JP5111786B2 - 芳香剤容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体と蓋体、および芳香剤収納皿とからなる薄型で携帯便利な芳香剤容器に関するものである。
芳香剤容器において、芳香剤を収納した容器本体と蓋体とからなり、使用者が容器自体を手軽に持ち運び、蓋体を開蓋することにより芳香剤を放散させ、蓋体を閉蓋することにより芳香剤の放散を中止させるようにした芳香剤容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記従来容器において、容器本体の内方に、芳香剤を収納した収納皿を装着し、芳香剤を使用し終わったり、使用者の気分により芳香剤の香りを変えたくなった時に、収納皿を容器本体から外し、新しい芳香剤を収納した収納皿を装着し直すことによって、芳香剤容器を、芳香剤のリフィル容器として使用することも従来より行われている。
実開平2−55954号公報
しかしながら、上記特許文献記載の従来の芳香剤容器では、部屋などに置いて使用する際に、芳香剤容器の装飾を変えることができなかったので、部屋の雰囲気と合わないということがあった。
また、詰め替えた芳香剤の香りが、容器自体の装飾と合わないときには、容器を変えなければならないということもあった。
また、容器は、薄型ではなく、小型でもないので、化粧用のコンパクトのようにハンドバッグ等に入れて持ち運ぶこともできなかった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、芳香剤を収納した薄型のコンパクト容器であり、さらに、蓋体の上面に写真などの表示部を設け、使用する際に蓋体とともに表示部を立てて、容器自体をスタンドとして使用することができ、さらにまた、表示部の表示を自由に変えることができる芳香剤容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、芳香剤容器として、容器本体と、容器本体内に装着された芳香剤収納皿と、容器本体の一端に蝶番機構を介して装着された蓋体とからなる薄型のコンパクト容器であって、容器本体は、外容器と、該外容器の前壁に蝶番機構を介して開閉自在に装着される中容器とからなり、中容器は、各種の異なる芳香剤を収納した収納皿を取り替え可能とし、内方に設けた皿収納部に装着するとともに、皿収納部は、芳香剤収納皿を倒立させた形で外容器の係合筒内方に密閉収納しており、蓋体は、蓋体本体と、該蓋体本体の上面に空間を形成して装着される透明、または半透明の素材で構成された天面部材とからなり、外容器本体の後壁に蝶番機構を介して装着されており、薄型で、簡単に持ち運びができるとともに、中容器の蝶番機構により枢着された端部と反対側の端部を蓋体の前壁に係合し、外容器および蓋体とともに中容器を底部とする三角形を組み立てて開蓋状態を固定することができるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
芳香剤容器の実施例として、蓋体本体上面に、鏡が装着されていることを特徴とする構成を採用する。
芳香剤容器の他の実施例として、外容器の底面に、透明または半透明の素材で構成された天面部材を、空間を形成するように装着し、外容器と天面部材との間の空間に、表示面を設けたシート状物を挿入するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
芳香剤容器の他の実施例として、外容器の底面に、鏡が装着されていることを特徴とする構成を採用する。
芳香剤容器を、薄型のコンパクト容器としたので、ハンドバッグ等に入れて持ち運ぶことができ、いつでも好きな場所で芳香を楽しむことができるようになった。
芳香剤カートリッジを、交換可能として収納皿に取着するようにしたので、カートリッジを付け替えることによって異なる香りを楽しめるようになった。
芳香剤容器を、容器本体と、容器本体に蝶番機構を介して開閉可能に装着される蓋体本体と、蓋体本体上面に空間を形成して装着される天面部材とから形成するときには、蓋体本体と天面部材との間の空間に、写真や模様などを表示するシート状物を挿入したり入れ替えたりすることができる。
