバ、等が付与される。

なお、このようなデータ受付部２３０が、現在の投稿日時ＷＣＤのウェブログデータＷＬだけでなく、過去の日時や将来の日時でウェブログデータＷＬの入力を受け付けてもよい。

現状検出部２４０は、例えば、携帯通信端末１００と無線通信する複数の無線基地局(図示せず)の位置に基づいた携帯電話業者の既存サービスを利用することにより、ウェブログデータＷＬを送信する携帯通信端末１００の現在位置データＰＰを取得する。

ログ記録部２５０は、例えば、上述のように取得された現在位置データＰＰにウェブログデータＷＬのシリアルナンバを付与し、このウェブログデータＷＬと現在位置データＰＰとを記録する。

ログ公開部２６０は、ウェブログデータＷＬをユーザアイディＹＩＤが一致する携帯ユーザサイトＹＳに投稿日時ＷＣＤの順番などで掲載する。その場合、前述のように携帯通信端末１００での閲覧に適合させた所定のフォーマットでウェブログデータＷＬを現在位置データＰＰとともに掲載する。

また、現状検出部２４０は、ウェブログデータＷＬを受信するときに現在月日データも検出する。サイト開設部２２０は、携帯ユーザサイトＹＳに複数の日付が配列されているカレンダデータＣＤＤも公開する。ログ公開部２６０は、ウェブログデータＷＬを現在月日データでカレンダデータＣＤＤの日付にリンクさせる。

さらに、データ受付部２３０は、ウェブログデータＷＬへの複数の種別属性データの選択的な付与も受け付ける。このような種別属性データは、ウェブログデータＷＬの内容を反映して検索に利用できるように設定されており、例えば、日記、カフェ、ランチ、ディナー、飲み会、イベント、買い物、等からなる。

さらに、ウェブログデータＷＬの投稿者の感情を反映した種別属性データとして、例えば、嬉しい、びっくり、普通、にこにこ、ぷんぷん、泣き、等が用意されていてもよい。

ログ記録部２５０は、受信されたウェブログデータＷＬを付与されている種別属性データとともに記録する。ログ公開部２６０は、種別属性データを検索キーとしてウェブログデータＷＬを公開する。

また、データ受付部２３０は、他者の携帯ユーザサイトＹＳに公開されたウェブログデータＷＬへのコメントデータの記録も受け付ける。ログ公開部２６０は、他者の携帯通信端末１００により記録されたコメントデータもウェブログデータＷＬとともに携帯ユーザサイトＹＳに公開する。なお、このように携帯ユーザサイトＹＳに記録されたコメントデータは、記録後でも、修正、追加、消去、等することができる。

上述のような各部をデータ処理装置２００に実現するコンピュータプログラムは、例えば、一般ユーザごとにユーザデータＹＤが登録されるユーザ登録処理と、少なくとも一部の携帯通信端末１００で閲覧される携帯ユーザサイトＹＳを通信ネットワーク３００にユーザデータＹＤごとに開設するサイト開設処理と、登録されている一般ユーザの携帯通信端末１００からウェブログデータＷＬを受信するデータ受付処理と、ウェブログデータＷＬを送信する携帯通信端末１００の現在位置データＰＰを取得する現状検出処理と、受信されたウェブログデータＷＬを検出された現在位置データＰＰとともにユーザデータＹＤに関連させて記録するログ記録処理と、記録されたウェブログデータＷＬを現在位置データＰＰとともに対応する携帯ユーザサイトＹＳに公開するログ公開処理と、をデータ処理装置２００に実行させるように記述されている。

「実施の形態の作用」
上述のような構成において、本実施の形態のデータ通信システム１０００を利用したデータサービス方法を以下に具体的に説明する。まず、サービス業者はデータ処理装置２００による携帯ユーザサイトＹＳの開設を一般ユーザにアナウンスする。

そこで、その携帯ユーザサイトＹＳの開設を要望する携帯通信端末１００の一般ユーザはデータ処理装置２００のサービス業者と契約し、例えば、携帯通信端末１００からデータ処理装置２００に、ユーザアイディＹＩＤ、パスワード、ユーザプロフィール、個人データ、携帯通信端末１００のメールアドレス、等からなるユーザデータＹＤを登録する。

上述のような契約およびユーザデータＹＤの登録が完了すると、そのユーザデータＹＤの各種データがデータ処理装置２００により所定フォーマットで設定されることなどで、携帯ユーザサイトＹＳが通信ネットワーク３００に開設される。

このように開設される複数の携帯ユーザサイトＹＳは、例えば、いわゆるＳＮＳ(Social Networking Service)として、契約している複数の一般ユーザに公開される。そこで、一般ユーザは携帯通信端末１００から自身の携帯ユーザサイトＹＳにログインしてウェブログデータＷＬを投稿することや、他者の携帯ユーザサイトＹＳのウェブログデータＷＬを閲覧するようなことができる。

