JP5107544B2 - 蛍光表示管駆動回路 - Google Patents

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本発明は、蛍光表示管駆動回路に関し、特に蛍光表示管のフィラメントの両端の極性が交互に切り換わるように当該フィラメントに直流電圧を印加することによって当該フィラメントを駆動する、蛍光表示管駆動回路に関する。
この種の蛍光表示管駆動回路として、従来、例えば特許文献1に開示されたものがある。この従来技術によれば、フィラメントの両端にスイッチング素子を含む2つの主電流路が接続されている。そして、波形発生器から出力される矩形波によって、これら2つの主電流路のスイッチング素子が交互にオン/オフすることにより、フィラメントに流れる電流の方向が交互に変わり、当該フィラメントに交流電圧が印加される。なお、2つの主電流路は、Hブリッジ回路によって構成される旨が、開示されている。
特開2004−29496号公報
しかしながら、上述の従来技術では、Hブリッジ回路(2つの主電流路)を構成する各スイッチング素子がオン/オフする瞬間に、タイミングによっては、当該各スイッチング素子の全てが同時にオフする可能性がある。すると、フィラメントが電気的に浮いた状態になり、当該フィラメントの電位がアノードおよびグリッド側の高い電位に引き寄せられる。そして、フィラメントとアノードおよびグリッドとの間の電位差が不安定となり、ひいてはアノードの輝度が不安定となる、つまり表示がちらつく、という問題が生じる。
そこで、本発明は、極めて簡単な構成で表示のちらつきを防止できる蛍光表示管駆動回路を提供することを、目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、蛍光表示管のフィラメントの両端の極性が交互に切り換わるように当該フィラメントに直流電圧を印加することによって当該フィラメントを駆動する蛍光表示管駆動回路において、切換手段と、2値信号生成手段と、を具備する。具体的には、切換手段は、2つの2値信号に基づいて、フィラメントの一端を正極とし他端を負極とするように当該フィラメントに直流電圧を印加する第1状態と、フィラメントの一端を負極とし他端を正極とするように当該フィラメントに直流電圧を印加する第2状態と、フィラメントの両端を基準電位に接続する第3状態と、のいずれかの状態に切り換わる。そして、2値信号生成手段は、切換手段が第3状態を挟んで第1状態と第2状態とに交互に切り換わるように、つまり当該切換手段が第1状態および第2状態の一方から他方に切り換わる際に必ず第3状態を経るように、2つの2値信号を生成する。さらに、ここで言う直流電圧は、蛍光表示管のアノードおよびグリッドのそれぞれに印加される電圧と共通の基準電位を基準とする、ものである。
即ち、本発明では、フィラメントの両端の極性が切り換わる際に、当該フィラメントの両端は、必ず、アノードおよびグリッドのそれぞれが基準とするのと同じ基準電位に接続される。従って、フィラメントの両端の極性が切り換わる際を含め、当該フィラメントとアノードおよびグリッドとの間の電位差は、常に安定している。しかも、このフィラメントの両端の極性を切り換えるという動作は、2つの2値信号によって制御される。
なお、本発明において、2値信号生成手段は、互いに逆位相の2つの矩形波信号を生成する矩形波信号生成手段と、これら2つの矩形波信号の立ち上がりのみまたは立ち下がりのみのタイミングを遅延させることによって上述の2つの2値信号を生成するタイミング変更手段と、を含むものとしてもよい。このような2値信号生成手段によって生成された2つの2値信号は、互いの立ち上がりおよび立ち下がりタイミング、ならびにデューティが異なる信号になる。
また、ここで言う2つの矩形波信号のデューティは、1/2であるのが、望ましい。
さらに、タイミング変更手段は、これら2つの矩形波信号がそれぞれ一端に入力される2つの抵抗器と、当該2つの抵抗器の他端と基準電位との間にそれぞれ接続された2つのコンデンサと、2つの抵抗器にそれぞれ並列に接続された2つの整流素子と、を含むものとしてもよい。なお、整流素子としては、ダイオードが適当である。
