JP2006199454A - 中間高速エスカレータ手摺装置 - Google Patents

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Yukiomi Mizuno
幸臣 水野
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Abstract

【課題】中間部高速エスカレータを安全に利用できるようにするため速度可変に構成して手摺表面を伸び縮み可能な部材で覆ったものを得る。
【解決手段】踏段ステップの速度に手摺の速度を同期し可変にするため複数の手摺基部4,5を設け相互の間隔を可変にリンク6支持しガイドレール7と速度調整ガイドレール8で支持し前記ガイドレールの間隔を変化させリンクの角度を調整し速度を変える構成とした。また手摺基部相互の間はコイルスプリング5aで繋ぎ、手摺基部とコイルスプリングの外側は軟質材で覆つた。 これにより手摺はどこを握つても違和感がないようにできた。また手摺の反転部もガイドレールの曲面に合わせて軟質材とコイルスプリングにより滑らかに反転ができる。また手摺はパイプ状で握り易いので身体のバランスを崩したときにも握りから手が外れる惧れを少なくする効果もある。
【選択図】図5

Description

この発明はエスカレータの輸送効率を上げるため乗り込み部と降り部は一般のエスカレータと同じ速度にしてエスカレータの中間部は高速としたエスカレータに適用する移動手摺に関する技術である。
従来の中間加速マンコンベアに適用する手摺としてがあった。(例えば、特許文献1参照)その他にも可変速乗客コンベアの手摺としてがあった。(特許文献2参照)
特開平4−371483公報の図1から3図参照。 特開2003−34484公報の図1から10図参照。
これらは共に途中で手摺の速度を変化させるものであり前者は手摺移動手段としてリンクの節に手摺を付けて速度に応じて各手摺間の間隔が離れたり近ずいたりしてその間は伸縮カバーで覆ったものである、しかし移動手摺部がリンクの節を軸に各首が振れて安定しない、また分割手摺間が凹んで分割手摺と蛇腹部とで手触が変化する、しかも手摺反転部でエスカレータ本体に手摺が入る口では、子供などのいたずらで凸凹があるため引き込まれる惧れがある。一方後者においては手摺の手触は改善されるが駆動のねじ棒がエンドレスでループ状にするには無理がある、またネジ棒を支える腕に手摺回転移動体が阻止され進めない、また駆動を伝える円錐部(コーン部)は手摺反転部での処置に無理がでるため、手摺が直線上での構成でしか成立しないと考えられる。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、パイプ状の手摺基部を複数に分割しリンクで連結し断面形状をパイプ状にして、相互をコイルスプリングにて連結しその外側を軟質材でパイプ状に覆つたものである。
手摺の断面形状をパイプ状にしたので握り易い手摺とすることができ手摺基部と手摺基部の間も内部にコイルスプリングがあるので手摺を握っても潰れることがなくしかも反転部も滑らかに遊動させることができる。また手摺基部は案内レールに対し2個のガイドローラによりレールに対し常に平行支持することで安定した動きとした。
実施の形態1.
図1はエスカレータの全体の側面図、図2は図1のA部(上端付近)の手摺を示す図、図3は上端付近の反転部の手摺を示す図、図4は傾斜部から上端付近の手摺を示す図、図5は手摺の断面図、図6は手摺の斜視詳細図、図7は手摺の側面図、図11のA図は図1のB部詳細で手摺駆動部を示す、図11のB図はA図の断面D−Dの図、図12は図11のA図の視C−Cの図である。図において、1は手摺、1aは手摺のカバー部、2はエスカレータのトラス、3はステップ駆動装置、4、5は手摺基部、4aは枠、4bは水平枠、4c、4dはガイドコロ、4eはガイド溝、5aはコイルスプリング、5dはピン、6はリンク、7は手摺ガイドレール、8はリンク間隔制御用ガイドレール、9はガイドレール取付金、9aは支え、10a、10bは欄干カバー、10cは欄干の溝、11は手摺駆動装置、11aはベルト用ローラ、11bは駆動モータ、11cから11eは歯車、11f、11gはチエーン、12はベルト、12aは枠である。
手摺基部4、5はそれぞれ複数に分割されリンク6で連結され、それぞれ水平枠4bの端にガイドコロ4cでレールに対し平行になるように支持されている。リンクの一端はガイドコロ4dによりリンク間隔制御用ガイドレール8にガイドされて手摺ガイドレール7とリンク間隔制御用ガイドレール8の間隔が広がると手摺基部相互の間隔が狭くなり手摺速度が低くなる。反対にガイドレール相互の間隔が小さくなるとリンク6は水平に近くなり手摺基部相互の間隔が遠ざかり手摺の速度は速くなる。
手摺基部相互の間はコイルスプリングで繋がれて、手摺基部とコイルスプリングの外側は軟質材で覆われているので手摺は何処を握っても感触に違和感はない。また手摺の反転部もガイドレールの曲面に合わせて軟質材とコイルスプリングにより滑らかに反転ができる。
手摺の駆動は図1のB部にある駆動装置11により、図11、12に示すように手摺の両側よりローラ11aに巻かれた軟質のゴムベルト12により挟まれ、駆動機11bの動力がチエーン11f、11gによりローラ11aを介して伝えられる。また手摺の欄干カバーの溝10cより手摺基部の枠が出ているが溝は手摺のカバー部で覆われているので手を引き込まれる惧れはない。
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
手摺基部をレールに対し平行になるように支持し安定を保つ、またガイドレール2本の間隔を換えることで手摺速度を制御でき。手摺基部相互の間はコイルスプリングで繋がれて、手摺基部とコイルスプリングの外側は軟質材で覆われているので手摺の感触はどこを握っても違和感がないものとできた。また手摺はパイプ状で握り易いので身体のバランスを崩したときにも握りから手が外れる惧れをなくす効果もでた。また手摺反転部もガイドレールの曲面に合わせて軟質材とコイルスプリングにより滑らかに反転ができるようになつた。また反転部でエスカレータ本体への入り口でも手摺の断面形状が一定なので、誤って引き込まれる惧れを低減させることができた。
実施の形態2.
図8は図5相当の手摺断面図、図9のA図は図6相当の図、図9のB図は手摺内部の斜視図、図10は図7相当の図である。図において、5b、5cは軟質チューブである。
実施の形態1では手摺の内部にコイルスプリングを用いたが 本例ではコイルスプリングの代わりに軟質チューブをそれぞれの手摺基部に付け相対するチューブは一回り径を小さくして嵌め合わせて相互が摺動できるように構成した、それ以外については前項の構成と同じである。
これにより前項と同じく手摺被覆がチューブにより潰れたり変形する惧れがなく手摺の速度を変化させることができ、しかも反転部も滑らかなに動かすことができる。
また手摺駆動は実施例では専用の駆動モータを用いたが、ステップ駆動装置の動力をチエーンと歯車で手摺駆動に取り出しても良いのは言うまでもない。
エスカレータの全体の側面図。 エスカレータの上端付近の手摺を示す図。 上端付近の反転部の手摺を示す図。 傾斜部から上端付近の手摺を示す図。 手摺の断面図。 手摺の斜視詳細図。 手摺の側面図。 図5相当の手摺断面図。 A図は図6相当の図、B図はA図の手摺内部の図。 図7相当の図。 A図は図1のB部の詳細で手摺駆動部を示す、B図はA図の断面D−Dの図。 図11のA図の視C−Cの図。
符号の説明
1 手摺
1a 手摺カバー部
2 エスカレータのトラス
3 ステップ駆動装置
4、5 手摺基部
4a 枠
4b 水平枠
4c、4d ガイドコロ
4e ガイド溝
5a コイルスプリング
5d ピン
6 リンク
7 手摺ガイドレール
8 リンク間隔制御用ガイドレール
9 ガイドレール取付金
9a 支え
10a、10b 欄干カバー
10c 欄干の溝
11 手摺駆動装置
11a ベルト用ローラ
11b 駆動モータ
11c〜11e 歯車
11f、11g チエーン
12 ベルト
12a 枠