例えば、図３に示すように、自身の携帯ユーザサイトＹＳのホームページには、ユーザアイディＹＩＤ、ウェブログデータＷＬの投稿回数ＷＣＴ、賞賛ポイントデータの累積個数ＡＴＣ、ウェブログデータＷＬの前回の投稿日時ＷＣＤ、等とともに、ウェブログデータＷＬの投稿機能へのリンクテキストＷＣＬ、ＳＮＳサイトに投稿されている新着のウェブログデータＷＬの閲覧機能へのリンクテキストＮＰＬ、自身で投稿したウェブログデータＷＬの閲覧機能へのリンクテキストＯＰＬ、事前に登録されている知人のウェブログデータＷＬの閲覧機能へのリンクテキストＦＰＬ、知人の管理データへのリンクテキストＦＣＬ、等がデジタルコンテンツとして表示出力される。

なお、このような携帯ユーザサイトＹＳの表示画像は、例えば、携帯通信端末１００の表示画面より縦長に形成されていてもよく、その場合はスクロール操作されることで全体が閲覧される。

上述のような自身の携帯ユーザサイトＹＳに携帯通信端末１００でアクセスしている一般ユーザがウェブログデータＷＬを投稿したい場合には、ウェブログデータＷＬの投稿機能へのリンクテキストＷＣＬを選択操作する。

すると、これを検知したデータ処理装置２００では、携帯通信端末１００と無線通信する複数の無線基地局の位置に基づいた携帯電話業者の既存サービスを利用することにより、携帯通信端末１００の現在位置データＰＰを取得する。

このとき、図４に示すように、データ処理装置２００は携帯通信端末１００にガイダンスメッセージを送信して表示出力させるので、これで現在位置が確認されていることが一般ユーザに報知される。そして、現在位置データＰＰを取得したデータ処理装置２００は、図５に示すように、ウェブログデータＷＬの投稿画面を携帯ユーザサイトＹＳに表示出力する。

この場合、携帯ユーザサイトＹＳには、例えば、取得した現在位置データＰＰのテキストデータ、ウェブログデータＷＬの入力項目ＷＩＨ、ウェブログデータＷＬの種別属性データの選定メニューＷＫＰ、ウェブログデータＷＬの閲覧規制データの選定メニューＷＰＣ、等が表示出力される。

そこで、一般ユーザは、携帯通信端末１００に表示出力された現在位置データＰＰのテキストデータを確認すると、入力項目ＷＩＨに所望のウェブログデータＷＬをテキストデータで入力操作する。

なお、上述のように携帯通信端末１００に表示出力される現在位置データＰＰには、「現在地を確認」などの地図画像データＰＭＧへのリンクテキストも付与される。そこで、このリンクテキストが選択操作されると、図６に示すように、現在位置データＰＰに対応する地図画像データＰＭＧが表示出力される。

この地図画像データＰＭＧは、データ処理装置２００に構築されている地図データベースに登録されていてもよく(図示せず)、携帯通信端末１００やデータ処理装置２００が既存のインターネットサービスからリアルタイムに取得してもよい。

そして、入力項目ＷＩＨに所望のウェブログデータＷＬをテキストデータで入力操作した一般ユーザは、図５に示すように、例えば、所望により選定メニューＷＫＰでウェブログデータＷＬに種別属性データを設定することができる。

また、選定メニューＷＰＣでウェブログデータＷＬに閲覧規制データを設定することもできる。その場合、例えば、知人の管理データへのリンクテキストＦＣＬを選択操作することで、図７に示すように、知人の管理データへのリンクテキストＹＤＬが一覧表示されるので、知人ごとにウェブログデータＷＬに閲覧規制データを設定することもできる。

さらに、前述のように携帯通信端末１００に写真データＰＤなどが登録されている場合、その写真データＰＤなどを所望によりウェブログデータＷＬに付与することもできる。

上述のように携帯通信端末１００により一般ユーザが自身の携帯ユーザサイトＹＳにウェブログデータＷＬを投稿すると、これを受信したデータ処理装置２００では、例えば、受信したウェブログデータＷＬに現在位置データＰＰ等とともに記録する。

このように記録されたウェブログデータＷＬは、対応する携帯ユーザサイトＹＳに掲載される。その場合、図８に示すように、携帯ユーザサイトＹＳには、複数の日付が配列されているカレンダデータＣＤＤが公開され、その日付にウェブログデータＷＬがリンクされる。

そこで、ウェブログデータＷＬがリンクされているカレンダデータＣＤＤの日付は、リンクテキストとしてアンダーラインが付与される。このような携帯ユーザサイトＹＳが、サービス業者と契約している一般ユーザの携帯通信端末１００により閲覧される。

そこで、他者の携帯ユーザサイトＹＳを閲覧する一般ユーザが、所望によりカレンダデータＣＤＤの日付を選択操作すると、図９に示すように、その日付にリンクされているウェブログデータＷＬが投稿時刻の順番で表示出力される。

