JP5107485B2 - 加減速式手摺駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗降口での移動速度が遅く、中間部で加速、減速が可能な加減速エスカレータの加減速式手摺駆動装置に関する。
従来のエスカレータは、人が乗る階段(ステップ)の移動速度が一定であり、勾配によりステップの最大移動速度が制限されている。そのため、エスカレータの移動速度は、通常許容される最大速度に設定されており、人が乗り降りする乗降口(入口及び出口)において、高齢者や子供が転倒するなどの事故が発生しやすい問題点があった。
そこで、乗降口での移動速度が遅く、中間部で加速、減速が可能な加減速エスカレータが提案されている(例えば、特許文献1、2)。
一方、乗込み口において低速で移動し、加速して中間部で高速を維持し、次いで減速して降り口において再び低速で移動するようになった動く歩道が「可変速式動く歩道」として使用されている。かかる可変速式動く歩道では、歩行者の手摺も、踏面と同様に加速、等速及び減速をする必要がある。そこで、加減速式動く歩道の手摺装置としては、特許文献3〜8が既に提案されている。
特開2002−326780号公報、「可変速エスカレーター」 国際公開番号WO2011/138844A1、「加減速装置とこれを備えた加減速エスカレータ」 特開2000−318961号公報、「加減速式動く歩道用手摺」 特開2001−322788号公報、「可変速式動く歩道及びそのハンドレール」 特開2003−63767号公報、「動く歩道の手摺装置」 特開2003−226480号公報、「可変速式動く歩道の手すり装置」 特開2010−023965号公報、「可変速式動く歩道の手摺装置」 特開2010−241542号公報、「可変速式動く歩道の手摺装置」
特許文献2の加減速装置は、スライド押し金具がパレットの上方にも延びるため、パレットの上方に大きなスペースが必要である。しかるに、特許文献2の加減速装置を加減速エスカレータの手摺部に使用すると、手摺より上方にスライド押し金具の先端が突き出てしまい、手摺として使用できない。そのため、加減速エスカレータの手摺に特許文献2の加減速装置を使用することは出来なかった。
また、上述した手摺装置は、速度の異なる多くのユニットを段階的に並べている。そのため、速度が急変する手摺乗継部において踏面からのショックと共に手摺からも強いショックを受ける問題点があった。歩行者は手摺からのショックを避けるためには手摺乗継部で一旦手摺から手を離して持ち替える必要があり、動く歩道の利用中に歩行者は緊張しつづける必要があった。
また、手摺乗継部で手摺から手を離さない場合、柔らかい手袋や袖口が手摺乗継部に巻き込まれるおそれもあった。
そこでこれらの問題点を解決するために、本発明の発明者は、先に特許文献7を創案し、出願した。
特許文献7の手摺装置は、加速及び減速をショックなしに無段階で行うことができ、乗込み口から降り口まで手摺を持ち替える必要がなく、柔らかい手袋や袖口であっても機構部分に巻き込まれるおそれがないものである。
しかし、特許文献7の手摺装置において、可変速式動く歩道を利用する際に利用者が直接手でつかむ握り部は、移動方向に間隔を隔てて位置する棒状の部材である。この棒状部材に利用者のつかむ部分が限定されるため、可変速式ではない従来の動く歩道の手摺ベルトと比較して、違和感があり、使い難い問題点があった。
そこで、さらにこれらの問題点を解決するために、本発明の発明者は、先に特許文献8を創案し、出願した。
特許文献8の手摺装置は、水平プレートを有する可変速式動く歩道に適用でき、全体として平板状のベルト形状が維持されるので、可変速式ではない従来の動く歩道の手摺ベルトと比較して、違和感が少なく、使い易いものである。
しかし、特許文献8の手摺装置において、全体として平板状のベルト形状を形成する可撓性手摺ベルト部材は、利用者がつかむ初速域及び加速域と高速域において、可撓性手摺平板部材の幅方向両側の張り出し部分を下方に湾曲させ、可変速式動く歩道の降り口側において、可撓性手摺平板部材の幅方向両側の張り出し先端部分を下方内側から上方に復帰させるので、可撓性手摺平板部材の張り出し部分に負担がかかる問題点があった。