Claims (8)

  1. 機枠の両側に立設された欄干にループを形成し高低を有する手摺ガイドレールと手摺リンク速度制御用ガイドレールと手摺基部水平保持用枠とリンクを備え、前記リンクはV字状に連結され、移動手段によりステップと同期して移動されることを特徴とする中間部高速エスカレータ手摺装置。
  2. 前記手摺は複数のパイプ状手摺基部とそれぞれ手摺基部を繋ぐコイルスプリングを備えその外部を軟質材で覆って手摺を構成したことを特徴とする1項記載の中間部高速エスカレータ手摺装置。
  3. 前記手摺は複数のパイプ状手摺基部とそれぞれ手摺基部を繋ぐ軟質材製パイプと1回り径の小さい軟質材製パイプを嵌め合わせて摺動可能に構成し、その外部を軟質材で覆って手摺を構成したことを特徴とする1項に記載の中間部高速エスカレータ手摺装置。
  4. 前記手摺は欄干溝部に手摺カバーを備えたことを特徴とする1から3項に記載の中間部高速エスカレータ手摺装置。
  5. 前記手摺を覆う軟質材は長手方向に収縮可能な高モジュラス弾性体で構成したことを特徴とする1から4項に記載の中間部高速エスカレータ手摺装置。
  6. 前記手摺を覆う軟質材は長手方向に収縮可能に繊維を立体織りした布を有したことを特徴とする1から5項何れかに記載の中間部高速エスカレータ手摺装置。
  7. 前記手摺を覆う軟質材の立体織りした布は多数の隙間が規則的に形成された互いに間隔をおいて積層配置されている網状の複数の平面からなる層と、隣接する上記平面層間を連結する多数の縦糸部を有したことを特徴とする1から6項に記載の中間部高速エスカレータ手摺装置。
  8. 前記手摺を覆う軟質材は長手方向に収縮可能に多数の連泡発泡空間を有していることを特徴とする1から7項に記載の中間部高速エスカレータ手摺装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010208713A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの移動手摺駆動装置
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