そして、容器本体から蓋体を開蓋して、蓋体の表示面を立て、芳香剤容器自体をスタンドとして使用することができる。
また、容器本体を、外容器と、外容器に収納される中容器とで形成するときには、芳香剤容器を開蓋し、中容器と外容器と蓋体とを横から見て三角形に組み立てて容器の開蓋を固定することができ、中容器を底面にして、外容器を後面側、蓋体を前面側として使用することができる。
さらに、外容器の底面に空間を設けて天面部材を装着することにより、外容器の外面も表示部として使用することができる。
次に、本発明の芳香剤容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1、2において、Aは容器本体、Bは芳香剤収納皿、Cは容器本体Aに蝶番機構を介して装着される蓋体である。
容器本体Aと蓋体Cの蝶番機構の両側面は圧接しており、操作により開閉し、操作がないと、開蓋の開閉角度を保持するものである。
容器本体Aは、外容器A1と、外容器A1の内方に装着される上壁部材A2とからなっている。
外容器A1は、四角形の底壁1と、底壁1の上面外縁に立設された前壁2と後壁3と両側の側壁とからなる側周壁4とを具えている。
前壁2の外面中央部には、蓋体Cと係合して係止機構となる係止部5が凹設されており、後壁3の中央部には、蓋体Cと蝶番機構を構成する切欠部6が穿設され、蝶番ピン7が軸支されている。
上壁部材A2は、外形が四角形の上壁10と、上壁10の中央部に設けられ、芳香剤収納皿Bを載置する円形の皿収納部11と、上壁10の外縁に周設され、外周面が外容器A1の側周壁4の外面と面一となる段部12と、段部12の前壁側の下面に垂設され、外容器A1の側周壁4の内面と係合し、上壁部材A2を外容器A1に装着させる係合周壁13とを具えている。
上壁部材A2の前壁側には、外容器A1の係止部5に対応する凹部15が凹設されている。
皿収納部11は、周壁上部が上壁10に上面より高い高さに突設する形で連設される係合筒20と、係合筒20下端に連設されたリング状の上壁21と、上壁21の内縁下面に連設される皿収納壁22とを具えている。
芳香剤収納皿Bは、上壁部材A2の皿収納部11の皿収納壁22上面に載置され、内方に固体または半固体の芳香剤を装着する円形の収納皿25と、収納皿25の上端に連設され、下面が皿収納部11の上壁21上面に載置され、側面が係合筒20内面と係合するフランジ26とを具えている。
芳香剤使用前には、芳香剤収納皿B内を密封するために、フランジ26上面に薄肉フィルム27が貼着されている。
蓋体Cは、蓋体本体C1と、蓋体本体C1の上面に装着される透明または半透明な素材で構成された天面部材C2とからなっており、蓋体本体C1と天面部材C2との間には、空間aが形成され、写真や絵などの表示面を有するシート状物Sが挿入されるようになっている。
蓋体本体C1は、四角形の頂壁30と、頂壁30の下面外縁に垂設された前壁31と後壁32と両側の側壁33とからなる側周壁とを具えている。
頂壁30の上面には、外縁付近に配設され、四角形のいずれか一辺を開口35としてコの字形とした係合周壁36が突設されており、下面には、容器の閉蓋時に内周が上壁部材A2の皿収納部11の係合筒20外周と係合する係合筒37が垂設されている。
頂壁30下面の係合筒37内方には、容器の閉蓋時に皿収納部11の係合筒20上端面と係合し、皿収納部11内方を密閉させるパッキンPが装着されている。
蓋体本体C1の側周壁の下端周面は、容器の閉蓋時に容器本体Aの上壁部材A2の段部12の上周面と係合するようになっており、下端内周には、内周面が段部12の外周面に係合する係合凹部40が周設されている。
側周壁の前壁31の下端中央部には、外容器A1の前壁2の係止部5、および上壁部材A2の凹部15と係合して、容器の閉蓋時に蓋体Cの係止機構となる係止片41が垂設されている。
後壁32の下端中央部には、外容器A1の後壁3の切欠部6と係合して蝶番機構を構成する蝶番用の連結片42が垂設されている。