ただし、上述のようにウェブログデータＷＬが他者に閲覧されるとき、そのウェブログデータＷＬに閲覧規制データが設定されている場合は、その設定に対応して閲覧できる一般ユーザが規制される。なお、このように閲覧規制する一般ユーザを、事前にグループ化して登録しておいてもよい。

ウェブログデータＷＬが表示出力されるとき、付与されている投稿日時ＷＣＤ、現在位置データＰＰ、この現在位置データＰＰに対応した地図画像データＰＭＧへのリンクテキストＭＧＬ、動画データへのリンクテキストＭＰＬ、リンクデータを兼用した写真データＰＤのサムネイルＳＮ、賞賛ポイントデータの入力操作のテキストアイコンＡＰＬ、コメントテキストの入力閲覧画面へのリンクテキストＣＴＬ、等も表示出力される。

そこで、このように他者の携帯ユーザサイトＹＳを閲覧する一般ユーザに、投稿日時ＷＣＤによりウェブログデータＷＬが投稿された日時が提示されるとともに、現在位置データＰＰによりウェブログデータＷＬが投稿されたときの携帯通信端末１００の位置が提示される。

さらに、このように他者の携帯ユーザサイトＹＳを閲覧する一般ユーザが、所望によりリンクテキストＭＧＬを選択操作すると、図６に示すように、リンクされている地図画像データＰＭＧが表示出力される。

そこで、このように他者の携帯ユーザサイトＹＳを閲覧する一般ユーザが、所望によりサムネイルＳＮを選択操作すると、図１０に示すように、リンクされている写真データＰＤが表示出力される。

同様に、リンクテキストＭＰＬが選択操作されると、そのウェブログデータＷＬにリンクされている動画データが、ダウンロードやストリーミングにより再生される(図示せず)。

また、リンクテキストＣＴＬが選択操作されると、図１１に示すように、コメントテキストＣＴの入力閲覧画面が表示出力される。この入力閲覧画面では、ウェブログデータＷＬごとに登録されているコメントテキストＣＴが日時の順番で一覧表示される。

さらに、その上部にはウェブログデータＷＬへのコメントテキストＣＴの入力項目も表示出力されるので、所望によりコメントテキストＣＴを入力してウェブログデータＷＬに登録することもできる。

また、テキストアイコンＡＰＬが入力操作されると、そのウェブログデータＷＬを投稿した一般ユーザのユーザデータＹＤに、賞賛ポイントデータが提供されて累積される。

「実施の形態の効果」
本実施の形態のデータ通信システム１０００のデータ処理装置２００では、上述のようにウェブログデータＷＬを送信する携帯通信端末１００の現在位置データＰＰを取得し、この現在位置データＰＰもユーザデータＹＤに関連させて記録し、ウェブログデータＷＬとともに携帯ユーザサイトＹＳに公開する。

このため、携帯ユーザサイトＹＳにはウェブログデータＷＬが現在位置データＰＰとともに関連されて公開されるので、例えば、外出先でのウェブログデータＷＬを、その外出先の位置データとともに公開するようなことができる。このため、ウェブログデータＷＬを閲覧する他者は、例えば、そこに提示されている店舗の住所などを確認し、簡単に来訪するようなことができる。

それでいて、その現在位置データＰＰはウェブログデータＷＬを携帯通信端末１００から受信するデータ処理装置２００により自動的に検出される。このため、一般ユーザが携帯通信端末１００に手動操作で入力する必要がないので、一般ユーザの作業負担を軽減することができる。

さらに、携帯通信端末１００が現在位置データＰＰを取得する必要もないので、ＧＰＳ機能などを有しない携帯通信端末１００でもウェブログデータＷＬを現在位置データＰＰとともに記録することができる。

しかも、上述のようにウェブログデータＷＬを記録するときに現在位置データＰＰに対応する地図画像データＰＭＧも表示出力させることができる。このため、一般ユーザは、地図画像データＰＭＧによっても自身の現在位置を確認することができる。

なお、基地局により検出される現在位置は多分に誤差があるので、上述のように検出された現在位置は一般ユーザが携帯通信端末１００の手動操作により修正することができる。

さらに、上述の地図画像データＰＭＧもウェブログデータＷＬに付与される。このため、ウェブログデータＷＬを閲覧する他者は、例えば、そこに提示されている店舗などを地図画像データＰＭＧに基づいて簡単に来訪するようなことができる。

さらに、本実施の形態のデータ処理装置２００は、携帯通信端末１００から受信して記録するウェブログデータＷＬに投稿日時ＷＣＤも付与し、携帯ユーザサイトＹＳに公開するカレンダデータＣＤＤの日付にウェブログデータＷＬをリンクさせる。

このため、多数のウェブログデータＷＬが自動的に日付ごとに整理され、携帯ユーザサイトＹＳを来訪した他者は日付ごとにウェブログデータＷＬを閲覧することができる。それでいて、ウェブログデータＷＬを投稿する一般ユーザが携帯通信端末１００に手動操作で投稿日時ＷＣＤを入力する必要がないので、その作業負担を軽減することができる。