そして、切換手段は、フィラメントを負荷とするHブリッジ回路を含むものであってもよい。
上述したように、本発明によれば、フィラメントの両端の極性が切り換わる際を含め、当該フィラメントとアノードおよびグリッドとの間の電位差は、常に安定している。従って、フィラメントの両端の極性が切り換わる瞬間に当該フィラメントとアノードおよびグリッドとの間の電位差が不安定になるという上述した従来技術とは異なり、表示がちらつくことはない。しかも、本発明において、フィラメントの両端の極性を切り換えるという動作は、2つの2値信号という極めてシンプルな信号により制御される。つまり、本発明によれば、極めて簡単な構成で表示のちらつきを防止することができる。
本発明が適用された表示装置10の一実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。
この実施形態に係る表示装置10は、通信機器等の各種電子機器、特にバッテリ等の直流電源を駆動電源としまたはバックアップ電源とする電子機器、に適用されるものであり、図1に示すように、セグメントタイプの蛍光表示管(Vacuum Fluorescent Display;以下、VFDと言う。)12を備えている。
VFD12は、アノードとしてのセグメント14と、このセグメント14に対向して設けられたカソードとしてのフィラメント16と、これらアノード14およびフィラメント16の間に設けられたグリッド18と、を有している。このうち、セグメント14およびグリッド18は、セグメント−グリッド駆動回路(SG駆動回路)20によって駆動され、具体的には、当該セグメント−グリッド駆動回路20から接地電位を基準とする約+30[V]のセグメント電圧Vsおよびグリッド電圧Vgがそれぞれ供給されることによって駆動される。一方、フィラメント18は、フィラメント駆動回路30によって次のように駆動される。
即ち、フィラメント駆動回路30は、矩形波信号生成手段としての発振回路32を有している。この発振回路32は、図2(a)および(b)に示すような互いに逆位相の2つの矩形波信号S1およびS2を生成する。なお、これら2つの矩形波信号S1およびS2の周波数は、例えば5[kHz]であり、デューティは、1/2である。また、矩形波信号S1およびS2のロー(L)レベルは、接地電位、つまり0[V]であり、ハイ(H)レベルは、当該接地電位を基準として例えば+5[V]である。
これらの矩形波信号S1およびS2は、それぞれタイミング変更手段としてのタイミング変更回路34および36に入力される。タイミング変更回路34および36は、各々に入力された矩形波信号S1およびS2の立ち下がりのみのタイミングを遅延させることによって、当該矩形波信号S1およびS2のデューティを変更し、ひいては互いの立ち上がりタイミングおよび立ち下がりタイミングをずらすものであり、具体的には図3に示すような構成とされている。なお、図3は、一方のタイミング変更回路34のみの構成を示すが、他方のタイミング変更回路36についても、これと全く同じ構成である。
この図3に示すように、タイミング変更回路34は、矩形波信号S1が一端に入力される抵抗器340と、この抵抗器340の他端と接地電位との間に接続されたコンデンサ342と、当該抵抗器340に並列に接続された、言い換えれば抵抗器360およびコンデンサ42から成るCR積分回路(またはCRローパスフィルタ回路)に並列に接続された、整流素子としてのダイオード344と、によって構成されている。なお、ダイオード344は、アノード端子を抵抗器340の一端に接続し、カソード端子を当該抵抗器340の他端に接続するように、言わば矩形波信号S1の流れに対して順方向に、設けられている。
このように構成されたタイミング変更回路34および36からは、それぞれ図2(c)および(d)に誇張して示すような互いにデューティの異なる2つの2値信号D1およびD2が出力される。即ち、一方のタイミング変更回路34からは、デューティが1/2よりも大きい、例えばデューティ比が51[%]の、2値信号D1が出力される。そして、他方のタイミング変更回路36からは、当該一方の2値信号D1とはデューティが逆の、つまりデューティ比が49[%]の、2値信号D2が出力される。なお、これらの2値信号D1およびD2についても、矩形波信号S1およびS2と同様、ロー(L)レベルは接地電位であり、ハイ(H)レベルは当該接地電位を基準として+5[V]であることは、言うまでもない。