天面部材C2は、四角形の頂壁45と、頂壁45の下面外縁に垂設され、内周面が蓋体本体C1の上面の係合周壁36外周面と係合する前壁46と後壁47と両側の側壁48とからなる側周壁とを具えており、側周壁の四角形のいずれか一辺には、蓋体本体C1の係合周壁36の開口35と係合し、係合周壁36内に形成される空間aの開口となる開口部49が穿設されている。
天面部材C2の開口部49と蓋体本体C1の開口35より、写真などのシート状物Sを空間a内に挿入することができるようになっている。
次に、本実施例の芳香剤容器の作用効果について説明する。
まず、芳香剤の使用に関しては、図3に示すように、蓋体Cを容器本体Aから蝶番機構を介して開蓋し、芳香剤収納皿B上面の薄肉フィルム27を手指などで剥離することで、芳香剤収納皿B内の芳香剤の香りが容器外に放散される。
また、蓋体Cの開蓋角度を調整することで、芳香剤の香りの放散量を調整することができる。
芳香剤の使用中止にあたっては、蓋体Cを容器本体Aに蝶番機構を介して閉蓋し、蓋体本体C1の前壁31の係止片41と、外容器A1の前壁2の係止部5を係止させることで、容器内の芳香剤の香りの放散を止める。
その際、上壁部材A2の皿収納部11の係合筒20の上端面と、蓋体本体C1の頂壁30下面の係合筒37内方に装着したパッキンPが密接するとともに、係合筒20の上部外周と、係合筒37の内周面とが係合することで、上壁部材A2の皿収納部11内が密閉される。
また、上壁部材A2の段部12上面と蓋体本体C1の側周壁下端面、および段部12の側面と係合凹部40とが係合し、容器内が密閉され、容器内の芳香剤の香りの放散が止まる。
芳香剤収納皿B内の芳香剤が無くなったり、香りを放散しなくなったり、または、使用者が香りに飽きたら、芳香剤収納皿Bを容器本体Aの皿収納部11から取り除き、新しく芳香剤の充填された芳香剤収納皿Bを容器本体Aの皿収納部11に装着し直すことができ、本実施例の芳香剤容器は、芳香剤のリフィル容器として使用することができる。
本実施例の芳香剤容器は、蓋体Cの上面に天面部材C2により空間aが形成され、天面部材C2の開口部49より空間a内に、写真、絵などのシート状物Sを挿入することができるので、容器の外部から、透明な素材で構成された天面部材C2の頂壁45を透してシート状物Sの表面を見ることができ、芳香剤容器を写真、絵などのスタンドとして使用することができる。
また、使用する場所や使用者の気分によって、シート状物Sを差し替えて使用することができる。
さらにまた、容器が薄型のコンパクトタイプのものであるので、ハンドバッグ等に入れて持ち運ぶことができ、好きなときに、好きな場所で芳香を楽しむことができる。
本実施例の変形実施例として、蓋体Cの蓋体本体C1の係合周壁36内方の頂壁30上面に鏡を装着することで、容器の外部から、透明な素材で構成された天面部材C2の頂壁45を透して、シート状物Sを見ることばかりでなく、シート状物Sを取外し、頂壁30上面の鏡面を見ることができ、芳香剤容器を鏡として使用することができる。
次に、容器の形状を変えた第2実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略する。
図4において、Dは容器本体、Bは芳香剤収納皿、Caは容器本体Dに蝶番機構を介して装着される蓋体である。
容器本体Dは、外容器D1と、容器の閉蓋時に、内方に装着した芳香剤収納皿Bを倒立した形状で、外容器D1内に蝶番機構を介して収納される中容器D2とからなっている。
外容器D1は、四角形の底壁50と、底壁50の上面外縁に立設された前壁51と後壁52と両側の側壁とからなる側周壁とを具えており、側周壁の上端外周には段部53が周設されている。
底壁50の上面には、容器の閉蓋時に内周が中容器D2と係合する係合筒55が立設され、底壁50上面の係合筒55内周には、パッキンPが装着されている。
前壁51には、上端部に、中容器D2と蝶番機構を構成する切欠部56が形成され、外面中央部に、蓋体Caと係合して係止機構となる係止部57が凹設されている。
後壁52の中央部には、蓋体Caと蝶番機構を構成する切欠部58が穿設され、蝶番ピンが軸支されている。