しかも、ウェブログデータＷＬに写真データＰＤや動画データなどを付与することもできる。このため、ウェブログデータＷＬを閲覧する他者に、その内容に対応した写真データＰＤや動画データなどを提供することができる。

特に、いわゆる携帯電話端末などの携帯通信端末１００は、現在ではカメラデバイスを搭載した製品が一般化している。このため、一般的な携帯通信端末１００の機能を利用して簡単にウェブログデータＷＬに写真データＰＤや動画データなどを付与することができる。

さらに、ウェブログデータＷＬに種別属性データを設定することもできる。このため、投稿された膨大な個数のウェブログデータＷＬを、その内容に対応した検索キーで簡単に検索することができる。

しかも、ウェブログデータＷＬに閲覧規制データを設定することもできる。この場合、ウェブログデータＷＬを閲覧する他者を規制することができるので、例えば、一部の友人のみにウェブログデータＷＬの閲覧を許可するようなことができる。

特に、上述のような種別属性データや閲覧規制データなどが、事前に用意されている選定メニューＷＫＰ，ＷＰＣでウェブログデータＷＬに設定される。このため、ウェブログデータＷＬに適切な種別属性データや閲覧規制データなどを簡単に設定することができる。

さらに、他者のウェブログデータＷＬを携帯通信端末１００で閲覧する一般ユーザは、そこにコメントテキストＣＴを登録することもできる。このため、ウェブログデータＷＬを投稿した一般ユーザと閲覧する一般ユーザとがコミュニケートすることができる。

特に、他者のウェブログデータＷＬを携帯通信端末１００で閲覧する一般ユーザは、そのウェブログデータＷＬを投稿した一般ユーザに賞賛ポイントデータを提供することもできる。

このため、優良なウェブログデータＷＬを投稿した一般ユーザを賞賛することができる。蓄積された賞賛ポイントデータを、いわゆるネット通販などで使用できるようにしてもよい。

なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では携帯ユーザサイトＹＳに投稿されているウェブログデータＷＬを他者が閲覧してコメントテキストＣＴを登録できることを例示した。

しかし、上述のように携帯通信端末１００と通信するデータ処理装置２００が、他者のウェブログデータＷＬへの詳細希望データと、他者から通知された詳細希望データへの詳細紹介データと、の記録を受け付け、記録された詳細希望データを対応するウェブログデータＷＬの携帯通信端末１００に通知し、記録された詳細紹介データを詳細希望データを通知した携帯通信端末１００に返信してもよい。

この場合、ウェブログデータＷＬを閲覧した一般ユーザが、ウェブログデータＷＬを投稿した一般ユーザに、詳細を質問して回答を取得することができる。このため、例えば、ウェブログデータＷＬに提示されている店舗の詳細を他者が簡単に確認するようなことができる。

さらに、データ処理装置２００が、契約店舗を紹介する複数の詳細紹介データが店舗検索ワードとともに登録されている店舗データベースと、詳細希望データが通知されたウェブログデータＷＬのテキストデータと店舗検索ワードとをマッチングさせて詳細紹介データを検索する詳細検索部とを、さらに有してもよい(図示せず)。

また、上述の契約店舗を紹介する複数の詳細紹介データを店舗位置データとともに店舗データベースに登録しておき、詳細希望データが通知されたウェブログデータＷＬの現在位置データＰＰと店舗位置データとをマッチングさせて詳細紹介データを検索することができてもよい。

この場合、ウェブログデータＷＬを投稿して他者の質問に回答する一般ユーザは、携帯通信端末１００によりデータ処理装置２００から詳細紹介データを検索して回答することができるので、簡単に適切な詳細紹介データを回答することができる。

しかも、その詳細紹介データにより特定の契約店舗を紹介することができる。このため、例えば、データ処理装置２００のサービス業者が店舗と契約しておき、その店舗が詳細紹介データにより紹介されるごとに手数料を徴収するようなことができる。

このような詳細紹介データには、例えば、契約店舗の広告画像、住所、電話番号、メールアドレス、ホームページのＵＲＬ、クーポン画像、飲食店の場合はメニュー画像、予約方法、等を表記しておくことができる。

さらに、データ処理装置２００が、受信された詳細紹介データへの謝礼ポイントデータの記録も受け付け、記録された謝礼ポイントデータが対応するユーザデータＹＤとともに蓄積されてもよい。

この場合、ウェブログデータＷＬを閲覧して詳細を希望した一般ユーザが、詳細を回答した一般ユーザに、謝礼を付与することができる。そこで、このような謝礼ポイントデータも、前述の賞賛ポイントデータと同様に、いわゆるネット通販などで使用できるようにしてもよい。また、この謝礼ポイントデータと前述の賞賛ポイントデータとが一つに統合されていてもよい。

また、データ処理装置２００が、上述のように詳細希望データを受信するときにも携帯通信端末１００の現在位置データＰＰを取得し、ウェブログデータＷＬと詳細希望データとの現在位置データＰＰから移動ナビゲーションデータを生成し、詳細紹介データとともに移動ナビゲーションデータを返信してもよい。