これら2つの2値信号D1およびD2は、切換手段としての切換回路38に入力される。切換回路38は、直流モータ制御用のIC(Integrated Circuit)を転用したものであり、具体的には、図4に示すように、フィラメント16を負荷とするHブリッジ回路380と、入力信号としての2つの2値信号D1およびD2に基づいて当該Hブリッジ回路380を制御する制御回路382と、を有している。
Hブリッジ回路380は、4つのスイッチング素子、例えばNチャンネル型電解効果トランジスタ(Field Effect Transistor;以下、FETと言う。)384,386,388および390を、有している。このうち2つのFET384および386のドレイン端子には、接地電位を基準とする+5[V]の直流のフィラメント電圧Vfが印加されている。そして、これら2つのFET384および386のソース端子は、それぞれ他のFET388および390のドレイン端子に接続されている。さらに、これら他のFET388および390のソース端子は、接地電位に接続されている。そして、FET384のソース端子とFET388のドレイン端子との接続点に、フィラメント16の一端F1が接続されており、FET386のソース端子とFET390のドレイン端子との接続点に、当該フィラメント16の他端F2が接続されている。
制御回路382は、上述したタイミング変更回路34および36から入力される2つの2値信号D1およびD2に基づいて、図5に示すように、正モード、逆モード、接地モードおよび開放モードという4つの動作を選択的に行う。
具体的には、一方の2値信号D1がハイレベルであり、他方の2値信号D2がローレベルであるとき、制御回路382は、正モードとなり、図6に示すように、FET384および390をオン(ON)すると共に、FET386および388をオフ(OFF)するように、これらFET384,386,388および390を制御する。これによって、同図に点線の矢印392で示すように、フィラメント電圧Vfの印加点から、FET384→フィラメント16→FET390→接地電位、という経路で直流電流が流れる。
これとは反対に、一方の2値信号D1がローレベルであり、他方の2値信号D2がハイレベルであるとき、制御回路382は、逆モードとなり、図7に示すように、FET384および390をオフすると共に、FET386および388をオンする。これによって、同図に点線の矢印394で示すように、フィラメント電圧Vfの印加点から、FET386→フィラメント16→FET388→接地電位、という経路で直流電流が流れる。
さらに、2つの2値信号D1およびD2がいずれもハイレベルであるとき、制御回路382は、接地モードとなり、図8に示すように、FET384および386をオフすると共に、FET388および390をオンする。これによって、同図に点線の矢印396および396で示すように、フィラメント16の両端F1およびF2が接地電位に接続される。
そして、2つの2値信号D1およびD2がいずれもローレベルであるとき、制御回路382は、開放モードとなり、図9に示すように、全てのFET384,386,388および390をオフする。これによって、フィラメント16の両端F1およびF2は開放される。
このように2つの2値信号D1およびD2に基づいて制御回路382が各FET384,386,388および390を制御することによって、フィラメント16の両端F1およびF2には、それぞれ図2(e)および(f)に示すような電圧が印加される。即ち、一方の2値信号D1がハイレベルであり、他方の2値信号D2がローレベルである、正モードのとき、フィラメント16には、その一端F1を正極とし、他端F2を負極として、フィラメント電圧Vfが印加される。そして、一方の2値信号D1がローレベルであり、他方の2値信号D2がハイレベルである、逆モードのとき、フィラメント16には、一端F1を負極とし、他端F2を正極として、フィラメント電圧Vfが印加される。さらに、2つの2値信号D1およびD2がいずれもハイレベルである、接地モードのとき、フィラメント16は、接地電位とされる。そして、正モードと逆モードとは、5[kHz]という上述した矩形波信号S1およびS2の周波数に従って交互に繰り返され、その際、必ず、接地モードを経由する。つまり、フィラメント16は、常に接地電位またはフィラメント電圧(電位)Vfに維持され、電気的に浮くことはない。