中容器D2は、外容器D1の側周壁内面と係合する四角形の上壁60と、上壁60の中央部に設けられ、芳香剤収納皿Bを保持する円形の皿収納部61とを具えており、上壁60の前側端の中央部には、外容器D1の前壁51の切欠部56と係合して蝶番機構を構成する連結片62が突設されている。
皿収納部61は、上壁60の内縁下面に垂設される筒壁65と、筒壁65下端に垂設された係合筒66と、筒壁65の下端内周に連設されたリング状の底壁67と、底壁67の内縁に連設される皿収納壁68とを具えている。
係合筒66内周には、係合突部69が突設され、底壁67下面と係合突部69との間に芳香剤収納皿Bのフランジ26を係合させることで、図4に示すように、芳香剤収納皿Bを倒立状態で皿収納部61内に保持している。
係合筒66は、容器の閉蓋時に、下端が外容器D1の係合筒55内方のパッキンPに密接するとともに、下部外周が外容器D1の係合筒55内周と係合し、皿収納部61内を密閉するようになっている。
蓋体Caは、蓋体本体C1aと、蓋体本体C1aの上面に装着される透明または半透明な素材で構成された天面部材C2aとからなっており、蓋体本体C1aと天面部材C2aとの間には、空間aが形成され、写真や絵などのシート状物Sが挿入されるようになっている。
蓋体本体C1aは、四角形の頂壁30aと、頂壁30aの下面外縁に垂設された前壁31aと後壁32aと両側の側壁とからなる側周壁とを具えている。
頂壁30aの上面には、外縁付近に配設され、四角形のいずれか一辺を開口35aとしてコの字形とした係合周壁36aが突設されている。
蓋体本体C1aの側周壁の下端周面は、容器の閉蓋時に容器本体Dの外容器D1の側周壁の段部53の上周面と係合するようになっており、下端内周には、内周面が段部53の外周面に係合する係合凹部40aが周設されている。
側周壁の前壁31aの下端中央部には、外容器D1の係止部57と係合し、蓋体Caの係止機構となる係止片41aが垂設され、後壁32aの下端中央部には、外容器D1の切欠部58と係合して蝶番機構を構成する蝶番用の連結片42aが垂設されている。
次に、本実施例の芳香剤容器の作用効果について説明する。
まず、芳香剤の使用に関しては、蓋体Caを容器本体Dから蝶番機構を介して開蓋した後、容器本体Dの中容器D2を外容器D1から蝶番機構を介して開蓋し、芳香剤収納皿B上面の薄肉フィルム27を手指などで剥離することで、芳香剤収納皿B内の芳香剤の香りが容器外に放散される。
次に、中容器D2の上壁60の連結片62の反対側端部を、蓋体Caの前壁31a側の内方に係合させ、図5に示すように、横から見ると、中容器D2を底部、外容器D1が後側壁、蓋体Caが前側壁とした三角形に組み立てることで、容器の開蓋が固定される。
本実施例の芳香剤容器は、外容器D1が後側壁となることで、後側から手指等が侵入してしまい、芳香剤に触れてしまうことを防止することができる。
また、芳香剤容器が、三角形に固定されるので、片方の横面を底部として倒し、容器を三角柱として立てて使用することができる。
芳香剤の使用中止にあたっては、容器本体Dの中容器D2を外容器D1内に蝶番機構を介して収納させた後、蓋体Caを容器本体Dに蝶番機構を介して閉蓋し、蓋体本体C1aの前壁31aの係止片41aと、外容器D1の前壁51の係止部57を係合させて係止させることで、容器内の芳香剤の香りの放散を止める。
その際、外容器の係合筒55により、中容器D2の皿収納部61内が密閉するとともに、蓋体Caの側周壁の係合凹部40aにより、容器本体D内が密閉される。
その他の作用効果は、第1実施例と同じである。
本実施例の変形実施例として、外容器D1の底壁50の下面に、絵などの装飾を施したり、底壁50の下面に、蓋体Caの蓋体本体C1aと同様にコの字形の係合周壁を突設させ、それに係合する天面部材C2aを装着し、空間aを形成し、写真や絵などのシート状物Sが挿入できるようにしてもよい。
また、実施例1と同様に、外容器D1の底壁50の下面に鏡を装着することで、シート状物Sを取外して鏡として使用するようにしてもよい。
このことで、芳香剤容器を三角形に組み立てた際に、外容器D1の底壁50の表面にも装飾され、レイアウトの幅が広がる。