この場合、ウェブログデータＷＬの詳細を希望した一般ユーザに、その現在位置からウェブログデータＷＬに提示されている店舗などの位置までの経路がリアルタイムに回答される。このため、携帯通信端末１００でウェブログデータＷＬの詳細を希望した一般ユーザが、そこに提示されている店舗を簡単に来訪するようなことができる。

しかも、上述のように生成された移動ナビゲーションデータを契約店舗である旅行会社などに送信し、その旅行会社から旅行プランを詳細紹介データとともに提供するようなこともできる。

さらに、詳細紹介データを他者に返信した一般ユーザや、詳細紹介データを他者から受信した一般ユーザの携帯通信端末１００から、データ処理装置２００が詳細紹介データの登録の要請を受け付け、要請された詳細紹介データをユーザデータＹＤごとのユーザデータベースに登録してもよい。

この場合、例えば、詳細紹介データを携帯通信端末１００で他者に返信した一般ユーザや、詳細紹介データを携帯通信端末１００で他者から受信した一般ユーザなどが、その詳細紹介データを所望により自身のユーザデータベースに登録しておくことができる。

同様に、上述のような詳細希望データへの返答とは無関係に、一般ユーザが所望により詳細紹介データを携帯通信端末１００で検索して自身のユーザデータベースに登録してもよい。

上述のような場合、詳細紹介データに提示されている店舗を現在は来訪しないが将来的に来訪したいようなときに、その詳細紹介データを一般ユーザが所望により保存しておくことができる。

また、このように一般ユーザごとにユーザデータベースに登録された詳細紹介データが、携帯ユーザサイトＹＳなどで発表されてもよい。このように発表される詳細紹介データは、規制なく他者に閲覧させてもよく、前述のように閲覧できる一般ユーザが規制されてもよい。

さらに、上記形態では、図３に示すように、携帯ユーザサイトＹＳのホームページに、ウェブログデータＷＬの投稿回数ＷＣＴが表示出力されることを例示した。しかし、そのウェブログデータＷＬを自身で閲覧した自身閲覧回数も、携帯ユーザサイトＹＳのホームページに表示出力されてもよい(図示せず)。

また、ウェブログデータＷＬへのコメントデータや上述の詳細紹介データの登録依頼などに対応して、サービス業者により謝礼ポイントデータや賞賛ポイントデータなどの所定ポイントデータがユーザデータＹＤごとに発行されてもよく、その所定ポイントデータが携帯ユーザサイトＹＳのホームページに表示出力されてもよい(図示せず)。

さらに、上述の自身閲覧回数、ウェブログデータＷＬの投稿回数ＷＣＴ、賞賛ポイントデータの累積個数ＡＴＣ、等が一つのポイントデータとして統合されてもよい。この場合、そのポイントデータで一般ユーザがランキングされ、そのランキング結果が携帯通信端末１００で閲覧されるサービス業者のホームページなどで発表されてもよい(図示せず)。

同様に、自身閲覧回数や投稿回数ＷＣＴなどの各種データで一般ユーザがランキングされ、そのランキング結果が携帯通信端末１００で閲覧されるサービス業者のホームページなどで発表されてもよい(図示せず)。

また、上記形態ではデータ処理装置２００のサービス業者と携帯通信端末１００の一般ユーザとが契約し、そのデータ処理サービスが会費などで運営されることを想定した。しかし、上述のデータ処理サービスに仮想通貨を導入し、サービス業者が販売する仮想通貨を一般ユーザが購入することでデータ処理サービスが運営されてもよい。

その場合、一般ユーザはデータ処理装置２００により提供される各種機能を、仮想通貨を消費して利用することや、各種機能により仮想通貨を取得することが可能となる。例えば、前述の謝礼ポイントデータや賞賛ポイントデータが仮想通貨で実施されてもよい。

また、ウェブログデータＷＬを投稿する一般ユーザが仮想通貨をサービス業者に支払い、そのウェブログデータＷＬを閲覧する一般ユーザから、ウェブログデータＷＬを投稿した一般ユーザに、仮想通貨が支払われてもよい。

同様に、ウェブログデータＷＬを投稿する一般ユーザにサービス業者が仮想通貨を支払い、そのウェブログデータＷＬを閲覧する一般ユーザからサービス業者に仮想通貨が支払われてもよい。

同様に、詳細希望データを送信した一般ユーザから送信された一般ユーザに仮想通貨が支払われてもよい。詳細希望データを送信した一般ユーザから詳細紹介データを返信した一般ユーザに、仮想通貨が支払われてもよい。

他者から返信された詳細紹介データをユーザデータベースに登録するときに、仮想通貨がサービス業者に支払われてもよい。前述のようなユーザ同士の仮想通貨の移動に関し、手数料の仮想通貨がサービス業者に支払われてもよい。