また、加減速エスカレータでは、可変速式動く歩道とは異なり、手摺も踏面と同様に曲線軌跡を加速、等速及び減速をする必要がある。しかし、上述した従来の可変速式動く歩道の手摺装置(以下、単に「手摺装置」という)は、直線軌跡に対応した構造であり、エスカレータの手摺には必要である曲線軌跡では使用することができなかった。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、曲線軌跡を加速、等速及び減速をする加減速エスカレータに適用でき、加速及び減速をショックなしに無段階で行うことができ、乗込み口から降り口まで手摺を持ち替える必要がない加減速式手摺駆動装置を提供することにある。
本発明によれば、乗込み口側と降り口側にそれぞれ設けられ水平軸を中心に回転する1対の円板形プーリと、
円板形プーリの間にエンドレスに掛けわたされた伸縮リンクチェーンと、
伸縮リンクチェーンの外側に取付けられ、その走行方向に間隔が無段階に伸縮する複数の可撓性手摺ベルト部材と、を備え、
伸縮リンクチェーンは、互いに直列に連結された複数の伸縮リンクからなり、各伸縮リンクは、長さ方向で自在に伸縮可能であり、かつそれぞれピボットを有しており、
さらに、ピボットを加速又は減速する加減速装置を備え、
加減速装置は、所定の第1軌跡に沿ってエンドレスに案内された第1軌跡チェーンと、末端が第1軌跡チェーンに揺動可能に取り付けられ外方に延びる棒状の第1押し金具とを有し、
第1押し金具の先端は、ピボットに着脱可能に係合するようになっており、
ピボットに対する第1押し金具の揺動角度の変化によりピボット間の距離を連続的に変化させて、ピボットを加速又は減速する、ことを特徴とする加減速式手摺駆動装置が提供される。
上述した本発明の構成によれば、ピボットに対する第1押し金具の揺動角度の変化により隣り合うピボット間の距離を連続的に変化させて、ピボットを加速又は減速するので、
ピボットに対する揺動角度を変化させながら第1押し金具が第1軌跡に沿って回転することにより、ピボット間の距離を連続的に変化させ、伸縮リンクチェーンの走行方向速度の加速及び減速をショックなしに無段階で行うことができる。
また、ピボットを加速又は減速する加減速装置を備えるので、加減速エスカレータに適用することができる。
また、加減速装置が、ピボットに対する第1押し金具の傾きの揺動角度の変化によりピボットを加速又は減速させてピボット間の距離を連続的に変化させるので、曲線軌跡でも使用することができる。
本発明の加減速式手摺駆動装置の全体の平面図である。 本発明の加減速式手摺駆動装置の全体の側面図である。 本発明の加減速式手摺駆動装置の詳細な平面図である。 本発明の加減速式手摺駆動装置の詳細な側面図である。 本発明の加減速式手摺駆動装置の部分拡大図である。 第1押し金具が固定部材に対して垂直であるときの本発明の押し金具機構の側面図である。 第1押し金具が固定部材に対して第2押し金具の方向に傾くときの本発明の押し金具機構の側面図である。 第1押し金具が図4Bの反対側に傾くときの本発明の押し金具機構の側面図である。 本発明の伸縮リンクチェーンの説明図である。 本発明の可撓性手摺ベルト部材を上面から見た説明図である。 図6AのA−A断面図である。 4種類の可撓性手摺ベルト部材を組み合わせたときの上から見た櫛歯部材の説明図である。 第1低速部(乗り口)と第2低速部(降り口)の本発明の伸縮リンクチェーンと可撓性手摺ベルト部材の幅方向断面図である。 第1低速部(乗り口)と第2低速部(降り口)の本発明の可撓性手摺平板部材と伸縮リンクチェーンを上方から見た説明図である。 加速部と減速部の本発明の伸縮リンクチェーンと可撓性手摺ベルト部材の幅方向断面図である。 加速部と減速部の本発明の可撓性手摺平板部材と伸縮リンクチェーンを上方から見た説明図である。 高速部の本発明の伸縮リンクチェーンと可撓性手摺ベルト部材の幅方向断面図である。 高速部の本発明の可撓性手摺平板部材と伸縮リンクチェーンを上方から見た説明図である。 本発明の加減速装置の加減速発生機構の説明図である。 図4AのB−B矢視図である。