次に、実施例3について説明する。
本実施例は、交換可能な芳香剤を芳香剤収納皿に装着するようにしたカートリッジタイプの芳香剤容器に係るものである。
図6〜8において、Abは容器本体、Bbは芳香剤収納皿、Cbは蓋体、Eは芳香剤カートリッジである。
容器本体Abは、角形の底壁75と、底壁75の外周縁から立設された前壁76と、後壁77と両側の側壁78とからなる側周壁とを具えている。
前壁76の中央部には、蓋体Cbの係止機構を構成する係止突条79を具えた凹部80が設けられている。
両側の端部には、蝶番ピン81を具えた芳香剤収納皿Bbの取付部が設けられている。
後壁77の中央部には、蓋体Cbと蝶番機構を構成する切欠部82が穿設され、両端には、蝶番ピン83が突設されている。
底壁75の上面には、芳香剤収納皿Bbの支持台枠84が設けられている。
芳香剤収納皿Bbは、底壁85と、前壁86と後壁87と両側の側壁88とからなる側周壁とを具えており、側周壁の上端外周には、フランジ89が設けられている。
前壁86の両側部には、フランジ89より突出する軸受部90を具えた蝶番片91が設けられており、軸受部90は、蝶番ピン81に枢支され、芳香剤収納皿Bbの蝶番機構を構成している。
前壁86の上端内周には、係止突条92が設けられ、後壁87の上端内周には、内方に突出する突出板93が形成されている。
芳香剤は、粒状、粉状、または半固体状のものであって、通気性を有する角形板状の芳香剤カートリッジEに収納され、フィルム等で包装されている。
芳香剤カートリッジEは、一端部は突出板93の下面に支持され、その反対側の端部は、係止突条92によって上昇が阻止され、芳香剤収納皿Bb内に載置されている。
蓋体Cbは、頂壁95と、頂壁95の前端から垂設された係止板96と、後端中央部に垂設された一対の蝶番片97とから構成されている。
係止板96の下端には、内方に突出する係止片98が設けられ、容器本体Aの前壁76の凹部80の係止突条79と係合するようになっている。
蝶番片97は、切欠部82の対向する面に接するように一対の板体によって形成され、中央部にスリット99が刻設され、所定の位置に、蝶番ピン83に嵌合される軸受孔100が穿設されている。
蝶番片97と、切欠部82の蝶番ピン83によって容器本体Abと蓋体Cbとの蝶番機構が構成され、係止板96と凹部80の係止突条79によって、容器本体Abと蓋体Cbとの係止機構が構成されている。
頂壁95の裏面には、芳香剤収納皿Bbの側周壁の上端面と接合する角形の突条101が設けられ、閉蓋時に、容器本体Abに載置された芳香剤収納皿Bbを密封するようにしている。
次に、本実施例の芳香剤容器の使用態様と作用効果について説明する。
芳香剤容器の使用にあたっては、芳香剤カートリッジEの包装をはがして、芳香剤収納皿Bbに入れ、容器本体Abに載置し、蓋体Cbを被嵌する。
その際、芳香剤カートリッジEは、芳香剤収納皿Bbの突出板93と係止突条92によって妄動不能に取着され、蓋体Cbを被嵌することによって気密性を保つようにされ、芳香が周辺に飛散することを防止している。
芳香の使用にあたっては、図9に示すように、蓋体Cbを開くと芳香が放散される。
香りを変えたいときには、芳香剤収納皿Bbに入っている芳香剤カートリッジEを取り出し、異なる芳香剤カートリッジEを装着すると、新しい香りを楽しむことができる。
また、数個の異なる芳香剤カートリッジを用意して、所望に応じて好みの香りを楽しむことができる。
途中で香りの放散を中止するときには、蓋体Cbを閉じると、蓋体Cbの突条101が芳香剤収納皿Bbの側壁88の上端に当接するので、香りの放散を止めることができる。
本実施例では、芳香剤容器は、容器本体Abと芳香剤収納皿Bb、蓋体Cbとから構成され、薄型の芳香剤カートリッジEを交換可能としたので、全体として、芳香剤容器がさらに薄型となり、携帯がきわめて容易となった。
本実施例においても、前記各実施例と同様に、蓋体の表面に天面部材を装着し、写真や絵など挿入し、蓋体と容器本体、芳香剤収納皿を三角形状に組み合わせて、写真や絵などの表示スタンドとしても利用できる。