なお、上述のような仮想通貨の蓄積金額が、携帯ユーザサイトＹＳのホームページに表示出力されてもよい(図示せず)。また、上述のような仮想通貨として既存のデータサービスが利用されてもよく、上述の仮想通貨で既存のネット通販が利用できてもよい。その場合、必要により仮想通貨をクレジットカードで購入することができてもよく、仮想通貨の利用金額がクレジットカードから自動支払いされてもよい。

さらに、上記形態では携帯ユーザサイトＹＳに掲載されるカレンダデータＣＤＤの日付にウェブログデータＷＬがリンクされることを例示した。しかし、このようなカレンダデータＣＤＤの日付に、ニュースや天気予報などの各種データがリンクされていてもよい。

同様に、ウェブログデータＷＬにニュースや天気予報などの各種データをリンクさせてもよい。その場合、ウェブログデータＷＬの投稿日時や現在位置をリンクさせるニュースや天気予報に反映させておいてもよい。

また、上記形態では携帯通信端末１００とデータ通信するデータ処理装置２００が、無線基地局を利用した携帯電話業者の既存サービスにより携帯通信端末１００の現在位置データＰＰを取得することを例示した。

しかし、携帯通信端末１００にＧＰＳ機能が搭載されている場合、そのＧＰＳ機能により現在位置データＰＰを取得してもよい。この場合、ＧＰＳ機能が搭載されていない携帯通信端末１００でも搭載されている携帯通信端末１００でも、上述のデータ通信サービスを利用できることになる。

その場合、例えば、ＧＰＳ機能を利用するかしないかを携帯通信端末１００で選定できてもよい。ＧＰＳ機能を利用する場合、より詳細に現在位置データＰＰを取得することができる。

ＧＰＳ機能を使用しない場合、データ通信サービスの処理速度が良好である。なお、携帯通信端末１００にＧＰＳ機能がある場合、例えば、そのＧＰＳ機能が海外でも利用できてもよい。

また、上記形態では携帯ユーザサイトＹＳのレイアウトが事前に用意されていることを想定した。しかし、携帯ユーザサイトＹＳのレイアウトが一般ユーザによりカスタマイズされてもよい。

さらに、携帯ユーザサイトＹＳに、いわゆるウェブメールの通信機能が実装されていてもよい。また、ウェブログデータＷＬなどを閲覧している状態で上述のウェブメールの送信機能を起動すると、そのウェブログデータＷＬなどへのリンクテキストをウェブメールに自動設定させてもよい。

このようなウェブメールは、例えば、本実施の形態のデータサービスの会員ではない一般ユーザにも送信することができる。そのウェブメールに、上述のデータサービスへの会員登録の案内などが自動設定されてもよい。この場合、ウェブメールを確認した会員でない一般ユーザが、そのウェブメールの設定内容に対応して上述のデータサービスの会員に応募することができる。

また、上述のように携帯ユーザサイトＹＳにウェブログデータＷＬが表示出力されるとき、同一の投稿者による類似のウェブログデータＷＬへのリンクテキスト(図示せず)が表示出力されてもよい。

このような類似のウェブログデータＷＬは、例えば、付与されている種別属性データなどにより自動検索することができる。さらに、このような類似のウェブログデータＷＬの自動検索にランダム性が付加されてもよい。

より具体的には、類似のウェブログデータＷＬが自動検索されるときに、例えば、基礎のウェブログデータＷＬの投稿日時ＷＣＤに確率変数を乗算してランダムに種別属性データの個数や種類をデータ生成し、そのデータ生成された個数および種類の種別属性データで類似のウェブログデータＷＬを自動検索してもよい。

この場合、単純に類似のウェブログデータＷＬが提示されるだけではなく、その提示される類似のウェブログデータＷＬにランダム性が発生するので、閲覧する一般ユーザの娯楽性を向上させることができる。

さらに、上記形態では携帯通信端末１００とデータ処理装置２００とがデータ通信することでデータ通信サービスが実行されることを例示した。しかし、このようなデータ通信サービスを、さらに各所に固定されているパーソナルコンピュータなどでも利用できてもよい。

その場合、いわゆるインターネットを利用し、より広範なデータ通信サービスを実施することができる。例えば、図１２ないし図１４に示すように、パーソナルコンピュータで閲覧される携帯ユーザサイトであるネットユーザサイトＮＳをインターネットに開設し、そこに前述の携帯ユーザサイトＹＳへのリンクなどを設置することができる。

このようなネットユーザサイトＮＳでは、例えば、地図画像データＰＭＧを提示し、そこに現在位置データＰＰでウェブログデータＷＬをリンクさせることができる。その場合、図１３に示すように、ウェブログデータＷＬがリンクされている位置を地図画像データＰＭＧに特定のポイントアイコンＰＩなどで提示しておき、図１４に示すように、そのポイントアイコンＰＩが選択操作されるとリンクされているウェブログデータＷＬをバルーン表示などすることができる。

この場合、例えば、ウェブログデータＷＬを投稿した一般ユーザに、地図画像データＰＭＧの同一の位置や近接した位置のウェブログデータＷＬを自動的に閲覧させるようなこともできる。