図1Aは、本発明の加減速式手摺駆動装置2の全体の平面図であり、図1Bは本発明の加減速式手摺駆動装置2の全体の側面図である。なお、図1Aに示すように本発明の加減速式手摺駆動装置2(以下、単に「手摺装置2」という)は加減速エスカレータ4の両側(図で上下)に1対が対称に設けられる。
図2Aは、本発明の加減速式手摺駆動装置2の詳細な平面図であり、図2Bは本発明の加減速式手摺駆動装置2の詳細な側面図である。
図3は、本発明の加減速式手摺駆動装置2の部分拡大図である。
図4Aは、第1押し金具128が固定部材123に対して垂直であるときの本発明の押し金具機構126の側面図であり、図4Bは第1押し金具128が固定部材123に対して第2押し金具132の方向に傾くときの本発明の押し金具機構126の側面図である。また、図4Cは第1押し金具128が図4Bの反対側に傾くときの本発明の押し金具機構126の側面図である。
以下、片側の手摺装置2のみを説明する。
本発明は、加減速装置12において、図4A,図4B,図4Cの如く、連結金具134を第1押し金具128と第2押し金具132の先端に設け、その走行軌跡が手摺の傾斜曲線に沿って、滑らかに並走しながら加減速が出来ることを特徴としている。
図1Bと図2Bに示すように、本発明による加減速式手摺駆動装置2のピボット84は、階下から階上まで、進行方向の順で、第1低速部、加速部、高速部、減速部、第2低速部に区分される速度領域に連続して、エンドレスに配列される。
また、図3に示すように、本発明の手摺装置2は、1対の円板形プーリ6、伸縮リンクチェーン8、可撓性手摺ベルト部材10、加減速装置12、及び等速駆動装置14を備える。また、加減速装置12は、第1軌跡チェーン122、スキップレール124、及び複数の押し金具機構126を備える。第1軌跡チェーン122は、固定部材123と連結部材125が交互に連結されたチェーンである。そして、押し金具機構126は、第1押し金具128、スイングヨーク130、第2押し金具132、及び連結金具134を備える。
さらに、伸縮リンクチェーン8は、互いに直列に連結された複数の伸縮リンク82からなり、ピボット84を有する。
1対の円板形プーリ6は、乗込み口側INと降り口側OUTにそれぞれ設けられ、水平軸を中心に回転する。円板形プーリ6はそれぞれ、図示しない回転駆動装置により、乗込み口及び降り口における加減速エスカレータ4の踏面の移動速度(低速)と同じ周速で回転駆動される。
図5は、本発明の伸縮リンクチェーン8の説明図である。
以下、図1、図3、及び図5を使用し、本発明の伸縮リンクチェーン8について説明する。
伸縮リンクチェーン8は、1対の円板形プーリ6の間にエンドレスに掛けわたされ、その間をエンドレスに回転するようになっている。そして、伸縮リンクチェーン8は、互いに直列に連結された複数の伸縮リンク82からなる。各伸縮リンク82は、長さ方向(走行方向)で自在に伸縮可能に構成されている。また、各伸縮リンク82は、それぞれピボット84を有する。そして、ピボット84は可撓性手摺ベルト部材10に沿って平行に走行し、第1押し金具128の先端に着脱可能に係合する。
すなわち、加減速装置12の連結金具134が、伸縮リンク82のピボット84と係合してその走行方向にピボット84間の距離L1,L2,L3,L4を連続的に変化させ、伸縮リンクチェーン8を加速又は減速走行するようになっている。
ピボット84の距離L1,L2,L3,L4は、乗込み口側IN及び降り口側OUT(低速側)が短く、中間部(高速側)に向けて大きくなっている。
伸縮リンク82は、ピボット84に中央が回転可能に連結された同一長さの駆動リンク86及び補助リンク88と、隣接する駆動リンク86と補助リンク88の端部を回転可能に連結する端部撓みブッシュ90とからなる。