なお、図2に示す態様では、制御回路382が開放モードになることない。開放モードは、この実施形態の表示装置10を備えた電子機器が待機状態にあるとき、いわゆるスタンバイ時に、有効化される。即ち、スタンバイ時には、図示しないCPU(Central Processing Unit)から上述した発振回路32にスタンバイ信号Rが与えられる。これを受けて、発振回路32は、矩形波信号S1およびS2として、それぞれローレベル信号を生成する。すると、当然に、2つの2値信号D1およびD2がいずれもローレベルとなり、これに応じて、制御回路382は開放モードになる。開放モードにおいては、上述したように、フィラメント16の両端F1およびF2が開放されるので、当該フィラメント16は電気的に浮いた状態になる。これによって、セグメント14およびグリッド18からフィラメント16への電流の流れが完全に遮断され、スタンバイ時における消費電流が低減される。
以上のように、この実施形態によれば、フィラメント16の両端F1およびF2の極性が切り換わる瞬間を含め、当該フィラメント16が電気的に浮くことはない。従って、フィラメント16とセグメント14およびグリッド18のそれぞれとの間の電位差は、常に安定しており、よって、フィラメントの両端の極性が切り換わる瞬間にフィラメントとアノードおよびグリッドとの間の電位差が不安定になるという上述した従来技術とは異なり、セグメント14の表示がちらつくことはない。しかも、このようにセグメント14の表示のちらつきを防止しつつフィラメント16の両端F1およびF2の極性を切り換えるという動作は、互いに逆位相の2つの矩形波信号S1およびS2を基に極めて簡単な構成のタイミング変更回路34および36によって生成された2つの2値信号D1およびD2により制御される。つまり、この実施形態によれば、極めて簡単な構成でセグメント14の表示のちらつきを防止することができる。
なお、上述の如くフィラメント16の両端F1およびF2の極性が切り換わる瞬間に当該フィラメント16の両端F1およびF2が接地電位に接続されることによって、当該フィラメント16から熱電子が放出されなくなり、これが原因でセグメント14の表示がちらつくのではないかと、懸念される。しかしながら、フィラメント16が接地電位に接続されても、それが瞬間的な場合には、それまでの余熱によって当該フィラメント16から熱電子が継続して放出される。そして、このときの熱電子の放出量は、フィラメント16にフィラメント電圧Vfが印加されているときよりも少ないが、当該フィラメント16とセグメント14およびグリッド18のそれぞれとの電位差は却って大きくなるため、セグメント14に対する熱電子の衝突エネルギは大きくなる。つまり、フィラメント16が接地電位に接続されることによる熱電子放出量の減衰分は、当該フィラメント16とセグメント14およびグリッド18のそれぞれとの電位差が大きくなることによる熱電子エネルギの増大分によって補償される。ゆえに、フィラメント16が接地電位に接続されても、セグメント14の表示がちらつくことはない。
また、上述した従来技術においては、Hブリッジ回路を構成する各スイッチング素子がオン/オフする瞬間に、タイミングによっては、当該各スイッチング素子の全てが同時にオンする可能性もある。この場合、いわゆる貫通電流が流れるため、各スイッチング素子が発熱したり、或いは当該各スイッチング素子を含む駆動回路全体の効率が低下したりする等の、不都合が生じる。
これに対して、この実施形態においては、Hブリッジ回路380を構成する全てのFET384,386,388および390が同時にオンすることはない。従って、貫通電流が流れることもなく、また、当該貫通電流が流れることによる不都合も生じない。