さらに、上述のようにウェブログデータＷＬのリンクを地図画像データＰＭＧに表示するポイントアイコンＰＩを、そのウェブログデータＷＬの一般ユーザや種別属性データごとに相違する発色や形状で表示してもよい(図示せず)。

また、上述のような地図画像データＰＭＧの所望の位置に、画像、動画、音声、メッセージ、等のデジタルコンテンツを一般ユーザが埋設できてもよい。この場合、その埋設位置の近傍に一般ユーザがアクセスすると、そのデジタルコンテンツを取得することができる。

このため、一般ユーザに地図画像データＰＭＧで宝探しのような娯楽を提供することができる。なお、上述のようにデジタルコンテンツを取得できる他者を、前述のように事前に規制してもよい。

また、図１２に示すように、上述のようなネットユーザサイトＮＳには、例えば、多数の一般ユーザによるウェブログデータＷＬの各種の集計結果などを一覧表示し、その表示内容にウェブログデータＷＬをリンクさせておくようなこともできる。

さらに、一般ユーザとして著名人などを個別に登録しておき、そのウェブログデータＷＬをネットユーザサイトＮＳに別個に一覧表示してもよい(図示せず)。また、一般ユーザの嗜好などを、例えば、投稿されたウェブログデータＷＬの種別属性データなどで分析してもよい。この場合、一般ユーザを、共通の嗜好のコミュニティに同意のもとで所属させるようなことができる。

なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明の機能を満足する範囲で各種に変更することができる。

本発明の実施の形態のデータ通信システムの論理構造を示す模式図である。 データ通信システムの物理構造を示すブロック図である。 データ処理装置により開設されて携帯通信端末により閲覧される携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 携帯ユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 データ処理装置により開設されてパーソナルコンピュータにより閲覧されるネットユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 ネットユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。 ネットユーザサイトの表示画像を示す模式的な正面図である。

符号の説明

１００ 携帯通信端末
２００ データ処理装置
２１０ ユーザ登録部
２２０ サイト開設部
２３０ データ受付部
２４０ 現状検出部
２５０ ログ記録部
２６０ ログ公開部
３００ 通信ネットワーク
１０００ データ通信システム
ＡＴＣ 累積個数
ＡＰＬ テキストアイコン
ＣＤＤ カレンダデータ
ＣＴ コメントテキスト
ＣＴＬ リンクテキスト
ＦＣＬ リンクテキスト
ＦＰＬ リンクテキスト
ＭＧＬ リンクテキスト
ＭＰＬ リンクテキスト
ＮＰＬ リンクテキスト
ＮＳ ネットユーザサイト
ＯＰＬ リンクテキスト
ＰＤ 写真データ
ＰＩ ポイントアイコン
ＰＭＧ 地図画像データ
ＰＰ 現在位置データ
ＳＮ サムネイル
ＷＣＤ 投稿日時
ＷＣＬ リンクテキスト
ＷＣＴ 投稿回数
ＷＩＨ 入力項目
ＷＫＰ 選定メニュー
ＷＬ ウェブログデータ
ＷＰＣ 選定メニュー
ＹＤ ユーザデータ
ＹＤＬ リンクテキスト
ＹＩＤ ユーザアイディ
ＹＳ 携帯ユーザサイト

Claims (17)