駆動リンク86の中央はピボット84と一体であり、上方に延び中央撓みブッシュ92を介して補助リンク88に回転可能に連結する軸83を有している。中央撓みブッシュ92及び端部撓みブッシュ90は、ピボット84間の距離の変化、又は円板形プーリ6の外周に沿って伸縮リンク82が最も縮まった状態で円弧状に曲がる際に生じる駆動リンク86と補助リンク88の連結部の芯ズレΔ1,Δ2,Δn、およびΔa,Δb,Δmを吸収する十分な撓み量を有する。
図6Aは、本発明の可撓性手摺ベルト部材10を上面から見た説明図であり、図6Bは、図6AのA−A断面図である。また、図6Cは、4種類の可撓性手摺ベルト部材10A,10B,10C,10Dを組み合わせたときの上から見た櫛歯部材104の説明図である。
櫛歯部材104は、走行方向に対して前後に張り出して複数延び、中央が可撓性手摺平板部材102の上面に幅方向に間隔を隔てて一体成型されている。また、櫛歯部材104は、隣接する複数の可撓性手摺平板部材102が近接時に、重ならないように幅方向に互い違いに位置する。すなわち、図6Cに示すように、櫛歯部材104の可撓性手摺平板部材102に固定される位置の違いによって、可撓性手摺ベルト部材10は、可撓性手摺ベルト部材10A,10B,10C,10Dの4種類が存在する。そして、可撓性手摺ベルト部材10は、4種類の可撓性手摺ベルト部材10A,10B,10C,10Dを組み合わせることにより、ベルト形状を形成している。
また、櫛歯部材104の高さ方向の幅は、中央から両端部にかけて漸減することが好ましい。この構造により、円板形プーリ6の周囲を可撓性手摺ベルト部材10が回転する際に、櫛歯部材104の両端が隣接した櫛歯部材104の上面より外側に飛び出すことなく、平坦である。
図7Aは、第1低速部(乗り口)と第2低速部(降り口)の本発明の伸縮リンクチェーン8と可撓性手摺ベルト部材10の幅方向断面図であり、図7Bは、第1低速部(乗り口)と第2低速部(降り口)の本発明の可撓性手摺平板部材102と伸縮リンクチェーン8を上方から見た説明図である。
図7Cは、加速部と減速部の本発明の伸縮リンクチェーン8と可撓性手摺ベルト部材10の幅方向断面図であり、図7Dは、加速部と減速部の本発明の可撓性手摺平板部材102と伸縮リンクチェーン8を上方から見た説明図である。
図7Eは、高速部の本発明の伸縮リンクチェーン8と可撓性手摺ベルト部材10の幅方向断面図であり、図7Fは、高速部の本発明の可撓性手摺平板部材102と伸縮リンクチェーン8を上方から見た説明図である。
可撓性手摺ベルト部材10は、伸縮リンクチェーン8の外側に取付けられ、その走行方向に間隔が無段階に伸縮する。
各可撓性手摺ベルト部材10は、可撓性手摺平板部材102と複数の櫛歯部材104の一体成型品で、可撓性手摺ベルト走行案内フレーム11に案内され走行する。
可撓性手摺平板部材102は、走行方向に直交して伸縮リンクチェーン8の外側に取り付けられ、走行方向に対する幅方向両端が下面にむけて湾曲している。
本発明の可撓性手摺平板部材102は、その下面に走行方向に対する幅方向に延びる長穴103を有し、この長穴103に駆動リンク86から延びる2本の駆動ロッドピン85が嵌合している。駆動ロッドピン85は、伸縮リンクチェーン8の伸縮により、長穴103内で、幅方向にスライドしながら駆動力を伝えることができる。
この構成により、伸縮リンク82の伸縮を許容しながら、可撓性手摺平板部材102を走行方向に常に直交に維持することができる。
図8は、本発明の加減速装置12の加減速度発生機構の説明図である。
図9は、図4AのB−B矢視図である。
以下、図1、図4、図8、及び図9を使用し、本発明の加減速装置12について説明する。
加減速装置12は、ピボット84を加速又は減速する。加減速装置12は、加速部と減速部に備えられ、第1軌跡チェーン走行レール121、第1軌跡チェーン122、スキップレール124、及び複数の押し金具機構126を備える。
また、図1に示すように、本発明の加減速装置12において、下側乗り口では、上側面が加速装置となっており、下側面が減速装置となる。
加減速装置12は、低速部のチェーン速度V1と高速部のチェーン速度V3の速度差を、加減速装置12チェーン速度V2を一定に保ったまま、しかも、滑らかなに加減速されなければならない。その滑らかな動きの加減速は、第1押し金具128の動きによって調整される。