なお、この実施形態においては、矩形波信号S1およびS2の周波数、つまりフィラメント16に印加される電圧の周波数を、5[kHz]としたが、これに限らない。例えば、1[kHz]〜100[kHz]の範囲内で適宜決定すればよい。
また、2値信号D1およびD2のデューティ比、つまりフィラメント16に印加されるパルス電圧のデューティ比を、51[%]および49[%]としたが、これについても、例えば40[%]〜60[%]の範囲内で適宜決定すればよい。
さらに、フィラメント電圧Vfを+5[V]とし、セグメント電圧Vsおよびグリッド電圧Vgをそれぞれ+30[V]としたが、これ以外の電圧値としてもよい。ただし、いずれについても、接地電位を基準とすることが、肝要である。
そして、VFD12は、セグメントタイプに限らず、ドットマトリックスタイプやグラフィックタイプ等の他タイプのものを採用してもよい。
また、タイミング変更回路34および36については、矩形波信号S1およびS2の立ち上がりタイミングのみを遅延させることとしたが、立ち下がりタイミングのみを遅延させてもよい。この場合、例えば図3に示したダイオード344の向きを反対にすればよい
そして、切換回路38については、直流モータ制御用のICを転用することとしたが、これに限らない。即ち、他のICを用いてもよいし、個別の電子部品を組み合わせることによって当該切換回路38を実現してもよい。また、スイッチング素子としてのFET384,386,388および390に代えて、トランジスタ(バイポーラトランジスタ)を採用してもよい。
本発明の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図1における各主要部の電気信号の態様を示すタイミング図である。 図1におけるタイミング変更回路の詳細な構成を示す回路図である。 図1における切換回路の詳細な構成を示す回路図である。 同切換回路の入力信号に対する動作を示す一覧である。 同切換回路の正モードの動作を示す図解図である。 同切換回路の逆モードの動作を示す図解図である。 同切換回路の接地モードの動作を示す図解図である。 同切換回路の開放モードの動作を示す図解図である。
符号の説明
10 表示装置
12 VFD
14 セグメント
16 フィラメント
18 グリッド
30 フィラメント駆動回路
32 発振回路
34,36 タイミング変更回路
38 切換回路

Claims (3)

  1. 蛍光表示管のフィラメントの両端の極性が交互に切り換わるように該フィラメントに直流電圧を印加することによって該フィラメントを駆動する蛍光表示管駆動回路において、
    上記直流電圧は上記蛍光表示管のアノードおよびグリッドのそれぞれに印加される電圧と共通の基準電位を基準とし、
    2つの2値信号に基づいて、上記フィラメントの一端を正極とし他端を負極とするように該フィラメントに上記直流電圧を印加する第1状態と、該フィラメントの一端を負極とし他端を正極とするように該フィラメントに該直流電圧を印加する第2状態と、該フィラメントの両端を上記基準電位に接続する第3状態と、のいずれかの状態に切り換わる切換手段と、
    上記切換手段が上記第3状態を挟んで上記第1状態と上記第2状態とに交互に切り換わるように上記2つの2値信号を生成する2値信号生成手段と、
    を具備し、
    上記2値信号生成手段は、互いに逆位相の2つの矩形波信号を生成する矩形波信号生成手段と、該2つの矩形波信号の立ち上がりのみまたは立ち下がりのみのタイミングを遅延させることによって上記2つの2値信号を生成するタイミング変更手段と、を含み、
    さらに、上記タイミング変更手段は、上記2つの矩形波信号がそれぞれ一端に入力される2つの抵抗器と、該2つの抵抗器の他端と上記基準電位との間にそれぞれ接続された2つのコンデンサと、該2つの抵抗器にそれぞれ並列かつ互いに同じ向きに接続された2つの整流素子と、を含むこと、
    を特徴とする、蛍光表示管駆動回路。
  2. 上記2つの矩形波信号のデューティは1/2である、請求項に記載の蛍光表示管駆動回路。
  3. 上記切換手段は上記フィラメントを負荷とするHブリッジ回路を含む、請求項1または2に記載の蛍光表示管駆動回路。
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