1. 複数の一般ユーザの携帯通信端末と相互通信するデータ処理装置であって、
   前記一般ユーザごとにユーザデータが登録されるユーザ登録部と、
   少なくとも一部の前記携帯通信端末で閲覧される携帯ユーザサイトを通信ネットワークに前記ユーザデータごとに開設するサイト開設部と、
   登録されている前記一般ユーザの前記携帯通信端末からウェブログデータを受信するデータ受付部と、
   前記ウェブログデータを送信する前記携帯通信端末の現在位置データを取得する現状検出部と、
   受信された前記ウェブログデータを検出された前記現在位置データとともに前記ユーザデータに関連させて記録するログ記録部と、
   記録された前記ウェブログデータを前記現在位置データとともに対応する前記携帯ユーザサイトに公開するログ公開部と、
   を有するデータ処理装置。
2. 前記現状検出部は、前記ウェブログデータを受信するときに現在月日データも検出し、
   前記サイト開設部は、前記携帯ユーザサイトに複数の日付が配列されているカレンダデータも公開し、
   前記ログ公開部は、前記ウェブログデータを前記現在月日データで前記カレンダデータの日付にリンクさせる請求項１に記載のデータ処理装置。
3. 前記データ受付部は、前記ウェブログデータへの複数の種別属性データの選択的な付与も受け付け、
   前記ログ記録部は、受信された前記ウェブログデータを付与されている前記種別属性データとともに記録し、
   前記ログ公開部は、前記種別属性データを検索キーとして前記ウェブログデータを公開する請求項１または２に記載のデータ処理装置。
4. 前記データ受付部は、他者の前記携帯ユーザサイトに公開された前記ウェブログデータへのコメントデータの記録も受け付け、
   前記ログ公開部は、他者の前記携帯通信端末により記録された前記コメントデータも前記ウェブログデータとともに前記携帯ユーザサイトに公開する請求項１ないし３の何れか一項に記載のデータ処理装置。
5. 前記データ受付部は、他者の前記ウェブログデータへの詳細希望データと、他者から通知された前記詳細希望データへの詳細紹介データと、の記録も受け付け、
   記録された前記詳細希望データを対応する前記ウェブログデータの前記携帯通信端末に通知する希望送信部と、
   記録された前記詳細紹介データを前記詳細希望データを通知した前記携帯通信端末に返信する詳細返答部とを、さらに有する請求項１ないし４の何れか一項に記載のデータ処理装置。
6. 前記データ受付部は、前記ウェブログデータとしてテキストデータの記録を受け付け、
   契約店舗を紹介する複数の前記詳細紹介データが店舗検索ワードとともに登録されている店舗データベースと、
   前記詳細希望データが通知された前記ウェブログデータの前記テキストデータと前記店舗検索ワードとをマッチングさせて前記詳細紹介データを検索する詳細検索部とを、さらに有する請求項５に記載のデータ処理装置。
7. 契約店舗を紹介する複数の前記詳細紹介データが店舗位置データとともに登録されている店舗データベースと、
   前記詳細希望データが通知された前記ウェブログデータの前記現在位置データと前記店舗位置データとをマッチングさせて前記詳細紹介データを検索する詳細検索部とを、さらに有する請求項５または６に記載のデータ処理装置。
8. 前記データ受付部は、受信された前記詳細紹介データへの謝礼ポイントデータの記録も受け付け、
   前記ユーザ登録部は、記録された前記謝礼ポイントデータを対応する前記ユーザデータとともに蓄積する請求項５ないし７の何れか一項に記載のデータ処理装置。
9. 前記現状検出部は、前記詳細希望データを受信するときにも前記携帯通信端末の現在位置データを取得し、
   前記ウェブログデータと前記詳細希望データとの前記現在位置データから移動ナビゲーションデータを生成する経路生成部と、
   前記詳細返答部は、前記詳細紹介データとともに前記移動ナビゲーションデータも返信する請求項５ないし８の何れか一項に記載のデータ処理装置。
10. 前記データ受付部は、前記詳細紹介データの登録の要請も受け付け、
    前記ユーザ登録部は、要請された前記詳細紹介データを前記ユーザデータごとのユーザデータベースに登録する請求項５ないし９の何れか一項に記載のデータ処理装置。
11. 契約店舗を紹介する複数の詳細紹介データが登録されている店舗データベースと、
    前記ウェブログデータとのマッチングにより前記詳細紹介データを検索する詳細検索部とを、さらに有し、
    前記データ受付部は、検索された前記詳細紹介データの登録の要請も受け付け、
    前記ユーザ登録部は、要請された前記詳細紹介データを前記ユーザデータごとのユーザデータベースに登録する請求項１ないし１０の何れか一項に記載のデータ処理装置。
12. 地図画像データが登録されている地図データベースを、さらに有し、
    前記ログ公開部は、前記ウェブログデータを前記現在位置データで前記地図画像データにリンクさせて公開する請求項１ないし１１の何れか一項に記載のデータ処理装置。
13. 前記ログ公開部は、公開された前記ウェブログデータに類似するウェブログデータを検索してリンクさせる請求項１ないし１２の何れか一項に記載のデータ処理装置。
14. 前記ログ公開部は、公開された前記ウェブログデータに類似するウェブログデータを前記種別属性データにより検索してリンクさせる請求項３に記載のデータ処理装置。
15. 前記ログ公開部は、公開された前記ウェブログデータの投稿日時に確率変数を乗算して前記種別属性データの個数と種類との少なくとも一方をデータ生成し、その生成結果に対応して類似の前記ウェブログデータを検索する請求項１４に記載のデータ処理装置。
16. 複数の一般ユーザの携帯通信端末と、データ処理装置と、を有するデータ通信システムであって、
    請求項１ないし１５の何れか一項に記載のデータ処理装置を有するデータ通信システム。
17. 複数の一般ユーザの携帯通信端末と相互通信するデータ処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記一般ユーザごとにユーザデータが登録されるユーザ登録処理と、
    少なくとも一部の前記携帯通信端末で閲覧される携帯ユーザサイトを通信ネットワークに前記ユーザデータごとに開設するサイト開設処理と、
    登録されている前記一般ユーザの前記携帯通信端末からウェブログデータを受信するデータ受付処理と、
    前記ウェブログデータを送信する前記携帯通信端末の現在位置データを取得する現状検出処理と、
    受信された前記ウェブログデータを検出された前記現在位置データとともに前記ユーザデータに関連させて記録するログ記録処理と、
    記録された前記ウェブログデータを前記現在位置データとともに対応する前記携帯ユーザサイトに公開するログ公開処理と、
    を前記データ処理装置に実行させるコンピュータプログラム。

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