すなわち、図8に示す通り、上りエスカレータの加速部の加減速装置12の場合、ピボット84の速度がチェーン速度V2と等しくなるまで、第1押し金具128は進行方向と逆方向に傾斜し(減速作用範囲H)、ピボット84をV1からV2まで漸増させる。そして、ピボット84の速度とチェーン速度V2との差が0になるポイント(J点)から下流側(加速作用範囲I)では、第1押し金具128が、ピボット84の進行方向と同じ方向に傾斜し、V3まで加速させる。
また、逆転時は、加減速装置の機能は減速装置となり逆になるが、減速動作は上記と同じである。
第1軌跡チェーン122は、押し金具機構126が連結される固定部材123と、隣り合った固定部材123を連結する連結部材125が交互に連結されたチェーンであり、所定の第1軌跡に沿って、エンドレスに案内され、加速部及び減速部のチェーン速度V2で回転する。すなわち、第1軌跡チェーン122は、一定の加速部及び減速部のチェーン速度V2で回転する3つのスプロケット122a,122b,122cによって、第1軌跡チェーン走行レール121に案内され、第1軌跡に沿って回転する。
押し金具機構126は、第1押し金具128、連結軸129、スイングヨーク130、第2押し金具132、及び連結金具134を備える。
第1押し金具128は、外方に延びる棒状の金具であり、末端が第1軌跡チェーン122に揺動可能に取り付けられている。
すなわち、第1押し金具128の末端は、手摺装置2の幅方向に延びる連結軸129に、固く連結固定されている。また、連結軸129の一端が第1軌跡チェーン122の固定部材123を回転可能に貫通することにより、第1押し金具128の末端は、固定部材123に揺動可能に取り付けられている。また、連結軸129の一端には、第1押し金具128に交差して、スイングヨーク130が連結固定により設けられている。
また、第1押し金具128の先端には、ピボット84が着脱可能に係合するよう連結金具134が装備されている。そして、連結軸129を中心として第1押し金具128とスイングヨーク130とが一体に回転する。
また、スイングヨーク130の他端には、スキップローラ131が回転自在に備えられている。そして、第1押し金具128は、第1軌跡チェーン走行レール121とスキップレール124との距離と位置関係の変化により、揺動角度を変化させながら、第1軌跡に沿って回転する。それにより、加減速装置12は、ピボット84間の距離を連続的に変化させ、伸縮リンクチェーン8の走行方向速度の加速および減速をショックなしに無段階で行うことができる。
なお、ピボット84は、伸縮リンクチェーン8を構成するため連続しており、全ての連結金具134と係合していない部分があっても、前後に係合したピボット84によって加減速部の所要の駆動力が維持可能である。そのため、加速部と減速部に位置するピボット84の全てが第1押し金具128の先端の連結金具134に係合されていなくても良い。ここでは、図1、図2、及び図3に示すように、3個毎にピボット84が第1押し金具128の先端の連結金具134に係合された場合を例示している。
しかし、これに限らず、4個以上のピボット84毎に係合されていてもよい。
第2押し金具132は、末端が第1軌跡チェーン122の固定部材123に揺動可能に取り付けられ、第1押し金具128と同一の長さで平行に揺動する。
すなわち、連結軸129と平行に延び両端が固定部材123に固定された下部ピン139に、第2押し金具132の末端が揺動可能に取り付けられている。
また、連結金具134は、第1押し金具128の先端と第2押し金具132の先端とをピン137,138で連結し、その上面に、ピボット84が着脱可能に嵌る(以下、嵌合接続とする)窪み136を備える。
すなわち、固定部材123、第1押し金具128、第2押し金具132、及び連結金具134はリンク機構を形成し、スイングヨーク130の傾きの変化によって、第1押し金具128と第2押し金具132の傾きを変化させる。そのため、加減速装置12は、押し金具機構126のリンク機構によって、駆動力をピボット84に対し直角に発生させることができる。