その際、表示スタンドを安定させるため、容器本体Abを下にして組み立てる。
また、蓋体の頂壁に鏡を装着することによって、鏡面として利用することもできる。
上記各実施例では、容器の形を上面からみて四角形としたが、容器本体と蓋体を開閉でき、蓋体の上面に、透明素材で構成された天面部材を装着できるものであれば、容器の形は上面からみて円形などとしてもよく、容器の形状は、上記各実施例の形状に限定されない。
本発明は、芳香剤容器において、蓋体を開蓋することで、芳香剤を放散できるばかりでなく、容器自体をスタンドとして使用することができ、さらに、表示を差し替えることができるので、芳香剤のリフィル容器として、広く利用できる。
本発明芳香剤容器の第1実施例の断面立面図である。 第1実施例の上面図である。 第1実施例の開蓋時の断面立面図である。 第2実施例の断面立面図である。 第2実施例の開蓋組立時の断面立面図である。 第3実施例の断面立面図である。 第3実施例の説明図で、(a)は、開蓋時の平面図、(b)は図(a)のA−A線における容器の断面立面図である。 第3実施例の左側面図である。 第3実施例の使用時の説明図である。
符号の説明
A、Ab、D 容器本体
A1、D1 外容器
A2 上壁部材
B、Bb 芳香剤収納皿
C、Ca、Cb 蓋体
C1、C1a 蓋体本体
C2、C2a 天面部材
D2 中容器
E 芳香剤カートリッジ
S シート状物
P パッキン
a 空間
1、50、67、75 底壁
2、51、76 前壁
3、52、77 後壁
4 側周壁
5、57 係止部
6、56、58 切欠部
7、81、83 蝶番ピン
10 上壁
11、61 皿収納部
12、53 段部
13 係合周壁
15、80 凹部
20、55、66 係合筒
21、60 上壁
22、68 皿収納壁
25 収納皿
26、89 フランジ
27 薄肉フィルム
30、30a、45、95 頂壁
31、31a、46 前壁
32、32a、47 後壁
33、48 側壁
35、35a 開口
36、36a 係合周壁
37 係合筒
40、40a 係合凹部
41、41a、98 係止片
42、42a 連結片
49 開口部
56、58、82 切欠部
57 係止部
62 連結片
65 筒壁
69 係合突条
78 側壁
79 係止突条
84 支持台枠
85 底壁
86 前壁
87 後壁
88 側壁
90 軸受部
91 蝶番片
92 係止突条
93 突出板
96 係止板
97 蝶番片
99 スリット
100 軸受孔
101 突条

Claims (4)

  1. 容器本体と、容器本体内に装着された芳香剤収納皿と、容器本体の一端に蝶番機構を介して装着された蓋体とからなる薄型のコンパクト容器であって、
    容器本体は、外容器と、該外容器の前壁に蝶番機構を介して開閉自在に装着される中容器とからなり、
    中容器は、各種の異なる芳香剤を収納した収納皿を取り替え可能とし、内方に設けた皿収納部に装着するとともに、皿収納部は、芳香剤収納皿を倒立させた形で外容器の係合筒内方に密閉収納しており、
    蓋体は、蓋体本体と、該蓋体本体の上面に空間を形成して装着される透明、または半透明の素材で構成された天面部材とからなり、外容器本体の後壁に蝶番機構を介して装着されており、
    薄型で、簡単に持ち運びができるとともに、中容器の蝶番機構により枢着された端部と反対側の端部を蓋体の前壁に係合し、外容器および蓋体とともに中容器を底部とする三角形を組み立てて開蓋状態を固定することができるようにしたことを特徴とする芳香剤容器。
  2. 蓋体本体上面に、鏡が装着されていることを特徴とする請求項1記載の芳香剤容器。
  3. 外容器の底面に、透明または半透明の素材で構成された天面部材を、空間を形成するように装着し、
    外容器と天面部材との間の空間に、表示面を設けたシート状物を挿入するようにしたことを特徴とする請求項1記載の芳香剤容器。
  4. 外容器の底面に、鏡が装着されていることを特徴とする請求項1または3記載の芳香剤容器。
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