スキップレール124は、スイングヨーク130の他端に取り付けられたスキップローラ131を所定の第2軌跡に沿って案内する。そして、第1軌跡と第2軌跡との距離と位置関係の変化により第1押し金具128の揺動角度を変化させ、連結金具134によりピボット84間の距離を連続的に変化させることにより得た加速または減速を、第1軌跡チェーン速度V2に加減することにより、加減速装置12はピボット84を加速又は減速させる。
等速駆動装置14は、ピボット84を低速又は高速の一定の速度で駆動する。
すなわち、等速駆動装置14は、ピボット84を第1低速部で所定の第1低速で駆動し、高速部で高速で駆動し、第2低速部で第2低速で駆動する。
図2を使用し、加減速装置12について更に説明する。
この図に示すように、等速駆動装置14は、第1低速部と第2低速部のピボット84を所定の第1低速で駆動する低速チェーン駆動装置142と、高速部のピボット84を前記高速で駆動する高速チェーン駆動装置144とからなる。
また、この図において、ピボット84が3個毎に加減速装置12の第1押し金具128の先端に係合されているので、P1は第1低速チェーン駆動装置142の駆動金具142bのピッチ、P2は加減速装置12の第1押し金具128のピッチ、P3は高速チェーン駆動装置144の駆動金具144bのピッチであり、ピッチP3>P2/3>P1となっている。
加減速装置12は、ピボット84と接する加速部の上側面が、ピボット84を前記第1低速V1から第1低速より速い高速V3まで加速し、減速部のピボット84に接する面がピボット84を前記高速V3から前記高速より遅い所定の第2低速V1まで減速する。また、各々のチェーン長さは、各チェーンの付属部品取り付けピッチP1,P2,P3の整数倍となっている。
等速駆動装置14の各チェーン駆動装置と加減速装置12の各チェーン駆動装置は、各々の区域で別々のチェーンが駆動する。
チェーン速度は、第1低速部(乗り口)V1、加速部V2、高速部V3、減速部V2、第2低速部(降り口)V1である。乗り口と降り口の速度V1値は、この例では同じであるが相違してもよい。
低速チェーン駆動装置142は、片側の手摺装置2の階下の第1低速部に1台が設けられる。低速チェーン駆動装置142は、エンドレスに回転するチェーン142aと、このチェーン142aに一定ピッチP1で取り付けられ第1低速部に位置するピボット84に嵌合する複数の駆動金具142bと、そのチェーン142aに噛み合い一定の低速度V1で回転する2つのスプロケット142c,142dとを有する。
すなわち、図1と図2に示されるように、低速チェーン駆動装置142のチェーン142aは、円板形プーリ6と2つのスプロケット142c,142dにエンドレスに掛けられ、低速度V1で回転する。
そして、階下の第1低速部の上側と下側に位置する複数のピボット84を水平かつ一定の低速度V1で駆動する。
第2低速部の低速チェーン駆動装置142は、第1低速部の低速チェーンを上下逆にして設置したものであり、片側の手摺装置2の階上の第2低速部に1台が設けられる。
高速チェーン駆動装置144は、片側の手摺装置2の高速部に1台が設けられる。高速チェーン駆動装置144は、一定の勾配でエンドレスに回転するチェーン144aと、このチェーン144aに一定ピッチP3で取り付けられ高速部に位置するピボット84に嵌合する複数の駆動金具144bと、そのチェーン144aに噛み合い、一定の高速度V3で回転する4つのスプロケット144c,144d,144e,144fとからなる。そして、上下の高速部に位置する複数のピボット84を一定の勾配かつ一定の高速度V3で駆動する。
加速部の加減速装置12は、上側面が加速装置として機能し、下側面が減速装置として機能する。片側の手摺装置2の加速部には、加速装置として機能する面を上にして1台が設置される。そして片側の手摺装置2の減速部には、減速装置として機能する面を上にして1台が設置されている。加速部では、加減速装置12の上側面が、ピボット84を第1低速部の低速から高速部の高速まで移動速度を加速する機能を有する。反対に、減速部では、加減速装置12の下側面が、ピボット84を高速部の高速から第2低速部の低速まで移動速度を減速する。
また、本発明の加減速式手摺駆動装置2を下り用に用いる場合には、加減速装置12のチェーンが、反対に回転する。
加速域下流側と減速域上流側のピボット84の嵌合接続のピッチは、3個毎にピボット84が加減速装置12の第1押し金具128の先端に係合された場合、高速走行部分のピボット84のピッチ(以下、駆動金具取付ピッチP3)の3倍と同じである。同様に、加速域上流側と減速域下流側のピボット84の嵌合接続のピッチは、低速走行部分のピボット84のピッチ(以下、駆動金具取付ピッチP1)の3倍と同じである。
また、第1軌跡チェーン122の速度V2は、ピボット84の最短ピッチP1に対する第1押し金具128の取り付けピッチP2の1/3の長さ比だけ速い一定速度で走行する。すなわち、加速部と減速部のチェーン速度V2は数式(1)で表すことができる。

V2=V1×{(P2/3)/P1} ・・・(1)
上述した加減速装置12の構成により、第1低速部から移動するピボット84を連結金具134の窪み136に嵌め、第1軌跡チェーン122の速度V2と第1押し金具128の姿勢変化でピボット84を加速し、加速部と高速部との間でピボット84を高速チェーン駆動装置144に引き継ぐことで、第1低速部の低速から高速部の高速までピボット84の移動速度を加速することができる。
なお、加減速装置12は、上下を逆さにして減速部に設置することにより、減速装置として設置することができる。
また、本発明の加減速式手摺駆動装置2においては、伸縮リンクチェーン8が描く軌跡と第1軌跡と第2軌跡とは、図1、図2に記載したようになっているが、加減速装置12の使用用途によりこれらの軌跡を直線状又は水平曲線状に変更して使用することができることは当然である。
また、さらには、本加減速装置12を直列に並べれば、本作動原理からさらに大きい加減速速度、および加減速長さが可能となり、利用分野に合わせた形態が可能となる。
上述した本発明の構成によれば、ピボット84に対する第1押し金具128の揺動角度の変化によりピボット84間の距離を連続的に変化させて、ピボット84を加速又は減速するので、
ピボット84に対する揺動角度を変化させながら第1押し金具128が第1軌跡に沿って回転することにより、ピボット84間の距離を連続的に変化させ、伸縮リンクチェーン8の走行方向速度の加速及び減速をショックなしに無段階で行うことができる。
また、ピボット84を加速又は減速する加減速装置12を備えるので、加減速エスカレータ4に適用することができる。
また、加減速装置12が、ピボット84に対する第1押し金具128の傾きの揺動角度の変化によりピボット84間の距離を連続的に変化させて、ピボット84を加速又は減速させるので、曲線軌跡でも使用することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができることは勿論である。
2 加減速式手摺駆動装置(手摺装置)、
4 加減速エスカレータ、6 円板形プーリ、
8 伸縮リンクチェーン、
82 伸縮リンク、83 軸、84 ピボット、
85 駆動ロッドピン、
86 駆動リンク、88 補助リンク、
90 端部撓みブッシュ、92 中央撓みブッシュ、
11 可撓性手摺ベルト走行案内フレーム、
10 可撓性手摺ベルト部材、
102 可撓性手摺平板部材、103 長穴、
104 櫛歯部材、
12 加減速装置、
121 第1軌跡チェーン走行レール、
122 第1軌跡チェーン、
122a,122b,122c スプロケット、
123 固定部材、
124 スキップレール、125 連結部材、
126 押し金具機構、128 第1押し金具、
129 連結軸、
130 スイングヨーク、131 スキップローラ、
132 第2押し金具、134 連結金具、
136 窪み、137,138 ピン、
139 下部ピン、
14 等速駆動装置、
142 低速チェーン駆動装置、
142a チェーン、142b 駆動金具、
142c,142d スプロケット、
144 高速チェーン駆動装置、
144a チェーン、144b 駆動金具、
144c,144d,144e,144f スプロケット、
L1,L2,L3,L4 ピボットの距離、
P1 第1低速チェーン駆動装置の駆動金具のピッチ、
P2 加減速装置の第1押し金具のピッチ、
P3 高速チェーン駆動装置の駆動金具のピッチ、
IN 乗込み口側、OUT 降り口側

Claims (5)

  1. 乗込み口側と降り口側にそれぞれ設けられ水平軸を中心に回転する1対の円板形プーリと、
    円板形プーリの間にエンドレスに掛けわたされた伸縮リンクチェーンと、
    伸縮リンクチェーンの外側に取付けられ、その走行方向に間隔が無段階に伸縮する複数の可撓性手摺ベルト部材と、を備え、
    伸縮リンクチェーンは、互いに直列に連結された複数の伸縮リンクからなり、各伸縮リンクは、長さ方向で自在に伸縮可能であり、かつそれぞれピボットを有しており、
    さらに、ピボットを加速又は減速する加減速装置を備え、
    加減速装置は、所定の第1軌跡に沿ってエンドレスに案内された第1軌跡チェーンと、末端が第1軌跡チェーンに揺動可能に取り付けられ外方に延びる棒状の第1押し金具とを有し、
    第1押し金具の先端は、ピボットに着脱可能に係合するようになっており、
    ピボットに対する第1押し金具の揺動角度の変化によりピボット間の距離を連続的に変化させて、ピボットを加速又は減速する、ことを特徴とする加減速式手摺駆動装置。
  2. 加減速装置は、第1押し金具に交差して設けられたスイングヨークと、
    スイングヨークを所定の第2軌跡に沿って案内するスキップレールと、
    末端が第1軌跡チェーンに揺動可能に取り付けられ第1押し金具と平行に揺動する第2押し金具と、
    第1押し金具の先端と第2押し金具の先端とを連結し、ピボットが着脱可能に嵌る連結金具と、を備え、
    第1軌跡と第2軌跡との距離と位置関係の変化により第1押し金具の揺動角度を変化させる、ことを特徴とする請求項1に記載の加減速式手摺駆動装置。
  3. 伸縮リンクは、ピボットに中央が回転可能に連結された同一長さの駆動リンク及び補助リンクと、隣接する駆動リンクと補助リンクの端部を回転可能に連結する端部撓みブッシュとからなり、
    駆動リンクの中央はピボットと一体であり、上方に延び中央撓みブッシュを介して補助リンクに回転可能に連結する軸を有し、
    中央撓みブッシュ及び端部撓みブッシュは、ピボット間の距離の変化、又は円板形プーリの外周に沿って伸縮リンクが最も縮まった状態で円弧状に曲がる際に生じる駆動リンクと補助リンクの連結部の芯ズレを吸収する十分な撓み量を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の加減速式手摺駆動装置。
  4. 各可撓性手摺ベルト部材は、走行方向に直交して伸縮リンクチェーンの外側に取り付けられ走行方向に対する幅方向両端が下面にむけて湾曲している固定型の可撓性手摺平板部材と、
    走行方向に対して前後に張り出して延び中央が可撓性手摺平板部材の上面に幅方向に間隔を隔てて固定される複数の櫛歯部材とからなり、
    櫛歯部材は、隣接する複数の可撓性手摺平板部材が近接時に、重ならないように幅方向に互い違いに位置する、ことを特徴とする請求項1に記載の加減速式手摺駆動装置。
  5. 各ピボットを、低速又は高速で駆動する等速駆動装置を備え、
    ピボットは、階下から階上まで、進行方向の順で、第1低速部、加速部、高速部、減速部、第2低速部に区分される速度領域に連続してエンドレスに配列され、
    等速駆動装置は、各ピボットを第1低速部で所定の第1低速で駆動し、高速部で高速で駆動し、第2低速部で第2低速で駆動する、ことを特徴とする請求項1に記載の加減速式手摺駆動装置。
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